JP2001034046A - 現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置

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JP2001034046A
JP2001034046A JP11201646A JP20164699A JP2001034046A JP 2001034046 A JP2001034046 A JP 2001034046A JP 11201646 A JP11201646 A JP 11201646A JP 20164699 A JP20164699 A JP 20164699A JP 2001034046 A JP2001034046 A JP 2001034046A
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Tomomi Kakeshita
智美 掛下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラ上に担持したトナーの帯電電荷量
を高く維持することができ、接触現像を行っても階調性
が優れた画像を得ることを可能とした現像装置、および
画像形成装置等を提供することである。 【解決手段】 現像装置4は、1成分現像剤の負極性の
非磁性トナー8を収容した現像容器14に、感光ドラム
1に接触する現像ローラ5、およびこれに接触する弾性
ブレード7等を備えてなり、現像ローラ5に電源18か
ら直流電圧の現像バイアスを印加するDC接触現像法を
採る。ブレード7で層厚規制および帯電を受けた現像ロ
ーラ5上トナー8の帯電量をさらに高めるために、ブレ
ード7の下流側に現像ローラ5に接触する帯電ローラ2
0を設けて、これに−1700Vの帯電バイアスを印加
し、現像バイアスの直流電圧−200Vとの電位差15
00Vで、現像ローラ5上トナー8を帯電した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子写真
複写機、電子写真プリンター等の画像形成装置、この画
像形成装置に具備される現像装置、現像カートリッジお
よびプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成装置で
は、光電性物質を利用し、種々の方法により感光体上に
電気的潜像を形成し、ついで潜像をトナーを用いて現像
して可視化し、得られたトナー像を必要に応じて紙など
の記録材に転写し、熱や圧力等により定着して、複写物
を得ている。
【0003】画像の解像力、鮮明度等の向上が求められ
ている現在、現像装置の現像剤担持体上へのトナーの薄
層形成方法、および現像装置に関する開発は必須となっ
ており、これに対していくつかの方策が提案されてい
る。
【0004】その1つとして、現像剤担持体として半導
電性の現像ローラまたは表面に結う電送を形成した現像
ローラを用い、これを感光体の表面に押し当てた態様で
現像を行う1成分接触現像法が提案されている。図13
に1成分接触現像方式の現像装置を示す。
【0005】本現像装置55は、1成分現像剤の非磁性
トナー57を収容した現像容器58内に、現像ローラ5
4、弾性ローラ56および弾性ブレード59等を備えて
なり、現像ローラ54に弾性ブレード59よりも現像ロ
ーラ回転方向上流側で圧接した弾性ローラ56を矢印D
方向に回転することにより、容器57内に収容された非
磁性トナー57を現像ローラ54に供給している。
【0006】現像ローラ54に供給されたトナー57
は、現像ローラ54の矢印B方向の回転にともない弾性
ブレード59のところに搬送され、弾性ブレード59と
現像ローラ54の当接部での摩擦により摩擦帯電電荷
(トリボ)を付与され、また層厚を規制されてトナー薄
層に形成される。
【0007】薄層化されたトナー57は、現像ローラ5
4の回転にしたがって感光ドラム1と現像ローラ54と
が当接した現像部に至り、感光ドラム1上の静電潜像の
現像に供される。潜像の現像に使用されずに現像ローラ
54に残存した転写残りトナーは、現像ローラ54とと
もに現像容器58内に戻され、現像ローラ54と弾性ロ
ーラ56との当接部で弾性ローラ56により剥ぎ取られ
る。これと同時に、上記したように、新たなトナー57
が現像ローラ54に供給され、上記の過程を繰り返す。
【0008】この弾性ローラ56には、ポリウレタンフ
ォーム、スポンジ等からなる発泡体、あるいはファーブ
ラシを用いている。また弾性ブレード59は金属薄板を
用いることがあるが、現像ローラ54が金属材料製であ
る場合は、現像ローラ54の摩耗の点で好ましくなく、
良好なトナー薄層を形成するためには、弾性ブレード5
9をウレタン、シリコーン等のゴム材料で形成する必要
がある。
【0009】このような現像装置構成で、非磁性トナー
57の現像ローラ54上へのトナー薄層の形成が可能と
なり、良好な現像により、かぶりもなく、よりシャープ
