JP2001039743A - 合わせガラス及び合わせガラス構造体 - Google Patents

合わせガラス及び合わせガラス構造体

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JP2001039743A
JP2001039743A JP11212301A JP21230199A JP2001039743A JP 2001039743 A JP2001039743 A JP 2001039743A JP 11212301 A JP11212301 A JP 11212301A JP 21230199 A JP21230199 A JP 21230199A JP 2001039743 A JP2001039743 A JP 2001039743A
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Japan
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glass
laminated glass
synthetic resin
thickness
glass sheets
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Masatoshi Obata
真稔 小幡
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐溶剤性や耐擦傷性に優れ、且つ、事故時の
安全性確保及び外部から賊の侵入防止と、緊急時の運転
者や同乗者の脱出の容易さを共に満足する合わせガラス
を提供する。 【解決手段】 少なくとも1層以上の合成樹脂組成物層
からなる中間膜によって接着されてなる合わせガラスで
あって、表裏のガラス板の厚さが異なるものであること
を特徴とする合わせガラス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賊の耐侵入性に優
れると共に、事故時等の脱出性に優れた合わせガラスに
関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂組成物からなる中間膜で接着さ
れた合わせガラスは、自動車用、建築物用等としてガラ
ス破損時の安全確保及び二次災害防止のために広く用い
られている。これらの合わせガラス用中間膜としては、
特に、ガラス板の接着性に優れる上、透明性、就中、透
視像を歪ませることが少ない等の優れた光学的特性を有
することから、可塑化されたポリビニルブチラール樹脂
が主として用いられている。
【0003】これらの合わせガラスが、自動車の窓に用
いられる場合、従来、衝突等の事故時の運転者や同乗者
の安全性を確保する目的から、通常、フロントガラスに
のみ用いられてきた。しかし、最近の粗暴犯罪の増加を
反映してか、フロントガラスに加えて、サイドガラスに
も合わせガラスを用いる試みがなされている。
【0004】しかしながら、合わせガラスは、事故時の
安全性確保に顕著な効果を奏するように、外部から賊の
侵入を防ぐ性能は優れているものの、反面、事故や犯罪
等の緊急時の運転者や同乗者の脱出が難しくなるといっ
た二律背反の問題点を有するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記合わせガラスに類
するものとしては、合わせガラス用中間膜を用いて2枚
のガラス板を接着した“ラミネート型合わせガラス”の
他、ガラス板の背面に透明な合成樹脂板を積層した所謂
“バイレーヤ型合わせガラス”がある。本発明者は、上
述の問題点を検討するに先立ち、上記バイレーヤ型合わ
せガラスを検討したが、本発明者らが金沢大学の協力を
得て、評価した結果〔日本機械学会東海支部第46期総
会講演会講演論文集(1997-3-7〜8)No.973-1〕によれ
ば、上記事故時の合成樹脂板側からの耐衝撃強さはバイ
レーヤ型合わせガラスがラミネート型合わせガラスより
更に大きいものであることが判明し、更に、これらのバ
イレーヤ型合わせガラスは、合成樹脂板が室内側に露出
しており、溶剤や擦り傷に弱いという致命的欠点を有す
るものであることからラミネート型合わせガラスを中心
に検討を進めることとした。
【0006】然るに、ラミネート型合わせガラスに関し
ては多くの研究報告、特許公報類の開示があるが、例え
ば、特開平10−273345号公報等の記載のよう
に、接着される2枚のガラス板の厚さは表裏共同一であ
り、そのことが生産性等の観点から当然のように考えら
れてきており、これらの厚さには、合わせガラスの湊合
強度以外に特別の特性は見出されていない。
【0007】本発明者は、事故時の安全性確保及び外部
から賊の侵入防止と、緊急時の運転者や同乗者の脱出の
容易さについて、鋭意検討したところ、合わせガラスの
表裏のガラス板の厚さを異同とすることによって、二律
背反の関係にあると考えられていた問題を解決できるこ
とを発見し、本発明を完成するに至ったのである。
【0008】本発明は、上記事実に鑑みなされたもので
あって、耐溶剤性や耐擦傷性に優れ、且つ、事故時の安
全性確保及び外部から賊の侵入防止と、緊急時の運転者
や同乗者の脱出の容易さを共に満足する合わせガラスを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の合
わせガラスは、少なくとも1層以上の合成樹脂組成物層
からなる中間膜によって接着されてなる合わせガラスで
あって、表裏のガラス板の厚さが異なるものであること
を特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明の合わせガラスは、請
求項1記載の発明の合わせガラスにおいて、厚さの厚い
方のガラス板が室内側となるように装着されてなること
を特徴とする。
【0011】本発明において、中間膜としては、特に限
定されるものではないが、例えば、α−オレフィン−ビ
ニルエステル共重合体及びその変性物、エチレン−アク
リル酸共重合体、変性エチレン共重合体、アクリル系樹
脂、ブロック共重合ゴム、アイオノマー、塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリプロピレン、ポリアミド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル等が挙げられる。
【0012】上記α−オレフィン−ビニルエステル共重
合体におけるα−オレフィンとしては、例えば、エチレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン等が挙げられ、中でもエ
チレンが好適に用いられる。又、ビニルエステルとして
