JP2001041390A - 流体輸送配管用真空断熱管およびその配管支持方法 - Google Patents

流体輸送配管用真空断熱管およびその配管支持方法

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JP2001041390A
JP2001041390A JP11217925A JP21792599A JP2001041390A JP 2001041390 A JP2001041390 A JP 2001041390A JP 11217925 A JP11217925 A JP 11217925A JP 21792599 A JP21792599 A JP 21792599A JP 2001041390 A JP2001041390 A JP 2001041390A
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pipe
heat insulating
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tube
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JP11217925A
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Fumiaki Aono
文昭 青野
Tetsuo Hirota
哲郎 廣田
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Benkan Corp
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Benkan Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/14Arrangements for the insulation of pipes or pipe systems
    • F16L59/16Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like
    • F16L59/18Arrangements specially adapted to local requirements at flanges, junctions, valves or the like adapted for joints

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、しかも、簡単な作業で真空仕
切り部からの侵入熱量、放散熱量を低減することができ
て製造能率の向上および製造コストの低減を図ることが
できる。 【解決手段】 流体を輸送する内管1の外周部に配置さ
れた外管2と、内管1と外管2とを接続する真空仕切り
部3とにより区画して真空断熱層3を形成する。真空仕
切り部3を被覆するように熱的絶縁材7を装着し、熱的
絶縁材7を保護用の外装材8により被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域冷暖房用配
管、凍結防止用配管、高温水・蒸気用配管、給湯設備用
配管、高温ガス輸送用配管などとして、極低温流体から
高温流体まで各種の流体を輸送するために用いられる流
体輸送配管用真空断熱管およびその配管支持方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】真空断熱管は断熱層を真空状態としてガ
ス分子の対流伝熱を抑制し、また、輻射熱をアルミ箔、
アルミ蒸着フィルム等により遮蔽することにより、高い
断熱性能が得られ、特に、液化ガスなどの極低温流体輸
送用として広く用いられている。真空断熱管は、機器と
の接続、あるいは配管のプレハブ化のため、構造上、そ
のいずれかで真空空間を仕切る必要があり、その真空仕
切り部において発生する固体伝導伝熱が非常に大きなも
のであり、そこからの侵入熱量および放散熱量をいかに
抑制するかが問題となる。
【0003】従来、真空断熱管の真空仕切り部からの熱
損失を低減するために、その一例として、特開昭60−
192198号公報に記載されているように、バイオネ
ット継手が使用されている。また、従来の他の例とし
て、特開平8−338591号公報、特開平11−12
5390号公報に記載されているように、内管と外管と
を仕切り板と仕切り管、若しくは仕切りベローとで端部
を閉塞して真空仕切り部の固体伝導伝熱長が長くなるよ
うにして外部からの侵入熱量、内部から外部への放散熱
量の抑制を図るとともに、真空仕切り部の外周部にスリ
ーブを閉塞状態に取付けてその内部を真空状態にした構
成が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のうち、前者のバイオネット継手を用いた構成では、そ
