JP2001022914A - メモリカード及び記録再生システム - Google Patents

メモリカード及び記録再生システム

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JP2001022914A
JP2001022914A JP2000159019A JP2000159019A JP2001022914A JP 2001022914 A JP2001022914 A JP 2001022914A JP 2000159019 A JP2000159019 A JP 2000159019A JP 2000159019 A JP2000159019 A JP 2000159019A JP 2001022914 A JP2001022914 A JP 2001022914A
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card
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Toshiharu Kobayashi
稔冶 小林
Takumi Okanoe
拓己 岡上
Satoru Sasa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続用端子の確実な保護を図るととも
に、メモリカードとこのメモリカードが装着される装着
装置との間の確実な接続を実現する。 【解決手段】 カード本体2の挿入方向前端側に凹状部
9を設け、この凹状部9内に外部接続用端子5を配置す
るとともに、凹状部9内に外部接続用端子5間に位置し
て接触防止用の突起部10を設け、このメモリカード2
が装着される装着装置20側に、メモリカード2側の外
部接続用端子5上を摺動する摺動突部24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着装置に装着さ
れて情報信号の書き込み又は読み出しが行われるメモリ
カード及びこのメモリカードが装着される装着装置を備
えた記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】メモリチップを内蔵し、このメモリチッ
プに情報信号を記憶するメモリカードは、外部システム
との電気的接点となる外部接続用端子を備えている。メ
モリカードは、外部接続用端子を介して電源の供給が行
われこの外部接続用端子を介して内部のメモリチップに
対し情報信号の入出力が行われる。
【0003】メモリカードに設けられる外部接続用端子
は、内部のメモリチップに電気的に接続されているの
で、メモリカード使用時に容易に、手指などの異物が接
触しないようにすることが必要である。すなわち、外部
接続用端子に異物が直接触れるとにより静電気が発生
し、この静電気が外部接続用端子からメモリチップに伝
達されてメモリチップを破壊してしまうことがある。し
たがって、外部接続用端子は容易に異物が接触しないよ
うに静電気対策を行うことが必要とされる。
【0004】また、メモリカードは可搬性を有すること
を特徴としており、携帯の利便性を考慮して、小型化が
進められている。メモリカードの小型化に伴い外部接続
用端子も細くなり、狭ピッチ化されている。外部接続用
端子は、このように細くなり、狭ピッチ化されると、異
物が軽く触れただけで容易に変位し破損してしまうおそ
れがある。
【0005】そこで、この種のメモリカードにおいて
は、カード本体の内部に外部接続用端子を埋設し、カー
ド本体にこの外部接続用端子に連通する小さな穴を設
け、この穴を介して外部接続用端子を外部に臨ませるよ
うにしたものや、カード本体のカード挿入方向前端側に
凹状部を形成し、この凹状部の底部に外部接続用端子を
配置して外部接続用端子の保護を図るようにしたものが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】カード本体に小さな穴
を設けて外部接続用端子を外部に臨ませるようにしたメ
モリカードは、穴の内部に塵埃等が侵入すると容易に除
去することができなくなる。穴に塵埃等が詰まったまま
装着装置に装着されると、装着装置との確実な電気的な
接続が阻害され、さらには装着装置の接続端子を変形さ
せてしまうおそれがある。また、この種のメモリカード
は、構造が複雑となり製造が困難となってしまう。
【0007】構造の複雑化を防止するため、カード本体
に凹状部を形成し、この凹状部内に外部接続用端子を配
置するようにしたメモリカードが提案されている。この
メモリカードにあっては、凹状部の形状によっては外部
接続用端子の保護が不完全となり、また凹状部の隅に塵
埃等が溜まりやすく、装着装置との確実な接続が阻害さ
れてしまうおそれがあるまた、略長方形状のカード本体
の1カ所の頂点に、装着装置への誤挿入防止用の切欠部
を形成したメモリカードも提案されている。このメモリ
カードにあっては、切欠部を設けた以外の残りの3カ所
の頂点に面取りを施したり丸みをもたせるなどデザイン
を変化させることができなかった。
【0008】そこで、本発明は、簡単な構造で外部接続
用端子の保護が確実に行えるとともに、塵埃等を容易に
除去して装着装置との確実な接続を図ることができ、ま
た頂点の形状を様々な形状とできるメモリカード及びこ
のメモリカードが装着される装着装置を備えた記録再生
システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るメモリカードは、メモリチップを
内蔵するカード本体と、このカード本体の挿入方向前端
からカード本体上面に亘って開口する凹状部と、カード
本体の挿入方向に沿って上記凹状部内に並列して配置さ
れた複数の外部接続用端子とを備える。上記凹状部内に
は、上記外部接続用端子間の少なくとも一の領域にこの
外部接続用端子への外部からの接触を防止するための突
起部が上記凹状部の前端側開口部から当該前端側開口部
と平行な壁面に亘って形成されているとともに、上記前
端側開口部と平行な壁面が上記凹状部の底面から所定の
仰角をもって傾斜する傾斜面とされている。
【0010】このメモリカードは、突起部により凹状部
内の領域が分割されることにより、凹状部内に配置され
る外部接続用端子への外部からの接触が防止され、装着
