JP2001001347A - ゴムクローラ製造方法 - Google Patents

ゴムクローラ製造方法

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JP2001001347A
JP2001001347A JP11325474A JP32547499A JP2001001347A JP 2001001347 A JP2001001347 A JP 2001001347A JP 11325474 A JP11325474 A JP 11325474A JP 32547499 A JP32547499 A JP 32547499A JP 2001001347 A JP2001001347 A JP 2001001347A
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vulcanization
vulcanization step
vulcanizing
mold
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哲也 笹田
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高治 中山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無端状の補強コードが採用できるものであり
ながら、比較的小さな型の採用が可能で、工程数も少な
く、円周上均質な強度特性が得られるゴムクローラ製造
方法。 【解決手段】 無端リング状の補強コード4の内周側に
配置した中型3と該補強コード4の外周側の上下にそれ
ぞれ配置した上型1および下型2との間にて、補強コー
ド4の略半周長分の内周側ゴム6A、6Bおよび接地側
ゴム5A、5Bを同時に加硫成型する第1次加硫工程
と、該工程に続いて、同様にして残りの略半周長分5
C、5D、6C、6Dを加硫成型する第2次加硫工程と
から構成されるもので、比較的小型の上下および中型
1、2および3によりゴムクローラの略半周長分を一度
に加硫成型でき、都合2度の加硫成型にて加硫が完了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RV車等の高速雪
上車あるいは建設車両等に装着されて使用される無端状
のゴムクローラ製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レジャー用のRV車における通常
の駆動車輪を取り外して、複数のスプロケットおよび転
輪からなる無限軌道駆動装置を装着して、雪上車等とし
て使用するケースが増大している。このような無限軌道
駆動装置には無端状のゴムベルト等から構成されるクロ
ーラが装着されるが、クローラのRV車への装着に伴っ
て、走行速度の高速化に対応する必要が急務となってい
る。また、通常の雪上車等のみならず、騒音、振動等が
低減されるゴムクローラが装着されるようになってきた
建設車両等においても、クローラの高速化への対応が迫
られている。一般に、このような無限軌道駆動装置に装
着されるクローラは図10および図11に示したような
方法によって加硫、成型される。
【0003】図10に示したものは、基本的な製造方法
であり、図10(A)のような図示省略の補強コードを
埋設した帯状ゴム等からなるクローラ31を、図10
(B)に示したように、上下の型(モールド)33、3
2にて挟持するとともに、それらの上下をさらに外熱盤
34および内熱盤35によって挟持して加温することに
よりクローラ31を加硫し、その後、図10(C)に示
したように、クローラ31の食い違い状の両端部31
A、31Bを重合して、端部接合用の上下の型33T、
32Tおよび内外熱盤35T、34Tによって両端部を
加硫接合し、無端状のクローラ製品を得る。
【0004】図11に示したものは、送り加硫と称され
る製造方法であり、比較的長尺のクローラを加硫する際
に用いられる。図11(A)のような図示省略の補強コ
ードを埋設した長尺の帯状ゴム等からなるクローラ31
を、図11(B)に示したように、比較的短い所定長さ
の上下の型33T、32Tにて挟持するとともに、それ
らの上下をさらに外熱盤34Tおよび内熱盤35Tによ
って挟持して加温することによりクローラ31の所定長
