JP2001008019A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP2001008019A JP11173340A JP17334099A JP2001008019A JP 2001008019 A JP2001008019 A JP 2001008019A JP 11173340 A JP11173340 A JP 11173340A JP 17334099 A JP17334099 A JP 17334099A JP 2001008019 A JP2001008019 A JP 2001008019A
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Tomoyuki Miyashita
朋之 宮下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再量子化により画像データに情報を埋め込む
場合、画質の劣化と埋め込まれた情報の耐性とは互いに
トレードオフの関係にある。 【解決手段】 画像特性判定器2は、情報を埋め込もう
とする注目画素近傍の画像特性を判定する。情報埋込器
3は、その判定結果に基づき、注目画素に情報を埋め込
む際の再量子化のステップ幅を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、画像データに所定の情報を埋
め込む画像処理装置およびその方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタルコンテンツの著作権を保護す
るために、様々な電子透かし技術が開発されている。電
子透かし技術は、例えば画像のディジタル情報中に、著
作権者の名称や購入者のIDなど、ディジタルコンテンツ
の取り扱いに関する情報を、不可視に埋め込むものであ
る。このような電子透かし技術は、著作権を侵害する違
法コピーなどを追跡する手法として、電子流通における
セキュリティおよび著作権保護を実現する技術として、
注目を浴びている。
【0003】電子透かし技術におけるデータの埋め込み
方法には種々の方法が提案されている。その一方法に、
画像データの最下位ビットに情報を埋め込む方法があ
る。この方法は、画像データX(または、その空間周波
数データ)にビット情報を埋め込むもので、埋め込むべ
き1ビットの情報が‘0’か‘1’により、画像データの
最下位ビット(LSB)の値を変更するものである。
【0004】例えば画像データが「101」の場合、その
二進数表示は‘1100101’である。この画像データに埋
め込み情報‘0’を埋め込んだ場合は‘1100100’に、埋
め込み情報‘1’を埋め込んだ場合は‘1100101’であ
る。従って、埋め込まれた情報は、画像データのLSBを
調べることで得られる。
【0005】この方法は簡単であるが、画像データにエ
ラーが混入した場合や、画像データに画像処理が施され
た場合は埋め込まれた情報が損なわれることになる。例
えば、1ビットに相当するのエラー情報が加算されただ
けでも、埋め込まれた情報に直接影響する。また、画像
の階調処理を行うガンマ変換が施されればLSBの値は変
化を受ける。言い換えれば、例え透かし情報が埋め込ま
れていても簡単に除去できるわけで、この方法は実用上
の耐性が弱いといえる。
【0006】上記の問題点を解決し、耐性を強くするた
めに、画像データを量子化する方法がある。図1はこの
量子化を説明する図で、指定された場所の画像データX
をステップ幅hで量子化する方法を示している。
【0007】図1に示すように、画像データXをステップ
幅hで分割する。ステップ幅hが4であればその量子化値
は4、8、12、16、…、100、104、…であり、画像データ
が「101」であれば、量子化値の候補は「100」あるいは
「104」である。そこで、以下のルールを設定する。 (1)埋め込み情報が‘0’の時は偶数番目の量子化値を採
用し、(2)埋め込み情報が‘1’の時は奇数番目の量子化
値を採用する。
【0008】量子化値「100」は4×25であるから奇数番
目、「104」は4×26であるから偶数番目である。従っ
て、「101」の値をもつ画像データXは、埋め込み情報が
‘0’の時は偶数番目の「104」の値をもつ画像データX'
に、‘1’の時は奇数番目の「100」の値をもつ画像デー
タX'に量子化されることになる。このような情報を埋め
込むための量子化を「再量子化」と呼ぶ。
【0009】埋め込まれた情報は、再量子化された画像
データX'をステップ幅hで割り、以下のルールで検出す
ることができる。 (1)商(X'/h)が奇数であれば埋め込み情報は‘1’、(2)
商(X'/h)が偶数であれば埋め込み情報は‘0’である。
【0010】具体的には、100/4=25、奇数であるから埋
め込み情報は‘1’、104/4=26、偶数であるから埋め込
み情報は‘0’のようになる。
【0011】再量子化のステップ幅hを大きくすればエ
ラー耐性が向上する。例えば、1ビット相当のエラーが
混入したとすると、「100」は「101」または「99」に、
「104」は「105」または「103」になる。そこで、上記
の検出ルールを以下のように変更する。 (1)商(X'/h)を四捨五入したものが奇数であれば埋め込
