JP2001028880A - 電力変換装置ならびにこれを用いた発電装置および駆動装置 - Google Patents

電力変換装置ならびにこれを用いた発電装置および駆動装置

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JP2001028880A
JP2001028880A JP11199067A JP19906799A JP2001028880A JP 2001028880 A JP2001028880 A JP 2001028880A JP 11199067 A JP11199067 A JP 11199067A JP 19906799 A JP19906799 A JP 19906799A JP 2001028880 A JP2001028880 A JP 2001028880A
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power
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circuit
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JP11199067A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ogusa
慎一 小草
Toshiyuki Fujii
俊行 藤井
Shinzo Tamai
伸三 玉井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/60Arrangements for transfer of electric power between AC networks or generators via a high voltage DC link [HVCD]

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電力変換装置では、平滑コンデンサ6
の電圧のみを検出し、それが一定値以上であった場合に
スイッチング素子8をオン状態に制御することで、直流
回路2の電圧を安定化させているので、その応答が遅い
などの課題があった。 【解決手段】 交流電力系統1,3の電力を検出し、こ
れらの差に基づいてスイッチング素子8を制御したり、
平滑コンデンサ6に流入する電流を検出し、これに基づ
いてスイッチング素子8を制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交流電力を一旦直
流電力に変換し、更にこの直流電力を交流電力に逆変換
することで、2つの独立した交流電力系統の間で電力の
授受を行う電力変換装置ならびにこれを用いた発電装置
および駆動装置に係り、特に、上記直流電力の安定性を
向上させ、従来にない高度な安定動作を可能ならしめる
ための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は特開平6−62600号公報に
開示された従来の電力変換装置を用いた発電装置の構成
を示す構成図である。図において、1は供給側三相交流
電力系統、3は需要側三相交流電力系統、2は直流回
路、4は交直変換器、5は直交変換器、6は直流回路2
の電圧を平滑化する平滑コンデンサである。
【0003】また、7は平滑コンデンサ6と並列となる
ように直流回路2上に設けられた抵抗素子、8はこの抵
抗素子7と直列に配設され、この抵抗素子7への電流流
入を制御するスイッチング素子、59は平滑コンデンサ
6の電圧を検出する電圧検出器、60は直流電圧の指令
値を出力する指令値出力手段、61は検出電圧値の指令
値に対する差分値を出力する減算回路、62はこの差分
値が第一の過剰電圧レベル以上の場合には上記スイッチ
ング素子8を動作させる電圧比較器である。
【0004】次に動作について説明する。交直変換器4
が供給側三相交流電力系統1から供給された交流電力を
直流電力に変換して直流回路2に出力し、直交変換器5
が直流回路2の直流電力を三相交流電力に変換して需要
側三相交流電力系統3に出力することで、供給側三相交
流電力系統1からの供給電力と需要側三相交流電力系統
3への需要電力とがつりあい、直流回路2にはこの電力
バランスの下での直流電圧および直流電流が発生する。
また、平滑コンデンサ6はこの直流電圧に充電される。
【0005】このような電力変換動作が行われる一方
で、減算回路61は電圧検出器59から出力される平滑
コンデンサ6の電圧値の指令値に対する差分値を出力
し、この差分値が第一の過剰電圧レベル以上になると、
電圧比較器62がスイッチング素子8をオン動作させ
る。これにより、平滑コンデンサ6の電圧は低下し、直
流回路2の電圧も低下することになり、直交変換器5な
どを正常に維持し、電力変換運転を継続させることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置は
以上のように構成されているので、平滑コンデンサ6の
電圧の絶対的な変動のみを検出してスイッチング素子8
のオン/オフを制御することとなり、実際に直交変換器
5において負荷変動などがあった場合、それに応じてこ
の平滑コンデンサ6の電圧に実際に所定の変動が生じて
初めてスイッチング素子8のオン/オフ制御を開始する
ことができる。つまり、この平滑コンデンサ6が接続さ
れた直流回路2において実際に明らかな電圧変動が生じ
た後でなければスイッチング素子8のオン/オフ制御を
開始することができず、高度な直流電圧安定性が望まれ
るような用途においては適用できないような場合もある
などの課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、従来よりも高速に応答してスイッ
チング素子のオン/オフ制御を開始することができ、こ
れにより高度な直流電圧安定性が望まれるような用途に
おいても適用可能な高速且つ安定な電力変換装置を得る
ことを目的とする。
【0008】また、この電力変換装置を利用して、直流
電圧の高度な安定性に基づいて従来にはない高度に安定
した動作をすることができる発電装置および駆動装置を
得ることも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電力変換
装置は、第一交流電力を直流電力に変換する交直変換器
と、この直流電力を第二交流電力に変換する直交変換器
と、上記交直変換器と直交変換器との間の直流電力経路
上に設けられ、当該経路の電圧を平滑化する平滑コンデ
ンサと、互いに直列に接続されたスイッチング素子およ
び抵抗素子からなり、これらが上記平滑コンデンサと並
列となるように上記直流電力経路上に設けられた電力消
費手段と、上記平滑コンデンサの電圧が過電圧にならな
いように上記スイッチング素子のオン/オフを制御する
制御手段とを備えるものである。
【0010】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力
成分あるいは交直変換器から出力される電流値を検出し
て第一検出値として出力する第一検出部材と、直交変換
器から出力される電力値、電流値の有効電力成分あるい
は直交変換器に入力される電流値を検出して第二検出値
として出力する第二検出部材と、電力消費手段により消
費される電力あるいは電流を消費検出値として検出する
消費検出部材と、スイッチング素子をオン/オフ駆動す
る駆動回路と、上記第一検出値と第二検出値との差分に