装置に装着される際、傾斜面とされる凹状部の壁面から
塵埃等が外部に排出される。
【0011】また、本発明に係るメモリカードは、外部
接続用端子が配置される凹状部を開放又は閉塞するシャ
ッタ部材を備えることにより、装着装置に装着されてい
ないときは、凹状部をシャッタ部材により閉塞すること
ができるので、凹状部内に配置される外部接続用端子に
異物が接触することを防止できる。
【0012】また、本発明は、メモリカードと、装着さ
れたメモリカードに対して情報信号の読み書きを行う装
着装置よりなる記録再生システムである。この記録再生
システムに用いられるメモリカードは、メモリチップを
内蔵し平面形状が略長方形をなすカード本体とこのカー
ド本体の挿入方向に沿って並列して配置された複数の外
部接続用端子とを備え、上記凹状部内に上記外部接続用
端子間の少なくとも一の領域にこの外部接続用端子に対
し外部からの接触を防止するための突起部が上記凹状部
の前端側開口部から当該前端側開口部と平行な壁面に亘
って形成されているとともに、上記前端側開口部と平行
な壁面が上記凹状部の底面から所定の仰角をもって傾斜
面とされている。このメモリカードが装着される装着装
置は、開口部から挿入されたメモリカードが装着される
装着用凹部と、先端側が上記装着用凹部内に配置され上
記メモリカードの外部接続用端子に接続される複数の接
続端子と、上記接続端子の前面側に配置され上記メモリ
カードが挿入される際に上記メモリカードの外部接続用
端子上を摺動する上記外部接続用端子に対応して複数設
けられた摺動突部とを備える。
【0013】この記録再生システムにおいては、メモリ
カードが装着装置に装着されるとき、装着装置側の摺動
突部がメモリカードの外部接続用端子上を摺動すること
により、外部接続用端子上の塵埃の除去が行われ、メモ
リカード側の傾斜面に沿って外部に除去することができ
る。
【0014】さらに、本発明に係る記録再生システムを
構成する装着装置は、メモリカードが挿入される開口部
の内方側に誤挿入防止部材を備えることにより、メモリ
カードの誤挿入が防止される。
【0015】ここで用いられる誤挿入防止部材として、
メモリカードの挿入方向に対し略垂直とされた第1の面
を有する防止板とこの防止板の上端部であってメモリカ
ードが挿入される開口部側に突設されたメモリカードの
挿入方向と略平行とされた第2の面を有する突出部とを
有するとともに、回動可能に軸支されコイルバネにより
突出部が開口部側に付勢されているものが用いられてい
る。
【0016】このような誤挿入防止部材を設けることに
より、メモリカードが誤挿入された場合、メモリカード
の前端部が突出部の第2の面に当接し、装着装置内部へ
の更なる挿入が規制される。
【0017】さらに、本発明に係る記録再生システムを
構成する装着装置には、メモリカードが装着されたと
き、装着用凹部の側壁に設けた突出部がメモリカードの
側面に形成された切欠部に係合ことにより、メモリカー
ドの装着位置の位置決めが図られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るメモリカード
及びこのメモリカードを用いる装着装置を図面を参照し
て詳細に説明する。
【0019】本発明に係るメモリカード1は、コンピュ
ータや音響機器等の外部システムの装着装置に装着され
て情報信号の書き込み又は又は読み出しが行われる記憶
媒体であり、図1に示すように、カード本体2の内部
に、情報信号を記憶する複数個のメモリチップ3と、こ
のメモリチップ3への情報信号の書き込み又はこのメモ
リチップ3からの情報信号の読み出しを制御する制御集
積回路4とが内蔵されている。
【0020】このメモリカード1は、図2に示すよう
に、装着装置に装着されたときに、装着装置の接続端子
と電気的に接続されて、制御集積回路4に電源を供給
し、また情報信号及び各種制御信号を伝達するための外
部接続用端子5を備えている。ここに示すメモリカード
1は、シリアルインターフェースを採用し、外部接続用
端子5が9本設けられている。
【0021】カード本体2は、例えば合成樹脂等により
平面形状を長方形となす薄肉のカード状に形成されてな
る。本例のメモリカード1は、シリアルインターフェー
スを採用して外部接続用端子5を9本設けたことによ
り、カード本体2の小型化が図られており、図3に示す
ように、短辺方向の長さL1が長辺方向の長さL2の1/
2以下とされている。
【0022】カード本体2の図2及び図3中矢印A方向
の装着装置に対する挿入方向側の後端部には、誤消去防
止部材6が取り付けられている。誤消去防止部材6は、
カード本体2の内部に収容された図示しない誤消去防止
スイッチに係合され、カード本体2の挿入方向と直交す
る方向にスライド操作されることにより、誤消去防止ス
イッチのON/OFFの切り換えを行う。また、カード
本体2の装着装置への挿入方向と平行な一方の側面に
は、メモリカード1が装着装置に装着された際に、メモ
リカード1が装着装置から脱落しないようにするための
円弧状のロック用切欠部7が形成されている。このロッ
ク用切欠部7は、メモリカード1が装着装置に装着され
た際に、図示しない装着装置のロック用突部に係合され
てメモリカード1の脱落を防止する。
【0023】カード本体2の挿入方向前端側の一方の側
端部には、図2に示すように、挿入方向に対して斜めに
切り欠かれた切欠部8が形成されている。この切欠部8
は、メモリカード1を装着装置に装着する際の誤挿入を
防止する誤挿入防止部として機能する。
【0024】さらに、カード本体2の挿入方向前端側に
は、図2に示すように、凹状部9が形成されている。凹
状部9は、カード本体2の挿入方向前端側にて上面から
所定の段差をもって形成されることにより、三方の壁面
と底面とにより囲まれ、カード本体2の挿入方向前端か
らカード本体2の上面にわたり開口した形状とされてい
る。この凹状部9の前端側開口部と平行な壁面9aは、
図5に示すように、凹状部9の底面9bから所定の仰角
をもって傾斜する傾斜面とされる。
【0025】メモリカード1は、このように凹状部9の
前端側開口部と平行な壁面9aを傾斜面とすることによ
り、装着装置に装着される際に、凹状部9内の塵埃等を
この傾斜面を介して容易に外部へ排出することができ
る。
【0026】凹状部9内には、図2に示すように、カー
