JP2001024581A - フレーム構成方法、フレーム構成装置、伝送媒体、送信電力制御方法および無線局 - Google Patents

フレーム構成方法、フレーム構成装置、伝送媒体、送信電力制御方法および無線局

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JP2001024581A
JP2001024581A JP19369799A JP19369799A JP2001024581A JP 2001024581 A JP2001024581 A JP 2001024581A JP 19369799 A JP19369799 A JP 19369799A JP 19369799 A JP19369799 A JP 19369799A JP 2001024581 A JP2001024581 A JP 2001024581A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御ビットの電力量を、個別チャネルの所要
送信電力を最低にする電力とすることにより、送信電力
の低減、容量の増大を実現すると共に、制御ビット自身
の品質を所要品質以上とする。 【構成】 CDMA方式移動通信システムにおけるフレ
ーム構成方法であって、記送信電力の最適電力量を決定
するステップと、制御ビットの送信電力をデータビット
の送信電力と等しくするステップと、制御ビットのビッ
ト数を調整することにより、制御ビットの送信電力を、
最適電力量とするステップとを備える。また、制御ビッ
トの送信電力を、データビットの送信電力に対してオフ
セットを与えることにより、最適電力量とするステップ
とを備える。最適電力量(E0)は、個別チャネル全体
の所要送信電力を最低とする制御ビットの電力量であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレーム構成方法
およびその方法を使用したフレーム構成装置および伝送
媒体に関し、特に、送信電力制御方法およびその方法を
使用した送信電力制御装置および無線局。
【0002】更に詳しくは、本発明は、スペクトル拡散
を用いてマルチプルアクセスを行なうCDMA(Cod
e Division Multiple Acces
s:符号分割多元接続)方式の移動通信において、送信
電力制御を行う個別チャネル中に、制御ビットがデータ
ビットと共に配置され、送信電力制御のための希望波受
信信号電力対干渉電力比(SIR)等の測定が該制御ビ
ットを用いて行われる場合の、制御ビットとデータビッ
トを最適な電力量配分にすることができるフレーム構成
技術に関する。
【0003】
【従来の技術】図1は、上り(移動局から基地局)回線
における、他の移動局からの干渉の状態を示す。基地局
BS1の近くの移動局MS1と、遠くの移動局MS2、
MS3が同時に通信を行なう場合、基地局BS1では、
近くの移動局MS1からの信号電力は大きく受信される
のに対して、遠くの移動局MS2、MS3からの受信電
力は小さく受信される。従って、遠くの移動局MS2、
MS3と、基地局BS1との通信が、近くの移動局MS
1からの干渉を受けて、大きく特性が劣化することにな
る。
【0004】また、下り(基地局から移動局)回線にお
いても、遠くの移動局は、雑音の影響をより多く受け、
特にセルラー方式では他セルの基地局からの干渉もより
多く受けるため、特性が大きく劣化することになる。
【0005】これらの問題を解決する技術として、従来
から送信電力制御が検討されてきた。送信電力制御で
は、受信局が受信する受信電力、または、その受信電力
から決まる希望波受信信号電力対干渉電力比(SIR)
が、移動局の所在位置によらず、一定になるように制御
するもので、これによって、サービスエリア内で均一の
通信品質が得られることになる。他の通信者の信号電力
は干渉信号となるため、これが自チャネルの信号電力よ
り大幅に大きくならない様に、送信電力制御を行なう必
要がある。上りチャネルに対しては、基地局の受信入力
において、各移動局からの受信SIRが一定になるよう
に、各移動局は送信電力制御を行なう必要がある。
【0006】基地局における移動局の送信電力制御は、
従来、例えば、次のように行われる。
【0007】(1)基地局は、ある移動局からの信号
の、満足できるような受信品質に対応する、所要SIR
を設定する。
【0008】(2)基地局は、移動局から送られた信号
の受信SIRを測定する。
【0009】(3)基地局は、上記所要SIRに対し
て、対応する移動局からの信号の受信SIRが大きいか
小さいかを判定する。
【0010】(4)基地局は、その判定結果に対応する
送信電力の制御ビットを、下り信号のフレーム内に周期
的に挿入し、この送信電力の制御ビットにより、移動局
に対してその送信電力の上げ、下げを指定する。
【0011】また、下りチャネルに対しても、上りチャ
ネルの場合と同様に行われる。具体的には、(1)移動
局は、基地局からの信号の、満足できるような受信品質
に対応する、所要SIRを設定する。
【0012】(2)移動局は、基地局から送られた信号
の受信SIRを測定する。
【0013】(3)移動局は、上記所要SIRに対し
て、対応する基地局からの信号の受信SIRが大きいか
小さいかを判定する。
【0014】(4)移動局は、その判定結果に対応する
送信電力の制御ビットを、上り信号のフレーム内に周期
的に挿入し、この送信電力の制御ビットにより、基地局
に対してその送信電力の上げ、下げを指定する。
【0015】図2に、従来技術によるCDMA方式移動
通信システムの個別チャネルのフレーム構成の一例を示
す。
【0016】図2に示すように、個別チャネル20に
は、通常、ユーザ情報を示すデータビット部分24と共
に、送信電力制御ビット、レート識別ビットなど、制御
情報を示す制御ビット部分22が配置されている。制御
ビット部分22とデータビット部分24とを併せてフレ
ームと称する。
【0017】図3に制御ビットの電力量と制御ビットの
ビット誤り率の関係を示す。
【0018】図3では、制御ビットの所要品質を満たす
1フレーム中の電力量がE1であることを示している。
従来技術においては、フレーム中に制御ビットが割り当
てられる場合、制御ビット自身の所要品質を満たすよう
な電力量で、個別チャネル中に配置されていた(例えば
図3中のE1)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】制御ビットは、ユーザ
ーデータの速度変更に伴い送信ビット数や送信電力が逐
次変化しうるデータビット部分と異なり、常時送信が行
われるため、送信電力制御のためのSIR測定に用いら
れる場合がある。
【0020】図4にSIR測定を制御ビットを用いて行
う場合の、1フレームあたりの制御ビットの電力量と、
個別チャネルの所要送信電力の関係を示す。ここで、個
別チャネルの所要送信電力とは、データビット部分の所
要品質を満たすような、制御ビットとデータビットとを
合わせた送信電力をいう。
【0021】図4に示すように、制御ビットをSIR測
定に用いる場合、制御ビットの電力量を大きくして行く
と、SIR測定精度は向上し、送信電力制御を高精度に
行うことができるため、個別チャネルの所要送信電力を
低減しうるが、必要以上に制御ビットの電力量が大きく
してしまうと、個別チャネル全体の送信電力の増大とな
る。
【0022】従って、個別チャネルの所要送信電力を最
