JP2000503756A - 2軸のナビゲーショングレードのミクロ機械加工回転センサシステム - Google Patents

2軸のナビゲーショングレードのミクロ機械加工回転センサシステム

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(57)【要約】 ディジタルデルタシータ出力信号を与える2軸閉ループ角速度センサ。駆動部材は1対の対向する平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから形成される。駆動部材はフレームと、フレームに接続される駆動部材中央部分とを含み、駆動部材中央部分はシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との間に回転のコンプライアンスが生じるように配置される。駆動信号が中央部分の複数の電極に与えられ、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関する駆動部材中央部分の回転振動を生じさせる。シリコン検出部材が駆動部材に接続される。検出部材は駆動部材中央部分に接続される中央サポート部材を備え、駆動部材中央部分の回転振動が検出部材中央部分に伝達される。検出部分は検出部材中央サポート部材に接続されて駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度が検出部分の面外振動を生じさせる。信号処理装置は、検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示す信号を発生するために検出部分に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】 2軸のナビゲーショングレードの ミクロ機械加工回転センサシステム 発明の背景 本発明は包括的にナビゲーションなどの応用例において使用するための回転セ ンサに関する。本発明は具体的には、再突入飛翔体などの加速度および振動が大 きな環境で動作する際でも非常に正確性の高い回転センサシステムに関する。本 発明はより具体的には、2つの直交する検出軸に関する回転速度を測定するため のコリオリ加速度センサを含むシリコンチップに基づいた回転センサシステムに 関する。 既知のミクロ機械加工されたコリオリ回転センサシステムのバイアス再現性は 10゜ないし1000゜/時間の範囲である。この概念の分析によれば、このシ ステムの性能が3ないし5オーダ向上し非常に正確なナビゲーショングレード装 置が生み出され、一方では本発明の回転センサシステムに対し設定されているコ ストが低くかつ信頼性が高いという目的を達成することは確実性がないように思 われる。 発明の概要 本発明に従う回転センサの設計は、共振ロータジャイロの多数の性能上の利点 を含み入れる一方で、ミクロ機械加工の低コストおよび信頼性という利点を利用 するものである。実際回転センサは、「ロータ(回転子)」が「スピン軸」に関 し一定に回転するのではなくスピン軸に関して角 度的に振動するということを除き、2軸チューンドロータジャイロスコープとし てみることができる。角運動量ベクトルは一定のままではなく正弦状に振動する 。ロータは、スピン速度でではなく振動周波数でその出力軸に関し共振するよう に同調された慣性同調検出素子である。 回転センサは、ディジタルデルタシータ出力信号を与える2軸閉ループ角速度 センサである。本発明に従うマイクロ慣性回転センサは、揚抗比が高い再突入飛 翔体および超音速の補助的軍需品に関連する加速度および振動が大きな環境で動 作する一方で、1nm/時間のナビゲーションシステムをサポートするように設 計されている。本発明に従う回転センサは、少なくとも1つの固体のミクロ機械 加工された検出素子を含む。本発明はまた、小型、軽量、低コスト、低電力であ り、信頼性が高く、かつ商用および軍用双方の応用例において使用されるように 設計されている。 本発明に従う回転センサは、ベースと、ベースに装着され、対向する1対の平 坦な表面を有する1つのシリコンウェハからなる駆動部材とを含む。駆動部材は フレームとフレームに接続される駆動部材中央部分とを含み、駆動部材中央部分 はシリコンウェハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との間で回 転のコンプライアンスを有するように配置される。駆動部材はさらに、中央部分 の少なくとも一方側に形成される複数の電極と、駆動信号を複数の電極に与える ための駆動装置とを含む。電極は、駆動 信号によりシリコンウェハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関し駆動部材中央部分 の回転振動が生じるように配置される。 本発明に従う回転センサはさらにシリコン検出部材を含み、シリコン検出部材 は検出部材中央サポート部材を含み、検出部材中央サポート部材は駆動部材中央 部分の回転振動が検出部材中央部分に伝達されるように駆動部材中央部分に接続 される。検出部分が検出部材中央サポート部材に接続され、検出部分が駆動軸に 関して振動すること、および駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度により検出 部分の面外振動が発生することが可能になる。信号処理装置が、入力回転速度を 検出部分の面外振動の周波数の関数として示す信号を発生するために検出部分に 接続される。 好ましくは本発明に従う回転センサはさらに、フレームと駆動部材中央部分と の間に接続された複数のフレクシャビームを含む。 好ましくは本発明に従う回転センサはさらに、複数の一般に平坦な板ばねを含 み、板ばねは、検出部分における面外振動が板はね部材の面に垂直となるように 検出部材中央サポート部材と検出部分との間に接続される。好ましくは、容量性 ピックオフが、検出部分の面外振動が容量性ピックオフにおいて容量の変化をも たらすように検出部分に形成される。 好ましくは本発明に従う回転センサはさらに、ベースと 駆動部材のフレームとの間に接続される複数のベースマウントを含む。各ベース マウントは好ましくは、回転センサにおける単一の機械的共振周波数発生および 外部振動入力減衰のための減衰コンプライアント素子を含むように形成される。 信号処理装置は、容量性ピックオフに接続され入力回転速度を示す信号を受取 るように配置される第1の加算回路を含んでもよい。第1の変調回路が第1の加 算装置に接続され、入力回転速度信号を駆動信号周波数の余弦を示す信号で変調 するために配置されてもよい。第2の変調回路が、四分円動的誤差を駆動信号周 波数の正弦を示す信号で変調するために配置されてもよい。第2の加算回路が接 続され、第1および第2の変調回路からの信号出力を加算し、駆動部材にフィー ドバック信号を与えてもよい。第1の復調器回路が、センサ素子応答信号を駆動 周波数の余弦で復調するために容量性ピックオフに接続されてもよい。第1の補 償回路が接続されて第1の復調器回路から出力された信号を受取り、第2の復調 器回路がセンサ素子応答信号を駆動周波数の正弦で復調するために容量性ピック オフに接続されてもよい。第2の補償回路が接続されて第2の復調器回路からの 信号出力を受取ってもよい。第1のトルキング変調器回路が第1の補償回路に接 続され、第2のトルキング変調器回路が第2の補償回路に接続されてもよい。信 号処理装置はさらに、第1および第2のトルキング変調器回路 から出力された信号を加算するための第3の加算回路を含んでもよく、第3の加 算回路は駆動部材の複数の電極に入力されるフィードバック信号を発生する。 本発明に従う2軸回転センサはまた、向かい合う関係でともに装着される1対 の同一の駆動部材/検出部分の組合せを含んでもよい。各駆動部材および検出部 分は上記の態様で形成される。駆動信号により検出部分は反対方向に振動する。 好ましくは信号処理装置は、第1の容量性ピックオフを含み、第1の容量性ピ ックオフは第1の検出部分の面外振動が第1の容量性ピックオフにおける容量の 変化を生じさせるように検出部分に形成され、信号処理装置はさらに第2の容量 性ピックオフを含み、第2の容量性ピックオフは第2の検出部分の面外振動が第 2の容量性ピックオフにおいて容量の変化を発生させるように検出部分に形成さ れる。信号処理装置はさらに、第1の検出部分に接続されそこから出力された回 転応答信号を増幅する第1の増幅器と、第2の検出部分に接続されそこから出力 される回転応答信号を増幅する第2の増幅器とを含む。第1の加算回路が第1お よび第2の増幅器に接続され、増幅された回転信号の総和を示す和信号を発生す るように配置される。第2の加算回路が第1および第2の増幅器に接続され、増 幅された回転信号の差を示す差信号を発生するように配置される。変調回路が、 和および差信号の同相および直角位相変調のた めに第1および第2の加算回路に接続される。サーボ補償回路が変調回路に接続 され、そこから同相および直角位相変調された和および差信号を受取り、第1の 軸に関する入力回転のための測定された速度信号を発生する。同相および直角位 相トルク変調および加算回路がサーボ補償回路に接続されてそこからの信号を受 取る。発振器サーボが、自動利得制御を与えるために、同相および直角位相トル ク変調および加算回路、ならびに同相および直角位相復調回路に接続される。第 3の加算回路が同相および直角位相トルク変調および加算回路にそこからの変調 された信号を受取るために接続される。 本発明の目的の理解、ならびにその構造および動作方法のより完璧な理解は、 以下の好ましい実施例の説明について考察し、添付の図面を参照することにより もたらされるであろう。 図面の簡単な説明 図1Aは本発明に従う固体2軸回転センサの分解斜視図である。 図1Bは、図1Aの回転センサに含まれ得る速度検出素子の斜視図である。 図2は、図1の装置に含まれ得る駆動部材の一部の斜視図である。 図3は図2の装置に含まれ得るフレクシャビームの断面図である。 図4は図1の装置に含まれ得る駆動部材、センサピックオフおよびトルキング 電極の下面平面図である。 図5は図1および4の駆動部材の上面平面図である。 図6は、図1の装置に含まれ得る容量性信号ピックオフを含む回転センサアセ ンブリの図4の線6−6に沿う断面図である。 図7は図6の装置のためのバイアスおよび電気信号ピックオフを概略的に示す 。 図8は各軸に対し独立してキャプチャリングされる各検出素子を備えるコリオ リ回転センサから出力された信号を処理するための回路を示す。 