JP2001009342A - ダイヘッド - Google Patents

ダイヘッド

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JP2001009342A
JP2001009342A JP11181624A JP18162499A JP2001009342A JP 2001009342 A JP2001009342 A JP 2001009342A JP 11181624 A JP11181624 A JP 11181624A JP 18162499 A JP18162499 A JP 18162499A JP 2001009342 A JP2001009342 A JP 2001009342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manifold
die head
coating liquid
width direction
die
Prior art date
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Pending
Application number
JP11181624A
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English (en)
Inventor
Takeaki Tsuda
武明 津田
Hideki Inada
秀樹 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロット部の先端から塗工液が幅方向に均一
な流量で押し出されるようにし、幅方向に均一な膜厚で
の塗工を可能とする。 【解決手段】 液入口14からの塗工液を幅方向に広が
らせるためのマニホールドと、そのマニホールドから塗
工液が押し出される一定厚みのスロット部15とを備え
たダイヘッドにおいて、入口側の第1マニホールド13
aとスロット部側の第2マニホールド13bの2つを並
んで設けるとともに、第1マニホールド13aと第2マ
ニホールド13bの間のギャップ16に中央部から両サ
イドの外方に向かって広がるテーパーを付けることによ
り、塗工液のスロット部からの幅方向の吐出精度を向上
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続的に走行する
ウェブに対して塗工液を塗布するのに使用されるエクス
トルージョン型のダイヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エクストルージョン型のダイヘッ
ドは、均一な薄膜塗工が可能であることから種々の分野
で広く利用されている。このタイプのダイヘッドは、液
入口からの塗工液を幅方向に広がらせるためのマニホー
ルドと、そのマニホールドから塗工液が押し出されるス
ロット部とを備えている。マニホールドの形状としては
コートハンガータイプ、T型タイプ等があり、チキソ性
が大きい塗工液の場合ほどコートハンガータイプがよく
用いられている。そして、スロット部からの塗工液の幅
方向吐出精度を向上させるためにはマニホールドの形状
が重要であり、コートハンガータイプにおいては、例え
ばマニホールドからダイヘッド先端までの長さを幅方向
で変えることで吐出精度をコントロールしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図1はハンガーコート
タイプのマニホールドを有する従来のダイヘッドの一例
を示すもので、図1(a)は中央での断面図、図1
(b)はダイ上板と両側板を外してダイ下板を示す平面
図である。図1において1はダイ上板、2はダイ下板、
3はマニホールドであり、ダイ下板2に設けられた液入
口4からダイヘッド内に供給された塗工液はマニホール
ド3にて幅方向に広げられ、スロット部5の先端から吐
出されて走行するウェブ上に塗工される。ダイヘッドの
スロット部5からの塗工液の吐出精度は、マニホールド
3から先端までの矢印で示す距離を変化させることで均
一とすることができる。
【0004】チキソ性等の塗工液の物性により、インキ
によっては中央部の長さを大きくする必要があるものも
有り、ダイヘッド全体が長くなって大きな占有スペース
を必要とする。また、マニホールドの加工は、ダイヘッ
ド本体に対して斜め方向に行う必要があり、精度良く加
工することは難しい。
【0005】図2はハンガーコートタイプのマニホール
ドを有する従来のダイヘッドの別の例を示すもので、図
2(a)は中央での断面図、図2(b)はダイ上板と両
側板を外してダイ下板を示す平面図である。このダイヘ
ッドは、内部のマニホールド3を2次曲線状に加工した
ものであるが、図1に示した直線状のマニホールドに比
べてより加工が困難となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るため、本発明は、ダイヘッドにおけるマニホールドの
形状をそこを流れる塗工液の圧力損失が一定となるよう
