JP2001048108A - 製袋充填機における横シール装置 - Google Patents

製袋充填機における横シール装置

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JP2001048108A JP11217419A JP21741999A JP2001048108A JP 2001048108 A JP2001048108 A JP 2001048108A JP 11217419 A JP11217419 A JP 11217419A JP 21741999 A JP21741999 A JP 21741999A JP 2001048108 A JP2001048108 A JP 2001048108A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下流側に向けて移送される筒状フィルムに対
し前後2連に配置されたシール体により横方向のシール
をする際、シール位置がズレず良好な包装ができるよう
にする。 【解決手段】 下流側に向けて移送される筒状フィルム
Faに対して供給コンベヤ5から供給される被包装物W
1を第1シール体7の上流側に設けた物品検知センサS
0によって検知し、検知信号を制御装置10に出力す
る。制御装置10は、その検知信号を取り込んで得た第
1シール体7と第2シール体8の間における被包装物W
1の有無に関する情報に基づいて第2シール体8の作動
タイミングを変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製袋充填機にお
ける横シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製袋充填機の横シール装置として、密封
性が要求される被包装物を包装する場合等に対応して、
例えば特開平6−239319号公報に開示されている
ように、横シール機構にシール体を前後2連に配置し、
被包装物が供給された連続筒状フィルムを、第1シール
体でシールした位置に合わせて第2シール体で再度シー
ルするとともに、第2シール体に内装されたカッターに
より切断してピロー包装体を得る方式、あるいは、横シ
ール機構にシール体とカッターとを別々に前後の位置に
配置し、シール体によりシールされた位置に合わせて下
流側に設けられたカッターにより切断することでピロー
包装体を得る方式が採用されたものが知られている。そ
して、被包装物が供給された筒状フィルムは、上記の第
1シール体あるいはカッターの上流側のシール体によっ
て被包装物の高さ方向に絞り込まれて横シールがなされ
る。
【0003】すなわち、製袋充填機の横シール装置にお
けるシール体及びカッターは、筒状フィルムに供給され
た被包装物の前後位置においてシール,切断を行なうも
のであって、一包装長分のフィルムが移送される毎にシ
ール体あるいはカッターが噛合って所定のシール,切断
位置となるように、フィルムの移送速度に応じてシール
体あるいはカッターの噛み合いタイミングが決定されて
いる。
【0004】上述した横シール装置を有する製袋充填機
では、連続移送される筒状フィルムの一包装長分のフィ
ルム移送ピッチに応じて、供給コンベヤにより一包装単
位ずつの被包装物が所定間隔毎に供給されるようになっ
ており、例えば供給コンベヤによる物品供給に抜けがあ
った場合でも、運転を休止することなく包装を続けて、
被包装物が供給されずに発生した空袋については、包装
後の工程において、系外に排出するように処理されるこ
とが一般的に行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、供給コンベ
ヤから筒状フィルムへの物品供給が前記したように途切
れてしまったり欠落があったときには空袋が発生するこ
ととなり、第2シール体は常に上述した条件設定のもと
で作動制御されていることから、その際には第1シール
体でシールを行なった位置に対して第2シール体でのシ
ール位置が合致せず、空袋とその前後の物品充填済み包
装体との間のシール,切断位置に誤差が発生し、場合に
よっては商品化できない包装不良品が発生することとな
り、空袋の前後の物品充填済み包装体を不良包装品とし
て系外に排出せざるを得ない。このことは特に高さ寸法
が大きい被包装物に対して顕著である。
【0006】したがって、供給コンベヤより筒状フィル
ム中へ順次供給される物品が途切れたり、そのうちの幾
つかが欠落した場合であっても、第1シール体によるシ
ール位置に対して第2シール体、またはカッターによる
シール,切断位置がズレることがないようにしたいとの
要請がある。
【0007】また、上記した空袋の発生によりシール,
切断位置がズレる包装不良の他に、第1シール体の熱シ
ールによりフィルムが局部的に縮むことに起因する包装
不良がある。一般的に、シール体が有する加熱ヒータの
温度制御はシール面温度がほぼ安定する連続運転中を基
準に設定されているので、回転駆動されるシール体のシ
ール面温度は、放熱効果が異なる等の理由から包装機の
運転停止中のほうが連続運転中より高くなっている。す
なわち、運転開始の初期と、その後熱的に安定する定常
運転状態とではシール面温度が異なり、シール面温度が
異なるとフィルムの縮み率が変わるので第1シール体に
よるシール位置に対して第2シール体によるシール位置
がズレてしまう。つまり、運転開始直後の数袋から数十
袋分を包装する間、シール面温度の変化によりシール位
置のズレが発生して包装品の見栄えが悪くなるという問
題がある。したがって、第1シール体によるシール位置
に対する第2シール体またはカッターによるシール,切
断位置が、シール面の温度変化に起因して、ズレること
がないようにしたいとの要請がある。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、第1シール
体によるシール位置に対して第2シール体またはカッタ
ーによるシール,切断位置がズレず良好な包装ができる
ようにした横シール装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の技術課題は前記各
請求項に記載した構成の製袋充填機における横シール装
置により解決される。請求項1に記載の製袋充填機にお
ける横シール装置では、第一作動具によって一包装長分
ずつのピッチで横シールがされ、更に第二作動具によっ
て第一作動具での横シール位置に対応する位置に横シー
ル及び/又は切断がされる。その際、第二作動具の作動
