JP2000506812A - ヘリコプターロータ用の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ - Google Patents

ヘリコプターロータ用の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ

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Abstract

(57)【要約】 ヨーク(24)と、駆動ハブ支持部材(12)を有する関節型ロータハブ・アッセンブリ(10)のための軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)であって、前記軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)は、ヨーク(24)とハブ支持部材(12)と共に設けられてロータハブ・アッセンブリ(10)のロータブレード・アッセンブリ(14)の配置の調整が可能であり、ベアリング焦点(30f)を画定する球状ベアリング表面(32s)を備えた中央ベアリング構成部(32)を有する。前記球状弾性弾性構成部(34)の各々は複数の弾性体と非弾力性のシム(36、38)の交互層を有し、前記弾性体と非弾力性のシムは曲面の中心CCを有し、当該中心はベアリング焦点(30f)と一致しており、その直径が順次増加するように設けられ、前記球状弾性構成部(34)のそれぞれに接合するベアリング・エンドプレート(40)を有し、前記ベアリング・エンドプレート(40)は前記ヨーク(24)とハブ支持部材(12)と共に装着され、これにより、前記中心ベアリング構成部は、回転方向に自動位置決めして、前記球状弾性構成どうし間で、荷重と運動が分配されるよう作用することを特徴とする軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘリコプターロータ用の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ 技術分野 本発明は、弾性ベアリングに関し、より詳細には、関節型ヘリコプターロータ ハブのための弾性ベアリングに関し、さらに詳細には、関節型ロータハブのロー タブレード・アッセンブリの多方向変位を調整するための軸対称弾性ベアリング に関する。 発明の背景 ヘリコプターのロータのハブは、航空機胴体に対し、トルクを発生し、各々の ロータブレードの遠心荷重に反作用し、揚力荷重を伝達するための基本構造のア ッセンブリである。 ロータ・ハブの一般的な種類は、ロータブレードの多方向変位の調節手段の特性 によって、関節型、無関節型、ベアリングレスタイプからなる。例えば、関節型 ロータハブは、ロータブレードの可動域を調節するためのベアリング部を1又は それ以上備えており、一方、ベアリングレスタイプのロータ・ハブは、一般的に 「フレックスビーンズ」と呼ばれて、関節型ロータ・ハブのベアリング部を機能 的に置換する、柔軟性のある構造体を用いる。 関節型ロータに分類されるロータとしては、球状の多積層弾性ベアリングを介 する複数のロータブレード・アッセンブリを駆動するための中央ハブ部材から構 成されるものが挙げられる。 さらに詳細には、ハブ部材は、複数の放射状スポークと、一対の放射状スポーク を構造的に相互接続する剪断セグメントとから構成される。各々の剪断セグメン トは、その対応するスポークと共に、ハブ部材の配置に応じて、垂直方向や水平 方向に構造体の環状物を形成する。各々の構造体の環状物は一般的なC字形のロ ータ・アッセンブリ・ヨークを装着し、ハブ部材の剪断セグメントを環状に取り 囲んでいる。ロータ・アッセンブリ・ヨークは、中間体と、一対の放射状アーム と、を含んでいる。当該中間体は、それぞれの環状構造体を通じて拡がり、当該 放射状アームは、剪断セグメントの一方の面に設けられている。ヨークアームの 中央寄りの端部は、それぞれのロータの基端部(ルートエンド)へ装着されるか 、又はその代わりに、中間部のカフ構造体に装着されており、球状の弾性ベアリ ングは、弾性の有るシムと、弾性の無いシムとが交互に形成されており、このベ アリングは、各ヨークの中間体と、連動ロータブレードの荷重と運動を調整する 剪断セグメントとの間に挿入されている。 遠心力は、弾性ベアリングにおける圧縮荷重として、すなわち、弾性ベアリン グの最内のベアリング・エンドプレートに対向するヨークの支持力として、ハブ 部材へ伝達される。弾性ベアリングの球面構造体はロータブレードへのトルクの 伝達を調整し、ロータハブへの揚力荷重の伝達のために供給され、ロータブレー ドの面内(エッジ方向)、面外(フラップ方向)及びピッチ変更(フェザリング )の各運動を調整する。米国特許第3,761,199号、第4,235,57 0号、第4,568,245号、第4,797,064 号および第4,930,983号には、前述の型である関節型ロータが図示され ており、これらの米国特許は、最新の技術を一般に開示する。 荷重の要求の他に、ロータハブ・アッセンブリの大きさ、例えば、ハブ部材の スポークとヨークの放射状アームとの間の空間の分割は、弾性ベアリングの外面 形状と共に、操作可能な動作の外面形状によって決められる。すなわち、ロータ システムのフラップ方向、エッジ方向、ピッチの動作は、クリアランス、例えば 、ヨークとハブ部材との間、を決め、一方では、弾性ベアリングの大きさが、ヨ ークとハブ部材の幾何学的形状の要件に影響する。例えば、妥当なクリアランス は、ヨークの放射状アームと、放射状スポークと、及び/又は、ロータハブのそ れぞれの剪断セグメントとの間に設けねばならず、当該クリアランスは、ロータ ・アッセンブリ・ヨークがブレード可動域のために外されるような相互間の妨害 を防ぐために設けねばならない。さらに、隣接のヨーク及び/又はヨークと介在 ロータブレード緩衝器は、ヨークの配置を調整するために充分に間隔を設けなけ ればならない。 