JP2000509712A - 6―o―置換エリスロマイシン及びその製造方法 - Google Patents
6―o―置換エリスロマイシン及びその製造方法Info
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Abstract
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 下記の式を有する化合物並びにその薬物的に許容される塩、エステル及び そのプロドラッグ。 [式中、 Xは、 (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1(式中、R1は、 (a)非置換C1〜C12−アルキル、 (b)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)C3〜C12−シクロアルキル、 (e)−Si−(R11)(R12)(R13)(式中、R11、R12及びR13はそれ ぞれ独立に、C1〜C12−アルキルから選択される) (f)−Si−(アリール)3 である)、又は (4)=N−O−C(R9)(R10)−O−R1(式中、R1は前記定義された通 りであり、R9及びR10はそれぞれ独立に、 (a)水素、 (b)非置換C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル からなる群から選択されるか又はR9及びR10はそれらが結合している炭素と一 緒になって、C3〜C12−シクロアルキル環を形成する) であり、 Raは、水素又はヒドロキシであり、 Rbは、水素又はヒドロキシであり、 Rc及びRdの一方は水素であり、Rc及びRdの他方は、 (1)ヒドロキシ、 (2)保護されたヒドロキシ、 (3)ハロゲン、又は (4)NR3R4(式中、R3及びR4は独立に、 (a)水素、 (b)C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル (e)ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル から独立に選択される)、又は (5)−SO2−(置換C1〜C6−アルキル) であり、又はR3及びR4はそれらが結合している炭素と一緒になって、3〜7員 のヘテロ環式アルキル環を形成するか、又は Rc及びRdは一緒になって、 (1)=O、 (2)=N−OH、又は (3)=N−OR1(式中、R1は、前記定義された通りである) であり、 Reは、メトキシ、フッ素又はヒドロキシであり、 Rfは、水素又はヒドロキシ保護基であり、 Rgは、 (1)非置換C1〜C6−アルキル、 (2) (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヘテロアリールアルキル、 (f)ヒドロキシ、 (g)C1〜C6−アルコキシ、 (h)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、及び (i)−CH2−M−R5(式中、Mは (i)−O−、 (ii)−NH−、 (iii)−NMe−、 (iv)−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)、 (v)−NHC(=O)−、及び (vi)−C(=O)−NH− からなる群から選択され、そして R5は、 (i)−(CH2)n−アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (ii)−(CH2)n−置換アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (iii)−(CH2)n−ヘテロアリール(式中、nは0,1又は2である )、 (iv)−(CH2)n−置換ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2であ る)、及び (v)−(CH2)n−ヘテロアリールアルキル(式中、nは0、1又は2で ある)、 からなる群から選択される) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC1〜C6−ア ルキル、 (3)C3〜C12−シクロアルキル、 (4)アリール、 (5)置換アリール、 (6)ヘテロアリール、及び (7)置換ヘテロアリール からなる群から選択され、 Rhは、 (a)水素、 (b)C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル (e)ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル からなる群から選択され、 Rは、 (1) (a)F、 (b)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (c)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及び (d)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は独立に、水素及びC1〜C3 −アルキルから選択される) からなる群から選択された置換基で置換されたC1−アルキル、 (2)C2〜C10−アルキル、 (3) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義 された通りである)、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキル、 (4)C2〜C10−アルケニル、 (5) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通 りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルケニル、 (6)C2〜C10−アルキニル、及び (7) (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、及び (e)置換ヘテロアリール からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキニル、 からなる群から選択され、 Y及びZの一方は水素であり、他方は、 (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)保護されたヒドロキシ、及び (4)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) からなる群から選択され、 Wは、 (1)−O−、 (2)−NH−、 (3)−NMe−、又は (4)不存在 であり、 A、B、D及びEは、それぞれ存在するとき、独立に、 (1)水素、 (2)非置換C1〜C6−アルキル、及び (3) (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヘテロアリールアルキル、 (f)ヒドロキシ、 (g)C1〜C6−アルコキシ、 (h)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、及び (i)−CH2−M−R5(式中、Mは (i)−O−、 (ii)−NH−、 (iii)−NMe−、 (iV)−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)、 (v)−NHC(=O)−、及び (vi)−C(=O)−NH− からなる群から選択され、そして R5は、 (i)−(CH2)n−アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (ii)−(CH2)n−置換アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (iii)−(CH2)n−ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2である )、 (iv)−(CH2)n−置換ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2であ る)、及び (v)−(CH2)n−ヘテロアリールアルキル(式中、nは0、1又は2で ある)、 からなる群から選択される) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC1〜C6−ア ルキル からなる群から選択されるか 又はAB、AD、AE、BD、BE又はDEからなる置換基の何れかの対は、そ れらが結合している原子又は原子群と一緒になって、任意に、 (1)−O−、 (2)−S(O)n-(式中、nは0、1又は2である)、 (3)−NH−、 (4)−N(CH3)−、及び (5)−N(R5)−(式中、R5は前記定義された通りである) から選択されたヘテロ官能基を含有する3−〜7−員環を形成する。] 