の構成上、採用し得る配管口径に制約があり、一般的に
は内径が60mmを超える場合には採用することができ
ず、また、フランジ接続により外径が大きくなる。ま
た、仕切り部に設けられた凹凸部の差し込み長さが15
0mm〜300mmと長いため、配管施工時や分解時に
は必ず上記差込み長さ分だけ軸方向に移動させなければ
着脱することができず、狭い場所での施工性に劣る。特
に、配管の一部を交換する場合でも、配管を全体的に分
解しなければならない。これを避けるには、配管ライン
中に長尺のフレキシブルパイプを必ず設ける必要がある
など、施工上の問題があった。
【0005】一方、後者の構成では、前者のような配管
口径や施工上の問題については解消することができる。
しかしながら、真空仕切り部の外側に真空室を形成する
ため、スリーブの取付け精度が要求され、製造コストが
高くなる。
【0006】本発明の目的は、上記のような従来の問題
を解決するものであって、簡単な構成で、しかも、簡単
な作業で真空仕切り部からの侵入熱量、放散熱量を低減
することができて製造能率の向上および製造コストの低
減を図ることができるようにした流体輸送配管用真空断
熱管および配管コストの低減を図ることができるように
した流体輸送配管用真空断熱管の配管支持方法を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の流体輸送配管用真空断熱管は、流体を輸送す
る内管の外周部に真空断熱層が設けられ、この隣接する
真空断熱層を形成している端部側の真空仕切り部を被覆
するように熱的絶縁材が装着されたものである。
【0008】そして、上記構成において、真空断熱層
を、内管と、この内管の外周部に配置された外管と、上
記内管と上記外管とを接続する真空仕切り部とにより区
画して形成し、上記熱的絶縁材を上記真空仕切り部の外
部側に装着することができる。この場合、上記熱的絶縁
材を保護用の外装材により被覆するのが好ましい。ま
た、真空仕切り部を、内管および外管の軸心に対して直
角方向の板状部と、内管および外管の軸心を軸心とする
筒状部とから形成することができる。また、外管の真空
仕切り部側にコルゲート部を設け、このコルゲート部を
熱的絶縁材により被覆することが好ましい。
【0009】また、上記真空断熱層を、内管の外周部に
遊合状態に配置され、内筒、外筒およびこれら内筒と外
筒の端部間を閉塞する真空仕切り部を有する真空断熱筒
により形成し、上記熱的絶縁材を上記真空仕切り部の外
部側に装着することができ、更には熱的絶縁材を真空仕
切り部の内部側で内管の外周面との間に装着することが
できる。この場合、外部側の熱的絶縁材を保護用の外装
材により被覆するのが好ましい。また、上記内管と真空
断熱筒との間に伝熱抑制用離隔部材を介在させることが
できる。また、上記真空仕切り部を、内筒および外筒の
軸心に対して直角方向の板状部と、内筒および外筒の軸
心を軸心とする筒状部とから形成することができる。ま
た、外筒、内筒の少なくとも一方の真空仕切り部側にコ
ルゲート部を設け、このコルゲート部を熱的絶縁材によ
り被覆するのが好ましい。また、上記熱的絶縁材として
真空断熱材を用いることができる。
【0010】また、本発明の配管支持方法は、流体を輸
送する内管の外周部に真空断熱層が設けられ、この隣接
する真空断熱層を形成している端部側の真空仕切り部の
少なくとも外部側を被覆するように熱的絶縁材が装着さ
れた流体輸送配管用真空断熱管の配管に際し、上記外側
の熱的絶縁材を配管サポートとして利用するようにした
ものである。
【0011】上記のように構成された本発明の流体輸送
配管用真空断熱管によれば、真空仕切り部を被覆するよ
うに熱的絶縁材を装着して真空仕切り部からの固体伝導
伝熱を抑制するようにしているので、簡単な構成で真空
仕切り部からの侵入熱量、放散熱量を低減することがで
きる。
【0012】また、上記のように構成された本発明の流
体輸送配管用真空断熱管の配管支持方法によれば、外側
の熱的絶縁材を配管サポートとして利用するようにして
いるので、真空仕切り部からの固体伝導伝熱の抑制と配
管サポートとしての機能を兼用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。まず、本発明の第1の実
施形態について説明する。図1および図2は本発明の第
1の実施形態に係る流体輸送配管用真空断熱管を示し、
図1は一部の縦断面図、図2は図1のA−A矢視断面図
である。
【0014】内管1と外管2はステンレス鋼、鉄、プラ
スチック等の所望の材料により横断面円形に形成され、
内管1と外管2とが同一軸心上で周上に均一な空間を有
するように配置され、内筒1の端部が外管2より突出さ
れている。内管1の端部と外管1の端部とが真空仕切り
