JP2001044854A - 符号化支援装置、復号化支援装置、無線送信機および無線受信機 - Google Patents

符号化支援装置、復号化支援装置、無線送信機および無線受信機

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JP2001044854A
JP2001044854A JP11215290A JP21529099A JP2001044854A JP 2001044854 A JP2001044854 A JP 2001044854A JP 11215290 A JP11215290 A JP 11215290A JP 21529099 A JP21529099 A JP 21529099A JP 2001044854 A JP2001044854 A JP 2001044854A
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Masasato Fujii
正諭 藤井
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、符号化支援装置、復号化支援装
置、無線送信機および無線受信機に関し、構成が大幅に
変更されることなく、高速に、かつ確度高く符号化や復
号化が実現されることを目的とする。 【解決手段】 複数ビットからなる一定の語長に分割さ
れて与えられる語を順次保持する演算対象保持手段11
と、演算対象保持手段11に保持された語と、その語に
対して先行して施された演算の結果との内、後続してこ
の演算対象保持手段11に保持された語に対するこの演
算に適用されるべき引数を保持する引数保持手段12
と、演算対象保持手段11によって保持された語と引数
保持手段12によって保持された引数とに含まれる個々
のビットの論理値に応じて、これらの論理値の組み合わ
せに対する演算として定義された符号化を演算として行
う演算手段13とを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の語長に分割
された情報が与えられ、これらの情報の符号化と復号化
との支援をそれぞれ行う符号化支援装置および復号化支
援装置と、これらの符号化支援装置あるいは復号化支援
装置が備えられた端末装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムその他の無線伝
送系には、無線周波数の有効利用と高い伝送速度との実
現を目的として多様なディジタル変調方式が適用されて
いる。また、このような移動通信システムの送信端およ
び受信端では、移動局と無線基地局との間に形成された
無線伝送路の伝送特性が著しく劣化した状態における所
望の伝送品質の確保を目的として、この無線伝送路に適
応した符復号化、インタリーブその他の処理が行われて
いる。
【0003】図10は、移動局装置に搭載された符号化
部の構成例を示す図である。図において、送信バッファ
121の入力には、プロセッサ(図示されない。)の第
一の出力ポートが接続される。送信バッファ121の出
力はシフトレジスタ122の並列ロード端子に接続さ
れ、そのシフトレジスタ122のクロック端子CLに併
せて、送信バッファ121の読み出し制御端子Cおよび
カウンタ123の出力およびクロック入力CLには制御
部124の対応する入出力端子が接続される。カウンタ
123のリセット端子および制御部124の起動入力に
は上述したプロセッサの第二の出力ポートが接続され
る。シフトレジスタ122の直列出力はCRC演算部1
25の対応する入力に接続され、そのCRC演算部12
5の出力は畳み込み符号化部126およびインタリーバ
127を介して図示されない送信部の変調入力に接続さ
れる。CRC演算部125および畳み込み符号化部12
6の制御入力には、制御部124の対応する出力が接続
される。
【0004】CRC演算部125は、一方の入力がシフ
トレジスタ122の直列出力に直結され、かつ最終段と
して配置されたセレクタ128と、一方の入力がそのセ
レクタ128と共にシフトレジスタ122の直列出力に
直結された排他的論理和ゲート129と、その排他的論
理和ゲート129の出力に直列に接続されたフリップフ
ロップ(FF)130-1、130-2と、一方の入力がこ
のフリップフロップ130-1の入力と共に排他的論理和
ゲート129の出力に接続され、かつ他方の入力がフリ
ップフロップ130-2の出力に接続された排他的論理和
ゲート131と、入力が排他的論理和ゲート131の出
力に直結されると共に、出力が排他的論理和ゲート12
9およびセレクタ128の他方の入力に接続されたフリ
ップフロップ(FF)130-3とから構成される。
【0005】畳み込み符号化部126は、CRC演算部
128(セレクタ128)の出力に縦続接続されたフリ
ップフロップ(FF)131-1〜131-3と、フリップ
フロップ131-1、131-2の出力に個別に直結された
2つの入力を有する排他的論理和ゲート132-1と、フ
リップフロップ131-1、131-3の出力に個別に直結
された2つの入力を有する排他的論理和ゲート132-2
と、最終段として配置され、かつ2つの入力がそれぞれ
排他的論理和ゲート132-1、132-2の出力に直結さ
れたセレクタ133とから構成される。
【0006】このような構成の従来例では、送信バッフ
ァ121には、後述するCRC演算および畳み込み符号
化の対象となるべき伝送情報がプロセッサによってバイ
ト単位に分割されつつ一括して蓄積される。なお、以下
では、このようにしてプロセッサが送信バッファ121
に対して伝送情報を書き込む一連の処理については、単
に「ブロック転送処理」と称することとする。
【0007】さらに、送信バッファ121に対する全て
の伝送情報の書き込みが完了したときには、カウンタ1
23と制御部124とに、プロセッサによってリセット
信号が与えられる。カウンタ123は、そのリセット信
号が与えられると計数値を初期化し、かつ所定の周期で
計数を行うと共に、その計数の結果であるアドレスを順
次出力する。
【0008】制御部124は、このリセット信号が与え
られると、セレクタ128に後述する「部分伝送情報」
を選択すべきことを示す第一の選択信号を与え、かつセ
レクタ133を初期化する。また、制御部124は、カ
ウンタ123によって出力されるアドレスが更新(初期
化を含む。)される度に、送信バッファ121の記憶領
域の内、新たなアドレスに対応した記憶領域に蓄積され
ているバイト(以下、「部分伝送情報」という。)の読
み出しをこの送信バッファ121に指令する。さらに、
制御部124は、シフトレジスタ122にその部分伝送
情報をロードすることを要求すると共に、上述した周期
の八分の一に等しい周期のクロック信号をシフトレジス
タ122に与える。
【0009】シフトレジスタ122は、先行してロード
された部分伝送情報をこのクロック信号に同期してビッ
ト毎に順次に出力する。CRC演算部125では、セレ
クタ128は、上述した第一の選択信号が更新されない
限り、このようにしてシフトレジスタ122から直列に
出力される部分伝送情報を選択する。
【0010】さらに、このような期間には、排他的論理
和ゲート129、131およびフリップフロップ130
-1〜130-3は、 G(x)=x3+x2+1 の式で示される生成多項式G(x)で上述した部分伝送情
報の列を除算することによって、伝送情報に付加される
べきFCS(Flame Check Sequence)を生成する。
【0011】また、制御部124は、カウンタ123に
よって出力されたアドレスが所定の値に達したときに、
伝送情報の語長と上述した生成多項式G(x)との組み合
わせに適合したFCSの先頭のビットが得られる時点を
識別し、かつ上述した第一の選択信号を更新すると共
に、シフトレジスタ122の出力に得られる論理値を
「0」に固定する。
【0012】CRC演算部125では、セレクタ128
は、この第一の選択信号が更新されると、フリップフロ
ップ130-3を介して順次直列に得られるFCSを部分
伝送情報に代えて選択する。したがって、セレクタ12
8の出力には、伝送情報とその伝送情報の末尾に付加さ
れたFCSとからなるビット列が直列に得られる。
【0013】一方、畳み込み符号化部126では、セレ
クタ133は、制御部124によって初期化された時点
を基準として上述したビット列のビットレートの2倍の
周波数で排他的論理和ゲート132-1、132-2の出力
を交互に選択する。また、これらの排他的論理和ゲート
132-1、132-2およびフリップフロップ131-1〜
131-3は、そのビット列を1ビットずつ順次取り込ん
で所定の論理演算を行いつつセレクタ133と連係する
ことによって、符号化率「1/2」、拘束長「3」に基
づく畳み込み符号化処理を上述したビット列に施す。
【0014】インタリーバ127は、この畳み込み符号
化処理の下で畳み込み符号化部126によって生成され
た畳み込み符号を順次取り込み、かつ蓄積する。さら
に、インタリーバ127は、その蓄積された畳み込み符
号を所定の順序でビット毎に読み出すことによって、伝
