JP2001023723A - インターフェースコネクタプラグ - Google Patents

インターフェースコネクタプラグ

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JP2001023723A
JP2001023723A JP11192308A JP19230899A JP2001023723A JP 2001023723 A JP2001023723 A JP 2001023723A JP 11192308 A JP11192308 A JP 11192308A JP 19230899 A JP19230899 A JP 19230899A JP 2001023723 A JP2001023723 A JP 2001023723A
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JP
Japan
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hook
interface connector
leaf spring
plug
hook leaf
Prior art date
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Pending
Application number
JP11192308A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Matsuura
圭吾 松浦
Eiji Saito
英治 斎藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フック板バネ式のロック手段を具備するイン
ターフェースコネクタプラグにおいて、耐接続強度を高
めつつ、過大な力が加わったときにコネクタ及びプラグ
に損傷を与えないよう自動的にロックが解除されるよう
にする。 【解決手段】 フック板バネ2に膨らみ部2cを形成
し、該フック板バネ2の基端を、フードケース1上の所
定支持位置にコイルバネ7にて弾性付勢し、移動可能に
支持するとともに、フードケース1に、フック板バネ2
がコネクタ接続方向(A)に移動したときに上記膨らみ
部2cに当接しフック板バネ2を内側に押してロックを
解除するようリブ8を設けることにより、接続部に過大
な力が加わったときには、インターフェースコネクタ
(レセプタクル)に引っ張られてフック板バネ2が移動
し、膨らみ部2cがリブ8に当接して、プラグ内部側に
押され、ロックが解除されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話等の端末装
置と周辺機器とを接続するインターフェースコネクタプ
ラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話と周辺機器とを接続するインタ
ーフェースコネクタプラグとして、フック板バネを用い
たロック手段を具備するものが従来から知られている。
【0003】図5は、従来の横ボタン横フック方式のイ
ンターフェースコネクタプラグの概略構成を示してい
る。このインターフェースコネクタプラグは、上下半割
り構造のフードケース1(図5には下ケースのみを示
す)を具備し、このフードケース1の左右側壁の内側に
沿うよう、左右一対のフック板バネ2、2が組み込まれ
ている。これら左右一対のフック板バネ2、2は、それ
ぞれが先端に横向きのフック部2a、2aを有し、各フ
ック部2a、2aがフードケース1の前端位置(図示し
ないプラグキーの位置)において該フードケース1の幅
方向外側に向くよう配置され、基端が、フードケース1
の後部側壁と該後部側壁に隣接してフードケース1の底
面上に立設されたリブ3との隙間に嵌着されて、片持ち
支持されたものである。そして、各フック板バネ2、2
には、中央部外側に押しボタン4、4が付設され、これ
ら押しボタン4、4が、外部からの押し動作が可能なよ
う、フードケース1の側部開口に遊嵌されている。これ
ら左右一対のフック板バネ2、2は、常時は図5に示す
ようにフック部2a、2aがフードケース1の前端部側
面の外方に突出し、押しボタン4、4を押すと、フック
部2a、2aがフードケース1の内側に引っ込むよう動
作する。
【0004】図5において、5がその動作支点である。
このインターフェースコネクタプラグを端末装置のイン
ターフェースコネクタに差し込むと、フック板バネ2、
2のフック部2a、2aが突出してインターフェースコ
ネクタ側の係止部に係止され、ロックされる。また、押
しボタン4、4を押すことにより、フック部2a、2a
が引っ込み、ロックが解除される。
【0005】また、図6は従来の縦押しボタン縦フック
方式のインターフェースコネクタプラグのフック板バネ