低にするような制御ビットの電力量の最適点が存在す
る。例えば、図4中ではE0が最適な電力量となる。
【0023】しかし従来は、前述したように、制御ビッ
トは、制御ビット自身の所要品質を満たすような電力量
(例えば図3中のE1)で配置、送信されていたため、
その電力量が、図4のE0よりも小さい場合には、SI
R測定の精度が悪くなり、送信電力の増大、容量の劣化
を招くという問題があった。
【0024】そこで本発明は、制御ビットの電力量を、
個別チャネルの所要送信電力を最低とする点に一致させ
ることで、制御ビットとデータビットを最適な電力量配
分にするフレーム構成とし、それにより、送信電力の低
減および容量の増大を実現すると共に、制御ビット自身
の品質を所要品質以上とすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、CDMA方式移動通信シ
ステムにおけるフレーム構成方法であって、制御ビット
に割り当てる最適電力量を決定するステップと、前記制
御ビットの送信電力をデータビットの送信電力と等しく
するステップと、前記制御ビットのビット数を調整する
ことにより、前記制御ビットの前記送信電力量を、前記
最適電力量とするステップとを備えることを特徴とす
る。
【0026】請求項2に記載の発明は、CDMA方式移
動通信システムにおけるフレーム構成方法であって、制
御ビットに割り当てる最適電力量を決定するステップ
と、データビットの送信電力に対してオフセットを与え
ることにより、前記制御ビットの送信電力量を、前記最
適電力量とするステップとを備えることを特徴とする。
【0027】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のフレーム構成方法において、前記制御
ビットの前記最適電力量は、個別チャネル全体の所要送
信電力を最低とする電力量であることを特徴とする。
【0028】請求項4に記載の発明は、CDMA方式移
動通信システムにおけるフレーム構成装置であって、制
御ビットに割り当てる最適電力量を決定する手段と、前
記制御ビットの送信電力をデータビットの送信電力と等
しくする手段と、前記制御ビットのビット数を調整する
ことにより、前記制御ビットの送信電力量を、前記最適
電力量とする手段とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項5に記載の発明は、CDMA方式移
動通信システムにおけるフレーム構成装置であって、制
御ビットに割り当てる最適電力量を決定する手段と、デ
ータビットの送信電力に対してオフセットを与えること
により、前記制御ビットの送信電力量を、前記最適電力
量とする手段とを備えたことを特徴とする。
【0030】請求項6に記載の発明は、請求項4または
請求項5に記載のフレーム構成装置において、前記制御
ビットの前記最適電力量は、個別チャネル全体の所要送
信電力を最低とする電力量であることを特徴とする。
【0031】請求項7に記載の発明は、CDMA方式移
動通信システムにおける伝送媒体であって、制御ビット
の送信電力と等しい送信電力を有するデータビットと、
最適電力量となるようにビット数を調整された前記制御
ビットとを備えたことを特徴とする。
【0032】請求項8に記載の発明は、CDMA方式移
動通信システムにおける伝送媒体であって、データビッ
トの送信電力に対してオフセットを与えることにより、
送信電力量を最適電力量にした制御ビットを備えたこと
を特徴とする。
【0033】請求項9に記載の発明は、請求項7または
請求項8に記載の伝送媒体において、前記制御ビットの
前記最適電力量は、個別チャネル全体の所要送信電力を
最低とする電力量であることを特徴とする。
【0034】請求項10に記載の発明は、請求項7乃至
請求項9のいずれかに記載の伝送媒体において、前記制
御ビットは受信品質と所要品質との比較結果に対応する
ビット系列を含むことを特徴とする。
【0035】請求項11に記載の発明は、請求項7乃至
請求項10のいずれかに記載の伝送媒体であって、前記
伝送媒体は伝送信号であることを特徴とする。
【0036】請求項12に記載の発明は、送信電力制御
方法であって、第1の無線局において、第2の無線局が
送信した信号の受信品質を測定するステップと、前記測
定するステップにより測定した受信品質を所要品質と比
較するステップと、前記比較するステップの比較結果に
対応するビット系列を生成するステップと、前記ビット
系列を生成するステップにより生成した前記ビット系列
を含む制御ビットを生成するステップと、前記制御ビッ
トに割り当てる最適電力量を決定するステップと、前記
制御ビットの送信電力をデータビットの送信電力と等し
くするステップと、前記制御ビットのビット数を調整す
ることにより、前記制御ビットの前記送信電力量を、前
記最適電力量とするステップと、前記最適電力量とする
ステップにより前記最適電力量とされた前記制御ビット
を含むフレームを構成するステップと、前記フレームを
前記第2の無線局へ送信するステップとを備え、および
第2の無線局において、前記送信するステップにより送
信された前記フレームを受信するステップと、前記受信
するステップにより受信した前記フレームに含まれる前
記ビット系列に基づいて送信電力を調整するステップと
を備えることを特徴とする。
【0037】請求項13に記載の発明は、送信電力制御
方法であって、第1の無線局において、第2の無線局が
送信した信号の受信品質を測定するステップと、前記測
定するステップにより測定した受信品質を所要品質と比
較するステップと、前記比較するステップの比較結果に
対応するビット系列を生成するステップと、前記ビット
系列を生成するステップにより生成した前記ビット系列
を含む制御ビットを生成するステップと、前記制御ビッ
トに割り当てる最適電力量を決定するステップと、デー
タビットの送信電力に対してオフセットを与えることに
より、前記制御ビットの送信電力量を、前記最適電力量
とするステップと、前記最適電力量とするステップによ
り前記最適電力量とされた前記制御ビットを含むフレー
ムを構成するステップと、前記フレームを前記第2の無
線局へ送信するステップとを備え、および第2の無線局
において、前記送信するステップにより送信された前記
フレームを受信するステップと、前記受信するステップ
により受信した前記フレームに含まれる前記ビット系列
に基づいて送信電力を調整するステップとを備えること
を特徴とする。
【0038】請求項14に記載の発明は、請求項12ま
たは請求項13に記載の送信電力制御方法において、前
記制御ビットの前記最適電力量は、個別チャネル全体の
所要送信電力を最低とする電力量であることを特徴とす
る。
【0039】請求項15に記載の発明は、無線局であっ
て、受信した信号の受信品質を測定する手段と、前記測
定する手段により測定した受信品質を所要品質と比較す
る手段と、前記比較する手段の比較結果に対応するビッ
ト系列を生成する手段と、前記ビット系列を生成する手
段により生成した前記ビット系列を含む制御ビットを生
成する手段と、前記制御ビットに割り当てる最適電力量
を決定する手段と、前記制御ビットの送信電力をデータ
ビットの送信電力と等しくする手段と、前記制御ビット
のビット数を調整することにより、前記制御ビットの前
記送信電力量を、前記最適電力量とする手段と、前記最
適電力量とする手段により前記最適電力量とされた前記
