JP2000508423A - ヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置 - Google Patents

ヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置

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Abstract

(57)【要約】 処理液をスライドの上で、試料と、凹部又はキャビティ(6)を有するカバータイル(1)の先導端(5)との間に分配させることを含むスライド(2)上に配置したヒト又は動物の細胞試料(4)を処理する方法。先導端は傾いており、キャビティへの開口部(13)を有する。本方法において、分配が一旦終了すると、タイルをスライド上を移動させ、液体をキャビティ内に閉じ込める。次に、蒸発抑制剤がタイルの全外辺部周りを毛細管作用で取り囲み、キャビティの周りのタイルとスライドの間を気密に封印するように、蒸発抑制剤、好ましくは鉱油の形態の少量のシーリング液を、スライドへ、好ましくはタイルの先導端めがけて加えられる。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称: ヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置 本発明はヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置に関する。特に、本 発明は臨床状態の診断を可能とする試料処理に関する。試料を顕微鏡スライドの ような平坦な表面上に固定し、そして試料の水和又は脱水、又は試料の染色の目 的で、又は、例えば抗原又は核酸配列の検知のような化学分析のために液体を用 いて化学的に処理する。そのような試料を処理するために用いる液体としては次 のものがある: 1.有機溶媒。 2.抗体。 3.DNA及びRNAプローブ。 4.化学溶液。 5.洗浄溶液。 慣例的には、試料の化学処理及び化学分析は、表面上に試料が固定されている ガラス製スライドを、処理液を収容しているビーカー中に浸漬することによって 行われる。ある種の処理液は非常に高価であり、そのためスライドを水平に配置 した状態にしてピペットを用いて液体をスライド上に分配し、そしてガラス製カ バーをスライドの上に置いて液体の広がりをもたらし且つその高価な処理液の蒸 発を遅くしている。慣用のプロセスは労働集約的であり、従業者を試薬蒸気にさ らし、ことによると化学薬品と接触させる。プロセス工程の正確なタイミングも また達成が困難である傾向がある。発生する廃液の量はしばしば多量であり、処 理すべき廃液は、攻撃的な溶媒又は伝染性ウイルスといった生物学的有害物質を 含有し得るので、問題となる場合がある。これらの問題のいくらかを克服するた めに、プロセスをオートメーション化する多数の発明が提案されてきている。 ブリガティ(Brigati,D.)等の米国特許第4,731,335号、第4,7 77,020号及び第5,002,736号の各明細書には、顕微鏡スライドの ような平坦な表面2個を、試料側を内側に向けて、向かい合わせて配置するシス テムが記載されている。向かい合った該スライドのコーティング部分により、試 料間に毛細管状の隙間が形成される。スライド対の下方縁を処理液と接触させ、 その処理液が毛細管状の隙間中に移動することができるようにスライド対を配置 することができる。液体を抜き出して吸収することのできる吸収材料の上にその スライド対を接触させて置くことによって、液体をその隙間から取り除くことが できる。 シャンドン・サイエンティフィック・リミッテッド(Shandon Scientific Limi ted)の米国特許第4,985,206号明細書には、組織を処理するための装置 が記載されている。その発明の核心は、通路の形を決めるエレメントである。こ のエレメントと試料を保持しているスライドとは、そのスライドの試料側がエレ メントの方を向いている状態で結合される。エレメントはその主壁とスライドと の間に通路を形成する。該通路が実質的に垂直である時には、エレメントの上方 部は液体分配容器を形成する。オペレーター又は液体取扱ロボットは該容器を適 当な試薬で満たすことができる。重力作用及び毛細管作用により試薬は通路の中 に移動する。一旦通路が液体で満たされ、該容器が空になれば、液体は その表面張力に起因してその隙間中に留まる。