対する消費検出値の差が減少するように当該駆動回路に
よるオン/オフ駆動期間を制御する制御本体とからなる
ものである。
【0011】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力
成分あるいは交直変換器から出力される電流値を検出し
て第一検出値として出力する第一検出部材と、直交変換
器から出力される電力値、電流値の有効電力成分あるい
は直交変換器に入力される電流値を検出して第二検出値
として出力する第二検出部材と、スイッチング素子をオ
ン/オフ駆動する駆動回路と、上記第一検出値と第二検
出値との差が減少するように当該駆動回路によるオン/
オフ駆動期間を制御する制御本体とからなるものであ
る。
【0012】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、平滑コンデンサに流入する流入電力値あるいは流入
電流値を検出して流入検出値として出力する流入検出部
材と、スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路
と、上記流入検出値が減少するように当該駆動回路によ
るオン/オフ駆動期間を制御する制御本体とからなるも
のである。
【0013】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力
成分あるいは交直変換器から出力される電流値を検出し
て第一検出値として出力する第一検出部材と、電力消費
手段により消費される電力あるいは電流を消費検出値と
して検出する消費検出部材と、スイッチング素子をオン
/オフ駆動する駆動回路と、上記第一検出値と電力指令
値との差分に対する消費検出値の差が減少するように当
該駆動回路によるオン/オフ駆動期間を制御する制御本
体とからなるものである。
【0014】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、直交変換器から出力される電力値、電流値の有効電
力成分あるいは直交変換器に入力される電流値を検出し
て第二検出値として出力する第二検出部材と、電力消費
手段により消費される電力あるいは電流を消費検出値と
して検出する消費検出部材と、交直変換器の事故を検出
して事故検出信号を出力する事故検出回路と、スイッチ
ング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、上記事故検
出信号が入力されている期間において、上記第二検出値
と消費検出値との差が減少するように当該駆動回路によ
るオン/オフ駆動期間を制御する制御本体とからなるも
のである。
【0015】この発明に係る電力変換装置は、制御本体
が、入力される2つの信号のレベル差に対してヒステリ
シス特性をもって駆動回路へのオン/オフ駆動期間の制
御信号を出力する比較回路を備え、その比較回路の出力
に基づいて駆動回路によるオン/オフ駆動期間を制御す
るものである。
【0016】この発明に係る電力変換装置は、制御手段
が、直流電力経路の電圧値を検出する直流電圧検出部材
と、この電圧値が所定の上限値を超えているか否かを判
断する過電圧判別回路とを備え、この判断が正しい期間
において駆動回路を動作させるものである。
【0017】この発明に係る電力変換装置は、第一交流
電力の電流値あるいは第二交流電力の電流値を検出する
交流電流検出部材と、この電流値が所定の上限値を超え
ている期間には過電流検出信号を出力する過電流判別回
路とを備え、交直変換器あるいは直交変換器はこの過電
流検出信号が入力されている期間にはその電力変換処理
を停止するものである。
【0018】この発明に係る電力変換装置は、過電流判
別回路が、過電流検出信号の出力開始の際の上限値より
も絶対値が小さい終了判別値を用いて、過電流検出信号
の出力終了判別を行うものである。
【0019】この発明に係る発電装置は、一次巻線と二
次巻線とを備える電動発電機と、上記一次巻線が一次側
に接続される変圧器と、この変圧器の二次側が交直変換
器に接続され、直交変換器が上記二次巻線に接続された
上記電力変換装置とを備えるものである。
【0020】この発明に係る駆動装置は、一次側が交流
系統に接続された変圧器と、この変圧器の二次側が交直
変換器に接続された上記電力変換装置と、この電力変換
装置の直交変換器に接続された電動モータとを備えるも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
力変換装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は供給側三相交流電力系統、3は需要側三相交流
電力系統、2は直流回路、4は供給側三相交流電力系統
1から供給された交流電力を直流電力に変換して直流回
路2に出力する交直変換器、5は直流回路2の直流電力
を三相交流電力に変換して需要側三相交流電力系統3に
出力する直交変換器、6は直流回路2上に設けられ、当
該系統2の電圧を平滑化する平滑コンデンサである。
【0022】また、7は平滑コンデンサ6と並列となる
ように直流回路2上に設けられた抵抗素子、8はこの抵
抗素子7と直列に配設され、この抵抗素子7への電流流
入を制御するスイッチング素子、9はこのスイッチング
素子8を所定のオン/オフ周期毎にオン/オフ駆動する
駆動回路、10は供給側三相交流電力系統1の三相分の
交流電流を検出する供給電流検出器、11は供給側三相
交流電力系統1の三相分の交流電圧を検出する供給電圧
検出器、12はこの供給電流検出器10と供給電圧検出
器11との検出値に基づいて交直変換器4に入力される
電力値を演算して第一検出値を出力する供給電力検出装
置、13は需要側三相交流電力系統3の三相分の交流電
流を検出する需要電流検出器、14は需要側三相交流電
力系統3の三相分の交流電圧を検出する需要電圧検出
器、15はこの需要電流検出器13と需要電圧検出器1
4との検出値に基づいて直交変換器5から出力される電
力値を演算して第二検出値を出力する需要電力検出装
置、16は抵抗素子7に流入する消費電流を検出する消
費電流検出器、17は抵抗素子7に印加される電圧を検
出する消費電圧検出器、18はこの消費電流検出器16
と消費電圧検出器17との検出値に基づいて抵抗素子7
による消費電力値を演算して消費検出値として出力する
消費電力検出装置、19は第一検出値と第二検出値との
差分に対する消費検出値の差が減少するように上記駆動
回路9によるオン/オフ駆動期間を制御する直流電圧制
御回路(制御本体)である。
【0023】なお、上記スイッチング素子8としては高
耐圧なトランジスタ素子などがあり、上記駆動回路9は
例えばこのトランジスタ素子のゲートに対して所望のパ
ルス幅のパルスを所定の周期毎に入力するようにすれば
よい。
【0024】次に動作について説明する。交直変換器4
が供給側三相交流電力系統1から供給された交流電力を
直流電力に変換して直流回路2に出力し、直交変換器5
が直流回路2の直流電力を三相交流電力に変換して需要
側三相交流電力系統3に出力することで、供給側三相交
流電力系統1からの供給電力と需要側三相交流電力系統
3への需要電力とがつりあい、直流回路2にはこの電力
バランスの下での直流電圧および直流電流が発生する。
また、平滑コンデンサ6はこの直流電圧に充電される。
【0025】このような電力変換動作が行われる一方
で、供給電流検出器10と供給電圧検出器11との検出
値に基づいて供給電力検出装置12は交直変換器4に入
力される電力値を演算して第一検出値を出力し、需要電
