JP2001026519A - ゲルシート - Google Patents

ゲルシート

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JP2001026519A
JP2001026519A JP11198576A JP19857699A JP2001026519A JP 2001026519 A JP2001026519 A JP 2001026519A JP 11198576 A JP11198576 A JP 11198576A JP 19857699 A JP19857699 A JP 19857699A JP 2001026519 A JP2001026519 A JP 2001026519A
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JP
Japan
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gel layer
gel
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sticking
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JP11198576A
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Kouichiro Masuda
耕一良 増田
Haruhiko Kajimoto
晴彦 梶本
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Kanae Co Ltd
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Kanae Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D44/00Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms
    • A45D44/002Masks for cosmetic treatment of the face

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟性を増加させると共に、貼付の際の
違和感や皮膚からの不用意な剥離を防止することを課題
とする。 【解決手段】 芯材1 が埋設されている親水性のゲル層
2 と、該ゲル層2 において、皮膚に貼着可能な貼着面2a
及び該貼着面2aとは反対側の外面2bのうち、少なくとも
貼着面に剥離可能なフィルム3 が貼着されてなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲルシートに関す
る。さらに詳しくは、経皮吸収医薬品、医薬部外品、化
粧品、医療用具、医療雑貨等に好適に用いられ得るゲル
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、美容用、治療用等の目的で皮膚に
貼り付けて使用される外用ゲル貼付剤、冷却ゲルシー
ト、創傷被覆ゲルシート等のゲルシートは、一般的に不
織布、布等で構成される支持体と、該支持体に積層さ
れ、化粧料や薬剤等を含有するゲル層と、ゲル層の表面
に剥離可能に貼着されるフィルムとで構成されている。
【0003】このように形成されるゲルシートは、使用
する際、フィルムをゲル層から剥離して取り除き、ゲル
層の表面を皮膚に貼着し、ゲル層が含有する化粧料や薬
剤を皮膚に浸透させるものである。
【0004】即ち、このようなゲルシートは、ゲル層に
含有されている化粧料や薬剤を、ゲル層と皮膚間で双方
向に移動させることにより、皮膚へ冷却効果、吸剤効
果、保湿効果等を与えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のゲ
ルシートにおいては、支持体にゲル層を貼着しているの
で、支持体の大きさ以上にはゲル層が伸張せず、ゲルシ
ート全体の柔軟性に乏しく、顔、肘等の曲面に対する追
随が困難であるという問題がある。
【0006】この問題を回避すべく、例えば二軸伸縮性
の支持体を用いることも提案されているが、ゲル層と支
持体との伸縮性及び伸縮応答速度に大きな差があり、皮
膚への貼付の際の違和感や皮膚からの不用意な剥離が発
生するという問題がある。
【0007】更に、前記従来の如く、支持体にゲル層を
積層する場合、支持体とゲル層のアンカー効果を確保す
るためにゲル層の強度を高めなければならない。更にゲ
ル層における皮膚との貼着側の表面が平滑に形成されて
いるため、ゲル層のマトリックス構造が密になって、化
粧料や薬剤等のキャリアーとなるべき低分子成分の拘束
性が高まり、化粧料や薬剤の内部移動が抑制されるとい
う問題もある。
【0008】更に、支持体とゲル層のアンカー効果を確
保するために、ゲル層の支持体側表面は支持体の表面に
依存する。従って、ゲル層が含有する化粧料や薬剤の蒸
発速度を調整することができない問題もある。
【0009】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、柔軟性を増加させると共に、貼
付の際の違和感や皮膚からの不用意な剥離を防止するこ
とを課題とする。
【0010】本発明の他の課題は、ゲル層内のキャリア
ーとなるべき低分子成分の移動を円滑に行う点にある。
【0011】本発明の更に他の課題は、ゲル層の含有す
る化粧料や薬剤等の外用剤の蒸発速度を調整可能とする
点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係るゲルシートは、請求項1記載の
如く、芯材1 が埋設されている親水性のゲル層2 と、該
ゲル層2 において、皮膚に貼着可能な貼着面2a及び該貼
着面2aとは反対側の外面2bのうち、少なくとも貼着面に
剥離可能なフィルム3 が貼着されていることを特徴とす
る。このように、ゲル層2 に芯材1 が埋設されているこ
とにより、ゲル層2 と芯材1 が一体化し、ゲル層2 と芯
材1 の伸縮応答速度の差が微小となると共に、ゲル層2
自身の強度を弱めても、ゲルシートとしての支持性や保
形性を維持することができる。
【0013】また、本発明に係るゲルシートは、請求項
2記載の如く、前記芯材1 が、ゲル層2 の外面2bに近接
していると、皮膚に貼着する際、ゲル層2 をしなやかに
且つ柔軟に維持することができる。
【0014】本発明に係るゲルシートは、請求項3記載
の如く、前記芯材1 がゲル層2 の貼着面2aに近接してい
ると、皮膚に貼付する際、強い粘着力と易剥離性が得ら
れる。
【0015】また、本発明に係るゲルシートは、請求項
4記載の如く、前記ゲル層2 の外面2bに剥離可能なフィ
ルム3 が貼着され、且つ前記ゲル層2 の外面2bが粗面に
形成されていると、ゲルシートを使用し、ゲル層2 の外
面2bが露出する場合においても手指へのフィルム3 の粘
着を防止し、ゲル層2 の柔軟性と皮膚への追随性を向上
させることができる。
【0016】また、本発明に係るゲルシートは、請求項
5記載の如く、前記ゲル層2 の貼着面2aが平滑に形成さ
れていると、貼着面2aにおける皮膚への密着性を高め、
また、ゲル層の表面積を小さくすることで皮膚との相互
の低分子成分の蒸発速度と吸収速度を抑制することがで
きる。
【0017】また、本発明に係るゲルシートは、請求項
6記載の如く、前記ゲル層2 の貼着面2aが粗面に形成さ
れていると、貼着面2aが平滑に形成されている場合に比
して貼着面2aと皮膚の接触面積が小さくなるため、皮膚
との粘接着性を低減させることができる。更に、ゲル層
2 の貼着面2aの表面積が増加するので、皮膚との相互の
低分子成分の蒸発速度及び吸収速度を増加させることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のゲルシートの一実
施形態として、美容用の保湿シートについて図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る保湿シートの一実施
形態を示す斜視図であり、図2は図1のA−A線断面図
である。
【0019】図1及び図2において、1 は、例えばセル
ロースからなるメッシュ状の芯材を示し、2 は芯材1 が
埋設され、外用剤として美容液等の化粧料が含有され
た、親水性で、透明性を有するゲル層を示す。該芯材1
におけるメッシュの孔部1aには、ゲル層2 が入り込み、
また、芯材1 はゲル層2 の水分を含んで透明性を有して
いる。また、ゲル層2 のうち、皮膚に貼着する側の表面
(以下、貼着面という)2aは表面粗さが10μmの平滑
な面で形成され、該貼着面2aには、剥離可能で且つ透明
性を有するフィルム3 が貼着されている。
【0020】更に、ゲル層2 の貼着面2aとは反対側の表
面(以下、外面という)2bにも、剥離可能な透明性のフ
ィルム3 が貼着されており、外面2bに貼着されたフィル
ム3の表面には、エンボス加工が施されて、表面粗さが
50μmの凹凸な面、即ち粗面に形成されている。
【0021】また、ゲル層2 の外面2bも、外面2bに貼着
されたフィルム3 と同様の凹凸面が形成されて粗面とな
っている。
【0022】尚、芯材1 はゲル層2 の外面2b側に近接す
るように埋設されており、ゲル層2は所定形状、例えば
両目部分を切り欠き、顔面の上部を覆うマスクの形に形
成されている。
【0023】本実施形態においては、上述のように、芯
材1 が埋設されたゲル層2 と、該ゲル層2 の貼着面2a及
び外面2bの両面に貼着されたフィルム3,3 とで、保湿シ
ートが構成される。
【0024】このように構成される保湿シートは、例え
ば次のように使用される。まず、ゲル層2 の貼着面2a側
のフィルム3 を貼着面2aから剥離し、ゲル層2 の外面2b
側を手指等で持ちながら貼着面2aを顔面等の所望箇所に
貼着する。その際、外面2b側のフィルム3 が粗面である
から、手指に粘着することなく、容易に顔面に貼着する
ことができる。
【0025】ゲル層2 の貼着面2aを顔面に貼着した後、
外面2b側のフィルム3 を剥離し、ゲル層2 の外面2bを露
出する。このように、貼着面2a側と外面2b側の両フィル
ム3,3 を共に剥離し、貼着面2aを皮膚に貼着して使用す
ると、使用者等は、皮膚に貼着されている貼着面2aのみ
ならず、貼着面2aの反対側である外面2bにも触れること
ができるので、水水しさを感じることができる。更に、
外面2bに触れる際、外面2bが粗面であるから、手指に粘
着してゲル層2が顔面から剥がれたり、不快感を与える
ことがない。また、外面2bが粗面であるから、ゲル層2
の柔軟性や皮膚への追随性を向上させることができる。
【0026】保湿シートの使用方法としては、上述の
他、例えばゲル層2 の貼着面2a側の使用後に、外面2b側
のフィルム3 を剥離して顔面等に貼着してもよい。この
ように使用すれば、貼着面2aだけを貼着する場合に比し
て、顔面等の皮膚への貼着時間を延長することができ
る。
【0027】上述のように、本実施形態においては、芯
材1 がゲル層2 に埋設されているので、芯材1 とゲル層
2 が一体となり、芯材1 とゲル層2 間の伸縮応答速度の
差が微小となる。従って、貼着面2aの伸縮性を高めるこ
とができるので貼着面2aを皮膚に貼付する際の違和感を
低減させ、且つ貼着面2aが不用意に皮膚から剥離するの
を防止することができる。
【0028】更に、芯材1 がゲル層2 に埋設されている
ことにより、ゲル層2 の強度を従来と比較して弱めるこ
とができるので、化粧料のゲル層2 内における内部移動
を活発化することができると共に、ゲルシートとしての
支持性と保形性(形状を維持する性質)を維持すること
ができる。
【0029】更に、本実施形態においては、芯材1 が外
面2b側に近接するように埋設されているので、ゲル層2
をしなやかに且つ柔軟に維持することができる。従っ
て、ゲル層2 の貼着面2a及び外面2bは伸縮性が高く、顔
面等の曲面にも容易に沿わせる(追随させる)ことがで
きる。
【0030】また、芯材1 が外面2b側に近接するように
埋設されていると、芯材1 近傍のゲル層2 は、そのマト
リックス構造がかきみだされて粗となる。また、貼着面
2aも、使用する際皮膚からの水分を吸収するので、貼着
面2a側のゲル層2 はそのマトリックス構造が粗となる。
従って、化粧料等を含む水分の蒸発速度、即ち皮膚への
浸透速度が従来のゲルシートと比して早くなるという効
果も得られる。
【0031】また、貼着面2aが平滑であるので、顔面等
の皮膚への密着性が高くなり、また、貼着面2aの表面積
は、貼着面が凹凸である場合と比して小さいので、化粧
料のキャリアーとなるべき低分子成分の、皮膚との相互
の蒸発速度や吸収速度を抑制することができる。
【0032】更に、ゲル層2 が透明性を有しているの
で、ゲル層2 を透過して肌を透視することができるの
で、使用者や他の者等に対し、水水しさに加えて透明感
を与えることもできる。
【0033】上述の実施形態においては、ゲル層の貼着
面側及び外面側のフィルムが透明性を有していたが、こ
れらのフィルム及びゲル層は必ずしも透明性を有してい
なくともよい。しかし、少なくともゲル層が透明性を有
していれば、使用の際水水しさや透明感を与えることが
できる。
【0034】また、上述の実施形態においては、ゲル層
の貼着面と外面の両面にフィルムを貼着し、両面のフィ
ルムを剥離可能としたが、少なくとも貼着面に剥離可能
なフィルムが貼着されていれば、フィルムを剥離してゲ
ル層の表面を顔等の皮膚に貼着することができる。
【0035】上述の実施形態においては、ゲル層の外面
側に芯材を近接させたが、芯材の埋設位置は、ゲル層の
貼着面側であってもよい。このように、ゲル層の貼着面
側に芯材を近接させると、皮膚に貼着させる際、強い粘
着力と易剥離性を得ることができる。
【0036】更に、上記のように、ゲル層の貼着面側に
芯材を近接させて埋設すると、ゲル層の外面側のマトリ
ックス構造が密となり、芯材に近づく程マトリックス構
造は粗になる。そして、芯材がゲル層の外面側に近接し
ている場合に比して、貼着面側のマトリックス構造がよ
り粗になる。従って、例えば芯材に化粧料や薬剤等の外
用剤を染み込ませている場合等には、外用剤を芯材から
貼着面側へ円滑に浸透させることができる。
【0037】尚、芯材の埋設位置は、上述の如く、外面
側や貼着面側に近接させなくとも、ゲル層の中央付近で
あってもよい。
【0038】芯材としては、上記メッシュ状のものに限
定されることなく、例えば孔穿きフィルム、多孔質シー
ト等、ゲル層が孔に入り込むことができ、且つゲル層が
柔軟性を維持することができるものであれば適宜変更可
能である。芯材の材質も、セルロースに限定されること
なく、例えばレーヨン、綿、紙、パルプ等の親水性の材
料や、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナ
イロン、エチレン−酢酸ビニル等の非親水性の材料等適
宜変更可能である。
【0039】また、ゲル層に含有される外用剤は、化粧
料に限定されることなく、例えば消炎剤等の薬剤や香料
等であってもよい。更に、ゲル層に含有されるものは外
用剤のみならず、水であってもよい。即ち、本発明に係
るゲルシートは、上述の如き保湿用や美容用等の化粧
品、医薬部外品、消炎用等の医薬品等に用いられる外用
貼付剤や、医療用具の創傷被覆ゲルシート、或いは医薬
品、医薬部外品、化粧品、医療用具、医療雑貨等に用い
られる冷却ゲルシート等、その用途は多様である。
【0040】尚、上述の実施形態においては、外用剤と
しての化粧料を含有するゲル層の貼着面が平滑面に形成
されたが、貼着面にエンボス加工を施して粗面としても
よい。このように貼着面が粗面に形成されていると、貼
着面が皮膚に接触する面積が小さいため、貼着の際の違
和感を低減したり粘接着性を減少させることができる
上、貼着面と皮膚との相互間におけるキャリアーとなる
べき低分子成分の蒸発速度や吸収速度を増加することが
できる。従って、特に外用剤が薬剤であり、薬剤の量を
少なく且つ長時間皮膚に与える場合などに効果的に使用
することができる。更に、貼着面が粗面であることによ
り、皮膚の曲面等の歪みに追随することができるので、
特に創傷被覆ゲルシート等である場合に、皮膚からの浸
出体液を粗面である貼着面の空隙が捕捉し、従ってもれ
を防止することができる。
【0041】また、ゲルシートが創傷被覆ゲルシートで
ある場合に、貼着面が粗面であれば、上記効果に加え、
多量の体液がゲルシート側へ漏出することを防止するこ
とができる。
【0042】また、ゲル層の外面側に貼着されたフィル
ム及びゲル層の外面は、必ずしも粗面でなくとも、平滑
面に形成されていてもよいが、平滑面であると手指に粘
着しやすく、ゲル層を顔面等に貼着し難くなることか
ら、少なくとも外面側に貼着されたフィルムは粗面であ
ることが好ましい。
【0043】更に、上述の実施形態においては、フィル
ムにエンボス加工を施して粗面を形成したが、フィルム
の表面が凹凸となるものであれば、例えば型押し等によ
って粗面を形成してもよい。また、本発明において、粗
面の表面粗さは上記50μmに限定されず、25〜10
0μmであればよく、また、平滑な面の表面粗さは、上
記10μmに限定されることなく、5〜25μmであれ
ばよい。
【0044】また、ゲルシートの形状は、用途に応じ
て、略矩形状等適宜変更可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ゲル層に芯材が埋設さ
れていることにより、ゲル層の形状を所望の形状に維持
しつつ、ゲル層の強度を高めることができる。
【0046】また、前記芯材が、ゲル層の外面に近接し
ていると、ゲル層の柔軟性を維持するとともに、使用時
にもゲル層の形状を維持することができる。
【0047】また、前記芯材がゲル層の貼着面に近接し
ていると、皮膚に貼付する際、強い粘着力と易剥離性が
得られる。
【0048】更に、前記ゲル層の外面に剥離可能なフィ
ルムが貼着され、且つ前記ゲル層の外面が粗面に形成さ
れていると、ゲル層の柔軟性と皮膚への追随性を向上さ
せることができる。
【0049】更に、前記ゲル層の貼着面が平滑に形成さ
れていると、貼着面における皮膚への密着性を高め、且
つ皮膚とゲル層との相互の低分子成分の蒸発速度と吸収
速度を抑制することができる。
【0050】また、前記ゲル層の貼着面が粗面に形成さ
れていると、皮膚とゲル層との相互の低分子成分の蒸発
速度と吸収速度を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保湿シートの一実施形態を示す斜
視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【符号の説明】
1 芯材 2 ゲル層 2a 貼着面 2b 外面 3 フィルム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材(1) が埋設されている親水性のゲル
    層(2) と、該ゲル層(2) において、皮膚に貼着可能な貼
    着面(2a)及び該貼着面(2a)とは反対側の外面(2b)のう
    ち、少なくとも貼着面に剥離可能なフィルム(3) が貼着
    されてなることを特徴とするゲルシート。
  2. 【請求項2】 前記芯材(1) が、ゲル層(2) の外面(2b)
    に近接してなる請求項1記載のゲルシート。
  3. 【請求項3】 前記芯材(1) がゲル層(2) の貼着面(2a)
    に近接してなる請求項1記載のゲルシート。
  4. 【請求項4】 前記ゲル層(2) の外面(2b)に剥離可能な
    フィルム(3) が貼着され、且つ前記ゲル層(2) の外面(2
    b)が粗面に形成されてなる請求項1〜3の何れかに記載
    のゲルシート。
  5. 【請求項5】 前記ゲル層(2) の貼着面(2a)が平滑に形
    成されてなる請求項4記載のゲルシート。
  6. 【請求項6】 前記ゲル層(2) の貼着面(2a)が粗面に形
    成されてなる請求項1〜4の何れかに記載のゲルシー
    ト。
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