支持部の概略構成を示している。この場合もインターフ
ェースコネクタプラグは、やはり上下半割り構造のフー
ドケースを具備し、このフードケースの左右側壁の内側
に沿うよう、左右一対のフック板バネ2、2(片方のフ
ック板バネ2のみ図示)が組み込まれている。
【0006】これら左右一対のフック板バネ2、2は、
それぞれが先端に縦向きのフック部2a、2aを有し、
各フック部2a、2aがフードケースの前端位置におい
て該フードケースの高さ方向上方外側に向くよう配置さ
れ、後部で180度に曲折して下方前方に延び、基端が
フードケース前部のプラグキー6に圧入固定されて、片
持ち支持されたものである。
【0007】そして、各フック板バネ2、2には、上部
中間位置に、図示しない上ケースに設けられた押しボタ
ンにより下方に押されるよう縦方向の突出部2bが形成
されている。
【0008】上記左右一対のフック板バネ2、2は、常
時はフック部2a、2aがフードケースの前端部上面の
外方に突出し、図6に白抜き矢印を示す位置において押
しボタンを下方に押すと、図6において符号5で示す位
置を動作支点として、フック板バネ2、2が撓み、フッ
ク部2a、2aが下方に下がって、フードケースの内側
に引っ込むよう動作する。
【0009】このインターフェースコネクタプラグを端
末装置のインターフェースコネクタに差し込むと、フッ
ク板バネ2、2のフック部2a、2aが突出してインタ
ーフェースコネクタ側の係止部に係止され、ロックされ
る。また、押しボタンを押すことにより、フック部2
a、2aが引っ込み、ロックが解除される。
【0010】また、それとは別に、特開平10-200612号
公報には、自動車の電話機保持装置におけるホルダー本
体への携帯電話機の収納・保持を容易かつ確実なものと
するとともに、携帯電話機の取り出しも容易にするた
め、電話機側コネクタとホルダー側コネクタとの接続を
ロック状態とロック解除状態とに切り替えるコネクタロ
ック手段を、携帯電話機をホルダー本体の電話機収納部
に押し込むことにより電話機側コネクタとホルダー側コ
ネクタとの接続をロック状態にし、携帯電話機をホルダ
ー本体から引き抜くことによりロック状態が解除される
ようにしたものが記載されている。
【0011】また、実開昭61-141784号公報には、電気
コネクタを引抜くための引抜き片が常にケーブルの外周
側に位置し、指で引抜き片を挟み易い状態となって、装
置の保守等でプリント板又はケーブルの交換を行うよう
な場合に、電気コネクタの抜去作業をスムーズに行え、
電気コネクタの挿抜性が向上するようにしたものが記載
されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話の普及
率の向上に伴い、車中で種々の周辺機器と接続して携帯
電話を使用することが増えてきている。また、携帯電話
の充電を、充電台を使わず、ACアダプタを使って直接
充電することも増えてきている。そのため、携帯電話と
周辺機器とを接続するインターフェースコネクタプラグ
の接続信頼性の向上が要求されている。
【0013】しかしながら、上記従来の横ボタン横フッ
ク方式のインターフェースコネクタプラグあるいは縦押
しボタン縦フック方式のインターフェースコネクタプラ
グは、インターフェースコネクタ及びプラグの耐接続強
度(フック強度)を向上させると、過大な力が加わった
時にコネクタ(レセプタクル)及びプラグの双方に損傷
を与えてしまい、また、コネクタ(レセプタクル)及び
プラグの双方に損傷を与えないよう耐接続強度(フック
強度)を下げると、フックが逃げやすくなってインター
フェースコネクタ及びプラグの接続信頼性が低下してし
まうという問題を有していた。
【0014】上記特開平10-200612号公報に記載された
技術は、押しボタンによりロック解除可能なロック手段
を有するインターフェースコネクタプラグに適用できる
ものでない。また、上記実開昭61-141784号公報に記載
された技術は、過大な力が加わった時の対策を開示する
ものでなく、上記問題の解決方法を示唆するものではな
い。
【0015】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、インターフェースコネクタとの耐接続強
度(フック強度)を確保でき、しかも、過大な力が加わ
ったときにコネクタ(レセプタクル)及びプラグの双方
に損傷を与えないインターフェースコネクタ及びプラグ
を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、押しボタンに
よりロック解除可能なフック板バネ式のロック手段を具
備するインターフェースコネクタプラグにおいて、所定
以上の力が加わった時にロックを自動的に解除するよう
構成したものである。