み情報は‘1’、(2)商(X'/h)を四捨五入したものが偶数
であれば埋め込み情報は‘0’である。
【0012】具体的には、101/4=25.25、99/4=24.75で
あるから「25」であり、ともに奇数であるから埋め込み
情報は‘1’、また、105/4=26.25、103/4=25.75である
から「26」であり、ともに偶数であるから埋め込み情報
は‘0’のようになる。
【0013】再量子化のステップ幅hは、エラー耐性の
強度に対応するパラメータとして、利用目的に応じて使
い分けることができる。なお、ステップ幅hは、情報の
埋め込み時および検出時に同一値が必要であるから、鍵
(Key)情報として管理する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法で画像デー
タに情報を埋め込む場合、画像の平坦部ではとくに画質
劣化が目立ち、再量子化のステップ幅hを大きくとるこ
とはできない。つまり、この方法で画像データに情報を
埋め込む場合、下記のように、画質と耐性とは互いにト
レードオフの関係にある。 (1)再量子化のステップ幅hが小さければ、画質劣化は生
じないが埋め込まれた情報の耐性が弱い。 (2)再量子化のステップ幅hを大きければ、埋め込まれた
情報の耐性は向上するが画像の平坦部の画質劣化が目立
つ。
【0015】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像データに情報を埋め込む際に、画質劣化
を抑え、埋め込まれた情報の耐性を向上することが可能
な画像処理装置およびその方法を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0017】本発明にかかる画像処理装置は、情報を埋
め込もうとする注目画素近傍の画像特性を判定する判定
手段と、前記判定手段による判定結果に基づき、前記注
目画素に情報を埋め込む際の再量子化のステップ幅を制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0018】また、入力される画像データを、情報を埋
め込もうとする注目画素を含む所定サイズのブロックに
分割する分割手段と、前記注目画素近傍の画素の値に基
づき、そのブロックの画像特性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づくステップ幅により
前記注目画素を再量子化して情報を埋め込む埋込手段と
を有することを特徴とする。
【0019】また、情報を埋め込もうとする周波数成分
を含む画像ブロックの画像特性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づき、前記周波数成分
に情報を埋め込む際の再量子化のステップ幅を制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
【0020】また、入力される画像データを所定サイズ
のブロックに分割して直交変換する変換手段と、情報を
埋め込もうとする周波数成分近傍の周波数成分の値に基
づき、そのブロックの画像特性を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づくステップ幅により
前記周波数成分を再量子化して情報を埋め込む埋込手段
とを有することを特徴とする。
【0021】本発明にかかる画像処理方法は、情報を埋
め込もうとする注目画素近傍の画像特性を判定し、その
判定結果に基づき、前記注目画素に情報を埋め込む際の
再量子化のステップ幅を制御することを特徴とする。
【0022】また、入力される画像データを、情報を埋
め込もうとする注目画素を含む所定サイズのブロックに
分割し、前記注目画素近傍の画素の値に基づき、そのブ
ロックの画像特性を判定し、その判定結果に基づくステ
ップ幅により前記注目画素を再量子化して情報を埋め込
むことを特徴とする。
【0023】また、情報を埋め込もうとする周波数成分
を含む画像ブロックの画像特性を判定し、その判定結果
に基づき、前記周波数成分に情報を埋め込む際の再量子
化のステップ幅を制御することを特徴とする。
【0024】また、入力される画像データを所定サイズ
のブロックに分割して直交変換し、情報を埋め込もうと
する周波数成分近傍の周波数成分の値に基づき、そのブ
ロックの画像特性を判定し、その判定結果に基づくステ
ップ幅により前記周波数成分を再量子化して情報を埋め
込むことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理方法を図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
【第1実施形態】図2は画像データを3×3画素のブロック
に分割した状態を示す図である。情報を埋め込む画素X
(以下「注目画素」と呼ぶ)に対して、再量子化のステ
ップ幅hを決定するために、注目画素Xの周囲の八画素
a、b、c、d、e、f、gおよびh(以下「判定領域」と呼
ぶ)の値を利用する。すなわち、次のルールにより再量
子化のステップ幅hを決定する。 (1)判定領域がエッジ部を示せば再量子化のステップ幅h
を大きくする。 (2)判定領域が平坦部を示せば再量子化のステップ幅hを
小さくする。