弾性ベアリングに関しては、幾つかの要因が、内部の弾性積層の構造と幾何学 的形状を決定付ける。例えば、当該弾性ベアリングの内部の弾性積層の最小、最 大直径、コーン角度、厚みなどである。第1に、弾性ベアリングの所望の疲労寿 命は、弾性積層の必要な特性、例えば、ゴム硬度、剪断係数、許容剪断力など、 を決定するために確立されていなければならない。第2に、遠心的に誘発された 圧縮力は、弾性積層の内面半径と最小直径を決定するために考慮さ れる。すなわち、最小の圧力は、弾性積層に作用する遠心荷重と反作用すること が求められており、当該最小の圧力は、遠心力荷重の方向へ横切ることである。 第3に、横断荷重は、遠心力荷重と共に、コーン角度、結果として、弾性積層の 最大横断直径を決定するために考慮され、そのような当該横断荷重は、トルクや 揚力荷重によって作り出される。すなわち、最小支持コーンは、ゆがみ安定性を 設けることが求められており、当該ゆがみ安定性を設けるのは横断荷重が弾性ベ アリングへ作用するときや、横断配置と共に遠心力荷重が弾性ベアリングへ作用 しているときである。最後に、おそらく、そして最も重要なのだが、フラップと ピッチの変更動作のための予想される配置は、弾性層の剪断歪みの許容量以下に 維持されねばならない。当該配置は、ベアリング・アッセンブリの充分な寿命の 保障と早期破損を防ぐためである。それぞれの弾性層の剪断配置が、剪断許容量 に範囲内である限りにおいては、全体の配置は、複数の積層内において調整しな ければならない。従って、弾性ベアリングの全体の厚みは、フラップとピッチの 動作要求の一つの機能である。これらの設計規準は、以下に詳細に記述する。 前述の種々の規準は、相互に関連して定められ、そして全ての規準を満足する ことを保障するために相互に吟味されねばならないことが示されるであろう。例 えば、弾性ベアリングの厚みは、ベアリングの最大直径に影響を与え、当該厚み はフラップやピッチの動作要求によって優先的に決定されている。すなわち、ベ アリングの厚みが増すにつれて、支持コーンは、必要な横断剛性とフラップ方向 剛性を維持するために同様に大きくならねばならない。結果的に、 ベアリングの横断直径は、支持コーンによって画定される距離を拡げるために増 加しなければならない。 前述の規準に適合させるために、従来技術の弾性ベアリングの横断直径と焦点 距離は、ロータハブの設計の選択範囲を狭めてしまうという障害をもたらす。例 えば、横断直径が、増加するにつれて、ロータハブの放射状スポークとヨークの 放射状アームとの間の距離を弾性ベアリングの外面形状に合わせるために、増加 させなければならない。また、ハブ及び/又はヨークを拡大する必要があるので 、ロータシステムの重量及び空気力学の抵抗特性に不利な影響を与える。弾性ベ アリングの厚みが動作要求の原因より増してしまうのにつれて、前述同様な重量 と抵抗の不利が、発生する。 さらに詳細には、前記厚みが増すにつれて、ベアリングの焦点からロータハブの 剪断セグメントへの距離が大きくなる。この寸法(「焦点距離」として記載され ている)が、増してしまうのにつれて、前述同様のそれぞれの運動の要求を調整 する剪断セグメントとヨークとの間に、大きな寸法のクリアランスが必要となる ことが示されるであろう。結果として、ヨーク及び/又は放射状スポークは、拡 大されなければならず、さらに、当該増加した間隙の要求を調整しなければなら ない。 弾性ベアリングの大きさは、水平面のヨークの放射状アームの方向性能力にも 影響する。このような方向性は、高回転速度の空気流の領域において空気力学的 抵抗を最小化することと、ピッチ制御ロッドの付属装置の簡便化することとが望 まれており、当該空気流は、ロータハブ・アッセンブリの回転軸からの距離の関 数であり、当該 ロッドは、ロータ・アッセンブリ・ヨークを介してロータブレードへ入力するピ ッチが与えられる。ベアリングの大きさを調整するためにヨーク・アッセンブリ を大きくするにつれて、隣接のヨークの間について、又は、ヨークと介在ロータ ブレード緩衝器との間について、より小さなクリアランスが有用であることが示 されている。 それ故に、ヘリコプターのロータハブのための弾性ベアリング・アッセンブリ を設ける必要性が存在し、当該ロータハブは、弾性ベアリング・アッセンブリの 荷重と運動を調整可能である。一方において、弾性ベアリングの外面形状、とり わけ、その横断直径と焦点距離を最小化させている。 発明の概要 本発明の目的は、軸対称弾性ベアリングを設けることであり、当該ベアリング は、関節型ロータハブ・アッセンブリと共に使用し、ロータブレードの多方向変 位を調整するように動作可能であり、当該ロータブレードは、それ自体の弾性ベ アリングの最大横断直径と焦点距離とがロータハブ・アッセンブリの大きさと重 量を減らすために最小化している。 本発明の他の目的は、弾性積層における剪断歪みを最小化させる一方で、大き なロータブレードの可動域を調整する弾性ベアリングを設けることである。 本発明のさらに他の目的は、所望のゆがみ安定性を得るに充分な支持コーンを 維持する弾性ベアリングを提供することである。 本発明のさらなる目的は、ロータ・アッセンブリ・ヨークの方向を実質的な水 平面に向けることを容易にする弾性ベアリングを設けることである。 これらの発明の目的は、関節型ロータハブ・アッセンブリのための軸対称弾性 ベアリング・アッセンブリによって達成される。当該軸対称弾性ベアリング・ア ッセンブリは、ヨークとロータハブ・アッセンブリのハブ保持部材と共に設けら れ、ロータブレード・アッセンブリの多方向変位の調整に関し操作される。軸対 称弾性ベアリング・アッセンブリは、中央ベアリング構成部と球面弾性構成部と を含み、当該中心ベアリング構成部は、ベアリング焦点を画定する球面ベアリン グ表面を備え、当該弾性構成部は、ベアリング焦点に関して各々対向する反対面 に球面ベアリング表面に接合されている。それぞれの球面弾性構成部は、弾性体 と弾力の無いシムの複数の交互層を有し、当該交互層は中心を備える曲面を有し 、当該曲面の中心はベアリング焦点と一致し、かつ順次その半径が長くなるよう に設けられいる。