JP2000353060A - ネットワークプリンタシステム - Google Patents

ネットワークプリンタシステム

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JP2000353060A
JP2000353060A JP11164913A JP16491399A JP2000353060A JP 2000353060 A JP2000353060 A JP 2000353060A JP 11164913 A JP11164913 A JP 11164913A JP 16491399 A JP16491399 A JP 16491399A JP 2000353060 A JP2000353060 A JP 2000353060A
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JP
Japan
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time
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Application number
JP11164913A
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English (en)
Inventor
Satoko Araki
郷子 荒木
Yoshihiko Matsuo
義彦 松尾
Masaji Osono
正司 大園
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JP2000353060A publication Critical patent/JP2000353060A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークプリンタシステムにおいて、印
刷時間のかからない文書を優先的に印刷できるようにす
る。 【解決手段】 クライアント1,3からアップロードさ
れた印刷ジョブ2,4を保持する印刷ジョブ管理手段
7、印刷ジョブ2,4に要する印刷時間を計算してこれ
を推定する印刷時間推定手段10、および推定された印
刷ジョブ2,4の印刷時間をクライアント1,3に通知
する印刷時間通知手段11を備えたプリンタサーバ5
と、印刷ジョブ2,4の印刷を実行するプリンタ8とを
有し、クライアント1,3、プリンタサーバ5およびプ
リンタ8がネットワークを介して相互に接続されたネッ
トワークプリンタシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のパソコンや
ワークステーション等のコンピュータからネットワーク
を介して接続されたネットワークプリンタシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタや周辺機器のネットワー
ク化が進み、複数のコンピュータからネットワーク上の
印刷装置で印刷ができるようになった。
【0003】ここで、図5は従来のネットワークプリン
タシステムを示す説明図である。
【0004】図5に示すように、第1のクライアント
1、第2のクライアント3、プリンタサーバ5およびプ
リンタ8がネットワークを介して相互に接続されてい
る。
【0005】第1のクライアント1および第2のクライ
アント3には、第1の印刷ジョブ2および第2の印刷ジ
ョブ4をそれぞれプリンタサーバ5にアップロードする
印刷ジョブ転送手段6、これらの各印刷ジョブ2,4の
実行を制御する印刷ジョブ制御手段9が設けられてい
る。なお、図5において、第1のクライアント1におけ
る印刷ジョブ転送手段および印刷ジョブ制御手段は図示
が省略されている。
【0006】また、プリンタサーバ5には印刷ジョブ管
理手段7が設けられており、第1のクライアント1およ
び第2のクライアント3からアップロードされた第1の
印刷ジョブ2および第2の印刷ジョブ4はこの印刷ジョ
ブ管理手段7で保持される。
【0007】次に、このような構成を有するネットワー
クプリンタシステムの動作について説明する。
【0008】なお、ここでは、第1のクライアント1か
ら第1の印刷ジョブ2が、第2のクライアント3から第
2の印刷ジョブ4が、印刷ジョブ転送手段6を用いてプ
リンタサーバ5に順次アップロードされたものとする。
【0009】すると、プリンタサーバ5は、印刷ジョブ
管理手段7で2つの印刷ジョブ2,4を保持する。そし
て、プリンタ8は、アップロードされた順に、すなわち
第1の印刷ジョブ2、第2の印刷ジョブ4の順に印刷を
実行する。
【0010】一旦アップロードされた各印刷ジョブ2,
4の一時停止ができるのは、アップロード元のクライア
ント1,3である。すなわち、印刷ジョブ制御手段9に
より、第1の印刷ジョブ2に対しては第1のクライアン
ト1が、第2の印刷ジョブ4に対しては第2のクライア
ント3が、それぞれジョブの実行制御(印刷停止、再開
等)をさせることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のネットワークプリンタシステムでは、時間のかかる
印刷ジョブが先に実行されていると、他のユーザの印刷
ジョブは、その印刷ジョブの印刷が終わるまで実行を待
