JP2001049680A - 台座リング - Google Patents

台座リング

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JP2001049680A
JP2001049680A JP11224110A JP22411099A JP2001049680A JP 2001049680 A JP2001049680 A JP 2001049680A JP 11224110 A JP11224110 A JP 11224110A JP 22411099 A JP22411099 A JP 22411099A JP 2001049680 A JP2001049680 A JP 2001049680A
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JP
Japan
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pedestal ring
ring
manhole
protection cover
cover
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Pending
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JP11224110A
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English (en)
Inventor
Tadashi Tanaka
正 田中
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、地盤沈下によって沈下しな
いマンホールの防護蓋用の台座リングを提供するもので
ある。 【解決手段】 マンホールの上方に、防護蓋11と共に
設けられる台座リング10であって、前記台座リング1
0の外周端部には外に張出した張出梁101が設けられ
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホールの防護
蓋用の台座リングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製の小型マンホール用鋳
鉄製からなるマンホールの防護蓋は、マンホール本体を
形成する縦管の立ち上がり部と分離した取付け構造とな
っている。軟弱地盤等で地盤沈下が発生する可能性が高
い地域では、縦管に被さった状態のマンホールの防護蓋
も同様に沈下する場合がある。
【0003】又、排水ますとして、実公昭63−234
98号公報では下水管の途中箇所に設ける合成樹脂製の
排水ますが記載されている。上記公報では、インバ−ト
本体の上向き開口部の内周面に、傾斜状の第一の係止用
突起が複数設けられ一方、該係止用突起に係合する傾斜
状の第二の係止用突起が、前記上向き開口部に嵌合する
増結リングもしくは蓋の外周面に複数設けられ、接着剤
を要することなく、固定が十分で、増結リングの浮き上
がりを防止すると共に、止水性を十分に確保することが
でき、ワンタッチで組み立てでき、施工性が良い排水ま
すになされている
【0004】又、特開平11−6166号公報では敷地
地表面の傾斜度合いにかかわらず、流入口と流出口とが
インバート部で連なる排水枡を、自在に所定勾配の敷地
面に設置することができるマンホールが記載されてい
る。上記公報では立ち上がり管の下端周縁部付近に、流
入口と流出口がインバート部で連なる排水枡が揺動自在
に取り付けられているので、敷地面積の地表面の傾斜度
合いにかかわりなく、平坦地におけると全く同じ組み立
て方法でマンホール部材を組み立てることができ、且
つ、地表面に露出するマンホール蓋体は、敷地面積の地
表面と面一になされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、何れの
公報も、マンホ−ルの防護蓋や排水ます蓋に掛かる積載
荷重はすべてマンホール本体を形成する縦管にて支持さ
れた構造となっている。縦管と縦管に接続された下水管
が地盤沈下すると、マンホ−ル防護蓋や排水ます蓋も一
体になって沈下すると言った問題があった。本発明は、
上記のこのような問題点に着眼してなされたものであ
り、その目的は、地盤沈下によって沈下しないマンホー
ルの防護蓋用の台座リングを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の台座リングは、
マンホールの上方に防護蓋と共に設けられる台座リング
であって、前記台座リングの外周端部に外に張出した張
出梁が設けられているものである。
【0007】
【作用】本発明の台座リングは、前記台座リングの外周
端部に外に張出した張出梁が設けられているので、前記
張出梁が原地盤に付着されて、マンホールの防護蓋の荷
重を地盤と一体で受けることにより、地盤沈下によるマ
ンホールの防護蓋の沈下を防止することができる。更
に、張出梁が外に延びているので、台座リング及びマン
ホールの防護蓋の傾斜を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の台座リングの取
付け状態を示す断面図、図2は、本発明のマンホールの
防護蓋を示す断面図、図3(イ)は、本発明の台座リン
グを示す平面図、図3(ロ)は、本発明の台座リングを
示す断面図、図4は、内蓋を示す断面図である。
【0009】本発明の台座リング10は、図1に示す様
に、マンホールを形成する縦管13の上方に設けられる
防護蓋11が短片の筒体からなる台座リング10を介し
て取り付けられている。
【0010】前記台座リング10の上面には防護蓋11
を係止できる溝102が設けられている。台座リング1
0の開口103に縦管13を挿入し、縦管13の上端は
内蓋12で塞がれている。前記台座リング10の外周端
部には外に張出した張出梁101が設けられ、該張出梁
