JP2001028595A - バス管理システムおよびバス管理方法 - Google Patents

バス管理システムおよびバス管理方法

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JP2001028595A
JP2001028595A JP11200405A JP20040599A JP2001028595A JP 2001028595 A JP2001028595 A JP 2001028595A JP 11200405 A JP11200405 A JP 11200405A JP 20040599 A JP20040599 A JP 20040599A JP 2001028595 A JP2001028595 A JP 2001028595A
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Mamoru Watarido
守 渡戸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ノードが接続された階層型バスにおい
て、ループ状接続を検出し、ループ状接続がある場合に
は、通信ポートの受信機能か送信機能を遮断するバス管
理システムおよび方法を提供する。 【解決手段】 ノード101を、通信ポート120によ
りノード128に接続し、通信ポート123によりノー
ド132に接続し、送受信データ117をデータ解析手
段103によって解析することにより、他のノードのポ
ート間の接続関係を知り、ループ状接続を検出した場合
には停止判定手段104からの受信手段停止命令119
によって、例えば通信ポート120における非同期通信
手段105および同期通信手段109の受信機能を停止
させるが、通信ポート123における受信機能は継続さ
せて、ノード間の非同期通信および同期通信を継続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階層状ネットワー
クにおいてループ状接続の検出を行うバス管理システム
およびバス管理方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バス管理ノードに関する記述がある一例
として、IEEE Std. 1394-1995におけるバス管理ノード
について概略説明する。
【0003】例えば、IEEE Std. 1394-1995の“High pe
rformance Serial Bus Protocol”では、複数のノード
(装置)が階層状に連結されたバスにおいて、バスリセ
ット後のself_IDパケット(packet)転送時に物理アド
レス(Physical ID、node ID)が各ノードに割り当てら
れ、バスリセット後にparentノードとchildノード同士
でparent-child接続を行い、leafノードから小さな物理
アドレスが割り当てられる。leafノードとはtree状(木
構造)のネットワークにおいて、終端のノードであり、
childノードは、parentノードに対してleafノードであ
る。但し、1ノードが複数の通信ポートを所持し、複数
のノードと接続することは許可されている。
【0004】IEEE Std. 1394-1995では、ノードを階層
的に接続し、最大ホップ数16,最大接続ノード63に
て接続することが定められている。また、ループ状接続
は禁止されている。なぜならば、Isochronous(等時
性)のデータを同じノードの複数の異なるポート(通信
ポート)で受理した場合、1つのパケットが複数観測さ
れたかのように、解釈されてしまうからである。また、
ループ状接続を持つ場合には、バスリセット信号なども
ループしてしまい、IEEE Std. 1394-1995において定め
る通信規約に違反してしまう。
【0005】つまり、IEEE Std. 1394-1995の規格で
は、ユーザはノードを接続する際に、ループを作らない
ように階層状にノードを接続し、最大接続数を考慮しな
がら、接続しなければならないという問題がある。
【0006】一例として、IEEE Std. 1394-1995では、
バス管理ノード(Bus Manager)について記述してお
り、ノードの接続状態(self_ID パケットすべて)をto
pologymapとして記憶する機能をケーブル環境でオプシ
ョンとして装備している。ここで、Bus Managerはバス
に最大1つのみとされている。但し、バス管理ノードの
能力を持ったバス管理能力所持ノード(Bus Manager ca
pable node)は複数存在してもよい。IEEE Std. 1394-1
995では、複数のBus Manager capable nodeが存在する
場合には、1つのBus managerを決めるための競争をす
るとしている。
【0007】IEEE Std. 1394-1995のドラフトの1つで
ある“P1394 Standard for a High Performance Serial
Bus”8.02vのPP.228に記載のtopology mapが記載され
ている。self_IDパケット転送時に各ノードはself-IDパ
ケットを伝送するが、Bus managerはself-IDパケットを
観測し、ノード数とself_IDパケット数とともにtopolog
y mapへ記録する。self-IDパケットは、“P1394 Standa
rd for a High Performance Serial Bus”ドラフト8.02
vのPP.90に記載されている。
【0008】前記self-IDパケットの構成を図15に示
す。図15において、10はself-IDパケットを表す識
別子、phy_IDはself-IDパケットの送信者の物理アドレ
ス、gap_cntは送信者のPHYに格納されているgap_cou
nt(伝送遅延のために使用する)、spはPHYのスピー
ド性能を表すコード、delは最悪のリピーターのデータ
伝送遅延、cはisochronous managerないしはBus mange
rの候補になるときに「1」にし、pwrはノードが供給な
いしは消費する電力のクラス分けコード、p0からp26は
各ポートの状態を示し、iはこのバスリセットを発生し
た場合に「1」にし、mは直後にこのノードの他のself
-IDパケットが続くことを表し、nは拡張self-IDパケッ
トの数、rはリザーブである。self-IDパケットの2qua
dlet目は、最初のquadletの論理的逆数である。1quadl
etは32bitである。#0は第1番目のself_IDパケット、
#1は第2番目のself_IDパケット、#2は第3番目のs
elf_IDパケット、#3は第4番目のself_IDパケットで
あり、mが「1」であるか否かにより、いくつのself_I
Dが1つのノードから伝送されるのかを知ることができ
る。
【0009】また、IEEE Std. 1394-1995のtopology ma
pの構成を図16に示す。図16において、lengthはtop
ology mapのquadlet長、CRCはtopology map registe
rのデータ部分の誤り訂正符号でヘッダーに付与される
ものであり、generation_numberは電力リセット時から
のtopology mapの生成回数、node_countはlocal seria
l busに接続されているノード数、self-ID countはBus
managerが収集したself-IDパケットの個数、self_id_pa
cket[j](jは「0」から「self-ID count-1」)は、各
ノードおよびBus managerのself-IDパケットの最初のqu
adletを蓄積したものである。
【0010】特開平7−250070号公報に記載され
たデータ通信装置には、AVバスにリセットがかかって
機器とノード番号との対応がとれなくなっても、リセッ
ト前に通信を行っていたノードを容易に特定することを
可能にするための機器識別子に関する1つの利用法が開
示されている。
【0011】図17に特開平7−250007号公報に
開示されている機器識別子を埋め込むデータ通信装置の
構成例を示す。図17に示されたデータ通信装置170
5において、1700はデータ通信端子、1701はテ
ーブル作成手段、1702は記憶素子、1703はパケ
ット出力手段、1704はパケット生成手段である。
【0012】前記構成のデータ通信装置では、前記のよ
うにAVバスにリセットがかかって機器とノード番号と
の対応がとれなくなっても、リセット前に通信を行って
いたノードを容易に特定することを可能にするために、
バスリセット時に各ノードが出力するself-IDパケット
を生成するパケット生成手段1704に、データ通信端
子1700と1対1に対応する機器識別子を送信先情報
として含むパケットを生成して、パケット出力手段17
03に対して出力し、パケット生成手段1704は、対
応テーブルを読み出し、機器識別子をノード番号(物理
アドレス)に置き換えてパケットを出力する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−250070号公報に記載されたデータ通信装置で
は、ノードがループ状に接続されていた場合には、バス
リセットがループし、同期通信データが1つのノードに
おける複数の通信ポートに同時に受信された場合には、
1つの同期通信パケットを複数の同期通信パケットと誤
認識することになる。
【0014】例えば、図18に示すように1つのノード
1801の第i番目の通信ポート1802と第j(jは
iと異なる自然数)番目の通信ポート1803により長
いループあるいはループ状が形成されていた場合には、
通信ポート間に複数のノードが介在していたとしても、
バスリセット信号を2つ観測するノードが生じることに
なり、不正規な通信規約となる。また、等時性データ
(Isochronous data)を授受したときにも、バス管理ノ
ードがループ状ネットワーク接続内に送出された場合、
サイクルパケットが2重化あるいは3重化し、等時性の
周期が2重化あるいは3重化することになる。
【0015】あるノードからの子か親かを考慮する場合
では、接続ノードに一部ループ状接続が発生して物理ア
ドレスが重複したり、物理アドレス割り当て時にバスリ
セットが多数発生するチャタリングなどにより、物理ア
ドレスが正常に行われずに重複してしまうこと、あるい
は等時性データを1つのノードで2度観測すること等が
発生する。
【0016】また、前記の問題は、IEEE Std. 1394-199
5を1例とする階層状型バスに限らず、スター型のバス
においても同様に発生する。
【0017】本発明は、前記従来技術の問題を解決し、
IEEE1394-1995規格を一例とする階層状型バスにおい
て、ループ状接続を禁止する場合に、ループ状接続があ
るか否かを検出でき、またループ状接続が検出された場
合には、通信ポートのデータ通信を遮断するようにした
バス管理システムおよびバス管理方法を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第1の発明のバス管理システムは、バスに
接続された複数のノード間における通信が可能であるバ
ス管理システムであって、バスに接続されたノードに、
複数の通信ポートと、通信手段とを設け、他のノードか
らの通信ポート遮断命令を受理した場合か、あるいは自
ら通信ポートを遮断すると判定した場合に、他のノード
の通信ポートに接続されている通信ポートに関して、前
記通信手段に設けられた受信手段あるいは伝送手段の少
なくともいずれか一方を停止するように構成したもので
ある。
【0019】本発明の第2の発明のバス管理システム
は、バスに接続された複数のノード間における通信が可
能なバス管理システムであって、バスに接続されたノー
