JP2001048929A - 変性ポリブテン重合体及びそれを含むゴム組成物 - Google Patents

変性ポリブテン重合体及びそれを含むゴム組成物

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JP2001048929A
JP2001048929A JP23604199A JP23604199A JP2001048929A JP 2001048929 A JP2001048929 A JP 2001048929A JP 23604199 A JP23604199 A JP 23604199A JP 23604199 A JP23604199 A JP 23604199A JP 2001048929 A JP2001048929 A JP 2001048929A
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polybutene polymer
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atom
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JP23604199A
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Keisuke Chino
圭介 知野
Shuichi Onoi
秀一 尾ノ井
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソブチレンをモノマーとして含む変性ポリ
ブテン重合体及びそれを用いてゴム組成物の耐摩耗性を
実質的に低下させることなく、0℃及び60℃のtan
δのバランスを改良する。 【解決手段】 イソブチレン繰り返し単位を含んでな
り、(A)ハーフエステル構造、(B)アミド酸構造、
(C)オニウム塩構造及び(D)イミド構造からなる群
から選ばれた少なくとも一種の構造を分子主鎖内、分子
末端及び/又は分子側鎖に有する変性ポリブテン重合体
並びにそれを含むゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変性ポリブテン重合
体及びそれを含むゴム組成物に関し、更に詳しくはゴム
組成物に配合した場合にゴム組成物のtanδのバラン
スを改良し(即ち、0℃におけるtanδを増加させか
つ60℃におけるtanδを低下させ)、カーボンブラ
ックなどの補強剤の補強効果を向上せしめて耐摩耗性を
改良する変性ポリブテン重合体及びそれを含むゴム組成
物、特に空気入りタイヤのタイヤトレッド用として有用
なゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】イソブチレンをモノマーとして含む重合
体、特にブチルゴムは、広い温度領域でtanδが高い
ため高グリップ性能を呈し、特に0℃でのtanδが高
いため、ウェット制動性が向上すると期待される。しか
しながら、イソブチレンをモノマーとして含む重合体は
分子中に含まれる二重結合が少ないため、カーボンブラ
ックによる補強性が十分でなく、耐摩耗性に劣るという
問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、前
述の従来のブチルゴムなどのイソブチレンをモノマーと
して含む重合体の問題点を排除して、耐摩耗性を実質的
に低下させることなく、0℃でのtanδが高く(即ち
ウェット制動性に優れる)、かつ60℃でのtanδが
低い(即ち低燃費性に優れる)、tanδのバランスに
優れたゴム組成物に配合するのに有用な変性ポリブテン
重合体及びそれを含むゴム組成物を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に従えばイソブチ
レン繰り返し単位を含んでなり、(A)ハーフエステル
構造、(B)アミド酸構造、(C)オニウム塩構造及び
(D)イミド構造からなる群から選ばれた少なくとも一
種の構造を分子主鎖内、分子末端及び/又は分子側鎖に
有する変性ポリブテン重合体が提供される。
【0005】本発明に従えば、また上記変性ポリブテン
重合体を配合したゴム組成物が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に従えば、前述の如く、イ
ソブチレン繰り返し単位を含んでなり、(A)ハーフエ