ド本体2が装着装置に装着された際に装着装置の接続端
子と接続される複数の外部接続用端子5が配置されてい
る。これら外部接続用端子5は、薄い金属板が打ち抜き
成形されること又はプリント基板に形成される配線パタ
ーンの一部により構成され、カード本体2の挿入方向に
沿って凹状部9の底面9b上に並列に載置されて外部に
露出するように設けられている。
【0027】本例のメモリカード1は、上述したよう
に、シリアルインターフェースを採用したことにより、
外部接続用端子5の数が9本とされている。すなわち、
このメモリカード1は、凹状部9内に、デジタル信号入
出力端子と同期信号入力端子とステータス信号入力端子
と4本の電圧供給端子と2本のリザーブ端子とからなる
9本の外部接続用端子5が配置されている。
【0028】そして、凹状部9内には、図2に示すよう
に、外部接続用端子5間に位置して外部から外部接続用
端子5に手指など異物が接触することを防止するための
突起部10が形成されている。この突起部10は、図2
に示すように、凹状部9内の領域を三等分するように、
凹状部9の前面側開口部からこれと平行な壁面9aに亘
って形成される。突起部10によって分割された凹状部
9の3つの領域には、それぞれ外部接続用端子5が3本
ずつ配置される。
【0029】メモリカード1は、このように凹状部9内
の領域を突起部10により分割し、外部接続用端子5の
配置領域を細分化することにより、装着装置への装着時
等にユーザが誤って外部接続用端子5を触ってしまうと
いった不都合が回避され外部接続用端子5の保護が図ら
れる。また、突起部10によって分割された凹状部9の
3つの領域にそれぞれ配置された3本の外部接続用端子
5のうち中央の外部接続用端子5は、グランドに接続さ
れていることが望ましい。
【0030】メモリカード1は、このように3つの領域
の中央の外部接続用端子5をグランドに接続することに
より、仮にユーザの手指が分割された凹状部9内の領域
に入ることがあっても、手指はグランドに接続された外
部接続用端子5を触ることになり、接触時に発生する静
電気の放電によりメモリチップ3が破壊されるといった
事故を防止することができる。
【0031】また、メモリカード1は、図4に示すよう
に、突起部10を外部接続用端子5の数に対応して設
け、突起部10により分割される凹状部9内の領域にそ
れぞれ外部接続用端子5を1本ずつ配置するようにして
もよい。メモリカード1は、このように外部接続用端子
5の数に対応して突起部10を設けることにより、外部
接続用端子5への手指などの異物の接触をより確実に防
止することができる。
【0032】なお、本発明に係るメモリカード1は、外
部接続用端子5の数を10本としてもよい。外部接続用
端子5の数を10本とすることにより、リザーブ用端子
の数を3本にすることができる。このようにリザーブ用
端子の数を3本としたメモリカード1は、例えばこれら
3本のリザーブ用端子を信号入力用又は出力用端子とし
て使用することで、上述したデジタル信号入出力端子と
合わせて4本の信号入力用又は出力用端子を用いたパラ
レルインターフェースによる接続を行うことが可能とな
る。
【0033】なお、以上は、外部接続用端子5への接触
を防止するために、凹状部9内に突起部10を形成した
例について説明したが、本発明に係るメモリカード1
は、図5(A)に示すように、開閉動作して凹状部9を
閉塞又は開放するシャッタ部材11を設け、装着装置に
装着されないときは、凹状部9がシャッタ部材11によ
り閉塞されるようにして、外部接続用端子5への接触を
防止するようにしてもよい。この場合、凹状部9の前面
側開口部と平行な壁面9aからカード本体2の内部に亘
ってシャッタ部材11の移動を可能とするための溝部を
形成する。
【0034】シャッタ部材11は、例えば合成樹脂等に
より凹状部9の上面側開口部の開口面積よりやや大きい
面積を有する矩形の板状に形成され、カード本体2の前
端側に、メモリカード1の装着装置への挿入方向に沿っ
て移動可能に取り付けられている。このシャッタ部材1
1は、メモリカード1が装着装置に装着されないとき
は、バネ部材12によりカード本体2の挿入方向前端側
に付勢され、凹状部9の上面側開口部を閉塞するように
凹状部9上に配設される。
【0035】シャッタ部材11は、メモリカード1が装
着装置に挿入される際に、前端部が後述する装着装置の
摺動突部に当接する。そして、シャッタ部材11は、図
5(B)に示すように、メモリカード1が挿入されるに
従って、摺動突部によりバネ部材12の付勢力に抗して
図5(B)中矢印B方向に押し込まれ、上記溝部内に移
動して凹状部9の上面側開口部を開放する。
【0036】このメモリカード1は、装着装置に装着さ
れないときは、凹状部9がシャッタ部材11により閉塞
されるので、外部接続用端子5への外部からの接触が防
止され、外部接続用端子5の保護が図られる。
【0037】また、このメモリカード1においても、凹
状部9の前面側開口部と平行な壁面9aは、底面9bか
ら所定の仰角をもって傾斜する傾斜面とする。さらに、
シャッタ部材11の前端部も同様の傾斜面とすることが
望ましい。
【0038】メモリカード1は、このように、凹状部9
の前面側開口部と平行な壁面9a、さらにはシャッタ部
材11の前端部を傾斜面とすることにより、装着装置に
装着される際に、凹状部9内の塵等をこの傾斜面から容
易に外部へ排出することができる。
【0039】このメモリカード1においても、図6
(A)及び図6(B)に示すように、凹状部9内に突起
部10を形成し、凹状部9内の領域を分割するようにし
てもよい。メモリカード1は、このように、突起部10
により凹状部9内の領域を分割することにより、装着装
置に装着されないときに誤ってシャッタ部材11を開放
してしまった場合においても、外部接続用端子5への接
触が防止され、外部接続用端子5の保護をより確実に図
ることができる。なお、図6(A)は、凹状部9の上面
側開口部がシャッタ部材11により閉塞された状態を示
し、図6(B)は、シャッタ部材11が開動作し、凹状
部9の上面側開口部が開放された状態を示している。
【0040】以上のように構成されるメモリカード1
は、図7及び図8に示すような装着装置20に装着され
て情報信号の記録再生が行われる。
