JP2001010504A - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JP2001010504A
JP2001010504A JP11185332A JP18533299A JP2001010504A JP 2001010504 A JP2001010504 A JP 2001010504A JP 11185332 A JP11185332 A JP 11185332A JP 18533299 A JP18533299 A JP 18533299A JP 2001010504 A JP2001010504 A JP 2001010504A
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Japan
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transport
base plate
front wheel
wheel
wheels
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JP11185332A
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English (en)
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Manabu Fukuda
学 福田
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/0083Wheeled supports connected to the transported object
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B3/00Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
    • B62B3/14Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor characterised by provisions for nesting or stacking, e.g. shopping trolleys
    • B62B3/16Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor characterised by provisions for nesting or stacking, e.g. shopping trolleys vertically stackable

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の運搬用台車を容易かつ安定に積み重
ねることができるとともに、小さくコンパクトに積み重
ねることができる運搬用台車を提供する。 【解決手段】 運搬用台車11は、台板12の底面に、
自在車輪よりなる左右一対の前車輪13と、固定車輪よ
りなる左右一対の後車輪14とを備えている。この台板
12の後端部には左右一対の前車輪挿入孔16が穿設さ
れ、前端部には左右一対の後車輪挿入孔15が穿設され
ている。台板12の各コーナ部には、その底面に円筒状
の支持脚17が垂下されるとともに、その上面には支持
脚17の下端部と係合する係合凹部が穿設されているう
え、係合凹部から支持脚17の下端にかけて水抜き孔1
9が穿設されている。台板12と支持脚17の高さの和
は、運搬用台車11の全高さのほぼ半分の高さになるよ
うに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用時には、通
常の運搬用台車として使用することができるとともに、
不使用時には、複数台の運搬用台車を上下に積み重ねる
ことによって、小さくコンパクトに収納することができ
る運搬用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の運搬用台車として
は、特開平7−291132号公報に開示されている運
搬台車が知られている。この運搬台車は、水平な荷支持
板の下面に、偏心回動可能に構成された自在車輪が複数
個設けられるとともに、前記荷支持板の上面には車輪固
定部が形成されている。さらに、前記車輪固定部は、各