流検出器13と需要電圧検出器14との検出値に基づい
て需要電力検出装置15は直交変換器5から出力される
電力値を演算して第二検出値を出力し、消費電流検出器
16と消費電圧検出器17との検出値に基づいて消費電
力検出装置18は抵抗素子7による消費電力値を演算し
て消費検出値を出力する。
【0026】また、これら第一検出値、第二検出値およ
び消費電力値が入力される直流電圧制御回路19は、第
一検出値と第二検出値との差分に対する消費検出値の差
が減少するように上記駆動回路9によるオン/オフ駆動
期間を制御し、駆動回路9はオン期間においてスイッチ
ング素子8を所定のオン/オフ周期毎にオン/オフ駆動
する。従って、このスイッチング素子8がオン状態とな
る期間においては平滑コンデンサ6の両端は抵抗素子7
を介して短絡され、それに蓄積された電力や交直変換器
4から供給される電力の一部が抵抗素子7により消費さ
れる。その結果、平滑コンデンサ6の電圧は低下し、直
流回路2の電圧も低下することになる。そして、この平
滑コンデンサ6の短絡動作は、第一検出値と第二検出値
との差分に対する消費検出値の差が無くなったときに終
了する。なお、平滑コンデンサ6の短絡動作は一定期間
で終了するようにしてもよい。この場合であっても、第
一検出値と第二検出値との差分に対する消費検出値の差
が無くなったときに終了する。
【0027】従って、例えば、交直変換器4が供給側三
相交流電力系統1から供給された交流電力を直流電力に
変換して直流回路2に出力するとともに、直交変換器5
が直流回路2の直流電力を三相交流電力に変換して需要
側三相交流電力系統3に出力している状態で、需要側三
相交流電力系統3に接続された負荷設備や供給側三相交
流電力系統1に接続された発電設備が変化したりして、
この需給バランスの変化に応じて直流回路2において交
直変換器4から直交変換器5への方向に供給される電力
が変化したとしても、この電力変動分は抵抗素子7にお
いて消費されたりしてしまうこととなるので、アンバラ
ンスが生じた際にそのアンバランスに基づく余計な電流
などが平滑コンデンサ6に蓄積されてしまわないように
することができる。つまり、平滑コンデンサ6が生成す
る電圧を安定に保つことができ、ひいては直交変換器に
過剰な電圧が印加されないようにすることができ、上記
アンバランスが発生したとしても電力変換動作を継続的
に実施することができる。
【0028】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、第一交流電力を直流電力に変換する交直変換器4
と、この直流電力を第二交流電力に変換する直交変換器
5と、上記交直変換器4と直交変換器5との間の直流電
力経路2上に設けられ、当該経路2の電圧を平滑化する
平滑コンデンサ6と、互いに直列に接続されたスイッチ
ング素子8および抵抗素子7からなり、これらが上記平
滑コンデンサ6と並列となるように上記直流回路2上に
設けられた電力消費手段とを設け、上記平滑コンデンサ
6の電圧が過電圧にならないように上記スイッチング素
子8のオン/オフを制御するようにしたので、平滑コン
デンサ6の電圧の絶対的な変動が少ないような状況にお
いても、その電圧変動の微分値に相当する流入電流量な
どに基づいてスイッチング素子8のオン/オフ制御を開
始させることができる。
【0029】従って、この流入する電流量の連続的な増
加、減少があって始めて変化を検出することが可能な直
流電圧の電圧値のみを検出してスイッチング素子8のオ
ン/オフを制御するような従来の場合に比べて、スイッ
チング素子8のオン/オフ制御を早期から開始すること
ができ、これにより直流電圧の電圧値において明らさま
な絶対値変動が観測される前に、その予兆を検出して従
来よりも高度な直流電圧安定性を実現することができる
効果がある。
【0030】特に、供給側三相交流電力系統1の三相分
の交流電力および需要側三相交流電力系統3の三相分の
交流電力を直接検出し、その検出に基づいて制御を行う
ようにしたので、上記アンバランスなどに応じて直流回
路2において電流変化や電圧変化が生じ、この電圧変動
に基づいて制御を行うような場合に比べて格段に早期に
アンバランスを把握して所望の制御を行うことができる
効果がある。
【0031】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、20は第一検出値と第二検出値との差
分に対する消費検出値の差が減少するように上記駆動回
路9によるオン/オフ駆動期間を制御する直流電圧制御
回路(制御本体)、21は第二検出値から第一検出値を
減算して差分値を出力する減算器、22はこの差分値と
消費電力値とが入力され、消費電力値の差分値に対する
差が起動判別値よりも大きくなったら駆動回路9へその
駆動を開始するためのハイレベルの制御信号を出力し、
消費電力値の差分値に対する差が停止判別値よりも小さ
くなったら駆動回路9へその駆動を停止するためのロー
レベルの制御信号を出力する比較回路である。また、こ
の起動判別値は停止判別値よりも大きい値に設定されて
いる。これ以外の構成は実施の形態1と同様であり説明
を省略する。
【0032】次に動作について説明する。減算器21か
ら第二検出値と第一検出値との差分値が出力されると、
比較回路22は、この差分値に対する消費電力値の差が
起動判別値よりも大きくなったハイレベルの制御信号を
出力し、これに応じて駆動回路9はスイッチング素子8
のオン/オフ駆動を開始する。そして、この駆動によっ
て消費電力値は変化し、消費電力値の上記差分値に対す
る差が停止判別値よりも小さくなると比較回路22から
ローレベルの制御信号が出力され、駆動回路9はスイッ
チング素子8のオン/オフ駆動を停止する。これ以外の
動作は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、直流電圧制御回路20が、差分値と消費電力値との
レベル差に対してヒステリシス特性をもって駆動回路9
へのオン/オフ駆動期間の制御信号を出力する比較回路
22を備え、その比較回路22の出力に基づいて駆動回
路9によるオン/オフ駆動期間を制御するので、この比
較回路22に対して入力される上記2つの検出信号のレ
ベル関係が微妙な場合などにおいても制御信号が不安定
に出力されてしまうことはなく、駆動回路9は安定した
動作にてスイッチング素子8のオン/オフ駆動を実施す
ることができる効果がある。
【0034】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、23は第一検出値と第二検出値との差
が減少するように駆動回路9によるオン/オフ駆動期間
を制御する直流電圧制御回路(制御本体)、24は第一
検出値と第二検出値とが入力され、これらの値の差に応
じたレベル信号を出力する比較回路、25はこのレベル
信号のレベルに応じたハイレベル期間を有するパルス信
号を駆動回路9へ出力するパルス生成回路である。これ
以外の構成は実施の形態1と同様であり説明を省略す
る。
【0035】次に動作について説明する。第二検出値と
第一検出値との入力に応じて比較回路24からこれらの
値の差に応じたレベル信号が出力され、パルス生成回路
25はこのレベルに応じたハイレベル期間を有するパル
ス信号を出力し、駆動回路9はこのパルス信号のハイレ
ベル期間において、スイッチング素子8を所定のオン/
オフ周期毎にオン/オフ駆動する。そして、第一検出値
から第二検出値を減算した値が大きければ大きいほど、
上記ハイレベル期間は大きくなり、これにより駆動回路
