JP2000357153A - バスブリッジ回路およびデータ処理システム - Google Patents

バスブリッジ回路およびデータ処理システム

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JP2000357153A
JP2000357153A JP11170550A JP17055099A JP2000357153A JP 2000357153 A JP2000357153 A JP 2000357153A JP 11170550 A JP11170550 A JP 11170550A JP 17055099 A JP17055099 A JP 17055099A JP 2000357153 A JP2000357153 A JP 2000357153A
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Masayuki Murakami
昌之 村上
Yuji Fukami
裕二 深見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、バスデッドロックを回避
しつつCPUのメモリアクセスの性能を劣化させないバ
スブリッジ回路ならびにデータ処理システムを提供する
ことにある。 【解決手段】 CPU(10)が接続されるプロセッサ
バス(2)と外部デバイス(70)が接続される外部バ
ス(3)との間を接続するバスブリッジ回路(20)
に、外部メモリと接続されるメモリ結合線、プロセッサ
バスと接続されるプロセッサバス結合線、および、外部
バスと接続される外部バス結合線、並びに、前記メモリ
結合線の接続をプロセッサバス結合線側と外部バス結合
線側との何れかに切り換える第1切換手段(26)とを
設け、プロセッサバス側からのメモリアクセス時に上記
第1切換手段(26)によりプロセッサバス結合線とメ
モリ結合線とをダイレクトに接続させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2つのバスを有
するデータ処理システムにおけるメモリアクセス方式に
適用して有用な技術に関し、更にはプロセッサバスと外
部バスとを有し高速にメモリアクセス可能なCPUと低
速に動作する外部デバイスとが混在したデータ処理シス
テムにおける2つのバス間を接続するバスブリッジ回路
に利用して特に有用な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUが接続されたプロセッサバスと外
部デバイスが接続された外部バスのように互いに速度の
異なる2つのバスを備えたマイクロコンピュータシステ
ムにおいて、2つのバス間をバスブリッジ回路で接続し
てデータ転送を行う技術が知られている。
【0003】このようなシステムにおいては、RAMな
どからなる主メモリはプロセッサバスに外部メモリとし
て接続されてプロセッサ(以下、CPUと記す)から直
接アクセスされるのが一般的である。また、ハードディ
スクなどの外部デバイスがCPUを介さずに外部メモリ
にアクセスするDMA(Direct Memory Access)機能を
備えたシステムがある。従来、かかるシステム及び外部
デバイスがバスブリッジ回路とプロセッサバスを介して
上記の外部メモリにアクセスするように構成されてい
た。
【0004】この場合、外部デバイスとCPUとによる
プロセッサバスの競合が生じるので、それを調整する方
法として、外部デバイスから外部メモリへアクセスする
際は、外部デバイスからCPUへのメモリアクセス要求
に応じて、CPUがプロセッサバスのバス権を外部バス
に与えた後に、バスブリッジ回路内のインターフェース
を介して外部デバイスがプロセッサバスにアクセスし外
部メモリを使用すると云った方法がある。
【0005】ところが、上記のようなシステムでは、プ
ロセッサバスを介したCPUによる外部デバイスへのア
クセスAと、外部デバイスから外部メモリへのアクセス
Bとが、同時に発生した場合、何れのアクセスA,Bも
動作が進行しない所謂バスデッドロックが発生する。こ
れは、上記のようなアクセスA,Bにより、プロセッサ
バスのバス権はCPUに、外部バスのバス権は外部デバ
イスに獲得される一方、CPUは外部バスのバス権獲得
要求を出したままウェイト状態になり、同様に、外部デ
バイスはプロセッサバスのバス権獲得要求を出したまま
ウェイト状態となるためである。
【0006】このようなバスデッドロックを回避するた
め、次の4つの技術が考えられる。
【0007】1つ目は、バスデッドロックを検出する手
段とプロセッサバス制御用の専用線とを設け、バスデッ
ドロックが検出された場合に専用線にてCPUへ報告し
てプロセッサバスを解放させ、バス権をバスブリッジ回
路へ渡す技術である。
【0008】2つ目は、バスブリッジ回路に外部デバイ
スの制御機能を設け、プロセッサバス側から外部デバイ
スのアクセスを間接的なものに限定し、直接的なアクセ
スをバスブリッジ回路にゆだねる技術である。それによ