送路で生じ得るバースト誤りに起因した伝送品質の劣化
の緩和に有効なインタリーブ処理をこの畳み込み符号に
施し、かつ送信系列を生成する。
【0015】すなわち、送信系列が生成されるためにビ
ット単位に直列に行われるべきCRC演算、畳み込み符
号化処理およびインタリーブ処理は、一般に、このよう
なビット単位の演算に適さない汎用のプロセッサが伝送
情報の情報源のみとして介在することによって、確実
に、かつ効率的に行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来例では、伝送情報の送信に先行して行われるべきCR
C演算が開始されるためには、プロセッサは、そのCR
C演算に先行して既述のブロック転送処理を行なわなけ
ればならない。
【0017】したがって、個々の伝送情報は、チャネル
制御の手順その他に基づいて送信されるべきことが識別
された時点から既述のCRC演算、畳み込み符号化演算
およびインタリーブ処理に要する時間に併せて、図11
(a)、(b) に網掛けを付して示すように、ブロック転送処
理の所要時間が経過した後でなければ、実際には送信さ
れなかった。
【0018】また、制御部124、カウンタ123およ
びシフトレジスタ133が連係することによって所望の
伝送情報が部分伝送情報毎に並−直列変換されるために
は、例えば、デュアルポートRAM、FIFO、レジス
タファイルのように、ハードウエアの規模が大きい送信
バッファ121が備えられなければならない。さらに、
送信バッファ121に対して蓄積が可能な情報の最大の
情報量は、送信されるべき伝送情報の最大の語長が大き
いほど大きな値となる。
【0019】したがって、送信バッファ121のハード
ウエアは、チャネル制御の手順、チャネル配置、ゾーン
構成その他の構成によっては、規模の面において、図1
0に示す符号化部のハードウエアの大半を占める可能性
があった。また、ブロック転送処理と、プロセッサが上
述したリセット信号を送出する処理とは、一般に、無線
伝送路に対して送信が行われるべきフレームやスロット
の周期とは非同期に行われる。
【0020】したがって、ブロック転送処理が開始され
た時点に後続する直近の送信時点までに、CRC演算、
畳み込み符号化処理およびインタリーブ処理が完了でき
ない場合には、所望の伝送情報の送信は、さらに後続す
る送信時点まで延期される。なお、送信バッファ12
1、シフトレジスタ122、カウンタ123および制御
部124の連係の下で既述の通りに行われる伝送情報の
並−直列変換は、技術的には、プロセッサが行う処理と
して実現が可能である。
【0021】しかし、プロセッサは、一般には、例え
ば、チャネル制御のように、実時間で所定の期間内に完
了すべき多くの処理を行わなければならない。したがっ
て、上述したCRC演算、畳み込み符号化処理およびイ
ンタリーブ処理は、このようなプロセッサの負荷の軽減
を目的として備えられた専用のハードウエアによって行
われなければならなかった。
【0022】さらに、シフトレジスタ122、カウンタ
123、制御部124、CRC演算部125、畳み込み
演算部126およびインタリーバ127の応答性が十分
に高い場合には、プロセッサによって順次与えられる部
分伝送情報が送信バッファ121を介することなくシフ
トレジスタ122に直接ロードされることによって、符
号化の効率化とハードウエアのサイズの低減とが可能で
ある。
【0023】しかし、プロセッサによって部分伝送情報
を与えられ得る最大の速度(例えば、16MHz)に対し
て確実な動作が実現されるためには、CRC演算部12
5はその速度の8倍の速度(128MHz)に応答し、か
つ畳み込み符号化部126およびインタリーバ127は
さらに2倍の速度(256MHz)に応答しなければなら
ない。
【0024】したがって、このような高い速度に対する
応答が可能である回路は、価格その他の制約によって実
現が阻まれ、その実現が可能であっても、大幅な消費電
力の増加が伴い、熱設計や実装技術にかかわる制約によ
って阻まれる。また、このような問題は、プロセッサに
よって行われる処理の内、ブロック転送処理とリセット
信号を出力する処理との優先度が高められ、あるいは部
分伝送情報が与えられる速度が所定の値以下に規制され
ることによって、解決が可能である。
【0025】しかし、このような対処がはかられた場合
には、プロセッサが行うべき処理の体型であるタスク
(プロセス)の構成だけではなく、これらのタスクの連
係の実現に供される手法(タスク間の同期、通信その
他)やその手法の組み合わせにも変更が伴うために、上
記の課題に何ら関係がない処理のタイミングも変化して
しまう。
【0026】本発明は、ハードウエアおよびソフトウエ
アの基本的な構成が大幅に変更されることなく、高速
に、かつ確度高く所望の符号化や復号化が実現される符
号化支援装置、復号化支援装置、無線送信機および無線
受信機を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1〜9に
記載の発明の原理ブロック図である。
【0028】請求項1に記載の発明は、複数ビットから
なる一定の語長に分割されて与えられる語を順次保持す
る演算対象保持手段11と、演算対象保持手段11に保
持された語と、その語に対して先行して施された演算の
結果との内、後続してこの演算対象保持手段11に保持
された語に対する演算に適用されるべき引数を保持する
引数保持手段12と、演算対象保持手段11によって保
持された語と引数保持手段12によって保持された引数
とに含まれる個々のビットの論理値に応じて、これらの
論理値の組み合わせに対する論理演算として定義された
符号化を演算として行う演算手段13とを備えたことを
特徴とする。
【0029】請求項2に記載の発明は、複数ビットから
なる一定の語長に分割されて与えられる語を順次保持す
る演算対象保持手段11と、演算対象保持手段11に保
持された語と、その語に対して先行して施された演算の
結果との内、後続してこの演算対象保持手段11に保持
された語に対する演算に適用されるべき引数を保持する
引数保持手段12と、演算対象保持手段11によって保
持された語と引数保持手段12によって保持された引数
とに含まれる個々のビットの論理値に応じて、これらの
論理値の組み合わせに対する論理演算として定義された
復号化を演算として行う演算手段21とを備えたことを
特徴とする。
【0030】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の符号化支援装置において、演算対象保持手段11に
は、語長の単位に分割された伝送情報が語として与えら
れ、演算手段13は、最上位の次数が語長以下である生
成多項式で伝送情報を除することを特徴とする。請求項
4に記載の発明は、請求項2に記載の復号化支援装置に
おいて、演算対象保持手段11には、語長の単位に分割
された受信系列が語として与えられ、演算手段21は、
最上位の次数が語長以下である生成多項式で受信系列を
除することを特徴とする。
【0031】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の符号化支援装置において、演算対象保持手段11に
は、語長の単位に分割された伝送情報が語として与えら
れ、演算手段13は、拘束長が語長未満である木符号化
方式に基づいて伝送情報を符号化することを特徴とす
る。請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の符号化
支援装置において、演算対象保持手段11には、整数N
の語に分割され、かつ最上位と最下位との双方あるいは
何れか一方に無効なビット列が付加されてなる伝送情報
が与えられ、演算手段13は、伝送情報の内、無効なビ
ットを演算対象として無効化することを特徴とする。
【0032】請求項7に記載の発明は、請求項3に記載
の符号化支援装置において、演算対象保持手段11に
は、整数Nの語に分割され、かつ最上位と最下位との双
方あるいは何れか一方に無効なビット列が付加されてな
る伝送情報が与えられ、演算手段13は、伝送情報とし
て与えられ、かつ無効なビットを含む語の内、有効なビ
ットを演算対象とすることを特徴とする。
【0033】請求項8に記載の発明は、請求項1、3、
5〜7の何れか1項に記載された符号化支援装置におい
て、演算手段13によって得られた演算の結果を語長が
一定の値である語の列に変換し、かつ所定の演算を行う
後続演算手段31にこれらの語を順次与える語長調整手
段32を備えたことを特徴とする。請求項9に記載の発
明は、請求項2または請求項4に記載の復号化支援装置
において、演算手段21によって得られた演算の結果を
語長が一定である語の列に変換し、所定の演算を行う後
続演算手段41にこれらの語を順次与える語長調整手段
42を備えたことを特徴とする。
【0034】図2は、請求項10に記載の発明の原理ブ
ロック図である。請求項10に記載の発明は、複数ビッ
トからなる一定の語長に分割されて与えられる語を順次
保持する演算対象保持手段11と、演算対象保持手段1
1に保持された語と、その語に対して先行して施された
演算の結果との内、後続してこの演算対象保持手段11