ベアリングのエンドプレートは、球面弾性構成部に接合され、 ハブ支持部材とヨークと共に装着される。動作時において、中央ベアリング構成 部は、球面弾性要素間で、荷重と運動とが割りふりされるように、回転方向にお いて自動的に位置決めされる。即ち、回転角が自動的に定まる。 図面の簡単な説明 本発明を詳細に記述した以下の説明を参照し、検討することによって、本発明 と付属装置と効果とをより完全に理解することができ る。 図1は、本発明による関節型ロータハブ・アッセンブリの斜視図であり、当該 ロータハブ・アッセンブリ内部の一部分を切り欠き、軸対称弾性ベアリング・ア ッセンブリを明確に図示している。 図2aは、軸対称弾性ベアリングの切り欠いた拡大斜視図であり、ロータ・ア ッセンブリ・ヨークとロータハブ・アッセンブリの剪断セグメントと共に図示し ている。 図2bは、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリの弾性積層の拡大斜視図を図 示している。 図3は、図2aの側面図であり、図中の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ は、その焦点の配置にされており、当該焦点は、荷重と運動に誘導されたブレー ドの応答に関していることを図示している。 図4は、軸対称弾性ベアリングの球面弾性構成部の概略図であり、当該構成部 に関連する幾何学的特徴を図示している。 図5aと図5bは、それぞれ、従来の弾性ベアリングと軸対称弾性ベアリング ・アッセンブリの側面概略図であり、両者の寸法の違いの比較を目的として図示 している。 図6aと図6bは、それぞれ、従来の関節型ロータハブ・アッセンブリと本発 明の軸対称弾性ベアリングを設けている関節型ロータハブ・アッセンブリの設計 概略図であり、 隣接のヨークの間及び/又はヨークと介在ロータブレード緩衝器との間のクリア ランス要求の違いの比較を目的として図示している。 図7aと図7bは、それぞれ、従来の弾性ベアリングと軸対称弾性ベアリング ・アッセンブリの設計概略図であり、ロータ.アッセンブリ・ヨークと各ハブ保 持部材のそれぞれの剪断セグメントとの間のクリアランスの要求の違いの比較を 目的として図示している。 図8は、本発明の軸対称ベアリング・アッセンブリの別の実施態様を図示して いる。 発明の最良な実施態様 同一の構成、関連する構成には、同じ符号を用いて、図面を基に説明を行なう 。図1には、ハブ支持部材12を有する関節型ロータハブ・アッセンブリ10を 示す。このハブ支持部材は、回転軸16に関する複数のロータブレード・アッセ ンブリ14を駆動操作するためのものである。ハブ支持部材12は、複数の放射 状スポーク20と剪断セグメント22とを含み、当該剪断セグメントは、ペアの 放射状スポーク、すなわち、上部および下部の放射状スポーク20aと20bを それぞれ、構造的に相互接続している。各々の剪断セグメント22は、それぞれ の放射状スポーク20と共に、ロータ・アッセンブリ・ヨーク24を受け入れる ために環状構造体を形成する。ヨーク24は、概略C字形状をなし、それぞれの 剪断セグメント22を環状形状に、取り囲む。より詳細には、ヨーク24は、中 間体24mと一対の放射状アーム24a、24bとを含み、当該中間体は、それ ぞれの環状構造体を通じて延長し、当該放射状アームは、中間体24mの外側に 突き出して、剪断セグメント22の片側 に設けられている。各々の放射状アーム24a、24bの末端付近部は、カフ構 造体28と共に設けられており、当該カフ構造体は、順番に、各々のロータブレ ード・アッセンブリ14の基端部(ルートエンド)に、装着される。 本発明の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、各ロータ・アッセンブ リ・ヨーク24とそれぞれの剪断セグメント22との間に挿入され、当該剪断セ グメントは、ロータブレード・アッセンブリ14の多方向変位を調整する。さら に詳細には、本発明の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、それぞれの ブレード・アッセンブリ14のフラップ方向と先端−末端(エッジ方向)とピッ チ運動を調整するように動作可能であり、それぞれの方向を矢印F、LとPにて 指し示した。さらに一方において、当該ベアリング.アッセンブリは、それぞれ のロータブレード・アッセンブリ14へトルクを駆動し、ハブ支持部材12にそ の揚力荷重を伝達し、さらに、ロータブレード・アッセンブリ14に作用する遠 心力荷重に反作用するために操作可能である。それぞれの軸対称弾性ベアリング 30、それぞれのヨーク24と剪断セグメント22が、それぞれのロータブレー ド・アッセンブリ14を据え付けのために必須要件である限りにおいては、一つ の弾性ベアリング・アッセンブリ30と、それぞれハブ・アッセンブリとのその 中間構造の記載に関した議論が容易であろう。 図2a、図2bにおいて、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、ロー タ・アッセンブリ・ヨーク24とそれぞれの剪断セグメント22と共に、図示さ れている。軸対称弾性ベアリング・アッ センブリ30は、中央ベアリング構成部32を含み、当該中央ベアリング構成部 は、球面ベアリング表面32sを有し、ベアリング焦点30fを画定する。ベア リング焦点30fは、ロータブレード・アッセンブリの関節部分に関して、フラ ップ方向、先端−末端とピッチ軸、Fa、LaとPaをそれぞれ画定する。それ らは、球状表面32fに対して、不連続な球面弾性エレメント34が接合し、当 該球面弾性構成部は、ベアリング焦点30fの対向する両側面に設けられている 。さらに、各球面弾性エレメント34は、弾性体と弾力の無いシム36及び38 の複数の交互層(図2b参照)よりなり、それぞれのシムは、ベアリングの焦点 30fに関して順次半径が長くなるように設けられ、シムと一致する曲面Ccの 中心を有する。