部3により閉塞される。本実施形態における真空仕切り
部3としては、ステンレス鋼、鉄、プラスチック等の所
望の材料から成る環状の仕切り板3aが用いられ、仕切
り板3aの内周縁が内管1の端縁からやや内方に位置し
てその外周面に溶接等によりシール状態に接合され、仕
切り板3aの外周縁が外管2の端縁周囲に溶接等により
シール状態に接合されている。このようにして、内管1
の外周部に外管2と真空仕切り部3とにより真空断熱層
4となる密閉空間5が形成されている。
【0015】密閉空間5間内には、図示していないが、
必要に応じてアルミ蒸着シート、泡ガラス、パーライト
等のフィルム状、粉末状、繊維状等の輻射断熱材やゲッ
ター材が収められている。そして、例えば、外管2に形
成されている吸引口(図示省略)を利用して密閉空間5
が真空ポンプにより真空排気された後、上記吸引口が閉
塞されることにより真空断熱層6が形成されている。
【0016】内管1は流体の輸送に用いるのに十分な強
度を有するように比較的肉厚に形成され、外管2は流体
の輸送に用いず、真空引きに耐えることができるととも
に、外圧に耐えることができればよいので、好ましくは
薄肉に形成される。また、真空仕切り板3aも流体の輸
送に用いず、真空引きに耐えることができればよいの
で、極力、薄肉材を用いるのが好ましい。
【0017】内管1の端縁周囲同士が突合せ溶接6等に
よりシール状態に接合されている。真空仕切り部3aを
被覆するように熱的絶縁材7が装着される。本実施形態
にあっては、熱的絶縁材7は内筒1の接合部6の外周に
おいて、真空仕切り部3の表面と外管2の端部外周面と
を被覆するように装着されている。熱的絶縁材7として
は、ポリウレンタン、ポルスチレン等の連続発泡体や、
ホワイトカーボン、シリカヒューム、パーライト、ガラ
ス発泡体等の無気質材料の粉末状のものや、ガラスウー
ル、アルミナファイバー、シリカファイバー等の繊維状
のものを使用することができる。連続発泡体については
そのまま、または外包材で包装して使用し、粉末状、繊
維状のものについては成形体にして使用し、若しくは外
包材で包装して使用することができ、外包材で包装して
使用する場合には、その外包材にアルミラミネートフィ
ルムやアルミ蒸着フィルムなど、ガス透過率の小さい熱
融着可能な高分子フィルムを用い、その中を真空引きに
より真空状態として密閉した真空断熱材とすることで、
より優れた断熱効果が得られるようになる。
【0018】熱的絶縁材7を被覆するように外装材8が
設けられる。この外装材8は熱的絶縁材7を物理的に衝
撃、水分の浸入等、外的要因から保護するために設けら
れるものであって、金属材料、高分子材料等、使用環境
に応じて適宜選択して用いられる。本実施形態における
外装材8は筒体8aと、この筒体8aの両端に連設され
た環状の端板8bとから成り、端板8bの内周縁が外管
2の外周面に溶接等により接合されている。
【0019】上記構成の流体輸送配管用真空断熱管は、
その一例として、所望の長さでユニット化して工場等に
おいて製作し、これを施工現場に搬送し、順次、シール
状態に接続して配管を行う。または施工現場において製
作しながら、順次、シール状態に接続して配管を行う。
そして、内管1の内側を利用して流体を輸送する。この
とき、内管1の外周部の真空断熱層4により伝熱(侵入
熱量、放散熱量)を抑制し、熱的絶縁材7により真空仕
切り部3からの固体伝導伝熱(侵入熱量、放散熱量)を
抑制することができる。また、上記のように真空仕切り
部3を薄肉に形成して伝熱面積を減少させ、しかも、真
空仕切り部3における内管1、外管2間の長さxと、外
管2における真空仕切り部3との接合部から外装材8と
の接合部までの長さyとが長くなるように設定すること
により、更に一層、真空仕切り部3からの固体伝導伝熱
を抑制することができる。したがって、内管1中を輸送
する流体に対する断熱効果を維持し、流体の熱損失を低
減させて流体の温度をほぼ一定に保つことができる。
【0020】上記のように構成された本実施形態の流体
輸送配管用真空断熱管によれば、凹凸状の差し込み部を
有しないので、任意の配管口径に適用することができて
汎用性を向上させることができ、しかも、狭い場所でも
配管施工することができて施工性を向上させることがで
きる。また、真空仕切り部3を被覆するように熱的絶縁
材7を装着して真空仕切り部3からの固体伝導伝熱を抑
制するようにしているので、簡単な構成で、しかも、簡
単な作業で真空仕切り部3からの侵入熱量、放散熱量を
低減することができて製造能率の向上および製造コスト
の低減を図ることができる。
【0021】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3は本発明の第2の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【0022】本実施形態においては、上記第1の実施形
