JP2001001278A - 釘打機の釘詰まり検知機構 - Google Patents

釘打機の釘詰まり検知機構

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JP2001001278A
JP2001001278A JP11169513A JP16951399A JP2001001278A JP 2001001278 A JP2001001278 A JP 2001001278A JP 11169513 A JP11169513 A JP 11169513A JP 16951399 A JP16951399 A JP 16951399A JP 2001001278 A JP2001001278 A JP 2001001278A
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JP
Japan
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nail
feeding
piston rod
nailing machine
magazine
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Pending
Application number
JP11169513A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Aigami
雅広 相上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Publication date
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連結釘5をノーズ部3に送る方式の釘打機に適
用することができる釘詰まり検知機構の提供。 【解決手段】釘打機のマガジンからノーズ部3に釘を1
本ずつ送るために釘の送り方向に釘送り部材8を往復動
自在に設けるとともに、この釘送り部材8の近傍には、
上記釘送り部材8が釘を送るときの往動端に接近したこ
とを検出する検出手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧や電気等を
動力源とする釘打機のノーズ部に釘が詰まったことを検
知する釘詰まり検知機構に関する。
【0002】
【従来技術】釘打機はマガジンに収納された釘を1本ず
つノーズ部の射出孔へ供給し、ノーズ部内の釘を圧縮空
気等により駆動されるドライバで打撃して打ち出すもの
である。このような打ち込み作動時にはときどきノーズ
部内の釘を打撃したときに釘が座屈するなどして射出孔
に釘が詰まってしまうことがある。釘が詰まっていると
きに次の釘を射出孔に送り込んで釘打機を打撃作動させ
ると、釘の送り不良が生じたり、ノーズ部が破損したり
するおそれがある。
【0003】そこで、このような釘詰まりが生じたとき
にこれを検知する機構として特開平8ー72013号公
報が知られている。これは、射出孔7内にスライドシャ
ッタ15を出没可能に設け、釘詰まりが発生したときは
スライドシャッタ15が折れ曲がった釘によって設定位
置に到達できないので、これをエアシリンダ16に内蔵
させた位置センサによって検知しようとするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記釘
詰まり検知機構はバラ釘用釘打機を前提とするものであ
ったから、マガジン内に収納した連結釘をノーズ部に送
る方式の釘打機には適用できなかった。
【0005】本発明は連結釘をノーズ部に送る方式の釘
打機に適用することができる釘詰まり検知機構を提供す
ることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る釘打機の釘詰まり検知機構は、釘打機
のマガジンからノーズ部に釘を1本ずつ送るために釘の
送り方向に釘送り部材を往復動自在に設けるとともに、
この釘送り部材の近傍には、上記釘送り部材が釘をノー
ズ部に供給したことを検出する検出手段を備えたことを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は釘打機の要部を示す。この
釘打機はボディ1に設けた打撃機構(通常は打撃ピスト
ン・シリンダ機構)にドライバ2を備え、ドライバを圧
縮空気により駆動して、ノーズ部3の射出孔4内の釘5
aを打撃して被打込み材に打ち込むもので、上記釘5a
は釘送り機構6によりマガジン(図示せず)からノーズ
部3に送り込まれる。
【0008】釘送り機構6は釘送り方向に設けられたエ
アシリンダ装置7に図2に示す釘送り部材8を設け、釘
送り部材8の作動によってマガジン内に収納された連結
釘5をノーズ部3に釘を1本ずつ送るように構成されて
いる。
【0009】すなわち、釘送り部材8は図2に示される
ように、エアシリンダ装置7に往復動自在に設けられた
ピストン8aと、ピストン8aに一体に結合したピスト
ンロッド8bと、その先端に回動自在に取り付けられた
送り爪8cとから構成されている。ピストンロッド8b
の先端はV字形に形成されている。送り爪8cはピスト
ンロッド8bの先端に設けられた支軸9に図の姿勢から
時計方向に回動するように枢着され、捩りコイルバネ1
0により常時図示された姿勢になるように付勢されてい
る。エアシリンダ装置7は圧縮空気を駆動源としてピス
トン8aとピストンロッド8bを往復動させるもので、
これに追従して送り爪8cはマガジンとノーズ部3を往
