JP2001030185A - 連結固着具用カセットのための固着具装填装置 - Google Patents

連結固着具用カセットのための固着具装填装置

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JP2001030185A
JP2001030185A JP11204511A JP20451199A JP2001030185A JP 2001030185 A JP2001030185 A JP 2001030185A JP 11204511 A JP11204511 A JP 11204511A JP 20451199 A JP20451199 A JP 20451199A JP 2001030185 A JP2001030185 A JP 2001030185A
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reel
fastener
holding band
shaft
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JP11204511A
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Saburo Sugita
三郎 杉田
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Kanematsu NNK Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 連結固着具用カセットの固着具のない固着具
保持帯部分に固着具を自動装填することのできる連結固
着具用カセットの固着具装填装置を提供する。 【解決手段】 固着具装填装置41は、カセットを載置
するカセット支持板42と、カセット支持板上でカセッ
トを位置決めする第1〜3シャフトと、位置決め載置さ
れたカセットの供給開口に隣接する位置に設けられ、固
着具を供給開口に1つずつ送り出し、給送ホイールに保
持された保持帯のタブ対に押し込んで保持させるエスケ
ープメント部材78と、固着具を保持帯へ装填した後、
その保持帯部分を供給リール26の側へ進めるように給
送ホイールを固着具保持帯の所定ピッチ分だけ回転させ
るリンクアームと、給送ホイールの回転を供給リールに
伝えて該供給リールを回転する伝動手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細長い帯形状のベ
ースの長手方向に所定のピッチをもって両側縁に対に形
成された直立タブに固着具の軸部を渡すことによって多
数の固着具を帯状に取り外し可能に保持する固着具保持
帯を収容する連結固着具用カセットの空の固着具保持帯
に固着具を装填する固着具装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願の発明者は、固着具が取り外された
保持帯部分の排出、切断及び廃棄を必要としないように
できる連結固着具用カセットを既に提案している。この
カセットには、細長い帯形状のベースとベースの両側縁
に所定のピッチで対に形成された直立するタブから成る
固着具保持帯が収容される。連結固着具用カセットは、
固着具が連結された固着具保持帯部分を捲回する供給リ
ールと、固着具が取り外された固着具保持帯部分を捲回
する巻取りリールと、供給リールと巻取りリールの間に
配置されて、固着具保持帯に連結された固着具を1本ず
つ供給開口において固着具打込機に供給し且つ空の固着
具保持帯部分を巻取りリールに進めるための給送ホイー
ルとを備えている。固着具保持帯は、カセットの中に収
容されたまま、空になった固着具保持帯は巻取りリール
に巻取られる。巻取りリールから固着具保持帯を供給リ
ールへ戻しつつ、空の固着具保持帯に固着具を装填する
ことによって、固着具保持帯は繰り返し使用できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、空の固
着具保持帯に固着具を装填すれば、連結固着具用カセッ
トは半永久的に繰り返し使用できる。この固着具の装填
作業を手で行うには、余りにも面倒で時間のかかる作業
であり、非現実的である。従って、カセットの供給開口
等から、新しい固着具を空の固着具保持帯に自動的に装
填できるのが望ましい。
【0004】本発明の目的は、連結固着具用カセットの
固着具のない固着具保持帯部分に固着具を自動装填する
ことのできる連結固着具用カセットの固着具装填装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】かかる目的を達成するため、本
発明によれば、細長い帯形状のベース及び該ベースの長
手方向に所定のピッチをもって両側縁に対に形成された
直立タブから成り且つ各タブ対に固着具の軸部を渡すこ
とによって多数の固着具を取り外し可能に保持する固着
具保持帯を、供給リールと巻取りリールに巻回し、供給
リールと巻取りリールの間の固着具保持帯部分を、供給
開口に隣接して設けられた給送ホイールに係合させて、
固着具を供給開口から固着具打込機に供給する構成の連
結固着具用カセットの、空の固着具保持帯部分に固着具
を自動装填する、固着具装填装置が提供される。この装
置は、前記連結固着具用カセットを載置するカセット支
持板と、前記カセット支持板上で前記カセットを位置決
めする手段と、該カセット支持板に位置決め載置された
連結固着具用カセットの前記供給開口に隣接する位置に
設けられ、固着具を該供給開口に1つずつ送り出し、前
記給送ホイールに係合して保持された固着具保持帯の空
のタブ対に押し込んで保持させる固着具供給手段と、固
着具を固着具保持帯へ装填した後、その固着具保持帯部
分を前記供給リールの側へ進めるように前記給送ホイー
ルを固着具保持帯の所定ピッチ分だけ回転させる手段
と、前記給送ホイールの回転を、固着具が装填された保
持帯部分を供給リールに巻き取るように前記供給リール
に伝えて該供給リールを回転する伝動手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0006】かかる固着具装填装置によれば、カセット
をカセット支持板に位置決めすることによって、固着具
がカセットの供給開口から給送ホイールにある固着具保
持帯に自動装填され、固着具装填後の固着具保持帯は供
給リールの側に自動的に巻き戻され、新たな固着具で満
たされた連結固着具用カセットが簡単に得られる。
【0007】本発明の実施態様において、固着具供給手
段は、固着具を1列に整列させて自重により供給開口に
送り出す固着具整列レールと、該固着具整列レールを横
断する方向にスライドするエスケープメント部材と、該
エスケープメント部材をスライド方向に往復動させる駆
動手段とから成り、エスケープメント部材は、往動によ
って固着具整列レールの先頭の固着具を給送ホイールの
固着具保持帯の空のタブ対に押し込んで保持し、復動に
よって次の先頭の固着具を他の固着具から分離する構成
であるのが好ましい。エスケープメント部材の駆動手段
は、空気圧式ピストンシリンダ装置であるのが好まし