9における通電時間も長くなるので、第一検出値の増加
分は抵抗素子7で消費される。逆に、第一検出値から第
二検出値を減算した値が小さければ小さいほど、上記ハ
イレベル期間は小さくなり、これにより駆動回路9にお
ける通電時間も短くなるので、第一検出値の減少分は抵
抗素子7での消費電力削減により相殺される。なお、こ
の第一検出値と第二検出値との差分と消費電力値との差
が「0」となるように設定するのが好ましい。
【0036】図4はこの発明の実施の形態3におけるパ
ルス生成回路25の詳細な動作を説明するための説明図
である。図において、(a)は入力信号波形図、(b)
は出力信号波形図である。また、26は基準三角波、2
7は比較回路24の出力波形、28はパルス信号であ
る。そして、同図に示すように、基準三角波26よりも
比較回路24の出力波形が大きい期間においてパルス信
号28を出力すれば、第一検出値から第二検出値を減算
した値が大きければ大きいほどパルス信号のハイレベル
期間を大きくするようなパルス信号を生成することがで
きる。
【0037】なお、同図に示すように、抵抗素子7の抵
抗値Rは一般的に既知であるのでスイッチング素子8の
導通時の消費電力をVdc 2 /R(ただし、Vdcは直流電
圧)に基づいて演算し、これと通電時間のオン/オフ駆
動期間に対する比率とに基づいて、消費電力を検出する
ことが可能である。そして、この演算値を用いれば抵抗
素子7への流入電流を測定する電流検出器などが不要と
なり装置の簡略化を図ることができる。
【0038】従って、直流電圧制御回路23は、第一検
出値と第二検出値との差が減少するように当該駆動回路
9によるオン/オフ駆動期間を制御することができる効
果がある。
【0039】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、29は平滑コンデンサ6に流入する流
入電流を検出して流入検出値として出力する流入電流検
出器、30は平滑コンデンサ6が生成する電圧を検出す
る蓄積電圧検出器、31はこの流入電流検出器29と蓄
積電圧検出器30との検出値に基づいて平滑コンデンサ
6に流入する流入電力値を演算して流入検出値として出
力する流入電力検出装置、32はこの流入検出値が大き
くなればなるほど駆動回路9によるオン/オフ駆動期間
を長くし、小さくなればなるほどオン/オフ駆動期間を
短く制御する直流電圧制御回路(制御本体)である。こ
れ以外の構成は実施の形態1と同様であり説明を省略す
る。
【0040】次に動作について説明する。流入電流検出
器29と蓄積電圧検出器30との検出値に基づいて流入
電力検出装置31から流入検出値が出力されると、直流
電圧制御回路32は流入検出値が大きくなればなるほど
駆動回路9によるオン/オフ駆動期間を長くし、小さく
なればなるほどオン/オフ駆動期間を短く制御する制御
信号を出力し、駆動回路9はこの制御信号のハイレベル
期間においてスイッチング素子8をオン/オフ駆動す
る。これにより上記流入検出値は減少し、平滑コンデン
サ6の電圧上昇は抑制される。これ以外の動作は実施の
形態1と同様であり説明を省略する。
【0041】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、平滑コンデンサ6に流入する流入電力値に基づいて
駆動回路9のオン/オフ駆動期間を制御し、且つ、この
オン/オフ駆動期間において駆動回路9はスイッチング
素子8をオン/オフ駆動するので、平滑コンデンサ6の
電圧の絶対的な変動が少ないような状況においても、そ
の電圧変動の微分値に相当する流入電流量などに基づい
てスイッチング素子8のオン/オフ制御を開始させるこ
とができる。
【0042】従って、この流入する電流量の連続的な増
加、減少があって始めて変化を検出することが可能な直
流電圧の電圧値のみを検出してスイッチング素子8のオ
ン/オフを制御するような従来の場合に比べて、スイッ
チング素子8のオン/オフ制御を早期から開始すること
ができ、これにより直流電圧の電圧値において明らさま
な絶対値変動が観測される前に、その予兆を検出して従
来よりも高度な直流電圧安定性を実現することができる
効果がある。
【0043】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、33は直流電圧の上限値を出力する上
限電圧出力回路、34は消費電圧検出器17が検出する
電圧とこの上限値とを比較し、消費電圧検出器17が検
出する電圧がこの上限値を超えていたらハイレベルの制
御信号を出力する超過比較器、35はこの超過比較器3
4の出力と直流電圧制御回路20の出力とのうちの少な
くとも一方がハイレベルであれば、駆動回路9に対して
ハイレベルの信号を出力する論理和回路である。これ以
外の構成は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0044】次に動作について説明する。平滑コンデン
サ6に電流が流入すると、消費電圧検出器17が検出す
る電圧も上昇する。そして、超過比較器34はこの電圧
と上限電圧出力回路33から出力される上限値とを比較
し、電圧がこの上限値を超えていたらハイレベルの制御
信号を出力するので、これに応じて駆動回路9はスイッ
チング素子8のオン/オフ制御を実施する。これ以外の
動作は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0045】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、消費電圧検出器17が検出する電圧が所定の上限値
を超えているか否かを判断する超過比較器34を備え、
この判断が正しい期間において駆動回路9を動作させる
ので、直流電圧が非常にゆっくりと変化しつづけてしま
うような場合であっても、その直流電圧が各種の回路を
破壊してしまうような過剰な電圧となってしまう前に、
直流電圧を安全なレベルに低下させることができる効果
がある。
【0046】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、36は供給側三相交流電力系統1の交
流電流の上限値を出力する供給電流上限値出力回路、3
7は供給電流検出器10が検出する電流とこの上限値と
を比較し、供給電流検出器10が検出する電流がこの上
限値を超えていたらローレベルの制御信号を出力する供
給超過比較器、38はローレベルの制御信号が入力され
ると交直変換器4に過電流検出信号を出力する供給遮断
回路であり、交直変換器4はこの過電流検出信号が入力
されると、過電流が検出された相の電力変換処理を停止
する。
【0047】また、39は需要側三相交流電力系統3の
交流電流の上限値を出力する需要電流上限値出力回路、
40は需要電流検出器13が検出する電流とこの上限値
とを比較し、需要電流検出器13が検出する電流がこの
上限値を超えていたらローレベルの制御信号を出力する
需要超過比較器、41はローレベルの制御信号が入力さ
れると直交変換器5に過電流検出信号を出力する需要遮
断回路であり、直交変換器5はこの過電流検出信号が入
力されると、過電流が検出された相の電力変換処理を停
止する。これ以外の構成は実施の形態2と同様であり説
明を省略する。
【0048】次に動作について説明する。供給超過比較
器37は、供給電流検出器10が検出する電流と供給電
流上限値出力回路36から出力される交流電流の上限値
とを比較し、供給電流検出器10が検出する電流がこの
上限値を超えている場合にはローレベルの制御信号を出
