JP2000516146A - 回転連続鋳造装置 - Google Patents

回転連続鋳造装置

Info

Publication number
JP2000516146A
JP2000516146A JP09523356A JP52335697A JP2000516146A JP 2000516146 A JP2000516146 A JP 2000516146A JP 09523356 A JP09523356 A JP 09523356A JP 52335697 A JP52335697 A JP 52335697A JP 2000516146 A JP2000516146 A JP 2000516146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
shaft
rotating device
shoe
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09523356A
Other languages
English (en)
Inventor
モレル,ミシェル
ドゥラスュ,ピエール
レソン,ジェラール
Original Assignee
クヴァエルナー メタル クレシム ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クヴァエルナー メタル クレシム ソシエテ アノニム filed Critical クヴァエルナー メタル クレシム ソシエテ アノニム
Publication of JP2000516146A publication Critical patent/JP2000516146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/0648Casting surfaces
    • B22D11/0651Casting wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/068Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
    • B22D11/0682Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces by cooling the casting wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F5/00Elements specially adapted for movement
    • F28F5/02Rotary drums or rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Soil Working Implements (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 固定コア(1)を中心として回転駆動される円筒壁(2)を有する平らな製品(P)を製造するための回転装置。円筒壁(2)はその扇形部分に流体を循環させて冷却される。金属が鋳造される冷却壁はシェル(2)を形成する薄い金属エンベロープで作られ、シェル(2)は固定コアの円形表面(11)上を摺動できるように単にそれに挿入され、固定コアはシェル(2)を保持し、心出しするための固定シャフト(1)の中心部分を形成し、シャフト(1)はシャフト(1)の円形表面(11)上に向かってシェル(2)を押圧する手段と組み合わされ、こうして形成される軸受は冷却液で潤滑される。

Description

【発明の詳細な説明】 回転連続鋳造装置 本発明は液体金属の連続鋳造、特に、鉄または非鉄金属の薄いスラブまたはス トリップの連続鋳造で用いられる回転装置に関するものである。 公知のように、鋼または他の金属の連続鋳造では壁が強制冷却された鋳型に鋳 造金属が接触してその表面が凝固し、液体またはペースト状の芯を凝固外皮が取 り囲んだ鋳型断面と同じ断面を有する鋳造物を一の速度で鋳型から引き抜き、冷 却手段を備えた案内装置で完全凝固する。従って、厚さに比べて幅がはるかに大 きい種々断面のバー、スラブ等の鋳造物を製造することができる。 振動インゴット鋳型を使用した従来の連続鋳造設備で鋳造できるスラブの厚さ は一般に80〜100mm以上であり、厚さ80mm以下の薄いスラブを作るた めには特別な機械を使用しなければならない。 薄い製品、場合によっては約1mmの薄さの製品を連続鋳造方法で作ることは 古くから知られている。すなわち、軸線を中心として回転する少なくとも1つの ドラム回転機からなる冷却された円筒壁に沿って鋳造金属を凝固してストリップ とし、それをドラムから引き抜く方法である(EP-A-237008号)。しかし、この 方法は実際には非晶質金属または溶融温度の比較的低い金属の鋳造にしか使用さ れていない。 公知の他の方法では、ストリップに与える所望の幅を有する間隙を介して互い に隔てられた2本のロールを用いるものである。金属は2本のロール間に形成さ れたほぼV型断面の空間で鋳造される。この空間は徐々に幅が狭くなり、出口の 間隙の幅はロール間距離に対応する。従って、鋳造空間の軸方向は2本のロール に押圧された端板によって規定される。 各ロールは循環水によって強制冷却され、鋳造金属は逆方向に回転する両ロー ルの円周に沿って凝固して少なくとも表面が凝固した鋳造物が形成され、この鋳 造物はロールの下側に配置された案内・冷却手段で完全な凝固および冷却が行わ れる。 例えばドイツ特許第DE-A-3,801,085号に開示された公知の構成では、金属を鋳 造する円筒壁のドラムがドラムの回転軸線を規定する2つのベアリングによって 支持され、ドラム内には固定コアが配置され、この固定コアの円形表面はドラム の内側表面から冷却液が循環する環状空間を隔てて離れている。