ステル構造、(B)アミド酸構造、(C)オニウム塩構
造及び(D)イミド構造からなる群から選ばれた少なく
とも一種の構造を分子主鎖内、分子末端及び/又は分子
側鎖に有する変性ポリブテン重合体によって、耐摩耗性
を実質的に低下させることなく、0℃でのtanδを増
加させると共に、60℃でのtanδを低下させること
ができる。
【0007】本発明によればイソブチレン繰り返し単位
を有する重合体の分子内に(即ち、分子主鎖内、分子末
端及び/又は分子側鎖に)、好ましくは分子末端に、ハ
ーフエステル構造(A)、アミド酸構造(B)、オニウ
ム塩構造(C)及び/又はイミド構造(D)を導入する
ことによって、前記目的を達成することができる。
【0008】前記ハーフエステル構造(A)(即ち、分
子内にエステル基及びカルボキシル基が同時に存在する
構造)は、例えば式(I):
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1 は酸素原子、窒素原子及び/
又はケイ素原子を含んでもよい炭素数1〜25の炭化水
素基、好ましくはステアリル基などの長鎖アルキル基で
ある)の構造を主成分とするものであり、これを分子内
に含む変性ポリブテン重合体をゴム組成物中に配合する
ことによって、補強剤との親和性を向上させると同時
に、水素結合による疑似架橋効果により補強性の向上が
見られ、粘弾性特性および耐摩耗性の改良効果があるこ
とを見出した。
【0011】また、前記アミド酸構造(B)(即ち、分
子内にアミド基及びカルボキシル基が同時に存在する構
造)は、例えば式(II):
【0012】
【化7】
【0013】(式中、R2 及びR3 は独立に酸素原子、
窒素原子及び/又はケイ素原子を含んでもよい炭素数1
〜25の炭化水素基又は水素原子であり、好ましくはス
テアリル基などの長鎖アルキル基である)の構造を主成
分とするものであり、これを分子内に含む変性ポリブテ
ン重合体をゴム組成物中に配合することによって、これ
も補強剤との親和性を向上させると同時に、水素結合に
よる疑似架橋効果により補強性の向上が見られ、粘弾性
特性および耐摩耗性の改良効果があることを見出した。
【0014】更に、前記オニウム塩構造(C)は、例え
ば式(III):
【0015】
【化8】
【0016】(式中、R4 及びR5 は独立に酸素原子、
窒素原子および/またはケイ素原子を含んでもよい炭素
数1〜25の炭化水素基又は水素原子であり、好ましく
はステアリル基などの長鎖アルキル基である)の構造を
主成分とするものであり、これを分子内に含む変性ポリ
ブテン重合体をゴム組成物中に配合することによって、
これも補強剤との親和性を向上させると同時に、水素結
合による疑似架橋効果により補強性の向上が見られ、粘
弾性特性および耐摩耗性の改良効果があることを見出し
た。
【0017】更に、前記イミド構造(D)は、例えば式
(IV):
【0018】
【化9】
【0019】(式中、R6 は酸素原子、窒素原子および
/またはケイ素原子を含んでもよい炭素数1〜25の炭
化水素基又は水素原子であり、好ましくはステアリル基
などの長鎖アルキル基である)の構造を主成分とするも
のであり、これを分子内に含む変性ポリブテン重合体を
ゴム組成物中に配合することによって、これも補強剤と
の親和性を向上させると同時に、水素結合による疑似架
橋効果により補強性の向上が見られ、粘弾性特性および
耐摩耗性の改良効果があることを見出した。
【0020】前記構造(A)〜(D)を分子内に有する
変性ポリブテン重合体はイソブチレンをモノマーとして
少なくとも1種有する重合体を基本とするものであり、
かかる重合体としては、例えばポリイソブチレン、ポリ
ブテン、ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、イソブチレン
・無水マレイン酸共重合体、イソブチレン・p−メチル
スチレン・p−ブロモメチルスチレン共重合体などをあ
げることができ、その分子量には特に限定はないが、一
般には重量平均分子量が1000〜100万であるのが
好ましい。本発明ではかかる基本重合体に以下の製造例
に示すように、適当な反応剤と反応させることによって
変性することができる。
【0021】本発明に従えば、(i)少なくとも1種の
ジエン系原料ゴム100重量部、(ii)少なくとも1種
の補強剤10重量部以上、好ましくは15〜100重量
