JP2001004042A - L型ガス栓 - Google Patents

L型ガス栓

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JP2001004042A
JP2001004042A JP2000118312A JP2000118312A JP2001004042A JP 2001004042 A JP2001004042 A JP 2001004042A JP 2000118312 A JP2000118312 A JP 2000118312A JP 2000118312 A JP2000118312 A JP 2000118312A JP 2001004042 A JP2001004042 A JP 2001004042A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 L型ガス栓のガス流出孔を弁体の貫通孔より
小さくし、しかもガス流出孔と貫通孔との間の流通抵抗
を小さくする。 【解決手段】 弁体3の貫通孔31の端部31bを弁体
3の回動軸線L方向に長い長孔とする。ガス流出孔23
を円形にし、その半径を貫通孔31の端部31bの幅と
同一にする。ガス流出孔23の端部23aの開口部の上
端を貫通孔31の端部31bの開口部の上端と一致させ
る。端部23aの内周面の下端側には、切り欠き部2
7,28を形成する。切り欠き部27を形成することに
より、ガス流出孔23の端部23aの形状を貫通孔31
の端部31bの形状とほぼ同一にする。切り欠き部28
を形成することにより、切り欠き部27とその外側に続
くガス流出孔23の内周面とを段差が生じることなく滑
らかに連続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いにほぼ直交
する方向に延びるガス流入孔およびガス流出孔を有する
L型ガス栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、L型ガス栓においては、弁体に
その内部を貫通する貫通孔が形成されており、開時には
ガス流入孔とガス流出孔とが貫通孔を介して連通するよ
うになっている。したがって、弁体の貫通孔は、互いに
直交するガス流入孔およびガス流出孔に対応してほぼ直
角に屈曲して形成されている。貫通孔が直角に屈曲して
いると、貫通孔内におけるガスの流通抵抗が増大し、圧
力損失が大きくなる。このような圧力損失を見越して、
従来のL型ガス栓においては、貫通孔の内径をできる限
り大きくしている。また、貫通孔を略四半分の円弧状に
湾曲させるようにしたものもある(特開平10−332
000号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
L型ガス栓においては、ガスの圧力損失を小さく抑える
ことが困難である場合があった。例えば、最近、ガス流
出孔が開口する栓本体の端部に接続ナットを回転自在に
設け、この接続ナットをガス器具の流入部に螺合させる
ことにより、ガス栓をガス器具に直接接続するガス栓が
多用されるようになってきたが、このような器具直接接
続タイプでは、接続ナットをできる限り小径にするため
に、流出孔を必要最小限の大きさにしている。したがっ
て、L型ガス栓を器具直接接続タイプにする場合には、
貫通孔が大径に形成される一方、流出孔が必要最小限野
大きさに形成されるため、それらの間に内径差に基づく
段差が生じる。その結果、貫通孔からガス流出孔にガス
が流れる際に、大きな圧力損失が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、内部に、弁収容孔と
この弁収容孔の内面にそれぞれ開口するガス流入孔およ
びガス流出孔とが形成された栓本体と、内部を貫通する
貫通孔を有し、上記栓本体の弁収容孔に回動自在に設け
られた弁体とを備え、上記ガス流入孔と上記ガス流出孔
とのうちの一方が上記弁体の回動軸線上に配置されてほ
ぼ同方向を向く上記弁収容孔の内面に開口し、他方が上
記回動軸線とほぼ直交する線上に配置されてほぼ同方向
を向く上記弁収容孔の内面に開口し、上記貫通孔の一端
部が上記弁体のほぼ回動軸線方向を向く外面に開口し
て、上記ガス流入孔と上記ガス流出孔とのうちの一方と
対向し、上記貫通孔の他端部が、上記弁体の回動位置に
応じて上記ガス流入孔と上記ガス流出孔とのうちの他方
と対向、離間するよう、上記弁体の回動軸線とほぼ直交
