JP2001005710A - データベース統合システムおよび複数のデータベースのデータアクセス方法 - Google Patents

データベース統合システムおよび複数のデータベースのデータアクセス方法

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JP2001005710A
JP2001005710A JP11176412A JP17641299A JP2001005710A JP 2001005710 A JP2001005710 A JP 2001005710A JP 11176412 A JP11176412 A JP 11176412A JP 17641299 A JP17641299 A JP 17641299A JP 2001005710 A JP2001005710 A JP 2001005710A
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Akihiro Urano
明裕 浦野
Kenichi Yoshida
健一 吉田
Shigeru Miyake
滋 三宅
Toshiaki Hirata
平田  俊明
Masaaki Oya
雅章 大矢
Atsushi Mitomi
篤 三富
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Hitachi Ltd
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    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のデータベースを有する場合に、ユーザ
が、所望の情報が蓄積されたデータべースを意識するこ
となく当該情報へアクセスできるようにする。 【解決手段】コンソール計算機101よりアクセス要求
があると、サーバ計算機111はオブジェクトとオブジ
ェクトのロケーションを管理しているディレクトリデー
タベース112を参照して、アクセス要求されたオブジ
ェクトを保持しているデータベース122が備えられた
計算機121を選定し、選定した計算機121を介して
データベース122よりオブジェクトにアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テム上の複数のデータベースに効率良くアクセス可能と
する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークシステム上に、蓄積したオ
ブジェクトをネットワークシステム上のユーザに提供す
る、相互に他のデータベースサーバとは独立に自己が蓄
積するオブジェクトを管理する複数のデータベースサー
バが設けられることがある。
【0003】また、「LDAP インターネットディレ
クトリアプリケーションプログラム」(著者:ティム・
ハウズ、マーク・スミス。訳者:松島栄樹、岡薫。発行
所:株式会社プレンティスホール出版。ISBN:48
94710080)に書かれているLDAPサーバなど
のような、人や組織などのネットワークシステム上のア
ドレスなどの情報を、ネットワークシステム上のユーザ
に提供するディレクトリデータベースが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークシステム
上に独立した複数のデータベースが存在する場合、特定
のデータベースサーバに蓄積された特定のオブジェクト
にアクセスするためには、ユーザはこの特定のデータベ
ースと特定のオブジェクトを指定する必要がある。
【0005】このため、ユーザはオブジェクトのアクセ
スに先立ち、そのオブジェクトが蓄積されたデータベー
スサーバを調べなければならず、ユーザの負担が大きか
った。
【0006】ところで、このようなアクセスしようとす
るオブジェクトが蓄積されたデータベースサーバを調べ
る負担を軽減するために、前述したディレクトリデータ
ベースにおいて、データベースに蓄積された各オブジェ
クトを識別するためのオブジェクト名毎にディレクトリ
を設け、ユーザよりのオブジェクト名の指定に対して、
そのオブジェクト名のオブジェクトが蓄積されたデータ
ベースサーバの情報を、ユーザに提供することが考えら
れる。しかし、このようにした場合も、ユーザは、オブ
ジェクトのアクセスに先立ちディレクトリデータベース
にアクセスしオブジェクトが蓄積されたデータベースサ
ーバの情報を得る必要があるため、その負担が充分に軽
減されたとは言えない。また、ユーザが予め、ディレク
トリデータベースと個々のデータベースサーバへのアク
セス手順を知得しておかなければならないという点から
