JP2001034661A - 携帯端末装置およびスケジュール管理方法 - Google Patents

携帯端末装置およびスケジュール管理方法

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JP2001034661A
JP2001034661A JP20240199A JP20240199A JP2001034661A JP 2001034661 A JP2001034661 A JP 2001034661A JP 20240199 A JP20240199 A JP 20240199A JP 20240199 A JP20240199 A JP 20240199A JP 2001034661 A JP2001034661 A JP 2001034661A
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schedule
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scheduling
terminal device
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JP20240199A
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Mitsuru Kono
充 河野
Seiki Hata
清貴 畑
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者が他人のスケジュールを意識せず、スケ
ジュール管理を自動的に行い、労力削減及び利便性を向
上する携帯端末のスケジュール管理方法を提供する。 【解決手段】ネットワークに接続された通信手段103
を介して他の端末装置とスケジュールを調整するスケジ
ュール管理エージェント110において、スケジュール
を管理する管理情報の参照、追加、修正を行うスケジュ
ール管理手段111と、入力したスケジュール要求に応
じスケジュール管理手段が保持する管理情報を参照し
て、他の端末装置からのスケジュール要求を含む複数ス
ケジュールを調整し、スケジュール管理手段に対し調整
したスケジュールの登録を指示するスケジュール調整手
段112とを有し、入力したスケジュール要求を自動的
に調整し決定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続可能な携帯端末装置およびこの携帯端末装置上でのス
ケジュール管理方法に関し、特に調整が必要な複数のス
ケジュールの調整を行うスケジュール管理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の情報携帯機器が開発され、
形状や機能、処理能力によって差別化された、数々の製
品が出現している。こうした中で、携帯端末装置の多く
は、共同使用ではなく、各個人での使用が主流となって
おり、使用者個人の必要な情報を蓄積、利用する機器と
なっている。常に身につけて携帯する利用方法がとられ
ることが多く、住所録や電話番号等、いつでも引き出せ
る有用な情報や個人のスケジュールを入力し、いつでも
必要な時に閲覧できるように備えている場合が多い。
【0003】この中で、スケジュールは、個人的なスケ
ジュールと、他人をも含めた複数人数で調整されたスケ
ジュールがあり、特に複数人数で行うスケジューリング
は、該当する人間に対する事前の確認の後に決定する
等、労力の必要となるものである。携帯端末装置に入力
して保持され、利用されるものは、このようにして決定
された後に入力したスケジュールであることが多く、自
己スケジュールの確認のみに使用されることがほとんど
である。
【0004】携帯端末上に限らず、スケジュール管理方
法の提供は、スケジュール立案者に対する負担軽減を目
的としており、特に課題となるのは、複数のスケジュー
ル間の調整であり、従来技術においては、ネットワーク
を介して行うスケジュール管理方法が提案されている。
【0005】例えば、特公平6−28066号公報「予
定表管理方法」(以下、文献1)では、何らかのスケジ
ュールの立案がある場合に、そのスケジュールの要請を
それに関係するメンバへ送信し、それに対する回答を自
動的に行い、決定後のスケジュールを通知する方法を開
示している。また、特公平6−28067「予定表管理
方法」(以下、文献2)では、前記回答に代理人指定を
含む方法を開示している。
【0006】また、特公平6−40331号公報「予定
表管理方法」(以下、文献3)では、前記スケジュール
の中に会議室や設備機器類の使用をも含めた方法を開示
している。 また、特許第2776286号「スケジュ
ール管理システム」(以下、文献4)では、仕事グルー
プに属する複数人数間のスケジューリングを行う方法に
関し、仕事負荷の予測機能を備えたスケジューリング方
法に加え、個人スケジュールの公開自動決定機能を備え
たスケジューリング管理システムを開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スケジュール管理方法では、スケジュールを集中管理す
る必要があり、管理データの消失等サーバマシンの不具
合によって、多くの端末からの利用が不可能となる場合
が発生することがある。また、従来のスケジュール管理
方法では、スケジューリングの補助機能としては効果が
期待できるが、最終的なスケジュールはスケジュール立
案者が種々のデータを考慮して決定する必要がある。
【0008】例えば、上記文献1〜3では、自分のスケ
ジュールに関して何らかの設定をしておくことにより、
スケジューリング要求に対して自動的に返答できるが、
スケジュール立案者は、返答内容を考慮して最終的なス
ケジュールを決める必要がある。また、文献4では、グ
ループメンバを登録しておくことにより、メンバの管理
情報を自動生成することができ、それを参照することに
よりスケジュール要求を出すことが可能であるが、前記
同様に立案者がデータ参照後に決定する必要がある。
【0009】さらに、上記いずれにおいても、サーバマ
シンに対する接続またはサーバマシンにおける作業が必
要となり、また自己スケジュール以外も管理する必要が
あるため、スケジュール等の管理情報に対するアクセス
が不能の場合、システム全体が使用不可能になるという
危険がある。
【0010】一方で、スケジュール管理機能を持った携
帯端末等小型携帯機器の利用では、使用者がスケジュー
ルを自分で入力するだけの利用にとどまることが多い。
また、ネットワーク接続が可能であるものも多いが、接
続先でのデータ参照の後に利用者がスケジュールの決定
および情報の入力を行わなければならないことから、煩
わしい操作を行わなければならないという問題があっ
た。
【0011】本発明は、上記従来の問題を解決するため
のもので、特定のサーバマシンを必要とせずに、利用者
が他人のスケジュールを意識することなく、スケジュー
ル管理を自動的に行うことにより、利用者の労力削減及
