JP2000509322A - 傾瀉遠心機 - Google Patents

傾瀉遠心機

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JP2000509322A
JP2000509322A JP09538821A JP53882197A JP2000509322A JP 2000509322 A JP2000509322 A JP 2000509322A JP 09538821 A JP09538821 A JP 09538821A JP 53882197 A JP53882197 A JP 53882197A JP 2000509322 A JP2000509322 A JP 2000509322A
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ラルソン,ラルス―オーケ
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ノクソン アーベー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B15/00Other accessories for centrifuges
    • B04B15/12Other accessories for centrifuges for drying or washing the separated solid particles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl

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Abstract

(57)【要約】 特に汚泥用の傾瀉遠心機であって、ドラム(1)と、その中に配置されて汚泥移送用の渦巻きスクリュー(14)を具えたローター(12)と、汚泥出口と、除去出口(11,5)と脱水済み汚泥を逆流洗浄する洗浄装置(16)を有している。ローター(12)中には渦巻きスクリュー(14)の刃(15)に近接して多数のネジ孔が洗浄装置(16)のノズル(17)と連結配置されている。洗浄の必要が生じると、一部または全部のネジ孔がシールプラグ(23)により閉塞されて、相互間に奔流なしに連続する数通りの手順で洗浄が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 傾瀉遠心機 技術分野 この発明は特に汚泥の遠心処理に用いる遠心機に関するものであり、該遠心機 は入口管と混合室と汚泥を供給する渦巻きスクリューを具えたドラムと洗浄装置 と汚泥除去口とを有してなるものである。 発明の背景 産業工程および廃水処理からの汚泥を脱水するためにはデカンターが広く使用 されており、そこでは例えば廃水の化学的および/または生化学的沈殿後に大量 の汚泥が得られるものである。特に鉱業やセルローズ産業においては汚泥がアル カリなどの化学物質を大量に含んでいることがあるが、これらは汚泥には含まれ てはならず、除去されて工程に戻されなければならないものである。最終的な乾 燥及び汚泥の処理のために、洗浄除去できる物質は汚泥の洗浄により最大量除去 して、後続工程でのコストを低減してやる必要がある。 傾瀉デカンターは円筒状と円錐状部分とからなるドラムを有している。このド ラムはモーターにより駆動される。ドラムの回転数は通常1,500〜4,00 0rpmである。ドラムの内部には渦巻きスクリューが設けられていて、ドラム のモーターまたは別体のモーターにより回転駆動される。渦巻きスクリューの刃 は遠心機の長軸に対して遠心機の前端の方向に90度未満の角度をなしている。 すなわち渦巻きスクリューの刃は移送方向に傾斜して配置されている。 ドラムが回転すると水分を含む汚泥はドラムの円周に対して投げ出され、その 水分は汚泥から離れてドラムの中心の方に押圧される。水分はその後除去出口を 通って排除される。ドラムと渦巻きスクリューとを異なる回転速度で回転させる ことにより、移送効果が得られて、汚泥はドラムの一端すなわち円錐状端部に送 られて、そこから取り出される。ドラムと渦巻きスクリューとが同一の回転速度 である場合には、供給は行われない。渦巻きスクリュー汚泥のタイプに応じて適 宜個々に設計されるものである。 ここで論じている汚泥は廃水処理汚泥であって非常に異質な組成であるが、例 えばセルローズ工業からなどの産業汚泥はより均質な組成である。全ての場合に おいて汚泥はセルローズ繊維や水酸化金属フロックなどの含水分物質を含んでい る。いずれにしても可能な限り高程度の最終的なTS値(総固体含有率)が要求 され、正常な汚泥を得ることが要求される。 発明の目的 この発明の目的は、 (a)遠心機内において洗浄液などを加えることにより、脱水済みの汚泥を洗浄 して、洗浄可能な残分を除去し、 (b)遠心機内において蒸気または熱気の吹きつけにより脱水済みの汚泥を乾燥 して、汚泥を高度の乾燥状態とし、 (c)汚泥中の化学残留物などの含有率を可能な限り低減し、かつ (d)高度の乾燥度を有した 傾瀉遠心機を得ることにある。 これらの成果は後記の請求の範囲に記載された特徴により達成されるものであ る。 図面の説明 以下添付の図面によりさらに詳細にこの発明を説明する。 図1はこの発明の傾瀉デカンターのその長軸に沿っての断面図であり、 図2はその長軸に直交する横断断面図であり、 図3はこの発明の傾瀉デカンターの他の実施例の長軸に沿っての断面図であり 、 図4はその長軸に直交する横断断面図である。 実施例の説明 ドラム1の端部は円筒状部分と前方に向けて収斂する円錐状部分とからなるも のである。ドラム1の円筒状部分の後端は後カバー2により閉塞され、ここには 軸受機構4への連結部3と除去水のための通孔6が設けられている。この連結部 3には汚泥の入口管7が取り付けられている。 ドラム1の円錐状部分の前端は前カバー8により閉塞され、ここには軸受機構 9の方に延在する軸の通孔が設けられている。ドラム1の前方円筒状部分には汚 泥の出口11が形成されている。軸受機構9から延在する軸には内部ローターが 取り付けられており、これが管7に連通した混合室13を内蔵している。入って きた汚泥は混合室13内において均質化され、ポリマーなど脱水用の化学物質が 添加される。 ローター12の外側には渦巻きスクリュー14が設けられており、その刃15 は汚泥のタイプに応じて60〜200mmのピッチを有している。刃15の後側 には円周方向にノズル17を具えた洗浄装置が設けられており、これが汚泥の移 送方向と逆方向に洗浄液をスプレーする。 洗浄液は内側ネジと一緒に回転する供給管18を経て供給される。該管への洗 浄液の供給は回転スイベル19により行われる。このシステムによりタイマー制 御磁気バルブを用いて連続的または間欠的に洗浄が行われる。洗浄液は他の除去 水とともに除去管5を経て排出される。 この発明の遠心機は一般的には従来の傾瀉デカンターと同じように作用する。 すなわち低TS値の汚泥は管7を経て導入され、混合室13からドラム1内に分 散される。この際汚泥中の重い構成物は遠心作用によりドラム1の内側周面に沈 着し液体、通常水は押し出されてドラム1の中心の方に集められる。ドラムと渦 巻きスクリューとの回転速度が異なる故に、汚泥は遠心機の前方(図中右方)に 移送され、そこで出口11を経て排出される。 供給管18に接続されている奔流(フラッシュ)洗浄装置16のノズル17は 遠心機の入口側端部において回転スイベル19に接続されている。汚泥の乾燥用 としてこれらのノズルは熱気または蒸気の導入にも利用できる。これにより脱水 汚泥の清浄度と乾燥度が向上する。 脱水汚泥からの化学物質の洗浄を最善のものとすべく、ドラム1の周面になる べく近接して、デカンターの汚泥相に洗浄液を添加してもよい。これには洗浄装 置21に多数の長いノズル20を設けるとよい。この洗浄装置21はローター1 2の構造材上に設けられている。 洗浄装置の作用に際しては、洗浄液は除去管5への途中で汚泥相中を通過して 、効果的な洗浄が行われる。洗浄液は供給管18の助けにより供給される。洗浄 液をさらに乾燥すべく、この装置は熱気または蒸気の供給にも利用できる。 この発明により清浄度と乾燥度とが非常に高い脱水汚泥が得られるのである。 ローター12にはネジ22を具えた多数の孔が設けられており、洗浄上の必要 に応じて適宜ノズル20をこれらに取り付ける。ノズル20が必要ない場合には 、これらの孔はシールプラグ23で閉塞する。必要ならこのシステムでは洗浄を 1〜2通りの手順で行うことができる。すなわちノズル20をフラッシュ洗浄装 置の始点と終点とに配置して、この間にはシールプラグ23を設ける。 ノズル20の位置を簡単に変更すべく、円筒状のドラム1と遠心機の円錐状部 分とに適宜サイズの多数のネジ孔24を設け、これを作用中はネジ付きプラグ2 5で閉塞するようにしてもよい。このシステムによれば、洗浄はタイマー制御磁 気バルブにより連続的に行ってもよく間欠的に行ってもよい。洗浄液は除去管5 を経て他の除去水とともに排出される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ドラム(1)と、ドラム内に配置されて汚泥の移送用渦巻きスクリュー(1 4)を具えたローター(12)と、汚泥出口と、除去出口(11,5)と、脱水 済み汚泥を逆流洗浄するための洗浄装置(16)を具えており、 渦巻きスクリュー(14)の刃に緊密連結されたローター(12)が洗浄装置 (16)のノズル(17)に連結された多数のネジ孔を具えており、 洗浄の必要が生じたときには、一部または全部のネジ孔がシールプラグ(23 )により閉塞され、洗浄が数通りの相互間に奔流のない連続した手順により実施 される ことを特徴とする特に汚泥のための傾瀉遠心機。 2.前記のノズル(17,20)用の孔とシールプラグ(23)とがそれぞれ汚 泥の移送方向にみて渦巻きスクリュー(14)の刃の後方に設けられている ことを特徴とする請求項1に記載の遠心機。 3.ノズル(17,20)がドラム(1)の周面に近接配置され、かつ洗浄液が 遠心機内の汚泥相中に添加される ことを特徴とする請求項1に記載の遠心機。 4.奔流洗浄装置が遠心機中の脱水済み汚泥を乾燥する熱気または蒸気に接続可 能である ことを特徴とする請求項1に記載の遠心機。 5.遠心機のドラム(1)および円錐状部分にノズル(17,20)およびシー ルプラグ(23)交換のための多数のネジ孔(24)が設けれていて、かつ該ネ ジ孔(24)が遠心機の作用中はネジ付きプラグ(25)により閉塞される ことを特徴とする請求項1に記載の遠心機。
JP09538821A 1996-01-02 1997-05-02 傾瀉遠心機 Pending JP2000509322A (ja)

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