JP2000354425A - 幼苗の自立支持具 - Google Patents
幼苗の自立支持具Info
- Publication number
- JP2000354425A JP2000354425A JP11169398A JP16939899A JP2000354425A JP 2000354425 A JP2000354425 A JP 2000354425A JP 11169398 A JP11169398 A JP 11169398A JP 16939899 A JP16939899 A JP 16939899A JP 2000354425 A JP2000354425 A JP 2000354425A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- stem
- base
- support
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 苗の傍に立てた支柱に対して、苗の茎を紐な
どで縛らずに自立させる。 【解決手段】 支柱11又は支柱の取付け筒12を垂直
に備えた基部13と、上記基部から前向きに突出し、苗
の茎の収容部15を形成する水平な一対の湾曲アーム1
4,14とからなり、上記一対の湾曲アームの前端部は
弾力性を有する狭い隙間の入口16を保って対向したの
ち、前外向きに拡がった導入部17を形成する。
どで縛らずに自立させる。 【解決手段】 支柱11又は支柱の取付け筒12を垂直
に備えた基部13と、上記基部から前向きに突出し、苗
の茎の収容部15を形成する水平な一対の湾曲アーム1
4,14とからなり、上記一対の湾曲アームの前端部は
弾力性を有する狭い隙間の入口16を保って対向したの
ち、前外向きに拡がった導入部17を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、灌水、風雨、或
いは徒長などで幼苗の茎が倒れるのを防止する幼苗の自
立支持具に関する。
いは徒長などで幼苗の茎が倒れるのを防止する幼苗の自
立支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】野菜などの本葉が出た幼苗に灌水する
と、本葉にかかった水の重量に茎が耐えられず、茎が倒
れて良苗ができない。又、台木の上に接ぎ木用クリップ
で穂木を接ぎ木した場合、穂木及び接ぎ木用クリップの
重量に耐えられず、苗が倒れて同様に良苗ができない。
苗が徒長したときも風雨で倒れ、良苗にならない。
と、本葉にかかった水の重量に茎が耐えられず、茎が倒
れて良苗ができない。又、台木の上に接ぎ木用クリップ
で穂木を接ぎ木した場合、穂木及び接ぎ木用クリップの
重量に耐えられず、苗が倒れて同様に良苗ができない。
苗が徒長したときも風雨で倒れ、良苗にならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に苗が倒れる
のを防止するため、従来は茎の傍の地面に竹製の支柱を
刺し立て、例えば紐や、金属の撚線を添わせて一体化し
たテープナー等で茎と支柱を囲んで縛ることが行われて
いるが、多数の苗の一本宛を手作業で支柱に縛るには手
数がかゝり、且つ疲労を伴う重労働である。
のを防止するため、従来は茎の傍の地面に竹製の支柱を
刺し立て、例えば紐や、金属の撚線を添わせて一体化し
たテープナー等で茎と支柱を囲んで縛ることが行われて
いるが、多数の苗の一本宛を手作業で支柱に縛るには手
数がかゝり、且つ疲労を伴う重労働である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解消することを目的に開発されたもので、支柱又は
支柱の取付け筒を垂直に備えた基部と、上記基部から前
向きに突出し、苗の茎の収容部を形成する水平な一対の
湾曲アームとからなり、上記一対の湾曲アームの前端部
は弾力性を有する狭い隙間の入口を保って対向したの
ち、前外向きに拡がった導入部を形成していることを特
徴とする幼苗の自立支持具に関する。
点を解消することを目的に開発されたもので、支柱又は
支柱の取付け筒を垂直に備えた基部と、上記基部から前
向きに突出し、苗の茎の収容部を形成する水平な一対の
湾曲アームとからなり、上記一対の湾曲アームの前端部
は弾力性を有する狭い隙間の入口を保って対向したの
ち、前外向きに拡がった導入部を形成していることを特
徴とする幼苗の自立支持具に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】図示の各実施例において、13は
支柱11、又は支柱の取付け筒12を垂直に備えた本発
明の自立支持具の基部、14,14は上記基部13から
前向きに突出し、苗の茎の収容部15を形成する水平な
一対の湾曲アームであって、基部13、取付け筒12、
湾曲アーム14,14は弾性を有し、例えばプラスチッ
クで一体に成形する。
支柱11、又は支柱の取付け筒12を垂直に備えた本発
明の自立支持具の基部、14,14は上記基部13から
前向きに突出し、苗の茎の収容部15を形成する水平な
一対の湾曲アームであって、基部13、取付け筒12、
湾曲アーム14,14は弾性を有し、例えばプラスチッ
クで一体に成形する。
【0006】基部から前向きに水平に突出した一対の湾
曲アーム14,14が形成する収容部15の平面形状は
図示の実施例では前端に向かってすぼまった滴(しず
く)形で、湾曲アーム14,14の前端部14′,1
4′は狭い隙間の入口16を保って対向したのち、前外
向きに拡がった導入部17を形成している。従って、収
容部15と導入部17とは狭い隙間の入口16を通じて
連なっている。
曲アーム14,14が形成する収容部15の平面形状は
図示の実施例では前端に向かってすぼまった滴(しず
く)形で、湾曲アーム14,14の前端部14′,1
4′は狭い隙間の入口16を保って対向したのち、前外
向きに拡がった導入部17を形成している。従って、収
容部15と導入部17とは狭い隙間の入口16を通じて
連なっている。
【0007】一例として寸法を例示すると、基部13、
一対の湾曲アーム14,14の厚さは、約5mmであ
り、基部の前後方向の長さは約9mm、基部の後端部の
幅は約7mm、対の湾曲アームと接続した基部の前端部
の幅は約4mm、対の湾曲アームの後部は外周が約5.
