JP2001027318A - 変速機シフト操作装置 - Google Patents

変速機シフト操作装置

Info

Publication number
JP2001027318A
JP2001027318A JP11200858A JP20085899A JP2001027318A JP 2001027318 A JP2001027318 A JP 2001027318A JP 11200858 A JP11200858 A JP 11200858A JP 20085899 A JP20085899 A JP 20085899A JP 2001027318 A JP2001027318 A JP 2001027318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
lever
transmission
speed reducer
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11200858A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sugano
淳 菅野
Kunio Okada
邦夫 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Mitsubishi Motors Corp
Bosch Braking Systems Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Bosch Braking Systems Co Ltd
Bosch Braking Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Bosch Braking Systems Co Ltd, Bosch Braking Systems Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP11200858A priority Critical patent/JP2001027318A/ja
Publication of JP2001027318A publication Critical patent/JP2001027318A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】変速機シフト操作装置をコンパクト化し、部品
点数を削減する。 【解決手段】チェンジレバー16に機械的に接続された
変速機20のシフト軸21を回動させる減速機24付き
電動モータ23を設ける。チェンジレバー16にシフト
操作方向を検出する操作方向検出スイッチ18,18を
設けるとともに、変速機20のシフト軸21の作動位置
を検出する作動位置検出手段27を設ける。コントロー
ラ40が、操作方向検出スイッチ18,18と作動位置
検出手段27からの出力信号により、電動モータ23の
駆動を制御する。電動モータ23に結合された減速機2
4の出力軸46を、出力レバー47およびリンクロッド
48を介して前記シフト軸21のアウターレバー49に
接続する。減速機24は、ウオーム歯車84を用いた一
段減速構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、チェンジレバーの
シフト操作力を軽減する変速機シフト操作装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両の変速機シフト操作装置は、チェン
ジレバーのセレクト側とシフト側とがそれぞれケーブル
等を介して変速機のセレクトレバーとシフトレバーとに
機械的に接続されており、そのシフト側に、シフト操作
力を倍力する倍力装置が設けられている。このような変
速機シフト操作装置として、従来は、エア圧を利用して
倍力する構成のものが一般的に用いられている。
【0003】前記エア圧を利用した従来の変速機シフト
操作装置は、装置全体が大型になり、重量も重く、コン
パクト化が困難なため、特に、中小型トラック等に適用
する場合には、最大積載可能量への影響が大きいという
問題があった。また、中小型トラック等では、エア圧源
をほとんど装備していないため、前記エア圧を利用した
従来の変速機シフト操作装置を用いることは困難であっ
た。
【0004】そこで、最近では、電動モータを用いて倍
力する構成の変速機シフト操作装置が提案されている
(特開平6−331024号公報、特開平10−299
892号公報)。図8は、前記公報に記載された電動モ
ータ式の変速機シフト操作装置を示すもので、この変速
機シフト操作装置は、電動モータ1、このモータ1に付
設した減速機2、モータ1の軸に取り付けたピニオン
3、パワーロッド4、パワーロッド4に設けられ前記ピ
ニオン3と噛み合うラック5、ケース6内にパワーロッ
ド4と平行に支持されたコントロールロッド9、このコ
ントロールロッド9の戻し用スプリング10、コントロ
ールロッド9の動きを検出するセンサ12、コントロー
ルロッド9の端部とパワーロッド4の端部を連結し、か
つ、シフトケーブル取り付け部14を有するレバー13