【0041】装着装置20は、前面側にメモリカード1
が挿入される開口部21を有している。この装着装置2
0には、開口部21から装置内部に亘り図7中矢印Cで
示すメモリカード1の挿入方向に沿ってメモリカード1
が装着される装着用凹部22が設けられている。この装
着用凹部22内には、図7及び図8に示すように、外部
システムと電気的に接続されている複数の接続端子23
の先端側が臨まされている。
【0042】接続端子23は、例えば金属板等を打ち抜
き折り曲げて形成され、基端側が装着装置20内に埋設
されて支持され、装着されたメモリカード1の外部接続
用端子5を押圧する方向に付勢力を有する板バネとして
構成されている。この接続端子23の装着用凹部22内
に突出する先端側には、図7に示すように、メモリカー
ド1の外部接続用端子3と当接する当接部23aが折り
曲げ形成されている。この接続端子23は、メモリカー
ド1の外部接続用端子5の数に対応して複数設けられて
いる。本例の装着装置20においては、9本の外部接続
用端子5に対応して、9本の接続端子23が装着用凹部
22内に配設されている。
【0043】装着用凹部22内に配置される接続端子2
3の前方、すなわちメモリカード1の挿入方向基端側に
は、図7及び図8に示すように、メモリカード1が挿入
される際にメモリカード1の外部接続用端子5上を摺動
する摺動突部24が設けられている。この摺動突部24
は、接続端子23と同様にメモリカード1の外部接続用
端子5の数に対応して複数設けられ、それぞれが接続端
子23の前方に配設されている。本例の装着装置20に
おいては、9本の外部接続用端子5に対応して、9個の
摺動突部24がそれぞれ接続端子23の前方に設けられ
ている。この摺動突部24は、図9に示すように、装着
装置20にメモリカード1が挿入されると、接続端子2
3に先行してメモリカード1の外部接続用端子5上を摺
動する。そして、摺動突部24は、メモリカード1の凹
状部9内の塵埃30等を、傾斜面とされたメモリカード
1の凹状部9の壁面9aから外部に排出する。
【0044】この装着装置20は、メモリカード1が挿
入される際に、摺動突部24が接続端子23に先行して
メモリカード1の外部接続用端子5上を摺動し、外部接
続用端子5上の塵等を除去した後に接続端子23が外部
接続用端子3に接続されるので、接続端子23と外部接
続用端子5との電気的な接続を確実なものとすることが
できる。
【0045】また、この装着装置20は、複数の摺動突
部24をそれぞれメモリカード1の外部接続用端子5に
対応して接続端子23の前方に設けるようにしているの
で、凹状部9内の領域を突起部10により外部接続用端
子5ごとに分割したメモリカード1に適応することがで
き、さらに、凹状部9内の領域を突起部10により3等
分したメモリカード1にも適応することができる。
【0046】さらに、この装着装置20は、凹状部9の
上面側開口部をシャッタ部材11により閉塞して外部接
続用端子5の保護を図るようにしたメモリカード1にも
適応することができる。装着装置20は、シャッタ部材
を備えたメモリカード1が挿入される際は、図10に示
すように、摺動突部24の前面側がシャッタ部材11の
前端部に当接し、メモリカード1の挿入にともなってシ
ャッタ部材11を開放動作させる。
【0047】また、この装着装置20は、図11に示す
ように、カード本体2の装着装置20に対する挿入方向
前端側に凹状部9を設け、突起部やシャッタ部材を設け
ることなく、凹状部9内に外部接続用端子5を配置した
だけの構成のメモリカードにも対応できることはいうま
でもない。
【0048】この装着装置20は、以上のように汎用性
を有するので、メモリカード1の形状による制約を受け
ずに広い用途に用いることができる。
【0049】ところで、本発明に係るメモリカードは、
以下に示すように構成したものであってもよい。
【0050】このメモリカードの一例を示す平面図を図
12に示す。また、図12に示されるメモリカードのX
1−X2線断面図を図13に示す。
【0051】このメモリカード100は、平面形状が略
長方形をしており、4カ所の頂点のうち、図12及び図
13中矢印Dで示すカード挿入方向前端部の一方の頂点
101a及び同図中矢印Dで示されるカード挿入方向の
挿入方向後端部の両側端部の頂点101b,101c
が、同図中矢印Dで示される挿入方向前端部の他方の頂
点102よりも大きく面取りされている。このメモリカ
ード100では、他方の大きな面取りが施されていない
頂点102が検出されることにより、メモリカード10
0を装着装置に挿入する際の誤挿入が防止される。
【0052】メモリカード100では、4カ所の頂点の
うち、図12及び図13中矢印Dで示すカード挿入方向
前端部の他方の頂点102は面取りされず、残りの3カ
所の頂点101a、101b、101cは面取りされて
例えば円弧状とされている。また、面取りされた3カ所
の頂点のうち、図12及び図13中矢印Dで示すカード
挿入方向前端部の一の頂点101aは、カード挿入方向
後端部の両側端部の他の頂点101b、101cよりも
大きく面取りされている。
【0053】メモリカード100は、図14及び図15
に示すような装着装置103に装着されて情報信号の記
録再生が行われる。図14は、本発明に係る装着装置1
03の一例を示す平面図であり、図15は、図14に示
す装着装置103のY1−Y2線断面図である。ここで、
以下の説明に使用される図において、部材間の関係を明
確にするために、平面図であってもハッチングを施した
部分がある。
【0054】この装着装置103は、前面側にメモリカ
ード100が挿入される開口部104と、図14及び図
15中矢印Eで示すメモリカード100の挿入方向に沿
って上記開口部104から装置内部に形成されたメモリ
カード100が装着される装着用凹部105と、図14
及び図15中矢印Eで示すメモリカード100の挿入方
向に沿って上記開口部104の内方側に設けられた誤挿
入防止部材106とを備える。
【0055】誤挿入防止部材106は、開口部104側
であってメモリカード100の挿入方向に略垂直とされ
た前面部107と、この前面部107の一方の側端側に
形成した突出部108とを有する。この突出部108に
は、前面部107から開口部104に向かうに従って厚