【0017】これによれば、インターフェースコネクタ
とプラグとの耐接続強度(フック強度)を高めても、過
大な力が加わったときには自動的にロックが解除される
ので、コネクタ(レセプタクル)及びプラグの双方に損
傷を与えるようなことはなく、したがって、耐接続強度
の高いフック形状を採用して接続信頼性を高めることが
できる。
【0018】本発明の請求項1に記載の発明は、押しボ
タンによりロック解除可能なフック板バネ式のロック手
段を具備するインターフェースコネクタプラグであっ
て、上記インターフェースコネクタプラグが接続された
まま、所定の距離以上に引っ張られると該フック板バネ
をロック解除方向に押圧するロック解除手段を備えたこ
とを特徴とするインターフェースコネクタプラグであ
り、インターフェースコネクタとプラグとの耐接続強度
(フック強度)を高めながら、過大な力が加わったとき
には自動的にロックが解除されて、コネクタ(レセプタ
クル)及びプラグの双方に損傷を与えないようにでき
る。
【0019】請求項2に記載の発明は、フードケース
と、該フードケースの幅方向外側にフック部を向けて片
持ち支持したフック板バネを具備し、該フック板バネの
上記フック部が上記幅方向外側に突出することによって
インターフェースコネクタにロックされ、該フック板バ
ネが上記フック部と基端支持部側の動作支点との間で内
側に押されることによりロックが解除されるプラグであ
って、上記フック板バネは、上記インターフェースコネ
クタとの接続方向から遠ざかるにつれて上記フードケー
スの内部側面に向け外側に膨らむ膨らみ部を有するとと
もに、所定支持位置から上記インターフェースコネクタ
との接続方向に移動可能なよう上記基端支持部が弾性部
材を介して上記フードケースに支持され、上記フードケ
ースは、上記フック板バネが上記所定支持位置にある状
態で該フック板バネの上記膨らみ部の前方に位置して該
膨らみ部から外れ、上記フック板バネが上記インターフ
ェースコネクタとの接続方向に移動した状態で該フック
板バネの上記膨らみ部に当接し上記フック板バネを内側
に押してロックを解除するリブを備えたことを特徴とす
るインターフェースコネクタプラグである。
【0020】これによれば、過大な力がフック部に加わ
ったときに、フック部が引っ張られて、フック板バネが
インターフェースコネクタ(レセプタクル)に接続され
たまま、フードケース内の所定支持位置からインターフ
ェースコネクタ(レセプタクル)側に移動する。そし
て、フック板バネは、膨らみ部がフードケース側のリブ
に当接して、内側(プラグ内部側)に押され、所定以上
の力が加わると自動的にフックが外れ、ロックが解除さ
れる。そのため、フック部を耐接続強度(フック強度)
の高い形状としつつ、過大な力を逃がしてコネクタ(レ
セプタクル)及びプラグの双方に損傷を与えないように
できる。
【0021】請求項3に記載の発明は、フードケース
と、該フードケースの高さ方向外側にフック部を向けて
片持ち支持したフック板バネを具備し、該フック板バネ
の上記フック部が上記高さ方向外側に突出することによ
ってインターフェースコネクタにロックされ、該フック
板バネが上記フック部と基端支持部側の動作支点との間
で内側に押されることによりロックが解除されるプラグ
であって、上記フック板バネは、上記インターフェース
コネクタとの接続方向から遠ざかるにつれて上記フード
ケースの内部頂面に向け外側に膨らむ膨らみ部を有する
とともに、所定支持位置から上記インターフェースコネ
クタとの接続方向に移動可能なよう上記基端支持部が弾
性部材を介して上記フードケースに支持され、上記フー
ドケースは、上記フック板バネが上記所定支持位置にあ
る状態で該フック板バネの上記膨らみ部の前方に位置し
て該膨らみ部から外れ、上記フック板バネが上記インタ
ーフェースコネクタとの接続方向に移動した状態で該フ
ック板バネの上記膨らみ部に当接し上記フック板バネを
内側に押してロックを解除するリブを備えたことを特徴
とするインターフェースコネクタプラグである。
【0022】この場合も請求項2に記載の発明と同様
で、過大な力がフック部に加わったときに、フック部が
引っ張られて、フック板バネがインターフェースコネク
タ(レセプタクル)に接続されたまま、フードケース内
の所定支持位置からインターフェースコネクタ(レセプ
タクル)側に移動する。そして、フック板バネは、膨ら
み部がフードケース側のリブに当接して、内側(プラグ
内部側)に押され、所定以上の力が加わると自動的にフ
ックが外れ、ロックが解除される。そのため、フック部
を耐接続強度(フック強度)の高い形状としつつ、過大
な力を逃がしてコネクタ(レセプタクル)及びプラグの
双方に損傷を与えないようにできる。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載のインターフェースコネクタプラグにおいて、上