ドに、複数の通信ポートと、通信手段と、木の認証を要
求する木の認証要求手段とを設け、他のノードからの通
信ポート遮断命令を受理した場合か、あるいは自ら通信
ポートを遮断すると判定した場合に、他のノードの通信
ポートに接続されている通信ポートに関して、通信手段
に設けられた受信手段あるいは伝送手段の少なくとも一
方を停止し、かつ木の認証要求手段により木の認証を要
求するように構成したものである。
【0020】また、本発明の第3の発明のバス管理シス
テムは、複数のノード間のバス接続管理を行うバス管理
ノードを少なくとも1つ含み、バスに接続された複数の
ノード間において通信を行うが、ループ状接続を持つこ
とを禁じた構成のバス管理システムであって、バス管理
ノードに、ノード間の通信ポートの接続関係テーブルを
作成する接続関係テーブル作成手段と、前記接続関係テ
ーブルからループ状接続があるか否か検出するループ状
接続検出手段とを少なくとも設け、前記ループ状接続検
出手段がループ状接続を検出した場合には、バス管理ノ
ードがループ状接続が存在すると判定するように構成し
たものである。
【0021】また、本発明の第4の発明のバス管理シス
テムは、バスに接続された複数のノード間において通信
を行うが、ループ状接続を持つことを禁じた構成のバス
管理システムであって、複数の通信ポートを持つノード
に、少なくとも2つ以上の接続を持つ場合に、その接続
されている第m(mは自然数)番目の通信ポートからル
ープ状接続検出信号を発生するループ状接続検出信号発
生手段と、所定の時間以内に、第m番目以外の接続され
ている通信ポートn(nはm以外の自然数)において前
記ループ状接続検出信号を受理したか否かを判定するル
ープ状接続検出信号検出手段とを設け、前記ループ状接
続検出信号検出手段が前記ループ状接続検出信号を検出
した場合には、ループ状接続が存在することをループ状
接続を持つノード自ら判定するように構成したものであ
る。
【0022】また、本発明の第5の発明のバス管理シス
テムは、複数のノード間のバス接続管理を行うバス管理
ノードを少なくとも1つ含み、バスに接続された複数の
ノード間において通信を行うが、ループ状接続を持つこ
とを禁じた構成のバス管理システムであって、バス管理
ノードに、ループ状接続を検出するループ状接続検出手
段と、このループ状接続検出手段がループ状接続がある
と判定した場合には、ループ状接続を持つと判定したノ
ードにN(Nは自然数)個の通信ポートの内のM(Mは
N以下の自然数)番目の通信ポートを遮断するように通
信ポート遮断命令を通知する通信ポート遮断命令通知手
段とを設け、前記通信ポート遮断命令を受理したノード
は前記通信ポート遮断命令で指定された通信ポートを遮
断して、ループ状接続を遮断するように構成したもので
ある。
【0023】また、本発明の第6の発明のバス管理シス
テムは、バスに接続された複数のノード間において通信
を行うが、ループ状接続を持つことを禁じた構成のバス
管理システムにおいて、複数の通信ポートを持つノード
に、ループ状接続を検出するループ状接続検出手段と、
このループ状接続検出手段がループ状接続があると判定
した場合には、接続されているN(Nは自然数)個の通
信ポートの内のM(MはN以下の自然数)番目の通信ポ
ートを自ら遮断して、ループ状接続を遮断するように構
成したものである。
【0024】また、本発明の第7の発明のバス管理方法
は、バスに接続された複数のノード間における通信を行
い、かつバスに接続されたノードは、複数の通信ポート
と通信処理を行い、さらに他のノードからの通信ポート
遮断命令を受理した場合か、あるいは自ら通信ポートを
遮断すると判定した場合に、他のノードの通信ポートに
接続されている通信ポートに関して、通信処理における
受信処理あるいは伝送処理の少なくともいずれか一方を
停止するようにした方法である。
【0025】また、本発明の第8の発明のバス管理方法
は、バスに接続された複数のノード間において通信を行
い、かつバスに接続されたノードは、複数の通信ポート
と、通信処理と、木の認証を要求する木の認証要求を行
い、さらに他のノードからの通信ポート遮断命令を受理
した場合か、あるいは自ら通信ポートを遮断すると判定
した場合に、他のノードの通信ポートに接続されている
通信ポートに関して、通信における受信処理あるいは伝
送処理の少なくともいずれか一方を停止し、かつ木の認
証要求処理を行うようにした方法である。
【0026】また、本発明の第9の発明のバス管理方法
は、バスのノード間接続においてループ状接続を禁止し
ている場合に、ループ状接続を持つか否かを、ノードi
(iは自然数)の接続されているm(mは2以上の自然
数)個の通信ポートの接続関係により、ノード間の接続
関係を作成して検査するようにした方法である。
【0027】また、本発明の第10の発明のバス管理方
法は、バスのノード間接続においてループ状接続を禁止
している場合に、複数の通信ポートを持つノードJ(J
は自然数)にループ状接続検出信号を発生して、ノード
Jに接続されている前記ループ状接続検出信号を発生し
た通信ポート以外の接続されている通信ポートにおいて
前記ループ状接続検出信号を所定期間内に受理できるか
否かによって、ループ状接続を持つか否かを検査し、ル
ープ状接続が存在する場合には、ループ状接続が存在す
ることをループ状接続を持つノード自ら判定するように
した方法である。
【0028】また、本発明の第11の発明のバス管理方
法は、バスのノード間接続においてループ状接続を禁止
している場合に、バス管理ノードは、ループ状接続を持
つか否かを検査し、ループ状接続を持つと判定した場合
には、ループ状接続を持つノードへ通信ポート遮断命令
を通知し、この通信ポート遮断命令を受理したノード
は、この通信ポート遮断命令により指定された通信ポー
トを遮断して、ループ状接続を遮断するようにした方法
である。
【0029】また、本発明の第12の発明のバス管理方
法は、バスのノード間接続においてループ状接続を禁止
している場合に、複数の通信ポートを持つノードJ(J
は自然数)にループ状接続検出信号を発生して、ノード
Jに接続されている通信ポートにおいて前記ループ状接
続検出信号を受理できるか否かによって、ループ状接続
を持つか否かを検査し、ループ状接続を持つと判定した
場合には、ループ状接続信号を受理したN(Nは自然
数)個の通信ポートの内のM(MはN以下の自然数)番
目の通信ポートを遮断するようにした方法である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面、図1乃至図14
に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0031】図1は第1実施形態のバス管理システムの
構成を示すブロック図、図2は第2実施形態のバス管理
システムの構成を示すブロック図、図3は第3実施形態
のバス管理システムの構成を示すブロック図、図4は第
4実施形態のバス管理システムの構成を示すブロック
図、図5は第5実施形態のバス管理システムの構成を示
すブロック図、図6は第6実施形態のバス管理システム
の構成を示すブロック図、図7は第7実施形態のバス管
理方法の処理順序を示すブロック図、図8は第8実施形
態のバス管理方法の処理順序を示すブロック図、図9は
第9実施形態のバス管理方法の処理順序を示すブロック
図、図10は第10実施形態のバス管理方法の処理順序
を示すブロック図、図11は第11実施形態のバス管理
方法の処理順序を示すブロック図、図12は第12実施
形態のバス管理方法の処理順序を示すブロック図であ
る。また、図13はノードがループ状に接続されている
状態を説明する図、図14は通信ポート遮断を説明する
ための図である。
【0032】(第1実施形態のバス管理システム)ま
ず、図1は第1実施形態のバス管理システムの構成を示
すブロック図であり、図1において、101,128,
132はノード、102は上位層、103はデータ解析
手段、104は停止判定手段、105は非同期通信手
段、106は非同期パケットバッファ、107は非同期
パケット受理手段、108は非同期パケット送信手段、
109は同期通信手段、110は同期パケットバッフ
ァ、111は同期パケット受理手段、112は同期パケ
ット送信手段、113はパケット送受信手段、114は
パケット、115は非同期パケット、116は同期パケ
ット、117は送受信データ、118はデータ解析結
果、119は受信手段停止命令、120,121,12
2,123、124はノード101の通信ポート、12
5,126,127は接続線、129,130,131
はノード128の通信ポート、133,134はノード
132の通信ポートである。
【0033】図1において、ノード101,ノード12
8,ノード132は、階層型に接続して非同期通信,同
期通信を行う。例えば、IEEE Std. 1394-1995のような
バスでは、非同期通信を制御データなどの非同期性のデ
ータ、同期通信を映像あるいは音などの同期を保証すべ
きデータに割り当てて行う。
【0034】ノード101,ノード128,ノード13
2は、例えば接続線125,126,127により接続
されている。但し、階層型に接続するためには、図1の
接続は正しくなく、図1の場合、接続線126あるいは
接続線127は不要である。例えば接続線125と接続
線126が先に接続されており、そして接続線127を
接続した場合を仮定すると、接続線127は不要であ
る。接続線127が接続されていない場合でも、ノード
101とノード132は、ノード128を介してパケッ
トの授受が可能である。また、接続線127を接続した
場合、ループ状に接続されてしまい、例えばノード13
2から送信された非同期パケットおよび同期パケットが
ノード101において通信ポート120と通信ポート1
23との両方から受信されてしまう。
【0035】例えば、IEEE Std. 1394-1995において、
各ノードは複数の通信ポートを持つが、いずれのノード
からも送受信可能であるため、同じパケットが2つのポ
ートから受信されることを防ぐために、ノード間の接続
は図13(a)に示すような階層構造をとる。しかしな
がら、図13(b)に示すような1部にループ状接続を
持った接続方法を採用すると、少なくとも、パケット毎
の識別信号が付いていない同期通信は同じパケットが複
数のポートから同時に受信してしまい、同期通信に障害
が生じる。
【0036】図13(a)において、例えば、ノード1
301をparent node(親ノード)と仮定すると、ノー
ド1302はchild node(子ノード)となる。このpare
nt-child接続の関係は、ノード1301とノード130
2間,ノード1302とノード1303間,ノード13
03とノード1304間,ノード1303とノード13
05間で成立しており、parent-childの階層構造が成立
している。一方、図13(b)においては、ノード13
10とノード1311間,ノード1311とノード13
12間,ノード1312とノード1313間,ノード1
312とノード1314間にparent-child接続の関係が
成立しているが、接続線1319が付与されたために、
ノード1314とノード1310間にてもparent-child
関係が成立してしまう。故に、ノード1310とノード
1314間にもparent-child接続が生じてしまい、pare
nt-child接続の階層構造が不成立になってしまう。
【0037】第1実施形態では、例えばループ状接続を
断ち切って、階層構造を保ちながら接続する方法は以下
のようなものが挙げられる。
【0038】 接続線125の接続を無効にするた
め、ノード101の通信ポート120の送受信機能を停
止するか、接続線125をユーザが外す。
【0039】 接続線125の接続を無効にするた
め、ノード128の通信ポート129の送受信機能を停
止するか、接続線125をユーザが外す。