【0027】なお、ブロックの特性であるエッジ部か平
坦部かの判定は、詳細は後述するが、判定領域において
隣接画素間の画素値の傾き(画像エッジ量)を求め、そ
の値がある閾値より大きければエッジ部と判断し、そう
でなければ平坦部と判断すればよい。
【0028】このように、画像のエッジ部で再量子化の
ステップ幅hを大きくすれば情報埋め込み領域の耐性を
向上することができる。さらに、再量子化のステップ幅
hは小さいものの画像の平坦部にも情報を埋め込むこと
で、情報の埋め込み対象画素を多くすることが可能にな
る。埋め込まれた情報の検出時においても、同様の判定
を行い再量子化ステップ幅hを選択することで、画像の
平坦部の画質劣化を抑え、埋め込まれた情報の正確な検
出が可能になる。なお、画像データの分割方法は3×3画
素に限定されるものではなく、5×5画素や7×7画素でも
よいことは言うまでもない。
【0029】しかしながら、埋め込まれた情報の検出時
には、ノイズや画像処理によりブロックの特性判定にエ
ラーが生じて正しい再量子化のステップ幅hを選択(決
定)することができない場合がある。その結果、埋め込
まれた情報を検出できない、または、正しく検出できな
いことが起こり得る。本実施形態においては、この問題
を以下の方法で解決する。
【0030】図3は判定領域の画像データのビット配分
を示す図である。例えば、8ビットのグレースケール画
像データの場合、8ビットを上位Mビットおよび下位Nビ
ットに分け(M+N=8)、下位Nビットを捨て、上位Mビット
を判定に使う。言い換えれば、8ビットの判定用の画像
データをMビットの画像データに量子化して判定を行う
ことになり、Nビットのステップ幅で再量子化されたこ
とになる。従って、一般に耐性が向上する。
【0031】図5に示すようなブロックの画像データに
情報を埋め込む場合を、図4のフローチャートを用いて
具体的に説明する。
【0032】まず、あるブロックの注目画素Xおよび周
囲画素の値を読み込む(S1)。周囲画素の値が図5に示す
ようであるとすると、それら周囲画素値の二進数表示は
次のようになる。 a = 180 =‘10110100’、b = 120 =‘01111000’ c = 70 =‘01000110’、d = 138 =‘10001010’ e = 50 =‘00110010’、f = 90 =‘01011010’ g = 80 =‘01010000’、h = 40 =‘00101000’
【0033】ここで周囲画素値の上位4ビットを取り出
すと次のようになる(S2)。 a' =‘1011’= 11、b' =‘0111’= 7 c' =‘0100’= 4、d' =‘1000’= 8 e' =‘0011’= 3、f' =‘0101’= 5 g' =‘0101’= 5、h' =‘0010’= 2
【0034】この上位4ビットを用いてエッジ部か否か
の判定を行う。まず、XおよびY方向(各行および各列)
の画素値の平均値を算出する(S3)。 X1 = (a' + b' + c')/3 = 7.33 X2 = (f' + g' + h')/3 = 4.0 Y1 = (a' + d' + f')/3 = 8.0 Y2 = (c' + e' + h')/3 = 3.0
【0035】得られた平均値から平均勾配Sを算出する
(S4)。 S = √{(X1 - X2)2 + (Y1 - Y2)2} = 6.01
【0036】そして、得られた平均勾配Sと閾値S0と比
較する(S5)。閾値S0を「3」に設定するとS>S0であるか
ら、処理ブロックは画像のエッジ部であると判断され
る。なお、閾値S0は判定の耐性に対応する強度のパラメ
ータであり、この値を大きく取ればエラー耐性を向上さ
せることができる。
【0037】ステップS5の判定に基づき、値「101」を
もつ注目画素Xは、例えばステップ幅h=8で再量子化され
る(S6)。従って、埋め込む情報が‘0’のときは偶数番
目の「96」に、‘1’のときは奇数番目の「104」に再量
子化される。なお、ステップS5で平坦部と判定された場
合は、エッジ部のステップ幅より小さいステップ幅で注
目画素Xを再量子化する(S7)が、例えばh=4、h=2などで
再量子化すればよい。
【0038】そして、ステップS8で、画像データのすべ
てのブロックについて情報の埋め込みを終えたか否かを
判定し、未了であればステップS1へ戻る。
【0039】次に、各行および各列の画素値の平均値が
次に示すような値の場合を考える。 X1 = (a' + b' + c')/3 = 6.0 X2 = (f' + g' + h')/3 = 7.0 Y1 = (a' + d' + f')/3 = 7.66 Y2 = (c' + e' + h')/3 = 6.33
【0040】この場合の平均勾配Sは次のようになる。 S = √{(X1 - X2)2 + (Y1 - Y2)2} = 1.66
【0041】この場合はS<S0であり、このブロックは
画像の平坦部と判定され、例えばステップ幅h=4で再量
子化される。従って、埋め込む情報が‘0’のときは偶
数番目の「104」に、‘1’のときは奇数番目の「100」
に再量子化される。
【0042】図6は本実施形態の画像処理装置の構成例
を示すブロック図である。
【0043】情報が埋め込まれる画像データは、ブロッ
ク化器1によって例えば3×3画素のブロックに分割され
