JP2000500675A - セル形エアロスマットレスシステム - Google Patents

セル形エアロスマットレスシステム

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、広くは、エアマットレス(10)および空気供給手段(37)からなるセル形エアロスマットレスシステムに関する。マットレスシステムのセルは、一体の頂部片(14)および一体の底部片(15)に融着される。好ましくはエアブロワからなる空気供給手段が、供給ホースを介して中央セル(骨盤部セルとも呼ばれる)に連結される。エアブロワを出る空気は、供給ホースを通って移動しかつ中央セルを充填する。空気は、内部空気コネクタ(11、12、13)を介して、隣接するセル内に直接移動できる。各空気コネクタの内径は、マットレス(10)内に異なる圧力ゾーンを形成し、異なる圧力条件で患者の身体を支持する。最高圧力ゾーンは、空気供給手段(37)から空気を最初に受け入れる中央セル(19)である。この圧力は、空気が中央セル(19)から隣接セルに移動すると低下する。エアマットレスの頂部片には、患者の皮膚の維持および皮膚の衰弱の防止を補助すべく空気が逃散できるようにする複数の小さい孔(24)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 セル形エアロスマットレスシステム発明の分野 本発明は、病院で使用されるような治療用エアベッドおよび長期療養中の患者 の支持体を構成する他の療養設備に関する。発明の背景 並んだ関係をなして配置されかつ空気膨張形の患者支持体を形成する多数のエ アセルを備えた治療用エアベッドは良く知られている。このような一例として、 Caden 等の1992年2月25日付米国特許第5,090,077 号に開示されたものがあり 、該米国特許の開示は出典を明示することによって本願明細書の一部とされる。 殆どの場合、これらの空気制御形患者支持システムは、患者の身体の異なる部分 を支持すべく異なる圧力に維持された身体支持セグメントに分割されている。例 えば、殆どの治療用エアベッドのエアセルは複数のセグメントに配置され、各セ グメントは、患者の身体の特定部分を支持するための所定の圧力範囲に維持され る。このような治療用エアベッドの場合、各々が異なる圧力をもつ5つ以上の患 者身体支持セグメントで構成するのが一般的である。 多数の患者支持セグメントを備えたエアベッド用の空気供給システムおよびエ アセル圧力制御機構は、一般に非常に複雑であり、従って非常に高価でもある。 非常に簡単かつ安価でかつ信頼して使用できる、複数の患者身体支持セクション を備えた新規な治療用エアベッド構造を提供することが望まれている。 治療用エアベッドは、特に、長期間に亘って寝たきりになりがちな患者および 長期間に亘って動くことができない患者により使用される。慣用的な病院用ベッ ドを使用すると、これらの患者は、一般に、圧力により誘発される疾病を受ける 。これらの圧力誘発形疾病は、患者の皮膚中の毛細血管が圧縮されること、およ び患者の体重およびベッドの患者支持表面の抵抗により引き起こされる機械的境 界圧力によって血流が制限されることから生じる。不充分な血流のため、これら の 高圧領域における皮膚は変敗しかつ圧力疾病は最終的に皮膚組織の変敗をもたら す。一般に、治療用エアベッドは、長期間に亘って寝たきりになりがちな患者、 長期間に亘って動くことができない患者、および火傷のような特別な皮膚上の問 題を有する患者に適合するように開発された。エアベッドの上部を形成する材料 は、或る程度、患者の身体の周囲形状に倣い、従って、患者の体重をエアベッド の支持表面に均一に分散させる。この特徴により、患者の身体の任意の特定部分 が、皮膚組織への血流を妨げる充分な機械的圧力を受ける傾向が最小になる。従 って、治療用エアベッドは、圧力誘発形疾病を患者に引き起こす可能性を最小に する。 治療用エアベッドの他の重要な特徴は、これらの多くのベッドが、エアセルか ら、エアベッドの患者支持構造および患者に向かって上方に空気を循環させるこ とである。空気のこの緩やかな上向き流は、一般に、エアセルの上表面に沿う複 数の孔から、またはエアセルの材料が縫合されるときに形成されるミシン目を通 って、またはエアセル自体の多孔質材料を通って排出される。この流れる空気は 、エアベッドの材料から水分を除去し、エアベッドの治療値(therapeutic valu e)が水分により妨げられないようにするのに有効である。患者支持システムの 材料を通して空気の緩やかな上向き流を連続的に出すことができ、これにより、 患者に快適性を与えかつエアベッド構造の治療効果を高めることができる簡単で 効率的なエアベッド構造を提供することが望まれている。