すなわち、固定 コアは供給チャンバと排出チャンバの2つのチャンバを有し、これらチャンバは 回転壁と固定コアとの間に母線に沿って延びた密封ガスケットの両側にそれぞれ 連通している。供給チャンバを介して導入された冷却液は環状空間に入り、コア の周りを密封ガスケットまで循環し、排出チャンバを介して排出される。ドラム 表面全体に流体を分散させるために、円筒壁の内側表面には循環溝が設けられて いる。そのため厚い壁にしなければならない。さらに、固定コアの回転軸線上に 円筒壁をセンタリングするために、ドラム組立体は比較的剛体にしなければなら ない。 しかし、液体金属が鋳造される円筒壁の外側表面は冷却液が循環する内側表面 の温度よりかなり高いため、膨張差による熱変形作用がかなり大きくなる。実際 には壁の外側表面が膨らみ、2本のロールを用いた場合には金属の出口間隙は端 縁部より中心部分で狭くなる。この膨張作用を阻止するのは難しい。そのために 使用する手段は凝固条件、従って完成品の品質に悪影響を及ぼし易く、得られる 結果も一定でないことが多い。 本発明の目的は上記の問題点を解決し、膨張差および変形を有効に補償して、 鋳造物の品質を向上させることができる、単純で、メンテナンスが容易な新規な 手段を提供することにある。 本発明は、一般に、軸線を中心として回転駆動される回転円筒壁によて規定さ れる少なくとも一つの回転鋳型上で液体金属を鋳造して平らな製品を製造するた めの回転装置であって、回転鋳型は外側表面と軸線上にセンタリングされ且つ固 定コアを取り囲んだ円形表面によって規定される内側表面とを有し、固定コアは 回転円筒壁の内側表面と固定コアの円形表面との間に冷却液を循環させる手段と 組み合わされており、液体金属は回転円筒壁の外側表面の扇形部分に沿って冷却 されて少なくとも表面が凝固した平らな製品が形成され、この製品は引き抜き方 向に沿って冷却壁から離されるような、回転装置に関するものである。 本発明は、金属が鋳造される冷却壁が固定コアの円形表面上に挿入されただけ のシェルを形成する薄い円筒形エンベロープで作られ、固定コアはシェルを保持 し且つセンタリングするための固定シャフトの中心部分を構成し、円形表面は回 転円筒壁の内側表面の半径に遊びを加えたものにほぼ等しい半径を有し、円形表 面は金属が冷却されるシェルの少なくとも扇形部分に対応する角度の扇形部分を カバーしており、固定シャフトは、固定シャフト上にシェルをセンタリングする ための固定軸受を構成する冷却液層を介して、固定シャフトの円形表面上にシェ ルを押圧するように金属冷却セクターとは反対の方向に向ってシェルの内側表面 に押圧力を加える手段と組み合わされ、上記軸受は冷却液によって潤滑される。 本発明の好ましい実施例では、シェルに押圧力を加える手段は少なくとも1つ のシューであり、このシューはシェルの内側表面の半径にほぼ等しい半径の円形 セクターをカバーする外側表面を有し且つシャフトの円形表面と対向し、シュー は軸線方向に摺動自在な状態でシャフトに取り付けられ且つ少なくとも1つの押 圧手段、例えばジャッキと組み合わされ、この押圧手段は片側でシャフトと当接 し、反対側はシューと当接して、シェルが押圧されるシャフトの円形表面とは反 対側にシューを押し、シェルの内側表面との外側表面との間に冷却液層が供給さ れ、この冷却液層は半径方向に可動な軸受(cussinet)を形成し、この軸受はシ ェルをセンタリングするための固定シャフトの円形表面によって作られる固定軸 受と協働する。 本発明の他の主要な特徴は、各ジャッキによって対応するシューに加えられた 力を調節する手段を有し、シャフトに対する押圧荷重が決められ、シェルの変形 およびシェルの内側表面と外側表面との間の膨張差が補償される点にある。 そのために、シェルの長手方向の両端に位置した少なくとも2つのシューを、 シェルの対応する部分に各シューによって加えられる押圧力を調節する個別の手 段と組み合わせるのが好ましい。 軸受を形成する各押圧表面は、固定シャフト内に配置された少なくとも1つの 加圧流体供給装置と連通した、表面に分布した複数の開口部と、固定シャフト内 に形成された少なくとも1つの排出回路に単独またはグループで連通した流体回 収手段、例えば押圧表面をカバーして分布した開口部とを有している。 流体供給開口部および回収手段は、シェルの幅方向に分布した複数の区域にそ れぞれ配置するのが有利であり、シェルが各供給開口部と対応する回収手段との 間の流体循環によって押圧表面に沿って均一に冷却される。さらに、各区域の供 給開口部は個別の供給回路と連通され、これらの回路の出口には流体の圧力を調 整するための手段が個別に取り付けられるのが有利である。 好ましい実施例では、シェルの軸受を形成する各押圧表面に配置された回収手 段が少なくとも1つの軸受のセクターをカバーする少なくとも1つの溝を有し、 この溝内に少なくとも1つの排出開口部が開口し、この排出開口部は固定シャフ トの内側に形成された流体排出回路に導管を介して連通している。 本発明の他の主要な特徴は、シェルの押圧円形表面が内側に形成された固定シ ャフトの中心部分には凹部が設けられ、この凹部内に少なくとも1つのシェルの 押圧シューが挿入されている点にある。この凹部はシューを維持する2つの横フ ランジによって軸方向が規定され、シャフトの軸側はシューの対応ボアと螺合す る少なくとも1つの突起部が形成された平面によって規定されている。突起部お よび対応するボアはピストンおよびシュー用押圧ジャッキの胴体を有している。 鋳造側のシャフトに配置された固定押圧表面のプロファイルは厳密に円筒形で なくてもよく、運転中に予期しえるシェルの変形を補償できるようなプロファイ ルにするのが有利である。 