に保持された語に対する演算に適用されるべき引数を保
持する引数保持手段12と、演算対象保持手段11によ
って保持された語と引数保持手段12によって保持され
た引数とに含まれる個々のビットの論理値に応じて、こ
れらの論理値の組み合わせに対する論理演算として定義
された符号化を演算として行う演算手段13と、演算手
段13によって行われた演算の結果を無線伝送路に送信
する無線インタフェース手段51とを備えたことを特徴
とする。
【0035】図3は、請求項11に記載の発明の原理ブ
ロック図である。請求項11に記載の発明は、無線伝送
路を介して到来した無線周波信号を復調し、その無線周
波信号として与えられる伝送情報を複数ビットからなる
一定の語長の語に分割して出力する無線インタフェース
手段61と、無線インタフェース手段61によって出力
された語を順次保持する演算対象保持手段62と、演算
対象保持手段62に保持された語と、その語に対して先
行して施された演算の結果との内、後続してこの演算対
象保持手段62に保持された語に対する演算に適用され
るべき引数を保持する引数保持手段63と、演算対象保
持手段62によって保持された語と引数保持手段63に
よって保持された引数とに含まれる個々のビットの論理
値に応じて、これらの論理値の組み合わせに対する論理
演算として定義された復号化を演算として行う演算手段
64とを備えたことを特徴とする。
【0036】請求項1に記載の発明にかかわる符号化支
援装置では、演算対象保持手段11は、複数ビットから
なる一定の語長に分割されて与えられる語を順次保持す
る。引数保持手段12は、演算対象保持手段11に保持
された語と、その語に対して先行して施された演算の結
果との内、後続してこの演算対象保持手段11に保持さ
れた語に対する演算に適用されるべき引数を保持する。
【0037】演算手段13は、これらの保持された語と
引数とに含まれる個々のビットの論理値に応じて、論理
演算として定義された符号化を上述した演算として行
う。すなわち、このような演算は、既述の一定の語長毎
に順次与えられる個々の語に対して、組み合わせ回路と
して構成された演算手段13によって並列に一括して行
われる。
【0038】したがって、これらの語が順次与えられ得
る最小のインターバルに比べて、演算対象保持手段11
および演算手段13を介して引数保持手段12の出力に
至る伝搬所要時間の総和が小さく、あるいは大きい場合
であっても許容される程度に小さい限り、このインター
バルが変更されることなく、かつ上述した演算の開始に
先行して演算対象を予め蓄積する手段が備えられること
なく効率的に符号化が行われる。
【0039】請求項2に記載の発明にかかわる復号化支
援装置では、演算対象保持手段11は、複数ビットから
なる一定の語長に分割されて与えられる語を順次保持す
る。引数保持手段12は、演算対象保持手段11に保持
された語と、その語に対して先行して施された演算の結
果との内、後続してこの演算対象保持手段11に保持さ
れた語に対する演算に適用されるべき引数を保持する。
【0040】演算手段21は、これらの保持された語と
引数とに含まれる個々のビットの論理値に応じて、論理
演算として定義された復号化を上述した演算として行
う。すなわち、このような演算は、既述の一定の語長毎
に順次与えられる個々の語に対して、組み合わせ回路と
して構成される演算手段21によって並列に一括して行
われる。
【0041】したがって、これらの語が順次与えられ得
る最小のインターバルに比べて、演算対象保持手段11
および演算手段21を介して引数保持手段12の出力に
至る伝搬所要時間の総和が小さく、あるいは大きい場合
であっても許容される程度の小さい限り、このインター
バルが変更されることなく、かつ上述した演算の開始に
先行して演算対象を予め蓄積する手段が備えられること
なく、効率的に復号化が行われる。
【0042】請求項3に記載の発明にかかわる符号化支
援装置では、請求項1に記載の符号化支援装置におい
て、演算対象保持手段11には、語長の単位に分割され
た伝送情報が語として与えられる。演算手段13は、最
上位の次数がその語長以下である生成多項式でこの伝送
情報を除する。
【0043】このようにして伝送情報が生成多項式で除
されることによって得られた商および剰余は、一般に、
この生成多項式に適応した線形符号、あるいは代数的符
号に該当する。したがって、上述した伝送情報の符号化
は、既述の語長毎に並列に行われる演算として効率的に
達成される。
【0044】請求項4に記載の発明にかかわる復号化支
援装置では、請求項2に記載の復号化支援装置におい
て、演算対象保持手段11には、語長の単位に分割され
た受信系列が語として与えられる。
【0045】演算手段21は、最上位の次数がその語長
以下である生成多項式でこの受信系列を除する。このよ
うにして受信系列が生成多項式で除されることによって
得られた商および剰余は、一般に、この受信系列で示さ
れる伝送情報だけではなく、その伝送情報に含まれるビ
ット誤りの形態あるいは有無を意味する。
【0046】したがって、上述した受信系列の復号化
は、既述の語長毎に並列に行われる演算として効率的に
達成される。請求項5に記載の発明にかかわる符号化支
援装置では、請求項1に記載の符号化支援装置におい
て、演算対象保持手段11には語長の単位に分割された
伝送情報が語として与えられ、演算手段13は、所定の
木符号化方式に基づいてこの伝送情報を符号化する。
【0047】また、上述した木符号化方式には既述の語
長未満の拘束長が適用されるので、このような符号化
は、その語長単位に与えられ、かつ演算対象保持手段1
1に保持された個々の語に含まれるビットと、引数保持
手段12に先行して保持された引数との論理値の組み合
わせに対して並列に行われる論理演算として順次行われ
る。
【0048】したがって、伝送情報の木符号化は、既述
の語長毎に並列に行われる演算として効率的に達成され
る。請求項6に記載の発明にかかわる符号化支援装置で
は、請求項3に記載の符号化支援装置において、演算対
象保持手段11には、整数Nの語に分割され、かつ最上
位と最下位との双方あるいは何れか一方に無効なビット
列が付加されてなる伝送情報が与えられる。
【0049】演算手段13は、その伝送情報の内、上述
した無効なビットを演算対象として無効化する。すなわ
ち、伝送情報にパックされた無効なビットは、演算手段
13に組み込まれ、かつ所定の論理演算を行う組み合わ
せ回路の基本的な構成が変更されることなく上述した演
算対象から除外される。
【0050】したがって、このような無効なビットの論
理値の如何にかかわらず、確実に符号化が行われる。請
求項7に記載の発明にかかわる符号化支援装置では、請
求項3に記載の符号化支援装置において、演算対象保持
手段11には、整数Nの語に分割され、かつ最上位と最
下位との双方あるいは何れか一方に無効なビット列が付
加されてなる伝送情報が与えられる。
【0051】演算手段13は、この伝送情報として与え
られ、かつ上述した無効なビット列を含む語の内、有効
なビットを演算対象とする。すなわち、演算手段13に
組み込まれた組み合わせ回路には、上述した有効なビッ
トのみが演算対象として与えられる。したがって、伝送
情報に何らかの無効なビットがパックされ得る語と、そ
の語にこの無効なビットが含まれる位置とが既知である
限り、かつ確実に符号化が行われる。
【0052】請求項8に記載の発明にかかわる符号化支
援装置では、請求項1、3、5〜7の何れか1項に記載
の符号化支援装置において、語長調整手段32は、演算
手段13によって得られた演算の結果を語長が一定であ
る語の列に変換し、所定の演算を行う後続演算手段31
にこれらの語を順次与える。すなわち、演算手段13に
よって与えられた演算の結果と、この演算の結果に対し
て後続演算手段31によって並列に所定の演算が行われ
るべき演算対象との語長の相違は、語長調整手段32に
よって自立的に吸収される。
【0053】したがって、演算手段13の後段に上述し
た後続演算手段31が配置された場合であっても、演算
対象保持手段11を介してその演算手段13に一定の語
長の語を順次与える手段の負荷が増加することなく、こ
れらの演算手段13および後続演算手段31の連係によ
って効率的に符号化が行われる。請求項9に記載の発明
にかかわる復号化支援装置では、請求項2または請求項
4に記載の復号化支援装置において、語長調整手段42
は、演算手段21によって得られた演算結果を語長が一
定である語の列に変換し、所定の演算を行う後続演算手
段41にこれらの語を順次与える。
【0054】すなわち、演算手段21によって与えられ
た演算の結果と、この演算の結果に対して後続演算手段
41によって並列に所定の演算が行われるべき演算対象
との語長の相違は、語長調整手段42によって自立的に
吸収される。したがって、演算手段21の後段に上述し
た後続演算手段41が配置された場合であっても、演算
対象保持手段11を介してその演算手段21に一定の語
長の語を順次与える手段の負荷が増加することなく、こ
れらの演算手段21および後続演算手段41の連係によ
って効率的に復号化が行われる。