発明の要約 本発明は、広くは、エアマットレスおよび空気供給手段からなるセル形エアロ スマットレスシステム(cellular air loss mattress system)に関する。マット レスは、一体の頂部片および一体の底部片に融着される複数のセルを有する。中 央セル(骨盤部セルとも呼ばれる)には、供給ホースすなわちマニホルドを介し て、空気供給手段(好ましくはエアブロワ)が連結される。エアブロワを出る空 気は、供給ホースを通って移動しかつ中央セルを充填する。空気は、内部空気コ ネクタを介して隣接セル内に直接移動するか、頂部片の孔から出ることができる 。 各内部空気コネクタの内径は、エアマットレス内に異なる圧力ゾーンを形成し 、 患者の身体の異なる圧力条件を支持できるように調節される。最高圧力ゾーンは 、空気供給手段からの空気を最初に受け入れる中央セルである。空気が中央セル から隣接セルに移動すると、圧力が低下する。エアマットレスの頂部片には、患 者の皮膚を維持しかつ皮膚の衰弱を防止することを補助すべく空気が逃散できる ようにする複数の小さい孔を設けるのが好ましい。図面の簡単な説明 以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。 第1図は、本発明のセル形エアロスマットレスシステムを示す部分分解斜視図 である。 第1A図は、本発明のセル形エアロスマットレスシステムの他の実施形態を示 す部分分解斜視図である。 第2図は、第1A図の実施形態の分解斜視図である。 第3図は、本発明の頂シートを示す平面図である。 第4図は、本発明の底シートを示す平面図である。 第5図は、本発明のバッフルを示す平面図である。 第6図は、本発明の頭部ガセットを示す平面図である。 第7図は、第6図の頭部ガセットの所定位置にフランジが設けられたところを 示す平面図である。 第8図は、本発明の胸部ガセットを示す平面図である。 第9図は、第8図の胸部ガセットの所定位置に2つのフランジが設けられたと ころを示す平面図である。 第10図は、本発明の骨盤部ガセットを示す平面図である。 第11図は、第10図の骨盤部ガセットの所定位置に3つのフランジが設けら れたところを示す平面図である。 第12図は、本発明の脚部ガセットを示す平面図である。 第13図は、第12図の脚部ガセットに2つのフランジが設けられたところを 示す平面図である。 第14図は、本発明の踵部ガセットを示す平面図である。 第15図は、本発明のマニホルドの一部を破断した側面図である。 第15A図は、第15図のマニホルドの端面図である。 第16図は、第15図のマニホルドの平面図である。 第17図は、本発明のマニホルドバッフルを示す平面図である。詳細な説明 第1図、第1A図および第2図を参照すると、ここには本発明のセル形エアマ ットレスシステムが示されている。エアマットレス10は、患者の解剖学的構造 に関係する5つの異なるセルからなる。これらのセルは、頭部セル17、胸部セ ル18、中央(骨盤)セル19、脚部セル20および足部セル21である。5つ の異なるセルは、一体の頂部片14および一体の底部片15に融着される5つの 異なるガセットを構成する。エアマットレス10の製造に使用される材料は、当 該技術分野で知られている任意の適当な融着可能材料でよい。好ましい実施形態 では、エアマットレスの製造に、Brook wood Industries 社(ニューヨーク州) の製造に係るウレタン被覆ナイロンを使用した。 各セル内には複数のバッフル16が配置される。バッフル16は、これらの長 さに沿って、頂部片14および底部片15に融着される。バッフルは、頂シート および底シートの全幅に亘って延びてはおらず、バッフルの縁部に沿うギャップ が残される。バッフルの縁部はエアマットレス内で自由に浮動し、各セル内の圧 力を均一にすることができる。バッフルは、エアマットレスが丸く膨らむことを 防止して、マットレスを病院用ベッド上に敷くことができかつ患者がマットレス 上に横たわることができる比較的平らな表面を形成する。好ましい実施形態では 、バッフルは、頂部片、底部片およびガセットと同じ材料で作られている。 第1図および第2図に示す本発明の好ましい任意の特徴は、脚セル20および 足セル21に隣接するエアマットレスの一方の側に沿って融着されるマニホルド 22である。マニホルド22は2つの機能を有する。第1は、マニホルド22が 空気供給手段37から中央セル19への連結の容易アクセス点を与える機能であ り、第2は、熱放散手段を与える機能である。一般に、エアブロワから出る空気 は、ブロワを駆動する電気モータにより暖められる。