制御ビットを含むフレームを構成する手段と、前記フレ
ームを送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0040】請求項16に記載の発明は、無線局であっ
て、受信した信号の受信品質を測定する手段と、前記測
定する手段により測定した受信品質を所要品質と比較す
る手段と、前記比較する手段の比較結果に対応するビッ
ト系列を生成する手段と、前記ビット系列を生成する手
段により生成した前記ビット系列を含む制御ビットを生
成する手段と、前記制御ビットに割り当てる最適電力量
を決定する手段と、データビットの送信電力に対してオ
フセットを与えることにより、前記制御ビットの送信電
力量を、前記最適電力量とする手段と、前記最適電力量
とする手段により前記最適電力量とされた前記制御ビッ
トを含むフレームを構成する手段と、前記フレームを送
信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0041】請求項17に記載の発明は、請求項15ま
たは請求項16に記載の無線局において、前記制御ビッ
トの前記最適電力量は、個別チャネル全体の所要送信電
力を最低とする電力量であることを特徴とする。
【0042】請求項18に記載の発明は、無線局であっ
て、請求項15乃至請求項17のいずれかに記載の無線
局が、前記フレームを送信する手段により送信した前記
フレームを受信する手段と、前記フレームを受信する手
段により受信した前記フレームに含まれる前記ビット系
列に基づいて送信電力を調整する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0043】請求項19に記載の発明は、送信電力制御
方法であって、第1の無線局において、制御ビットに割
り当てる最適電力量を決定するステップと、前記制御ビ
ットの送信電力をデータビットの送信電力と等しくする
ステップと、前記制御ビットのビット数を調整すること
により、前記制御ビットの前記送信電力量を、前記最適
電力量とするステップと、前記最適電力量とするステッ
プにより前記最適電力量とされた前記制御ビットを含む
フレームを構成するステップと、前記フレームを第2の
無線局へ送信するステップと、前記第2の無線局におい
て、前記第1の無線局が送信した信号の受信品質を測定
するステップと、前記測定するステップにより測定した
受信品質を所要品質と比較するステップと、前記比較す
るステップの比較結果に対応するビット系列を生成する
ステップと、前記ビット系列を生成するステップにより
生成した前記ビット系列を、前記第1の無線局に送信す
るステップと、前記第1の無線局において、前記第2の
無線局が送信した前記ビット系列を受信するステップ
と、前記受信するステップにより受信した前記ビット系
列に基づいて送信電力を調整するステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0044】請求項20に記載の発明は、送信電力制御
方法であって、第1の無線局において、制御ビットに割
り当てる最適電力量を決定するステップと、データビッ
トの送信電力に対してオフセットを与えることにより、
前記制御ビットの送信電力量を、前記最適電力量とする
ステップと、前記最適電力量とするステップにより前記
最適電力量とされた前記制御ビットを含むフレームを構
成するステップと、前記フレームを第2の無線局へ送信
するステップと、前記第2の無線局において、前記第1
の無線局が送信した信号の受信品質を測定するステップ
と、前記測定するステップにより測定した受信品質を所
要品質と比較するステップと、前記比較するステップの
比較結果に対応するビット系列を生成するステップと、
前記ビット系列を生成するステップにより生成した前記
ビット系列を前記第1の無線局に送信するステップと、
前記第1の無線局において、前記第2の無線局が送信し
た前記ビット系列を受信するステップと、前記受信する
ステップにより受信した前記ビット系列に基づいて送信
電力を調整するステップとを備えることを特徴とする。
【0045】請求項21に記載の発明は、請求項19ま
たは請求項20に記載の送信電力制御方法において、前
記受信品質を測定するステップは、前記第1の無線局が
送信した前記制御ビットの少なくとも一部を用いて測定
することを特徴とする。
【0046】請求項22に記載の発明は、請求項19ま
たは請求項20に記載の送信電力制御方法において、前
記受信品質を測定するステップは、前記第1の無線局が
送信した前記制御ビットの少なくとも一部および前記第
1の無線局が送信したデータビットの少なくとも一部を
用いて測定することを特徴とする。
【0047】請求項23に記載の発明は、請求項19乃
至請求項22のいずれかに記載の送信電力制御方法にお
いて、前記制御ビットの前記最適電力量は、個別チャネ
ル全体の所要送信電力を最低とする電力量であることを
特徴とする。
【0048】請求項24に記載の発明は、無線局におい
て、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載のフレーム
構成装置と、前記フレーム構成装置により構成されたフ
レームを送信する手段とを備えたことを特徴とする。
【0049】請求項25に記載の発明は、無線局におい
て、請求項24に記載の無線局が前記フレームを送信す
る手段により送信した前記フレームを受信する手段と、
前記フレームを受信する手段により受信した前記フレー
ムの受信品質を測定する手段と、前記測定する手段によ
り測定した受信品質を所要品質と比較する手段と、前記
比較する手段の比較結果に対応するビット系列を生成す
る手段と、前記ビット系列を生成する手段により生成し
た前記ビット系列を送信する手段とを備えたことを特徴
とする。
【0050】請求項26に記載の発明は、請求項25に
記載の無線局において、前記受信品質を測定する手段
は、前記第1の無線局が送信した前記制御ビットの少な
くとも一部を用いて測定することを特徴とする。
【0051】請求項27に記載の発明は、請求項25に
記載の無線局において、前記受信品質を測定する手段
は、前記第1の無線局が送信した前記制御ビットの少な
くとも一部および前記第1の無線局が送信したデータビ
ットの少なくとも一部を用いて測定することを特徴とす
る。
【0052】本発明によれば、制御ビットの電力量を、
個別チャネルの所要送信電力を最低とする点に一致させ
ることにより、制御ビットとデータビットを最適な電力
量配分にするフレーム構成とし、それにより、送信電力
の低減および容量の増大を実現すると共に、制御ビット
自身の品質を所要品質以上とすることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
【0054】ここでは、CDMA方式移動通信システム
において制御ビットに基づいて送信電力を制御する送信
電力制御技術を例示して説明するが、本発明はかかる実
施形態に限定されるものではなく、他のCDMA方式移
動通信システムにおけるフレーム構成技術においても同
様に利用できることは明白である。
【0055】図5は、本発明によるCDMA方式の移動
局の構成の一例を示すブロック図である。
【0056】移動局100は、大別すると、移動局受信
部ブロック102〜126と、移動局送信部ブロック1
30〜140とから構成される。
【0057】まず、移動局受信部ブロック102〜12