【0055】請求項10に記載の発明にかかわる無線送
信機では、演算対象保持手段11は、複数ビットからな
る一定の語長に分割されて与えられる語を順次保持す
る。引く保持手段12は、演算対象保持手段11に保持
された語と、その語に対して先行して施された演算の結
果との内、後続してこの演算対象保持手段11に保持さ
れた語に対する演算に適用されるべき引数を保持する。
演算手段13は、演算対象保持手段11によって保持さ
れた語と引数保持手段12によって保持された引数とに
含まれる個々のビットの論理値に応じて、これらの論理
値の組み合わせに対する論理演算として定義された符号
化を演算として行う。無線インタフェース手段51は、
その演算の結果を無線伝送路に送信する。
【0056】すなわち、上述した語の列として与えられ
る伝送情報は、演算手段13によって効率的に符号化さ
れ、かつ無線インタフェース手段51を介して無線伝送
路に送信される。
【0057】したがって、この伝送情報の符号化に要す
る時間が長いことに起因するその伝送情報の送信の遅延
が緩和され、かつ無線伝送路の伝送効率および利用効率
が高められる。請求項11に記載の発明にかかわる無線
受信器では、無線インタフェース手段61は、無線伝送
路を介して到来した無線周波信号を復調し、その無線周
波信号として与えられる伝送情報を複数ビットからなる
一定の語長の語に分割して出力する。演算対象保持手段
62は、無線インタフェース手段61によって出力され
た語を順次保持する。引数保持手段63は、演算対象保
持手段62に保持された語と、その語に対して先行して
施された演算の結果との内、後続してこの演算対象保持
手段62に保持された語に対する演算に適用されるべき
引数を保持する。演算手段64は、演算対象保持手段6
2によって保持された語と引数保持手段63によって保
持された引数とに含まれる個々のビットの論理値に応じ
て、これらの論理値の組み合わせに対する論理演算とし
て定義された復号化を演算として行う。
【0058】すなわち、無線伝送路を介して受信された
伝送情報は、無線インタフェース手段61、演算対象保
持手段62、引数保持手段63および演算手段64の連
係の下で効率的に復号化される。したがって、この伝送
情報の復号化に要する時間が長いことに起因する伝送遅
延が緩和され、かつ無線伝送路の伝送効率および利用効
率が高められる。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。図4は、請求項1〜9
に記載の発明に対応した実施形態を示す図である。本実
施形態と図10に示す従来例との構成の相違点は、送信
バッファ121、シフトレジスタ122、カウンタ12
3および制御部124が備えられず、CRC演算部12
5に代えてCRC演算支援部70が備えられ、畳み込み
符号化部126に代えて符号化支援部71が備えられ、
インタリーバ127に代えてインタリーバ72が備えら
れ、CRC演算支援部70の出力と符号化支援部71の
入力とが図示されないプロセッサの対応する入出力ポー
トに接続された点にある。
【0060】CRC演算支援部70は、上述したプロセ
ッサの第一の出力ポートに入力が接続されたバッファ7
4と、そのプロセッサの第二の出力ポートに入力が接続
され、かつ第一の出力がバッファ74の制御入力に直結
された読み出しクロック生成部75と、バッファ74が
有する8個の並列出力に入力がそれぞれ直結されたフリ
ップフロップ(FF)76-1〜76-8と、読み出しクロ
ック生成部75の第二の出力に入力が直結されたインバ
ータ77と、そのインバータ77の出力にリセット端子
が直結され、かつ読み出しクロック生成部75の第三の
出力にイネーブル端子が直結されると共に、最終段とし
て配置されたフリップフロップ(FF)78-0〜78-2
と、フリップフロップ76-1、76-4、76-6〜76-
8、78-1、78-2の出力に直結された7つの入力に併
せて、フリップフロップ78-0のロード端子に直結され
た出力を有する排他的論理和ゲート79-1と、フリップ
フロップ76-3、76-5〜76-7、78-0の出力に直結
された5つの入力に併せて、フリップフロップ78-1の
ロード端子に直結された出力を有する排他的論理和ゲー
ト79-2と、フリップフロップ76-1、76-2、76-
7、76-8、78-2の出力に直結された5つの入力に併
せて、フリップフロップ78-2のロード端子に直結され
た出力を有する排他的論理和ゲート79-3とから構成さ
れる符号化支援部71は、上述したプロセッサの第三の
出力ポートに入力が接続されたバッファ80と、そのプ
ロセッサの第四の出力ポートに入力が接続され、かつ一
方の出力がバッファ80の制御入力に直結されたクロッ
ク生成部81と、バッファ80が有する8個の並列出力
に入力がそれぞれ直結されたフリップフロップ(FF)
82-1〜82-8と、クロック生成部81の他方の出力に
入力が直結された遅延回路(D)83と、その遅延回路
83の出力にリセット端子が直結され、かつ入力がフリ
ップフロップ82-7、82-8の出力にそれぞれ接続され
たフリップフロップ(FF)84-0、84-1と、フリッ
プフロップ82-1、84-0の出力にそれぞれ直結された
2つの入力を有する排他的論理和ゲート85-1と、フリ
ップフロップ82-1、84-1の出力にそれぞれ直結され
た2つの入力を有する排他的論理和ゲート85-2と、フ
リップフロップ82-1、82-2の出力にそれぞれ直結さ
れた2つの入力を有する排他的論理和ゲート85-3と、
フリップフロップ82-2、84-0の出力にそれぞれ直結
された2つの入力を有する排他的論理和ゲート85-4
と、フリップフロップ82-2、82-3の出力にそれぞれ
直結された2つの入力を有する排他的論理和ゲート85
-5と、フリップフロップ82-1、82-3の出力にそれぞ
れ直結された2つの入力を有する排他的論理和ゲート8
5-6と、フリップフロップ82-3、82-4の出力にそれ
ぞれ直結された2つの入力を有する排他的論理和ゲート
85-7と、フリップフロップ82-2、82-4の出力にそ
れぞれ直結された2つの入力を有する排他的論理和ゲー
ト85-8と、フリップフロップ82-4、82-5の出力に
それぞれ直結された2つの入力を有する排他的論理和ゲ
ート85-9と、フリップフロップ82-3、82-5の出力
にそれぞれ直結された2つの入力を有する排他的論理和
ゲート85-10 と、フリップフロップ82-5、82-6の
出力にそれぞれ直結された2つの入力を有する排他的論
理和ゲート85-11 と、フリップフロップ82-4、82
-6の出力にそれぞれ直結された2つの入力を有する排他
的論理和ゲート85-12 と、フリップフロップ82-6、
82-7の出力にそれぞれ直結された2つの入力を有する
排他的論理和ゲート85-13と、フリップフロップ82-
5、82-7の出力にそれぞれ直結された2つの入力を有
する排他的論理和ゲート85-14 と、フリップフロップ
82-7、82-8の出力にそれぞれ直結された2つの入力
を有する排他的論理和ゲート85-15 と、フリップフロ
ップ82-6、82-8の出力にそれぞれ直結された2つの
入力を有する排他的論理和ゲート85-16 と、これらの
排他的論理和85-1〜85-16 の後段に個別に最終段と
して配置されたフリップフロップ(FF)86-1〜86
-16 とから構成される。
【0061】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、バッファ74、読み出しクロ
ック生成部75およびフリップフロップ76-1〜76-8
は演算対象保持手段11に対応し、フリップフロップ7
8-0〜78-2、読み出しクロック生成部75およびイン
バータ77は引数保持手段12に対応し、排他的論理和
ゲート79-1〜79-3は演算手段13に対応する。
【0062】以下、請求項1〜5に記載の発明に対応し
た本実施形態の動作を説明する。CRC演算支援部70
では、読み出しクロック生成部75は、プロセッサによ
ってリセット信号が与えられると、インバータ77を介
してフリップフロップ78-0〜78-2を初期化する。な
お、フリップフロップ78-0〜78-2については、簡単
のため、このような初期化に応じて何れもリセットされ
ると仮定する。
【0063】読み出しクロック生成部75は、プロセッ
サによって部分伝送情報が出力される度に、そのプロセ
ッサによって与えられる書き込みイネーブル信号を検出
し、その書き込みイネーブル信号をバッファ74に与え
る。バッファ74は、その書き込みイネーブル信号が与
えられた時点でプロセッサによって出力されている部分
伝送情報を取り込み、かつ蓄積する。
【0064】また、フリップフロップ76-1〜76-8に
は、このようにしてバッファに蓄積された部分伝送情報
が自動的に、かつ速やかに複写される。ところで、フリ
ップフロップ78-0〜78-2に並行して蓄積され得るビ
ットの数は、図10に示すCRC演算部125によって
算出され、かつ既述の生成多項式G(x)に基づいて求め
られるFCSの語長「3」に等しい。
【0065】また、これらのフリップフロップ78-0〜