ベアリング・エンドプレート40は、球面弾性エレメント34の 最外の弾性層36に接合され、ロータ・アッセンブリ・ヨーク24と剪断セグメ ント22と共に設けられるために安定的な構成をなしている。より詳細には、放 射状の最内のベアリング・エンドプレート40は、ロータ・アッセンブリ・ヨー ク24の中間体24mと共に設けられ、放射状の最外のベアリング・エンドプレ ート40は、ハブ支持部材12の剪断セグメント22と共に設けられている。 図3において、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、ロータブレード による荷重と運動の影響下に置かれて図示されている。より詳細には、ロータ・ アッセンブリ・ヨーク24は、ブレード可動域に誘導されたフラップ方向の影響 下により、角度が大きくずれた状態で図示されている。ロータ・アッセンブリ・ ヨーク24が荷重下でずれているので、球面弾性エレメント34は、各弾性体層 の 剪断配置を通じてベアリング焦点30fに関してずれている。同時に、中央ベア リング構成部32は、前記荷重と運動とが球面弾性エレメント34のそれぞれに 割り振られるように回転する。すなわち、中央ベアリング構成部32は、翼軸、 Faについて回転して自動で位置決めされ、球面弾性エレメント34の対応する 弾性層36、38、つまり、ベアリング焦点30fに対して等しい円弧に設けら れた、36、38層が、一致して圧縮荷重と剪断歪みを実質的に受けるようにさ わっている。上記状態は、翼軸、Faに対しての中央ベアリング構成部32が回 転しているが、中央ベアリング構成部32は、すべての軸に対して、回転自由で あることは、明白となる。当該すべての軸とは、すなわち、フラップ方向、先端 −末端とピッチ軸、Fa、LaとPaであり、これらは、ロータブレード可動域 の全範囲に亘って分配している荷重と運動によって影響している。 本発明の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、球面弾性エレメント3 4の剪断歪みに誘導される運動を減少させ、当該球面弾性構成部は、結果的に、 ベアリング・アッセンブリ30の焦点距離と最大横断半径の減少を許容する。本 発明の前述の部品に対する、より良い評価を得るために、軸対称弾性ベアリング 30の重要な寸法と幾何学形状を画定する図4により説明する。幾何学的相互関 係を議論する前に、後述の範囲と幾何学的記号とを説明する。中央線CLは、球 面弾性エレメント34の中央部を横断、ベアリング焦点30fと交差する線であ る。半径Ri、Roは、それぞれ、球面弾性エレメント34の最内と最外の弾性 層の半径である。角βは、中 央線CLと、最内の弾性層36の自由縁Eiと、ベアリング焦点30fとを結ぶ 第1線L1とによって、画定される。角αは、中央線CLに平行な線CPLと、最 内及び最外の弾性層36i、36oの自由縁Ei、Eoとを結ぶ第2線L2とに よって、画定される。角θは、半径Roと角β、αによって画定される支持コー ン角である。最小横断直径DtMINは、横断の寸法、すなわち、最内の弾性層3 6iの中央線CLを横切る寸法である。最大横断直径DtMAXは、最外の弾性層3 6oの横断直径、さらに、コーン角θによって画定される弧の径間である。また 、焦点距離Dfは、ベアリングの焦点30fから最外のベアリング・エンドプレ ート40の端部までの中央線CLに沿った距離である。最大横断直径DtMAXと焦 点距離Dfは、半径Roの最外弾性層への関数である。さらに、最大横断直径D tMAXは、所望のゆがみ安定性を設けるための支持コーン角θによって画定され る横断距離の径間でなければならない。後者、すなわち、ゆがみ安定性について 考察を行うと、中央ベアリング構成部32が球面ベアリング・アッセンブリ34 によってのみ制約されている限りにおいては、ゆがみ安定性が軸対称弾性ベアリ ングに対して大きな影響力を有することは、とりわけ明白である。その結果、そ の横断方向、フラップ方向の剛性は、ゆがみ不安定性を防ぐために、すなわち、 中央ベアリング構成部32の位置を維持するために、留意した分析をしなければ ならない。これらの概念については、以下に詳細に述べることとする。先に述べ た通り、中央ベアリング構成部32が球面弾性エレメント34間に任意に回転す る容易に回避できるかどうかは、それらの間に分割される運動に影響する。その 結果、 おのおのの球面弾性エレメント34は、ブレード可動域によって誘導される全体 角度の配置の1/2を調整する。このような角度を減小させた配置は、球面弾性 エレメント34における剪断歪み、とりわけ、最外弾性層36oにおける剪断歪 みを少なくする。従って、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、従来技 術の非軸対称弾性ベアリングに伴う弾性層36の必要性よりも、球面弾性エレメ ント34ごとに、より少ない弾性層36でこと足りるのである。弾性層36の数 を減らすことによって、半径寸法Roが最小化され、その結果として、支持コー ン角θをスパンする必要な最大横断直径DtMAXは、減少されるであろう。同様 に、半径Roが短くなることで、軸対称ベアリング・アッセンブリ30の焦点距 離Dfが減少される。すなわち、焦点距離Dfが、和Ro+Deと等しい限りに おいて、Roの変化がベアリング・アッセンブリ30の焦点距離を増減すること は、明らかのことである。 所望の支持コーン角θは、荷重状況、弾性層の機械的な利点、例えば、弾性体 の容積と剪断の係数、弾性体や弾力性の無いシムなどの歪み許容量、最内及び最 外の弾性層36i、36oへの半径Ri、Ro、と重要な幾何学的角度β及び角 度αにより、一義的に決定される。より詳細には、支持コーン角θは、ゆがみ強 度の理論値と実際のゆがみ強度の比較を行う反復過程によって決定されるであろ う。充分なゆがみ安定性を保障するために、以下の式1と式2が満たされねばな らない。 