JP2001029255A - 浴室改修方法 - Google Patents
浴室改修方法Info
- Publication number
- JP2001029255A JP2001029255A JP11205488A JP20548899A JP2001029255A JP 2001029255 A JP2001029255 A JP 2001029255A JP 11205488 A JP11205488 A JP 11205488A JP 20548899 A JP20548899 A JP 20548899A JP 2001029255 A JP2001029255 A JP 2001029255A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- painting
- coated
- bathtub
- coating
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極めて短かい期間、例えば１日で古い浴室を
新品同様に改修でき、しかも防カビ効果が長期に持続
し、したがって、改修後の浴室掃除は拭き取りだけでよ
く、塩素系洗剤はもちろんのこと、余分な掃除用具や水
道代も節約できて、風呂掃除の時間も著しく短縮できる
浴室改修方法を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも、浴室内の被塗物の脱脂およ
び洗浄を行なう工程と、被塗物を研磨する工程と、殺菌
剤を塗布する工程と、シーリングおよび素地調整工程
と、塗装前に被塗物の温度を赤外線のごとき熱源により
上昇させるプレヒート工程と、被塗物を塗装する塗装工
程と、乾燥工程と、バスタブを研磨する工程とが含まれ
るようにしたものである。そして、好ましくは、被塗物
を研磨する工程においては、バスタブにはサンダーを、
また殺菌工程においては殺菌剤としてアルコール系殺菌
剤を、さらに被塗物を塗装する塗装工程において塗装剤
として防カビ抗菌塗料をそれぞれ使用するとよい。
新品同様に改修でき、しかも防カビ効果が長期に持続
し、したがって、改修後の浴室掃除は拭き取りだけでよ
く、塩素系洗剤はもちろんのこと、余分な掃除用具や水
道代も節約できて、風呂掃除の時間も著しく短縮できる
浴室改修方法を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも、浴室内の被塗物の脱脂およ
び洗浄を行なう工程と、被塗物を研磨する工程と、殺菌
剤を塗布する工程と、シーリングおよび素地調整工程
と、塗装前に被塗物の温度を赤外線のごとき熱源により
上昇させるプレヒート工程と、被塗物を塗装する塗装工
程と、乾燥工程と、バスタブを研磨する工程とが含まれ
るようにしたものである。そして、好ましくは、被塗物
を研磨する工程においては、バスタブにはサンダーを、
また殺菌工程においては殺菌剤としてアルコール系殺菌
剤を、さらに被塗物を塗装する塗装工程において塗装剤
として防カビ抗菌塗料をそれぞれ使用するとよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、極めて短かい期間、
例えば１日で古い浴室を改修できる浴室改修方法に関す
るものである。
例えば１日で古い浴室を改修できる浴室改修方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】使用しているうちに生えてくる浴室のカ
ビ、黒ずみは、見た目に不快なだけでなく、アトピーや
喘息の一原因ともいわれているが、拭いてもこすっても
なかなか落ちず、また、カビ掃除に唯一有効な塩素系洗
剤についても、使用方法に注意が必要であるため、使い
づらいという不満の声が上がっていたものである。
ビ、黒ずみは、見た目に不快なだけでなく、アトピーや
喘息の一原因ともいわれているが、拭いてもこすっても
なかなか落ちず、また、カビ掃除に唯一有効な塩素系洗
剤についても、使用方法に注意が必要であるため、使い
づらいという不満の声が上がっていたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような実状に鑑
み、この発明は、極めて短かい期間、例えば１日で古い
浴室を新品同様に改修でき、しかも浴室内を殺菌処理し
た上に防カビ抗菌塗料でコーティングするから、防カビ
効果が長期に持続し、したがって、改修後の浴室掃除は
拭き取りだけでよく、塩素系洗剤はもちろんのこと、余
分な掃除用具や水道代も節約できて、風呂掃除の時間も
著しく短縮できる浴室改修方法を提供することをその目