さ部分を加硫し、これを順次繰り返してクローラ31の
全長を加硫した後、図11(C)に示したように、クロ
ーラ31の食い違い状の両端部31A、31Bを重合し
て、上下の型33T、32Tおよび内外熱盤35T、3
4Tによって両端部を加硫接合し、無端状のクローラ製
品を得るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製造方法では、加硫前にクローラの予備的な
成型を別途工程によって予め行って、その後に加硫工程
に投入されるため、クローラの加硫工程への搬入装置が
大がかりとなる他、製造工程に多大の時間を要してい
た。また、特に前記図10に示した加硫方法では、型お
よび熱盤が長大化して大きなスペースの設置場所を要す
る他、端部のみの接合加硫工程をさらに要した。また、
前記図11に示した加硫方法では、型および熱盤は小型
化されたものの、所定長さ毎に加硫を数回から10回程
度繰り返す必要があり、さらに多大の加硫時間を必要と
する上、加硫工程において前記と同様の端部のみの接合
加硫工程をさらに要した。しかも、これらの加硫による
製造方法では、補強コードを含めて帯状のクローラを両
端部を加硫して接合せねばならず、該接合部において補
強コードが重複されて厚くなって、クローラの円周上で
の均一な諸特性を備えさせることが不可能となる他、長
さ方向に多数並設して埋設される補強コードの各端部同
士の連結処理も面倒な上、補強強度において連続性が断
たれる虞れもあった。ましてや、円周上均質な補強強度
を可能にするスパイラル補強コードの埋設は不可能に近
いものであった。このようなことから、従来の加硫によ
る製造方法にては車両の高速化に伴うクローラの高速で
の回転に対応できなくなってきた。
【0006】そこで本発明では、前記従来のゴムクロー
ラ製造方法における諸課題を解決して、無端状の補強コ
ードが採用できるものでありながら、比較的小さな型の
採用が可能で、工程数も少なく、円周上均質な強度特性
が得られるゴムクローラ製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、無端
リング状の補強コードの内周側と接地側とに添設したゴ
ムを型により加圧加温して加硫するゴムクローラ製造方
法において、前記無端リング状の補強コードの内周側に
配置した中型と該補強コードの外周側の上下にそれぞれ
配置した上型および下型との間にて、補強コードの略半
周長分の内周側ゴムおよび接地側ゴムを同時に加硫成型
する第1次加硫工程と、該工程に続いて、同様にして残
りの略半周長分を加硫成型する第2次加硫工程とから構
成されることを特徴とするものである。また本発明は、
前記第1次加硫工程における加硫周長を、第2次加硫工
程における加硫周長よりも大としたことを特徴とするも
のである。また本発明は、前記内型に形成された各駆動
突起形成溝に予め駆動突起ゴム片をプリプレスによって
セットしておくことを特徴とするものである。また本発
明は、前記内型への少なくとも一方の内周側ゴムのプリ
プレスが、駆動突起ゴム片、内周ゴム片を補強コードを
介して板状体により押圧されてなされることを特徴とす
るものである。また本発明は、前記一方の内周側ゴムの
板状体によるプリプレス状態のまま、中型を180°回
転させて上下反転させ、次いで、中型の前後の展圧部材
を伸長させて補強コードを緊張させることにより、他方
の内周側ゴムを中型にプリプレスすることを特徴とする
ものである。また本発明は、前記上下型に形成された各
ラグ形成溝に予めラグゴム片をプリプレスによってセッ
トしておくことを特徴とするものである。また本発明
は、前記第1次加硫工程におけるゴム部分と第2次加硫
工程におけるゴム部分との接続部の接合加硫前におい
て、少なくとも加硫ゴムとなる側のゴム部分の加硫工程
の前に前記接続部に面して凹凸を有する剥離シートを重
合し、その加硫後に該剥離シートを剥離して接続部に凹
凸を形成した後、第1次加硫工程におけるゴム部分と第
2次加硫工程におけるゴム部分との接続部を接合加硫す
ることを特徴とするものである。また本発明は、前記接
合加硫時に、第1次加硫工程におけるゴム部分と第2次
加硫工程におけるゴム部分との接続部間に接着ゴム等か
らなる接着シートを介設したことを特徴とするものであ