部及び(iii)前記変性ポリブテン重合体の少なくとも一
種0.1〜80重量部、好ましくは1〜30重量部、更
に好ましくは3〜30重量部を含んでなるゴム組成物が
提供され、このゴム組成物は耐摩耗性を実質的に低下さ
せることなく、0℃でのtanδを増加させると共に、
60℃でのtanδを低下させることができる。ここで
補強剤の配合量が少な過ぎると補強剤と変性ポリブテン
のブリードを引きおこし、また、ゴム組成物自体の機械
物性が劣るので好ましくない。また変性ポリブテン重合
体の配合量が少な過ぎると所望の効果が得られないので
好ましくなく、逆に多過ぎると、混合性、ロール加工性
を悪化させたり、加硫ゴムにタックを残すので好ましく
ない。
【0022】本発明に従えば、更に、(i)少なくとも
1種のジエン系原料ゴム100重量部、(ii)少なくと
も1種の補強剤10重量部以上、、好ましくは15〜1
00重量部、(iii)前記変性ポリブテン重合体の少なく
とも一種0.1〜80重量部、好ましくは1〜30重量
部、更に好ましくは3〜30重量部並びに(iv)(a)
イソブチレン繰り返し単位を含んでなり、酸無水物基で
変性されたポリブテン重合体及び/又は(b)イソブチ
レン繰り返し単位を含んでなり、常温及び酸素存在下に
おいて安定に存在するニトロキシドラジカル、ヒドラジ
ルラジカル、アリロキシラジカル及びトリチルラジカル
からなる群から選ばれた少なくとも1種のフリーラジカ
ルを分子中に有する変性ポリブテン重合体0.1〜80
重量部、好ましくは1〜30重量部、更に好ましくは3
〜30重量部を含んでなるゴム組成物が提供される。こ
のゴム組成物も同様に、補強剤との親和性を向上させる
と同時に、補強性が向上し、粘弾性特性も良好である。
【0023】この組成物においても補強剤の配合量が少
な過ぎると変性ポリブテンのブリードを引きおこし、ま
た、ゴム組成物自体の機械物性が劣るので好ましくな
い。また変性ポリブテン重合体(iii)の配合量が少な過
ぎると所望の効果が得られないのでこのましくなく、逆
に多過ぎると、混合性、ロール加工性を悪化させたり、
加硫ゴムにタックを残すので好ましくない。更に変性ポ
リブテン重合体(iv)の配合量が少な過ぎると所望の効
果が得られないのでこのましくなく、逆に多過ぎると、
混合性、ロール加工性を悪化させたり、加硫ゴムにタッ
クを残すので好ましくない。
【0024】本発明において使用するイソブチレン繰り
返し単位を有する重合体の分子内に、好ましくは分子末
端に、常温及び酸素の存在下に安定に存在するニトロキ
シドラジカル、ヒドラジルラジカル、アリロキシラジカ
ル、トリチルラジカルを有する変性ポリブテン重合体
は、例えば以下の製造例にも示すように、イソブチレン
繰り返し単位を有する重合体と前記フリーラジカルを有
する化合物とを反応させることによって得ることができ
る。反応にあたっては、イソブチレン繰り返し単位を有
する重合体を所望の位置、例えば末端に前記フリーラジ
カル化合物と反応してフリーラジカルを結合せしめるよ
うな任意の反応性基で変性するのが好ましい。このよう
な反応性基としては例えばアルコキシシリル基、酸無水
物基、エステル基などがあげられ、これらは当業者であ
れば適宜想定し得るところである。また、反応条件も特
に限定はない。
【0025】前記酸無水物基で変性されたポリブテン重
合体としては、例えば式(V)〜(VIII):
【0026】
【化10】
【0027】の無水マレイン酸変性ポリブテンを主成分
とするものをあげることができる。
【0028】ここでポリブテンとは、ナフサ分解等によ
って得られるイソブチレン、1,2−ブテン、2,3−
ブテンなどを含むC4 炭化水素留分を三フッ化ホウ素又
は塩化アルミニウムなどの触媒の存在下に重合すること
によって得られる重合物であり、ポリブテン中の2重結
合を水素添加したものも使用できる。
【0029】式(V)〜(VIII)の無水マレイン酸ユニ
ットの導入は従前からの方法で、例えばEne反応によ
り、加熱攪拌条件下、末端のオレフィンと無水マレイン
酸とが反応し、ポリイソブチレンに導入することができ
る。このようにして得られた酸無水物変性ポリブテンは
配合により、無水マレイン酸ユニットが例えばカーボン
ブラック上の水酸基やカルボニル基等と反応し、カーボ
ンブラックと結合する。一方、イソブチレンユニットは
tanδバランス(および耐摩耗性)を向上させる。酸
無水物変性ポリブテンの配合量が少な過ぎると所望の効