5mm、内周が約4mmの半円弧形、後端から導入部1
7の前端までの長さは約16.5mm、入口16の隙間
の間隔は約6mm、導入部17の前端の幅は約10m
m、各湾曲アーム14の幅は後端が約2mmで入口16
を構成する部分に向かって幅は次第に小になり、入口1
6、導入部17を構成する部分では幅は均一で、約0.
6mmである。従って、入口16、導入部17を形成す
る部分では弾力性が大きい。又、支柱11を取付ける取
付け筒12を基部13の下面に下向きに形成する場合、
取付け筒の基部13の下面からの下向き長さは約10m
m、取付け筒の外径は約6mmである。
一対の湾曲アーム14,14の厚さは、約5mmであ
り、基部の前後方向の長さは約9mm、基部の後端部の
幅は約7mm、対の湾曲アームと接続した基部の前端部
の幅は約4mm、対の湾曲アームの後部は外周が約5.
5mm、内周が約4mmの半円弧形、後端から導入部1
7の前端までの長さは約16.5mm、入口16の隙間
の間隔は約6mm、導入部17の前端の幅は約10m
m、各湾曲アーム14の幅は後端が約2mmで入口16
を構成する部分に向かって幅は次第に小になり、入口1
6、導入部17を構成する部分では幅は均一で、約0.
6mmである。従って、入口16、導入部17を形成す
る部分では弾力性が大きい。又、支柱11を取付ける取
付け筒12を基部13の下面に下向きに形成する場合、
取付け筒の基部13の下面からの下向き長さは約10m
m、取付け筒の外径は約6mmである。
【0008】支柱11を含めて本発明の幼苗の自立支持
具をプラスチックで成形する場合、プラスチックとして
はPS(ポリスチレン)、軟質塩化ビニール、微生物や
紫外線等によって自然に分解する樹脂で成形することが
好ましいが、勿論、プラスチック以外の適当な材料で成
形してもよい。尚、支柱11は高さ約150mm、内径
約6mmの円筒形で、基部13から下向きに一体に成形
してもよいし、別体に成形し、上端部を取付け筒12の
外周に嵌着したり、内周に挿着し、不使用時は分離して
スペースをとらずに保管できるようにしてもよい。
具をプラスチックで成形する場合、プラスチックとして
はPS(ポリスチレン)、軟質塩化ビニール、微生物や
紫外線等によって自然に分解する樹脂で成形することが
好ましいが、勿論、プラスチック以外の適当な材料で成
形してもよい。尚、支柱11は高さ約150mm、内径
約6mmの円筒形で、基部13から下向きに一体に成形
してもよいし、別体に成形し、上端部を取付け筒12の
外周に嵌着したり、内周に挿着し、不使用時は分離して
スペースをとらずに保管できるようにしてもよい。
【0009】使用するには幼苗の茎1に収容部15を向
け、苗の傍の地面に支柱11を刺して立て、対の湾曲ア
ーム14,14の前端の導入部17を茎に向かって押付
ける。これにより茎1は導入部17から入口16を押し
開き(このとき湾曲アーム14,14も僅かに開く)、
対の湾曲アーム14,14が形成する収容部15に入っ
て抱かれる。前述した寸法の場合、収容部15には太さ
5mm程度の茎1がピッタリと入ることができる。対の
湾曲アーム14,14が帯状であるため、茎が導入部1
7から入口16の間隔を押開いて収容部15に入る際
に、茎は湾曲アームで傷付けられることがないと共に、
収容部15に入った茎の直径が5mmより小さいため収
容部の内部で動いても茎は帯状の湾曲アームに触れるの
で同様に傷付けられることがない。
け、苗の傍の地面に支柱11を刺して立て、対の湾曲ア
ーム14,14の前端の導入部17を茎に向かって押付
ける。これにより茎1は導入部17から入口16を押し
開き(このとき湾曲アーム14,14も僅かに開く)、
対の湾曲アーム14,14が形成する収容部15に入っ
て抱かれる。前述した寸法の場合、収容部15には太さ
5mm程度の茎1がピッタリと入ることができる。対の
湾曲アーム14,14が帯状であるため、茎が導入部1
7から入口16の間隔を押開いて収容部15に入る際
に、茎は湾曲アームで傷付けられることがないと共に、
収容部15に入った茎の直径が5mmより小さいため収
容部の内部で動いても茎は帯状の湾曲アームに触れるの
で同様に傷付けられることがない。
【0010】苗が生長し、茎が太くなるにつれ、収容部
15を構成する対の湾曲アーム14,14は外向きに押
し開かれ、入口16の間隔は拡がる。そして、茎が充分
に自立できるようになったら支柱を地面から抜きながら
入口16を押し開いて茎を収容部15から導入部17を
経て外に脱出させる。この脱出操作は対の湾曲アーム1
4,14が弾性を有し、且つ入口16、導入部17を形
成する部分の幅は狭くなっているため、僅かな力で容易
に行える。
15を構成する対の湾曲アーム14,14は外向きに押
し開かれ、入口16の間隔は拡がる。そして、茎が充分
に自立できるようになったら支柱を地面から抜きながら
入口16を押し開いて茎を収容部15から導入部17を
経て外に脱出させる。この脱出操作は対の湾曲アーム1
4,14が弾性を有し、且つ入口16、導入部17を形
成する部分の幅は狭くなっているため、僅かな力で容易
に行える。
【0011】苗の茎の直径は作物の種類によって寸法が
変化するため、前述した寸法の一種類だけでなく、相似
形でそれよりも寸法が大きいもの、小さいものなど数種
類を用意し、作物に応じ茎を最適に抱いて支持する収容
部を有するものを選んで使用することが好ましい。