り、CPUが外部デバイスへアクセスする場合でも、C
PUはバスブリッジ回路へのアクセスのみすれば良く、
外部バスが占有されていてもウェイト状態になることな
くアクセスを終えプロセッサバスを開放できる。
【0009】3つ目は、バスブリッジ回路に外部メモリ
の制御機能を設けると共に、外部メモリをプロセッサバ
スから切り離してバスブリッジ回路に接続させ、バスブ
リッジ回路を介してプロセッサバスおよび外部バスから
のメモリアクセスを可能とする技術である。それによ
り、外部デバイスによるメモリアクセス時にプロセッサ
バスのバス権獲得が不要となり、上記バスデッドロック
が回避される。
【0010】4つ目は、外部バスのアービタをバスブリ
ッジ回路に設け、CPUから外部バスへのアクセス優先
度を高くし、前述したアクセスA,Bが競合した場合
に、CPUからのアクセスを優先させる技術である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
バスデッドロックを回避する技術では、次のような課題
を有していた。
【0012】即ち、1つ目の技術は、外部デバイスにア
クセスしている途中にアクセスを中断してプロセッサバ
スを開放できないタイプのCPUを含むシステムに対し
ては、適用できないといった課題がある。一方、CPU
がアクセスを中断できるタイプであっても、バスデッド
ロックの検出には一定時間が必要であるため、この技術
を適用すると性能劣化が生じるという課題が発生する。
【0013】また、2つ目の技術では、CPUが間接的
なアクセスで外部デバイスを制御するため、そのアクセ
ス手順が複雑になり、その分外部デバイスへのアクセス
に要する時間が増加して性能劣化が生じるという課題が
発生する。
【0014】3つ目の技術では、CPUが外部メモリを
連続アクセス可能な外部メモリインターフェースを内蔵
するタイプである場合に、バスブリッジ回路の制御機能
が介在することで、この連続アクセスが利用できなくな
り、システムの大幅な性能劣化が生じる。
【0015】4つ目の技術では、バスブリッジ回路にア
ービタを設けるため、既にアービタの存在する独立した
外部バスをそのまま接続するということはできず、新た
にシステム設計をし直す必要がある。
【0016】この発明の目的は、上記の知見に基づいて
なされたもので、バスデッドロックを回避しつつCPU
のメモリアクセスの性能を劣化させないバスブリッジ回
路ならびにデータ処理システムを提供することにある。
【0017】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0019】すなわち、CPU(10)が接続されるプ
ロセッサバス(2)と外部デバイス(70)が接続され
る外部バス(3)との間を接続するバスブリッジ回路
(20)に、外部メモリ(30)と接続されるメモリ結
合線(30A)、プロセッサバス2と接続されるプロセ
ッサバス結合線(2A)、および、外部バス(3)と接
続される外部バス結合線(3A)並びに、前記メモリ結
合線(30A)の接続をプロセッサバス結合線(2A)
側と外部バス結合線3A側との何れかに切り換える第1
切換手段(26)とを備え、プロセッサバス側からの上
記外部メモリへのアクセス時に上記第1切換手段26に
よりプロセッサバス結合線(2A)とメモリ結合線(3
0A)とを、また、外部デバイスから外部メモリへのア
クセス時には外部バス結合線(3A)とメモリ結合線
(30A)とをダイレクトに接続可能にしたものであ
る。
【0020】この手段によれば、外部メモリがプロセッ
サバスから切り離されてバスブリッジ回路に接続される
ので、外部デバイスのメモリアクセス時にプロセッサバ
スのバス権が必要とはならず、外部デバイスのメモリア
クセスとプロセッサバスから外部バスへのアクセスが同
時に発生した場合でも、バスデッドロックを回避でき
る。更に、プロセッサバスからのメモリアクセス時には
外部メモリがダイレクトに接続されるので、CPUのメ
モリアクセスの性能低下を生じさせない。
【0021】更に、上記バスブリッジ回路(20)に、
プロセッサバス結合線(2A)と外部バス結合線(3
A)側との接続を遮断可能な第2切換手段(27)を設
ける。これにより、この第2切換手段の遮断制御によっ
て、例えば外部デバイスが外部メモリをアクセスしてい
るときにプロセッサによる外部デバイスへのアクセスが
生じるのを想定して予めプロセッサバスのバス権を獲得
しなくても外部バスから外部メモリへのアクセスを行う
ことが出来る。
【0022】また、上記バスブリッジ回路に、プロセッ
サバス(2)に接続されたCPU(10)等へウェイト
信号を出力するウェイト信号生成回路(22)を設け、
外部バス側からの外部メモリへのアクセス中にプロセッ
サバス側から外部バス側へのアクセスがあった場合に、
ウェイト信号を出力してこのアクセスを待機させ、外部
デバイスによるメモリアクセスを実行させることで、バ
スデッドロックを確実に回避することが出来る。
【0023】望ましくは、上記バスブリッジ回路に、プ
ロセッサバスのバス権を要求する機能を持たせ、外部バ