い。給送ホイールを回転させる手段は、一端がエスケー
プメント部材に旋回自在に連結され、他端が給送ホイー
ルの回転軸の軸心を中心に旋回するように取付けられた
リンクアームと、該リンクアームに設けられて、エスケ
ープメント部材の往動時には、給送ホイールに沿って所
定ピッチ分だけ移動し、エスケープメント部材の復動の
時に給送ホイールに係合して給送ホイールを所定ピッチ
分だけ回転させるラチェット爪手段が設けられているの
が好ましい。カセット支持板上でカセットを位置決めす
る手段は、カセットの給送ホイールと供給リールと巻取
りリールのそれぞれの回転軸心部に設けられた凹部に、
それぞれの先端が係合する、カセット支持板を貫通して
延びる軸方向に可動の第1、第2及び第3のシャフトを
包含するのが好ましい。第1〜第3シャフトの他端は、
共通の連結部材を介してシャフト移動手段に連結されて
おり、カセットがカセット支持板に適正な位置に載置さ
れた状態で、シャフト移動手段を動作させて、各シャフ
トの先端を、対応する給送ホイール、供給リール及び巻
取りリールのそれぞれの回転軸の凹部に挿入し、カセッ
トをカセット支持板上で位置決めするのが好ましい。第
1〜第3シャフトの先端の形状は、円錐形状であり、対
応する給送ホイール、供給リール及び巻取りリールのそ
れぞれの回転軸の凹部も円錐形状であり、各シャフト先
端は、各凹部に摩擦係合するのが好ましい。給送ホイー
ルに対応する第1シャフトと供給リールに対応する第2
シャフトとは、給送ホイールの回転を供給リールに伝え
て、固着具が装填された保持帯部分を供給リールに巻き
取るように、伝動手段によって連結されているのが好ま
しい。巻取りリールに対応する第3シャフトは軸方向に
は移動するが軸回りには回転しないように支持されてお
り、第3シャフトの円錐先端が巻取りリールの円錐凹部
に摩擦係合することによって巻取りリールの回転を制動
するのが好ましい。空の固着具保持帯を巻取りリールへ
巻取りを行うように、給送ホイールを回転させるための
手動ハンドルが設けられているのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。本発明に係る固着具装填装
置を説明する前に、既に提案した連結固着具用カセット
並びに固着具打込機について簡単に説明する。なお、実
施例において、固着具として釘が用いられている。勿
論、他の固着具、例えば、ねじ等であってもよい。図1
及び図2には、固着具打込機としての釘打機1に、連結
固着具用カセットとしての連結釘用カセット2が、取り
外し可能に取付けられた状態で示されている。連結釘用
カセット2は、一方の部分が釘打機1のハンドル3の端
部から延びるアーム5に設けられたピン6に係合し、ピ
ン6を中心に旋回させると、他方の端部が、釘打機1の
ノーズ7及び本体部9に設けられたラッチ機構10に係
止して、釘打機1に取付けられる。ラッチ機構10を解
除し、カセット2を、取付け時と反対の方向に旋回させ
ることによって、取り外すことができる。
【0009】釘打機1は、ハンドル3と本体部9と本体
部9から延びるノーズ7とを備え、ノーズ7には、連結
釘用カセットから取り出した釘をノーズ7の打込室に給
送する給送装置11が設けられている。図1において、
本体部9の中心線13の右側には、打込部材14とメイ
ンピストン15とメインバルブ17とが、それぞれ静止
位置にある状態で示されている。中心線13の左側に
は、打込部材14とメインピストン15とメインバルブ
17とが、それぞれ発射位置にある状態で示されてい
る。これらは説明のために図示したものであり、実際に
は、打込部材とメインピストンとメインバルブとは、静
止位置と発射位置のいずれか一方の位置にあることを了
解されたい。
【0010】カセット2に用いる釘保持帯について、図
3(A)〜(B)を参照する。固着具としての釘18を
連結して保持する保持帯19について説明する。保持帯
19は、公知のポリプロピレン等のプラスチック製の保
持帯である。図3(A)において、保持帯19は、細長
い帯形状のベース21とベース21の両側縁に所定の間
隔で対に形成された直立するタブ22から成る。保持帯
19の両端部は、カセット2の供給リール及び巻取りリ
ールに固着されて捲回される部分として両側縁のタブが
一定長さに渡って切除される。各釘18は、図3(B)
に示すように、ベース21の両縁部に直立する1対のタ
ブ22に、軸部を渡して支持凹部23に押し込むことに
より保持される。取り外しの場合には、釘18の軸部を
押し込み方向と反対の方向に引上げればよい。ベース2
1には、長手方向に、多数の送り穴25が各タブ22に
対応する位置と間隔をもって形成されている。
【0011】図1、図2及び図4において、カセット2
には、多数の釘18を連結した保持帯19が収容され、
このカセット2から釘18が釘打機1に供給され、釘の
なくなった空の保持帯はカセットに収容されたままとな
る。図4に示すように、カセット2は、多数の釘が連結
された釘保持帯19を捲回する供給リール26と、釘が
取り外された後の釘保持帯19を捲回して収容する巻取
りリール27と、釘保持帯19を進める給送ホイール2
9とを有する。給送ホイール29は、供給リール26と
巻取りリール27との間の、供給開口30に隣接する位
置に配置されて、供給リール26から送り出される保持
帯の釘を1本ずつ供給開口30において釘打機に供給
し、空の保持帯19を巻取りリール27に進める。供給
リール26と巻取りリール27と給送ホイール29と
は、保持帯19とともにハウジング31に収容される。
保持帯19は、端部が両リールに固定された状態でカセ
ット2に収容されたままであり、供給リールから巻取り
リール側への順方向給送並びに巻取りリールから供給リ
ールへの逆方向給送が行われて、繰り返し使用される。
順方向給送においては、供給リール26から釘のある保
持帯が給送ホイール29に送られて、供給開口から釘を
釘打機1のノーズ7に給送された後、空の保持帯が巻取
りリール27に捲回される。供給リール26の側に釘を
保持した保持帯がなくなると、カセット2はラッチ機構
10の解除によって釘打機1から取り外される。次に、
本発明に係る、固着具装填装置に取付けることによっ
て、カセット2内の保持帯は逆方向給送されながら、保
持帯の各タブには、供給開口30等の開口から釘が装填
される。釘の装填後、カセット2は、再び釘打機1に取
付けられて、釘打ち作業を行う。このようにして、保持
帯19は繰り返し使用される。
【0012】ハウジング31は、供給リール26とその
回りの大径の収容部分を包囲し、巻取りリール27とそ
の回りの小径の収容部分を包囲し、供給開口30に臨ま
せる位置にある給送ホイール29を包囲する、大きさと
形状に形成されている。供給リール26の部分を大径の
収容部分としたのは、供給リール26の側には釘が直立
タブによって支持されているため、初期の捲回状態では
大径のロール体となるからである。他方、巻取りリール
27の部分を小径にしたのは、釘がなくなった状態で
は、タブをベースと同じ平面になるように倒して偏平な
帯条体として捲回するので全保持帯を捲回したとしても
小径で済むからである。カセット2の外形をコンパクト