する方向を向く外面に開口するL型ガス栓において、上
記他方の上記弁収容孔の内面における開口部の上記回動
軸線方向における寸法が、上記貫通孔の他端開口部の同
方向における寸法より小さく形成され、上記他方の上記
弁収容孔の内面における開口部のうち上記回動軸線方向
において上記貫通孔の一端部から離れた側の端縁と、こ
れに対応する上記貫通孔の他端開口部の端縁とが、同方
向においてほぼ同一位置に配置され、上記他方の上記弁
収容孔の内面における開口部のうちの上記回動軸線方向
において上記貫通孔の一端部に近い側には、上記貫通孔
との間の段差を小さくするための切り欠き部が形成され
ていることを特徴としている。この場合、上記貫通孔の
他端部は、上記回動軸線と直交する方向に延びていても
よく、上記他方に対し上記弁体の回動軸線から離れるの
にしたがって上記貫通孔の一端部から離れるように傾斜
していてもよい。上記貫通孔の一端部と他端部とを結ぶ
中間部は、円弧状に湾曲していることが望ましい。上記
貫通孔の他端開口部が上記回動軸線に沿う方向に長い長
円状に形成され、上記他方の上記栓収容孔の内面におけ
る開口部がほぼ円形に形成され、その内径が上記貫通孔
の他端開口部の幅とほぼ同一に設定されていることが望
ましい。上記貫通孔の一端開口部が円形に形成され、こ
の一端開口部と他端開口部とが滑らかに連結されている
ことが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図11を参照して説明する。図1〜図9はこ
の発明の一実施の形態を示すものであり、この実施の形
態のL型ガス栓1は、図1および図2に示すように、栓
本体2と弁体3とを備えている。
【0006】図1〜図6に示すように、栓本体2の内部
には、軸線を上下方向に向けたテーパ孔状の弁収容孔2
1が形成されている。この弁収容孔21は、球形または
円筒形に形成してもよい。
【0007】また、栓本体2の内部には、ガス流入孔2
2およびガス流出孔23が形成されている。ガス流入孔
22は、断面円形状をなしており、その軸線を弁収容孔
21の軸線(弁体3の回動軸線)Lと一致させて配置さ
れている。ガス流入孔22の内側の端部22aは、弁収
容孔21の小径側の端面(回動軸線L方向を向く内面)
に開口し、外側の端部22b、は栓本体2の外面に開口
している。内側の端部22aの内径は、ガスの流通抵抗
を所定の大きさ以下にするのに必要とされる内径より大
径になっている。ガス流入孔22の外側の端部22bに
は、周知のガス管接続機構4が設けられている。このガ
ス管接続機構4によってガス流入孔22にフレキシブル
ガス管(図示せず)が接続され、フレキシブルガス管か
らガスが供給されるようになっている。
【0008】ガス流出孔23は、断面円形状をなしてお
り、その軸線を軸線Lとほぼ直交させて配置されてい
る。ガス流出孔23の内側の端部23aは弁収容孔21
の内周面(回動軸線Lとほぼ直交する方向を向く内面)
に開口し、外側の端部23bは、栓本体2の外周面に軸
線Lと直交する方向に突出して形成された突出部24の
先端面に開口している。突出部24には、接続ナット5
が回転自在に設けられており、この接続ナット5をガス
器具(図示せず)に螺合させることにより、ガス栓1が
ガス器具に直接接続されるようになっている。接続ナッ
ト5が大径化するのを防止するために、流出孔23の内
径は、ガスの流通抵抗を勘案した上でできる限り小さく
設定されており、ガス流入孔22より小径になってい
る。
【0009】図5および図6に示すように、栓本体2の
外周面には、突起25が形成されている。この突起25
は、突出部24に対し、軸線L方向には同一位置に、栓
本体2の周方向にはほぼ90°離れて配置されている。
突起25には、その先端面から弁収容孔21の内周面ま
で延びる検査孔26が形成されている。なお、検査孔2
6は、検査時以外、つまりガス栓1の通常の使用時に
は、その外側の開口部に螺合された止めねじ(図示せ
ず)によって開閉可能に閉じられている。
【0010】図1、図2および図7〜図9に示すよう
に、上記弁体3は、弁収容孔21に回動自在に挿入され
ている。弁体3は、弁収容孔21に対応してテーパ状に
形成されているが、弁収容孔21が他の形状である場合
には、それに対応して球形または円筒形に形成される。
弁体3には、その内部を貫通する貫通孔31が形成され
ている。
【0011】貫通孔31は、ガス流入孔22とガス流出
孔23とを連通させるためのものであり、略四半分の円