び利便性の向上を実現した携帯端末装置およびスケジュ
ール管理方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するため、ネットワークを介し1以上の端末装置と
接続する通信手段と、通信手段を介して他の端末装置と
スケジュールを調整するスケジュール管理エージェント
とを有し、スケジュール管理エージェントにおいて、利
用者のスケジュールを含むスケジュールデータを記憶
し、スケジュールを管理する管理情報の参照や追加およ
び修正を行うスケジュール管理手段と、入力手段または
他の端末装置から入力したスケジューリング要求に応じ
スケジュール管理手段が保持する管理情報を参照して、
他の端末装置からのスケジュール要求を含む複数スケジ
ュールを調整し、スケジュール管理手段に対し調整した
スケジュールを通知し登録を指示するスケジュール調整
手段とを有し、入力手段または他の端末装置から入力し
たスケジュール要求を自動的に調整し決定するようにし
たものである。
【0013】本発明における携帯端末装置およびスケジ
ュール管理方法は、利用者が希望するスケジュールを入
力するだけで、特定のサーバマシンに対して接続する必
要がなく、またシステム全体が使用不可能になるような
ことはなくなり、自己の端末装置において自己のスケジ
ュールのみを管理するだけでシステム全体のスケジュー
リングが可能になり、利用者の労力削減と利便性の向上
とを同時に実現することができる。
【0014】また、本発明における携帯端末装置および
スケジュール管理方法は、利用者が希望するスケジュー
ルを入力するだけで、他人のスケジュールを意識するこ
となくスケジュール管理を自動的に行うことができる
上、個人のカスタマイズもできることから、プライベー
トな情報とパブリックな情報を併せ持つことも可能とな
り、利用者の労力削減と利便性の向上とを実現すること
ができる。
【0015】本発明の請求項1に記載の発明は、ネット
ワークを介し1以上の端末装置と接続する通信手段と、
前記通信手段を介してスケジュールを調整するスケジュ
ール管理エージェントとを有する携帯端末装置であっ
て、前記スケジュール管理エージェントは、利用者のス
ケジュールを含むスケジュールデータを記憶し、スケジ
ュールを管理する管理情報の参照や追加および修正を行
うスケジュール管理手段と、入力したスケジューリング
要求に応じ前記スケジュール管理手段が保持する管理情
報を参照して、前記ネットワークを介し前記端末装置か
らのスケジュール要求を含む複数スケジュールを調整し
前記スケジュール管理手段に対し調整したスケジュール
を通知し登録を指示するスケジュール調整手段とを有す
るようにしたものであり、利用者はスケジュールの希望
を入力するだけで、ネットワークを介しての複数端末間
のスケジュール調整を自動的に行うことができるという
作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載の発明は、前記ス
ケジュール調整手段が、前記管理情報に含まれる優先情
報を参照して、スケジュールの決定可能性を予測し、そ
れに基づき前記スケジュール管理手段を介してスケジュ
ールの予約を行うようにしたものであり、複数のスケジ
ュール調整を同時期に行う場合に重複してスケジューリ
ングされることを防ぐことができるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項3に記載の発明は、前記ス
ケジュール調整手段が、前記ネットワークを介し同時に
複数の端末装置とスケジュールを調整するに際し、返答
のあったスケジュールのみを対象に比較調整して暫定的
にスケジュールを決定し、適宜スケジュールの調整を繰
り返してスケジュールを確定するようにしたものであ
り、ネットワークのトラブル等により送受信に遅延があ
った場合でも、早期に暫定スケジュールを作成でき、後
に微調整でスケジュールを確定することができるという
作用を有する 。
【0018】本発明の請求項4に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が、既存のスケジュールデータに対
し、スケジュールの変更を許可するかどうかを示す変更
許可属性と、変更を許可する場合に変更しても良い範囲
を示す変更範囲情報とを付加して、スケジュールの調整
に利用するようにしたものであり、既存のスケジュール
がある場合でも、それを変更してスケジューリングする
ことが可能になるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項5に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が保持する管理情報が、あらかじめ
設定されたスケジュールに関係する端末装置を特定する
複数のグループ情報を含み、前記スケジュール調整手段
は入力したスケジュール要求に対応するグループ情報に
従い必要な通信先の端末装置を判断しスケジュール調整
を行うようにしたものであり、スケジュールに対する関
係先を認識し、自動的に複数の相手とのスケジュール調
整が可能になるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項6に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が、前記管理情報におけるグループ
情報を任意に置換、追加、削除し、前記任意に置換、追
加、削除したグループ情報をネットワークを介し関係す
る相手先に対し通知してそのグループ情報を更新させる
ようにしたものであり、任意のグループの追加や変更が
でき、個人のカスタマイズが可能になるとともに、複数
がメンバとなっているグループの追加や変更により、共
通データの統一性を図ることできるという作用を有す
る。
【0021】本発明の請求項7に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が保持する前記管理情報が、対個人
別拒否情報、対グループ別拒否情報、日時別拒否情報を
含む予め設定されたスケジューリング拒否情報を有し、
前記スケジュール調整手段は入力したスケジュール要求
に対応するスケジューリング拒否情報を利用してスケジ
ュールを調整するようにしたものであり、相手との比較
や日時を元にしたスケジューリングを行うことができる
という作用を有する。
【0022】本発明の請求項8に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が、前記管理情報におけるスケジュ
ーリング拒否情報を任意に置換、追加、削除し、前記任
意に置換、追加、削除したスケジューリング拒否情報を
ネットワークを介し関係する相手先に対し通知してその
スケジューリング拒否情報を更新させるようにしたもの
であり、個人やグループに対するスケジューリングの拒
否や、空いているがスケジュールを入れたくない等の情
報を、個人ごとにカスタマイズすることができるという
作用を有する。
