JP2000510813A - Il−12用処方 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
貯蔵および投与に適したIL−12濃縮調合物およびIL−12処方を得るための新規組成物ならびに製造方法が本発明により提供される。
Description
【発明の詳細な説明】
IL−12用処方
発明の分野
一般的には、本発明は、インターロイキン−12(IL−12)を含んでなる
新規処方に関する。
発明の背景
IL−12はヘテロ二量体サイトカイン(約35kDのサブユニット(p35
)および約40kDのサブユニット(p40)からなる)であり、もともと、1
992年4月2日公開のPCT/US91/06332(参照により本明細書に
記載されているものとみなす)に記載されているようにT細胞および天然キラー
細胞からのγ−インターフェロンの融合を行う因子として同定された。PCT/
US91/06332においてはIL−12は天然キラー細胞刺激因子またはN
KSFと呼ばれている。1991年6月26日公開のEP433827には、I
L−12が細胞毒性リンパ球成熟因子(CLMF)として開示されている。これ
らの特許公開はIL−12のクローニングおよび発現、ならびにそのサブユニッ
トについても開示している。よって、組み換えDNA法を利用することにより、
IL−12蛋白を製造することが可能である。
またインターロイキン−12は、インターロイキン−αおよびインターロイキ
ン−2(よく知られた天然キラー細胞の細胞毒性活性の活性化剤)を用いて得ら
れるレベルに比肩しうるレベルの細胞溶解能を増大させることによってインビト
ロで天然キラー細胞を剌激する。同定されているインターロイキン−12のさら
なるインビトロ活性は、同時刺激剤としてのT細胞増殖の誘導;インターロイキ
ン−2により誘導される天然キラー幼若細胞の増殖の抑制;インターロイキン−
2により誘導されるT細胞受容体−γδ−陽性細胞の増殖の抑制;前駆細胞から
のTh1細胞分化の促進;Th1の促進(しかしTh2増殖は促進しない);T
細胞細胞溶解活性の増強:細胞毒性リンパ球発生の促進;天然キラーおよび天
然キラー幼若細胞の細胞溶解活性の増強;インターロイキン−2で治療されてい
る患者の末梢血単核細胞における天然キラー活性のエクスビボ促進;天然キラー
細胞上の付着分子の誘導;天然キラー幼若細胞におけるパーフォリンおよびグラ
ンザイムB mRNAの誘導;天然キラー細胞上のインターロイキン−2受容体
サブユニット(p55、p75)の誘導;低レベルの腫瘍壊死因子−αの誘導;
インターフェロン−γ依存的または非依存的機構によるIgE合成の抑制;胎児
胸腺期間培養物におけるT細胞発生の転調;ならびに骨髄細胞およびB細胞前駆
細胞の増殖を促進するキットリガンド(kit ligand)との相乗作用を包含する。
インターロイキン−12の知られているインビボ活性は、インターフェロン−γ
の誘導;脾臓、肝臓、肺および腹腔における天然キラー細胞活性の増強;アロ−
特異的細胞毒性リンパ球の発生の促進;マウス・脾臓における骨髄外造血の誘導
;骨髄における造血の可逆的抑制;マウスにおける貧血、リンパ球減少症および
好中球減少症の可逆的誘導;抗−IgDにより誘導されるIgE、IgG1およ
びインターロイキン−4発現の抑制;トキソプラズマ・ゴンジイ(Toxoplasma g
ondii)で処理されたSCIDマウスの生存率上昇;マウス感受性株におけるリ
ューシマニア症の治癒;クリプトコッカス科のモデルにおける生体負荷の軽減;
腫瘍増殖の抑制;ならびに腫瘍細胞に対する免疫性の促進を包含する。またイン
ターロイキン−12は敗血性ショックのシュワルツマン反応モデルにおいてイン
ビボで誘導される。
貯蔵可能な、そして蛋白の最終投与形態のさらなる製造に適した蛋白、例えば
IL−12のバルク蛋白となった濃縮形態を有することが望ましい。典型的には
、蛋白精製工程は蛋白の濃縮を結果として生じる。この濃縮蛋白はバルク蛋白と
しても知られ、処方バッファー中に含有されていてもよい。次いで、典型的には
、約0.1ないし少なくとも20mg/mlの濃度のバルク蛋白を冷凍して充填
/最終製品製造施設へと運び、そこで適当な用量濃度にまで希釈され、投与用バ
イアルに入れられる。これらの希釈試料を凍結乾燥、すなわち、フリーズ−ドラ
イすることができる。凍結乾燥試料は長期間貯蔵してもよく、後になって適当な
投与用希釈剤を添加することにより患者への使用直前に復元することもできる。
蛋白安定性は、とりわけ、イオン強度、pH、温度、凍結/融解サイクルの繰
り返しおよび剪断力への曝露のごとき因子によって影響を受ける可能性がある。