力し、供給遮断回路38はこのローレベルの制御信号の
入力に応じて交直変換器4へ過電流検出信号を出力す
る。そして、交直変換器4はこの過電流検出信号が入力
されると、過電流が検出された相の電力変換処理を停止
する。また、供給電流検出器10が検出する電流がこの
上限値よりも低くなったらハイレベルの制御信号を出力
し、交直変換器4は停止していた相の電力変換を再開す
る。
【0049】需要超過比較器40は、需要電流検出器1
3が検出する電流と需要電流上限値出力回路39から出
力される交流電流の上限値とを比較し、需要電流検出器
13が検出する電流がこの上限値を超えている場合には
ローレベルの制御信号を出力し、需要遮断回路41はこ
のローレベルの制御信号の入力に応じて直交変換器5へ
過電流検出信号を出力する。そして、直交変換器5はこ
の過電流検出信号が入力されると、過電流が検出された
相の電力変換処理を停止する。また、需要電流検出器1
3が検出する電流がこの上限値よりも低くなったらハイ
レベルの制御信号を出力し、直交変換器5は停止してい
た相の電力変換を再開する。これ以外の動作は実施の形
態2と同様であり説明を省略する。
【0050】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、第一交流電力の電流値を検出する供給電流検出器1
0と、この電流値が所定の上限値を超えている期間には
過電流検出信号を出力する供給超過比較器37とを備
え、交直変換器4はこの過電流検出信号が入力されてい
る期間にはその相の電力変換処理を停止するので、過電
流によって交直変換器4が破壊されてしまうことを防止
することができる効果がある。
【0051】また、第二交流電力の電流値を検出する需
要電流検出器13と、この電流値が所定の上限値を超え
ている期間には過電流検出信号を出力する需要超過比較
器40とを備え、直交変換器5はこの過電流検出信号が
入力されている期間にはその相の電力変換処理を停止す
るので、過電流によって直交変換器5が破壊されてしま
うことを防止することができる効果がある。
【0052】更に、これらの電流が低下すれば、交直変
換器4や直交変換器5の動作を自動的に再開することも
できる。
【0053】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7による電力変換装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、42は供給側三相交流電力系統1の交
流電流の上限値を出力する供給電流上限値出力回路、4
3はこの上限値よりも低い値の解放値(終了判定値)を
出力する供給電流解放値出力回路、44は供給電流検出
器10が検出する電流とこの上限値とを比較し、供給電
流検出器10が検出する電流がこの上限値を超えていた
らローレベルの制御信号を出力し、その後、供給電流検
出器10が検出する電流が解放値を下回ったら制御信号
をハイレベルに制御する供給超過比較器である。また、
45は需要側三相交流電力系統3の交流電流の上限値を
出力する需要電流上限値出力回路、46はこの上限値よ
りも低い値の解放値(終了判定値)を出力する需要電流
解放値出力回路、47は需要電流検出器13が検出する
電流とこの上限値とを比較し、需要電流検出器13が検
出する電流がこの上限値を超えていたらローレベルの制
御信号を出力し、その後、需要電流検出器13が検出す
る電流が解放値を下回ったら制御信号をハイレベルに制
御する需要超過比較器である。これ以外の構成は実施の
形態6と同様であり説明を省略する。
【0054】次に動作について説明する。供給超過比較
器44は、供給電流検出器10が検出する電流と供給電
流上限値出力回路42から出力される交流電流の上限値
とを比較し、供給電流検出器10が検出する電流がこの
上限値を超えている場合にはローレベルの制御信号を出
力し、供給遮断回路38はこのローレベルの制御信号の
入力に応じて交直変換器4へ過電流検出信号を出力す
る。そして、交直変換器4はこの過電流検出信号が入力
されると、過電流が検出された相の電力変換処理を停止
する。その後、供給電流検出器10が検出する電流が解
放値を下回ったら制御信号がハイレベルに制御され、交
直変換器4は停止していた相の電力変換を再開する。
【0055】また、需要超過比較器47は、需要電流検
出器13が検出する電流と需要電流上限値出力回路45
から出力される交流電流の上限値とを比較し、需要電流
検出器13が検出する電流がこの上限値を超えている場
合にはローレベルの制御信号を出力し、需要遮断回路4
1はこのローレベルの制御信号の入力に応じて直交変換
器5へ過電流検出信号を出力する。そして、直交変換器
5はこの過電流検出信号が入力されると、過電流が検出
された相の電力変換処理を停止する。その後、需要電流
検出器13が検出する電流が解放値を下回ったら制御信
号がハイレベルに制御され、直交変換器5は停止してい
た相の電力変換を再開する。これ以外の動作は実施の形
態6と同様であり説明を省略する。
【0056】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、上限値よりも低い値の解放値(終了判定値)を出力
する供給電流解放値出力回路43を設け、供給超過比較
器44は、制御信号をハイレベルに制御する際にはこの
解放値に基づいて出力終了判別を行うので、過電流が断
続的に発生するような場合であっても、交直変換器4を
停止状態に安定させることができる効果がある。
【0057】また、上限値よりも低い値の解放値(終了
判定値)を出力する需要電流解放値出力回路46を設
け、需要超過比較器47は、制御信号をハイレベルに制
御する際にはこの解放値に基づいて出力終了判別を行う
ので、過電流が断続的に発生するような場合であって
も、直交変換器5を停止状態に安定させることができる
効果がある。
【0058】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8による発電装置の構成を示すブロック図である。図
において、48は一次巻線と二次巻線とを備えるととも
に、この二次巻線に直交変換器5が接続された電動発電
機、49は一次巻線が接続される系統母線、50は一次
巻線が一次側に接続されるとともに二次側に交直変換器
4が接続される変圧器である。これ以外の構成は実施の
形態6と同様であり説明を省略する。
【0059】次に動作について説明する。変圧器50、
交直変換器4、直交変換器5を介して電動発電機48の
二次巻線に電力を供給することで、この電動発電機48
は動作する。
【0060】そして、電動発電機48は直交変換器5か
らの3相出力により2次励磁されるが、瞬時停電により
2次巻線に過電圧が発生した場合、その過電圧が軽度の
場合はスイッチング素子8をオン・オフ制御することに
より平滑コンデンサ6を抵抗素子7を介して短絡、放電
させることができ、これにより直流電圧をほぼ一定に保
つことができる。
【0061】また、系統母線49に事故があった場合や
瞬時停電など、直交変換器5や交直変換器4の交流側に
過電流が生じる場合があるが、この実施の形態8では、
これら交流側電流を検出した場合には、交流電流を所定
の上限値と各相ごとに比較しているので、直交変換器5
のスイッチング素子を過電流から保護することができ
る。交直変換器4側も同様である。これ以外の動作は実
施の形態6と同様であり説明を省略する。
【0062】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、一次巻線と二次巻線とを備える電動発電機48と、