る。画像特性判定器2は、周辺画素の値からブロックの
画像特性を判定する。情報埋込器3は、その判定結果に
基づき再量子化のステップ幅hを決定し、注目画素Xに情
報を埋め込む。
【0044】なお、詳細は説明しないが、埋め込まれた
情報を検出する際も、上記と同様の方法によってブロッ
クの特性を判定することで、そのブロックの再量子化に
使用されたステップ幅hを選択(決定)することができ
る。
【0045】また、前記の説明においては閾値を一つと
し、再量子化のステップ幅を二つとする例を説明した
が、複数の閾値を設定し、ステップ幅を多段階に変化さ
せることも可能である。そのようにすれば、情報を埋め
込む画素近傍の画像特性に応じて再量子化の程度を細か
く制御することが可能になり、さらに画質劣化を抑える
ことができる。
【0046】このように、情報を埋め込む画素の周囲画
素からその画像領域の特性を判定して、エッジ部(情報
の埋込による画質劣化が少ない領域)の画素であれば比
較的大きなステップ幅で再量子化し、平坦部(情報の埋
込による画質劣化が大きい領域)の画素であれば比較的
小さなステップ幅で再量子化する、適応的なステップ幅
の制御を行うことにより、画質の劣化を抑え、電子透か
しなど画像に埋め込まれた情報の耐性を向上させること
ができる。
【0047】さらに、上記の画像の特性の判定は、周囲
画素の上位Mビットによって行うので、ノイズや画像処
理に対する耐性がさらに高い情報の埋め込みが実現され
る。
【0048】さらに、画像の特徴を抽出してそれに応じ
て情報埋め込みを行うため、情報を埋め込んだ画像デー
タとともに情報を埋め込んだ位置情報を渡す必要がなく
なる。
【0049】
【第2実施形態】本実施形態は、埋め込む情報に冗長性
をもたせることで、ノイズや画像処理が埋め込まれた情
報の検出に影響するのを抑えようとするものである。つ
まり、埋め込むべき情報が‘1’の場合、‘1’を三回繰
り返した‘111’のビット配列を埋め込むものである。
【0050】例えば、ノイズや画像処理などの影響で
‘111’と検出されるべきブロックで‘101’が検出され
たとする。検出された‘101’は‘111’の誤りであると
すれば誤りビットの数は一つである。一方、‘101’は
‘000’の誤りであるとすれば誤りビットの数は二つで
ある。従って、検出した‘101’は誤りビットの数が少
ない‘111’に訂正する。
【0051】
【第3実施形態】画像データをDCT(Discrete Cosine Tra
nsformation)することで得られる空間周波数データに情
報を埋め込む方法について説明する。
【0052】DCTは、静止画の標準的な圧縮方式であるJ
PEGや、動画像の標準的な圧縮方式であるMPEGに利用さ
れる変換方法で、8×8画素のブロックにDCTを施し、図7
に示すような8×8変換係数の空間周波数データを得るも
のである。電子透かしにDCTを利用する場合、この空間
周波数データに情報が埋め込まれる。
【0053】図7において、左上の角の係数は直流成分
を表し、右へあるいは下に行くほど空間周波数が高くな
る。画像の高周波成分は単調減少する傾向を利用するJP
EGなどでは、値が小さい変換係数をすべて零にして圧縮
率の向上を図る。このため、高い周波数成分に情報を埋
め込もうとすると、ほとんどのデータが零になり、情報
を埋め込めない場合ある。そこで、図7に3a、3b、3c、3
dおよび3eで示す中程度の空間周波数成分に情報を埋め
込む。また、情報を埋め込む周波数成分近傍の周波数成
分により、そのブロックに画像のエッジがあるか否かを
判断し、その判断結果に基づき再量子化のステップ幅を
制御する。
【0054】以下では、ある周波数成分の組の値に基づ
きブロックにエッジがあるか否かを判定し、その判定結
果により、ある周波数成分に情報を埋め込む方法を図8
のフローチャートを参照して説明する。
【0055】まず、ステップS11で周波数成分a、bおよ
びcの値をステップ幅Hで量子化する。つまりa/H、b/Hお
よびc/Hの小数を切り捨てた絶対値a'、b'およびc'を得
る。次に、ステップS12で、値a'、b'およびc'の平均値S
=(a'+b'+c')/3を求める。そして、ステップS13で、平均
値Sと閾値S0とを比較して、S>S0であればステップS14
で、大きなステップ幅hおよび埋め込む情報に基づき周
波数成分3aを再量子化する。一方、S≦S0であれば、小
さなステップ幅hおよび埋め込む情報に基づき周波数成
分3aを再量子化する。
【0056】今、あるブロックの周波数成分a,bおよび
cの値が「120」「-89」および「95」であったとする。
再量子化のステップ幅Hを「6」とするとa'=20、b'=14お
よびc'=15になり、平均値S=16.33である。そして、閾値
S0=15とすると、このブロックにはエッジ部があると判
定され、周波数成分3aは大きなステップ幅h、例えば
「8」により再量子化される。もし、平均値S=14の場合
は、このブロックは平坦部であると判定され、周波数成
分3aは小さなステップ幅h、例えば「4」または「2」で
再量子化される。
【0057】同様な判定を他の周波数成分の組、例えば
(b,c,d)に対して行い、他の周波数成分3bを再量子化す
る。さらに、例えば周波数成分の組(c,d,e)、組(f,g,