態と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、主として異なる構成について説明する。本実施形
態においては、図3に示すように、真空仕切り部3が環
状の仕切り板3b、3cと仕切り筒3dとから成り、外
管2の端縁が内管1の端縁より後退されるように設定さ
れている。仕切り板3bの内周縁が内管1の外周面に溶
接等によりシール状態に接合され、仕切り板3cの外周
縁が外管2の端縁周囲に溶接等によりシール状態に接合
され、仕切り筒3dの両端縁周囲が仕切り板3bの外周
縁と仕切り板3cの内周縁とに溶接等によりシール状態
に接合されている。熱的絶縁材7が内管1の接合部6の
外周において、真空仕切り部3の表面を被覆するように
装着され、熱的絶縁材7の外周面の径が外管2の外周面
とほぼ一致されている。熱的絶縁材7が外装材8である
筒体8cにより被覆され、筒体8cにおける熱的絶縁材
7からの両側突出部が外管2の外周面に嵌合された状態
で溶接等により接合されている。
【0023】本実施形態によれば、真空仕切り部3が仕
切り板3b、3cと仕切り筒3dとから構成され、内管
1から外管2までの距離が長くなるので、真空仕切り部
3からの固体伝導伝熱を一層効果的に抑制することがで
き、断熱効果を向上させることができる。しかも、熱的
絶縁材7部において外方に突出しないようにして配管の
邪魔にならないようにすることができるとともに、外観
を向上させることができる。
【0024】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図4は本発明の第3の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【0025】本実施形態においては、上記第1の実施形
態と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、主として異なる構成について説明する。本実施形
態においては、図4に示すように、真空仕切り部3が環
状の仕切り板3b、3cと仕切り筒3dとから成る。仕
切り板3bの内周縁が内管1の外周面に溶接等によりシ
ール状態に接合され、仕切り板3cの外周縁が外管2の
端縁周囲に溶接等によりシール状態に接合され、仕切り
筒3dの両端縁周囲が仕切り板3bの外周縁と仕切り板
3cの内周縁とに溶接等によりシール状態に接合されて
いる。熱的絶縁材7が内管1の接合部6の外周におい
て、真空仕切り部3の表面と外管2の端部外周面とを被
覆するように装着され、熱的絶縁材7が外装材8である
筒体8aと、端板8bとにより被覆され、端板8bの内
周縁が外管2の外周面に溶接等により接合されている。
【0026】本実施形態によれば、真空仕切り部3が仕
切り板3b、3cと仕切り筒3dとから構成され、内管
1から外管2までの距離が長くなるので、真空仕切り部
3からの固体伝導伝熱を一層効果的に抑制することがで
き、また、熱的絶縁材7を外管2の端部外周まで延長し
て設け、しかも、厚く形成しているので、断熱効果を一
層向上させることができる。
【0027】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。図5は本発明の第4の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【0028】本実施形態においては、上記第1の実施形
態と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、主として異なる構成について説明する。本実施形
態においては、図5に示すように、真空仕切り部3が環
状の仕切り板3aから成る。一方、外管2の端部にコル
ゲート部9が形成され、若しくはコルゲート部9が溶接
等により接合されている。そして、仕切り板3aの内周
縁が内管1の外周面に溶接等によりシール状態に接合さ
れ、仕切り板3aの外周縁がコルゲート部9の端縁周囲
に溶接等によりシール状態に接合されている。熱的絶縁
材7が内管1の接合部6の外周において、真空仕切り部
3およびコルゲート部9の表面を被覆するように装着さ
れ、熱的絶縁材7が外装材8である筒体8aと、端板8
bとにより被覆され、端板8bの内周縁が外管2の外周
面に溶接等により接合されている。
【0029】本実施形態によれば、コルゲート部9を設
けることがにより、伝熱距離を長尺化することができる
とともに、薄肉化しても強度を維持することができるの
で、薄肉化により伝熱面積を減少させることができ、し
たがって、一層、断熱効果を向上させることができる。
【0030】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。図6および図7は本発明の第5の実施形態に係