も、ユーザの負担は大きい。
【0007】なお、各データベースサーバは、相互に他
のデータベースサーバとは独立に自己が蓄積するオブジ
ェクトを管理しているため、一つのデータベースサーバ
中において、各オブジェクトのオブジェクトを識別する
ためのオブジェクト名は固有であることは保証される
が、複数のデータベースサーバ全体としては複数のオブ
ジェクトのオブジェクト名が重複してしまう場合も生じ
得る。したがって、このような場合には、前述のように
オブジェクト名毎にディレクトリを設けたのでは、ディ
レクトリデータベースにおいて、オブジェクト名が他の
オブジェクトと重複するオブジェクトに対して、ユーザ
よりオブジェクト名の指定だけを受けたのでは、正し
く、そのオブジェクトが蓄積されたデータベースサーバ
の情報を提供することができなくなってしまうという問
題も生じる。
【0008】そこで、本発明は、ネットワークシステム
上に独立した複数のデータベースが存在する場合におい
て、特定のデータベースサーバに蓄積された特定のオブ
ジェクトにアクセスする際のユーザの負担を軽減するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、ネットワークにより接続された複
数のデータベースシステムを有し、各データベースシス
テムは、相互に他のデータベースシステムとは独立に自
己が蓄積するデータを管理し、アクセス要求に従って自
己が蓄積したデータへアクセスするデータベース統合シ
ステムであって、前記ネットワークに接続されたデータ
ベース統合装置を有し、前記データベース統合装置は、
前記複数のデータベースシステムに蓄積された各データ
について、データと当該データが蓄積されたデータベー
スシステムとの対応を記憶したディレクトリデータベー
スと、ユーザより発行されたアクセス要求の対象となる
データに対応して前記ディレクトリデータベースに記憶
されているデータベースシステムを選定するデータベー
ス選定手段と、選定されたデータベースシステムに、前
記ユーザよりのアクセス要求の対象となるデータに対す
るアクセス要求を発行することにより、前記ユーザより
発行されたアクセス要求の対象となるデータにアクセス
するデータアクセス手段とを有することを特徴とするデ
ータベース統合システムを提供する。
【0010】このような、データベース統合システムに
よれば、データベース統合装置がユーザよりのアクセス
要求を受けると、アクセス要求の対象となるデータを蓄
積しているデータベースシステムをディレクトリデータ
ベースを参照して選定し、このデータベースシステムに
対してアクセス要求を発行することにより、ユーザが発
行したアクセス要求の対象となるデータにアクセスす
る。したがって、ユーザは、データベース統合装置に、
一度、アクセス要求を発行するだけで、データにアクセ
スすることができる。また、ユーザは、データがどのデ
ータベースシステムに蓄積されているのか認識すること
なく、データにアクセスすることができるようになる。
【0011】また、本発明は、このようなデータベース
統合システムにおいて前記各データベースシステムは、
自データベースシステム内で各データ毎に固有の識別子
であるローカルデータ名を用いて各データを管理すると
共に、ローカルデータ名を指定したアクセス要求によっ
て、当該ローカルデータ名のデータへのアクセスを受け
付け、前記ディレクトリデータベースは、前記複数のデ
ータベースに蓄積された各データについて、データが蓄
積されたデータベースシステムと、データのローカルデ
ータ名と、前記複数のデータベース全体中において各デ
ータ毎に固有の識別子であるグローバルデータ名との対
応を記憶し、前記データベース選定手段は、前記ユーザ
よりのアクセス要求として、当該アクセス要求の対象と
なるデータのグローバルデータ名を指定したアクセス要
求を受領し、受領したグローバルデータ名に対応して前
記ディレクトリデータベースに記憶されているデータベ
ースシステムとローカルデータ名を選定し、前記データ
アクセス手段は、選定されたデータベースシステムに、
選定されたローカルデータ名を指定したアクセス要求を
発行することにより、前記ユーザより発行されたアクセ
ス要求の対象となるデータにアクセスすることを特徴と
するデータベース統合システムを提供する。
【0012】このように、データベース統合装置におい
て、グローバルデータ名とローカルデータ名との対応を
ディレクトリデータベースで管理し、グローバルデータ
名によってユーザよりデータへのアクセス要求を受領
し、グローバルデータ名とローカルデータ名との間の変
換を行ってデータベースへのアクセスを行うことによ
