JP2000504515A - ワイヤレス・メッセージ送達システム - Google Patents

ワイヤレス・メッセージ送達システム

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Abstract

(57)【要約】 ワイヤレス・メッセージ送達システム(第1図)は、有線ネットワーク・ノード間にEメール・メッセージを送達し、さらにEメール・メッセージを入力してワイヤレス・メッセージ通信ユニット116に送達する有線メッセージ通信網102を備える。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104が有線メッセージ通信網102に結合され、有線メッセージ通信網102から入力されるEメール・メッセージを受信および処理して、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116に送達する。ワイヤレス・メッセージ通信網106がワイヤレス・メッセージ通信サーバ104に結合され、Eメール・メッセージをワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイヤレス・メッセージ送達システム 技術分野 本発明は、一般にメッセージ送達システムの分野に関し、さらに詳しくは、有 線メッセージ送達システム内から発されるメッセージをワイヤレス・メッセージ 通信ユニットに送達するワイヤレス・メッセージ送達システムに関する。 発明の背景 従来の無線ページング・システムなどのワイヤレス・メッセージ通信システム は、長年にわたり携帯通信受信機またはページャにメッセージ送達を行ってきた 。無線ページング・システムにおいては、トーンのみ,音声,数値および英数字 メッセージが、トーンのみ,音声および英数字メッセージと、英数字メッセージ 用のページ・エントリ端子またはパーソナル・コンピュータなどのメッセージ・ エントリ装置を用いるメッセージ発信者により入力された。ページ・エントリ端 子またはパーソナル・コンピュータから入力されるメッセージは、オンサイト・ ページング・メッセージのためのPBXを介して、あるいはメッセージを処理し て メッセージ発信者が指定した携帯通信受信機に送達するページング端子に送達す るためのローカルの、あるいは広域のページング・メッセージのための公衆電話 交換網(PSTN:Public Switchcd Telephone Ne twork)を介して配信された。 発明の概要 本発明の一局面により、ワイヤレス・メッセージ送達システムは、有線ネット ワーク・ノード間にEメール(電子メール)・メッセージを送達し、さらにEメ ール・メッセージを入力してワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する有 線メッセージ通信網を備える。ワイヤレス・メッセージ通信サーバが有線メッセ ージ通信網に結合され、有線メッセージ通信網から入力されるEメール・メッセ ージを受信および処理し、ワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する。ワ イヤレス・メッセージ通信網がワイヤレス・メッセージ通信サーバに結合され、 Eメール・メッセージをワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム のブロック図である。 第2図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバの 設定を示す電気ブロック図である。 第3図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ内 のメモリ分割を示す電気ブロック図である。 第4図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム のシステム・ソフトウェア・コンテクスト図である。 第5図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム のワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア・アーキテクチャ図である 。 第6図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバの メッセージ・プロセッサ・ソフトウェア・アーキテクチャ図である。 第7図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバの メッセージ分解ソフトウェア・アーキテクチャ図である。 第8図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバの ワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・ソフトウェア・アーキテクチャ図であ る。 第9図は、従来技術によるSMTP Eメール・メッセージ・フォーマットに おいて、有線メッセージ通信網102から送付される典型的なEメール・メッセ ージの図である。 第10図は、本発明の好適な実施例により、Eメール・エ イリアスを用いてワイヤレス・メッセージ通信ユニットをアドレス指定するEメ ール・ワイヤレス・メッセージの図である。 第11図は、本発明の好適な実施例により、Eメール・エイリアス・アドレス 指定を用いてワイヤレス・メッセージ通信ユニットをアドレス指定するEメール ・コンテクスト設定図である。 第12図は、本発明の好適な実施例により、サブ・ドメイン・ページングを用 いてワイヤレス・メッセージ通信ユニットをアドレス指定するEメール・ワイヤ レス・メツセージの図である。 第13図は、本発明の好適な実施例により、サブ・ドメイン・ページングを用 いてワイヤレス・メッセージ通信ユニットをアドレス指定するEメール・コンテ クスト設定図である。 第14図ないし第20図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセ ージ通信サーバの動作を示す流れ図である。 好適な実施例の説明 第1図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム 100のブロック図である。ワイヤレス・メッセージ送達システム100は、有 線メッセージ通 信網102,ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104(2つが例として図示さ れる)およびワイヤレス・メッセージ通信網106によって構成される。有線メ ッセージ通信網102は、LAN(local area network:構内 ネットワーク)108,WAN(wide area network:広域ネッ トワーク)110または図示されるように、LAN108とWAN110ネット ワークの組み合わせを備えることができる。1つのLAN108ネットワークと 1つのWAN110ネットワークとが図示されるが、当業者には周知の方法で複 数のLAN108ネットワークおよび/またはWAN110ネットワークを相互 接続して、Eメール・メッセージの転送を行うことができることは言うまでもな い。ワイヤレス・メッセージ通信網106は、LAWN(local area wireless network: 構内ワイヤレス・ネットワーク)112お よびWAWN(wide area wireless network:広域ワ イヤレス・ネットワーク)114またはLAWN112およびWAWN114ネ ットワークの組み合わせを備えることができる。1つのLAWN112ネットワ ークと1つのWAWN114ネットワークとが図示されるが、当業者には周知の 方法で複数のLAWN112ネットワークおよび/または WAWN114ネットワークを相互接続して、ページング・メッセージなどのワ イヤレス・メッセージを、ページャまたは情報サービス受信機などのワイヤレス ・メッセージ通信ユニット116に配布することができることは言うまで もない。 第1図に示されるLAN108(構内ネットワーク)の一般的な機能と動作は 、室内,建物内または構内に通常に位置する空間的に共存するコンピュータが、 当業者には周知の方法で、コンピュータ・ネットワーク上で共通資源を共有する ことができるようにするものである。空間的に共存するコンピュータは、第1図 にはEメール・ユーザとして図示され、図には例として2つのEメール・ユーザ が示される。LAN108ネットワーク上で共有される典型的な資源は、ファイ ル・サーバ上のファイル,プリント・サーバ上のプリンタおよびEメール・サー バ上のEメール・メッセージ・サービスである。LAN108ネットワークは、 アークネット(ARCNET),イーサネット(Ethernet),トークン ・リング(Token-ring),ローカル・トーク(Local Talk) またはその他のネットワーク・メディアなどの物理的ネットワークを用いて、有 線ネットワーク・ノードを代表するコンピュータをネットワーク内に接続する。 LAN108ネットワークは、TCP/IP(Transmission Con trol Protocol/Internet Protocol(送信制御プ ロトコル/インターネット・プロトコル)),AppleTalk,IPX/S PX(Inter-Packet Exchange/Sequential Pa cket Exchange:パケット間交換/逐次パケット交換),Net B IOS(Network Basic Input Output System: ネットワーク基本入出力システム)またはその他の任意のパケッ ト設定など、いくつかのネットワーキング・プロトコルのうち任意のプロトコル を採用して、Eメール・ユーザとEメール・サーバとの間の通信を可能にする。 LAN108は、ルータ(図示せず)を用いてLAN108ネットワークを組織 的または物理的にサブネットすることもできる。本明細書の文脈においては、本 件で説明されるLAN108ネットワークの定義は、コンピュータの地理的属性 とコンピュータを通信のために相互接続するために用いられる有線メディアの種 類とを指す。 WAN(広域ネットワーク)110の一般的な機能と動作も、コンピュータに共 通資源の共有を可能にするものである。しかし、本明細書の文脈においては、本 件で用いられる定義は、コンピュータが空間的に共存しない場合を指す。共有さ れる典型的な資源は、LAN108ネットワークの場合と同じではないまでも、 それと同様のものである。しかし、WAN110ネットワークは、X.25,フレ ーム.リレイ(Frame Relay),ISDN,モデム・ダイヤルアップ またはその他のメディアなどの異なる物理的なネットワーク・メディアを用いて 、他のコンピュータまたは他の構内ネットワークをWAN110ネットワークに 接続する。第1図は、たとえばコンピュサーブ(Compuserve),アメ リカ・オンライン(AOL:America Online),MITコンピュ ータ・ネットワーク(MIT computer network),モトローラ コンピュータネットワーク(Motorola computer network)およびプロディジィ(Prodigy)などの公共および企業 の広域ネットワークのいくつかを一例として示す。上述のWAN110ネットワ ークは、独立して動作することも、あるいは周知の世界的インターネット・コン ピュータ・ネットワークを通じて相互接続することもできる。同様に、LAN1 08ネットワークも、図示されるように当業者には周知の方法で世界的インター ネット・コンピュータ・ネットワークを通じて相互接続することができる。 LAWN112(構内ワイヤレス・ネットワーク)の一般的な機能は、ローカル のワイヤレス・メッセージ通信サービスを行うことである。ただし「ローカル」 という用語は、単送信機オンサイト・ワイヤレス・メッセージ通信システムまた は最大1つの所定の都市地域を包括することのできる多重送信機ワイヤレス・メ ッセージ通信システムにより提供されるカバレージ・エリアを指す。メッセージ は、電話,英数字エントリ・メッセージ通信装置またはコンピュータ端子などの メッセージ・エントリ装置を用いて、LAWN112ネットワークに入力される 。このメッセージは、通常、メッセージ・エントリ装置から公衆電話交換網(P STN)を介してページング端子に相互接続される。ページング端子は、メッセ ージを受信して、当業者には周知の方法で送信のための処理を行う。メッセージ の処理には、いくつか例をあげるとPOCSAG(Post Office Co mmunication Standard Advisory Group)プ ロトコル,GSC (Golay Sequential Codc)プロトコル,FLEX信号化プ ロトコルまたはERMES信号化プロトコルなど、いくつかの周知のページング 信号化プロトコルに、メッセージを符号化する段階が含まれる。符号化されると 、ワイヤレス・メッセージはLANW112内で、1つ以上のページャまたはデ ータ通信受信機など少なくとも1つのワイヤレス・メッセージ通信ユニット11 6に送信される。 WAWN114(広域ワイヤレス・ネットワーク)の一般的動作は、LAWN1 12ネットワークと同様であるが、カバレージ・エリアが1つの所定の都市地域 よりも広く、相互接続されて複数の異なる都市地域にカバレージを提供する、あ るいは地域的,全国的または世界的規模のワイヤレス・メッセージ通信サービス を提供する複数の構内ワイヤレス・ネットワークを含むことがある。 第1図に示されるように、本発明の好適な実施例においては、LAN108ネ ットワークおよび/またはWAN110ネットワークをワイヤレス・メッセージ 通信サーバ104(WMS)を利用してLAWN112ネットワークおよび/ま たはWAWN114ネットワークに相互接続できるという利点がある。これにつ いては後述する。LAN108ネットワークおよび/またはWAN110ネット ワーク内で発されるEメール・メッセージなどのメッセージは、ワイヤレス・メ ッセージ通信サーバ104により受信され、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ は、受信したこのEメール・メッセージを 処理して、LAWN112ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワ ークに送達する。 ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104とワイヤレス・メッセージ通信網1 06との間のインタフェースは、シリアル直接接続,モデム/PSTN経由のシ リアル,イーサネット,トークン・リング,ローカル・トーク,アークネットそ の他などの1つ以上の周知の物理的な相互接続メディアを採用する。LAWN/ WAWNにメッセージを開始するために用いられるプロトコルは、たとえば、T AP(Telocator Alphanumeric Paging:テロケー タ英数字ページング),TFC/TAP(Telocator Format Conversion/Telocator Alphanumeric Pag ing:テロケータ・フォーマット変換/テロケータ英数字ページング),TN PP(Telocator Network Paging Protocol: テロケータ・ネットワーク・ページング・プロトコル),TDP(Teloca tor Data Paging:テロケータ・データ・ページング)およびTI S(Telocator Inter−Switch:テロケータ・インタース イッチ)プロトコルのいずれかである。 第2図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ1 04の電気ブロック図である。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、パ ーソナル・コンピュータまたは高性能コンピュータ・ワークステーションなどの プロセッサ200;ハード・ディスク・ドライブ,書込可能光ディスク・ドライ ブ,取外し可能カートリッジ・ ハード・ディスク・ドライブなどの大容量記憶媒体212;キーボード208; およびCRTモニタまたはドット・マトリクスまたは同様の平面スクリーン・デ ィスプレイなどのビデオ・ディスプレイ210を備える。大容量記憶媒体212 は、当技術では周知の如く、I/Oポート214(入力/出力ポート)を通じて プロセッサ200に結合される。キーボード208およびビデオ・ディスプレイ 210も、当技術では周知の如くI/Oポート214を通じてプロセッサ200 に結合される。キーボード208は、以下に説明する、ワイヤレス・メツセージ 通信サーバ104の動作に必要な1つ以上のデータベースに情報を入力するため に用いられる。キーボード208およびビデオ・ディスプレイ210により、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ104のオペレータは、とりわけ、メッセージ の送達を監視し、課金の目的に用いられるデータなどのメッセージ処理データを 回復し、あるいはワイヤレス・メッセージ通信サーバ104の用途を監視するこ とができる。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104のオペレータが生成する 状況メッセージをメッセージ送付者に提供するなど、キーボード208およびビ デオ・ディスプレイ210の別の用途も同様に得ることができることは言うまで もない。 第2図に示されるように、プロセッサ200は、たとえば、ワイヤレス・メッ セージ通信サーバ104の動作を制御するCPU202(中央処理装置)を備え る。CPU202 には、プロセッサ200の基本動作を制御するファームウェアを格納する読取専 用メモリ(ROM)218が結合される。さらに、CPU202には、Eメール ・メッセージの受信時にそれを一時的に格納するために用いられ、さらにEメー ル・メッセージの処理に利用されるファームウェアを格納するランダム・アクセ ス・メモリ(RAM)216も結合される。これについては後述する。ランダム ・アクセス・メモリ216と読取専用メモリ218とは、当業者には周知の方法 で、ランダム・アクセス・メモリ216および読取専用メモリ218に対するア クセスを可能にするアドレス/データ/制御バス220を介してCPU202に 結合する。CPU202は、I/Oポート214にも結合し、I/Oポート214 は、上述の如く大容量記憶媒体212,キーボード208およびビデオ・ディス プレイ210との通信を行う。CPU202は、Eメール入力インタフェース2 04にも結合し、このインタフェースは有線メッセージ通信網102内で生成さ れるEメール・メッセージの受信を可能にする。 CPU202は、出力インタフェース206にも結合する。この出力インタフェ ースは、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104により生成されるワイヤレス ・メッセージのワイヤレス・メッセージ通信網106への送達を可能にするが、 この際、以下の表Iに説明されるような複数の異なるネットワーク設定とプロト コルが用いられる。 用途 プロトコル ネットワーク ページ提出 TAP シリアル接続 (英/数字) モデム・ダイヤルアップ接続 TNPP シリアル接続 モデム・シリアル接続 TDP シリアル接続 モデム・ダイヤルアップ・ シリアル接続 TIS TCP/IP−イーサネット TCP/IP−トークン・リング TCP/IP−SLIP TCP/IP−PPP ページ提出 TFC/TAP シリアル接続 (バイナリ) モデム・ダイヤルアップ接続 TNPP シリアル接続 モデム・シリアル接続 TDP シリアル接続 モデム・ダイヤルアップ・ シリアル接続 TIS TCP/IP−−イーサネット TCP/IP−−トークン・ リング TCP/IP−SLIP TCP/IP−PPP 表I 第2図に戻り、Eメール・メッセージが表Iに示される入力ネットワーク・タ イプの1つのネットワーク上でEメール入力インタフェース204において受信 されると、Eメール・メッセージは、中央処理装置(CPU)202の制御下で 、一時的に大容量記憶媒体212に格納される。大容量記憶媒体212は、以下 に説明する1つ以上のデータベースも格納し、これらはCPU202により、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ104が生成するワイヤレス・メッセージのワ イヤレス・メッセージ通信ユニット116に対する送達を命令するために用いら れる。Eメール・メッセージの処理中は、CPU202は大容量記憶媒体212 からEメール・メッセージを回復し、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)2 16内でアクティブのルーチンを用いて、Eメール・メッセージを処理し、上記 表Iで識別される1つ以上のネットワークおよびプロトコルを用いて、出力イン タフェース206を介して、ワイヤレス・メッセージ通信網106に送達する。 上記の説明から明らかなように、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は 、有線メッセージ通信網102内で生成されるEメール・メッセージをワイヤレ ス・メッセージ通信網106により送達するために処理することに加えて、表I に示されるようないくつかのネットワークおよびプロトコルの間でEメール入力 インタフェース204を動的に切り換え、さらに表Iに説明されるような複数の ネットワークお よびプロトコル間で出力インタフェース206を切り換えることもできる。 たとえば、プロセッサ200はキーボード208およびビデオ・ディスプレイ 210を備える、カリフォルニア州SunneyvaleのSun Micro systems社により製造されるSparc 5またはSparc 10ワークス テーションなどである。プロセッサ200は、好ましくは少なくとも16Mバイ トのランダム・アクセス・メモリを備え、システム内で予想されるEメール・メ ッセージの容量により、最大64Mバイトのランダム・アクセス・メモリを備え ることができる。同様に、大容量記憶媒体は、通常500Mバイトのワークステ ーションを備える内蔵ハード・ディスク・ドライブとすることができ、あるいは 、システム要件によりそれより小さくても大きくてもよい。また、外付けとする こともできる。プロセッサ200は、好ましくはSMTP Eメールに対応する Unixマルチタスキング・オペレーティング・システムなどを用いる。 第3図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ1 04内のメモリ分割を示すブロック図である。メモリ分割は、大容量記憶媒体2 12とランダム・アクセス・メモリ216の両方で、第3図に例示されるように 実行される。 本発明の好適な実施例においては、大容量記憶媒体212は以下に説明するい くつかのファイルであって、Eメール・ メッセージをワイヤレス・メッセージに処理するために用いられるファイルを含 む。オペレーティング・システム・ソフトウェア315が、好ましくは上記のよ うなUnixに準拠するコンピュータを用いてEメール,ファイル入力/出力お よびネットワーキング・サービスが実現される、先行マルチタスク環境を提供す る役割を果たす。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320は、 ランダム・アクセス・メモリ(RAM)216内にロードされ、Eメール・メッ セージのワイヤレス・メッセージへの処理を制御する実際に実行可能な制御プロ グラムである。 ターゲット・データベース325が例として、以下の表IIに示され、ターゲッ ト識別子ルックアップ情報を提供する役割を果たす。ターゲット識別子ルックア ップ情報には、ワイヤレス選択呼出ユーザ識別子に対応する少なくとも1つの所 定のワイヤレス選択呼出ユーザ・アドレスおよびワイヤレス・メッセージ通信ユ ニット・アドレス(WMUアドレス)などの情報が含まれ、これらはすべて、E メール・メッセージが宛てられる特定のワイヤレス・メッセージ通信網106内 のワイヤレス・メッセージ通信ユニット116を一意的に識別する役割を果たす 。ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスは、ページャ・キャップ・コ ードまたはユニットIDとも呼ばれることが多い。ターゲット識別子ルックアッ プ情報には、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116が受信することのでき るメッセージ情報の 種類を指定するワイヤレス・メッセージ通信ユニット・タイプ(WMUタイプ) も含まれる。表IIに示されるように、WMUタイプは数値メッセージ(NUM ERIC)でも、英数字メッセージ(ALPHA)でも、情報サービス・メッセ ージ(DATA)でもよい。他のワイヤレス・メッセージ・タイプも同様に利用 できることは言うまでもない。ターゲット識別子ルックアップ情報には、Eメー ル・メッセージが宛てられて送信されるサービス・ネットワークを識別するサー ビス名も含まれる。本発明の好適な実施例においては、ターゲット識別子は、図 示されるようにワイヤレス・メッセージの受信者の名と姓の形式をとるが、他の 形式のターゲット識別子も同様に用いることができることは言うまでもない。ま た、後述されるように、場合によってはターゲット・データベースの必要性がな くなることもある。これはEメール・メッセージ内に提供されるターゲット識別 子内に、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104がWMUアドレス,WMUタ イプおよびサービス名を引き出すには充分な情報がある場合である。これについ ては後述する。 表IIに示されるサービス名は、以下に説明する種々のデータベースであって 、LAWN112ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワークとの 通信を行うために必要な接続およびプロトコル情報を含むデータベースとの相互 参照(タッグ)を提供する。WMUアドレスは、以前に指定されたLAWN11 2ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワーク内のワイヤレス・メ ッセージ通信ユニット116の実際のアドレスを提供する。WMUタイプは、ワ イヤレス・メッセージ通信ユニット116が数値ページャであるか、英数字ペー ジャであるか、あるいはデータまたは情報サービス受信機であるかなど、ワイヤ レス・メッセージ通信ユニット116に関する一定レベルの検証と符号化に関す る理解を可能にする。 第3図に戻り、エラー・ログ328は、以下に説明するワイヤレス・サービス へのメッセージ送付プロセス420により用いられて、ワイヤレス・メッセージ のディスパッチ・エラーをすべて記録する。これらのエラーは、ワイヤ レス・サービスへのメッセージ送付プロセス420から状況情報として読み出さ れる。 メッセージ・ログ・スイッチ330は、メッセージ・ログが、以下に説明する WMS(ワイヤレス・メツセージ通信サーバ)システム・アドミニストレータ4 02により可能になるか否かを制御するために用いられ、WMSシステム・アド ミニストレータ402システム設定コマンドの1つである。 メッセージ・ログ335は、ターゲット識別子,Eメールアドレスを含む送付 者情報および場合によっては送付者のフルネームなどの分解メッセージ情報と、 日時スタンプ,メッセージ・スプール・ファイル参照番号,肯定応答フラグおよ び成功指標の評価などのその他の情報とを記録するために用いられるメモリ格納 領域である。これらの情報については後述する。 スプール・ディレクトリ337は、複数のメッセージ・スプール・ファイルを 含むディレクトリであり、第3図でEメール・メッセージ1〜Eメール・メッセ ージNとして例示されるEメール・メッセージがコピーされ、後に状況情報とし て分析される。 サービス・データベース340は、以下の表IIIに例示されるようなサービ ス・レベル・パラメータを格納する役割を果たす。 サービス・データベース340は、サービス名と、サービス・パスワード,メ ッセージ寸法制限,最終使用日,総伝達メッセージおよび以下の表Vに示される サービス定数データベース345および以下の表IVに示されるような接続定数 データベース350に対する参照などのパラメータとを含む。