果が得られないため好ましくなく、逆に多過ぎると混合
性やロール加工性を悪化させたり、加硫ゴムにタックが
残る問題がある。
【0030】本発明に係るゴム組成物に主成分として配
合される原料ゴムは従来から各種ゴム組成物に一般的に
配合されている任意のジエン系ゴム、例えば天然ゴム
(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、各種スチレン
−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、各種ポリブタジ
エンゴム(BR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)などのジエ
ン系ゴムを単独又は任意のブレンドとして使用すること
ができる。
【0031】本発明に係るゴム組成物には更に一般的な
補強剤が配合される。補強剤としては、例えばカーボン
ブラック、シリカなどがあげられ、ジエン系ゴム100
重量部に対し、補強剤として10重量部以上、好ましく
は15〜100重量部配合する。この配合量が少な過ぎ
るとゴム組成物として必要な補強性が得られないので好
ましくない。これらのポリイソブチレン系重合体はあら
かじめカーボンブラック、シリカなどの補強剤と反応
(バルク又は溶液)させた後に、ゴムに配合して用いる
こともできる。
【0032】本発明に従ったゴム組成物にシリカを配合
する場合には、従来の場合と同様に、例えば、シリカ配
合量に対して5〜30重量%のシランカップリング剤を
配合することができ、更に、この場合には、シラノール
縮合触媒をシランカップリング剤の配合量の0.05〜
50重量%配合することができる。本発明に係るシリカ
含有ゴム組成物に使用するシランカップリング剤として
は、従来からシリカ充填剤として併用される任意のシラ
ンカップリング剤とすることができる。
【0033】本発明に係るゴム組成物には、前記した必
須成分に加えて、加硫又は架橋剤、加硫又は架橋促進
剤、各種オイル、老化防止剤、可塑性剤などのタイヤ
用、その他一般ゴム用に一般的に配合されている各種添
加剤を配合することができ、かかる配合物は一般的な方
法で混練、加硫して組成物とし、加硫又は架橋するのに
使用することができる。これらの添加剤の配合量も本発
明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量とする
ことができる。
【0034】本発明に従ったゴム組成物はタイヤ以外に
ベルト、ホース、防振ゴム、ローラー、シートライニン
グ、ゴム引布、シール材、手袋、防舷材などにも使用す
ることができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を更
に説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例に限定す
るものでないことは言うまでもない。
【0036】以下の実施例および比較例の各例の配合に
用いた表に示す配合成分は、変性ポリブテン重合体を除
いて、以下の市販品を使用した。また物性測定方法も以
下に示す。
【0037】SBR:Nipol 1502(日本ゼオ
ン製) カーボンブラック:HAF ショウブラックN339
(昭和キャボット) シリカ:ニップシールAQ(日本シリカ工業製) シランカップリング剤:Si69(DEGUSSA製) 亜鉛華:銀嶺亜鉛華R(東邦亜鉛製) ステアリン酸:ビーズステアリン酸 桐(日本油脂製) 老化防止剤:N−フェニル−N′−(1,3−ジメチル
ブチル)−P−フェニレンジアミン 硫黄:油処理イオウ(軽井沢精錬所製) 加硫促進剤CZ:ノクセラーCZ−G(大内新興化学
製) 加流促進剤DPG:ノクセラーD(大内新興化学製) アロマオイル:デゾレックス3号(昭和シェル石油製)
【0038】tanδ(0℃):20Hz、10±2%伸
縮、サンプル幅5mmでの0℃tanδ tanδ(60℃):20Hz、10±2%伸縮、(サン
プル幅5mm)での60℃tanδ 耐摩耗性(指数):2連ランボーン試験(スリップ率2
5%、荷重5kg、時間4分、室温RT、K−80砥石使
用)。なお、結果は比較例の値を100として指数表示
した。数値が大きい程、耐摩耗性が良好であることを示
す。
【0039】実施例1〜4及び比較例1〜2 変性ポリブテンの合成 先ず、マレイン化ポリブテン(日本石油化学(株)製、
数平均分子量2,900、マレイン化率70%)76.