な画像を得ることが可能となった。
【0010】
【発解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の
1成分接触現像装置55では、以下のような問題があっ
た。
【0011】現像コントラストと感光体上の単位面積あ
たり転移した現像トナー量の関係を図14に示す。帯電
電荷量を−40〜−20μC/g程度持った非磁性トナ
ーを用いて接触現像を行った場合、図14に示されるよ
うに、感光体に転移するトナー量(現像トナー量)は、
低い現像コントラストで急激な立ち上がりを見せてい
る。
【0012】図15に、この接触現像による画像形成
で、ディザ法により600dpiで出力した画像の64
階調と画像濃度との関係を示す。図15に示されるよう
に、低濃度部であるハイライト部Aの階調が得られにく
く、かつ高濃度部Bの階調性は得られない。
【0013】このように、従来の1成分接触現像装置で
は、優れた階調性を得ることが困難である問題があっ
た。
【0014】本発明の目的は、現像ローラ上に担持した
トナーの帯電電荷量を高く維持することができ、接触現
像を行っても階調性が優れた画像を得ることを可能とし
た現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ
および画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置、現像カートリッジ、プロセスカートリッジお
よび画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、回転する現像剤担持体上に非磁性1成分現像剤を担
持して搬送し、前記現像剤担持体に当接した現像剤規制
部材により前記担持された現像剤の層厚を規制した後、
前記現像剤担持体が回動する像担持体と当接した現像部
において現像剤により、前記現像剤担持体に現像バイア
スを印加した下で、前記像担持体上の静電潜像を現像す
る現像装置において、前記現像剤担持体の回動方向上、
前記現像剤規制部材の下流側で前記現像部の上流側の位
置に、前記現像剤担持体に当接する現像剤帯電部材を設
け、現像時、前記現像剤担持体に現像バイアスとして前
記現像剤と同極性の直流電圧を印加するとともに、前記
現像剤帯電部材により前記現像剤担持体に帯電バイアス
として、前記現像剤と同極性の直流電圧を前記現像剤に
対する放電開始電圧以上で印加することを特徴とする現
像装置である。
【0016】本発明によれば、前記現像剤帯電部材は、
前記現像剤担持体の回動方向と直角方向において、前記
像担持体の回動方向と直角方向の画像形成域と対応する
部分の領域で、前記現像剤担持体の表面に当接する。前
記現像剤帯電部材は、前記現像剤担持体に対し従動また
駆動により同速度で回動する。前記現像剤帯電部材は導
電性の弾性ローラからなる。前記現像剤帯電部材を前記
現像剤担持体に非接触に設けることもできる。また、前
記現像剤の形状係数SF−1が100〜180であり、
形状係数SF−2が100〜140である。
【0017】また本発明は、上記現像装置を有する、画
像形成装置本体に着脱自在な現像カートリッジである。
上記現像装置を有する、画像形成装置本体に着脱自在な
プロセスカートリッジである。
【0018】さらに本発明は、上記現像装置を有する画
像形成装置である。現像装置を複数色分有することがで
きる。上記現像カートリッジを着脱自在に有する画像形
成装置である。現像カートリッジを複数色分、着脱自在
に有することができる。上記プロセスカートリッジを着
脱自在に有する画像形成装置である。プロセスカートリ
ッジを複数色分、着脱自在に有することができる。
【0019】また本発明によれば、画像形成装置は、現
像装置による現像で像担持体上に得られたトナー像を、
記録材上に直接転写するようにすることができる。ある
いは、現像装置による現像で像担持体上に得られたトナ
ー像を第2の像担持体に転写し、ついで記録材上に転写
するようにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0021】実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図、図2は、図1の画像形成装置に設置された現像装
置を示す断面図、図3は、同じく現像装置の正面図であ
る。
【0022】図1に示すように、画像形成装置は、像担
持体として矢印A方向に回転するドラム状の電子写真感
光体、すなわち感光ドラム1を備え、その感光ドラム1
の表面が帯電器2によって一様に帯電され、レーザー露
光手段3Aからのレーザー光3が露光されて、感光ドラ
ム1の表面に静電潜像が書き込まれる。
【0023】この感光ドラム1に対して現像装置4が近
接配置されている。この現像装置4は、画像形成装置本
体に着脱自在な現像カートリッジに構成されている。感
光ドラム1上の静電潜像は、現像装置4によって現像し