マニホルド22は、エアマ ットレスが室温で作動されるとき、約14°F の熱損失を与える。円筒状の中空 コネクタ23が、マニホルドの空気出口と、中央セルの空気入口とを連結する。 また、第1図、第1A図およびガセットの図面には、内部空気コネクタが示さ れている。好ましい実施形態では、内部空気コネクタは、雌形フランジ26と、 該雌形フランジ26内に挿入される雄形フランジ29と、該雄形フランジ29内 に挿入される中空円筒状の圧力インサート11、12または13とからなる。第 1図に示すように、圧力インサート11、12、13は異なる内径を有する。中 央セル(骨盤セル)と胸部セルとの間の圧力インサートは約0.312 インチの内径 を有し、胸部セルと頭部セルとの間の圧力インサートは約0.190 インチの内径を 有し、胸部セルと脚部セルとの間、および脚部セルと踵部セルとの間の圧力イン サートは約0.172 インチの内径を有する。異なる内径にすることにより、各セル 内の異なる圧力と、患者の要望とを適合させることができる。好ましい実施形態 では、フランジは、ガセットに融着できるようにウレタンで作られている。好ま しい実施形態の圧力インサートは、円筒状の硬質プラスチック材料で作られてい る。 ここで、第3図を参照すると、頂部片14が示されている。一実施形態では、 頂部片14は、約87インチの長さおよび約39インチの幅を有する融着可能材 料からなる矩形の一体部片である。第3図には融着線も示されている。ガセット の融着線は、頂部片の長さ方向に延びる線と、該長さ方向の線に連結された幅方 向の線とからなる。バッフルの融着線は、長さ方向の線まで延びていない幅方向 の線である。好ましい実施形態では、5つのガセットと、15のバッフルとが設 けられている。頂部片14には複数の孔24がドリル穿孔されており、エアマッ トレスから空気が逃散できるようになっている。孔24は、バッフル同士の中間 およびバッフルとガセットとの中間に設けられ、かつ約0.065 〜0.080 インチ、 好ましくは約0.065 〜0.075 インチの直径を有している。 第1A図に示す好ましい実施形態では、長さ約96インチの長い頂部片が使用 されている。互いに隣接するガセットの境界部には、一方のガセットから他方の ガセットへの運動の伝達を遮断するため、付加材料が小さなV形クサビ状部40 として折り畳まれている。頭部ガセットと胸部ガセットとの境界部、胸部ガセッ トと骨盤部ガセットとの境界部、骨盤部ガセットと脚部ガセットとの境界部には 、9インチの付加材料から3つのクサビ状部40が形成されており、各クサビ状 部は、互いに隣接するガセットの間で頂シート14から約1.5 インチ下方まで延 びている。 第4図には底部片15が示されている。好ましい実施形態では、底部片15も 、約87インチの長さおよび約39インチの幅を有する融着可能材料からなる矩 形の一体部片で作られている。ガセット融着線およびバッフル融着線も示されて いる。 第5図にはバッフル16が示されている。好ましい実施形態では、各バッフル は、約31インチの長さおよび約9インチの幅を有する融着可能材料からなる矩 形の一体部片からなる。第3図および第4図に示すように、頂部片および底部片 に沿って15個のバッフルが配置されている。容易に理解されようが、バッフル は、頂部片および底部片の全幅に亘って延びてはいない。好ましい実施形態では 、バッフルの各端部と、頂部片および底部片の側部との間には約3〜4インチの ギャップがある。ひとたびガセットが所定位置に融着されると、バッフルの一縁 部とマニホルドに対向するガセットの側壁との間には約2インチのギャップ、バ ッフルの一縁部と頭部ガセット、胸部ガセットおよび骨盤部ガセットの壁との間 には約3インチのギャップ、およびバッフルの他方の縁部と脚部ガセットおよび 踵部ガセットとの間には約1インチのギャップが形成される。 第6図および第7図には頭部ガセット17が示されている。好ましい実施形態 では、頭部ガセットは、約95インチの長さおよび約9インチの幅を有する融着 可能材料からなる矩形の一体部片から構成されている。頭部ガセットには、その 一方の側部から約15.5インチの位置に、直径1インチの孔25がパンチング形成 されている。該孔25内には雌形フランジ26が挿入されかつ所定位置に融着さ れる。好ましい実施形態では、フランジ26はウレタンから作られる。頭部ガセ ットの寸法は、エアマットレスの頭部セル17のサイズ(約36インチの幅およ び約12インチの長さ)に一致する。マットレスの所定位置における頭部ガセッ トの実際の寸法は、後述のように、エアマットレスの融着時のリングダイの存在 のため、36×12インチの寸法より僅かに小さい。 