図9は図8の回路のさらなる特徴を示すブロック図である。 図10は、コリオリ回転センサから出力される信号を処理するための回路の一 般化されたブロック図であり、検出素子はどちらも各軸に対する1つのキャプチ ュアループで組合されている。 好ましい実施例の説明 図1Aを参照して、本発明に従う回転センサ20は、下部カバー23と好まし くは下部カバー23と実質的に同一である上部カバー(図示せず)とを備えるベ ース22を含む。ベース22の断面は一般には矩形である。ベース22はコーナ ー28−31でそれぞれベース22の内側に装着されたベースマウント24−2 7を含む。 回転センサ20は好ましくは同一である1対の速度検出部材34および36を 含む。速度検出部材34および36の各々は好ましくは、ミクロ機械加工処理に よって単一シリコン結晶から形成される。回転センサ20はさらに、同一であり かつ各々が単一シリコン結晶から形成される1対の駆動部材38および40を含 む。 図1Aは速度検出部材34および36それぞれの対向面42および44を示す 。図1に示されるように、回転センサ20を組立てるときには速度検出部材34 の表面42は駆動部材38の下面に結合される。同様に、速度検出部材36の下 面は駆動部材40に結合される。 駆動部材38は図示の便宜上一般に矩形として示される周辺フレーム50を含 む。フレーム50はその他の形状であってもよい。図2を参照して、駆動部材3 8の上面54の中央部分52はフレーム50よりも薄い。図1および2を参照し て、中央部分52はフレクシャビーム60−63によりフレーム50に接続され るサイドエッジ55−58を有する。フレクシャビーム60−63は好ましくは サイドエッジ55−58の中央部からフレーム50へと延在する。図2では、駆 動部材38の一部は省略されており、中央部分52およびフレクシャビーム60 −63がより明確に示されている。図3はシリコン結晶をエッチングすることに より形成されるフレクシャビーム60の断面を示す。好ましくは、図1−3およ び6で示されるようにフレクシ ャビーム60−63は同一であり垂直面における曲げへの抵抗が大きい。フレク シャビーム60−63は水平の面における曲げに対する抵抗は小さいため、中央 部分52はその幾何学的中心を通る垂直軸に関し小さな振幅の回転運動で振動し 得る。 図1Aおよび5を参照して、駆動部材38を形成する結晶の一部の適切なドー ピングにより、4つのグループの電極アセンブリ70−73が駆動部材38に形 成される。電極アセンブリはフレクシャビーム60−63間で中央部分52に接 続される。図5を参照して、たとえば電極アセンブリ70の網状の陰影をつけた 部分は別個の電極80−88を示している。電極80−88は、同一の駆動部材 40内では対応する電極が互いに角度的に変位するように、電極アセンブリ70 のコーナー90に関して位置決めされる。 対応する電極間の変位は、同一の駆動部材40を裏返し、電極アセンブリが向 かい合うように配置したときに生じる。2つの駆動部材38および40における 電極の角変位により、電極は与えられた周波数の2倍の周波数で振動の態様で互 いに反発し、駆動部材の電極および対応する中央部分の反対方向の回転振動が生 じる。電気信号ソースが2つの駆動部材に接続されて電極に駆動信号を与える。 好ましくは、駆動信号は共振周波数で各駆動部材を駆動する。好ましくは駆動部 材38および40の共振周波数は同一であり一般には約5kHzである。 2つの中央の駆動部材38および40はともに逆回転捩じれ共振機械的発振器 を形成する。2つの外側の速度検出部材34および36はともに、2軸同調慣性 速度検出素子を形成する。 図1A、1Bおよび6を参照して、駆動部材38の中央部分52の厚みはフレ ーム50の厚みよりも小さい。駆動部材40の中央部分150はまたそのフレー ム100よりも薄い。中央部分とフレームとの厚みの違いにより、駆動部材38 のフレーム50と駆動部材40のフレーム100とを結合したときに中央部分間 に小さな空隙が生じる。 図1A、1Bおよび6を参照して、速度検出部材34および36はそれぞれ検 出素子110および112を備える。速度検出部材34は中央部分120と、中 央部分120から検出素子110へと延在する複数のコンプライアント板ばね1 22−125を含む。同様に、速度検出部材36は中央部分121から検出素子 112へと延在する板ばね130−133を含む。検出素子112は好ましくは 、一般的に矩形の中央の空き113を有する概して薄い矩形構造として形成され る。図1Bおよび6で示されるように、中央部分121は検出素子112よりも 厚みが大きく、検出素子112は板ばね130−133よりも厚みが大きい。 図6は、駆動部材38および40を結合し次に速度検出部材34および36を それぞれ駆動部材38および40の後面の中央部分に結合した結果としての構造 を示す。速度 検出部材34および36の最も厚みの大きな中央部分120および121のみが それぞれ対応する駆動部材38および40に結合される。このようにして板ばね 121−125および130−133は、図1Aおよび1Bで示されるようにZ 軸に沿い、かつ図6で示されるようにこの紙面で小さな振幅で自由に振動する。 図1および6を参照して、駆動部材38および40ならびに速度検出部材34 および36は結合された後にベース22に配置され、駆動部材38および40の コーナーがベースマウント24−27に接触する。好ましくは、ベースマウント 24−27は各々、機械的発振器サポートベース22と駆動部材38のフレーム 50との間で減衰コンプライアント素子を含むように形成される。このコンプラ イアント素子は、逆回転機械的発振器が1つの共振周波数を有することを確実と するために必要である。コンプライアント素子はまた外部振動入力を減衰すると いうさらなる利点をもたらす。 回転センサ20が完全に組立られ、駆動電圧が双方の駆動部材38および40 の電極アセンブリに与えられると、回転センサ20は図1AのXおよびYで示さ れた面内の軸に関する回転の検出に使用できる。XまたはY軸に関する回転入力 によって、速度検出素子110および112において面外振動が発生する。この 面外振動は、面における軸に関する物体の回転により面において振動する物体で 発生 する面外のコリオリ力により生じるものである。板ばね122−125および1 30−133により、入力回転に応答し面内の軸に関する適量の面外振動が生じ る。好ましくは、2つの速度検出部材34および36は実質的に等しいX軸共振 周波数を有する。同様に、好ましくは、速度検出部材34および36のY軸共振 周波数は同じである。これら共振周波数は好ましくは駆動部材の振動周波数と等 しい。 XまたはY軸いずれかに関する入力回転速度により生じる面外振動は、駆動部 材38および40と対応する速度検出部材34および36との間の相対的変位を 変化させる。この変化する変位は容量における変化として考えることができ、以 下で説明される容量性ピックオフがもたらされる。 図1Aおよび6において、駆動部材40の中央部分は参照番号150で示され る。駆動部材40はまた、駆動部材38のフレクシャビーム61および63にそ れぞれ対応するフレクシャビーム152および154を有するものとして示され る。 図7は概略的に容量性信号ピックオフを示す。発振器160は速度検出部材3 4および36に基準励振信号を与える。基準励振の電圧は約10ボルトであり、 周波数は約250kHzである。キャパシタ162および164が駆動部材38 と速度検出部材34との間に形成される。キャパシタ166および168は駆動 部材40と速度検出部材36との間に形成される。約+10ボルトの駆動電圧が キャ パシタ162および166に与えられる。約−10ボルトの駆動電圧がキャパシ タ164および168に与えられる。電気リード線170−173は回転速度を 示す振動性信号を以下で述べる信号処理回路に運ぶ。 図8を参照して、信号処理は基本的な形式として、速度検出部材34および3 6双方についてのXおよびY軸に関する回転速度を示す信号からなるセンサ入力 を受取る。センサ入力はそれぞれ第1および第2のX軸センサキャプチュアルー プ回路200および202に、かつそれぞれ第1および第2のY軸センサキャプ チュアループ回路204および206に与えられる。第1および第2のX軸セン サキャプチュアループ回路200および202の出力はそれぞれ加算器208に 入力される。同様に、第1および第2のY軸センサキャプチュアループ回路20 4および206の出力はそれぞれ加算器210に入力される。加算器208およ び210は量子化器212にXおよびY軸回転信号を与える。 センサ回路200−206は同一でもよい。4つのセンサ回路200−206 各々についての構造が図9に示される。角速度入力信号および同位相動的誤差を 示す信号が加算器220で組合される。加算器220の出力は周波数ωD で逆回 転駆動振動からのコリオリ発生力により動的に変調される入力を表わす。この同 位相信号は任意的に駆動信号の余弦関数として示すことができる。四分円動的誤 差を 示す信号は駆動信号の正弦関数として特徴づけることができる。ブロック222 および224は振動周波数での入力速度信号の動的変調を表わす。ブロック22 2および224からの信号の総和は加算器226によって示される。 加算器226の出力は角速度入力へのセンサ素子応答を示すブロック228に よって示される回路に入力される。ブロック228の出力は増幅器230により 増幅される。増幅器230は信号をcosωD tおよびsinωD tでそれぞれ 復調する1対の復調器232および236への出力をもたらす。復調器232お よび233の出力はそれぞれ対応するサーボ補償回路234および233に入力 される。サーボ補償回路234の信号出力は図8の適切な加算器208または2 10に送られる角速度信号である。サーボ補償回路234および236からの信 号出力はまた、入力された信号をそれぞれcosωD tおよびsinωD tで変 調するトルキング変調器回路238および240に入力される。トルキング変調 器回路238および240から出力された信号は加算器242に入力される。加 算器242の出力は検出素子トルキング電極227a−227dに与えられ、加 算器226を通して検出素子にフィードバックトルクを与える。 図10は、双方の検出素子からの信号が1つのキャプチュアループで組合され る信号処理回路を示す。