78-2にそれぞれ設定される初期値の論理値がそれぞれ
i0、i1、i2 であり、かつこれらの初期値が確定した
後にCRC演算部125に直列に与えられる8ビットの
部分伝送情報の論理値が時系列t(=1〜8)の順にそれぞ
れd1、d2、d3、d4、d5、d6、d7 、d8 である場
合には、(a) 排他的論理和ゲート129の出力に得られ
る論理値、(b) フリップフロップ130-1、130-2に
保持される論理値、(c) 排他的論理和ゲート131の出
力に得られる論理値、(d) フリップフロップ130-3に
保持される論理値は、それぞれ時系列の順に図5に示す
論理式で与えられる。
【0066】なお、図5において、丸印内に文字「+」
が付加されてなる記号は、排他的論理和を示す演算子で
ある。また、図5において、上述した論理値(a)〜(d)を
与える排他的論理和演算の演算対象の内、偶数個重複す
る演算対象については、一般に、省略が可能である。す
なわち、図10に示すフリップフロップ130-1〜13
0-3と排他的論理和ゲート129、131とから構成さ
れる除算回路では、論理値がそれぞれd1、d2、d3、
d4、d5、d6、d7、d8 である8ビットの部分伝送情
報が順次直列に与えられた時点には、これらのフリップ
フロップ130-1〜130-3に保持される個々の論理値
は図5に網掛けを付して示すように、I0、I1、I2 と
して一義的に定まる。
【0067】一方、CRC演算支援部70では、上述し
た論理値i0〜i2はそれぞれフリップフロップ78-0〜
78-2に保持された論理値として与えられ、かつ論理値
d1、d2、d3、d4、d5、d6、d7、d8 はそれぞれフ
リップフロップ76-1〜76-8に保持された論理値とし
て与えられる。さらに、排他的論理和ゲート79-1〜7
9-3は、これらの論理値i0〜i2(初期化された直後に
は何れも「0」に設定されるが、先行してこれらの排他
的論理和ゲート79-1〜79-3によって何らかの演算が
行われた場合にはその演算の結果であるI0、I1、I2
として引き渡される。)と、論理値d1、d2、d3、d
4、d5、d6、d7、d8とに対して、それぞれ図5に示
す論理式で示されるI0、I1、I2 を一括して得る排他
的論理和演算を行う。
【0068】読み出しクロック生成部75は、プロセッ
サによって上述した書き込みイネーブル信号が与えられ
る度に、その書き込みイネーブル信号が与えられた時点
からバッファ74、フリップフロップ76-1〜76-8お
よび排他的論理和ゲート79-1〜79-3の伝搬所要時間
以上に亘って遅れた時点で、フリップフロップ78-0〜
78-2にイネーブル信号を与える。
【0069】フリップフロップ78-0〜78-2は、この
イネーブル信号が与えられると、その時点で排他的論理
和ゲート79-1〜79-3によってそれぞれ出力されてい
る論理値I0、I1、I2を保持する。さらに、これらの論
理値I0、I1、I2 は、プロセッサによって先行して与え
られた部分伝送情報に応じて求められた結果として、後
続して与えられる部分伝送情報に対する同様の演算の過
程で参照される。
【0070】また、プロセッサは、CRC演算支援部7
0に所定のバイト数に亘って全ての部分伝送情報を与え
た後には、フリップフロップ78-0〜78-2に保持され
ているFSCを読みとり、これらの部分伝送情報の列に
そのFSCが付加されてなるビット列(以下、単に「C
RC符号」という。)を生成する。さらに、プロセッサ
は、符号化支援部71にリセット信号を与え、かつ上述
したCRC符号がバイト単位に分割されることによって
なる「部分CRC符号」と書き込みイネーブル信号とを
符号化支援部71に順次与える。
【0071】符号化支援部71では、バッファ80、ク
ロック生成部81、遅延回路83およびフリップフロッ
プ82-1〜82-8、84-0、84-1は、CRC演算支援
部70に備えられたバッファ74、読み出しクロック生
成部75、インバータ77およびフリップフロップ76
-1〜76−8、78-0〜78-2と同様にプロセッサと連
係して動作するので、以下では、その詳細な動作を説明
する。
【0072】ところで、フリップフロップ84-0、84
-1に並行して蓄積され得るビットの数は、図10に示す
畳み込み符号化部126によって行われる演算の過程で
フリップフロップ131-1〜131-3に保持されるビッ
ト列の語長に等しい「3」に予め設定される。また、こ
れらのフリップフロップ84-0、84-1に設定される初
期値の論理値がそれぞれc0、c1であり、これらの初期
値が確定した後に直列に与えられる8ビットの部分CR
C符号の論理値が時系列t(=1〜8)の順にそれぞれf1、
f2、f3、f4、f5、f6、f7 、f8である場合には、(A) フ
リップフロップ131-1〜131-3に保持される論理
値、(B) 排他的論理和ゲート132-1、132-2の出力
に得られる論理値、は、それぞれ時系列の順に図6に示
す論理値で与えられる。
【0073】なお、図6において、丸印内に文字「+」
が付加されてなる記号は、排他的論理和を示す演算子で
ある。すなわち、図10に示す畳み込み符号化部126
では、論理値がそれぞれf1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、
f8 である8ビットの部分CRC符号語が順次直列に与
えられる過程において、フリップフロップ131-1〜1
31-3に保持された論理値の組み合わせに応じて排他的
論理和ゲート132-1、132-2およびセレクタ133
の連係の下で得られる畳み込み符号の論理値は、図6に
網掛けを付して示す論理値g1、g2、g3、g4、g5、g6、g
7、g8、g9、g10、g11、g12、g13、g14、g15、g16 とし
て一義的に定まる。
【0074】符号化支援部71では、排他的論理和ゲー
ト85-1〜85-16 は、フリップフロップ84-0、84
-1に保持された論理値c0、c1(初期化された直後には
何れも「0」に設定されるが、先行してこれらの排他的
論理和ゲート85-1〜85-16 によって何らかの演算が
行われた場合にはその演算の結果であるC0、C1として
引き渡される。)と、論理値f1、f2、f3、f4、f5、f6、
f7、f8 とに対して、それぞれ図6に示す式で示される
論理値g1〜g16 を一括して求める排他的論理和演算を
行う。
【0075】これらの論理値g1、g2、g3、g4、g5、g6、
g7、g8、g9、g10、g11、g12、g13、g14、g15、g16は、
それぞれフリップフロップ86-1〜86-16 に保持され
る。さらに、フリップフロップ82-1〜82-8にそれぞ
れ保持された論理値f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8
の内、論理値f7、f8 は、図6に示す論理値g1、g2、
g4を示す論理式に含まれるように、後続して与えられ
る部分CRC符号語に対して同様に行われる演算の演算
対象としてフリップフロップ84-0、84-1に保持され
る。
【0076】インタリーバ72は、プロセッサが与えた
個々の部分CRC符号に応じて16ビットの論理値g1、
g2、g3、g4、g5、g6、g7、g8、g9、g10、g11、g12、g1
3、g14、g15、g16の列として与えられた部分畳み込み符
号を順次取り込み、図10に示すインタリーバ127が
行うインタリーブ処理と等価な処理を行うことによって
送信系列を生成する。
【0077】すなわち、CRC演算と畳み込み符号化と
は、プロセッサによってバイト単位に与えられる部分伝
送情報と部分CRC符号語とに応じて並列演算を行う組
み合わせ回路によって速やかに順次行われる。さらに、
これらの部分伝送情報や部分CRC符号語は、何れも従
来例のように送信バッファに一括して蓄積され、かつ順
次読み出されることなく、それぞれCRC演算と畳み込
み符号化との演算対象として適用される。
【0078】また、これらの部分伝送情報や部分CRC
符号語を与えるプロセッサに組み込まれるソフトウエア
の構成は、CRC演算支援部70については、バッファ
74からフリップフロップ76-1〜76-8および排他的
論理和ゲート79-1〜79-3を介してフリップフロップ
78-0〜78-2に至る伝搬遅延時間の総和、符号化支援
部71については、バッファ80からフリップフロップ
82-1〜82-8および排他的論理和ゲート85-1〜85
-16 を介してフリップフロップ86-1〜86-16 に至る
伝搬遅延時間の総和がこのプロセッサのバスサイクルに
比べて短く、あくいは許容される程度に短い限り、大幅
に変更されなくてもよい。
【0079】したがって、本実施形態によれば、ハード
ウエアの規模が削減され、かつハードウエアおよびソフ
トウエアの構成が大幅に変更されることなく、送信系列
が効率的に生成される。なお、本実施形態では、CRC
演算支援部70は、既述のプロセッサの配下で作動する
ことによって、効率的なCRC演算を実現している。
【0080】しかし、本発明は、このようなCRC演算
に限らず、線形符号の内、巡回符号だけではなく、ガロ
ア体の理論に適合したBCH符号その他の代数的符号の