てトナー像として可視化される。本実施例では、現像装
置4による現像を、感光ドラム1の表面の露光部にトナ
ーを付着して潜像を現像する、いわゆる反転現像方式と
している。
【0024】感光ドラム1上に形成されたトナー像は、
記録材カセット22から給紙ローラ47により感光ドラ
ム1に供給された記録材である用紙13に、転写ローラ
9の作用により転写される。トナー像を転写された用紙
13は定着器12に送られて、そこでトナー像の定着処
理をされた後、複写画像として装置外に排出される。
【0025】転写を終了した感光ドラム1は、表面に残
存した転写残りトナーをクリーニングブレード10によ
り掻き取られた後、つぎの画像形成に供される。除去さ
れた転写残りトナーは、ブレード10を設けた廃トナー
容器11に収納される。
【0026】現像装置4について図2により説明する。
本現像装置4は、1成分現像剤の非磁性トナー(1成分
トナー)8を収容した現像容器14に、現像ローラ5、
弾性ローラ6、弾性ブレード7、トナー攪拌部材16お
よびトナー帯電ローラ20等を備えて構成されている。
【0027】現像剤担持体としての現像ローラ5は、感
光ドラム1と対向した現像容器14の長手方向に延在す
る開口部に配置され、そのほぼ右半周面を容器14内に
突入し、残りの左半周面を容器14外に露出して横設さ
れている。現像ローラ5の現像容器14外に露出した表
面は、感光ドラム1の表面に所定の当接幅で接触されて
いる。この現像ローラ5は、矢印A方向に回転する感光
ドラム1に対して、接触部が同方向に移動する矢印Bの
順方向に回転駆動される。
【0028】現像ローラ5の表面は、トナー8との摺擦
の度合いを高くし、かつトナー8の良好な搬送性を持た
せるために、適度な凹凸を付されている。本実施例で
は、現像ローラ5を、直径16mm、長さ216mm、
厚さ5mmのシリコーンゴムの円筒上にアクリル・ウレ
タン系樹脂をコーティングした構成とした。そのローラ
抵抗は104〜106Ωとした。また感光ドラム1の周速
50mm/秒に対し若干早めた80mm/秒の周速で回
転させた。
【0029】現像ローラ5には現像電源18が接続され
ており、現像時、電源18から現像ローラ5に現像バイ
アスが印加される。本実施例では、DC接触現像法を採
用しており、現像バイアスとして直流電圧を印加した。
またこの電源18はトナー帯電ローラ20に接続され、
トナー帯電ローラ20に帯電バイアスを現像バイアスを
分圧して印加できるようにしている。トナー帯電ローラ
20については後述する。
【0030】現像ローラ5の抵抗値の測定は、直径30
mmのアルミニウムローラと現像ローラ5とを当接荷重
500gfで当接し、アルミニウムローラを周速50m
m/秒で回転し、現像ローラに400Vの直流電圧を印
加して、アース側に取り付けた10MΩの抵抗の両端の
電圧を測って流れる電流を求め、それから現像ローラの
抵抗を算出し実施した。
【0031】弾性ローラ6は、現像ローラ5の感光ドラ
ム1側とは反対側の下寄りの位置の表面に当接され、か
つ回転自在に支持されている。弾性ローラ6としては、
発泡骨格状スポンジ構造や、芯金上にレーヨン、ナイロ
ン等の繊維を植毛したファーブラシ構造のものが、現像
ローラ5に対するトナー8の供給および現像残りトナー
の剥ぎ取りの点から好ましい。本実施例では、弾性ロー
ラ6を、芯金上にポリウレタンフォームを設けた発泡骨
格状スポンジ構造とした。弾性ローラ6の直径は16m
mとした。
【0032】この弾性ローラ6の現像ローラ5に対する
当接幅は1〜8mmが有効で、また現像ローラ5に対し
その当接部で相対速度を持たせることが好ましい。本実
施例では、弾性ローラ6の現像ローラ5との当接幅を3
mmに設定し、現像動作時、弾性ロー6の周速を50m
m/秒(現像ローラ5との相対速度は130mm/秒)
となるように、図示しない駆動手段により回転駆動させ
た。
【0033】弾性ブレード7は、弾性ローラ6よりも現
像ローラ5の回転方向下流側の位置において、自由端側
の先端部近傍が現像ローラ5の外周面に面接触するよう
に、支持板金15で現像容器14に支持して設けられて
いる。弾性ブレード7は、シリコーン、ウレタン等のゴ
ム材料の板を用いるか、バネ弾性を有するSUSまたは
リン青銅の金属薄板を基本とし、その金属薄板の現像ロ
ーラ5への当接面側にゴム材料を接着したもの等が用い
られる。弾性ブレード7の現像ローラ5に対する当接方
向は、先端側が現像ローラ5の回転方向上流側に位置す
る、いわゆるカウンター方向としてある。
【0034】本実施例では、弾性ブレード7は、厚さ
1.0mmのウレタンゴムのチップをSUS板に接着し
たものを使用した。弾性ブレード7は支持板金15によ
り現像容器14に取り付けられる。また現像ローラ5に
対する当接圧は、線圧で25〜35g/cmに設定し
た。線圧の測定は、摩擦係数が既知の金属薄板を3枚、
現像ローラ5と弾性ブレード7の当接部に挿入し、中央
の金属板1枚にバネ計りを取り付け、バネ計りを引張っ