る。また本発明は、前記接合加硫が第2次加硫工程の後
における、加硫後のゴム部分同士の接合としてなされる
ことを特徴とするものである。また本発明は、前記接着
シートの硫黄含有量を前記第1次加硫工程におけるゴム
部分および第2次加硫工程におけるゴム部分の硫黄含有
量よりも大としたことを特徴とするものである。また本
発明は、前記接着シートの硫黄含有量と第1次加硫工程
におけるゴム部分および第2次加硫工程におけるゴム部
分の硫黄含有量の差が1〜10PHRの範囲で、接着シ
ートの方が大であること特徴とするもので、これらを課
題解決のための手段とするものである。
【0008】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1〜図8は本発明のゴムクローラ製造方
法の1実施の形態を示す図で、図1は加硫成型工程を示
す概略図、図2は加硫成型の型を示す図、図3は加硫機
の全体概略図、図4は中型への内周側ゴムのプリプレス
工程を示す側面図、図5は中型を上下反転させる工程を
示す側面図、図6は反転後における中型へのもう一方の
内周側ゴムのプリプレス工程を示す側面図、図7はプリ
プレスされた接地側ゴムを収容した上下型をセットした
状態の側面図、図8は上下型を加圧加温する加硫状態を
示す側面図である。本発明のゴムクローラ製造方法を概
略図で示すと、図1に示すような工程となる。図1
(A)に示すように、スパイラル状に巻き付けられて無
端リング状に形成された補強コード4(ゴム引きされた
ものであっても、むき出しのものであってもよい。ま
た、場合によっては接合端部を有する従来形式の補強コ
ードであってもよい。)の内周側と接地側とに添設した
ゴム6、5を型1、2および3により加圧加温して加硫
するゴムクローラ製造方法において、前記無端リング状
の補強コード4の内周側に配置した中型3と該補強コー
ド4の外周側の上下にそれぞれ配置した上型1および下
型2との間にて、図1(B)に示したように、補強コー
ド4の略半周長分の内周側ゴム6A、6Bおよび接地側
ゴム5A、5Bを同時に加硫成型する第1次加硫工程
と、該工程に続いて、図1(C)に示すようにして、加
硫した部分を略半周長分送り出し、次いで、図1(D)
に示すように、同様にして、前記無端リング状の補強コ
ード4の内周側にセットした内周側ゴム6C、6Dと該
補強コード4の外周側にセットした接地側ゴム5C、5
Dとを、上中下型1、3、2によって同時に加硫して残
りの略半周長分を加硫成型する第2次加硫工程を行うも
のである。
【0009】このとき、好ましくは、前記第1次加硫工
程における加硫周長(内周側ゴム6A、6Bおよび接地
側ゴム5A、5Bにより構成されるクローラ部分の周
長)を、第2次加硫工程における加硫周長(内周側ゴム
6C、6Dおよび接地側ゴム5C、5Dにより構成され
るクローラ部分の周長)よりも大とするものである。図
1の例では、第1次加硫工程における加硫周長と第2次
加硫工程における加硫周長とが略等しいものが示されて
いるが、第1次加硫工程における加硫周長を大とする場
合でも、第2次加硫工程の際に加硫周長の差による型内
でのゴムの重複セット部分を適切に温度制御等を行うこ
とにより、同一の上中下型を使用しても接続部の二重加
硫等による弊害を簡単に排除することができる。かく構
成することによって、第1次加硫工程と第2次加硫工程
の際の重複セットされたゴム接合部の処理を2次加硫工
程において容易に行うことが可能となる他、補強コード
に対するゴム部分の加硫接合精度を左右するところの、
最初にゴム部分を加硫する第1次加硫工程による加硫部
分を長く採ることができることになり、より安定した均
質なゴムクローラが得られる。なお、第1次加硫工程と
第2次加硫工程により形成されたゴム接合部は、好まし
くは雌雄の楔係合により接合されるような形状に構成さ
れる。
【0010】図2は加硫成型の型を示すもので、図2
(A)に示すように、中型3とこれを挟んで上下に配置
される上型1と下型2とから構成される。上型1および
下型2は同一形状をなし、図2(A)のA矢視およびC
矢視である図2(B)および図2(D)にて明確に示さ
れるように、各上型1および下型2の内側には周方向に
所定間隔にて多数のラグ形成溝1Aおよび2Aが刻設さ
れている。また、図2(A)のB矢視である図2(C)