り、独立した複数データベース間で、ローカルデータ名
の重複が生じたとしても、支障なく、ユーザがグローバ
ルデータ名により指定したユーザ所望のデータへのアク
セスを行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0014】図1に、本実施形態に係るネットワークシ
ステムの構成を示す。
【0015】図中、コンソール計算機101は、オペレ
ータがシステムの運用状況の監視などのシステムの管理
を行うための計算機である。サーバ計算機111は、シ
ステム全体を運用し、監視するための計算機であり、デ
ィレクトリ情報を蓄積したディレクトリデータベース1
12と、サーバ計算機121やサーバ計算機131の情
報などをオブジェクトとして蓄積したデータベース11
3を備えている。
【0016】また、サーバ計算機121は、自サーバ計
算機121、計算機124、125の各種情報をオブジ
ェクトとして蓄積するデータベース123を備えてお
り、サーバ計算機131は自サーバ計算機131、計算
機134、135の各種情報をオブジェクトとして蓄積
するデータベース133を備えている。
【0017】また、各計算機間はローカルエリアネット
ワーや通信回線によって接続されている。
【0018】ここで、各計算機のハードウエア構成とし
ては、たとえば、図2に示すような電子計算機の一般的
なハードウエア構成を用いることができる。
【0019】すなわち、中央処理装置(302)と、主
記憶装置(301)と、通信回線やローカルエリアネッ
トワーク等のネットワークとの間のデータの入出力を制
御するネットワーク制御装置(303)と、ディスク装
置(306)およびその入出力を制御するディスク制御
装置(307)、表示装置(308)およびその入出力
を制御する表示制御装置(309)などを備えたハード
ウエア構成を用いることができる。ただし、コンソール
計算機(101)以外の計算機は、必ずしも、表示装置
(308)、表示制御装置(309)を備えなくてもよ
い。
【0020】このような構成において、ディスク装置
(306)から主記憶装置(301)にロードされたプ
ログラムを中央処理装置(302)が実行することによ
り、プロセスとして、後に図4を用いて説明する各部が
計算機上に形成されて、後述する各動作を行うことにな
る。なお、このプログラムは、例えば、CD−ROM等
の記録媒体に記録され、図示していないドライバによっ
て読みこまれて、ディスク装置(307)に格納される
ものであったり、ネットワークを通じて供給され、ディ
スク装置(307)に格納されるものであってもよい。
【0021】さて、図1に戻り、各データベース11
3、123、133はリレーショナルデータベースやそ
の他のオブジェクト指向のデータベースにより構成され
たリポジトリデータベースであり、オブジェクトすなわ
ち計算機の各種情報として、計算機のシステム情報、ジ
ョブの定義、カレンダ情報、ジョブの運用スケジュール
の定義、ジョブの運用履歴などを記憶している。
【0022】また、ディレクトリデータベース112
は、各データベース113、123、133が蓄積した
各オブジェクトに対してデータベース113、123、
133全体中で固有となるように与えたグローバルオブ
ジェクトネーム毎のディレクトリを有し、各ディレクト
リの情報として、対応するグローバルオブジェクトネー
ムのオブジェクトを蓄積しているデータベースを備えた
計算機の識別と、そのオブジェクトを蓄積しているデー
タベース上で、そのオブジェクトを識別するためのオブ
ジェクト名を記憶している。
【0023】ここで、図3に、ディレクトリデータベー
ス112に蓄積されるディレクトリの情報を示す。
【0024】図中、501は計算機111のカレンダ情
報であるオブジェクトに対応するディレクトリの情報で
あり、ディレクトリの識別子となるDN502として当
該計算機111のカレンダ情報にシステム上で固有とな
るように与えた識別子であるグローバルオブジェクトネ
ーム、database503として計算機111のカレンダ情
報であるオブジェクトを蓄積したデータベース113を
所持する計算機111のネットワークシステム上で固有
となるように与えた識別子、objectname504として、
このオブジェクトのデータベース113上の識別子が記
述されている。
【0025】また、同様に、511は計算機124のカ
レンダ情報であるオブジェクトに対応するディレクトリ
の情報であり、ディレクトリの識別子となるDN512
として当該計算機124のカレンダ情報にシステム上で
固有となるように与えた識別子であるグローバルオブジ
ェクトネーム、database513として計算機124のカ