み及び幅が次第に小となるような傾斜面109が形成さ
れている。この傾斜面109によりメモリカード100
の頂点102を検出する。
【0056】また、誤挿入防止部材106は、装着装置
103に回動可能に軸支されるとともにコイルばね11
0によって図15中時計回り方向に回動付勢されてい
る。さらに、誤挿入防止部材106は、装着装置103
の非使用時に開口部104を閉塞して装着装置103の
内部への塵埃等の侵入を防止している。
【0057】図16、図17及び図18に、メモリカー
ド100が正しく装着装置103に挿入された場合の様
子を示す。メモリカード100を開口部104から、図
16中矢印E方向に挿入していくと、頂点102が誤挿
入防止部材106に設けられた突出部108に当接す
る。そして、図17に示すように、メモリカード100
の頂点102の上側の角が、突出部108の傾斜面10
9を摺動することにより誤挿入防止部材106を図中上
方に押し上げる。そして、頂点102は、図18に示す
ように、誤挿入防止部材106を逃がして、メモリカー
ド100を装着装置103の内部にまで挿入することを
可能とする。
【0058】一方、図19及び図20に、メモリカード
100が誤った向きに挿入された場合の様子を示す。メ
モリカード100を図中矢印E方向に挿入していくと、
面取りした頂点101aが誤挿入防止部材106の突出
部108に当接することなくメモリカード100の挿入
方向の前端面が誤挿入防止部材106の前面部107に
当接することになる。この誤挿入防止部材106の前面
部107は、図中矢印Eで示されるメモリカード100
の挿入方向に対し略垂直に形成されているため、メモリ
カード100前端面が突出部108に当設し誤挿入防止
部材106を押し上げることができない。従って、メモ
リカード100が誤った方向に挿入された場合、頂点1
01aにより誤挿入防止部材106を逃がことができな
くなり、メモリカード100の装着装置103の内部に
まで挿入することができない。
【0059】図19及び図20には、メモリカード10
0を裏返しに挿入した場合の例を示しているが、メモリ
カード100を前後逆向きに挿入した場合でも同様に、
頂点101b及び101cは、誤挿入部材106を逃が
してメモリカード100を内部にまで挿入することがで
きない。したがって、メモリカード100を装着装置1
03の内部にまで挿入できるのは、メモリカード100
を正しく挿入した場合のみであり、メモリカード100
の誤挿入が防止される。
【0060】誤挿入防止の観点から、メモリカード10
0の3カ所の頂点101a,101b,101cは、誤
挿入防止部材106の突出部108に当接しないように
形成されいればよくその平面形状は問わない。例えば、
図21に示すように、頂点102a,102b,102
cを様々な大きさに面取りしたり、また面取りの形状も
円弧状、直線状とすることができ、メモリカードにデザ
イン上の変化をつけることができる。
【0061】また、本発明に係るメモリカードは、以下
のように構成したものであってもよい。
【0062】このメモリカードの一例を図22に示す。
また、図22に示されるメモリカードのZ1−Z2線断面
図を図23に示す。
【0063】このメモリカード120は、図22に示す
ように略長方形に形成され、図22中矢印Fで示される
挿入方向前端部に切欠部121が形成されている。この
切欠部121は、メモリカード120の挿入方向前端部
の底面側がメモリカード120の短辺方向の全幅にわた
って厚み方向に切り欠かれている。切欠部121は、平
面によってメモリカード120から切り欠かれている。
このメモリカード120は、切欠部121が検出される
ことにより装着装置に挿入する際の誤挿入が防止され
る。
【0064】以上のように構成されるメモリカード12
0は、図24及び図25に示すような装着装置122に
装着されて、情報信号の記録再生が行われる。図24
は、装着装置122の一例を示す平面図であり、図25
は図24に示す装着装置122のW1−W2線断面図であ
る。この装着装置122は、前面側にメモリカード12
0が挿入される開口部123と、図中矢印Gで示すメモ
リカード120の挿入方向に沿って開口部123から装
置内部に亘って形成され、メモリカード120が装着さ
れる装着用凹部124と、図中矢印Gで示すメモリカー
ド120の挿入方向に沿って開口部123の内方に設け
られた誤挿入防止部材125とを備える。
【0065】誤挿入防止部材125は、図25に示すよ
うに、矢印G方向のメモリカード120の挿入方向に略
垂直とされた第1の面126を有する防止板127と、
この防止板127の上端部であって開口部123側に突
設されメモリカード120挿入方向に略平行とされた第
2の面128を有する突出部129とを備える。
【0066】また、誤挿入防止部材125は、装着装置
122に軸支されるとともにコイルばね130によって
図25中時計回り方向に回動付勢されている。さらに、
誤挿入防止部材125は、装着装置122にメモリカー
ド120が装着されない非使用時に開口部123を閉塞
して装着装置122内部へのゴミなどの侵入を防止して
いる。
【0067】メモリカード120が挿入されると、誤挿
入防止部材125は、コイルばね130の付勢力に抗し
て図25中反時計回り方向に約90゜回転し、第1の面
126が図26に示すようにメモリカード120挿入方
向と略平行となる。
【0068】メモリカード120が正しく挿入された場
合、すなわち、メモリカード120の前端部の底面側に
切欠部121が形成されている場合、図26に示すよう
に、切欠部121の斜面が、突出部129を摺動するこ
とにより誤挿入防止部材125を押し下げる。そして、
図27に示すように、切欠部121が誤挿入防止部材1
25を逃がし、メモリカード120を内部にまで挿入す
ることができる。
【0069】図28に示すようにメモリカード120が
誤った向きに挿入された場合、すなわち、メモリカード
120の前端部の底面側に切欠部121が形成されてい
ない場合、メモリカード120の挿入方向の前端面は、
突設部の第2の面128に当接する。このとき第2の面
128は、図28中矢印Gで示されるメモリカード12
0の挿入方向に略垂直となっているため、メモリカード
120の前端面は突出部129に当接して誤挿入防止部