サービス名は、ワ イヤレス・メッセージ通信網106内で、ワイヤレス・メッセージが送付される LAWN112ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワークを識別 し、特に指定されない限り、そのサービス名が「デフォルト」であり、デフォル トの構内または広域ワイヤレス・メッセージ通信網を識別する少なくとも1つの デフォルト・ネットワーク識別子を備える。別のワイヤレス・メッセージ通信網 もリストアップすることができ、これらは図示されるような独自のサービス名に より識別される。サービス・パスワードにより、ワイヤレス・メッセージ通信サ ーバ104のワイヤレス・メッセージ通信網106に対するディスパッチ・アク セスが可能になる。さらに詳しくは、 ワイヤレス・メッセージが送付されるLAWN112ネットワークおよび/また はWAWN114ネットワークに対するアクセスが可能になる。メッセージ寸法 限界は、ワイヤレス・メッセージ内に送付することのできるEメール・メッセー ジ文字の最大数を示す。Eメール・メッセージ内にそれ以上の文字数がある場合 は、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104により切り捨てられる。最終使用 日および総伝達メッセージは、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104に維持 される、サービス・レベル利用情報を提供する数値である。サービス定数記録数 および接続定数記録数は、サービス定数データベースおよび接続定数データベー ス内の記録を参照する。 表IVに例示される接続定数データベース350は、指名されたサービス、す なわちLAWN112ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワーク に対する接続方法を指定する役割を果たす。この接続タイプは、サービスに対 するリース回線またはダイヤルアップ接続,モデム(M),直接(D)またはネ ットワーク(N)接続などのネットワーク接続タイプを指定する数種類の記録に 亘り可変することがある。この記録は、正規の接続が行われない場合に、バック アップ接続を代替の接続法として参照する場合など、表IVの記録2に示される ように第1ネットワーク接続タイプを接続することができない場合に、別のネッ トワーク接続タイプに対するバックアップ参照を提案することもできる。 表Vに示されるサービス定数データベース345は、プロトコル・タイプと、 ワイヤレス・メッセージ通信網106とのプロトコルに用いられるストリングお よびタイマ値を含むワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロトコル・ソフ ト符号化定数を提案する役割を果たす。 上記の表Vに示されるように、表内のコラムに対応する特定のフィールドが情 報を含むか否かを決定する表の制御フィールドがある。上記の例においては、記 録1はTAPプロトコル・タイプであるので、TAPプロトコル・タイプのみが フィールド「初期遅延」および「初期ストリング」を含む。プロ トコル2の場合は、プロトコル・タイプがTNPPであるので、TNPPプロト コル・パラメータのみが上記の如く指定される。 第3図に戻り、ランダム・アクセス・メモリ216はEメール・メッセージを ワイヤレス・メッセージに処理する場合に用いられるいくつかのプロセス・イメ ージを含む。メール送付1〜メール送付Nとして例示されるメール送付プロセス 365には、メール送付プロセス365を含むメモリのブロックが一時的に割り 振られ、LAN108ネットワークまたはWAN110ネットワーク接続が完了 すると起動され、Eメール・メッセージのネットワーク提出を受け入れる役割を 果たす。WMUメッセージ1〜WMUメッセージNと示されるWMUメッセージ ・プロセス370には、ワイヤレス・メッセージまたはページに処理されつつあ るEメール・メッセージに関連するメモリのブロックが一時的に割り振られる。 1つのEメール・メッセージは実際には複数のワイヤレス・メッセージまたはペ ージに処理することができることは言うまでもない。これについては後述する。 メール送付プロセス365に関連するコード部分は、ワイヤレス・メッセージ通 信サーバ・ソフトウェア320と名付けられるコード・イメージにおいて共有さ れる。これは、可変データと共に実行され、ワイヤレス・メッセージ(WMUメ ッセージ)に変換されて、ワイヤレス・メッセージ通信網106にディスパッチ されるEメール・メッセージとなる実際のコードである。オペレーティング・シ ステム・ソフトウェア315 イメージは、タスク切換,ファイル・サービスおよびその他の基本オペレーティ ング・システム・サービスを提供する役割を果たす。 メール送付プロセス365は、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104上で Eメール・メッセージを受信し、ソフトウェアを大容量記憶媒体212からラン ダム・アクセス・メモリ216にロードしてコードを実行することによりワイヤ レス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320を起動させる役割を果たす。 ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320は、WMUメッセージ 370に関連し、WMUメッセージ〜WMUメッセージNと識別されるランダム ・アクセス・メモリ・スペース内のメッセージを画像処理する。メッセージ処理 の間、未処理のEメール・メッセージがスプール・ディレクトリ337にコピー される。未処理のEメール・メッセージは、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ ・ソフトウェア320の処理中に用いられる。この処理の間、ワイヤレス・メッ セージ通信サーバ・ソフトウェア320は、メッセージ・ログ・スイッチ330 がアクティブであると、後述のように、メッセージ・ログ335に関連の処理変 数を記録する。この処理では、ターゲット・データベース325およびEメール ・メッセージ内に見られるターゲット識別子も用いられ、メッセージを、各ター ゲット識別子に関して、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116アドレス( 第3図には図示せず)とLAWN112 ネットワークまたはWAWN114ネットワーク・サービス名とに分解する。分 解が終了すると、サービス休止スイッチ(Out Of Service Swi tch)355がチェックされる。サービス休止スイッチ355がセットされる と、サービス休止メッセージ360が、メッセージ発信者に対して、メッセージ 発信者のEメール・アドレスを含むEメール・メッセージ内に送付され、処理が 停止される。そうでない場合は、ワイヤレス・メッセージがワイヤレス・メッセ ージ通信網106にディスパッチされる。これは、サービス・データベース34 0内で、LAWN112ネットワークまたはWAWN114ネットワークをソフ トウェア相互参照することにより実行される。サービス・データベース340は 、種々のLAWN112ネットワークおよび/またはWAWN114ネットワー ク・サービスの記録と数値情報とを含み、サービス定数データベース345およ び接続定数データベース350に対する記録参照を行う。サービス定数データベ ース345は、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104とワイヤレス・メッセ ージ通信網106との間のプロトコルで用いられる種々のプロトコル定数を詳述 する。接続定数データベース350は、ワイヤレス・メッセージ通信網106に 対する接続を獲得する役割を果たすプロトコルで用いられる種々のプロトコル定 数を詳述する。ワイヤレス・メッセージ通信網106に良好にメッセージを送付 することが困難な場合は、問題に関わるエラーがエラー・ログ3 28に記録され、エラー報告がEメール・メッセージの発信者に返送される。 第4図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム 100のシステム・ソフトウェア・コンテクスト図400である。第4図は、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320が動作するソフトウェア ・コンテクスト全体を示す。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア 320は、第4図では「メッセージ」と記されるEメール・メッセージを、有線 メッセージ通信網102から受け取る。このメッセージにより、結果として、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320が以下に説明するワイヤ レス・メッセージ通信網106に対するワイヤレス・メッセージ提出を生成する 場合も、生成しない場合もある。ワイヤレス・メッセージ通信網106にワイヤ レス・メッセージ提出が行われると、ワイヤレス・メッセージ通信網106は、 ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320に対しメッセージ提出 状況で返答する。これについては後述する。ワイヤレス・メッセージ通信網10 6にメッセージを送付する際に何らかの問題がある場合は、以下に説明するメッ セージ問題を有線メッセージ通信網102に返送する。任意で、メッセージがワ イヤレス・メッセージ通信網106に良好に送付される場合は、以下に説明する メッセージ確認を有線メッセージ通信網102に返送することになる。第4図に 図示 および説明されるWMSシステム・アドミニストレータ402とは、ワイヤレス ・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320が用いる、以下に説明する種々の システム設定コマンドを入力する役割を果たす人である。システム設定コマンド により、以下に説明するシステム設定状況が生成されることも、されないことも ある。このシステム設定状況は、WMSシステム・アドミニストレータ402に 送付される。また、ある状況においては、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ ソフトウェア320がワイヤレス・メッセージ通信サーバ104の現在の状態に 関する状況情報をWMSシステム・アドミニストレータ402に供給する。この 情報については後述する。 第5図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ送達システム 100の全体的なソフトウェア・アーキテクチャ図500である。第5図は、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320をその構成部分に分解し て示す。この構成部分とは、本発明の好適な実施例においては、メッセージ処理 プロセス410,ワイヤレス・サービスへのメッセージ送付プロセス420およ びWMSシステム設定プロセス430ならびに、ターゲット・データベース32 5,サービス・データベース340,サービス定数データベース345および接 続定数データベース350として示される。第5図では以降「メッセージ」と呼 ばれるEメール・メッセージの有線メッセージ通信網102か らの受信によりメッセージ処理プロセス410が起動されると、メッセージ処理 プロセス410がメッセージを1つ以上のワイヤレス・メッセージ要求に分解す る役割を果たす。これについては後述する。メッセージ処理プロセス410の間 、第3図に説明されるように、ターゲット・データベース325が参照される。 メッセージを1つ以上のワイヤレス・メッセージ要求に分解できない場合、ある いはメッセージ処理プロセス410に問題がある場合は、メッセージ問題が有線 メッセージ通信網102に返送される。この場合も、任意で、メッセージ処理プ ロセス410により、ワイヤレス・サービスへのメッセージ送付プロセス420 からメッセージ成功標示が受信されると、Eメール・メッセージ発信者により要 求されるメッセージ確認を有線メッセージ通信網102に返送することができる 。メッセージ処理プロセス410も条件によってはWMSシステム・アドミニス トレータ402に状況情報を返送する。これについては後述する。 ワイヤレス・サービスへのメッセージ送付プロセス420は、ワイヤレス・メ ッセージ要求を受信すると、ワイヤレス・メッセージ提出に接続しそれをワイヤ レス・メッセージ通信網106に送付する役割を果たす。ワイヤレス・サービス へのメッセージ送付プロセス420は、まずサービス・データベース340,サ ービス定数データベース345および接続定数データベース350を第3図に説 明されるよ うに参照して、ワイヤレス・メッセージ提出に接続しワイヤレス・メッセージ通 信網106に送付することにより機能する。ワイヤレス・メッセージ提出の結果 、ワイヤレス・メッセージ通信網106によりメッセージ提出状況が生成され、 これはワイヤレス・サービスへのメッセージ送付プロセス420により変換され て、メッセージ成功標示としてメッセージ処理プロセス410に返送される。こ の標示は後で定義される。ワイヤレス・メッセージ通信網106からメッセージ 提出成功状況が返送されると、最終使用日が現在の日付に更新され、総伝達メッ セージが成功したディスパッチ数だけ増分される。次にこの更新された記録がサ ービス・データベース340に書き込まれる。 WMSシステム設定プロセス430は、WMSシステム・アドミニストレータ4 02がターゲット・データベース325,サービス・データベース340,サー ビス定数データベース345および接続定数データベース350に格納される情 報を監視することを可能にする。これについては後述する。WMSシステム設定 プロセス430は、WMSシステム・アドミニストレータ402に対しターゲッ ト・データベース325,サービス・データベース340,サービス定数データ ベース350および接続定数データベース350に格納された情報を追加,変更 および削除することを許可することで、WMSシステム・アドミニストレータ4 02がワイヤレス・メッセージ送達システム100を設定す ることを可能にする。これについては後述する。ワイヤレス・サービスへのメッ セージ送付プロセス420によりサービス・データベース340に書き込まれる 状況情報は、WMSシステム設定プロセス430によってサービス・データベー ス340から読み出され、WMSシステム・アドミニストレータ402に伝えら れる。