JP2000508139A - ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム - Google Patents

ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム

Info

Publication number
JP2000508139A
JP2000508139A JP9535003A JP53500397A JP2000508139A JP 2000508139 A JP2000508139 A JP 2000508139A JP 9535003 A JP9535003 A JP 9535003A JP 53500397 A JP53500397 A JP 53500397A JP 2000508139 A JP2000508139 A JP 2000508139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
terminal
central computer
command
computer system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9535003A
Other languages
English (en)
Inventor
ジョンストン、ウイリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
British Telecommunications PLC
Original Assignee
British Telecommunications PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by British Telecommunications PLC filed Critical British Telecommunications PLC
Priority claimed from PCT/GB1997/000713 external-priority patent/WO1997037475A1/en
Publication of JP2000508139A publication Critical patent/JP2000508139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 中央計算機システムと遠隔端末との間で遠隔通信網上での通信の方法である。遠隔端末にはローカルなデータ記憶用の記憶手段が含まれる。遠隔端末と中央計算機システムとの間の接続に対する帯域幅要求を低減するために、中央計算機システムはできれば遠隔端末用のコマンドを送ってデータそれ自体を送るのでなく、ローカルに記憶されたデータを表示するようにする。加えて、遠隔端末は例えばマウスをクリックすることによりコマンドが入力される場合にはスクリーンポインタの位置に関する情報だけを用意する。このようにして帯域幅要求はさらに減らされ、その理由はポインタの位置について中央計算機システムを常に更新する必要がないことによる。

Description

【発明の詳細な説明】 ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム この発明は、遠隔通信網を介しての通信の方法、とくに中央計算機システムと 遠隔端末との間の通信に関する。 現在多くの関心を集めていることに“teleworking:テレワーキング”すなわ ち、中央計算機施設から遠くで(一般には在宅日に家から)計算機諸施設を使用 することができるというアイデアとか、また、移動中にこの種の施設へアクセス することができる状態がある。 “遠隔アクセスソフトウェア;remote access software”と普通に言われてい るソフトウェアが開発されてきており、計算機モデム接続を経由してローカル計 算機から遠隔計算機上で運行している応用プログラムを使用者が制御できるよう にしている。しかしながら、このようなモデム接続は比較的小さな最大帯域幅( すなわち、単位時間当りに伝送できるデータ量)をもっているので、このような ソフトウェアはときとして実用的ではないくらいゆっくりと動作する。この問題 は応用プログラムがGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)環境で 実行しているときにとくに顕著で、この場合はグラフィカル表示に関係するデー タの大きな量を転送しければならないのである。 この発明によると、中央計算機システムと遠隔計算機端末との間で遠隔通信網 を介しての通信の方法が提供されていて、この端末には記憶手段が含まれており 、この方法の構成は: この記憶手段に応用プログラムの実行前にその応用プログラムと関係するデー タをロードし; 該端末と該中央計算機システムとの間で該網を経由して接続を確立し; 該中央計算機システムから該網を経由して該端末まで指令を送って該端末が該 記憶手段から特定のデータを読出すようにし;また、 該指令(コマンド)と該特定のデータとをして、該データを送るのに必要とさ れていたよりも少ない伝送帯域幅が該指令を送るために網上で必要とされるよう にさせることを含む。 この発明の第2の特徴によると、遠隔計算機端末と遠隔通信網を介して通信す るための計算用手段が提供されており、この計算用手段は処理手段があって、遠 隔端末の制御の下に応用プログラムを実行するようにされ、また遠隔端末からの 指令に応答して遠隔端末に指令を送って、遠隔端末内に記憶されたデータへの遠 隔端末によるアクセスを生じさせるようにしている。 この発明の第3の特徴によると、遠隔計算用手段と通信するためのトランシー バ手段と、処理手段と、該処理手段を制御するためのデータ入力手段とプログラ ム記憶手段とを有する計算機端末が提供され、該処理手段は: 初期データを含むプログラムの記憶手段からプログラムを検索し; トランシーバ手段によって指令を遠隔計算用手段に送り; トランシーバ手段の手段によって指令を受けて、初期データで動作するために 受けた指令に応答するようにされている。 応用プログラムとコマンドとは、表示手段上での画像の生成を制御してよい。 したがって、応用プログラムの実行に先立って記憶手段に画像データをロードす ることによって、グラフィカルデータを大量に送るために網帯域幅を使用するこ とがいつも必要とはならない。一般に“スクリーン”のサブセットで応用プログ ラムにより使用されることになるものは記憶手段に予めロードされるので、指令 だけと、それに表示手段上で表示される画像にとって求められるほんの小さな修 正とが網上で送られる必要がある。