自在車輪の偏心回動軌跡上に、例えば、自在車輪と係合
することができる凹溝を穿設することによって形成さ
れ、積み上げられる運搬台車の自在車輪を係合状態に固
定することができるように構成されている。
【0003】そして、複数台の運搬台車を積み上げる場
合には、まず、運搬台車の荷支持板上に、積み上げよう
とする別の運搬台車を載せる。続いて、その上段側の運
搬台車の各自在車輪を、下段側の運搬台車の各車輪固定
部に係合させて固定することによって、上段側の運搬台
車の各自在車輪の回動及び転動が規制され、上段側の運
搬台車を安定に支持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
運搬台車において、複数台の運搬台車を安定に積み上げ
るためには、上段側の運搬台車の全ての自在車輪を、下
段側の運搬台車の車輪固定部に係合させて固定する必要
があった。このとき、上段側の各自在車輪は、通常様々
な方向を向いて配置されていることから、全ての自在車
輪を車輪固定部に係合させる作業は、非常に面倒で時間
のかかるものであった。
【0005】一方、積み上げられた状態にある複数台の
運搬台車において、上段側の運搬台車は下段側の車輪固
定部に対し、自在車輪の下端部のみが浅く係合されるに
とどまっていた。このため、その係合部分が非常にぐら
つきやすく、これら積み上げられた運搬台車の安定性は
あまり高いとは言えなかった。
【0006】また、前記のように、下段側の車輪固定部
に上段側の自在車輪の下端部が浅く係合されることによ
って複数台の運搬台車が積み上げられることから、積み
上げられた複数台の運搬台車の全高さは、各運搬台車の
高さの和にほぼ等しく、小さくコンパクトに収納するこ
とができなかった。
【0007】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、複数台の運搬用台車を容易かつ安定に積
み重ねることができるとともに、小さくコンパクトに積
み重ねることができる運搬用台車を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の運搬用台車は、台板の底
面に、前車輪及び後車輪を設けた運搬用台車であって、
前記台板の前部に、後車輪を挿入するための後車輪挿入
部を設けるとともに、前記台板の後部に、前車輪を挿入
するための前車輪挿入部を設け、複数台の運搬用台車を
上下に積み重ねるとき、下方に位置する運搬用台車の後
車輪挿入部に、上方に位置する運搬用台車の後車輪を挿
入し、下方に位置する運搬用台車の前車輪挿入部に、上
方に位置する運搬用台車の前車輪を挿入するように構成
したものである。
【0009】請求項2に記載の発明の運搬用台車は、請
求項1に記載の発明において、前記後車輪を固定車輪に
よって構成し、前車輪を方向転換可能な自在車輪によっ
て構成するとともに、前記後車輪挿入部を四角孔状に穿
設し、前車輪挿入部を円孔状に穿設したものである。
【0010】請求項3に記載の発明の運搬用台車は、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、前記台板の
底面に支持脚を設け、複数の運搬用台車を上下に積み重
ねたとき、上方に位置する運搬用台車の支持脚が、下方
に位置する運搬用台車の台板上に当接するように構成し
たものである。
【0011】請求項4に記載の発明の運搬用台車は、請
求項3に記載の発明において、前記台板と支持脚の高さ
の和を、運搬用台車の全高さのほぼ半分の高さに形成し
たものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、運搬
用台車11は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成
樹脂により長四角板状に形成された台板12と、その台
板12の底面に固設された左右一対の前車輪13及び後
車輪14とから構成されている。図1及び図2に示すよ
うに、左右一対の前車輪13は、方向転換可能な自在車
輪によって構成され、台板12底面の前端部に固設され
ている。左右一対の後車輪14は、方向転換ができない
固定車輪によって構成され、台板12底面の後端部に固
設されている。
【0013】台板12の前端部には、左右一対の後車輪
挿入孔15が長四角孔状に穿設され、台板12の後端部
には、左右一対の前車輪挿入孔16が円孔状に穿設され
ている。図2に示すように、これら後車輪挿入孔15は