て中央の金属板1枚を引き抜いたときの荷重から、弾性
ブレード7の長手方向(現像ローラ5の長手方向と同方
向)単位長さあたりに換算することにより行った。
【0035】図3は、図2の現像装置4を感光ドラム1
方向から見た正面図である。理解の便宜のために現像ロ
ーラ5を省略してある。
【0036】図3に示すように、現像容器14の開口部
の両側には、開口部に配置される現像ローラ5の両端部
からのトナー漏れを防止するために、端部シール部材1
9を設けて、現像ローラの両端部をシールしている。
【0037】弾性ブレード7は、図3に斜線で示す現像
ローラ5との当接ニップから先端に行くほど、現像ロー
ラ5の長手方向と同方向の長さが短くなるように、両端
部を先端に向けて切断したような傾斜辺としてある。弾
性ブレード7による規制で現像ローラ5上に形成される
トナー層厚は、よく知られているように、現像ローラ5
との当接部上流の点から先端までの自由端の距離によっ
て左右され、この距離が長いほど層厚が厚くなり、短い
ほど薄くなる。
【0038】1成分現像剤の非磁性トナー8としては、
転写性に優れ、かつ転写残りトナーとなったときに潤滑
性が高い特性をもつことから、ブレード、ファーブラシ
等のクリーニング手段でクリーニングする際の感光ドラ
ム1の摩耗が少ないなどの利点を有するトナー、すなわ
ち球形で表面が平滑なトナーを用いた。その体積抵抗は
1014Ωcm以上とした。
【0039】トナーの体積抵抗の測定条件は、測定電極
板の直径が0.6cm、面積が0.238cm2で、錘
の重量を1500g、測定時のトナー粉体試料押圧力を
980gf/cm2(96.1kPa)、トナー試料粉
体層厚を0.5〜1.0mm、印加直流電圧を400V
とし、そのとき流れた電流量を微小電流計(YHP41
40pA METER/DC VOLTAGE SOU
CE)で測定し、抵抗値から体積抵抗(比抵抗)を算出
した。
【0040】トナー8は、形状係数SF−1が100〜
180で、SF−2が100〜140であるものを用い
ている。
【0041】この形状係数SF−1、SF−2は、日立
製作所FE−SEM(S−800)を用い、トナー粒子
像を無作為に100個サンプリングし、その画像情報を
インターフェースを介してニコレ社製の画像解析装置
(Lusex3)に導入して解析を行い、下記式より算
出した値として定義している。
【0042】SF−1={(MXLNG)2/ARE
A}×(π/4)×100 SF−2={(PERI)2/AREA}×(4/π)
×100 ただし、MXLNG:絶対最大長、AREA:トナー投
影面積、PERI:周長 このトナーの形状係数SF−1は球形度合いを示し、1
00から大きくなるにつれて球形から徐々に不定形にな
る。SF−2は凸凹度合いを示し、100から大きくな
るにつれてトナー表面の凹凸が顕著になる。
【0043】トナーの製造方法としては、トナーが上記
形状係数の範囲内になれば、特に限定されるものではな
い。いわゆる粉砕法による製造方法の他、特開昭36−
10231号公報、特開昭59−53856号公報に述
べられている懸濁重合法を用いて直接トナーを生成する
方法や、単量体は可溶で得られる重合体は不溶な水系有
機溶媒を用い、直接トナーを生成する分散重合法、水溶
性極性重合開始剤の存在下で直接重合し、トナーを生成
するソープフリー重合法に代表される乳化重合法等を用
いることも可能である。
【0044】本実施例では、比較的容易に形状係数SF
−1を100〜180、SF−2を100〜140に調
整でき、粒度分布がシャープな粒径4〜8μmの微粒子
トナーが得られる、常圧下または加圧下での懸濁重合法
を用い、モノマーとしてスチレンとn−ブチルアクリレ
ート、荷電制御剤としてサリチル酸金属化合物、極性レ
ジンとして飽和ポリエステル、さらに着色剤を加え、重
量平均粒径が約7μmの着色懸濁粒子を製造した。そし
てこれに疎水性シリカを1.5wt%外添して、負極性
の非磁性トナー8として使用した。このトナーによれ
ば、上記のように、転写性に優れ、転写残りトナークリ
ーニング時の感光ドラム1の摩耗を少なくできる特性を
発揮させることができる。
【0045】以上のような現像装置4において、現像動
作時に、現像容器14内の非磁性トナー8は、攪拌部材
16の矢印C方向の回転にともない弾性ローラ6の方向
に送られる。弾性ローラ8に送られたトナー8は、弾性
ローラ8の矢印D方向の回転により現像ローラ5の近傍
に搬送され、現像ローラ5と弾性ローラ6との当接部に
おいて摺擦されることにより摩擦帯電を受け、帯電電荷
による鏡映力で現像ローラ5上に付着し担持される。
【0046】現像ローラ5上に担持されたトナー8は、
現像ローラ5の矢印B方向の回転にともない弾性ブレー
ド7の圧接下に送られ、さらに摩擦帯電を受けるととも
に現像ローラ5上に薄層のトナー層に形成される。
【0047】本実施例では、弾性ブレード7の当接圧を
設定して、−40〜−20μC/gの帯電電荷量、0.