隙間中の液体は、新しい試薬を容 器中に入れることによって置き換えることができる。 トヤ(Toya,M.)等は米国特許第5,068,091号及び英国特許第2,2 65,981号の各明細書において、顕微鏡スライドと下方プラトーとの間に形 成される実質的に水平なくさび形の毛細管状隙間について記載している。プラト ーの露出端に液体を分配することができ、毛細管作用により液体はくさび形の隙 間に移動する。続いて、吸引を用いることによって、その隙間から試薬を取り除 くことができる。その除去プロセスの間、液体のかたまりは液体の表面張力によ りまとまったままでいる。 上記した従来技術の装置は全て、処理液を用いて試料に一様な処理を施すこと ができない場合があるという不利益を有する。このことは毛細管状の隙間に閉じ 込められるようになる空気によって引き起こされる。ブリガティの発明の場合に は、毛細引力は液体をスライド対の下方縁からある距離だけ上方に引き上げるこ とができるに過ぎず、これにより処理の程度が低い領域がスライド上に生じる可 能性がある。ブリガティの発明においては、液体の除去速度を制御することがで きない。また、毛細管状の隙間は新しい液体が与えられる前に排液される必要が ある。これは、液体を置き換える時に試料が空気に対して全く露出しないことが 望ましい場合があるため、不利益を構成する。これは、液体の置き換えの間に容 易に蒸発して試料を干上がらせてしまう有機溶剤のような揮発性液体を用いる場 合に特に望ましいことがある。試料の乾燥により、高度な非特異的染色等のプロ セスの質を低下させることがある。他の場合では、液体の置き換えの間、試料を 湿った状態に保つために、液体薄膜を試料の表面に残しておくべきである。残り の場合には、加えられた液体の最高濃度を確保するために、新しい液体を付与す る前に試料を完全に乾燥させることが望ましい。 シャンドンの装置は、違う液体処理の間に隙間をきれいにする(隙間に空気を 満たす)ための設備が設けられておらず、それ故に、隙間に閉じ込められたいか なる気泡もそのプロセスの間中留まりやすいという更なる問題を有する。また、 シャンドンの装置には、プロセス中、液体を置き換えている間に試料を空気に露 出させる性能がない。トヤ等の装置においては、毛細管状の隙間をきれいにする ために吸引すると、その液体は2又はそれ以上の部分に***し、そのうちの1部 分のみが廃棄物抑制システム中に吸い取られる可能性があり、そのような液体の 不完全な除去は、許容されない試料の処理の原因となり得る。 更に、処理液が大気にさらされ、その結果として処理液がすばやく蒸発してし まい、これは培養の際に試料を繁殖させるためによく必要な熱を加える場合に特 にそうなのであり、このような点で、前記した従来の技術はすべて不利益を有す る。もし、処理液の蒸発が早過ぎると、試料は干上がり、結果として質の低い処 理となるか、間違った結果をだしてしまう。 周りの大気の湿度を調節することで蒸発の速度を遅くさせるという提案がかつ てなされた。これは、電気的に熱した水浴を用いることにより、最も一般的に達 成できる。しかしながら、湿度を調節するのは難しい。湿度が低過ぎると試料を 干上がらせてしまいかねず、高過ぎる湿度はガラス製スライド上に凝結の生成す る可能性がある。この凝結は処理液の濃度を希薄にし、これにより培養にかかる 時間を延ばし、間違った結果を導くおそれがある。更に、周辺機器やチャンバー の壁上に生じた凝結により、機械のパーツの劣化及び腐食を招くだけでなく、プ ロセスの観測がしにくくなる。また、水浴内の温かい水は、バクテリア源となり 得るものであり、汚染菌が成長する。 蒸発を減らすため、カバーの端をスライドの上に付着させるようにマニキュア 液やゴム接合剤を含ませる他の方法が提案されてきた。しかしながら、これらの 方法は、面倒で、オートメ化するのは難しい。また、最初の例ではマニキュア液 を除去するためアセトンが必要であり、第二の例ではゴム接合剤を手で剥がさな くてはならないため、培養が完了した後にカバーを取り外すのは難しい。 PCT/US91/01108号明細書は、更に、ガラス製スライド上の試料 を覆う水性の処理液がそれ自身蒸発抑制剤に覆われることにより処理液の蒸発を 減らす、別の方法を開示している。この方法は、カバーを取り付ける際に、処理 液と蒸発抑制剤との混合物が生じるため、カバーを用いる場合は不向きであると いう不利益がある。