6を説明すると、基地局200から送信されて移動局で
受信された下り信号は、高周波復調等を行うRF(高周
波)部・ダウンコンバータ102、AGC(自動利得制
御)増幅器104、および直交検波器106を通って、
逆拡散部108に入る。逆拡散部108では、疑似雑音
(PN)符号で拡散した信号の逆拡散を行う。逆拡散部
108の出力信号は、復調器・レイク(rake)合成
部110、タイミング生成部114、希望波信号電力検
出部116および干渉信号電力検出部122に、それぞ
れ供給される。
【0058】復調器・レイク合成部110では、例えば
ウォルシュ変換した信号の逆変換などの復調処理と、最
大比合成法等によりマルチパスから複数のタイミングで
受信された信号の合成を行う。フレーム分離部112
は、このようにして合成された下り信号のシンボル列か
ら、送信電力制御ビットを分離抽出する。タイミング生
成部114は、下り信号のパイロット信号を検出して、
同期させるためのタイミング信号を生成し、これを希望
波信号電力検出部116と干渉信号電力検出部122に
供給する。希望波信号電力検出部116は、基地局から
の希望波受信信号電力(レベル)を測定する。この希望
波受信信号電力(レベル)は、受信SIR計算部124
に送出される。
【0059】送信電力決定部120は、フレーム分離部
112からの送信電力制御ビットを入力して、それによ
り瞬時送信電力制御情報を作成し、振幅調整部135へ
出力する。
【0060】該瞬時送信電力制御情報の作成は、例え
ば、以下のいずれかの方法により行う。
【0061】1)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列が、「1」の場合は、送信電力を1dB下
げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、ビット
系列が、「0」の場合は、送信電力を1dB上げるよう
に瞬時送信電力制御情報の作成を行う。
【0062】2)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列に「1」が多く含まれる場合は、送信電力
を0.5dB下げるように瞬時送信電力制御情報の作成
を行い、ビット系列に「0」が多く含まれる場合は、送
信電力を0.5dB上げるように瞬時送信電力制御情報
の作成を行う。
【0063】3)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列が、「11」の場合は、送信電力を1.5
dB下げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、
ビット系列が、「10」の場合は、送信電力を0.5d
B下げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、受
信した送信電力制御ビットに含まれるビット系列が、
「00」の場合は、送信電力を0.5dB上げるように
瞬時送信電力制御情報の作成を行い、ビット系列が、
「01」の場合は、送信電力を1.5dB上げるように
瞬時送信電力制御情報の作成を行う。
【0064】干渉信号電力検出部122と受信SIR計
算部124は、協働して基地局からの希望波受信電力と
干渉信号電力を測定し、受信SIRを計算する処理を実
行する。
【0065】所要SIR決定部123は、基地局からの
信号の、満足できるような受信SIRに対応する所要S
IRを決定する。所要SIRは、予めメモリ等に格納し
ておいてもよい。
【0066】SIR比較部125は、受信SIR計算部
124により計算された受信SIRと、所要SIR決定
部123により決定された所要SIRとを比較する。
【0067】SIR比較部123の比較結果は制御ビッ
ト決定部126へ送られる。
【0068】制御ビット決定部126は、該比較結果に
対応する所定のビット系列を生成し、該ビット系列を含
む送信電力制御ビットが決定される。
【0069】ビット系列は、例えば、以下のいずれかの
方法により生成される。
【0070】1)受信SIRと所要SIRの大小関係を
1ビットで表示する。例えば、受信SIRが所要SIR
より大きい場合は、ビット系列を「1」とし、また受信
SIRが所要SIRより小さい場合は、ビット系列を
「0」とする。
【0071】2)受信SIRと所要SIRの大小関係を
1ビットで表示し、該1ビットの情報を繰り返す。例え
ば、受信SIRが所要SIRより大きい場合は、ビット
系列を「11111」とし、また受信SIRが所要SI
Rより小さい場合は、ビット系列を「00000」とす
る。
【0072】3)グレイ符号を用いる。例えば、受信S
IRから所要SIRを減算した値が、1dB以上の場合
はビット系列を「11」とし、0dB以上1dB未満の
場合はビット系列を「10」とし、−1dB以上0dB
未満の場合はビット系列を「00」とし、−1dB未満
の場合はビット系列を「01」とする。
【0073】その他の実施の形態として、誤り訂正符号
を用いる場合等が可能である。
【0074】制御ビット決定部126で決定された送信
電力制御ビットは、フレーム生成部130へ供給され
る。フレーム生成部130は、基地局200へ送られる
上りフレームにこの送信電力制御ビットを挿入する。
【0075】次に、移動局送信部ブロック130〜14
0について説明する。フレーム生成部130は、上記の
送信電力制御ビットと情報データ、パイロットデータ等
を入力して、上り信号のフレームを生成し、拡散部13
2に出力する。
【0076】フレーム生成部130は、最適電力量決定
部131において決定された最適電力量(E0)に従っ
て、制御ビット決定部126で決定された送信電力制御
ビットのビット数を決定する処理が実行される。
【0077】ここで、「最適電力量(E0)」とは、送
信電力制御のためのSIR測定を、制御ビットのみを用
いて行う場合の、個別チャネル全体の所要送信電力を最
低とするような制御ビットの電力量をいう。ビット数の
決定は、制御ビットの電力量がE0となるようにビット
数を割り当てる。すなわち、制御ビットを配置する際に
データビット部分と電力を等しくし、ビット数を増減し
て調節することにより、所望の電力量E0を割り当て
る。
【0078】最適電力量決定部131は、予め最適電力
量(E0)をメモリ等に格納しておいてもよい。
【0079】拡散部132では、拡散符号生成部134
で生成された疑似雑音(PN)符号で、入力信号をスペ
クトラム拡散する。拡散部132で拡散された信号は、
振幅調整部135で送信電力決定部120で決定された
瞬時送信電力制御情報により調整された後、変調器13
6で直交変調等を施され、RF部・アップコンバータ1
38を経て、パワー増幅器140に入力し、パワー増幅
器140では、入力信号を増幅し、出力信号を送信す
る。
【0080】また、振幅調整部135は、最適電力量決
定部131において、決定された最適電力量(E0)に
従って、制御ビットの電力量がE0となるように割り当
てる。
【0081】本実施の形態では、「受信品質」および
「所要品質」を希望波受信信号電力対干渉電力比(SI
R)を使用して定める場合を例に説明したが、他の実施
形態として、受信電力、ビット誤り率(BER:Bit
Error Rate)、フレーム誤り率(FER:
Frame Error Rate)等を使用して「受
信品質」および「所要品質」を定めてもよい。