4〜1.0mg/cm2の良好なトナーコート量(トナ
ー層厚では10〜20μm)が得られるようにしてい
る。
【0048】さて、本発明では、上記の非磁性トナー8
の帯電電荷量を高く維持するために、トナー帯電ローラ
20を現像ローラ5に対し弾性ブレード7の下流側に設
置して、弾性ブレード7による規制を受けたトナー8に
対し、帯電ローラ20に帯電バイアスを印加して帯電ロ
ーラ20からの放電を行い、トナー8をさらに帯電させ
るようにした。
【0049】トナー帯電ローラ20はゴムローラからな
り、現像容器14に取り付けた押圧部材21に支持する
ことにより、現像ローラ5に100〜200gfの圧力
で当接させた。また帯電ローラ20の振れ幅を50μm
以下にしたものを用いた。現像ローラ5に対するトナー
帯電ローラ20の当接は、感光ドラム1の長手方向の画
像形成域に対応する、現像ローラ5の長手方向の部分
(画像現像域)を確実に覆う長さ(弾性ブレード7との
関係でいえば、弾性ブレード7の現像ローラ5との当接
部であるトナーコート部全域を確実に覆う長さ)で行う
ことが好ましい。このトナー帯電ローラ20の押圧によ
り、現像ローラ5上のトナーを細密充填し、均一にコー
トする効果もある。
【0050】帯電ローラによるトナーの帯電方法につい
て説明する。トナー帯電ローラ20の抵抗が108Ωの
場合、印加電圧に対し現像ローラ5上の帯電されたトナ
ー8の表面電位は、図4に示すように挙動する。
【0051】つまり、現像ローラ5上のトナー8は、弾
性ブレード7等で摩擦帯電を受けているので、帯電ロー
ラ20の印加電圧0Vにおいても−20V程度の表面電
位を有するが、この摩擦帯電による表面電位を除外する
と、帯電ローラ20と現像ローラ5上トナー8との放電
開始電圧は、図4のように、−600Vから傾き1で立
ち上がっており、感光ドラム1に対するDC放電帯電と
同様な挙動を示す。
【0052】トナーに対する電荷付与、帯電の他の方法
には注入帯電法があるが、この方法では、トナー帯電ロ
ーラ電圧とトナー表面電位との関係は、図5に示すよう
な挙動になる。
【0053】以上の結果から、本発明におけるトナー帯
電ローラ20によるトナーの電荷付与、帯電は、放電現
象を利用していると考えられる。
【0054】トナー帯電ローラ20とトナー8の放電開
始電圧は、一般に、空間距離gを変数とする下記の式
(1)、(2)で示される2つの曲線(直線を含む)の
交点で決まる。
【0055】 Vb=312+6.2×g ・・・(1) Vg=g×(Va−Vc)/{(Lt/Kt)+g} ・・・(2) ただし、 g:空間距離、Vb:8μm<gのときのパッシェン則
の近似式、Vg:トナー帯電ローラとトナー層表面の空
隙間電圧、Va:トナー帯電ローラ印加電圧、Vc:ト
ナー層表面電位、Lt:トナー層厚さKt:トナー層比
誘電率 本実施例で使用している非磁性トナー8は、粒度分布の
シャープさに優れ、形状が球形であるため、トナー層中
のトナーと空気の割合が一定である。このため、式
(2)中のトナー層比誘電率Ktが安定しており、安定
的な放電によるトナーへの電荷付与、帯電を行うことが
できる。
【0056】そこで、トナー帯電ローラ20のトナー放
電可能な抵抗範囲を調べた。トナー帯電ローラ20の抵
抗が107Ω以下の場合は、トナー帯電ローラ20と現
像ローラ5のトナーコート部間に異常放電が起き、最適
な画像が得られない。一方、トナー帯電ローラ20の抵
抗が1012Ω以上の場合は、放電開始電圧が大きくなり
すぎ、トナーに対する帯電能が得られない。
【0057】このようなことから、トナー帯電ローラ2
0の抵抗の適性範囲は108〜101 1Ωである。本実施
例では、現像ローラ5の抵抗を上限で106Ωとしてい
るが、この現像ローラ抵抗では、トナー帯電ローラ20
の抵抗を上記の適正範囲に収めることができる。
【0058】トナー帯電ローラ20の抵抗測定法は以下
の通りである。直径16mmのアルミニウムローラとト
ナー帯電ローラを当接荷重170gfで当接し、アルミ
ニウムローラを周速80mm/秒で回転し、トナー帯電
ローラに400Vの直流電圧を印加して、アース側に取
り付けた10MΩの抵抗の両端の電圧を測って流れる電
流を求め、それからトナー帯電ローラの抵抗を算出す
る。
【0059】現像ローラ5上トナーの帯電電荷量は、図
6に示されるように、帯電ローラ20と現像ローラ5と
の間の印加電圧、つまり現像ローラ5に対し帯電ローラ
20の印加バイアスが−1200V付近から上で飽和す
る。本実施例では、安定な放電を行わせるために、現像
ローラ5とトナー帯電ローラ20の電位差を1500V
に設定した。現像ローラ5には現像バイアスとして直流
電圧−200Vを印加したので、したがって、トナー帯
電ローラ20に印加する直流電圧は−1700Vにし
た。
【0060】このようにして、本実施例では、弾性ブレ
ード7による層厚規制および帯電を受けた現像ローラ5
上のトナー8は、帯電ローラ20によりさらに帯電を受
けた後、感光ドラム1との対向部である現像部へ搬送さ
れる。そして現像部において、現像ローラ5上のトナー
8は、現像ローラ5に印加した直流電圧によって、感光
ドラム1上の静電潜像に付着して現像し、潜像をトナー
像として可視化する。
【0061】現像部で消費されなかった現像残りのトナ
ーは、現像ローラ5の回転とともに現像ローラ5の下部
から現像器14内に回収される。この回収部分には可撓
性のシートからなるシール部材17が設けられ、現像残
りトナーの現像容器14内への通過を許容するととも
に、容器14内のトナー8が現像ローラ5の下側から外
部へ漏出するのを防止する。
【0062】この回収された現像残りトナーは、弾性ロ
ーラ6と現像ローラ5との当接部において、現像ローラ
5の表面から剥ぎ取られる。剥ぎ取られたトナーの大部
分は、弾性ローラ6の回転にともない搬送されて、容器