的とするものである。
み、この発明は、極めて短かい期間、例えば１日で古い
浴室を新品同様に改修でき、しかも浴室内を殺菌処理し
た上に防カビ抗菌塗料でコーティングするから、防カビ
効果が長期に持続し、したがって、改修後の浴室掃除は
拭き取りだけでよく、塩素系洗剤はもちろんのこと、余
分な掃除用具や水道代も節約できて、風呂掃除の時間も
著しく短縮できる浴室改修方法を提供することをその目
的とするものである。
【０００４】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に関する浴室改修方法は、少なくとも、浴
室内の被塗物の脱脂および洗浄を行なう工程と、被塗物
を研磨する工程と、殺菌剤を塗布する工程と、シーリン
グおよび素地調整工程と、塗装前に被塗物の温度を赤外
線のごとき熱源により上昇させるプレヒート工程と、被
塗物を塗装する塗装工程と、乾燥工程と、バスタブを研
磨する工程とが含まれるようにしたものである。そし
て、好ましくは、被塗物を研磨する工程においては、バ
スタブにはサンダーを、また殺菌工程においては殺菌剤
としてアルコール系殺菌剤を、さらに被塗物を塗装する
塗装工程において塗装剤として防カビ抗菌塗料をそれぞ
れ使用するとよい。
めに、本発明に関する浴室改修方法は、少なくとも、浴
室内の被塗物の脱脂および洗浄を行なう工程と、被塗物
を研磨する工程と、殺菌剤を塗布する工程と、シーリン
グおよび素地調整工程と、塗装前に被塗物の温度を赤外
線のごとき熱源により上昇させるプレヒート工程と、被
塗物を塗装する塗装工程と、乾燥工程と、バスタブを研
磨する工程とが含まれるようにしたものである。そし
て、好ましくは、被塗物を研磨する工程においては、バ
スタブにはサンダーを、また殺菌工程においては殺菌剤
としてアルコール系殺菌剤を、さらに被塗物を塗装する
塗装工程において塗装剤として防カビ抗菌塗料をそれぞ
れ使用するとよい。
【０００５】
【作用】以下、本発明に係る浴室改修方法について説明
する。本発明の方法によれば、まず、浴室内部の取り外
しができる器具類を取り外し、浴室内の天井、壁、バス
タブなどの被塗物を脱脂洗浄する。ついで、被塗物を研
磨（この場合、バスタブにはサンダーを使用するとよ
い。）し、素地を平滑に調整した後、アルコール系殺菌
剤などにより全体に塗布する。そして、シーリングおよ
び素地の調整を済ませた後、被塗物の温度を赤外線のご
とき熱源により上昇させる。防カビ抗菌塗料により被塗
物を塗装し、乾燥させ、バスタブを研磨して仕上げれば
作業は終了する。
する。本発明の方法によれば、まず、浴室内部の取り外
しができる器具類を取り外し、浴室内の天井、壁、バス
タブなどの被塗物を脱脂洗浄する。ついで、被塗物を研
磨（この場合、バスタブにはサンダーを使用するとよ
い。）し、素地を平滑に調整した後、アルコール系殺菌
剤などにより全体に塗布する。そして、シーリングおよ
び素地の調整を済ませた後、被塗物の温度を赤外線のご
とき熱源により上昇させる。防カビ抗菌塗料により被塗
物を塗装し、乾燥させ、バスタブを研磨して仕上げれば
作業は終了する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明に係る浴室改修方法について実
施例に基づいて説明する。図１は、本発明に係る浴室改
修方法のフローチャートを示している。作業において
は、玄関から浴室まで床用シート養生し、資材置場を設
定し、２重養生し、また、浴室内部で取り外しができる
器具類などは取り外して、保管する。作業工程１では、
ＦＲＰには、サンドフラワーに脱脂剤（好ましくはクイ
ックベース698）を適量使用し、浴室の天井、壁、バス
タブなどの被塗物に対して細かい傷が全体につく程度に
脱脂洗浄する。また、金属・タイル面には、サンドフラ
ワーに脱脂剤（好ましくはクイックベース697）を適量
使用し、被塗物に対して細かい傷が全体につく程度に脱
脂洗浄する。作業工程２では、脱脂剤を十分に水洗い
し、被塗物に残さない。作業工程３では、バスタブに
は、サンダーを使用し、サンドペーパー（好ましくは＃
240サンドペーパー）で水研ぎし素地を平滑（２枚使
用）に調整し、仕上げにサンドペーパー（好ましくは＃
1000サンドペーパー）で水研ぎし全体を平滑に整える。
また、天井・壁には、サンドペーパー（好ましくは＃24
0サンドペーパー）で水研ぎし素地を平滑（２枚使用）
に調整し、仕上げにサンドペーパー（好ましくは＃1000
サンドペーパー）で水研ぎし全体を整える。そして、錆
の発生箇所は錆を念入りに落とす（この場合はサンダー
を使用しない）。作業工程４では、噴霧器などでアルコ
ール系殺菌剤（好ましくはAF110アルコール系殺菌剤）
を全体に塗布する(100g/m2を目安とする)。作業工程５
では、窓枠などの被塗物以外をすべて養生する。作業工
程６では、シーリングはダンセイボンドを使用しシーリ
ング充填する。素地調整ではポリパテを使用し平滑に調
整する。平滑仕上げではサンダーを使用し、サンドペー
パー（好ましくは＃240サンドペーパー）で水研ぎ研磨
し、サンドペーパー（好ましくは＃2000サンドペーパ
ー）で水研ぎし平滑にする。水洗いし研磨カスを取り除
く。清掃はファインクロスでゴミ・埃を取り除きながら
拭き取る。作業工程７では、金属面での錆の発生箇所が
ある場合は、エポナ＃2000HSプライマーを使用し、カッ
プガンにてタッチアッププレーを予めしておく。作業工
程８では、バスタブに赤外線を利用し被塗物の温度を上
昇させる。この場合、バスタブの縁から10cm前後の高さ
に赤外線照射器具を設置し、15分程度照射する。塗装前
に被塗物の温度を上昇させる理由は、被塗物に塗料をな
じませ、平滑調整が容易となる上に、乾燥が早いからで
ある。ただし、３色工事の場合は壁から塗装するのでこ
のプレヒート工事は除外する。作業工程９では、タッチ
アップの錆止め塗膜がブツなどがついていないか確認
し、認められればサンドペーパー（好ましくは＃2000サ
ンドペーパー）で平滑にし、ファインクロスでゴミ・埃
を取り除きながら拭き取る。作業工程10では、必要な箇
所を養生そして養生剥がしを行ないながら、対象製品に
適した防カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。好ましく
は、防カビ抗菌塗料については、ＦＲＰ製品は主剤と硬
化剤がセットになっているAF123-FRPにAF123-FRPシンナ
ーを希釈剤としたＦＲＰ用防カビ抗菌塗料を使用、塗布
料は100（g/m2/回）とし、また、金属・タイル製品は主
剤と硬化剤がセットになっているAF123-TKにAF123-TKシ
ンナーを希釈剤としたタイル・金属用防カビ抗菌塗料を
使用、塗布料は100（g/m2/回）とし、さらに、塗装下地
・モルタル製品はAF123-W主剤にAF123-Wシンナーを希釈
剤とした塗装下地・モルタル用防カビ抗菌塗料を使用、
塗布料は100（g/m2/回）とする。また、乾燥について
は、赤外線を利用して行なう。ＦＲＰ製品で１色塗りの
場合（天井・壁・バスタブが同色）、まずバスタブ塗装
までバスタブを養生し、天井・壁・バスタブをＦＲＰ用
防カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。ＦＲＰ製品で２
色塗りの場合（天井・壁とバスタブが別色）、バスタブ
塗装、乾燥、天井・壁塗装、乾燥の順序で行ない、塗装
はＦＲＰ用防カビ抗菌塗料を用いる。ＦＲＰ製品で３色
塗り（バスタブと天井と壁が別色）の場合、壁塗装、乾
燥、バスタブのプレヒート、バスタブ塗装、乾燥、天井
塗装、乾燥の順序で行ない、塗装はＦＲＰ用防カビ抗菌
塗料を用いる。タイル・金属製品で１色塗りの場合（天
井・壁・バスタブが同色）、まずバスタブ塗装までバス
タブを養生し、天井・壁・バスタブをタイル・金属用防
カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。タイル・金属製品
で２色塗りの場合（天井・壁とバスタブが別色）、バス
タブ塗装、乾燥、天井・壁塗装、乾燥の順序で行ない、
塗装はタイル・金属用防カビ抗菌塗料を用いる。タイル
・金属製品で３色塗り（バスタブと天井と壁が別色）の
場合、壁塗装、乾燥、バスタブのプレヒート、バスタブ
塗装、乾燥、天井塗装、乾燥の順序で行ない、塗装はタ
イル・金属用防カビ抗菌塗料を用いる。ＦＲＰ・タイル
・金属混合製品で、２色塗りの場合（天井・壁とバスタ
ブが別塗料・別色／バスタブ＝ＦＲＰ、天井＝バスリ
ブ、壁＝タイル）、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料によるバス
タブ塗装、乾燥、タイル・金属用防カビ抗菌塗料による
天井・壁塗装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・タイル・
金属混合製品で、２色塗りの場合（天井・壁とバスタブ
が別塗料・別色／バスタブ＝ステンレス、天井・壁＝Ｆ
ＲＰ）、タイル・金属用防カビ抗菌塗料によるバスタブ
塗装、乾燥、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料による天井・壁塗