ス側から外部メモリへのアクセスの際に、プロセッサバ
スが使用されてない場合にはそのバス権を獲得した上で
第1切換手段を外部バス結合線側へ切り換えるようにす
る。これにより、容易に外部デバイスのメモリアクセス
とCPUのメモリアクセスとが競合しないようにするこ
とが出来る。
【0024】また、上記バスブリッジ回路を備えたデー
タ処理システムにあっては、CPUが外部メモリに連続
アクセス(例えばバーストモードアクセス、ページモー
ドアクセス、高速ページモードアクセスなど)可能な外
部メモリインターフェースを有するタイプである場合
に、この連続アクセスの性能を低下させることがないた
め特に効果的である。また、CPUが外部デバイスへの
アクセス途中に1単位のアクセスが終了するまで(例え
ば外部バスのバス権獲得待機中や、外部デバイスからの
データ待ちの間に)プロセッサバスを開放できないタイ
プである場合でも、上記バスブリッジ回路のウェイト信
号生成回路またはバス権要求機能によって、外部デバイ
スによる外部メモリアクセス中にCPUが外部デバイス
へのアクセスを開始するのを回避できるので有効であ
る。
【0025】ところで、上記のバスブリッジ回路のよう
にプロセッサバスと外部メモリ結合線とをダイレクトに
接続すると、接続部等において信号遅延が生じる場合が
ある。このような信号遅延がある場合、従来は、CPU
やメモリの動作クロック周波数を落とすことで対処して
いた。しかしながら、上記のような信号遅延があり且つ
外部メモリに同期式メモリを使用しているシステムの場
合には、信号遅延をもたらす回路内にラッチ回路を設け
ると共に、同期式メモリにおける所定のストローブ信号
(例えばCAS:Column Address Strobe)の入力から
読出データの出力までのレイテンシ(待ち時間)と、上
記CPU(その他のデバイスにも適用可能である)にお
ける所定のストローブ信号の出力から読出データの入力
までのレイテンシとを異なる値(後者を大きな値)に設
定することで、CPUやメモリの動作クロック周波数を
落とすことなく、上記任意の回路の信号遅延を吸収しつ
つCPUによる同期式メモリの同期アクセスを可能とす
ることが出来る。動作クロック周波数を落とすのとメモ
リアクセス時にCPUへのデータの取込みを数クロック
分遅延させるのとを較べれば、後者の方がシステムの性
能を数段高く維持することが出来る。また、CPUが予
めメモリの遅延クロック数を知っていれば、待ち時間に
内部で他の処理を行うこともできる。
【0026】あるいは、CPUの外部メモリインターフ
ェース又はプロセッサバス(その他のデバイスにも適用
可能である)に入力されるクロック信号と、上記ラッチ
回路および同期式メモリに入力されるクロック信号との
位相を互いにずらし、例えば後者の位相を上記信号遅延
分だけ遅らせるようにする。これにより、位相をずらさ
ない場合に較べて、上記同期式メモリと上記デバイスと
のレイテンシの差を1つ小さくあるいは同じにすること
ができ、更にシステム性能を向上させることが可能とな
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0028】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明を適
用して好適なデータ処理システムの第1実施例を示す概
略構成図である。
【0029】図1において、10はプログラムに従って
動作し、システム全体の統括制御を行うCPU(Centra
l Processing Unit)、30はCPU10や外部デバイ
ス70で使用するデータを記憶する主記憶メモリとして
の外部メモリである。2は高速データ転送を可能とした
プロセッサバスであり、CPU10の他にビデオや高速
LAN(Local Area Network)、ワークステーションな
どでは複数のCPUが接続されることもある。3はPC
I(Peripheral Component Interconnect)バスやIS
A(Industrial Standard Architecture)バスなど比較
的低速な外部バスであり、外部デバイス70として例え
ばモデムやハードディスクなどが接続される。外部デバ
イス70と外部メモリ30との間ではDMA(Direct M
emory Access)転送が可能であった。20は、上記バス
2,3間を接続するための本発明に係るバスブリッジ回
路としてのバスブリッジ回路である。
【0030】上記の外部メモリ30は、例えば同期式D
RAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)
等の半導体メモリで構成され、外部からのアドレス指定
後に内部でアドレスを自動生成することで1クロックご
とにデータ入出力を連続して複数回行うバーストモード
を備えている。また、特に限定されないが、この外部メ
モリ30は、CAS(Column Address Strobe)信号入
力から読出データ出力までの遅延時間(CAS Latency:
以下CASレイテンシと称する)を1クロック間隔で設