Xブロック252へのX速度入力信号は、駆動周波数ωD でコリオリ 力によって変調される。ブロック252の出力はトルキング加算器250への入 力として示される。ピックオフ回路254および256は周波数ωD で第1およ び第2の速度検出部材34および36の振幅応答を発生する。増幅器260およ び262はそれぞれ回路254および256から出力された信号を増幅する。加 算器264は回路254および256から出力された信号の総和を示す信号を発 生し、加算器266は回路254および256から出力された信号の差を示す信 号を発生する。和および差信号は次に、同位相および直角復調を行なう復調器2 70に入力される。復調器270の出力はサーボ補償回路272に入力され、X 軸に関する測定された回転速度がもたらされる。 駆動部材のサーボ発振器274からの信号は、復調器270と、同位相および 直角トルク変調および加算をもたらす変調および加算回路276とに接続される 。変調および加算回路276はサーボ補償回路272から信号を受取り、加算器 250にフィードバックトルキング信号を与える。 図10の回路は、X軸について上述した構成要素と同一の構成要素を有するY 軸についての第2の部分280を含む。図10では、双方の部材からの信号につ いては、フィードバックトルクが与えられる前に総和および差分がとられる。こ の方策により、出力軸同調のQが向上する。各検出部材が独立してキャプチャリ ングされるならば、各部材に対する反作用トルクの釣り合いが互いにとれている 逆振 動モードでフィードバックトルクを位相同期させないことにより、Qは減衰する であろう。各部材が独立してキャプチャリングされるならばベースマウントでエ ネルギが浪費されるであろう。センサの偏向を完全にキャプチャリングするため には、和および差信号だけでなく、同位相および直角信号をともに0にしなけれ ばならない。速度を表わす信号は、差分をとられた信号の同位相成分である。他 のフィードバックトルクは、望ましくないクロス結合入力および角加速度入力か らの同相および直角トルクを補正する。 回転センサ20についての性能および環境に関する詳細な必要条件は、0.0 1゜/時間のバイアス再現性、20PPMのスケールファクタ誤差、0.001 ゜/√時間の角度ランダムウォーク、および0.01゜/時間/G未満の感度で ある。 本発明に従う回転センサ20には、振動整流誤差を減少させバイアス再現性を 向上させるといういくつかの重要で独自の特徴がある。第1に、両方の軸につい ての線形的な振動の同相除去は、検出素子の重心をその懸垂中心と一致させるこ とにより可能となる。振動速度センサのその他の機械化において使用されるよう な、独立した加速度センサの位相および利得の整合およびトラッキングの心配は ない。第2に、慣性速度検出素子は、バイアス誤差をもたらす面外の駆動力から は機械的に分離されている。第3に、各駆動部材および関連する検出素子は単一 のユニットとして一 緒に移動するため、慣性速度検出素子とそのピックオフとの間には相対運動は生 じない。第4に、捩じり機械的発振器アセンブリは釣り合っているので、バイア ス誤差に至る可能性がある外部機械的インピーダンスにおける変化への感度が減 じられる。 機械的発振器は、2軸コリオリ角速度検出に必要な振動速度励起をもたらす。 4つのフレクシャ素子60−63のばね定数、駆動部材40のその他の4つのフ レクシャ素子と結合する振動素子52および34の慣性、ならびに振動素子36 および150の慣性により発振器の共振周波数が確立され、一方ピーク速度振幅 は発振器のピックオフにより検出され、信号を発振プレートの対向する面の駆動 電極に与える駆動エレクトロニクスにより制御される。振動プレートの対向面に は、慣性速度検出素子の各々の軸を再び釣り合わせるのに用いられるピックオフ /強制電極がある。なお、すべての駆動、ピックオフ/強制電極および電気コン タクトは機械的発振器に限られる。 機械的発振器の固有周波数は5キロヘルツのオーダであり、全回転センサチッ プおよびベースマウントのコンプライアント素子の共振周波数は1キロヘルツの オーダである。したがって、500ヘルツという所望の帯域幅を容易に達成する ことができる。 動作においては、上側の速度検出部材36と下側の速度検出部材34とは機械 的発振器素子38および40により 180°相が異なるように駆動される。速度検出素子の上側および下側の速度検 出部材は、入力軸および機械的発振器双方に垂直である軸に関する振動により、 機械的発振器の軸に垂直な軸に関する角速度の入力に応答する。速度検出素子の このコリオリにより誘起される振動の成分が、XおよびY軸容量性ピックオフに より検出される。このピックオフ信号は、電圧をフィードバックして速度検出素 子を静電的に0に強制する回転センササーボエレクトロニクスのXおよびYチャ ネルに与えられる。各軸についての電圧フィードバックの大きさは、入力角速度 のXおよびY成分に線形的に比例する。 信号処理回路は、角速度に比例するDC信号を与える一方でループが機械的発 振器周波数ωD で積分利得を有することを可能にする態様で、同位相および直角 信号双方をサーボする。 図8の量子化器212を参照して、高速のオーバーサンプリングを伴う2重レ ンジ変換方法が用いられる。ダイナミックレンジが高い、4次デルタ−シグマ変 調器はアナログ速度信号を直列ビットストリームに変換し、各ビットはデルタシ ータを表わしている。このデルタシータは次に、10のファクタ分帯域幅よりも 高い5kHzでプロセッサにより加算およびサンプリングされ、高速平均化が行 なわれる。信号は雑音を含んでいるため、このプロセスの結果分解能が向上する 。オーバーサンプリング後の1.5ar c−secという分解能を伴う180゜/secという精密な範囲が達成される 。精密でない範囲は4倍に増大して720゜/secとなり、分解能は6.0a rc−secである。 この回転センサの評価は基本的には同じ理論を用い、チューンドロータジャイ ロ(TRG)と同じ伝達関数を有する。検出素子振動のQはTRG動的時定数に 類似し、駆動周波数とセンサ出力固有周波数との差は、同調された速度と異なる TRGのスピン速度に等しい。 本発明のいくつかの重要な特徴について以下に述べる。センサ20は閉ループ モードで動作して検出軸を同調させ、開ループ装置に対しランダムウォークを何 オーダも減じることができる。たとえば開ループの音叉ジャイロのランダムウォ ークはその帯域幅に比例して劣化する、というのも音叉の振動周波数から離れる ようにさらに同調されより大きな帯域幅が得られるにつれてピックオフ感度は減 少し続けるからである。 駆動力は感応素子に直接作用しない。感応素子を直接駆動することは、シャフト およびジンバル構造を通して駆動する代わりにTRGのモータを直接ロータ素子 に装着することと同じである。感応素子そのものが駆動される場合、振動のため の駆動力がコリオリ検出軸の方向にわずかな量だけでも不整合になっているなら ば、バイアス誤差の直接の源が生じるだろう。クロス結合される力の位相は速度 入 力により発生されるものと等しく、したがって実際の速度入力と区別することが できない。この力は、圧力、アライメント、またはヒステリシス損失が変化すれ ば時間および温度とともに変化するだろう。センサが懸垂を通して駆動される設 計においてさえ、検出軸方向におけるスチフネスが高くなければ、通常の力は検 出素子に伝達される。これは「表面」ミクロ機械加工方法を適用する設計の場合 であろう、というのも懸垂では「深さ」というものはもたらされずクロス面の方 向ではスチフネスが高くなるからである。 振動駆動運動、または結果として生じる応力はピックオフには現れない。変位 ピックオフのベースが検出素子とともに動くようにすることによって、最も被害 を大きくする誤差の源の1つが完璧に排除できる。全体としてこの特徴は、感応 素子がピックオフの上で振動する際の感応素子の振動面での不完全性のコヒーレ ント結合を排除する。ミクロ機械加工されたシリコンの表面仕上げが0.02マ イクロインチのオーダであっても、0.01度/時間の性能に対し分解するのに 必要な運動の振幅よりも何オーダも大きい。この移動ピックオフ技術はまた、ミ クロ機械加工中の感応素子の何らかの公称のチルトによる効果を排除する。この ようなチルトからの信号はチルトおよび角度振動振幅の積に比例する出力に結合 するだろう。その他多くのコリオリ検出装置では、コリオリ力を検出するために ピエゾ抵抗、または圧電応力検出変換器を用いる。不運にもこうし たピックオフは、0.01度/時間の分解に必要な応力よりも数十億倍も大きい 駆動振動の全応力を反結合しなければならない。 本発明により線形の振動の固有の同相除去がもたらされる。各検出素子は、重 心が懸垂中心にあるように本来釣り合わされている。大抵のその他の設計のよう に片持ち梁形式のものではない。したがって線形の振動入力に対しては出力は発 生されない。片持ち梁形式の耐性の高い固まりについては、2つの出力からの信 号の差分がとられて振動への感度が除去される。このことはこうした消去のため には利得および位相の整合に優れることが重要であることを示している。 5000Hzの共振周波数および0.5メートル/秒のピーク速度に対し、ピ ークコリオリ加速度は0.01゜/時間入力速度に対して0.005マイクロG である。5000Hzでのこの加速度に対するピーク出力軸偏位軸変位は、5. 1×10-11 ミクロンである。出力軸に関する500という控えめなQの値に対 し、この運動は増幅して2.5×10-8ミクロンとなる。公称のギャップが10 ミクロンというピックオフは、5ボルトのブリッジソースに対し1.2nV、お よびギャップ容量の5倍もの推定される浮遊およびバックプレーン容量を発生す る。これにより゜/時間につき120nVのスケールファクタが生じる。4nV /√Hzの雑音よりも優れた現在の計測増幅器では、回 転センサの白色雑音は0.05゜/時間/√Hzよりも優れており、RMSへの 変換および全波復調が可能であろう。この雑音は0.001゜/√時間よりも優 れたランダムウォークに変換する。Qがより高くされれば、この数字は比例して 小さくなるであろう。 動作においては、振動の軸に垂直な軸に関し速度が与えられるとコリオリ力が 発生し、これが感応素子に面外で角度的に振動させる。この運動を測定する検出 素子に近接してプレートに設けられたピックオフからの信号が増幅され、フィー ドバックトルクを発生させてコリオリ力の効果を打消すのに用いられる。検出素 子を0に保つのに必要なトルクは、入力速度の尺度である。 ベースをシステムに追従するように装着し、センサを外部振動から分離するこ とが所望されるならば、2つの感応素子をともに位相同期がとられるループにキ ャプチャリングすることにより、出力軸に関し高いQを維持することが重要であ る。そのためには、フィードバックトルクが与えられる前に双方の検出素子から のピックオフ信号について総和および差分がとられる。各検出素子が独立してキ ャプチャリングされたならば、各素子に対する反作用トルクが互いに釣り合って いる平衡モードにおいてフィードバックトルクの位相同期が行なわれるようにす ることによってQは減衰されるだろう。この技術は2つの検出素子がコンプライ アントフレームマウントを通して結合されることによ り1つの独自の振動周波数に駆動される駆動メカニズムと等価である。 本明細書で開示する構造および方法は本発明の原理を示している。本発明をそ の精神または本質的な特性から逸脱させることなくその他の具体的な形式で実現 することができる。ここで説明された実施例はすべての観点において制限的なも のではなく例示的なものであると考えられるべきである。したがって、前述の説 明よりも添付の請求の範囲が本発明の範囲を規定するものである。クレームの等 価物の意味および範囲内である本明細書で説明した実施例のすべての変形例が、 本発明の範囲において包含される。