弧状に湾曲して形成されている。貫通孔31の一端部3
1aは、弁体3の小径側の端面(ほぼ回動軸線L方向を
向く外面)に開口し、他端部31bは弁体3の外周面
(回動軸線Lとほぼ直交する方向を向く外面)に開口し
ている。
【0012】貫通孔31の一端部31aは、円形に形成
されており、その内径はガス流入孔22の内側の端部2
2aの内径と同径になっている。また、一端部31a
は、その軸線を軸線Lと一致させて配置されている。し
たがって、貫通孔31は、ガス流入孔22と常時対向し
て連通している。
【0013】貫通孔31の他端部31bは、軸線L方向
に長い長円状に形成されている。他端部31bの軸線L
方向における長さは、ガス流入孔22の一端部22aの
内径より長くなっている。その一方、他端部31bの幅
は、一端部22aの内径より狭くなっている。この実施
の形態では、ガス流出孔23の内径とほぼ同一になって
いる。他端部31bの長さおよび幅をこのように設定す
ることにより、他端部31bと一端部31aとの断面積
がほぼ等しく設定されている。また、一端部31aの内
面と他端部31bの内面とは、互いの間に段差等が生じ
ないよう滑らかに連結されており、一端部31aと他端
部31bとの間の貫通孔31の各部分の断面積は、両端
部31a,31bの断面積とほぼ等しくなっている。そ
して、貫通孔31を円弧状に湾曲させたことと、貫通孔
31の各部の断面積を一端部31aの断面積と同一にし
て通常必要とされる断面積より大きくしたこととによ
り、貫通孔31内における流通抵抗を所定の大きさ以下
にしている。
【0014】貫通孔31の他端部31bは、弁体3をハ
ンドル6によって回動操作して所定の開位置に回動させ
ると、ガス流出孔23の端部23aと対向する。これに
より、ガス流入孔22とガス流出孔23とが貫通孔31
を介して連通し、ガス器具にガスが供給される。
【0015】弁体3を開位置から所定の閉位置までほぼ
90°回動させると、貫通孔31の他端部31bがガス
流出孔23の端部23aに対して弁収容孔21の周方向
に離間する。この結果、ガス流入孔22とガス流出孔2
3との間が弁体3によって遮断され、ガス器具に対する
ガスの供給が停止する。このとき、貫通孔31の他端部
31bが長円形をなしているので、円形にした場合に比
して、他端部31bとガス流出孔23の端部23aとの
間の弁体3の周方向における間隔を広くすることができ
る。したがって、貫通孔31とガス流出孔23との間の
ガスの流通を確実に遮断することができる。これが、貫
通孔31の他端部31bを軸線L方向に長い長孔にした
理由である。
【0016】弁体3の外周面には、周方向に延びる溝3
2が形成されている。この溝32は、弁体3を開位置か
ら閉位置側へ回動させたとき、貫通孔31がガス流出孔
23から周方向へ離間する直前の位置から閉位置までの
範囲で、ガス流出孔23と検査孔26とを連通させるよ
うに配置されている。したがって、貫通孔31がガス流
出孔23から離間する直前の位置に弁体3を回動させる
と、検査孔26が、溝32および貫通孔31を介してガ
ス流入孔22に連通するとともに、溝32を介してガス
流出孔23に連通する。これにより、ガス圧検査および
元栓(図示せず)からガス器具までの間にガス漏れが有
るか否かの検査を行うことができる。また、弁体3を閉
位置に回動させると、検査孔26が溝32を介してガス
流出孔23と連通し、ガス流入孔22に対して遮断され
る。これにより、ガス栓1からガス器具までの間にガス
漏れがあるか否かを検査することができる。
【0017】図1に示すように、端部23aの弁収容孔
21の内周面における開口部の上端縁(他方の弁収容孔
21の内面における開口部のうちの回動軸線L方向にお
いて貫通孔31の一端部31aから離れた側の端縁)
と、これに対応する貫通孔31の他端部31bの開口部
の上端縁とは、軸線L方向においてほぼ同一位置に配置
されている。この結果、端部23aの開口部の下端縁
が、貫通孔31の端部31bの開口部の下端縁とよりそ
れらの軸線L方向における長さの差の分だけ上方に位置
し、それらの間に段差が形成される。この段差をそのま
ま放置すると、貫通孔31とガス流出孔23との間に大
きな流通抵抗が発生する。このような不具合を未然に防
止するために、次の構成が採用されている。
【0018】すなわち、図1、図2および図4〜図6に
示すように、ガス流出孔23の端部23aの内周面の下
側には、弁収容孔21の内周面から外側に向って切り欠