変性および凝集(可溶性凝集および不溶性凝集の両方の形成)のごとき物理的不
安定化因子、ならびに例えば加水分解、脱アミノ化および酸化(まだたくさん挙
げられる)を包含する化学的不安定化因子の結果として活性蛋白は消失しうる。
蛋白薬剤の安定性に関する一般的概説としては、例えば、Manning,et al.,Phar
maceutical Research 6:903-918(1989)参照。
蛋白不安定化因子の生じうる場合は広く理解されているが、特定の蛋白の特定
の不安定化因子を予測することは不可能である。これらの不安定化因子は、蛋白
、蛋白副産物、あるいは低い活性、増加した活性、および/または免疫原性を有
する誘導体の生成を引き起こしうる。また、IL−12は可溶性高分子凝集体を
形成する傾向があり、それは製品の品質および使用における有効性を減じる可能
性がある。よって、蛋白医薬処方の安全性および有効性はその安定性に左右され
る。
安定性を考慮する以外に、一般的には、種々の世界中の医薬規制当局に是認さ
れるかまたは是認されるであろう賦形剤を選択する。バッファーの選択および量
は、所望pH範囲を達成し、これを維持するのに重要である。
理想的には、処方は高濃度(例えば、≧20mg/ml)のIL−12バルク
貯蔵に適するものとすべきであり、そのことにより、適当な用量に充填/最終製
品化する際に比較的小体積で済み、高蛋白濃度を必要としうる他の投与方法、例
えば、皮下投与が可能になる。したがって、濃縮工程および凍結乾燥工程の間に
IL−12蛋白の安定性をモニター(および活性レベルを維持)し、さらに長期
貯蔵の間処方を安定にする方法に対して、当該分野において必要性が存在し続け
ている。
発明の概要
本発明の1の態様は、薬剤製品として有用なIL−12濃縮調合物を提供する
ための新規組成物および方法を提供する。凍結状態、液体または凍結乾燥された
これらの組成物は、(a)IL−12、IL−12の生物学的活性フラグメント
、IL−12のサブユニット、およびIL−12のサブユニットの多量体からな
る
群より選択される蛋白;(b)ポリソルベート;(c)凍結保護剤;(d)バル
キング剤;ならびに(e)該組成物のpHを約4.5から約7.4の範囲に維持す
るバッファー剤を含んでなる。
好ましくは、スクロース、マルトース、ラクトースおよびそれらの混合物から
凍結保護剤を選択する。好ましくは、凍結保護剤は、組成物の約0.5ないし約
5%の占める。スクロースを用いる場合、好ましい濃度は約0.5ないし約2%
であり、最も好ましくは約2%である。好ましくは、マンニトール、グリシンお
よびそれらの混合物からバルキング剤を選択する。好ましくは、バルキング剤は
、組成物の約1%ないし約5%を占める。マンニトールを用いる場合には、好ま
しい濃度は約3ないし5%であり、最も好ましくは約4.15%である。スクロ
ース/マンニトールの混合物が特に好ましい。
好ましくは、ツイン20およびツイン80からなる群からポリソルベートを選
択し、最も好ましくはツイン20である。特定の具体例において、ポリソルベー
トは約0.001ないし0.1%の濃度で存在し、好ましくは約0.001ないし
0.1%の濃度、最も好ましくは約0.02%の濃度で存在する。複数のポリソル
ベートを用いてもよい。
好ましい具体例において、バッファー剤は該組成物のpHを約5.2ないし約
7.4の範囲、最も好ましくは約5.6に維持する。コハク酸塩、ヒスチジン、リ
ン酸塩、Tris、およびジエタノールアミンからなる群から好ましいバッファ
ー剤を選択し、コハク酸塩(詳細には、ナトリウムおよびカリウム塩)が最も好
ましい。
好ましくは、蛋白は約1μg/mlないし約20mg/ml、より好ましくは
約1ないし約1000μg/ml、最も好ましくは約5ないし約500μg/m
lの濃度で存在する。
詳細には、本発明の好ましい具体例は、約5ないし約500μg/mlのIL
−12、約2%のスクロース、約4.15%のマンニトール、約10mMのコハ
ク酸ナトリウム、および約0.02%のツイン20を含んでなり、約5.6のpH
を有する。
図面の簡単な説明
図1は、種々のpHにて30℃で16週間置いた組み換えヒト・IL−12(
rhIL−12)のSDS−PAGE分析結果を示す。
図2は、種々のpHにて30℃で12週間まで貯蔵して収集した定量的SDS
−PAGEのデータを示す。
図3は、種々のpHにて30℃で26週間置いたrhIL−12のサイズ排除
クロマトグラフィー(SEC)分析を示す。
図4は、種々のpHにて30℃で16週間置いたrhIL−12の等電点クロ
マトフォーカシングの結果を示す。