2. 式:(式中、X、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義された通りで ある) を有する請求項1に記載の化合物。 3. 式: (式中、Y、Z、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義された通 りである) を有する請求項1に記載の化合物。 4. 式:(式中、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義された通りである) を有する請求項1に記載の化合物。 5. 式: (式中、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義さ れた通りである) を有する請求項1に記載の化合物。 6. 式: (式中、R、Ra、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義された通りである ) を有する請求項1に記載の化合物。 7. 式: (式中、W、R、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRgは、そこに定義された通りで ある) を有する請求項1に記載の化台物。 8. 式: (式中、A、B、D、E、R、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは、そこに定義され た通りである) を有する請求項1に記載の化合物。 9. 式:(式中、A、B、D、E、R、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRhは、そこに定義 された通りである) を有する請求項1に記載の化合物。 10. 式中、Raがヒドロキシであり、Rbが水素であり、Rcが水素であり、 Rdがヒドロキシであり、ReがメトキシでありそしてRfが水素である、請求項 2に記載の化合物。 11. 式中、Raがヒドロキシであり、Rbが水素であり、Rcが水素であり、 Rdがヒドロキシであり、ReがメトキシでありそしてRfが水素である、請求項 3に記載の化合物。 12. 式(X)の化合物:Xは=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシ ル)であり、Rはアリルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rはアリルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rはプロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2,3−ジヒドロキシプロピルであ る; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2,3−エポキシプロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(イミダゾー ル−1−イル)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(モルホリン −4−イル)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(ベンジルア ミノ)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−オキソエチルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−オキソプロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CHOH−CH2−N3で ある; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−OHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2OHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2NH2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CNで ある; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−フェニルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=CH(フェニル) である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−O−CH3であ る; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−O−CH2−フ ェニルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−N(CH3)2 である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−NH(CH3) である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−(4−モルホ リニル)である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−NH(フェニ ル)である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−N(フェニル )2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2CH2OHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CO2Hである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2NH(CH3)である ; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2NHCH2CH3である ; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−フェ ニルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2N(CH3)2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2−(4−モルホリニル )である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2C(O)NH2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2NHC(O)NH2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2NHC(O) CH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2Fである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH2OCH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=C(CH3)23である ; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CHPhである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−(CH2)3−Phである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−(CH2)2−CH(CH3)2であ る; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−(CH2)2−O−(CH2)2−O −CH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−Phである; 式(X)の化合物:Xは=N−OHであり、Rは−CH2−C≡CHである; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH3であり、Rは−CH2−C≡CHであ る; 式(X)の化合物:Xは=N−O−ベンジルであり、Rは−CH2−C≡CH である; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH2−O−CH3であり、Rは−CH2− C≡CHである; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH2−O−CH2−CH2−O−CH3であ り、Rは−CH2−C≡CHである; 式(X)の化合物:Xは=N−OHであり、Rは−CH2−CH=CH2である ; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH3であり、Rは−CH2−CH=CH2 である; 式(X)の化合物:Xは=N−O−ベンジルであり、Rは−CH2−CH=C H2である; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH2−O−CH3であり、Rは−CH2− CH=CH2である; 式(X)の化合物:Xは=N−O−CH2−O−CH2−C H2−O−CH3であり、Rは−CH2−CH=CH2である; 式(XI)の化合物:YはNH2であり、ZはHであり、Rは−CH2−C≡C Hである; 式(XI)の化合物:YはNH−CH2CH2CH3であり、ZはHであり、R は−CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはNH−(CH2)9−CH3であり、ZはHであり、 Rは−CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはNH−CH(CH3)2であり、ZはHであり、Rは −CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:Yは1−ピペリジニルであり、ZはHであり、Rは−C H2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはHであり、Zは1−ピペリジニルであり、Rは−C H2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはHであり、ZはNH2であり、Rは−CH2−C≡C Hである; 式(XI)の化合物:YはHであり、ZはNH−CH2CH2CH3であり、R は−CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはHであり、ZはNH−(CH2)9−CH3であり、 Rは−CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはHであり、ZはNH−CH(CH3)2であり、Rは −CH2−C≡CHである; 式(XI)の化合物:YはOHであり、ZはHであり、Rは−CH2−C≡C Hである; 式(XI)の化合物:YはHであり、ZはOHであり、Rは−CH2−C≡C Hである; 式(IV)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、RbはHであり、Rcは Hであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素である; 式(IV)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、RbはHであり、Rcは Hであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素である; 式(IV)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、RbはHであり、RcはH であり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素である; 式(V)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、RbはHであり、RcはH であり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素である; 式(V)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、Rbは Hであり、RcはHであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素 である; 式(V)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、RbはHであり、RcはHで あり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素である; 式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、RaはOHであり、Rb はHであり、RcはHであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水 素である; 式(VI)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、RaはOHであり、Rb はHであり、RcはHであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水 素である; 式(VI)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、RaはOHであり、Rbは Hであり、RcはHであり、RdはOHであり、ReはOCH3であり、Rfは水素 である; 式(VII)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、そしてW、Rb、Rc 、Rd、Re、Rf及びRgは前記定義された通りである; 式(VII)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、そしてW、Rb、Rc 、Rd、Re、Rf及びRgは前記定義された 通りである; 式(VII)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、そしてW、Rb、Rc、 Rd、Re、Rf及びRgは前記定義された通りである; 式(VIII)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、そしてA、B、D 、E、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは前記定義された通りである; 式(VIII)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、そしてA、B、D 、E、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは前記定義された通りである; 式(VIII)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、そしてA、B、D、 E、Rb、Rc、Rd、Re及びRfは前記定義された通りである; 