【手続補正書】 【提出日】1997年1月28日(1997.1.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.回転センサであって、 ベースと、 駆動装置とを含み、駆動装置は、 ベースに装着された第1のフレームを有する第1の駆動部材を含み、第1の駆 動部材は第1の1対の対向する平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから形 成され、第1の駆動部材はさらに、フレームに接続される第1の駆動部材中央部 分を有し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分と の間で回転のコンプライアンスが存在するようにされ、第1の駆動部材はさらに 第1の駆動部材中央部分の少なくとも片側に形成される第1の複数の電極を有し 、駆動装置はさらに、 第1のフレームに装着される第2のフレームを有する第2の駆動部材を含み、 第2の駆動部材は第2の1対の対向する平坦な表面を備える単一のシリコンウエ ハで形成され、第2の駆動部材はさらに、フレームに接続される第2の駆動部材 中央部分を有し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央 部分との間で回転のコンプライアンスが存在するようにされ、第2の駆動部材は さらに第2の駆動部材中央部分の少なくとも片側に形成される第2の複数の電極 を有し、回転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を複数の電極に与えるための駆動信号装置を 含み、複数の電極は、駆動信号によりシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動 軸に関し駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配置され、回転センサはさ らに、 シリコン検出部材を含み、シリコン検出部材は、 第2の駆動部材中央部分に接続される検出部材中央サポート部材を有し、それ により第2の駆動部材中央部分の回転振動が検出部材中央部分に伝達され、シリ コン検出部材はさらに 検出部材中央サポート部材に接続された検出部分を有し、前記検出部分は駆動 軸に関して振動し、駆動軸に垂直である軸に関する入力回転速度が検出部分の面 外振動を発生させ、回転センサはさらに、 検出部分に接続され検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示 す信号を発生するための信号処理装置を含む、回転センサ。 2.第1の駆動部材はさらに第1のフレームと第1の駆動部材中央部分との間に 接続される第1のフレクシャビームを含み、第2の駆動部材はさらに第2のフレ ームと第2の駆動部材中央部分との間に接続される第2の複数のフレクシャビー ムを含む、請求項1に記載の回転センサ。 3.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に接続される複数の一般的に平 坦な板ばね部材をさらに含み、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂 直となる、請求項1に記載の回転センサ。 4.第2の駆動部材と検出部分との間に形成される容量性ピックオフをさらに含 み、検出部分の面外振動により容量性ピックオフの容量に変化が生じセンサ素子 応答信号が形成される、請求項3に記載の回転センサ。 5.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に接続される複数の一般的に平 坦な板はね部材をさらに含み、検出部分における面外振動か板はね部材の面に垂 直となる、請求項2に記載の回転センサ。 6.第2の駆動部材と検出部分との間に形成される容量性ピックオフをさらに含 み、検出部分の面外振動により容量性ピックオフの容量に変化が生じセンサ素子 応答信号が形成される、請求項5に記載の回転センサ。 7.ベースと駆動部材のフレームとの間に接続される複数のベースマウントをさ らに含み、各ベースマウントは回転センサにおいて単一の機械的共振周波数を与 えるためかつ外部振動入力を減衰させるための減衰コンプライアント素子を含む ように形成される、請求項5に記載の回転センサ。 8.信号処理装置は、 容量性ピックオフに接続され入力回転速度を示す信号を受取るように配置され る第1の加算回路と、 第1の加算装置に接続され駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信 号を変調するために配置される第1の変調回路と、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路と、 第1および第2の変調回路から出力された信号を加算し検出部材の電極にフィ ードバック信号を与えるように接続される第2の加算回路と、 容量性ピックオフに接続され駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調す るための第1の復調器回路と、 第1の復調器回路から出力された信号を受取るように接続される第1の補償回 路と、 容量性ピックオフに接続され駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調す るための第2の復調器回路と、 第2の復調器回路から出力された信号を受取るように接続される第2の補償回 路と、 第1の補償回路に接続される第1のトルキング変調器回路と、 第2の補償回路に接続される第2のトルキング変調器回路と、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力された信号を加算するための 第3の加算回路とを含み、第3の加算回路は検出部材の複数の電極に入力される フィードバック信号を発生する、請求項6に記載の回転センサ。 9.信号処理装置は、 入力回転速度を示す信号を受取るように配置される第1の加算回路と、 第1の加算装置に接続され駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信 号を変調するために配置される第1の変調回路と、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路と、 第1および第2の変調回路から出力された信号を加算し検出部材にフィードバ ック信号を与えるように接続される第2の加算回路と、 検出部分に接続され駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するための 第1の復調器回路と、 第1の復調器回路から出力される信号を受取るように接続される第1の補償回 路と、 検出部分に接続され駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するための 第2の復調器回路と、 第2の復調器回路から出力される信号を受取るように接続される第2の補償回 路と、 第1の補償回路に接続される第1のトルキング変調器回路と、 第2の補償回路に接続される第2のトルキング変調器回路と、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力される信号を加算するための 第3の加算回路とを含み、第3の加算回路は検出部材の複数の電極に入力される フィードバック信号を発生する、請求項1に記載の回転センサ。 10.