図5は、1週間あたりの減少(rhIL−12ヘテロ二量体)パーセントまた
は増加(高分子(HMW)凝集体)パーセントであると考えられる反応速度(k
)を示す適合ラインを引くプロットを示す。
図6は、凍結保護剤およびバルキング剤の異なる組み合わせを含有するrhI
L−12処方のケーク量を比較するグラフである。
図7は、2x2多変数マトリックス実験で得たSECトレースを示し、さらに
ツイン80によるミセルが高分子凝集体と同時溶出することを示す。
図8は、0.1mg/mlのrhIL−12含有または不含のツイン20含有
処方で得られたSECトレースの重ね合わせを示す。
図9は、ツイン20をツイン80と比較する吸着の研究の結果を示す。
図10は、ツイン20をツイン80と比較する凍結/融解の研究の結果を示す
。
図11は、種々のrhIL−12処方の振盪の研究の結果を示す。
図12〜14は、それぞれ0.1mg/ml、0.05mg/mlおよび0.0
1mg/mlのrhIL−12を含有する試験処方についての経時的rhIL−
12濃度変化を示すグラフである。
図15〜17は、それぞれ0.1mg/ml、0.05mg/mlおよび0.0
1mg/mlのrhIL−12を含有する試験処方についての経時的高分子凝集
体量の変化を示すグラフである。
発明の詳細な説明
本明細書の用語「凍結乾燥、凍結乾燥した、およびフリーズ−ドライされた」
は、溶液を「凍結」し、次いで、所望により減圧下で「乾燥」(減圧下が好まし
い)することを含む工程を包含するが、これに限らない。本明細書の用語「バル
キング剤」は、良好な凍結乾燥ケークを生じ、凍結乾燥に関連した種々のストレ
ス(例えば、剪断/凍結)から蛋白を守り、蛋白活性レベルを維持するのを助け
る作用剤を含んでなる。典型的なバルキング剤は、グリシン、マンニトール、M
gCl2、CaCl2等を包含するが、これらに限らない。これらの作用剤は処方
の等張性に貢献する。凍結保護剤も処方の等張性に貢献する。一般的には、用語
「凍結保護剤」は、蛋白に安定性を付与して凍結により誘導されるストレスから
保護する作用剤を包含するが、該用語は、安定性を付与する作用剤、すなわち、
貯蔵中のバルク薬剤処方に安定性を付与して凍結によらないストレス保護する作
用剤を包含する。典型的な凍結保護剤はポリオール類を包含し、スクロースおよ
びマンニトールのごとき糖類を包含し、さらにまたポリソルベートのごとき界面
活性剤等を包含する。用語「凍結保護剤」は、おそらくは、水素結合によって蛋
白の正しいコンホーメーションを維持することにより、乾燥工程において系から
脱水する間に蛋白に安定性を付与する薬剤を包含する。凍結保護剤は融解保護効
果を有することがあり、それゆえ、本明細書では「凍結保護剤」および「融解保
護剤」を交えて用いる。
用語「バッファー剤」は、凍結乾燥前に溶液のpHを許容範囲に維持する作用
剤を包含し、コハク酸塩(ナトリウム塩)、ヒスチジン、リン酸塩(ナトリウム
またはカリウム塩)、Tris(トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン)、
ジエタノールアミン等を包含しうる。一般的には、当業者ならば容易に理解する
であろうが、「バルク」蛋白に関する濃度上限は「投与」蛋白形態に関する濃度
上限よりも高い。例えば、バッファー濃度は数ミリモラーないしその溶解度上限
までの範囲でありうる。例えば、コハク酸塩は、200mMまでである。当業者
は、生理学的に適当な濃度を達成/維持することも考慮するであろう。固体の場
合にはパーセンテージは重量/重量パーセントであり、液体の場合にはパーセン
テージは重量/体積パーセントである。用語「等張」300±50mOsMは、
凍結乾燥前の蛋白溶液の浸透圧の測定値を意味する。典型的には、注射用水(W
FI)で復元する。生理学的浸透圧を維持することは、投与処方にとり重要であ
る。しかしながら、バルク処方には、使用前に溶液が等張にされる限り、より高
濃度を効果的に用いることができる。用語「賦形剤」は、良好な凍結乾燥ケーク
特性を提供し、さらに蛋白の液体保護および凍結保護、pHの維持、および貯蔵
中の蛋白の正しいコンホーメーションを提供して実質的な生物学的活性(蛋白安
定性)を維持する医薬上許容される試薬(バルキング剤)を包含する。好ましく
は、賦形剤の合計濃度は、1kgあたり約250ないし約350ミリオスモル(
mOsm)、好ましくは約300mOsm/kgの合計浸透圧を与える。
それゆえ、本発明によれば、無傷のIL−12は2個の共有結合サブユニット
を含んでなるヘテロ二量体糖蛋白であり、該サブユニットの1つは約40kDの