符号化にも同様に適用可能である。また、本実施形態で
は、符号化支援部71は、プロセッサの配下で作動する
ことによって、効率的な畳み込み符号化を実現してい
る。
【0081】しかし、本発明は、このような畳み込み符
号化だけではなく、所定の語長単位に分割して与えられ
るビット列の論理値に対してそのビット列毎の符号化の
結果が一義的に定まり、かつ組み合わせ回路によってそ
の結果が求められるならば、拘束長や符号化率の如何に
かかわらず如何なる木符号化にも適用可能である。以
下、請求項6、7に記載の発明に対応した実施形態につ
いて説明する。
【0082】本実施形態と請求項1〜5に記載の発明に
対応した実施形態との構成の相違点は、CRC演算支援
部70に代えて、図7に示すCRC演算支援部90が備
えられた点にある。CRC演算支援部90とCRC演算
支援部70との構成の相違点は、排他的論理和ゲート7
9-1〜79-3の制御端子に直結された制御出力を有する
読み出しクロック生成部75Aが読み出しクロック生成
部75に代えて備えられ、フリップフロップ76-1、7
6-2、78-0、78-1、78-2の出力に直結された入力
端子と、排他的論理和ゲート79-1〜79-3の出力と共
にフリップフロップ78-0〜78-2のロード端子に直結
された出力端子とに併せて、制御端子に読み出しクロッ
ク生成部75Aの特定の出力が直結された例外演算部9
1が備えられた点にある。
【0083】例外演算部91は、図5に、斜線の網掛け
が付されるように、フリップフロップ76-1、76-2、
78-1、78-2の出力に直結された入力とフリップフロ
ップ78-0のロード端子に直結された出力とを有する排
他的論理和ゲート92-1と、フリップフロップ76-1、
78-2の出力に直結された入力とフリップフロップ78
-1のロード端子に直結された出力とを有する排他的論理
和ゲート92-2と、フリップフロップ76-1、76-2、
78-0、78-1、78-2の出力に直結された入力とフリ
ップフロップ78-2のロード端子に直結された出力とを
有する排他的論理和ゲート92-3とから構成される。
【0084】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、読み出しクロック生成部75
A、排他的論理和ゲート79-1〜79-3および例外演算
部91が演算手段13、21に対応する点を除いて、請
求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態に対応関係
と同じである。以下、図4および図7を参照して請求項
6、7に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明
する。
【0085】本実施形態では、バッファ74には、図8
に示すように、上位の2ビットのみに有効なビットがパ
ックされた第一のバイトと、有効な8ビットがパックさ
れた第二のバイトおよび第三のバイトとからなる部分伝
送情報がプロセッサによって順次与えられる。読み出し
クロック生成部75Aは、プロセッサによってリセット
信号が与えられた時点を起点としてそのプロセッサによ
って与えられる書き込みイネーブル信号を計数する。
【0086】さらに、この計数値が「1」である期間に
は、例外演算部91の動作を許容し、かつ排他的論理和
ゲート79-1〜79-3が行う論理演算を規制する。しか
し、読み出しクロック生成部75Aは、その計数値が
「2」および「3」である期間には、例外演算部91の
動作を規制し、かつ排他的論理和ゲート79-1〜79-3
が行う論理演算を許容する。
【0087】すなわち、部分伝送情報として上述した第
一のバイトがプロセッサによって与えられる期間には、
その部分伝送情報に含まれる有効な上位2ビットのみが
演算対象として適用される。したがって、この第一のバ
イトの下位6ビットに如何なる論理値の情報がパックさ
れている場合であっても、CRC演算は、正確に行われ
る。
【0088】なお、本実施形態では、第一のバイトに含
まれる無効なビットが演算対象から除外されることによ
って構成された例外演算部91が備えられ、その例外演
算部91が排他的論理和ゲート79-1〜79-3に代わっ
て作動することによって、これらの無効なビットに起因
してCRC演算の結果に生じ得る誤差が回避されてい
る。
【0089】しかし、無効なビットが第一バイトの上位
オーダのみにパックされ、かつこれらの無効なビットの
論理値が何れも「0」である場合には、図7に示すCR
C演算支援部90に代えて図4に示すCRC演算支援部
70が備えられてもよい。また、このような無効なビッ
トが第一のバイトの上位オーダと第三のバイトの下位オ
ーダとの双方あるいは何れか一方にパックされ、かつこ
れらの無効なビットの論理値の何れかが「1」である場
合には、これらの第一のバイトおよび第三のバイトとし
て与えられる部分伝送情報のみに適応した論理演算を行
う演算回路が備えられ、あるいは排他的論理和ゲート7
9-1〜79-3に代えて、第二のバイトとして与えられる
部分伝送情報に適応した論理演算を行う演算回路に入力
されるべきビットを適宜無効化する演算回路が備えられ
てもよい。
【0090】以下、請求項8、9に記載の発明に対応し
た実施形態について説明する。本実施形態と請求項1〜
5に記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点
は、図4に点線で示すように、CRC演算支援部70の
出力と符号化支援部71の入力とがプロセッサの何れの
入出力ポートにも接続されず、かつCRC演算支援部7
0と符号化支援部71との段間に語長調整部73が備え
られ、その語長調整部73の伝送情報入力がバッファ7
4の入力に並列に接続された点にある。
【0091】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、符号化支援部71が後続演算
手段31、41に対応し、語長調整部73が語長調整手
段32、42に対応する点を除いて、請求項1〜7に記
載の発明に対応した実施形態における対応関係と同じで
ある。
【0092】以下、図4を参照して請求項8、9に記載
の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。CRC
演算支援部70がプロセッサと連係して行う動作につい
ては、請求項1〜5に記載の発明に対応した実施形態に
おける動作と同じであるので、ここでは、その説明を省
略する。
【0093】語長調整部73は、プロセッサによってC
RC演算支援部70に与えられた部分伝送情報と、その
CRC演算支援部70によって得られたFCSとをその
プロセッサに代わって取り込み、かつ蓄積する。さら
に、語長調整部73は、これらの部分伝送情報の列とF
CSとからなるCRC符号を既述の部分CRC符号語の
列に変換して符号化支援部71に順次与える。
【0094】すなわち、本実施形態によれば、CRC演
算に続いて行われるべき畳み込み符号化の演算は、請求
項1〜7に記載の実施形態においてプロセッサによって
行われていた処理が語長調整部73によって代行される
ことによって確実に行われる。したがって、プロセッサ
の負荷が軽減されると共に、そのプロセッサの過負荷に
起因して送信系列の生成が無用に遅延することが回避さ
れる。
【0095】なお、上述した各実施形態では、送信系列
を生成する符号化に本発明が適用されている。しかし、
本発明は、このような符号化の過程に限定されず、受信
系列の復号化であっても、既述の語長が所望の生成多項
式の次数、拘束長および符号化率に適合し、その復号化
の過程でこの生成多項式に基づく除算と、木復号化との
双方あるいは何れか一方が行われるならば、同様に適用
可能である。
【0096】図9は、請求項10、11に記載の発明に
対応した実施形態を示す図である。図において、アンテ
ナ101-Rの給電端には受信部102の入力が接続さ
れ、その受信部102の出力は変復調部103の復調入
力に接続される。変復調部103の復調出力は分離・合
成部104の復調入力に接続され、その分離・合成部1
04の変調出力は変復調部103の変調入力に接続され
る。変復調部103の変調出力は送信部105を介して
アンテナ101-Tの給電端に接続され、その送信部10
5と受信部102との局発入力にはシンセサイザ部10
6の対応する出力が接続される。受信部102、変復調
部103、分離・合成部104、送信部105およびシ
ンセサイザ部106の制御用の入出力端子には、プロセ
ッサ(CPU)107の対応する入出力ポートが接続さ
れる。分離・合成部104のアナログポートにはスピー
カ108と図示されないマイクとが接続され、その分離
・合成部104のディジタルポートにはファクシミリ端
末109、パーソナルコンピュータ110その他の端末
が接続される。
【0097】変復調部103は、既述の復調入力と復調
出力との間に縦続接続され、かつプロセッサ107の配
下で作動するスロット合成部111、デインタリーバ1
12、ビタビ復号器113およびCRC検定部114
と、既述の変調入力と変調出力との間に縦続接続され、