タイミングは、センサの検知によって得られる被包装物
の有無に関わる情報に基づいて変更制御される。これに
より、空袋が発生しても、第二作動具によるシール位置
あるいは切断位置が、第一作動具によるシール位置に対
して正確に位置合わせされるため、包装不良率が大幅に
減少する。ここでいう第二作動具の作動タイミングは、
例えばシール体が噛み合ってシール,切断するタイミン
グである。
【0010】具体的な制御としては、第一作動具の作動
位置から第二作動具の作動位置までの間についての被包
装物の欠品量(例えば、1個だけ欠品、2個連続欠品,
その他)に応じて、第二作動具の作動タイミングを変更
するようにすれば良い。また、実機による実際の包装結
果に基づいて、被包装物の欠品量に応じた補正データを
得ておき、その補正データを欠品量毎の作動データとし
て記憶手段に記憶させて利用するようにすれば、さらに
正確な位置合わせが可能となる。
【0011】請求項2に記載の製袋充填機における横シ
ール装置では、第一作動具と第二作動具との間に存在す
る被包装物の欠品パターンに対応する補正制御データを
用いて第二作動具の作動タイミングを変更制御する。こ
れにより、第一作動具によるシール位置に対して第二作
動具のシール位置あるいは切断位置がより正確に位置合
わせされる。ここでいう欠品パターンとは、一定間隔で
移送されるべき被包装物に欠落があるか無いかを示すも
のであり、第一作動具により横シールがされて得られた
包装体について、被包装物が供給されて充填された部分
と、供給されずに空袋になった部分との順列組み合わせ
のパターンをいう。
【0012】請求項3に記載の製袋充填機における横シ
ール装置では、入力手段にて入力された補正値により補
正制御データを補正する。これにより、実際の稼働条件
にきめ細かく適合させた状態で第二作動具の作動タイミ
ングを変更制御することができる。
【0013】請求項4に記載の製袋充填機における横シ
ール装置では、サーボモータにより回転駆動されて所定
の作動領域内において包装体の横シール位置に対応する
位置を挟持するときの第二作動具の周速が該筒状フィル
ムの移送速度とほぼ同一に設定されており、この第二作
動具が作動領域を外れたときにサーボモータが変速する
ことで第二作動具の作動タイミングが変更制御される。
つまり、第二作動具の作動タイミングが変更制御された
場合においても、シール,切断する際の周速はほぼ一定
に維持されるので、品質の良いシールあるいは切断が担
保される。
【0014】請求項5に記載の製袋充填機における横シ
ール装置では、筒状フィルムに対して第一作動具の加熱
シール体によって横シールを行い、第一作動具の下流側
で第一作動具での横シール位置に対応する位置に横シー
ル及び/又は切断を行なう第二作動具の作動タイミング
が、運転開始から定常運転状態に至るまでの間に、所定
の変化率で変化するよう制御される。ここでいう定常運
転状態とは、第一作動具が熱的に安定して作動する運転
状態であって、加熱シール体によって加熱される筒状フ
ィルムの受熱量がシール部ごとにほぼ一定に維持される
状態をいう。
【0015】したがって、包装機の運転停止中のほうが
連続運転中より加熱シール体のシール面温度が高くなる
ことに起因して運転開始初期に発生する筒状フィルムの
シール部の縮み率の変化が第二作動具の作動タイミング
を制御することで補償され、第二作動具によるシール,
切断位置のズレを無くすことができる。具体的には、包
装機の停止時間が一定値(例えば数分)を超える場合
に、運転開始時に第二作動具の作動タイミングを遅らせ
るように補正しておき、徐々に正規のタイミングで作動
させるように制御する(比例的あるいは段階的に戻
す)。このときの補正量や、正規のタイミングに戻すま
での時間は、包装速度、フィルム特性、物品重量等に影
響されるので補正値を入力できるように入力手段を設け
ておくのが好ましい。また、加熱シール面の表面温度を
検出し、この温度変化に基づいて第二作動具の作動タイ
ミングを制御することも可能である。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る横シール
装置によれば、被包装物に対するシール位置がズレず良
好な包装ができるようになり、包装品質が向上するとい
う効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て図を参照しながら説明する。図1は横型製袋充填機1
の全体的な構成を略体的に示す構成説明図である。この
横型製袋充填機1は、フィルム供給源である供給ロール
2からフィルム送り手段を構成するフィルム繰出ローラ
3を介して引き出された帯状フィルムFを製袋手段4で
筒状に成形するとともに供給コンベヤ5で筒状フィルム
Fa中に被包装物W1を一定間隔で順次供給し、下流方
向に移送されるこの筒状フィルムFaの重合端縁部に対
し縦シール機構6により縦シールを施し、さらに、第1
シール体7で筒状フィルムFaの被包装物W1を挟む前
後位置に横シール(エンドシール)を施して連包状の包
装体W2を形成し、続いて、第1シール体7より下流側
に配設された第2シール体8で連包状の包装体W2のシ
ール位置に合わせて再度シールするとともに第2シール
体8に内装されたカッターにより切断して所要のピロー
包装体(製品)W3を連続的に製造するようにしたもの
である。図中の9はピロー包装体W3を排出するための
排出コンベヤである。なお、第1シール体7と第2シー
ル体8とで横シール装置の主要部が構成されており、こ
のうちの第1シール体7が本発明でいうところの第一作
動具、第2シール体8が第二作動具である。
【0018】上記の供給コンベヤ5には、同図に示すよ
うに、被包装物W1の後部を支持して搬送する多数の押
送部材5aが、例えば無端チェーンからなる無端索体に
一定間隔で取り付けられている。供給コンベヤ5は制御
装置10にて制御される供給コンベヤ駆動モータM1に
より駆動されるもので、駆動モータM1に付設されたエ
ンコーダE1から、供給コンベヤ5の移送位置及び移送
速度に対応したパルス信号が制御装置10に対し出力さ
れる。この供給コンベヤ5は、後述する入力手段11に
て設定される包装能力C(単位時間あたりの処理量)に
基づいた速度で駆動されるようになっていて、後述する
フィルム移送機構により一包装長分のフィルムが移送さ
れる毎に押送部材5aが1ピッチ分移動して筒状フィル
ムFa中に被包装物W1を供給する。なお、供給コンベ
ヤ5に取り付けられたそれぞれの押送部材5aは、同図