【0082】図6は、本発明によるCDMA方式の基地
局の構成の一例を示すブロック図である。
【0083】図6において、図5中の符号と同一の符号
を付したブロックは、同様の機能を有するため、説明を
省略する。
【0084】基地局は、基本的に移動局と同様なブロッ
クで構成されるが、基地局の場合、同時に複数ユーザ
(移動局)のチャネルを受信する必要があるため、逆拡
散部108から振幅調整部135までは複数存在する。
また、移動局では、拡散は拡散部132のみで実行され
るが、基地局では、チャネルを分けるためのの第1拡散
と、セルを識別するための第2拡散とに分かれて実行さ
れるため、第1拡散部202と第2拡散部204が存在
する。また、第2拡散部204における第2拡散は、セ
ル分割が目的であり、すべてのチャネルについて1回拡
散を行う必要があるため、振幅調整部135に結合され
る加算器206で複数ユーザのチャネルを加算した後
で、第2拡散が実行されるようになっている。
【0085】(実施の形態1)図7は、本発明の実施の
形態1におけるフレームの構成を示した図である。
【0086】フレーム700は制御ビット部分702と
データビット部分704とから構成される。フレーム7
00は、例えば、送信局から受信局へ伝送される送信電
力制御伝送媒体、すなわち送信電力制御伝送信号であ
る。
【0087】図7において、縦軸は送信電力量を、横軸
はビット数を示す。
【0088】図7中のE0は、送信電力制御のためのS
IR測定を、制御ビットのみを用いて行う場合の、個別
チャネル全体の所要送信電力を最低とするような制御ビ
ットの電力量を示し、E1は、制御ビット自身の所要品
質を満たすような電力量を示す。
【0089】E0とE1のそれぞれの絶対値や大小関係
は、個別チャネルの伝送速度などにより異なるが、E0
がE1よりも大きくなるような場合は、図7のように、
制御ビットの電力量がE0となるように割り当てる。ま
た、図7に示すように、制御ビットを配置する際にデー
タビット部分と電力を等しくし、ビット数を調節するこ
とにより、所望の電力量E0を割り当てる。
【0090】図8は、本発明の実施の形態1におけるフ
レームの作成方法を示すフロー図である。
【0091】まずステップS801において、個別チャ
ネルの所要送信電力を最低にするような制御ビットの電
力量の最適点E0を決定する。
【0092】次に、ステップS802において、制御ビ
ットの送信電力量がE0となるように、制御ビットのビ
ット数を決定する。
【0093】E0がE1よりも大きくなるような場合は、
0の電力量を制御ビットに割り当てることにより、制
御ビット自身の品質を所要品質以上としながら、個別チ
ャネルの所要送信電力を低減でき、チャネル容量を増加
することができる。
【0094】さらに、E0の電力量を制御ビットに割り
当てる際に、制御ビットの電力とデータビットの電力を
等しくし、制御ビットのビット数を調整することによ
り、送信電力を時間的に一定にすることができ、また干
渉の一様化、送信アンプの高効率化が実現できる。
【0095】(実施の形態2)図9は、本発明の実施の
形態2におけるフレームの構成を示した図である。
【0096】フレーム900は制御ビット部分902と
データビット部分904とから構成される。フレーム9
00は、例えば、送信局から受信局へ伝送される送信電
力制御伝送媒体、すなわち送信電力制御伝送信号であ
る。
【0097】図9において、縦軸は送信電力量を、横軸
はビット数を示す。
【0098】図9中のE0、E1は、実施の形態1に準拠
する電力量とする。
【0099】実施の形態1と同様に、E0がE1よりも大
きくなるような場合は、制御ビットの電力量がE0とな
るように割り当てる。また、本実施の形態においては、
図9に示すように、制御ビットを配置する際に、制御ビ
ット部分の電力をデータビット部分の電力に対して、オ
フセットを与えることにより所望の電力量E0を割り当
てる。
【0100】図10は、本発明の実施の形態2における
フレームの作成方法を示すフロー図である。
【0101】まずステップS1001において、個別チ
ャネルの所要送信電力を最低にするような制御ビットの
電力量の最適点E0を決定する。
【0102】次に、ステップS1002において、制御
ビットの送信電力量がE0となるように、制御ビットの
オフセットを決定し、所望の電力量E0を割り当てる。
【0103】E0がE1よりも大きくなるような場合はE
0の電力量を制御ビットに割り当てることにより、制御
ビット自身の品質を所要品質以上としながら、個別チャ
ネルの所要送信電力を低減でき、またチャネル容量を増
加することができる。
【0104】さらに、E0の電力量を制御ビットに割り
当てる際に、制御ビットの電力をデータビットの電力よ
りオフセットを与えることにより、柔軟なビット配置が
実現でき、また、電力による調整は、ビット数による調
整と異なり、連続的な値に設定できるため、容量面から
より厳密な制御ビットの電力量の最適化を図ることがで
きる。
【0105】次に、本発明による送信電力制御手順を、
図11および図12を参照して説明する。
【0106】(実施の形態3)図11は、本発明の実施
の形態3における送信電力制御手順を示すフロー図であ
る。
【0107】ステップS1102において、第1の無線
局は、第2の無線局が送信した信号の受信品質を測定す
る。ここで、「受信品質」とは、希望波受信信号電力対
干渉電力比(SIR)、受信電力、ビット誤り率(BE
R:Bit Error Rate)およびフレーム誤
り率(FER:Frame Error Rate)の
うち少なくとも一つを含む。
【0108】次に、ステップS1104において、受信
品質を所要品質と比較する。ここで、「所要品質」と
は、所定の基準を満足できるような受信品質をいう。
【0109】次に、ステップS1106において、該比
較結果に対応するビット系列を生成する。ビット系列
は、例えば、以下のいずれかの方法により生成される。
【0110】1)受信品質と所要品質の大小関係を1ビ
ットで表示する。例えば、受信品質が所要品質より大き
い場合は、ビット系列を「1」とし、また受信品質が所
要品質より小さい場合は、ビット系列を「0」とする。
【0111】2)受信品質と所要品質の大小関係を1ビ
ットで表示し、該1ビットの情報を繰り返す。例えば、
受信品質が所要品質より大きい場合は、ビット系列を
「11111」とし、また受信品質が所要品質より小さ
い場合は、ビット系列を「00000」とする。
【0112】3)グレイ符号を用いる。例えば、受信品
質から所要品質を減算した値が、1dB以上の場合はビ
ット系列を「11」とし、0dB以上1dB未満の場合
はビット系列を「10」とし、−1dB以上0dB未満
の場合はビット系列を「00」とし、−1dB未満の場
合はビット系列を「01」とする。
【0113】その他の実施の形態として、誤り訂正符号
を用いる場合等が可能である。
【0114】次に、ステップS1108において、生成
したビット系列を含む制御ビットを生成する。
【0115】次に、ステップS1110において、制御
ビットを含むフレームを構成する。
【0116】かかるフレーム構成手順については、実施
の形態1で説明したフレーム構成手順(図7および図8
参照)、および/または実施の形態2で説明したフレー
ム構成手順(図9および図10参照)によりフレームを
構成する。
【0117】次に、ステップS1112において、フレ
ームを第2の無線局へ送信する。