【0023】本発明の請求項9に記載の発明は、前記ス
ケジュール管理手段が保持する前記管理情報が、対個人
別優先情報、対グループ別優先情報、イベント別優先情
報、日時別優先情報を含む予め設定されたスケジューリ
ング優先情報を有し、前記スケジュール調整手段は入力
したスケジュール要求に対応するスケジューリング優先
情報を利用してスケジュールを調整するようにしたもの
であり、設定された優先関係を元にしたスケジューリン
グが可能になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項10に記載の発明は、前記
スケジュール管理手段が、前記管理情報におけるスケジ
ューリング優先情報を任意に置換、追加、削除し、前記
任意に置換、追加、削除したスケジューリング優先情報
をネットワークを介し関係する相手先に対し通知してそ
のスケジューリング優先情報を更新させるようにしたも
のであり、個人やグループに対するスケジューリングの
優先関係や、仕事やプライベートを優先するなどのイベ
ントによる優先関係を個人ごとにカスタマイズすること
ができるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項11に記載の発明は、ネッ
トワークを介し1以上の端末装置と接続する通信手段
と、前記通信手段を介してスケジュールを調整するスケ
ジュール管理エージェントとを有する携帯端末装置にお
けるスケジュール管理方法において、利用者のスケジュ
ールを含むスケジュールデータ及び前記スケジュールを
管理する管理情報を保持し、前記管理情報に対し任意に
追加および修正を実行し、入力したスケジューリング要
求に応じ前記保持している管理情報を参照して前記ネッ
トワークを介し前記端末装置からのスケジュール要求を
含む複数スケジュールを調整し調整したスケジュールを
登録する各工程からなるようにしたものであり、スケジ
ューリングを行う者は関係する相手のスケジュールを参
照考慮する必要はなく、スケジュールの希望を入力する
だけで、最適に調整されたスケジュールを得ることがで
きるという作用を有する。
【0026】本発明の請求項12に記載の発明は、前記
管理情報に含まれる優先情報を参照して、スケジュール
の決定可能性を予測し、それに基づき前記スケジュール
管理手段を介してスケジュールの予約を行うようにした
ものであり、複数のスケジュールが重なって調整される
ことを防ぐことができ、複数スケジュール調整を一度に
行うことが可能になるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項13に記載の発明は、前記
ネットワークを介し同時に複数の端末装置とスケジュー
ルを調整するに際し、返答のあったスケジュールのみを
対象に比較調整して暫定的にスケジュールを決定し、適
宜スケジュールの調整を繰り返してスケジュールを確定
する工程を含むようにしたものであり、ネットワークの
トラブル等により送受信に遅延があった場合でも、早期
に暫定スケジュールを作成でき、後に微調整を行うこと
もできるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項14に記載の発明は、既存
の前記スケジュールデータに対し、スケジュールの変更
を許可するかどうかを示す変更許可属性と、変更を許可
する場合に変更しても良い範囲を示す変更範囲情報とを
付加し、スケジュールの調整に利用するようにしたもの
であり、既存スケジュールを含めた柔軟なスケジュール
調整を行うことができるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項15に記載の発明は、前記
スケジュールを管理する管理情報が、あらかじめ設定さ
れたスケジュールに関係する端末装置を特定する複数の
グループ情報を含み、入力したスケジュール要求に対応
するグループ情報に従い必要な通信先の端末装置を判断
してスケジュール調整を行うようにしたものであり、何
度も同じメンバ間のスケジュール調整を行う場合など
に、その都度相手先を選択入力する手間が省けるという
作用を有する。
【0030】本発明の請求項16に記載の発明は、前記
管理情報におけるグループ情報を任意に置換、追加、削
除し、前記任意に置換、追加、削除したグループ情報を
前記ネットワークを介し関係する相手先に対し通知して
そのグループ情報を更新させるようにしたものであり、
任意のグループの追加や変更ができ、個人のカスタマイ
ズが可能になるとともに、共通で使用するグループ情報
を共有することが可能になるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項17に記載の発明は、前記
スケジュールを管理する管理情報が、対個人別拒否情
報、対グループ別拒否情報、日時別拒否情報を含む予め
設定されたスケジューリング拒否情報を含み、入力した
スケジュール要求に対応するスケジューリング拒否情報
を利用してスケジュールを調整するようにしたものであ
り、相手や日時を基にしたスケジューリングを行うこと
ができるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項18に記載の発明は、前記
スケジュールを管理する管理情報におけるスケジューリ
ング拒否情報を任意に置換、追加、削除し、前記任意に
置換、追加、削除したスケジューリング拒否情報をネッ
トワークを介し関係する相手先に対し通知してそのスケ
ジューリング拒否情報を更新させるようにしたものであ
り、個人やグループに対するスケジューリングの許可
や、空いているがスケジュールを入れたくない等の情報
を、個人ごとにカスタマイズすることができるという作
用を有する。
【0033】本発明の請求項19に記載の発明は、前記
スケジュールを管理する管理情報が、対個人別優先情
報、対グループ別優先情報、イベント別優先情報、日時
別優先情報を含む予め設定されたスケジューリング優先
情報を含み、入力したスケジュール要求に対応するスケ
ジューリング優先情報を利用してスケジュールを調整す
るようにしたものであり、設定された優先関係を元にし
たスケジューリングが可能になるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項20に記載の発明は、前記
スケジュールを管理する管理情報におけるスケジューリ
ング優先情報を任意に置換、追加、削除し、前記任意に
置換、追加、削除したスケジューリング優先情報をネッ
トワークを介し関係する相手先に対し通知してそのスケ
ジューリング優先情報を更新させるようにしたものであ
り、個人やグループに対するスケジューリングの優先関
係や、仕事やプライベートを優先するなどのイベントに
よる優先関係を個人ごとにカスタマイズすることができ
るという作用を有する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面図1乃至図7に基
づき、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。図1は