14内のトナー8と混ざり合い、その帯電電荷が分散さ
れる。同時に弾性ローラ6の回転により、現像ローラ5
上に新たなトナーが供給されるのは、前述した通りであ
る。
【0063】本実施例では、上記のように、弾性ブレー
ド7の下流側にトナー帯電ローラ20を設けて、弾性ブ
レード7により規制された現像ローラ5上の非磁性トナ
ー8を、トナー帯電ローラ20でさらに帯電するので、
トナーの帯電電荷量を高く維持することができる。した
がって、本実施例によれば、現像ローラ5上にコート量
が0.4〜1.0mg/cm2(層厚で10〜20μ
m)と十分で、トナー帯電量が−40〜−90μC/g
と高い均一なトナー薄層を安定して形成でき、優れた階
調性の画像を得ることができる。
【0064】本実施例において、トナー帯電ローラ20
による帯電で非磁性トナー8の帯電電荷量を−40〜−
90μC/gに高め、これを用いてDC接触現像を行っ
たところ、図7にトナー帯電電荷量が−40〜−90μ
C/gのときを点線で示すように、実線で示すトナー帯
電電荷量−20〜−40μC/gの場合とは全く違っ
て、現像コントラスト−感光体上現像トナー量の曲線を
緩やかなものにできた。また、本実施例の場合を図8に
点線で示すように、従来、実線で示すトナーの帯電電荷
量が−20〜−40μC/gの際に表現できなかったハ
イライト部の階調性が向上し、48〜64階調付近の階
調性が再現できるようになった。
【0065】以上では、現像装置4は、画像形成装置本
体に着脱自在な現像カートリッジに構成したが、画像形
成装置本体に固定設置して、トナーを補給するタイプに
構成した現像装置とすることもできる。また現像装置4
と感光ドラム1とを組み合わせて、さらにはこれらと帯
電装置2、クリーニングブレード10および廃トナー容
器11の少なくとも1つを組み合わせて、画像形成装置
本体に着脱自在なプロセスカートリッジに構成してもよ
い。
【0066】実施例2 図9は、本発明の他の実施例における現像装置を示す断
面図である。
【0067】実施例1の図2に示した現像装置14で
は、トナー帯電ローラ20は現像ローラ5に対し当接し
たが、本実施例では、トナー帯電ローラ20を現像ロー
ラ5に対し離して設置した。本実施例のその他の構成は
実施例1と基本的に同じで、図9において図2に付した
符号と同一の符号は同一の部材を示す。
【0068】現像ローラ5に対するトナー帯電ローラ2
0の設置間隔は50〜600μm程度が好ましく、50
μm未満ではローラの振れの範囲に該当し、トナー帯電
ローラが現像ローラに接触し、トナー付着による帯電能
低下を引き起こす。待た図10に示すようなバイアスと
ギャップの関係から、印加電圧3.5kV以上印加する
と、異常放電による画像異常が発生するため、上記のよ
うな設定範囲にした。なお、本実施例では、トナー帯電
ローラの設置間隔を200μmとした。
【0069】また、(1)式の関係から、本実施例では
g=200μmであるから、放電開始電圧は−1552
Vとなり、図11のような現像ローラ上トナーの帯電電
荷量−帯電ローラ印加バイアス特性を得ることができ
る。
【0070】本実施例において、実施例1と同様、現像
ローラ5とトナー帯電ローラ20の電位差を1500V
に設定し、現像ローラ5に現像バイアスとして直流電圧
−200Vを印加し、トナー帯電ローラ20に直流電圧
−1700Vを印加して、弾性ブレード7による層厚規
制および帯電を受けた現像ローラ5上の非磁性トナー8
をさらに帯電した。
【0071】これにより、現像ローラ5上にコート量が
0.4〜1.0mg/cm2(層厚で10〜20μ
m)、トナー帯電量が−40〜−90μC/gのトナー
薄層を安定して形成でき、実施例1と同様、優れた階調
性の画像を得ることができた。
【0072】以上説明したように、本実施例によれば、
実施例1と同様、現像ローラ上にトナー帯電量を高く維
持したトナー薄層を安定して形成でき、良好な現像を行
って優れた階調性の画像を得ることができる。さらに本
実施例によれば、トナー帯電ローラを現像ローラと非接
触に設けたので、トナー汚染による帯電能低下を防ぐ効
果もある。
【0073】実施例3 図12は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す断
面図である。
【0074】本実施例の画像形成装置は、実施例1の図
1に示した単色の画像形成装置とは異なり、像担持体を
ドラム状の感光体でなく、ベルト状の感光体、すなわち
感光ベルト34とし、その回動方向に沿って4色の現像
装置4A、4B、4C、4Dを配置し、さらに感光ベル
ト34に対し第2の像担持体となる中間転写ベルト45
を設置して、中間転写方式により4色のカラー画像形成
が可能に構成されている。
【0075】感光ベルト34は、表面に光導電体を塗布
あるいは蒸着した可撓性のベルトからなっており、3つ
のローラ38、39および40に掛け回され、こられロ
ーラ38〜40の回転駆動により図の時計方向に回動さ
れる。
【0076】感光ベルト34の周囲には、回動方向に沿
って帯電ローラ36、露光手段であるレーザー書き込み
系ユニット37、4色の現像装置4A〜4D、中間転写
ベルト45およびベルトクリーナ35が配置されてい
る。
【0077】感光ベルト34は回転過程で帯電ローラ3
6により帯電され、図示しない信号処理ユニットからの
色信号を入力されたレーザー書き込み系ユニット37に
よりレーザー光3が露光され、感光ベルト34面に1色
目のたとえばイエローに対応した静電潜像が形成され
る。レーザー書き込み系ユニット37は、ここで使用し
た発光部からのレーザー光を回転多面鏡等で感光ベルト
34に収束、走査する光学系の他に、発光部と収束性光
伝送体を一体とした光学系等も使用可能である。
【0078】感光ベルト34上に形成された1色目のた
とえばイエローに対応した静電潜像は、イエロー現像装
置4Dによって現像部44で現像され、イエロートナー
像として可視化される。現像装置4A、4B、4C、4
Dには、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロー(Y)の各色のトナーが収容され
ている。
【0079】このようにして感光ベルト34上に形成さ
れたイエロートナー像は、感光ベルト34の回動により
搬送され、矢印方向に回動する中間転写ベルト45と当
接した1次転写部において、トナーと逆バイアスが印加
された中間転写ベルト45の表面に転写される(1次転
写)。
【0080】同様にして、感光ベルト34上に2色目、
3色目、4色目の潜像が形成され、マゼンタ現像装置4
C、シアン現像装置4B、ブラック現像装置4Kにより
それぞれの現像部43、42、41で現像されて、得ら
れたマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が中間転写
ベルト45上に転写され、中間転写ベルト45上にイエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナー像を
重ね合わせて転写したカラー画像が形成される。
【0081】この重畳転写された4色のトナー像は、記
録材カセット22から給紙ローラ47により中間転写ベ
ルト45に搬送された用紙に、トナーと同極性のバイア
スを印加した転写ローラ46の作用により転写され(2
次転写)、ついで用紙が定着器を構成する定着ローラ4
8および加圧ローラ49に送られ、そこで4色のトナー
像を紙に定着してフルカラーのプリント画像とされた
後、排紙ローラ53を経て排紙トレイ50上に排出され
る。
【0082】4色のトナー像の2次転写が終了した中間
転写ベルト45は、クリーナ60により表面に残留した
2次転写残りトナーが掻き取られて、つぎの回の画像形
成に備える。また感光ベルト34は、各色のトナー像の
1次転写が終了した都度、クリーナ35により表面に残
留した1次転写残りトナーが掻き取られ、つぎの色の画
像形成に備えられる。
【0083】本実施例において、現像装置4A〜4D
は、図2に示した現像装置4と同様に構成され、現像ロ
ーラ5に弾性ブレード7の下流側で接触するトナー帯電
ローラ20備え、帯電ローラ20に帯電バイアスを印加
することにより、弾性ブレード7による層厚規制および
帯電を受けた現像ローラ5上のトナー8をさらに帯電す
る。
【0084】実施例1と同様、現像ローラ5とトナー帯
電ローラ20の電位差を1500Vに設定し、現像ロー
ラ5に現像バイアスとして直流電圧−200Vを印加
し、トナー帯電ローラ20に直流電圧−1700Vを印
加して、弾性ブレード7を通過した現像ローラ5上の非
磁性トナー8をさらに帯電した。
【0085】これにより、現像ローラ5上にコート量が
0.4〜1.0mg/cm2(層厚で10〜20μ
m)、トナー帯電量が−40〜−90μC/gのトナー
薄層を安定して形成でき、その結果、優れた階調性のカ
ラー画像を得ることができた。
【0086】以上説明したように、本実施例によれば、
現像ローラ上に帯電電荷量を高く維持したトナー薄層を
安定して形成でき、良好な現像を行って優れた階調性の
画像を得ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像装置の現像ローラに対し、弾性ローラの下流側にト
ナー帯電ローラを設置して、弾性ローラによる層厚規制
および帯電を受けた現像ローラ上の非磁性トナーをトナ
ー帯電ローラでさらに帯電するようにしたので、現像ロ
ーラ上のトナーの帯電電荷量を高く維持することがで
き、像担持体に現像ローラを接触した接触現像を行って
も、階調性が優れた画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す概略構
成図である。
【図2】図1の画像形成装置に設置した現像装置を示す
断面図である。
【図3】現像装置の正面図である。
【図4】現像装置に設置したトナー帯電ローラによる放
電での帯電を行ったときのトナー帯電ローラの印加電圧
と現像ローラ上のトナーの表面電位との関係を示す図で
ある。
【図5】注入帯電法による帯電を行ったときのトナー帯
電ローラの印加電圧と現像ローラ上のトナーの表面電位
との関係を示す図である。
【図6】現像ローラに対したトナー帯電ローラの印加バ
イアスと現像ローラ上トナーの帯電電荷量との関係を示
す図である。
【図7】本発明に従ったトナー帯電ローラによる帯電を
行った場合と帯電がない場合の現像コントラストと感光
体上現像トナー量との関係を示す図である。
【図8】本発明に従ったトナー帯電ローラによる帯電を
行った場合と帯電がない場合の階調曲線を示す図であ
る。
【図9】本発明の他の一実施例における現像装置を示す
断面図である。
【図10】現像ローラ−帯電部材間ギャップとバイアス
とによる帯電能の違いを示す説明図である。
【図11】図9の現像装置における現像ローラ上トナー
の帯電電荷量−帯電ローラ印加バイアス特性を示す図で
ある。
【図12】本発明の画像形成装置のさらに他の一実施例
を示す概略構成図である。
【図13】従来の画像形成装置を示す概略図である。
【図14】図13の画像形成装置の現像装置における現
像コントラストと感光体上現像トナー量との関係を示す
図である。
【図15】図13の画像形成装置における階調曲線を示
す図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電装置 5 現像ローラ 6 弾性ローラ 7 弾性ブレード 8 非磁性トナー 18 現像電源 20 トナー帯電ローラ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する現像剤担持体上に非磁性1成分