にて理解されるように、中型3の上下中央に沿って多数
の上部および下部の駆動突起形成溝3A、3Bが刻設さ
れている。さらに中型3の中心部にはテンションシリン
ダ7が設置されており、該テンションシリンダ7の前後
には伸縮自在な一対の展圧部材8A、8Bが設けられて
いる。
【0011】図3は加硫機の全体概略図であり、床面等
に固定された下部加硫台10の上に下型2が配設され、
該下部加硫台10に対して上下動する上部加硫台9の下
に上型1が配設される。一方、床面上を移動自在な移動
台車11の適切な位置に中型3が配設され、該移動台車
11の移動によって、中型3を上型1と下型2との間の
適切な位置に配置させるように構成される。なお、図3
(A)のD矢視である図3(B)に示すように、中型3
はその中心部Oを中心として上下反転可能に構成されて
いる。前記上部加硫台9および下部加硫台10には加温
装置が設けられており、下部加硫台10に対して上部加
硫台9を近接して加圧することにより、これら上中下の
型1、2、3の間において、補強コード4を埋設するご
とく内周側ゴム6と接地側ゴム5とを加硫成型するもの
である。
【0012】図4〜図8は、図1(A)および図1
(B)の第1次加硫工程を説明する図である。第2次加
硫工程は第1次加硫工程と同様であるので説明は省略す
る。図1(B)から図1(C)の第2次加硫工程に移行
する際の、ゴムクローラ半製品の周方向への繰出し作業
は、人力やクレーンあるいはローラ駆動等の適宜の方法
が採用され得る。以下、図4〜図8により第1次加硫工
程を説明すると、図3(A)の右側のように移動台車1
1が上部加硫台9と下部加硫台10との間に設置される
前の単独の状態にて、図4に示すように、先ず、内型3
の上部に形成された各上部駆動突起形成溝3Aに対して
軟質の未加硫の駆動突起ゴム片6A2をそれぞれ収納す
るとともに、これら駆動突起形成溝3Aを除いた部分
(図2(C)参照)に帯状の内周ゴム片6A1を載置す
る。これら駆動突起ゴム片6A2と内周ゴム片6A1と
により上部内周側ゴム6Aが構成される。次いで、図4
(B)に示すように、補強コード4を介してその上方か
ら板状体12によって上部内周側ゴム6Aを押圧して、
予め駆動突起ゴム片6A2および内周ゴム片6A1をプ
リプレスによってセットする。なお、符号13A、13
Bは前後の緊締具であり、後述する中型3の反転時のプ
リプレス状態を保持する。
【0013】このようにして上部内周側ゴム6Aのプリ
プレスが完了すると、図5(A)(B)(C)に示すよ
うに、中型3はその中心部O(図3(B)参照)を中心
として回転させて上下を反転させる。(便宜上、図1で
は反転された上部内周側ゴム6A等の加硫時の位置が上
に描かれている。) 図6(A)に示すように、反転させた状態において、中
型3の上側に位置する各下部駆動突起形成溝3Bに対し
て軟質の未加硫の駆動突起ゴム片6B2をそれぞれ収納
するとともに、これら駆動突起形成溝3Bを除いた部分
に帯状の内周ゴム片6B1を載置する。これら駆動突起
ゴム片6B2と内周ゴム片6B1とにより下部内周側ゴ
ム6Bが構成される。次いで、図6(B)に示すよう
に、中型3の中心部に設置されたテンションシリンダ7
を伸長させて、その前後端部の展圧部材8A、8Bによ
って補強コード4を緊張させることにより、他方の内周
側ゴムである下部内周側ゴム6Bが中型3の下部駆動突
起形成溝3Bにプリプレスされる。これによって、中型
3の下側となった上部内周側ゴム6Aのためのプリプレ
ス板12を取り外しても、内周側ゴム6Aが離脱するこ
とはない。
【0014】かくして、プリプレスによって補強コード
4の内周側に内周側ゴム6A、6Bがセットされた状態
の中型3を図3(A)に示すように、移動台車11によ
って上部加硫台9と下部加硫台10との間に配置させ
る。これら上部加硫台9と下部加硫台10には、図7に
示すように、それぞれ別工程にて各ラグ形成溝1A、2
Aに予めラグゴム片5A2、5B2を適宜の方法による
プリプレスによってセットされた上型1と下型2とが配
置されている。補強コード4の外周面と上型1と下型2
との間には帯状体の接地ゴム片5A1および5B1がセ
ットされた後、図8に示すように、中型3を挟んで上型
1と下型2とを上部加硫台9と下部加硫台10とによっ
て加圧加温し、加硫成型がなされる。このようにして第