記弾性部材がコイルバネであるというものである。上記
弾性部材として、例えばこのようにコイルバネを用いる
ことができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項2、3ま
たは4に記載のインターフェースコネクタプラグにおい
て、上記フック板バネが、上記フック部と基端支持部側
の動作支点との間に付設された押しボタンを介して内側
に押されるよう構成されているものである。この場合、
押しボタンを押すことによって、フック板バネを内側に
押し、ロックを解除できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1および図2は、
本発明の第1の実施の形態に係り、図1は、インターフ
ェースコネクタプラグの全体構造を示し、図2は、イン
ターフェースコネクタのフック板バネ支持部の構成およ
び作用を示している。
【0027】この第1の実施の形態のインターフェース
コネクタプラグは、横ボタン横フック方式のインターフ
ェースコネクタプラグであって、上ケース1aと下ケー
ス1bとからなる上下半割り構造のフードケース1を具
備し、このフードケース1の左右側壁の内側に沿うよう
に、左右一対のフック板バネ2、2が組み込まれてい
る。
【0028】上記左右一対のフック板バネ2、2は、そ
れぞれが先端に横向きのフック部2a、2aを有し、各
フック部2a、2aがフードケース1の前端のプラグキ
ー6の位置においてフードケース1の幅方向外側に向く
よう配置され、基端が、フードケース1の後部側壁と該
後部側壁の前方でフードケース1の下ケース1bの底面
上に立設された左右のリブ3、3との間で、コイルバネ
7、7によってフードケース1の後部側壁に向けて弾性
付勢されて、常時は図1および図2に示すようにフード
ケース1の後部側壁に当接した位置(所定支持位置)に
保持され、また、インターフェースコネクタとの接続方
向(図2において矢印Aの方向)に移動可能な状態で片
持ち支持されたものである。
【0029】フック板バネ2、2には、中央部外側に押
しボタン4、4が付設され、これら押しボタン4、4が
外部から押し操作可能なようフードケース1の側部開口
に遊嵌されている。これら左右一対のフック板バネ2、
2は、常時は図2に示す状態で(片方のフック板バネ2
のみ図示するが、もう片方のフック板バネ2についても
同様)、フック部2a、2aがフードケース1の前端部
側面の外方に突出し、押しボタン4、4を押すと、フッ
ク部2a、2aがフードケース1の内側に引っ込むよう
動作する。図2において、5がその動作支点である。
【0030】このインターフェースコネクタプラグを図
示しない端末装置のインターフェースコネクタに差し込
むと、フック板バネ2、2のフック部2a、2aが突出
してインターフェースコネクタ側の係止部に係止され、
ロックされる。また、押しボタン4、4を押すことによ
り、フック部2a、2aが引っ込み、ロックが解除され
る。
【0031】また、フック板バネ2、2には、押しボタ
ン4、4より基端側(図2において右側)に、図示しな
いインターフェースコネクタとの接続方向(図2におい
て矢印Aの方向)から遠ざかるにつれてフードケース1
の内部側面に向け外側に膨らむ膨らみ部2cが形成され
ている。
【0032】そして、フードケース1には、フック板バ
ネ2、2が上記所定支持位置にあるときにはフック板バ
ネ2、2の上記膨らみ部2c、2cの前方に位置して膨
らみ部2c、2cから外れ、フック板バネ2、2がイン
ターフェースコネクタとの接続方向(図2において矢印
Aの方向)に移動したときにフック板バネ2、2の上記
膨らみ部2c、2cに当接しフック板バネ2、2を内側
(図2において矢印Bの方向)に押してロックを解除す
るよう、側壁部内面にリブ8が設けられている。
【0033】図1において、9はリード線ブッシングで
ある。リード線ブッシング9は、フードケース1の後部
開口に嵌着される。
【0034】このインターフェースコネクタプラグは、
過大な力がフック部2a、2aに加わったときに、フッ
ク部2a、2aが引っ張られて、フック板バネ2、2が
インターフェースコネクタ(レセプタクル)に接続され
たまま、フードケース1内の上記所定支持位置からイン
ターフェースコネクタ(レセプタクル)側に移動する。
そして、フック板バネ2、2は、膨らみ部2c、2cが
フードケース1の側壁部内面のリブ8に当接して、内側
(プラグ内部側)に押され、所定以上の力が加わると自
動的にフックが外れ、ロックが解除される。
【0035】(第2の実施の形態)図3および図4は、
本発明の第2の実施の形態に係り、図3はインターフェ
ースコネクタプラグの全体構造を示し、図4はインター
