JP2000517444A - コイン送出し装置 - Google Patents

コイン送出し装置

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JP2000517444A
JP2000517444A JP10510477A JP51047798A JP2000517444A JP 2000517444 A JP2000517444 A JP 2000517444A JP 10510477 A JP10510477 A JP 10510477A JP 51047798 A JP51047798 A JP 51047798A JP 2000517444 A JP2000517444 A JP 2000517444A
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JP10510477A
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English (en)
Inventor
ベル、マイク
ペイリング、マーク
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コイン コントロールズ リミテッド
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
    • G07D9/008Feeding coins from bulk

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 コイン(17)を出口長孔(11)に向けて動かすローター(14)とコインに接触して出口長孔(11)を指向させるワイパー(19)とを有するコイン処理装置を提供する。ワイパーには逃げ凹部(26)が形成されていてローター(14)の表面上に不適正に位置するコインを少なくとも部分的に収受して、不適正に位置するコインが他のコインを目詰まりさせる危険を低減する。望ましくは該逃げ凹部(26)の深さはコインの厚さより若干大きくまたその幅はコインの直径より若干小に設定する。これによりコインが完全に凹部中に入ることはなく、それにより目詰まりが起きて除去困難となることがない。目詰まりが起きた場合でも、目詰まりしたコインは逃げ凹部内に完全に入り込むことはできない。目詰まりしたコインは前進できないが、互いに楔合することはなく逆方向に移動することは妨害されない。したがって目詰まりしたコインは、装置を解体することなく、公知の反目詰まり機構により解放される。すなわち前進が妨害されても、反目詰まり機構がローターを一時的に逆転させてやる。