本発明の一実施の形態における携帯端末装置の構成を示
すブロック図、図2は図1に示す携帯端末装置によりネ
ットワークを構成するネットワーク構成図、図3は図1
に示す携帯端末装置で管理されるスケジュールデータを
示す図、図4は図1に示す携帯端末装置で管理される管
理情報を示す図、図5はスケジュール要求が発生した場
合の図1に示す携帯端末装置の動作を示すフローチャー
ト、図6はスケジューリング要求を受けた場合の図1に
示す携帯端末装置の動作を示すフローチャート、図7は
管理情報を登録または更新する場合の図1に示す携帯端
末装置の動作を示すフローチャートである。
【0036】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態における携帯端末装置の構成を説明する。図1にお
いて、通信手段103を介してネットワークに接続され
る本実施の形態における携帯端末装置としての端末A1
00は、スケジュールの入力ができる入力手段101
と、スケジュールの出力ができる出力手段102と、ス
ケジュール管理を行うスケジュール管理エージェント1
10とを備える。
【0037】スケジュール管理エージェント110は、
スケジュール優先度等の管理情報114と、それらの参
照や追加および修正を行うスケジュール管理手段111
と、入力手段を介しまたは通信手段103を介して入力
したスケジューリング要求に応じてスケジュール管理手
段111が保持する情報を参照し、必要のときは、通信
手段103を介して受けたネットワーク接続先からのス
ケジューリング要求のやりとりを行い、複数スケジュー
ルを比較判断することによりスケジュールの調整を行っ
て最適なスケジュールを決定し、決定後のスケジュール
の通知および登録をスケジュール管理手段111に対し
て指示するスケジュール調整手段112と、端末A10
0の利用者のスケジュールを含みスケジュール管理手段
111に含まれてよいスケジュールデータ113とを備
える。
【0038】次に、図2を参照して、本実施の形態にお
ける携帯端末装置により構成されるネットワークの構成
を説明する。図2において、本実施の形態における携帯
端末装置は、図1に示した端末A100の他、同様の端
末B200及び端末N201がネットワークに接続され
ている。接続されている端末はいくつでも良く、複数接
続されていない場合には、複数端末間のスケジューリン
グは行われない。尚、これら本実施の形態における携帯
端末装置に接続される他の通信先である、例えば、端末
A100、B200、N201は必ずしも携帯でなくそ
の他の端末装置でもよい。
【0039】次に、図3を参照して、本実施の形態にお
ける携帯端末装置で管理されるスケジュールデータにつ
いて説明する。このスケジュールデータは、自分のスケ
ジュールを示すデータであり、登録されているスケジュ
ールの数と同数のデータで構成される。図3に示すスケ
ジュールデータは、日時301、確定したスケジュール
かを示す確定識別子302、どのグループに関係するか
を示すグループ識別子303、スケジュールの種類を示
すイベント属性304、変更を許可するかどうかを示す
変更許可属性305、変更の際の範囲を示す変更範囲情
報306及びスケジュール内容307から構成される。
【0040】更に、図3において、確定識別子302
は、スケジュールが確定したものなのか、予約されたも
のなのか、暫定的に決定されたものなのかを示す識別子
である。グループ識別子303は、管理情報として登録
されているグループ識別子を示す。イベント属性304
は、スケジュールがどのようなイベントなのかを示すも
ので、仕事や遊びまたはクラブ活動等、設定したイベン
ト属性を示す。変更許可属性305は、重複したスケジ
ューリング要求があった場合にスケジュール変更を許可
するかどうかを示すものであり、変更を許可する場合は
変更範囲情報306に変更範囲を設定することができ
る。スケジュールデータは、本実施の形態では、上記の
ような要素から構成されているが、機能を限定した場合
等必要としないデータは省略または空データとしても良
い。本データは、スケジュール管理手段111を介して
管理されており、利用者が内部構成を意識する必要はな
い。
【0041】更に、図3には、スケジュールデータの具
体的な一例としてスケジュールデータ310を示す。ス
ケジュールデータ310は、2000年1月1日のスケ
ジュールであり311、内容は打合せであり317、ス
ケジュールは確定しており312、グループ1という識
別子で示されるグループにおけるスケジュールであり3
13、仕事に関するスケジュールであって314、予定
変更は不可であって315、予定変更が許されないた
め、変更範囲は空であるということを示す316。
【0042】次に、図4を参照して、本実施の形態にお
ける携帯端末装置で管理する管理情報について説明す
る。図4において、管理情報114は、スケジュール調
整に使用する管理データであり、スケジュール管理手段
111に保持されている。それは、1人または複数のメ
ンバからなるグループに関する情報を示すグループ情報
410と、スケジュールを入れたくない場合の設定等を
示すスケジューリング拒否情報420と、スケジューリ
ング時の優先度を示すスケジューリング優先情報430
とからなる。
【0043】また、グループ情報410は、グループを
示す識別子411と、任意につけられたグループ名41
2と、そのグループが何の括りであるかを示すグループ
属性413と、そのグループを構成するメンバ414と
から構成される。本実施の形態におけるグループ情報4
10は上記の各要素から構成されているが、不要な要素
は削除しても良く、また、スケジュール管理手段111
を介して追加や変更、削除を行うことができるが、利用
者が内部構成を意識する必要はない。複数のグループメ
ンバ間でスケジュール調整を行いたい場合には、このデ
ータを登録する必要がある。新たなスケジュール入力時
に、同時登録するようにしても良い。
【0044】更に、図4には、グループ情報の具体的な
一例としてグループ情報440を示す。このグループ情
報440は、グループ1という識別子で認識されるグル
ープ情報であって441、proj-xという名称で442、
プロジェクトメンバを示す集合であり443、AさんB
さんCさんからなるグループ444であることを示す。
【0045】また、管理情報114の1つであるスケジ
ューリング拒否情報420は、スケジューリングの要求
があった時に拒否したい場合等のために設定される情報
であり、個人に対するスケジューリング拒否を設定でき
る対個人別拒否情報421と、グループに対するスケジ
ューリング拒否を設定できる対グループ別拒否情報42
2と、日時に対するスケジューリング拒否を設定できる
対日時別拒否情報423とから構成される。これらの情
報を設定することにより、スケジューリングしたくない
個人やグループ、日時を登録し、スケジューリングを避
けることができる。本実施の形態では上記の各要素から