フェースコネクタのフック板バネ支持部の構成および作
用を示している。
【0036】この第2の実施の形態のインターフェース
コネクタプラグは、縦押しボタン縦フック方式のインタ
ーフェースコネクタプラグであって、上ケース1aと下
ケース1bとからなる上下半割り構造のフードケース1
を具備し、このフードケース1の左右側壁の内側に沿う
よう、左右一対のフック板バネ2、2が組み込まれてい
る。
【0037】上記左右一対のフック板バネ2、2は、そ
れぞれが先端に縦向きのフック部2a、2aを有し、各
フック部2a、2aがフードケース1の前端のプラグキ
ー6の位置においてフードケース1の高さ方向上方外側
に向くよう配置され、後部で180度に曲折して下方前
方に延び、基端が、フードケース1の後部側壁と該後部
側壁の前方でフードケース1の下ケース2bに底面上に
立設された左右のリブ3、3との間で、コイルバネ7、
7によってフードケース1の後部側壁に向けて弾性付勢
されて、常時は図3および図4に示すようにフードケー
ス1の後部側壁に当接した位置(所定支持位置)に保持
され、また、インターフェースコネクタとの接続方向
(図4において矢印Aの方向)に移動可能な状態で片持
ち支持されたものである。
【0038】フック板バネ2、2の上部中間部分は、上
ケース1aに設けられた押しボタン10により下方に押さ
れるよう盛り上がった突出部2bを構成している。これ
ら左右一対のフック板バネ2、2は、常時はフック部2
a、2aがフードケース1の前部のプラグキー6の上面
外方に突出し、図4に白抜き矢印を示す位置において上
ケース1aの押しボタン10を下方に押すと、図4におい
て符号5で示す位置を動作支点として、フック板バネ
2、2が撓み、フック部2a、2aが下方に下がって、
フードケースの内側に引っ込むよう動作する。
【0039】このインターフェースコネクタプラグを図
示しない端末装置のインターフェースコネクタに差し込
むと、フック板バネ2、2のフック部2a、2aが突出
してインターフェースコネクタ側の係止部に係止され、
ロックされる。また、押しボタン10を押すことにより、
フック部2a、2aが引っ込み、ロックが解除される。
また、フック板バネ2、2には、上記突出部2bの前
方に、インターフェースコネクタとの接続方向(図4に
おいて矢印Aの方向)から遠ざかるにつれて上ケース1
aの内部頂面に近づくよう傾斜し上記突出部2bを頂点
とするよう膨らんだ膨らみ部2cが形成されている。
【0040】そして、フードケース1には、フック板バ
ネ2、2が上記所定支持位置にあるときにはフック板バ
ネ2、2の上記膨らみ部2c、2cの実質前方に位置し
て膨らみ部2c、2cに当接する位置から外れ、フック
板バネ2、2がインターフェースコネクタとの接続方向
(図4における矢印Aの方向)に移動したときにフック
板バネ2、2の上記膨らみ部2c、2cに当接しフック
板バネ2、2を内側下方(図4において矢印Bの方向)
に押してロックを解除するよう、プラグキー7の部分に
リブ8が設けられている。
【0041】図3において、9はリード線ブッシングで
ある。リード線ブッシング9は、フードケース1の後部
開口に嵌着される。
【0042】このインターフェースコネクタプラグは、
過大な力がフック部2a、2aに加わったときに、フッ
ク部2a、2aが引っ張られて、フック板バネ2、2が
インターフェースコネクタ(レセプタクル)に接続され
たまま、フードケース1内の所定支持位置からインター
フェースコネクタ(レセプタクル)側に移動する。そし
て、フック板バネ2、2は、膨らみ部2c、2cがプラ
グキー7の部分のリブ8に当接して、下方内側(プラグ
内部側)に押され、所定以上の力が加わると自動的にフ
ックが外れ、ロックが解除される。
【0043】なお、本発明によるインターフェースコネ
クタプラグは、上記第1および第2の実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない
範囲において種々変更を加え得るものである。
【0044】本発明によるインターフェースコネクタプ
ラグは、例えば携帯電話と周辺機器との接続用として好
適であり、また、携帯電話を含む種々の端末装置と周辺
機器とを接続するインターフェースコネクタプラグとし
て適用できるものである。
【0045】
【発明の効果】以上で説明したように本発明によれば、
押しボタンによりロック解除可能なフック板バネ式のロ
ック手段を具備するインターフェースコネクタプラグに
おいて、耐接続強度の高いフック形状を採用して接続信
頼性を高めつつ、過大な力が加わったときには自動的に
ロックを解除して、コネクタ及びプラグに損傷を与えな
いようすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るインターフェ