これについては後述する。 第6図は、本発明の好適な実施例によるメッセージ処理プロセス410のメッ セージ・プロセッサ・ソフトウェア・アーキテクチャ図である。メッセージ処理 プロセス410は、メッセージ分解プロセス610,メッセージ処理記録プロセ ス650およびワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス660を含む 。メッセージ分解プロセス610は、第6図において「メッセージ」と以降呼ば れるEメール・メッセージをスプール・ディレクトリ337にまずコピーして、 次にメッセージの種々の部分を種々の情報フィールドに分別する役割を果たす。 この情報フィールドには送付者のEメール・アドレスと任意で送付者のフルネー ムを含む送付者情報フィールドと、ゼロまたはそれ以上のメッセージの受信者フ ィールドと、送付すべき実際のワイヤレス・メッセージと、Eメール・メッセー ジ発信者により設定され、メッセージ成功標示の際にはメッセージ確認がEメー ル・メッセージ発信者に送付されるべきか否かを標示する後述の確認フラグなど が含まれる。 メッセージ処理記録プロセス650は、基本的には情報 スイッチである。ログ・スイッチ630が上記の如くシステム設定コマンドによ りセットされると、入力されるすべての情報がメッセージ分解ログ640に送ら れる。メッセージ分解ログ640は、状況情報1つをWMSシステム・アドミニ ストレータ402に与える。メッセージ処理記録プロセス650は、メッセージ 分解プロセス610から得た種々のフィールドに標識を付けることも行う。この 標識付けによりメッセージ分解ログ640をより容易に検査することができる。 ワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス660は、種々の受信者を ワイヤレス・メッセージ通信サービス名とワイヤレス・メッセージ通信ユニット ・アドレスとに分解する役割を果たす。これは、第17図に詳述されるルール集 合を適用することにより実行される。入力フォーマットの更なる事例は第10図 ないし第12図に後述される。ターゲット・データベース325は、任意で、一 致するターゲット・エントリに関して参照される。次に、ワイヤレス・メッセー ジ要求が、分解に成功した受信者各々について送出される。各ワイヤレス・メッ セージ要求に関しては、上記のメッセージ成功標示が受信される。分解に成功し た受信者の各々についてメッセージ成功標示が受信されると、評価成功標示が構 築され、3つの異なる成功レベルを示す:すなわち成功,部分的に成功または失 敗である。受信者を分解できない場合、あるいは評価成功標示がうま く行かない場合は、メッセージ問題が有線メッセージ通信網102に返送される 。また、上記の如く確認フラグがセットされ、メッセージ発信者がEメール・メ ッセージ確認を要求したことが標示され、上記の如く評価成功標示がうまく行く と、メッセージ確認が有線メッセージ通信網102に送付される。 第7図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ1 04に関するメッセージ分解プロセス610を説明するメッセージ分解ソフトウ ェア・アーキテクチャ図である。メッセージ分解プロセス610は、メッセージ 配布プロセス710,評価/確認フラグ・プロセス750,受信者発見プロセス 740,ワイヤレス・メッセージ抽出プロセス730および送付者発見プロセス 720を含む。メッセージ配布プロセス710は、第7図において以降「メッセ ージ」と呼ばれるEメール・メッセージの、メッセージ・スプーラ620および 後述のプロセスに対するメッセージ配布点として動作する。評価/確認フラグ・ プロセス750は、第9図に説明される「主題:」メッセージ・フィールドから 、メッセージ発信者によりEメール・メッセージ確認の要求として、ワイヤレス ・メッセージ通信サーバ104からワイヤレス・メッセージ通信網106への成 功したメッセージ・ディスパッチを確認するために入力された、状況に無関係の キーワード「確認」を抽出する役割を果たす。キーワード「確認」が発見される と、確認フラグ がセットされ、発見されない場合は確認フラグはセットされない。受信者発見プ ロセス740は当該の受信者を発見するために「宛先:」メッセージ・フィール ドを捜す役割を果たす。ワイヤレス・メッセージ抽出プロセス730は、後述の メッセージのフォーマットと送付者情報とを検証し、ワイヤレス・メッセージ通 信網106に送付される実際のワイヤレス・メッセージを生成する役割を果たす 。送付者発見プロセス720は、「発信元:」メッセージ・フィールドから送付 者情報を抽出する役割を果たす。 第8図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ1 04のワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス660を説明するワイ ヤレス・メッセージ・ディスパッチ・アーキテクチャ図である。ワイヤレス・メ ッセージ・ディスパッチ・プロセス660は、OOS(サービス休止メッセージ )送付プロセス810と、WMUアドレスおよびサービス発見プロセス820と 、ワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス840と、サービス休止フ ラグ830とを含む。サービス休止フラグ830は単純なスイッチとして機能す る。サービス休止フラグ830がセットされると、OOSメッセージ送付プロセ ス810が起動され、有線メッセージ通信網102に対し「サービス休止」を知 らせる予め設定されたメッセージ問題をEメール・メッセージ発信者に送付する 。あるいは、サービス休止フラグ830がセットされないと、ワイヤレス・メッ セージ・ ディスパッチ・プロセス840が代わりに起動される。ワイヤレス・メッセージ ・ディスパッチ・プロセス840は、送付者情報,ワイヤレス・メッセージおよ び確認フラグをメッセージ分解プロセス610から受け取り、以下に説明するす べての受信者/WMUルックアップ・ペアを待機する。メッセージ分解プロセス 610から送付者情報,ワイヤレス・メッセージおよび確認フラグを受信すると 、ワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス840は受信者/WMUル ックアップ・ペアを詳細に調べる。受信者が正確に1つのWMUルックアップを もたない場合は、メッセージ問題を有線メッセージ通信網102に返送する。そ うでなく、受信者に対して1つのWMUルックアップが存在する場合は、ワイヤ レス・メッセージ要求が、1つの受信者/WMUルックアップ・ペアにより識別 される受信者のすべてに関して送付され、各ワイヤレス・メッセージ要求に関し て、メッセージ成功標示がワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセス8 40により受信される。受信者/WMUルックアップ・ペアにおいては、受信者 とはターゲット識別子を指す。ワイヤレス・メッセージ・ディスパッチ・プロセ ス840は、評価成功標示を生成する。これは3つの値:すなわち全メッセージ 成功標示が真である場合に起こる成功;少なくとも1つのメッセージ成功標示が 真である場合に起こる部分的成功;および真のメッセージ成功標示がない場合の 失敗である。生成される評価成功標示は、 上記の如く、すべてのワイヤレス・メッセージ要求が成功であったか否かを総括 する。最後に、確認フラグ入力がセットされ、すべてのメッセージ成功標示が真 である場合は、メッセージ確認がワイヤレス・メッセージ通信網102に送り返 される。 第9図は、従来技術によるSMTP Eメール・メッセージ提出プロトコルに おいて有線メッセージ通信網102から送付される典型的なEメール・メッセー ジの図である。いうまでもなく、他のEメール・メッセージ提出プロトコルもワ イヤレス・メッセージ通信網102から送ることができる。これには、いくつか 名前を挙げるとX.400メッセージ,NovellによるMHS(メール・ハ ンドリング・システム)メッセージおよびマイクロソフト・メール・メッセージ などが含まれる。 第9図に示されるように、SMTP Eメール・メッセージは、メッセージに SMTP Eメール・ヘッダ910,SMTP Eメール・ヘッダ/本文区切り部 として機能する第1空白行920およびSMTP Eメール本文930が含まれ るようにフォーマットされる。SMTP Eメール・ヘッダ910は、「日付: 」フィールド,「発信元:」フィールド,「宛先:」フィールドおよび任意で「 主題:」フィールドなどの異なるSMTP標準メール・フィールドを表す1つ以 上の行が含まれる。これらのフィールドにはインターネットRFC822で説明 されるように「単純メール転送プロトコルのため の標準」,RFC821「APPAインターネット・テキスト・メッセージのフ ォーマットのための標準」およびRFC1123「RFC821およびRFC8 22に対する拡大版」などがある。上記の各SMTP標準メール・フィールドは 、フィールド名の後にコロンが付く構造を有し、次にフィールドに関連するデー タが続く。SMTPヘッダ/本文区切り部は、Eメール・メッセージを上から下 までスキャンする場合は常に第1空白行となる。SMTP Eメール本文930 は、メッセージ発信者がEメール・メッセージをメッセージ受信者に送付するた めに入力したEメール・メッセージの部分として示される。SMTP Eメール ・メッセージ930は特にフォーマットを持たず、例示される如く、挨拶,メッ セージおよび謝辞の結びを含むことがある。 上記説明の文脈において、また第9図に示されるように、SMTP Eメール ・ヘッダ910はEメール・メッセージ送信の日付を示す日付フィールドと、E メール・メッセージ発信者の名前を示す発信元フィールドと、Eメールの受信者 を示す宛先フィールドと、Eメール・メッセージの内容を示す主題フィールドと を含む。上述の如く、SMTP Eメール・ヘッダ910はSMTP Eメール・ ヘッダ/本文区切り部として機能する第1空白行920によりSMTP Eメー ル本文930とは切り離される。SMTP Eメール本文930は、送付される 実際のEメール・メッセージを表す。これには、たとえば、メッセージ受信者の 名前,メッセージおよびメッセー ジ発信者の名前が含まれる。上記の従来技術により用いられる場合、SMTP Eメール本文930内に空白行を用いることに関しては特別な意味はないことに 留意されたい。 第10図は、本発明の好適な実施例により、Eメール・エイリアスを用いてワ イヤレス・メッセージ通信ユニット116をアドレス指定するEメール・ページ ング・アドレス指定スキームの一例の図である。Eメール・エイリアスを用いる Eメールページング・アドレス指定スキームは、上述のようなSMTP Eメー ル・メッセージの基本的構造を利用し、さらにEメール・エイリアス・パイプを 通じてワイヤレス・メッセージ通信サーバ104を起動させる独自の構造を備え る。Eメール本文930は、ターゲット識別子およびワイヤレス・メッセージを 備える独自の構造を採用する。 SMTP Eメール・ヘッダ910は、第9図に示される通常のSMTP Eメー ル・メッセージと同じ構造を有する。しかし、第9図のSMTP Eメール・メ ッセージとは異なり、「宛先:」フィールドは、有線メッセージ通信網102内 に常駐するメッセージ受信者に直接的にアドレス指定されるのではなく、Eメー ル/ページング・サービスを提供する役割を受け持つ固定のEメール・アドレス 、すなわち本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信サーバ10 4にアドレス指定されるという利点を持つ。第10図に例示されるように、「宛 先:」フィールドの内容として示される固定Eメール・アドレスは、 「pager@pts.mot.com」であり、「pager@」と示されるS MTPアドレスの最初の部分が後述のエイリアス・パイプの使用を通じてワイヤ レス・メッセージ通信サーバ104の起動に関するエイリアスを定義し、「pt s.mot.com」と示される第2アドレス部分が、送達されるEメールを、識 別される特定のワイヤレス・メッセージ通信サーバ106に宛てる。 SMTP Eメール本文930が、SMTP Eメール・メッセージの第1空白行 920の後におかれる。この例では、SMTP Eメール本文930には3つの 一意的に認識可能な部分が含まれる:すなわち、上記の1つ以上のターゲット識 別子によって構成されるターゲット識別子リスト1010と、区切り部1020 と、送付されるワイヤレス・メッセージ1030とである。ターゲット識別子リ スト1010部分は、SMTP Eメール本文930の非空白行の第1シーケン スとして識別される。ターゲット識別子リスト1010には、上述の如く少なく とも1つのワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスが含まれ、たとえば 、SMTP Eメール本文930のターゲット識別子リスト1010部分をさら に調べると、いくつかのターゲット識別子タイプを同時に識別することができる 。第1ターゲット識別子は、「名前_名字」、すなわち「richard_ge i」という形式で、名前によりリストアップされる。第1ターゲット識別子は、 ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104がターゲット・ データベース325を検索して、対応する1つのWMUアドレスとワイヤレス・ メッセージ通信サービスとを発見することができることを仮定する。具体的に図 示される第2ターゲット識別子はWMUアドレスを「アドレス」すなわち「9834 」の形式で供給するが、ワイヤレス・メッセージ通信サービス名は省略する。図 示されるように1つのアドレスが発見されると、「デフォルト」のサービス名が 仮定される。「アドレス.サービス名」の形式で名前によりリストアップされる 次の2つのターゲット識別子は、WMUアドレスとサービス名とを具体的に指定 する。たとえばEメール・メッセージをS-Pageワイヤレス・メッセージ通 信サービスと、M-commワイヤレス・メッセージ通信サービスとに宛てる「3 45612.s-page」と「882363.m-comm」である。