h)、並びに、組(g,h,i)に対して行い、対応する周波数
成分3c、3dおよび3eを再量子化する。以上のような操作
により一つのブロックに対して少なくとも5ビットの情
報を埋め込むことができる。
【0058】なお、画像特性を判定するための周波数成
分の組み合わせや、その組み合わせに対応する情報を埋
め込む周波数成分は上記の説明や図7に限定されるもの
ではない。
【0059】このように、情報を埋め込む周波数成分の
近傍の周波数成分からそのブロックの特性を判定して、
エッジを含むブロック(情報の埋込による画質劣化が少
ない領域)であれば比較的大きなステップ幅で再量子化
し、平坦部のブロック(情報の埋込による画質劣化が大
きい領域)であれば比較的小さなステップ幅で再量子化
する、適応的なステップ幅の制御により、画質の劣化を
抑え、電子透かしなど画像に埋め込まれた情報の耐性を
向上することができる。
【0060】さらに、画像の特徴を抽出してそれに応じ
て情報埋め込みを行うため、情報を埋め込んだ画像デー
タとともに情報を埋め込んだ位置情報を渡す必要がなく
なる。
【0061】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0062】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、達成される
ことはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能
を実現することになり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コン
ピュータが読み出したプログラムコードを実行すること
により、前述した実施形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)など
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる
ことはいうまでもない。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0064】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図4および/または図8に
示す)フローチャートに対応するプログラムコードが格
納されることになる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データに情報を埋め込む際に、画質劣化を抑え、埋
め込まれた情報の耐性を向上することが可能な画像処理
装置およびその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像データに情報を埋め込む再量子化を説明す
る図、
【図2】画像データを3×3画素のブロックに分割した状
態を示す図、
【図3】判定領域の画像データのビット配分を示す図、
【図4】画像データに情報を埋め込む処理例を示すフロ
ーチャート、
【図5】情報が埋め込まれるブロックの画像データ例を
示す図、
【図6】第1実施形態の画像処理装置の構成例を示すブ
ロック図、
【図7】DCTにより得られる空間周波数データを説明す
る図、
【図8】ある周波数成分に情報を埋め込む方法を説明す
るフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA06 AA08 BA07 BB02 BB03 CA16 5B057 BA30 CA02 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CB19 CC02 CE08 CE20 CG07 CH18 DA17 DB02 DB05 DB09 DC16 5C076 AA14 AA36 AA40 BA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を埋め込もうとする注目画素近傍の
    画像特性を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づき、前記注目画素に
    情報を埋め込む際の再量子化のステップ幅を制御する制
    御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記注目画素近傍の画
    素の値に基づき、画像特性を判定することを特徴とする
    請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記注目画素近傍の画
    素の上位ビットに基づき画像特性を判定することを特徴
    とする請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 情報を埋め込もうとする注目画素近傍の
    画像特性を判定し、 その判定結果に基づき、前記注目画素に情報を埋め込む
    際の再量子化のステップ幅を制御することを特徴とする
    画像処理方法。
  5. 【請求項5】 入力される画像データを、情報を埋め込
    もうとする注目画素を含む所定サイズのブロックに分割
    する分割手段と、 前記注目画素近傍の画素の値に基づき、そのブロックの