この画像データはテキスト、グラフィックス 、もしくは他のデータであってよい。 この発明はまた表示手段上に直接に表示されていないデータを処理するために 使用してもよく、例えばデータの訂正または更新ができるようにし、この方法は 次の段階を含むことになる: 中央計算機システムから遠隔端末へデータを送ること; 後の使用のために遠隔端末においてデータの複製版を記憶すること; 中央計算機システムにおいて記録を作り前記データが遠隔端末へ送られたこと を識別するようにすること; もし遠隔端末が後にデータを要求する場合は遠隔端末に記憶したデータの複製 版にアクセスすること。 一般にこの記憶手段はハードディスクドライブ、プログラマブルROM(読取 り専用メモリ)もしくは電池でバックアップしたRAM(ランダム)アクセスメ モリ)のような不揮発性記憶手段となろう。 この発明は、かなりのデータ圧縮を生み出すことができ、したがってディジタ ル移動電話システムで提供されるような移動電話接続上で使用するのにとくに適 している。現状ではこのような接続の最大帯域幅は9.6kビット/秒であり、 これはこれまでの遠隔アクセスソフトウェアで使用するには実用的でないことが 見付けられていたが、この発明の方法には適切となろう。さらに、GSM(Glob al System for Mobile communication,移動通信用グローバルシステム)網上で 提供されるデータ伝送サービスは近いうちに“ペイ・パー・パケット,パケット 単価支払方式”で使用できるようになり、使用者は接続が維持されている時間の 長さとは無関係に、送られるデータの量に従った支払いをすることになる。この ように、この方法は端末と中央計算機システムとの間で確立される接続にディジ タル移動電話網上の接続を一緒にさせることを含むようにするのがよい。 中央計算機システム上で実行する応用プログラムの制御の下でコマンドが送ら れるのが望ましい。したがって、遠隔端末は単に表示手段と、ユーザ入力手段と 、記憶手段と、必要とされるハードウェアでこれらの部品を相互接続しかつ中央 計算機システムと通信をするものとで構成されればよい。応用プログラムは中央 計算機システム上で実行され、遠隔端末上では実行されないから、端末ではほん の僅かな処理能力だけが必要とされる。とくに、処理の結果だけが使用者に戻る ことを必要としている。したっがて、端末は廉価でしかも軽量であり、典型的な 今日のノートブック計算機よりも電力消費が少ないことになる。さらに必要とさ れる処理能力の等級を高めることは中央で実行でき、端末のグレードアップは必 要としない。もっとも新しいか修正されたデータが新応用を支援するために記憶 手段内にロードされることを要するような場合は除かれる。 コマンドはキーボードのような通常の入力デバイスを用いて遠隔端末で入力で きる。遠隔端末が“マウス”やカーソルキーのようなポインテングデバイスを含 み、しかも表示手段がポインタ(もしくは“カーソル”)を表示するようにされ ていて、ポインタがポインテングデバイスの制御の下に移動可能であるような応 用では、この方法はポインタの位置に関する情報を中央計算機に送る方法を都合 よく含んでいて、端末の使用者が中央計算機システムによる実行を要求するコマ ンドを発行したときに限っているのである。一般にこのようなコマンドは“ドラ グ”動作の際にマウスボタンをレリーズ(解放)することによって発せられる。 このやり方では、マウスまたはポインタの現在位置の不必要な伝送によって伝送 帯域幅が取り上げられることがない。ポインテングデバイスの位置と表示上のポ インタの位置との間の相関関係は遠隔端末によってはとられて、動作が中央計算 機システムによって行なわれる必要があるときに限り(すなわちコマンドが発せ られるときに限り)情報を中央計算機システムに送ることが必要とされる。さら にこれがこの発明についての帯域幅必要性を減らしている。 文書(テキスト)が例えばキーボードによって入力される場合には、この方法 は端末から中央計算機システムへもしくは逆のブロック方向にあるいは両方に文 書を伝送することを含めるのが好ましい。端末内にいくつかの文字(例えば、文 書の一行全文とか、頁全体とか)が累積されるまで文書をバッファすることによ り、この文書をもっと効率よく、とくに必要とされる制御文字の数を減らすこと によって、また伝送前に誤りが補正されるようにして送ることができる。バッフ ァすることの適切な量はシステムの個々の特性に依存することになり、とくに使 用者端末内のバッファメモリの容量とデータが結果的に送られる場合に含まれる 遅延の量(送られるべきデータ量に依存する)に依存している。 このシステムは中央計算機により記憶されるファイルの主版(マスターバージ ョン)からのデータファイルをアクセスすることと、後の使用のためにこのテー タの複製を記憶することと、このような複製が記憶されているので同じデータを 後のセッションで再び送る必要が排除されることとを中央計算機において記録す ることが使用者端末にできるようにする機能を含んでいるのが好ましい。複製版 内のデータへの修正は中央計算機に通信されて対応する修正が主版にもできるよ うにしてよい。好ましいやり方として、中央計算機はこのような複製の存在記録 を消去もしくは修正するようにされていて、複製版で遠隔端末に記憶されている ものが中央計算機内に記憶されている主版と対応しなくなった場合にそれを行な う。これは例えば、複製が上に書き込まれたか、あるいは主版が他の使用者によ って修正されたかが原因で生ずる。代って、使用者端末は中央計算機内のデータ の現在の状態をチェックできて、例えばローカル端末に記憶された版番号を中央 計算機内に記憶した版番号と比較することによってチッェクできるものとする。 初期データは中央計算機システムからのデータをダウンロードすることにより 記憶手段内にロードされるのが好ましい。これは遠隔通信網オペレータ(又は第 三者)により提供されるサービスであってよく、端末使用者はその者達の端末内 に記憶された情報を更新して、中央計算機システム上で使用可能な、異なるある いは更新された応用プログラムの利点を採用することができるようにする。さら に、データは後でダウンロードすることができるのであり、使用者端末からの特 定のコマンドに適うような要求にそうか、あるいは通信リンク内の予備の容量を 用いるかして、後からそれが要求されることを予想してされることである。 ときとして、端末上で画像表示が使用者によって始動されることがある。この 典型的な場合は端末が先ず中央計算機システムにアクセスしようとしている場合 で、何らかの歓迎もしくはメニュスクリーを表示する必要がある場合である。