【0040】 接続線126の接続を無効にするた
め、ノード101の通信ポート123の送受信機能を停
止するか、接続線126をユーザが外す。
【0041】 接続線126の接続を無効にするた
め、ノード132の通信ポート133の送受信機能を停
止するか、接続線126をユーザが外す。
【0042】 接続線127の接続を無効にするた
め、ノード128の通信ポート131の送受信機能を停
止するか、接続線127をユーザが外す。
【0043】 接続線127の接続を無効にするた
め、ノード132の通信ポート134の送受信機能を停
止するか、接続線127をユーザが外す。
【0044】第1実施形態では、ノードが通信ポートの
受信機能,送信機能の少なくとも一方の自動停止機能を
実現するための構成について、ノード101の動作につ
いて説明する。なお、階層構造でのループ状接続を禁じ
ている場合に、通信ポートの受信機能,送信機能の少な
くとも一方を停止する構成に関しては、第3実施形態以
降において説明する。
【0045】図1において、ノード128,ノード13
2からパケットが送信され、ノード101にてパケット
114をパケット送受信手段113により観測する。ノ
ード101を宛先とした非同期パケット,同期パケット
であるならば、パケット送受信手段113は、非同期パ
ケット115,同期パケット116として、非同期パケ
ットバッファ106,同期パケットバッファ110へそ
れぞれ伝送する。非同期通信手段105は、非同期パケ
ットバッファ106内の非同期パケットを、非同期パケ
ット受理手段107により、送受信データ117として
上位層102のデータ解析手段103へ送る。上位層1
02内のデータ解析手段103は、送受信データ117
を解析して停止すべきデータか否かを解析する。停止す
べき条件とは、ノード101以外のノードから送られた
各ポート毎の受信停止命令あるいは送信停止命令によっ
て決定すればよく、一例として通信ポート120の受信
機能を停止する場合を考慮した。
【0046】すなわち、停止判定手段104は、データ
解析結果118により、例えば、受信手段停止命令11
9を非同期通信手段105,同期通信手段109へ伝送
し、通信ポート120の非同期,同期の受信機能を停止
する。以後、通信ポート120はバスリセットがかかっ
て、バスのネットワークに初期化が発生するか、あるい
は他のノードからの受信再開命令を受信するか、あるい
は自ら受信を再開してもよいと判定するまで受信機能を
停止する。
【0047】また、図1においては、通信ポート120
のみが非同期通信手段105,同期通信手段109に接
続されているように図示したが、他の通信ポート12
1,122,123,124も同様の動作をするものと
する。例えば図14に図示するように、各通信ポートの
受信機能および送信機能は、通常、すべて接続されてい
るが、状況に応じて、通信ポートの受信機能,送信機能
を停止すればよい。
【0048】図14を参照して通信ポートの送受信機能
の遮断に関して説明する。
【0049】ノード1401は通信ポート1402,1
403,1404,1405の4つのポートを装備する
が、非同期通信手段1406の非同期パケットバッファ
1407へ伝送するパケットをスイッチ1410により
制御し、同様に、スイッチ1412により通信ポート1
403の非同期パケットの送受信を制御し、スイッチ1
414により通信ポート1404の非同期パケットの送
受信を制御し、スイッチ1416により通信ポート14
05の非同期パケットの送受信を制御する。すなわち、
非同期通信手段1406からの非同期パケット制御信号
1418に応じて、例えば通信ポート1402の非同期
パケットを送受信したくない場合には、スイッチ141
0を遮断するように制御すればよい。同期パケットにつ
いても同様に、同期通信手段1408からの同期パケッ
ト制御信号1419によって同期パケットの送受信を制
御すればよい。
【0050】なお、図14においては、受信処理と送信
処理とを1つにまとめて非同期パケットと同期パケット
に分別して記載したが、非同期パケット受信,非同期パ
ケット送信,同期パケット受信,同期パケット送信に分
別して制御してもよく、またスイッチ制御にせずにバッ
ファ内のパケットを破棄してもよく、また受信停止,送
信停止の方法はどのようなものでもよい。
【0051】また、第1実施形態では、受信機能の停止
について説明したが、送信機能の停止に係る動作も同様
に行われる。
【0052】また、第1実施形態において、各ポートの
受信停止命令,送信停止命令のパケットフォーマットは
どのようなものでもよく、非同期通信でも同期通信でも
よい。
【0053】また、第1実施形態において、通信ポート
120を受信停止としたが、通信ポート120に限ら
ず、通信ポート123を受信停止にしてもよいし、ノー
ドが自らポートの受信,送信機能を停止すべきであると
判定した場合には、装備しているすべての通信ポートの
いずれを受信停止,送信停止にしてもよく、また他のノ
ードからの受信停止命令,送信停止命令が装備している
通信ポートに当てはまる場合には、いずれの通信ポート
を停止できるように構成してもよく、接続異常を検出し
た場合にはすべての通信ポートを送受信停止にしてもよ
い。
【0054】また、第1実施形態において、ノード10
1を受信機能,送信機能停止のノードに選択したが、ノ
ード128,ノード132が受信機能,送信機能を停止
するようにして、接続線125,126,127のいず
れかを切断してもよく、通信が途絶えないような階層状
の接続にすることができれば、どのような切断形式であ
ってもよい。
【0055】また、第1実施形態において、ノード間を
直接接続線で接続する階層型構造で説明したが、1本の
バスに複数のノードが接続される形態にしてもよい。
【0056】(第2実施形態のバス管理システム)図2
は第2実施形態のバス管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0057】この第2実施形態が第1実施形態と異なる
点は、ループ状の接続を形成している通信ポートを切断
するだけでなく、バスリセットなどの木(tree structu
re)の認証要求を行って木の認証をやり直す。これによ
って、接続ポートを切断したことによって、変化した木
の構成をやり直す構成にある。
【0058】図2において、201はノード、202は
上位層、203は停止判定手段、204はデータ解析手
段、205は非同期通信手段、206は同期通信手段、
207は木の認証要求手段、208はパケット送受信手
段、209はパケット、210は非同期パケット、21
1は同期パケット、212は送受信データ、213はデ
ータ解析結果、214は受信手段停止命令、215はバ
スリセット、216,217,218,219,220
はノード201の通信ポート、221,222,223
は接続線、224はノード、225,226,227は
ノード224の通信ポート、228はノード、229,
230はノード228の通信ポートである。
【0059】図2において、ノード201,ノード22
4,ノード228は、接続線221,接続線222,接
続線223によって、非同期通信,同期通信を行ってい
る。
【0060】ノード201は、パケット209を受信す
ると非同期通信手段205あるいは同期通信手段206
によって送受信データ212を受理し、データ解析手段
204は送受信データを解析してデータ解析結果213
を停止判定手段203および木の認証要求手段207へ
伝送する。停止判定手段203は、データ解析結果21
3が他のノードからの受信停止命令である場合には、非
同期通信手段205および同期通信手段206へ受信手
段停止命令214を伝送する。非同期通信手段205お
よび同期通信手段206は受信手段停止命令214に応
じて受信機能を停止する。また木の認証要求手段207
は、データ解析結果213に応じて、バスリセット21
5をバスへ伝送する。
【0061】なお、第2実施形態において、木の認証を
やり直すためにバスリセットを伝送するようにしたが、
木の認証が再度やり直せるものであれば何でもよい。
【0062】また、第2実施形態では、受信機能の停止
について説明したが、送信機能の停止に係る動作も同様
に行われる。
【0063】また、第2実施形態において、各ポートの
受信停止命令,送信停止命令のパケットフォーマットは
どのようなものでもよく、非同期通信でも同期通信でも
どちらでもよい。
【0064】また、第2実施形態において、通信ポート
216を受信停止としたが、通信ポート216に限ら
ず、通信ポート225を受信停止にしてもよく、ノード
が自らポートの受信,送信機能を停止すべきであると判
定した場合には、装備しているすべての通信ポートのい
ずれを受信停止,送信停止にしてもよく、他のノードか
らの受信停止命令、送信停止命令が装備している通信ポ
ートに当てはまる場合には、いずれの通信ポートを停止
できるように構成してもよく、接続異常を検出した場合
にはすべての通信ポートを送受信停止にしてもよい。
【0065】また、第2実施形態において、ノード20
1を受信機能,送信機能停止のノードに選択したが、ノ
ード224,ノード228が受信機能,送信機能を停止
するようにして、接続線221,222,223のいず
れかを切断してもよく、ループ状接続が切断でき、か
つ、通信が途絶えないような階層状の接続になるように
することできれば、どのような切断形式でもよい。
【0066】また、第2実施形態において、ノード間を
直接接続線により接続する階層型構造を説明したが、1
本のバスに複数のノードが接続される形態においても同
様である。
【0067】また、第2実施形態において、結果的に、
ノード間接続を階層構造へ自動変換していることにな
る。
【0068】(第3の実施の形態のバス管理システム)
図3は第3実施形態のバス管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0069】この第3実施形態が第1実施形態を異なる
点は、ループ状の接続が存在するか否かを接続関係テー
ブルを用いて行い、通信ポートの受信機能あるいは送信
機能の停止を行うのではなく、ユーザに対して接続ケー
ブルを外すように促すようにした構成にある。
【0070】図3において、301はバス管理ノード、
302は上位層、303はデータ解析手段、304は接
続関係テーブル作成手段、305はループ状接続検出手
段、306は非同期通信手段、307は同期通信手段、
308はパケット送受信手段、309はパケット、31
0は非同期パケット、311は同期パケット、312は
送受信データ、313はデータ解析結果、314は接続
関係テーブル、315はループ状接続検出結果、31
6,317,318,319,320はバス管理ノード
301の通信ポート、321,322,323は接続
線、324はノード、325,326はノード324の
通信ポート、327はノード、328、329はノード
327の通信ポートである。
【0071】バス管理ノード301は、パケット309
を受信すると、パケット送受信手段308により、非同
期パケット310,同期パケット311に分離して、非
同期通信手段306,同期通信手段307へそれぞれ伝
送し、非同期通信手段306および同期通信手段307
が送受信データ312として上位層302内のデータ解
析手段303へ伝送する。データ解析手段303は、送
受信データ312を解析して、データ解析結果として接
続関係テーブル作成手段304へ伝送する。接続関係テ
ーブル作成手段304は、例えばtopology mapを利用し
て、各ノードの通信ポートのparent-child関係をテーブ
ル化し、接続関係テーブル314としてループ状接続検
出手段305へ伝送する。ループ状接続検出手段305
は、各ノードの各ポートのparent-child関係を並べ直
し、parent nodeがchildノードであるはずのノードと2