る流体輸送配管用真空断熱管を示し、図6は一部の縦断
面図、図7は図6のB−B矢視断面図である。
【0031】図6、図7に示すように、内管1はステン
レス鋼、鉄、プラスチック等の所望の材料により横断面
円形に形成されている。真空断熱筒10は、ステンレス
鋼、炭素鋼、アルミニウム、プラスチック等から成り、
横断面円形で内筒11と外筒12が同心状に配置され、
これら内筒11と外筒12の両端縁周囲にステンレス
鋼、炭素鋼、アルミニウム、プラスチック等から成る真
空仕切り部13である環状の仕切り板13aの内周縁と
外周縁とが溶接等によりシール状態に接合されて内筒1
1と外筒12との間に横断面において環状の密閉空間1
4が形成されている。図示していないが、密閉空間14
内には必要に応じて上記と同様のゲッター材と輻射断熱
材が設けられる。そして、例えば、外筒12に形成され
ている吸引口(図示省略)を利用して密閉空間14が真
空ポンプにより真空引きされた後、上記吸引口が閉塞さ
れることにより真空断熱層15となっている。
【0032】内管1は流体の輸送に用いるのに十分な強
度を有するように比較的肉厚に形成されている。真空断
熱筒10は流体の輸送に用いず、真空引きに耐えること
ができればよいので、内筒11、外筒12および真空仕
切り部13である仕切り板13aは好ましくは薄肉に形
成されている。したがって、真空化に際して加熱する際
の加熱性に優れ、内筒11、外筒11および端板13の
構成材料から十分に脱ガスさせることができるので、密
閉空間14、すなわち、真空断熱層15の真空度を高め
ることができる。
【0033】内管1の端縁周囲同士が突合わせ溶接6等
によりシール状態に接合されている。内管1の外周面に
伝熱抑制用離隔部材の一例としてスパイラル線状のスペ
ーサ16が巻かれ、内管1の外周部に真空断熱筒10が
スペーサ16を介して遊合状態に嵌められる。そして、
真空断熱筒10の端部の仕切り板13aが突き合わされ
ている。内管1の外周面と真空断熱筒10の内周面とは
その間に介在されたスパイラル線状のスペーサ16によ
って形成された空気層17により伝熱抑制可能に離隔さ
れるとともに、内管1と真空断熱筒10とは独立してい
るので、軸方向への相対移動が許されるようになってい
る。空気層17は両端が適宜の手段により閉塞される。
このように、本実施形態においては、内管1の外周部に
空気層17を介して真空断熱層15が設けられている。
【0034】真空仕切り板13aを被覆するように真空
断熱筒10の外筒12の両端部外周面に上記第1の実施
形態と同様の材料から成る熱的絶縁材7が装着され、熱
的絶縁材7が上記第1の実施形態と同様の外装材8であ
る筒体8aと端板8bとにより被覆され、端板8bの内
周縁が真空断熱筒10の外筒12の外周面に溶接等によ
り接合されている。
【0035】上記構成の流体輸送配管用真空断熱管は、
上記第1の実施形態と同様に、その一例として、所望の
長さでユニット化して工場等において製作し、これを施
工現場に搬送し、順次、シール状態に接続して配管を行
う。または施工現場において製作しながら、順次、シー
ル状態に接続して配管を行う。そして、内管1の内側を
利用して流体を輸送する。このとき、内管1の外周部の
真空断熱層15により伝熱(侵入熱量、放散熱量)を抑
制し、熱的絶縁材7により真空仕切り部13からの固体
伝導伝熱(侵入熱量、放散熱量)を抑制することができ
る。また、上記のように真空仕切り部13を薄肉に形成
して伝熱面積を減少させ、しかも、真空仕切り部13に
おける内筒11、外筒12間の長さと、外筒12におけ
る真空仕切り部13との接合部から外装材8との接合部
までの長さとが長くなるように設定することにより、更
一層、真空仕切り部13からの固体伝導伝熱を抑制する
ことができる。したがって、内管1中を輸送する流体に
対する断熱効果を維持し、流体の熱損失を低減させて流
体の温度をほぼ一定に保つことができる。
【0036】また、上記のように、真空断熱筒10を流
体輸送に用いる内管1とは独立させ、しかも、内管1と
真空断熱筒10とを軸方向に対して相対移動可能とし、
スペーサ16も両者に線状に接触させて摩擦抵抗が小さ
くなるようにしている。したがって、内管1の流体輸送
に伴う熱伸縮に際して真空断熱筒10を内管1に対して
自由に、かつ円滑に移動させて吸収することができる。
また、流体を輸送する内管1と、その外側の真空断熱筒
10とをスペーサ16の介在により設けられた空気層1
7により伝熱抑制可能に離隔させ、しかも、スペーサ1
6は両者に線状に接触させて熱伝達を少なく抑制してい
るので、輸送流体による真空断熱筒10に対する熱伝達
を少なく抑制することができる。また、仮に、他物の衝
突等により真空断熱筒10の外筒12が破損して断熱効
果を失ったとしても、内管1と真空断熱筒10の内筒1
1との間に設けられている空気層17によりある程度の