定できる機能を有している。CASレイテンシの設定は
システムの起動時に外部メモリ30の所定のレジスタに
設定データを書き込むことで行われ、この実施例のシス
テムにおいては電源投入時に起動されるOS(オペレー
ションシステム)あるいはバイオスプログラムに従って
CPU10が行う。
【0031】CPU10は、例えばリスク方式のプロセ
ッサーであり、内部に各種レジスタやキャッシュメモ
リ、並びに、外部メモリインターフェース回路11を備
えている。外部メモリインターフェース回路11は、外
部メモリ30と直接に同期アクセス可能であると共に、
上述のバーストモードでのアクセスも直接行うことが可
能となっている。上記プロセッサバス2および外部バス
3はそれぞれアドレス線、データ線、制御線から構成さ
れる。
【0032】バスブリッジ回路20は、特に制限されな
いが、1の半導体チップに半導体集積回路として構成さ
れており、その内部に、外部メモリ30と外部バス3と
を接続するインターフェース並びに動作周波数の異なる
プロセッサバスと外部バスとを接続するインターフェー
スの両機能を備えたインターフェース回路21や、例え
ばトライステートによりバス切換を行う第1切換器26
および第2切換器27、これら第1および第2切換器2
6,27等の制御を行うバス調停回路22、プロセッサ
バス2のバス使用を要求するバス権獲得要求信号を出力
する専用線24および外部デバイス70へのアクセスを
待機させるウェイト信号25を出力する専用線、並び
に、CPU10からプロセッサバス2のバス権を与えた
ことを知らせるバス権許可信号を入力する専用線12等
が設けられている。これら専用線は、CPU10とバス
調停回路22とを直接接続している。
【0033】バス調停回路22は、インターフェース回
路21を介して外部バス3の制御線に接続され、外部デ
バイス70からの外部メモリ30へのアクセス要求を監
視している。同様に、信号線28によりプロセッサバス
2の制御線に接続され、プロセッサバス2から外部デバ
イス70へのアクセス要求を監視している。
【0034】このバスブリッジ回路20において、プロ
セッサバス2に接続されるプロセッサバス結合線2と、
外部メモリ30に接続される外部メモリ結合線30Aと
は、第1および第2切換器26,27の切り換えにより
ダイレクトに接続可能な構成となっている。すなわち、
プロセッサバス2と外部メモリ結合線30Aとがメタル
ラインにより1対1の関係で接続されたのと同様の状態
に接続可能な構成である。
【0035】次に、この実施の形態のデータ処理システ
ムの動作、特にバスブリッジ回路の動作について説明す
る。
【0036】先ず、CPU10から外部メモリ30への
アクセスは、CPU10内部の外部メモリインターフェ
ース回路11が発生するメモリアクセス信号40をバス
ブリッジ回路20の内部を経由して外部メモリ30に送
信して行う。バス調停回路22は、制御信号23により
CPU10がメモリアクセス可能なタイミングにおい
て、常に外部メモリ結合線30Aとプロセッサバス結合
線2Aとが接続されるように制御している。即ち、プロ
セッサバス2から外部バス3へのアクセス、並びに、プ
ロセッサバス2のバス権がバス調停回路22に獲得され
ている場合以外において、バス調停回路22は上記のよ
うにプロセッサバス結合線2Aと外部メモリ結合線30
Aとをスルーの状態にしておく。このようにすること
で、バス調停回路22による切換器26,27の切換え
動作時間がCPU10のメモリアクセスに影響を及ぼさ
ないように出来る。
【0037】プロセッサバス2から外部バス3へのアク
セス60は、バスブリッジ回路20のインターフェース
回路21を介して信号のタイミングを変換することで行
う。バス調停回路22により、プロセッサバス2から外
部バス3へのアクセス要求が検出されると、制御信号2
3により第1切換器27がインターフェース回路21に
切り換えられる。そして、アクセス終了後、第1切換器
27が第2切換器26側に戻される。外部バス3側から
外部メモリ30へのアクセスは、外部デバイス70のメ
モリアクセス信号50を、バスブリッジ回路20のイン
ターフェース回路21を経由して信号のタイミングを変
換した後、外部メモリ30に転送することで行う。
【0038】バス調停回路22は、インターフェース回
路21内の外部バス制御信号の監視により、外部バス3
側からのメモリアクセス要求があることを検出すると、
CPU10のメモリアクセス30が無い場合に、先ず、
CPU10にプロセッサバス2のバス権獲得要求信号2
4を出力する。そして、プロセッサバス2が開放されて
いてCPU10からバス権許可信号12が入力されてバ
ス権を獲得できると、制御信号23を出力して第1およ
び第2切換器26,27の切り換えを行い、外部バス3
に接続された外部バス結合線3Aと外部メモリ結合線3
0Aとの連結を行う。
【0039】一方、プロセッサバス2から外部バス3へ
のアクセス60があってプロセッサバス2のバス権が獲
得できない場合には、バス調停回路22は専用線にてウ