等を備えている。
【0005】そして、この変速機シフト操作装置では、
自由状態でスプリング10がコントロールロッド9を中
央位置に保持し、電動モータ1は停止している。レバー
13の端部にいずれかの向きの力を加えて動かすと、レ
バー13は傾き、コントロールロッド9は反対に動き、
その動きをセンサ12が検出し、コントロールロッド9
に追従して電動モータ1の出力および回転方向がコント
ロールされる。
【0006】減速機2は電動モータ1の回転を減速して
ピニオン3を駆動し、ピニオン3はラック5を介してパ
ワーロッド4にレバー13の端部に加える力と同じ向き
の力を加えて動きを助けると同時に、レバー13を介し
てコントロールロッド9を戻す。コントロールロッド9
が中央に戻ると、これがセンサ12により検出され、電
動モータ1は停止され、パワーロッド4も止められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載された
電動モータを使用する変速機シフト操作装置は、構造上
大型になり、コンパクト化が困難であるという問題があ
った。また、従来のマニュアル式変速機のリンクやアッ
パーカバー等を変更しなければならないという問題もあ
った。さらに、電動モータや減速機の機械的故障や電気
的故障によりモータが動かなくなった場合に、シフト操
作が非常に重くなったり、シフト操作不能になるおそれ
があるという問題もあった。
【0008】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、コンパクトで車両への搭載性が優れ、しかも
部品点数を削減することが出来る変速機シフト操作装置
を提供することを目的とするものである。また、電動モ
ータや減速機の故障時にも、マニュアル操作が可能であ
り、フェイルセーフ性が向上する変速機シフト操作装置
を提供することを目的とするものである。さらに、従来
のマニュアル式変速機の構造を変更することなくそのま
ま取り付けることが出来、従来のマニュアル式変速機と
部品の共通化を図ることができる変速機シフト操作装置
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変速機シフ
ト操作装置は、チェンジレバーと、このチェンジレバー
のシフト操作方向を検出する操作方向検出手段と、前記
チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフト軸
を回動させる減速機付きモータと、前記変速機のシフト
軸の作動位置を検出する作動位置検出手段と、前記操作
方向検出手段と作動位置検出手段からの信号により前記
減速機付きモータの駆動を制御する制御装置とを備えた
ものであって、特に、前記減速機付き電動モータの出力
軸を、出力レバーおよびリンク機構を介して前記シフト
軸のアウターレバーに接続したものである。
【0010】また、第2の発明に係る変速機シフト操作
装置は、 前記減速機を一段減速構造とするとともに、
前記出力レバーの長さを前記アウターレバーの長さより
も短くしたものである。
【0011】さらに、第3の発明に係る変速機シフト操
作装置は、前記出力レバーとアウターレバーとの接続を
手動により分離可能な手動分離手段を設けたものであ
る。
【0012】また、第4の発明に係る変速機シフト操作
装置は、前記減速機のハウジングに車体フレームへの取
り付け孔を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る変速機シフト操作装置の全体の構成を簡略化して示す
概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、チェ
ンジレバー16の二方向のシフト操作方向をそれぞれ検
出する操作方向検出手段としての操作方向検出スイッチ
18,18と、チェンジレバー16に機械的に接続され
る変速機20のシフト軸21を回動させるための電動モ
ータ23と、シフト軸21の作動位置を検出する作動位
置検出手段27としてのシフト位置検出スイッチ26,
26および中立位置検出スイッチ30とを備えている。
【0014】この変速機シフト操作装置では、操作方向
検出スイッチ18,18がチェンジレバー16のノブ3
7に設けられており、電動モータ23およびこのモータ
23に付設された減速機24は車体フレーム33に取り
付けられている。シフト軸21は所定個所にストライカ
22が取り付けられており、一端が車体フレーム33に
支持されている。また、変速機20にはセレクト操作用
レバー34が設けられている。
【0015】チェンジレバー16は、レバー軸35を中
心にして回動可能であり、レバー本体36の上端に取り
付けられたノブ37と、このノブ37内に設けた二つの
操作方向検出スイッチ18,18とを備え、シフト操作
時に、ノブ37に加えられる操作力の操作方向が操作方
向検出スイッチ18,18で検出され、その検出結果が
信号線41を介して操作方向信号としてコントローラ4
0に送られる。
【0016】電動モータ23には、減速機24が付設さ
れており、シフト操作時にコントローラ40から信号線