構成されているが、さらに詳細な組合せテーブルとして
他の要素を追加して良く、設定しなくて良いものは省略
しても良い。また、スケジュールの追加や変更及び削除
等は、希望を入力するだけでスケジュール管理手段11
1を介して自動的に行うことができるので、利用者は内
部のデータ構成を意識する必要はない。
【0046】更に、図4には、スケジューリング拒否情
報の具体的な一例としてスケジューリング拒否情報45
0を示す。このスケジューリング拒否情報450は、個
人に対する拒否情報として、Aさんからのスケジューリ
ングは拒否するように設定され451、グループに対す
る拒否情報として、グループ1に対するスケジューリン
グは拒否するように設定され452、日時に対する拒否
情報として、3月8日と9月11日のスケジューリング
は拒否するように設定される453。各拒否情報の数に
制限はなく、必要な数だけ登録し、必要でないものは登
録しなくても良い。ここには示していないが、各拒否情
報の組合せを登録することにより、さらに細かい対応も
可能である。
【0047】また、管理情報114の1つであるスケジ
ューリング優先情報430は、複数の人が関与するスケ
ジュールを調整する場合のスケジューリングに用いる優
先度を示す情報であり、スケジューリング対象個人個人
に対する優先度を示す個人別優先情報431と、スケジ
ューリングするグループに対する優先度を示すグループ
別優先情報432と、イベント種別に対する優先度であ
るイベント別優先情報433と、スケジューリング日時
に対する優先度である日時別優先情報434とから構成
される。
【0048】また、スケジューリング優先情報430
は、任意のスケジューリング要求に対する複数間のスケ
ジュール調整時に、どこに重みをおいてスケジュール調
整するかの判断材料として使用される。本実施の形態に
おいては、上記の各要素から構成されているが、さらに
詳細な組合せテーブルとして他の要素を追加しても良い
し、設定しなくて良いものは省略しても良い。また、ス
ケジュール管理手段111を介して追加や変更、削除を
行うことができるので、利用者がデータの内部構成を意
識する必要はない。
【0049】更に、図4には、スケジューリング優先情
報の具体的な一例としてスケジューリング優先情報46
0を示す。このスケジューリング優先情報460は、個
人に対する優先度を示す情報としては何も設定されず4
61、グループに対する優先度を示す情報として、グル
ープ2におけるスケジューリングは最優先するように設
定され462、イベントに対する優先度を示す情報とし
て、仕事に関するスケジューリングは最優先するように
設定され463、日時に対する優先度を示す情報とし
て、平日5時以降の時間を優先することと10月20日
は優先度を下げることが設定されている464。各優先
情報の数に制限はなく、必要であるだけ登録し、必要な
いものは登録しなくても良い。優先度を上げたいものの
み記述するようにしても良いし、優先度としてあらかじ
め決めた範囲の数値を用いて表しても良い。また、優先
情報によりスケジュールの決定可能性を予測することが
でき、それに応じてスケジュールの予約を行うことがで
きる。
【0050】次に、図4を参照して、管理情報114の
具体的な入出力の方法について説明する。今、利用者が
入力手段101を介して現在設定されている管理情報1
14の表示を指示すると、スケジュール管理手段111
は管理情報114(グループ情報410、拒否情報情報
420、優先情報420)から該当する情報を引き出し
て出力手段102に渡し、それを表示する。管理情報1
14の追加、変更、削除が必要な場合は、表示されてい
る管理情報114を見ながら入力手段101にその指示
を入力する。スケジュール管理手段111は入力された
追加、変更、削除等更新の要求に従い、それを実行して
管理情報114を更新する。このようにして、管理情報
114の更新はスケジュール管理手段111により自動
的に行われるので、利用者はそのデータ構成を知らなく
ても更新することができる。
【0051】次に、図5乃至図7を参照して、本実施の
形態における携帯端末装置の動作について説明する。ま
ず、図5を参照して、新たなスケジュール要求が発生し
た場合における携帯端末装置の動作を説明する。図5に
おいて、入力手段101(図1)から新たなスケジュー
ル要求が入力されると(ステップ501)、そのスケジ
ュール要求はスケジュール管理エージェント110へ入
力され、スケジュール調整手段112へと通知される。
このスケジュール要求の発生は、タイマによる自発的な
スケジュール発生等、入力手段を介したものでなくとも
良い。スケジュール調整手段112は、スケジュール管
理手段111を介してスケジュールデータ113から、
新規発生したスケジュール要求における日時と重なる既
存スケジュールデータを引き出す(ステップ502)。
また、スケジュール管理手段111を介して管理情報1
14の必要な情報を引き出す(ステップ503)。
【0052】次に、スケジュール調整手段112は、引
き出したデータを基にスケジュール調整を行う(ステッ
プ504)。管理情報のスケジューリング拒否情報42
0(図4)に触れないことと、既存データとの重複がな
いことを確認できれば、入力されたスケジューリング要
求通りのスケジュールとする。スケジューリング拒否情
報に触れた場合、また、既存データと重複していた場合
は、スケジュールデータやスケジューリング優先情報4
30(図4)、重複している場合は変更許可属性305
と変更範囲情報306(図3)を加えて参照し、優先度
の重み付け演算等を用いた判断を行い、スケジュールで
きる候補日程を選択し、修正したスケジューリング要求
を作成する。
【0053】ステップ504においてスケジュール調整
した後、ネットワークを介したスケジュール調整が必要
かどうかを判断し(ステップ505)、個人的なスケジ
ュールである等他の端末へのスケジューリング要求が必
要なければ、スケジュール管理手段111を介してスケ
ジュール登録する(ステップ530)。複数人数が属す
るグループへのスケジューリング要求であれば、グルー
プ情報を元に該当する宛先に対し、スケジュール調整を
要求するためのスケジューリング要求を通信手段103
を介して送信する(ステップ506)。すなわち、スケ
ジュール管理手段111が保持する管理情報114は、
あらかじめ設定されたスケジュールに関係する端末装置
を特定する複数のグループ情報410を含み、スケジュ
ール調整手段112は入力したスケジュール要求に対応
するグループ情報410を利用して必要な通信先の端末
装置を判断し、それら端末装置との間でスケジュール調
整を行う。
【0054】スケジュール要求が同時に入る可能性を考
慮して、スケジューリングされる日程や候補日程または
候補日程の周辺などを、スケジュール管理手段111を
介してスケジュールデータへ予約登録する(ステップ5
07)。予約登録では、スケジュールデータ113の確
定識別子302(図3)を予約を示すIDとして登録す
る。予約登録においては、複数の端末装置から各々が希