回転センサであって、 ベースと、 ベースに装着され、第1の1対の対向する平坦な表面を備える第1の単一のシ リコンウエハから形成される第1の駆動部材とを含み、第1の駆動部材は、 第1のフレームと、 第1のフレームに接続される第1の駆動部材中央部分とを備え、前記第1の駆 動部材中央部分は第1のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し第1のフ レームと第1の駆動部材中央部分との間で回転のコンプライアンスを有するよう に配置され、第1の駆動部材はさらに 第1の中央部分の少なくとも一方側に形成される第1の複数の電極を備え、回 転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第1の複数の電極に与えるための第1の駆 動信号装置を含み、第1の複数の電極はシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆 動軸に関し駆動信号により第1の駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配 置され、回転センサはさらに、 第1のシリコン検出部材を含み、第1のシリコン検出部材は、 第1の駆動部材中央部分に接続される第1の検出部材中央サポート部材を備え 、それにより第1の駆動部材中央部分の回転振動が第1の検出部材中央部分に伝 達され、第1のシリコン検出部材はさらに 第1の検出部材中央サポート部材に接続された第1の検出部分を備え、前記第 1の検出部分は駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度 が第1の検出部分の面外振動を生じさせ、回転センサはさらに、 第1の駆動部材に装着され、第2の1対の対向する平坦な表面を備える第2の 単一のシリコンウエハで形成される第2の駆動部材を含み、第2の駆動部材は、 第2のフレームと、 第2のフレームに接続される第2の駆動部材中央部分とを備え、第2の駆動部 材中央部分は第2のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し第2のフレー ムと第2の駆動部材中央部分との間で回転のコンプライアンスを有するように配 置され、第1および第2の駆動部材中央部分は対向する関係で接続され、第2の 駆動部材はさらに、 第2の中央部分の少なくとも一方側に形成される第2の複数の電極を備え、回 転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第2の複数の電極に与えるための第2の駆 動信号装置を含み、第2の複数の電極は駆動信号によりシリコンウエハの平坦な 表面に垂直な駆動軸に関し第2の駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配 置され、回転センサはさらに、 第2のシリコン検出部材を含み、第2のシリコン検出部材は、 第2の駆動部材中央部分に接続される第2の検出部材中央サポート部材を備え 、それにより第2の駆動部材中央部分の回転振動が第2の検出部材中央部分に伝 達され、第2のシリコン検出部材はさらに 第2の検出部材中央サポート部材に接続された第2の検出部分を備え、前記第 2の検出部分は駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度 により第2の検出部分の面外振動が生じ、回転センサはさらに、 第1および第2の検出部分に接続され検出部分の面外振動の振幅の関数として 入力回転速度を示す信号を発生するための信号処理装置を含む、回転センサ。 11.第1および第2の検出部分は入力回転速度に応答して反対方向に振動する ように配置される、請求項10に記載の回転センサ。 12.第1および第2の駆動部材各々はフレームと駆動部材中央部分との間に接 続される複数のフレクシャビームを含む、請求項10に記載の回転センサ。 13.第1および第2の検出部分の各々は検出部材中央サポート部材と検出部分 との間に接続される複数の一般に平坦な板ばね部材を含み、検出部分の面外振動 が板ばね部材の面に垂直となるようにされる、請求項12に記載の回転センサ。 14.検出部分に形成される第1の容量性ピックオフさらに含み、第1の検出部 分の面外振動が第1の容量性ピックオフの容量の変化を生じさせ、さらに、 検出部分に形成される第2の容量性ピックオフを含み、第2の検出部分の面外 振動により第2の容量性ピックオフに容量の変化が生じる、請求項13に記載の 回転センサ。 15.第1の検出部材中央サポート部材と第1の検出部分との間に接続される第 1の複数の一般に平坦な板ばね部材をさらに含み、第1の検出部分における面外 振動が第1の板ばね部材の面に垂直となるようにされ、さらに 第2の検出部材中央サポート部材と第2の検出部分との間に接続される第2の 複数の一般に平坦な板ばね部材を含み、第2の検出部分における面外振動が第2 の板ばね部材の面に垂直となるようにされる、請求項10に記載の回転センサ。 16.第1の検出部分と第1の駆動部材との間に形成される第1の容量性ピック オフさらに含み、第1の検出部分の面外振動が第1の容量性ピックオフの容量に 変化を生じさせ、さらに 第2の検出部分と第2の駆動部材との間に形成される第2の容量性ピックオフ を含み、第2の検出部分の面外振動が第2の容量性ピックオフの容量に変化を生 じさせる、請求項15に記載の回転センサ。 17.ベースと第1の駆動部材のフレームとの間に接続される複数のベースマウ ントをさらに含み、各ベースマウントは回転センサにおいて単一の機械的共振周 波数を与えるためかつ外部振動入力を減衰するための減衰コンプライアント素子 を含むように形成される、請求項15に記載の回転センサ。 18.信号処理装置は、 第1の検出部分に接続されそこから出力される回転応答信号を増幅する第1の 増幅器と、 第2の検出部分に接続されそこから出力される回転応答信号を増幅する第2の 増幅器と、 第1および第2の増幅器に接続され、増幅された回転信号の総和を示す和信号 を発生するように配置される第1の加算回路と、 第1および第2の増幅器に接続され、増幅された回転信号の差を示す差信号を 発生するように配置される第2の加算回路と、 第1および第2の加算回路に接続され和および差信号の同相および直角位相変 調を与えるための変調回路と、 変調回路に接続されそこからの同相および直角位相変調された和および差信号 を受取るためかつ第1の軸に関する入力回転のための測定された速度信号を発生 するためのサーボ補償回路と、 サーボ補償回路に接続されそこからの信号を受取る同相および直角位相トルク 変調および加算回路と、 同相および直角位相トルク変調および加算回路ならびに同相および直角位相復 調回路に接続され自動利得制御を与えるための発振器サーボと、 同相および直角位相トルク変調および加算回路に接続されそこからの変調され た信号を受取るための第3の加算回路とを含む、請求項10に記載の回転センサ 。 19.回転センサを動作させるための方法であって、 ベースを与えるステップと、 駆動装置を形成するステップとを含み、駆動装置を形成する方法は、 ベースに装着される第1のフレームを形成することにより第1の1対の対向す る平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから第1の駆動部材を形成し、フレ ームに接続される第1の駆動部材中央部分をさらに含むように第1の駆動部材を 形成し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との 間で回転のコンプライアンスが存在するようにし、第1の駆動部材中央部分の少 なくとも一方側に第1の複数の電極を形成するステップと、 ベースに装着される第2のフレームを形成することにより第2の1対の対向す る平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから第2の駆動部材を形成し、フレ ームに接続される第2の駆動部材中央部分をさらに含むように第2の駆動部材を 形成し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との 間で回転のコンプライアンスが存在するようにし、第2の駆動部材中央部分の少 なくとも一方側に第2の複数の電極を形成するステップと、 第2の駆動部材のフレームを第1の駆動部材のフレームに装着するステップと を含み、回転センサを動作させるための方法はさらに、 第1および第2のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関する第1お よび第2の駆動部材中央部分の回転振動を駆動信号が生じさせるように第1およ び第2の駆動部材の電極を配置するステップと、 駆動信号周波数を有する駆動信号を複数の電極に与えるステップと、 シリコン検出部材を与えるステップとを含み、シリコン検出部材を与えるプロ セスは、 検出部材中央サポート部材を駆動部材中央部分に接続し、駆動部材中央部分の 回転振動が検出部材中央部分に伝達されるようにするステップと、 検出部分を検出部材中央サポート部材に接続して、検出部分か駆動軸に関し振 動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度か検出部分の面外振動を生じさせ るようにするステップとを含み、回転センサを動作させるための方法はさらに、 検出部分から出力された信号を処理し、検出部分の面外振動の振幅の関数とし て入力回転速度を示す信号を発生するために信号処理装置を検出部分に接続する ステップを含む、回転センサを動作させるための方法。 20.フレームと駆動部材中央部分との間に複数のフレクシャビームを接続する ステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 21.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に複数の一般に平坦な板ばね 部材を接続し、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂直となるように するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 22.検出部分に形成される容量性ピックオフをさらに含み、検出部分の面外振 動が容量性ピックオフにおける容量の変化を生じさせセンサ素子応答信号が形成 されるようにする、請求項3に記載の方法。 23.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に複数の一般に平坦な板ばね 部材を接続し、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂直となるように するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。 24.検出部分と複数の電極との間に容量性ピックオフを接続し、検出部分にお ける面外振動が容量性ピックオフにおける容量の変化を生じさせセンサ素子応答 信号が形成されるようにするステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 25.ベースと駆動部材のフレームとの間に複数のベースマウントを接続するス テップと、 回転センサにおける単一の機械的共振周波数を与えるためおよび外部振動入力 を減衰するために減衰コンプライアント素子を含むように各ベースマウントを形 成するステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。 26.