1次加硫工程が終了すると、図示しての説明は省略する
が、上部加硫台9と下部加硫台10とが離反されて、上
下型1、2および中型3がゴムクローラから離型される
と、移動台車11が上部加硫台9と下部加硫台10との
間から後退し、その作業位置において、人力やクレーン
あるいはローラ駆動等の適宜の方法によりゴムクローラ
半製品が周方向に繰り出されて、図1(C)の位置にセ
ットされ、第2次加硫工程に移行する。
【0015】図9は、第1次加硫工程と第2次加硫工程
との接続部における接合加硫形態の説明図である。図1
(A)から図1(B)に至る第1次加硫工程のゴム部分
5A、6Aの端部である接続部と、図1(C)から図1
(D)に至る第2次加硫工程のゴム部分5C、6Cの端
部である接続部との接合加硫を例にして説明すると、図
9(A)に示すように、ゴム部分5A、6Aを加硫する
第1次加硫工程に先立って、少なくとも加硫ゴムとなる
側のゴム部分(第1次加硫工程によって加硫ゴムとなる
ゴム部分5A、6A)の加硫工程の前に前記接続部に面
して凹凸を有する剥離シート14A、14Bを重合し、
図9(B)に示すように、その加硫後に該剥離シート1
4A、14Bを剥離して接続部に凹凸を形成した後、第
1次加硫工程におけるゴム部分5A、6Aと第2次加硫
工程におけるゴム部分5C、6Cとの接続部を接合加硫
するようにした。このように構成したことにより、オッ
クス帆布のような表面に凹凸を有するありふれたシート
状物等を剥離シートとして使用して簡単にゴム部分の接
続部に凹凸を施して接着性能を向上させることができる
ので、従来のような接着部表面のバフ作業等の面倒な工
程を省略することが可能となった。
【0016】また、図9(C)に示すように、前記接合
加硫時において、第1次加硫工程におけるゴム部分5
A、6Aと第2次加硫工程におけるゴム部分5C、6C
との接続部間に接着ゴム等からなる接着シート15A、
15Bを介設してこれらを接合加硫した場合は、図9
(D)に示すように、第2次加硫工程におけるゴム部分
5C、6Cの加硫を通じて、同時に未加硫ゴムである接
着シート15A、15Bを加硫して、第1次加硫工程に
おけるゴム部分5A、6Aと第2次加硫工程におけるゴ
ム部分5C、6Cとを良好に接続することができる。こ
こで、図9(C)に示すように、接着シート15A、1
5Bについて、加硫後の第1次加硫工程におけるゴム部
分5A、6Aの接続面は微細な凹凸が形成されている
が、第2次加硫工程におけるゴム部分5C、6Cは未加
硫でありその接続面が図示の例のように平坦面である場
合は、接着シート15A、15Bにおけるゴム部分5
C、6C側を凹凸に形成してもよい。好ましくは、前記
接着シート15A、15Bの硫黄含有量を、前記第1次
加硫工程におけるゴム部分5A、6Aおよび第2次加硫
工程におけるゴム部分5C、6Cの硫黄含有量よりも大
として、加硫時おける接着界面の未加硫側から加硫側へ
の硫黄移行による硬度低下(接着強度の低下)を有効に
防止するものである。
【0017】そして、前記接着シート15A、15Bの
硫黄含有量と第1次加硫工程におけるゴム部分5A、6
Aおよび第2次加硫工程におけるゴム部分5C、6Cの
硫黄含有量の差を1〜10PHRの範囲で、接着シート
の方を大とすることによって、接合加硫時に接着界面の
未加硫側から加硫側への適度の硫黄移行が見られ、これ
によって、硫黄移行による欠乏に起因した接続部におけ
る弾性率の低下や接着力が低下したり、あるいは硫黄量
の過多に起因した接着シートのゴムの物性低下を招いて
接着力が低下することを有効に防止するものである。
【0018】また、前記接合加硫が第2次加硫工程の後
における、加硫後のゴム部分同士の接合としてなされる
ように構成することもできる。すなわち、この場合は、
前記図1(D)のように第1次加硫工程におけるゴム部
分5A、6Aの加硫に続いて第2次加硫工程におけるゴ
ム部分5C、6Cを加硫した後に、これらの間の接続部
を接合加硫する例である。この場合でも、前述のよう
に、それぞれのゴム部分の加硫時に剥離シート14を使
用して接続面に凹凸を形成して接着力を高めたり、適宜
成分の接着シート15を介設して接着力の強化および物
性の劣化を有効に防止するように構成することができ
る。
【0019】以上、本発明の実施の形態について詳述し