前記後車輪14に対し、台板12の中心点Oを軸に点対
称位置に設けられ、前車輪挿入孔16は前記前車輪13
に対し、中心点Oを軸に点対称位置に設けられている。
さらに、前車輪挿入孔16は前車輪13の回動軌跡全体
を挿入することができる大きさに穿設されている。
【0014】図1から図3に示すように、台板12底面
の4つのコーナ部には、円筒状の支持脚17が垂下され
ている。さらに、図3に示すように、この支持脚17と
台板12の高さの和hは、運搬用台車11の全高さHの
ほぼ半分の高さになるように形成されている。図4に示
すように、各支持脚17の真上に位置する台板12の上
面には、支持脚17の下端部と係合する平面円形状の係
合凹部18が所定深さ穿設されている。さらに、この係
合凹部18から支持脚17の下端にかけて上下方向に水
抜き孔19が穿設され、台板12上に雨水等が溜まるの
を防止することができるようになっている。
【0015】上記運搬用台車11の作用について以下に
記載する。さて、上記運搬用台車11を使用する際に
は、台板12上に被載置物を載せた状態で、運搬用台車
11又は被載置物を進行方向に押すことによって、運搬
用台車11及び被載置物を運搬することができる。さら
に、運搬用台車11又は被載置物を目的とする方向に押
すことによって、自在車輪からなる前車輪13をその方
向に回動させることができ、運搬用台車11の進行方向
を容易に変更することができる。
【0016】一方、2台の運搬用台車11を上下に積み
重ねて収納する場合には、まず、図1に示されるよう
に、下方に位置する運搬用台車11の前端部に、上方に
位置する運搬用台車11の後端部を積み重ねるように、
すなわち、上下に接する運搬用台車11の前後方向が逆
になるように載置する。さらに、図4に実線及び2点鎖
線で示されるように、上方に位置する運搬用台車11の
各支持脚17の下端部を、下方に位置する運搬用台車1
1の台板12上面の係合凹部18に係合させる。
【0017】このとき、上下の運搬用台車11は、前記
支持脚17と係合凹部18との係合関係によって、横方
向にずれるのを防止することができる。さらに、図5に
示されるように、下方に位置する運搬用台車11前端部
の後車輪挿入孔15に、上方に位置する運搬用台車11
の後車輪14が挿入されて係合されていることから、横
方向へのずれをさらに効果的に防止することができる。
一方、下方に位置する運搬用台車11後端部の前車輪挿
入孔16には、上方に位置する運搬用台車11の前車輪
13が回動自在に挿入されている。
【0018】3台の運搬用台車11を上下に積み重ねる
場合には、前記2台の運搬用台車11を積み重ねる場合
と同様にして上下に積み重ねる。このとき、図6に示さ
れるように、最上位置の運搬用台車11の前車輪13及
び後車輪14はそれぞれ、中央に位置する運搬用台車1
1の前車輪挿入孔16及び後車輪挿入孔15内に挿入さ
れるとともに、最下位置の運搬用台車11の台板12に
近接して配置されている。4台以上の運搬用台車11を
上下に積み重ねる場合も同様である。
【0019】上記実施形態によって発揮される効果につ
いて、以下に記載する。 ・ 実施形態の運搬用台車11は、台板12の前端部
に、後車輪14を挿入するための後車輪挿入孔15が穿
設されているうえ、台板12の後端部に、前車輪13を
挿入するための前車輪挿入孔16が穿設されている。こ
のため、下方に位置する運搬用台車11の後車輪挿入孔
15及び前車輪挿入孔16に、上方に位置する運搬用台
車11の後車輪14及び前車輪13を挿入することによ
って、複数台の運搬用台車11を容易に積み重ねて収納
することができる。
【0020】さらに、この運搬用台車11において、上
方に位置する運搬用台車11の後車輪14及び前車輪1
3は、下方に位置する運搬用台車11の後車輪挿入孔1
5及び前車輪挿入孔16内に挿入されて配置されてい
る。このため、前車輪13及び後車輪14が下方に位置
する運搬用台車11の台板12上を回転して横方向に移
動することが確実に防止され、上下の運搬用台車11を
安定に積み重ねることができる。
【0021】加えて、上方に位置する運搬用台車11の
後車輪14及び前車輪13の下端部が、下方に位置する
運搬用台車11の台板12よりも下方に配置されること
から、上下の運搬用台車11の台板12間の距離を短く
することができる。従って、積み重ねられた複数台の運
搬用台車11の全高さを低くすることができ、複数台の