Description

【発明の詳細な説明】 コイン送出し装置 この発明はコイン送出し技術に関するものであり、限定するものではないが、 特に自動販売機や娯楽またはゲーム機や釣銭機その他コインまたは記念品(TO KEN)を処理する機械に使用されるコインまたは記念品処理装置に関するもの である。 簡単のためこの明細書においては「コイン」の用語をもってコインおよび記念 品を表わすものとする。 この発明は国際出願PCT/GB96/01793号に記載された構成の装置 に使用するのに特に適したものである。 この一般的な構成を有した装置にあっては、コインが貯蔵部から取り出されて ローターにより出口長孔に向けて移動されるものである。該ローターには長孔に 向けてコインを移送させるペグが設けられている。 またワイパーが設けられていて、移動するコインに接触してローターから離間 させて長孔に向けて指向させる。 コインは摩耗したり曲がる場合もあるので、長孔に指向される際には、その形 状の故にまたは他のコインに乗っかったり楔合したりして、薄かったり変形した コインが目詰まりを起こす危険が常にある。 目詰まりが酷くなると、装置を解体する必要があり、時間が無駄となる。 この発明の目的はそのような構成のコイン処理装置における目詰まりを低減す ることにある。 すなわちこの発明のコイン処理装置は回転により出口長孔に向けてコインを移 動させるローターとコインに接触して長孔に指向させるワイパーとを含んでなる ものであり、該ワイパーはローターの表面から離間した逃げ凹部を有しており、 これによりローター上に適正に乗ってないコインを少なくとも部分的に収受して それが他のコインと目詰まりを起こす危険を低減させるものである。 上記の逃げ凹部の深さはコインの厚さより若干大とするのが望ましいが、その 幅はコインの直径より若干小とするのが望ましい。これによりコインが目詰まり を起こしそうな凹部に完全に入らない様にすることができる(入ると取出しが困 難である)。目詰まりが発生するときには、制約された態様で起きる。すなわち 詰まったコインは逃げ凹部内に完全には入れないのである。詰まったコインは前 進できないが、互いに楔合することもなく、したがって逆方向に移動することに 対する妨害もないのである。したがって、装置を解体しなくても、公知の反目詰 まり装置により詰まったコインを解放することができる。前進に対し妨害がある 場合には、この反目詰まり装置によりローターを一時的に逆転させてやることが できる。 ワイパーはスペーサーと協動してローターの一部とともに出口長孔を確定する 。 スペーサーはワイパーの本体と一体に構成してもよい。 以下添付の図面に示す実施例によりさらに詳細にこの発明について説明する。 図1はこの発明のコイン処理装置の一実施例の正面図であり、 図2および図3は装置のワイパー領域の正面図であって、装置が出会う目詰ま り状態の2通りの態様を示しており、 図4はワイパー領域の断面図であって、正常な作動を示し、 図5はワイパー領域の断面図であって、図2の状態を示しており、 図6は図3の状態を示す断面図である。 図1に示す装置はコインホッパー10とコイントラック12およびカバー13 により確定されるディスク11とを有している。この装置の機能はコインをホッ パー10からディスク11へと供給するもので、この目的のためにローターには 複数の突出部またはペグ15を具えたディスク14が設けられている。 ペグ15は別個のペグであってもよいし平板をパンチして形成した突出部であ ってもよい。このペグは表面16からコインの幅より若干少なく突出している。 このペグ15はホッパーの底部の貯蔵部(図示せず)からコインを取り出して上 方に移動させる。ホッパーの頂部にコインが近づくと、ディスクの表面16に対 して平たく横たわる(例えばコイン17はペグのひとつとディスク上の舌体18 により支持される)。 ディスクの頂部において、コインはワイパー19により出口長孔11内に導か れる。 ワイパー19は交叉材22により連結された側方アーム20,21を具えたZ 形のブリッジ体を有している。 正常作動中のワイパー領域を図4に示す。ディスク14と舌体18とはケース 23およびスペーサー24と協動してコイン収受長孔25を画定している。図2 および図3に示すように、長孔25の形状はワイパーのアーム21に沿って延在 しており、これによりコインがアーム21に近づくと、その縁部がアーム21に 捕捉されて、コインの出口長孔11への誘導が開始される。 図4に戻って、従来のワイパーは長孔25を完全に閉鎖するがこの実施例のワ イパーは逃げ凹部26を有している。図から明らかなように、凹部26の深さは コインの厚さより若干大きいがその幅はコイン27の直径より若干小さい。 長孔26がワイパーにより完全に閉鎖される従来の構成では、曲がったコイン は凹部内で目詰まりして前進も後退もできなくなり、目詰まりを解放するために 装置を解体しなければならなくなる。 同様に薄いコインは他のコインの上に乗り上がり、2個のコインが長孔内で目 詰まりして前進も後退もできなくなる。 逃げ凹部26を設けたことにより目詰まりの危険が低減する。しかし目詰まり が起きた場合には、逃げ凹部があることにより目詰まりによりコインは前進でき なくなる。コインは互いに楔合することなく逆方向に移動し、標準の反目詰まり 装置がディスク前進に対する妨害を検知して、ディスクを一時的に逆転させて目 詰まりしたコインが脱離する。 除去することのできるコインの目詰まりの態様の例を図2および図5に示すが 、ここでコイン28は傾いて両方の長孔を横切って横たわっている。このコイン は出口長孔に入ることはできず、したがってディスクの動きは停止する。すると ディスクは自動的に逆方向に回転し、コインを一緒に引き戻してやる。この結果 コイン28はディスクからホッパーに落ち込むか、またはそれ自身図4に示すよ うな正しい状態になる。 図3に示す状態では2個のコインが上下に密着して横たわっている。一方は薄 いコインであり、このように積み重なることにより通常は目詰まりが生じ、装置 を解体しないと解放することができない。 この発明のワイパーにより外側のコイン29は部分的に逃げ凹部26内に移動 することができる。このとき凹部の幅がコインの直径より小さいのでコインは凹 部内に完全に移動することはできないが、長孔25と凹部26とに収容される2 個のコインの厚さに対して充分の空きがあるので、外側のコイン29がコイン3 0に対して側圧力を掛ける危険はない。かくしてコイン29は図6に示す状態に 横たわるだけで、適正に位置しているコイン30はコイン29のすぐ下側を摺動 して出口長孔に入る。 正常に作動するならばコインは単に落込むことになる。しかしディスク上のピ ンがまだコイン29に係合してそれを前方に押そうとする場合には、自動逆行機 能が働いてディスクが逆転する。これによりコイン29はワイパーから脱離する か、または重力により落下する。 またコイン30が前進した後に、コイン28の代りにコイン29が捩じれて図 5に示す状態になる可能性もある。この状態では動きが再び捕捉されて、ディス クは自動的に逆転する。 さらにコイン29はディスクの表面に対して再び平たくなる可能性もある。こ の場合には通常の態様で送り出されることになる。 いかなるコイン処理装置でもコインがディスクから出口長孔に移送されるもの であるならば、図示と同じようなワイパー構成を使用することもできる。この実 施例では図1に示めすように出口長孔は上方左方に向けて延在している。しかし 同様な構成はコインをいかなる方向に送り出すにも使用することができる。 この出願に間連する全ての書面(公衆審査に掛けられたものを含む)に注目す べきである。 またここに開示した全ての事項はこの発明の目的に適合する限りでは適宜組み 合わせることができる。 またここに開示の全ての事項は適宜なる均等物により置換することが可能であ る。 さらにこの発明は上記した実施例に限定されるものではなく、適宜変更するこ とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ペイリング、マーク イギリス国、ランカシャイアー オウエル 2 8キューディー、オウルドハム、ショ ー、クラフ ロード 18