101が地盤14に付着されて、防護蓋11に掛かる荷
重を受けるようになされているものである。
【0011】図2に示す様に、防護蓋11は鋳鉄製で形
成されて、筒状体からなる蓋本体111と蓋112から
形成されている。蓋本体111は両端を開口させた筒状
体からなっている。蓋本体111の上端に蓋112が被
せられ、蓋本体111の下端部は平滑な係止部114が
形成されて、台座リングの係止溝102に設置できるよ
うになされている。
【0012】蓋本体111と蓋112とは、蓋本体11
1の上部に設けられた蝶番113で連結され、蓋112
は開閉自在になされている。蓋112の上面は防護蓋1
1を施工後、設置地盤14の地表面と面一になるように
なされている。
【0013】図3(イ)、図3(ロ)に示す様に、台座
リング10は、厚みの薄い筒体のリング状になされ、上
面に防護蓋11の蓋本体111の下端部を係止できる係
止溝102が設けられている。係止溝102は、台座リ
ング10の上面を切り欠いて、溝外周が防護蓋11の蓋
本体111の係止部114が係止できるようになされて
いる。
【0014】蓋本体111の係止部114が均一に防護
蓋11の荷重を均等に台座リング10の係止溝102が
支持できるようになされている。台座リング10は合成
樹脂製で形成されている。台座リング10の外周端には
地盤14に付着できるように外側に張り出した張出梁1
01が設けられている。
【0015】張出梁101は、台座リング10の外周に
板材が片持ち状に取り付けられている。張出梁101は
外側に延びて、掘削された地盤より大きめになされ、強
度のある原地盤を跨ぐような長さになされている。張出
梁101の一端は台座リング10に側面より円芯方向に
嵌入されて、台座リング10に固定されている。
【0016】張出梁101の材質は、耐蝕性を有する物
質であれば特に限定されないが、合成樹脂製、金属製が
用いられる。張出梁101の断面形状と必要本数は、片
持ち梁になされているので、防護蓋11に負荷される積
載全荷重を受けられる曲げ強度の断面形状の大きさと必
要本数になされている。張出梁101の張り出す方向は
掘削地盤を避けて原地盤の向きに配設されている。
【0017】本実施例では4本の張出梁101を均等の
間隔にして、台座リング10に配設されて、原地盤に一
体となって付着できるようになされている。台座リング
10の内面の開口103は、マンホールを形成する縦管
13を挿入できる大きさになされている。マンホールを
形成する縦管13は、開口103に上端部を挿入され
て、端部を内蓋12で、塞がれている。
【0018】図4に示す様に、内蓋12が防護蓋11の
内部に設けられている。 内蓋12は円筒状になされ、
把手123が上部に設けられ、把手123を持って縦管
13に挿入して、縦管13の上部を塞ぐようになされて
いる。内蓋12の下面の設けられた突起片121が縦管
13の内周に挿入できる様になされている。内蓋12の
突起片121の外周になる係止面122に縦管13の上
端部が当接できるようになされている。内蓋12を設け
ることによってマンホール蓋11の開閉時に土砂のマン
ホール内への侵入が防止されている。
【0019】この様に、本発明の防護蓋用台座リング1
0は、前記台座リング10の上面には防護蓋11を係止
できる係止溝102が設けられ、台座リング10の内周
面は縦管13を挿入し、縦管13の上端は内蓋12が設
けられ、前記台座リング10の外周端部には外に張出し
た張出梁101が設けられ、該張出梁101が地盤14
に付着されて、防護蓋11の積載荷重を受けるようにな
されているので、防護蓋11の沈下を防止することがで
きる。又、張出梁101が外に延びているので、台座リ
ング10及び防護蓋11の傾斜を防止することができ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の台座リングは、前記台座リング
の外周端部に外に張出した張出梁が設けられているの
で、前記張出梁が原地盤に付着されて、マンホールの防
護蓋の荷重を地盤と一体で受けることにより、地盤沈下
によるマンホールの防護蓋の沈下を防止することができ
る。更に、張出梁が外に延びているので、台座リング及
びマンホールの防護蓋の傾斜を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防護蓋用台座リングの取付け状態を示
す断面図である。
【図2】本発明の防護蓋を示す断面図である。
【図3】図3(イ)は、本発明の台座リングを示す平面
図、図3(ロ)は、本発明の台座リングを示す断面図で
ある。
【図4】図4は、内蓋を示す断面図である。
【符号の説明】
10 台座リング 101 張出梁 102 係止溝 103 開口 11 防護蓋 111 蓋本体 112 蓋 113 蝶番 114 係止部 12 内蓋 121 突起片 122 係止部 123 把手 13 縦管 14 地盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの上方に防護蓋と共に設けら
    れる台座リングであって、 前記台座リングの外周端部に外に張出した張出梁が設け
    られていることを特徴とするマンホール防護蓋用の台座
    リング。
JP11224110A 1999-08-06 1999-08-06 台座リング Pending JP2001049680A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070935A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Hiroo Yamaguchi マンホールの突き出し及び浮上の防止構造
CN102409594A (zh) * 2011-09-16 2012-04-11 无锡市政设计研究院有限公司 碾压路面井周压实方法及压实用过渡井盖
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