上記一次巻線が一次側に接続される変圧器50と、この
変圧器50の二次側が交直変換器4に接続され、直交変
換器5が上記二次巻線に接続された上記電力変換装置と
を備えるので、安定した直流電力に基づく安定した交流
電力を二次巻線に供給し、電動発電機48から安定した
出力を得ることができる効果がある。
【0063】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9による駆動装置の構成を示すブロック図である。
図において、51は非可逆特性の交直変換器、52は交
流系統、53は一次側にこの交流系統52が接続される
とともに二次側に交直変換器51が接続された変圧器、
54は直交変換器5に接続された電動モータである。
【0064】なお、非可逆特性の交直変換器51として
は、例えば図11に示すようなダイオードコンバータ
や、図12に示すようなサイリスタコンバータなどを挙
げることができる。これ以外の構成は実施の形態1と同
様であり説明を省略する。
【0065】次に動作について説明する。交流系統52
から供給される電力は変圧器53、交直変換器51、直
交変換器5を介して電動モータ54に供給され、この電
力で電動モータ54は動作する。
【0066】そして、交直変換器51は非可逆特性であ
って直流側から交流側へ電力を変換することはできない
が、直流電圧制御回路20が直流電圧の変動を抑制する
ようスイッチング素子8のオン、オフ制御を行うので、
電動モータ54が回生動作状態となってしまって回生さ
れた電力により直流電圧が上昇してしまうような場合で
あっても直流電圧の変動を抑制することができ、直交変
換器5のスイッチング素子などを過電圧から保護するこ
とができる。これ以外の動作は実施の形態1と同様であ
り説明を省略する。
【0067】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、一次側が交流系統52に接続された変圧器53と、
この変圧器53の二次側が交直変換器51に接続された
電力変換装置と、この電力変換装置の直交変換器5に接
続された電動モータ54とを備えるので、安定した直流
電力に基づく安定した交流電力を電動モータ54に供給
し、電動モータ54から安定した軸出力を得ることがで
きる効果がある。
【0068】実施の形態10.図13はこの発明の実施
の形態10による電力変換装置の構成を示すブロック図
である。図において、55は第一検出値から電力指令値
を減算して差分値を出力する減算器である。これ以外の
構成は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0069】次に動作について説明する。減算器55は
第一検出値から電力指令値を減算して差分値を出力し、
比較回路22は、この差分値に対する消費電力値の差が
起動判別値よりも大きくなったらハイレベルの制御信号
を出力し、これに応じて駆動回路9はスイッチング素子
8のオン/オフ駆動を開始する。そして、この駆動によ
って消費電力値は変化し、消費電力値の上記差分値に対
する差が停止判別値よりも小さくなると比較回路22か
らローレベルの制御信号が出力され、駆動回路9はスイ
ッチング素子8のオン/オフ駆動を停止する。これ以外
の動作は実施の形態2と同様であり説明を省略する。
【0070】実施の形態11.図14はこの発明の実施
の形態11による電力変換装置の構成を示すブロック図
である。図において、56は交直変換器4の事故を検出
して事故検出信号を出力する事故検出回路、57は第二
検出値と消費検出値との差分値を出力する逆流比較器、
58は上記事故検出信号が入力されている間は当該差分
値を駆動回路8に入力させるゲート回路である。これ以
外の構成は実施の形態1と同様であり説明を省略する。
【0071】次に動作について説明する。交直変換器4
が供給側三相交流電力系統1から供給された交流電力を
直流電力に変換して直流回路2に出力し、直交変換器5
が直流回路2の直流電力を三相交流電力に変換して需要
側三相交流電力系統3に出力することで、供給側三相交
流電力系統1からの供給電力と需要側三相交流電力系統
3への需要電力とがつりあい、直流回路2にはこの電力
バランスの下での直流電圧および直流電流が発生する。
また、平滑コンデンサ6はこの直流電圧に充電される。
【0072】このような状況下で交直変換器4に事故が
発生すると、事故検出回路56はその事故を検出して事
故検出信号を出力する。また、逆流比較器57は、第二
検出値と消費検出値との差分値を出力し、ゲート回路5
8は上記事故検出信号が入力されている間は当該差分値
を駆動回路9に入力させ、駆動回路9はスイッチング素
子8をオン/オフ制御する。
【0073】そして、このように交直変換器4に事故が
発生した場合、直流回路2には直交変換器5を介して需
要側三相交流電力系統3のみが接続された状態となるの
で、逆流比較器57は直交変換器5が直流回路2に逆に
供給してしまう電力値と、抵抗素子7にて消費される消
費検出値との差分値を出力することになる。従って、上
記制御では、この逆流比較器57は直交変換器5が直流
回路2に供給してしまう電力値と、抵抗素子7にて消費
される消費検出値との差を減少するようにスイッチング
素子8をオン/オフ駆動することになる。
【0074】なお、以上の実施の形態では、第一検出値
として、交直変換器4に入力される電力値そのものを利
用するようにしたが、交直変換器4に入力される電流の
うちの電圧と同相成分(電流値の有効電力成分)や、交
直変換器4から出力される直流電圧値を利用するように
してもよい。また、交直変換器4に入力される交流電圧
が変動しないものと見なすことができる場合には、供給
側三相交流電力系統1の三相分の交流電流のみを供給電
流検出器10で検出し、これに基づいて上記交直変換器
4に入力される電力値として代用しても良い。第二検出
値に関しても同様である。また、これらの検出機器は、
交直変換器4や直交変換器5の機能の一部を利用してこ
れらと一体的に構成されてもかまわない。この場合、装
置全体としての簡略化を図ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第一
交流電力を直流電力に変換する交直変換器と、この直流
電力を第二交流電力に変換する直交変換器と、上記交直
変換器と直交変換器との間の直流電力経路上に設けら
れ、当該経路の電圧を平滑化する平滑コンデンサと、互
いに直列に接続されたスイッチング素子および抵抗素子
からなり、これらが上記平滑コンデンサと並列となるよ
うに上記直流電力経路上に設けられた電力消費手段と、
上記平滑コンデンサの電圧が過電圧にならないように上
記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段と
を備えるので、平滑コンデンサの電圧の絶対的な変動が
少ないような状況においても、その電圧変動の微分値に
相当する流入電流量などに基づいてスイッチング素子の
オン/オフ制御を開始させることができる。
【0076】従って、この流入する電流量の連続的な増
加、減少があって始めて変化を検出することが可能な直
流電圧の電圧値のみを検出してスイッチング素子のオン
/オフを制御するような従来の場合に比べて、スイッチ
ング素子のオン/オフ制御を早期から開始することがで
き、これにより直流電圧の電圧値において明らさまな絶
対値変動が観測される前に、その予兆を検出して従来よ
