JP2000353422A - Led用ホルダーと導光板用ケースとの係止構造 - Google Patents

Led用ホルダーと導光板用ケースとの係止構造

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JP2000353422A
JP2000353422A JP11161378A JP16137899A JP2000353422A JP 2000353422 A JP2000353422 A JP 2000353422A JP 11161378 A JP11161378 A JP 11161378A JP 16137899 A JP16137899 A JP 16137899A JP 2000353422 A JP2000353422 A JP 2000353422A
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guide plate
light guide
led
holder
locking
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JP11161378A
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Nobuhiko Matsushita
修彦 松下
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDに対する実装技術の向上と、LED及
び導光板それぞれのバリエーションに対応できる構造の
提供のために、LED用ホルダーと導光板用ケースとの
係止構造を提供する。 【解決手段】 LED22が装着されるハウジング27
とカバー28とから成るLED用ホルダー21を、導光
板24の外形に合わせて形成した導光板保持部25を有
する導光板用ケース23に係止させる係止構造であり、
ハウジング27に略爪状の係止突起36を設け、導光板
保持部25にホルダー取り付け部26を連成し、そのホ
ルダー取り付け部26には係止突起36が係入する係止
孔69を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDが装着され
るハウジングと、そのハウジングに嵌着するカバーとか
ら成るLED用ホルダーを、導光板の外形に合わせて形
成した導光板保持部を有する導光板用ケースに係止させ
るためのLED用ホルダーと導光板用ケースとの係止構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車等の車両の車室内に設け
られるインスツルメントパネルには、スピードメータ、
タコメータ、ウォーニング表示部、ゲージ類等の各種の
表示器を集中させて一つのメータケース内に収納し、そ
のメータケースの前面側から透明な保護カバーを覆って
一体化したコンビネーションメータが装着されている。
【0003】そして、近年ではデザイン設計上の見地か
ら、上記コンビネーションメータの上記保護カバーに暗
黒系の着色処理(スモーク処理)を施し、保護カバーの
光透過率を下げて、表示器の非作動時にはメータケース
内の表示器が車室内から視認できないようにする一方、
表示器の作動時には表示器の発光部のみが発光して暗い
部分から浮き出して見えるような構成の、即ちブラック
フェース化したコンビネーションメータも装着されるよ
うになってきた。
【0004】上記ブラックフェース化したコンビネーシ
ョンメータにおいて、その光源は通常、冷陰極管やキセ
ノンバルブ等の高輝度を有するものが使用されている。
これは、上述のようなスモークを施した部材を用いるこ
とと、日中でも照明を必要とし明るいところでも良好な
視界を得るためにかなり高い輝度をもつ上記光源が必要
となるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記光
源はその価格自体が比較的高く、点灯専用回路も必要に
なる等の問題点を有している。また、発熱量が高いと言
う問題点もあり、ある程度内部空間が広い場合にはまだ
しも、僅かな内部空間しか持たない場合では(エアコン
スイッチ装置等が挙げられる)、ブラックフェース化が
非常に困難になってしまうことになる。
【0006】そこで、本願出願人は上記光源に係る問題
点を解消するにあたり、上記光源をLED(発光ダイオ
ード:light emitting diode)に置き換えることで上記