つ以上のポートにより接続されているか否かを調べれば
よい。2つ以上のポートで接続されている場合には、ル
ープ状接続検出結果315としてループ状接続があるこ
とをユーザへ出力する。
【0072】第3実施形態においては、バス管理ノード
301の通信ポート316をparentとすると、ノード3
24の通信ポート325はchildである。また、ノード
324の通信ポート326はparentであり、ノード32
7の通信ポート328はchildである。一方、ノード3
27の通信ポート329をparentとすると、バス管理ノ
ード301の通信ポート320はchildとなって、ノー
ド間のparent-child関係が崩れてしまう。
【0073】そこで、現在の接続関係には、ループ状の
接続関係があることが判別でき、ユーザへループ状接続
が存在することを報知することになる。
【0074】また、第3実施形態において、接続関係テ
ーブル314は、ノード間の接続関係を表すものでり、
ループ状の接続があるか否かを調査することができるも
のであればどのようなものを採用してもよい。
【0075】また、第3実施形態において、バス管理ノ
ード301を1つ設置した例を図示したが、前記機能を
有するノードが複数存在する場合には、好ましくは、接
続関係テーブルを共有して、接続関係の変化を共通に管
理すべきである。
【0076】(第4実施形態のバス管理システム)図4
は第4実施形態のバス管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0077】第4実施形態は第3実施形態と異なり、ル
ープ状検出用の信号をバスに巡回させて、送出ポート以
外のポートに戻ってくるノードがあれば、そのノードは
ループ状接続を持っているノードであるため、ユーザに
ループ状接続があることを報知する。
【0078】図4において、401はノード、402は
ループ状接続検出信号発生手段、403はループ状接続
検出信号検出手段、404はループ状接続検出信号、4
05はループ状検出信号検出用線、406,407,4
08,409はループ状接続検出用線、410,41
1,412,413はノード401の通信ポート、41
4,415,416,417は接続線、418はノー
ド、419,420はノード418の通信ポート、42
1はノード、422,423はノード421の通信ポー
ト、424はノード、425,426,427はノード
424の通信ポートである。
【0079】ノード401,418,421,424
は、接続線414,415,416,417により接続
され、非同期通信,同期通信を行うが、図4では非同期
通信,同期通信の動作に関係する処理については省略し
ている。
【0080】図4を参照してループ状接続検出信号の動
作のみを説明する。すなわち、ノード401内のループ
状接続検出信号発生手段402は、例えば非同期通信パ
ケットか同期通信パケット、あるいはバスリセット信号
を用いて、ループ状接続検出信号404を、例えば通信
ポート410へ送出する。このとき、他の通信ポートか
らはループ状接続検出信号を送出しない。
【0081】ノード401内のループ状接続検出信号検
出手段403は、所定期間内にループ状接続検出信号が
巡回して他のポートに戻ってくるかを検出する。つま
り、本実施形態において、通信ポート410から送出さ
れたループ状接続検出信号404は、接続線414を通
過し、ノード418を中継して通信ポート420から送
出され、接続線415上を通過し、通信ポート423か
らノード421へ到達する。さらに、ループ状接続検出
信号404は、ノード421の通信ポート422から送
出され、接続線416上を通過して、通信ポート427
からノード424へ到達する。ノード424は通信ポー
ト426からループ状接続検出信号を通信ポート426
へ送出し、ループ状接続検出信号が接続線417上を通
過して、通信ポート412からノード401へ到達す
る。このとき、パケット反射の影響などを防ぐために、
通信ポート410からの受信を可能にするループ状接続
検出用線405は無視するか、切断すべきである。故
に、ループ状接続検出信号検出手段403は、ループ状
接続検出用線407を通過してくるループ状接続検出信
号を所定期間内に受理し、ループ状態が存在することを
検出して、ループ状接続検出結果428として出力す
る。
【0082】なお、第4実施形態において、ループ状接
続検出信号が他のポートへ巡回してくる所定時間は、好
ましくはバスのネットワークの距離を考慮して決定すべ
きであるが、他のノードあるいは他のポートからのルー
プ状接続検出信号が現れないことを仮定できる時間であ
れば、どのようなものでもよい。 (第5実施形態のバス管理システム)図5は第5実施形
態のバス管理システムの構成を示すブロック図である。
【0083】図5において、501はバス管理ノード、
502はループ状接続検出手段、503は通信ポート遮
断命令通知手段、504,505はループ状接続検出信
号、506,507は通信ポート遮断命令、508はル
ープ状接続検出結果、509,510,511,512
はバス管理ノード501の通信ポート、513,51
4,515,516は接続線、517はノード、51
8,519はノード517の通信ポート、520はノー
ド、521,522はノード520の通信ポート、52
3はノード、524は通信ポート遮断命令受理手段、5
25は通信ポート遮断指示手段、526,527はノー
ド523の通信ポート、528は通信ポート遮断命令、
529は通信ポート遮断判定結果、530はノード内通
信ポート遮断命令である。
【0084】第5実施形態においては、バス管理ノード
501がループ状接続を検出する。バス管理ノード50
1は、ループ状接続検出手段502からループ状接続検
出信号504,505をバス(接続線513あるいは接
続線516)に対して送出して、ループ状の接続がある
か否かを判定して、ループ状の接続があると判定した場
合には、ループ状接続検出結果508として、通信ポー
ト遮断命令通知手段503へ伝送する。
【0085】通信ポート遮断命令通知手段503は、ル
ープ状接続がある場合にバス(接続線513あるいは接
続線516)に対して、いずれのノードの何番目ポート
を遮断すればよいのかが記述された通信ポート遮断命令
506,507を伝送する。
【0086】なお、第5実施形態において、通信ポート
遮断命令として506,507の2種類をバスに対して
送出したが、接続されているポートがループを形成して
いることが既に判定されている場合には、ループを形成
しているポートの片方へ送出すればよい。
【0087】一方の通信ポート遮断命令506は通信ポ
ート509から、また他方の通信ポート遮断命令507
は通信ポート511から、それぞれ接続線513,51
6へ送出される。
【0088】通信ポート遮断命令506,507を、例
えばIEEE Std. 1394-1995における非同期パケット(Asy
nchronous Packet)を利用して宛先(destination addr
ess)を、ポートを遮断したいノードに指定すれば、他
のノードが受信することなく、指定したノード、例えば
ノード523が受信する。
【0089】ノード523内の通信ポート遮断命令受理
手段524は、例えば通信ポート遮断命令528を受理
するが、通信ポート遮断命令528は、例えばノード5
01の通信ポート511から接続線516に対して送出
された通信ポート遮断命令507をノード522の通信
ポート522で受理し、通信ポート521へ通過させ、
接続線515を介してノード523の通信ポート526
へ到達する。
【0090】ノード523内の通信ポート遮断命令受理
手段524は、通信ポート遮断命令528を解析して、
どの通信ポートを遮断すべきかを表す通信ポート遮断判
定結果529として通信ポート遮断指示手段525へ伝
送する。通信ポート遮断指示手段525は、通信ポート
遮断判定結果529に応じて、m(mは接続されている
ポートのいずれか)番目のポートを遮断する。
【0091】なお、第5実施形態において、バス管理ノ
ードは複数存在してもよいが、複数のバス管理ノード間
で、整合性のあるポートの遮断を行わないと、例えば、
ノード523の接続されている通信ポート526,52
7の両方が遮断されてしまうと、ノード523は通信不
能になってしまう。故に、複数のバス管理ノードが存在
する場合には、遮断すべき通信ポート遮断構造を1つの
バス管理ノードのみに限定するか、遮断したポートを共
通管理するか、遮断したポートの情報はすべてのノード
間に伝達しなければならない。つまり、どの通信ポート
を遮断してもよいが、現在接続されているノードの1つ
も切り離さないように考慮するならば、好ましくは、ノ
ード間の通信に障害を行わないように配慮すべきであ
る。
【0092】(第6実施形態のバス管理システム)図6
は第6実施形態のバス管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0093】図6において、601はノード、602は
ループ状接続検出手段、603は通信ポート遮断命令通
知手段、604,605,606,607はノード60
1の通信ポート、608,609はループ状接続検出信
号、610はループ状接続検出結果、611,612は
ノード内通信ポート遮断命令、613,614,61
5,616は接続線、617はノード、618,619
はノード617の通信ポート、620はノード、62
1,622はノード620の通信ポート、623はノー
ド、624,625はノード623の通信ポートであ
る。
【0094】図6において、ノード601とノード61
7は、ノード601の通信ポート604とノード617
の通信ポート618とにより接続線613を介して接続
されている。同様に、ノード617とノード623は、
ノード617の通信ポート619とノード623の通信
ポート625とにより接続線614を介して接続されて
いる。また、ノード620は、ノード623と接続線6
15を介して、ノード623の通信ポート624とノー
ド620の通信ポート621とにより接続されている。
さらに、ノード620は、通信ポート622により接続
線616を介して、ノード601の通信ポート606に
接続されている。
【0095】本バスの構成が、ループ状の接続を許可す
るものならばよいが、本バスのノード間は明らかにルー
プ状の構成になっており、階層状の構成によりパケット
の授受が可能であるならば、ユーザへ不要な接続線の除
去を報知するか、バス内のいずれかのノードにより通信
を遮断する必要がある。
【0096】第6実施形態では、ループ状の接続を検出
したノードは自ら通信ポートを遮断し、ループ状の接続
を遮断して、以後の誤動作を防ぐ。
【0097】ここで図6を参照して、例えばノード60
1がループ状接続を遮断する例について説明する。
【0098】但し、ノード601が通信ポートを遮断し
た後は、バスの構成が変わったことと同意であるため、
好ましくは、通信ポートの遮断をバス管理ノードか各ノ
ードへ通知し、ループ状接続が無くなったことをバス全
体へブロードキャストすべきであるが、ループ状接続が
無くなっていれば、バス状の非同期通信,同期通信に障
害がない場合は、どのような後処理を行ってもよい。
【0099】ノード601において、ループ状接続が存
在しないか否かを自ら調査するために、ノード601内
のループ状接続検出手段602は、バス(接続線61
3)に対して、通信ポート604からループ状接続検出
信号608を伝送する。
【0100】このとき、ループ状接続検出手段602か
ら伝送されたループ状接続検出信号608は、ノード6
17の通信ポート618から通信ポート619へ伝送
し、またノード623の通信ポート625から通信ポー
ト624へ伝送して、接続線615を介してノード62
0の通信ポート621へ到達し、さらにノード620の