【0118】次に、ステップS1114において、第2
の無線局は、該フレームを受信する。
【0119】次に、ステップS1116において、該フ
レームに含まれるビット系列に基づいて送信電力を調整
する。送信電力の調整は、例えば、以下のいずれかの方
法により行う。
【0120】1)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列が、「1」の場合は、送信電力を1dB下
げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、ビット
系列が、「0」の場合は、送信電力を1dB上げるよう
に瞬時送信電力制御情報の作成を行う。
【0121】2)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列に「1」が多く含まれる場合は、送信電力
を0.5dB下げるように瞬時送信電力制御情報の作成
を行い、ビット系列に「0」が多く含まれる場合は、送
信電力を0.5dB上げるように瞬時送信電力制御情報
の作成を行う。
【0122】3)受信した送信電力制御ビットに含まれ
るビット系列が、「11」の場合は、送信電力を1.5
dB下げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、
ビット系列が、「10」の場合は、送信電力を0.5d
B下げるように瞬時送信電力制御情報の作成を行い、受
信した送信電力制御ビットに含まれるビット系列が、
「00」の場合は、送信電力を0.5dB上げるように
瞬時送信電力制御情報の作成を行い、ビット系列が、
「01」の場合は、送信電力を1.5dB上げるように
瞬時送信電力制御情報の作成を行う。
【0123】以上の手順により、第2の無線局から第1
の無線局への回線における送信電力が制御される。
【0124】(実施の形態4)図12は、本発明の実施
の形態4における送信電力制御手順を示すフロー図であ
る。
【0125】最初に、ステップS1202において、第
1の無線局は、制御ビットを含むフレームを構成する。
【0126】かかるフレーム構成手順については、実施
の形態1で説明したフレーム構成手順(図7および図8
参照)、および/または実施の形態2で説明したフレー
ム構成手順(図9および図10参照)によりフレームを
構成する。
【0127】次に、ステップS1204において、該フ
レームを第2の無線局へ送信する。
【0128】次に、ステップS1206において、第2
の無線局は、該フレームを受信する。
【0129】次に、ステップS1208において、第1
の無線局が送信した信号の受信品質を測定する。ここ
で、受信品質の測定は、第1の無線局が送信した制御ビ
ットの少なくとも一部(すなわち、制御ビットの一部ま
たは全部)を用いて測定してもよく、また制御ビットの
少なくとも一部およびデータビットの少なくとも一部
(すなわち、制御ビットおよびデータビットの一部また
は全部)を用いて測定してもよい。
【0130】次に、ステップS1210において、受信
品質を所要品質と比較する。
【0131】次に、ステップS1212において、該比
較結果に対応するビット系列を生成する。
【0132】次に、ステップS1214において、該ビ
ット系列を、第1の無線局に送信する。
【0133】次に、ステップS1216において、第1
の無線局は、第2の無線局が送信したビット系列を受信
する。
【0134】次に、ステップS1218において、該ビ
ット系列に基づいて送信電力を調整する。
【0135】以上の手順により、第1の無線局から第2
の無線局への回線における送信電力が制御される。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、E0
電力量を制御ビットに割り当て、制御ビットとデータビ
ットを最適な電力量配分とすることにより、制御ビット
自身の品質を所要品質以上としながら、個別チャネルの
所要送信電力を低減でき、またチャネル容量を増加する
ことができる。
【0137】また、E0の電力量を制御ビットに割り当
てる際に、制御ビットの電力とデータビットの電力を等
しくし、制御ビットのビット数を調整することにより、
送信電力を時間的に一定にすることができ、また干渉の
一様化、送信アンプの高効率化が実現できる。
【0138】さらに、E0の電力量を制御ビットに割り
当てる際に、制御ビットの電力をデータビットの電力よ
りオフセットを与えることにより、柔軟なビット配置が
実現でき、また、電力による調整は、ビット数による調
整と異なり、連続的な値に設定できるため、容量面から
より厳密な制御ビットの電力量の最適化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例において、上り回線における他の移動局
からの干渉を示す図である。
【図2】従来技術によるCDMA移動通信システムの個
別チャネル構成の一例を示す図である。
【図3】従来例において、CDMA移動通信システムに
おける、制御ビットの1スロットあたりの電力量と、ビ
ット誤り率の関係を示すグラフである。
【図4】本発明による、送信電力制御のSIR測定を制
御ビットのみで行う場合の、制御ビットの1スロットあ
たりの電力量と、個別チャネル全体の所要送信電力の関
係を示すグラフである。
【図5】本発明によるCDMA方式の移動局の構成の一
例を示すブロック図である。
【図6】本発明によるCDMA方式の基地局の構成の一
例を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態1におけるフレームの構成
を示した図である。
【図8】本発明の実施の形態1におけるフレームの作成
方法を示すフロー図である。
【図9】本発明の実施の形態2におけるフレームの構成
を示した図である。
【図10】本発明の実施の形態2におけるフレームの作
成方法を示すフロー図である。
【図11】本発明の実施の形態3における送信電力制御
手順を示すフロー図である。
【図12】本発明の実施の形態4における送信電力制御
手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
100 移動局102 RF部・ダウンコンバータ10
4 AGC増幅器 106 直交検波器 108 逆拡散部 110 復調器・レイク合成器 114 タイミング生成部 116 希望波信号電力検出部 120 送信電力決定部 122 干渉信号電力検出部 123 所要SIR決定部 124 受信SIR計算部 125 SIR決定部 126 制御ビット決定部 130 フレーム生成部 131 最適電力量決定部 132 拡散部 134 拡散符号生成部 136 変調器 138 RF部・アップコンバータ 140 パワー増幅器 200 基地局 202 第1拡散部 204 第2拡散部 206 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 義裕 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE21 EE31 5K060 BB07 CC04 FF06 HH06 LL01 5K067 AA13 AA43 BB03 BB04 CC10 DD27 DD45 EE02 EE10 EE63 EE64 GG08 GG11 HH22

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式移動通信システムにおける