後者の「アドレス.サ ービス名」の例では、サービス・プロバイダ名に関して、仮定や照合は必要とさ れない。 区切り部1020は、ターゲット識別子リスト1010の後に続き、ターゲッ ト識別子リスト1010をメッセージから区切る1行以上の連続する空白行が第 1回目に発生するものとして定義される。区切り部1020は、たとえば本発明 の好適な実施例においては、従来のキーボード上に「リターン/エンター」キー で通常入力される2回以上のキャリッジ・リターン/新規行キャラクタの発生に より構成される所定のキーストローク・シーケンスとして表される。実際のワイ ヤレス・メッセージは、区切り部102 0に続き、SMTP Eメール本文930内に位置する。 第11図は、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・メッセージ通信ユニッ ト116をアドレス指定するコンテクスト設定図であり、メール配信および中継 プロセッサであるメール中継コンピュータをアドレス指定するEメール・エイリ アス・アドレス指定が使用される。このプロセッサの目的は、メール中継コンピ ュータとして具現され、これもEメール・メッセージを適切に配信するメール中 継コンピュータとして具現されるローカル・メール・ドメインおよびサブドメイ ンに関わるSMTP Eメール・スーパー・ドメインからEメールを受け取るこ とである。第11図は、例として「mot.com」と図示されるSMTP Eメ ール・スーパー・ドメイン1110が「pts.mot.com」と例示される修 正されたローカル・メール・ドメイン1120に接続する様子を示す。従来のS MTP Eメール・ローカル・メール・ドメイン1120に対する修正は、エイ リアス・ファイルに独自の追加を行うと有利であり、エイリアス・ファイルはこ こでは「/etc/aliases」ファイルとして例示され、 「pager@wms」と例として定義される用語「ページャ」を加えることに より行われる。ローカル・メール・ドメイン1120の下部には、他のローカル ・メール・サブドメイン1130と、本発明の好適な実施例によるワイヤレス・ メッセージ104とがあり、これもローカル・メール・ドメイン1120の下に 示される。ワイヤレス・メッセージ 通信サーバ104に割り当てられるホスト名は、たとえば、ローカル・メール・ ドメイン1120内に常駐するホスト・テーブル内にリストアップされる「wm s」である。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、エイリアス・ファイ ルに追加を行っても有利である。この場合、「ページャ」はワイヤレス・メッセ ージ通信サーバ・ソフトウェア320に対するメール送付プログラム・パイプと して定義される。 第12図は、本発明の好適な実施例により、Eメール・サブドメイン法を用い てワイヤレス・メッセージ通信ユニット116をアドレス指定するEメール・ペ ージング・アドレス指定スキームの図である。第12図に示されるように、Eメ ール・サブドメイン・アドレス指定を用いるSMTP Eメール・メッセージは 、メッセージがSMTP Eメール・ヘッダ1210,SMTPヘッダ/本文の 区切り部を表す第1空白行1220およびSMTPEメール本文1230を含む ようにフォーマットされる。SMTPEメール・ヘッダ1210は、第10図に 図示されるSMTP Eメールヘッダ910の構造と同じ全体構造を有するが、 SMTP Eメール・ヘッダ910と比べてSMTP Eメール・ヘッダ1210 には重大な差異が存在する。第10図に図示されるSMTP Eメールヘッダ9 10のターゲット識別子リスト1010内に含まれた情報が、「@pager/ pts.mot/com」と例示されるSMTPサブドメインを有する正当なSM TP Eメール・アド レス内に移動および再フォーマットされる。第9図に図示されるSMTP Eメ ール・ヘッダ910の場合と同様に、SMTP Eメール・ヘッダ1210は異 なるSMTP標準メール・フィールドを表す1つ以上の行を含む。これはたとえ ば「日付:」フィールド,「発信元:」フィールド,「宛先:」フィールドおよ び任意で「主題:」フィールドである。第9図に図示される場合とは異なり、タ ーゲット識別子はSMTP Eメール・ヘッダ1210の「宛先:」フィールド に置かれる。ターゲット識別子の各々は、第10図に上述されるよう分解される が、ここではターゲット識別子は実際のEメール・アドレスを表す。Eメール/ ページングの概念は、結果として、より継ぎ目のない状態でEメールに統合され るので、Eメール・メッセージ発信者が使用法を学ぶことが容易になる。SMT Pヘッダ/本文区切り部1220は、標準的なSMTP Eメール・メッセージ における SMTPヘッダ/本文区切り部1220と同じである。 SMTP Eメール本文1230は、上記のターゲット識別子により識別される ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116に送付するメッセージとして用いら れる。 第13図は、本発明の代替の実施例によりサブドメイン・ページングを用いて ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116をアドレス指定するコンテクスト設 定図である。第13図は、基本的には第11図に示されるメール・ドメインと同 じ設定を示す。しかし、第11図の設定とは異なり、 ローカル・メール・ドメイン1110とワイヤレス・メッセージ通信サーバ10 4との間のリンクが異なる点が有利である。これについて下記に説明する。第1 3図に示される本発明の代替実施例においては、ローカル・メール・ドメイン1 120内にファイル名「/etc/hosts」と示されるホスト・ファイルは、 ホスト名「wms」のエイリアスを利用し、このホスト名はこの例では「pag er」にセットされる。エイリアスを加えることで、たとえば 「pager/pts.mot.com」と呼ばれる新しいサブドメインが有効に 生成され、これはローカル・メール・ドメイン1120に関しては、「pts. mot.com」と例示される。また、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ10 4のホスト名も、このホスト・エイリアスを反映するようにセットされる。最後 に、「/etc/sendmail.of」と例示されるカスタム・メール送付設 定ファイルがローカル・ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104内に配置され 、SMTPサブドメイン「@pager」に宛てられるすべてのEメールがワイ ヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320に宛てられるようにする。 第14図ないし第20図は、本発明の好適な実施例および代替の実施例による ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104の動作を示す流れ図である。 第14図を参照して、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア32 0が、ワイヤレス・メッセージ通信 サーバ104に宛てられるEメール・メッセージに応答して起動される。ワイヤ レス・メッセージ通信サーバ・ソフトウェア320を実行すると、ファイル・ハ ンドルを介してEメール・メッセージが実行可能に送達される。ワイヤレス・メ ッセージ通信サーバ・ソフトウェア320は、送達されたEメール・メッセージ の分解を開始する。分解プロセスの第1段階は、Eメール・メッセージから受信 者と送付されるワイヤレス・メッセージとを抽出することである。まず、受信者 が段階1040において、SMTPEメール・ヘッダ910,1210の「宛先 :」フィールドから抽出される。これは、まず「宛先:」フィールドの内容を選 択し、段階1406で「宛先:」フィールドが存在しない場合は、「見かけ上の 宛先:」フィールドを、当業者には周知に方法で段階1408において「宛先: 」フィールドの内容として選択する。もしくは、SMTP Eメール・ヘッダ9 10,1210に「宛先:」フィールドが存在する場合は、「宛先:」フィール ドの内容を段階1406において選択する。 次に、Eメール・メッセージのSMTP Eメール本文930が、メッセージ の最初から、上記の2つの改行キャラクタのシーケンスにより示される第1空白 行920の発生をEメール・メッセージ内で検索することにより、段階1410 において抽出される。次に、段階1412において「宛先:」フィールドまたは 「見かけ上の宛先:」フィールドに含まれるEメール・アドレスが識別される。 Eメール・アドレス が段階1412において「pager@」と識別されると、Eメール・ページン グのEメール・エイリアスの形式が選択される。この場合は、Eメール・メッセ ージの本文が1行以上の空白行1020が第1回目に発生する部分から順方向に スキャンされ、その後、段階1414において空白行1020とEメール本文9 30の終点との間から、ワイヤレス・メッセージ1030が抽出される。次に段 階1416において、Eメール本文930の最初から、1行以上の空白行102 0が第1回目に発生する部分までをスキャンすることにより、ワイヤレス・メッ セージのターゲット識別子1010が抽出される。ターゲット識別子は、次に上 記の如くターゲット識別子シーケンス1010にセットされる。 「宛先:」フィールドまたは「見かけ上の宛先:」フィールドのEメール・ア ドレスが受信者を「pager@」と指定しない場合は、Eメール/ページング のためのSMTPサブドメイン・フォーマットが段階1412において選択され る。この場合、前述のように抽出されたワイヤレス・メッセージが、段階141 8においてSMTP Eメール本文930にセットされる。次に、「@page r」サブドメイン識別子を求めて、「宛先:」,「CC:」および「BCC:」 フィールド内の各Eメール・アドレスが検索される。段階1420において、発 見されたEメール・アドレスが抽出され、 「@pager」Eメール・ドメインが取り出されて、ターゲット識別子と等し くなるようにセットされる。 ワイヤレス・メッセージの処理は第15図に続く。ここではメッセージ発信者 情報と、任意でワイヤレス・メッセージ通信ユニット116の識別のためのメッ セージ発信者のフルネームの抽出とに焦点を置いた流れ図を示す。まず、メッセ ージ発信者のEメール・アドレスが、段階1424においてSMTPヘッダ「発 信元:」フィールドから抽出される。次に、場合に依存しないキーワード「発信 元:」フィールドを求めて、SMTPヘッダ「主題:」フィールドが段階142 5においてスキャンされ、発見されると、SMTPヘッダ「発信元:」フィール ドのフォーマットが検証され、メッセージ発信者からの要求を識別する送付者の フルネームの位置が決定されて、送付者識別子をEメール・メッセージに追加す る。段階1428において、Eメール・アドレスのフォーマットがたとえば「E メール・アドレス(フルネーム)」など括弧内のテキスト部分を含むテキストで ある場合は、メッセージ発信者のフルネームが段階1430において括弧内から 抽出され、ユーザ名変数に格納される。段階1432において、Eメール・アド レスのフォーマットがたとえば「フルネーム<Eメール・アドレス>」などのよ うに不等号で囲まれたテキストを含むものである場合は、これらの符号の外側の テキストからフルネームが抽出され、ユーザ名変数に格納される。もしくは、い ずれの「発信元:」フィールドのフォーマットも当てはまらない場合は、「発信 元:」フィールドの実際の生の内容が段階1434においてメッ セージ発信者のフルネームとして抽出され、ユーザ名変数に格納される。SMT Pヘッダが段階1426において、場合に依存しないキーワード「発信元:」を 含まない場合は、ユーザ名変数には情報が格納されない。次に段階1436にお いて、ユーザ名変数をワイヤレス・メッセージに追加することにより最終的なワ イヤレス・メッセージが生成される。 ワイヤレス・メッセージの処理は第16図に続く。ここでは、段階1438に おけるメッセージ分解ログなどのハウスキーピング機能を説明する流れ図を示す 。ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、段階1440において、メッセ ージ分解ログがオンであるか否かを確認する。これはメッセージ・ログ・スイッ チ330がセットされるとオンと標示される。メッセージ・ログ・スイッチ33 0がセットされると、ワイヤレス・メッセージとそのワイヤレス・メッセージに 関連の現在処理中の情報とが段階1442でメッセージ分解ログに記録される。 好適な実施例において記録される情報には、Eメール・アドレスの形式のメッセ ージ発信者情報および任意でフルネームと、ターゲット識別子と、ワイヤレス・ メッセージと、セットされるフラグ確認標示と、エントリ日時スタンプと、メッ セージ・スプーラ・ファイル名とが含まれる。ワイヤレス・メッセージ通信サー バ・システム・アドミニストレータ402の要望によって、より多くのあるいは 少ない情報を記録することが できることは言うまでもない。 次に、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、段階1444において「 サービス休止」フラグがセットされるか否かをチェックする。「サービス休止」 フラグがセットされる場合、段階1446において、サービス休止メッセージ3 60はワイヤレス・メッセージ通信サーバ104が稼働中でないことを説明する Eメール・メッセージとしてメッセージ発信者に返送され、段階1448におい て実行が停止する。サービス休止メッセージ360には、なぜワイヤレス・メッ セージ通信サーバ104がサービス休止状態にあるかを知らせる標示も含まれる 。段階1444で「サービス休止」フラグがセットされない場合は、ワイヤレス ・メッセージ通信サーバ104は、第17図に示されるように段階1612で処 理を続ける。 ワイヤレス・メッセージの処理は第17図に続く。ここでは、ターゲット識別 子を、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット116のアドレスとサービス名とに 分解する様子を示す。