き部27,28が順次形成している。
【0019】切り欠き部27は、断面円弧状をなし、ガ
ス流出孔23と平行に延びている。つまり、切り欠き部
27は、ガス流出孔23と平行に延びる円弧面によって
形成されている。この円弧面の曲率半径は、ガス流出孔
23の半径より若干大径になっている。切り欠き部27
の弁収容孔21の内周面における下端縁は、貫通孔31
の他端部31bの開口部の下端縁と一致している。この
結果、弁収容孔21の内周面における端部23aの開口
部は、その幅が貫通孔31の他端部31bの開口部の幅
より若干広くなる点を除き、他端部31bの開口部の形
状とほぼ同一になっている。これにより、貫通孔31の
他端部31bとガス流出孔23の内側の端部23aとの
各下端縁間に段差が形成されるのを防止している。切り
欠き部27の曲率半径は、ガス流出孔23の半径と同一
にしてもよい。そのようにすれば、切り欠き部27が形
成された個所における端部23aの形状を、貫通孔31
の他端部31aの形状とほとんど同一にすることができ
る。
【0020】切り欠き部28は、切り欠き部27から外
側に向って滑らかに連続して延びており、切り欠き部2
7とほぼ同一の曲率半径を有する円弧面によって形成さ
れている。ただし、切り欠き部28は、切り欠き部27
がガス流出孔23と平行に配置されているのに対し、外
側に向かうにしたがって上方へ向うように傾斜してい
る。このような切り欠き部28を切り欠き部27とこれ
に外側に続くガス流出孔23の内周面との間に形成する
ことにより、それらを段差が生じることなく滑らかに連
続させている。切り欠き部28は、弁収容孔21の内周
面まで延ばしてもよい。勿論、その場合には、切り欠き
部27が形成されることはない。
【0021】なお、貫通孔31の端部31b内を流れる
ガスの流量は、上端側で多く、下端側で少ない。そこ
で、端部23a、31bの上端縁どうしを軸線L方向に
おいてほぼ同一位置に位置させることにより、ガス流量
の多い上端縁側の流通抵抗をほとんど無くすようにした
ものである。
【0022】上記構成のL型ガス栓1においては、ガス
流出孔23を貫通孔31より小さくしているので、それ
に対応して突出部24の外径を小さくすることができ、
これによって接続ナット5の外径を小さくすることがで
きる。しかも、ガス流出孔23の内側の端部23aに切
り欠き部27,28を形成し、弁収容孔の内周面におけ
る端部23aの開口部と、弁体3の外周面における貫通
孔31の他端部31b開口部と各下端縁間に段差が形成
されるのを防止している。したがって、ガスの流通抵抗
およびそれに基づく圧力損失を小さくすることができ
る。
【0023】図10および図11は、この発明の他の実
施の形態を示すものである。この実施の形態のL型ガス
栓1′においては、貫通孔31の他端部31bが軸線L
から離れるのにしたがって上方(貫通孔31の一端部3
1aから離れる方向)へ向うように傾斜している。ま
た、切り欠き部17が形成されておらず、切り欠き部1
8が弁収容孔21の内周面まで延びている。また、切り
欠き部18の曲率半径は、ガス流出孔23の半径より若
干小さくなっている。これは、図10において想像線で
示すように、切り欠き部28を形成するためのエンドミ
ル、ドリル等の切削工具Tを、切り欠き部28と同一角
度だけ傾斜させた状態でガス流出孔23に挿入すること
ができるようにするためものである。
【0024】また、このL型ガス栓1′では、ガス流入
孔22の内側の端部22aの下流側近傍に、端部22a
に接近するのにしたがって大径になるテーパ孔部22c
が形成されている。これにより、ガス流入孔22の小径
である下流側から大径である端部22a側へ向ってガス
が円滑に流れるようにしている。その他の構成は、上記
L型ガス栓1と同様になっている。
【0025】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態におけるガス流入孔22とガス流出孔2
3とを逆にしてもよい。つまり、ガス流入孔22をガス
流出孔として用い、ガス流出孔23をガス流入孔として
用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ガス流入孔またはガス流出孔を必要最小限に小さく
することができ、しかも小さくされたガス流入孔または
ガス流出孔と弁体の貫通孔との間の流通抵抗を小さく