    フレーム構成方法であって、制御ビットに割り当てる最
    適電力量を決定するステップと、前記制御ビットの送信
    電力をデータビットの送信電力と等しくするステップ
    と、前記制御ビットのビット数を調整することにより、
    前記制御ビットの前記送信電力量を、前記最適電力量と
    するステップとを備えることを特徴とするフレーム構成
    方法。
  2. 【請求項2】 CDMA方式移動通信システムにおける
    フレーム構成方法であって、制御ビットに割り当てる最
    適電力量を決定するステップと、データビットの送信電
    力に対してオフセットを与えることにより、前記制御ビ
    ットの送信電力量を、前記最適電力量とするステップと
    を備えることを特徴とするフレーム構成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のフレー
    ム構成方法において、前記制御ビットの前記最適電力量
    は、個別チャネル全体の所要送信電力を最低とする電力
    量であることを特徴とするフレーム構成方法。
  4. 【請求項4】 CDMA方式移動通信システムにおける
    フレーム構成装置であって、制御ビットに割り当てる最
    適電力量を決定する手段と、前記制御ビットの送信電力
    をデータビットの送信電力と等しくする手段と、前記制
    御ビットのビット数を調整することにより、前記制御ビ
    ットの送信電力量を、前記最適電力量とする手段とを備
    えたことを特徴とするフレーム構成装置。
  5. 【請求項5】 CDMA方式移動通信システムにおける
    フレーム構成装置であって、制御ビットに割り当てる最
    適電力量を決定する手段と、データビットの送信電力に
    対してオフセットを与えることにより、前記制御ビット
    の送信電力量を、前記最適電力量とする手段とを備えた
    ことを特徴とするフレーム構成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載のフレー
    ム構成装置において、前記制御ビットの前記最適電力量
    は、個別チャネル全体の所要送信電力を最低とする電力
    量であることを特徴とするフレーム構成装置。
  7. 【請求項7】 CDMA方式移動通信システムにおける
    伝送媒体であって、制御ビットの送信電力と等しい送信
    電力を有するデータビットと、最適電力量となるように
    ビット数を調整された前記制御ビットとを備えたことを
    特徴とする伝送媒体。
  8. 【請求項8】 CDMA方式移動通信システムにおける
    伝送媒体であって、データビットの送信電力に対してオ
    フセットを与えることにより、送信電力量を最適電力量
    にした制御ビットを備えたことを特徴とする伝送媒体。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の伝送媒
    体において、前記制御ビットの前記最適電力量は、個別
    チャネル全体の所要送信電力を最低とする電力量である
    ことを特徴とする伝送媒体。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれかに記
    載の伝送媒体において、前記制御ビットは受信品質と所
    要品質との比較結果に対応するビット系列を含むことを
    特徴とする伝送媒体。
  11. 【請求項11】 請求項7乃至請求項10のいずれかに
    記載の伝送媒体であって、前記伝送媒体は伝送信号であ
    ることを特徴とする伝送媒体。
  12. 【請求項12】 送信電力制御方法であって、第1の無
    線局において、第2の無線局が送信した信号の受信品質
    を測定するステップと、前記測定するステップにより測
    定した受信品質を所要品質と比較するステップと、前記
    比較するステップの比較結果に対応するビット系列を生
    成するステップと、前記ビット系列を生成するステップ
    により生成した前記ビット系列を含む制御ビットを生成
    するステップと、前記制御ビットに割り当てる最適電力
    量を決定するステップと、前記制御ビットの送信電力を
    データビットの送信電力と等しくするステップと、前記
    制御ビットのビット数を調整することにより、前記制御
    ビットの前記送信電力量を、前記最適電力量とするステ
    ップと、前記最適電力量とするステップにより前記最適
    電力量とされた前記制御ビットを含むフレームを構成す
    るステップと、前記フレームを前記第2の無線局へ送信
    するステップとを備え、および第2の無線局において、
    前記送信するステップにより送信された前記フレームを
    受信するステップと、前記受信するステップにより受信
    した前記フレームに含まれる前記ビット系列に基づいて
    送信電力を調整するステップとを備えることを特徴とす
    る送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】 送信電力制御方法であって、第1の無
    線局において、第2の無線局が送信した信号の受信品質
    を測定するステップと、前記測定するステップにより測
    定した受信品質を所要品質と比較するステップと、前記
    比較するステップの比較結果に対応するビット系列を生
    成するステップと、前記ビット系列を生成するステップ
    により生成した前記ビット系列を含む制御ビットを生成
    するステップと、前記制御ビットに割り当てる最適電力
    量を決定するステップと、データビットの送信電力に対
    してオフセットを与えることにより、前記制御ビットの
    送信電力量を、前記最適電力量とするステップと、前記
    最適電力量とするステップにより前記最適電力量とされ
    た前記制御ビットを含むフレームを構成するステップ
    と、前記フレームを前記第2の無線局へ送信するステッ
    プとを備え、および第2の無線局において、前記送信す
    るステップにより送信された前記フレームを受信するス
    テップと、前記受信するステップにより受信した前記フ
    レームに含まれる前記ビット系列に基づいて送信電力を
    調整するステップとを備えることを特徴とする送信電力
    制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13に記載の
    送信電力制御方法において、前記制御ビットの前記最適
    電力量は、個別チャネル全体の所要送信電力を最低とす
    る電力量であることを特徴とする送信電力制御方法。
  15. 【請求項15】 無線局であって、受信した信号の受信
    品質を測定する手段と、前記測定する手段により測定し
    た受信品質を所要品質と比較する手段と、前記比較する
    手段の比較結果に対応するビット系列を生成する手段
    と、前記ビット系列を生成する手段により生成した前記
    ビット系列を含む制御ビットを生成する手段と、前記制
    御ビットに割り当てる最適電力量を決定する手段と、前
    記制御ビットの送信電力をデータビットの送信電力と等