のコストや発熱と言った問題点を解消することができる
と考えた。また、上記光源をLEDに置き換えた場合、
十分な輝度を確保しなければならないことから、例えば
表示器の発光部の直下に導光板を配置するような構成を
考えた。
【0007】しかし、これらの対策をなし得るために
は、LEDに対する実装技術の向上と、LED及び導光
板それぞれのバリエーションに対応することができる構
造の提供とが必要であると本願出願人は考えている。
【0008】即ち、発光部直下に導光板を配置するので
あれば、これに伴い、LEDをその近傍に配置できるよ
うに実装技術を向上させなければならない。また、LE
Dは例えば製造メーカーが異なるとそのサイズに違いが
でたりし、導光板にあっても、その導光板の形状が表示
器の種別によって当然に異なることから、これらLED
及び導光板のバリエーションに対応できるような構造を
提供する必要がある。
【0009】尚、本願出願人はこれらを解消すること
で、上記光源とLEDとのコスト差以上のコストメリッ
トがあると考えている。即ち、上述のコンビネーション
メータやエアコンスイッチ装置に限らずリング照明装置
等の導光板を用いる各種の装置に上述を展開することが
可能であるからであり、一層のコストダウンが見込まれ
る。
【0010】本発明は、上述した事情に鑑みてなされる
もので、LEDに対する実装技術の向上と、LED及び
導光板それぞれのバリエーションに対応できる構造の提
供のために、LED用ホルダーと導光板用ケースとの係
止構造を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のLED用ホルダーと導
光板用ケースとの係止構造は、LEDが装着されるハウ
ジングと、該ハウジングに嵌着するカバーとから成るL
ED用ホルダーを、導光板の外形に合わせて形成した導
光板保持部を有する導光板用ケースに係止させるための
LED用ホルダーと導光板用ケースとの係止構造であっ
て、前記ハウジングに該ハウジングの外面から突出する
略爪状の係止突起を設け、前記導光板保持部に前記ハウ
ジングを収容するホルダー取り付け部を連成し、該ホル
ダー取り付け部には前記LED用ホルダーの装着の際に
前記係止突起が係入して前記LED用ホルダーと前記導
光板用ケースとの係止がなされる係止孔を形成したこと
を特徴としている。
【0012】請求項2記載の本発明のLED用ホルダー
と導光板用ケースとの係止構造は、請求項1に記載のL
ED用ホルダーと導光板用ケースとの係止構造におい
て、前記係止突起にテーパを形成するとともに、前記ホ
ルダー取り付け部に前記係止突起を案内するテーパ状の
案内部を形成したことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の本発明のLED用ホルダー
と導光板用ケースとの係止構造は、請求項1又は請求項
2に記載のLED用ホルダーと導光板用ケースとの係止
構造において、前記ホルダー取り付け部に、前記LED
用ホルダーを装着方向とは逆方向に押し返すように作用
する突起を形成したことを特徴としている。
【0014】請求項1に記載された本発明によれば、上
記のようなLED用ホルダーと導光板用ケースとの係止
構造を確立すれば、各種のLED及び導光板の組み合わ
せに容易に対応することができるようになる。即ち、係
止突起と係止孔による係止構造を確保しておけば、LE
D用ホルダーの形態や導光板用ケースの形態が多数あっ
ても必ず対応できることになる。LED用ホルダーに
は、各種LEDを全て装着できるような、或いは極少数
のハウジングバリエーションで各種LEDを装着できる
ような構造を予め持たせておけばよい。また、導光板用
ケースには、ホルダー取り付け部を必ず備えればよい。
一方、LEDをLED用ホルダーに装着することで、そ
のLEDを導光板に近接させることができる。また、L
ED用ホルダーにより、各種のLEDを恰も一つの共通
部品のように位置づけすることができるようになる。さ
らには、導光板及びLEDを用いる構成の装置等に広く
展開できる構造である。
【0015】請求項2に記載された本発明によれば、L
ED用ホルダーを導光板用ケースに装着する際、係止突
起が案内部により案内されるので、スムーズに係止孔に
係入するようになる。また、装着の際の位置決めが容易
になる。係止突起のテーパが案内部に当接すると、互い
にテーパ同士の当接となるので装着が安定することにな