ースコネクタプラグの分解斜視図、
【図2】図1に示すインターフェースコネクタのフック
板バネ支持部の構成および作用を示す部分断面図、
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るインターフェ
ースコネクタプラグの分解斜視図、
【図4】図3に示すインターフェースコネクタのフック
板バネ支持部の構成および作用を示す部分断面図、
【図5】従来の横ボタン横フック方式のインターフェー
スコネクタプラグの概略構成を上ケースを外した状態で
示す平面図、
【図6】従来の縦押しボタン縦フック方式のインターフ
ェースコネクタプラグのフック板バネ支持部の概略構成
を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 フードケース 1a 上ケース 1b 下ケース 2 フック板バネ 2a フック部 2c 膨らみ部 3 リブ 4 押しボタン 6 プラグキー 7 コイルバネ 8 リブ 10 押しボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押しボタンによりロック解除可能なフッ
    ク板バネ式のロック手段を具備するインターフェースコ
    ネクタプラグであって、上記インターフェースコネクタ
    プラグが接続されたまま、所定の距離以上に引っ張られ
    ると該フック板バネをロック解除方向に押圧するロック
    解除手段を備えたことを特徴とするインターフェースコ
    ネクタプラグ。
  2. 【請求項2】 フードケースと、該フードケースの幅方
    向外側にフック部を向けて片持ち支持したフック板バネ
    を具備し、該フック板バネの上記フック部が上記幅方向
    外側に突出することによってインターフェースコネクタ
    にロックされ、該フック板バネが上記フック部と基端支
    持部側の動作支点との間で内側に押されることによりロ
    ックが解除されるプラグであって、 上記フック板バネは、上記インターフェースコネクタと
    の接続方向から遠ざかるにつれて上記フードケースの内
    部側面に向け外側に膨らむ膨らみ部を有するとともに、
    所定支持位置から上記インターフェースコネクタとの接
    続方向に移動可能なよう上記基端支持部が弾性部材を介
    して上記フードケースに支持され、 上記フードケースは、上記フック板バネが上記所定支持
    位置にある状態で該フック板バネの上記膨らみ部の前方
    に位置して該膨らみ部から外れ、上記フック板バネが上
    記インターフェースコネクタとの接続方向に移動した状
    態で該フック板バネの上記膨らみ部に当接し上記フック
    板バネを内側に押してロックを解除するリブを備えたこ
    とを特徴とするインターフェースコネクタプラグ。
  3. 【請求項3】 フードケースと、該フードケースの高さ
    方向外側にフック部を向けて片持ち支持したフック板バ
    ネを具備し、該フック板バネの上記フック部が上記高さ
    方向外側に突出することによってインターフェースコネ
    クタにロックされ、該フック板バネが上記フック部と基
    端支持部側の動作支点との間で内側に押されることによ
    りロックが解除されるプラグであって、 上記フック板バネは、上記インターフェースコネクタと
    の接続方向から遠ざかるにつれて上記フードケースの内
    部頂面に向け外側に膨らむ膨らみ部を有するとともに、
    所定支持位置から上記インターフェースコネクタとの接
    続方向に移動可能なよう上記基端支持部が弾性部材を介
    して上記フードケースに支持され、 上記フードケースは、上記フック板バネが上記所定支持
    位置にある状態で該フック板バネの上記膨らみ部の前方
    に位置して該膨らみ部から外れ、上記フック板バネが上
    記インターフェースコネクタとの接続方向に移動した状
    態で該フック板バネの上記膨らみ部に当接し上記フック
    板バネを内側に押してロックを解除するリブを備えたこ
    とを特徴とするインターフェースコネクタプラグ。
  4. 【請求項4】 上記弾性部材は、コイルバネである請求
    項2または3記載のインターフェースコネクタプラグ。
  5. 【請求項5】 上記フック板バネは、上記フック部と基
    端支持部側の動作支点との間に付設された押しボタンを
    介して内側に押されるよう構成されている請求項2、3
    または4記載のインターフェースコネクタプラグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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