53g及びプロパノール1.11g(0.0185mol)
又はステアリルアルコール5.00g(0.0185mo
l)を80℃で12時間加熱攪拌して反応させ、プロピル
ハーフエステル型ポリブテン(POH−PIB)又はス
テアリルハーフエステル型ポリブテン(SOH−PI
B)を合成した(下記反応式参照)。反応生成物のIR
分析を行ったところ、1715cm-1のカルボニルの吸収
が、1738cm-1にシフトし、反応が進行していること
を確認した。
【0040】
【化11】
【0041】(式中、RはC3 7 (POH−PIB)
又はC1837(SOH−PIB)であり、PBTはポリ
ブテンを表す。)
【0042】サンプルの調製 表Iに示す配合(重量部)のうち、加硫促進剤と硫黄を
除く成分を1.8リットルの密封型ミキサーで3〜5分
間混練し、165±5℃に達したときに放出したマスタ
ーバッチに加硫促進剤と硫黄を8インチのオープンロー
ル混練し、ゴム組成物を得た。
【0043】次に、この組成物を15×15×0.2cm
の金型中で160℃で20分間プレス加硫して目的とす
る試験片(ゴムシート)を調製し、加硫物性50%モジ
ュラス、tanδ(0℃および60℃)および耐摩耗性
を評価した。結果は表Iに示す。
【0044】
【表1】
【0045】実施例5〜8及び比較例3〜4 変性ポリブテンの合成 マレイン化ポリブテン(日本石油化学(株)製、数平均
分子量2,900、マレイン化率70%)76.53
g、プロピルアミン1.153g(0.0195mol)又
はステアリルアミン5.256g(0.0195mol)を
80℃で、12時間加熱攪拌して、プロピルアミン型変
性ポリブテン(PNH−PIB)(下記反応式参照)又
はステアリルアミン型変性ポリブテン(SNH−PI
B)を合成した。反応生成物のIR分析を行ったとこ
ろ、1715cm-1のカルボニルの吸収が、1712cm-1
にシフトし、反応が進行していることを確認した。
【0046】
【化12】
【0047】(式中、RはC3 7 (PNH−PIB)
又はC1837(SNH−PIB)であり、PBTはポリ
ブテンを表す。)
【0048】サンプルの調製 表IIに示す配合(重量部)のうち、加硫促進剤と硫黄を
除く成分を1.8リットルの密封型ミキサーで3〜5分
間混練し、165±5℃に達したときに放出したマスタ
ーバッチに加硫促進剤と硫黄を8インチのオープンロー
ル混練し、ゴム組成物を得た。
【0049】次に、この組成物を15×15×0.2cm
の金型中で160℃で20分間プレス加硫して目的とす
る試験片(ゴムシート)を調製し、加硫物性50%モジ
ュラス、tanδ(0℃および60℃)および耐摩耗性
を評価した。結果は表IIに示す。
【0050】
【表2】
【0051】実施例9〜16及び比較例5〜6 変性ポリブテンの合成 (i)502g(0.3267mol)のマレイン化末端ポ
リブテン(日本石油化学(株)製、数平均分子量1,2
60、マレイン化率82%)と44.8g(0.326
7mol)とアミノ安息香酸との混合物を150℃で2時
間、120℃で5時間加熱攪拌した。NMRにより3pp
m 付近のマレイン環の吸収の消失を確認し、反応が進行
していることを確認した。さらにその生成物290.4
g(0.212mol)にプロピルアミン12.53g
(0.212mol)又はステアリルアミン57.14g
(0.212mol)を加え、120℃で5時間加熱攪拌し
てプロピルオニウム塩型変性ポリブテン(PAO−PI
B)(下記反応式参照)又はステアリルオニウム塩型変
性オリブテン(SAO−PIB)を合成した。NMRに
より8ppm 付近のカルボン酸の吸収と5ppm 付近のアミ
ンの吸収の消失を確認し反応が進行していることを確認
した。
【0052】
【化13】
【0053】(式中、RはC3 7 (PAO−PIB)
又はC1837(SAO−PIB)であり、PBTはポリ
ブテンを表す。)
【0054】(ii)マレイン化ポリブテン(日本石油化