第8図および第9図には胸部ガセット18が示されている。好ましい実施形態 では、胸部ガセットは、約103インチの長さおよび約9インチの幅を有する融 着可能材料からなる矩形の一体部片から構成されている。胸部ガセットには、そ の一方の側部から約15.5インチの位置に、直径1インチの孔27がパンチング形 成されている。また、胸部ガセットには、孔27と同じ側から約35.5インチの位 置に、直径0.62インチの孔28がパンチング形成されている。孔27内には雌形 フランジ26が挿入されかつ孔28内には雄形フランジ29が挿入されている。 両フランジ26、29は所定位置に融着される。好ましい実施形態では、両フラ ンジはウレタンから作られる。胸部ガセットの寸法は、エアマットレスの胸部セ ル18のサイズ(約36インチの幅および約16インチの長さ)に一致する。 第10図および第11図には中央ガセットすなわち骨盤部ガセット19が示さ れている。好ましい実施形態では、中央ガセットは、約119インチの長さおよ び約9インチの幅を有する融着可能材料からなる矩形の一体部片から構成されて いる。中央ガセットには直径0.62インチの2つの孔30がパンチング形成されて おり、一方の孔はガセットの一方の側部から約15.5インチの位置に、他方の孔は 同じ側から約43.5インチの位置に配置されている。また、中央ガセットには、孔 30と同じ側から約75.5インチの位置に、直径1インチのの孔31がパンチング 形成されている。孔31内には雌形フランジ26が挿入されかつ2つの孔30内 には2つの雄形フランジ29が挿入されている。全てのフランジは所定位置に融 着される。好ましい実施形態では、フランジはウレタンから作られる。中央ガセ ットの寸法は、エアマットレスの中央セル19のサイズ(約36インチの幅およ び約24インチの長さ)に一致する。 第12図および第13図には脚部ガセット20が示されている。好ましい実施 形態では、胸部ガセットは、約99インチの長さおよび約9インチの幅を有する 融着可能材料からなる矩形の一体部片から構成されている。脚部ガセットには、 その一方の側部から約14.5インチの位置に、直径1インチの孔32がパンチング 形成されている。また、胸部ガセットには、孔32と同じ側から約34.5インチの 位置に、直径0.62インチの孔33がパンチング形成されている。孔32内には雌 形フランジ26が挿入されかつ孔33内には雄形フランジ29が挿入されている 。 両フランジ26、29は所定位置に融着される。好ましい実施形態では、両フラ ンジはウレタンから作られる。脚部ガセットの寸法は、エアマットレスの胸部セ ルのサイズ(約34インチの幅および約16インチの長さ)に一致する。 第14図には踵部ガセット21が示されている。好ましい実施形態では、踵部 ガセットは、約91インチの長さおよび約9インチの幅を有する融着可能材料か らなる矩形の一体部片から構成されている。脚部ガセットには、その一方の側部 から約14.5インチの位置に、直径1インチの孔34がパンチング形成されている 。該孔34内には雌形フランジ26(図示せず)が挿入されている。好ましい実 施形態では、フランジはウレタンから作られる。踵部ガセットの寸法は、エアマ ットレスの踵部セル21のサイズ(約34インチの幅および約12インチの長さ )に一致する。 第15図、第15A図、第16図および第17図にはエアマニホルドが示され ている。好ましい実施形態では、エアマニホルドは、マニホルドブラダ22と、 マニホルドリブ35と、2つの雄形フランジ26とからなる。マニホルドブラダ 22は、ほぼ矩形の2つの領域(すなわち、約28×9.75インチの大きい方の第 1領域および約28×9.0 インチの小さい方の第2領域)を有する融着可能材料 からなる一体部片で構成されている。2つの矩形領域は、第16図に示すように 、小さい方の縁部に沿って結合されかつ両者の中心が合わされている。マニホル ドブラダ22には、直径1インチの2つの孔がパンチング形成されており、一方 の孔は、大きい方の領域の縁部から約1.5 インチの位置で大きい方の領域にパン チング形成され、他方の孔は両矩形領域の結合部中央にパンチング形成される。 次に、各孔に1つずつ、雌形フランジ26がマニホルドブラダに融着される。第 17図にはマニホルドリブ35が示されており、該マニホルドリブは、約25イ ンチの長さおよび約1.5 インチの幅を有する融着可能材料の一体部片で作られる 。 エアマットレスは、当該技術分野で良く知られた任意の融着手段で融着される 。融着は、ベッド上に横たわる患者の圧力に耐え得る気密融着でなくてはならな い。