望するスケジュールを予め受信して、予約スケジュール
として登録しておく。そして、自端末によるスケジュー
ル要求のときにその予約登録スケジュールを加えてスケ
ジューリングを行う。複数のスケジューリングが発生し
ない場合等は、スケジュール予約は行わなくても良い。
その後、ステップ508において、他の携帯端末装置へ
送信したスケジューリング要求に対する返答を待つ。
【0055】次に、ステップ508における返答待ち以
降の動作を説明する。スケジュール管理エージェント1
10が通信手段103を介して受信した返答は、スケジ
ュール調整手段112へと渡される(ステップ52
0)。スケジュール調整手段112は、どのスケジュー
リング要求に対する返答かを確かめ、返答内容に対応し
た日時の既存スケジュールデータを引き出し(ステップ
521)、関連する管理情報を引き出す(ステップ52
2)。
【0056】スケジューリング要求に対する返答内容
と、要求したスケジュールを含めた複数のスケジュール
を元に、上記で引き出した既存スケジュールデータや関
連する管理情報を参照しながら、最適なスケジュールと
なるようにスケジュール調整を行う(ステップ52
3)。調整する際のルールは、優先度の高いスケジュー
ルを優先的に採用するように、優先度に応じた重み付け
演算によるものでも良いし、絶対的な拒否がない限り元
の要求通りのスケジュールにするものとしても良いし、
他の判断でもよい。
【0057】ステップ524において、スケジュール調
整がうまくいった場合には、対象となる相手へスケジュ
ールの確定を通知して(ステップ529)、スケジュー
ルの新規登録を行う(ステップ530)が、予約があっ
た場合には、確定要素への変更を行う。また、出力手段
がある場合は、利用者に対し通知するようにしても良
い。
【0058】ステップ524において、スケジュール調
整がうまくいかなかった場合、例えば、各スケジュール
での重み付け演算の結果値が、設定した最低値よりも低
くなってしまった場合等には、これまでの返答内容、ス
ケジュールデータおよび管理情報を参照しながら、調整
可能となるようにスケジューリングの候補日程を選択
し、再び調整へ移行する(ステップ528)。
【0059】また、多人数のスケジュール調整の際に
は、返答待ち(ステップ508)において、全ての対象
端末からの返答を受けた後に調整を行っても良いが、一
部の返答のみで暫定的に調整を行うことも出来る。暫定
的な調整を行った場合には、スケジュール調整が終了し
た後、調整を行った相手に対して暫定スケジュールを通
知し(ステップ525)、スケジュールデータには暫定
IDを付加して登録する(ステップ526)。その後、
到着していない返答を待つ(ステップ527)ために、
待ち状態(ステップ508)に戻り、必要な回数繰り返
す。返答の到着が遅れるものが存在した場合でもスケジ
ュールの調整を行うことはできるが、極端に遅れた場合
は、到着したもののみで確定してしまうようにしても良
い。
【0060】次に、図6を参照して、スケジューリング
要求を受けた場合における携帯端末装置の動作を説明す
る。図6に示す動作は、図5の場合とは逆に、ネットワ
ークを介してスケジューリング要求を受けた場合の動作
を示すものである。このスケジューリング要求は、「こ
のようなスケジュールを入れたいのですけど、御都合は
どうですか」という、スケジュール立案者から関係する
人への要請と捉えることができる。図6において、通信
手段103を介して受信したスケジューリング要求は、
スケジュール調整手段112へ渡される(ステップ60
1)。スケジュール調整手段112は、スケジューリン
グ要求内容に対応した日時の既存スケジュールデータを
引き出し(ステップ602)、関連する管理情報を引き
出す(ステップ603)。
【0061】引き出した情報内容から、スケジューリン
グ要求のある日時にスケジュールがあるかどうか、ある
場合は変更が可能であるかどうか、優先関係がどうであ
るか、また、要求の日時、グループ、個人に対し拒否情
報が設定されているかどうか等を参照し、要求をそのま
ま受け入れるか、違う時間に設定して欲しいのか、拒否
するのかを判断しつつスケジュール調整を行い(ステッ
プ604)、調整内容を返答する(ステップ605)。
スケジューリング要求に対し、幅広い選択が可能である
場合、つまり、指定日時に対し、それ以外の日時でも受
け入れ可能である場合などでは、候補として複数の日時
または幅を持たせた日時を返答するようにしても良い。
その際に、返答した日時がある場合、その日時をスケジ
ュールデータに予約登録する(ステップ606)。そし
て、その返答に対する通知が来るのを待つ(ステップ6
07)。
【0062】次に、スケジューリング要求の発信元から
スケジュール調整後の通知を受信した(ステップ62
0)ときの動作を説明する。ステップ621において、
通知内容が、確定したスケジュールか、暫定スケジュー
ルであるかを判断し(ステップ621)、確定したスケ
ジュールであれば、そのスケジュールをスケジュールデ
ータ113に登録する(ステップ623)が、予約デー
タが存在する場合には、そのデータを書き換えることに
なる。暫定のものであれば、暫定スケジュールとして登
録し(ステップ622)、再び通知を受信するのを待
つ。出力手段がある場合には、確定したスケジュールを
提示するようにしても良い。
【0063】次に、図7を参照して、管理情報を登録ま
たは更新する場合における携帯端末装置の動作を説明す
る。図7において、入力手段101からスケジュール管
理エージェント110に対し、管理情報114における
グループ情報410、スケジューリング拒否情報420
またはスケジューリング優先情報430の登録要求が入
力されると、スケジュール管理手段111は、その入力
を受け(ステップ701)て、既存の情報と重複しない
かどうかを確認し(ステップ702)、新規登録または
追加修正を行う(ステップ703)。
【0064】また、スケジュール入力の際に、新規のグ
ループとしてスケジューリング要求があった場合は、そ
のグループを同時に登録するようにしても良い。また、
登録した情報が、グループの情報等、複数の端末で共有
するべき情報かどうかを検出し(ステップ704)、複
数の端末で共有するべき情報の場合は、通信手段103
を介して関係する他の端末に対し登録を要請する(ステ
ップ705)。
【0065】また、逆に、他の端末からの登録要求を受
信すると(ステップ721)、スケジュール管理手段1
11は、前記同様に既存の情報と重複しないかどうかを
確認し(ステップ722)、新規登録または追加修正を
行う(ステップ723)。
【0066】本実施の形態によると、これら管理情報を
利用者が設定することが可能になり、個人の予定や対人
関係に合わせて設定することにより、個人個人に有効で
柔軟なスケジューリングを自動的に行うことが可能にな
る。なお、以上説明した本発明の実施の形態における携
帯端末装置およびスケジュール管理方法はハードウェア
またはソフトウェアの何れでも実現可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、特に