通信ポート621から通信ポート622へ伝送し、通信
ポート622から接続線616を介してノード601の
通信ポート606へ到達する。故に、ループ状接続検出
信号609としてループ状接続検出手段602に観測さ
れる。
【0101】ループ状接続検出手段602はループ接続
の有無をループ状接続検出結果610として、通信ポー
ト遮断命令通知手段603へ伝送するが、第6実施形態
の場合、ループ状接続検出結果610はループ状接続が
有るため、ループを形成している通信ポート604か、
通信ポート606の受信機能あるいは送信機能のいずれ
かを停止する。通信ポート遮断命令通知手段603は、
例えば通信ポート604の受信機能および送信機能を停
止するために、ノード内通信ポート遮断命令611を通
信ポート604へ伝送する。
【0102】なお、通信ポート606をループ接続の終
端とみなして、通信ポート606の受信機能あるいは送
信機能を遮断してもよいが、この場合は、通信ポート遮
断命令通知手段603は、通信ポート606に対して、
ノード内通信ポート遮断命令612を伝送することにな
る。
【0103】また、同様に、ループ状接続検出手段60
2は、バス(接続線616)に対して、通信ポート60
6からループ状接続検出信号609を伝送する。前記の
場合と同様に、ループ状接続検出信号609は、ノード
620,ノード623,ノード617を巡回して通信ポ
ート604へ到達する。これを利用して、ループ状接続
を遮断するように構成してもよく、ループ状接続が遮断
されるならば、いかなるノードのどの通信ポートを遮断
してもよいが、好ましくは、バス管理ノードがルートノ
ードである場合には、ルートノードに最も近い通信ポー
トを遮断することにより、長いループ状接続を遮断する
ことができる。ルートノードとは、階層状の木構造であ
り、最も親ノードとされるノードである。
【0104】なお、第6実施形態において、所定期間と
は、バス内のノードがループ状接続を持つ場合に、ルー
プ状接続検出信号がループ内を巡回してくるのに十分な
時間を最大とするのが望ましいが、所定期間の定め方は
どのようなものでもよい。
【0105】また、第6実施形態において、ループ状接
続を遮断するために、ノード601の通信ポートを遮断
する例を説明したが、他のどのノードにおけるどの通信
ポートを遮断してもよく、好ましくは、ルートノードに
近いノードが通信ポートの遮断を行えば、長いループ状
接続を遮断することができる。
【0106】(第7実施形態のバス管理方法)図7は第
7実施形態であるバス管理方法における処理手順のフロ
ーチャートであって、バス内のあるノードの通信ポート
を遮断する処理手順を示したものである。
【0107】図7において、S701は非同期通信処
理、S702は他のノードからの通信ポート遮断命令を
受信したか否かの判定処理、S703は同期通信処理、
S704は指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理、S705は指定ポートの同期通信の送
信機能停止命令か否かの判定処理、S706は指定ポー
トの非同期通信の受信機能停止命令か否かの判定処理、
S707は指定ポートの非同期通信の送信機能停止命令
か否かの判定処理、S708は指定ポートの同期通信の
受信処理の停止、S709は指定ポートの同期通信の送
信処理の停止、S710は指定ポートの非同期通信の受
信処理の停止、S711は指定ポートの非同期通信の送
信処理の停止、S712はエラー処理である。
【0108】ノードJ(Jは自然数でバスに接続されて
いる物理番号でも機器に固有の番号でもよい)は、通
常、非同期通信(S701)と同期通信(S703)を
行う。しかしながら、例えば非同期通信処理(S70
1)において、他のノードからノードJに対して、通信
ポート遮断命令を受信したか否かを調べるために、非同
期パケットを受信する毎に、他のノードからの通信ポー
ト遮断命令を受信したか否かの判定処理(S702)を
行う。
【0109】もし通信ポート遮断命令を受信した場合に
は、例えば指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理(S704)、指定ポートの同期通信の
送信機能停止命令か否かの判定処理(S705)、指定
ポートの非同期通信の受信機能停止命令か否かの判定処
理(S706)、指定ポートの非同期通信の送信機能停
止命令か否かの判定処理(S707)を行う。
【0110】それぞれの判定処理に応じて、指定ポート
の同期通信の受信停止命令の場合には、指定ポートの同
期通信の受信処理の停止(S708)を行い、指定ポー
トの同期通信の送信停止命令の場合には、指定ポートの
同期通信の送信処理の停止(S709)を行い、指定ポ
ートの非同期通信の受信停止命令の場合には、指定ポー
トの非同期通信の受信処理の停止(S710)を行い、
指定ポートの非同期通信の送信停止命令の場合には、指
定ポートの非同期通信の送信処理の停止(S711)を
行う。
【0111】なお、第7実施形態では、同期通信に関連
する停止命令の場合には、受信した周期で同期通信を行
ってもよいが、好ましくは、同期通信処理(S703)
を行うべきではないので前記のように構成した。但し、
次の同期通信サイクルでは、指定された停止命令に準ず
るものとする。
【0112】また、第7実施形態では、通信ポート遮断
命令を受信した場合に、同期通信の受信停止命令,送信
停止命令,非同期通信の受信停止命令,送信停止命令の
いずれでもない場合は、何も処理しなくてもよいが、好
ましくは、不正規なパケットを受理したことをユーザへ
報知するためにエラー処理(S712)を行うことが望
ましい。
【0113】また、第7実施形態では、非同期通信によ
る通信ポート停止命令の例を説明したが、同期通信によ
り通信ポート停止命令を行ってもよいし、また、他の方
法であってもよい。
【0114】また、第7実施形態では、非同期通信,同
期通信の両者を行う例を挙げたが、どちらか一方しか行
わないシステムにおいても同様に説明することができ
る。
【0115】(第8実施形態のバス管理方法)図8は第
8実施形態であるバス管理方法における処理手順のフロ
ーチャートであり、バス内のあるノードの通信ポートを
遮断する処理手順を示したものである。
【0116】図8において、S801は非同期通信処
理、S802は他のノードからの通信ポート遮断命令を
受信したか否かの判定処理、S803は同期通信処理、
S804は指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理、S805は指定ポートの同期通信の送
信機能停止命令か否かの判定処理、S806は指定ポー
トの非同期通信の受信機能停止命令か否かの判定処理、
S807は指定ポートの非同期通信の送信機能停止命令
か否かの判定処理、S808は指定ポートの同期通信の
受信処理の停止、S809は指定ポートの同期通信の送
信処理の停止、S810は指定ポートの非同期通信の受
信処理の停止、S811は指定ポートの非同期通信の送
信処理の停止、S812はエラー処理、S813は木の
認証要求処理である。
【0117】ステップS801からS812までの各処
理は、第7実施形態におけるステップS701からS7
12と同様に説明できる。
【0118】ノードJ(Jは自然数でバスに接続されて
いる物理番号でも機器に固有の番号でもよい)は、通
常、非同期通信S801と同期通信S803を行う。し
かしながら、例えば非同期通信処理S801において、
他のノードからノードJに対して、通信ポート遮断命令
を受信したか否かを調べるために、非同期パケットを受
信する毎に、他のノードからの通信ポート遮断命令を受
信したか否かの判定処理S802を行う。
【0119】もし通信ポート遮断命令を受信した場合に
は、例えば指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理S804、指定ポートの同期通信の送信
機能停止命令か否かの判定処理S805、指定ポートの
非同期通信の受信機能停止命令か否かの判定処理S80
5、指定ポートの非同期通信の送信機能停止命令か否か
の判定処理S807を行う。
【0120】それぞれの判定処理に応じて、指定ポート
の同期通信の受信停止命令の場合には、指定ポートの同
期通信の受信処理の停止S808を行い、指定ポートの
同期通信の送信停止命令の場合には、指定ポートの同期
通信の送信処理の停止S809を行い、指定ポートの非
同期通信の受信停止命令の場合には、指定ポートの非同
期通信の受信処理の停止S810を行い、指定ポートの
非同期通信の送信停止命令の場合には、指定ポートの非
同期通信の送信処理の停止S811を行う。
【0121】なお、第8実施形態では、同期通信に関連
する停止命令の場合には、受信した周期で同期通信を行
っても良いが、好ましくは、同期通信処理803を行う
べきではないので上記のように構成した。但し、次の同
期通信サイクルでは、指定された停止命令に準ずるもの
とする。
【0122】また、第8実施形態では、通信ポート遮断
命令を受信した場合に、同期通信の受信停止命令,送信
停止命令,非同期通信の受信停止命令,送信停止命令の
いずれでもない場合は、何も処理しなくてもよいが、好
ましくは、不正規なパケットを受理したことをユーザへ
報知するためにエラー処理S812を行うことが望まし
い。
【0123】また、第8実施形態では、非同期通信によ
る通信ポート停止命令の例を説明したが、同期通信によ
り通信ポート停止命令を行ってもよいし、また、他の方
法であってもよい。
【0124】また、第8実施形態では、非同期通信,同
期通信の両者を行う例を挙げたが、どちらか一方しか行
わないシステムであってもよい。
【0125】第8実施形態が第7実施形態と異なる点
は、停止命令を受理して何らかの通信ポート停止処理を
行った場合、木の認証要求処理S813を行うことであ
り、これによって、バスのノード間接続が再構築された
ことになり、バスの自動再構築が可能となる。
【0126】(第9実施形態のバス管理方法)図9は第
9実施形態であるバス管理方法における処理手順のフロ
ーチャートであり、バス内のあるノードの通信ポートを
遮断する処理手順を示したものである。
【0127】図9において、S901は木の認証処理、
S902は自ノードのポート間接続関係送信処理、S9
03は他ノードのポート間接続関係受理処理、S904
は他ノードのポート間接続関係作成処理、S905はノ
ード間接続関係作成処理、S906はループ状接続検査
処理、907はノードのポート間接続関係、908はノ
ード間接続関係、909はループ状接続判定結果であ
る。
【0128】ノードは木の認証処理S901を行い、物
理アドレス(Phy ID)の割り当てを行う。例えばIEEE S
td. 1394-1995においては、self-IDパケットあるいはAs
ynchronous パケット中に自ノードのポート間接続関係
を埋め込んで、他のノードに対してどのノードも受理可
能なブロードキャストパケットとしてバスにPHY層が送
信される。つまり、ノードは、自ノードのポート間接続
関係を、接続されているバスに送信する、自ノードのポ
ート間接続関係送信処理S902を行う。
【0129】同時に、他のノードも自ノードのポート間
接続関係をバスに送信するため、複数のノードのポート
間接続関係が伝送されてくる。そこで、他ノードのポー
ト間接続関係受理処理S903を行い、この接続関係を
蓄積して、例えばノードのポート同士の接続が明確にな
るようなテーブル形式へ変換し、ノードのポート間接続
関係907として蓄積する、ノードのポート間接続関係
作成処理S904を行う。
【0130】ノード間の接続関係908を作成するため
に、ノード間接続関係作成処理S905では、ノードの
ポート間接続関係S907に基づいて、例えばノード間
のparent-child関係を階層状の木構造へ配置し直す作業