42を介して送られる指令信号によって正逆の回転方向
および回転量が制御され、減速機24の出力軸46に固
着されている出力レバー47を回動させる。この電動モ
ータ23および減速機24について、図2および図3に
より詳細に説明する。減速機24は、入力軸(電動モー
タ23の出力軸)80に取り付けられたウオーム(図示
せず)と、この入力軸80と直交して配置された出力軸
46に取り付けられたウオームホイール82からなるウ
オーム歯車84を用いた一段減速構造になっている。従
って、減速機24にウオーム歯車84を用いることによ
り、電動モータ23の出力軸80と減速機24の出力軸
46とを直交位置に配置でき、電動モータ23の出力軸
80を車体フレーム33に沿って配置できるので、車両
への搭載性が良くなる。
【0017】また、この減速機24のハウジング86に
は、車体フレーム33への取り付け孔86aが設けられ
ており、電動モータ23および減速機24を、取り付け
ブラケットを使用せず直接車体フレーム33に取り付け
ることが出来るようになっている。
【0018】減速機24の出力軸46に固着されている
出力レバー47の先端は、リンクロッド48を介してア
ウターレバー49の先端に連結されている。このアウタ
ーレバー49は、変速機20のシフト軸21に取り付け
られており、シフト操作用のワイヤケーブル51を介し
てチェンジレバー16の下端に連結されていて(図1参
照)、チェンジレバー16の動き、および出力レバー4
7の動きに連動して回動し、これによりシフト軸21が
回動する。この実施の形態では、変速機20のシフト軸
21に取り付けたアウターレバー49は、減速機24の
出力軸46に取り付けた出力レバー47の二倍の長さを
有しており、出力レバー47とアウターレバー49のレ
バー比が1:2になっている。なお、前記変速機20の
アウターレバー49とリンクロッド48とは、ピン結合
あるいはねじ結合等により着脱可能に接続されており、
電動モータ23あるいは減速機24等の故障時に、手動
により分離することが出来るように手動分離手段を構成
している。
【0019】作動位置検出手段27は、シフト軸21の
周方向の一方側に、軸線方向に位置をずらして配置した
二つのシフト位置検出スイッチ26,26と、シフト軸
21の周方向の他方側に配置した中立位置検出スイッチ
30とを備えている。そして、二つのシフト位置検出ス
イッチ26,26は、それぞれ、図4に示すシフトパタ
ーンPのシフト位置A,Bを検出し、中立位置検出スイ
ッチ30は、シフトパターンPの中立位置Nを検出する
ようになっている。
【0020】コントローラ40は、二つの操作方向検出
スイッチ18,18から信号線41を介して送られる操
作方向信号を受け、この信号に基づき指令信号を信号線
42を介して電動モータ23へ送り、このモータ23を
正逆回転させるとともに、作動位置検出手段27から信
号線43を介して送られるシフト軸21の中立位置また
はシフト位置検出信号に基づき、電動モータ23を停止
させるための制御を行う。また、変速機20のセレクト
レバー34は、セレクト用のワイヤケーブル52でチェ
ンジレバー16に連結されている。
【0021】前記実施の形態に係る変速機シフト操作装
置の動作について説明する。セレクト操作は、チェンジ
レバー16の手動操作でセレクトレバー34をセレクト
用のワイヤケーブル52を介して動かすことにより行わ
れ、一方、シフト操作は、前述の変速機シフト操作装置
によって以下のようにして行われる。中立位置から2段
目シフト位置へシフトする場合、クラッチペダルを踏み
込み、チェンジレバー16を2段の方向へ操作すると、
チェンジレバー16の遊び範囲を越えてストロークした
点(操作力が所定以上となった点)で、操作方向検出ス
イッチ18がオンする。
【0022】操作方向検出スイッチ18がオンすると、
コントローラ40は、変速機20の中立位置検出スイッ
チ30がオンでチェンジレバー16のスイッチ18がオ
ンなので、中立位置から2段方向へのシフトと判断す
る。そして、クラッチスイッチ55がオン(クラッチ
断)なら、電動モータ23を駆動してシフトパターンP
(図4参照)における方向Aにシフト軸21を回動さ
せ、作動位置検出手段27がオンすると、電動モータ2
3を停止させる。クラッチスイッチ55がオフの場合に
は、電動モータ23を駆動しない。
【0023】次に、2段目シフト位置から中立位置にシ
フトする場合について説明する。クラッチペダルを踏み
込み、チェンジレバー16を中立位置方向に操作する
と、チェンジレバー16の操作方向検出スイッチ18が
オンする。コントローラ40は、中立位置検出スイッチ
30がオフで操作方向検出スイッチ18がオンなので、
2段目シフト位置から中立位置へのシフトと判断し、ク
ラッチスイッチ55がオンならモータ23を駆動させ、
シフトパターンPにおける方向Bにシフト軸21を回動
させる。そして、中立位置検出スイッチ30がオンする
と電動モータ23を停止する。
【0024】前記構成の変速機シフト操作装置は、電動
モータ23の減速機24を、ウオーム歯車84等のコン
パクトで大きなギア比が得られる歯車機構を用いた一段