運搬用台車11を小さくコンパクトに積み重ねることが
できる。
【0022】・ 左右一対の後車輪14が固定車輪によ
って構成されるとともに、左右一対の前車輪13が自在
車輪によって構成されていることから、運搬時の方向転
換を容易に行うことができ、運搬用台車11の操作性を
良好にすることができる。
【0023】さらに、後車輪挿入孔15が長四角孔状に
穿設されるとともに、前車輪挿入孔16が円孔状に穿設
されていることから、後車輪14及び前車輪13を挿入
したときに、大きくぐらつかないようにすることがで
き、上下の運搬用台車11を安定に積み重ねることがで
きる。加えて、左右一対の前車輪13は、前車輪挿入孔
16内で自由に回動することができることから、前車輪
挿入孔16内に前車輪13を挿入する際には、自在車輪
よりなる前車輪13の方向を所定方向に揃えて挿入する
必要がなく、積み重ね作業を非常に容易かつ迅速に行う
ことができる。また、この構成によれば、運搬用台車1
1の前後方向を一目で認識することも可能である。
【0024】・ 台板12の各コーナ部底面に支持脚1
7を垂下させ、下方に位置する運搬用台車11の台板1
2と当接するように構成されていることから、上下に積
み重ねられた運搬用台車11の安定性をより一層向上さ
せることができる。
【0025】・ 各支持脚17の真上の台板12の上面
に、支持脚17の下端部と係合する係合凹部18が設け
られていることから、上下に積み重ねられた運搬用台車
11の横方向へのずれを抑制することができ、その安定
性をより一層向上させることができる。加えて、この構
成によれば、支持脚17を載置する場所を容易に把握す
ることも可能である。
【0026】・ 台板12と支持脚17の高さの和h
が、運搬用台車11の全高さHのほぼ半分の高さに形成
されていることから、複数台の運搬用台車11を小さく
コンパクトに積み重ねることができる。
【0027】・ 係合凹部18から支持脚17の下端に
かけて水抜き孔19が穿設されていることから、台板1
2上面の水抜きを確実に行うことができる。また、複数
台の運搬用台車11を上下に積み重ねたとき、前記水抜
き孔19は、最上位置の運搬用台車11から最下位置の
運搬用台車11まで連通されている。従って、この場合
にも水抜き効果を発揮させることができる。
【0028】・ 前車輪13及び後車輪14が台板12
のコーナ部に設けられていることから、被載置物が載置
された運搬用台車11の安定性を向上させることができ
るうえ、運搬時の操作性を向上させることができる。
【0029】・ 支持脚17が台板12のコーナ部に設
けられていることから、上下に積み重ねられた運搬用台
車11の安定性をより一層向上させることができる。な
お、本実施形態は、次のように変更して具体化すること
も可能である。
【0030】・ 後車輪14を自在車輪によって構成す
るとともに、後車輪挿入孔15を円孔状に穿設するこ
と。或いは、前車輪13を固定車輪によって構成すると
ともに、前車輪挿入孔16を長四角孔状に穿設するこ
と。
【0031】・ 前車輪13を構成する車輪の直径を、
後車輪14を構成する車輪の直径よりも大きくするこ
と。例えば、前車輪13を構成する車輪の直径を4イン
チとするとともに、後車輪14を構成する車輪の直径を
3インチとするとよい。
【0032】このように構成した場合、被載置物を載せ
たときの運搬用台車11の安定性をより一層向上させる
ことができるうえ、その運搬時の操作性を向上させるこ
とができる。
【0033】・ 図7に示されるように、台板12の前
端部中央に前車輪13を1つ設けるとともに、台板12
の後端部中央に前車輪挿入孔16を1つ穿設すること。
このように構成した場合、運搬用台車11の構成を簡略
化することができる。
【0034】・ 台板12の底面に設けられる前車輪1
3又は後車輪14の個数を3つ以上にするとともに、前
車輪挿入孔16又は後車輪挿入孔15の個数をその個数
に対応させて穿設すること。或いは、前車輪13及び後
車輪14の個数を3つ以上にするとともに、前車輪挿入
孔16及び後車輪挿入孔15の個数をそれらの個数に対
応させて穿設すること。
【0035】このように構成した場合、より重量の大き
な被載置物を安定に載置して運搬することが可能であ
る。 ・ 図8(a)に示されるように、前車輪挿入孔16
を、前車輪13の下部を挿入することができるように長
四角孔状に穿設すること。
【0036】このように構成した場合、前車輪挿入孔1