は、例えば、蟻酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニル、安息香酸ビニル等が挙げられ、中でも酢酸ビニル
が好適に用いられる。
【0013】上記の他、合わせガラス用中間膜に用いら
れる合成樹脂としては、例えば、ポリビニルアセタール
樹脂、ポリウレタン系樹脂等が挙げられ、特に、ポリビ
ニルブチラール樹脂が好適に用いられる。上記ポリビニ
ルブチラール樹脂の一例を示せば、ブチラール化度60
〜70モル%、重合度1000〜2000のものであ
る。
【0014】上記合成樹脂には、可塑剤、接着力調整
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止
剤、有機赤外線吸収剤、着色剤等が含有されていてもよ
い。
【0015】上記可塑剤としては、特に限定されるもの
ではないが、例えば、ポリビニルブチラール樹脂に対し
て、トリエチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエ
ート(3GO)、トリエチレングリコールジ−2−エチ
ルブチレート(3GH)、ジヘキシルアジペート(DH
A)、テトラエチレングリコールジヘプタノエート(4
G7)、テトラエチレングリコールジ−2−エチルヘキ
サノエート(4GO)等が挙げられる。上記可塑剤の添
加量は、例えば、ポリビニルブチラール樹脂100重量
部に対して、好ましくは20〜60重量部の範囲であ
る。
【0016】上記接着力調整剤としては、特に限定され
るものではないが、例えば、ポリビニルブチラール樹脂
に対して、酢酸マグネシウム、2−エチル酪酸マグネシ
ウム等のカルボン酸のマグネシウム塩、エーテル変性シ
リコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル、エス
テル変性シリコーンオイル、アミン変性シリコーンオイ
ル等の変性シリコーンオイル等が挙げられる。これらの
接着力調整剤は、単独で用いられてもよいが、2種以上
が組み合わされて併用されてもよい。
【0017】上記紫外線吸収剤としては、特に限定され
るものではないが、例えば、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール〔チバガイ
ギー社製、商品名「チヌビンP」〕、2−(2’−ヒド
ロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール〔チバガイギー社製、商品名「チヌビン3
20」〕、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル
−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール〔チバガイギー社製、商品名「チヌビン32
6」〕、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−ア
ミノフェニル)ベンゾトリアゾール〔チバガイギー社
製、商品名「チヌビン328」〕等が挙げられる。
【0018】本発明で用いられる2枚のガラス板として
は、優れた透明性、透視性及び電波透過性と通常のガラ
ス板を有するものであれば特に限定されるものではない
が、表裏2枚のガラス板には、厚さに異同が存在するこ
とが必要である。上記表裏2枚のガラス板の厚さの異同
は、例えば、2枚のガラス板の合計厚さが3〜6mmで
ある場合、好ましくは、1.0mm以上であり、より好
ましくは2.0mm以上である。上記合わせガラスにお
ける表裏2枚のガラス板の厚さの異同が1.0mm未満
であると、厚さの薄い方のガラス板からの合わせガラス
の衝撃強さを従来の表裏2枚のガラス板の厚さの同じ合
わせガラスと同等にし、厚さの厚い方のガラス板からの
外力に対する合わせガラスの衝撃強さが、緊急時に容易
に打ち砕く程度の衝撃強さに低下させ難い。
【0019】請求項1記載の発明の合わせガラスは、叙
上のように、少なくとも1層以上の合成樹脂組成物層か
らなる中間膜によって接着されてなる合わせガラスであ
って、表裏のガラス板の厚さが異なるものであるので、
厚さの薄い方のガラス板からの外力に対する合わせガラ
スの衝撃強さが、従来の表裏2枚のガラス板の厚さが同
じ合わせガラスの衝撃強さと同等であるのに対して、厚
さの厚い方のガラス板からの外力に対する合わせガラス
の衝撃強さが、緊急時に容易に打ち砕く程度の衝撃強さ
に低下しているという、衝撃強さの方向性が付与されて
いる。
【0020】合わせガラスの耐衝撃性は、衝撃時に中間
膜が伸びエネルギーを吸収することで生じている。例え
ば、3mm厚ガラス板/中間膜/3mm厚ガラス板と5
mm厚ガラス板/中間膜/1mm厚ガラス板の構成で、
総厚6mmの合わせガラスのそれぞれに、衝撃を加えた
とき、1mm厚ガラス板よりも3mm厚ガラス板、3m
m厚ガラス板よりも5mm厚ガラス板の方が同じ衝撃に
よる中間膜を引き裂く力が大きいと考えられるので、こ
の順でエネルギーの吸収力が小さくなり、耐衝撃性も小
さくなると考えられる。
【0021】請求項3記載の発明の合わせガラス構造体
は、叙上のように、請求項1又は2記載の合わせガラス
が用いられてなるものであって、厚さの厚い方のガラス
板が室内側となるように窓等に装着されてなるものであ
るので、事故、災害時や犯罪等の緊急時に、例えば、ハ
ンマー等の鈍器で内側から容易に打ち砕くことが可能で
あり、自力で屋外ないしは車外に脱出することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を示し、本
発明を更に詳細に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。
【0023】(実施例1)ポリビニルブチラール樹脂
(重合度1700、ビニルアセテート成分の割合1モル
%、ビニルアルコール成分の割合34モル%、ブチラー
ル化度65モル%)100重量部、可塑剤(トリエチレ
ングルコールジ−2−エチルブチレート)40重量部、
酢酸マグネシウム0.013重量部(マグネシウム濃度
15ppm)、2−エチル酪酸マグネシウム0.037
重量部(マグネシウム濃度25ppm)及び紫外線吸収
剤として2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール〔チバガイギー社製、商品名
「チヌビンP」〕0.2重量部をミキシングロールで十
分に溶融混練した後、プレス成形機にて150℃で30
分間プレス成形して厚さ0.76mmの中間膜を調製し
た。
【0024】得られた中間膜を恒温恒湿室で含水率が
0.4〜0.5%程度になるように調整して、厚さ2.