第17図に示されるように、ターゲット識別子の分解は、 段階1450において、ターゲット識別子のリストの1つである第1ターゲット 識別子の位置を決定することにより開始される。名前と名字が省略される場合の ように、段階1452においてターゲット識別子の第1キャラクタとしてある数 字が具体的に与えられると、その数字が上記の表11に示される具体的なワイヤレ ス・メッセージ通 信ユニットであると仮定される。その数字だけしか指定されない場合は、「デフ ォルト」サービス名も仮定されるが、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット11 6アドレスの後にピリオド・キャラクタおよびサービス名を、すなわち第10図 および第12図に示される「14576.s-page」のように、続けることによっ てサービス名を具体的に指定することもできる。ピリオド・キャラクタを求めて 、ターゲット識別子がさらに検索される。ピリオド・キャラクタが発見されると 、ターゲット識別子の残りの部分はワイヤレス・メッセージ通信ユニット116 アドレスのサービス名と仮定される。ピリオド・キャラクタが見つからない場合 は、「デフォルト」のサービス名が仮定される。いずれの場合も、ターゲット識 別子の分解により、1つのワイヤレス・メッセージ通信ユニット116コードと 対応するサービス名とが、この種のターゲット識別子に関して発見される。ター ゲット識別子の第1キャラクタが数字ではない別の場合では、一致するターゲッ ト識別子を求めてターゲット・データベース325が検索される。一致するター ゲット名が見つからない(なし)場合は、Eメール応答が生成/追加されて、段 階1454において、メッセージ発信者に対し「ターゲット識別子未発見」エラ ーが標示される。ターゲット識別子に関して1つのワイヤレス・メッセージ通信 ユニットとサービス名とが発見されると、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット ・アドレスとサービス名とが段階1456 においてワイヤレス・メッセージ通信ユニット116アドレスのリストに追加さ れる。2つ以上のワイヤレス・メッセージ通信ユニット116アドレスおよびサ ービス名が見つかる(>1)場合は、「<ターゲット識別子>に関して複数ワイ ヤレス・メッセージ通信ユニット発見」メッセージ応答が段階1460において 生成/追加される。ただし、<ターゲット識別子>は検索される実際のターゲッ ト識別子である。段階1460においてターゲット識別子のリストの処理が終了 しない場合は、段階1462で次のターゲット識別子の位置が決定され、段階1 452ないし1454,1456,1458が反復される。段階14609にお いてターゲット識別子のリストの処理が終了すると、プログラムの流れは第18 図に示される段階1464に続く。 第18図は、ターゲット識別子をワイヤレス・メッセージ通信ユニット116 アドレスとサービス名とに分解する際に問題がある場合、メッセージ発信者に返 送される、あるいは返送するために準備されるEメール・メッセージのタイプを 決定する意志決定プロセスを示す流れ図である。後述されるように、メッセージ 発信者に返送されるEメール・メッセージは、WMSシステム・アドミニストレ ータ402にも送付される。第18図は、分解されたターゲット識別子とサービ ス名とが発見されなかったという事実に基づき、ワイヤレス・メッセージを実際 に送付すべきか否か、あるいは実行を停止すべきか否かを決定する様子も示す。 最初 にとられる行動は、段階1464において、Eメール応答メッセージが前回のア ドレス分解段階で生成されたか否かをチェックすることである。段階1464で Eメール応答メッセージが存在しない場合は、ワイヤレス・メッセージ通信サー バ104は、段階1474でワイヤレス・メッセージを送出する。段階1464 でワイヤレス・メッセージが生成された場合は、メッセージ内に少なくとも1つ の分解問題が報告される。この場合の次の質問は、段階1466における、ター ゲット識別子またはサービス名生成において分解が成功したか否かである。段階 1466において成功した分解がない場合は、ワイヤレス・メッセージを送付す べきターゲット識別子やサービス名は存在せず、段階1470において可能な分 解を示す「ページ失敗」Eメール応答メッセージがメッセージ発信者に送付され 、段階1472で実行が停止される。1回以上の分解が成功した場合は、段階1 468において「ワイヤレス・メッセージ分解失敗」Eメール応答メッセージが 準備され、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、段階1474において ワイヤレス・メッセージを送付する。ワイヤレス・メッセージを送付するプロセ スにおいて、そのプロセス中のすべての事象が段階1476でログ・ファイル内 に記録される。このログ・ファイルは、すべてのワイヤレス・メッセージの送付 に成功したか否かを判定するために用いられる。 第19図は、第18図で説明されるワイヤレス・メッセー ジの送信と、メッセージ発信者Eメール・アドレスを含むEメール.メッセージ 内に応答をメッセージ発信者に送り返した結果の評価を説明する流れ図である。 段階1478において、すべてのワイヤレス・メッセージ提出が成功すると、段 階1480において肯定応答Eメール機能が可動状態(イネーブル)になったか 否かに関するチェックが行われる。可動状態にならない場合は、段階1502で 実行が停止する。段階1480において肯定応答Eメール機能が可動状態になる と、肯定応答メッセージが生成され、送達に成功したワイヤレス・メッセージと 起動されるターゲット識別子とが段階1482で応答メッセージ内にリストアッ プされ、メッセージ発信者Eメール・アドレスを含むEメール・メッセージ内に 、メッセージ発信者に対して送付される。次にデバッグ・ログがチェックされ、 段階1486でデバッグ・ログが可動状態にある場合は、段階1486で成功標 示がログ・ファイルに記録され、段階1502で実行が停止する。段階1484 でデバッグ・ログが可動状態でない場合は、段階1502で実行が停止する。 段階1478においてワイヤレス・メッセージ提出が成功しなかったという標 示が受信されると、ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、段階1488 で成功したワイヤレス・メッセージ提出があるか否かをチェックし、メッセージ 提出を部分的成功と分類する。ワイヤレス・メッセージ提出のいずれかが成功し た場合は、ワイヤレス・メッセー ジ通信サーバ104は、どのワイヤレス・メッセージ通信ユニット116が失敗 して、どれが起動されなかったかを知らせる部分的失敗メッセージを送付し、さ らにワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は、メッセージ部分的失敗メッセ ージにシステム用途命令を追加して、メッセージ部分的失敗メッセージをメッセ ージ発信者に対して、メッセージ発信者Eメール・アドレスを含むEメール・メ ッセージ内に送り返し、さらに段階1490でシステム・アドミニストレータ4 02に対してEメール・メッセージを送付する。Eメール・メッセージがメッセ ージ発信者とシステム・アドミニストレータとに送付されるといつでも、システ ム用途命令がメッセージに追加される。次にデバッグ・ログがチェックされ、段 階1492でデバッグ・ログが可動状態であると、段階1494で部分的失敗標 示がログ・ファイルに記録され、段階1502で実行が停止する。段階1492 でデバッグ・ログが可動状態でないと、段階1502で実行が停止する。 段階1488において、成功したワイヤレス・メッセージ提出がない場合は、 ワイヤレス・メッセージ通信サーバ104は起動されなかったすべてのワイヤレ ス・メッセージ通信ユニットを標示するメッセージ失敗メッセージを送付し、ワ イヤレス・メッセージ通信サーバ104はさらに、メッセージ失敗メッセージに システム用途命令を追加して、メッセージ失敗メッセージを、メッセージ発信者 Eメール・ アドレスを含むEメール・メッセージ内にメッセージ発信者に対して送り返し、 さらにEメール・メッセージを段階1496でシステム・アドミニストレータに も送付する。次にデバッグ・ログがチェックされ、段階1498でデバッグ・ロ グが可動状態であると、段階1500で不良標示がログ・ファイルに記録され、 段階1502で実行が停止する。段階1498でデバッグ・ログが可動状態でな いと、段階1502で実行が停止する。 成功標示の意味は、すべてのターゲット識別子が完全に分解され、すべてのワ イヤレス・メッセージの提出に成功したということで、このためにターゲット識 別子分解失敗チェックが行われる。失敗の意味とは、絶対的にすべてのワイヤレ ス・メッセージの生成に成功しなかったということである。これで、他のすべて の場合は部分的成功と分類されることになる。この分類は、デバッグ・ログ機能 が可動状態になるとログ・ファイルに記録される。 第20図は、UNIX Eメール中継および配信プログラムSENDMAIL を用いてEメールを分解する際に用いられる種々の主要なルールの集合を示すE メール(SENDMAIL)分解ルール構造である。SENDMAILプログラ ムは、設定ファイル「/etc/sendmail/cf」内に格納されるルール を用いて、メールがどのように配信され、再フォーマットされるかを決定する。 設定ファイル「/etc/sendmail/cf」は、Eメールの宛先:フィール ド内のEメール・アドレスのフォーマッ トに合致するために用いられるルールの集合を含む。Eメール・アドレスの現在 のフォーマットを合致させるルールが見つかると、その合致条件に関して対応す る行動がとられる。ルールは、番号を振った集合内に配列される。 SENDMAILプログラムの処理は、まず、メールを配信するためにどのメー ラ・プログラムが用いられるかの評価で始まる。これは、まず、Eメール・アド レス分解ルール集合32001を適用することにより実行される。ルール集合3 (2001)は、Eメール・アドレスを一掃して、標準フォーマットに入れるた めに普遍的に用いられる。次にルール集合0(2002)を用いて、Eメール・ メッセージを配信するためにどのメーラ・プログラムを用いるかを決定する。こ こで、WMSシステム・ファイルはEメール・システムを改良して、任意のSM TP Eメール・サブドメイン 「@pager」に宛てられるすべてのEメールを捕捉する。アドレス内に「@ pager」を持つ合致Eメール・アドレスを捜す追加のルールがルール集合0 (2002)の最上部に追加される。この種のEメールはすべて、新規に定義さ れるメーラ・プログラムに配信される。メーラ・プログラムは、標準的メーラ定 義ルールを用いて定義され、WMSソフトウェアを起動する。従って、サブドメ イン・ページングに対応するために設定ファイル「/etc/sendmail/ cf」に対して行わねばならない基本的な2つの変更は:1)上記の如くルール 集合0(2002)の最上部にルールを追加すること と、2)WMSソフトウェアを起動する新規のメーラ・プログラムの定義を追加 することである。SENDMAILプログラムの別の目的は、Eメール・アドレ スを適宜に書き換えることである。これは、まず送付者がルール集合3(200 1)を、次に1(2004)を、次に分解されたメーラに関連するルール集合( 2005)を、次にクリーンアップ・ルール集合4(2007)を発信元:フィ ールドの内容に適用することにより行われる。次に、まず受信者の各々に関して 、ルール集合3(2001),2(2003),分解されたメーラに関わるルー ル集合2006次にクリーンアップ・ルール集合4(2007)を発信元:フィ ールドの内容に適用することにより、これが実行される。 要するに、有線ネットワーク・ノード間でEメール・メッセージを送達し、さ らに少なくとも1つのワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達するためのE メール・メッセージを入力する有線メッセージ通信網によって構成されるワイヤ レス・メッセージ通信システムが提示される。本ワイヤレス・メッセージ通信シ ステムは、有線メッセージ通信網から入力され、少なくとも1つのワイヤレス・ メッセージ通信ユニットに送達されるEメール・メッセージを受信および処理す るワイヤレス・メッセージ通信サーバと通信を行う。Eメール・メッセージは、 単純なメール転送プロトコル(SMTP)アドレスによって構成され、その一部 分がワイヤレス選択呼出ユーザ識別子を表す。さらに、ワイヤレス・ メッセージ通信網は、ワイヤレス・メッセージ通信サーバに結合され、ワイヤレ ス選択呼出ユーザ識別子と、少なくとも1つの所定のワイヤレス選択呼出ユーザ ・アドレスとの相関に応答して、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセー ジをワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する。 ワイヤレス・メッセージ通信システムは、構内(LAN)メッセージ通信網, 広域(WAN)メッセージ通信網,構内ワイヤレス(LAWN)メッセージ通信 網,広域ワイヤレス(WAWN)メッセージ通信網などの有線メッセージ通信網 のうち少なくとも1つを用いて通信を行う。さらに、好適な実施例においては、 有線メッセージ通信網は、 RFC-822SMTP Eメールと合致するEメール・システムを用いてワイヤ レス・メッセージ通信サーバにEメール・メッセージを送達する。好ましくは、 ワイヤレス・メッセージ通信システムは、TCP/IPプロトコルを利用して有 線メッセージ通信網内でEメール・メッセージを輸送する。あるいは、メッセー ジ通信は、X.400などのプロトコルを用いて、本明細書に教示されるわずか な改良を加えて実行することもできる。 ワイヤレス・メッセージ通信サーバを参照して、ワイヤレス・メッセージ通信 サーバは、有線メッセージ通信網から入力されワイヤレス・メッセージ通信ユニ ットに送達されるEメール・メッセージを受信する有線メッセージ通信網 に結合されるEメール入力インタフェースを備える。