レンダ情報であるオブジェクトを蓄積したデータベース
123を所持する計算機124のネットワークシステム
上で固有となるように与えた識別子、objectname514
として、このオブジェクトのデータベース123上の識
別子が記述されている。
【0026】ここで、本実施形態では、ディレクトリの
情報のdatabaseに記述する計算機ネットワークシステム
上で固有となるように与えた識別子として、その計算機
のドメインネームを用いている。各計算機は、周知のド
メインネームサーバを利用して他の計算機に当該他の計
算機のドメインネームによりアクセスすることができ
る。なお、ディレクトリの情報中におけるドメインネー
ムの記述方法はドメインネームを特定できるものであれ
ば任意でよく、たとえば、ベースディレクトリとしてdc
=hitachi,dc=co,dc=jpを設定し、サーバ計算機111の
ドメインネームとしてはdc=host111.sdl,dc=hitachi,dc
=co,dc=jpのように記述するようにしてもよい。
【0027】また、ディレクトリの情報のDNに記述す
るグローバルオブジェクトネーム、すなわち、特定の計
算機の特定の種類の情報であるオブジェクトに対して付
与するグローバルオブジェクトネームとしては、当該特
定の計算機のドメインネームに当該特定の種類を表す識
別子を付加したものを用いることができる。この場合に
おいてもドメインネームの記述方法はドメインネームを
特定できるものであれば任意でよい。
【0028】次に、サーバ計算機111、121、13
1内部の機能構成を図4に示す。
【0029】ただし、サーバ計算機121と131の内
部の機能構成は同一であるのでサーバ計算機121に代
表させ、ここでは、サーバ計算機111とサーバ計算機
121の内部の機能構成を示す。
【0030】図示するようにサーバ計算機111は、リ
ポジトリAPI部201、リポジトリ制御部202、デ
ィレクトリデータベース制御部203、データベース制
御部205、データベースクライアント部206、リモ
ートアクセス部207、データベースサーバ部208を
有する。
【0031】また、サーバ計算機121は、データベー
スサーバ部210を有する。
【0032】以下、このようなシステムの動作につい
て、図5に示した処理の手順と、図6に示した処理にお
ける各部間の信号シーケンスを参照しながら説明する。
【0033】いま、操作者が計算機124のカレンダ情
報であるオブジェクトのグローバルオブジェクトネーム
の指定と共に、このオブジェクトの取得を、コンソール
計算機101に指示すると、コンソール計算機101
は、サーバ計算機111に、このグローバルオブジェク
トネームの指定と共に、このオブジェクトの取得を要求
する。
【0034】サーバ計算機111において、このコンソ
ール計算機101からの要求はリポジトリAPI部20
1を通してリポジトリ制御部202が受け取る(40
1)。
【0035】ここで、リポジトリ制御部202は、以前
に同じグローバルオブジェクトネームのディレクトリの
ディレクトリ情報を取得し、その情報をキャッシングし
ている場合は処理を407に移す(402)が、ここで
は、オブジェクトの格納場所が既知でないで、処理を4
03に進める。
【0036】ここで、リポジトリ制御部202は要求が
オブジェクトのディレクトリ情報の問い合わせなどのデ
ィレクトリデータベース112の情報のみで対処できる
場合には、421へ処理を移す(403)が、ここで
は、要求はオブジェクトの取得である場合はディレクト
リデータベース112の情報のみで対処できないため処
理を404へ進める。
【0037】そして、リポジトリ制御部202は取得要
求を受けたグローバルオブジェクトネームのオブジェク
トのディレクトリ情報をディレクトリデータベース制御
部203に問い合わせる(404)。
【0038】ディレクトリデータベース制御部203
は、そのグローバルオブジェクトネームのディレクトリ
情報をディレクトリデータベース112へ問い合わせ、
ディレクトリデータベース112は、問い合わせられた
グローバルオブジェクトネームに対応するディレクトリ
情報を、ディレクトリ制御部へ返す(405)。このデ
ィレクトリの情報は、図3のディレクトリ情報に従い、
指定されたグローバルオブジェクトネームのオブジェク
トが存在するデータベース123を備えたサーバ計算機
121のドメインネーム(図3中ではdatabaseとして記
述される)と、データベース123上のオブジェクト名
(図3中ではobjectnameとして記述される)となる。
【0039】さて、ディレクトリ制御部203は、情報
を受け取ると、この情報をリポジトリ制御部202へ返