5mmと厚さ1.0mmの2枚のフロートガラスの間に
挟み込み、これをロール法で予備接着し、次いで、14
0℃のオートクレーブで13kg/cm2 の圧力で本接
着を行い、合わせガラスを作製した。
【0025】(実施例2)実施例1の厚さ1.0mmの
フロートガラスに替えて、厚さ1.5mmのフロートガ
ラスを用いたこと以外は、実施例1と同様にして合わせ
ガラスを作製した。
【0026】(実施例3)実施例1の厚さ2.5mmの
フロートガラスに替えて、厚さ3.0mmのフロートガ
ラスを用いたこと以外は、実施例1と同様にして合わせ
ガラスを作製した。
【0027】(実施例4)実施例1の厚さ1.0mmの
フロートガラスに替えて、厚さ2.0mmのフロートガ
ラスを用いたこと以外は、実施例1と同様にして合わせ
ガラスを作製した。
【0028】(比較例1)実施例1の厚さ1.0mmの
フロートガラスに替えて、2枚共、厚さ2.5mmのフ
ロートガラスを用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て合わせガラスを作製した。
【0029】(比較例2)実施例1の厚さ1.0mmの
フロートガラスに替えて、2枚共、厚さ2.0mmのフ
ロートガラスを用いたこと以外は、実施例1と同様にし
て合わせガラスを作製した。
【0030】実施例1〜4及び比較例1、2で得られた
各々の合わせガラスの性能を評価するため、耐貫通性試
験を以下に示す方法で実施した。試験結果は表1に示
す。
【0031】〔耐貫通性試験〕300mm×300mm
サイズの合わせガラス面の中央部付近に、質量2260
±20g、直径82mmの鋼球を鉛直高さから落下させ
て、鋼球が合わせガラス面を貫通する最低高さを貫通高
さとして測定した。測定は、合わせガラスの表裏両面に
ついて実施した。又、鉄拳による官能試験も併せて実施
し、上記耐貫通性試験の結果とを総合評価し、◎:外側
からの打撃等衝撃強さが大きく、内部から非常に容易に
脱出可能であるもの、○:外側からの打撃等衝撃強さが
大きく、内部から容易に脱出可能であるもの、△:内部
から脱出可能であるが、外側からの打撃等衝撃強さも低
下しているもの、×:外側からの打撃等衝撃強さは大き
いが、内部から脱出が難しいもの、の4段階で示した。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明の合わせガラスは、
叙上のように構成されているので、透明性、透視性、電
波透過性等の優れた特性を保持したまま、厚さの薄い方
のガラス板からの合わせガラスの衝撃強さが、従来の表
裏2枚のガラス板の厚さが同じ合わせガラスと同等であ
るのに対して、厚さの厚い方のガラス板からの外力に対
する合わせガラスの衝撃強さが、緊急時に容易に打ち砕
く程度の衝撃強さに低下しているという衝撃強さの方向
性が付与されているのである。
【0034】請求項3記載の発明の合わせガラス構造体
は、叙上のように構成されているので、建築物、車両等
の窓に用いられた場合、透明性、透視性、電波透過性等
の優れた特性を保持したまま、事故、災害時や犯罪等の
緊急時に、例えば、ハンマー等の鈍器で内側から容易に
打ち砕くことが可能であり、自力で屋外ないしは車外に
脱出することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1層以上の合成樹脂組成物層
    からなる中間膜によって接着されてなる合わせガラスで
    あって、表裏のガラス板の厚さが異なるものであること
    を特徴とする合わせガラス。
  2. 【請求項2】 表裏のガラス板の厚さの差が1.0mm
    以上であることを特徴とする請求項1記載の合わせガラ
    ス。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の合わせガラスが用
    いられてなる合わせガラス構造体であって、厚さの厚い
    方のガラス板が室内側となるように装着されていること
    を特徴とする合わせガラス構造体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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