にするため、図4に図示のように、一方の側に供給リー
ル26とその必要な空間とを設け、他方の側に供給開口
30と給送ホイール29とを設け、供給リール26と給
送ホイール29との中間の場所に巻取りリール27とそ
の必要な空間を設けた形状にしている。ハウジング31
の側面には、釘打機1のハンドル3のアーム5に設けら
れたピン6に係合して、該ピン6を中心に旋回できるよ
うにする、凹部33が形成されている。供給開口30
は、凹部33と反対側の側面に形成されており、保持帯
19に連結された釘18が1本だけ出るように形成され
ている。
【0013】図4において、保持帯19は、供給リール
26から給送ホイール29を通って巻取りリール27に
至っており、給送ホイール29の回転によって、順方向
に送られ、あるいは逆方向に送られる。保持帯19の給
送のため、供給リール26及び巻取りリール27は回転
可能にハウジングに支持されている。カセット2は、釘
打機1に装着された場合、保持帯19を供給リール26
から巻取りリール27に送る順方向給送を行う。順方向
給送の場合、給送ホイール29は、図4において、時計
回りに回転させられる。給送ホイール29の一方の側面
にはラチェットホイール34が固定されており、ラチェ
ットホイール34には、釘打機1の給送装置11の送り
爪が係合するようになっている。ラチェットホイール3
4の隣接する歯の間隔は、給送ホイール29を保持帯の
送り穴25のピッチに対応する分だけ回転を行わせる間
隔にされている。更に、給送ホイール29は、送り穴2
5と同じピッチ長さの辺を1辺とする正多角形体に形成
されている。このように、給送ホイール29を多角形体
に形成することによって、タブ22を有する保持帯19
を折れ曲がらせて給送ホイール29の外周面に確実に接
面させ、保持帯の送りを確実にする。
【0014】給送ホイール29には、給送ホイールが逆
方向に回転するのを防止する逆転防止爪が設けられてい
る。逆転防止爪は、順方向送りの際には有効にされる
が、逆方向送りの際には無効にされる。この逆方向送り
の場合には、正転防止爪が設けられて有効にされる。す
なわち、カセットが釘打機に装着されたときは、逆転防
止爪が有効にされて正転防止爪は無効にされる。しか
し、カセットが釘装填装置に装着されたときは、逆転防
止爪が無効にされて正転防止爪は有効にされ、保持帯の
逆方向送りを可能にして、保持帯への釘の装填を可能に
している。
【0015】供給開口30から釘18が取り出された後
の保持帯19は、巻取りリール27に捲回される。保持
帯19は、既述のようにタブ22をベース21と同一平
面になるように倒しながら、巻取りリール27に緊密に
捲回される。従って、給送ホイール29と巻取りリール
27との間の保持帯19には、緩みのないようにテンシ
ョンが加えられるとともに、巻取りリール27にも巻取
り力が加えられる。このため、給送ホイール29と巻取
りリール27との間に、給送ホイールの回転を巻取りリ
ールに伝達する機構が設けられている。給送ホイール2
9には、ラチェットホイール34と反対の側に且つラチ
ェットホイール34に一体成形された第1の平歯車(図
示せず)が設けられ、この第1平歯車に隣接して、第2
平歯車37が噛合するように設けられ、この第2平歯車
37に隣接して、第3平歯車38が噛合するように設け
られ、第3平歯車38に噛合し且つ巻取りリール27に
同軸に連結された第4平歯車39が設けられている。こ
れらの平歯車によって伝達機構が構成され、給送ホイー
ル29の回転が巻取りリール27に伝えられ、巻取りリ
ール27は、保持帯19をタブ22がベース21と同一
平面になるように倒しながら捲回していく。伝達機構に
おいて、巻取りリール27側の初期の保持帯19の周速
が、給送ホイール29における保持帯の送り速度と同じ
かそれ以上になるように構成されている。これによっ
て、給送ホイール29と巻取りリール27の間の保持帯
19には初期からテンションがかけられて保持帯19は
緩みなく巻取りリール27に緊密に捲回される。この捲
回につれて、巻取りリール27の保持帯の捲回部分の直
径は大きくなって、更に保持帯の周速が増加する。この
周速増加による誤差分については、巻取りリール27と
第4平歯車39との間にゴム製O−リングを設けて摩擦
連結することによって必要なテンションを得つつ、速度
の誤差を吸収することができる。
【0016】以上が既に提案した連結釘(固着具)用カ
セット並びに関連の釘打機(固着具打込機)の説明であ
る。以下、本発明に係る固着具装填装置について説明す
る。なお、以下の説明においても、固着具として釘が使
用されるが、他の固着具(例えば、ねじ)であってもよ
いことはいうまでもない。
【0017】図5〜図7を中心とし、随時、図8〜図1
3も参照して、本発明に係る固着具装填装置としての釘
装填装置41を説明する。図5は、釘装填装置の平面図
である。図6は、図7の断面線6−6で示すように、釘
装填装置41を、上部のカセット支持板42を取り除い
て下方側に見た図である。図7は、図6の断面線7−7
で切断した、釘装填装置41の縦断面図である。図8〜
図12は、図6又は図7の対応する図番の指示線に沿っ
た断面図である。釘装填装置41は、カセット2を載置
するカセット支持板42を含む上方の部分と、カセット
2の空の保持帯に固着具としての釘を装填する機構が設
けられている、中間支持板53を含む中間の部分と、こ
れらの上方及び中間部分を支持する下方の支持台43と
から構成される。また、カセット支持板42と、その上
のカバー45と、カセット支持板の下方の中間支持板5
3とは、図9〜図11に示すように、スリーブ付きの長
いボルト44A〜44C等によって、支持台43に強固
に連結されている。
【0018】上方部分については、図5、図7及び図8
を参照されたい。上方部分は、カセット2を載置するカ
セット支持板42と、その上のカバー45とから成る。
カセット支持板42には、カセットの側壁を案内するガ
イド46が形成されており、そのガイド46に沿ってカ
セット2を図5の矢印47の方向に供給開口30を先頭
にして挿入すれば、カセット2がカセット支持板上に適
正に位置決め載置される。カバー45は、カセット2の
位置決めを補助するとともに、給送ホイール29の回転
機構(後述)の一部を支持する。
【0019】中間の部分には、カセット支持板上でカセ
ットを適正に位置決めした状態に支持する位置決め機構
が設けられている。図6及び図7に加えて、図9〜図1
1も参照されたい。この位置決め機構は、カセット2の
供給リール26と給送ホイール29と巻取りリール27
のそれぞれの軸心部分の円錐凹部に挿入できる円錐形状
の先端を持つ3つのシャフト、すなわち第1シャフト4
9、第2シャフト50及び第3シャフト51から構成さ
れる。これらのシャフト49〜51は、それぞれ、軸方
向に移動することができるように、支持台43と中間支
持板53とによって支持されている。また、第1シャフ
ト49と第2シャフト50とは、軸心回りに回転するよ
うに支持されているが、第3シャフト51は、回転しな
いように支持されている。これらのシャフト49〜51
の下端部分は、支持台43の下方において、アーム54