復動する。送り爪8cは連結釘5の釘5aの軸に係合す
るように配置され、往動時には釘を1本だけ前方(ノー
ズ部3側)に送り、復動時には図の時計方向に回動して
後方の釘を越えてその釘軸の後ろに係合する。釘をノー
ズ部3に送った後、上述のように打撃機構が作動されて
上記釘5aが打ち込まれる。そして、エアシリンダ装置
7が作動すると送り爪8cが再び釘を1本だけ前方に移
動する。このようにして、釘は送り爪8cによって順次
ノーズ部3に送り込まれるのである。
【0010】次に、釘送り部材8の近傍には、上記釘送
り部材8が釘をノーズ部3に供給したことを検出する検
出手段が設けられている。この検出手段は図2のよう
に、メカニカルバルブ13から構成されている。メカニ
カルバルブ13にはアクチエータ13aの一端が回動自
在に設けられ、アクチエータ13aの他端にはローラ1
4が取り付けられている。アクチエータ13aは常時図
の上方にあるようにバネ付勢されている。ローラ14は
上記ピストンロッド8bの先端に係合するように設けら
れている。ピストンロッド8bが初期位置にあるとき
は、ローラ14はピストンロッド8bの先端傾斜面15
に軽く係合する。ピストンロッド8bが往動するときは
ローラ14は下方に押し込まれ、アクチエータ13aが
図の下方向に揺動し、メカニカルバルブ13を設けたエ
ア通路11が開き又は閉じてオン信号が出力されるよう
に設定されている。また、エアシリンダ装置7が作動開
始してからピストンロッド8bが往動端まで移動するま
での時間内にオン信号が出力されないときはオフ信号
(釘詰まり検知信号)が出力されるように設定されてい
る。
【0011】次に、上記構成の釘詰まり検知機構の作動
態様について説明すると、ドライバ2が駆動されて釘打
ち込み作動が行なわれた後に釘送り機構6が作動してピ
ストンロッド8bが往動すると、送り爪8cは釘を1本
だけノーズ部3側に送るが、このようにピストンロッド
8bが往動して釘5aをノーズ部3に供給するのに十分
に移動するときに、その先端の傾斜面15によってロー
ラ14とともにアクチエータ13aが図3のように押し
込まれて下方に揺動するので、メカニカルバルブ13は
オン信号を出力する。これにより、釘送りが正常に行な
われたことを検知することができる。釘送り後にピスト
ンロッド8bが復動して次の釘送りが準備されると、ア
クチエータ13aは再び上方に跳ね上がる。
【0012】ところで、打撃不良等が原因でノーズ部3
の射出孔4内に釘が詰まっているときは、ピストンロッ
ド8bが往動したときに射出孔4は詰まった釘で塞がれ
ているから、送り爪8cは所定の往動端まで移動するこ
とはできない。したがって、ピストンロッド8bはメカ
ニカルバルブ13のアクチエータ13aを揺動させるこ
とができないから、このときはオフ信号、詰まり釘詰ま
り検知信号が出力される。これによって釘詰まりを知る
ことができるので、ドライバ2の駆動を停止させ、詰ま
り釘の除去作業をしてから釘の打ち込み作業を再開すれ
ばよい。
【0013】なお、釘送り部材8が釘を送るときの往動
端に接近したことを検出する検出手段としては、上述の
メカニカルバルブ13の構成に限定されない。例えば、
検出手段を近接センサーによって構成し、ピストンロッ
ド8bが往動端に接近したのを近接センサーによって検
出するようにしてもよいほか、ピストンロッド8bが往
動端近傍に達したときに電気的にスイッチがオンして信
号が出力するような構成であってもよい。
【0014】上述のように、上記釘詰まり検知機構は、
マガジンからノーズ部3に釘を1本ずつ送るために釘の
送り方向に釘送り部材8を往復動自在に設けるととも
に、この釘送り部材8が釘を送ったことを検出手段によ
って検出する構成にしたから、釘がノーズ部3に詰まっ
たときは釘送り部材8が釘送りできないので、検出手段
がそれを検出して信号を出力することにより釘詰まりを
検知することができる。
【0015】また、直接にノーズ部3内の釘の有無を検
出するのでなく、釘送り部材8の作動状態に基づいて釘
送り状態を検出するものであるから、連結釘5の釘送り
の障害となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘詰まり検知機構を備えた釘打機
の要部の側面図
【図2】上記釘詰まり検知機構の底面図
【図3】上記釘詰まり検知機構の作動態様説明図
【符号の説明】
3 ノーズ部 5 連結釘 8 釘送り部材 13 メカニカルバルブ(検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打機のマガジンからノーズ部に釘を1
    本ずつ送るために釘の送り方向に釘送り部材を往復動自
    在に設けるとともに、この釘送り部材の近傍には、上記
    釘送り部材が釘をノーズ部に供給したことを検出する検
    出手段を備えたことを特徴とする釘打機の釘詰まり検知
    機構。
JP11169513A 1999-06-16 1999-06-16 釘打機の釘詰まり検知機構 Pending JP2001001278A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005288607A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Jpf Works Kk 携帯式ファスナー打ち込み工具
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