分子量を有し、もう1つのサブユニットは約35kDの分子量を有している。い
ずれの形態のIL−12を用いて本発明を実施してもよい。例えば、IL−12
は、35kDのサブユニットにジスルフィド結合した40kDのサブユニットを
含んでなるヘテロ二量体の形態であってもよい。IL−12がヘテロ二量体であ
る場合、40kDのサブユニットは、PCT/US91/06332またはEP
433827に示されたヒト・IL−12の40kDのサブユニットに対して実
質的相同性を有しており、それらの特許公報に示されたヒト・IL−12の35
kDのサブユニットに対して実質的相同性を有する35kDのサブユニットにジ
スルフィド結合している。「実質的相同性」とは、アミノ酸レベルで75%以上
の相同性を有し所望生物学的機能を保持していることを意味する。本発明に使用
してもよいIL−12のもう1つの形態はIL−12サブユニットである。かか
るIL−12の40kDのサブユニットはヒト・IL−12の40kDに対して
実質的相同性を有しており、かかるIL−12の35kDのサブユニットはヒト
・IL−12の35kDのサブユニットに対して実質的相同性を有している。I
L−12の生物学的活性を有しているIL−12のフラグメントも、本発明処方
の製造に有用である。ホモ二量体のごときIL−12サブユニットの多量体を用
いてもよい。
本発明における使用のためには、適当な形質転換細胞中でIL−12サブユニ
ットの一方または両方をコードしているDNA配列の発現により、IL−12を
組み換え法により製造することが好ましい。例えば、既知方法を用いて、ヒト・
IL−12をコードしているDNA配列をpED(Kaufman et al.,Nucleic Aci
ds Res.19,4484-4490(1991))のごとき発現ベクターに連結してもよい。かかる
発現ベクターにおいて、CCACC(Kozak,M.,Nucleic Acids Res.12,857-871(
1984))のごとき翻訳を最適化する配列を、既知方法を用いて開始コドンの5’
に付加してもよい。次いで、IL−12サブユニットを含む発現ベクターを宿主
中に形質転換し、蛋白発現を誘導し最大にしてヘテロ二量体ヒト・IL−12を
製造してもよい。ヘテロ二量体IL−12の製造のためには、IL−12サブユ
ニットをコードしているDNA配列が異なる発現プラスミド中に存在していても
よく、あるいは単一の発現プラスミド中に並んで存在していてもよい。
IL−12のサブユニットまたはフラグメントを用いて本発明を実施する場合
、既知方法を用いてそれを製造してもよい。例えば、ヒト・IL−12の40k
DをコードしているDNA配列を発現ベクターに連結し、宿主細胞中に形質転換
し、発現を誘導し最大にしてヒトIL−12の40kDサブユニットを製造して
もよい。同様に、ヒト・IL−12の35kDをコードしているDNA配列を発
現ベクターに連結し、宿主細胞中に形質転換し、発現を誘導し最大にしてヒトI
L−12の35kDサブユニットを製造してもよい。もちろん、IL−12サブ
ユニットをコードしている縮重DNA配列を用いて本発明に使用するIL−12
を製造してもよく、IL−12サブユニットの対立遺伝子変種をコードしている
DNA配列についても同様に用いることができる。
いずれの適当な発現ベクターを用いて本発明で用いるIL−12を製造しても
よい。哺乳動物での発現のために、上記pEDベクターのほかにもpEF−BO
S(Mizushima et al,.Nucleic Acids Res.18,5322(1990));pXM、pJL3
およびpJL4(Gough et al.,EMBO J.4.645-653(1985));ならびにpMT2
(pMT2−VWF,ATCC #67122の誘導体;PCT/US87/0
0033参照)のごとき多数の発現ベクターが知られている。酵母、昆
虫および細菌細胞での使用に適した発現ベクターも知られている。かかる発現ベ
クターの構築および使用は十分に当業者のレベルの範囲内である。
本発明での使用に有用な組み換え生産に適した宿主細胞は、例えば、チャイニ
ーズハムスター・卵巣(CHO)細胞、サル・COS細胞、マウス・3T3細胞
、マウスL細胞、NSO(Galfre and Milstein,Methods in Enzymology 73,3-4
6(1981))のごときミエローマ細胞、ハムスター乳児腎臓細胞等を包含する。既
知方法を用いてIL−12をコードしているDNA配列で酵母、昆虫および細菌
細胞を形質転換し、蛋白発現を誘導し、増幅することによってIL−12を製造
してもよい。