す(406)。
【0040】情報を返されたリポジトリ制御部202
は、この情報を内部のキャッシュにキャッシングすると
共に、データベース制御部205へ、ディレクトリ制御
部203から返された情報と共にオブジェクトの取得要
求を発行する(407)。
【0041】データベース制御部205は、オブジェク
トの取得要求と共に発行された計算機のDNが自計算機
111のドメインネームであるかどうかを判定し、デー
タベースクライアント部206に、取得要求と共に発行
された情報と共にオブジェクトの取得要求をデータベー
スクライアント部206へ行う(408)。
【0042】データベースクライアント部206は、オ
ブジェクトの取得要求と共に発行された計算機のドメイ
ンネームの計算機のデータベースサーバ部に対して、オ
ブジェクトの取得要求と共に発行されたオブジェクト名
の指定と共にオブジェクトの取得要求を行う。この時、
他計算機へのアクセスはリモートアクセス部(207)
を用いる(409)。
【0043】この例の場合は計算機121は計算機11
1から見て他計算機になるのでサーバ計算機121内に
あるデータベースサーバ部210に、オブジェクトの取
得要求を行うことになる。
【0044】データベースサーバ部210はデータベー
ス123にアクセスすることにより、オブジェクトの取
得要求と共に発行されたオブジェクト名のオブジェクト
を取得し、オブジェクトの取得要求を発行した計算機1
11のデータベースクライアント部(206)へオブジ
ェクトを返す(410)。
【0045】ここで、もし、計算機111のデータベー
スサーバ部208が、同計算機111のデータベースク
ライアント部206からオブジェクトの取得要求を受け
た場合にも、同様に、データベース113にアクセスす
ることにより、オブジェクトの取得要求と共に発行され
たオブジェクト名のオブジェクトを取得し、オブジェク
トの取得要求を発行した計算機111のデータベースク
ライアント部206へオブジェクトを返すことになる。
【0046】さて、データベースサーバ部からオブジェ
クトを返されたデータベースクライアント部206はデ
ータベース制御部205へオブジェクトを返す(41
1)。データベース制御部205はリポジトリ制御部2
02へオブジェクトを返す(412)。リポジトリ制御
部202はオブジェクトをリポジトリAPI部201に
返す(413)。
【0047】そして、リポジトリAPI部201は、オ
ブジェクトをコンソール計算機101に返し、コンソー
ル計算機101は、操作者に取得したオブジェクトを提
示する。
【0048】さて、こここで、以上の処理の後、操作者
が、再度、計算機124のカレンダ情報を取得する場
合、先の処理の中において、計算機124のカレンダ情
報に対応するオブジェクトのディレクトリ情報のがキャ
ッシングされているため、(402)の判定条件がYe
sとなる。そのため(403),(404),(40
5),(406)の各処理を省略し、(407)へ制御
を移す。この手順により、毎回ディレクトリデータベー
スをアクセスする必要がなくなるため、全体としての処
理速度を向上させることができる。
【0049】また、以上の処理において、操作者が単に
計算機124の情報に対応するオブジェクトのディレク
トリ情報を知りたいだけの場合、(403)の条件分岐
により(421)へ処理が移る。そして、(421)に
おいてはリポジトリ制御部202がディレクトリの情報
を調べるようにディレクトリデータベース制御部203
に命令する。次にディレクトリデータベース制御部20
3がディレクトリデータベース112よりディレクトリ
の情報を取得する(422)。そしてディレクトリデー
タベース制御部203が取得データをリポジトリ制御部
202へ戻す(423)。そして、リポジトリAPI部
201は、ディレクトリの情報をコンソール計算機10
1に返し、コンソール計算機101は、操作者に取得し
たディレクトリの情報を提示する。
【0050】なお、以上の構成において、各計算機のデ
ータベースサーバ部(208、210)は、リモートア
クセス部(207)からのオブジェクトの取得要求のみ
ならず、任意の計算機からの、オブジェクト名を指定し
たオブジェクトの取得要求に対してオブジェクトを提供
するものである。
【0051】以上、本実施形態に係るシステムの動作に
ついて説明した。
【0052】以上のような動作によって、操作者は、オ
ブジェクトのグローバルオブジェクトネームだけを知っ
ていれば、そのオブジェクトが存在するデータベースや
データベース上のオブジェクト名を知ることなるく、オ
ブジェクトにアクセスすることができるようになる。
【0053】なお、以上の実施形態では、サーバ計算機