学(株)製、数平均分子量2,900、マレイン化率7
0%)76.53g、プロピルアミン1.153g
(0.0195mol)、又はステアリルアミン5.256
g(0.0195mol)を80℃で、12時間加熱攪拌し
て合成した。反応生成物のIR分析を行ったところ、1
715cm-1のカルボニルの吸収が、1712cm-1にシフ
トし、反応が進行していることを確認した。さらにその
生成物を120℃で、5時間、減圧下加熱攪拌して脱水
脱泡して、プロピルイミド型変性ポリブテン(PAI−
PIB)(下記反応式参照)又はステアリルイミド型変
性ポリブテン(SAI−PIB)を合成した。IR分析
により、カルボニルの吸収が、1702cm-1にシフト
し、反応が進行していることを確認した。
【0055】
【化14】
【0056】(式中、RはC3 7 (PAI−PIB)
又はC1837(SAI−PIB)であり、PBTはポリ
ブテンを表す。)
【0057】サンプルの調製 表III に示す配合(重量部)のうち、加硫促進剤と硫黄
を除く成分を1.8リットルの密封型ミキサーで3〜5
分間混練し、165±5℃に達したときに放出したマス
ターバッチに加硫促進剤と硫黄を8インチのオープンロ
ール混練し、ゴム組成物を得た。
【0058】次に、この組成物を15×15×0.2cm
の金型中で160℃で20分間プレス加硫して目的とす
る試験片(ゴムシート)を調製し、加硫物性50%モジ
ュラス、tanδ(0℃および60℃)および耐摩耗性
を評価した。結果は表III に示す。
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】実施例17〜29及び比較例7〜8 変性ポリブテン重合体の合成 (i)マレイン化ポリブテン(マレイン化PIB) 日石化学ラボ合成品 (ii)TEMPO−PIB マレイン化ポリブテン(数平均分子量2,900、マレ
イン化率70%)100g及び4−ヒドロキシ−TEM
PO 4.81g(0.0243mol)を120℃で、1
2時間加熱攪拌して以下の反応によりMPIB−TEM
POを合成した。反応の確認はIRにより行い、171
5cm-1の酸無水物のカルボニルの吸収が開環によるエス
テル化で1738cm-1へシフトしたことを確認した。 (iii)SOH−PIB 実施例1〜4で合成の変性ポリブテン (iv)SAO−PIB 実施例9〜16で合成の変性ポリブテン (v)SNH−PIB 実施例5〜8で合成の変性ポリブテン (vi)SAI−PIB 実施例9〜16で合成のマレイン化ポリブテン
【0062】(vii)AS−PIB(アミノシラン−PI
B) マレイン化ポリブテン(数平均分子量2,900、マレ
イン化率70%、(日本石油化学製))100gおよび
3−アミノプロピルトリメトキシシラン(日本ユニカー
製のA1110)9.13g(0.0509mol)を80
℃で、12時間加熱攪拌して合成した。反応生成物のI
R分析を行ったところ、1715cm-1のカルボニルの吸
収が1738cm-1にシフトし、次の反応が進行している
ことを確認した。
【0063】サンプルの調製 表IVに示す配合(重量部)のうち、加硫促進剤と硫黄を
除く成分を1.8リットルの密封型ミキサーで3〜5分
間混練し、165±5℃に達したときに放出したマスタ
ーバッチに加硫促進剤と硫黄を8インチのオープンロー
ル混練し、ゴム組成物を得た。
【0064】次に、この組成物を15×15×0.2cm
の金型中で160℃で20分間プレス加硫して目的とす
る試験片(ゴムシート)を調製し、加硫物性50%モジ
ュラス、tanδ(0℃および60℃)および耐摩耗性
を評価した。結果は表IVに示す。
【0065】
【表5】
【0066】
【表6】
【0067】
【発明の効果】以上の通り、本発明に従えば、ジエン系
ゴムに酸無水物変性ポリブテン重合体を配合することに
より、tanδバランス(即ちタイヤトレッド材料とし