本発明ではシェルが固定シャフト上に回転自在に取り付けられているので、シ ャフトの内側に冷却液回路と排出回路だけでなく、任意の有用な装置、例えば金 属を電磁的または超音波で混合する手段を配置することができ、これらは固定シ ャフトの内部に収容することができる。 さらに、シェルは軸方向が保持され、その両端は、固定シャフトに回転自在に 取り付けられた2つの円形フランジによって、ベアリングを介して、固定シャフ トの対応する部分と協働する液密封ガスケットが取り付けられている。 本発明の構成では、膨張差を抑える手段によって少なくとも1つの端部フラン ジに回転連結されたシェルを回転させることができ、端部フランジはシャフトに よって支持される回転制御手段に運動連結できる。 本発明は添付図面を参照した以下の説明からより良く理解できよう。 図1は回転ロール式鋳造機の概念図。 図2は本発明の回転ロール全体の軸方向断面図。 図3は図2の線III-IIIに沿った横断面図。 図4は図2の線IV-IVに沿った横断面図。 図5はシェルを除去した状態で図3の矢印F1に沿って下側から見た図。 図6はシェルを除去した状態で図4の矢印F2に沿って上側から見た図。 図7は図4の線VII-VIIに沿った軸方向断面図。 図8は図3の線VIII-VIIIに沿った軸方向部分断面図。 図9は図3の線IX-IXに沿った軸方向詳細断面図。 図1は互いに逆方向に回転する回転ロールを備えた鋳造機を示しており、液体 金属Mを鋳造するV形空間を規定する2本のロールA,A’を有している。V形 空間の横方向は、ロールA,A’の側面に回転を妨害しないで液密性を保証する 圧力で押圧された仕切り板Cによって規定されている。 各ロールA,A’の外壁は流体の循環によって強制冷却され、各のロールA, A’に沿って一つの凝固外皮が形成され、2枚の外皮が合体されて間隙Eの幅に 等しい厚さの鋳造物Pとなる。この鋳造物Pの芯は液体であるが、次の抜出し冷 却装置Bで完全に凝固する。 本発明は図2〜図11に示す回転ロールにある。すなわち、図1に示す形式の 鋳造機は本発明のロール2本で構成することができる。 図1の概念図で示すように、各鋳造ロールはシェル2を形成する薄い円筒形エ ンベロープを有し、このシェル2は外側表面21と内側表面22とを有し、その 内側表面の半径にほぼ等しい半径を有する円筒形表面11によって規定されたコ ア10の上に挿入されている。 図3の線II-IIによる軸方向断面を示す図2から分かるように、コア10はシ ェル2をセンタリングする固定シャフト1の中央拡大部分を形成している。コア 10は2つの円形フランジ4,4’によって円筒形表面11上に単に挿入され、 半径方向に遊びを残した状態で、軸方向位置が保持されている。円形フランジ4 ,4’はベアリング42,42’によって中央拡大部分10の両側でシャフト1 に 回転自在に取り付けられている。 シャフト1の円形外側表面はシェル2の軸線x’xにセンタリングされた少な くとも180°円筒形の回転扇形部分をカバーしている。回転扇形部分の延長上 にはシャフト1に組み込まれた可動3に形成された円筒形表面31がある。この 円形表面31はシェル2の内側表面22とほぼ同じ径を有し、好ましくは、組立 後に3と一緒になって完全円を形成するように、対応する外周扇形部分をカバー している(完全円上にシェル2が挿入され、シェル2の軸線x’xは円筒形表面 11,31の軸線と一致する)。 図2に示すように、シャフト1の中央拡大部分10には鋳造セクター部分とは 反対側に横断方向の凹部12を設けるのが好ましい。この凹部12は軸x’xに 対して直角な中央面P1上にセンタリングされ、拡大部分の両端の2つの円形の 横フランジ13,13’の部分を残して、中央拡大部分10の長さよりわずかに 短い距離を覆っている。図3および図4に示すように、凹部12の底は2つの平 面部分15によって挟まれた中心の突起部14を有するリブ状プロファイルを有 している。 外側がシェル2で閉じられた凹部12の内側には横断面形状が三日月形である 少なくとも1つのシュー3が配置されている。このシュー3の片側は中央拡大部 分10の円筒形表面11の半径に等しい外側表面31で規定され、その反対側は シュー3を収容する凹部を形成する溝32を有する内側表面32によって規定さ れる。内側表面32は凹部12の底のリブ状プロフィルと対向したリブ状プロフ ィルを有し、突起部14および中央拡大部分10の平面部分15と対向した2つ の側面33は上記凹部に収容される。 図示した好ましい実施例では、以下で説明するように、互いに隣接する複数、 例えば3つのシュー3a,3b,3cを用いて加わる力を分散する。 組立て時には、2つのフランジ4、4’の間の凹部12を占める3つのシュー 3a,3b,3cを突起部14上に配置し、得られた組立体の上にシェル2を嵌 め込む。従って、シュー3は凹部12内で軸方向がフランジ13,13’によっ て保持され、半径方向はシェル2と凹部の底15とによって保持され、横方向は 突起部14によって保持され、シャフトの軸線x’xが通る長手方向の面P2上 にセンタリングしている。 また、軸線x’xに対する各シュー3の半径方向の位置は各シュー3とシャフ ト1との間に配置された少なくとも1つのジャッキによって調節することができ る。このジャッキのピストン34は突起部14の端面15’と当接し且つシュー 3の収容部32の底に形成された対応するボア35内に収容されている。 ボア35は細長い長方形断面を有する(特に複数のシューを使用する時)。図 示したように、溝の底32のほぼ表面全体に渡って半円形の端部を有する長方形 断面の一つのジャッキを各シュー3a,3b,3cと組み合わせるのが特に有利 であるが、複数の円形断面のジャッキを互いに隣接して配置することもできる。 図示した好ましい実施例では、ピストン34はボア35内に収容された独立し たプレートであり、端面15’に対しては単に当接しているだけである。