に示すように、製袋手段4により筒状に成形された筒状
フィルムFaに被包装物W1を受け渡す位置で下方向に
倒れた状態になって移動された後、再び供給コンベヤ5
の搬送面で上向きになって後続の各被包装物W1を支持
する。
【0019】前記製袋手段4により成形された筒状フィ
ルムFaは、一対のフィルム送りローラ6aにより、筒
状フィルムFaの長手方向端縁部が挟持されて下流側に
向けて移送されるとともに、このフィルム送りローラ6
aの下流側に隣接配置される一対の縦シールローラ6b
により、筒状フィルムFaにおける長手方向端縁部の重
合面に縦シールが施される。上記のフィルム送りローラ
6aとフィルム繰出ローラ3とでフィルム移送機構が構
成されている。
【0020】前記フィルム繰出ローラ3は、制御装置1
0に制御されるフィルム繰出サーボモータM2により駆
動されて帯状フィルムFを送り出すもので、サーボモー
タM2に付設されたエンコーダE2から、フィルム繰出
し量に対応したパルス信号が出力される。また、フィル
ム送りローラ6aと縦シールローラ6bは、制御装置1
0に制御されるフィルム移送(縦シールローラ駆動兼
用)サーボモータM3によって同期的に駆動されるもの
で、サーボモータM3に付設されたエンコーダE3か
ら、フィルム送り位置及び速度に対応したパルス信号が
出力される。
【0021】標準運転では、入力手段11のデータ入力
値、即ち〔「被包装物の包装に要するフィルム長さ(フ
ィルムカットピッチ)P」×「包装能力C」〕から求め
られるフィルム送り速度Vによる一定速度でフィルム繰
出ローラ3により帯状フィルムFが送り出されるようフ
ィルム繰出サーボモータM2が駆動制御されるようにな
っている。なお、フィルム繰出ローラ3から製袋手段4
を経て筒状に成形されたフィルムが弛みなく下流側に向
けて移送されるように、フィルム送りローラ6aと縦シ
ールローラ6bによるフィルム移送速度はフィルム繰出
ローラ3による帯状フィルムFの送り出し速度よりもわ
ずかに高速に設定されるようにフィルム移送サーボモー
タM3が駆動制御されるのが好ましい。
【0022】次に、横シール装置について説明する。第
1シール体7は、前述したように、筒状フィルムFaの
被包装物W1を挟む前後位置に横シールを施して連包状
の包装体W2を製造するものであり、制御装置10に制
御される第1シール体駆動サーボモータM4により回転
駆動される。そして、サーボモータM4に付設されたエ
ンコーダE4から、第1シール体7の回転駆動位置及び
駆動速度に対応したパルス信号が出力される。この第1
シール体7はそれぞれ軸回りに回転する一対のシール部
材7a,7bからなり、加熱シール体であるシール部材
7a,7bが所定の回転角位置で噛合うことで筒状フィ
ルムFaに横シールが施されるようになっている。
【0023】第1シール体7の下流側に配設される第2
シール体8は、前述したように、第1シール体7により
シールされて得られた連包状の包装体W2が順次下流側
に移送されるのに伴い第1シール体7でシール位置に合
わせて再度シールするとともに切断して所要のピロー包
装体W3を得るものであり、制御装置10に制御される
第2シール体駆動サーボモータM5により回転駆動され
る。そして、サーボモータM5に付設されたエンコーダ
E5から、第2シール体8の回転駆動位置及び駆動速度
に対応したパルス信号が出力される。この第2シール体
8はそれぞれ軸回りに回転する一対のシール部材8a,
8bからなり、加熱シール体であるシール部材8a,8
bが所定のタイミングで噛合うことで前記連包状の包装
体W2に再度横シールを施すとともに、本例では内蔵す
るカッターの刃体18(図2参照)により切断する。
【0024】ここで、シール部材7a,7b,8a,8
bの基本構成について説明する。図2に示すように、支
軸部12a回りに回転可能に形成されて筒状フィルムF
aを横断する方向に延びるシール体基部12bに、外部
電源に接続されたカートリッジヒータ13と熱伝対14
とヒートパイプ15とが埋設されていて、先端のシール
面16の中央には深溝状のスリット17が全長にわたっ
て設けられている。そして、一対のシール部材7a,7
bあるいはシール部材8a,8bが所定の回転角位置ま
で回転し、先端のシール面16同士を噛み合わせて筒状
フィルムFaあるいは連包状の包装体W2を挟持したと
きの加熱押圧力でもってフィルムが局部的に軟化しある
いは融着して、平行な2条のシール部が形成される。第
2シール体8におけるシール部材8a,8bのうちの一
方には、スリット17の部分にカッターの刃体18が設
けられ、他方はその刃体18を受けるアンビルとなって
おり、連包状の包装体W2の所定の位置に対してシール
と切断が同時になされるようになっている。なお、この
刃体18は第1シール体7には設けられていない。
【0025】図1に示した物品検知センサS0は、供給
コンベヤ5で順次移送される被包装物W1を検知して検
知信号を出力するものであり、この検知信号が制御装置
10に取り込まれることで被包装物W1の有無が検出さ
れて、被包装物W1の欠落(欠品)状態が認識されるよ
うになっている。また、供給原点センサS1は、各押送
部材5aが倒れる位置、即ち、筒状フィルムFaへの被
包装物W1の受け渡し基準位置を通過するとき原点信号
を出力するものである。但し、標準運転前のセット運転
(供給コンベヤ駆動モータM1、フィルム移送サーボモ
ータM3、第1シール体駆動サーボモータM4及び第2
シール体駆動サーボモータM5の同期合わせのための運
転)で、供給原点センサS1からの原点信号が一度出力
されると、その原点信号が記憶されるため、それ以後の
供給原点センサS1からの原点信号は取り込まれない。
この供給原点センサS1からの原点信号と前記エンコー
ダE1からの信号とに基づいて各押送部材5aの現在位
置が認識される。また、第1シール体原点センサS2及
び第2シール体原点センサS3は、第1シール体7及び
第2シール体8が所定の回転角位置(例えば噛み合い位
置から180度回転した位置)にあるときを原点として
原点検知信号を出力するので、この原点検知信号と前記
エンコーダE4,E5からの信号とに基づいて、各シー
ル体の回転角位置(現在位置)が認識される。なお、上
記の原点検知信号は、供給原点センサS1の場合と同
様、標準運転前のセット運転で同期合わせをしたものが
記憶されて発信される。
【0026】上記の物品検知センサS0、各原点センサ
S1〜S3、及び前記エンコーダE1〜E5の出力信号
は制御装置10に入力され、各モータM1〜M5は制御
装置10により制御される。