減速構造としたので、減速機24を小型化、軽量化する
ことが出来、車両への搭載性を向上させることが出来
る。また、軸受、歯車等の部品点数を削減することが出
来る。しかも、減速機24の出力レバー47を、リンク
機構(リンクロッド48)を介して変速機20のアウタ
ーレバー49に連結し、かつ、アウターレバー49の長
さを出力レバー47の二倍の長さにしている。従って、
前記減速機24とこの両レバー47,49のレバー比と
により必要な減速比を得るようにしているので、レバー
機構による減速比を稼ぐことによって減速機24の減速
比を小さくすることができ、減速機24の小型化を図る
ことができる。
【0025】しかも、電動モータ23および減速機24
を、リンクロッド48を介して変速機20に接続してい
るので、車両取り付け位置の自由度が大きいというメリ
ットもある。なお、減速機24の出力レバー47と変速
機20のアウターレバー49のレバー比は1:2に限定
されないことは言うまでもない。また、このレバー比を
変えることにより、減速機24を変えることなく種々の
変速機20に適用することが出来る。
【0026】また、減速機24の出力軸46に取り付け
られた出力レバー47と、マニュアル操作用のシフトケ
ーブル51が接続されている変速機20のアウターレバ
ー49とを、リンクロッド48を介して接続する構造な
ので、従来のマニュアル式変速機の構造を変更すること
なく電動モータ23を接続することができる。従って、
従来のマニュアル式変速機と部品の共通化を図ることが
できる。さらに、前記減速機24のハウジング86に
は、車体フレーム33への取り付け孔86aが設けられ
ているので、減速機24付き電動モータ23の車両取り
付け用ブラケットが必要なく、部品点数を削減すること
が出来、しかも、軽量化、コンパクト化を図ることがで
きる。
【0027】さらに、前記実施の形態では、変速機20
のアウターレバー49とリンクロッド48とをピン結合
またはねじ結合により接続してあり、手動により分離す
ることが出来るので、減速機24や電動モータ23等の
故障により減速機付き電動モータ23がロックしてしま
い、チェンジレバー16を操作しても変速機20のシフ
ト操作が行えなくなった場合には、アウターレバー49
とリンクロッド48との接続を外すことにより、マニュ
アルによるシフト操作が可能になり、フェイルセーフ性
が向上する。
【0028】前記実施の形態では、変速機20のシフト
軸21の作動位置を検出する作動位置検出手段27とし
て、シフト位置検出スイッチ26,26と中立位置検出
スイッチ30とを用いたが、このような位置検出スイッ
チ26,30に限定されるものではなく、角度センサ等
を用いてシフト軸21の作動位置を検出するようにして
も良い。
【0029】図5は第2の実施の形態に係る変速機シフ
ト操作装置を示す概略構成図、図6は図5の要部の側面
図である。この変速機シフト操作装置は、電動モータ2
3に付設した減速機24の出力軸46の回転角を検出す
る角度センサ28(図6参照)を設け、前記第1の実施
の形態と同様の中立位置検出スイッチ30と併用してお
り、角度センサ28および変速機20のシフト軸21の
中立位置検出スイッチ30を、シフト位置を検出する作
動位置検出手段27としている。この場合には、変速機
20の中立位置、シフト位置に対応する減速機24の出
力軸46の回転角に基づく角度センサ28の出力値をコ
ントローラ40に記憶させておく。
【0030】この第2の実施の形態の場合、前記構成以
外は第1の実施の形態と同一であるので、同一の部分に
は同一の符号を付してその説明を省略する。また、動作
についても、シフト軸21の位置を検出するのに代え
て、減速機24の出力軸46の回転角を角度センサ28
で検出する点が異なる以外は、第1の実施の形態と同様
である。この第2の実施の形態によれば、シフト軸21
の位置を角度センサ28で検出しているので、シフト軸
21の位置を常時把握することが出来、第1の実施の形
態の場合よりも、より正確に、迅速にシフト操作を制御
することが出来るという利点がある。
【0031】また、図7は第3の実施の形態に係る変速
機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機
シフト操作装置は、作動位置検出手段27として車両フ
レーム33に固定した角度センサ28を用い、シフト軸
21には、アウターレバー49とは別に第2のレバー6
7を設け、角度センサ28でこの第2のレバー67を介
してシフト軸21の動きを検出する。この場合、アウタ
ーレバー49の動きを角度センサ28で検出するように
しても良い。その他の構成は、第1の実施の形態と同じ
であり、動作は第2の実施の形態と同じである。これら
第2および第3の実施の形態でも前記第1の実施の形態
と同様の効果を奏することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ェンジレバーと、このチェンジレバーのシフト操作方向
を検出する操作方向検出手段と、前記チェンジレバーに
機械的に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速