る。従って、よりよい係止構造を提供することができ
る。
【0016】請求項3に記載された本発明によれば、係
止突起と係止孔との係止状態がより強固になる。即ち、
上記突起を形成することで、設計上のガタが吸収される
ようになる。これにより、LEDの位置精度が向上し、
導光板への入射状態も安定することになる。従って、更
によりよい係止構造を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は本発明のLED用ホルダ
ーと導光板用ケースとの係止構造の一実施の形態を示す
分解斜視図である。また、図2は図1のLED用ホルダ
ーの分解斜視図、図3は図2のハウジングを示し、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、
図4はLEDの装着状態を仮想線で示したハウジングの
斜視図、図5は指向性等変更部材を挿入する際の状態を
説明するためのLED用ホルダーの分解斜視図、図6は
図1の導光板用ケースの斜視図である。
【0018】図1において、引用符号21はLED22
(図2参照)を装着したLED用ホルダーを示してい
る。また、引用符号23は導光板24の外形に合わせて
形成された導光板保持部25を有する導光板用ケースを
示している。導光板用ケース23には、導光板保持部2
5にホルダー取り付け部26が連成されており、そこに
LED用ホルダー21を係止させるような構造となって
いる。
【0019】上記LED用ホルダー21は、図2に示さ
れる如く、合成樹脂製のハウジング27と同じく合成樹
脂製のカバー28とから成り、ハウジング27の所定位
置に既知のLED(発光ダイオード:light emitting d
iode)22を装着してカバー28をハウジング27に嵌
着させる構成となっている。
【0020】上記ハウジング27について図2、又は図
3(a)ないし図2(c)のいずれかを参照しながら説
明すると、ハウジング27は射出成形によって上面が開
口する略矩形箱状に成形されており、引用符号29は前
壁、30は後壁、31、31は側壁、32は底壁を指し
ている。
【0021】前壁29には、中央にLED22から出射
する光を通過させるための円形の出射孔33が穿設され
ている。また、前壁29に対向する後壁30には、上面
から底壁32に向けて、即ちLED22の装着方向に切
り欠かれた端子導出部34が形成されている。端子導出
部34は、装着されるLED22の端子35を外部に導
出させるための略U字状の切り欠きであり、LED22
の装着時等において端子35が後壁30に干渉しないよ
うになることから、LED22の装着をスムーズにする
ことができる。
【0022】側壁31、31は左右対称形状になってお
り、一方の側壁31のみを説明すると、その側壁31に
は、LED用ホルダー21の取り付け相手部材、即ち上
記導光板用ケース23(図1参照)に対する係止突起3
6と、カバー28の後述する係止突起55に対する係止
孔37とが上記上面側に形成されている。
【0023】係止突起36は、側壁31の外面から突出
する略爪状の突起であって、その係止突起36の底壁3
2側には、上記導光板用ケース23(図1参照)との嵌
合性を考慮したテーパ38が形成されている。また、係
止孔37は、側壁31を略矩形状に貫通させて成る孔で
あり、側壁31の内面には、上記上面から係止孔37に
かけて傾斜するテーパ39が形成されている。尚、テー
パ39を形成することで、カバー28に対する嵌着時の
作業性の向上が図られる。
【0024】ハウジング27の内部には、LED22の
フランジ40をハウジング27の前後方向において挟持
する溝41と、後述する指向性等変更部材としての偏光
板58等を挿入するための挿入部42とが形成されてい
る。
【0025】溝41は、ハウジング27の内部に内壁4
3を設けることで、その内壁43と後壁30間に形成さ
れるようになっている。内壁43と後壁30の間隔は少
なくともLED22のフランジ40の厚み分あけられて
おり、フランジ40が若干圧入状態となるような間隔に
することも可能である。内壁43は、後壁30と同形状
になっており、端子導出部34と同様の略U字状の切り
欠き44が形成されている。
【0026】尚、切り欠き44の奥部45の形状は、L
ED22の発光部46の曲率とほぼ同じ曲率に形成され
ている(図3(b)参照)。また、LED22のサイズ
が各種存在しても、LED22のフランジ40を溝41
で吸収させれば、サイズ違いの影響を受けないようにす