組み換え法により製造されたIL−12を、慣用的精製法により培地または細
胞抽出物から精製するとができる。市販蛋白濃縮フィルター、例えば、Amiconま
たはMillipore Pellicon限界濾過ユニットを用いてIL−12を含有する培地ま
たは細胞抽出物を濃縮してもよい。濃縮工程後、ゲル濾過媒体のごとき生成マト
リックスに濃縮液を適用することができる。別法として、アニオン交換樹脂、例
えば、懸垂ジエチルアミノエチル(DEAE)基を有するマトリックスまたは基
材を用いることもできる。マトリックスはアクリルアミド、アガロース、デキス
トラン、セルロースまたは蛋白精製に通常使用される他のタイプのものであって
もよい。適当なカチオン交換体は、スルホプロピルまたはカルボキシメチル基を
含む種々の不溶性マトリックスを包含する。
培養上清からのIL−12の精製は、レクチン−アガロース、ヘパリン−トヨ
樹脂、あるいはフェニルエーテル、ブチルエーテルまたはプロピルエーテルのご
とき樹脂を用いる疎水性相互作用クロマトグラフィー;あるいは免疫アフィニテ
ィークロマトグラフィーによる1またはそれ以上のカラム工程を包含してもよい
。最後に、疎水性逆相高品質液体クロマトグラフィー媒体、例えば、懸垂メチル
または他の脂肪族基を有するシリカゲルを用いる1またはそれ以上の逆相高品質
液体クロマトグラフィー(RP−HPLC)工程を用いて本発明方法および組成
物に使用するIL−12をさらに精製することができる。上記精製工程のいくつ
か
または全部を種々組み合わせて用いて実質的に均一な単離組み換え蛋白を得るこ
とができる。本発明に用いるIL−12サブユニットまたはフラグメントの精製
は、ヘテロ二量体蛋白の最適精製プロトコールとは異なるかもしれない。
好ましくは、ヒト・IL−12を上記のごとき組み換え法により製造する場合
、下記方法により精製してもよい。ヒト・IL−12を産生した細胞をならし培
地から濾過により取り、10〜30mM Tris−HCIl,pH7.8〜8.
3で平衡化されたQ−セファロースFastFlowTM(Pharmaciaから得られる)また
は同等のアニオン交換媒体にならし培地を負荷する。次いで、カラムを同じバッ
ファーでさらに洗浄し、その後30〜45mMのヒスチジン,pH5.1〜5.8
で洗浄し、次いで、もとの平衡化バッファーで洗浄する。組み換えヒト・IL−
12は、20〜50mM Tris−HCl,pH7.8〜8.5および0.15な
いし0.50M NaClを含有するバッファーとともにカラムから溶離する。
20〜50mM MES,pH5.7〜6.4で平衡化したCM−セファロースFas
tFlowTM(Pharmaciaから得られる)または同等のカチオン交換媒体に溶離した物
質を負荷し、同バッファーでさらに洗浄する。20〜40mMリン酸ナトリウム
,pH6.8〜7.5および0.2〜0.5mMを含有するバッファーで洗浄する。
洗浄され、CM−セファロースFastFlowTMカラムに用いる溶離バッファーで平衡
化されたAmiconTMS1Y30または同等のスパイラルカートリッジ膜を用いて溶離し
た物質を濃縮する。最終クロマトグラフィー工程のカラム体積の5%未満にまで
材料を濃縮し、S200セファクリルTM(Pharmaciaから得られる)または同の
サイズ排除樹脂によるサイズ排除によりさらに精製する。サイズ排除カラムをリ
ン酸緩衝化セイライン,pH7.2〜7.6で平衡化し、溶離し、組み換えヒト・
IL−12のピークを集めて濾過して本発明方法に使用する。蛋白精製の当業者
は、本発明方法に使用する組み換え法により製造されたヒト・IL−12を得る
ために別の精製法を用いてもよい。
本来的にIL−12を生産する細胞の培地または抽出液からIL−12を精製
し、本発明に使用してもよい。天然において生産されるIL−12の典型的な精
製スキームはPCT/US91/06332およびEP433827に記載され
ている。
下記実施例は本発明の実施を説明する。これらの実施例は単に説明の目的で提
供され、本発明の範囲を限定するものと解してはならない。
実施例1 pHの影響の試験
組み換えヒト・IL−12(rhIL−12)の安定性および溶解度に対する
pHの影響を、6カ月の安定性の研究において試験した。1.2mg/mlの濃
度のrhIL−12を、pH3.5から9.6までの範囲の7種のバッファー(p
H3.5,酢酸Na;pH4.5,グルタミン酸Na;pH5.5,コハク酸Na;p
H6.5,ヒスチジン;pH7.2,リン酸Na;pH8.3,Tris;pH9.6,
グリシン)中に透析した。試料を無菌的にバイアルに入れ、次いで、−80℃、
4℃、30℃、40℃および50℃にて貯蔵した。貯蔵物から試料を定期的に取
り、SEC−HPLC、SDS−PAGE、等電点フォーカシング(IEF)お
よびRP−HPLCにより分析した。
図1は、30℃で16週間の種々のpHにおけるrhIL−12のSDS−P
AGE分析結果を示す。ISS 3〜27%Sepragelに定電流を流し、4.5%アクリル
アミドスタックを用いるLaemliのバッファーを用いた。Daiichi Silver Stain I
Iキットを用いてゲルを銀染色した。
図2は、種々のpHで30℃で12週間までに集めた定量的SDS−PAGE
のデータを示す。ゲルをクーマシー染色し、Pharmacia LKBのゲルスキャナーを
用いてスキャンした。これにより、サイズ排除クロマトグラフィーに対応する平
均値が得られた。
図3は、30℃で26週間、種々のpHに置いたrhIL−12のサイズ排除
クロマトグラフィー(SEC)分析を示す。Tosohaas 7.6x300mm TSK3000swx1カ
ラムを、20mM NaH2PO4、350mM NaCl,pH7.0のランニン
グバッファーおよび10μgの負荷量を用い、0.9ml/分の流速で18分間
イソクラティック的にクロマトグラフィーを行った。該方法をHewlett Packard
1090 HPLCにて行った。
図4は、30℃で16週間の貯蔵後、種々のpHにおけるrhIL−12の等
電点フォーカシングの結果を示す。0.5M酢酸(アノード)および0.5MNa
OH(カソード)として、PharmaciaPAGplate(pI4.0ないしpI6.5)を
1000V,15mA,15Wでプレフォーカシングした。試料アプリケーター片
を用いて5μgの各試料を負荷した。ゲル電気泳動を1000V,15mA,15
Wで2.5時間行い、EtOH中20%TCAで45分固定し、次いで、Daiichi
Silver Stain IIキットを用いて銀染色した。
図5は、種々の分解産物の精製速度をpHの関数としてプロットしたものを示
す。データは図1〜4に基づく。データを下表1にまとめる。
*図5には含まれない;図4に示すデータ
30℃でのフォーカシングのデータからの多くの結論を以下に記載する:(1
)SEC−HPLCおよびSDS−PAGE分析に両方により観察されるように
、凝集はpH4.5ないし5.5で最小となる。(2)逆相HPLCおよびSDS
−PAGEにより示されるように、p40サブユニットのレベル増加によりヘテ
ロ二量体の解離が示される。これはpH5.5〜8.3で最小となる。(3)RP
−HPLCおよびSDS−PAGEにより示されるように、クリップ形態の生成
は
pH≧5.5で最小となる。かくして、酸触媒加水分解が回避される。(4)5
0kD種の生成はpH≧5.5で最小となる。(5)IEFゲル分析により観察
された電荷の変化はpH4.5〜5.5で最も安定であることを示す。塩基性pH
において、試料はアノードへ移動し、脱アミノ化が潜在的に示される。これらの
結果に基づくと、最も安定なpHは約5.5である。
実施例2 凍結保護剤およびバルキング剤の影響の試験
いくつかの凍結保護剤およびバルキング賦形剤を凍結乾燥特性に関して試験し
た。試験した凍結保護剤はグルコース、スクロース、マルトース、トレハロース
、フルクトースおよびラクトースを包含した。試験したバルキング剤はグリシン
、マンニトールおよびソルビトールを包含した。示差熱分析的研究(データ示さ
ず)後、凍結保護剤およびバルキング剤の6種の組み合わせをさらなる研究のた
めに選択した:スクロース/マンニトール、マルトース/マンニトール、ラクト
ース/ナンミトール、スクロース/グリシン、マルトース/グリシンおよびグル
コース/グリシン。
賦形剤の6種の組み合わせを9種の割合で混合し、おだやかな凍結乾燥サイク
ルを用いて凍結乾燥した。各試料は0.5mg/mlのrhIL−12および1
0mMコハク酸塩ppH5.6を含んでいた(5mlバイアルに1mlを入れた
)。ケーク質を1点(最悪)から5点(最良)までとして判定した。結果を図6
に示す。
凍結乾燥バイアルを上記のごとく調製し、復元し、高分子(HMW)凝集体の
レベルについて試験した。さらに、各組み合わせについて浸透圧を計算した。デ
ータを表IIに示す。表II
上の値=ケーク質(5点が最良、1点が最悪)
中の値=計算した浸透圧(mOsm/kg)
下の値=凍結乾燥し復元した後の高分子凝集体のパーセンテージ これらのデータは、ケークの質、浸透圧(300mOsm/kgが等張)およ
び高分子凝集体レベルに基づくさらなる試験のために選択された20個の組み合
わせを示す。
表IIからの12種の選択処方を等張となるよう最適化し、次いで、凍結乾燥
した。すべての処方は0.1mg/ml rhIL−12、0.02%ツイン80
、10mMコハク酸ナトリウム,pH5.6を含有していた。残存水分、高分子凝
集体のパーセンテージ(凍結乾燥後)、およびケークの質(1=悪い、3=優秀
)を測定した。浸透圧を計算した。結果を表IIIに示す。
ケークの残存水分の分析により、組み合わせは十分な乾燥(<1%)を提供す
ることが示された。一般的には、ケークの質は良好であったが、高分子凝集体レ
ベルは上昇した。これらの試料の形成に使用した凍結乾燥サイクルの最適化によ
りケークの質を改善することができた。これらのデータに基づいて、5つの候補
(影を付した)をさらなる実験のために選択した。
実施例3 ポリソルベートの効果の試験
実験により、ツイン80が凍結/融解サイクルおよび振盪中のrhIL−12
の沈殿防止を促進し、さらにまたガラス表面へのrhIL−12の吸着を防止す
ることがわかった。rhIL−12が非常に低蛋白濃度(10〜100μg/m
l)で処方されるという事実のため、復元後の凍結乾燥剤型の吸着は明確な可能
性がある。この潜在的問題を改善するために、処方候補に0.02%のでツイン
80を添加濃度した。この濃度において、ツイン80は所望効果を発揮した。
しかしながら、この特定濃度のツイン80は、SECにより分離した場合に高
分子凝集体と一緒に溶離されるミセルを形成した。図7は、2x2多変数マトリ
ックス実験で得られたSECトレースを示し、ツイン80によるミセルが高分子
凝集体といっしょに溶離することを示す。このことは低蛋白濃度において人為的
に高分子種の値を上昇させ、アッセイをより不正確にする。図8は、0.1mg
/mlのrhIL−12を含むあるいは含まないツイン20含有処方から得たS
ECトレースを重ね合わせたものを示す。この図はツイン20のよるミセルは高
分子凝集体と一緒に溶離しないことを示す。しかしながら、取り扱いおよび吸着
に関してツイン20がツイン80と同様に挙動するかどうかを確認する必要があ
る。
図9は、ツイン20とツイン80を比較する吸着の研究の結果を示す。10m
Mコハク酸ナトリウム,pH5.6中0.001%または0.01%のツイン20ま
たはツイン80のいずれかを含有する2および5μg/mlのrhIL−12
を5mlガラスバイアルに入れて0、3および7日間室温放置した。蛍光分光法
(励起=295nm、エミッション=337nm)により試料を分析し、標準曲
線(蛍光により2ないし10μg/ml)と比較した。回収率は0日目のデータ
に基づく。これらのデータにより、ツイン20は、ツイン80よりも良好とは言
えないが、同程度であることが示される。
図10は、ツイン20とツイン80を比較する凍結/融解の研究の結果を示す
。10mMコハク酸ナトリウム,pH5.6中0.001%または0.01%のツイ
ン20またはツイン80のいずれかを含有する20μg/mlのrhIL−12
を10回の凍結/融解サイクルに供した。0、2、4、6、8および10回目の
サイクルにおいて部分試料を分取し、図9について上で説明したように蛍光によ
り分析した。回収率は0回目のサイクルに基づく。これらのデータにより、ある
程度の凍結保護効果を提供することにおいてツイン20ならびにツイン80は同
程度であることを示される。
図11は、振盪の研究の結果を示す。7種の異なる濃度のツイン20を含む種
々の候補処方中の0.1mg/mlのrhIL−12を72時間激しく振盪した
。試料を濾過し、逆相クロマトグラフィーによりアッセイした。回収率は、振盪
しなかった試料を基準にした全蛋白である。
実施例4 安定性の研究
いくつかの処方の安定性を経時的に研究した。0.5%スクロース、1.63%
グリシン、0.01%ツイン20、10mMコハク酸ナトリウム,pH5.6を含
有するスクロース/グリシン処方(SGまたはSucGlyという)を用いた。
2.0%スクロース、4.15%マンニトール、0.02%ツイン20、10mM
コハク酸ナトリウム,pH5.6を含有するスクロース/マンニトール処方(SM
またはSucManという)を用いた。これらの処方の両方を用いて、3種の異
なる蛋白濃度(0.1mg/ml、0.05mg/mlおよび0.01mg/ml
rhIL−12)の試験処方を作成した。種々の時間間隔におけるrhIL−
12濃度および高分子凝集体量について試料をアッセイした。
図12〜14は、0.1mg/ml、0.05mg/mlおよび0.01mg/
ml rhIL−12試験処方について、rhIL−12濃度の経時的変化をそ
れぞれ示す。図15〜17は、0.1mg/ml、0.05mg/mlおよび0.