装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・タイル・金属混合製
品で、３色塗りの場合（バスタブと天井と壁とが別塗料
・別色／バスタブ＝ＦＲＰ、天井＝バスリブ、壁＝タイ
ル）、タイル・金属用防カビ抗菌塗料による壁塗装、乾
燥、バスタブのプレヒート、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料に
よるバスタブ塗装、乾燥、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料によ
る天井塗装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・塗装下地・
モルタル混合製品の場合（バスタブ＝ＦＲＰ、天井・壁
＝塗装下地）、刷毛、ローラーを用いて塗装下地・モル
タル用防カビ抗菌塗料により塗装を10分置きに３回繰り
返し、乾燥、バスタブのプレヒート、ＦＲＰ用防カビ抗
菌塗料によるバスタブ塗装、乾燥の順序で行なう。作業
工程11では、ブツ取りは、ＭＣスムーザーを塗布しなが
らハンドミラクルキャッチャーで塗膜を滑らすようにし
て、ミストやザラツキを除去する。研磨は、ゴミが付着
している場合、バフレックス＃1500などでゴミの部分を
研磨する。仕上げは、レインボー回転ポリッシャーにソ
フトスポンジパフT-30を取り付け、グレイス305を１〜
２cc程度づつバフに付けポリッシャー掛けをする。拭き
取りはファインクロスでバスタブ全体を拭き取る。
施例に基づいて説明する。図１は、本発明に係る浴室改
修方法のフローチャートを示している。作業において
は、玄関から浴室まで床用シート養生し、資材置場を設
定し、２重養生し、また、浴室内部で取り外しができる
器具類などは取り外して、保管する。作業工程１では、
ＦＲＰには、サンドフラワーに脱脂剤（好ましくはクイ
ックベース698）を適量使用し、浴室の天井、壁、バス
タブなどの被塗物に対して細かい傷が全体につく程度に
脱脂洗浄する。また、金属・タイル面には、サンドフラ
ワーに脱脂剤（好ましくはクイックベース697）を適量
使用し、被塗物に対して細かい傷が全体につく程度に脱
脂洗浄する。作業工程２では、脱脂剤を十分に水洗い
し、被塗物に残さない。作業工程３では、バスタブに
は、サンダーを使用し、サンドペーパー（好ましくは＃
240サンドペーパー）で水研ぎし素地を平滑（２枚使
用）に調整し、仕上げにサンドペーパー（好ましくは＃
1000サンドペーパー）で水研ぎし全体を平滑に整える。
また、天井・壁には、サンドペーパー（好ましくは＃24
0サンドペーパー）で水研ぎし素地を平滑（２枚使用）
に調整し、仕上げにサンドペーパー（好ましくは＃1000
サンドペーパー）で水研ぎし全体を整える。そして、錆
の発生箇所は錆を念入りに落とす（この場合はサンダー
を使用しない）。作業工程４では、噴霧器などでアルコ
ール系殺菌剤（好ましくはAF110アルコール系殺菌剤）
を全体に塗布する(100g/m2を目安とする)。作業工程５
では、窓枠などの被塗物以外をすべて養生する。作業工
程６では、シーリングはダンセイボンドを使用しシーリ
ング充填する。素地調整ではポリパテを使用し平滑に調
整する。平滑仕上げではサンダーを使用し、サンドペー
パー（好ましくは＃240サンドペーパー）で水研ぎ研磨
し、サンドペーパー（好ましくは＃2000サンドペーパ
ー）で水研ぎし平滑にする。水洗いし研磨カスを取り除
く。清掃はファインクロスでゴミ・埃を取り除きながら
拭き取る。作業工程７では、金属面での錆の発生箇所が
ある場合は、エポナ＃2000HSプライマーを使用し、カッ
プガンにてタッチアッププレーを予めしておく。作業工
程８では、バスタブに赤外線を利用し被塗物の温度を上
昇させる。この場合、バスタブの縁から10cm前後の高さ
に赤外線照射器具を設置し、15分程度照射する。塗装前
に被塗物の温度を上昇させる理由は、被塗物に塗料をな
じませ、平滑調整が容易となる上に、乾燥が早いからで
ある。ただし、３色工事の場合は壁から塗装するのでこ
のプレヒート工事は除外する。作業工程９では、タッチ
アップの錆止め塗膜がブツなどがついていないか確認
し、認められればサンドペーパー（好ましくは＃2000サ
ンドペーパー）で平滑にし、ファインクロスでゴミ・埃
を取り除きながら拭き取る。作業工程10では、必要な箇
所を養生そして養生剥がしを行ないながら、対象製品に
適した防カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。好ましく