こ れが起るときは、表示される画像に関係する情報が中央計算機システムに対して 用意される。これが中央計算機システムをして遠隔端末の状態と同期させること になり、それによって端末を経て使用者により発せられたどんなコマンドも正し く解釈できるようになる。 この発明のシステムは中央計算機上の適当なオペレーテングシステムを用いて 運行でき、例えばSolaris 2.5 UNIXプラットホームとか、Microsoft“Windows N T 4.0”オペレーテングシステムが、Microsoft“Windows 95”のような両立性の あるシステムの下で動作する使用者システムと一緒に用いられる。ダイヤル式サ ーバ機能がすでにこれらのシステム上では使用可能とされており、どのプロトコ ルの下で動作し、またどのように構成されるべきかを使用者が特定できるように する。1つの適当なプロトコルにHTTP(Hypertext Transfer Protocol)が ある。この発明は、こういった既存システムに対して少量の処理を使用者端末で 実行することを加えることにより実現でき、転送されることになるデータ量を減 らすようにできる。とくに、しばしば使用するある種のデータ、例えば応用スク リーン、を複製することにより、必要に応じてこのような情報だけを交換してデ ータを修正し、それによってデータの両方のコピィが一致を保つようにする。 このやり方では、システムは使用者に対しては通常のやり方で中央計算機上で応 用が運行されているように見えるようにすることができるが、非常に少量のデー タ転送が使用者の端末と中央計算機との間で必要とされることになる。 中央計算機と遠隔端末との間のインターフェースは遠隔端末の形式に従ってコ マンドを正しく傍受して処理するように構成されていなければならない。CGI (Common Gateway Interface)機能はクライアント識別ができ、通信が確立され ている遠隔端末の特性と能力とを含めた識別ができる。 この発明をここで例として図面を参照して記述して行く。 図1は中央計算機システムと遠隔端末でこの発明によるものの模式的な構成図 である。 図2はこのシステム若干の機能素子の模式的構成図である。 図3はこのシステムの動作を示す流れ図である。 図4は図3を修正した流れ図である。 図1を参照すると、遠隔端末2はディジタル通信リンクを経由してGSM形ト ランシーバ(Tx)4に接続されている。トランシーバ4はGSM基地局(BS )6で遠隔通信網(一般に8としてある)の一部を形成しているものと通信する 。 端末2は処理部10,表示手段12,記憶手段14及び使用者入力手段15で 成る。入力手段15は位置トランスジューサ(例えば計算機の“マウス”)16 と入力コマンド手段、たとえば“クリック”ボタン17aとしてマウス16にあ るものとかキーボード17bを含んでいる。制御手段10はトランスシーバ4に 直列データリングを経て接続されている。 通信網8に接続されているものとして、あるいはその一部を形成するものとし て中央計算機システム18もある。ここで中央と呼んだが、中央計算機システム 18は実際にはいくつかの分散された計算機システムで成り、それらが遠隔通信 網の別々な地理的位置に置かれていてよい。中央計算機システム18は、とりわ け、記憶手段20を含んでおり、それが1又は複数の応用プログラムと使用者デ ータを保持していて、また処理手段22があって通信網8上で受けた入力に応答 してコマンドを生成する。処理手段22はバッファメモリ24を含んでいてコマ ンド入力を記憶し、またデータ圧縮プロセッサ26を含んでいていくつかのコマ ンド入力を組合せて計算機18へ送ることと、そこでの処理に適した形としてい る。同じように、圧縮された画像コマンドデータで計算機18から受けたものは 解圧縮プロセッサ28によって圧縮が解かれて、表示手段12により表示される 。 使用に先立って、使用者端末2の記憶手段14は何がしかの応用プログラムで ロードされて、それが計算機システム18と協働できるようにされる。 使用にあたっては応用が計算機システム18内で呼出されるが、それにはトラ ンシーバ4、基地局6及び網8を経由した端末2からのコマンドの伝送が使われ る。一般にこの応用は、使用者が“歓迎スクリーン”の形式で表示手段12上に 表わされた情報に応答した後に確定されることになる。歓迎スクリーンは記憶手 段14内に局部的に記憶され、使用者が実行のために選んでもよい応用プログラ ムのメニュを含んでいる。歓迎スクリーンは通常のシステム、すなわち中央計算 機と直接接触をとるものの使用者が最初にスイッチをオンにしたときに見ること となるスクリーンをエミューレートしなければならない。この使用者の選択は表 示手段12で表示された歓迎スクリーンと関連して入力手段15を用いて行なわ れる。使用者が応用プログラムを選ぶときには、恐らくは歓迎スクリーン上のア イテムをマウス17aを用いてクリックするか、あるいはカーソルキーとキーボ ード17bを用いてメニュ選択をするかして行なわれ、そのときは遠隔通信接続 が中央計算機システム18に向けて確立されて、それからコマンドがその計算機 システムに送られて、処理手段22が選ばれた応用プログラムの実行を始動する ようにさせる。 初期段階として、中央計算機システム18は接続がとられている使用者端末2 を識別しなければならず、好ましいのはCGI機構を用いることによるものであ る。これは中央計算機システム18が使用者端末2に従ってその動作を構成でき るようにし、とくに、いま記憶手段14内に記憶されている情報、その通信能力 (とくにそれが受信できる最大ビットレート)及び中央計算機システム18によ り記憶されているデータについての何らかの使用者特有の承認事項(例えば読取 りに限る)の下で動作しているオペレーティングシステムに従う。 この使用者は例えばパスワードを入力することにより、手操作での自分の識別 子を確定することを求められることになろう。 応用が中央計算機システム18上で始まると、端末2は中央計算機システムに よって命令されてローカル記憶手段14から適当なスクリーンを検索して表示手 段12上でそれを表示する。このスクリーンは中央計算機システム18の処理手 段上で実行されている応用プログラムと関係している。したがって、この使用者 にはローカル端末上で運行している応用がどんなふうになっているかが示される のであって、事実、応用が中央計算機システム処理手段22上で運行しており、 またこの段階に到達するまでにデータの最小量が中央計算機システム18と遠隔 端末2との間で送られたのである。