材125を押し下げることができない。したがって、メ
モリカード120が誤った方向に挿入された場合、誤挿
入部材125を逃がしてメモリカード120を装着装置
122の内部にまで挿入することができない。
【0070】図28では、メモリカード120を裏返し
に挿入した場合の例を示しているが、メモリカード12
0を前後逆向きに挿入した場合でも、同様に誤挿入防止
部材125を逃がしてメモリカード120を内部にまで
挿入することができない。したがって、メモリカード1
20を装着装置122の内部にまで挿入できるのは、メ
モリカード120を正しく挿入した場合のみであり、メ
モリカード120の誤挿入が防止される。
【0071】メモリカード120は、誤挿入の検出が厚
み方向の形状で行われるため、突出部129を摺動して
誤挿入防止部材125を押し下げられる大きさに切欠部
121が形成されていればよい。したがって、誤挿入防
止を図るためには、メモリカード120の頂点の平面形
状は問わない。例えば、図29に示すように、メモリカ
ード120は、頂点を面取りしたり、また面取りの形状
も円弧状、直線状など様々な形状とすることができ、デ
ザイン上の変化をつけることができる。
【0072】また、本発明に係るメモリカードは、装着
装置の内部に挿入することにより装着する以外にも、装
着装置の上面にはめ込むことにより装着することも可能
である。
【0073】このメモリカードの一例を図30に示し、
メモリカード140を図30中H方向から見た図を図3
1に示し、メモリカード140を図30中I方向から見
た図を図32に示す。このメモリカード140は、平面
形状が略長方形をなすように形成されている。また、メ
モリカード140は、長辺方向の第1の側面141の両
側端部に、装着用の切欠部143a,143bが形成さ
れている。図31に示すように、第1の側面と平行な第
2の側面142の両側端部にも、装着用の切欠部143
c,143dが形成されている。
【0074】メモリカード140は、上記切欠部143
a,143b,143c,143dによって装着装置1
44にはめ込んで装着することもできる。
【0075】図33に示すように、このような装着装置
144の上面には、例えばメモリカード140が装着さ
れる装着用凹部145がその開口部を上方に向けて形成
され、この装着用凹部145の側壁には突出部146が
形成されている。メモリカード140を装着装置144
に装着する際には、図34に示すように、メモリカード
140の切欠部143(切欠部143a,143b,1
43c,143dを代表する)と、突出部146とを係
合させて装着することができる。
【0076】このメモリカード140は、記録再生装置
に直接装着することもできる。また、フレキシブルディ
スクのような形状のアダプタにメモリカード140を装
着し、このメモリカード140が装着されたアダプタを
記録再生装置に装着するようにしてもよい。
【0077】メモリカードを装着装置にはめ込んで装着
することにより、装着装置の上蓋が不要となり、装着装
置内部に挿入する場合よりも装着装置の厚さを薄くする
ことができ、装置の小型化が可能となる。また、メモリ
カードがはめ込まれて装着されるアダプタの厚さも薄く
することができる。
【0078】
【発明の効果】本発明に係るメモリカードは、外部接続
用端子が配置される凹状部内の領域を突起部で分割し、
又は凹状部をシャッタ部材で閉塞するという簡素な構成
で外部接続用端子の保護を確実に行うことができるとと
もに、凹状部の壁面を傾斜面とすることにより塵等を容
易に外部に除去し、外部接続用端子を装着装置の接続端
子に確実に接続させることができる。
【0079】また、本発明に係る記録再生システムは、
接続端子の前方にメモリカードの外部接続用端子に対応
して摺動突部を設けているので、メモリカードが挿入さ
れる際にこの摺動突部によりメモリカードの外部接続用
端子上の塵等が除去され、接続端子をメモリカードの外
部接続用端子に確実に接続させることができ、誤挿入防
止部材を備えることにより、メモリカードの誤挿入を確
実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメモリカードの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るメモリカードの外観を示す斜視図
である。
【図3】上記メモリカードの底面図である。
【図4】本発明に係るメモリカードの他の例を示す斜視
図である。
【図5】本発明に係るメモリカードのさらに他の例を示
す図であり、(A)はシャッタ部材が凹状部を閉塞して
いる状態を示す要部平面図であり、(B)はシャッタ部
材が凹状部を開放している状態を示す要部平面図であ
る。
【図6】本発明に係るメモリカードのさらに他の例を示
す図であり、(A)はシャッタ部材が凹状部を閉塞して
いる状態を示す要部平面図であり、(B)はシャッタ部
材が凹状部を開放している状態を示す要部平面図であ
る。
【図7】本発明に係る装着装置を示す断面図である。
【図8】上記装着装置の正面図である。
【図9】本発明に係る装着装置にメモリカードを装着し
た状態を示す断面図である。
【図10】本発明に係る装着装置に他のメモリカードを
装着した状態を示す断面図である。
【図11】上記他のメモリカードの要部平面図である。
【図12】本発明のメモリカードの外形形状の一例を示
す平面図である。
【図13】図12に示すメモリカードのX1−X2線断面
図である。
【図14】本発明に係るメモリカードが装着される装着
装置の一例を示す平面図である。
【図15】図14に示す装着装置のY1−Y2線断面図で
ある。
【図16】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
状態を示す平面図である。
【図17】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す図16図のY3−Y4線断面図である。
【図18】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す図16図のY3−Y4線断面図である。
【図19】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す平面図である。