し、それによってガスの圧力損失を小さくすることがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るL型ガス栓を開状態で示す縦断
面図である。
【図2】同ガス栓を閉状態で示す縦断面図である。
【図3】同ガス栓の栓本体を示す正面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】図3のY−Y断面図である。
【図6】図5のX−X断面図である。
【図7】同ガス栓の弁体を示す正面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】図7のY−Y断面図である。
【図10】この発明の他の実施の形態を開状態で示す縦
断面図である。
【図11】栓収容孔の内周面におけるガス流出孔の開口
部と弁体の外周面における貫通孔の開口部との関係を開
状態で示す図である。
【符号の説明】
L 軸線(弁体の回動軸線) 1 L型ガス栓 1′ L型ガス栓 2 栓本体 3 弁体 21 栓収容孔 22 ガス流入孔 22a ガス流入孔の内側の端部 23 ガス流出孔 23a ガス流出孔の内側の端部 27 切り欠き部 28 切り欠き部 31 貫通孔 31a 貫通孔の一端部 31b 貫通孔の他端部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に、弁収容孔とこの弁収容孔の内面
    にそれぞれ開口するガス流入孔およびガス流出孔とが形
    成された栓本体と、内部を貫通する貫通孔を有し、上記
    栓本体の弁収容孔に回動自在に設けられた弁体とを備
    え、上記ガス流入孔と上記ガス流出孔とのうちの一方が
    上記弁体の回動軸線上に配置されてほぼ同方向を向く上
    記弁収容孔の内面に開口し、他方が上記回動軸線とほぼ
    直交する線上に配置されてほぼ同方向を向く上記弁収容
    孔の内面に開口し、上記貫通孔の一端部が上記弁体のほ
    ぼ回動軸線方向を向く外面に開口して、上記ガス流入孔
    と上記ガス流出孔とのうちの一方と対向し、上記貫通孔
    の他端部が、上記弁体の回動位置に応じて上記ガス流入
    孔と上記ガス流出孔とのうちの他方と対向、離間するよ
    う、上記弁体の回動軸線とほぼ直交する方向を向く外面
    に開口するL型ガス栓において、 上記他方の上記弁収容孔の内面における開口部の上記回
    動軸線方向における寸法が、上記貫通孔の他端開口部の
    同方向における寸法より小さく形成され、上記他方の上
    記弁収容孔の内面における開口部のうち上記回動軸線方
    向において上記貫通孔の一端部から離れた側の端縁と、
    これに対応する上記貫通孔の他端開口部の端縁とが、同
    方向においてほぼ同一位置に配置され、上記他方の上記
    弁収容孔の内面における開口部のうちの上記回動軸線方
    向において上記貫通孔の一端部に近い側には、上記貫通
    孔との間の段差を小さくするための切り欠き部が形成さ
    れていることを特徴とするL型ガス栓。
  2. 【請求項2】 上記貫通孔の他端部が上記回動軸線と直
    交する方向に延びていることを特徴とする請求項1に記
    載のL型ガス栓。
  3. 【請求項3】 上記貫通孔の他端部が、上記他方に対し
    上記弁体の回動軸線から離れるのにしたがって上記貫通
    孔の一端部から離れるように傾斜していることを特徴と
    する請求項1に記載のL型ガス栓。
  4. 【請求項4】 上記貫通孔の一端部と他端部とを結ぶ中
    間部が円弧状に湾曲していることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のL型ガス栓。
  5. 【請求項5】 上記貫通孔の他端開口部が上記回動軸線
    に沿う方向に長い長円状に形成され、上記他方の上記栓
    収容孔の内面における開口部が円形状に形成され、その
    内径が上記貫通孔の他端開口部の幅とほぼ同一に設定さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のL型ガス栓。
  6. 【請求項6】 上記貫通孔の一端開口部が円形に形成さ
    れ、この一端開口部と他端開口部とが滑らかに連結され
    ていることを特徴とする請求項5に記載のL型ガス栓。
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