利用者が希望するスケジュールを入力するだけで、スケ
ジュールの新規追加または変更に対し自動的にスケジュ
ールを調整できるようにしたことにより、特定のサーバ
マシンに接続する必要がなく、人間の関与が最小限にな
るのでスケジュール管理の手間が省け、他人のスケジュ
ールやネットワークを意識することなく利用することが
できるため、利用者の労力削減と利便性の高い携帯端末
装置およびスケジュール管理方法を提供することができ
る。
【0068】また、本発明は、上記のように構成され、
特に利用者が希望するスケジュールを入力するだけで、
他人のスケジュールを意識することなくスケジュール管
理を自動的に行うことが可能になり、さらに、個人のカ
スタマイズもできることから、プライベートな情報とパ
ブリックな情報を併せ持つことも可能になり、利用者の
労力削減と利便性の向上とを実現することができる携帯
端末装置およびスケジュール管理方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における携帯端末装置の
構成を示すブロック図、
【図2】図1に示す携帯端末装置によりネットワークを
構成するネットワーク構成図、
【図3】図1に示す携帯端末装置で管理されるスケジュ
ールデータを示す図、
【図4】図1に示す携帯端末装置で管理される管理情報
を示す図、
【図5】スケジュール要求が発生した場合の図1に示す
携帯端末装置の動作を示すフローチャート、
【図6】スケジューリング要求を受けた場合の図1に示
す携帯端末装置の動作を示すフローチャート、
【図7】管理情報を登録または更新する場合の図1に示
す携帯端末装置の動作を示すフローチャート、
【符号の説明】
100 端末A 101 入力手段 102 出力手段 103 通信手段 110 スケジュール管理エージェント 111 スケジュール管理手段 112 スケジュール調整手段 113 スケジュールデータ 114 管理情報 200 端末B 201 端末N 301 日時を表すデータ 302 確定識別子を表すデータ 303 グループ識別子を表すデータ 304 イベント属性を表すデータ 305 変更許可属性を表すデータ 306 変更範囲情報を表すデータ 307 スケジュール内容を表すデータ 310 スケジュールデータの一例 311 日時を表すデータの一例 312 確定識別子を表すデータの一例 313 グループ識別子を表すデータの一例 314 イベント属性を表すデータの一例 315 変更許可属性を表すデータの一例 316 変更範囲情報を表すデータの一例 317 スケジュール内容を表すデータの一例 410 グループ情報 411 グループ識別子を表すデータ 412 グループ名を表すデータ 413 グループ属性を表すデータ 414 グループメンバを表すデータ 420 スケジューリング拒否情報 421 対個人別拒否情報を表すデータ 422 対グループ別拒否情報を表すデータ 423 対日時別拒否情報を表すデータ 430 スケジューリング優先情報を表すデータ 431 個人別優先情報を表すデータ 432 グループ別優先情報を表すデータ 433 イベント別優先情報を表すデータ 434 日時別優先情報を表すデータ 440 グループ情報の一例 441 グループ識別子を表すデータの一例 442 グループ名を表すデータの一例 443 グループ属性を表すデータの一例 444 グループメンバを表すデータの一例 450 スケジューリング拒否情報の一例 451 対個人別拒否情報を表すデータの一例 452 対グループ別拒否情報を表すデータの一例 453 対日時別拒否情報を表すデータの一例 460 スケジューリング優先情報の一例 461 個人別優先情報を表すデータの一例 462 グループ別優先情報を表すデータの一例 463 イベント別優先情報を表すデータの一例 464 日時別優先情報を表すデータの一例

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介し1以上の端末装置と接
    続する通信手段と、前記通信手段を介してスケジュール
    を調整するスケジュール管理エージェントとを有する携
    帯端末装置であって、前記スケジュール管理エージェン
    トは、利用者のスケジュールを含むスケジュールデータ
    を記憶し、スケジュールを管理する管理情報の参照や追
    加および修正を行うスケジュール管理手段と、入力した
    スケジューリング要求に応じ前記スケジュール管理手段
    が保持する管理情報を参照して、前記ネットワークを介
    し前記端末装置からのスケジュール要求を含む複数スケ
    ジュールを調整し前記スケジュール管理手段に対し調整
    したスケジュールを通知し登録を指示するスケジュール
    調整手段とを有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】前記スケジュール調整手段は、前記管理情
    報に含まれる優先情報を参照して、スケジュールの決定
    可能性を予測し、それに基づき前記スケジュール管理手
    段を介してスケジュールの予約を行うことを特徴とする
    請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 【請求項3】前記スケジュール調整手段は、前記ネット
    ワークを介し同時に複数の端末装置とスケジュールを調
    整するに際し、返答のあったスケジュールのみを対象に
    比較調整して暫定的にスケジュールを決定し、適宜スケ
    ジュールの調整を繰り返してスケジュールを確定するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または2記載の携帯
    端末装置。
  4. 【請求項4】前記スケジュール管理手段は、既存のスケ
    ジュールデータに対し、スケジュールの変更を許可する
    かどうかを示す変更許可属性と、変更を許可する場合に
    変更しても良い範囲を示す変更範囲情報とを付加して、
    スケジュールの調整に利用するようにしたことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の携帯端末装置。
  5. 【請求項5】前記スケジュール管理手段が保持する管理
    情報は、あらかじめ設定されたスケジュールに関係する
    端末装置を特定する複数のグループ情報を含み、前記ス
    ケジュール調整手段は入力したスケジュール要求に対応
    するグループ情報に従い必要な通信先の端末装置を判断
    しスケジュール調整を行うようにしたことを特徴とする
    請求項1、2、3または4記載の携帯端末装置。
  6. 【請求項6】前記スケジュール管理手段は、前記管理情
    報におけるグループ情報を任意に置換、追加、削除し、
    前記任意に置換、追加、削除したグループ情報をネット
    ワークを介し関係する相手先に対し通知してそのグルー