【0027】上記の制御装置10は、マイクロコンピュ
ータを主体に構成されたもので、各種の設定データを記
憶する記憶手段10aと、演算手段10bとを有してお
り、さらに、例えばタッチパネル等の入力手段11が接
続されている。この制御装置10は、横型製袋充填機1
の制御系を構成する前記モータ等を、押送部材5aから
筒状フィルムFaに対する被包装物W1の受け渡しのタ
イミングを基準にして、かつ、各エンコーダE1〜E5
の出力パルス信号をカウントすることにより、各部が同
期して所定のタイミングで作動するようにフィードバッ
ク制御することができるようになっている。
【0028】以下、制御装置10による前記モータ等の
制御のうち、被包装物W1が連続的に次々と供給される
状態(以下、「連続供給状態」という)における制御に
ついて先ず全般的に説明し、その後、被包装物W1の供
給に欠落が生じたとき(以下、「欠品状態」という)に
おける制御について詳しく説明することにする。
【0029】(a)連続供給状態 入力手段11を介したデータ入力操作により、包装能力
Cと、被包装物の一包装に要するフィルム長さ(フィル
ムカットピッチ)Pとが設定されると、制御装置10
は、その包装能力Cに見合った一定速度で供給コンベヤ
駆動モータM1を駆動し、〔「フィルムカットピッチ
P」×「包装能力C」〕から求められるフィルム送り速
度Vで筒状フィルムFaが移送されるようにフィルム繰
出サーボモータM2とフィルム移送サーボモータM3と
を駆動制御する。
【0030】なお、印刷フィルムを使用する際には、フ
ィルム繰出ローラ3を介して引き出された帯状フィルム
Fに印刷された位置合わせマーク(レジマークともい
う)を検知する検知手段が備えられ、レジマークが通過
するタイミングによって第1シール体7のシール位置と
フィルム位置とが合致するようにフィルム移送サーボモ
ータM3の速度が微調整されるようになっている。これ
で、フィルムの伸びやスリップによる誤差が解消され
る。
【0031】そして、第1シール体7は、筒状フィルム
Faを挟んで横シールするときの周速が前述したフィル
ム送り速度Vと略同一速度となり、かつ、筒状フィルム
Faが1フィルムカットピッチP分移送される間に1回
転して次の横シールを行えるように回転速度が制御さ
れ、筒状フィルムFa中に供給された隣り合う被包装物
W1の中央位置でシール部材7a,7bが噛み合ってシ
ールを行えるようにその噛み合いタイミングが設定され
ている。このように第1シール体7の回転速度と回転位
置が制御されるように第1シール体駆動サーボモータM
4が駆動制御される。
【0032】こうして第1シール体7にて被包装物W1
を挟む前後位置に横シールがなされて連包状になった各
包装体W2は、次の式で与えられる包装体仕上り寸法X
(図3参照)となる。
【数1】 ここで、Hは被包装物W1の高さ、Bは被包装物W1の
長さ、Aは第1シール体7の片側のシール幅(図3参
照)、dは第1シール体7のスリット(シールしない逃
がし部分)幅の半分(図4参照)である。これらの項目
は、フィルムカットピッチP及び包装能力Cと同様に、
入力手段11から入力され、その入力データに基づいて
演算手段10bにより包装体仕上り寸法Xが算出され
る。
【0033】第1シール体7により筒状フィルムFaが
高さ方向に絞り込まれた結果、包装体W2の相互間隔
は、絞り込まれる前の筒状フィルムFa中の被包装物W
1の相互間隔より狭くなっている。したがって、第2シ
ール体8の作動タイミング(シール部材8a,8bの噛
み合いタイミング)は第1シール体7とは異なり、第1
シール体7との距離及び第1〜第2シール体間に存在す
る連包状の包装体W2の数とに応じて所定の作動タイミ
ングに設定される。
【0034】包装体W2は下流方向に移送される過程
で、第1シール体7による横シール位置に合わせて第2
シール体8によりシール,切断され所要のピロー包装体
(製品)W3が連続的に製造される。このピロー包装体
W3は排出コンベヤ9により排出される。
【0035】(b)欠品状態 供給コンベヤ5による被包装物W1の供給に欠落が生じ
て包装体W2が空袋となったときに、第2シール体8の
作動タイミングを調整しないまま運転を続けると、空袋
の長さ(すなわちフィルムカットピッチP)と充填袋の
長さ(すなわち包装体仕上り寸法X)との差が第2シー
ル体8によるシール及び切断位置のズレとなって現れる
ことになるので、これを避けねばならない。1個の被包
装物W1の有無につき生じる上記の長さの差、すなわち
補正量Yは〔Y=P−X〕で表され、筒状フィルムFa
あるいは包装体W2が距離Y移送されるに要する時間
が、その場合の第2シール体8の作動タイミングの変更
量になる。
【0036】(b−1)作動タイミング変更について
(その1) 第1シール体7と第2シール体8との間の距離がフィル
ムカットピッチPで割り切れ、図5に示すように、3フ
ィルムカットピッチ分離間している場合を例にとって、
第2シール体8の作動タイミングの変更量について説明
する。同図(イ)は、第1シール体7と第2シール体8
との間がすべて空袋となった状態を示し、今これを基準
にして補正量=0とする。
【0037】同図(ロ)は、包装機の次の1サイクル運
転後の状態を示し、後続の被包装物W1の供給された筒
状フィルムFaが到来して第1シール体7により次の横
シールが行われて第1シール体7と第2シール体8との
間には1個の充填袋と2個の空袋からなる連包状の包装
体W2が存在している状態となる。(イ)と比べると、
筒状フィルムFaは充填袋の前後位置において被包装物
W1の高さ方向の絞り込みを受けているので、第1シー
ル体7でのシール後に第2シール体8方向に存在する長
さが補正量Yだけ短くなっており、その分、第2シール
体8の次の作動タイミング(シール部材8a,8bの噛
み合いタイミング)を遅らせる必要があることがわか
る。
【0038】同図(ハ)は、包装機の次の1サイクル運
転後において、続けて被包装物W1の供給された筒状フ
ィルムFaが到来した状態を示している。第1シール体
7と第2シール体8との間に充填袋が2個と1個の空袋
からなる連包状の包装体W2が存在しており、(イ)に
対する補正量(長さの差)は2Yである。直前の(ロ)
に対しては、1袋分の絞り込みが加算されるので第2シ
ール体8の次の作動タイミングを補正量の差〔2Y−
Y〕分遅らせる必要がある。
【0039】同図(ニ)は、包装機の次の1サイクル運
転後において、被包装物W1の供給に欠落が生じた筒状
フィルムFaが到来して空袋が発生し、第1シール体7