更に、この方法では、処理液による試料の一様な被覆を確保 するために、過度の処理液を加える必要がある。 従って、本発明の目的は、ヒト又は動物の細胞試料を処理液により処理する方 法及び装置であって、処理液の蒸発をなくすか、少なくとも減らすものを提供す ることである。 よって、本発明は、ヒト又は動物の細胞試料を処理液により処理する方法であ って、試料を保持したスライドとスライド上に置かれたカバータイルの間に形成 されたキャビティ内にある細胞試料に処理液を加え、シーリング液を該キャビテ ィの外から与え、カバータイルとスライドとの間にあるすべての空隙を閉じ込め る方法を提供する。 本発明の更なる態様にあっては、ヒト又は動物の細胞試料を処理液によって処 理する装置であって、試料を担持するスライドの表面に該処理液を加える手段、 試料の形を決めるため、該スライドの上に該試料を覆うように、凹面を持つカバ ータイルを設置する手段、カバータイルとスライドとの間のすべての空隙を封じ 込めるため、該スライドとカバータイルとの接合部へシーリング液を該キャビテ ィの外から加える手段を含む装置を提供する。 本発明をより理解しやすいものにするために、添付した図を参照しながら特定 の実施例について説明する。 第1図は、別個の3つの図面(a)、(b)及び(c)において、本発明の顕 微鏡スライド及び関連したエレメントの異なった相対位置での透視図を示してお り、また図面(b)及び(c)はスライド上の末端止めを含んでおり; 第2図は、第1図のエレメントの下側透視図を一つの特定の形状で示しており; 又 第3図は、エレメントのその他の実施形態を示している、第2図に類似の図面 である。 第1図について言及すると、実質的に平坦なエレメント1の形をとったカバー タイル及び試料を担持した顕微鏡スライド2が示されている。顕微鏡スライド2 は、試料4を置くべき試料担持又は支持表面3を有しており、平坦なエレメント 1は、はす端5を一端に持っており、それはエレメントの一面に形成された凹部 又はキャビティ6への開口部(第2図)の形を決めるものである。 使用に際し、スライドの試料担持表面3上に試料4を設置した後、平坦なエレ メント1とスライドは、凹部6と試料担持表面3とが一般に向かい合わせになっ た状態で、凹部6の平坦基部10と試料担持表面3とが一般に互いに平行になる ように配置し、また、それらは、エレメント1のはす端5が横断縁11に隣接し たスライド2の端部を覆いながら互いに横にずれるように配置される(第1図( a)に示した配置に類似)。本質的なことではないが、凹部6の平坦基部10と 試料担持表面2は、約20μm〜300μmだけ互いに距離を置くのが好ましい 。 いくつかの処理液(図示せず)のうち第一のものを試料4の上に直接、又は試 料担持表面3の上に、エレメントのはす端5と試料4の間の位置で分配させる。 続いて、凹部6への開口部13が試料の上を通り過ぎることができるように、エ レメント1を試料の方向へ動かし、その間、凹部6の基部10と試料担持表面3 の間の距離を所定の距離に維持することによって、試料4と処理液の大部分が凹 部6の内部に閉じ込められるようにする。 ある場合にあっては、エレメント1をスライド2上を前後に動かし、培養工程 の前及び/又は最中に液体の攪拌を促すことが好ましいことがある。この攪拌に より処理液の試料への透過が良くなり、より良い結果につながる可能性がある。 凹部6の平坦基部10は、平坦表面3に担持された試料4の処理領域よりも大 きいが、平坦表面よりは小さいものが好ましい。 次の処理液が加えられる前に試料が干上がるのを防ぐため、試料を培養した後 に少量の処理液を試料の上に保有することが好ましいことがある。 試料の培養期間が過ぎた後、次の処理液の添加ができるように、余分な処理液 は試料担持表面3から取り除かれる。これは、試料4を再度露出するため、エレ メント1をスライドの縦方向に沿って引っ込めると同時に行うこともできる。 エレメントを逆方向に動かしている間、試料担持表面3及び基部10との間に 形成された容積が減少する、即ち、凹部又はキャビティ6の容積が減少するにつ れ、液体の表面張力の働きにより液体は単一物として保たれる。減少していく容 積に入りきれなくなった余分な液体を除去するため、試料担持表面3の横断端1 1に真空ノズル8が、ノズル8と凹部6とが向き合い、それに非常に近接するよ うに設置される。