好ましい実施形態では、融着は、台湾の台北で製造されたHissen100kW高 周波(RF)融着機を用いて行なわれる。RF融着機は、非常に大きく平らな60 61- T6アルミニウム板と、RFエネルギ源とからなる。RFエネルギを融着領域 に合 焦させるのにダイが使用される。HissenRF融着機には、6061- T6アルミニウム ダイが使用される。長い直線融着を形成するには、長方形のアルミニウムダイが 使用される。矩形融着部を形成するには、ボックス形の対向コーナの近くで分離 できる開放ボックス形アルミニウムリングダイが使用される。「開放ボックス形 (open box-shaped)」の用語は、ボックスの2つの対向面が存在しない直六面ボ ックス形を意味する。円形融着部を形成するには、円形リングダイが使用される 。RF融着技術の当業者には理解されようが、融着すべき材料は一緒に置かれ、 充分な量のRFエネルギが融着機の平らな板およびダイを介して材料に供給され 、完全な融着が形成されるまで材料を加熱する。 エアマットレスの実際の製造工程は、ガセットをおおよその所定位置においた 状態で、バッフルを頂部片および底部片に同時に融着する点で新規である。この 製造方法は、最短時間でマットレスを一体融着することを可能にし、従って製造 コストを大幅に節約できる。 製造方法の第1工程は、雄形フランジおよび雌形フランジを、各ガセットおよ びエアマニホルドに個々に融着することである。フランジは、適当サイズの円形 リングダイを用いて融着される。 次に、各ガセットの9インチ幅の自由端を一体に融着し、開放ボックス形構造 を有する閉ガセットを形成する。自由端は、第2図に示すように、開放ボックス 形の1つの辺の中央に、滑らかなバットシームを形成するように融着される。 製造方法の次の工程は、バッフルを、頂部片および底部片に同時に融着するこ とである。これらの融着を行なうため、底部片が、HissenRF融着機の平らな底 板上に平らに置かれる。次に、15個のバッフルの下縁部が所定位置に配置され る。バッフルは、これらの両端部が、底部片の一方の側部から約3.5 インチ隔た りかつ他方の側部から約4.5 インチ隔たるように、底部片の幅に沿って僅かに中 心から外れて配置される。次に、約31×7×1/8インチの矩形アルミニウム ダイが、1つのバッフルに1つのダイの関係をなしてバッフル上に置かれる。1 /8インチの縁部は融着用表面を構成し、1/8インチ直線融着線を形成する。 ダイの高さは約7インチに過ぎずかつバッフルの高さは約9インチであるので、 1つのバッフルにつき、材料の高さに2インチの剰余がある。約1インチの材料 がダイの底部の下に位置しかつ1インチの材料がダイの頂部上に位置するように 、ダイ上にバッフルの中心を合わせるべく注意を払う。また、材料に皺または折 り目が生じないようにして材料が確実に置かれるように注意する。ここで、エア マニホルドに連結される中央の雌形フランジを除き、雄形フランジおよび雌形フ ランジの全てが同じ側に並ぶようにして、開放ボックス形ガセットをおおよその 所定位置に置く。全てのガセットが所定位置に配置されたならば、頂シートが、 ダイおよびRF融着機の頂板の上に適合配置される。この場合にも、材料に皺お よび折り目が生じないように注意を払わなくてはならない。材料が一体に融着さ れるまで、充分なRFエネルギが加えられる。次に、融着機からダイを取り外す 。 製造方法の次の工程は、全てのガセットを頂部片および底部片に同時に融着す ることである。前述のように、ガセットは、バッフルの融着前におおよその所定 位置に適合配置されている。従って、今や、ガセットは頂部片と底部片との間に 配置されており、バッフルはガセットの中で頂部片および底部片に融着される。 次に、開放ボックス形リングダイが各ガセットの周囲に配置される。リングダイ は対向コーナの近くのダイの長さに沿って分離し、互いに滑らかな表面が当接す る。換言すれば、各開放ボックス形リングダイは2つの別部分に分離され、各部 分は、ボックスの2つの全コーナ、ボックスの全幅、ボックスの1つの長さセク ションの大部分、およびボックスの約2インチの他の長さセクションを有してい る。2つの部分は対称であり、一体に当接されると、開放ボックス形リングダイ の全体が構成される。 開放ボックス形リングダイは、各ガセットの周囲に適合する寸法を有している 。頭部ガセットを融着するためのリングダイは、約7インチの高さ、約36イン チの長さおよび約12インチの幅を有する開放ボックス形をなしている。胸部ガ セットを融着するリングダイは、約7インチの高さ、約36インチの長さおよび 約16インチの幅を有する。中央ガセットすなわち骨盤部ガセットを融着するリ ングダイは、約7インチの高さ、約36インチの長さおよび約24インチの幅を 有する。