ることができる。即ち、溝41部分の金型を入れ駒構造
にすればサイズ違いに容易に対応することができる。
【0027】挿入部42は、出射孔33と装着されたL
ED22の発光部46先端との間に位置しており、側壁
31、31の各内面からそれぞれ突出壁47、47を突
出させて形成されている。突出壁47、47の間隔は、
少なくとも偏光板58(図5参照)等の厚み分あけられ
ており、偏光板58(図5参照)等が若干圧入状態とな
るような間隔にすることも可能である。突出壁47の上
記上面側の端部には、テーパ48が形成されている。
尚、前壁29とその前壁29側の突出壁47、47との
間を第二の挿入部(引用符号は省略)としてもよい。ま
た、逆にLED22側にも挿入部を設けることが可能で
ある。
【0028】一方、後壁30の後方には、端子35に対
するガイド部49が連成されている。即ち、ガイド部4
9は、底壁32に連続する基壁50と、その基壁50に
立設するガイド壁51とから構成されており、ガイド壁
51は後壁30に対して平行に配設されている。ガイド
壁51には、LED22の装着方向に切り欠かれた凹部
52が形成されており、その凹部52を用いて端子35
を基壁50側に折り曲げることができるようになってい
る(図4参照)。尚、基壁50の端部には、折り曲げら
れた端子35をガイド壁51に沿って延在させるための
凹部53(図3(a)参照)が形成されている。
【0029】上記カバー28は、ハウジング27の上面
を覆う矩形板状のカバー本体54と、係止孔37、37
に嵌合する係止突起55、55(一方のみ図示)とから
構成されている。係止突起55は、カバー本体54の下
面(不図示)から突出する略爪状の突起であって、可撓
性を有するとともに、嵌合の際にテーパ39に当接する
テーパ56が形成されている。引用符号57は係止面を
示している。
【0030】次に、図5を参照しながら指向性等変更部
材について説明する。指向性等変更部材としては引用符
号58で示される偏光板、59で示される拡散板、60
で示されるカラーフィルタなどが挙げられる。これらを
挿入部42に挿入することで偏光、拡散をLED22自
身に委ねるのではなくLED用ホルダー21自体で制御
することができるようになる。また、カラーフィルタ6
0によりLED22の発光色に対して制約のない構成に
することともできる。尚、図中の偏光板58、拡散板5
9、カラーフィルタ60の形状は一例であって適宜変更
できるものとする。また、挿入部42に偏光板58又は
拡散板59を挿入し、上述した第二の挿入部(引用符号
は省略)にカラーフィルタ60を挿入するような構成に
してもよい。
【0031】上記導光板24はアクリルなどの合成樹脂
材により成り、図1に示される如く、略馬蹄形状に形成
された略中間には窪み61が形成されている。また、導
光板24の端面等から入射した光を反射させるために傾
斜面62が上記端面間に形成されている。
【0032】上記導光板用ケース23は合成樹脂製(例
えば白色のポリカーボネート)であって、図6に示され
る如く、略馬蹄形状の導光板保持部25と、その導光板
保持部25の両端部及び中間に設けられた三つのホルダ
ー取り付け部26とから構成されている。
【0033】導光板保持部25は、外周壁63と内周壁
64と底壁65とを有し、上面が導光板24(図1参
照)を装着するために開口している。また、内周壁64
と底壁65と間には、上記傾斜面62(図1参照)に接
触する傾斜壁66が形成されている。その傾斜壁66
は、LED22(図2参照)からの光を上記上面側に反
射させるように機能している。さらに、導光板保持部2
5の中間には、略三角柱状の光源分岐部67が傾斜壁6
6と内周壁64とにわたって形成されている。
【0034】ホルダー取り付け部26は、LED用ホル
ダー21(図2参照)のハウジング27(図2参照)を
収容することができるように断面視コ字状に形成されて
おり、相対向する側壁68、68には、係止突起36、
36(図2参照、一方のみ図示)が嵌合する係止孔6
9、69が穿設されている。また、係止孔69、69の
上方であって側壁68、68の上端縁部には、係止突起
36、36(図2参照、一方のみ図示)のテーパ38、
38(図2参照、一方のみ図示)が当接するテーパ7
0、70(特許請求の範囲に記載した案内部に相当)が
形成されている。そのテーパ70が形成されることによ
り、装着の際に係止突起36がスムーズに案内されるこ
とになる。