この時点以降は、応用の実行の間に、中央計 算機システムは(どのスクリーンが遠隔端末によってすでにローカルに保持され ているかについての先行知識を有して)グラヒックデータもしくは“画像コマン ド”を送り、新しいスクリーンの表示もしくは現在表示されているスクリーンの の修正を必要時に必要に応じて行なうようにする。一般に、遠隔端末2は応用プ ログラムによって求められる最も普通のスクリーンを少くとも予めロードされて いることとし、それによって極くまれにだけ確立された接続上で多量のデータを 送ることが必要となるようにする。 遠隔通信リンク8,6,4内の予備の容量は、グレードアップ、新スクリーン 及び他のデータに関するデータを後にそれが求められることを予期して、記憶手 段14内に記憶するために、使用可能な記憶手段14内の容量に従って、送るの に使用できる。これが結果的に必要となってときのデータへの一層早いアクセス を可能としている。 遠隔端末2はマウスとポインタの動きについての全詳細を送ることをせず、コ マンドが入力されたとき、例えばマウス17a上でのクリックによるか、キーボ ード17b上の“入力”キーが押されることによる入力があるとマウス/ポイン タ座標を送るだけである。これが中央計算機システム18と遠隔端末2との間で 確立された接続に対する帯域幅要求を減らし、併せて、中央計算機システム18 が、ある応答がそこから求められている瞬間に、遠隔端末の現在の状態を追跡す ることをできるようにしている。中央計算機18と端末2とは例えばスクリーン 上のアイテムについての“ドラッギング(表示上での移動)”を達成するために 、それらの間でドラグ動作の終りの座標だけを送り、ドラグ動作の際に変更され な ければならない表示手段上の特定ピクセルの全部の更新を送らないように動作で きる。これらの座標を用いて、中央計算機システム18の処理手段22と遠隔端 末2とは次にこの動作の終りでスクリーンがどのように現れるかを計算して、同 期を回復し、とくに中央計算機システム18の処理手段22が遠隔端末から受け た後のコマンドを正しく解釈できるようにする。 図2は計算機端末2と中央計算機18とをもっと詳細に示し、画像を更新する ために必要な機能素子のある種のものを含めてある。これらの機能素子は計算機 端末2と中央計算機システム18上で運行するように構成されたソフトウェアと して実施されることになる。 入力装置15(マウスとして例示)は位置トランスポンダ16とコマンド入力 装置でマウスの“クリック”ボタン17aのようなものとを含んでいる。普通と されているように、マウスの動きは表面上でマウスの動きに応答するトランスジ ューサによって追跡され、それがベクトル変換部30によって動きベクトルに変 換される。その先では、これらベクトルが位置判断部32で位置座標に変換され る。位置判断部32からの出力は画像生成部34に送られ、そこには表示装置1 2上の適当な位置でカーソル44の画像を生成するために必要な機能を備えてい る。画像生成装置34は、後述のように、他の入力も備えている。 使用者はあるコマンドが実行されるべきことを示す動作を実行するときは(例 えば、クリックボタン17aを押すか、キーボード上で戻りキーを押すかによる )これが“送り”機能36によって検出され、それが位置判断機能32により判 断されるところによりカーソルの現在の位置を検索し、この位置を通信リンク4 ,6によって中央計算機システム18に送る。中央計算機システム18では、位 置更新機能38が位置情報に応答してカーソルの位置を識別し、表示装置12上 に表わされた画像の記憶されている版(バージョン)で中央計算機内でメモリ4 6内に記憶されているものを更新する。更新情報を送り機能36という手段によ って送る動作はメモリ46内に記憶された画像を修正して、表示装置12上に表 示されていものと整合をとるようにする。こうして、マウスの動作が実時間でロ ーカルに追跡されるが、中央計算機では不連続に追跡される。 位置更新機能38によって記録された修正を加えた画像は処理部22に送られ 、 そこは修正を加えた画像によって表わされた入力に従って動作する。例えば(ボ タン17aを用いる)“クリック動作”はカーソル44が特定のアイコンを表示 しているスクリーンの領域内にある場合には、そのアイコンと関係する処理が実 行されるようにする。このプロセスはそれ自体がメモリ46内に記憶されている 画像をさらに修正させることになってもよい。これは選ばれているアイコンにハ イライトをつけるような小さな変化であるとか、呼び出された全く別の画像を要 求するとかでよいし、“クリック”をオンとしたアイコンによって表わされる機 能に依存している。修正された画像の生成はまた画像コマンド部40を励起し、 これが表示手段12上に表示された画像をどのように修正してメモリ46内に記 憶されている新しい画像と整合するようにするかを決める。この修正は次のよう になろう。 例えばアイコンを修正して画像の関連部分を修正する; シフトとか拡大とかのような既存の画像上での他の動作を実行する; メモリ14から新しい画像を検索する; 主計算機から新しい画像、もしくは部分画像、をアップロードする。 一般に、これらの最後のものだけが画像データを必要とし、簡単なコマンドと 違って、主計算機から送られることになる。 コマンド部40は適当な画像コマンドを生成し、遠隔端末2に向けてそれを送 り、この画像コマンドが画像コマンド受信部42で受けとられる。この画像コマ ンドは次に画像制御部34に送られ、そこでは求められている画像をメモリ14 から検索し、求められている修正された画像(すなわち、変更した画像要素、移 動もしくは拡大された部分、もしくはメモリ14又は46から検索された全く新 しい画像を供えたもの)を生成して、表示部12上に表示された画像を修正して 、中央計算機システム18内のメモリ46に記憶されているものと再び整合をと るようにする。 このプロセスはメモリ46と表示手段12とに追跡変更を生じさせ、この変更 は相互に行なわれ、データ入力手段15という手段によるか又はプロセッサ22 の動作の結果としてかの何れかであり、入力手段15と表示手段12との間の相 互作用は計算機のローカルプロセッサとの相互作用をエミュレートし、画像毎 (ピクセル毎)の情報が狭帯域幅通信リンク4,6上で伝送される必要がないよ うにすることが分ると思う。とくにデータ入力手段17a上の“クリック”の間 のマウスの移動といったわずかな変化が依然として表示手段12上に表示されて 、使用者がカーソルがどこにあるかを見れるようにするが、そういったものは中 央計算機システム18内の画像46内には記録されず、“クリック”のときの位 置だけが記録される。 