変化するため、前述した寸法の一種類だけでなく、相似
形でそれよりも寸法が大きいもの、小さいものなど数種
類を用意し、作物に応じ茎を最適に抱いて支持する収容
部を有するものを選んで使用することが好ましい。
【0012】尚、図示の実施形態では収容部15は入口
16を有する滴形であるが、これに限定されず、入口1
6を有する円形、多角形、楕円形、小判形等任意の形状
でよい。
16を有する滴形であるが、これに限定されず、入口1
6を有する円形、多角形、楕円形、小判形等任意の形状
でよい。
【0013】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
茎1に導入部17を向けて苗の傍の地面に支柱11を刺
して立て、導入部を茎に押付け、その奥の入口16の間
隔を茎で押し開き、対の湾曲アーム14,14で形成さ
れた収容部15に茎を収容して抱き、茎が倒れるのを防
止することができる。従って、支柱と茎を紐などで囲ん
で縛るのにくらべて遥かに短時間で、しかも手数、労力
を必要とせずに幼苗を自立させることができる。そし
て、苗が生長し、自立するようになったら上記操作を逆
に行い、僅かな力で容易に茎から取り外すことができ、
その後の茎の生長を阻害することがない。
茎1に導入部17を向けて苗の傍の地面に支柱11を刺
して立て、導入部を茎に押付け、その奥の入口16の間
隔を茎で押し開き、対の湾曲アーム14,14で形成さ
れた収容部15に茎を収容して抱き、茎が倒れるのを防
止することができる。従って、支柱と茎を紐などで囲ん
で縛るのにくらべて遥かに短時間で、しかも手数、労力
を必要とせずに幼苗を自立させることができる。そし
て、苗が生長し、自立するようになったら上記操作を逆
に行い、僅かな力で容易に茎から取り外すことができ、
その後の茎の生長を阻害することがない。
【図1】(A)は本発明の一実施形態の使用状態の説明
図、(B)は要部の拡大平面図、(C)は要部の拡大断
面図である。
図、(B)は要部の拡大平面図、(C)は要部の拡大断
面図である。
11 支柱 12 支柱の取付筒 13 自立支持具の基部 14,14 対の湾曲アーム 15 茎の収容部 16 入口 17 導入部
Claims (1)
- 【請求項1】 支柱又は支柱の取付け筒を垂直に備えた
基部と、上記基部から前向きに突出し、苗の茎の収容部
を形成する水平な一対の湾曲アームとからなり、上記一
対の湾曲アームの前端部は弾力性を有する狭い隙間の入
口を保って対向したのち、前外向きに拡がった導入部を
形成していることを特徴とする幼苗の自立支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169398A JP2000354425A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 幼苗の自立支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11169398A JP2000354425A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 幼苗の自立支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000354425A true JP2000354425A (ja) | 2000-12-26 |
Family
ID=15885871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11169398A Withdrawn JP2000354425A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 幼苗の自立支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000354425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013201923A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Takigen Mfg Co Ltd | 幼苗の自立支持具 |
CN108408257A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-17 | 德清绿色阳光农业生态有限公司 | 一种花卉运输用周转箱 |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP11169398A patent/JP2000354425A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013201923A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Takigen Mfg Co Ltd | 幼苗の自立支持具 |
CN108408257A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-08-17 | 德清绿色阳光农业生态有限公司 | 一种花卉运输用周转箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |