JP2001026102A - インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置

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JP2001026102A
JP2001026102A JP11201261A JP20126199A JP2001026102A JP 2001026102 A JP2001026102 A JP 2001026102A JP 11201261 A JP11201261 A JP 11201261A JP 20126199 A JP20126199 A JP 20126199A JP 2001026102 A JP2001026102 A JP 2001026102A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録速度を大幅に向上させることができ、か
つ、階調数が多くなっても前記記録時間を延長すること
なく、高品質な記録を実現することのできるインクジェ
ット記録ヘッドの駆動方法を提供する。 【解決手段】 一印字周期Tを複数の区分T1,T2に
分割し、各区分T1,T2ごとにインク滴の大きさに応
じた複数種類の駆動電圧波形SD1〜SD6を発生さ
せ、各区分T1,T2ごとに供給される複数種類の駆動
電圧波形SD1〜SD6の中から任意の駆動電圧波形を
選択して、前記各区分T1,T2ごとに振動発生手段7
に供給するようにしているので、一印字周期T内で、複
数の階調を得ることが可能になり、記録速度を大幅に向
上させるとともに高品質の印刷画像を得ることができ、
かつ、階調数が多くなっても記録時間を延長することも
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電振動子などの
アクチュエータの作用によってインクが充填された圧力
発生室の体積を変化させ、この体積変化によって前記圧
力発生室に連通するノズルから微細なインク滴を吐出し
て文字や図などを記録媒体に記録するインクジェット記
録ヘッドに関し、特に、このインクジェット記録ヘッド
を駆動するため駆動方法及び駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子などのアクチュエータを用い
て、インクが充填された圧力発生室を体積変化(膨張・
収縮)させ、これによる内部の圧力変化によって前記圧
力発生室に連通して形成されたノズルの先端からインク
滴を吐出させる、いわゆるドロップオンデマンド形のイ
ンクジェット記録装置が、例えば特公昭53−1213
8号公報や特開平10−193587号公報などで知ら
れている。
【0003】図19は本発明の従来例にかかり、インク
ジェット記録ヘッドの駆動装置のブロック図、図20
は、図19の駆動装置によって駆動されるインクジェッ
ト記録ヘッドの構成を説明する断面概略図、図21は、
インクジェット・プリンタにおける記録媒体とインクジ
ェット記録ヘッドとの関係を示す平面概略図、図22
は、一印字周期にアクチュエータに供給される駆動波形
(電圧による波形、以下、駆動電圧波形という)の一例
を示すグラフ、図23は、図22の駆動電圧波形によっ
て形成されるドットを示す図である。
【0004】インクジェット記録ヘッド1は、複数のノ
ズル(オリフィス)2が形成されたノズルプレート3
と、各ノズル2に対応して設けられノズル2から吐出す
るインク11が充填される圧力発生室4と、図示しない
インクタンクから圧力発生室4にインク11を供給する
インク供給路5aと、各圧力発生室4に対応して設けら
れたアクチュエータ7とから概略構成される。そして、
アクチュエータ7を駆動させることによって圧力発生室
4が膨張又は収縮し、この体積変化によって内部に充填
されたインクがノズル2から吐出される。
【0005】このインクジェット記録ヘッド1を駆動す
るための駆動装置は、図19に示すように、アクチュエ
ータ7に供給する駆動電圧波形を発生する波形発生部2
3と、この波形発生部23で駆動電圧波形を発生させる
ための情報が予め記憶された駆動波形記憶手段22と、
各ノズル2に対応して設けられたアクチュエータ7,7
・・に供給する駆動電圧波形を切り換える切換部24
と、前記した駆動波形記憶手段22、波形発生部23、
アクチュエータ7,7・・、切換部24等の間で信号の
授受を行うとともにこれらを制御する制御部21とを有
している。アクチュエータ7,7・・に供給される駆動
電圧波形としては、例えば図22に示すようなものが挙
げられ、この駆動電圧波形によってノズル2からは図2
3に示すようなドットDを形成するインク滴11が吐出
される。
【0006】波形発生部23は単一の波形発生回路24
を有していて、この波形発生回路24と各アクチュエー
タ7,7・・とが信号線で接続されている。この信号線
から各アクチュエータ7,7・・に分岐する分岐信号線
にはスイッチ27が設けられている。このスイッチ27
の切り換えは切換部24のノズル選択回路26によって
行われる。ノズル選択回路26は、制御部21から供給
されたDSN指令信号によって、スイッチ27のON,
OFFの切り換えを行う。駆動波形記憶手段22には、
アクチュエータ7に印加すべき駆動電圧波形の発生に関
する情報が予め記憶されている。
【0007】上記構成のインクジェット記録ヘッド1
は、外部からの指令信号に応じて制御部21がインクジ
ェット記録ヘッド1の移動用の駆動体の駆動を制御した
り、記録媒体を送る送りローラの駆動体の駆動を制御し
たりしながら、ノズル選択データDSNを一印字周期ご
とに切換部24に送信し、適当なタイミングで吐出開始
指令を波形発生部23に送信する。
【0008】図21に示すように、インクジェット記録
ヘッド1は、図示しないインクジェット・プリンタの本
体に設けられたガイド12に沿って、主走査方向(X軸
方向)に移動するとともに、記録媒体13を、送りロー
ラ14によってこれと直交する副走査方向(Y軸方向)
に送りながら、記録媒体13上に多数のドットを形成し
て印刷が行われる。この場合、記録媒体13上の任意の
画素位置には、ノズル2が一回だけ通過する。
【0009】ところで、高品質の画像を得るためにイン
ク滴の吐出形態(吐出方法や吐出タイミング、インク滴
径等)に改良を加えたインクジェット記録ヘッド及びそ
の駆動装置,駆動方法として、図19〜図21に示すも
ののほか従来より種々のものが提案されている。例え
ば、特開平4−118245号公報や特開平9−174
884号公報には、標準のあるいは記録解像度に比較し
て小さい微小なインク滴を記録媒体上の同一箇所あるい
はその近傍に着弾させて一つのドットを形成し、着弾さ
せるインク滴の数によって画像の階調を実現する技術
(以下、従来技術2という)が開示されている。
【0010】また、特開平4−361055号公報に
は、吐出するインク滴の体積が異なるノズルを複数設
け、複数回の走査で異なる体積のインク滴をほぼ同一箇
所に重ねて着弾させることにより一画素を形成し、階調
記録を実現する技術(以下、従来技術3という)が開示
されている。
【0011】さらに、特開平9−164706号公報に
は、ノズル径の異なる複数のノズルを複数列設け、記録
媒体の同一箇所にドット径の異なる点を一回の走査で形
成する技術(以下、従来技術4という)が開示されてい
る。また、特開平10−81012号公報には、一印字
周期ごとに出力される駆動電圧波形信号を、中ドットの
インク滴を吐出させる第1パルス、小ドットのインク滴
を吐出させる第2パルス、大ドットのインク滴を吐出さ
せる第3パルス、メニスカスに微振動を与える第4パル
スから構成し、階調値に基づいて第1〜第4パルスのう
ちのいずれか一つ又は複数を選択することにより、記録
媒体上に径の異なるドットを形成して階調記録を実現す
る技術(以下、従来技術5という)が開示されている。
【0012】さらに、特開平9−11457号公報に
は、3つの大きさの違うドットを形成する場合とインク
を吐出しない場合の合計4つの駆動電圧波形を発生させ
る共通波形発生手段と、多値のプリントデータを1つの
所定出力に変換し記憶する記憶手段と、この記憶手段か
らの出力を所定形式で信号処理する信号処理手段と、こ
の信号処理手段の出力をレベル変換した制御信号により
4個のトランスファゲートの中の1個を導通させ、これ
によって4種類の駆動電圧波形信号のうちの1個を圧電
アクチュエータに印加するマルチフレクサとを有し、こ
れらの作用によって階調記録を実現する技術(以下、従
来技術6という)が開示されている。
【0013】しかしながら、上記した各従来技術には、
以下のような問題点がある。すなわち、図19〜図21
で示した従来例のインクジェット記録ヘッドは、階調記
録を行うために同一の画素位置について駆動波形信号を
変えながら複数回繰り返して走査させる必要があり、記
録時間が長くなるという問題がある。また、従来技術2
は、一つの画素位置を何度も走査するため、特にカラー
記録においてはコックリングや線太り、にじみなどが生
じやすく、記録画質を低下させるという問題がある。
【0014】さらに、従来技術3及び4は、走査回数を
減らすために階調数に応じてノズルを設けているため、
圧電アクチュエータなどの部品も各ノズルごとに必要に
なってインクジェット記録ヘッドが大型化するうえ、価
格も高くなるという問題がある。また、従来技術5は、
一印字周期というきわめて短い時間内で、同一のノズル
から吐出量の異なるインク滴を複数回吐出するようにし
ているために、ノズルや圧力発生室の構造が複雑大型化
するという問題がある。さらに、階調数が多くなると一
記録周期内に複数の駆動波形を導入することが困難にな
って、記録画質も低下するという問題もある。
【0015】さらに、従来技術6は、共通の駆動波形発
生手段から常時階調数に応じた駆動波形信号を出力して
おき、トランスファゲートによってそれらのいずれか一
つを選択して圧電アクチュエータに付与するようにすれ
ば、一回の走査で所望の大きさのドットを記録媒体に吐
出させることができるが、階調数が大きくなるとその分
発生させる駆動波形信号も多数必要となり、トランスフ
ァゲートを階調数に応じて設ける必要があることから、
インクジェット記録ヘッドの構成が複雑、大型化して価
格も高くなるという問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術が有
する上記の問題点を一挙に解決し、インクジェット記録
ヘッドの構成を複雑、大型化することなく、記録速度を
大幅に向上させることができ、かつ、階調数が多くなっ
ても前記記録時間を延長することなく、高品質な記録を
実現することのできるインクジェット記録ヘッドの駆動
方法及び駆動装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、インクが充填された複数の圧力発
生室と、この圧力発生室に設けられ前記インクが吐出さ
れるノズルと、前記圧力発生室のそれぞれに対応して設
けられ前記圧力発生室内に圧力変化を生じさせるための
振動発生手段とを有するインクジェット記録ヘッドの駆
動方法において、インクジェット記録ヘッドを記録媒体
に対して相対的に走査させる工程と、一印字周期を複数
の区分に分割する工程と、前記区分ごとにインク滴の大
きさに応じた複数種類の駆動波形を発生させる工程と、
前記区分ごとに供給される複数種類の前記駆動波形の中
から、印字条件に応じた前記駆動波形を選択し、選択さ
れた前記駆動波形を前記各区分ごとに前記振動発生手段
に供給する駆動波形供給工程とを有する方法としてあ
る。
【0018】この方法によれば、複数種類の駆動波形が
一印字周期を複数に分割した区分ごとに発生されるの
で、前記駆動波形の数と前記区分の数との積に応じた数
の種類の駆動波形によって、一印字周期で多数の階調の
印刷が可能になる。したがって、印字時間を延長するこ
となく、高品質の印刷画像を得ることが可能になる。
【0019】請求項2に記載の発明は、前記駆動波形に
は、前記インクを前記ノズルから吐出させることなく前
記圧力発生室内の前記インクに微振動を与える駆動波形
を含む方法としてある。この方法によれば、インク滴を
吐出しない場合にも圧力発生室に振動を与えるので、圧
力発生室内のインクの増粘による不吐出や吐出不良を防
止することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、前記駆動波形発
生工程の後に、前記駆動波形供給工程又は前記振動発生
手段への前記駆動波形の供給を遮断する駆動波形遮断工
程を選択的に設けた。この方法によれば、駆動波形遮断
工程で、前記駆動波形供給工程又は振動発生手段への駆
動波形の供給が遮断されるので、これによってインク滴
の吐出を停止させて0階調を実現することができる。
【0021】請求項4に記載の発明は、前記駆動波形、
前記駆動波形の種類数、前記一印字周期における分割の
時期及び前記区分数及び前記駆動波形の供給又はその遮
断を、印刷の条件に応じて設定した方法としてある。こ
の方法によれば、上記した印刷時の諸条件に応じて駆動
波形の種類は一印字周期の分割数などを決定して、印刷
条件に応じた最適な状態で印刷を行うことができる。前
記条件によっては、一印字周期を3つ以上に分割するこ
とも可能で、これと複数種類の駆動波形とを組み合わせ
ることによって、一印字周期内で多数の階調を実現する
ことが可能になる。
【0022】請求項5に記載の発明は、インクが充填さ
れた複数の圧力発生室と、この圧力発生室に設けられ前
記インクが吐出されるノズルと、前記圧力発生室のそれ
ぞれに対応して設けられ前記圧力発生室内に圧力変化を
生じさせるための振動発生手段とを有し、記録媒体に対
して走査させながら前記記録媒体に印刷を行うインクジ
ェット記録ヘッドの駆動装置において、一印字周期を複
数の区分に分割する分割手段と、インク滴の大きさに応
じて複数設けられ、前記分割手段によって分割された各
区分ごとに前記駆動波形を発生させる波形発生手段と、
各前記波形発生手段と前記振動発生手段とを接続する信
号線に設けられ、前記波形発生手段から供給される駆動
波形のON/OFFを切り換えるスイッチと、前記一印
字周期に供給される全ての前記駆動波形の中から印字条
件に応じた前記駆動波形を選択して前記振動発生手段に
供給するために前記スイッチのON/OFFを切り換え
る切換手段とを有する構成としてある。
【0023】この構成によれば、複数種類の駆動波形を
一印字周期を複数に分割した区分ごとに発生することが
できるので、前記駆動波形の数と前記区分の数との積に
応じた数の種類の駆動波形によって、一印字周期で多数
の階調の印刷が可能になる。
【0024】請求項6に記載の発明は、前記駆動波形に
は、前記インク滴を前記ノズルから吐出させることなく
前記圧力発生室内の前記インクに微振動を与える駆動波
形を含む構成としてある。この構成によれば、インク滴
を吐出しない場合にも圧力発生室に振動を与えるので、
圧力発生室内のインクの増粘による不吐出や吐出不良を
防止することができる。
【0025】請求項7に記載の発明は、前記駆動波形、
前記駆動波形の種類数、前記一印字周期における分割の
時期及び前記区分数及び前記スイッチのON/OFF
を、印刷の条件に応じて設定した構成としてある。この
構成によれば、上記した印刷時の諸条件に応じて駆動波
形の種類又は一印字周期の分割数などを決定して、印刷
条件に応じた最適な状態で印刷を行うことができる。前
記条件によっては、一印字周期を3つ以上に分割するこ
とも可能で、これと複数種類の駆動波形とを組み合わせ
ることによって、一印字周期内で多数の階調を実現する
ことが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明のインクジェット記
録ヘッドの駆動方法及び駆動装置を図面にしたがって詳
細に説明する。
【0027】[第1の実施形態]図1は本発明の第1の
実施形態にかかるインクジェット記録ヘッドの駆動装置
の構成を説明するブロック図、図2はこの実施形態にお
けるインクジェット記録ヘッドの概略平面図である。
【0028】図2に示すように、この実施形態において
インクジェット記録ヘッド1には、副走査方向(Y軸方
向)に等間隔で4つのノズル21,22,23,24が設け
られる。図示しない記録媒体(記録紙)への記録は、前
記記録媒体に対してインクジェット記録ヘッド1を図中
主走査方向(X軸方向)に相対的に走査させながら行
う。この場合、記録媒体を固定してインクジェット記録
ヘッド1を移動させてもよいし、インクジェット記録ヘ
ッド1を固定して記録媒体を移動させてもよい。前記記
録媒体は水平に配置するものとしてもよいが、インクジ
ェット記録ヘッド1を前記記録媒体の表面に沿って相対
的に走査させることができるものであれば、前記記録媒
体の配置姿勢は特に問わない。
【0029】なお、ノズル21,22,23,24の各々か
らインク滴を吐出させる装置構成については、図20及
び図21に示したものと同じであるので、同一部位には
同一の符号を付して詳しい説明は省略する。また、ノズ
ル2の数は4個に限らず、3個以下又は5個以上であっ
てもよいし、ノズル21,22,23,24のピッチも、上
記に限らず任意のピッチを選択することが可能である。
【0030】さらに、ノズル21,22,23,24からの
インク滴の吐出は、インクジェット記録ヘッド1が初期
位置から図21の左側から右側へ移動するときだけが行
うようにしてもよいが、この逆、すなわち前記初期位置
から図21の右側から左側へ移動するときに行うように
構成してもよい。このようにすると、より高速で階調記
録を行うことができるという利点がある。
【0031】図1に示すように、インクジェット記録ヘ
ッドの駆動装置は、複数種類の駆動波形である駆動電圧
波形を発生する波形発生部33と、この波形発生部33
で発生させる電圧波形に関する情報が予め記憶された駆
動波形記憶手段32と、各ノズル21,22,23,24
対応するアクチュエータ71,72,73,74に供給する
駆動電圧波形を切り換える切換部34と、前記各部間の
駆動と信号の授受の制御を行う制御部31とを有してい
る。
【0032】[波形発生部33]波形発生部33は、複
数種類(この実施形態では6種類)の駆動電圧波形を発
生させるために、3つの波形発生回路35a,35b,
35cを有している。この波形発生回路35a,35
b,35cにはそれぞれ図示しない電力増幅部が接続さ
れ、波形発生回路35a,35b,35cで発生させら
れた駆動電圧波形信号に基づいて前記電力増幅部が印加
電圧を上昇又は下降させて切換部34に駆動電圧を供給
する。波形発生回路35a,35b,35cでは、次に
説明する駆動波形記憶手段32に予め記憶されたパター
ンに基づいて駆動電圧波形が発生させられる。
【0033】[駆動電圧波形記憶手段32]駆動電圧波
形記憶手段32は、ROM(リードオンリーメモリ)や
RAM(ランダムアクセスメモリ)、FD(フレキシブ
ルディスク)及びHDD(ハードディスク)などの記憶
手段からなり、各種印刷設定に基づいて予め作成された
駆動電圧波形を形成するための情報を記憶している。前
記情報は、後述する制御部31により読み出されて、波
形発生部33に送られる。
【0034】[切換部34]波形発生回路35a,35
b,35cの各々は、ノズル21,22,23,24に対応
するアクチュエータ71,72,73,74と信号線で接続
されている。そして、波形発生回路35a,35b,3
5cで発生させられた所定の駆動電圧波形のうちの一つ
をアクチュエータ71,72,73,74に供給するため
に、各前記信号線とアクチュエータ71,72,73,74
との間には合計12個のスイッチ371a・・・374c
設けられている。
【0035】例えば、波形発生回路35bで発生させら
れた駆動電圧波形でアクチュエータ7のうちの任意のア
クチュエータ(例えば、アクチュエータ72,73)を駆
動させるには、スイッチ372b、373bをONにし、残
りのスイッチ371a・・・374cをOFFにすればよ
い。このスイッチ371a・・・374cのON,OFFの
切り換えは、制御部31からの指令信号DSWNに基づ
いて波形選択回路36が行う。
【0036】指令信号DSWNは、スイッチ371a・・
・374cの切り換えを、「0」と「1」からなる3ビッ
トのパラレルデータにより行う。例えば、アクチュエー
タ71に対応するスイッチ371a,371b,371cの全
てをOFFにするには、「000」のDSWN信号が制
御部31から波形選択回路36に送信され、スイッチ3
1aをONにするには「100」のDSWN信号が制御
部31から波形選択回路36に送信され、スイッチ37
1bをONにするには「010」のDSWN信号が制御部
31から波形選択回路36に送信され、スイッチ371c
をONにするには「000」のDSWN信号が制御部3
1から波形選択回路36に送信される。なお、他のアク
チュエータ72,73,74についても同様である。
【0037】スイッチ371a・・・374cの切り換え動
作は、供給されたデータを保持し、ラッチ信号(自己保
持信号)によってスイッチの状態を決定するようになっ
ている。このラッチ信号は、印字周期Tの分割数(この
実施形態では2つ)に応じて発生させられる。そして、
吐出開始命令とともに第1のラッチ信号が発生してスイ
ッチ371a・・・374cのいずれかを第1の波形選択の
状態にし、切り換えのタイミングに合わせて第2のラッ
チ信号が発生してスイッチ371a・・・374cのいずれ
かを第2の波形選択状態にする。
【0038】[制御部31]制御部31は、外部から供
給された制御指令信号CMCに応じて、例えば、インク
ジェット記録ヘッド1を移動させる駆動モータの駆動指
令信号SC1や、送りローラ14を回転させるための駆
動モータの駆動指令信号SC2を出力する。
【0039】また、制御部31は、外部から供給された
階調情報を含む印字データDPに基づいて、4個のアク
チュエータ71,72,73,74に、3個の波形発生回路
35a,35b,35cで発生させられた所定の駆動電
圧波形のいずれを供給するか、或いはいずれも供給しな
いかを判断して、スイッチ371a・・・374cを切り換
えるための指令信号DSWNを波形選択回路34に送信
する。
【0040】さらに制御部31は、主走査ごとに外部か
ら印字開始指令CMPが供給されると、必要な回数の吐
出開始指令信号を波形発生部33に供給する。なお、高
速印字モードや高画質印字モード等の印字モードによ
り、予め駆動波形記憶手段32から読み出す駆動波形情
報の回数や読み出すデータ、一印字周期Tごとに行う切
り換えの回数(前記ラッチ信号を発生させる回数、一印
字周期Tごとの分割回数に等しい)が決められ外部から
制御部31に供給される。
【0041】[駆動電圧波形の形状]図3及び図4は、
波形発生回路35a,35b,35cで発生される駆動
電圧波形を示すグラフ、図5及び図6は図3及び図4の
駆動電圧波形によって形成されるドットの形態を示す図
である。図3(a)〜(c)の駆動電圧波形は図5
(a)〜(c)のドットD1〜D3にそれぞれ対応し、
図4(a)〜(c)の駆動電圧波形は図6(a)〜
(c)のドットD4〜D6にそれぞれ対応している。
【0042】[印字手順]この実施形態におけるインク
ジェット記録ヘッドの駆動方法による記録媒体への印刷
手順を説明する。図7は、一印字周期T内に各波形発生
回路35a,35b,35cで発生させられる駆動電圧
波形を示すグラフである。
【0043】制御部31には、予め外部から一印字周期
における波形選択の回数が2回であることが入力されて
いる。すなわち、図7に示すように、一印字周期におい
て波形発生回路35aは図3(a)(b)に示すの駆動
電圧波形SD1,SD2を発生させ、波形発生回路35
bは図3(c)及び図4(a)に示す駆動電圧波形SD
3,SD4を発生させ、波形発生回路35cは図4
(c)(d)の駆動電圧波形SD5とSD6を発生させ
る。
【0044】3つの波形発生回路35a,35b,35
cで6つのドットD1〜D6を生じさせるには、波形発
生回路35a,35b,35cから供給される6つの駆
動電圧波形SD1〜SD6を適当に組み合わせる必要が
ある。これは、各ノズル21,22,23,24に対応する
アクチュエータ71,72,73,74ごとに設けられたス
イッチ371a・・・374cのON,OFFを切り換える
ことによって行うことができる。
【0045】なお、一印字周期を複数の区分に分割した
場合において、上記したようなスイッチ371a・・・3
4cのON,OFFの切り換えのタイミングは、インク
ジェット記録ヘッドのヘッド特性である最高連続駆動周
波数より長くする必要がある。前記最高連続駆動周波数
は、実際には吐出するインク滴の滴径等によって変化す
る値であるが、この第1の実施形態及び後に説明する第
2及び第3の実施形態では、説明の便宜のため一様とし
ている。
【0046】図8は波形発生回路からの駆動電圧波形の
組み合わせによって各種のドットを形成するためのスイ
ッチの切り換えの組み合わせを示す表で、複数のアクチ
ュエータ7の中の任意の一つ(例えばアクチュエータ7
1)のスイッチ371a,371 b,371cの切り換えの組
み合わせを示している。図8の表の階調値の1〜6はド
ットD1〜D6にそれぞれ対応している。なお、図8の
表の階調値の0は、インク吐出をしないことを示してい
る。図9及び図10は、図8の表にしたがったスイッチ
の切り換えの組み合わせによりアクチュエータに供給さ
れる駆動電圧波形を示すグラフで、図9(a)〜(d)
は図8の表の階調値0〜3に、図10(a)〜(c)は
階調値4〜6それぞれ対応する。
【0047】制御部31は、図3及び図4に示す駆動電
圧波形SD1〜SD6に関する情報を、駆動電圧波形記
憶手段32から読み出し、この情報を波形発生部33に
供給する。これにより、各波形発生回路35a,35
b,35cからは、駆動電圧波形SD1〜SD6がアク
チュエータ71,72,73,74に向けて供給される。
【0048】制御部31は、外部から供給される印字開
始指令信号CMPに基づいて、必要な回数の吐出開始指
令信号を波形発生部33に送信し、1印字周期Tにおけ
る吐出開始指令ごとに、記録媒体の画素位置の階調値に
応じた駆動電圧波形・ノズル選択のための指令信号DS
WNを切換部34に2回供給する。
【0049】以下、任意のアクチュエータ71に指令信
号を出力する場合について説明するが、他のアクチュエ
ータ72,73,74についても同様であるので、これら
については説明は省略する。
【0050】印字データDPに基づく階調データが階調
値0の場合は、アクチュエータ71には駆動電圧波形信
号を供給せず、したがってアクチュエータ71に対応す
るスイッチ371a,371b,371cの切り換えのために
供給される信号は、1回目及び2回目ともに「000」
である(図8の表の階調値「0」の欄参照)。
【0051】階調値が「1」の場合は、図8の表からも
わかるように、駆動電圧波形SD1をアクチュエータ7
1に供給するようにすればよい。駆動電圧波形SD1は
波形発生回路35aによって発生されるので、スイッチ
371aに第1回目「100」、第2回目「000」の波
形選択信号DSEWを供給すればよい。同様にして各回
ごとのスイッチ371a,371b,371cの切り換えの組
み合わせによって、7つの階調を実現することができ
る。
【0052】このようにして各アクチュエータ71
2,73,74の駆動が制御されて、記録媒体上に図5
及び図6に示したようなドットD1〜D6が形成され
る。以上の説明のように、この実施形態によれば、3つ
の駆動波形発生回路35a殻5cによって一回ごとに3
つの駆動波形信号SD1〜SD3及び駆動波形信号SD
4〜SD6が同時に発生させられ、かつ、一印字周期T
で2回の駆動波形信号SD1〜SD6の選択が可能であ
るので、記録媒体上の一つの画素について一回の走査で
7階調の画像記録が可能になり、高速で高品質の画像を
印刷することができるという利点がある。
【0053】[第2の実施形態]次に、この発明の第2
の実施形態を、図11〜図15にしたがって説明する。
なお、この実施形態における駆動方法を実施するための
駆動装置は、第1の実施形態のものと変わりがないの
で、図示及び詳しい説明は省略する。
【0054】図11は、波形発生回路35a,35b,
35c(図1参照)で発生される駆動電圧波形を示すグ
ラフである。グラフの駆動電圧波形SD1〜SD5は、
第1の実施形態の図3及び図4で示した駆動電圧波形S
D1〜SD5と同じもので、駆動電圧波形SD1〜SD
5によって形成されるドットは、図5及び図6に示すド
ットD1〜D5にそれぞれ対応する。
【0055】この実施形態において第1の実施形態と異
なるところの第1点は、インク滴をノズル21,22,2
3,24から吐出させない程度に圧力発生室4に微振動を
付与する駆動電圧波形SD0が発生させられる点であ
る。なお、図11の駆動電圧波形SD0を発生させる代
わりに、アクチュエータ7を全く振動させない図12に
示すようなフラットな駆動電圧波形SD0′を発生させ
てもよい。
【0056】この実施形態においても、一印字周期Tが
2分割され、各区分T1,T2ごとに波形発生回路35
a,35b,35cで種類の異なる駆動電圧波形SD1
〜SD5が同時に発生される。具体的には、波形発生回
路35aで駆動電圧波形SD0(又はSD0′),SD
1が、波形発生回路35bで駆動電圧波形SD2,SD
3が、波形発生回路35cで駆動電圧波形SD4,SD
5が発生させられる。
【0057】図13は、スイッチ371a・・・374c
ON,OFFの切り換えの組み合わせによって形成され
る階調値を示す表で、図14及び図15は、図13の表
にしたがったスイッチの切り換えの組み合わせによりア
クチュエータに供給される駆動電圧波形を示すグラフで
る。なお、図13の表における階調値「0」は、インク
吐出をしないことを示し、図13の表の階調値0,1,
2は、図14の(a),(b),(c)の駆動電圧波形
にそれぞれ対応し、階調値3,4,5は、図15の
(a),(b),(c)の駆動電圧波形にそれぞれ対応
している。
【0058】この実施形態において第1の実施形態と異
なるところの第2点は、印字データDPに基づく階調デ
ータが階調値「0」の場合は、例えばアクチュエータ7
1に対応するスイッチ371a,371b,371cに1回目
「000」の信号を供給し、2回目「100」の信号を
供給する点である。この信号「100」によってスイッ
チ371aがONに切り換えられ、波形発生回路35aか
ら駆動電圧波形SD0(又はSD0′)がアクチュエー
タ71に供給される。したがって、ノズル21からはイン
ク滴が吐出されず、階調値「0」が実現される。
【0059】この第2の実施形態のように、インク滴を
吐出しない程度に圧力発生室4を振動させる駆動電圧波
形SD0を付与することにより、圧力発生室内のインク
の増粘による不吐出や吐出不良を防止することができ
る。
【0060】[第3の実施形態]次に、この発明の第3
の実施形態を、図16〜図18にしたがって説明する。
なお、この実施形態における駆動方法を実施するための
装置は、第1の実施形態及び第2の実施形態のものと変
わりがないので、図示及び詳しい説明は省略する。
【0061】図16は波形発生回路35a,35b,3
5cで発生される駆動電圧波形を示すグラフ、図17は
スイッチ371a・・・374cのON,OFFの切り換え
の組み合わせによって形成される階調値を示す表で、図
18は、図17の表にしたがったスイッチの切り換えの
組み合わせにより各アクチュエータに供給される駆動電
圧波形を示すグラフである。
【0062】この第3の実施形態は、高速印字モードに
本発明の駆動方法を適用した場合を示している。ここ
で、「高速印字モード」とは、一印字周期Tが第1及び
第2の実施形態で示した一印字周期Tよりも短いことを
意味する。そのため、第1及び第2の実施形態のよう
に、一印字周期Tを複数に分割しても各区分ごとに駆動
電圧波形を供給することは困難である。
【0063】そこで、この第3の実施形態では、図16
(b)に示すように、波形発生回路35bで駆動電圧波
形SD3を発生し、図16(c)に示すように、波形発
生回路35cで駆動電圧波形SD6を発生している。な
お、駆動電圧波形SD1及び駆動電圧波形SD0は比較
的周期が短いので、波形発生回路35aでは、図16
(a)に示すように、二つに分割した各区分T4,T5
うちの一方(前半の区分T4)で駆動電圧波形SD1を
発生させ、他方(後半の区分T5)で駆動電圧波形SD
0を発生させている。なお、上記した駆動電圧波形SD
0,SD1,SD6は、第1の実施形態及び第2の実施
形態の駆動電圧波形SD0,SD1,SD6と同じもの
である。
【0064】図17の表に示すように、この実施形態で
は、スイッチ371a・・・374cのON,OFFの切り
換えによって4つの階調値、すなわち、階調値「0」,
「1」,「3」,「6」が実現される。これら4つの階
調値0,1,3,6は図18の(a),(b),
(c),(d)にそれぞれ対応している
【0065】階調値0を実現するには、高速モードにお
ける一印字周期T′を二つの区分T4,T5に分割し、後
半の区分T5に駆動電圧波形SD0を供給すればよい。
階調値1を実現するには、前半の区分T4に駆動電圧波
形SD1を供給すればよい。階調値3を実現するには、
前半の区分T4及び後半の区分T5の双方においてスイッ
チをON状態にして動電圧波形SD3を供給すればよ
い。階調値6を実現するには、前半の区分T4及び後半
の区分T5の双方においてスイッチをON状態にして動
電圧波形SD6を供給すればよい。
【0066】この第3の実施形態では、第2の実施形態
と同様に、インク滴を吐出しない程度に圧力発生室4を
振動させる駆動電圧波形SD0を付与することにより、
圧力発生室内のインクの増粘による不吐出や吐出不良を
防止することができる。また、高速印刷のように短い印
字周期T′であっても、複数(この場合は4種類)の階
調を得ることができるので、高速印刷においても高品質
の印刷画像を得ることができるという利点がある。
【0067】ところで、上記した各実施形態において、
駆動電圧波形、駆動電圧波形の種類数、一印字周期にお
ける分割の時期及び分割によってせきる区分数及びスイ
ッチの切り換えは、印字周期(印字時間)と画質との相
関関係によって決定される。
【0068】そこで、例えば、インクジェットプリンタ
の各部を制御する中央処理装置(CPU)やインクジェ
ットプリンタに印字データを供給するパーソナルコンピ
ュータのような情報処置装置を構成するCPUが、操作
者の設定した画質モードに基づいて駆動方法を選択し、
それに関するデータを制御部31に供給するように構成
すればよい。
【0069】なお、インクジェットプリンタのCPUや
情報処理装置を構成するCPUから送信される画質モー
ドに関するデータに基づいて、制御部31が直接駆動方
式を選択するように構成してもよい。
【0070】画質モードとしては、高速印字モードや高
画質モードなどを挙げることができる。高速印刷モード
は、画像の全体のレイアウトなどをチェックするいわゆ
る試し印刷の場合などのように、多少画質が悪くても高
速での印刷が望まれる場合に設定されるモードであり、
高画質モードは、多少印刷に時間がかかっても高画質で
印刷することが望まれる場合に設定されるモードであ
る。
【0071】本発明の好適な実施形態について説明して
きたが、本発明は上記の実施形態により何ら限定される
ものではない。例えば、上記の実施形態では、一色で階
調記録をする場合についてのみ説明したが、インクジェ
ット記録ヘッドに複数色のインク滴を吐出するノズルを
設けることで、カラーの階調記録を可能にすることがで
きる。
【0072】また、上記の実施形態では、制御部31か
ら切換部34にパラレルの波形・ノズル選択データDS
WNを供給するものとして説明したが、スイッチを切り
換えることができるものであれば、これに限定されな
い。さらに、ノズル選択データDSWNを供給するよう
に構成してもよいし、切換部34にデコーダを設けて、
ノズル21〜24ごとの階調値データを供給するように構
成してもよい。
【0073】また、制御部31が波形発生部33に吐出
開始指令信号を供給するものとして説明したが、これに
限らず、インクジェット記録ヘッド1の位置を検出する
位置エンコーダなどの位置検出手段を設け、所定の画素
位置を通過したインクジェット記録ヘッド1をこの位置
検出手段で検出させ、前記位置検出手段の検出信号で吐
出開始命令を波形発生部33に供給するように構成して
もよい。
【0074】さらに、上記の実施形態では制御部31が
各走査処理における駆動電圧波形信号の選択等を行うも
のとして説明したが、これに限らず、外部からの制御に
基づいて駆動波形信号の選択を行うように構成してもよ
い。また、上記の説明では、波形発生部35に3つの波
形発生回路35a,35b,35cを設けるものとして
説明したが、波形発生回路35a,35b,35cは4
つ以上設けてもよい。
【0075】さらに、一印字周期Tを2つの区分に分割
するものとして説明したが、スイッチ371a・・・37
4cのON,OFFの切り換えのタイミングを、前記最高
連続駆動周波数より長くすることができるものであれば
3つ以上に分割するものとしてもよい。このようにする
ことにより、一印字周期に実現することのできる階調数
を増やすことができる。
【0076】さらに、印字周期Tを2分割した前半、後
半のいずれか一方に、複数の駆動電圧波形の中の一つを
供給するものとして説明しているが、前半、後半の両方
に駆動電圧波形を選択して供給することも可能である。
すなわち、前記前半と後半で異なる階調のインク滴を吐
出させるように駆動電圧波形を供給することで、さらに
多くの階調の実現が可能になる。また、上記の実施形態
では、波形発生回路で駆動電圧波形を発生させるものと
して説明しているが、圧力発生室内の体積を変化させて
ノズルからインク滴を吐出させることができるのであれ
ば、波形発生回路で発生させるのは電圧波形に限らず電
流波形やその他の波形であってもよい。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、一印字周期を複数の区
分に分割し、各区分ごとにインク滴の大きさに応じた複
数種類の駆動波形を発生させ、各区分ごとに供給される
複数種類の前記駆動波形の中から任意の前記駆動波形を
選択して、前記各区分ごとに前記振動発生手段に供給す
るようにしているので、一印字周期内で、複数の階調を
得ることが可能になり、記録速度を大幅に向上させると
ともに高品質の印刷画像を得ることができ、かつ、階調
数が多くなっても前記記録時間を延長することもない。
また、インクジェット記録ヘッドの構成を複雑、大型化
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるインクジェッ
ト記録ヘッドの駆動装置の構成を説明するブロック図で
ある。
【図2】第1の実施形態におけるインクジェット記録ヘ
ッドの概略平面図である。
【図3】図3(a)〜(c)は、3つの波形発生回路で
発生される6種類の駆動電圧波形のうちの3つを示すグ
ラフである。
【図4】図4(a)〜(c)は、3つの波形発生回路で
発生される6種類の駆動電圧波形のうちの残りの3つを
示すグラフである。
【図5】図3(a)〜(c)の駆動電圧波形によって形
成されるドットを示す図で、図5(a)〜(c)のドッ
トは、それぞれ図3(a)〜(c)の駆動電圧波形に対
応している。
【図6】図4(a)〜(c)の駆動電圧波形によって形
成されるドットを示す図で、図6(a)〜(c)のドッ
トは、それぞれ図4(a)〜(c)の駆動電圧波形に対
応している。
【図7】一印字周期内に3つの波形発生回路で発生され
る駆動電圧波形を示すグラフである。
【図8】波形発生回路からの駆動電圧波形の組み合わせ
によって各種のドットを形成するためのスイッチの切り
換えの組み合わせを示す表である。
【図9】図8の表にしたがったスイッチの切り換えの組
み合わせによりアクチュエータに供給される駆動電圧波
形を示すグラフで、図9(a)〜(d)は図8の表の階
調値0〜3にそれぞれ対応する。
【図10】図8の表にしたがったスイッチの切り換えの
組み合わせによりアクチュエータに供給される駆動電圧
波形を示すグラフで、図10(a)〜(c)は図8の表
の階調値4〜6にそれぞれ対応する。
【図11】この発明の第2の実施形態にかかり、図11
(a)〜(c)は、図1で示した駆動装置の3つの波形
発生回路で発生される6種類の駆動電圧波形を示すグラ
フである。
【図12】ノズルからインク滴を吐出させないようにす
る駆動電圧波形の他の例を示すグラフである。
【図13】スイッチのON,OFFの切り換えの組み合
わせによって形成される階調値を示す表である。
【図14】図13の表にしたがったスイッチの切り換え
の組み合わせによりアクチュエータに供給される駆動電
圧波形を示すグラフで、図14(a)〜(c)は図13
の表の階調値0〜2にそれぞれ対応する。
【図15】図13の表にしたがったスイッチの切り換え
の組み合わせによりアクチュエータに供給される駆動電
圧波形を示すグラフで、図15(a)〜(c)は図13
の表の階調値3〜5にそれぞれ対応する。
【図16】この発明の第3の実施形態にかかり、図16
(a)〜(c)は、3つの波形発生回路で発生される4
種類の駆動電圧波形を示すグラフである。
【図17】スイッチのON,OFFの切り換えの組み合
わせによって形成される階調値を示す表である。
【図18】図17の表にしたがったスイッチの切り換え
の組み合わせによりアクチュエータに供給される駆動電
圧波形を示すグラフで、図18(a)〜(d)は図17
の表の階調値0,1,3,6にそれぞれ対応する。
【図19】本発明の従来例にかかるインクジェット記録
ヘッドの駆動装置のブロック図である。
【図20】インクジェット記録ヘッドの従来例にかか
り、インクジェット記録ヘッドの構成を説明する断面概
略図である。
【図21】インクジェット・プリンタにおける記録媒体
とインクジェット記録ヘッドとの関係を示す平面概略図
である。
【図22】本発明の従来例にかかり、一印字周期にアク
チュエータに供給される駆動電圧波形の一例を示すグラ
フである。
【図23】図22の駆動電圧波形によって形成されるド
ットを示す図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録ヘッド 2,21〜24 ノズル 4 圧力発生室 7,71〜74 アクチュエータ 31 制御部 32 駆動波形記憶手段 33 波形発生部 34 切換部 35a,35b,35c 波形発生回路 36 波形選択回路 371a〜374c スイッチ(切換手段) DSN,DSWN スイッチ切換用の指令信号 DP 印字データ信号 SD 駆動電圧波形 D ドット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが充填された複数の圧力発生室
    と、この圧力発生室に設けられ前記インクが吐出される
    ノズルと、前記圧力発生室のそれぞれに対応して設けら
    れ前記圧力発生室内に圧力変化を生じさせるための振動
    発生手段とを有するインクジェット記録ヘッドの駆動方
    法において、 インクジェット記録ヘッドを記録媒体に対して相対的に
    走査させる工程と、 一印字周期を複数の区分に分割する工程と、 前記区分ごとにインク滴の大きさに応じた複数種類の駆
    動波形を発生させる駆動波形発生工程と、 前記区分ごとに供給される複数種類の前記駆動波形の中
    から、印字条件に応じた前記駆動波形を選択し、選択さ
    れた前記駆動波形を前記各区分ごとに前記振動発生手段
    に供給する駆動波形供給工程と、 を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの
    駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記駆動波形には、前記インクを前記ノ
    ズルから吐出させることなく前記圧力発生室内の前記イ
    ンクに微振動を与える駆動波形を含むことを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動方
    法。
  3. 【請求項3】 前記駆動波形発生工程の後に、前記駆動
    波形供給工程又は前記振動発生手段への前記駆動波形の
    供給を遮断する駆動波形遮断工程を選択的に設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録ヘッ
    ドの駆動方法。
  4. 【請求項4】 前記駆動波形、前記駆動波形の種類数、
    前記一印字周期における分割の時期及び前記区分数及び
    前記駆動波形の供給又はその遮断を、印刷の条件に応じ
    て設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のインクジェット記録ヘッドの駆動方法。
  5. 【請求項5】 インクが充填された複数の圧力発生室
    と、この圧力発生室に設けられ前記インクが吐出される
    ノズルと、前記圧力発生室のそれぞれに対応して設けら
    れ前記圧力発生室内に圧力変化を生じさせるための振動
    発生手段とを有し、記録媒体に対して走査させながら前
    記記録媒体に印刷を行うインクジェット記録ヘッドの駆
    動装置において、 一印字周期を複数の区分に分割する分割手段と、 インク滴の大きさに応じて複数設けられ、前記分割手段
    によって分割された各区分ごとに前記駆動波形を発生さ
    せる波形発生手段と、 各前記波形発生手段と前記振動発生手段とを接続する信
    号線に設けられ、前記波形発生手段から供給される駆動
    波形のON/OFFを切り換えるスイッチと、 前記一印字周期に供給される全ての前記駆動波形の中か
    ら印字条件に応じた前記駆動波形を選択して前記振動発
    生手段に供給するために前記スイッチのON/OFFを
    切り換える切換手段と、 を有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの
    駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動波形には、前記インクを前記ノ
    ズルから吐出させることなく前記圧力発生室内の前記イ
    ンクに微振動を与える駆動波形を含むことを特徴とする
    請求項5に記載のインクジェット記録ヘッドの駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記駆動波形、前記駆動波形の種類数、
    前記一印字周期における分割の時期及び前記区分数及び
    前記スイッチのON/OFFを、印刷の条件に応じて設
    定したことを特徴とする請求項5又は6に記載のインク
    ジェット記録ヘッドの駆動装置。
JP11201261A 1999-07-15 1999-07-15 インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置 Pending JP2001026102A (ja)

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