ェイト信号25をCPU10に出力し、CPU10から
外部デバイス70へのアクセスを待機させた後、第2切
換器27を第1切換器26側に連結させる(即ち、プロ
セッサバス2と外部バス3との接続を遮断する)と共
に、第1切換器26を外部バス結合線3A側に切り換
え、外部バス3に接続された外部バス結合線3Aと外部
メモリ結合線30Aとを連結する。
【0040】また、外部バス3側から外部メモリ30へ
のアクセス要求時に、プロセッサバス2側から外部メモ
リ30にアクセス中の場合には、アクセス終了まで待機
して終了後に上述の制御を行う。
【0041】なお、特に限定はしないが、バスブリッジ
回路20に外部メモリ30を利用する回路が設けられ、
この回路から外部メモリ30へのアクセスが発生した場
合には、バス調停回路22が外部バス3側から外部メモ
リ30にアクセスする場合と同様な制御を行う。
【0042】また、外部メモリ30が外部からのリフレ
ッシュ信号を必要とするDRAMである場合に、CPU
10から外部バス3へのアクセス60が、外部バス3の
バス権待機や外部デバイス70からのデータ待ちなどに
より一定時間で終了できない場合には、バスブリッジ回
路20にリフレッシュ信号生成機能を設け、バスブリッ
ジ回路20によりリフレッシュ制御を行わせるのが好ま
しい。
【0043】以上のように、この実施の形態のバスブリ
ッジ回路20並びにデータ処理システムによれば、外部
メモリ30がプロセッサバス2から切り離されてバスブ
リッジ回路20を介して間接的に接続されるので、外部
デバイス70のメモリアクセスとCPU10の外部バス
3へのアクセスが同時に生じた場合でも、バスデッドロ
ックが生じない。しかも、プロセッサバス2側からのメ
モリアクセス時には、プロセッサバス2と外部メモリ結
合線30Aとがダイレクトに接続されるので、高機能な
外部メモリインターフェース回路11を備えたCPU1
0のメモリアクセス性能を低下させない。
【0044】また、外部デバイス70からの外部メモリ
30へのアクセスとCPU10からの外部バス3へのア
クセスが同時に生じた場合、バスデッドロックを回避す
るためにプロセッサバス2を開放させるのではなく、プ
ロセッサバス2は占有させたままCPU10に待機させ
る構成なので、CPU10が外部デバイス70へのアク
セス途中に1単位のアクセスが終了するまでプロセッサ
バス2を開放できないタイプのCPUであるシステムに
おいても適用可能である。
【0045】〔第2の実施の形態〕図2は、本発明を適
用して好適なデータ処理システムの第2実施例を示す概
略構成図である。
【0046】この第2実施例は、第1実施例のシステム
において、外部メモリ30がクロック信号に同期して動
作する同期式メモリ(シンクロナスDRAM)である場
合に、バスブリッジ回路20を介したプロセッサバス結
合線2Aと外部メモリ結合線30Aとのダイレクトの接
続により、僅かな信号遅延が生じてCPU10と外部メ
モリ30との同期アクセスが安定して行えない場合に、
その不具合を回避するため、ラッチ回路80を設けると
ともに、CPU10内の外部メモリインターフェース回
路11と外部メモリ30のCASレイテンシ設定の仕方
を以下のように工夫したものである。その他の構成は第
1実施例と同様であるので同一の回路および構成手段は
特に同一符号を付して説明を省略する。
【0047】図3に、上記CPU10と外部メモリ30
との接続部の詳細を示す。
【0048】同図に示すようにこの実施例では、CPU
10と外部メモリ30とをダイレクトに接続するのでな
く、バスブリッジ回路20における第1および第2切換
器26,27の中間にラッチ回路80を挿入して接続し
ている。図中、41はプロセッサバス2の制御信号線、
42はアドレス信号線、45はデータ信号線である。ま
た、81〜84はラッチであり、ラッチ81〜84を介
してデータ送受信が行われることでデータの到達時間が
1クロック分遅くなる。この実施例では、その1クロッ
クの遅延により上記ダイレクトで接続した場合の信号遅
延を吸収することができる。また、ラッチ81〜84の
前後には、特に制限されないがそれぞれバッファを介在
させてある。
【0049】CPU10の外部インターフェース回路1
1にはクロック信号CK1が、ラッチ回路80および外
部メモリ30には、CK1と同一周波数のクロック信号
CK2が入力されている。通常、両者のクロック信号C
K1,CK2は同じ位相とされる。
【0050】この実施例では、システム起動時のバイオ
ス設定において、外部メモリインターフェース回路11
と外部メモリ30とに、それぞれリードアクセス時のC
ASレイテンシ(CAS Latency)の設定が行われるよう
になっている。なお、CASレイテンシは同期式メモリ
の独特の仕様であり、内部に設けられた所定のレジスタ
への設定値により、アドレスが入力されてから何クロッ
ク目でデータを出力するか変えられる機能である。CA
Sレイテンシの設定は、通常の外部メモリのアクセスと
同様にして、プロセッサバス2をおよび切換え回路2
6,27を介して外部メモリにCASレイテンシの入る
レジスタのアドレスとデータを送ることにより行なうこ
とができる。
【0051】この実施例では、外部メモリインターフェ
ース回路11のCASレイテンシ設定値を例えば「3」
に、外部メモリ30のCASレイテンシ設定値を「1」
に設定する。この設定は、本発明の特徴的な設定であ
り、バイオスプログラムの設定データを書き換えておく
ことで行われる。なお、通常はCPUとメモリのレイテ
ンシは同一値に設定される。
【0052】次に、上記のラッチ回路80を設け上記の
CASレイテンシ設定を行った本実施例のシステムにお
ける、CPU10と外部メモリ30間のデータ転送動作
について図4のタイムチャートに基づき説明する。
【0053】図4は、CPU10から外部メモリ30へ
のデータ書込時と読み出し時に、プロセッサバス2に出
力される信号と外部メモリ30に供給される信号の変化
を示すタイムチャートである。
【0054】同図(a)に示すように、外部メモリ30
への書き込み時には、プロセッサバス2から所定のタイ
ミングで出力されるRAS信号、CAS信号および書込
データは、それぞれラッチ81〜83を通過して外部メ
モリ30に到達されるので、それぞれ1クロック分遅れ
て外部メモリ30に到達する。外部メモリ30に到達し
たRAS信号、CAS信号および書込データは、信号の
順番や信号が出力されるタイミングの相対的なずれはな
いので、外部メモリ30の制御はラッチ回路80が無い
場合と同様である。
【0055】一方、図4(b)に示すように、外部メモ
リ30からの読み出し時には、CPUからプロセッサバ
ス2へRAS信号とCAS信号とが1クロック差で出力
され、それが外部メモリ30に1クロック遅れて到達す
る。その後、外部メモリ30はCASレイテンシ設定値
が「1」であるので、CAS信号の入力から1クロック
遅れて読出データを出力する。そして、この読出データ
がラッチ84を通過することで1クロック分遅延されて
プロセッサバス2に出力される。ここで、プロセッサバ
ス2の状態を見れば、CAS信号の出力から3クロック
分送れて読出データが出力されている。しかるにこの実
施例では、CPU10の外部メモリインターフェース回
路11はCASレイテンシの設定値が「3」にセットさ
れているので、CPUはなんら問題なくバス上のデータ
を取り込むことが可能となる。
【0056】〔その他の実施例〕図5には、CPU1
0および外部メモリ30の接続部のその他の構成例のブ
ロック図を、図6には、この場合にプロセッサバス2と
外部メモリ30に出力される信号のタイムチャートを示
す。
【0057】この実施例は、第1実施例のシステムにお
いて、バスブリッジ回路20におけるプロセッサバス結
合線と外部メモリ結合線とのダイレクトの接続で、外部
メモリ30への書込み動作は安定し、読出し動作につい
てのみ不安定になる場合に、図5に示すように、データ
線の読出しライン44にのみラッチ84を設け、他の書
込みライン(制御線41,アドレス線42、データ線の
書込みライン43)はラッチを設けないようにしたもの
である。この場合には、図6に示すように、外部メモリ
30のCASレイテンシを1クロックに、CPU10の
外部メモリインターフェース回路11のCASレイテン
シを2クロックに設定することで、信号遅延による不具
合を払拭して同期アクセスを行うことができる。この場
合、データ読出し時のCASレイテンシを、外部メモリ
30のCASレテンシよりも1クロックだけ遅くさせる
だけで済むので、第2の実施例よりは高速なメモリアク
セスが出来る。
【0058】〔その他の実施例〕図7には、図3の実
施例の構成において外部メモリインターフェース回路1
1と外部メモリ30に供給されるクロック信号CK1,
CK2の位相を180°ずらした場合に、プロセッサバ
ス2に出力される信号と外部メモリ30に供給される信
号の変化を示すタイムチャートである。
【0059】この実施例は、同図に示すように、外部メ
モリインターフェース回路11に出力されるクロック信
号CK1の位相と、ラッチ回路80および外部メモリ3
0に出力されるクロック信号CK2の位相とを、互いに
約180°ずらした場合のものである。
【0060】この場合にも、外部メモリ30のCASレ
イテンシが1クロックの場合に、CPU10の外部メモ
リインターフェース回路11のCASレイテンシを2ク
ロックに設定することが出来る。すなわち、1クロック
分メモリアクセスタイミングを早くすることが出来る。
【0061】外部メモリインターフェース回路11は、
クロック信号CK1の立ち上がり時にデータをとり込む
ので、読出データが半クロックずれて到達しても十分に
データのとり込みを行うことが出来る。
【0062】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0063】例えば、外部メモリとして同期式のSDR
AMを一例に挙げたが、本発明に係るバスブリッジ回路
を非同期式の外部メモリを使用したシステムにを適用し
た場合でも、メモリアクセス性能を維持しながらバスデ
ッドロックを回避すると云った効果が得られる。また、