【0035】さらに、ホルダー取り付け部26の底壁7
1には、断面視略三角形状の突起72が複数形成されい
る。突起72は、装着されたハウジング27(図2参
照)をその装着方向とは逆に押し返すように作用する。
従って、係止状態を強固にすることができ、設計上のガ
タが吸収される。また、LEDの位置精度が向上すると
ともに、導光板24(図1参照)への入射状態も安定す
る。
【0036】尚、中間のホルダー取り付け部26は、導
光板24(図1参照)全体の輝度を均一にすることをね
らって設けられる(これとは逆に積極的に斑をつくるよ
うに設けてもよい)が、図中の位置に限定されるもので
はない。また、そこに取り付けられるLED用ホルダー
21に装着されたLED22(図2参照)からの光は、
上記形態の場合、光源分岐部67によって導光板保持部
25の両端部側へ振り分けられる。
【0037】上記構成において、導光板用ケース23
に、LED22(図2参照)を装着したLED用ホルダ
ー21及び導光板24を装着することで、薄型の光源ユ
ニット73(図1参照)が得られる。このような光源ユ
ニット73によれば、図7に示される如く、例えばエア
コンスイッチ装置をブラックフェース化することができ
るようになる。
【0038】図7において、エアコンスイッチ装置を簡
単に説明すると、引用符号74は上面が開口したケース
を示しており、そのケース74内には、ロータリースイ
ッチ75を実装した基板76が配設されている。また、
ケース74の上面開口部分には、意匠部77を有する文
字板78が配設されており、その文字板78の直下に上
記光源ユニット73が配設されている。文字板78の外
表面側には、スモーク処理されたスモークパネル79が
取り付けられている。文字板78及びスモークパネル7
9は各々開口を有しており、その開口を介してダイヤル
80がロータリースイッチ75に取り付けられている。
【0039】エアコンスイッチ装置の作動時において
は、LED22(図2参照)から出射した光が導光板2
4を介して意匠部77及びスモークパネル79を透過す
るようになるから、暗い部分にエアコンスイッチ装置の
作動状態又は機能が浮き出して見えることになる。これ
に対し、非作動時にはスモークパネル79によって視認
が不能となる。
【0040】尚、図8は導光板用ケースの他の例を説明
するためのLED用ホルダー及び導光板を含めた分解斜
視図である。引用符号81で示される導光板用ケース
は、傾斜面82を有する略馬蹄形状に形成された導光板
83の外形に合わせた導光板保持部84と、その導光板
保持部84の両端部に連成されるホルダー取り付け部2
6、26とを備えており、導光板保持部84には、傾斜
面82に接触する傾斜壁85が形成されている。ホルダ
ー取り付け部26は、上述の導光板用ケース23のもの
と同一であるので説明を省略する。
【0041】従って、このような形態の導光板用ケース
81であっても当然にLED用ホルダー21、21を装
着することができることになる。言い換えれば、必ずホ
ルダー取り付け部26を備えれば、導光板の形態にかか
わらずLED用ホルダー21を導光板用ケースに装着す
ることができる。
【0042】このことから、図9のような形態の導光板
用ケース86であっても当然にLED用ホルダー21を
装着することができることになる。即ち、傾斜面87及
び窪み88を有する真っ直ぐな導光板89に対し、その
導光板89の外形に合わせて形成した導光板保持部90
の両端部及び中間に上述同様のホルダー取り付け部26
を連成すれば、導光板の形態にかかわらずLED用ホル
ダー21を装着することができる。尚、引用符号91は
傾斜面87に接触する傾斜壁であり、92は上記光源分
岐部67と同じ作用となる光源分岐部である。
【0043】一方、LED用ホルダー21は、上述の如
く、各種サイズのLEDに対応することができるととも
に、指向性や発光色の変更が可能であるが(図5参
照)、図10に示されるようなスペーサ93をオプショ
ンとして装着することができるようにもなっている。即
ち、基壁50に係止孔94、94(図3(a)参照)を
形成し、そこにスペーサ93を着脱可能に装着すれば、
実装時のバリエーションが増えることになる。
【0044】図10において、スペーサ93は、折り曲
げられた端子35を挿通させる矩形筒状のスペーサ本体
95と、係止孔94、94(図3(a)参照)に嵌合す
る係止突起96、96を有する固定壁97とから成り、