かつプロセッサ107の配下で作動するFCS付加部1
15、畳み込み符号化部116、インタリーバ117お
よびスロット分解部118とから構成される。
【0098】なお、本実施形態と図2、3に示すブロッ
ク図との対応関係については、分離合成部104および
FCS付加部115は演算対象保持手段11に対応し、
畳み込み符号化部116は引数手段12および演算手段
13に対応し、インタリーバ117、スロット分解部1
18、送信部105、シンセサイザ部106およびアン
テナ101-Tは無線インタフェース手段51に対応し、
シンセサイザ106、アンテナ101-R、受信部10
2、スロット合成部111およびデインタリーバ112
は無線インタフェース手段61に対応し、ビタビ復号器
113は演算対象保持手段62、引数保持手段63およ
び演算手段64に対応する。
【0099】以下、本実施形態の動作を説明する。各部
の基本的な動作は、下記の通りである。プロセッサ10
7は、分離・合成部104および変復調部103に併せ
て、受信部102、送信部105およびシンセサイザ1
06と連係することによって、主導的にチャネル制御を
行う。
【0100】このようなチャネル制御の過程では、プロ
セッサ107は、シンセサイザ部106に所定のチャネ
ル配置およびゾーン構成に適応した周波数の局発信号の
生成を指示する。自局が位置する無線ゾーンを形成する
無線基地局からアンテナ101-Rに到来した受信波は、
上述した局発信号に応じて作動する受信部102によっ
て規定の中間周波信号に変換され、さらに、復調される
ことによってベースバンド信号(以下、「下りベースバ
ンド信号」という。)として出力される。
【0101】変復調部103では、スロット合成部11
1は、この下りベースバンド信号に所定の形式で含まれ
るスロットの内、プロセッサ107によって上述したチ
ャネル制御の下で指示されたスロットの列を抽出し、か
つ合成することによって、特定の無線チャネル(例え
ば、自局が待機している止まり木チャネル)を介して受
信された伝送情報(以下、「下り伝送情報」という。)
を示すビット列を生成する。
【0102】デインタリーバ112、ビタビ復号器11
3およびCRC検定部114は、このビット列に対して
デインタリーブ処理、畳み込み復号化処理およびCRC
検定処理(無線基地局が上述した特定のチャネルに送信
すべき送信系列を生成するために伝送情報に施したCR
C演算、畳み込み符号化処理およびインタリーブ処理に
対してそれぞれ可逆的な処理である。)を施すことによ
って、下り伝送情報を復元する。
【0103】分離・合成部104は、所定の語長(ここ
では、簡単のため「バイト」であると仮定する。)の単
位に、プロセッサ107あるいはファクシミリ端末10
9(パーソナルコンピュータ110)とCRC検定部1
14との間におけるこの下り伝送情報の引き渡しを行
う。また、分離・合成部104は、このプロセッサ10
7の配下で既述の引き渡しを実現する処理と反対の処理
を施すことによって、プロセッサ107あるいはファク
シミリ端末109(パーソナルコンピュータ110)に
よって与えられ、かつ無線基地局宛に送出されるべき伝
送情報(以下、「上りの伝送情報」という。)を所定の
語長単位に変復調部103に与える。
【0104】変復調部103では、FCS付加部11
5、畳み込み符号化部116、インタリーバ117およ
びスロット分解部118は、このようにして与えられた
伝送情報に対して、CRC検定部114、ビタビ復号器
113、デインタリーバ112およびスロット合成部1
11によってそれぞれ既述の通り行われた処理と反対の
処理をそれぞれ施すことによって、上り伝送情報を含
み、かつ所定のスロットに配置されるべきビット列から
なるベースバンド信号(以下、「上りベースバンド信
号」という。)を生成する。
【0105】シンセサイザ部106は、プロセッサ10
7がチャネル制御の手順に基づいて与える指示に応じて
送信に供されるべき局発信号を生成する。送信部105
は、受信部102によって既述の通りに行われた処理と
反対の処理をこれらの上りベースバンドおよび局発信号
に応じて行うことによって送信波信号を生成し、かつア
ンテナ101-Tを介して無線基地局宛にその送信波信号
を送信する。
【0106】ところで、本実施形態では、変復調部10
3に備えられたFCS付加部115、畳み込み符号化部
116およびインタリーバ117は、それぞれ図9に二
点鎖線で示すように、プロセッサ107と、そのプロセ
ッサ107の配下で作動する分離・合成部104と連係
し、かつ図4に示すCRC演算支援部70、符号化支援
部71およびインタリーバ72として構成される。
【0107】すなわち、CRC演算および畳み込み符号
化は、何れも従来例に比べてハードウエアの規模が増大
し、あるいはそのハードウエアの構成が大幅に変更され
ることなく、バイト単位の並列演算を行う組み合わせ回
路によって高速に行われる。したがって、本実施形態に
よれば、プロセッサ107に組み込まれるソフトウエア
の基本的な構成が変更され、あるいは消費電力が大幅に
増加することなく、適用された多元接続方式、チャネル
配置およびゾーン構成に柔軟に適応し、かつ効率的なチ
ャネル設定が実現される。
【0108】なお、本実施形態では、変復調部103の
構成要素の内、送信に供されるFCS付加部115、畳
み込み符号化部116およびインタリーバ117に本発
明が適用されている。しかし、本発明は、これらのFC
S付加部115、畳み込み符号化部116およびインタ
リーバ117に限定されず、例えば、デインタリーバ1
12が受信系列をバイト単位に分割して出力する場合に
は、ビタビ復号器113とCRC検定部114との双方
あるいは何れか一方に適用されてもよく、さらに、ビタ
ビ復号器113がこの受信系列を復号化することによっ
て得られたビット列をバイト単位に分割して出力する場
合には、このCRC検定部114に適用されてもよい。
【0109】また、本実施形態では、CDMA方式が適
用された移動通信システムの端末装置に本発明が適用さ
れている。しかし、本発明は、このような多元接続方式
だけではなく、TDMA方式、FDMA方式が適用され
た無線伝送系であっても、同様に適用が可能である。さ
らに、本実施形態では、既述のチャネル配置およびゾー
ン構成に併せて、無線伝送路に適用された変調方式が具
体的に示されていないが、これらのチャネル配置、ゾー
ン構成および変調方式は如何なるものであってもよい。
【0110】また、上述した各実施形態では、既述の語
長が単一のバイトに設定されているが、このような語長
は、送信系列の生成と受信系列の復調との双方あるいは
何れか一方の過程で、例えば、ブロック符号の符号化、
あるいは復号化のように所定の生成多項式に基づく除
算、あるいは木符号化が所望の生成多項式の次数、符号
化率、拘束長に適応して行われるならば、如何なるもの
であってもよい。
【0111】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、符号化の対象となる全ての語を予め蓄積する手段が
備えられることなく、これらの語が与えられるインター
バルが変更されることなく、効率的に符号化が実現され
る。また、請求項2に記載の発明では、復号化の対象と
なる全ての語を予め蓄積する手段が備えられることな
く、これらの語が与えられるインターバルが変更される
ことなく、効率的に復号化が実現される。
【0112】さらに、請求項3に記載の発明では、伝送
情報の符号化が語長毎に並列に行われる演算として効率
的に行われる。また、請求項4に記載の発明では、受信
系列の復号化が語長毎に並列に行われる演算として効率
的に行われる。さらに、請求項5に記載の発明では、伝
送情報の木符号化が語長毎に並列に行われる演算として
効率的に行われる。
【0113】また、請求項6に記載の発明では、伝送情
報にパックされた無効なビットの論理値の如何にかかわ
らず、所望の符号化が確実に行われる。さらに、請求項
7に記載の発明では、伝送情報として与えられ、かつ何
らかの無効なビットがパックされ得る語と、その語にこ
の無効なビットが含まれる位置とが既知である限り、所
望の符号化が確実に行われる。
【0114】また、請求項8に記載の発明では、演算手
段の後段に後続演算手段が配置された場合であっても、
演算対象保持手段を介してその演算手段に一定の語長の
語を順次与える手段の負荷は増加せず、かつ効率的に符
号化が行われる。
【0115】さらに、請求項9に記載の発明では、演算
手段の後段に後続演算手段が配置された場合であって
も、演算対象保持手段を介してその演算手段に一定の語
長の語を順次与える手段の負荷は増加せず、かつ効率的
に復号化が行われる。また、請求項10に記載の発明で
は、伝送情報の符号化に要する時間が長いことに起因す
るその伝送情報の送信の遅延が緩和され、かつ無線伝送
路の伝送効率および利用効率が高められる。
【0116】さらに、請求項11に記載の発明では、伝
送情報の復号化に要する時間が長いことに起因する伝送
遅延が緩和され、かつ無線伝送路の伝送効率および利用
効率が高められる。したがって、これらの発明が適用さ
れた伝送系では、大幅なコストの増加および信頼性の低