エレメント1が引かれ、ノズルを通り過ぎるとき、余分な処理 液は真空を利用してエレメント1から除去され、環境リスクをもたらす可能性が あるため、該処理液は近接する容器(図示せず)に詰めこまれる。第一の処理に おいて余分な液体が除去されてしまえば、引き続く培養のために第二の処理液が 分配され、該プロセスは所望の更なる処理液についても繰り返される。 エレメント1とスライド2の相対的な動きは、コンピューター(図示せず)に よってオートマ化され、制御され得る。その機構は、本発明の一部を成すもので はないので、一形態において、マイクロステッピングステップモーターにより動 くベルト駆動リニア軸を用いるということ以外はここに記載する必要はないと考 えられる。更に、この相対的な動きは、多段階に渡って制御させ得る。例えば、 第一段階では、エレメントは表面の一部だけを覆うように動かし、次に、エレメ ントをある時間停止させ、凹部6内に空気が閉じ込められる可能性を減らすため に、相対運動の終了時にエレメント1のはす端5とスライドの横断端11との間 の空間を処理液で満たされるようにすることもできる。第二段階では、相対運動 を再度引き続いて行うことにより、もともと凹部内にあったすべての気泡と、試 料4及び処理液との置き換えを確実なものにすることができる。 エレメント1の一形態を図示している第2図について言及すると、凹部は実質 的に平坦な表面10をエレメント1上に有しており、エレメント1は3つの外に 延びた突出部又はレール7を有する。レール7は、普通の「U字型」になるよう に設置され、エレメント1上の平坦基部表面10と共に一つの短辺のみにおいて 開口した凹部を形成する。これは、使用時に、凹部は事実上完全に試料4を取り 囲むことを意味する。凹部が試料4を実質的に取り囲む理由は、凹部に取り込ま れることにより、液体の蒸発速度を遅くすることにある。いくつかの処理プロセ スを必要とする長期に渡る高温の培養の際に、これは有利である。 凹部6のもう一方の短辺にあるレール7に、エレメント1とスライド2との相 対運動の間、気泡を凹部から逃がすため、小さな開口部12を設けることができ る。また、凹部6の閉じたほうの辺にあるレールは、第3図のその他の実施形態 において図示されているように、エレメント1のもう一端にある開口部13と同 様に凹部6への開口部15を設けるため、完全に取り外すことができる。 更なる代替品において、エレメント1又はスライド2上には、その間の距離を 所望なものに維持するため、他の手段が具備され得る。そのような手段は、例え ば、エレメント1の表面から又はスライド2の試料担持平坦表面3から外に延び た小さな突起部又は***部を有することができる。 培養の最中に処理液の蒸発を更に減らすためには、末端止め9を固定すること ができ、例えば、エレメント1のはす端5にある凹部への開口部を制限し若しく はふさぐため、スライド2上に固定される。末端止め9は、エレメントが最後の 培養位置まで動いたときに、はす端でエレメントの末端と噛み合うように設置さ れるべきであり、このため、末端止め9はエレメント1のはす端5と相補的なは す端を有する。 凹部若しくはキャビティ6からの処理液の蒸発を減らす他のより好ましい方法 は、少量のシーリング液を蒸発抑制剤の形をとって、エレメント1又はスライド 2へ各端の開口部、即ち、第2図の開口部12及び13と、第3図の開口部13 及び15めがけて添加する。使用により、加えた液体は開口部に沿って毛細管作 用により流れ込んでキャビティ6内に処理液を閉じ込め、その結果、処理液のそ の後の蒸発が最小になる。実際、シーリング液は、エレメントlの全外辺部の周 りに毛細管作用で取り囲む傾向があり、これにより、キャビティ6の周りには気 密は密封が形成される。 蒸発抑制剤の添加の自動操作を容易にするために、液体を直接スライドの上に 各端開口部めがけて加えることができるように、ガラス製スライドをエレメント 1に対して各縦辺で突き出すようにすることができる。ガラス製スライド2は、 必要ならば、横方向に突き出させて、側面での液体の添加を容易にすることもで きる。 自動的に蒸発抑制剤を加えることができる装置には、マシンサイクルのうち適 当な時間に、カバータイルの外辺部のまわりの適当な場所に、抑制剤液を分配さ せる液体取扱ロボット(図示せず)が含まれる。液体取扱ロボットは、また、機 械の中に配置したスライド(図示せず)の上に試薬を分配させるために用いるこ ともでき、このためには、廃液用のビンと共に、種々の液体を含んだ一連のビン 又はガラスビン(図示せず)、及び洗浄液用のビンが装備される。