をノード間接続関係作成処理S905で行い、ノード間
接続関係908として出力する。
【0131】ループ状接続検査処理S906では、ノー
ド間接続関係908を参照して、ループ状接続の有無を
ループ状接続判定結果909として出力する。ユーザは
ループ状接続判定結果909に応じて、ループ状接続を
形成している接続線を外す等の対処を行えばよい。
【0132】なお、第9実施形態のバス管理方法におい
て、ノード間接続関係からループ状接続を検出する方法
はいかなるものでもよく、またループ状接続関係の作成
方法はどのようなものでもよい。
【0133】また、図9における処理構成のノードは好
ましくはバス管理ノードであるが、バス管理ノードでな
いノードが前記処理構成を行う場合、あるいは複数のバ
ス管理ノードが存在する場合には、バス内のノード間に
おいて共通に管理された他ノード間接続関係908を持
つべきである。
【0134】(第10実施形態のバス管理方法)図10
は第10実施形態であるバス管理方法における処理手順
のフローチャートである。
【0135】図10において、S1001はループ状接
続検出信号送信処理、S1002はループ状接続検出信
号受理処理、S1003はループ状接続ありの通知処
理、S1004はループ状接続なしの通知処理である。
【0136】ノードは、例えば新規ノードの追加時に、
自ノードの第m(mは自然数であって、何らかのノード
と接続されているポートの番号)番目のポートからルー
プ状接続検出信号を送信するループ状接続検出信号送信
処理S1001を行い、伝送したループ状接続検出信号
が、所定期間内に第m番目以外のポートへ伝送されてく
るか否かを検査するループ状接続検出信号受理処理S1
002を行う。
【0137】ループ状接続検出信号受理処理S1002
において、ループ状接続がある場合には、ループ状接続
ありの通知処理S1003を行い、例えばユーザへ接続
ケーブルを外すことを促し、ループ状接続がない場合に
は、ループ状接続なしの通知処理S1004を行う。
【0138】なお、第10実施形態において、所定期間
とは、バス内のノードがループ状接続を有する場合に、
ループ状接続検出信号がループ内を巡回してくるのに十
分な時間を最大とすることが望ましいが、所定期間の定
め方はどのようなものでもよい。
【0139】(第11実施形態のバス管理方法)図11
は第11実施形態であるバス管理方法における処理手順
のフローチャートであって、処理の手順をバス管理ノー
ドとそれ以外のノードとのものを対応させながら説明す
る。
【0140】図11において、S1101はループ状接
続検査処理、S1102は通常処理、S1103は通信
ポート遮断命令通知処理、S1104は通信ポート遮断
命令受理処理、S1105は通信ポート遮断命令解析処
理、S1106はノード内通信ポート遮断処理である。
【0141】ループ状接続検査処理S1101と、通常
処理1102と、通信ポート遮断命令通知処理S110
3とはバス管理ノードにより行われる処理であり、通信
ポート遮断命令受理処理S1104と、通信ポート遮断
命令解析処理S1105と、ノード内通信ポート遮断処
理S1106とはポートを遮断するノードにより行われ
る処理であり、通信ポートの遮断対象ノードがバス管理
ノードである場合は、バス管理ノード自身もこの処理を
行うノードに含まれる。
【0142】バス管理ノードは、バスがループ状接続を
有するか否かを検査するためにループ状接続検査処理S
1101を行い、ループ状接続がない場合には通常処理
S1102を行い、ループ状接続がある場合には、通信
ポートを遮断すべきノードを宛先として遮断すべき通信
ポートを記述した通信ポート遮断命令をバスへ伝送する
通信ポート遮断命令通知処理S1103を行い、通信ポ
ートの遮断対象となるノードは通信ポート遮断命令受理
処理S1104を行い、どの通信ポートを遮断するのか
を解析する通信ポート遮断命令解析処理S1105を行
い、指定された通信ポートの受信処理あるいは送信処理
の少なくともいずれか一方を遮断するノード内通信ポー
ト遮断処理S1106を行う。
【0143】なお、第11実施形態において、バス管理
ノードが遮断したノードの通信ポートは記憶しておくべ
きであって、バスのノード間接続関係をバス管理ノード
が管理すべきである。さもなくば、余分な通信ポートを
遮断して通信不能になるノードが生じる可能性がある。
【0144】(第12実施形態のバス管理方法)図12
は第12実施形態であるバス管理方法における処理手順
のフローチャートである。
【0145】図12において、S1201はループ状接
続検出信号送信処理、S1202はループ状接続検出信
号受理処理、S1203は遮断信号通信ポート選択処
理、S1204は通信ポート遮断処理、S1205はル
ープ状接続なしの通知処理である。
【0146】ノードは、ループ状接続がないか否かを検
査するために、バスへループ状接続検出信号を送信する
ループ状接続検出信号送信処理S1201を行う。次
に、所定期間内に、ループ状接続検出信号を送信した通
信ポート以外の通信ポートにおいて、ループ状接続検出
信号をN個の通信ポートが受理した場合には、ループ状
接続検出信号を受理したN(Nは自然数)個の通信ポー
トの内のM(MはN以下の自然数)個の通信ポートを遮
断すれば、ループ状接続が切断できるものとして判定す
る遮断通信ポート選択処理S1203を行い、M個の通
信ポートの受信機能あるいは送信機能の少なくともいず
れか一方を遮断する通信ポート遮断処理S1204を行
う。また、バスへループ状接続検出信号を送信しても、
所定期間内に、ループ状接続検出信号をノード内の他の
通信ポートにおいて受理できない場合には、ループ状接
続を当該ノードでは起こしていないことを通知するルー
プ状接続なしの通知処理S1205を行う。
【0147】以上の構成により、当該ノードにおいてル
ープ状接続を形成している場合には、通信ポートを遮断
してループ状の接続が遮断される。
【0148】なお、第12実施形態において、遮断した
通信ポートの情報は少なくとも隣接ノードへ伝送して、
バスの構成情報を共有化するとよい。好ましくは、バス
管理ノードへ通知して、バス状のノード間接を管理する
必要がある。
【0149】また、第12実施形態において、ループ状
接続検出信号を受理したN個の通信ポートの内の遮断す
べき通信ポートをM個選択する方法は、どのようなもの
でもよいが、好ましくは、遮断する通信ポートの数が少
ない方法を用いるべきである。
【0150】また、前記各実施形態の説明において、
「受信」とはノード間のパケットなどの授受のことであ
り、「受理」とはパケットを含めて、例えばIEEE Std.
1394-1995におけるバスリセット信号などにおける信号
レベルなどのノードにとって意味ある情報を受け取った
場合を表し、「送信」は「受理」との対の用語として用
いている。
【0151】なお、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいては、ノードの通信ポートを遮断する方法とし
て、ループ状接続を有するバスの構成からノードを切り
離すように構成してもよい。
【0152】また、第1,2実施形態のバス管理システ
ムにおいて、ループ状接続を検出する方法としては、ど
のようなものであってもよく、バス管理ノードあるいは
ノードのいずれかがループ状接続を検出するようにして
もよい。
【0153】また、第1,2,5,5,6実施形態のバ
ス管理システムにおいて、あるノードが通信ポートを遮
断する方法はいかなるものであってもよいが、好ましく
は、非同期受信,非同期送信,同期受信,同期送信の機
能別に個別に制御できることが望ましい。
【0154】また、第1,2,5,5,6実施形態のバ
ス管理システムにおいて、あるノードが通信ポートを遮
断後、遮断が復帰するタイミングは、いかなるものでも
よいが、好ましくは、通信ポートの復帰はバス内のいず
れかのノードの通信ポートにノードが追加されたか、あ
るいは接続線が外されてノードが切り離されたときがよ
い。
【0155】また、第3,4実施形態のバス管理システ
ムにおいて、ノードの上位層がループ状接続の有ること
をユーザへ通知する手段,方法としては、メッセージに
よる表示、あるいはランプの黄色または赤色による通
知、またランプを点灯させる数を変化させてもよく、ま
た音声による告知、あるいは警告音による警告であって
もよく、さらにはノード外の他のモジュールへの伝達な
どのどのようなようなものでもよい。
【0156】また、第4,5,6実施形態のバス管理シ
ステムにおいて、ループ状接続検出信号は、非同期信号
でも同期信号でもよく、どのようなフォーマットの信号
でもよいが、好ましくは、自ノードの他のポートへ返却
されるまでに他のノードが取得できないパケットデータ
が望ましい。
【0157】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、バス管理ノードは、バス管理ノードである
ことを表示するためのバス管理ノード表示手段を具備し
てもよい。
【0158】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、バスに接続された複数のノードのすべてを
バス管理ノードとしてもよい。
【0159】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいては、物理アドレスの重複を判定するためには
self_IDパケット中に物理アドレスを必要としないため
め、self_IDパケット中には、例えばIEEE Std. 1394-19
95のように物理アドレスが含有されていてもよく、また
含有されていなくてもどちらでもよいが、好ましくはse
lf_IDパケットは物理アドレスを伝達するために送信さ
れるものであるため、少なくとも物理アドレスを含有し
ていることが望ましい。
【0160】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、各ノードの物理アドレスの割り当ては、ど
のような手法で行ってもよい。
【0161】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、受信用パケットバッファや送信用パケット
バッファをノード毎に1つとして図示したが、複数で構
成してもよく、例えば、非同期パケット,self_IDパケ
ット,ブロードキャストパケット,同期パケットをそれ
ぞれに別々のパケットバッファを有するようにして構成
してもよく、送受信用パケットバッファを共通にしても
よい。
【0162】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、物理アドレスが最大のノードをバス管理ノ
ードとしてもよく、バス管理ノードの物理アドレスはい
くつでもよい。
【0163】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいて、バス管理ノードを選択する際には、バス管
理を行う能力を有するノードであれば、いかなるノード
でもよい。しかしながら、アドレスが最大のルートノー
ドをバス管理ノードとすることにより、例えば、IEEE S
td. 1394-1995に記載されている同期通信の周期を作る
サイクルマスター(Cycle Master)と兼用することがで
き、かつ同期通信を管理するノードあるいはバス管理ノ
ードがリーフノードであった場合には、バス上から欠落
したときにバス管理能力かすべて失われるが、同期通信
を管理するノードあるいはバス管理ノードがルートノー
ドあるいはブランチノードであれば、同期通信が継続で
きる可能性が高くなる。
【0164】また、第1〜6実施形態のバス管理システ
ムにおいては、IEEE Std. 1394-1995(例えば、P1394 S
tandard for a High Performance Serial Bus,Draft 8.