によって相互に連結されており、このアーム54には、
支持台43に固定された第1エアシリンダ装置55から
下方に延びるピストンロッド56が連結されている。図
10に最もよく示すように、アーム54には、支持台4
3に固定された円筒のスライドガイド57Aを貫通する
ガイドポスト57Bが取付けられて、第1エアシリンダ
装置55によるアーム54の上下運動を滑らかにしてい
る。
【0020】従って、第1〜3シャフト49〜51は、
エアシリンダ装置55の非動作時には、その自重により
下方に位置するが、エアシリンダ装置55に加圧空気が
供給されて、エアシリンダ装置55が動作すると、ピス
トンロッド56を上方に引上げ、第1〜3シャフト49
〜51を軸方向に上昇させる。この上昇によって、カセ
ット支持板42にカセット2が適正に位置決め載置され
ていれば、第1シャフト49の円錐形状の先端が供給リ
ール26の円錐凹部に挿入され、第2シャフト50の円
錐形状の先端が給送ホイール29の円錐凹部に挿入さ
れ、第3シャフト51の円錐形状の先端が巻取りリール
27の円錐凹部に挿入されて、カセット2は、カセット
支持板42上でカセット2を適正に位置決めした状態に
保持されて固定される。なお、図7、図9〜図11のア
ーム54の位置、及び各シャフト49〜51の位置は、
第1エアシリンダ装置55が動作して、最も上昇した位
置にある。
【0021】作業者が、保持帯の釘が空になったカセッ
ト2をもって、カセット支持板42上をガイド46に沿
ってスライドさせて適正な位置に定めると、例えば、リ
ミットスイッチ(図示せず)等のセンサからの出力信号
を利用して、第1エアシリンダ装置55を作動させるの
が好ましい。これによって、各シャフト49〜51が上
昇して、各シャフトの先端が、供給リール26、給送ホ
イール29、巻取りリール27にそれぞれ挿入されて、
カセット2の位置決めを保持できる。各シャフト49〜
51の先端は円錐形状にし、カセットの給送ホイール2
9と供給及び巻取りリール26及び27の軸心部分に円
錐凹部が形成してあるので、各シャフトが、それらの凹
部に挿入され易く、挿入後に各シャフトの軸心とリール
又はホイールの軸心が同心に整列する。
【0022】給送ホイール29は、後述のように、空の
釘保持帯19への釘の装填後、その釘保持帯を1ピッチ
移動させる角度回転させられる。第2シャフト50は、
その給送ホイール29の回転運動によって軸心回りに回
転させられる。このため、第2シャフト50の先端に
は、円錐形状の摩擦係数の大きい材料で成る円錐筒状体
58が設けられている。給送ホイール29の円錐凹部と
の摩擦力を大きくするため、筒状体58を摩擦係数の大
きい可撓性材料で形成し、その先端の傾斜を大きくして
接触面積を増大させるのが好ましい。筒状体58は、第
2シャフト50に対して軸方向に移動可能であるが軸心
回りには相対回転しないように、ピン59と第2シャフ
ト50の長手方向に延びる長穴60(図10)によっ
て、第2シャフト50に連結されている。また、筒状体
58を給送ホイール29の側に押し出すように付勢する
コイルばね61が第2シャフト50の先端と筒状体58
の間に設けられ、筒状体58と給送ホイール29の円錐
凹部とを高い摩擦力で連結している。円錐筒状体58と
給送ホイール29の円錐凹部との摩擦係合連結は、滑り
のない連結であるのが好ましく、円錐面にセレーション
を設けてもよい。また、円錐筒状体58の材料は、金属
又は剛性のある硬いプラスチック材料であるのが好まし
い。
【0023】給送ホイール29から受けた第2シャフト
50の回転運動は、供給リール26に対応する第1シャ
フト49に、丸ベルト62によって伝達され、給送ホイ
ール29の回転のとき、供給リール26も回転して、釘
が装填された釘保持帯19が供給リール26へ巻取られ
るようにする。このため、第2シャフト50には、支持
台43と中間支持板53との間に、プーリ63が設けら
れている。このプーリ63は、第2シャフト50に対し
て、該第2シャフトを軸方向に移動可能に支持するが第
2シャフト50に対し相対回転しないように連結されて
いる。第1シャフト49には、支持台43と中間支持板
53との間に、プーリ65が設けられている。このプー
リ65も、第1シャフト49に対して、該第1シャフト
を軸方向に移動可能に支持するが第1シャフト49に対
し相対回転しないように連結されている。これらのベル
ト62とプーリ63及び65の関係は、図12に最もよ
く示されている。ベルトは8の字に掛け渡されて、プー
リ65の直径はプーリ63より小さくされて供給リール
の回転を給送ホイールより増速して、給送ホイール29
と供給リール26との間の釘保持帯19を、張った状態
に維持しつつ、供給リール26へ巻取る。ベルト62の
中間の位置には、中間プーリ66が設けられており、8
の字に掛け渡されたベルトの交差部分での接触を防止す
るとともに、ベルト62のテンションを適正に維持す
る。なお、この回転力の伝達機構は、ベルトに限らず、
例えば、図13(A)に示す歯車伝達機構67であって
もよく、また、図13(B)に示すタイミングベルト6
9を用いた歯車式機構70であってもよく、任意の回転
伝達機構を用いることができる。
【0024】上記の伝達機構67によって、給送ホイー
ル29を回転させると釘が装填された保持帯19は供給
リール26に巻取られて、その直径は巻取り量に従って
大きくなる。第1シャフト49を同じ速度で回転させる
と、供給リール26の直径の増大に伴って、供給リール
26の周速は増大することになるが、その速度は保持帯
の送り速度に制限される。他方、供給リール26への保
持帯19の巻取り量の増大につれて、供給リール26の
周速は、第1シャフト49の周速より大きくなろうとす
る。この差を吸収するため、第1シャフト49の先端に
は、供給リール26に対して、回転を伝達しつつ、すべ
りを与えるための摩擦係合する円錐筒状体71が設けら
れている(図7)。この円錐筒状体71は、例えば、ゴ
ムやウレタン等の摩擦係数の大きな可撓性材料又は弾性
材料で形成されて、第1シャフト49の先端に摩擦係合
した状態で取付けられる。円錐筒状体71を供給リール
26の側に押し出すように付勢するコイルばね73が第
1シャフト49の先端と筒状体71の間に設けられ、筒
状体71と供給リール26の円錐凹部とを高い摩擦力で
連結する。また、第1シャフト49の先端と円錐筒状体
71とは摩擦係合しており、円錐筒状体71は、回転す
る第1シャフト49に対して、供給リール26からの強
い抵抗力を受けたとき、摩擦しながら相対回転すること
ができる。これによって、前記の周速の差を吸収でき
る。
【0025】給送ホイール29には、空の釘保持帯19
が巻取られている巻取りリール27から空の釘保持帯1
9が送られる。巻取りリール27と給送ホイール29の
間の保持帯部分も張った状態にあるのが好ましい。この
ため、第3シャフト51は、軸心方向に移動するが、軸
心回りには回転しないように支持されている。図11に
最もよく示すように、巻取りリール27は、回転しない
第3シャフト51の先端の円錐筒状体74に、コイルば
ね75の付勢力の助けを得て、摩擦係合している。ま