な形状にすることとしている。そして、このような形状
にすることで、マニホールドに隣接するスロット部の先
端から塗工液が幅方向に均一な流量で押し出され、幅方
向に均一な膜厚での塗工が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、液入口からの塗工液を
幅方向に広がらせるためのマニホールドと、そのマニホ
ールドから塗工液が押し出される一定厚みのスロット部
とを備えたダイヘッドにおいて、入口側の第1マニホー
ルドとスロット部側の第2マニホールドの2つを並んで
設けるとともに、第1マニホールドと第2マニホールド
の間のギャップに中央部から両サイドの外方に向かって
広がるテーパーを付けるようにしたものである。
【0008】図3は本発明に係るダイヘッドの一例を示
すもので、図3(a)は中央での断面図、図3(b)は
ダイ上板と両側板を外してダイ下板を示す平面図、図3
(c)は図3(b)におけるX−X線に対応する位置で
の下板と上板を示す断面図である。
【0009】図3において、11はダイ上板、12はダ
イ下板、13a,13bは並んで設けられた第1マニホ
ールドと第2マニホールドであり、ダイ下板12には塗
工液が供給される液入口14が設けられ、液入口14は
第1マニホールド13aに繋がり、スロット部15は第
2マニホールド13bに繋がっている。第1マニホール
ド13aと第2マニホールド13bはダイ下板12に設
けた2本の溝状の凹みとダイ上板13の平らな内面とで
形成されている。そして、2本の凹みの境界部分が僅か
に低くなっていることにより、2つのマニホールド13
a,13bがギャップ16で連結された状態になってお
り、このギャップ16は中央部(点線位置)から両サイ
ドの外方に向かって広がるテーパーが付いている。この
テーパーは、第1マニホールド13aと第2マニホール
ド13bを通過する塗工液の圧力損失が一定となるよう
に設計する。
【0010】このように、第1マニホールド13aと第
2マニホールド13bの間のギャップを幅方向で変化さ
せることで、ダイヘッドのスロット部15からの塗工液
の吐出精度を向上させている。コートハンガータイプの
ようにマニホールドから先端までの距離を変えているわ
けではないので、塗工液の種類によりダイヘッドの長さ
が長くなることもなく、また第2マニホールドを設けて
いるため、より塗工精度を向上させることができる。ま
た、マニホールド自体はストレートタイプであるため、
加工が容易であり精度の良い加工が可能である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイヘッ
ドは、マニホールド形状を入口側の第1マニホールドと
スロット部側の第2マニホールドの2重マニホールドと
し、第1マニホールドと第2マニホールドの間のギャッ
プを幅方向に変えた仕様としたことにより、ダイヘッド
全体を短くできることから、占有スペースを小さく保つ
ことができる。また、マニホールド自体はストレートタ
イプでよいのでマニホールドの加工が複雑なものになら
ず、精度の良い加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハンガーコートタイプのマニホールドを有する
従来のダイヘッドの一例を示すもので、図1(a)は中
央での断面図、図1(b)はダイ上板と両側板を外して
ダイ下板を示す平面図である。
【図2】ハンガーコートタイプのマニホールドを有する
従来のダイヘッドの別の例を示すもので、図2(a)は
中央での断面図、図2(b)はダイ上板と両側板を外し
てダイ下板を示す平面図である。
【図3】本発明に係るダイヘッドの一例を示すもので、
図3(a)は中央での断面図、図3(b)はダイ上板と
両側板を外してダイ下板を示す平面図、図3(c)は図
3(b)におけるX−X線に対応する位置での下板と上
板を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ダイ上板 12 ダイ下板 13a 第1マニホールド 13b 第2マニホールド 14 液入口 15 スロット部 16 ギャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液入口からの塗工液を幅方向に広がらせ
    るためのマニホールドと、そのマニホールドから塗工液
    が押し出される一定厚みのスロット部とを備えたダイヘ
    ッドにおいて、入口側の第1マニホールドとスロット部
    側の第2マニホールドの2つを並んで設けるとともに、
    第1マニホールドと第2マニホールドの間のギャップに
    中央部から両サイドの外方に向かって広がるテーパーを
    付けたことを特徴とするダイヘッド。
JP11181624A 1999-06-28 1999-06-28 ダイヘッド Pending JP2001009342A (ja)

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