信号処理ステップは、 第1の加算回路を容量性ピックオフに接続して入力回転速度を示す信号を受取 るステップと、 駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信号を変調するために第1の 変調回路を第1の加算回路に接続するステップと、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路を与えるステップと、 第2の加算回路を与えて第1および第2の変調回路から出力された信号を加算 し、検出部材にフィードバック信号を与えるステップと、 駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するために第1の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第1の補償回路を与えて第1の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するために第2の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第2の補償回路を与えて第2の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 第1のトルキング変調器回路を第1の補償回路に接続するステップと、 第2のトルキング変調器回路を第2の補償回路に接続するステップと、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力された信号を加算し、検出部 材の複数の電極に入力されるフィードバック信号を発生するための第3の加算回 路を与えるステップとを含む、請求項23に記載の方法。 27.信号処理ステップは、 第1の加算回路を容量性ピックオフに接続して入力回転速度を示す信号を受取 るステップと、 駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信号を変調するために第1の 変調回路を第1の加算回路に接続するステップと、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路を与えるステップと、 第2の加算回路を与えて第1および第2の変調回路から出力される信号を加算 し検出部材にフィードバック信号を与えるステップと、 駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するために第1の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第1の補償回路を与えて第1の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するために第2の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第2の補償回路を与えて第2の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 第1のトルキング変調器回路を第1の補償回路に接続するステップと、 第2のトルキング変調器回路を第2の補償回路に接続するステップと、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力される信号を加算するための 第3の加算回路を与えるステップとを含み、第3の加算回路は検出部材の複数の 電極に入力されるフィードバック信号を発生する、請求項19に記載の方法。 28.回転センサを動作させるための方法であって、 ベースを与えるステップと、 第1の1対の対向する平坦な表面を備える第1の単一のシリコンウエハの第1 の駆動部材を形成するステップとを含み、第1の駆動部材を形成する方法は、 第1のフレームを与えるステップと、 第1の駆動部材中央部分を第1のフレームに接続するステップと、 第1の駆動部材を配置し第1のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し 第1のフレームと第1の駆動部材中央部分との間に回転のコンプライアンスが生 じるようにするステップと、 第1の中央部分の少なくとも一方側に第1の複数の電極を形成するステップと を含み、回転センサを動作させるための方法はさらに、 第1の駆動部材をベースに装着するステップと、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第1の複数の電極に与えるステップとを含 み、第1の複数の電極は駆動信号によりシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆 動軸に関する第1の駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配置され、回転 センサを動作させるための方法はさらに、 第1のシリコン検出部材を形成するステップを含み、第1のシリコン検出部材 を形成する方法は、 第1の検出部材中央サポート部材を第1の駆動部材中央部分に接続し、第1の 駆動部材中央部分の回転振動が第1の検出部材中央部分に伝達されるようにする ステップと、 第1の検出部分を第1の検出部材中央サポート部材に接続して第1の検出部分 が駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度が第1の検出 部分の面外振動を生じさせるようにするステップとを含み、回転センサを動作さ せるための方法はさらに、 第1の駆動部材に第1の駆動部材と同じ第2の駆動部材を装着するステップと 、 信号周波数を有する駆動信号を第2の駆動部材に与えてシリコンウエハの平坦 な表面に垂直な駆動軸に関する振動を生じさせるステップと、 第2の駆動部材に第1の検出部材と同じ第2のシリコン検出部材を装着するス テップと、 検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示す信号を発生するた めに第1および第2の検出部分から出力される信号を処理するステップとを含む 、回転センサを動作させるための方法。 29.第1および第2の検出部分を配置して入力回転速度に応答して反対方向に 振動させるステップを含む、請求項28に記載の方法。 30.フレームと駆動部材中央部分との間に複数のフレクシャビームを含むよう に第1および第2の駆動部材を形成するステップを含む、請求項29に記載の方 法。 【図1】【図1】【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図7】【図6】【図8】【図9】【図10】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN (72)発明者 ワイズ,スタンリー・エフ アメリカ合衆国、91316 カリフォルニア 州、エンシーノ、アロンゾ・アベニュ、 4610 (72)発明者 ファーシュト,サミュエル・エイチ アメリカ合衆国、91604 カリフォルニア 州、ステューディオ・シティー、ブエナ・ パーク・ドライブ、3749

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回転センサであって、 ベースと、 駆動装置とを含み、駆動装置は、 ベースに装着された第1のフレームを有する第1の駆動部材を含み、第1の駆 動部材は第1の1対の対向する平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから形 成され、第1の駆動部材はさらに、フレームに接続される第1の駆動部材中央部 分を有し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分と の間で回転のコンプライアンスが存在するようにされ、第1の駆動部材はさらに 第1の駆動部材中央部分の少なくとも片側に形成される第1の複数の電極を有し 、駆動装置はさらに、 第2のフレームに装着される第2のフレームを有する第2の駆動部材を含み、 第2の駆動部材は第2の1対の対向する平坦な表面を備える単一のシリコンウエ ハで形成され、第2の駆動部材はさらに、フレームに接続される第2の駆動部材 中央部分を有し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央 部分との間で回転のコンプライアンスが存在するようにされ、第2の駆動部材は さらに第2の駆動部材中央部分の少なくとも片側に形成される第2の複数の電極 を有し、回転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を複数の電極に与えるための駆動信号装置を 含み、複数の電極は、駆動信号によ りシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関し駆動部材中央部分の回転振 動が生じるように配置され、回転センサはさらに、 シリコン検出部材を含み、シリコン検出部材は、 第2の駆動部材中央部分に接続される検出部材中央サポート部材を有し、それ により第2の駆動部材中央部分の回転振動が検出部材中央部分に伝達され、シリ コン検出部材はさらに 検出部材中央サポート部材に接続された検出部分を有し、前記検出部分は駆動 軸に関して振動し、駆動軸に垂直である軸に関する入力回転速度が検出部分の面 外振動を発生させ、回転センサはさらに、 検出部分に接続され検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示 す信号を発生するための信号処理装置を含む、回転センサ。 2.フレームと駆動部材中央部分との間に接続される複数のフレクシャビームを さらに含む、請求項1に記載の回転センサ。 3.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に接続される複数の一般的に平 坦な板ばね部材をさらに含み、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂 直となる、請求項1に記載の回転センサ。 4.検出部分に形成される容量性ピックオフをさらに含み、検出部分の面外振動 により容量性ピックオフの容量に変化 が生じる、請求項3に記載の回転センサ。 5.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に接続される複数の一般的に平 坦な板ばね部材をさらに含み、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂 直となる、請求項1に記載の回転センサ。 