た、円錐筒状体74は、第3シャフト51の先端に摩擦
係合によって連結されている。これによって、巻取りリ
ール27は、第3シャフト51は回転しなくても、第3
シャフト51の先端の円錐筒状体74の摩擦係合による
抵抗すなわち軽いブレーキを受けながら、回転すること
ができ、巻取りリール27は、給送ホイール29によっ
て引き出される保持帯19を張った状態に維持できる。
【0026】固着具供給手段について、主に、図6、図
7、図8を参照して、その構成を説明する。固着具とし
ての釘18は、整列レール77によって保持され、この
整列レール77は、カセット支持板42に位置決め載置
されたカセット2の供給開口30に釘18が自重によっ
てスライドしながら落下するように傾斜している(図
7)。図7及び図8に示すように、カセット支持板42
に位置決め載置されたカセット2の供給開口30に隣接
する位置であって、整列レール77の出口に隣接する位
置には、エスケープメント部材78が、整列レール77
を横切る方向にスライドして、1列に整列した釘を1本
ずつ拾って、給送ホイール29の保持帯19に送り出す
ように設けられている。この釘送り動作については、図
14、図15を参照しながら、後に詳しく説明する。エ
スケープメント部材78は、整列レール77を横切る方
向に長く延びる部材で構成され、その中間部分に釘18
を1本ずつ通し、その釘を給送ホイール29に送る鉤形
状の通路79が形成されている。この通路79を形成す
るため、エスケープメント部材78は、釘軸部の幅だけ
離して対向するように相互に固定された、くさび形状の
第1のくさび部81と第2のくさび部82とから成る。
各くさび部は、給送ホイール29に面する側が傾斜し、
反対側の面がレール77に直交して、その先端が尖って
いる。この形状によって整列レール77上の先頭の釘を
他の釘から分離し、また、傾斜面によって傾斜通路を形
成することによって、釘を給送ホイールに送り込んでい
る。
【0027】エスケープメント部材78をスライドさせ
る駆動手段は、中間支持板53に取付けられた第2エア
シリンダ装置83である。第2エアシリンダ装置83の
ピストンロッド85には、中間支持板53上を整列レー
ル77に直交する方向にスライドするスライド部材86
が、アーム87を介して連結されている。スライド部材
86には、該スライド部材から上方に延びるようにエス
ケープメント部材78が固定されている。第2エアシリ
ンダ装置83を動作させると、図8に示す、ピストンロ
ッド85の最も延び出た初期位置から、ピストンロッド
85がエアシリンダ装置83内に引き込まれ、スライド
部材86が整列レール77の下方で、整列レール77を
横切る方向に移動する。この移動によって、エスケープ
メント部材78が整列レール77を交差するように横切
る。エスケープメント部材78の移動によって、整列レ
ール77の先頭の釘が他の釘から分離され、カセット2
の供給開口30に送られて、ピストンロッド85が最も
引き込んだ位置に至ると、保持帯のタブ対に押し込まれ
て保持され終える。次に、ピストンロッド85が、前記
の最も引き込んだ位置から、最も延び出た初期位置に復
帰する際に、釘の給送を停止して給送ホイールの回転
を、保持帯の1ピッチ分だけ行わせる。
【0028】次に、図14及び図15を参照しながら、
エスケープメント部材78の動作を説明する。図14
は、エスケープメント部材78を拡大して示しており、
(A)はエスケープメント部材の左側面図を、(B)は
平面図を示している。図14のエスケープメント部材7
8の位置は、第2エアシリンダ装置83のピストンロッ
ド85が最も延び出た、初期位置にある。エスケープメ
ント部材78は、第1くさび部81と第2くさび部82
とを有するエスケープメント作用部分と、その下方の整
列レール77上の釘との干渉を避ける開口89と、エス
ケープメント作用部分を支持するフレームとを備える。
図14(A)において、エスケープメント部材78の右
側部分すなわち上部は、エスケープメント作用部分であ
る。エスケープメント部材78のエスケープメント作用
部分は、前記の通り、第1くさび部81と第2くさび部
82とを有し、図14(B)に図示のように、第1くさ
び部81と第2くさび部82との間には、鉤形状の通路
79が形成されている。
【0029】また、第1くさび部81には、給送ホイー
ル29に面する側には、通路79の鉤部分を形成する補
助ガイド板90が固定されており、第1くさび部81に
対向する位置から第2くさび部82に対向する位置まで
延びている。これらの第1くさび部81と第2くさび部
82と補助ガイド板90とは、通路79を形成するよう
に相互に固定されて、エスケープメント部材78は、通
路79を維持した状態で全体としてレール77の間の通
路93を横切る方向に往復動する。
【0030】第1くさび部81及び補助ガイド板79
は、通路90の屈曲部分に釘18の軸部を一旦保持する
湾形状の収容部91を有する。第2くさび部82は、給
送ホイール29に面する側が、整列レール77の釘通路
93に対して傾斜しており、補助ガイド板90と協働し
て、第2くさび部82の先端から根元に向かうにつれ
て、給送ホイール29に近づくように傾斜した通路部分
を形成している。なお、図14(A)において図示のよ
うに、くさび部81及び82は、先端は釘の分離のため
に傾斜して尖っている。
【0031】図14(B)のエスケープメント部材78
の位置は初期位置である。この位置から、第2エアシリ
ンダ装置83を作動させて、エスケープメント部材78
を、図15(A)〜(D)の位置を経由して移動(往
動)させ、次に、(D)の位置から(E)の位置を経由
して、図14(B)の初期位置に移動(復動)させる。
図15(A)〜(E)において、説明の便宜上、基準線
94とエスケープメント部材78との間の距離をミリメ
ートル(mm)の値で示しているが、これらに示した数値
は、単なる例示であり、本発明を限定するものではな
い。図15(A)において、エスケープメント部材78
は、基準線94から15 mm 移動(往動)させた状態に
ある。この状態では、図14(B)の初期位置におい
て、収容部91に収容されたレール77の整列釘の先頭
の釘18Aが、第2くさび部82の斜面と補助ガイド板
90とで形成される斜めの通路部分95を通るように強
制され、これによって、先頭釘18Aが整列レール7
7、77の間の通路を給送ホイール29の側へ移動する
ように押し出される。他方、移動中の第2くさび部82
の先端は、次の釘18Bの進行方向前方側に進入して、
先頭釘18Aとの間を完全に分離する。
【0032】図15(B)において、エスケープメント
部材78が更に移動すると、先頭釘18Aは、給送ホイ
ール29の保持帯19のタブに到達して、図15(C)
において、釘18Aの釘の軸部が、保持帯19の両タブ
22(図3(B)参照)に押し込まれて保持される。こ
のようにして、エスケープメント部材78は、整列レー
ル77に整列されて送られてくる釘を、1本ずつ分離し
ながら、先頭の釘18Aを給送ホイール29に送って保
持し、空の保持帯19に釘を装填していく。図15
(D)は、先頭の釘18Aを保持帯19に装填した後、