0v2、p.155に記載)では等時性データ(Isochronous da
ta)の区分信号であるサイクルスタートパケットは1つ
のサイクルマスターから伝送され、バス管理ノード(Bu
s manager)もローカルバス内に1つであるとされてい
るが、本実施形態におけるバス管理ノードの機能はバス
内に複数存在してもよいため、バス内でのノードの管理
情報が共通に管理されているか、あるいはノードの管理
情報を複数のバス管理ノードへ伝達する手段を設けるな
らば、複数のバス管理ノードが存在するバスの規格にお
いても適用することができる。
【0165】尚、第7〜12実施形態のバス管理方法に
おいて、木の認証が行われる処理と、バス管理ノードが
決定する処理と、物理アドレス決定処理との順序は、バ
ス管理ノードが物理アドレスを伝送する前に決定されて
いれば、どのような順序であってもよい。
【0166】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るバ
ス管理システムによれば、バスに接続されたノードは、
他のノードからの通信ポート遮断命令か、自ら通信ポー
トを遮断すると判断した場合に、通信ポートの受信機能
あるいは送信機能を停止することができる。
【0167】また、本発明に係るバス管理システムは、
バスに接続されたノードは、通信ポートの受信機能ある
いは伝送機能の少なくともいずれか一方を停止し、かつ
木の認証を要求し、自動バス構成の階層接続化を実現す
ることができる。
【0168】また、本発明に係るバス管理システムは、
ループ状接続を持つことを禁じたバス管理システムにお
いて、新規ノードの追加時に、バス管理ノードは、ノー
ド間の通信ポートの接続関係テーブルを作成することに
より、ループ状接続があるか否かを検出することができ
る。
【0169】また、本発明に係るバス管理システムは、
ループ状接続を持つことを禁じたバス管理システムにお
いて、複数の通信ポートを持つノードは、ある接続中の
通信ポートからループ状接続検出信号を発生し、所定の
時間以内に、他の通信ポートでループ状接続検出信号を
検出した場合には、ループ状接続が存在することをルー
プ状接続を持つノード自ら検出することができる。
【0170】また、本発明に係るバス管理システムは、
ループ状接続を持つことを禁じたバス管理システムにお
いて、新規ノードを追加時に、バス管理ノードは、ルー
プ状接続を持つと判定した場合に、通信ポート遮断命令
を通知し、通信ポート遮断命令を受理したノードは、通
信ポート遮断命令により指定された通信ポートを遮断し
て、ループ状接続を遮断することができる。
【0171】また、本発明に係るバス管理システムは、
ループ状接続を持つことを禁じたバス管理システムにお
いて、複数の通信ポートを持つノードは、ループ状接続
を検出した場合には、接続されているN(Nは自然数)
個の通信ポートの内のM(MはN以下の自然数)個を自
ら遮断して、ループ状接続を遮断することができる。
【0172】また、本発明に係るバス管理方法は、バス
に接続されたノードは、他のノードからの通信ポート遮
断命令を受理した場合か、自ら通信ポートを遮断すると
判定した場合に、他のノードの通信ポートに接続されて
いる通信ポートに関して、非同期通信処理あるいは同期
通信処理の少なくともいずれか一方の受信処理あるいは
伝送処理の少なくともいずれか一方を停止することがで
きる。
【0173】また、本発明に係るバス管理方法は、バス
に接続されたノードは、他のノードからの通信ポート遮
断命令を受理した場合か、自ら通信ポートを遮断すると
判定した場合に、他のノードの通信ポートに接続されて
いる通信ポートに関して、非同期通信あるいは同期通信
の少なくともいずれか一方の受信処理あるいは伝送処理
の少なくともいずれか一方を停止し、かつ木の認証要求
処理を行い、自動バス構成の階層接続化を実現できる。
【0174】また、本発明に係るバス管理方法は、バス
のノード間接続において、ループ状接続を禁止している
場合に、ループ状接続を持つか否かを、通信ポートの接
続関係によりノード間の接続関係を作成し、検査するこ
とができる。
【0175】また、本発明に係るバス管理方法は、バス
のノード間接続において、ループ状接続を禁止している
場合に、ループ状接続検出信号を発生し、ループ状接続
検出信号を発生した通信ポート以外の接続されている通
信ポートにおいて、ループ状接続検出信号を所定期間内
に受理できるか否かによって、ループ状接続を持つか否
かを検査し、ループ状接続が存在する場合には、ループ
状接続を持つノード自らループ状接続が存在することを
通知することができる。
【0176】また、本発明のバス管理方法は、バスのノ
ード間接続において、ループ状接続を禁止している場合
に、バス管理ノードは、ループ状接続を持つか否かを検
査し、ループ状接続を持つと判定した場合には、ループ
状接続を持つノードへ通信ポート遮断命令を通知し、通
信ポート遮断命令を受理したノードは、通信ポート遮断
命令で指定された通信ポートを遮断して、ループ状接続
を遮断することができる。
【0177】また、本発明に係るバス管理方法は、バス
のノード間接続において、ループ状接続を禁止している
場合に、複数の通信ポートを持つノードは、通信ポート
ループ状接続検出信号を発生し、ある通信ポート以外の
通信ポートでループ状接続検出信号を検査し、ループ状
接続を持つと判定した場合には、通信ポートを遮断し
て、ループ状接続を遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第5実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第6実施形態であるバス管理システム
の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第7実施形態であるバス管理方法にお
ける処理手順のフローチャート
【図8】本発明の第8実施形態であるバス管理方法にお
ける処理手順のフローチャート
【図9】本発明の第9実施形態であるバス管理方法にお
ける処理手順のフローチャート
【図10】本発明の第10実施形態であるバス管理方法
における処理手順のフローチャート
【図11】本発明の第11実施形態であるバス管理方法
における処理手順のフローチャート
【図12】本発明の第12実施形態であるバス管理方法
における処理手順のフローチャート
【図13】ノードがループ状に接続されている状態を説
明するための図
【図14】通信ポート遮断を説明するための図
【図15】self-ID Packetを説明する図
【図16】topology mapを説明する図
【図17】従来のデータ通信装置の一例を構成を示すブ
ロック図
【図18】ノードのループ状接続を説明するための図
【符号の説明】
101,128,132 ノード 102 上位層 103 データ解析手段 104 停止判定手段 105 非同期通信手段 106 非同期パケットバッファ 107 非同期パケット受理手段 108 非同期パケット送信手段 109 同期通信手段 110 同期パケットバッファ 111 同期パケット受理手段 112 同期パケット送信手段 113 パケット送受信手段 114 パケット 115 非同期パケット 116 同期パケット 117 送受信データ 118 データ解析結果 119 受信手段停止命令 120,121,122,123,124 通信ポート 129,130,131,133,133,134 通
信ポート 125,126,127 接続線 201,224,228 ノード 202 上位層 203 停止判定手段 204 データ解析手段 205 非同期通信手段 206 同期通信手段 207 木の認証要求手段 208 パケット送受信手段 209 パケット 210 非同期パケット 211 同期パケット 212 送受信データ 213 データ解析結果 214 受信手段停止命令 215 バスリセット 216,217,218,219,220 通信ポート 225,226,227,229 通信ポート 221,222,223 接続線 301 バス管理ノード 302 上位層 303 データ解析手段 304 接続関係テーブル作成手段 305 ループ状接続検出手段 306 非同期通信手段 307 同期通信手段 308 パケット送受信手段 309 パケット 310 非同期パケット 311 同期パケット 312 送受信データ 313 データ解析結果 314 接続関係テーブル 315 ループ状接続検出結果 316,317,318,319,320 通信ポート 325,326,328,329 通信ポート 321,322,323 接続線 324,327 ノード 401,418,421,424 ノード 402 ループ状接続検出信号発生手段 403 ループ状検出用信号検出手段 404 ループ状接続検出信号 405,406,407,408,409 ループ状接
続検出用線 410,411,412,413 通信ポート 419,420,422,423,425,426,4
27 通信ポート 414,415,416,417 接続線 501,517,520,523 バス管理ノード 502 ループ状接続検出手段 503 通信ポート遮断命令通知手段 504,505 ループ状接続検出信号 506,507 通信ポート遮断命令 508 ループ状接続検出結果 509,510,511,512 通信ポート 518,519,521,522,526,527 通
信ポート 513,514,515,516 接続線 524 通信ポート遮断命令受理手段 525 通信ポート遮断指示手段 528 通信ポート遮断命令 529 通信ポート遮断判定結果 530 ノード内通信ポート遮断命令 601,617,620,623 ノード 602 ループ状接続検出手段 603 通信ポート遮断命令通知手段 604,605,606,607 通信ポート 618,619,621,622,624,625 通
信ポート 608,609 ループ状接続検出信号 610 ループ状接続検出結果 611,612 ノード内通信ポート遮断命令 613,614,615,616 接続線 701 非同期通信処理 702 他のノードからの通信ポート遮断命令を受信し
たか否かの判定処理 703 同期通信処理 704 指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か否
かの判定処理 705 指定ポートの同期通信の送信機能停止命令か否
かの判定処理 706 指定ポートの非同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理 707 指定ポートの非同期通信の送信機能停止命令か