脚部ガセットを融着するリングダイは、約7インチの高さ、約34イン チの長さおよび約16インチの幅を有する。踵部ガセットを融着するリングダイ は、約7インチの高さ、約34インチの長さおよび約12インチの幅を有する。 リン グダイの各縁部は、約1/8インチの厚さを有し、この縁部は約1/8インチの 融着線を形成する。 ガセットの周囲にリングダイが置かれたならば、材料の1インチのマージン( 余白)がリングダイの頂縁部および底縁部を包むように、リングダイの高さに沿 って中心が合わされる。このときも、ガセットに皺または折り目が生じないよう に注意を払わなくてはならない。融着中にガセットを所定位置に維持するため、 リングダイの自由縁部上に延びるガセット材料に磁石がクリップされる。ボック ス形のコーナを形成するガセットの材料がリングダイの周囲に入念に曲げられ、 襞の発生を最小にする。コーナでの融着の一体性を損なうことなく、コーナ材料 を幾分オーバーラップさせることができる。 第2図から明らかなように、好ましい実施形態では、脚部ガセットおよび足部 ガセットは、頂部片および底部片の幅に沿って中心が合わされない。脚部ガセッ トおよび足部ガセットは、頂部片および底部片の一縁部から1.5 インチ、他縁部 から3.5 インチ離れて配置される。前述のように、バッフルは僅かに中心から外 れて融着される。バッフルの中心から外れた融着部は、バッフルの端部からマニ ホルドとは反対側のガセットの縁部まで約2インチの距離が存在するように、ガ セットと整合される。バッフルの他端部は、頭部ガセット、胸部ガセットおよび 中央ガセットのマニホルド側縁部から約3インチ、および脚部ガセットおよび踵 部ガセットのマニホルド側縁部から約1インチの距離にある。バッフルと、脚部 ガセットおよび踵部ガセットとを中心から外れて配置することにより、後でマニ ホルドを融着すべき充分な余裕が生じる。 リングダイが所定位置にありかつガセットがリングダイの上下に適当に調節さ れると、次に、RF融着機の頂板が頂部片上に配置され、かつガセットが適当量 のRFエネルギを用いて一体に融着される。 より長い頂部片を用いる実施形態では、融着工程中に、互いに隣接するガセッ ト間にデバイダを挿入して、頂部片材料からV形クサビ状部を形成するのに必要 な張力を維持する。バッフルが頂部片および底部片に融着される段階中、頂部片 が融着機の底板上に置かれかつ短い金属デバイダを使用してV形クサビ状部を形 成する。バッフルは前述のようにして配置されかつ底部片がバッフル上に適合配 置され、バッフルが頂部片および底部片に融着される。バッフルが融着されたな らば、今度は底部片が融着機の底板上に置かれるように、組立体を反転させる。 次に、ガセットおよびガセットダイを前述のように適合配置し、かつプラスチッ ククサビ状片を置いて頂部片材料を、互いに隣接するガセット間に位置するV形 クサビ状部に折り畳み、融着中に頂部片材料に必要な張力を維持する。次に、融 着機を用いて、ガセットを、デバイダが所定位置に設けられた頂部片および底部 片に融着する。 マニホルドは、別途に一体融着される。先ず、2つの矩形領域の接合部の間で マニホルドブラダが折り曲げられる。次に、マニホルドリブが、第15図に示す ように、マニホルドブラダの両縁部から1.5 インチ隔たった中心線に沿って、マ ニホルドブラダ内の2つの矩形領域に融着される。次に、第2図に示すように、 マニホルドが、脚部ガセットおよび踵部ガセットに隣接して、頂部片および底部 片に融着される。これらの融着部を形成するのに簡単な矩形ダイが使用される。 融着後に、任意の剰余の材料を適宜除去し、外観がきれいな製品にすることが できる。 製造方法の次の工程は、各ガセット間の内部空気コネクタの雄形フランジ内に 適当な圧力インサート11、12、13を配置することである。次に、内部コネ クタの雄形フランジが、内部コネクタの雌形フランジ内に嵌合される。 次に、第2図に示すように、マニホルドの近くの中央ガセットの空気入口雌形 サイズフランジが、内径3/4インチのコネクタ23内に挿入される。コネクタ 23は、マニホルドに配置された対応する雌形サイズフランジにも連結される。 これで、エアマットレス組立体が完成されたことになる。 今や、エアマットレスは病院等の環境内での使用準備が整った状態にある。エ アマットレスは、エアマットレス内の圧力が突然低下するような場合に、患者が ベッド床に落ち込むことを防止するため、Bio Clinic Corporation(Ontario 、 オハイオ州)から市販されている部品番号5016-2.6 DENのような発泡パッド上に 置くことができる。