01mg/ml rhIL−12試験処方について、高分子凝集体量の経時的変
化をそれぞれ示す。
本発明を特定の方法、処方および組成物について説明したが、本発明を考慮し
て当業者が変更および修飾を行うであろうということが理解される。上記実施例
で説明した本発明における多くの修飾および変更は、当業者により行われること
が予想され、結果として、請求の範囲にあるような限定のみが本発明に存在すべ
きである。したがって、特許請求されている本発明の範囲内のかかるすべての均
等な変更をカバーすることが添付した請求の範囲において企図される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 スミス,トレイシー・エム
アメリカ合衆国01841マサチューセッツ州
ローレンス、ローガン・ストリート・ナ
ンバー2エル、25番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)IL−12、IL−12の生物学的活性フラグメント、IL−12 のサブユニット、およびIL−12のサブユニットの多量体からなる群より選択 される蛋白;(b)ポリソルベート;(c)凍結保護剤;(d)バルキング剤; および(e)組成物のpHを約4.5ないし約7.4の範囲に維持するバッファー 剤を含んでなる組成物。 2.該凍結保護剤がスクロース、マルトース、ラクトースおよびそれらの混合 物からなる群より選択されるものである請求項1の組成物。 3.該凍結保護剤がスクロースである請求項2の組成物。 4.該処方中のスクロース濃度が約0.5ないし2%である請求項3の組成物 。 5.該スクロース濃度が約2%である請求項4の組成物。 6.該バルキング剤がマンニトール、グリシンおよびそれらの混合物からなる 群から選択されるものである請求項1の組成物。 7.該バルキング剤がマンニトールである請求項6の組成物。 8.該組成物中のマンニトール濃度が約3%ないし約5%である請求項7の組 成物。 9.該濃度が約4.15%である請求項8の組成物。 10.該ポリソルベートがツイン20およびツイン80からなる群より選択さ れるものである請求項1の組成物。 11.該ポリソルベートがツイン20である請求項10の組成物。 12.該ポリソルベートが約0.001ないし0.1%の濃度で存在する請求 項11の組成物。 13.該ポリソルベートが約0.02%の濃度で存在する請求項12の組成物 。 14.該バッファー剤が該組成物のpHを約5.2ないし約7.4に範囲に維持 するものである請求項1の組成物。 15.該バッファー剤が該処方のpHを約5.6に維持するものである請求項 14の組成物。 16.該バッファー剤がコハク酸塩、ヒスチジン、リン酸塩、Tris、およ びジエタノールアミンからなる群より選択されるものである請求項1の組成物。 17.該バッファー剤がコハク酸ナトリウムである請求項15の組成物。 18.該バッファー剤がコハク酸カリウムである請求項15の組成物。 19.該蛋白がIL−12である請求項1の組成物。 20.該蛋白が約1ないし約1000μg/mlの濃度で存在する請求項1の 組成物。 21.該蛋白が約5ないし約500μg/mlの濃度で存在する請求項20の 組成物。 22.約5ないし約500μg/mlのIL−12、約2%のスクロース、約 4.15%のマンニトール、約10mMのコハク酸ナトリウム、および約0.02 %のツイン20を含んでなり、約5.6のpHを有する請求項1の組成物。 23.凍結乾燥されている請求項1の組成物。
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