CPUから外部メモリへの連続アクセスの一例として、
SDRAMにおけるバーストモードを挙げたが、その
他、列アドレスの指定のあと行アドレスの指定を連続的
に行うことでメモリアクセスのサイクルタイムを短くす
るページモードや高速ページモードなどでも、同様の作
用・効果が期待できる。
【0064】また、同期式メモリへのアクセス経路の途
中にラッチ回路を設け、且つ、メモリのCASレイテン
シ設定とデータ読出し側のCASレイテンシ設定とを異
ならせる制御方式は、CPUからのメモリアクセスに対
してのみ適用可能なものでなく、外部メモリに対して同
期アクセス可能なデバイス(例えばDMAコントローラ
など)からのメモリアクセスに適用することが出来る。
【0065】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシング
ルチップの半導体集積回路により構成されたバスブリッ
ジ回路について説明したがこの発明はそれに限定される
ものでなく、例えば、第1および第2切換器26,27
をチップ外に別構成で設けたり、また、ユーザーが任意
な論理を構成可能な半導体集積回路例えばFPGA(Fi
eld Programmable Gate Array)などを用いても構成す
ることができる。さらに、上記実施例に従って設計され
たバスブリッジ回路を、モジュールあるいはIP(知的
財産)としてデータベースに登録して次回の同様なシス
テムの開発に際してそのデータを利用することで開発期
間の短縮を図ったり、顧客にそのデータを有価で提供し
たりすることが可能である。
【0066】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0067】すなわち、本発明に従うと、CPUのメモ
リアクセス性能を劣化させることなく、プロセッサバス
から外部デバイスへのアクセスと、外部デバイスから外
部メモリへのアクセスとの両者が同時に発生した場合に
起こり得る、バスデッドロックを回避できるという効果
が得られる。
【0068】更に、外部メモリに同期式メモリを使用
し、且つ、メモリアクセスに僅かな信号遅延が生じるシ
ステムの場合でも、メモリの動作クロック周波数を落と
すことなく、上記の信号遅延を吸収しつつ同期式メモリ
の同期アクセスを可能とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して好適なデータ処理システムの
第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用して好適なデータ処理システムの
第2実施例を示すブロック図である。
【図3】第2実施例のCPUと外部メモリとの接続部の
構成例を示すブロック図である。
【図4】メモリアクセス時に図3のプロセッサバスと外
部メモリに出力される信号の変化を示すタイムチャート
である。
【図5】CPUと外部メモリとの接続部のその他の構成
例を示すブロック図である。
【図6】メモリアクセス時に図5のプロセッサバスと外
部メモリに出力される信号の変化を示すタイムチャート
である。
【図7】外部メモリインターフェース回路と外部メモリ
に出力するクロック信号の位相を180°反転した場合
に図3のプロセッサバスと外部メモリに出力される信号
の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2 プロセッサバス 3 外部バス 10 CPU 11 外部メモリインターフェース回路 12 バス権許可信号 20 バスブリッジ回路 21 インターフェース回路 22 バス調停回路 24 バス権獲得要求信号 25 ウェイト信号 26 第1切換器 27 第2切換器 30 外部メモリ 70 外部デバイス 80 ラッチ回路 81〜84 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深見 裕二 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B061 BA01 BB01 FF01 GG02 GG06 QQ02 RR03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサが接続されるプロセッサバス
    と外部デバイスが接続される外部バスとの間を接続する
    バスブリッジ回路において、 外部メモリと接続されるメモリ結合線、プロセッサバス
    と接続されるプロセッサバス結合線、および、外部バス
    と接続される外部バス結合線と、前記メモリ結合線の接
    続をプロセッサバス結合線側と外部バス結合線側との何
    れかに切り換える第1切換手段とを備え、プロセッサバ
    ス結合線からの上記外部メモリへのアクセス時に上記第
    1切換手段によりプロセッサバス結合線とメモリ結合線
    とが、また外部デバイスから外部メモリへのアクセス時
    に上記外部バス結合線とメモリ結合線とがダイレクトに
    接続可能に構成されてなることを特徴とするバスブリッ