【図20】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す図19のY5−Y6線断面図である。
【図21】本発明に係るのメモリカードの外形形状の一
例を示す平面図である。
【図22】本発明に係るメモリカードの外形形状の一例
を示す平面図である。
【図23】図22に示すメモリカードのZ1−Z2線断面
図である。
【図24】本発明に係るメモリカードが装着される装着
装置の一例を示す平面図である。
【図25】図24に示す装着装置のW1−W2線断面図で
ある。
【図26】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
状態を示す断面図である。
【図27】装着装置にメモリカードが正しく挿入される
途中の状態を示す断面図である。
【図28】装着装置にメモリカードが誤挿入された状態
を示す断面図である。
【図29】本発明に係るメモリカードの外形形状の一例
を示す平面図である。
【図30】本発明に係るメモリカードの外形形状の一例
を示す斜視図である。
【図31】図30に示すメモリカードを図中H方向から
見た側面図である。
【図32】図30に示すメモリカードを図中I方向から
見た背面図である。
【図33】本発明に係るメモリカードを装着装置に装着
する状態を示す断面図である。
【図34】本発明に係るメモリカードが装着装置に装着
された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 メモリカード、 5 外部接続用端子、 9 凹状
部、 10 突起部、11 シャッタ部材、 20 装
着装置、 22 装着用凹部、 23 接続端子、 2
4 摺動突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡上 拓己 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐々 哲 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリチップを内蔵するカード本体と、 上記カード本体の挿入方向前端からカード本体上面に亘
    って開口する凹状部と、 上記カード本体の挿入方向に沿って上記凹状部内に並列
    して配置された複数の外部接続用端子とを備え、 上記凹状部内には、上記外部接続用端子間の少なくとも
    一の領域にこの外部接続用端子への外部からの接触を防
    止するための突起部が上記凹状部の前端側開口部から当
    該前端側開口部と平行な壁面に亘って形成されていると
    ともに、上記前端側開口部と平行な壁面が上記凹状部の
    底面から所定の仰角をもって傾斜する傾斜面とされてい
    ることを特徴とするメモリカード。
  2. 【請求項2】 上記突起部は、全ての外部接続用端子間
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載のメモ
    リカード。
  3. 【請求項3】 シリアルインターフェースを採用したこ
    とを特徴とする請求項1記載のメモリカード。
  4. 【請求項4】 上記カード本体は平面形状が挿入方向に
    長い略長方形とされ、短辺の長さが長辺の長さの1/2
    以下とされていることを特徴とする請求項1記載のメモ
    リカード。
  5. 【請求項5】 上記カード本体の挿入方向と平行な一方
    の側面には脱落防止用の切欠部が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のメモリカード。
  6. 【請求項6】 上記カード本体の挿入方向前端部には、
    一方の側端部に位置して誤挿入防止用の切欠部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のメモリカー
    ド。
  7. 【請求項7】 上記カード本体の挿入方向前端部には、
    上記カード本体の厚み方向に切り欠かれた誤挿入防止用
    の切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のメモリカード。
  8. 【請求項8】 上記カード本体の挿入方向前端部の一方
    の側端部及び上記カード本体の挿入方向後端部の両側端
    部が、上記カード本体の挿入方向前端部の他方の側端部
    よりも大きく面取りされていることを特徴とする請求項
    1記載のメモリカード。
  9. 【請求項9】 上記カード本体の側面には、装着用の切
    欠部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    メモリカード。
  10. 【請求項10】 メモリチップを内蔵するカード本体
    と、 上記カード本体の挿入方向前端からカード本体上面に亘
    って開口する凹状部と、 上記カード本体の挿入方向に沿って上記凹状部内に並列
    して配置された複数の外部接続用端子と、 上記カード本体の前端側にて挿入方向に沿って開閉動作
    して上記凹状部を開放又は閉塞するシャッタ部材と、 上記シャッタ部材を上記カード本体の挿入方向前端側に
    付勢するバネ部材とを備え、 上記カード本体の上記凹状部の前端側開口部と平行な壁
    面から上記カード本体の内部に亘り上記シャッタ部材の
    移動を可能とするための溝部が形成され、 上記シャッタ部材は、上記メモリカードが装着装置に装
    着されるときに、上記装着装置の突部により上記バネ部
    材の付勢力に抗して上記溝部内に移動して上記凹状部を
    開放し、上記メモリカードが装着装置に装着されないと
    きには、上記バネ部材により上記カード本体の挿入方向
    前端側に付勢されて上記凹状部を閉塞することを特徴と
    するメモリカード。
  11. 【請求項11】 シリアルインターフェースを採用した
    ことを特徴とする請求項10記載のメモリカード。
  12. 【請求項12】 上記カード本体は平面形状が挿入方向
    に長い略長方形とされ、短辺の長さが長辺の長さの1/
    2以下とされていることを特徴とする請求項10記載の
    メモリカード。
  13. 【請求項13】 上記カード本体の挿入方向と平行な一
    方の側面には脱落防止用の切欠部が形成されていること
    を特徴とする請求項10記載のメモリカード。
  14. 【請求項14】 上記カード本体の挿入方向前端部に
    は、一方の側端部に位置して誤挿入防止用の切欠部が形
    成されていることを特徴とする請求項10記載のメモリ
    カード。
  15. 【請求項15】 上記カード本体の挿入方向前端部に
    は、上記カード本体の厚み方向に切り欠かれた、誤挿入
    防止用の切欠部が形成されていることを特徴とする請求
    項10記載のメモリカード。
  16. 【請求項16】 上記カード本体の挿入方向前端部の一
    方の側端部及び上記カード本体の挿入方向後端部の両側
    端部が、上記カード本体の挿入方向前端部の他方の側端
    部よりも大きく面取りされていることを特徴とする請求
    項10記載のメモリカード。
  17. 【請求項17】 上記カード本体の側面には、装着用の
    切欠部が形成されていることを特徴とする請求項10記
    載のメモリカード。
  18. 【請求項18】 メモリカードと、装着されたメモリカ
    ードに対して情報信号の読み書きを行う装着装置よりな
    る記録再生システムにおいて、 上記メモリカードは、メモリチップを内蔵し平面形状が
    略長方形をなすカード本体と上記カード本体の挿入方向
    に沿って並列して配置された複数の外部接続用端子とを
    備え、上記凹状部内に上記外部接続用端子間の少なくと
    も一の領域にこの外部接続用端子に対し外部からの接触
    を防止するための突起部が上記凹状部の前端側開口部か
    ら当該前端側開口部と平行な壁面に亘って形成されてい
    るとともに、上記前端側開口部と平行な壁面が上記凹状
    部の底面から所定の仰角をもって傾斜面とされ、 上記装着装置は、開口部から挿入されたメモリカードが
    装着される装着用凹部と、先端側が上記装着用凹部内に
    配置され上記メモリカードの外部接続用端子に接続され
    る複数の接続端子と、上記接続端子の前面側に配置され
    上記メモリカードが挿入される際に上記メモリカードの
    外部接続用端子上を摺動する上記外部接続用端子に対応
    して複数設けられた摺動突部とを備えることを特徴とす
    る記録再生システム。
  19. 【請求項19】 シリアルインターフェースを採用した
    ことを特徴とする請求項18記載の記録再生システム。
  20. 【請求項20】 メモリカードと、装着されたメモリカ
    ードに対して情報信号の読み書きを行う装着装置よりな
    る記録再生システムにおいて、 上記メモリカードは、メモリチップを内蔵し平面形状が
    略長方形をなすカード本体と上記カード本体の挿入方向
    に沿って並列して配置された複数の外部接続用端子とを
    備え、上記カード本体の挿入方向前端側に一方の側端部
    に位置して誤挿入防止用の切欠部が形成され、 上記装着装置は、開口部から挿入されたメモリカードが
    装着される装着用凹部と、上記メモリカードの挿入方向
    に沿って上記開口部の内方側に設けられた誤挿入防止部
    材とを備え、 上記誤挿入防止部材は、上記開口部側であって上記メモ
    リカードの挿入方向に対し略垂直とされた前面と上記前
    面の一方の側端部に上記誤挿入防止部材の上記前面から
    上記開口部に向かうに従って厚み及び幅を小となす傾斜
    面が形成された突出部とを有するとともに、回動可能に
    軸支されコイルバネにより上記装着用凹部の上記メモリ
    カードの挿入方向に対して下側方向に回動付勢されてい
    ることを特徴とする記録再生システム。
  21. 【請求項21】 シリアルインターフェースを採用した
    ことを特徴とする請求項20記載の記録再生システム。
  22. 【請求項22】 メモリカードと、装着されたメモリカ
    ードに対して情報信号の読み書きを行う装着装置よりな
    る記録再生システムにおいて、 上記メモリカードは、メモリチップを内蔵し平面形状が
    略長方形をなすカード本体と、上記カード本体の挿入方
    向に沿って並列して配置された複数の外部接続用端子と
    を備え、上記カード本体の挿入方向前端部に上記カード
    本体の厚み方向に切り欠かれた誤挿入防止用の切欠部が
    形成され、 上記装着装置は、開口部から挿入されたメモリカードが
    装着される装着用凹部と、上記メモリカードの挿入方向
    に沿って上記開口部の内方側に設けられた誤挿入防止部
    材とを備え、 上記誤挿入防止部材は、上記誤挿入防止部材は、上記メ
    モリカードの挿入方向に対し略垂直とされた第1の面を
    有する防止板と上記防止板の上端部であって上記開口部
    側に突設された上記メモリカードの挿入方向と略平行と
    された第2の面を有する突出部とを有するとともに、回
    動可能に軸支されコイルバネにより上記突出部が上記開
    口部側に付勢されていることを特徴とする記録再生シス
    テム。
  23. 【請求項23】 シリアルインターフェースを採用した
    ことを特徴とする請求項22記載の記録再生システム。
  24. 【請求項24】 メモリカードと、装着されたメモリカ
    ードに対して情報信号の読み書きを行う装着装置よりな
    る記録再生システムにおいて、 上記メモリカードは、メモリチップを内蔵し平面形状が
    略長方形をなし側面に装着用の切欠部が形成されたカー
    ド本体と、上記カード本体の挿入方向に沿って並列して
    配置された複数の外部接続用端子とを備え、 上記装着装置は、メモリカードが装着される装着用凹部
    を備え、上記装着用凹部の側壁に上記メモリカードの側
    面に形成された切欠部と係合する突出部を備えることを
    特徴とする記録再生システム。
  25. 【請求項25】 シリアルインターフェースを採用した
    ことを特徴とする請求項24記載の記録再生システム。
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