図3はデータが(画像データまたはデータファイルのいずれかが)メモリ14 ,20からアクセスできる1つの方法を流れ図の形で示している。要求が例えば コマンドを送ることによって使用者により行われてデータファイルへアクセスす るときは(段階101)、中央計算機システム18は一般に自分の記憶手段20 からファイルのコピィを検索することを求められて、コピィを通信リンク4,6 を介して端末2へ送る(段階113)。しかしながら、中央計算機システム18 は、それがコマンドを受けるときは、まずそれを評価して(段階102,105 ,106)、遠隔端末に要求された情報を送る必要があるか、あるいは遠隔端末 2によってすでに保持されている文書についての参照事項だけを送る必要がある かを判断する。要求されているデータ転送の量を最小とするために、転送される いずれのデータもが端末の自身の記憶手段14内にも記憶され(段階116)、 この記憶の事実は中央計算機記憶手段20内に“フラグ”として記憶される(段 階114)。後続のセッションで、もし使用者が同じファイルへのアクセスを求 めるとすると、中央計算機システム18は記憶手段内での“フラグ”の存在から 使用者端末がすでにこのデータを有していることを識別し(段階105)、それ によって同じデータの不必要な再伝送を回避するようにする。 このようなファイル内のデータに対して使用者によりされた修正は、使用者が オンラインにある間に両方のコピィ上で実行される(段階117)。もし、第1 の使用者がオフラインの間に、他の使用者が同じデータに対して書込みアクセス をしていると、そのような他の使用者によって中央記憶手段20内のコピィに対 して行なわれる修正は第1の使用者がもはや現在版をもたないことを示すために 、“フラグ”を消去させることになり、修正版はダウンローデングを必要とする ことになる。もっとも第1の使用者が将来のセッションでデータファイルを要求 す る場合のことではある。文書の重要な部分が変っていない場合には、別のフラグ がデータ上に置かれて、中央計算機システム18に命令をして使用者端末2に対 して修正命令だけを送るようにさせてもよい(段階108)。 中央計算機のデータメモリ内の“フラグ”は無論、使用者に固有のものであり 、別の使用者は同じデータを別な時間にアクセスすることになるので、従って別 の版でローカルに記憶したものをもつことになる。 端末2内のデータメモリの容量は制限されていてよく、したがって記憶された データは新データによって定期的にオーバーライトされることを要するものでよ い。このような場合には、“フラグ”で中央計算機18内に記憶されているもの は正しくないことになる。オーバーライトが行なわれるときは、遠隔端末2は信 号を中央計算機18に送って“フラグ”を除去するように命令する。代って、あ るいは安全対策として、もし端末2が検索要求に応答して、メッセージを受け、 それが、データはフラグを立てられてはいるがしかし端末が自分のメモリ14内 でデータを見付けられないことを示していれば(段階110a/b)、フラグの 存在に拘らずデータがダウンロードされることを要求してもよい(段階111) 。 別なやり方では、中央計算機内に記憶されたフラグが最新の更新(例えば“版 番号”のようなデータ修正の都度1だけ歩進するもの)の時刻を示す。このフラ グはデータのローカルに記憶された版(バージョン)と一緒に記憶されているフ ラグと比較され(段階207)、もしそれらが対応しなければ、これは更新が求 められていることを示す。更新情報は中央計算機内に記憶されてよく、この更新 情報は各フラグ値に対応するバージョンからデータを最新のバージョンに変換す るのに必要な訂正を明らかにしている。したがって、すでに保持されているデー タを修正するために必要とされるようなデータだけが送られる必要がある。この やり方では遠隔端末はフラグ値の比較から更新が求められているかどうかを識別 し、中央計算機内に保持されているフラグ値は使用者に固有のものである必要は ない。 図3と4の流れ図をここで詳細に記述して行く。使用者がデータを要求する場 合(段階101)、この要求は中央計算機18に送られる。中央計算機は要求さ れているデータを識別し(段階102)、使用者がそのようなデータへのアクセ スを許されているかを先ずチェックする(段階103)。実際にこれが許されて いなければ、アクセス特権が不十分なことを理由としても、要求は拒否される( 段階104)。いままでと同じように、データが他の使用者によってすでに使用 されていれば、新しい使用者には読出し専用コピィを作る可能性か、または現在 の使用者がその者のセッションを完了したときにダウンロードされたデータを持 つ可能性かが与えられる。 アクセスが許されていれば、中央計算機システム18はそこでフラグの存在を チェックする(段階105)。フラグが何もなければ、計算機18は次に要求さ れたデータを検索して、それを使用者に送る(段階113)。データは端末2の メモリ14内に記憶され(段階116)、また(図3のプロセスでは)中央計算 機18のメモリ20内のフラグがこの事実を記録するために作られる(段階11 4)。 図3に示した版(バージョン)は、もしフラグがすでに存在していれば(段階 105)、そのときはシステムは先ずフラグが使用者によって現在記憶されてい る版が最新版でないことを示しているような“更新”フラグであるかどうかを見 る。もし“更新”フラグが存在しなければ、これは使用者によって記憶されてい る版が中央メモリ20内のものと同じであることを示す。この場合に中央計算機 18は使用者端末に命令を送り(段階107)端末2のデータメモリ14内にす でに記憶されているデータの版を使用するようにする。もし更新フラグが設定さ れていれば、中央計算機システム18は命令を送って、先ず使用者が最後にデー タにアクセスした以降にされた変更を反映するように現在版を修正し(段階10 8)、次にこの修正版を使用するようにする。 要求されたデータの版が使用者端末内に存在することをフラグが示している2 つのいずれの場合も、使用者端末はメモリ14内に現在記憶されているデータの 版を検索する(段階109a,109b)。使用者端末2は次にチェックをして (段階110a,110b)メモリ14内にある版が現在版かどうかを見ること になり、段階107/108での中央計算機から送られた命令に従うことになる 。 データが存在しなければ(例えば、もっと最近のデータに道を譲るためにオー バーライトしたとか、破壊されているとかいう理由による)、そのときは“見付 からず(not found)”信号が中央計算機18に送られる(段階111)。