ジャッ キのチャンバの液密性は外周パッキン34’によって保証される。チャンバには プレート34を通る導管36を介して油を供給することができ、可撓性パッキン 36を介して導管16の端部と連結している。この導管16は突起部14に形成 され、供給管17内に開口している。 図2からわかるように、各シュー3a,3b,3cは個別の回路17a,17 b,17cを介して供給されるジャッキと組み合わされていて、3つのシューの 半径方向の位置がそれぞれが独立して調節できるようになっている。 既に述べたように、シャフト1は回転しないように固定され、シェル2はこの シャフトを中心として回転するように取付けられている。すなわち、シェル2は 拡大部分10の外周に形成された円筒形の円筒形表面11(この表面は3つのシ ュー3a,3b,3cの外側表面31を介して延びている)の上を摺動する。す なわち、図2、図7で示すように、シェル2は2つのリング41,41’に固定 された2つの円形フランジによって回転される。2つのリング41,41’はシ ャフト1の拡大部分11の両側に形成されたシャフト1の円筒形表面18に回転 ベアリング42,42’および軸方向ストッパー43,43’を介して回転自在 に取付けられている。円筒形表面18はシャフトの軸線x’x上にセンタリング されている。 フランジ4,4’は後で説明する方法で回転される。 シェル2を摩擦のない状態で摺動できるようにするためには、シェル2の内側 表面22と固定された円筒形表面11,31との間に潤滑流体膜を配置する必要 がある。すなわち、シェル2はシャフト1の円筒形表面11とシュー3の円筒形 表面31とで構成される少なくとも2つの摺動路の上で回転する。 図1に示すように、2本の回転ロールA,A’を使用する本発明の場合には、 シュー3がセンタリングされる中央面P2は両方のロールA,A’の軸線x’x が通る水平面である。 従って、シュー3は液体金属とは反対側を向き、鋳造キャビティを向いたシェ ル2のセクターはジャッキ34の作用でシュー3がシャフト1の反対側に加える 力によって表面11に向って押圧されている。従って、金属と接触する部分での シェル2のプロファイルは表面11のプロファイルによって決まり、膨張作用で 変形する危険はない。 本発明の他の基本的特徴はシェル2が潤滑流体によって確実に冷却できること にある。 潤滑流体の種類および特性は潤滑および冷却の両方の機能を満足するように選 択されるが、水を使用するのが経済的で有利である。 この潤滑流体は互いに対向する表面22と11との間に多数の開口部(オリフ ィス)5を介して注入される。開口部5は押圧表面11全体にわたって一定の間 隔で分布し、導管51の出口に配置されている。導管51は束状に配置され、コ レクタ52と連通し、このコレクタ52はシャフト1の軸線x’xと平行な供給 ダクト53に開口している。 図3〜図6に示すように、開口部5は軸線x’xと平行に列状に正方形型また は5の目型で配置することができる。各列はグループになってコレクタ52に連 通される。従って、各コレクタ52はシャフト1の所定の区域をカバーし、対応 するダクト53には鋳造条件に応じて、対応するシャフトのセクターの位置に合 った圧力および流量で潤滑流体を供給することができる。 各ダクト51,52,53は固定シャフト1および拡大部分10の内側に形成 され、例えば図2および図7に示すように、組立体の機械的抵抗力を低下させな いように分布される。 各シュー3の外側表面31にも類似の方法で、導管51’を介してコレクタ5 2’と連通した一定間隔で配置された開口部5’を介して流体が供給される。 また、シャフト1に対して各シュー3をわずかに位置調節できるようにするた めに、各コレクタ52’は2つの導管54,55を介して流体供給ダクト53’ に連結されている。2つの導管54,55は互いに連通し、それぞれ突起部14 およびシューの3内部に形成されている。導管54,55はシュー3のわずかな 変位に追随できる継手部材を介して互いに連通されておりている。この継手部材 は、例えば軸線方向に開けた孔56であり、この孔56の両端には2つの導管5 4,55に開口した対応するボア内をで摺動する液密パッキンを取り付ける。 冷却液、一般には水を加圧下で各供給ダクト53,53’に注入する。冷却液 はコレクタ52,52’に分配され、シャフト1の支持表面11全体にわたって 等間隔に配置された開口部5,5’を介して注入されて、互いに対向する固定シ ャフト1の表面11とシェル2との間に分散される。しかし、支持表面11には 表面全体にわたって一定間隔で回収手段6が配置されているので、注入した各液 体が流れる通路はかなり短い。回収手段6は開口部5の列の間を通るように等間 隔に配置された多数の螺旋溝6で構成され、この溝6は排出装置63と連通して いるのが有利である。 図4、図7から分かるように、例えば溝6に互いに間隔を開けて配置した開口 部60を形成し、この開口部60をコレクタ62に束になって連通した導管61 と連通することができる。コレクタ62はシャフト1の軸線上に形成した排出ダ クト63と連通している。この排出ダクト63は径の大きい単一のダクトにする ことができる。 各シュー3にも螺旋溝6’を形成する。この螺旋溝6’は対応する支持表面1 1の溝6の延長上にある。フランジ13,13’の高さに配置されたこれらの溝 の端部64には、両方のフランジ13,13’に形成された導管61’を介して コレクタ62’と連通した側部開口部60’が形成されている。 このような構造にすることによって、多量の水を加圧下で開口部5を介して注 入し、シャフト1の支持表面11とシェルの内側表面21との間に薄い層として 分散させ、溝6,6’を介して迅速に回収し、中心ダクト63を介して排出する ことができる。多数の注入開口部5が支持表面11に形成されているので、圧力 下に注入された水は表面全体にわたって均一に分散し、潤滑流体としてシェル2 を摩擦のない状態で回転させることができる。