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コインを出口長孔に向けて移動させるローターとコインに接触して出口長孔 に指向させるワイパーとを含んでなり、 ワイパーはローターの表面から離間した逃げ凹部を有しており、 これによりローターの表面上に不適正に位置するコインを少なくとも部分的に 収受して、そのような不適正に位置するコインが他のコインを目詰まりさせる危 険を低減する ことを特徴とするコイン処理装置。 2.前記の逃げ凹部がコインの厚さより若干大きな深さとコインの直径より若干 小さな幅とを有しており、 これによりコインが凹部内に完全に入ることができず、それにより目詰まりが 起きて解放が困難となることがない ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記のワイパーがスペーサーと協動してローターの一部とともに出口長孔を 画定する ことを特徴とする請求項1または2に記載の装置。 4.前記のスペーサーがワイパーの本体と一体である ことを特徴とする請求項3に記載の装置。 5.コインが前記の逃げ凹部内に移動して目詰まった結果コインの前進が妨害さ れると、ローターが自動的に逆転してコインを逆方向に動かして目詰まりを除去 するように構成されている ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかひとつに記載の装置。 6.図面を引用して明細書に記載されたごとくに構成されたコイン処理装置。
JP10510477A 1996-08-20 1997-08-06 コイン送出し装置 Pending JP2000517444A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9617427.1A GB9617427D0 (en) 1996-08-20 1996-08-20 Coin dispensing mechanism
GB9617427.1 1996-08-20
PCT/GB1997/002097 WO1998008198A1 (en) 1996-08-20 1997-08-06 Coin dispensing mechanism

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JP10510477A Pending JP2000517444A (ja) 1996-08-20 1997-08-06 コイン送出し装置

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EP (1) EP0927407A1 (ja)
JP (1) JP2000517444A (ja)
CN (1) CN1228859A (ja)
AU (1) AU3778797A (ja)
GB (1) GB9617427D0 (ja)
TW (1) TW359804B (ja)
WO (1) WO1998008198A1 (ja)
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TW359804B (en) 1999-06-01
WO1998008198A1 (en) 1998-02-26
ZA977428B (en) 1998-02-19
EP0927407A1 (en) 1999-07-07
GB9617427D0 (en) 1996-10-02

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