たが、本発明の趣旨の範囲内で、上型、下型および中型
の形状すなわちゴムクローラの形状(芯金埋設形式のも
のであれば中型における駆動突起形成溝を複数列として
該溝に各芯金の突起を装着して加硫する等)、補強コー
ドの形式(スパイラル巻付けによる無端状のもの、平行
コードによる接続部を有するもの、バイアスコードを有
するもの、それらをゴム引きしたもの等)、形状、中型
における展圧部材の形状およびその伸縮形態、中型の移
動形態(あるいは中型側を不動として、上下型側を移動
可能に構成することもできる)、内周側ゴムおよび接地
側ゴムのプリセット形態、第1次加硫工程におけるゴム
部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部の接
続形状およびその接合加硫形態等については適宜選定す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に述べたように、本発明によ
れば、無端リング状の補強コードの内周側と接地側とに
添設したゴムを型により加圧加温して加硫するゴムクロ
ーラ製造方法において、前記無端リング状の補強コード
の内周側に配置した中型と該補強コードの外周側の上下
にそれぞれ配置した上型および下型との間にて、補強コ
ードの略半周長分の内周側ゴムおよび接地側ゴムを同時
に加硫成型する第1次加硫工程と、該工程に続いて、同
様にして残りの略半周長分を加硫成型する第2次加硫工
程とから構成されることにより、比較的小型の上下およ
び中型によりゴムクローラの略半周長分を一度に加硫成
型でき、都合2度の加硫成型にて加硫が完了するので、
加硫設備の小型化によるコスト低減を実現するととも
に、工程数が少なく、スパイラル補強コードの埋設も可
能となる他、加硫接合による接続部も少なく円周上均質
な強度特性を備えさせることを可能にして、高速走行に
対応できるゴムクローラが提供できる。また、前記第1
次加硫工程における加硫周長を、第2次加硫工程におけ
る加硫周長よりも大とした場合は、第1次加硫工程と第
2次加硫工程の際の重複セットされたゴム接合部の処理
を2次加硫工程において容易に行うことが可能となる
他、補強コードに対するゴム部分の加硫接合精度を左右
するところの、最初にゴム部分を加硫する第1次加硫工
程による加硫部分を長く採ることができることになり、
より安定した均質なゴムクローラが得られる。
【0021】さらに、前記内型に形成された各駆動突起
形成溝あるいは上下型に形成された各ラグ形成溝に予め
駆動突起ゴム片あるいはラグゴム片をプリプレスによっ
てセットしておくことにより、ゴムの充填容積の大なる
部分にあっても型内に未加硫のゴム片を充分に充填させ
ることができるので、巣の発生の虞れがなく安定した加
硫による高品質のゴムクローラが得られる。さらにま
た、前記内型への少なくとも一方の内周側ゴムのプリプ
レスが、駆動突起ゴム片、内周ゴム片を補強コードを介
して板状体により押圧されてなされる場合は、多数の駆
動突起ゴム片を一度にかつ内周ゴム片を補強コードを介
して均一に押圧してプリプレスすることができて、効率
よく安定したプリプレス作業が行える。また、前記一方
の内周側ゴムの板状体によるプリプレス状態のまま、中
型を180°回転させて上下反転させ、次いで、中型の
前後の展圧部材を伸長させて補強コードを緊張させるこ
とにより、他方の内周側ゴムを中型にプリプレスする場
合は、一方の内周側ゴムを板状体による高効率と安定し
たプリプレスが行え、中型における展圧部材の伸長によ
る補強コードの緊張によって容易に他方の内周側ゴムを
プリプレスことができるので、プリプレス作業工程を簡
素化することができる。
【0022】また、前記第1次加硫工程におけるゴム部
分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部の接合
加硫前において、少なくとも加硫ゴムとなる側のゴム部
分の加硫工程の前に前記接続部に面して凹凸を有する剥
離シートを重合し、その加硫後に該剥離シートを剥離し
て接続部に凹凸を形成した後、第1次加硫工程における
ゴム部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部
を接合加硫する場合は、オックス帆布のような表面に凹