と第2シール体8との間の連包状の包装体W2は1個の
空袋と2個の充填袋となった状態を示しており、(イ)
に対する補正量(長さの差)は2Yである。なお、直前
の(ハ)に対しては連包状の包装体W2の空袋と充填袋
の割合が同一で補正量2Yが同じであるから第2シール
体8の次の作動タイミングを変更する必要はない。
【0040】同図(ホ)は、続けて空袋が発生した状態
を示しており、第1シール体7と第2シール体8との間
に存在する連包状の包装体W2は2個の空袋と1個の充
填袋となっている。(イ)に対する補正量(長さの差)
は前記(ロ)の場合同様にYであり、直前の(ニ)に対
しては、1袋分の絞り込みが減算されるので第2シール
体8の次の作動タイミングを補正量の差〔2Y−Y〕分
速める必要がある。
【0041】第1シール体7の作動位置から第2シール
体8の作動位置までの間について充填袋(包装体W2)
の欠品量(例えば、1個だけ欠品、2個連続欠品,その
他)に基づいて夫々第2シール体8の作動タイミングを
変更する方法の概要は上記の通りである。ただし、第1
シール体7と第2シール体8との間の距離がフィルムカ
ットピッチPで割り切れない場合を考えると、上記の算
出法をそのまま適用しては誤差が大きくなってしまうの
で、上記被包装物1つ当たりの補正量Yを半分ずつ、充
填袋の前後のシール位置に割り振って作動タイミングの
変更計算に用いるのが好ましい。次に、その概要を説明
する。
【0042】(b−2)作動タイミング変更について
(その2) 図6に示すように、第1シール体7と第2シール体8と
の間の距離が約2.5フィルムカットピッチ分離間して
いる場合(被包装物が図5のものより大きくなった場
合)を例にとって、第2シール体8の作動タイミングの
変更量について説明する。同図(イ)は、第1シール体
7と第2シール体8との間がすべて空袋となった状態を
示し、今これを基準にして補正量=0とする。
【0043】同図(ロ)は、包装機の次の1サイクル運
転後の状態を示し、被包装物W1の供給された筒状フィ
ルムFaが到来して第1シール体7により横シールされ
ることで第1シール体7と第2シール体8との間の連包
状の包装体W2は2個の空袋と充填袋の1/2個分が存
在する状態となる。筒状フィルムFaは被包装物W1の
前側位置において被包装物W1の高さ方向の絞り込みを
受けているので、(イ)と比べると、第1シール体7の
位置から第2シール体8方向に存在する連包状の包装体
W2の長さが補正量0.5Yだけ短くなっており、その
分、第2シール体8の次の作動タイミングを遅らせる必
要があることがわかる。
【0044】同図(ハ)は、包装機の次の1サイクル運
転後において、続けて被包装物W1の供給された筒状フ
ィルムFaが到来した状態を示し、第1シール体7と第
2シール体8との間の連包状の包装体W2は1個の空袋
と充填袋の1.5個分とが存在する状態となり、(イ)
に対する補正量(長さの差)は1.5Yである。直前の
(ロ)に対しては1袋分の絞り込みが加算されるので第
2シール体8の次の作動タイミングを補正量の差〔1.
5Y−0.5Y〕分遅らせる必要がある。
【0045】同図(ニ)は、包装機の次の1サイクル運
転後において、被包装物W1の供給が欠落した筒状フィ
ルムFaが到来し、第1シール体7と第2シール体8と
の間で1/2個分の空袋と充填袋2個との連包状の包装
体W2が存在する状態を示しており、(イ)に対する補
正量(長さの差)は2Yとなっている。直前の(ハ)に
対しては1/2袋分の絞り込みが加算されるので第2シ
ール体8の次の作動タイミングを補正量の差〔2Y−
1.5Y〕分遅らせる必要がある。
【0046】同図(ホ)は、包装機の次の1サイクル運
転後において、続けて被包装物W1の供給が欠落した筒
状フィルムFaが到来した状態を示しており、第1シー
ル体7と第2シール体8との間に存在する連包状の包装
体W2は1個の充填袋と1.5個分の空袋が存在するこ
とになる。したがって、(イ)に対する補正量(長さの
差)はYとなっている。直前の(ニ)に対しては第2シ
ール体8の作動タイミングを補正量の差〔2Y−Y〕分
速める必要がある。
【0047】次に、制御装置10の処理手順を説明す
る。一連のステップは、横シール装置によるシール動作
の1サイクルごとに逐次実行される。
【0048】(1)欠品検出ステップ 物品検知センサS0が検知した検知信号は制御装置10
に取り込まれて被包装物W1の有無(欠品の有無)が検
出され、それに基づく二値データ(有無情報)がマイク
ロコンピュータの演算手段10bが有するシフトレジス
タSRへ渡される。
【0049】(2)データ処理ステップ 図8はシフトレジスタSRの概念図である。このシフト
レジスタSRは、保持している複数個のデータ(有無情
報)のうちの一つ(図示右端のもの)が所定のタイミン
グで取り出されると、残りのデータを図示右方向にシフ
トし、空いた左端のスペースに新たなデータを格納す
る。すなわち、1包装長分のフィルム移送に相当する第
1シール体7の作動の1サイクルごとに、物品検知セン
サS0が検知した検知信号に基づく被包装物W1の有無
情報を順次格納するようになっており、シフトレジスタ
SRの右端には、第2シール体8の直前位置についての
被包装物W1の有無情報が格納される。
【0050】シフトレジスタSRが保持する被包装物W
1の有無情報の個数は、例えば本例のように物品検知セ
ンサS0が供給コンベヤ5における被包装物W1の有無
を検知する場合については、物品検知センサS0から第
2シール体8までの距離、すなわち、図7のL1、L
2、L3とフィルムカットピッチPとに基づき設定され
る。同図において、L1は物品検知センサS0から筒状
フィルムFaへの被包装物W1の受け渡し基準位置まで
の距離、L2は被包装物W1の受け渡し基準位置から第
1シール体7の作動位置までの距離、L3は第1シール
体7の作動位置から第2シール体8の作動位置までの距
離である。上記L1に対応する部分が供給部レジスタS
R1、L2に対応する部分がフィルム部レジスタSR
2、L3に対応する部分が横シール部レジスタSR3と
なっている。ただし、シフトレジスタSRは、各部毎の
レジスタSR1〜SR3に特に区分されていなくても良
く、少なくとも、横シール部レジスタとして設定される
べきレジスタ数に対応するレジスタ情報について包装機
の1サイクル毎にシフトして得られる現在と次のサイク
ルにおける被包装物の有無情報とが比較できるようにな
っていれば良い。
【0051】図5及び図6に示した前述の例でいうと、