断熱効果を維持することができ、直ちに断熱効果が失わ
れることがないので、その間に損傷部分の真空断熱筒1
0の補修、交換等を行うことができる。
【0037】上記のように構成された本実施形態の流体
輸送配管用真空断熱管によれば、凹凸状の差し込み部を
有しないので、任意の配管口径に適用することができて
汎用性を向上させることができ、しかも、狭い場所でも
配管施工することができて施工性を向上させることがで
きる。また、真空仕切り部13を被覆するように熱的絶
縁材7を装着して真空仕切り部13からの固体伝導伝熱
を抑制するようにしているので、簡単な構成で、しか
も、簡単な作業で真空仕切り部13からの侵入熱量、放
散熱量を低減することができて製造能率の向上および製
造コストの低減を図ることができる。
【0038】また、内管1と真空断熱筒10を軸方向に
対して相対移動可能としているので、内管1の熱伸縮に
際して真空断熱筒10を内管1に対して自由に移動させ
て吸収することができる。したがって、熱伸縮の効果的
な吸収および断熱効果の両方を同時に満足することがで
きる。また、真空断熱筒10とは独立させてその内側に
設ける内管1の内側を利用して流体を輸送することによ
り、内管1を流体の輸送に必要とする肉厚に形成して強
度を保持するようにし、流体の輸送に利用しない真空断
熱筒10の内筒11、外筒12および真空仕切り板13
aを薄肉に形成することができるので、真空化に際して
の加熱性が良好となり、十分に脱ガス処理を行うことが
でき、しかも、比較的短時間に真空化させることがで
き、また、伝熱面積を狭くして固体伝導伝熱を効果的に
抑制することができる。したがって、断熱効果に優れた
真空断熱筒10を能率良く製作することができ、また、
断熱効果を向上させることができる。更に、流体を輸送
する内管1とその外側の真空断熱筒10とをスペーサ1
6等の断熱抑制用離隔部材により伝熱抑制可能に離隔さ
せているので、輸送流体により真空断熱筒10に対する
熱伝達を少なく抑制することができ、真空断熱層15内
への放出ガスを少なく抑制することができる。したがっ
て、長期間に亘って断熱性能を維持することができて結
果的に配管システムの低コスト化を図ることができる。
【0039】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。図8は本発明の第6の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【0040】本実施形態においては、上記第5の実施形
態と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、主として異なる構成について説明する。本実施形
態においては、図8に示すように、真空仕切り部13の
内側をも被覆するように内管1の外周面と真空断熱筒の
内筒11の両端部内周面とに上記と同様の材料から成る
熱的絶縁材18がほぼ円筒状となるように装着されたも
のである。本実施形態においては熱的絶縁材18により
内管1と真空断熱筒10との管に空気層17を形成する
ことができるので、スペーサ16はなくてもよい。
【0041】本実施形態によれば、真空仕切り部13の
外部側のみならず、内部側をも熱的絶縁材18により被
覆するので、更に一層、断熱効果を向上させることがで
きる。
【0042】次に、本発明の第7の実施形態について説
明する。図9は本発明の第7の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【0043】本実施形態においては、上記第5の実施形
態と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、主として異なる構成について説明する。本実施形
態においては、図9に示すように、真空仕切り部13が
環状の仕切り板13b、13cと仕切り筒13dとから
成り、内筒11の端縁が外筒12の端縁より後退される
ように設定されている。仕切り板13bの外周縁が外筒
12の端縁周囲に溶接等によりシール状態に接合され、
仕切り板13cの内周縁が内筒11の端縁周囲に溶接等
によりシール状態に接合され、仕切り筒13dの両端縁
周囲が仕切り板13bの内周縁と仕切り板13cの外周
縁とに溶接等によりシール状態に接合されている。熱的
絶縁材18が内管1の外周面と、真空仕切り部13の表
面を被覆するように装着されている。本実施形態におい
ても熱的絶縁材18により内管1と真空断熱筒10との
間に空気層17を形成することができるので、スペーサ
16はなくてもよい。
【0044】本実施形態によれば、真空仕切り部13が
仕切り板13b、13cと仕切り筒13dとから構成さ
れて距離が長くなり、しかも、熱的絶縁材18により被
覆しているので、真空仕切り部13からの固体伝導伝熱