    画像特性を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づくステップ幅により
    前記注目画素を再量子化して情報を埋め込む埋込手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、前記注目画素近傍の画
    素の上位ビットに基づき画像特性を判定することを特徴
    とする請求項4に記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力される画像データを、情報を埋め込
    もうとする注目画素を含む所定サイズのブロックに分割
    し、 前記注目画素近傍の画素の値に基づき、そのブロックの
    画像特性を判定し、 その判定結果に基づくステップ幅により前記注目画素を
    再量子化して情報を埋め込むことを特徴とする画像処理
    方法。
  8. 【請求項8】 情報を埋め込もうとする周波数成分を含
    む画像ブロックの画像特性を判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に基づき、前記周波数成分
    に情報を埋め込む際の再量子化のステップ幅を制御する
    制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記情報を埋め込もう
    とする周波数成分近傍の周波数成分の値に基づき、画像
    特性を判定することを特徴とする請求項8に記載された
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】 情報を埋め込もうとする周波数成分を
    含む画像ブロックの画像特性を判定し、 その判定結果に基づき、前記周波数成分に情報を埋め込
    む際の再量子化のステップ幅を制御することを特徴とす
    る画像処理方法。
  11. 【請求項11】 入力される画像データを所定サイズの
    ブロックに分割して直交変換する変換手段と、 情報を埋め込もうとする周波数成分近傍の周波数成分の
    値に基づき、そのブロックの画像特性を判定する判定手
    段と、 前記判定手段による判定結果に基づくステップ幅により
    前記周波数成分を再量子化して情報を埋め込む埋込手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 【請求項12】 入力される画像データを所定サイズの
    ブロックに分割して直交変換し、 情報を埋め込もうとする周波数成分近傍の周波数成分の
    値に基づき、そのブロックの画像特性を判定し、 その判定結果に基づくステップ幅により前記周波数成分
    を再量子化して情報を埋め込むことを特徴とする画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】 画像データに情報を埋め込む処理のプ
    ログラムコードが記録された記録媒体であって、前記プ
    ログラムコードは少なくとも、 情報を埋め込もうとする注目画素近傍の画像特性を判定
    するステップのコードと、 その判定結果に基づき、前記注目画素に情報を埋め込む
    際の再量子化のステップ幅を制御するステップのコード
    とを有することを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 画像データに情報を埋め込む処理のプ
    ログラムコードが記録された記録媒体であって、前記プ
    ログラムコードは少なくとも、 入力される画像データを、情報を埋め込もうとする注目
    画素を含む所定サイズのブロックに分割するステップの
    コードと、 前記注目画素近傍の画素の値に基づき、そのブロックの
    画像特性を判定するステップのコードと、 その判定結果に基づくステップ幅により前記注目画素を
    再量子化して情報を埋め込むステップのコードとを有す
    ることを特徴とする記録媒体。
  15. 【請求項15】 画像データに情報を埋め込む処理のプ
    ログラムコードが記録された記録媒体であって、前記プ
    ログラムコードは少なくとも、 情報を埋め込もうとする周波数成分を含む画像ブロック
    の画像特性を判定するステップのコードと、 その判定結果に基づき、前記周波数成分に情報を埋め込
    む際の再量子化のステップ幅を制御するステップのコー
    ドとを有することを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 画像データに情報を埋め込む処理のプ
    ログラムコードが記録された記録媒体であって、前記プ
    ログラムコードは少なくとも、 入力される画像データを所定サイズのブロックに分割し
    て直交変換するステップのコードと、 情報を埋め込もうとする周波数成分近傍の周波数成分の
    値に基づき、そのブロックの画像特性を判定するステッ
    プのコードと、 その判定結果に基づくステップ幅により前記周波数成分
    を再量子化して情報を埋め込むステップのコードとを有
    することを特徴とする記録媒体。
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