    ジ回路。
  2. 【請求項2】 上記プロセッサバス結合線と外部バス結
    合線側との接続を遮断可能な第2切換手段を備え、この
    第2切換手段の遮断制御により、外部バス結合線とプロ
    セッサバス結合線とを切り離し可能に構成されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のバスブリッジ回路。
  3. 【請求項3】 上記プロセッサバスに接続されたプロセ
    ッサにウェイト信号を出力するウェイト信号生成回路を
    備え、上記外部バス側からの上記外部メモリへのアクセ
    ス中にプロセッサバス側から外部バス側へのアクセスが
    あった場合に、ウェイト信号を出力してそのアクセスを
    待機させるように構成されてなることを特徴とする請求
    項2記載のバスブリッジ回路。
  4. 【請求項4】 上記プロセッサバスのバス権を要求する
    機能を備え、上記外部バス側からの上記外部メモリアク
    セスの際に、プロセッサバスが使用されてない場合には
    そのバス権を獲得した上で上記第1切換手段を外バス結
    合線側に切り換えるように構成されてなることを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載のバスブリッジ回路。
  5. 【請求項5】 プロセッサを接続されたプロセッサバス
    と、ダイレクトメモリアクセスが可能な外部デバイスが
    接続された外部バスと、上記プロセッサバスと外部バス
    とを接続する請求項1〜4の何れかに記載のバスブリッ
    ジ回路とを備えたデータ処理システムであって、 上記プロセッサは外部メモリに連続アクセス不能な機能
    を有することを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 プロセッサが接続されたプロセッサバス
    と、ダイレクトメモリアクセスが可能な外部デバイスが
    接続された外部バスと、上記プロセッサバスと外部バス
    とを接続する請求項1〜5の何れかに記載のバスブリッ
    ジ回路とを備えたデータ処理システムであって、 上記外部メモリが同期式メモリである場合に、上記バス
    ブリッジ回路内にラッチ回路を設けると共に、上記同期
    式メモリにおける所定のストローブ信号の入力から読出
    データの出力までのレイテンシと、上記プロセッサにお
    ける所定のストローブ信号出力から読出データの入力ま
    でのレイテンシとが異なる値に設定されることで、上記
    バスブリッジ回路を信号が通過することで生じる信号遅
    延を吸収して上記同期式メモリの同期アクセスが可能に
    構成されてなることを特徴とするデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 同期式メモリと直接にアクセス可能なデ
    バイスに、任意の回路を介して同期式メモリが接続され
    ているデータ処理システムであって、 上記任意の回路内にラッチ回路を設けると共に、上記同
    期式メモリにおける所定のストローブ信号の入力から読
    出データの出力までのレイテンシと、上記デバイスにお
    ける所定のストローブ信号出力から読出データの入力ま
    でのレイテンシとが異なる値に設定されることで、上記
    任意の回路を信号が通過することで生じる信号遅延を吸
    収して上記同期式メモリの同期アクセスが可能に構成さ
    れてなることを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 上記デバイスに入力されるクロック信号
    と、上記ラッチ回路および同期式メモリに入力されるク
    ロック信号との位相が互いにずれていることで、上記任
    意の回路を信号が通過することで生じる信号遅延を吸収
    して上記同期式メモリの同期アクセスが可能に構成され
    てなることを特徴とする請求項7記載のデータ処理シス
    テム。
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JP2005346513A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2008287557A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Renesas Technology Corp バスシステム及びマイクロコンピュータ

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JPS60252978A (ja) * 1983-10-25 1985-12-13 ハネイウエル・インフオメ−シヨン・システムス・イタリア・エス・ピ−・ア デ−タ処理システムア−キテクチヤ
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