更に、延び出た状態を示している。
【0033】図15(D)の位置から、エスケープメン
ト部材78は、図15(E)の位置を経由して図14
(B)の初期位置に復帰する。この復帰動作において、
図15(E)に図示のように、第1くさび部81は、レ
ール77の中で先頭の釘となった釘18Bを通路79の
中に導き入れるように作用する。図14(B)の初期位
置に復帰すると、釘18Bを収容部91に収容し、釘1
8Bの給送ホイール29への送りを行う準備を完了す
る。エスケープメント部材78が、図15(D)の位置
から(E)の位置を経由して図14(B)の初期位置に
復帰するとき、給送ホイール29は、保持帯19の隣接
タブ22の間隔分すなわち1ピッチ分だけ回転させられ
る。
【0034】釘を保持帯へ装填した後、保持帯を供給リ
ール26の側へ進めるように給送ホイール29を保持帯
の1ピッチ分だけ回転させる手段について、主に、図
5、図6、図9及び図10を参照して説明する。図9に
おいて、第2シャフト50とカバー45の給送ホイール
29の軸心に対応する部分とには、コの字形状の第1の
リンクアーム97が、給送ホイール29の軸心回り及び
第2シャフト50の軸心回りに回転可能に取付けられて
いる。更に詳しくは、第1リンクアーム97の下方部分
の端部は、第2シャフト50に対する軸受け98となっ
ていて、第2シャフト50の軸心回りに回転可能に支持
されている。第1リンクアーム97の上方部分の端部
は、カバー45の給送ホイール29の軸心を受けるボス
99の軸心に合わせて固定された回転軸マウント101
に、軸心回りに回転可能に連結されている。第1リンク
アーム97の上方部分100の中間位置には、軸102
が垂下するように取付けられ、その下端には、カセット
支持板42に載置されたカセット2の給送ホイール29
を回転するように係合する、ラチェット爪103が設け
られている。このラチェット爪103は、図5にも示さ
れている。
【0035】第1リンクアーム97の垂直部分105の
中間支持板53に近い部分には、第2リンクアーム10
6が、該垂直部分105の軸心回りに回転できるように
連結されている。図6において、第2リンクアーム10
6の一端が、垂直部分105の軸心回りに回転可能に連
結されている。第2リンクアーム106の他端は、第2
エアシリンダ装置83によってスライドさせられるスラ
イド部材86の延長部107の先端に旋回自在に連結さ
れている。第2エアシリンダ装置83が動作して、ピス
トンロッド85を引き込むと、スライド部材86も平行
に図の上方に移動して、第2リンクアーム106の他端
を図6の上方に移動させる。この移動の力は、第2リン
クアーム106の一端に連結された第1リンクアーム9
7の垂直部分105に伝えられ、第1リンクアーム97
を、その旋回中心すなわち第2シャフト50の軸心回り
に回転させる。図6において、1点鎖線で示す第2リン
クアーム106は、第2エアシリンダ装置83のピスト
ンロッド85が最も引っ込んだ位置(この位置は、図1
5の(D)に示すエスケープメント部材78の位置に対
応する)にあるときの状態を示しており、第1リンクア
ーム97の垂直部分105が図6の矢印109に示すよ
うに移動(旋回)することを示している。
【0036】図5において、前記のように、第1リンク
アーム97の垂直部分105が、第2シャフト50の回
りに旋回させられると、第1リンクアーム97の水平の
上方部分100が実線位置から1点鎖線位置に、給送ホ
イール29の軸心の回りに旋回させられる。この旋回に
よって、該上方部分100の中間位置から垂下する軸1
02によって支持されたラチェット爪103もその位置
が、矢印110に示すように、実線位置から1点鎖線位
置に移動する。ラチェット爪103の先端は、給送ホイ
ール29のラチェットホイール34に係合している。こ
のラチェット爪103は、エスケープメント部材78の
往動時には、給送ホイール29に沿って1ピッチ分だけ
移動するだけである。従って、図15の(A)〜(D)
のエスケープメント部材78の往動時には、ラチェット
爪103は、給送ホイール29には作用しない。
【0037】次に、エスケープメント部材78が、図1
5の(D)の位置から(E)を経由して図14の(B)
の位置へ復帰する時、すなわちエスケープメント部材7
8の復動時には、第1リンクアーム97の水平の上方部
分100が1点鎖線位置から実線位置に旋回させられ、
ラチェット爪103も、1点鎖線位置から実線位置に、
矢印110と反対方向に移動する。ラチェット爪103
の先端は、給送ホイール29のラチェットホイール34
に係合しているので、給送ホイール29を前記の1ピッ
チ分だけ回転させる。このようにして、ラチェット爪1
03は、給送ホイール29を、エスケープメント部材7
8の復帰時に、所定ピッチ分だけ、回転させる。この回
転は、第2シャフト50に伝達され、第2シャフト50
からベルト62を経由して供給リール26にも伝達さ
れ、給送ホイール29と供給リール26を所定の角度回
転させ、釘を装填した保持帯を供給リール26に巻き戻
している。なお、給送ホイール29の回転のためには、
給送ホイール29に係合する逆転防止爪が無効にされ、
保持帯の逆方向送りを可能にするとともに、正転防止爪
は有効にされ、保持帯の順方向送りを防止して、釘を装
填した保持帯を供給リール26へ巻き戻し、巻取りリー
ル27への戻りを阻止している。
【0038】かかる構成でなる連結釘のカセットのため
の釘の装填装置41を用いて、保持帯の釘がなくなっ
て、保持帯の全体が巻取りリール27へ捲回されている
カセット2すなわち空のカセット2への釘の装填を行う
操作を説明する。作業者は、空のカセット2を、図5の
矢印47に示すように、給送ホイール29を先頭にして
ガイド46に沿って軽く押し込む。カセット2が、カセ
ット支持板42上の適正な位置に達すると、給送ホイー
ル29の逆転防止爪が無効にされ、正転防止爪が有効に
される。また、例えば、リミットスイッチ(図示せず)
等の検知手段が、カセット2のカセット支持板42上の
適正な配置を感知して、第1エアシリンダ装置55(図
10)が動作する。これにより、第1シャフト49と第
2シャフト50と第3シャフト51が上昇して、カセッ
ト2の供給リール26と給送ホイール29と巻取りリー
ル27に係合して、その位置を固定する。
【0039】次に、第2エアシリンダ装置83が動作し
て、エスケープメント部材78が初期位置から図15
(A)〜(D)に示す位置に移動(往動)して、1本の
釘が保持帯に装填される。装填後、エスケープメント部
材78が図15(D)の位置から初期位置に復動し、こ
の復動のとき、給送ホイール29が1ピッチ分、回転さ
せられ、供給リール26も回転させられて、保持帯が供
給リール26に巻取られていく。例えば、かかる釘の装
填作業において、第2エアシリンダ装置のピストンロッ
ドの往復動又はエスケープメントの往復動の回数をカウ
ンタによってカウントして、釘の装填数をカウントする
ことができる。例えば、300回のカウントの後、装填
作業を終了するように設定することで、自動的に終了で
きる。このようにして、釘装填装置41においては、作
業者がカセット2をカセット支持板42に適正に載置す