    現像剤を担持して搬送し、前記現像剤担持体に当接した
    現像剤規制部材により前記担持された現像剤の層厚を規
    制した後、前記現像剤担持体が回動する像担持体と当接
    した現像部において現像剤により、前記現像剤担持体に
    現像バイアスを印加した下で、前記像担持体上の静電潜
    像を現像する現像装置において、 前記現像剤担持体の回動方向上、前記現像剤規制部材の
    下流側で前記現像部の上流側の位置に、前記現像剤担持
    体に当接する現像剤帯電部材を設け、現像時、前記現像
    剤担持体に現像バイアスとして前記現像剤と同極性の直
    流電圧を印加するとともに、前記現像剤帯電部材により
    前記現像剤担持体に帯電バイアスとして、前記現像剤と
    同極性の直流電圧を前記現像剤に対する放電開始電圧以
    上で印加することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤帯電部材は、前記現像剤担持
    体の回動方向と直角方向において、前記像担持体の回動
    方向と直角方向の画像形成域と対応する部分の領域で、
    前記現像剤担持体の表面に当接する請求項1の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤帯電部材は、前記現像剤担持
    体に対し従動また駆動により同速度で回動する請求項1
    または2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤帯電部材は導電性の弾性ロー
    ラからなる請求項1〜3のいずれかの項に記載の現像装
    置。
  5. 【請求項5】 回転する現像剤担持体上に非磁性1成分
    現像剤を担持して搬送し、前記現像剤担持体に当接した
    現像剤規制部材により前記担持された現像剤の層厚を規
    制した後、前記現像剤担持体が回動する像担持体と当接
    した現像部において現像剤により、前記現像剤担持体に
    現像バイアスを印加した下で、前記像担持体上の静電潜
    像を現像する現像装置において、 前記現像剤担持体の回動方向上、前記現像剤規制部材の
    下流側で前記現像部の上流側の位置に、前記現像剤担持
    体に非接触に現像剤帯電部材を設け、現像時、前記現像
    剤担持体に現像バイアスとして前記現像剤と同極性の直
    流電圧を印加するとともに、前記現像剤帯電部材により
    前記現像剤担持体に帯電バイアスとして、前記現像剤と
    同極性の直流電圧を前記現像剤に対する放電開始電圧以
    上で印加することを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤帯電部材は、前記現像剤担持
    体の回動方向と直角方向において、前記像担持体の回動
    方向と直角方向の画像形成域と対応する部分の領域で、
    前記現像剤担持体の表面に相対する請求項5の現像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤帯電部材は、前記現像剤担持
    体に対し駆動により同速度で回動する請求項5または6
    の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤帯電部材は導電性の弾性ロー
    ラからなる請求項5〜7のいずれかの項に記載の現像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤の形状係数SF−1が100
    〜180であり、形状係数SF−2が100〜140で
    ある請求項1〜8のいずれかの項に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の現像装置を有する、画
    像形成装置本体に着脱自在な現像カートリッジ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9の現像装置を有する、画
    像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 請求項1〜9の現像装置を有する画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜9の現像装置を複数色分有
    する画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項10の現像カートリッジを着脱
    自在に有する画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項10の現像カートリッジを複数
    色分、着脱自在に有する画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項11のプロセスカートリッジを
    着脱自在に有する画像形成装置。
  17. 【請求項17】 請求項11のプロセスカートリッジを
    複数色分、着脱自在に有する画像形成装置。
  18. 【請求項18】 現像装置による現像で像担持体上に得
    られたトナー像を、記録材上に直接転写する請求項12
    〜17のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 現像装置による現像で像担持体上に得
    られたトナー像を第2の像担持体に転写し、ついで記録
    材上に転写する請求項12〜17のいずれかの項に記載
    の画像形成装置。
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