さらに、外側からシェルに加えら れた熱はこうして形成された水の膜に直ちに吸収される。この膜は非常に薄いが 、開口部5,5’の間に分布した溝6,6’によって、水の各分子は支持表面1 1の非常に短い通路を流れた後に、迅速に排出されるので、排除される全熱量は 極めて大きい。 流体の注入条件は、流体の2つの機能を考慮に入れてその流量および圧力を調 節しなければならない。圧力はシュー6によって加えられるシェル2のシャフト 1に対する押圧荷重によって決まる。流量はシェル2による金属の冷却を保証す るのに十分な量に維持しなければならない。 図8に示すように、供給開口部5は別個の供給装置53a,53bに連結され た区域をグループにし、各区域の圧力および注入する流量を調節する独立した手 段と組み合わせるのが有利である。開口部の分布および流体の分散によって均一 な冷却が可能になり、および/または対応する鋳造キャビティ内の対応する区域 の位置における冷却および流動ベアリングの作用を調節することができる。 図2に示すように、シェル2を確実に回転するために、2つのフランジ4,4 ’は固定シャフト1に取り付けた機構7によって回転駆動される。この機構7は モータ(図示せず)に連結されている。すなわち、各フランジ4,4’はアイド ルピニオン72,72’を介しで駆動ピニオン71,71’によって駆動される クラウン歯車73,73’と組み合わされている。駆動ピニオン71は駆動シャ フト70にキー止めされ、他方の駆動ピニオン71’はシャフト1のボアを通る 延長軸74を介して駆動される。延長軸74の両端には、各ピニオン71,71 ’と噛み合う関節軸受けが設けられている。 図9に示すように、各円形フランジ4,4’の外周部にはくぼみ部分44が設 けらけられている。このくぼみ部分44は膨張に必要な遊びを残してシェル2の 側端部に形成された対応する凹部23と係合している。 押圧表面11の各端には余分な液体を中心通路に排出するための円形溝64が 形成されている。各フランジ4の周辺溝内には漏れを防ぐための封止リング45 が収容され、対応するシェル2の側部に押圧されている。 各フランジ4、4’の円形溝には1つまたは複数の環状パッキン46が配置さ れている。このパッキン46は固定シャフト1の部分10の側部と当接する摩擦 部分46’を有し、それによってベアリング42および駆動機構を腐食する漏水 が防止される。 図9には金属の鋳造空間の横方向を規定する仕切り板Cが概念的に示されてい る。この仕切り板Cは回転を妨げずに液密性を保証する圧力でシェル2の側面に 押圧されている。駆動くぼみ44と対応するシェルの凹部23との間に半径方向 および長手方向に遊びが残されているので、仕切り板Cには応力が加わらない点 は注意すべきである。 本発明は公知の構造に比べて多くの利点を有する。 先ず第1に、シェルがそれと対向するシュー3によって固定された円筒形支持 耐の上に押圧された薄いエンベロープで構成されているので、シェルの変形は極 めて制限される。シュー3には独立した供給装置から流体が供給され、膨張によ るシェルの変形を独立して制御することができる。シェル2はシュー3と反対側 の鋳造側で円筒形の支持部11の形をしている。この支持表面11は完全な円筒 形にしなくてもよく、逆に、膨張作用下での運転中に予期しえるシェルの変形を 補償できるように、わずかに湾曲したプロファイルにすることができる。 既に述べたように、独立して調節可能な互いに隣接した複数のシュー3a,3 b,3cを用いてシェルの押圧荷重をシャフト1に分散することができる。 さらに、本発明装置は単純であり、唯一の可動部品はシェル2と両フランジ4 ,4’とで構成され、全体が固定シャフト上に取り付けられ、固定シャフトには 冷却液の供給および排出装置、液圧装置17およびシェル2を回転させる駆動機 構7を配置することは容易にできる。 各図に示すように、固定された供給および排出装置は固定シャフト1の内側に シャフトの強度を弱くせずに、必要な場合には図7に示すように、押圧シュー3 を包囲して分布させることができる。 さらに、本発明の別の有利な実施例では、中心拡大部分10を有する固定シャ フトを用いることによって、シャフトの内側に付属装置を組み込むことができ る。 特に、図3および図4に示すように、液体金属側を向けられたシャフト1のセ クターの内部に、電磁コイルまたは超音波送信機等の金属混合手段8を収容する のが有利である。この装置は中心拡大部分10内に形成した収容部内に設けるこ とができ、外側表面11と整合した円形表面82を有する蓋81で覆われている のが有利である。蓋81内には外側表面11の開口部5と同様に分布した開口部 5aを介して外側と連通した導管83を形成し、液体を連続的に供給する。その ために、導管83を中心拡大部分10に半径方向に形成した導管57の延長線上 に設け、導管57をコレクタ52または長手方向供給ダクト53に直接連通させ る。 同様に、蓋81の外側表面82にシャフト1の表面11の溝6と整列して螺旋 溝6aを形成する。 本発明の装置に上記以外の付属手段を取り付けるることもできる。すなわち、 本発明は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲を逸脱せずに種々の 変更を加えることができるということは当然のことである。 特に、本発明を互いに逆方向に回転する2本のロールを有する周知の鋳造機に ついて説明したが、これとは別の形式、例えば単一の回転ロールと鋳型の他方の 壁を構成するストリップとを組み合わせた鋳造機にも有利に使用することができ る。 流体の供給および排出装置に特に適した実施例を説明したが、固定シャフトを 使用するので、上記と均等な他の手段を用いることもできる。 