りも高度な直流電圧安定性を実現することができる効果
がある。
【0077】この発明によれば、制御手段が、交直変換
器に入力される電力値、電流値の有効電力成分あるいは
交直変換器から出力される電流値を検出して第一検出値
として出力する第一検出部材と、直交変換器から出力さ
れる電力値、電流値の有効電力成分あるいは直交変換器
に入力される電流値を検出して第二検出値として出力す
る第二検出部材と、電力消費手段により消費される電力
あるいは電流を消費検出値として検出する消費検出部材
と、スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路
と、上記第一検出値と第二検出値との差分に対する消費
検出値の差が減少するように当該駆動回路によるオン/
オフ駆動期間を制御する制御本体とからなるので、供給
側三相交流電力系統の三相分の交流電力および需要側三
相交流電力系統の三相分の交流電力を直接検出し、その
検出に基づいて制御を行うことができる。従って、需給
のアンバランスなどに応じて直流回路において電流変化
や電圧変化が生じ、この電圧変動に基づいて制御を行う
ような場合に比べて格段に早期に当該アンバランスを把
握して所望の制御を行うことができる効果がある。
【0078】この発明によれば、制御本体が、入力され
る2つの信号のレベル差に対してヒステリシス特性をも
って駆動回路へのオン/オフ駆動期間の制御信号を出力
する比較回路を備え、その比較回路の出力に基づいて駆
動回路によるオン/オフ駆動期間を制御するので、この
比較回路に対して入力される2つの検出信号のレベル関
係が微妙な場合などにおいても制御信号が不安定に出力
されてしまうことはなく、駆動回路は安定した動作にて
スイッチング素子のオン/オフ駆動を実施することがで
きる効果がある。
【0079】この発明によれば、制御手段が、直流電力
経路の電圧値を検出する直流電圧検出部材と、この電圧
値が所定の上限値を超えているか否かを判断する過電圧
判別回路とを備え、この判断が正しい期間において駆動
回路を動作させるので、この直流電圧が非常にゆっくり
と変化しつづけてしまうような場合であっても、その直
流電圧が各種の回路を破壊してしまうような過剰な電圧
となってしまう前に、直流電圧を安全なレベルに低下さ
せることができる効果がある。
【0080】この発明によれば、第一交流電力の電流値
あるいは第二交流電力の電流値を検出する交流電流検出
部材と、この電流値が所定の上限値を超えている期間に
は過電流検出信号を出力する過電流判別回路とを備え、
交直変換器あるいは直交変換器はこの過電流検出信号が
入力されている期間にはその電力変換処理を停止するの
で、過電流によって交直変換器や直交変換器が破壊され
てしまうことを防止することができる効果がある。
【0081】この発明によれば、過電流判別回路が、過
電流検出信号の出力開始の際の上限値よりも絶対値が小
さい終了判別値を用いて、過電流検出信号の出力終了判
別を行うので、過電流が断続的に発生するような場合で
あっても、交直変換器あるいは直交変換器を停止状態に
安定させることができる効果がある。
【0082】この発明によれば、一次巻線と二次巻線と
を備える電動発電機と、上記一次巻線が一次側に接続さ
れる変圧器と、この変圧器の二次側が交直変換器に接続
され、直交変換器が上記二次巻線に接続された上記電力
変換装置とを備えるので、安定した直流電力に基づく安
定した交流電力を二次巻線に供給し、電動発電機から安
定した電力を発生させることができる効果がある。
【0083】この発明によれば、一次側が交流系統に接
続された変圧器と、この変圧器の二次側が交直変換器に
接続された上記電力変換装置と、この電力変換装置の直
交変換器に接続された電動モータとを備えるので、安定
した直流電力に基づく安定した交流電力を二次巻線に供
給し、電動モータから安定した軸出力を得ることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3におけるパルス生成
回路の詳細な動作を説明するための説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による電力変換装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8による発電装置の構
成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態9による駆動装置の
構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態9において非可逆特
性の交直変換器として用いることができるダイオードコ
ンバータを示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態9において非可逆特
性の交直変換器として用いることができるサイリスタコ
ンバータを示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態10による電力変換
装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態11による電力変換
装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 従来の電力変換装置を用いた発電装置の構
成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 供給側三相交流電力系統、2 直流回路、3 需要
側三相交流電力系統、4 交直変換器、5 直交変換
器、6 平滑コンデンサ、7 抵抗素子、8 スイッチ
ング素子、9 駆動回路、10 供給電流検出器、11
供給電圧検出器、12 供給電力検出装置、13 需
要電流検出器、14 需要電圧検出器、15 需要電力
検出装置、16 消費電流検出器、17 消費電圧検出
器、18消費電力検出装置、19 直流電圧制御回路
(制御本体)、20 直流電圧制御回路(制御本体)、
21 減算器、22 比較回路、23 直流電圧制御回
路(制御本体)、24 比較回路、25 パルス生成回
路、26 基準三角波、27比較回路の出力波形、28
パルス信号、29 流入電流検出器、30 蓄積電圧
検出器、31 流入電力検出装置、32 直流電圧制御
回路(制御本体)、33 上限電圧出力回路、34 超
過比較器、35 論理和回路、36 供給電流上限値出
力回路、37 供給超過比較器、38 供給遮断回路、
39 需要電流上限値出力回路、40 需要超過比較
器、41 需要遮断回路、42 供給電流上限値出力回
路、43 供給電流解放値出力回路、44 供給超過比
較器、45 需要電流上限値出力回路、46 需要電流
解放値出力回路、47 需要超過比較器、48 電動発
電機、49 系統母線、50 変圧器、51 非可逆特
性の交直変換器、52 交流系統、53 変圧器、54
電動モータ、55 減算器、56 事故検出回路、5
7 逆流比較器、58 ゲート回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 伸三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G066 CA04 5H007 AA04 BB06 CA00 CA01 CA05 CB04 CC12 CC23 DA06 DB01 DC02 DC03 DC05 EA03 FA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一交流電力を直流電力に変換する交直