ここで、KTとKF、それぞれ、ベアリングの幾何学的形状により与 えられるベアリング・アッセンブリ30の横断剛性とフラップ方向剛性である。 さらに、 前記Cfはベアリング・アッセンブリ30に作用する見込み遠心力であり、SF は所望の安全ファクターである。 横断剛性とフラップ方向剛性、KTとKFの値は、当該技術分野において知られ ている種々の方法によって決定されるであろうが、簡素な分析法においては以下 のようになる。 ここで、RMは球面弾性エレメント34の平均角度である。 RiとRoの値は、荷重状況、運動要求、圧縮強度、弾性層36の剪断歪み許 容量に基づく反復過程によって決定される。内部角度Riは、ベアリング・アッ センブリ30、弾性体の断面積π(RiSinβ)2、最内の弾性層36iの許 容圧縮強度を作用する遠心力Cfによって一義的に決定される。最小Riを算出 するための制御式は、以下の通りである。ここで、δALLOWは、弾性体材質の許容圧縮強度であり、前記角度βは、約65 度から約85度の間であり、好ましくは、約70度から約80度の間である。前 記の角度βに関する範囲は、生産工程に支障を来す、すなわち、弾性構成体34 を形成する能力に支障を来す85度を超えない角度から、半径RMの平均値を増 加させる、そ の結果として、ゆがみ強度を減じる65度を下回る限りにおいて、発明者によっ て軸対称ベアリング・アッセンブリ30のために最適に決定されている。 Roと半径RMに関係する弾性層への平均角度βの示す値βMを決定するため に、次の式7と式8を同時に解法する。 ここで、γALLOWは、弾性体の許容剪断歪みであり、Φは、ロータ・アッセンブ リ14の最大見込み翼角、別の表現をするならば、最大の可動域が見込まれてい る角度である。 ここで、αは、約35度から約55度の間であり、好ましくは、約40度から約 50度の間である。角度αに関する前述の範囲は、発明者によって、最適に決定 され、前記軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、角度が55度より大き くなる範囲では、角度βMの平均値が増加し、Roは、歪み許容量に合わせて小 さくしなければならず、一方、角度が35度より小さい場合においては、半径R Mの平均値が増加し、ゆがみ強度が低減する。 RoとRiの最小値が決定されて、半径RMの平均値は、式5と横断方向、フ ラップ方向の剛性値KT、KFによって算出される。前記KT、KFは、それぞれ、 式3、式4によって決定され、前記剛性値は、式1、式2のゆがみ強度を満足さ せるために用いられる。 多くの幾何学的形状や材料の組合せが、必要なゆがみ安定性を達成するために 使用され、前記ヘリコプターロータの動作要求を満足させる一方において、下記 の表は、一例の軸対称弾性ベアリング・ アッセンブリ30の変数の概要を示す。軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ3 0は、ロータ・システム用に大きさが決められており、おのおののブレード・ア ッセンブリ14が±15度のフラップ方向の最大可動域に、±30度のピッチ可 動域に実験されている。さらに、それぞれのブレード・アッセンブリに作用する 遠心荷重Cfは、約71、000lbs(15962N)であり、2.5の安全 係数が、充分なゆがみ安定性を確証するために用いられている。 図5a及び図5bには、従来技術の非軸対称の弾性ベアリング100の側面図 と軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30の側面図がそれぞれ図示されており 、当該側面図は、ベアリング・アッセン ブリ100、30の横断直径と焦点距離を比較するためのものである。本実施例 により、従来技術の最大横断直径DtMAX(PA)と焦点距離Df(PA)、は、本発明 の軸対称弾性ベアリング30の最大横断直径DtMAXと焦点距離Dfよりも明確 に大きいことが示されている。結果的には、ハブ支持部材102、すなわち、放 射状スポーク104aと104bは、従来技術の弾性ベアリング100によって 画定される外面形状を調整するために適合して(拡大させて)構成されねばなら ない。発明の背景にて議論したように、前述の拡大された外面形状は、ロータハ ブ・アッセンブリの重量と空気力学的抵抗に対して逆の衝撃を与える。対照的に 、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30は、放射状スポーク20a、20b の両者間の垂直スペースを最小化し、これによって、ハブ支持部材12の重量の 有効性と空気力学的挙動を改善する。 図6a及び図6bには、従来技術の弾性ベアリング100の外面形状が大きく なっていることから、隣接するヨーク106間及び/又はヨーク106とロータ ブレード介在ダンパ108との間の有効クリアランスCD−1(PA)が限定されて いる。しばしば、これらの限定は、ロータの設計者にロータ・アッセンブリ・ヨ ークとハブ支持部材との再設計を強制する。この場合、当該ヨークは、有効なク リアランスを増加させるために垂直に方向決めされる。このようなロータハブの 構成は、Hibyanらの発明、米国特許番号4,568,245に示されてい る。さらに発明の背景にて議論したように、このようにクリアランス拡大やヨー クの方向決めが要求されることから、ロータハブ・アッセンブリの空気力学的挙 動に悪影響を 与える。一方、軸対称弾性ベアリング30は、隣接構成部の間、例えば、ロータ ・アッセンブリ・ヨーク24とロータブレード・ダンパー50との間に、より大 きなクリアランスCD−1を与え、従って、各々のロータ・アッセンブリ.ヨー ク24の放射状アーム24a、24bが、それぞれのロータシステムの面に実質 的に水平に方向決められる(すなわち、実質的に水平とは、あるプレ−ピッチ要 求に調整するために、10度以内である)。このような方向決めにより、ヨーク 24の断面積が減少し、結果的に、空気力学的抵抗も減少する。 