凸を有するありふれたシート状物等を剥離シートとして
使用して簡単にゴム部分の接続部に凹凸を施して接着性
能を向上させることができるので、従来のような接着部
表面のバフ作業等の面倒な工程を省略することが可能と
なった。さらに、前記接合加硫時に、第1次加硫工程に
おけるゴム部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との
接続部間に接着ゴム等からなる接着シートを介設した場
合は、接着ゴム等からなる接着シートの加硫時に、接続
面における凹凸により形成された大きな接着面積部に充
分に接着ゴム成分が行き渡り、大きな接着力が確保され
る。
【0023】さらにまた、前記接合加硫が第2次加硫工
程の後における、加硫後のゴム部分同士の接合としてな
される場合は、加硫後の接続面同士の接合であっても、
接続面の凹凸の存在によって充分な接着強度が確保でき
る。また、前記接着シートの硫黄含有量を前記第1次加
硫工程におけるゴム部分および第2次加硫工程における
ゴム部分の硫黄含有量よりも大とした場合は、加硫時お
ける接着界面の未加硫側から加硫側への硫黄移行による
硬度低下(接着強度の低下)を有効に防止することがで
きる。さらに、前記接着シートの硫黄含有量と第1次加
硫工程におけるゴム部分および第2次加硫工程における
ゴム部分の硫黄含有量の差が1〜10PHRの範囲で、
接着シートの方が大である場合は、硫黄移行による欠乏
に起因した接続部における弾性率の低下や接着力が低下
したり、あるいは硫黄量の過多に起因した接着シートの
ゴムの物性低下を招いて接着力が低下することを有効に
防止するものである。かくして本発明によれば、無端状
の補強コードが採用できるものでありながら、比較的小
さな型の採用が可能で、工程数も少なく、円周上均質な
強度特性が得られるゴムクローラ製造方法が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴムクローラ製造方法の1実施の形態
を示し、加硫成型工程の概略図である。
【図2】同、加硫成型の型の図である。
【図3】同、加硫機の全体概略図である。
【図4】同、中型への内周側ゴムのプリプレス工程を示
す側面図である。
【図5】同、中型を上下反転させる工程を示す側面図で
ある。
【図6】同、反転後における中型へのもう一方の内周側
ゴムのプリプレス工程を示す側面図である。
【図7】同、プリプレスされた接地側ゴムを収容した上
下型をセットした状態の側面図である。
【図8】同、上下型を加圧加温する加硫状態を示す側面
図である。
【図9】同、第1次加硫工程と第2次加硫工程との接続
部における接合加硫形態の説明図である。
【図10】ゴムクローラ製造方法の加硫成型工程を示す
第1従来例の概略図である。
【図11】ゴムクローラ製造方法の加硫成型工程を示す
第2従来例の概略図である。
【符号の説明】
1 上型 1A ラグ形成溝 2 下型 2A ラグ形成溝 3 中型 3A 上部駆動突起形成溝 3B 下部駆動突起形成溝 4 補強コード 5 接地側ゴム 5A、5C 上部接地側ゴム 5B、5D 下部接地側ゴム 5A1、5B1 接地ゴム片 5A2、5B2 ラグゴム片 6 内周側ゴム 6A、6C 上部内周側ゴム 6B、6D 下部内周側ゴム 6A1、6B1 内周ゴム片 6A2、6B2 駆動突起ゴム片 7 テンションシリンダ 8 展圧部材 8A 前部展圧部材 8B 後部展圧部材 9 上部加硫台 10 下部加硫台 11 移動台車 12 板状体 13 緊締具 13A 前部緊締具 13A 後部緊締具 14 剥離シート 15 接着シート O 中型中心部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29L 31:32 Fターム(参考) 4F202 AA45 AD16 AG05 AG13 AG16 AH22 CA09 CB01 CB12 CN01 CN21 4F203 AA45 AD16 AG05 AG13 AG16 AH22 DA11 DB01 DC01 DE16 DK02 DL09 DN23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端リング状の補強コードの内周側と接
    地側とに添設したゴムを型により加圧加温して加硫する