該機械は、真 空システムのための空気ポンプ(図示せず)、温度制御システム(図示せず)及 びカブロRSP9000(Cavro RSP9000)の形をとったXYZ液体取扱ロボット をも含む。液体は、注入器ポンプ及び種々のバルブ機構の作動により、ロボット 上の採取先端の中に吸い込まれ、そこから分配させる。試薬間で交互に混ざり合 うことを避けるため、採取先端洗浄ステーションが設置される。XYZロボット の使用は、自動採取及び臨床化学分析において普通であり、公知の技術であるた め、本発明の一部を成すものではない。 該機械は、一列に8つを構成単位として、一つの特定の形態では一機械につき 6単位、別の大きい機械では12単位配置される大量のスライドを処理するよう に作られている。タイル運搬駆動システム(図示せず)は、カバータイルを収容 し、また、ステッパーモーターにより駆動し、スライドの上の場所に個々のタイ ルを配置する。該機械は、種々の同じの運搬やステッパーモーターの集合体を含 む。該機械は、試薬の蒸発を制御するため、湿度システムの一部として加熱水浴 をも含むこともできる。 加えられる蒸発抑制剤の使用は、液体が端開口部を超えて毛細管作用により流 れ込み、実際に広がり、エレメント1の外辺部に沿って延びたどんな隙間も満た すこともあるため、本明細書中に記載したエレメント1の特定の実施態様に限定 されない。毛細管作用により流れ込む作用は、エレメント1をスライド2上で前 後に微小に動かすことで容易にすることができるが、これは本質的なことではな い。抑制剤液は、エレメント1の外辺部周りの1箇所又はそれ以上の箇所にエレ メント1とスライド2との接合部めがけて加えることができる。 処理液が水性の場合は、蒸発抑制剤は不活性鉱油であることが好ましい。これ は、クロロホルム、アセトン、クロロホルム−エタノール混合物等の適切な溶媒 を使用した培養が終了した後、蒸発抑制剤をエレメント1及びスライド2からす ぐに取り除くことができるので有利である。 理想的には、蒸発抑制剤は不活性で、処理液より軽く、培養温度よりも高い沸 点を持ち、添加しやすいように粘性が低いものである。蒸発抑制剤はまた、処理 液とのいかなる混合をも避けるため、不混和性であることが好ましい。これらの 基準を満たす典型的な液体は炭化水素であり、最も好ましいものは、商品名が「 M5904」である、モレキュラー・シグマ・バイオロジー(Molecular Sigma B iology)製の鉱油である。 ある場合は、試料を空気にさらすことなく凹部6に第二の又はそれ以降の処理 液を加えることは、プロセスにとって特に有益である。その理由は、試料を空気 にさらすことにより、試料の乾燥を導き、その結果処理の質が落ちる可能性があ ることがある。これは、染色工程を伴うときに特にそうである。 空気が遮断される場合は、凹部6が真空ノズルに対してだけ開かれるようにエ レメント1を微小に動かし、次に、真空にすると同時にそれ以降の処理液を試料 担持表面3の上に分配することによって、現在の処理液をそれ以降の処理液に置 き換えることができる。言い換えれば、露出する凹部又はキャビティ6は、ほん の小部分だけですむ。この場合、それ以降の液体をエレメントの真空ノズルとは 反対側の端へ分配するのが好ましい。実際に、真空下にある液体は真空ノズルに よって捕らえられ得る一方、余分な、それ以降の処理液は、液体の凝集力ゆえ凹 部へ移動する傾向がある。分配端の余分な処理液を一旦消費してしまうと、液体 の移動は本質的に止まる。 このプロセスは、真空ノズルを試料担持表面の下方端に置き、それ以降の液体 の分配を試料担持表面の上方端で行われるように、すべての配置をある角度、好 ましくは約5度の角度に傾けることによって容易になり得る。 エレメント1は、相対運動の間に試料4の上に分配される処理液がエレメント の上面へ流れ出るのを防ぐのに十分な厚さであることが好ましい。一般に、この 厚さは2mm以上である。更に、はす端5は、エレメントがスライド上のどんな 障害、例えば、パラフィン固定試料上のワックス粒体の上も乗り越えることがで きるように、表面3の平面に対して種々の異なる角度をつけることができる。 エレメント1は化学的に不活性な物質で作られ、処理反応に影響を与えないこ とが好ましく、また、例えば、脱ろう法や脱水法を試料に適用することができる ように、有機溶媒に抵抗する物質で製造されていることが好ましい。