は、防カビ抗菌塗料については、ＦＲＰ製品は主剤と硬
化剤がセットになっているAF123-FRPにAF123-FRPシンナ
ーを希釈剤としたＦＲＰ用防カビ抗菌塗料を使用、塗布
料は100（g/m2/回）とし、また、金属・タイル製品は主
剤と硬化剤がセットになっているAF123-TKにAF123-TKシ
ンナーを希釈剤としたタイル・金属用防カビ抗菌塗料を
使用、塗布料は100（g/m2/回）とし、さらに、塗装下地
・モルタル製品はAF123-W主剤にAF123-Wシンナーを希釈
剤とした塗装下地・モルタル用防カビ抗菌塗料を使用、
塗布料は100（g/m2/回）とする。また、乾燥について
は、赤外線を利用して行なう。ＦＲＰ製品で１色塗りの
場合（天井・壁・バスタブが同色）、まずバスタブ塗装
までバスタブを養生し、天井・壁・バスタブをＦＲＰ用
防カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。ＦＲＰ製品で２
色塗りの場合（天井・壁とバスタブが別色）、バスタブ
塗装、乾燥、天井・壁塗装、乾燥の順序で行ない、塗装
はＦＲＰ用防カビ抗菌塗料を用いる。ＦＲＰ製品で３色
塗り（バスタブと天井と壁が別色）の場合、壁塗装、乾
燥、バスタブのプレヒート、バスタブ塗装、乾燥、天井
塗装、乾燥の順序で行ない、塗装はＦＲＰ用防カビ抗菌
塗料を用いる。タイル・金属製品で１色塗りの場合（天
井・壁・バスタブが同色）、まずバスタブ塗装までバス
タブを養生し、天井・壁・バスタブをタイル・金属用防
カビ抗菌塗料により塗装し乾燥する。タイル・金属製品
で２色塗りの場合（天井・壁とバスタブが別色）、バス
タブ塗装、乾燥、天井・壁塗装、乾燥の順序で行ない、
塗装はタイル・金属用防カビ抗菌塗料を用いる。タイル
・金属製品で３色塗り（バスタブと天井と壁が別色）の
場合、壁塗装、乾燥、バスタブのプレヒート、バスタブ
塗装、乾燥、天井塗装、乾燥の順序で行ない、塗装はタ
イル・金属用防カビ抗菌塗料を用いる。ＦＲＰ・タイル
・金属混合製品で、２色塗りの場合（天井・壁とバスタ
ブが別塗料・別色／バスタブ＝ＦＲＰ、天井＝バスリ
ブ、壁＝タイル）、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料によるバス
タブ塗装、乾燥、タイル・金属用防カビ抗菌塗料による
天井・壁塗装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・タイル・
金属混合製品で、２色塗りの場合（天井・壁とバスタブ
が別塗料・別色／バスタブ＝ステンレス、天井・壁＝Ｆ
ＲＰ）、タイル・金属用防カビ抗菌塗料によるバスタブ
塗装、乾燥、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料による天井・壁塗
装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・タイル・金属混合製
品で、３色塗りの場合（バスタブと天井と壁とが別塗料
・別色／バスタブ＝ＦＲＰ、天井＝バスリブ、壁＝タイ
ル）、タイル・金属用防カビ抗菌塗料による壁塗装、乾
燥、バスタブのプレヒート、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料に
よるバスタブ塗装、乾燥、ＦＲＰ用防カビ抗菌塗料によ
る天井塗装、乾燥の順序で行なう。ＦＲＰ・塗装下地・
モルタル混合製品の場合（バスタブ＝ＦＲＰ、天井・壁
＝塗装下地）、刷毛、ローラーを用いて塗装下地・モル
タル用防カビ抗菌塗料により塗装を10分置きに３回繰り
返し、乾燥、バスタブのプレヒート、ＦＲＰ用防カビ抗
菌塗料によるバスタブ塗装、乾燥の順序で行なう。作業
工程11では、ブツ取りは、ＭＣスムーザーを塗布しなが
らハンドミラクルキャッチャーで塗膜を滑らすようにし
て、ミストやザラツキを除去する。研磨は、ゴミが付着
している場合、バフレックス＃1500などでゴミの部分を
研磨する。仕上げは、レインボー回転ポリッシャーにソ
フトスポンジパフT-30を取り付け、グレイス305を１〜
２cc程度づつバフに付けポリッシャー掛けをする。拭き
取りはファインクロスでバスタブ全体を拭き取る。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る浴室改
修方法によれば、少なくとも、浴室内の被塗物の脱脂お
よび洗浄を行なう工程と、被塗物を研磨する工程と、殺
菌剤を塗布する工程と、シーリングおよび素地調整工程
と、塗装前に被塗物の温度を赤外線のごとき熱源により
上昇させるプレヒート工程と、被塗物を塗装する塗装工