式(IX)の化合物:Rは−CH2CH=CH2であり、そしてA、B、D、E 、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRhは前記定義された通りである; 式(IX)の化合物:Rは−CH2−C≡CHであり、そしてA、B、D、E 、Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRhは前記定義された通りである; 式(IX)の化合物:Rは−CH2−C≡Nであり、そしてA、B、D、E、 Rb、Rc、Rd、Re、Rf及びRhは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CH2であり、Rc 及びRdは一緒になって=Oであり、Ra、Rb、Re及びRfは前記定義された通 りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、Rc及 びRdは一緒になって=Oであり、Ra、Rb、Re及びRfは前記定義された通り である; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡Nであり、Rc及び Rdは一緒になって=Oであり、Ra、Rb、Re及びRfは前記定義された通りで ある; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CH2であり、Rc は−OHであり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及びRfは 前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、Rcは −OHであり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及びRfは前 記定義された通りであ る; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡Nであり、Rcは− OHであり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及びRfは前記 定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CH2であり、Rc は−N(CH3)2であり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb 及びRfは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、Rcは −N(CH3)2であり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及 びRfは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡Nであり、Rcは− N(CH3)2であり、Rdは−Hであり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及び Rfは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CH2であり、Rc は−Hであり、Rdは−N(CH3)2であり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb 及びRfは前記定義さ れた通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、Rcは −Hであり、Rdは−N(CH3)2であり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及 びRfは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡Nであり、Rcは− Hであり、Rdは−N(CH3)2であり、Reは−OCH3であり、Ra、Rb及び Rfは前記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2CH=CH2であり、Rc は−Hであり、Rdは−OCH3であり、Reは−Fであり、Ra、Rb及びRfは前 記定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、Rcは −Hであり、Rdは−OCH3であり、Reは−Fであり、Ra、Rb及びRfは前記 定義された通りである; 式(II)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡Nであり、Rcは− Hであり、Rdは−OCH3であり、Reは−Fであり、Ra、Rb及びRfは前記定 義された通りである; からなる群から選択された、請求項1に記載の化合物 並びにこれらの薬物的に許容される塩、エステル及びそのプロドラッグ。 13. 式(X)の化合物:Xは=N−O−(1−イソプロポキシシクロヘキシ ル)であり、Rはアリルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rはアリルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rはプロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2,3−ジヒドロキシプロピルであ る; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2,3−エポキシプロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(イミダゾー ル−1−イル)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(モルホリン −4−イル)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(ベンジルア ミノ)プロピルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−オキソエチルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−オキソプロピ ルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CHOH−CH2−N3で ある; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−OHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2OHである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2NH2である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CNである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−フェニルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=CH(フェニル) である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−O−CH3であ る; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−O−CH2−フ ェニルである; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−N(CH3)2 である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−NH(CH3) である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−(4−モルホ リニル)である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−NH(フェニ ル)である;及び 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−N(フェニル )2である;からなる群から選択される請求項2に記載の化合物 並びにこれらの薬物的に許容される塩、エステル及びそのプロドラッグ。 