スペーサ本体95の上端開口部分に固定壁97が配設さ
れる構成となっている。
【0045】尚、図11は図10の状態からスペーサ9
3がLED用ホルダー21に嵌着した状態を示してお
り、基板76(図7参照)から離れた位置にLED用ホ
ルダー21を配設する場合でも位置精度を安定させるこ
とができる。
【0046】続いて、図12を参照しながらハウジング
27の変形を説明する。図12に示されるハウジング9
8は、上述のハウジング27(図2参照)に対し、その
出射孔33(図2参照)にテーパ99を周設したもので
あり(それ以外はLED用ホルダー21の構成とほぼ同
じ)、LED22(図2参照)から出射された光を拡散
させる際に有用な出射孔100となっている。従って、
LED22(図2参照)から出射された光を極力拡散さ
せたい場合には、ハウジング98を用いるようにすれば
よい。
【0047】以上の内容を鑑みれば、LED用ホルダー
と導光板用ケースとの係止構造が確立したと言える。こ
れにより、各種のLED及び導光板の組み合わせに容易
に対応することができる。また、LEDに対する実装技
術も格段に向上したと言える。
【0048】尚、上述においてはエアコンスイッチ装置
を例に挙げて説明をしたが、これに限られるものではな
く、カーオーディオスイッチ装置やコンビネーションメ
ータ、或いはリング照明構造においても当然に適用する
ことができるものとする。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、LEDが装着されるハウジング
と、そのハウジングに嵌着するカバーとから成るLED
用ホルダーを、導光板の外形に合わせて形成した導光板
保持部を有する導光板用ケースに係止させる係止構造で
あり、ハウジングにそのハウジングの外面から突出する
略爪状の係止突起を設け、導光板保持部にハウジングを
収容するホルダー取り付け部を連成し、そのホルダー取
り付け部にはLED用ホルダーの装着の際に係止突起が
係入してLED用ホルダーと導光板用ケースとの係止が
なされる係止孔を形成している。このようなLED用ホ
ルダーと導光板用ケースとの係止構造を確立すれば、各
種のLED及び導光板の組み合わせに容易に対応するこ
とができるようになる。即ち、係止突起と係止孔による
係止構造を確保しておけば、LED用ホルダーの形態や
導光板用ケースの形態が多数あっても必ず対応できるこ
とになる。LED用ホルダーには、各種LEDを全て装
着できるような、或いは極少数のハウジングバリエーシ
ョンで各種LEDを装着できるような構造を予め持たせ
ておけばよい。また、導光板用ケースには、ホルダー取
り付け部を必ず備えればよい。一方、LEDをLED用
ホルダーに装着することで、そのLEDを導光板に近接
させることができる。また、LED用ホルダーにより、
各種のLEDを恰も一つの共通部品のように位置づけす
ることができるようになる。さらには、導光板及びLE
Dを用いる構成の装置等に広く展開できる構造である。
従って、LEDに対する実装技術の向上と、LED及び
導光板それぞれのバリエーションに対応できる構造の提
供とが実現できる。また、これにより、コストを低減す
ることができる。
【0050】請求項2に記載された本発明によれば、係
止突起にテーパを形成するとともに、ホルダー取り付け
部に係止突起を案内するテーパ状の案内部を形成してい
ることから、LED用ホルダーを導光板用ケースに装着
する際、係止突起が案内部により案内されるので、スム
ーズに係止孔に係入するようになる。また、装着の際の
位置決めが容易になる。係止突起のテーパが案内部に当
接すると、互いにテーパ同士の当接となるので装着が安
定することになる。従って、よりよい係止構造を提供す
ることができる。
【0051】請求項3に記載された本発明によれば、ホ
ルダー取り付け部に、LED用ホルダーを装着方向とは
逆方向に押し返すように作用する突起を形成しているこ
とから、係止突起と係止孔との係止状態がより強固にな
る。即ち、上記突起を形成することで、設計上のガタが
吸収されるようになる。これにより、LEDの位置精度
が向上し、導光板への入射状態も安定することになる。
従って、更によりよい係止構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLED用ホルダーと導光板用ケー
スとの係止構造の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1のLED用ホルダーの分解斜視図である。