6.検出部分と複数の電極との間に形成される容量性ピックオフをさらに含み、 検出部分の面外振動により容量性ピックオフの容量に変化が生じる、請求項5に 記載の回転センサ。 7.ベースと駆動部材のフレームとの間に接続される複数のベースマウントをさ らに含み、各ベースマウントは回転センサにおいて単一の機械的共振周波数を与 えるためかつ外部振動入力を減衰させるための減衰コンプライアント素子を含む ように形成される、請求項5に記載の回転センサ。 8.信号処理装置は、 容量性ピックオフに接続され入力回転速度を示す信号を受取るように配置され る第1の加算回路と、 第1の加算装置に接続され駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信 号を変調するために配置される第1の変調回路と、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路と、 第1および第2の変調回路から出力された信号を加算し駆動部材にフィードバ ック信号を与えるように接続される 第2の加算回路と、 容量性ピックオフに接続され駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調す るための第1の復調器回路と、 第1の復調器回路から出力された信号を受取るように接続される第1の補償回 路と、 容量性ピックオフに接続され駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調す るための第2の復調器回路と、 第2の復調器回路から出力された信号を受取るように接続される第2の補償回 路と、 第1の補償回路に接続される第1のトルキング変調器回路と、 第2の補償回路に接続される第2のトルキング変調器回路と、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力された信号を加算するための 第3の加算回路とを含み、第3の加算回路は駆動部材の複数の電極に入力される フィードバック信号を発生する、請求項5に記載の回転センサ。 9.信号処理装置は、 入力回転速度を示す信号を受取るように配置される第1の加算回路と、 第1の加算装置に接続され駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信 号を変調するために配置される第1の変調回路と、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変 調するために配置される第2の変調回路と、 第1および第2の変調回路から出力された信号を加算し駆動部材にフィードバ ック信号を与えるように接続される第2の加算回路と、 検出部分に接続され駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するための 第1の復調器回路と、 第1の復調器回路から出力される信号を受取るように接続される第1の補償回 路と、 検出部分に接続され駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するための 第2の復調器回路と、 第2の復調器回路から出力される信号を受取るように接続される第2の補償回 路と、 第1の補償回路に接続される第1のトルキング変調器回路と、 第2の補償回路に接続される第2のトルキング変調器回路と、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力される信号を加算するための 第3の加算回路とを含み、第3の加算回路は駆動部材の複数の電極に入力される フィードバック信号を発生する、請求項1に記載の回転センサ。 10.回転センサであって、 ベースと、 ベースに装着され、第1の1対の対向する平坦な表面を備える第1の単一のシ リコンウエハから形成される第1の 駆動部材とを含み、第1の駆動部材は、 第1のフレームと、 第1のフレームに接続される第1の駆動部材中央部分とを備え、前記第1の駆 動部材中央部分は第1のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し第1のフ レームと第1の駆動部材中央部分との間で回転のコンプライアンスを有するよう に配置され、第1の駆動部材はさらに 第1の中央部分の少なくとも一方側に形成される第1の複数の電極を備え、回 転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第1の複数の電極に与えるための第1の駆 動信号装置を含み、第1の複数の電極はシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆 動軸に関し駆動信号により第1の駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配 置され、回転センサはさらに、 第1のシリコン検出部材を含み、第1のシリコン検出部材は、 第1の駆動部材中央部分に接続される第1の検出部材中央サポート部材を備え 、それにより第1の駆動部材中央部分の回転振動が第1の検出部材中央部分に伝 達され、第1のシリコン検出部材はさらに 第1の検出部材中央サポート部材に接続された第1の検出部分を備え、前記第 1の検出部分は駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度 が第1の検出部分の面外振動を生じさせ、回転センサはさらに、 第1の駆動部材に装着され、第2の1対の対向する平坦な表面を備える第2の 単一のシリコンウエハで形成される第2の駆動部材を含み、第2の駆動部材は、 第2のフレームと、 第2のフレームに接続される第2の駆動部材中央部分とを備え、第2の駆動部 材中央部分は第2のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し第2のフレー ムと第2の駆動部材中央部分との間で回転のコンプライアンスを有するように配 置され、第1および第2の駆動部材中央部分は対向する関係で接続され、第2の 駆動部材はさらに、 第2の中央部分の少なくとも一方側に形成される第2の複数の電極を備え、回 転センサはさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第2の複数の電極に与えるための第2の駆 動信号装置を含み、第2の複数の電極は駆動信号によりシリコンウエハの平坦な 表面に垂直な駆動軸に関し第2の駆動部材中央部分の回転振動が生じるように配 置され、回転センサはさらに、 第2のシリコン検出部材を含み、第2のシリコン検出部材は、 第2の駆動部材中央部分に接続される第2の検出部材中央サポート部材を備え 、それにより第2の駆動部材中央部分の回転振動が第2の検出部材中央部分に伝 達され、第2のシリコン検出部材はさらに 第2の検出部材中央サポート部材に接続された第2の検 出部分を備え、前記第2の検出部分は駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸 に関する入力回転速度により第2の検出部分の面外振動が生じ、回転センサはさ らに、 第1および第2の検出部分に接続され検出部分の面外振動の振幅の関数として 入力回転速度を示す信号を発生するための信号処理装置を含む、回転センサ。 11.第1および第2の検出部分は入力回転速度に応答して反対方向に振動する ように配置される、請求項10に記載の回転センサ。 12.第1および第2の駆動部材各々はフレームと駆動部材中央部分との間に接 続される複数のフレクシャビームを含む、請求項12に記載の回転センサ。 13.第1および第2の検出部分の各々は検出部材中央サポート部材と検出部分 との間に接続される複数の一般に平坦な板ばね部材を含み、検出部分の面外振動 が板ばね部材の面に垂直となるようにされる、請求項12に記載の回転センサ。 14.検出部分に形成される第1の容量性ピックオフさらに含み、第1の検出部 分の面外振動が第1の容量性ピックオフの容量の変化を生じさせ、さらに、 検出部分に形成される第2の容量性ピックオフを含み、第2の検出部分の面外 振動により第2の容量性ピックオフに容量の変化が生じる、請求項13に記載の 回転センサ。 15.第1の検出部材中央サポート部材と第1の検出部分 との間に接続される第1の複数の一般に平坦な板ばね部材をさらに含み、第1の 検出部分における面外振動が第1の板ばね部材の面に垂直となるようにされ、さ らに 第2の検出部材中央サポート部材と第2の検出部分との間に接続される第2の 複数の一般に平坦な板ばね部材を含み、第2の検出部分における面外振動が第2 の板ばね部材の面に垂直となるようにされる、請求項10に記載の回転センサ。 16.第1の検出部分と第1の複数の電極との間に形成される第1の容量性ピッ クオフさらに含み、第1の検出部分の面外振動が第1の容量性ピックオフの容量 に変化を生じさせ、さらに 第2の検出部分と第2の複数の電極との間に形成される第2の容量性ピックオ フを含み、第2の検出部分の面外振動が第2の容量性ピックオフの容量に変化を 生じさせる、請求項15に記載の回転センサ。 17.ベースと第1の駆動部材のフレームとの間に接続される複数のベースマウ ントをさらに含み、各ベースマウントは回転センサにおいて単一の機械的共振周 波数を与えるためかつ外部振動入力を減衰するための減衰コンプライアント素子 を含むように形成される、請求項15に記載の回転センサ。 18.信号処理装置は、 第1の検出部分に接続されそこから出力される回転応答 信号を増幅する第1の増幅器と、 第2の検出部分に接続されそこから出力される回転応答信号を増幅する第2の 増幅器と、 第1および第2の増幅器に接続され、増幅された回転信号の総和を示す和信号 を発生するように配置される第1の加算回路と、 第1および第2の増幅器に接続され、増幅された回転信号の差を示す差信号を 発生するように配置される第2の加算回路と、 第1および第2の加算回路に接続され和および差信号の同相および直角位相変 調を与えるための変調回路と、 変調回路に接続されそこからの同相および直角位相変調された和および差信号 を受取るためかつ第1の軸に関する入力回転のための測定された速度信号を発生 するためのサーボ補償回路と、 サーボ補償回路に接続されそこからの信号を受取る同相および直角位相トルク 変調および加算回路と、 同相および直角位相トルク変調および加算回路ならびに同相および直角位相復 調回路に接続され自動利得制御を与えるための発振器サーボと、 同相および直角位相トルク変調および加算回路に接続されそこからの変調され た信号を受取るための第3の加算回路とを含む、請求項10に記載の回転センサ 。 