14. 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rはアリルであり、RbはCH3で ある; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−ヒドロキシ−3−(ベンジルア ミノ)プロピルであり、RbはCH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは2−オキソプロピルであり、Rbは CH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−C≡CHであり、RbはC H3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH=N−OHであり、 RbはCH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2OHであり、Rbは CH3である; 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CH2NH2である;及び 式(X)の化合物:Xは=Oであり、Rは−CH2−CNである;からなる群 から選択される請求項2に記載の化合物並びにこれらの薬物的に許容される塩、 エステル及びそのプロドラッグ。 15. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項1に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 16. 請求項1に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細 菌感染の制御方法。 17. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項2に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 18. 請求項2に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 19. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項3に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 20. 請求項3に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 21. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項4に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 22. 請求項4に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 23. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項5に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 24. 請求項5に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 25. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項6に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 26. 請求項6に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 27. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項7に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 28. 請求項7に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 29. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項8に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 30. 請求項8に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 31. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項9に 記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 32. 請求項9に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物に 投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 33. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項13 に記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 34. 請求項13に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物 に投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 35. 薬物的に許容される担体と組み合わせた、治療的に有効量の請求項14 に記載の化合物を含んでなる薬物組成物。 36. 請求項14に記載の化合物を含有する治療的に有効な薬物組成物を動物 に投薬することからなる、哺乳動物に於ける細菌感染の制御方法。 37. 式: [式中、Xは、 (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1(式中、R1は、 (a)非置換C1〜C12−アルキル、 (b)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)C3〜C12−シクロアルキル、 (e)−Si−(R11)(R12)(R13)(式中、R11、R12及びR13はそれ ぞれ独立に、C1〜C12−アルキルから選択される) (f)−Si−(アリール)3 である)、又は (4)=N−O−C(R9)(R10)−O−R1(式中、R1は前記定義された通 りであり、R9及びR10はそれぞれ独立に、 (a)水素、 (b)非置換C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル からなる群から選択されるか又はR9及びR10はそれらが結合している炭素と一 緒になって、C3〜C12−シクロアルキル環を形成する) であり、 Raは、水素又はヒドロキシであり、 Rbは、水素又はヒドロキシであり、 Rc及びRdの一方は水素であり、Rc及びRdの他方は、 (1)ヒドロキシ、 (2)保護されたヒドロキシ、 (3)ハロゲン、又は (4)NR3R4(式中、R3及びR4は独立に、 (a)水素、 (b)C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル (e)ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 及び (d)置換ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキルから独立に選択 されるか又は (5)−SO2−(置換C1〜C6−アルキル、又は R3及びR4はそれらが結合している炭素と一緒になって、3〜7員のヘテロ環式 アルキル環を形成する) であるか又は Rc及びRdは一緒になって、 (1)=O、 (2)=N−OH、又は (3)=N−OR1(式中、R1は、前記定義された通りである)であり、 Reは、メトキシ、フッ素又はヒドロキシであり、 Rfは、水素又はヒドロキシ保護基であり、 Rgは、 (1)非置換C1〜C6−アルキル、 (2) (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヘテロアリールアルキル、 (f)ヒドロキシ、 (g)C1〜C6−アルコキシ、 (h)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、及び (i)−CH2−M−R5(式中、Mは (i)−O−、 (ii)−NH−、 (iii)−NMe−、 (iv)−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)、 (v)−NHC(=O)−、及び (vi)−C(=O)−NH− からなる群から選択され、そして R5は、 (i)−(CH2)n−アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (ii)−(CH2)n−置換アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (iii)−(CH2)n−ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2である )、 (iv)−(CH2)n−置換ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2であ る)、及び (v)−(CH2)n−ヘテロアリールアルキル(式中、nは0、1又は2で ある)、 からなる群から選択される) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC1〜C6−ア ルキル、 (3)C3〜C12−シクロアルキル、 (4)アリール、 (5)置換アリール、 (6)ヘテロアリール、及び (7)置換ヘテロアリール からなる群から選択され、 Rhは、 (a)水素、 (b)C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル (e)ヘテロアリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (f)置換へテヘアリールで置換されたC1〜C12−アルキルからなる群から 選択され、 Rは、 (1) (a)F、 (b)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そ してC1〜C3−アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (c)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及び (d)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は水素及びC1〜C3−アルキ ルから独立に選択される) からなる群から選択された置換基で置換されたC1−アルキル、 (2)C2〜C10−アルキル、 (3) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義され た通りである)、及び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキル、 (4)C2〜C10−アルケニル、 (5) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りてある)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は 前記定義された通りである) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルケニル、 (6)C2〜C10−アルキニル、及び (7) (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、及び (e)置換ヘテロアリール からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキニル、 からなる群から選択され、 Y及びZの一方は水素であり、他方は、 (1)水素、 (2)ヒドロキシ、 (3)保護されたヒドロキシ、及び (4)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) からなる群から選択され、 Wは、 (1)−O−、 (2)−NH−、 (3)−NMe−、又は (4)不存在 であり、 A、B、D及びEは、それぞれ存在するとき、独立に、 (1)水素、 (2)非置換C1〜C6−アルキル、及び (3) (a)アリール、 (b)置換アリール、 (c)ヘテロアリール、 (d)置換ヘテロアリール、 (e)ヘテロアリールアルキル、 (f)ヒドロキシ、 (g)C1〜C6−アルコキシ、 (h)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である)、及び (i)−CH2−M−R5(式中、Mは (i)−O−、 (ii)−NH−、 (iii)−NMe−、 (iv)−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)、 (v)−NHC(=O)−、及び (vi)−C(=O)−NH− からなる群から選択され、そして R5は、 (i)−(CH2)n−アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (ii)−(CH2)n−置換アリール(式中、nは0、1又は2である)、 (iii)−(CH2)n−ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2である )、 (iv)−(CH2)n−置換ヘテロアリール(式中、nは0、1又は2であ る)、及び (v)−(CH2)n−ヘテロアリールアルキル(式中、 nは0、1又は2である)、 からなる群から選択される) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC1〜C6−ア ルキル からなる群から選択されるか 又はAB、AD、AE、BD、BE又はDEからなる置換基の何れかの対は、そ れらが結合している原子又は原子群と一緒になって、任意に、 (1)−O−、 (2)−S(O)n−(式中、nは0、1又は2である)、 (3)−NH−、 (4)−N(CH3)−、及び (5)−N(R5)−(式中、R5は前記定義された通りである)から選択された ヘテロ官能基を含有する3−〜7−員環を形成する] を有する6−O−置換マクロライド化合物の製造方法であって、 (a)式: [式中、Rpはヒドロキシ保護基であり、Vは=N−O−R1又は=N−O−C( R9)(R10)−O−R1(式中、R1、R9及びR10は前記定義された通りである )である] を有する化合物を、水酸化カリウム、水酸化セシウム、テトラアルキルアンモニ ウムヒドロキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキ シド、カリウムtert−ブトキシド、カリウムイソブトキシドのような塩基と ともに、下記に定義するような、反応に悪影響を与えない非プロトン性 溶媒、好ましくは、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド、N,N−ジ メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリ ドン、ヘキサメチルリン酸トリアミド、これらの混合物又はこれらの溶媒の1種 とエーテル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリル 、酢酸エチル、アセトンとの混合物中で、使用する条件に依存して、約−15℃ 〜約50℃の温度で冷却又は加熱しなから、0.5時間〜10日間、好ましくは 1〜5日間、臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロ エチル、臭化4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシ ベンジル、α−ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、4−ブロモクロト ン酸メチル、臭化クロチル、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロ ペニルフェニルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、 3−ブロモ−2−オクチン、1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化 3−ピコリル、塩化4−ピコリル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニ トリル、エピクロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモニトロメタン、ブ ロモ酢酸メチル、塩化メトキシメチル、ブロモアセトアミド、2 −ブロモアセトフェノン、1−ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロロメタン、ブ ロモメチルフェニルスルホン、1,3−ジブロモ−1−プロペン、アリルO−ト シラート、3−フェニルプロピル−O−トリフルオロメタンスルホナート又はn −ブチル−O−メタンスルホナートのようなアルキル化剤で処理して、式: [式中、A、B、D、E、W、X、Y、Z、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg 及びRhは、前記定義された通りであり、Vは=N−O−R1又は=N−O−C (R9)(R10)−O−R1(式中、R1、R9及びR10は前記定義された通りであ る)であり、そしてRは、対応するアルキル化剤から誘導される「アルキル基」 である] を有する化合物を得る工程、 (b)例えば、水及びアセトニトリル中の酢酸を使用して、2’−及び4’ −ヒドロキシル基を脱保護して、式; [式中、A、B、D、E、W、X、Y、Z、Ra、Rb、Rc、Rd、Re、Rf、Rg 及びRhは、前記定義された通りであり、Rは、対応するアルキル化剤から誘導 される「アルキル基」である] の化合物を得る工程、及び (c)例えば、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナト リウム、硫酸ナトリム、亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、メタ重亜 硫酸ナトリウム、二チオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム又はメタ重亜硫酸カ リウムのような無機硫黄酸化物化合物を使用し、水、メタノール、エタノール、 プロパノール、イソプロパノール、トリメチルシラノール又は上記溶媒の1種又 は2種以上の混合物のような溶媒中で脱オキシム化して、所望の生成物を得る工 程からなる方法。 38. 式: [式中、Xは、 (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1(式中、R1は、 (a)非置換C1〜C12−アルキル、 (b)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)C3〜C12−シクロアルキル、 (e)−Si−(R11)(R12)(R13)(式中、R11、R12及びR13はそれ ぞれ独立に、C1〜C12−アルキルから選択される) (f)−Si−(アリール)3 である)、又は (4)=N−O−C(R9)(R10)−O−R1(式中、R1は前記定義された通 りであり、R9及びR10はそれぞれ独立に、 (a)水素、 (b)非置換C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル からなる群から選択されるか又はR9及びR10はそれらが結合している炭素と一 緒になって、C3〜C12−シクロアルキル環を形成する) であり、そして Rは、 (1) (a)F、 (b)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (c)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及び (d)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は独立に、水素及びC1〜C3 −アルキルから選択される) からなる群から選択された置換基で置換されたC1−アルキル、 (2)C2〜C10−アルキル、 (3) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そ してR6は、C1〜C3−アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (1)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換さ れたC2〜C10−アルキル、 (4)C2〜C10−アルケニル、 (5) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルケニル、 (6)C2〜C10−アルキニル、及び (7) (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、及び (e)置換ヘテロアリール からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキニル、 からなる群から選択される] を有する6−O−置換マクロライド化合物を製造するための請求項37に記載の 方法であって、 (a)式: (式中、Rpはヒドロキシ保護基であり、Vはケトン保護基である) を有する化合物を、水酸化カリウム、水酸化セシウム、テトラアルキルアンモニ ウムヒドロキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキ シド、カリウムtert−ブトキシド、カリウムイソブトキシドのような塩基と ともに、下記に定義するような、反応に悪影響を与えない非プロトン性溶媒、好 ましくは、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド、N,N−ジメチルホ ルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、ヘ キサメチルリン酸トリアミド、これらの混合物又はこれらの溶媒の1種とエーテ ル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリル、酢酸エ チル、アセトンとの混合物中で、使用する条件に依存して、約−15℃〜約50 ℃の温度で冷却又は加熱しなから、0.5時間〜10日間、好ましくは1〜5日 間、臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロエチル、 臭化4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシベンジル 、α−ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、4−ブロモクロトン酸メチ ル、臭化クロチル、 1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニルフェニルスルホン、3 −ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3−ブロモ−2−オクチン、 1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化3−ピコリル、塩化4−ピコ リル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニトリル、エピクロロヒドリン 