図7a及び図7bには、従来技術のベアリング・アッセンブリ100と軸対称 弾性ベアリング・アッセンブリ30の設計概略図が示され、図中の剪断セグメン ト110、22とロータ・アッセンブリ・ヨーク106、24が水平面に沿って 区分されている。 本実施例によって、従来技術のベアリング・アッセンブリ100の増加した焦点 距離Df(PA)は、増加したクリアランスの要求によって、重量の不利益を激化さ せていることが示されており、当該クリアランスは、放射状アーム106a、1 06bとハブ支持部材102の剪断セグメントとの間のことである。このことは 、積Ψ*DfPAとΨ*Dfを比較することによって可能であり、これらは、CD −2(PA)、とCD−2、それぞれのクリアランス寸法を示す。当該クリアランス 寸法は、従来技術の弾性ベアリング100と本発明の軸対称弾性ベアリング30 によって求められているものである。図示された角度Ψは、最大限の予定角度の 動きであり、当該予定角度の動きとは、すなわち、ロータ・ブレード・アッセン ブリのフラップ 向や先端−末端の動きである。一方、軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ30 によって生じる、より小さい焦点距離Dfは、ヨーク24と剪断セグメント22 との間の充分なクリアランスを低減させる。 一方において、本発明は、一対の球状弾性エレメント34を図示しているのだ が、当該球状弾性エレメント34は、多数のペアに区分されていても良いことが 示されている(図8参照)。しかしながら、当該多数のペアに区分されている球 状弾性構成部は、それらの横断剛性KTとフラップ方向剛性KFが、歪み不安定性 を防ぐために充分であるように設けられている。さらに、一方において、本発明 は単体中央ベアリング構成部を図示しているのだが、当該中央ベアリング構成部 は、多数の構成部32a、32bを含み、当該多数の構成部は、組み付けられた ときに、球状弾性エレメント34に接合するための球面32sを生じることが示 されている。球面32sは、図示した通り、連続した球に形状化されてる必要は ないが、影響の無い部分Aにおいて、切除または切り欠かれ、ベアリング構成部 32を軽量化し、又は製造工程を簡略化していることが、示されている。さらに 、一方において、軸対称弾性ベアリング.アッセンブリ30の焦点30fは、好 ましくは、ロータブレード・アッセンブリ14のフラップ、先端−末端、ピッチ 軸Fa、La、Paと一体であるのだが、このような一体という位置関係は、必 須ではないことが示されている。すなわち、一方において、軸間の対向する継ぎ 手を妨げないように完全な回転運動が望まれるのだが、軸対称弾性ベアリング・ アッセンブリ30は、要求に不適用なロータブレード関 節を調整するのを可能とし、ベアリング焦点30fを一又はそれ以上の軸Fa、 La、Paから偏らせる。 本発明は、それぞれの実施例と共に説明を行ってきたのだが、当業者が本発明 の技術的思想の範囲内における変更、付加を本実施例に行なうことは、当然に予 見し得ることである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月3日(1998.3.3) 【補正内容】 さらに詳細には、ハブ部材は、複数の放射状スポークと、一対の放射状スポーク を構造的に相互接続する剪断セグメントとから構成される。各々の剪断セグメン トは、その対応するスポークと共に、ハブ部材の配置に応じて、垂直方向や水平 方向に構造体の環状物を形成する。各々の構造体の環状物は一般的なC字形のロ ータ・アッセンブリ・ヨークを装着し、ハブ部材の剪断セグメントを環状に取り 囲んでいる。ロータ・アッセンブリ・ヨークは、中間体と、一対の放射状アーム と、を含んでいる。当該中間体は、それぞれの環状構造体を通じて拡がり、当該 放射状アームは、剪断セグメントの一方の面に設けられている。ヨークアームの 中央寄りの端部は、それぞれのロータの基端部(ルートエンド)へ装着されるか 、又はその代わりに、中間部のカフ構造体に装着されており、球状の弾性ベアリ ングは、弾性の有るシムと、弾性の無いシムとが交互に形成されており、このベ アリングは、各ヨークの中間体と、連動ロータブレードの荷重と運動を調整する 剪断セグメントとの間に挿入されている。 遠心力は、弾性ベアリングにおける圧縮荷重として、すなわち、弾性ベアリン グの最内のベアリング・エンドプレートに対向するヨークの支持力として、ハブ 部材へ伝達される。弾性ベアリングの球面構造体はロータブレードへのトルクの 伝達を調整し、ロータハブへの揚力荷重の伝達のために供給され、ロータブレー ドの面内(エッジ方向)、面外(フラップ方向)及びピッチ変更(フェザリング )の各運動を調整する。米国特許第3,282,250号、第3,761,19 9号、第4,235,570号、第4,568,245 号、第4,797,064 ロッドは、ロータ・アッセンブリ・ヨークを介してロータブレードへ力するピッ チが与えられる。ベアリングの大きさを調整するためにヨーク・アッセンブリを 大きくするにつれて、隣接のヨークの間について、又は、ヨークと介在ロータブ レード緩衝器との間について、より小さなクリアランスが有用であることが示さ れている。 それ故に、ヘリコプターのロータハブのための弾性ベアリング・アッセンブリ を設ける必要性が存在し、当該ロータハブは、弾性ベアリング・アッセンブリの 荷重と運動を調整可能である。一方において、弾性ベアリングの外面形状、とり わけ、その横断直径と焦点距離を最小化させている。 発明の概要 本発明の目的は、軸対称弾性ベアリングを設けることであり、当該ベアリング は、関節型ロータハブ・アッセンブリと共に使用し、ロータブレードの多方向変 位を調整するように動作可能であり、当該ロータブレードは、それ自体の弾性ベ アリングの最大横断直径と焦点距離とがロータハブ・アッセンブリの大きさと重 量を減らすために最小化している。 本発明の他の目的は、弾性積層における剪断歪みを最小化させる一方で、大き なロータブレードの可動域を調整する弾性ベアリングを設けることである。 本発明のさらなる目的は、ロータ・アッセンブリ・ヨークの方向を実質的な水 平面に向けることを容易にする弾性ベアリングを設けることである。 これらの発明の目的は、関節型ロータハブ・アッセンブリのための軸対称弾性 ベアリング・アッセンブリによって達成される。当該軸対称弾性ベアリング・ア ッセンブリは、ヨークとロータハブ・アッセンブリのハブ保持部材と共に使用で き、ロータブレード・アッセンブリの多方向変位の調整に関し操作される。軸対 称弾性ベアリング・アッセンブリは、中央ベアリング構成部と球面弾性構成部と を含み、当該中心ベアリング構成部は、ベアリング焦点を画定する球面ベアリン グ表面を備え、当該弾性構成部は、ベアリング焦点に関して各々対向する反対面 に球面ベアリング表面に接合されている。それぞれの球面弾性構成部は、弾性体 と弾力の無いシムの複数の交互層を有し、当該交互層は中心を備える曲面を有し 、当該曲面の中心はベアリング焦点と一致し、かつ順次その半径が長くなるよう に設けられいる。ベアリングのエンドプレートは、球面弾性構成部に接合され、 ハブ支持部材とヨークと共に装着可能となっている。動作時において、中央ベア リング構成部は、球面弾性要素間で、荷重と運動とが割りふりされるように、回 転方向において自動的に位置決めされる。即ち、回転角が自動的に定まる。 図面の簡単な説明 本発明を詳細に記述した以下の説明を参照し、検討することによって、本発明 と付属装置と効果とをより完全に理解することができ 節を調整するのを可能とし、ベアリング焦点30fを一又はそれ以上の軸Fa、 La、Paから偏らせる。 請求の範囲 1.ヨーク(24)と、駆動ハブ支持部材(12)を有する関節型ロータハブ・ アッセンブリ(10)のための軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)で あって、 前記軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)は、ヨーク(24)とハブ支 持部材(12)と共に使用でき、ロータハブ・アッセンブリ(10)のロータブ レード・アッセンブリ(14)の配置の調整が可能であり、 ベアリング焦点(30f)を画定する球状ベアリング表面(32s)を備えた 中央ベアリング構成部(32)を有し、 前記ベアリング焦点(30f)の互いに対向する前記球状ベアリング表面(3 2s)に接合された球状弾性構成部(34)を有し、 前記球状弾性弾性構成部(34)の各々は複数の弾性体と非弾力性のシム(3 6、38)の交互層を有し、前記弾性体と非弾力性のシムは曲面の中心Ccを有 し、当該中心はベアリング焦点(30f)と一致しており、その直径が順次増加 するように設けられ、 前記球状弾性構成部(34)のそれぞれに接合するベアリング・エンドプレー ト(40)を有し、前記ベアリング・エンドプレート(40)は前記ヨーク(2 4)とハブ支持部材(12)と共に装着可能となっていることを特徴とする軸対 称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。 2.前記弾性ベアリング・アッセンブリの前記球状弾性構成部(34)の弾性層 (36)が、前記ロータブレード・アッセンブリ(14)の遠心荷重Cfに反作 用するように作動可能で、かつ、圧縮強度許容量δAllowを有し、 前記球状弾性構成部(34)は、中央線CLを画定し、当該中央線は、各々の 球状弾性構成部(34)の中央を通って延長され、前記ベアリング焦点(30f )に交差し、 前記球状構成部(34)における当該最内と最外の弾性層(36i、36o) は、前記ベアリング焦点(30f)から計測される内側と外側の半径Ri、Ro をそれぞれ画定し、 前記球状構成部(34)における前記最内弾性層(36i)のフリーエッジに 交差する第一線L1は、前記中央線CLと共に角度βを形成し、 前記球状構成部(34)における前記最内と最外の弾性層(36i、36o) のフリーエッジに交差する第二線L2は、前記中央線CLに平行な線CPLと共に 角度αを形成し、 前記角度βは、約65度から約85度の間であり、 前記角度αは、約35度から約55度の間であり、 上であることを特徴とする請求項1記載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ (30)。 3.前記角度βが、約70度から約80度の間であり、 前記角度αが、約40度から約50度の間であることを特徴とす る請求項2記載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビルネス,フランシス イー. アメリカ合衆国,ニューヨーク 10605, ホワイト プレインズ,ロビンフッド ロ ード 3 (72)発明者 トリッシュ,ダグラス イー. アメリカ合衆国,オハイオ 45440,ビー ヴァークリーク,キングウッド フォレス ト レーン 3364 【要約の続き】 状弾性構成どうし間で、荷重と運動が分配されるよう作 用することを特徴とする軸対称弾性ベアリング・アッセ ンブリ(30)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヨーク(24)と、駆動ハブ支持部材(12)を有する関節型ロータハブ・ アッセンブリ(10)のための軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)で あって、 前記軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)は、ヨーク(24)とハブ支 持部材(12)と共に設けられてロータハブ・アッセンブリ(10)のロータブ レード・アッセンブリ(14)の配置の調整が可能であり、 ベアリング焦点(30f)を画定する球状ベアリング表面(32s)を備えた 中央ベアリング構成部(32)を有し、 前記ベアリング焦点(30f)の互いに対向する前記球状ベアリング表面(3 2s)に接合された球状弾性構成部(34)を有し、 前記球状弾性弾性構成部(34)の各々は複数の弾性体と非弾力性のシム(3 6、38)の交互層を有し、前記弾性体と非弾力性のシムは曲面の中心Ccを有 し、当該中心はベアリング焦点(30f)と一致しており、その直径が順次増加 するように設けられ、 前記球状弾性構成部(34)のそれぞれに接合するベアリング・エンドプレー ト(40)を有し、前記ベアリング・エンドプレート(40)は前記ヨーク(2 4)とハブ支持部材(12)と共に装着され、 これにより、前記中心ベアリング構成部は、回転方向に自動位置決めして、前 記球状弾性構成どうし間で、荷重と運動が分配される よう作用することを特徴とする軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。 