るだけで、所定数の釘を自動的に空の保持帯に装填して
その作業を終了できる。
【0040】図16は、供給リール26に係合する第1
シャフト49の先端に取付けられる円錐筒状体の変形例
を示している。この円錐筒状体111は、先端側の供給
リール26に係合する先端部材113と、第1シャフト
49に、軸方向に移動するが軸心回りに回転しないよう
に取付けられる円筒部材114とから構成される。円筒
部材114は、軸方向に移動するが軸心回りに回転しな
いように、第1シャフト49の溝115に延び出たねじ
ピン117によって、第1シャフト49に取付けられて
いる。この円筒部材114には、第1シャフト49から
押上げるように作用するコイルばね118が設けられて
いる。円筒部材114の上面と先端部材113の下面と
は、面において摩擦係合しており、摩擦係合の効果を大
きくしている。また、先端部材113の円錐形状の上面
と供給リール26の円錐凹部の下面とにおいても、摩擦
係合しており、この部分ですべりを生じる。従って、こ
れらの間での摩擦係合によって、供給リール26の回転
をより適切に行うことができる。先端部材113も円筒
部材114も摩擦係数の大きな可撓性材料で形成するこ
とができる。
【0041】図16の円17の部分を拡大した図17に
おいて、整列レール77の出口部分には、エスケープメ
ント部材78を通過させる開口119が形成されてい
る。また、整列レール77の出口部分には、保持帯19
のタブ22を案内するガイド溝121が、タブ対に合わ
せて1対形成されている。各タブ22が、このガイド溝
121によって規制されるので、エスケープメント部材
78によって釘18が保持帯19のタブ22に押し込ま
れるときにタブ22を倒す力が作用しても、タブ22は
その姿勢を維持し、各釘18は適正にタブ22に押し込
まれて、そのまま保持される。
【0042】図18及び図19は、更に別の実施例を示
している。この実施例では、空の保持帯が巻取りリール
27にまで完全に巻取られていない状態、又は、空の保
持帯が巻取りリール27から供給リール26へ巻き戻さ
れている状態のとき、空の保持帯を巻取りリール27へ
完全に巻取る手段が設けられている。図18において、
ハンドル122が、支持台43の延長部123に取付け
られており、このハンドルの回転軸125にはベベルギ
ヤ126が設けられている。ベベルギヤ126に噛み合
うように、第1シャフト49のプーリ65に第2のベベ
ルギヤ127が連結されている。ハンドル122を回転
させると、ベベルギヤ126及び127を介してプーリ
65が回転させられ、このプーリ65の回転はベルト6
2によって第2シャフト50のプーリ63に伝達されて
第2シャフト50を回転させる。第2シャフト50の回
転によって、給送ホイール29が回転させられ、この回
転によって、保持帯を巻取りリール27の側に戻すこと
ができる。
【0043】既述のように、第1シャフト49は供給リ
ール26に摩擦接触して、第1シャフト49の回転によ
って、供給リール26は回転するように構成されてい
る。そこで、ハンドル122によって保持帯を巻取りリ
ール27の側へ戻す場合には、第1シャフト49の回転
にかかわらず、供給リール26の回転を阻止するのが望
ましい。図19において、カセット支持板42の下面に
は、ソレノイド129が設けられ、そのアクチュエータ
130にはブレーキ部材131が設けられて、ソレノイ
ド129の励磁によって、ブレーキ部材131が第1シ
ャフト49の先端の円錐筒状体71に係合する。この様
子は、図18にも示され、ブレーキ部材131が筒状体
71に係合することによって、第1シャフト49が回転
しても、供給リール26の回転は阻止される。また、巻
取りリール27は、回転しない第3シャフト51との係
合によって回転しないようになっている。巻取りリール
27への巻取り時には、巻取りリール27は、給送ホイ
ール29の回転とともに、図4の歯車等によって回転で
きるのが望ましい。このため、図19に示すように、カ
セット支持板42の下面には、第2のソレノイド133
が設けられ、そのアクチュエータ134には、連結解除
部材135が設けられている。第2ソレノイド133の
励磁によって、連結解除部材135が、第3シャフト5
1の先端の円錐筒状体74と巻取りリール27の軸心部
分との間に入り込み、第3シャフト51と巻取りリール
27との連結を解除する。これによって、巻取りリール
27は摩擦抵抗なく回転することができる。従って、ハ
ンドル122の回転によって、供給リール26を回転す
ることなく、給送ホイール29を回転でき、巻取りリー
ル27も回転でき、空の保持帯の全部を巻取りリール2
7に巻取ることができる。なお、ハンドル122による
保持帯の巻取りの操作においては、給送ホイールの逆転
防止爪が有効にされ、正転防止爪は無効にされ、保持帯
の順方向送りを可能にしている。
【0044】上記の装置においては、エスケープメント
部材の往復動及び給送ホイールの回転を行わせるのは、
エアシリンダ装置を用いている。他の駆動装置、例え
ば、モータを用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明の固着具装填装置によれば、カセ
ットをカセット支持板に適正に位置決めするだけで、そ
の後、固着具をカセットの供給開口から給送ホイールに
ある固着具保持帯に自動装填することができ、装填後の
固着具保持帯は供給リールの側に自動的に巻き戻され
て、新たな固着具で満たされた連結固着具用カセットが
簡単に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】固着具打込機としての釘打機に、カセットを装
着した状態を示す正面断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】使用する固着具保持帯としての連結釘用の保持
帯を示しており、(A)は保持帯をタブを直立させない
状態で示す平面図、(B)は保持帯に釘を保持した状態
を示す保持帯の側面図である。
【図4】カセットを一部破断して示す平面図である。
【図5】本発明に係る固着具装填装置としての釘装填装
置の平面図である。
【図6】図5の釘装填装置の中間部分を、図7の6−6
線に沿って断面して示す断面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】図6の9−9線断面図である。
【図10】図6の10−10線断面図である。
【図11】図6の11−11線断面図である。
【図12】図7の12−12線断面図である。
【図13】給送ホイールの回転を供給リールに伝達する
機構の例を示す図であり、(A)は歯車伝達機構を、
(B)はタイミングベルトを用いた機構を示している。
【図14】(A)は、エスケープメント機構の入力側か
ら見た立面図であり、(B)は、エスケープメント機構
を上から見た平面図である。
【図15】(A)〜(E)は、エスケープメント機構の
動作順序を示す、エスケープメント機構の平面図であ
る。
【図16】供給リールに連結される第1シャフトの先端
部分の変形例を示す図である。
【図17】図16の円17の部分の拡大図である。