使用者が試 料で起こっている反応を観測できるようにするため、エレメントが透明若しくは 半透明の物質で製造されることもまた好ましい。これらの要求をすべて満たすた めには、エレメントはガラスで作られ、レール又は突起は、エレメント上にフル オロエチレンポリマー等の不活性及び耐久性のある物質を用いて印刷又は塗布す ることが好ましい。また、レールは、研削仕上げ又はエッチングのような種々の 製法を用いてガラスから作ることもできる。 試料担持表面が顕微鏡スライドである場合は、真空ノズルはスライドの端で、 試料領域に最も近いところに配置することができる。この端は、一般にスライド の艶消し端14の反対側にある。好ましい態様において、真空ノズルの開口部は 、顕微鏡スライドの幅と実質的に同じ幅を持つスリットの形を取ることができ、 スリットの縦が顕微鏡スライドの面と平行になるように配置することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.試料を担持したスライドと、スライドの上に配置されたカバータイルとの間 に形成されたキャビティ内の細胞試料に処理液を加える工程を含む、ヒト又は動 物の細胞試料を処理液を用いて処理する方法であって、該方法が、シーリング液 を該キャビティの外から加えてカバータイルとスライドとの間の空隙を封じ込め ることを特徴とする方法。 2.該シーリング液をスライドとカバータイルとの接合部の外辺部周りの一ヵ所 又はそれ以上の箇所に加えること、該シーリング液は低粘性であり、それで、接 合部に沿って毛細管作用に従って流れ込んで、該空隙を封印し、かつ該キャビテ ィ内に処理液を閉じ込めることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方法。 3.該シーリング液が、不活性で、処理液よりも軽く、かつ該試料の培養温度よ りも高い沸点を持つ蒸発抑制剤であることを特徴とする、請求の範囲第2項記載 の方法。 4.該シーリング液が不混和性であることを特徴とする、請求の範囲第3項記載 の方法。 5.該シーリング液が炭化水素であることを特徴とする、上述の請求の範囲の何 れか1項に記載の方法。 6.該シーリング液が鉱油であることを特徴とする、請求の範囲第5項記載の方 法。 7.該毛細管作用を容易にするため、該シーリング液を添加した後、該カバータ イルを該スライドに対して前後に動かすことを含むことを特徴とする、上述の請 求の範囲第2〜6項の何れか1項に記載の方法。 8.該シーリング液を該キャビティの向かい合った両端にある開口部に加えるこ とを特徴とする、請求の範囲第7項記載の方法。 9.試料を担持したスライドの表面に処理液を加えるための手段、及び凹面を持 つカバータイルを該スライド上に該試料を覆うように設置して、該試料の輪郭を 決める手段を有する、ヒト又は動物の細胞試料を処理液を用いて処理する装置で あって、該装置が、更に、カバータイルとスライドとの間にできた空隙を封じ込 めるために、シーリング液を該スライドとカバータイルとの接合部に該キャビテ ィの外から加えるための手段をも含むことを特徴とした装置。 10.カバータイルを該スライドの上に取り付ける手段が、該カバータイルを、 該凹面と該表面とが平行であり、近接していて、しかも該凹面が該試料から横へ 動いた場所である第一の位置から、該キャビティが該試料を担持する第二の位置 まで動かすものであることを特徴とする、請求の範囲第9項記載の装置。 11.該処理液を添加するための該手段が、該カバータイルを該第一の位置から 該第二の位置へ動かす前に、該カバータイルの端と近接する部分に該液体を添加 することを特徴とする、請求の範囲第10項記載の装置。 12.カバータイルを該スライドの上に配置する手段が、該シーリング液を該カ バータイルの全外辺部周りに毛細管作用により流れ込ませること容易にするため 、該シーリング液を添加した後、該カバータイルを該スライドに対して前後に動 かすように改造されたことを特徴とする、請求の範囲第11項記載の装置。 13.該シーリング液を、該キャビティの向かい合った両開口端に近接した該ス ライドに加えることを特徴とする、請求の範囲第12項記載の装置。
JP9536585A 1996-04-12 1997-04-11 ヒト又は動物の細胞試料の処理方法及び処理装置 Pending JP2000508423A (ja)

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