下が生じることなく、サービス品質および伝送効率が高
められ、かつ伝送路(その伝送路が無線伝送路である場
合には無線周波数を含む。)だけではなく、通信サービ
スの提供に供される資源の有効な利用がはかられると共
に、多様な多元接続方式、チャネル配置、ゾーン構成、
変調方式、チャネル制御の方式および呼設定の手順に対
する柔軟な適応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜9に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項10に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項11に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図4】請求項1〜9に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
【図5】CRC演算支援部に備えられた組み合わせ回路
の原理を示す図である。
【図6】符号化支援部に備えられた組み合わせ回路の原
理を示す図である。
【図7】CRC演算支援部の他の構成を示す図である。
【図8】CRC演算支援部に与えられる部分伝送情報の
形式を示す図である。
【図9】請求項10、11に記載の発明に対応した実施
形態を示す図である。
【図10】移動局装置に搭載された符号化部の構成例を
示す図である。
【図11】従来例の課題を説明する図である。
【符号の説明】
11,62 演算対象保持手段 12,63 引数保持手段 13,21,64 演算手段 31,41 後続演算手段 32,42 語長調整手段 51,61 無線インタフェース手段 70 CRC演算支援部 71 符号化支援部 72 インタリーバ 73 語長調整部 74,80 バッファ 75,75A 読み出しクロック生成部 76,78,82,84,86,130,131 フリ
ップフロップ(FF) 77 インバータ 79,85,92,129,131,132 排他的論
理和ゲート 81 クロック生成部 83 遅延回路(D) 91 例外演算部 101 アンテナ 102 受信部 103 変復調部 104 分離・合成部 105 送信部 106 シンセサイザ部 107 プロセッサ(CPU) 108 スピーカ 109 ファクシミリ端末 110 パーソナルコンピュータ 111 スロット合成部 112 デインタリーバ 113 ビタビ復号器 114 CRC検定部 115 FCS付加部 116,126 畳み込み符号化部 117,127 インタリーバ 118 スロット分解部 121 送信バッファ 122 シフトレジスタ 123 カウンタ 124 制御部 125 CRC演算部 128,133 セレクタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットからなる一定の語長に分割さ
    れて与えられる語を順次保持する演算対象保持手段と、 前記演算対象保持手段に保持された語と、その語に対し
    て先行して施された演算の結果との内、後続してこの演
    算対象保持手段に保持された語に対する演算に適用され
    るべき引数を保持する引数保持手段と、 前記演算対象保持手段によって保持された語と前記引数
    保持手段によって保持された引数とに含まれる個々のビ
    ットの論理値に応じて、これらの論理値の組み合わせに
    対する論理演算として定義された符号化を前記演算とし
    て行う演算手段とを備えたことを特徴とする符号化支援
    装置。
  2. 【請求項2】 複数ビットからなる一定の語長に分割さ
    れて与えられる語を順次保持する演算対象保持手段と、 前記演算対象保持手段に保持された語と、その語に対し
    て先行して施された演算の結果との内、後続してこの演
    算対象保持手段に保持された語に対する演算に適用され
    るべき引数を保持する引数保持手段と、 前記演算対象保持手段によって保持された語と前記引数
    保持手段によって保持された引数とに含まれる個々のビ
    ットの論理値に応じて、これらの論理値の組み合わせに
    対する論理演算として定義された復号化を前記演算とし
    て行う演算手段とを備えたことを特徴とする復号化支援
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の符号化支援装置におい
    て、 演算対象保持手段には、 語長の単位に分割された伝送情報が語として与えられ、 演算手段は、 最上位の次数が前記語長以下である生成多項式で前記伝
    送情報を除することを特徴とする符号化支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の復号化支援装置におい
    て、 演算対象保持手段には、 語長の単位に分割された受信系列が語として与えられ、 演算手段は、 最上位の次数が前記語長以下である生成多項式で前記受
    信系列を除することを特徴とする復号化支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の符号化支援装置におい
    て、 演算対象保持手段には、 語長の単位に分割された伝送情報が語として与えられ、 演算手段は、 拘束長が前記語長未満である木符号化方式に基づいて前
    記伝送情報を符号化することを特徴とする符号化支援装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の符号化支援装置におい
    て、 演算対象保持手段には、 整数Nの語に分割され、かつ最上位と最下位との双方あ
    るいは何れか一方に無効なビット列が付加されてなる伝
    送情報が与えられ、 演算手段は、 前記伝送情報の内、無効なビットを演算対象として無効
    化することを特徴とする符号化支援装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の符号化支援装置におい
    て、 演算対象保持手段には、 整数Nの語に分割され、かつ最上位と最下位との双方あ
    るいは何れか一方に無効なビット列が付加されてなる伝
    送情報が与えられ、 演算手段は、 前記伝送情報として与えられ、かつ前記無効なビットを
    含む語の内、有効なビットを演算対象とすることを特徴
    とする符号化支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、3、5〜7の何れか1項に記
    載された符号化支援装置において、 演算手段によって得られた演算の結果を語長が一定の値
    である語の列に変換し、かつ所定の演算を行う後続演算
    手段にこれらの語を順次与える語長調整手段を備えたこ
    とを特徴とする符号化支援装置。
  9. 【請求項9】 請求項2または請求項4に記載の復号化
    支援装置において、 演算手段によって得られた演算の結果を語長が一定であ
    る語の列に変換し、所定の演算を行う後続演算手段にこ
    れらの語を順次与える語長調整手段を備えたことを特徴
    とする復号化支援装置。
  10. 【請求項10】 複数ビットからなる一定の語長に分割
    されて与えられる語を順次保持する演算対象保持手段
    と、 前記演算対象保持手段に保持された語と、その語に対し
    て先行して施された演算の結果との内、後続してこの演
    算対象保持手段に保持された語に対する演算に適用され
    るべき引数を保持する引数保持手段と、 前記演算対象保持手段によって保持された語と前記引数
    保持手段によって保持された引数とに含まれる個々のビ
    ットの論理値に応じて、これらの論理値の組み合わせに
    対する論理演算として定義された符号化を前記演算とし
    て行う演算手段と、 前記演算手段によって行われた演算の結果を無線伝送路
    に送信する無線インタフェース手段とを備えたことを特
    徴とする無線送信機。
  11. 【請求項11】 無線伝送路を介して到来した無線周波
    信号を復調し、その無線周波信号として与えられる伝送
    情報を複数ビットからなる一定の語長の語に分割して出
    力する無線インタフェース手段と、 前記無線インタフェース手段によって出力された語を順
    次保持する演算対象保持手段と、 前記演算対象保持手段に保持された語と、その語に対し
    て先行して施された演算の結果との内、後続してこの演
    算対象保持手段に保持された語に対する演算に適用され
    るべき引数を保持する引数保持手段と、 前記演算対象保持手段によって保持された語と前記引数
    保持手段によって保持された引数とに含まれる個々のビ
    ットの論理値に応じて、これらの論理値の組み合わせに
    対する論理演算として定義された復号化を前記演算とし
    て行う演算手段とを備えたことを特徴とする無線受信
    機。
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