111のみが、ディレクトリデータベース112を備
え、ユーザから指定されたグローバルオブジェクトネー
ムよりの対応するオブジェクトの取得およびユーザへの
転送を行ったが、これは、各サーバ計算機121、13
1にも、ディレクトリデータベースとサーバ計算機11
1と同様の構成を備えることにより、各サーバ計算機が
ユーザから指定されたグローバルオブジェクトネームよ
りの対応するオブジェクトの取得およびユーザへの転送
を行うようにしてもよい。また、この際には、一つのデ
ィレクトリデータベースに格納した内容を複製すること
により、複数のディレクトリデータベースを作成するこ
とができる。
【0054】また、以上の実施形態は、ユーザがグロー
バルオブジェクトネームを用いてオブジェクトを取得す
る場合について説明したが、グローバルオブジェクトネ
ームを用いてオブジェクトを更新するような場合など、
オブジェクトへの各種アクセスについて同様に適用する
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワークシステム上に独立した複数のデータベースが存在
する場合において、特定のデータベースサーバに蓄積さ
れた特定のオブジェクトにアクセスする際のユーザの負
担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークシステム
の構成を示す。
【図2】本発明の実施形態に係る各計算機のハードウエ
ア構成例を示したものである。
【図3】本発明の実施形態に係るディレクトリ情報を示
したものである。
【図4】本発明の実施形態に係るサーバ計算機の機能構
成を示したものである。
【図5】本発明の実施形態に係る各サーバ計算機の行う
処理の手順を示した図である。
【図6】本発明の実施形態に係る各部間の信号シーケン
スの一例を示した図である。
【符号の説明】
101 コンソール計算機 111 サーバ計算機 112 ディレクトリデータベース 113 データベース 121 サーバ計算機 123 データベース 124 計算機 125 計算機 131 サーバ計算機 133 データベース 134 計算機 135 計算機 201 リポジトリAPI 202 リポジトリ制御部 203 ディレクトリデータベース制御部 205 データベース制御部 206 データベースクライアント部 207 リモートアクセス部 208 データベースサーバ部 300 計算機 301 主記憶装置 302 中央処理装置 303 ネットワーク制御装置 304 ローカルエリアネットワーク 305 通信回線 306 ディスク装置 307 ディスク制御装置 308 表示装置 309 表示制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 滋 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 平田 俊明 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大矢 雅章 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 三富 篤 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B075 KK03 PQ05 5B082 FA07 HA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークにより接続された複数のデー
    タベースシステムを有し、各データベースシステムは、
    相互に他のデータベースシステムとは独立に自己が蓄積
    するデータを管理し、アクセス要求に従って自己が蓄積
    したデータへアクセスするデータベース統合システムで
    あって、 前記ネットワークに接続されたデータベース統合装置を
    有し、 前記データベース統合装置は、 前記複数のデータベースシステムに蓄積された各データ
    について、データと当該データが蓄積されたデータベー
    スシステムとの対応を記憶したディレクトリデータベー
    スと、 ユーザより発行されたアクセス要求の対象となるデータ
    に対応して前記ディレクトリデータベースに記憶されて
    いるデータベースシステムを選定するデータベース選定
    手段と、 選定されたデータベースシステムに、前記ユーザよりの
    アクセス要求の対象となるデータに対するアクセス要求
    を発行することにより、前記ユーザより発行されたアク
    セス要求の対象となるデータにアクセスするデータアク
    セス手段とを有することを特徴とするデータベース統合