機付き電動モータと、前記変速機のシフト軸の作動位置
を検出する作動位置検出手段と、前記操作方向検出手段
と作動位置検出手段からの信号により前記減速機付きモ
ータの駆動を制御する制御装置とを備えた変速機シフト
操作装置において、前記電動モータに結合された減速機
の出力軸を、出力レバーおよびリンク機構を介して前記
シフト軸のアウターレバーに接続したことにより、従来
のマニュアル式変速機の構成を変更することなく、シフ
ト操作力の倍力を行う電動モータを装着することが出来
るので、従来のマニュアル式変速機と部品の共通化を図
ることができる。
【0033】また、前記減速機を一段減速構造とすると
ともに、前記出力レバーの長さを前記アウターレバーの
長さよりも短くしたことにより、減速機の小型化、軽量
化を図ることができ、車両への搭載性が向上する。
【0034】さらに、前記出力レバーとアウターレバー
との接続を手動により分離可能な手動分離手段を設けた
ことにより、減速機や電動モータ等が故障した場合で
も、アウターレバーを電動モータ側から切り離すことに
よって、マニュアルによりシフト操作を行うことが可能
になるので、フェイルセーフ性が向上する。
【0035】また、前記減速機のハウジングに車体フレ
ームへの取り付け孔を設けたことにより、減速機付き電
動モータの車両への取り付け用ブラケットが必要なくな
り、部品点数を削減することが出来、しかも、軽量化、
コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る変速機シフト操作
装置の概略構成図である。
【図2】図1の要部を拡大して示す部分断面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】シフトパターンの一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る変速機シフト
操作装置の概略構成図である。
【図6】図5の要部の側面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る変速機シフト
操作装置の概略構成図である。
【図8】従来の変速機シフト操作装置の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
16 チェンジレバー 18 操作方向検出手段(操作方向検出スイッチ) 20 変速機 21 シフト軸 23 電動モータ 24 減速機 27 作動位置検出手段 40 制御装置(コントローラ) 46 減速機の出力軸 47 出力レバー 48 リンク機構(リンクロッド) 49 アウターレバー
フロントページの続き (72)発明者 岡田 邦夫 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内 Fターム(参考) 3J067 AA01 AB06 AB23 BA52 BA56 CA32 DA02 DA43 DB32 FB63 FB73 FB83 FB90

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバーと、このチェンジレバー
    のシフト操作方向を検出する操作方向検出手段と、前記
    チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフト軸
    を回動させる減速機付き電動モータと、前記変速機のシ
    フト軸の作動位置を検出する作動位置検出手段と、前記
    操作方向検出手段と作動位置検出手段からの信号により
    前記減速機付き電動モータの駆動を制御する制御装置と
    を備えた変速機シフト操作装置において、 前記減速機の出力軸を、出力レバーおよびリンク機構を
    介して前記シフト軸のアウターレバーに接続したことを
    特徴とする変速機シフト操作装置。
  2. 【請求項2】 前記減速機を一段減速構造とするととも
    に、前記出力レバーの長さを前記アウターレバーの長さ
    よりも短くしたことを特徴とする請求項1に記載の変速
    機シフト操作装置。
  3. 【請求項3】 前記出力レバーとアウターレバーとの接
    続を手動により分離可能な手動分離手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速機シフ
    ト操作装置。
  4. 【請求項4】 前記減速機のハウジングに車体フレーム
    への取り付け孔を設けたことを特徴とする請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の変速機シフト操作装置。
JP11200858A 1999-07-14 1999-07-14 変速機シフト操作装置 Pending JP2001027318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200858A JP2001027318A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 変速機シフト操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11200858A JP2001027318A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 変速機シフト操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001027318A true JP2001027318A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16431402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11200858A Pending JP2001027318A (ja) 1999-07-14 1999-07-14 変速機シフト操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001027318A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339158B1 (ko) * 2012-06-20 2013-12-09 에스엘 주식회사 차량용 변속 조작장치 및 이를 이용한 변속 시스템
US8661159B2 (en) * 2005-04-13 2014-02-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and information processing method to access uniform resource identifiers
KR101370529B1 (ko) 2012-07-05 2014-03-06 에스엘 주식회사 차량용 변속 조작장치 및 이를 이용한 변속 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8661159B2 (en) * 2005-04-13 2014-02-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and information processing method to access uniform resource identifiers
KR101339158B1 (ko) * 2012-06-20 2013-12-09 에스엘 주식회사 차량용 변속 조작장치 및 이를 이용한 변속 시스템
KR101370529B1 (ko) 2012-07-05 2014-03-06 에스엘 주식회사 차량용 변속 조작장치 및 이를 이용한 변속 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184269B2 (ja) 電気機械式変速機作動装置付きの変速機
US6629589B2 (en) Vehicle clutch driving device and gear shifting device of vehicle transmission
CN100572164C (zh) 转向设备
GB2285841A (en) An automatic gearbox selector device with security key unit
KR100916174B1 (ko) 조향 장치
US20050126326A1 (en) Gear shift apparatus
JP2000510627A (ja) 少なくとも1つの操作レバーを介して制御可能な少なくとも1つの部分を有する自動車
JP2001027318A (ja) 変速機シフト操作装置
JPH03239865A (ja) 自動変速操作装置
JP3595727B2 (ja) 変速機シフト操作装置
JP2007057016A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH0218778Y2 (ja)
JPH06293268A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPS6040852A (ja) 変速機の操作装置
JP2002147602A (ja) 車両用変速機のギヤ変速装置
JPH06331024A (ja) パワーシフタ
JPH07309144A (ja) 電気自動車用変速装置
JP2004052838A (ja) 非常コントロール機構付き変速装置
JP3490347B2 (ja) 変速機シフト操作装置
JP2002039370A (ja) 変速機のシフト操作装置
JPH0747641Y2 (ja) 車両用パワーシフト装置
EP1239193B1 (en) Power shift device of transmission for vehicle
JP3733804B2 (ja) 変速機の操作力軽減装置
JPH085414Y2 (ja) 作業用走行車における遠隔式変速装置
JPH08247274A (ja) 走行変速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622