6を小さく形成することができることから、被載置物の
落下を抑制することができる。 ・ 図8(b)に示されるように、台板12の前端部に
後車輪挿入孔15を穿設する代わりに、台板12の前端
部両側を長四角孔状に切欠いた切欠き21によって後車
輪挿入部を構成するとともに、支持脚17及び係合凹部
18を台板12のコーナ部よりもやや中央寄りに設ける
こと。
【0037】このように構成した場合でも、複数台の運
搬用台車11を容易かつ安定に積み重ねることができる
とともに、小さくコンパクトに積み重ねることができ
る。 ・ 台板12の4つのコーナ部に加えて、例えば台板1
2の中央部に支持脚17を垂下させること。
【0038】このように構成した場合、上下に積み重ね
られた運搬用台車11の安定性をさらに向上させること
ができる。 ・ 台板12のコーナ部に支持脚17を設ける代わり
に、左右一対の前車輪13と左右一対の後車輪14とに
よって囲まれる範囲の台板12の底面に支持脚17を設
けること。
【0039】このように構成した場合、運搬用台車11
が段差を乗り越えるときに、支持脚17が段差にぶつか
って破壊されるのを効果的に抑制することができる。 ・ 支持脚17の下端部と係合凹部18とが嵌合するよ
うに構成すること。
【0040】このように構成した場合、運搬用台車11
をさらに安定に積み重ねることができる。 ・ 前車輪13の周囲の台板12の下面に、前車輪13
を取り囲む円筒状の支持脚17を垂下させるとともに、
後車輪14の周囲の台板12の下面に、後車輪14を取
り囲む四角筒状の支持脚17を垂下させること。さらに
このとき、前車輪挿入孔16の周囲の台板12の上面に
は、前記円筒状の支持脚17の下端部と係合する平面円
形状の係合凹部18又は平面円環状の係合溝を穿設し、
後車輪挿入孔15の周囲の台板12の上面には、前記四
角筒状の支持脚17の下端部と係合する平面四角形状の
係合凹部18又は平面四角環状の係合溝を穿設するとよ
い。
【0041】このように構成した場合、運搬用台車11
が段差を乗り越えるときに、支持脚17が段差にぶつか
って破壊されるのを効果的に抑制することが可能であ
る。 ・ 前車輪13の真上の台板12の上面に平面円形状の
収容凹部を設け、後車輪14の真上の台板12の上面に
平面長四角形状の収容凹部を設けるとともに、支持脚1
7の高さを前記収容凹部の深さ分だけ短く形成するこ
と。
【0042】このように構成した場合、支持脚17の高
さを短く形成しつつ、2つ上に位置する運搬用台車11
の前車輪13及び後車輪14の下端部を前記収容凹部内
に収容することができることから、運搬用台車11をよ
り一層小さくコンパクトに積み重ねることが可能であ
る。さらに、支持脚17を短く形成することができるこ
とから、支持脚17が段差等にぶつかって破壊されるの
を抑制することもできる。
【0043】・ 台板12に複数の水抜き孔19を上下
方向に穿設すること。このように構成した場合、台板1
2上に雨水等が溜まるのをより一層効果的に防止するこ
とができる。
【0044】・ 台板12等を木材を用いて製造するこ
と。 ・ 支持脚17、係合凹部18及び水抜き孔19の少な
くとも1種を省略すること。
【0045】このように構成した場合、運搬用台車11
の構成を簡略化することができる。さらに、前記実施形
態より把握できる技術的思想について以下に記載する。 (1) 前記台板の上面に、前記支持脚の下端部と係合
する係合凹部を設けた請求項3又は請求項4に記載の運
搬用台車。
【0046】このように構成した場合、複数台の運搬用
台車をより一層安定に積み重ねることができる。 (2) 前記台板の上面から支持脚の下端にかけて水抜
き孔を穿設した請求項3、請求項4及び前記(1)のい
ずれかに記載の運搬用台車。
【0047】このように構成した場合、台板の上面の水
抜きを容易に行うことができる。 (3) 前記支持脚を台板のコーナ部に設けた請求項
3、請求項4、前記(1)及び前記(2)のいずれかに
記載の運搬用台車。
【0048】このように構成した場合、複数台の運搬用
台車をより一層安定に積み重ねることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
運搬用台車によれば、複数台の運搬用台車を容易かつ安
定に積み重ねることができるとともに、小さくコンパク
トに積み重ねることができる。
【0050】請求項2に記載の発明の運搬用台車によれ