た際のタイヤのグリップ性能)が改良され、しかも耐摩
耗性も改良されるので、特に空気入りタイヤ用ゴム組成
物として有用である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 AC011 AC031 AC061 AC071 AC112 BB181 BB202 BB203 BB213 BB282 DA036 DJ016 FB096 FD016 GN01 4J100 AA04P AA05P AA06P AB04Q AB09R AK32Q AS03Q CA31 DA01 HA35 HA45 HC09 HC29 HC43 HC47 JA29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソブチレン繰り返し単位を含んでな
    り、(A)ハーフエステル構造、(B)アミド酸構造、
    (C)オニウム塩構造及び(D)イミド構造からなる群
    から選ばれた少なくとも一種の構造を分子主鎖内、分子
    末端及び/又は分子側鎖に有する変性ポリブテン重合
    体。
  2. 【請求項2】 前記ハーフエステル構造(A)が式
    (I): 【化1】 (式中、R1 は酸素原子、窒素原子および/またはケイ
    素原子を含んでもよい炭素数1〜25の炭化水素基であ
    る)の構造を主成分とするものである請求項1に記載の
    変性ポリブテン重合体。
  3. 【請求項3】 前記アミド酸構造(B)が式(II): 【化2】 (式中、R2 及びR3 は独立に酸素原子、窒素原子およ
    び/またはケイ素原子を含んでもよい炭素数1〜25の
    炭化水素基又は水素原子である)の構造を主成分とする
    ものである請求項1に記載の変性ポリブテン重合体。
  4. 【請求項4】 前記オニウム塩構造(C)が式(III): 【化3】 (式中、R4 及びR5 は独立に酸素原子、窒素原子およ
    び/またはケイ素原子を含んでもよい炭素数1〜25の
    炭化水素基又は水素原子である)の構造を主成分とする
    ものである請求項1に記載の変性ポリブテン重合体。
  5. 【請求項5】 前記イミド構造(D)が式(IV): 【化4】 (式中、R6 は酸素原子、窒素原子および/またはケイ
    素原子を含んでもよい炭素数1〜25の炭化水素基又は
    水素原子である)の構造を主成分とするものである請求
    項1に記載の変性ポリブテン重合体。
  6. 【請求項6】 (i)少なくとも1種のジエン系原料ゴ
    ム100重量部、(ii)少なくとも1種の補強剤10重
    量部以上及び(iii)前記請求項1〜5に記載の変性ポリ
    ブテン重合体の少なくとも一種0.1〜80重量部を含
    んでなるゴム組成物。
  7. 【請求項7】 (i)少なくとも1種のジエン系原料ゴ
    ム100重量部、(ii)少なくとも1種の補強剤20重
    量部以上、(iii)前記請求項1〜5に記載の変性ポリブ
    テン重合体の少なくとも一種0.1〜80重量部並びに
    (iv)(a)イソブチレン繰り返し単位を含んでなり、
    酸無水物基で変性されたポリブテン重合体及び/又は
    (b)イソブチレン繰り返し単位を含んでなり、常温及
    び酸素存在下において安定に存在するニトロキシドラジ
    カル、ヒドラジルラジカル、アリロキシラジカル及びト
    リチルラジカルからなる群から選ばれた少なくとも1種
    のフリーラジカルを分子中に有する変性ポリブテン重合
    体0.1〜80重量部を含んでなるゴム組成物。
  8. 【請求項8】 前記酸無水物基で変性されたポリブテン
    重合体が式(V)〜(VIII): 【化5】 の無水マレイン酸変性ポリブテンを主成分とするもので
    ある請求項7に記載のゴム組成物。
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