プロセッサがEメール入力 インタフェースに結合され、有線メッセージ通信網から入力されるEメール・メ ッセージを処理して、(1)ワイヤレス・メッセージ通信ユニットを指定するワ イヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスを含むワイヤレス選択呼出ユーザ 識別子および(2)SMTPアドレスの少なくとも一部分からワイヤレス・メッ セージ通信網を識別するネットワーク識別子を決定し、(3)SMTPアドレス に関わるEメール・メッセージの情報内容の少なくとも一部分をすのワイヤレス 選択呼出メッセージ通信ユニットに追加する。これらの段階が実行された後で、 出力インタフェースは少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを、ネッ トワーク識別子により識別されるワイヤレス・メッセージ通信網に結合させ、E メール・メッセージを、ワイヤレスメッセージ通信ユニット・アドレスにより指 定されるワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する。 最後に、ワイヤレス・メッセージ通信サーバは、複数のワイヤレス選択呼出ユ ーザ識別子と、関連するワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスおよび ワイヤレス・ネットワーク識別子とを格納するメモリを備える。 ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスを含むEメール・メッセージ は、メモリ内に格納されるデフォルトのネットワーク識別子を用いて処理される 。メモリに格納されるワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスに 関わるデフォルト・ワイヤレス・メッセージ通信網は、プロセッサにより受信さ れるEメール・メッセージと関連を持つのでこれが可能になる。プロセッサは、 ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスを決定し、それに応答して、メ モリから、ワイヤレス・メッセージ通信網を識別するデフォルト・ネットワーク 識別子を回復する。次に、プロセッサに結合される出力インタフェースが少なく とも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを、ネットワーク識別子により識別さ れるワイヤレス・メッセージ通信網内の関連するワイヤレス・メッセージ通信ユ ニット・アドレスにより指定されるワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達 する。少なくとも1つのワイヤレス選択呼出ユーザ識別子は、少なくとも1つの ワイヤレス選択呼出メッセージの目的の受信者を識別することに留意されたい。 さらに、メモリは、複数のワイヤレス選択呼出ユーザ識別子の各々に関連する ワイヤレス・メッセージ通信ユニットのタイプを格納する。このパラメータは、 ターゲット・ユニットの独自の特性、たとえば表示能力,提示手段(オーディオ ,ビデオ,ハードコピー)を識別するために用いることができる。 好適な実施例においては、プロセッサはEメール・メッセージから少なくとも 1つのワイヤレス選択呼出ユーザ識別子を決定し、それに応答して、メモリから 、関連のワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスと、ワイヤレス・ メッセージ通信網を識別するネットワーク識別子とを回復する。上記の如く、出 力インタフェースは少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを、ネット ワーク識別子により識別されるワイヤレス・メッセージ通信網内の関連するワイ ヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスにより指定されるワイヤレス・メッ セージ通信ユニットに送達する。 別の機能により、ワイヤレス・メッセージ通信ユニットはさらに、発信者識別 子を少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージに自動的に追加させるとい う要求を受け取ることができる。これにより、ワイヤレス・メッセージの受信者 は、メッセージの送付者または発信元を識別することができる。 ワイヤレス・メッセージ通信システムの別の機能は、メッセージ受信,送達お よび送信確認である。この場合、Eメール・メッセージは、ワイヤレス・メッセ ージ通信サーバがEメール・メッセージの発信者に対する応答状況メッセージを 生成するために用いるEメール・メッセージ発信者Eメール・アドレスによって 構成される。この応答状況メッセージは、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出 メッセージのワイヤレス・メッセージ通信ユニットに対する送達が成功したか失 敗したかを標示する。また、応答状況メッセージは、さらに、少なくとも1つの ワイヤレス選択呼出メッセージのワイヤレス・メッセージ通信網に対する送信が 成功し たか失敗したかを標示する。これらの機能により、メッセージ送達の積極的確認 が可能になる。 本発明の好適な実施例においては、Eメール・メッセージは、ユーザ(use r),ページャ(pager)およびエンティティ(entity).extの パラメータを持つ user@pager.entity.extの形式のEメール・アドレスによっ て構成される。このアドレス指定およびメッセージ送達法の例が第9図ないし第 20図を参照して上記に説明される。さらに詳しくは、Eメール・メッセージは 、テキスト・メッセージ,オーディオ・メッセージおよびビデオ・メッセージの うち少なくとも1つのメッセージによって構成される情報内容を含む。 user@pager.entity.extの形式のアドレス指定を用いる際は 、エンティティ.extパラメータは、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メ ッセージが宛てられるワイヤレス・メッセージ通信網内の目的地ノードを表す。 同様にページャ・パラメータはSMTP Eメール・アドレスのワイヤレス・メ ッセージ通信ドメインを表す。 user@pager.entity.extの形式内にページャ・パラメータを 検出すると、プロセッサはSMTP Eメール・アドレスを処理して、ユーザ・ パラメータに関連するワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスとエンテ ィティ.extパラメータに関連するネットワーク識別子とを決定する。さらに プロセッサは、ページャ・パラメータの検出に応答し て、SMTPアドレスに関わるEメール・メッセージの情報内容を抽出し、少な くとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージの情報部分を生成する。 識別と抽出に続き、プロセッサは、ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・ア ドレスおよびEメール・メッセージの情報内容の少なくとも一部分によって構成 される少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを組み立てて、延期され た遠隔送信のうちいずれかを直ちにローカル送信する。第1の場合は、少なくと も1つのワイヤレス選択呼出メッセージがローカルワイヤレス・メッセージ通信 システムによりリアルタイムで送信される。第2の場合は、少なくとも1つのワ イヤレス選択呼出メッセージが好ましくは、遠隔ページング・システムに転送( 送付)され、直ちにあるいは遅れて送信される。 ユーザ・パラメータに関しては、これは独自のユーザを表し、ユーザのフルネ ーム,ユーザ名エイリアス,ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスお よびワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニット識別子のいずれか1つから選択 される。さらに、独自のユーザは、ユーザ・グループによって構成されるワイヤ レス・メッセージ通信ユーザの所定のリストによって構成される。 代替のアドレス指定形式を参照して、Eメール・メッセージは、ページング− 識別子(paging-identifier)およびエンティティ(enti ty).extのパラメータを伴う paging-identifier@entity.extの形式のEメール・ アドレスによって構成される。好適な実施例と同様に、Eメール・メッセージに は、テキスト・メッセージ,オーディオ・メッセージおよびビデオ・メッセージ によって構成される情報内容が含まれる。 前述の如く、エンティティ.extパラメータは、少なくとも1つのワイヤレ ス選択呼出メッセージが宛てられるワイヤレス・メッセージ通信網内の目的地ノ ードを表す。しかし、代替のアドレス指定形式においては、ページング−識別子 パラメータはRFC-822準拠SMTP Eメール・システムと互換性を持ち、 ワイヤレス・メッセージ通信サーバによる認識が可能なワイヤレス選択呼出メッ セージ通信ユニット識別子を表す。ワイヤレス・メッセージ通信サーバがページ ング−識別子パラメータを、対応するワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニッ ト識別子を有するものと認識すると、プロセッサがSMTP Eメール・アドレ スを処理して、ページング−識別子パラメータに関わるワイヤレス・メッセージ 通信ユニット・アドレスと、エンティティ.extパラメータに関わるネットワ ーク識別子とを決定する。また、プロセッサは、SMTPアドレスに関わるEメ ール・メッセージの情報内容を抽出して、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出 メッセージの情報部分を生成する。同様の方法で、使用されるアドレス指定形式 に関わらずローカルおよび遠隔の送信または送達が実行される。 同様に、好適な実施例のユーザ・パラメータの場合のように、ページング−識 別子は、独自のユーザを表し、ユーザのフルネーム,ユーザ名エイリアス,ワイ ヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスおよびワイヤレス選択呼出メッセー ジ通信ユニット識別子の1つから選択される。また、独自のユーザはユーザ・グ ループによって構成されるワイヤレス・メッセージ通信ユーザの所定のリストに よって構成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ウェイナー、ロバート アメリカ合衆国カリフォルニア州サラト ガ、ナンバー210、コックス・アベニュー 18805

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.有線ネットワーク・モード間でEメール・メッセージを送達し、さらにE メール・メッセージを入力して、少なくとも1つのワイヤレス・メッセージ通信 ユニットに送達する有線メッセージ通信網; 前記有線メッセージ通信網に結合され、前記有線メッセージ通信網から入力さ れる前記Eメール・メッセージを受信および処理して、前記少なくとも1つのワ イヤレス・メッセージ通信ユニットに送達するワイヤレス・メッセージ通信サー バであって、前記Eメール・メッセージが単純なメール転送プロトコル(SMT P)アドレスによって構成され、その一部分がワイヤレス選択呼出ユーザ識別子 を表すワイヤレス・メッセージ通信サーバ;および 前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバに結合され、前記ワイヤレス選択呼出 ユーザ識別子と少なくとも1つの所定のワイヤレス選択呼出ユーザ・アドレスと の相関に応答して、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを、前記ワ イヤレス・メッセージ通信ユニットに送達するワイヤレス・メッセージ通信網; によって構成されることを特徴とするワイヤレス・メッセージ通信システム。 2.前記有線メッセージ通信網が構内(LAN)メッセージ通信網であること を特徴とする請求項1記載のワイヤレ ス・メッセージ通信システム。 3.前記有線メッセージ通信網が広域(WAN)メッセージ通信網であること を特徴とする請求項1記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 4.前記ワイヤレス・メッセージ通信網が構内ワイヤレス(LAWN)メッセ ージ通信網であることを特徴とする請求項1記載のワイヤレス・メッセージ通信 システム。 5.前記ワイヤレス・メッセージ通信網が広域ワイヤレス(WAWN)メッセ ージ通信網であることを特徴とする請求項1記載のワイヤレス・メッセージ通信 システム。 6.前記有線メッセージ通信網が、RFC-822SMTPEメールに準拠す るEメール・システムを用いて、前記Eメール・メッセージを前記ワイヤレス・ メッセージ通信サーバに送達することを特徴とする請求項1記載のワイヤレス・ メッセージ通信システム。 7.前記Eメール・システムがTCP/CPを利用して前記有線メッセージ通 信網内で前記Eメール・メッセージを輸送することを特徴とする請求項6記載の ワイヤレス・メッセージ通信システム。 8.前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバが: 前記有線メッセージ通信網に結合され、前記有線通信網から入力される前記E メール・メッセージを受信し、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達 するEメール入力インタフェース; 前記Eメール入力インタフェースに結合され、前記有線メッセージ通信網から 入力される前記Eメール・メッセージを処理して、前記SMTPアドレスの少な くとも一部分から、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットを指定するワイヤ レス・メッセージ通信ユニット・アドレスを含む前記ワイヤレス選択呼出ユーザ 識別子と、ワイヤレス・メッセージ通信網を識別するネットワーク識別子とを決 定し、前記SMTPアドレスに関わる前記Eメール・メッセージの情報内容の少 なくとも一部分を、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニッ トに送達されることを目標とする前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッ セージに追加するプロセッサ;および 前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを、前記ネットワーク識 別子により識別される前記ワイヤレス・メッセージ通信網に結合して、前記Eメ ール・メッセージを、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスによ り指定される前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達する出力インタフ ェース; によって構成されることを特徴とする請求項1記載のワイヤレス・メッセージ通 信システム。 