ば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、被載置物を
容易に運搬することができる。請求項3に記載の発明の
運搬用台車によれば、請求項1又は請求項2に記載の発
明の効果に加えて、複数台の運搬用台車をより一層安定
に積み重ねることができる。
【0051】請求項4に記載の発明の運搬用台車によれ
ば、請求項3に記載の発明の効果に加えて、複数台の運
搬用台車をさらに小さくコンパクトに積み重ねることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の運搬用台車を積み重ねる様子を示
す斜視図。
【図2】 実施形態の運搬用台車を示す底面図。
【図3】 実施形態の運搬用台車を示す側面図。
【図4】 図3の4−4線から見た運搬用台車を示す部
分拡大断面図。
【図5】 実施形態の積み重ねた状態の運搬用台車を示
す底面図。
【図6】 実施形態の積み重ねた状態の運搬用台車を示
す側面図。
【図7】 実施形態以外の運搬用台車を示す底面図。
【図8】 (a)及び(b)はいずれも実施形態以外の
運搬用台車を示す底面図。
【符号の説明】
11…運搬用台車、12…台板、13…前車輪、14…
後車輪、15…後車輪挿入部としての後車輪挿入孔、1
6…前車輪挿入部としての前車輪挿入孔、17…支持
脚。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月29日(2000.5.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の運搬用台車は、台板の底
面に、前車輪及び後車輪を設けた運搬用台車であって、
前記台板の前部に、後車輪を挿入するための後車輪挿入
部を設けるとともに、前記台板の後部に、前車輪を挿入
するための前車輪挿入部を設け、複数台の運搬用台車を
上下に積み重ねるとき、下方に位置する運搬用台車の後
車輪挿入部に、上方に位置する運搬用台車の後車輪を挿
入し、下方に位置する運搬用台車の前車輪挿入部に、上
方に位置する運搬用台車の前車輪を挿入するように構成
、前記台板の底面に支持脚を設け、前記台板上部から
前記支持脚の下端にかけて水抜き穴を穿設したものであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3に記載の発明の運搬用台車は、請
求項1又は請求項2に記載の発明において、複数の運搬
用台車を上下に積み重ねたとき、上方に位置する運搬用
台車の支持脚が、下方に位置する運搬用台車の台板上に
当接するように構成したものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明の
運搬用台車によれば、複数台の運搬用台車を容易かつ安
定に積み重ねることができるとともに、小さくコンパク
トに積み重ねることができ、更に台板上面の水抜きを確
実に行うことができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板の底面に、前車輪及び後車輪を設け
    た運搬用台車であって、 前記台板の前部に、後車輪を挿入するための後車輪挿入
    部を設けるとともに、前記台板の後部に、前車輪を挿入
    するための前車輪挿入部を設け、複数台の運搬用台車を
    上下に積み重ねるとき、下方に位置する運搬用台車の後
    車輪挿入部に、上方に位置する運搬用台車の後車輪を挿
    入し、下方に位置する運搬用台車の前車輪挿入部に、上
    方に位置する運搬用台車の前車輪を挿入するように構成
    した運搬用台車。
  2. 【請求項2】 前記後車輪を固定車輪によって構成し、
    前車輪を方向転換可能な自在車輪によって構成するとと
    もに、前記後車輪挿入部を四角孔状に穿設し、前車輪挿
    入部を円孔状に穿設した請求項1に記載の運搬用台車。
  3. 【請求項3】 前記台板の底面に支持脚を設け、複数の
    運搬用台車を上下に積み重ねたとき、上方に位置する運
    搬用台車の支持脚が、下方に位置する運搬用台車の台板
    上に当接するように構成した請求項1又は請求項2に記
    載の運搬用台車。
  4. 【請求項4】 前記台板と支持脚の高さの和を、運搬用
    台車の全高さのほぼ半分の高さに形成した請求項3に記
    載の運搬用台車。
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