このよ うな信号を受信すると(段階112)、中央計算機18は関連のデータを検索し てそれを使用者端末2へ向けて送ることがその使用者に対するデータ上にフラグ がなかったときと同じ方法で行なわれる(段階113)。このデータを使用者に 送ると、使用者フラグは訂正されて(段階114)、その使用者がデータの現在 版を今ではもっていることが明らかとなる。 もし使用者端末2がメモリからデータを検索するのに成功すると(段階110 a,110b)そのときはデータが更新され(段階115)、もしあれば、中央 計算機18から送られた更新命令が使用される(段階108)。更新版はメモリ 14に記憶され(段階116)、そこに記憶されていた先行版をオーバーライト する。 メモリから検索されるか(段階109a)、新しく検索されるか(段階113 )、あるいは更新されるか(段階115)した版は次に遠隔端末2によって使用 できる(段階117)。上述したように、データファイルに対してされる変更は 中央計算機18に送り戻すことができ、訂正を中央計算機にある対応するデータ ファイル20内に記憶できる(段階118)。もし何らかの訂正がされると、他 の使用者に対応しかつそのデータファイルに関係するフラグが訂正されて前記の 現在版をもうもっていないことを示す。 図4に示す代りのプロセスでは、図3のものと対応する段階には同じ参照番号 を付してあり、中央計算機8は使用者端末2がすでにデータを得ているかどうか を示すフラグの存在に応答する(段階105)。(このバージョンでは、フラグ は使用者端末2内のメモリから検索されてもよい)。フラグが存在しなければ、 中央計算機は図3のようにデータを送る(段階113)。しかしフラグが存在す れば中央計算機は次に版番号を送る(段階206)。これが使用者端末2内に記 憶されている版番号と比較される(段階207)。もし対応していれば、使用者 端末内のデータが最後に修正されたことを理由に、中央計算機内のデータが修正 されていなかったことを示し、使用者端末はそれが現在記憶している版を使用で きる(段階117)。もし両者が対応していなければ、使用者端末2は自身の版 番号を送信し(段階208)、それが中央計算機によって使用されて、使用者端 末2によって識別される版に固有の更新用データを検索するようにし(段階20 9)、これが使われて中央計算機22内のデータの新しい方の版に対応するよう にその版を訂正する(段階211)。このデータは、使用者端末に送られ(段階 210)、すでにそこに記憶されているデータを更新するために使用される(段 階211)。これは訂正が全く些細なものとなろうから全データファイルを再送 信して旧版をオーバーライトするよりももっと効率的である。 改訂版は使用者メモリ14内に記憶され、また使用者によりされた何らかの訂 正が中央計算機22へ送り戻され(段階117)て、新版として記憶するように し、版番号を歩進させる結果を生じさせ、それによって他の使用者がその現在の 使用者によって生成された新しい更新データを受けられるようにする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中央計算機システム(18)と遠隔計算機端末(2)との間の遠隔通信網 (4,6,8)での通信の方法であって: 応用プログラムの実行に先立ってその応用プログラムと関係するデータで記憶 手段(14)をロードし; 端末(2)と中央計算機システム(18)との間で網(4,6,8)を経由し て接続を確立し; 中央計算機システム(18)から網(4,6,8)を経由して端末(2)まで コマンドを送って端末(2)が記憶手段(14)から特定のデータを読出すよう にし; 該コマンドと特定のデータとをして、そのデータを送るのに求められていたよ りも少ない伝送帯域幅がコマンドを送るために網(4,6,8)上で必要とする ようにさせることで成る方法。 2.中央計算機システム(18)上で実行される応用プログラムの制御の下に コマンドを送ることを含む請求項1記載の方法。 3.端末と中央計算機システムとの間で確立した接続がディジタル移動電話網 を通る接続と協働する請求項1又は2記載の方法。 4.応用プログラムとコマンドとが表示手段(12)上で画像の生成を制御す る請求項1ないし3のいずれか1項記載の方法。 5.端末がポインテング装置(16)を含み、かつ表示手段がポインテング装 置(16)の制御の下に移動できるポインタ(44)を表示するようにされてい て、前記方法には、端末(2)の使用者が中央計算機システム(1.8)による 実行のためのコマンドを発したときに限り、ポインタ(44)の位置に関する情 報を中央計算機システム(18)に送ることを含む請求項4記載の方法。 6.端末(2)においてコマンドを発することにより表示手段(12)上に画 像が表示されるようにする段階と; 表示されている画像に関係した中央計算機システム(18)に情報を送る段階 と;前記情報に応答して中央計算機システムでコマンドを実行させる段階と; 中央計算機システム(18)から端末(2)へ画像変更データを送る段階とを 含む請求項4又は5記載の方法。 7.端末(2)から中央計算機システム(18)へ、もしくはその逆に、ある いはその両方について、ブロックで文書を送ることを含み、各ブロックは少くと も1つのキャラクタを表わすものである請求項1ないし6のいずれか1項記載の 方法。 8.中央計算機システム(18)からデータをダウンロードすることによって 記憶手段(14)内に特定のデータをロードすることを含む請求項1ないし7の いずれか1項に記載の方法。 9.中央計算機システム(18)から遠隔端末(2)へ向けてデータを送る段 階と; データの複製版を遠隔端末(2)内に後の使用のために記憶する段階と; 中央計算機システム(18)内に記録を作って、前記データが遠隔端末(2) へ向けて送られたことを識別するようにする段階と; もし遠隔端末(2)が後にそのデータを要求するときは、遠隔端末内に記憶さ れたデータの複製版をアクセスする段階とを含む請求項1ないし8のいずれか1 項記載の方法。 10.もし中央計算機システム内に記憶されたデータが遠隔端末に記憶されてい る複製版に対応するのが終ったときには中央計算機内の記録が訂正され;もし遠 隔端末がそのデータを後に要求するときには、遠隔端末(2)内に記憶されたデ ータの複製版を訂正して中央計算機システム(18)内に記憶されたデータと再 び対応させるようにする請求項9記載の方法。 11.中央計算機システム(18)と、遠隔端末(2)へコマンドを送るために 必要とされない遠隔端末(2)との間で確立した接続での容量が、その遠隔端末 (2)による後の使用のために記憶手段(14)に記憶するために遠隔端末(2 )に向けて、応用プログラムに関する別のデータを送るために使用される請求項 1ないし10のいずれか1項に記載の方法。 