9.前記Eメール・メッセージが、少なくとも1つのワイヤレス選択呼出ユー ザ識別子をさらに備え、前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバが: 複数のワイヤレス選択呼出識別子および関連するワイヤ レス・メッセージ通信ユニット・アドレスおよびワイヤレス・メッセージ通信網 識別子とを格納するメモリ; によってさらに構成されることを特徴とする請求項8記載のワイヤレス・メッ セージ通信システム。 10.前記Eメール・メッセージがワイヤレス・メッセージ通信ユニット・ア ドレスを備えること; 前記メモリが前記ワイヤレス通信ユニット・アドレスに関連するデフォルトの ワイヤレス・メッセージ通信網を識別するデフォルト・ネットワーク識別子を格 納すること; 前記プロセッサが被受信Eメール・メッセージを処理して前記ワイヤレス・メ ッセージ通信ユニット・アドレスを決定し、それに応答して前記メモリから、前 記ワイヤレス・メッセージ通信網を識別する前記デフォルト・ネットワーク識別 子を回復すること;および 前記出力インタフェースが前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセー ジを、前記ネットワーク識別子により識別される前記ワイヤレス・メッセージ通 信網内の前記関連ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスにより指定さ れる前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達すること; を特徴とする請求項9記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 11.前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出ユーザ識別子が、前記少なく とも1つのワイヤレス選択呼出メッ セージの意図される受信者を識別することを特徴とする請求項9記載のワイヤレ ス・メッセージ通信システム。 12.前記メモリが、前記複数のワイヤレス選択呼出ユーザ識別子の各々に関 連するワイヤレス通信ユニット・タイプをさらに格納することを特徴とする請求 項9記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 13.前記プロセッサが前記メモリにさらに結合され、被受信Eメール・メッ セージを処理して前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出ユーザ識別子を決定 し、それに応答して、前記メモリから、関連のワイヤレス・メッセージ通信ユニ ット・アドレスと、ワイヤレス・メッセージ通信網を識別する前記ネットワーク 識別子とを回復すること;および 前記出力インタフェースが前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセー ジを、前記ネットワーク識別子により識別される前記ワイヤレス・メッセージ通 信網内の前記関連ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスにより指定さ れる前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットに送達すること; を特徴とする請求項9記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 14.前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニットが、発信者識別子を前記少な くとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージに自動的に追加させる要求を受け取 る手段によって さらに構成されることを特徴とする請求項9記載のワイヤレス・メッセージ通信 システム。 15.前記Eメール・メッセージが、前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバ により用いられて前記Eメール・メッセージの発信者に対して、前記少なくとも 1つのワイヤレス選択呼出メッセージの前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニッ トに対する配信が成功または失敗であることを標示する応答状況メッセージを生 成するメッセージ発信者Eメール・アドレスによって構成されることを特徴とす る請求項9記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 16.前記応答状況メッセージが、前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出 メッセージの前記ワイヤレス・メッセージ通信網に対する送信における成功また は失敗の標示によって構成されることを特徴とする請求項15記載のワイヤレス ・メッセージ通信システム。 17.前記Eメール・メッセージが、ユーザ(user),ページャ(pag er)およびエンティティ(cntity).extのパラメータを伴う形式u ser@pager.entity.extのEメール・メッセージ・アドレスに よって構成されることを特徴とする請求項8記載のワイヤレス・メッセージ通信 システム。 18.前記Eメール・メッセージが: テキスト・メッセージ; オーディオ・メッセージ;および ビデオ・メッセージ; のうちの少なくとも1つのメッセージによって構成される前記情報内容によっ てさらに構成されることを特徴とする請求項17記載のワイヤレス・メッセージ 通信システム。 19.前記エンティティ.extパラメータが、前記少なくとも1つのワイヤ レス選択呼出メッセージが宛てられる前記ワイヤレス・メッセージ通信網内の目 的地ノードを表すことを特徴とする請求項17記載のワイヤレス・メッセージ通 信システム。 20.前記ページャ・パラメータがSMTP Eメール・アドレスのワイヤレ ス・メッセージ通信ドメインを表すことを特徴とする請求項17記載のワイヤレ ス・メッセージ通信システム。 21.前記プロセッサが前記ページャ・パラメータの検出に応答して前記SM TP Eメール・アドレスを処理し、前記ユーザ・パラメータに関連する前記ワ イヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスと、前記エンティティ.extパ ラメータに関連するネットワーク識別子とを決定することを特徴とする請求項2 0記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 22.前記プロセッサが、前記ページャ・パラメータの検出に応答して、前記 SMTPアドレスに関連する前記Eメール・メッセージの情報内容を抽出し、前 記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージの情報部分を生成するこ とを特徴とする請求項20記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 23.前記プロセッサが、前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバにより直ち に送信するために、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスと、前 記Eメール・メッセージの前記情報部分の少なくとも1つの一部分とによって構 成される前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを組み立てること を特徴とする請求項20記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 24.前記プロセッサが、遠隔ワイヤレス・メッセージ通信サーバにより送信 するために、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスと、前記ネッ トワーク識別子と、前記Eメール・メッセージの前記情報内容の少なくとも一部 分とによって構成される前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを 組み立てることを特徴とする請求項20記載のワイヤレス・メッセージ通信シス テム。 25.前記ユーザ・パラメータが独自のユーザを表し: ユーザのフルネーム; ユーザ名エイリアス; 前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレス; および 前記ワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニット識別子; のうちの1つから選択されることを特徴とする請求項17記載のワイヤレス・ メッセージ通信システム。 26.前記独自のユーザが、ユーザ・グループによって構成されるワイヤレス ・メッセージ通信ユーザの所定のリストによって構成されることを特徴とする請 求項25記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 27.前記Eメール・メッセージが、ページングー識別子(paging-i dentifier)およびエンティティ(entity).extパラメータ を伴うpaging-identifier@entity.extの形式のEメ ール・アドレスによって構成されることを特徴とする請求項8記載のワイヤレス ・メッセージ通信システム。 28.前記Eメール・メッセージが: テキスト・メッセージ; オーディオ・メッセージ;および ビデオ・メッセージ; のうちの少なくとも1つのメッセージによって構成される前記情報内容によっ てさらに構成されることを特徴とする請求項27記載のワイヤレス・メッセージ 通信システム。 29.前記エンティティ.extパラメータが、前記少なくとも1つのワイヤ レス選択呼出メッセージが宛てられる前記ワイヤレス・メッセージ通信網内の目 的地ノードを表すことを特徴とする請求項27記載のワイヤレス・メッセージ通 信システム。 30.前記ページング識別子パラメータが、RFC-822準拠SMTP Eメー ル・システムと互換性を有し、前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバにより認 識可能なワイヤレス 選択呼出メッセージ通信ユニット識別子を表すことを特徴とする請求項27記載 のワイヤレス・メッセージ通信システム。 31.前記プロセッサが前記前記ワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニット 識別子の検出に応答してSMTP Eメール・アドレスを処理し、前記ページン グ識別子パラメータに関連する前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニツト・アド レスと、前記エンティティ.extパラメータに関連するネットワーク識別子と を決定することを特徴とする請求項30記載のワイヤレス・メッセージ通信シス テム。 32.前記プロセッサが、前記ページング識別子パラメータの検出に応答して 、前記SMTPアドレスに関連する前記Eメール・メッセージの情報内容を抽出 し、前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージの情報部分を生成する ことを特徴とする請求項30記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 33.前記プロセッサが、前記ワイヤレス・メッセージ通信サーバにより直ち に送信するために、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレスと、前 記Eメール・メッセージの前記情報部分の少なくとも1つの一部分とによって構 成される前記少なくとも1つのワイヤレス選択呼出メッセージを組み立てること を特徴とする請求項30記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。 34.前記プロセッサが、遠隔ワイヤレス・メッセージ 通信サーバにより送信するために、前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・ アドレスと、前記ネットワーク識別子と、前記Eメール・メッセージの前記情報 内容の少なくとも一部分とによって構成される前記少なくとも1つのワイヤレス 選択呼出メッセージを組み立てることを特徴とする請求項30記載のワイヤレス ・メッセージ通信システム。 35.前記ページング識別子パラメータが独自のユーザを表し: ユーザのフルネーム; ユーザ名エイリアス; 前記ワイヤレス・メッセージ通信ユニット・アドレス; および 前記ワイヤレス選択呼出メッセージ通信ユニット識別子のうちの1つから選択 されることを特徴とする請求項27記載のワイヤレス・メッセージ通信システム 。 36.前記独自のユーザが、ユーザ・グループによって構成されるワイヤレス ・メッセージ通信ユーザの所定のリストによって構成されることを特徴とする請 求項35記載のワイヤレス・メッセージ通信システム。
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