19.回転センサを形成するための方法であって、 ベースを与えるステップと、 駆動装置を形成するステップとを含み、駆動装置を形成する方法は、 ベースに装着される第1のフレームを形成することにより第1の1対の対向す る平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから第1の駆動部材を形成し、フレ ームに接続される第1の駆動部材中央部分をさらに含むように第1の駆動部材を 形成し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との 間で回転のコンプライアンスが存在するようにし、第1の駆動部材中央部分の少 なくとも一方側に第1の複数の電極を形成するステップと、 ベースに装着される第2のフレームを形成することにより第2の1対の対向す る平坦な表面を備える単一のシリコンウエハから第2の駆動部材を形成し、フレ ームに接続される第2の駆動部材中央部分をさらに含むように第2の駆動部材を 形成し、シリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関しフレームと中央部分との 間で回転のコンプライアンスが存在するようにし、第2の駆動部材中央部分の少 なくとも一方側に第2の複数の電極を形成するステップと、 第2の駆動部材のフレームを第1の駆動部材のフレームに装着するステップと を含み、回転センサを形成するための方法はさらに、 駆動信号周波数を有する駆動信号を複数の電極に与えるステップと、 第1および第2のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関する第1お よび第2の駆動部材中央部分の回転振動を駆動信号が生じさせるように第1およ び第2の駆動部材の電極を配置するステップと、 シリコン検出部材を与えるステップとを含み、シリコン検出部材を与えるプロ セスは、 検出部材中央サポート部材を駆動部材中央部分に接続し、駆動部材中央部分の 回転振動が検出部材中央部分に伝達されるようにするステップと、 検出部分を検出部材中央サポート部材に接続して検出部分が駆動軸に関し振動 し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度が検出部分の面外振動を生じさせる ようにするステップとを含み、回転センサを形成するための方法はさらに、 検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示す信号を発生するた めに信号処理装置を検出部分に接続するステップを含む、回転センサを形成する ための方法。 20.フレームと駆動部材中央部分との間に複数のフレクシャビームを接続する ステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 21.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に複数の一般に平坦な板ばね 部材を接続し、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂直となるように するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 22.検出部分に形成される容量性ピックオフをさらに含み、検出部分の面外振 動が容量性ピックオフにおける容量の変化を生じさせるようにする、請求項3に 記載の方法。 23.検出部材中央サポート部材と検出部分との間に複数の一般に平坦な板ばね 部材を接続し、検出部分における面外振動が板ばね部材の面に垂直となるように するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 24.検出部分と複数の電極との間に容量性ピックオフを接続し、検出部分にお ける面外振動が容量性ピックオフにおける容量の変化を生じさせるようにするス テップをさらに含む、請求項19に記載の方法。 25.ベースと駆動部材のフレームとの間に複数のベースマウントを接続するス テップと、 回転センサにおける単一の機械的共振周波数を与えるためおよび外部振動入力 を減衰するために減衰コンプライアント素子を含むように各ベースマウントを形 成するステップとをさらに含む、請求項19に記載の方法。 26.信号処理ステップは、 第1の加算回路を容量性ピックオフに接続して入力回転速度を示す信号を受取 るステップと、 駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信号を変調するために第1の 変調回路を第1の加算回路に接続するステップと、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変 調するために配置される第2の変調回路を与えるステップと、 第2の加算回路を与えて第1および第2の変調回路から出力された信号を加算 し、駆動部材にフィードバック信号を与えるステップと、 駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するために第1の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第1の補償回路を与えて第1の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するために第2の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第2の補償回路を与えて第2の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 第1のトルキング変調器回路を第1の補償回路に接続するステップと、 第2のトルキング変調器回路を第2の補償回路に接続するステップと、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力された信号を加算し、駆動部 材の複数の電極に入力されるフィードバック信号を発生するための第3の加算回 路を与えるステップとを含む、請求項6に記載の方法。 27.信号処理ステップは、 第1の加算回路を容量性ピックオフに接続して入力回転速度を示す信号を受取 るステップと、 駆動信号周波数の余弦を示す信号で入力回転速度信号を変調するために第1の 変調回路を第1の加算回路に接続するステップと、 駆動信号周波数の正弦を示す信号で四分円動的誤差を変調するために配置され る第2の変調回路を与えるステップと、 第2の加算回路を与えて第1および第2の変調回路から出力される信号を加算 し駆動部材にフィードバック信号を与えるステップと、 駆動周波数の余弦でセンサ素子応答信号を復調するために第1の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第1の補償回路を与えて第1の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 駆動周波数の正弦でセンサ素子応答信号を復調するために第2の復調器回路を 容量性ピックオフに接続するステップと、 第2の補償回路を与えて第2の復調器回路から出力される信号を受取るステッ プと、 第1のトルキング変調器回路を第1の補償回路に接続するステップと、 第2のトルキング変調器回路を第2の補償回路に接続す るステップと、 第1および第2のトルキング変調器回路から出力される信号を加算するための 第3の加算回路を与えるステップとを含み、第3の加算回路は駆動部材の複数の 電極に入力されるフィードバック信号を発生する、請求項19に記載の方法。 28.回転センサを形成するための方法であって、 ベースを与えるステップと、 第1の1対の対向する平坦な表面を備える第1の単一のシリコンウエハの第1 の駆動部材を形成するステップとを含み、第1の駆動部材を形成する方法は、 第1のフレームを与えるステップと、 第1の駆動部材中央部分を第1のフレームに接続するステップと、 第1の駆動部材を配置し第1のシリコンウエハの平坦な表面に垂直な軸に関し 第1のフレームと第1の駆動部材中央部分との間に回転のコンプライアンスが生 じるようにするステップと、 第1の中央部分の少なくとも一方側に第1の複数の電極を形成するステップと を含み、回転センサを形成するための方法はさらに、 第1の駆動部材をベースに装着するステップと、 駆動信号周波数を有する駆動信号を第1の複数の電極に与えるステップとを含 み、第1の複数の電極は駆動信号に よりシリコンウエハの平坦な表面に垂直な駆動軸に関する第1の駆動部材中央部 分の回転振動が生じるように配置され、回転センサを形成するための方法はさら に、 第1のシリコン検出部材を形成するステップを含み、第1のシリコン検出部材 を形成する方法は、 第1の検出部材中央サポート部材を第1の駆動部材中央部分に接続し、第1の 駆動部材中央部分の回転振動が第1の検出部材中央部分に伝達されるようにする ステップと、 第1の検出部分を第1の検出部材中央サポート部材に接続して第1の検出部分 が駆動軸に関して振動し、駆動軸に垂直な軸に関する入力回転速度が第1の検出 部分の面外振動を生じさせるようにするステップとを含み、回転センサを形成す るための方法はさらに、 第1の駆動部材に第1の駆動部材と同じ第2の駆動部材を装着するステップと 、 信号周波数を有する駆動信号を第2の駆動部材に与えてシリコンウエハの平坦 な表面に垂直な駆動軸に関する振動を生じさせるステップと、 第2の駆動部材に第1の検出部材と同じ第2のシリコン検出部材を装着するス テップと、 検出部分の面外振動の振幅の関数として入力回転速度を示す信号を発生するた めに第1および第2の検出部分から出力される信号を処理するステップとを含む 、回転センサを形成するための方法。 29.第1および2の検出部分を配置して入力回転速度に応答して反対方向に振 動させるステップを含む、請求項28に記載の方法。 30.フレームと駆動部材中央部分との間に複数のフレクシャビームを含むよう に第1および第2の駆動部材を形成するステップを含む、請求項29に記載の方 法。
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