横シール部レジスタSR3としての必要レジスタ個数N
は、〔L3/P〕(ただし、剰余は切り上げる)として
設定される。
【0052】(3)第2シール体の作動タイミング変更
ステップ 横シール部レジスタSR3に格納された被包装物W1の
有無情報は、図5に対応する概念図9に示されるよう
に、第2シール体8の横シール作動1サイクルごとに変
化することになる。演算手段10bは、第2シール体8
がシール作動1サイクルを終えた時点で次のレジスタ情
報を取り出し、この横シール部レジスタ情報の1サイク
ル前と現在とで充填袋(包装体W2)の有/無を比較し
て〔「変化した個数」×「一包装長あたりの第2シール
体8の補正量」〕から算出した合計補正量を算出する。
この結果、制御装置10により、第2シール体8の次の
作動タイミング(シール部材8a,8bの噛み合いタイ
ミング)が変化するように第2シール体駆動サーボモー
タM5が変速制御される。
【0053】上記構成の横シール装置を備えることで、
上述したような空袋の発生に対応することができ、欠品
の有無、言い換えれば被包装物W1の有無によって、第
2シール体8の作動タイミングが変更制御されて、第1
シール体7と第2シール体8のシール位置のズレが防が
れる。なお、物品検知センサS0の配置は、第1シール
体7より上流側であればどこに設置しても良い。物品検
知センサS0の検知信号をマイクロコンピュータのシフ
トレジスタSRで処理することで、第1シール体7から
第2シール体8までの間における包装体W2の有無をリ
アルタイムに認識することができるからである。また、
同様の理由で、物品検知センサS0の配置は、物品検知
センサS0と第1シール体7との距離、すなわち、その
間に存在することになる被包装物W1の数量にも制約を
受けない。
【0054】次に、第2シール体8の作動タイミングを
変更制御する方法の、さらに好ましい別例を説明する。
この例は、第1シール体7から第2シール体8までの間
の欠品パターン(図10参照)に基づいて第2シール体
8の作動タイミングを変更制御するものである。すなわ
ち、前述の方法によれば、被包装物W1の有無検知によ
り第1シール体7から第2シール体8までの距離と、そ
の間の包装体W2の数に応じて演算式で求めた、いわば
理論値により第2シール体8の作動タイミング(シール
部材8a,8bの噛合いタイミング)を変更制御するよ
うになっているが、実際の稼動において、第1シール体
7から第2シール体8の間に存在する包装体W2の数
や、有無状況によっては理論値とは異なる制御が必要に
なる場合が考えられる。そのような揚合に対応できるよ
うに、被包装物W1の欠品パターンに応じた補正制御デ
ータを制御装置10の記憶手段に記憶しておき、第2シ
ール体8が1サイクル作動するごとに、第1シール体7
から第2シール体8の間に存在する充填袋と空袋の実際
の欠品パターンに対応する補正制御データを検索したう
えで、検索した補正制御データを用いて第2シール体8
の作動タイミングを変更制御するようにすれば、シール
位置あるいは切断位置がより正確に位置合わせされる。
この欠品パターンを図10のパターン1からパターン9
に例示した。
【0055】更に、入力手段11より入力した補正値で
上記の補正制御データを演算して補正制御データが求め
られるようにするなどして、実際の稼働状況に応じてき
め細かな補正制御データの補正を可能にすることが好ま
しい。
【0056】ところで、第2シール体8は、フィルムを
挟持してシールする際、見栄え良く仕上げるためには、
その周速がフィルムの移送速度と略同一速度となるよう
に制御されることが必要である。従って、第2シール体
8の作動タイミング(シール部材8a,8bの噛合いタ
イミング)に関して、第2シール体駆動サーボモータM
5で変速制御するのは、シール体の以下の領域、すなわ
ち、噛合い位置前後90度を除くシール体の回転領域中
(図11のα1)において行なわれるように設定するの
が単純で良く、被包装物W1との干渉を確実に避けられ
る。なお、被包装物の高さ寸法を勘案して得られる、図
11のα2で示される第2シール体8の回転角度範囲に
おいて、第2シール体駆動サーボモータM5を変速制御
することにしても良い。
【0057】少なくとも、第2シール体8が連包状の包
装体W2のシール位置を挟持し、あるいは切断する際の
第2シール体8の周速は筒状フィルムFaの移送速度と
ほぼ同一になるように設定され、それ以外の回転角範囲
においてサーボモータM5が変速して第2シール体8の
作動タイミングが変更制御されるようにすることで、第
2シール体8の噛合いタイミングを変更したときにも良
好なシール面が維持されるようになる。
【0058】次に、シーラの熱で筒状フィルムFaが局
部的に縮むことに起因する包装不良を防ぐ技術について
述べる。製袋充填機における横シール装置において、一
般的にシーラの温度(ヒータ温度)が正しく制御されて
いる場合は、シール面の温度は、包装機の運転停止中よ
り連続運転中のほうが低い。横シール装置の作動時に
は、加熱シール体(シールバー)が回転またはボックス
モーション作動して空冷されることに加え、フィルムが
一包装長分移送される毎のタイミングで一対の加熱シー
ル体がフィルムを挟持して横シールが行われ、フィルム
を挟持する際に加熱シール体のシール面はフィルムに定
常的に熱を奪われることとなり、加熱シール体のヒータ
温度の制御は、連続運転時を基準に設定されているの
で、一般的に採用されている図2に示した構造の加熱シ
ール体によれば、そのシール面温度は、停止中の方が高
温に設定された状態となる。
【0059】従って、運転開始直後の数袋から数十袋
(主として包装速度に依存される)分を包装する間は、
シール面からの伝熱によるフィルムの縮み率が大きく、
上流側の加熱シール体のシール位置に対して下流側に配
設されたシール体でのシール位置がズレてしまうという
不都合が起きる。図2に示した構成によるシール体の場
合、ヒータ温度とシール面温度とは温度検出手段である
熱電対の配設位置との関係で温度差が発生し、上記した
理由により同一の温度制御設定が行なわれている場合で
あっても、連続運転中と停止中とではシール面温度が、
例えば、図12の概念図に示すように異なった状態とな
る。同図は、ヒータからシール面に至る温度勾配が連続
運転中(直線R)と停止中(直線S)とで異なる例であ
り、運転中シール面温度P2は、回転時の空冷効果とフ
ィルムとの接触による温度低下が重なる結果、停止中シ
ール面温度P2’より低くなることを示している。図