【図3】図2のハウジングを示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図4】LEDの装着状態を仮想線で示したハウジング
の斜視図である。
【図5】指向性等変更部材を挿入する際の状態を説明す
るためのLED用ホルダーの分解斜視図である。
【図6】図1の導光板用ケースの斜視図である。
【図7】導光板とLED用ホルダーとを装着した導光板
用ケースを文字板直下に配設したエアコンスイッチ装置
の断面図である。
【図8】導光板用ケースの他の例を説明するためのLE
D用ホルダー及び導光板を含めた分解斜視図である。
【図9】導光板用ケースの更に他の例を説明するための
LED用ホルダー及び導光板を含めた分解斜視図であ
る。
【図10】LED用ホルダーのオプション(スペーサ)
を説明するための分解斜視図である。
【図11】図10の状態からスペーサがLED用ホルダ
ーに嵌着した状態を説明するための斜視図である。
【図12】LED用ホルダーのハウジングの他の例であ
り、出射孔にテーパを周設した状態を示すハウジングの
斜視図である。
【符号の説明】
21 LED用ホルダー 22 LED 23 導光板用ケース 24 導光板 25 導光板保持部 26 ホルダー取り付け部 27 ハウジング 28 カバー 29 前壁 30 後壁 31 側壁 32 底壁 33 出射孔 34 端子導出部 35 端子 36 係止突起 37 係止孔 38、39 テーパ 40 フランジ 41 溝 42 挿入部 43 内壁 44 切り欠き 45 奥部 46 発光部 47 突出壁 48 テーパ 49 ガイド部 50 基壁 51 ガイド壁 52、53 凹部 54 カバー本体 55 係止突起 56 テーパ 57 係止面 58 偏光板 59 拡散板 60 カラーフィルタ 61 窪み 62 傾斜面 63 外周壁 64 内周壁 65 底壁 66 傾斜壁 67 光源分岐部 68 側壁 69 係止孔 70 テーパ(案内部) 71 底壁 72 突起 73 光源ユニット 93 スペーサ 94 係止孔 95 スペーサ本体 96 係止突起 97 固定壁 98 ハウジング 99 テーパ 100 出射孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/42 G02B 6/42 // F21Y 101:02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LEDが装着されるハウジングと、該ハ
    ウジングに嵌着するカバーとから成るLED用ホルダー
    を、導光板の外形に合わせて形成した導光板保持部を有
    する導光板用ケースに係止させるためのLED用ホルダ
    ーと導光板用ケースとの係止構造であって、 前記ハウジングに該ハウジングの外面から突出する略爪
    状の係止突起を設け、前記導光板保持部に前記ハウジン
    グを収容するホルダー取り付け部を連成し、該ホルダー
    取り付け部には前記LED用ホルダーの装着の際に前記
    係止突起が係入して前記LED用ホルダーと前記導光板
    用ケースとの係止がなされる係止孔を形成したことを特
    徴とするLED用ホルダーと導光板用ケースとの係止構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のLED用ホルダーと導
    光板用ケースとの係止構造において、 前記係止突起にテーパを形成するとともに、前記ホルダ
    ー取り付け部に前記係止突起を案内するテーパ状の案内
    部を形成したことを特徴とするLED用ホルダーと導光
    板用ケースとの係止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のLED用
    ホルダーと導光板用ケースとの係止構造において、 前記ホルダー取り付け部に、前記LED用ホルダーを装
    着方向とは逆方向に押し返すように作用する突起を形成
    したことを特徴とするLED用ホルダーと導光板用ケー
    スとの係止構造。
JP11161378A 1999-06-08 1999-06-08 Led用ホルダーと導光板用ケースとの係止構造 Withdrawn JP2000353422A (ja)

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