さらに、シェルの押圧荷重を調整するために互いに隣接した複数のシューを使 用するのが有利であるが、1つまたは複数のジャッキと組み合わせた単一のシュ ーを使用して取付を容易にすることもできる。 請求の範囲は参照番号を付けたが、本発明がこれに限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レソン,ジェラール フランス国 58000 ヌヴェール リュ デ ラトワール 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 軸線(x,x’)を中心として回転駆動される回転円筒壁(2)によて規 定される少なくとも一つの回転鋳型(A)上で液体金属を鋳造して平らな製品( P)を製造するための回転装置であって、回転鋳型(A)は外側表面(21)と 軸線(x,x’)上にセンタリングされ且つ固定コア(1)を取り囲んだ円形表 面(11)によって規定される内側表面(22)とを有し、固定コア(1)は回 転円筒壁(2)の内側表面(22)と固定コア(1)の円形表面(11)との間 に冷却液を循環させる手段(5,6)と組み合わされており、液体金属は回転円 筒壁(2)の外側表面(21)の扇形部分に沿って冷却されて少なくとも表面が 凝固した平らな製品(P)が形成され、この製品(P)は引き抜き方向に沿って 冷却壁(2)から離されるような、回転装置において、 金属が鋳造される冷却壁が固定コア(1)の円形表面(11)上に挿入されただ けのシェル(2)を形成する薄い円筒形エンベロープで作られ、固定コア(1) はシェル(2)を保持し且つセンタリングするための固定シャフト(1)の中心 部分を構成し、円形表面(11)は回転円筒壁(2)の内側表面(21)の半径 に遊びを加えたものにほぼ等しい半径を有し、円形表面(11)は金属が冷却さ れるシェル(2)の少なくとも扇形部分に対応する角度の扇形部分をカバーして おり、固定シャフト(1)は、固定シャフト(1)上にシェル(2)をセンタリ ングするための固定軸受を構成する冷却液層を介して、固定シャフト(1)の円 形表面(11)上にシェル(2)を押圧するように金属冷却セクターとは反対の 方向に向ってシェル(2)の内側表面(21)に押圧力を加える手段と組み合わ され、上記軸受は冷却液によって潤滑されることを特徴とする回転装置。 2. シェル(2)の内側表面(21)に押圧力を加える手段が少なくとも1つ のシュー(3)で構成され、シュー(3)はシェル(2)の内側表面(21)の 半径にほぼ等しい半径の円形セクターを被う外側表面(31)を有し且つシャフ ト(1)の円形表面(11)と対向し、シュー(3)はシャフト(1)上を軸線 (x,x’)が通る方向に摺動し、少なくとも1つの押圧手段、例えばジャッキ (34)と組み合わされ、この押圧手段の片側はシャフト(1)と当接し、反対 側はシュー(3)と当接して、シェル(2)が押圧されるシャフト(1)の円形 表面(11)とは反対側にシュー(3)を押圧し、シェル(2)の内側表面(2 2)とシュー(3)の外側表面(33)との間に存在する冷却液層は半径方向に 可動な軸受を形成し、この軸受はシェル(2)をセンタリングするための固定シ ャフト(1)の円形表面(11)によって構成される固定軸受と協働する請求項 1に記載の回転装置。 3. 各ジャッキ(34)によって対応するシュー(3)に加えられる力を調節 する手段を有し、この手段はシャフト(1)に対するシェル(2)の押圧力を決 め、シェル(2)の変形およびシェル(2)の内側表面(22)と外側表面(2 1)との間の膨張差を補償することができる請求項2に記載の回転装置。 4. シェル(2)の長手方向の両端に位置した少なくとも2つのシュー(3a ,3b)を有し、これらのシュー(3a,3b)がシェル(2)の対応する部分 に各シュー(3a,3b)によって加えられる押圧力を個別に調節する手段(1 7a,17b)と組み合わせる請求項3に記載の回転装置。 5. 軸受を形成する可動押圧表面(31)および固定押圧表面(11)が各表 面(11,31)に分布した複数の開口部(5,5’)を有し、これらの開口部 (5,5’)は固定シャフト(1)内に形成された少なくとも1つの加圧流体供 給回路(53,53’)と連通している請求項1〜4のいずれか一項に記載の回 転装置。 6. 軸受を形成する可動押圧表面(31)および固定押圧表面(11)が固定 シャフト(1)内に形成された少なくとも1つの排出回路(63)と連通した流 体回収手段(6)を備える請求項5に記載の回転装置。 7. 流体回収手段(6)が押圧表面(11,31)上に分布した開口部(6 0,60’)を有し、少なくとも1つの排出回路(62,63)に単独またはグ ループで連通している請求項6に記載の回転装置。 8. 流体供給開口部(5)が鋳造キャビティの幅方向に分布した複数の区域に 形成され、各供給開口部(5)と対応する回収手段(6)との間の流体循環によ ってシェル(2)に沿って鋳造物が確実に冷却される請求項6または7に記載の 回転装置。 9. 各区域の流体供給開口部(5)が個別の供給回路(53a,53b)と連 通し、各供給回路(53a,53b)は各区域内に注入される流体の圧力および 流量を調整するための個別の手段を有する請求項8に記載の回転装置。 10. シェル(2)の軸受を形成する各押圧表面(11,31)に形成された 回収手段が少なくとも1つの軸受のセクターをカバーする少なくとも1つの溝( 6)で構成され、この溝内に少なくとも1つの排出開口部(60)が開口し、こ の排出開口部(60)は固定シャフト(1)の内側に形成された流体排出ダクト (63)に導管(61)を介して連通している請求項6〜9のいずれか一項に記 載の回転装置。 