を一層効果的に抑制することができ、断熱効果を向上さ
せることができる。
【0045】次に、本発明の一実施形態に係る配管支持
方法について説明する。図10および図11はは本発明
の一実施形態に係る配管支持方法を示し、図10は一部
の縦断面図、図11は図10のC−C矢視断面図であ
る。
【0046】本実施形態においては、図9に示す上記第
7の実施形態で示した流体輸送配管用真空断熱管と基本
的に同じ構成の流体輸送配管用真空断熱管を用いている
ので、流体輸送配管用真空断熱管については上記第7の
実施形態と同一部分については同一符号を付してその説
明を省略し、主して異なる構成について説明する。図1
0、図11に示すように、本実施形態に用いる流体輸送
配管用真空断熱管は、真空仕切り部13の外部側を被覆
する熱的絶縁材7の外形が横断面において、上部に半円
弧状部を有し、半円弧状部に続いて側方に平行な側面を
有し、下端に平坦面を有するように形成されている。一
方、外装材8における熱的絶縁材7の軸心と平行な面を
被覆する部分8cが横断面において、上部に半円弧状部
を有し、半円弧状部に続いて側方に平行な側面を有し、
下端が開放され、両側面の下端縁に側方に突出する取付
け部8dが一体に設けられ、熱的絶縁材7の軸心と直角
方向の端面を被覆する部分8eはその端面と同じ形状の
端板状に形成される。そして、外装材8が熱的絶縁材7
を被覆した状態で熱的絶縁材7の下端の平坦面と外装材
8の取付け部8dの下面とがほぼ面一の状態となるよう
に設定されている。
【0047】上記のような流体輸送配管用真空断熱管を
支持するには、例えば、建屋の基礎21に支持台22の
底板23を基礎ボルト24により固定する。そして、支
持台23の上端の支持板25上に流体輸送配管用真空断
熱管における熱的絶縁材7の平坦面および外装材8の取
付け部8dを載せ、取付け部8dを支持板25にそれら
に形成してある取付け穴を利用してボルト26、ナット
27により固定する。
【0048】上記のように熱的絶縁材7の配管サポート
として利用することにより、真空仕切り部13からの固
体伝導伝熱の抑制と配管サポートとしての機能を兼用す
ることができ、配管コストの低減を図ることができる。
【0049】なお、上記各実施形態においては、直管状
の真空断熱管を示しているが、L形等の曲管状、T形等
の分岐状に形成する場合にも適用することができる。ま
た、上記第5ないし第7の実施形態のように内管1の外
周部に真空断熱筒10により真空断熱層15を設けた場
合においても、真空仕切り部13を上記第1ないし第4
の実施形態の真空仕切り部3と同様に構成することがで
き、上記第4の実施形態のようにコルゲート部9を設け
る場合には内筒11と外筒12の両方、若しくはいずれ
か一方に形成することができる。また、コルゲート部は
外管2、内筒11、外筒12に設けるのに替えて真空仕
切り部の筒状部に用いることもできる。また、上記第5
の実施形態においては、内管1と真空断熱筒10との間
にスペーサ16を設けなくてもよい。また、熱的絶縁材
7がある程度の強度を有するように構成すれば、外装材
8は設けなくてもよい。また、上記第6、第7の実施形
態においては、内管1を複数本並列状態で配設し、熱的
絶縁材18により保持することができる。また、上記各
実施形態において、真空断熱層を複数層に設けることも
できる。また、上記各実施形態において、隣接する真空
断熱層部分における真空仕切り部を凹凸状に形成して互
いに差し込むようにすることにより、更に断熱性能を向
上させることができ、この場合、上記真空仕切り部を熱
的絶縁材により被覆するので、同性能であれば、上記差
し込み長さを短くし、狭い場所での配管作業を容易に行
うことができる。また、上記実施形態の配管支持方法で
は、上記第7の実施形態に係る流体輸送配管用真空断熱
管の支持に適用した場合について説明したが、上記第1
ないし第6の実施形態に係る流体輸送配管用真空断熱管
の支持にも適用することができる。更に、流体輸送配管
用真空断熱管を熱的絶縁材7を利用して天井等に上方か
ら吊下げ状態で支持したり、壁面等に側方から支持する
こともできる。このほか、本発明は、その基本的技術思
想を逸脱しない範囲で種々設計変更することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の流体輸送配
管用真空断熱管によれば、真空仕切り部を被覆するよう
に熱的絶縁材を装着して真空仕切り部からの固体伝導伝
熱を抑制するようにしているので、簡単な構成で真空仕
切り部からの侵入熱量、放散熱量を低減することがで
き、したがって、製造能率の向上および製造コストの低
減を図ることができる。
【0051】また、本発明の流体輸送配管用真空断熱管
の配管支持方法によれば、外側の熱的絶縁材を配管サポ
ートとして利用するようにしているので、真空仕切り部
からの固体伝導伝熱の抑制と配管サポートとしての機能