中、P1は運転中ヒータ温度、P1’は停止中ヒータ温
度、Pは熱電対での設定温度である。
【0060】そこで、包装機の停止時間が一定値(例え
ば、数分)を超える場合に、運転開始時に下流側のシー
ル体の噛合い位置あるいは噛合いタイミングを補正し
て、上流側のシール体によるシール位置との位置ズレが
起きないようにし、シール面温度P2で熱的にほぼ安定
する定常運転状態に至るまでの間に徐々に正規の位置あ
るいはタイミングに戻すように下流側のシール体を制御
する(例えば、比例的に戻したり、段階的に戻す)。戻
す時間、すなわち補正期間は入力手段からの入力値、あ
るいは予め記憶手段に記憶させた値を用いる。入力手段
から入力された補正期間と包装能力Cとに基づいてその
補正期間内でシール体が作動するシール回数が求まるか
ら、実際のシール回数をカウンタでカウントすることに
よって容易に補正期間の終了時期を知ることができる。
なお、上記の補正量や、補正期間は、包装速度、フィル
ム特性、物品重量等に影響されるので入力手段から適宜
補正することができるようにしておくのが好ましい。
【0061】上記の発明は、前述した横型製袋充填機1
(図1参照)が備える横シール装置により実施される。
すなわち、入力手段11にて必要データを入力して第2
シール体8の作動タイミングに関する変更量を設定し、
その変更量に基づいて制御装置10が第2シール体駆動
サーボモータM5を駆動制御することで第2シール体8
の1サイクルごとの作動タイミング(シール部材8a,
8bの噛み合いタイミング)を所定の割合で徐々に変化
させ、あるいは段階的に変化させる。次に、横型製袋充
填機1の運転開始の初期段階における、制御装置10で
の横シール装置の作動タイミング変更処理手順の概要
を、図13に示すフローチャート図を参照して説明す
る。なお、第2シール体8の作動タイミングの標準値
(定常運転状態における設定値)は、別途入力の入力デ
ータにより設定されているものとする。
【0062】〔データ入力〕先ず、入力手段11を介し
て必要データを入力する(ステップS1)。基本的な入
力データは、第2シール体8の作動タイミングを標準値
から変更する最大変更量と、補正期間(作動タイミング
を標準値に戻すまでの時間)である。変更量の設定デー
タとしては、筒状フィルムFaが熱シールにより縮む縮
み量についての数値データ(単位:mm)で設定するの
が操作者に客観的に受け入れられ易いので好ましいが、
必要に応じてシール体の回転角度に関する数値とか、作
動モータの制御パルスの数値データとかにしても構わな
い。補正期間の設定データとしては、包装する被包装物
の個数(すなわちシール回数)で設定するのがわかり易
い。このほか、時間(単位:分,秒)を入力することに
しても良い。なお、被包装物の種別を切り替えたり、材
質、厚さ等性状の異なるフィルムに取り替えたりする場
合に対応して、上記入力データを、被包装物やフィルム
の品種毎に、記憶手段10aに記憶させたものの中から
選択できるようにするのが好ましい。
【0063】〔初期作動タイミングと単位変更量の算
出〕次に、前記ステップS1で入力された最大変更量の
設定データを第2シール体8の作動タイミング変更量に
換算した換算値と、別途入力の入力データにより設定さ
れている作動タイミングの標準値とに基づいて第2シー
ル体8の初期作動タイミングの設定値を算出する。具体
的には、第2シール体8の作動タイミングを標準値から
上記換算値分遅くしたものを初期作動タイミングとす
る。また、上記換算値を、前記補正期間の設定データで
ある補正シール回数で除してシール作動1サイクル当た
りの単位変更量を算出する(ステップS2)。
【0064】〔シール回数のカウント〕ここでは、既に
設定されている作動タイミングで第2シール体8が1サ
イクル作動するよう第2シール体駆動サーボモータM5
を駆動制御する信号を発し、かつ、運転開始以降の第2
シール体8のシール回数をカウンタにてカウント(積
算)する(ステップS3)。
【0065】〔補正期間の判定〕ステップS4では、補
正期間内であるかどうかの判定をする。すなわち、前記
のステップS3でカウントしたシール回数が前記補正シ
ール回数を越えたかどうかを判定し、補正期間を越えた
と判断した場合は一連の処理を終え(作動タイミングと
しては標準値となっている)、越えていない場合は次の
ステップS5に処理を移す。
【0066】〔作動タイミングの変更〕ステップS5で
は、前記ステップS2で求めた単位変更量に対応して第
2シール体8の作動タイミングの設定を変更し、再びス
テップS3に戻る。本例では、毎回、作動タイミングを
単位変更量ずつ速くなるように設定し直して標準値に近
づけているが、作動タイミング変更量としては、必ずし
も、同じ割合で変更させなくても良く、適宜な変化率に
設定し得る。
【0067】ところで、この例では、図12に示すよう
に、横型製袋充填機1の停止時にはシール面の温度上昇
があり、包装再開時はフィルムの縮み率が大きく徐々に
通常の縮み率に移行していくことから、第2シール体8
の噛合いタイミングは、通常より遅く設定しておき、徐
々に通常のタイミングに戻すように変更する。これによ
り、例えば製袋充填機1の運転停止中より連続運転中の
ほうがシーラの表面温度(シール部材8a,8bのシー
ル面温度)が低くなることに起因するシール,切断位置
のズレが補償されるので、慣らし運転をすることなく運
転開始から品質の良い包装が可能になり、無駄がなくな
って生産効率が向上する。なお、この運転初期段階にお
けるシール面温度変化を補うことを目的とした制御は、
前述のシール位置合わせのための第2シール体8の作動
タイミングの変更制御と併せて実施することができる。
【0068】また、上記の例とは異なり、シール体のシ
ール面と加熱源または温度検出位置との間で温度差がそ
れほど発生しない構造の加熱シール体の場合であって
も、運転再開以降の所定時間は、フィルムに熱を奪われ
てシール面温度が低下し、通常のシール時のフィルム縮
み率は、連続運転時のそれよりも少ないものとなり、そ
の場合は、上記とは逆の補正制御が行なわれる。
【0069】なお、上述した実施形態は横型製袋充填機
1の場合であるが、縦型製袋充填機に本発明を適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】横型製袋充填機の全体的な構成を略体的に示し
た構成説明図である。
【図2】シール部材の基本構成について説明する図であ
る。
【図3】包装体仕上り形状と寸法を説明する図である。
【図4】シール体のシール面の寸法関係を説明する図で