    変換器と、 この直流電力を第二交流電力に変換する直交変換器と、 上記交直変換器と直交変換器との間の直流電力経路上に
    設けられ、当該経路の電圧を平滑化する平滑コンデンサ
    と、 互いに直列に接続されたスイッチング素子および抵抗素
    子からなり、これらが上記平滑コンデンサと並列となる
    ように上記直流電力経路上に設けられた電力消費手段
    と、 上記平滑コンデンサの電圧が過電圧にならないように上
    記スイッチング素子のオン/オフを制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、 交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力成分
    あるいは交直変換器から出力される電流値を検出して第
    一検出値として出力する第一検出部材と、 直交変換器から出力される電力値、電流値の有効電力成
    分あるいは直交変換器に入力される電流値を検出して第
    二検出値として出力する第二検出部材と、 電力消費手段により消費される電力あるいは電流を消費
    検出値として検出する消費検出部材と、 スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、 上記第一検出値と第二検出値との差分に対する消費検出
    値の差が減少するように当該駆動回路によるオン/オフ
    駆動期間を制御する制御本体とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、 交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力成分
    あるいは交直変換器から出力される電流値を検出して第
    一検出値として出力する第一検出部材と、 直交変換器から出力される電力値、電流値の有効電力成
    分あるいは直交変換器に入力される電流値を検出して第
    二検出値として出力する第二検出部材と、 スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、 上記第一検出値と第二検出値との差が減少するように当
    該駆動回路によるオン/オフ駆動期間を制御する制御本
    体とからなることを特徴とする請求項1記載の電力変換
    装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、 平滑コンデンサに流入する流入電力値あるいは流入電流
    値を検出して流入検出値として出力する流入検出部材
    と、 スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、 上記流入検出値が減少するように当該駆動回路によるオ
    ン/オフ駆動期間を制御する制御本体とからなることを
    特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、 交直変換器に入力される電力値、電流値の有効電力成分
    あるいは交直変換器から出力される電流値を検出して第
    一検出値として出力する第一検出部材と、 電力消費手段により消費される電力あるいは電流を消費
    検出値として検出する消費検出部材と、 スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、 上記第一検出値と電力指令値との差分に対する消費検出
    値の差が減少するように当該駆動回路によるオン/オフ
    駆動期間を制御する制御本体とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の電力変換装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、 直交変換器から出力される電力値、電流値の有効電力成
    分あるいは直交変換器に入力される電流値を検出して第
    二検出値として出力する第二検出部材と、 電力消費手段により消費される電力あるいは電流を消費
    検出値として検出する消費検出部材と、 交直変換器の事故を検出して事故検出信号を出力する事
    故検出回路と、 スイッチング素子をオン/オフ駆動する駆動回路と、 上記事故検出信号が入力されている期間において、上記
    第二検出値と消費検出値との差が減少するように当該駆
    動回路によるオン/オフ駆動期間を制御する制御本体と
    からなることを特徴とする請求項1記載の電力変換装
    置。
  7. 【請求項7】 制御本体は、入力される2つの信号のレ
    ベル差に対してヒステリシス特性をもって駆動回路への
    オン/オフ駆動期間の制御信号を出力する比較回路を備
    え、その比較回路の出力に基づいて駆動回路によるオン
    /オフ駆動期間を制御することを特徴とする請求項2か
    ら請求項6のうちのいずれか1項記載の電力変換装置。
  8. 【請求項8】 制御手段は、 直流電力経路の電圧値を検出する直流電圧検出部材と、 この電圧値が所定の上限値を超えているか否かを判断す
    る過電圧判別回路とを備え、 この判断が正しい期間において駆動回路を動作させるこ
    とを特徴とする請求項2から請求項6のうちのいずれか
    1項記載の電力変換装置。
  9. 【請求項9】 第一交流電力の電流値あるいは第二交流
    電力の電流値を検出する交流電流検出部材と、 この電流値が所定の上限値を超えている期間には過電流
    検出信号を出力する過電流判別回路とを備え、 交直変換器あるいは直交変換器はこの過電流検出信号が
    入力されている期間にはその電力変換処理を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  10. 【請求項10】 過電流判別回路は、過電流検出信号の
    出力開始の際の上限値よりも絶対値が小さい終了判別値
    を用いて、過電流検出信号の出力終了判別を行うことを
    特徴とする請求項9記載の電力変換装置。
  11. 【請求項11】 一次巻線と二次巻線とを備える電動発
    電機と、 上記一次巻線が一次側に接続される変圧器と、 この変圧器の二次側が交直変換器に接続され、直交変換
    器が上記二次巻線に接続された請求項1記載の電力変換
    装置とを備える発電装置。
  12. 【請求項12】 一次側が交流系統に接続された変圧器
    と、 この変圧器の二次側が交直変換器に接続された請求項1
    記載の電力変換装置と、 この電力変換装置の直交変換器に接続された電動モータ
    とを備える駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015011941A1 (ja) * 2013-07-23 2015-01-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 インバータ装置

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US9571026B2 (en) 2013-07-23 2017-02-14 Aisin Aw Co., Ltd. Inverter apparatus
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