2.前記弾性ベアリング・アッセンブリの前記球状弾性構成部(34)の弾性層 (36)が、前記ロータブレード・アッセンブリ(14)の遠心荷重Cfに反作 用するように作動可能で、かつ、圧縮強度許容量δAllowを有し、 前記球状弾性構成部(34)は、中央線CLを画定し、当該中央線は、各々の 球状弾性構成部(34)の中央を通って延長され、前記ベアリング焦点(30f )に交差し、 前記球状構成部(34)における当該最内と最外の弾性層(36i)36o) は、前記ベアリング焦点(30f)から計測される内側と外側の半径Ri、Ro をそれぞれ画定し、 前記球状構成部(34)における前記最内弾性層(36i)のフリーエッジに 交差する第一線L1は、前記中央線CLと共に角度βを形成し、 前記球状構成部(34)における前記最内と最外の弾性層(36i、36o) のフリーエッジに交差する第二線L2は、前記中央線CLに平行な線CPLと共に 角度αを形成し、 前記角度βは、約65度から約85度の間であり、 前記角度αは、約35度から約55度の間であり、 上であることを特徴とする請求項1記載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ (30)。 3.前記角度βが、約70度から約80度の間であり、 前記角度αが、約40度から約50度の間であることを特徴とする請求項2記 載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。 4.駆動用の複数のロータブレード・アッセンブリ(14)のためのロータハブ ・アッセンブリ(10)であって、 複数の放射状スポーク(20)と剪断セグメント(22)を有するハブ支持部 材(12)は、前記放射状スポーク(20)のペアを構造的に内部接続し、 前記剪断セグメント(22)を取り囲むロータ・アッセンブリ・ヨーク(24 )であり、かつ、中間体(24m)を有し、一対の放射状アーム(24a、24 b)を有し、当該放射状アーム(24a、24b)は、前記中間体(24m)の 外側に設けられ、前記放射状アーム(24a、24b)は、ロータブレード・ア ッセンブリ(14)のうちの一つと共に装着されるロータブレード・アッセンブ リ(14)であって、 各々の前記ヨーク(24)とそれぞれの剪断セグメント(22)との間に装着 するための軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)はベアリング焦点(3 0f)を画定する球状ベアリング表面(32s)を備えた中央ベアリング構成部 (32)を有し、 前記ベアリング焦点(30f)の互いに対向する前記球状ベアリング表面(3 2s)に接合された球状弾性構成部(34)を有し、 前記球状弾性弾性構成部(34)の各々は複数の弾性体と非弾力性のシム(3 6、38)の交互層を有し、前記弾性体と非弾力性のシムは曲面の中心CCを有 し、当該中心はベアリング焦点(30f)と一致しており、その直径が順次増加 するように設けられ、 前記球状弾性構成部(34)のそれぞれに接合するベアリング・エンドプレー ト(40)を有し、前記ベアリング・エンドプレート(40)は前記ヨーク(2 4)とハブ支持部材(12)と共に装着され、 これにより、前記中心ベアリング構成部は、回転方向に自己決めして、前記球 状弾性構成どうし間で、荷重と運動が分配されるよう作用することを特徴とする 前記ロータハブ・アッセンブリ(10)。 5.前記ヨーク(24)の前記放射状アーム(24a、24b)が実質的に平行 に方向決められていることを特徴とする請求項4記載のロータハブ・アッセンブ リ(10)。 6.前記弾性ベアリング・アッセンブリの前記球状弾性構成部(34)の弾性層 (36)が、前記ロータブレード・アッセンブリ(14)の遠心荷重Ciに反作 用するように作動可能で、かつ、圧縮強度許容量δAllowを有し、 前記球状弾性構成部(34)は、中央線CLを画定し、当該中央線は、各々の 球状弾性構成部(34)の中央を通って延長され、前記ベアリング焦点(30f )に交差し、 前記球状構成部(34)における当該最内と最外の弾性層(36 i、36o)は、前記ベアリング焦点(30f)から計測される内側と外側の半 径Ri、Roをそれぞれ画定し、 前記球状構成部(34)における前記最内弾性層(36i)のフリーエッジに 交差する第一線L1は、前記中央線CLと共に角度βを形成し、 前記球状構成部(34)における前記最内と最外の弾性層(36i、36o) のフリーエッジに交差する第二線L2は、前記中央線CLに平行な線CPLと共に 角度αを形成し、 前記角度βは、約65度から約85度の間であり、 前記角度αは、約35度から約55度の間であり、 であることを特徴とする請求項4記載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ( 30)。 7.前記角度βが、約70度から約80度の間であり、 前記角度αが、約40度から約50度の間であることを特徴とする請求項6記 載の軸対称弾性ベアリング・アッセンブリ(30)。
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