ある。
【図5】空袋が存在する場合の補正量について概念的に
説明する図である。
【図6】空袋が存在する場合の補正量について概念的に
説明する図である。
【図7】物品検知センサの配置を説明する図である。
【図8】シフトレジスタのデータ読み込みを説明する概
念図である。
【図9】シフトレジスタのデータシフトを説明する概念
図である。
【図10】欠品パターンを説明する模式図である。
【図11】第2シール体の作動説明図である。
【図12】運転中と停止中とでシール面の温度が異なる
ことを説明する概念図である。
【図13】作動タイミング変更処理手順の概要を示すフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
1 横型製袋充填機 2 供給ロール 3 フィルム繰出ローラ 4 製袋手段 5 供給コンベヤ 6 縦シール機構 7 第1シール体 8 第2シール体 M4 第1シール体駆動サーボモータ M5 第2シール体駆動サーボモータ S0 物品検知センサ F 帯状フィルム Fa 筒状フィルム W1 被包装物 W2 包装体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月10日(1999.8.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】第1シール体7の下流側に配設される第2
シール体8は、前述したように、第1シール体7により
シールされて得られた連包状の包装体W2が順次下流側
に移送されるのに伴い第1シール体7でシール位置に
合わせて再度シールするとともに切断して所要のピロー
包装体W3を得るものであり、制御装置10に制御され
る第2シール体駆動サーボモータM5により回転駆動さ
れる。そして、サーボモータM5に付設されたエンコー
ダE5から、第2シール体8の回転駆動位置及び駆動速
度に対応したパルス信号が出力される。この第2シール
体8はそれぞれ軸回りに回転する一対のシール部材8
a,8bからなり、加熱シール体であるシール部材8
a,8bが所定のタイミングで噛合うことで前記連包状
の包装体W2に再度横シールを施すとともに、本例では
内蔵するカッターの刃体18(図2参照)により切断す
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65B 57/10 B65B 57/10 A 57/16 57/16 Fターム(参考) 3E050 AB02 CA01 DC02 DC08 DD04 DF02 FA02 FB02 FB07 GB06 GC07 HA02 HA04 HA10 HB06 HB09 3E075 AA05 BA42 CA02 DD13 DD45 DD47 DE25 GA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム供給源より引き出されて下流側
    に向けて移送される帯状フィルムを筒状に成形し、該筒
    状フィルムの重合端縁部に縦シールをするとともに、該
    筒状フィルム中に供給された被包装物を挟む前後位置に
    横シールをする製袋充填機における横シール装置であっ
    て、 一包装長分の筒状フィルムが移送される毎に該筒状フィ
    ルムに対し横シールをする第一作動具と、第一作動具の
    下流側に設けられ第一作動具により横シールがされて得
    られた包装体が下流側に所定距離移送されるタイミング
    で第一作動具での横シール位置に対応する位置に横シー
    ル及び/又は切断をする第二作動具と、第一作動具の上
    流側で被包装物を検知するセンサと、そのセンサの検知
    によって得られる被包装物の有無に関わる情報に基づい
    て第二作動具の作動タイミングを変更制御する制御装置
    と、を備えてなる製袋充填機における横シール装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、前記センサの検知に基
    づいて前記第一作動具と前記第二作動具との間における
    被包装物の欠品状態を表す欠品パターンを得たうえ、そ
    の欠品パターンに対応する補正制御データを用いて第二
    作動具の作動タイミングを変更制御することを特徴とす
    る請求項1記載の製袋充填機における横シール装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置には、前記補正制御データ
    に対する補正値を入力する入力手段が備えられている請
    求項2記載の製袋充填機における横シール装置。
  4. 【請求項4】 前記第二作動具はサーボモータにより回
    転駆動され所定の作動領域内において前記包装体の横シ
    ール位置に対応する位置を挟持してシール及び/又は切
    断する構成とされており、その作動領域内において該包
    装体の横シール位置に対応する位置を挟持するときの第
    二作動具の周速は該筒状フィルムの移送速度とほぼ同一
    になるように設定され、第二作動具が該作動領域を外れ
    たときに該サーボモータを変速制御することで第二作動
    具の作動タイミングが変更されるようにした請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の製袋充填機における横シ
    ール装置。
  5. 【請求項5】 フィルム供給源より引き出されて下流側
    に向けて移送される帯状フィルムを筒状に成形し、該筒
    状フィルムの重合端縁部に縦シールをするとともに、該
    筒状フィルム中に供給された被包装物を挟む前後位置に
    横シールをする製袋充填機における横シール装置におい
    て、 一包装長分の筒状フィルムが移送される毎に該筒状フィ
    ルムに対し横シールをする加熱シール体を有する第一作
    動具と、第一作動具の下流側に設けられ第一作動具によ
    り横シールがされて得られた包装体が下流側に所定距離
    移送されるタイミングで第一作動具での横シール位置に
    対応する位置に横シール及び/又は切断をする第二作動
    具と、運転開始から所定の定常運転状態に至るまでの
    間、第二作動具の作動タイミングを所定の変化率で変化
    させる制御装置と、を備えてなる製袋充填機における横
    シール装置。
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