否かの判定処理 708 指定ポートの同期通信の受信処理の停止 709 指定ポートの同期通信の送信処理の停止 710 指定ポートの非同期通信の受信処理の停止 711 指定ポートの非同期通信の送信処理の停止 712 エラー処理 801 非同期通信処理 802 他のノードからの通信ポート遮断命令を受信し
たか否かの判定処理 803 同期通信処理 804 指定ポートの同期通信の受信機能停止命令か否
かの判定処理 805 指定ポートの同期通信の送信機能停止命令か否
かの判定処理 806 指定ポートの非同期通信の受信機能停止命令か
否かの判定処理 807 指定ポートの非同期通信の送信機能停止命令か
否かの判定処理 808 指定ポートの同期通信の受信処理の停止 809 指定ポートの同期通信の送信処理の停止 810 指定ポートの非同期通信の受信処理の停止 811 指定ポートの非同期通信の送信処理の停止 812 エラー処理 813 木の認証要求処理 901 木の認証処理 902 自ノードのポート間接続関係送信処理 903 他ノードのポート間接続関係受理処理 904 他ノードのポート間接続関係作成処理 905 ノード間接続関係作成処理 906 ループ状接続検査処理 907 ノードのポート間接続関係 908 ノード間接続関係 909 ループ状接続判定結果 1001 ループ状接続検出信号送信処理 1002 ループ状接続検出信号受理処理 1003 ループ状接続ありの通知処理 1004 ループ状接続なしの通知処理 1101 ループ状接続検査処理 1102 通常処理 1103 通信ポート遮断命令通知処理 1104 通信ポート遮断命令受理処理 1105 通信ポート遮断命令解析処理 1106 ノード内通信ポート遮断処理 1201 ループ状接続検出信号送信処理 1202 ループ状接続検出信号受理処理 1203 遮断信号通信ポート選択処理 1204 通信ポート遮断処理 1205 ループ状接続なしの通知処理 1301,1302,1303,1304,1305
ノード 1310,1311,1312,1313,1314
ノード 1306,1307,1308,1309 接続線 1315,1316,1317,1318 接続線 1401 ノード 1402,1403,1404,1405 通信ポート 1406 非同期通信手段 1407 非同期パケットバッファ 1408 同期通信手段 1409 同期通信バッファ 1410,1411,1412,1413 スイッチ 1414,1415,1416,1417 スイッチ 1418 非同期パケット制御信号 1419 同期パケット制御信号

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスに接続された複数のノード間におけ
    る通信が可能であるバス管理システムであって、バスに
    接続されたノードに、複数の通信ポートと、通信手段と
    を設け、他のノードからの通信ポート遮断命令を受理し
    た場合か、あるいは自ら通信ポートを遮断すると判定し
    た場合に、他のノードの通信ポートに接続されている通
    信ポートに関して、前記通信手段に設けられた受信手段
    あるいは伝送手段の少なくともいずれか一方を停止する
    ように構成したことを特徴とするバス管理システム。
  2. 【請求項2】 バスに接続された複数のノード間におけ
    る通信が可能なバス管理システムであって、バスに接続
    されたノードに、複数の通信ポートと、通信手段と、木
    の認証を要求する木の認証要求手段とを設け、他のノー
    ドからの通信ポート遮断命令を受理した場合か、あるい
    は自ら通信ポートを遮断すると判定した場合に、他のノ
    ードの通信ポートに接続されている通信ポートに関し
    て、通信手段に設けられた受信手段あるいは伝送手段の
    少なくとも一方を停止し、かつ木の認証要求手段により
    木の認証を要求するように構成したことを特徴とするバ
    ス管理システム。
  3. 【請求項3】 複数のノード間のバス接続管理を行うバ
    ス管理ノードを少なくとも1つ含み、バスに接続された
    複数のノード間において通信を行うが、ループ状接続を
    持つことを禁じた構成のバス管理システムであって、バ
    ス管理ノードに、ノード間の通信ポートの接続関係テー
    ブルを作成する接続関係テーブル作成手段と、前記接続
    関係テーブルからループ状接続があるか否か検出するル
    ープ状接続検出手段とを少なくとも設け、前記ループ状
    接続検出手段がループ状接続を検出した場合には、バス
    管理ノードがループ状接続が存在すると判定するように
    構成したことを特徴とするバス管理システム。
  4. 【請求項4】 バスに接続された複数のノード間におい
    て通信を行うが、ループ状接続を持つことを禁じた構成
    のバス管理システムであって、複数の通信ポートを持つ
    ノードに、少なくとも2つ以上の接続を持つ場合に、そ
    の接続されている第m(mは自然数)番目の通信ポート
    からループ状接続検出信号を発生するループ状接続検出
    信号発生手段と、所定の時間以内に、第m番目以外の接
    続されている通信ポートn(nはm以外の自然数)にお
    いて前記ループ状接続検出信号を受理したか否かを判定
    するループ状接続検出信号検出手段とを設け、前記ルー
    プ状接続検出信号検出手段が前記ループ状接続検出信号
    を検出した場合には、ループ状接続が存在することをル
    ープ状接続を持つノード自ら判定するように構成したこ
    とを特徴とするバス管理システム。
  5. 【請求項5】 複数のノード間のバス接続管理を行うバ
    ス管理ノードを少なくとも1つ含み、バスに接続された
    複数のノード間において通信を行うが、ループ状接続を
    持つことを禁じた構成のバス管理システムであって、バ
    ス管理ノードに、ループ状接続を検出するループ状接続
    検出手段と、このループ状接続検出手段がループ状接続
    があると判定した場合には、ループ状接続を持つと判定
    したノードにN(Nは自然数)個の通信ポートの内のM
    (MはN以下の自然数)番目の通信ポートを遮断するよ
    うに通信ポート遮断命令を通知する通信ポート遮断命令
    通知手段とを設け、前記通信ポート遮断命令を受理した
    ノードは前記通信ポート遮断命令で指定された通信ポー
    トを遮断して、ループ状接続を遮断するように構成した
    ことを特徴とするバス管理システム。
  6. 【請求項6】 バスに接続された複数のノード間におい
    て通信を行うが、ループ状接続を持つことを禁じた構成
    のバス管理システムにおいて、複数の通信ポートを持つ
    ノードに、ループ状接続を検出するループ状接続検出手
    段と、このループ状接続検出手段がループ状接続がある
    と判定した場合には、接続されているN(Nは自然数)
    個の通信ポートの内のM(MはN以下の自然数)番目の
    通信ポートを自ら遮断して、ループ状接続を遮断するよ
    うに構成したことを特徴とするバス管理システム。
  7. 【請求項7】 バスに接続された複数のノード間におけ
    る通信を行い、かつバスに接続されたノードは、複数の
    通信ポートと通信処理を行い、さらに他のノードからの
    通信ポート遮断命令を受理した場合か、あるいは自ら通
    信ポートを遮断すると判定した場合に、他のノードの通
    信ポートに接続されている通信ポートに関して、通信処
    理における受信処理あるいは伝送処理の少なくともいず
    れか一方を停止することを特徴とするバス管理方法。
  8. 【請求項8】 バスに接続された複数のノード間におい
    て通信を行い、かつバスに接続されたノードは、複数の
    通信ポートと、通信処理と、木の認証を要求する木の認
    証要求を行い、さらに他のノードからの通信ポート遮断
    命令を受理した場合か、あるいは自ら通信ポートを遮断
    すると判定した場合に、他のノードの通信ポートに接続
    されている通信ポートに関して、通信における受信処理
    あるいは伝送処理の少なくともいずれか一方を停止し、
    かつ木の認証要求処理を行うことを特徴とするバス管理
    方法。
  9. 【請求項9】 バスのノード間接続においてループ状接
    続を禁止している場合に、ループ状接続を持つか否か
    を、ノードi(iは自然数)の接続されているm(mは
    2以上の自然数)個の通信ポートの接続関係により、ノ
    ード間の接続関係を作成して検査することを特徴とする
    バス管理方法。
  10. 【請求項10】 バスのノード間接続においてループ状
    接続を禁止している場合に、複数の通信ポートを持つノ
    ードJ(Jは自然数)にループ状接続検出信号を発生し
    て、ノードJに接続されている前記ループ状接続検出信
    号を発生した通信ポート以外の接続されている通信ポー
    トにおいて前記ループ状接続検出信号を所定期間内に受
    理できるか否かによって、ループ状接続を持つか否かを
    検査し、ループ状接続が存在する場合には、ループ状接
    続が存在することをループ状接続を持つノード自ら判定
    することを特徴とするバス管理方法。
  11. 【請求項11】 バスのノード間接続においてループ状
    接続を禁止している場合に、バス管理ノードは、ループ
    状接続を持つか否かを検査し、ループ状接続を持つと判
    定した場合には、ループ状接続を持つノードへ通信ポー
    ト遮断命令を通知し、この通信ポート遮断命令を受理し
    たノードは、この通信ポート遮断命令により指定された
    通信ポートを遮断して、ループ状接続を遮断することを
    特徴とするバス管理方法。
  12. 【請求項12】 バスのノード間接続においてループ状
    接続を禁止している場合に、複数の通信ポートを持つノ
    ードJ(Jは自然数)にループ状接続検出信号を発生し
    て、ノードJに接続されている通信ポートにおいて前記
    ループ状接続検出信号を受理できるか否かによって、ル
    ープ状接続を持つか否かを検査し、ループ状接続を持つ
    と判定した場合には、ループ状接続信号を受理したN
    (Nは自然数)個の通信ポートの内のM(MはN以下の
    自然数)番目の通信ポートを遮断することを特徴とする
    バス管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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