また、更に快適性を高めるため、エアマットレスの上および 側部の周囲に掛け布団等を固定することもできる。 エアマットレスが所定位置に置かれたならば、ブロワをエアマニホルドに連結 する。ブロワは、使用者が、種々のセクションに一定範囲の圧力を選択できるよ うにする定速ブロワまたは可変速ブロワを使用できる。本発明での使用に適した 可変速ブロワとして、Bio Clinic Corporation(Ontario 、オハイオ州)の製造 に係るOrthoderm Convertible IIがある。他の適当なブロワとして、次の仕様、 すなわち水柱19.5インチの最高圧力、水柱18.7インチの最高真空、19.5 SCFM の 最大空気流量、および54°F の最大温度上昇をもつものがある。ブロワは、エ アマットレスの中央セクションに一定の給気を行なう。中央セクション内の空気 は、次に、頂部片の孔の1つを通って中央セクションから出るか、内部空気コネ クタを介して胸部セクションまたは脚部セクション内に流入できる。胸部セクシ ョン内の空気は、頂部片の1つの孔を通ってエアマットレスを出るか、内部空気 コネクタを介して頭部セクション内に流入できる。頭部セクション内の空気は、 頂部片の1つの孔を通ってエアマットレスから出る。脚部セクション内の空気は 、頂部片の1つの孔を通ってエアマットレスから出るか、内部空気コネクタを介 して踵部セクション内に流入できる。最後に、踵部セクション内の空気は、頂部 片の1つの孔を通ってエアマットレスから出る。 この空気の流れは、エアマットレスの各セクションに別個の圧力ゾーンを創出 する。下表Iには、ソフト設定のための低流量で空気を吹き出しかつハード設定 のための高流量で空気を吹き出す可変速ブロワを用いた、各セクションの相対圧 力が示されている。圧力の単位はmmHgである。 かくして、患者を異なる別個の圧力ゾーンで支持できかつ皮膚の衰弱防止を促 進するため空気がマットレスの頂部を通って流れることができる安価なセル形エ アロスマットレスシステムが提供される。例示の実施形態に使用される実際の寸 法は、種々の要望に適合できるように種々のサイズのベッドに変更できる。また 、種々の速度のエアブロワにより適当な圧力ゾーンが形成されるように、圧力イ ンサートの内径を変更できる。従って、本発明の範囲は明細書の記載により制限 されることはなく、請求の範囲の記載により定められるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 セイビン カート エム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91701 アルタ ローマ ノースヴィュー 10744 (72)発明者 ミラー クレイグ エス ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91720 コロナ ゴールデン ヴィュー ドライヴ 1232 (72)発明者 ミラー クレイグ エス シニア アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92686 ヨーバ リンダ オハイオ スト リート 6092

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一体の底部片と、 複数の孔が設けられた一体の頂部片と、 異なる圧力ゾーンを形成すべく頂部片および底部片に融着される複数のガセ ットと、 ガセット同士を一体に連結する複数の内部空気コネクタとを有し、各内部空 気コネクタが、隣接ガセット間の空気流量を調節すべく変化する内径を有し、 ガセット内への少なくとも1つの空気入口と、 該空気入口に連結される空気供給手段とを更に有し、空気が、最初に1つの ガセット内に流入し、次に、頂部片の孔から流出するか、内部空気コネクタを介 して隣接ガセット内に流入することを特徴とするセル形エアロスマットレスシス テム。 2.前記ガセット内に配置された複数のバッフルが頂部片および底部片に融着さ れており、各バッフルの長さが頂部片および底部片の幅より小さいことを特徴と する請求の範囲第1項に記載のエアマットレスシステム。 3.各バッフルが、水平縁部および垂直縁部を備えた矩形一体部片からなり、バ ッフルは、該バッフルの垂直縁部に沿うギャップが残されるように頂部片および 底部片の幅に沿って融着され、ガセット内に空気が流れるチャンネルが形成され ていることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のエアマットレスシステム。 4.