12.遠隔通信網(4,6,8)を介して遠隔計算機端末(2)と通信するため の計算手段(18)であって、遠隔端末(2)の制御の下に応用プログラムを実 行するようにされ、またその遠隔端末(2)に向けてコマンドを送るようにとの 遠隔端末(2)からのコマンドに応答して、その遠隔端末(2)内に記憶された データについてその遠隔端末(2)によるアクセスを生じさせるようにされてい る処理手段を有する計算用手段。 13.応用プログラムとコマンドとを記憶するための記憶手段と、遠隔手段の制 御の下に記憶手段(20)から応用プログラムを検索し、また検索された応用プ ログラムに従って遠隔端末からのコマンドに応答して記憶手段からコマンドを検 索し、該コマンドを遠隔端末に向けて送るようにされている処理手段(22)と を含む請求項12記載の計算用手段(18)。 14.記憶手段(20)がデータを記憶するための手段を含み、処理手段(22 )は要求があると遠隔端末に向けて前記データを送るようにされており、記憶手 段(20)は前記データが送られたことを記録するために励起可能な記録手段を 有しており、処理手段はこのデータに対する要求を識別するための手段を有して おり、さらに遠隔端末内のメモリからデータを検索するよう遠隔端末に対して命 令を送るために記録手段に応答する手段を含む請求項12又は13記載の計算用 手段(18)。 15.記録手段はさらに遠隔端末(2)に向けて送られたデータが記憶手段(2 0)内に記憶されたデータとはもはや対応しないことを記録するように励起可能 である請求項14記載の計算用手段。 16.応用プログラムとコマンドとが遠隔端末(2)の表示手段(12)上で画 像の生成を制御する請求項12ないし15のいずれか1項記載の計算用手段(1 8)。 17.遠隔計算用手段(18)と通信するためのトランシーバ手段(4)と、処 理手段(10)と、処理手段(10)を制御するためのデータ入力手段(15) と、プログラム記憶手段(14)とを有し、処理手段(10)が: プログラム記憶手段(14)から初期データを含むプログラムを検索し; トランシーバ手段(4)にある手段によってコマンドを遠隔計算用手段に送り ; トランシーバ手段にある手段によってコマンドを受け;また 受けたコマンドに応答して初期データで動作するようにされている 計算機端末(2)。 18.処理手段(10)がトランシーバ(4)によって受けたコマンドに応答し て記憶手段(14)からさらにデータを検索するようにされている請求項17記 載の計算機端末。 19.処理手段が遠隔計算機(18)に向けた通信リンク(4,6)を設定する ための設定手段を含む請求項17又は18記載の計算機端末。 20.表示手段を備え、かつ初期データとコマンドが表示手段(12)上の画像 の生成を制御する請求項17ないし19のいずれか1項記載の計算機端末。 21.位置トランスジューサ(16)と、この位置トランスジューサ(16)の 制御の下にポインタ(44)の位置を表示いるために表示手段(12)を制御す るための入力コマンド手段(17a,17b)とを有し、かつ処理手段(10) が入力コマンド手段(17a,17b)からの所定の入力に応答して遠隔計算機 (18)に向けてポインタ(44)の位置を送るようにされている請求項20記 載の計算機端末。 22.処理手段(10)が入力コマンド手段(17)から受けたコマンドを記憶 するためのバッファ手段(24)と、記憶したデータをトランシーバ(4)によ る送りのために圧縮した形式に変換するためのデータ圧縮手段(26)とを有す る請求項17ないし21のいずれか1項記載の計算機端末。 23.処理手段(10)が圧縮された形式でトランシーバ(4)によって受けた データを表示手段(12)による表示に適した形式に変換するためのデータ圧縮 手段(28)を有する請求項17ないし22のいずれか1項記載の計算機端末。 24.処理手段(10)がさらに遠隔計算機手段(18)からデータを受け、か つ後の検索のためにプログラム記憶手段(14)に該データを記憶するための手 段を含む請求項17ないし23のいずれか1項記載の計算機端末。 25.中央計算機(18)からデータを要求するための手段と、該データを受け るための手段と、該データの複製コビィを作って記憶するための手段と、中央計 算機(18)から受けた信号に応答して該複製コピィを検索するための手段とを 含む請求項17ないし24のいずれか1項記載の計算機端末。 26.中央計算機(18)から受けたデータに応答して複製コピィを訂正するた めの手段を含む請求項25記載の計算機端末。 27.図面を参照して記載したような中央計算機システムと遠隔端末間の通信方 法。 28.図面を参照して記載したような計算用手段。 29.図面を参照して記載したような計算機端末。
JP9535003A 1996-03-29 1997-03-13 ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム Pending JP2000508139A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96302272.8 1996-03-29
EP96302272 1996-03-29
PCT/GB1997/000713 WO1997037475A1 (en) 1996-03-29 1997-03-13 Communication method and system between host and remote workstation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000508139A true JP2000508139A (ja) 2000-06-27

Family

ID=8224871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9535003A Pending JP2000508139A (ja) 1996-03-29 1997-03-13 ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000508139A (ja)
AU (1) AU1935497A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111893A (ja) * 2000-07-26 2002-04-12 Nec Corp 遠隔操作システムとその遠隔操作方法、及び遠隔操作プログラムを記録した記録媒体