    ゴムクローラ製造方法において、前記無端リング状の補
    強コードの内周側に配置した中型と該補強コードの外周
    側の上下にそれぞれ配置した上型および下型との間に
    て、補強コードの略半周長分の内周側ゴムおよび接地側
    ゴムを同時に加硫成型する第1次加硫工程と、該工程に
    続いて、同様にして残りの略半周長分を加硫成型する第
    2次加硫工程とから構成されることを特徴とするゴムク
    ローラ製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1次加硫工程における加硫周長
    を、第2次加硫工程における加硫周長よりも大としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のゴムクローラ製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記内型に形成された各駆動突起形成溝
    に予め駆動突起ゴム片をプリプレスによってセットして
    おくことを特徴とする請求項1または2に記載のゴムク
    ローラ製造方法。
  4. 【請求項4】 前記内型への少なくとも一方の内周側ゴ
    ムのプリプレスが、駆動突起ゴム片、内周ゴム片を補強
    コードを介して板状体により押圧されてなされることを
    特徴とする請求項3に記載のゴムクローラ製造方法。
  5. 【請求項5】 前記一方の内周側ゴムの板状体によるプ
    リプレス状態のまま、中型を180°回転させて上下反
    転させ、次いで、中型の前後の展圧部材を伸長させて補
    強コードを緊張させることにより、他方の内周側ゴムを
    中型にプリプレスすることを特徴とする請求項4に記載
    のゴムクローラ製造方法。
  6. 【請求項6】 前記上下型に形成された各ラグ形成溝に
    予めラグゴム片をプリプレスによってセットしておくこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のゴ
    ムクローラ製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1次加硫工程におけるゴム部分と
    第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部の接合加硫
    前において、少なくとも加硫ゴムとなる側のゴム部分の
    加硫工程の前に前記接続部に面して凹凸を有する剥離シ
    ートを重合し、その加硫後に該剥離シートを剥離して接
    続部に凹凸を形成した後、第1次加硫工程におけるゴム
    部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接続部を接
    合加硫することを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のゴムクローラ製造方法。
  8. 【請求項8】 前記接合加硫時に、第1次加硫工程にお
    けるゴム部分と第2次加硫工程におけるゴム部分との接
    続部間に接着ゴム等からなる接着シートを介設したこと
    を特徴とする請求項7に記載のゴムクローラ製造方法。
  9. 【請求項9】 前記接合加硫が第2次加硫工程の後にお
    ける、加硫後のゴム部分同士の接合としてなされること
    を特徴とする請求項7または8に記載のゴムクローラ製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記接着シートの硫黄含有量を前記第
    1次加硫工程におけるゴム部分および第2次加硫工程に
    おけるゴム部分の硫黄含有量よりも大としたことを特徴
    とする請求項8または9に記載のゴムクローラ製造方
    法。
  11. 【請求項11】 前記接着シートの硫黄含有量と第1次
    加硫工程におけるゴム部分および第2次加硫工程におけ
    るゴム部分の硫黄含有量の差が1〜10PHRの範囲
    で、接着シートの方が大であること特徴とする請求項8
    ないし10のいずれかに記載のゴムクローラ製造方法。
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