    しくする手段と、前記制御ビットのビット数を調整する
    ことにより、前記制御ビットの前記送信電力量を、前記
    最適電力量とする手段と、前記最適電力量とする手段に
    より前記最適電力量とされた前記制御ビットを含むフレ
    ームを構成する手段と、前記フレームを送信する手段と
    を備えたことを特徴とする無線局。
  16. 【請求項16】 無線局であって、受信した信号の受信
    品質を測定する手段と、前記測定する手段により測定し
    た受信品質を所要品質と比較する手段と、前記比較する
    手段の比較結果に対応するビット系列を生成する手段
    と、前記ビット系列を生成する手段により生成した前記
    ビット系列を含む制御ビットを生成する手段と、前記制
    御ビットに割り当てる最適電力量を決定する手段と、デ
    ータビットの送信電力に対してオフセットを与えること
    により、前記制御ビットの送信電力量を、前記最適電力
    量とする手段と、前記最適電力量とする手段により前記
    最適電力量とされた前記制御ビットを含むフレームを構
    成する手段と、前記フレームを送信する手段とを備えた
    ことを特徴とする無線局。
  17. 【請求項17】 請求項15または請求項16に記載の
    無線局において、前記制御ビットの前記最適電力量は、
    個別チャネル全体の所要送信電力を最低とする電力量で
    あることを特徴とする無線局。
  18. 【請求項18】 無線局であって、請求項15乃至請求
    項17のいずれかに記載の無線局が、前記フレームを送
    信する手段により送信した前記フレームを受信する手段
    と、前記フレームを受信する手段により受信した前記フ
    レームに含まれる前記ビット系列に基づいて送信電力を
    調整する手段とを備えたことを特徴とする無線局。
  19. 【請求項19】 送信電力制御方法であって、第1の無
    線局において、制御ビットに割り当てる最適電力量を決
    定するステップと、前記制御ビットの送信電力をデータ
    ビットの送信電力と等しくするステップと、前記制御ビ
    ットのビット数を調整することにより、前記制御ビット
    の前記送信電力量を、前記最適電力量とするステップ
    と、前記最適電力量とするステップにより前記最適電力
    量とされた前記制御ビットを含むフレームを構成するス
    テップと、前記フレームを第2の無線局へ送信するステ
    ップと、前記第2の無線局において、前記第1の無線局
    が送信した信号の受信品質を測定するステップと、前記
    測定するステップにより測定した受信品質を所要品質と
    比較するステップと、前記比較するステップの比較結果
    に対応するビット系列を生成するステップと、前記ビッ
    ト系列を生成するステップにより生成した前記ビット系
    列を、前記第1の無線局に送信するステップと、前記第
    1の無線局において、前記第2の無線局が送信した前記
    ビット系列を受信するステップと、前記受信するステッ
    プにより受信した前記ビット系列に基づいて送信電力を
    調整するステップとを備えることを特徴とする送信電力
    制御方法。
  20. 【請求項20】 送信電力制御方法であって、第1の無
    線局において、制御ビットに割り当てる最適電力量を決
    定するステップと、データビットの送信電力に対してオ
    フセットを与えることにより、前記制御ビットの送信電
    力量を、前記最適電力量とするステップと、前記最適電
    力量とするステップにより前記最適電力量とされた前記
    制御ビットを含むフレームを構成するステップと、前記
    フレームを第2の無線局へ送信するステップと、前記第
    2の無線局において、前記第1の無線局が送信した信号
    の受信品質を測定するステップと、前記測定するステッ
    プにより測定した受信品質を所要品質と比較するステッ
    プと、前記比較するステップの比較結果に対応するビッ
    ト系列を生成するステップと、前記ビット系列を生成す
    るステップにより生成した前記ビット系列を前記第1の
    無線局に送信するステップと、前記第1の無線局におい
    て、前記第2の無線局が送信した前記ビット系列を受信
    するステップと、前記受信するステップにより受信した
    前記ビット系列に基づいて送信電力を調整するステップ
    とを備えることを特徴とする送信電力制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項19または請求項20に記載の
    送信電力制御方法において、前記受信品質を測定するス
    テップは、前記第1の無線局が送信した前記制御ビット
    の少なくとも一部を用いて測定することを特徴とする送
    信電力制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項19または請求項20に記載の
    送信電力制御方法において、前記受信品質を測定するス
    テップは、前記第1の無線局が送信した前記制御ビット
    の少なくとも一部および前記第1の無線局が送信したデ
    ータビットの少なくとも一部を用いて測定することを特
    徴とする送信電力制御方法。
  23. 【請求項23】 請求項19乃至請求項22のいずれか
    に記載の送信電力制御方法において、前記制御ビットの
    前記最適電力量は、個別チャネル全体の所要送信電力を
    最低とする電力量であることを特徴とする送信電力制御
    方法。
  24. 【請求項24】 無線局において、請求項4乃至請求項
    6のいずれかに記載のフレーム構成装置と、前記フレー
    ム構成装置により構成されたフレームを送信する手段と
    を備えたことを特徴とする無線局。
  25. 【請求項25】 無線局において、請求項24に記載の
    無線局が前記フレームを送信する手段により送信した前
    記フレームを受信する手段と、前記フレームを受信する
    手段により受信した前記フレームの受信品質を測定する
    手段と、前記測定する手段により測定した受信品質を所
    要品質と比較する手段と、前記比較する手段の比較結果
    に対応するビット系列を生成する手段と、前記ビット系
    列を生成する手段により生成した前記ビット系列を送信
    する手段とを備えたことを特徴とする無線局。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の無線局において、
    前記受信品質を測定する手段は、前記第1の無線局が送
    信した前記制御ビットの少なくとも一部を用いて測定す
    ることを特徴とする無線局。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の無線局において、
    前記受信品質を測定する手段は、前記第1の無線局が送
    信した前記制御ビットの少なくとも一部および前記第1
    の無線局が送信したデータビットの少なくとも一部を用
    いて測定することを特徴とする無線局。
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