前記頂部片は、頭部ガセットと胸部ガセットとの間、胸部ガセットと骨盤部 ガセットとの間および骨盤部ガセットと脚部ガセットとの間を含む隣接ガセット 同士の境界部に小さなV形クサビ状部を形成すべく複数のセクションに折り曲げ られ、クサビ状部は隣接ガセット間に延びていて、各ガセットを部分的に隔離す ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエアマットレスシステム。 5.前記ガセット間の各内部空気コネクタは、雌形フランジと、雄形フランジと 、雌形フランジ内に挿入される特定内径を有する圧力インサートとからなること を特徴とする請求の範囲第1項に記載のエアマットレスシステム。 6.前記ガセットの少なくとも1つに隣接して配置されるエアマニホルドが、空 気供給手段と、1つのガセットへの入口とを連結することを特徴とする請求の範 囲第1項に記載のエアマットレスシステム。 7.前記エアマニホルドは、 隣接する2つの矩形領域を備えた材料の一体部片から形成されたブラダを有 し、材料は矩形領域の結合部で折り曲げられ、 ブラダ内に配置されかつ2つの矩形領域に融着されるリブを更に有すること を特徴とする請求の範囲第6項に記載のエアマットレスシステム。 8.各ガセットは、頂部片および底部片とほぼ同じ幅をもつ開放ボックス形構造 に融着された一体の矩形部片から形成されることを特徴とする請求の範囲第1項 に記載のエアマットレスシステム。 9.頭部ガセット、胸部ガセット、骨盤部ガセット、脚部ガセットおよび踵部ガ セットが頂部片および底部片に融着されて、異なる圧力ゾーンを形成しているこ とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエアマットレスシステム。 10.前記空気供給手段は骨盤部ガセットの空気入口に連結され、内部空気コネク タの直径は、空気が骨盤部ガセットから隣接ガセット内に移動するとマットレス 内の圧力が低下するように調節されることを特徴とする請求の範囲第9項に記載 のエアマットレスシステム。 11.前記ガセット内の相対圧力(mmHg)は、ほぼ下記の範囲、すなわち、 頭部ガセット − 7.5 〜 9.5 胸部ガセット − 9.5 〜 13.5 骨盤部ガセット − 11.0 〜 15.5 脚部ガセット − 4.0 〜 6.0 踵部ガセット − 1.5 〜 2.5 にあることを特徴とする請求の範囲第9項に記載のエアマットレスシステム。 12.前記脚部ガセットおよび踵部ガセットに隣接してエアマニホルドが融着され 、前記空気供給手段からの空気が、マニホルドを通って、骨盤部ガセット内に配 置された空気入口内に移動することを特徴とする請求の範囲第9項に記載のエア マットレスシステム。 13.内部空気コネクタを、複数のガセット内に個々に融着する工程と、 ガセットを底部片上で互いに隣接して配置する工程と、 ガセット内に配置される複数のバッフルを底部片および頂部片に同時に融着 する工程と、 ガセットを頂部片および底部片に同時に融着する工程とからなることを特徴 とするセル形エアロスマットレスシステムの製造方法。 14.前記1つのバッフルにつき1つのダイを適用する態様で複数の矩形ダイを使 用し、高周波融着機によりバッフルを頂部片および底部片に融着し、バッフルは ダイの上下に折り曲げられることを特徴とする請求の範囲第13項に記載のエア マットレスシステムの製造方法。 15.前記1つのバッフルにつき1つのダイを適用する態様で複数のリングダイを 使用し、高周波融着機によりバッフルを頂部片および底部片に融着し、リングダ イはガセットの周囲に配置され、バッフルはダイの上下に折り曲げられることを 特徴とする請求の範囲第13項に記載のエアマットレスシステムの製造方法。 16.前記各リングダイは、ガセットの周囲で一体に当接されると開放ボックス形 リングを形成する2つの別個のセクションからなることを特徴とする請求の範囲 第15項に記載のエアマットレスシステムの製造方法。 17.一体の底部片と、 複数の孔が設けられた一体の頂部片と、 異なる圧力ゾーンを形成すべく頂部片および底部片に融着される、骨盤部ガ セットを含む複数のガセットと、 ガセット同士を一体に連結する内部空気コネクタとを有し、各内部空気コネ クタが、隣接ガセット間の空気流量を調節すべく変化する内径を有し、 骨盤部ガセット内への空気入口と、 該空気入口に連結される空気供給手段とを更に有し、空気が、最初に骨盤部 ガセット内に流入し、次に、頂部片の孔から流出するか、内部空気コネクタを介 して隣接ガセット内に流入することを特徴とするセル形エアロスマットレスシス テム。
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