、ブロモフルオロメタン、ブロモニトロメタン、ブロモ酢酸メチル、塩化メトキ シメチル、ブロモアセトアミド、2−ブロモアセトフェノン、1−ブロモ−2− ブタノン、ブロモクロロメタン、ブロモメチルフェニルスルホン、1,3−ジブ ロモ−1−プロペン、アリルO−トシラート、3−フェニルプロピル−O−トリ フルオロメタンスルホナート又はn−ブチル−O−メタンスルホナートのような アルキル化剤で処理して、式:(式中、V及びRpは前記定義された通りであり、Rは、対応するアルキル化剤 から誘導される「アルキル基」である) を有する化合物を得る工程、 (b)例えば、アセトニトリル中の酢酸を使用して、2’−及び4’−ヒド ロキシル基を脱保護して、式; を有する化合物を得る工程、及び (c)例えば、亜硫酸水素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナト リウム、硫酸ナトリム、亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、メタ重亜 硫酸ナトリウム、二チオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム又はメタ重亜硫酸カ リウムのような無機硫黄酸化物化合物を使用し、水、メタノール、エタノール、 プロパノール、イソプロパノール、トリメチルシラノール又は上記溶媒の1種又 は2種以上の混合物のような溶媒中 で脱オキシム化する工程からなる前記方法。 39. 式:[式中、Xは、 (1)=O、 (2)=N−OH、 (3)=N−O−R1(式中、R1は、 (a)非置換C1〜C12−アルキル、 (b)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (c)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、 (d)C3〜C12−シクロアルキル、 (e)−Si−(R11)(R12)(R13)(式中、R11、R12及びR13はそれ ぞれ独立に、C1〜C12−アルキルから選択される) (f)−Si−(アリール)3 である)、又は (4)=N−O−C(R9)(R10)−O−R1(式中、R1は前記定義された通 りであり、R9及びR10はそれぞれ独立に、 (a)水素、 (b)非置換C1〜C12−アルキル、 (c)アリールで置換されたC1〜C12−アルキル、及び (d)置換アリールで置換されたC1〜C12−アルキル からなる群から選択されるか又はR9及びR10はそれらが結合している炭素と一 緒になって、C3〜C12−シクロアルキル環を形成する) であり、そして Rは、 (1) (a)F、 (b)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (c)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通り である)、及び (d)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は独立に、水素及びC1〜C3 −アルキルから選択される) からなる群から選択された置換基で置換されたC1−アルキル、 (2)C2〜C10−アルキル、 (3) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3−アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキル、 (4)C2〜C10−アルケニル、 (5) (a)ハロゲン、 (b)ヒドロキシ、 (c)C1〜C3−アルコキシ、 (d)オキソ(C=O)、 (e)−CHO、 (f)−CO2R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (g)−C(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである) 、 (h)−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (i)=N−O−R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (j)−C≡N、 (k)S(O)nR6(式中、nは0、1又は2であり、そしてR6は、C1〜C3 −アルキル又はアリール置換C1〜C3 −アルキルである) (l)アリール、 (m)置換アリール、 (n)ヘテロアリール、 (o)置換ヘテロアリール、 (p)C3〜C7−シクロアルキル、 (q)(ヘテロアリール)アルキル、 (r)NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、 (s)NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである )、 (t)=N−NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通りである)、 (u)=N−NHC(O)R6(式中、R6は前記定義された通りである)、及 び (v)=N−NHC(O)NR3R4(式中、R3及びR4は前記定義された通り である) からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルケニル、 (6)C2〜C10−アルキニル、及び (7) (a)トリアルキルシリル、 (b)アリール、 (c)置換アリール、 (d)ヘテロアリール、及び (e)置換ヘテロアリール からなる群から選択された1個又は2個以上の置換基で置換されたC2〜C10− アルキニル、 からなる群から選択される] を有する6−O−置換マクロライド化合物を製造するための請求項38に記載の 方法であって、 (a)式: (式中、Rpはトリメチルシリルであり、VはO−(1−イソプロポキシシクロ ヘキシル)オキシムである) を有する化合物を、THF及びDMSOの混合物中の水酸化カリウムとともに、 臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロエチル、臭化 4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシベンジル、α −ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、4−ブロモクロトン酸メチル、 臭化クロチル、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニルフェニ ルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3−ブロモ− 2−オクチン、1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化3−ピコリル 、塩化4−ピコリル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニトリル、エピ クロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモニトロメタン、ブロモ酢酸メチ ル、塩化メトキシメチル、ブロモアセトアミド、2−ブロモアセトフェノン、1 −ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロロメタン、ブロモメチルフェニルスルホン 、1,3−ジブロモ−1−プロペン、アリルO−トシラート、3−フェニルプロ ピル−O−トリフルオロメタンスルホナート又はn−ブチル−O−メタンスルホ ナートのようなアル キル化剤で処理して、式:(式中、V及びRpは前記定義された通りであり、Rは、対応するアルキル化剤 から誘導される「アルキル基」である) を有する化合物を得る工程、 (b)水及びアセトニトリル中の酢酸を使用して、2’−及び4’−ヒドロ キシル基を脱保護して、式; を有する化合物を得る工程、及び (c)エタノール−水中のNaHSO3及びギ酸を使用して9−オキシムを 脱オキシム化して、所望の生成物を得る工程からなる前記方法。
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