JP2007509408A (ja) * 2003-10-23 2007-04-12 マイクロソフト コーポレーション グラフィックスリモーティングシステムのための同期化されたグラフィックスデータおよびリージョンデータ
JP2007241736A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Victor Co Of Japan Ltd リモートデスクトップシステムのサーバ装置及びクライアント装置
JP2009116886A (ja) * 2008-12-01 2009-05-28 Fujitsu Component Ltd 画像表示方法及び画像表示プログラム
JP2014067311A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Fujitsu Ltd システム、端末装置および画像取得方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111893A (ja) * 2000-07-26 2002-04-12 Nec Corp 遠隔操作システムとその遠隔操作方法、及び遠隔操作プログラムを記録した記録媒体
JP2007509408A (ja) * 2003-10-23 2007-04-12 マイクロソフト コーポレーション グラフィックスリモーティングシステムのための同期化されたグラフィックスデータおよびリージョンデータ
JP2007241736A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Victor Co Of Japan Ltd リモートデスクトップシステムのサーバ装置及びクライアント装置
JP2009116886A (ja) * 2008-12-01 2009-05-28 Fujitsu Component Ltd 画像表示方法及び画像表示プログラム
JP4634499B2 (ja) * 2008-12-01 2011-02-16 富士通コンポーネント株式会社 画像表示方法及び画像表示プログラム
JP2014067311A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Fujitsu Ltd システム、端末装置および画像取得方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU1935497A (en) 1997-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020174206A1 (en) Web-based file manipulating system
US6023268A (en) Reducing latency while downloading data over a network
JP3335801B2 (ja) 異種ファイルへのアクセスを可能とする情報処理システム及びその制御方法
US6493743B2 (en) PDA workspace interface using application icons for downloading remote user file
US6892381B2 (en) Updating a device driver with mechanism employing two files one containing changes (variable file) and a file containing unchanged code (invariable file) downloading both to update
US6343316B1 (en) Cooperative work support system
US6473783B2 (en) Method and apparatus for sharing peripheral devices over a network
US6724399B1 (en) Methods and apparatus for enabling keyboard accelerators in applications implemented via a browser
JP4235300B2 (ja) 通信システム
US6073214A (en) Method and system for identifying and obtaining computer software from a remote computer
CN112445579B (zh) 零终端数据处理***及其文件复制方法、装置
US20020026474A1 (en) Thin client for wireless device using java interface
JP2002533838A (ja) クライアントサーバーでダイナミックなファイルアクセスを行うシステムと方法
US9495323B2 (en) Copying data onto an expandable memory
EP1015967A1 (en) Method and system for synchronized acquisition, processing and sharing of instrumentation data and for synchronized control in a client-server network
CN100395705C (zh) 通过外设向主设备提供软件的装置及其方法
US7506033B2 (en) System and method for remotely accessing a client in a client server environment
JP2000508139A (ja) ホストと遠隔ワークステーションとの間の通信方法及びシステム
JPH08263409A (ja) 通信ソフトウェアダウンロード方法及びシステム
WO1997037475A1 (en) Communication method and system between host and remote workstation
JP3143640B2 (ja) 分散処理型ファイル転送方式
JP2000082003A (ja) 異種ファイルへのアクセスを可能とする情報処理システム及びその制御方法
CN113422791A (zh) 云服务配置方法和装置、电子设备以及计算机可读存储介质
CN114328272B (zh) 应用测试方法、装置、***和电子设备
JPH1011192A (ja) 情報処理システム