を兼用することができる。したがって、配管コストの低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施形態に係る流体輸送
配管用真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図2】同流体輸送配管用真空断熱管を示し、図1のA
−A矢視断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図7】同流体輸送配管用真空断熱管を示し、図6のB
−B矢視断面図である。
【図8】本発明の第6の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図9】本発明の第7の実施形態に係る流体輸送配管用
真空断熱管を示す一部の縦断面図である。
【図10】本発明の一実施形態に係る流体輸送配管用真
空断熱管の配管支持方法を示す一部の縦断面図である。
【図11】同配管支持方法を示し、図10のC−C矢視
断面図である。
【符号の説明】
1 内管 2 外管 3 真空仕切り部 4 真空断熱層 7 熱的絶縁材 8 外装材 9 コルゲート部 10 真空断熱筒 11 内筒 12 外筒 13 真空仕切り部 15 真空断熱層 16 スペーサ(伝熱抑制用離隔部材) 18 熱的絶縁材 22 支持台

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を輸送する内管の外周部に真空断熱
    層が設けられ、この隣接する真空断熱層を形成している
    端部側の真空仕切り部を被覆するように熱的絶縁材が装
    着された流体輸送配管用真空断熱管。
  2. 【請求項2】 真空断熱層が、内管と、この内管の外周
    部に配置された外管と、上記内管と上記外管とを接続す
    る真空仕切り部とにより区画されて形成され、熱的絶縁
    材が上記真空仕切り部の外部側に装着された請求項1記
    載の流体輸送配管用真空断熱管。
  3. 【請求項3】 熱的絶縁材が保護用の外装材により被覆
    された請求項2記載の流体輸送配管用真空断熱管。
  4. 【請求項4】 真空仕切り部が、内管および外管の軸心
    に対して直角方向の板状部と、内管および外管の軸心を
    軸心とする筒状部とを有する請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の流体輸送配管用真空断熱管。
  5. 【請求項5】 外管の真空仕切り部側にコルゲート部が
    設けられ、このコルゲート部が熱的絶縁材により被覆さ
    れた請求項1ないし4のいずれかに記載の流体輸送配管
    用真空断熱管。
  6. 【請求項6】 真空断熱層が、内管の外周部に遊合状態
    に配置され、内筒、外筒およびこれら内筒と外筒の端部
    間を閉塞する真空仕切り部を有する真空断熱筒により形
    成され、熱的絶縁材が上記真空仕切り部の外部側に装着
    された請求項1記載の流体輸送配管用真空断熱管。
  7. 【請求項7】 熱的絶縁材が真空仕切り部の内部側で内
    管の外周面との間に装着された請求項6記載の流体輸送
    配管用真空断熱管。
  8. 【請求項8】 外部側の熱的絶縁材が保護用の外装材に
    より被覆された請求項6または7記載の流体輸送配管用
    真空断熱管。
  9. 【請求項9】 内管と真空断熱筒との間に伝熱抑制用離
    隔部材が介在された請求項6ないし8のいずれかに記載
    の流体輸送配管用真空断熱管。
  10. 【請求項10】 真空仕切り部が、内筒および外筒の軸
    心に対して直角方向の板状部と、内筒および外筒の軸心
    を軸心とする筒状部とを有する請求項6ないし9のいず
    れかに記載の流体輸送配管用真空断熱管。
  11. 【請求項11】 外筒、内筒の少なくとも一方の真空仕
    切り部側にコルゲート部が設けられ、このコルゲート部
    が熱的絶縁材により被覆された請求項6ないし10のい
    ずれかに記載の流体輸送配管用真空断熱管。
  12. 【請求項12】 熱的絶縁材が真空断熱材である請求項
    1ないし11のいずれかに記載の流体輸送配管用真空断
    熱管。
  13. 【請求項13】 流体を輸送する内管の外周部に真空断
    熱層が設けられ、この隣接する真空断熱層を形成してい
    る端部側の真空仕切り部の少なくとも外部側を被覆する
    ように熱的絶縁材が装着された流体輸送配管用真空断熱
    管の配管に際し、上記外側の熱的絶縁材を配管サポート
    として利用するようにした流体輸送配管用真空断熱管の
    配管支持方法。
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