11. シュー(3)の円形表面(31)が少なくともシェル(2)の長手方向 の一部にわたって軸方向に延び且つ180°以下の扇形部分をカバーし、固定シ ャフト(1)の円形表面(11)が追加の扇形部分をカバーしてシュー(3)の 円形表面(31)と一緒にシェル(2)が嵌合される完全円をカバーする円筒表 面を形成する請求項2〜10のいずれか一項に記載の回転装置。 12. シェル(2)の押圧表面(11)がシャフト(1)の中心拡大部分(1 0)に形成され、この中央拡大部分(10)は金属鋳造さsれる方とは反対側に シェル(2)を押圧するための少なくとも1つのシュー(3)に収容された凹部 (12)を有し、シェル(2)の外側表面(31)が可動軸受を形成する請求項 11に記載の回転装置。 13. 固定シャフト(1)の内側に形成された凹部(12)の軸方向がシュー (3)を保持する2つの横フランジ(13,13’)によって規定され、その半 径方向はシューの対応する収容部(32)と螺合する少なくとも1つの突起部( 14)が形成された当接表面(15)によって規定され、各突起部(14)およ び対応する収容部(32)は軸線(x’x)に直角な半径方向に沿ってシュー( 3)を案内する手段を形成している請求項12に記載の回転装置。 14. 各シュー(3)が突起部(14)の端面(15’)に当接したピストン (34)を有する少なくとも1つのジャッキと組み合わされ、シュー(3)の収 容部(32)の底に形成されたボア(35)内を液密に摺動する請求項13に記 載の回転装置。 15. 各シュー(3)が細長い長方形断面を有し且つ単一のジャッキと組み合 わされ、ピストン(34)およびボア(35)は丸い端部を有する細長い断面を 有していて、長方形断面を有する収容部(32)の底の最大部分をカバーする請 求項14に記載の回転装置。 16. ピストン(34)が突起部(14)の端面(15’)と当接する独立し たプレートで作られている請求項14または15に記載の回転装置。 17. 鋳造側の固定シャフト(1)に形成された固定押圧表面(11)のプロ ファイルが厳密な円筒形でなく、運転中に予期しえるシェル(2)の変形を補償 できるようなプロファイルを有する請求項1〜16に記載の回転装置。 18. 固定シャフト(1)の内部に収容された付属手段(8)、例えば電磁作 用または超音波により金属を混合する手段を有する請求項1〜17に記載の回転 装置。 19. シェル(2)の軸方向がベアリング(41,42)を介して固定シャフ ト(1)に回転自在に取り付けられた2つの円形フランジ(4,4’)によって 、半径方向に遊びを残して、保持され、円形フランジ(4,4’)は対応する回 転円筒壁(2)の横方向端部を保持する円形の外側端縁部を有し、回転円筒壁( 2)の横方向端部とシャフト(1)の中央拡大部分(10)との間には少なくと も1つの環状密封パッキンが配置されている請求項1〜18のいずれか一項に記 載の回転装置。 20. シェル(2)が膨張差を可能にする遊びを有する結合手段(44,23 )によって少なくとも1つの端部フランジ(4)と回転連結され、この端部フラ ンジ(4)は固定シャフト(1)によって支持された回転制御手段(7)に運動 連結され、シェル(2)が軸線(x’x)を中心として回転駆動される請求項1 9に記載の回転装置。 21. 環状密封パッキン(45)が各端部フランジ(4,4’)の外側端部と 、対応するシェル(2)の側部との間に配置されている請求項19に記載の回転 装置。
JP09523356A 1995-12-21 1996-12-18 回転連続鋳造装置 Pending JP2000516146A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9515305A FR2742683B1 (fr) 1995-12-21 1995-12-21 Dispositif tournant de coulee continue
FR95/15305 1995-12-21
PCT/FR1996/002025 WO1997023318A1 (fr) 1995-12-21 1996-12-18 Dispositif tournant de coulee continue

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000516146A true JP2000516146A (ja) 2000-12-05

Family

ID=9485828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09523356A Pending JP2000516146A (ja) 1995-12-21 1996-12-18 回転連続鋳造装置

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6056039A (ja)
EP (1) EP0868239B1 (ja)
JP (1) JP2000516146A (ja)
KR (1) KR100438488B1 (ja)
CN (1) CN1082857C (ja)
AT (1) ATE189984T1 (ja)
AU (1) AU716087B2 (ja)
CA (1) CA2241001C (ja)
DE (1) DE69606888T2 (ja)
ES (1) ES2144278T3 (ja)
FR (1) FR2742683B1 (ja)
GR (1) GR3033497T3 (ja)
PT (1) PT868239E (ja)
WO (1) WO1997023318A1 (ja)
ZA (1) ZA9610732B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH690903A5 (de) * 1999-08-20 2001-02-28 Main Man Inspiration Ag Bandgiessmaschine mit zwei Giessrollen.