程と、乾燥工程と、バスタブを研磨する工程とが含まれ
るようにしたから、極めて短かい期間、例えば１日で古
い浴室を新品同様に改修でき、しかも浴室内を殺菌処理
した上に防カビ抗菌塗料でコーティングするから、防カ
ビ効果が長期に持続し、したがって、改修後の浴室掃除
は拭き取りだけでよく、塩素系洗剤はもちろんのこと、
余分な掃除用具や水道代も節約できて、風呂掃除の時間
も著しく短縮できるなどの顕著な効果が得られる。
修方法によれば、少なくとも、浴室内の被塗物の脱脂お
よび洗浄を行なう工程と、被塗物を研磨する工程と、殺
菌剤を塗布する工程と、シーリングおよび素地調整工程
と、塗装前に被塗物の温度を赤外線のごとき熱源により
上昇させるプレヒート工程と、被塗物を塗装する塗装工
程と、乾燥工程と、バスタブを研磨する工程とが含まれ
るようにしたから、極めて短かい期間、例えば１日で古
い浴室を新品同様に改修でき、しかも浴室内を殺菌処理
した上に防カビ抗菌塗料でコーティングするから、防カ
ビ効果が長期に持続し、したがって、改修後の浴室掃除
は拭き取りだけでよく、塩素系洗剤はもちろんのこと、
余分な掃除用具や水道代も節約できて、風呂掃除の時間
も著しく短縮できるなどの顕著な効果が得られる。
【図１】本発明の浴室改修方法のフローチャート図であ
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項１】 少なくとも、浴室内の被塗物の脱脂およ
び洗浄を行なう工程と、被塗物を研磨する工程と、殺菌
剤を塗布する殺菌工程と、シーリングおよび素地調整工
程と、塗装前に被塗物の温度を赤外線のごとき熱源によ
り上昇させるプレヒート工程と、被塗物を塗装する塗装
工程と、乾燥工程と、バスタブを研磨する工程が含まれ
ることを特徴とする浴室改修方法。 - 【請求項２】 被塗物を研磨する工程において、バスタ
ブにはサンダーが使用される請求項１記載の浴室改修方
法。 - 【請求項３】 殺菌工程において、アルコール系殺菌剤
が使用される請求項１記載の浴室改修方法。 - 【請求項４】 被塗物を塗装する塗装工程において、防
カビ抗菌塗料が使用される請求項１記載の浴室改修方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11205488A JP2001029255A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 浴室改修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11205488A JP2001029255A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 浴室改修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001029255A true JP2001029255A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16507694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11205488A Pending JP2001029255A (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 浴室改修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001029255A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015137479A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社クラタコーポレーション | 天井の防黴方法および防黴天井設備 |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP11205488A patent/JP2001029255A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015137479A (ja) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 株式会社クラタコーポレーション | 天井の防黴方法および防黴天井設備 |
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