    プ情報を更新させるようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の携帯端末装置。
  7. 【請求項7】前記スケジュール管理手段が保持する前記
    管理情報は、対個人別拒否情報、対グループ別拒否情
    報、日時別拒否情報を含む予め設定されたスケジューリ
    ング拒否情報を有し、前記スケジュール調整手段は入力
    したスケジュール要求に対応するスケジューリング拒否
    情報を利用してスケジュールを調整するようにしたこと
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載の携帯端末
    装置。
  8. 【請求項8】前記スケジュール管理手段は、前記管理情
    報におけるスケジューリング拒否情報を任意に置換、追
    加、削除し、前記任意に置換、追加、削除したスケジュ
    ーリング拒否情報をネットワークを介し関係する相手先
    に対し通知してそのスケジューリング拒否情報を更新さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項7記載の携帯端
    末装置。
  9. 【請求項9】前記スケジュール管理手段が保持する前記
    管理情報は、対個人別優先情報、対グループ別優先情
    報、イベント別優先情報、日時別優先情報を含む予め設
    定されたスケジューリング優先情報を有し、前記スケジ
    ュール調整手段は入力したスケジュール要求に対応する
    スケジューリング優先情報を利用してスケジュールを調
    整するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の携帯端末装置。
  10. 【請求項10】前記スケジュール管理手段は、前記管理
    情報におけるスケジューリング優先情報を任意に置換、
    追加、削除し、前記任意に置換、追加、削除したスケジ
    ューリング優先情報をネットワークを介し関係する相手
    先に対し通知してそのスケジューリング優先情報を更新
    させるようにしたことを特徴とする請求項9記載の携帯
    端末装置。
  11. 【請求項11】ネットワークを介し1以上の端末装置と
    接続する通信手段と、前記通信手段を介してスケジュー
    ルを調整するスケジュール管理エージェントとを有する
    携帯端末装置におけるスケジュール管理方法において、
    利用者のスケジュールを含むスケジュールデータ及び前
    記スケジュールを管理する管理情報を保持し、前記管理
    情報に対し任意に追加および修正を実行し、入力したス
    ケジューリング要求に応じ前記保持している管理情報を
    参照して前記ネットワークを介し前記端末装置からのス
    ケジュール要求を含む複数スケジュールを調整し調整し
    たスケジュールを登録する各工程からなることを特徴と
    する携帯端末装置におけるスケジュール管理方法。
  12. 【請求項12】前記管理情報に含まれる優先情報を参照
    して、スケジュールの決定可能性を予測し、それに基づ
    き前記スケジュール管理手段を介してスケジュールの予
    約を行うことを特徴とする請求項11記載のスケジュー
    ル管理方法。
  13. 【請求項13】前記ネットワークを介し同時に複数の端
    末装置とスケジュールを調整するに際し、返答のあった
    スケジュールのみを対象に比較調整して暫定的にスケジ
    ュールを決定し、適宜スケジュールの調整を繰り返して
    スケジュールを確定する工程を含むことを特徴とする請
    求項11または12記載のスケジュール管理方法。
  14. 【請求項14】既存の前記スケジュールデータに対し、
    スケジュールの変更を許可するかどうかを示す変更許可
    属性と、変更を許可する場合に変更しても良い範囲を示
    す変更範囲情報とを付加し、スケジュールの調整に利用
    するようにしたことを特徴とする請求項11、12また
    は13記載のスケジュール管理方法。
  15. 【請求項15】前記スケジュールを管理する管理情報
    は、あらかじめ設定されたスケジュールに関係する端末
    装置を特定する複数のグループ情報を含み、入力したス
    ケジュール要求に対応するグループ情報に従い必要な通
    信先の端末装置を判断してスケジュール調整を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項11、12、13または
    14記載のスケジュール管理方法。
  16. 【請求項16】前記管理情報におけるグループ情報を任
    意に置換、追加、削除し、前記任意に置換、追加、削除
    したグループ情報を前記ネットワークを介し関係する相
    手先に対し通知してそのグループ情報を更新させるよう
    にしたことを特徴とする請求項15記載のスケジュール
    管理方法。
  17. 【請求項17】前記スケジュールを管理する管理情報
    は、対個人別拒否情報、対グループ別拒否情報、日時別
    拒否情報を含む予め設定されたスケジューリング拒否情
    報を含み、入力したスケジュール要求に対応するスケジ
    ューリング拒否情報を利用してスケジュールを調整する
    ようにしたことを特徴とする請求項11、12、13ま
    たは14記載のスケジュール管理方法。
  18. 【請求項18】前記スケジュールを管理する管理情報に
    おけるスケジューリング拒否情報を任意に置換、追加、
    削除し、前記任意に置換、追加、削除したスケジューリ
    ング拒否情報をネットワークを介し関係する相手先に対
    し通知してそのスケジューリング拒否情報を更新させる
    ようにしたことを特徴とする請求項17記載のスケジュ
    ール管理方法。
  19. 【請求項19】前記スケジュールを管理する管理情報
    は、対個人別優先情報、対グループ別優先情報、イベン
    ト別優先情報、日時別優先情報を含む予め設定されたス
    ケジューリング優先情報を含み、入力したスケジュール
    要求に対応するスケジューリング優先情報を利用してス
    ケジュールを調整するようにしたことを特徴とする請求
    項11、12、13または14記載のスケジュール管理
    方法。
  20. 【請求項20】前記スケジュールを管理する管理情報に
    おけるスケジューリング優先情報を任意に置換、追加、
    削除し、前記任意に置換、追加、削除したスケジューリ
    ング優先情報をネットワークを介し関係する相手先に対
    し通知してそのスケジューリング優先情報を更新させる
    ようにしたことを特徴とする請求項19記載のスケジュ
    ール管理方法。
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