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータベース統合システム
    であって、 前記各データベースシステムは、自データベースシステ
    ム内で各データ毎に固有の識別子であるローカルデータ
    名を用いて各データを管理すると共に、ローカルデータ
    名を指定したアクセス要求によって、当該ローカルデー
    タ名のデータへのアクセスを受け付け、 前記ディレクトリデータベースは、前記複数のデータベ
    ースに蓄積された各データについて、データが蓄積され
    たデータベースシステムと、データのローカルデータ名
    と、前記複数のデータベース全体中において各データ毎
    に固有の識別子であるグローバルデータ名との対応を記
    憶し、 前記データベース選定手段は、前記ユーザよりのアクセ
    ス要求として、当該アクセス要求の対象となるデータの
    グローバルデータ名を指定したアクセス要求を受領し、
    受領したグローバルデータ名に対応して前記ディレクト
    リデータベースに記憶されているデータベースシステム
    とローカルデータ名を選定し、 前記データアクセス手段は、選定されたデータベースシ
    ステムに、選定されたローカルデータ名を指定したアク
    セス要求を発行することにより、前記ユーザより発行さ
    れたアクセス要求の対象となるデータにアクセスするこ
    とを特徴とするデータベース統合システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータベース統合
    システムであって、 前記データベース統合装置は、前記複数のデータベース
    システムのうちの少なくとも一つを兼ねていることを特
    徴とするデータベース統合システム。
  4. 【請求項4】ネットワークにより接続された複数のデー
    タベースシステムを有し、各データベースシステムは、
    相互に他のデータベースシステムとは独立に自己が蓄積
    するデータを管理し、アクセス要求に従って自己が蓄積
    したデータへアクセスするネットワークシステムにおい
    て、前記データベースに蓄積されたデータにアクセスす
    る方法であって、 前記ネットワークに接続されたデータベース統合装置を
    設け、 前記データベース統合装置に、前記複数のデータベース
    システムに蓄積された各データについて、データと当該
    データが蓄積されたデータベースシステムとの対応を記
    憶したディレクトリデータベースを用意し、 前記データベース統合装置において、ユーザより発行さ
    れたアクセス要求の対象となるデータに対応して前記デ
    ィレクトリデータベースに記憶されているデータベース
    システムを選定するステップと、選定されたデータベー
    スシステムに、前記ユーザよりのアクセス要求の対象と
    なるデータに対するアクセス要求を発行することによ
    り、前記ユーザより発行されたアクセス要求の対象とな
    るデータにアクセスするステップとを実行することを特
    徴とする複数のデータベースのデータアクセス方法。
  5. 【請求項5】ネットワークにより接続された複数のデー
    タベースシステムを有し、各データベースシステムは、
    相互に他のデータベースシステムとは独立に自己が蓄積
    するデータを管理し、アクセス要求に従って自己が蓄積
    したデータへアクセスするネットワークシステムに接続
    される電子計算機によって読み取られ実行されるプログ
    ラムを記憶した記憶媒体であって、 前記プログラムは、前記電子計算機上に、前記複数のデ
    ータベースシステムに蓄積された各データについて、デ
    ータと当該データが蓄積されたデータベースシステムと
    の対応を記憶したディレクトリデータベースを管理する
    手段と、 ユーザより発行されたアクセス要求の対象となるデータ
    に対応して前記ディレクトリデータベースに記憶されて
    いるデータベースシステムを選定するデータベース選定
    手段と、 選定されたデータベースシステムに、前記ユーザよりの
    アクセス要求の対象となるデータに対するアクセス要求
    を発行することにより、前記ユーザより発行されたアク
    セス要求の対象となるデータにアクセスするデータアク
    セス手段とを形成することを特徴とする記憶媒体。
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