EP1559528A1 (de) * 2004-01-30 2005-08-03 Kark AG Vorrichtung und Verfahren zum Formen eines Folienbandes
US20050268605A1 (en) * 2004-06-02 2005-12-08 Wood James G Method and apparatus for forming a heat exchanger
KR101543902B1 (ko) * 2013-12-24 2015-08-11 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조기의 에지댐 상부 가스 실링장치

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2572313B1 (fr) * 1984-10-31 1988-04-15 Clecim Sa Cylindre de laminoir a enveloppe deformable
CH671534A5 (ja) * 1986-03-14 1989-09-15 Escher Wyss Ag
ATE50841T1 (de) * 1986-04-30 1990-03-15 Clecim Sa Walze mit verformbarem mantel fuer walzwerke.
DE8808352U1 (de) * 1987-08-31 1988-08-11 Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg Druckwalze
DE3801085A1 (de) * 1988-01-16 1989-07-27 Thyssen Stahl Ag Walze zum kontinuierlichen giessen von folien oder duennen baendern, insbesondere aus metall
DE3820972A1 (de) * 1988-06-22 1989-12-28 Kuesters Eduard Maschf Walze
US5010633A (en) * 1990-06-21 1991-04-30 Beloit Corporation Controlled deflection roll with heat barrier
DE4202373C1 (en) * 1992-01-29 1993-04-22 Eduard Kuesters Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg, 4150 Krefeld, De Roll acting against temp. deviations at end of tempered roll - has spray device on crosshead in area of at least one of working rolls
DE4223359A1 (de) * 1992-07-16 1994-01-20 Escher Wyss Gmbh Heiz- oder Kühlwalze
DE4223715C2 (de) * 1992-07-18 1995-07-20 Escher Wyss Gmbh Walze
DE4227987C2 (de) * 1992-08-21 1994-08-18 Mannesmann Ag Wassergekühlte Rolle

Also Published As

Publication number Publication date
ATE189984T1 (de) 2000-03-15
FR2742683B1 (fr) 1998-03-06
AU1180397A (en) 1997-07-17
ZA9610732B (en) 1997-06-27
EP0868239B1 (fr) 2000-03-01
AU716087B2 (en) 2000-02-17
EP0868239A1 (fr) 1998-10-07
ES2144278T3 (es) 2000-06-01
CN1082857C (zh) 2002-04-17
WO1997023318A1 (fr) 1997-07-03
DE69606888T2 (de) 2000-08-17
CA2241001C (fr) 2004-06-15
GR3033497T3 (en) 2000-09-29
FR2742683A1 (fr) 1997-06-27
KR19990076652A (ko) 1999-10-15
PT868239E (pt) 2000-08-31
CA2241001A1 (fr) 1997-07-03
US6056039A (en) 2000-05-02
DE69606888D1 (de) 2000-04-06
KR100438488B1 (ko) 2004-09-13
CN1209085A (zh) 1999-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4611294B2 (ja) 内部冷却されたストランド案内ロール
KR100586282B1 (ko) 금속스트립연속주조장치
KR890007816A (ko) 쌍롤식 연속주조장치
CA1091889A (en) Apparatus for casting metal
US5592987A (en) System for a crown control roll casting machine
US4601325A (en) Extrusion
US6073680A (en) Strip casting
US4754802A (en) Continuous casting apparatus for steel plate
JP4263803B2 (ja) 鋼ストリップ鋳造用アーバレス鋳造ロール及び鋼ストリップ連続鋳造装置
JP2000516146A (ja) 回転連続鋳造装置
EP1347851B1 (de) Profilbeeinflussbare giessrolle für das giessen von metallband in einer giessrollenanlage
WO2007087686A1 (en) Twin roll casting machine
EP0271415A2 (en) Improved method and arrangement for cooling the belts of continuous belt casting device
AU710620B2 (en) Casting roll for a plant for continuous casting onto one or between two rolls
US4224977A (en) Mold assembly and method for continuous casting
SI20628A (sl) Naprava za neprekinjeno vodoravno ulivanje kovine
WO1991013709A2 (en) Uniformly-cooled casting wheel
JP4276330B2 (ja) 金属ストリップ連続鋳造装置
GB2070479A (en) Apparatus for casting accumulator grids
RU2198063C2 (ru) Литой валок
JP4422297B2 (ja) 金属ストリップ連続鋳造装置
SU1618497A1 (ru) Устройство дл поддержани заготовки при непрерывной разливке металлов
JPH0333423B2 (ja)
JPS58188551A (ja) クラツド鋼板の製造方法
JPS6331818Y2 (ja)