【図18】空の保持帯の巻取り手段を設けた、図7と同
様の断面図である。
【図19】図18の19−19線断面図である。
【符号の説明】
1 釘打機 2 カセット 3 ハンドル 5 アーム 6 ピン 7 ノーズ 9 本体部 10 ラッチ機構 11 給送装置 26 供給リール 27 巻取りリール 29 給送ホイール 41 釘装填装置 42 カセット支持板 43 支持台 45 カバー 46 ガイド 49 第1シャフト 50 第2シャフト 51 第3シャフト 53 中間支持板 55 第1エアシリンダ装置 58 円錐筒状体 62 ベルト 63、65 プーリ 71、74 円錐筒状体 77 整列レール 78 エスケープメント部材 79 鉤状通路 81 第1くさび部 82 第2くさび部 83 第2エアシリンダ装置 86 スライド部材 97 第1リンクアーム 100 第1リンクアームの上方部分 103 ラチェット爪 105 第1リンクアームの垂直部分 106 第2リンクアーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い帯形状のベース及び該ベースの長
    手方向に所定のピッチをもって両側縁に対に形成された
    直立タブから成り且つ各タブ対に固着具の軸部を渡すこ
    とによって多数の固着具を取り外し可能に保持する固着
    具保持帯を、供給リールと巻取りリールに巻回し、供給
    リールと巻取りリールの間の固着具保持帯部分を、供給
    開口に隣接して設けられた給送ホイールに係合させて、
    固着具を供給開口から固着具打込機に供給する構成の連
    結固着具用カセットの、空の固着具保持帯部分に固着具
    を自動装填する、固着具装填装置において、 前記連結固着具用カセットを載置するカセット支持板
    と、 前記カセット支持板上で前記カセットを位置決めする手
    段と、 該カセット支持板に位置決め載置された連結固着具用カ
    セットの前記供給開口に隣接する位置に設けられ、固着
    具を該供給開口に1つずつ送り出し、前記給送ホイール
    に係合して保持された固着具保持帯の空のタブ対に押し
    込んで保持させる固着具供給手段と、 固着具を固着具保持帯へ装填した後、その固着具保持帯
    部分を前記供給リールの側へ進めるように前記給送ホイ
    ールを固着具保持帯の所定ピッチ分だけ回転させる手段
    と、 前記給送ホイールの回転を、固着具が装填された保持帯
    部分を供給リールに巻き取るように前記供給リールに伝
    えて該供給リールを回転する伝動手段とを備えたことを
    特徴とする固着具装填装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、前記固
    着具供給手段は、固着具を1列に整列させて自重により
    供給開口に送り出す固着具整列レールと、該固着具整列
    レールを横断する方向にスライドするエスケープメント
    部材と、該エスケープメント部材を前記スライド方向に
    往復動させる駆動手段とから成り、前記エスケープメン
    ト部材は、往動によって固着具整列レールの先頭の固着
    具を前記給送ホイールの固着具保持帯の空のタブ対に押
    し込んで保持し、復動によって次の先頭の固着具を他の
    固着具から分離する構成であることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、前記給
    送ホイールを回転させる手段は、一端が前記エスケープ
    メント部材に旋回自在に連結され、他端が前記給送ホイ
    ールの回転軸の軸心を中心に旋回するように取付けられ
    たリンクアームと、該リンクアームに設けられて、エス
    ケープメント部材の往動時には、給送ホイールに沿って
    所定ピッチ分だけ移動し、エスケープメント部材の復動
    の時に給送ホイールに係合して給送ホイールを前記所定
    ピッチ分だけ回転させるラチェット爪手段が設けられて
    いることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記カ
    セット支持板上でカセットを位置決めする手段は、カセ
    ットの給送ホイールと供給リールと巻取りリールのそれ
    ぞれの回転軸心部に設けられた凹部に、それぞれの先端
    が係合する、前記カセット支持板を貫通して延びる軸方
    向に可動の第1、第2及び第3のシャフトを包含するこ
    とを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記第
    1〜第3シャフトの他端は、共通の連結部材を介してシ
    ャフト移動手段に連結されており、前記カセットがカセ
    ット支持板に適正な位置に載置された状態で、前記シャ
    フト移動手段を動作させて、各シャフトの先端を、対応
    する給送ホイール、供給リール及び巻取りリールのそれ
    ぞれの回転軸の凹部に挿入し、カセットをカセット支持
    板上で位置決めすることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、第1〜
    第3シャフトの先端の形状は、円錐形状であり、対応す
    る給送ホイール、供給リール及び巻取りリールのそれぞ
    れの回転軸の凹部も円錐形状であり、各シャフト先端
    は、各凹部に摩擦係合することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の装置において、前記給
    送ホイールに対応する第1シャフトと前記供給リールに
    対応する第2シャフトとは、給送ホイールの回転を供給
    リールに伝えて、固着具が装填された保持帯部分を供給
    リールに巻き取るように、前記伝動手段によって連結さ
    れていることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の装置において、前記巻
    取りリールに対応する第3シャフトは軸方向には移動す
    るが軸回りには回転しないように支持されており、第3
    シャフトの円錐先端が巻取りリールの円錐凹部に摩擦係
    合することによって前記巻取りリールの回転を制動する
    ことを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の装
    置において、空の固着具保持帯を巻取りリールへ巻取り
    を行うように、給送ホイールを回転させるための手動ハ
    ンドルが設けられていることを特徴とする装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288607A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpf Works Kk 携帯式ファスナー打ち込み工具
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