たされることになる。
【0012】ここでは、比較的時間のかからない文書を
印刷しようとしているユーザにとっての使い勝手がよく
ない。
【0013】一方、このような問題を解決するために自
由に割り込み印刷ができるようにすると、一部のユーザ
にとって印刷ジョブの実行効率が著しく悪化してしま
う。
【0014】そこで、本発明は、印刷時間のかかる文書
が印刷中のとき、印刷時間のかからない文書を優先的に
印刷することのできるネットワークプリンタシステムを
提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、自由な割り込み印刷を防
止することのできるネットワークプリンタシステムを提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のネットワークプリンタシステムは、印刷ジ
ョブをアップロードする印刷ジョブ転送手段、印刷ジョ
ブの実行を制御する印刷ジョブ制御手段、およびアップ
ロードされた全ての印刷ジョブの印刷所要時間を表示す
る印刷時間表示手段を備えた複数のクライアントと、ク
ライアントからアップロードされた印刷ジョブを保持す
る印刷ジョブ管理手段、印刷ジョブに要する印刷時間を
計算してこれを推定する印刷時間推定手段、および印刷
時間推定手段により推定された全ての印刷ジョブの印刷
時間をクライアントに通知する印刷時間通知手段を備え
たプリンタサーバと、印刷ジョブの印刷を実行するプリ
ンタとを有し、クライアント、プリンタサーバおよびプ
リンタがネットワークを介して相互に接続されているも
のである。
【0017】これにより、全ての印刷ジョブの印刷所要
時間がクライアントに表示されるようになっているの
で、これを見たユーザが、印刷時間の長い他の印刷ジョ
ブよりも先に自らの印刷ジョブの印刷を行わせることが
でき、印刷時間のかかる文書が印刷中のときでも、印刷
時間のかからない文書を優先的に印刷することが可能に
なる。
【0018】また、本発明のネットワークプリンタシス
テムは、前述した発明において、プリンタサーバには、
印刷時間推定手段の算出値から印刷時間の短い印刷ジョ
ブから印刷が実行されるように印刷の順番を割り振るプ
ライオリティ設定手段、およびプライオリティ設定手段
の設定に従って印刷が実行されるよう印刷順序を制御す
る印刷ジョブ優先制御手段が設けられたものである。
【0019】これにより、プライオリティ設定手段によ
り印刷時間の短い方の印刷ジョブの印刷が優先的に実行
されるように印刷の順番が設定されるので、印刷時間の
かかる文書が印刷中のときでも、印刷時間のかからない
文書を優先的に印刷することが可能になる。
【0020】さらに、本発明のネットワークプリンタシ
ステムは、前述した発明において、プリンタサーバに
は、所定のクライアントに対して自らが発信していない
印刷ジョブの印刷順序のコントロールを禁止する印刷ジ
ョブ制御制限手段が設けられたものである。
【0021】これにより、一部のクライアントにおける
印刷ジョブの操作をできなくすることで、不特定多数の
ユーザからの自由な割り込み印刷が防止されて印刷効率
の向上を図ることが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、印刷ジョブをアップロードする印刷ジョブ転送手
段、印刷ジョブの実行を制御する印刷ジョブ制御手段、
およびアップロードされた全ての印刷ジョブの印刷所要
時間を表示する印刷時間表示手段を備えた複数のクライ
アントと、クライアントからアップロードされた印刷ジ
ョブを保持する印刷ジョブ管理手段、印刷ジョブに要す
る印刷時間を計算してこれを推定する印刷時間推定手
段、および印刷時間推定手段により推定された全ての印
刷ジョブの印刷時間をクライアントに通知する印刷時間
通知手段を備えたプリンタサーバと、印刷ジョブの印刷
を実行するプリンタとを有し、クライアント、プリンタ
サーバおよびプリンタがネットワークを介して相互に接
続されているネットワークプリンタシステムであり、全
ての印刷ジョブの印刷所要時間がクライアントに表示さ
れるようになっているので、これを見たユーザが、印刷
時間の長い他の印刷ジョブよりも先に自らの印刷ジョブ
の印刷を行わせることができ、印刷時間のかかる文書が
印刷中のときでも、印刷時間のかからない文書を優先的
に印刷することが可能になるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、プリンタサーバには、印刷時間
推定手段の算出値から印刷時間の短い印刷ジョブから印
刷が実行されるように印刷の順番を割り振るプライオリ
ティ設定手段、およびプライオリティ設定手段の設定に
従って印刷が実行されるよう印刷順序を制御する印刷ジ
ョブ優先制御手段が設けられているネットワークプリン
タシステムであり、プライオリティ設定手段により印刷
時間の短い方の印刷ジョブの印刷が優先的に実行される
ように印刷の順番が設定されるので、印刷時間のかかる
文書が印刷中のときでも、印刷時間のかからない文書を
優先的に印刷することが可能になるという作用を有す
る。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、プリンタサーバには、所定のク
ライアントに対して自らが発信していない印刷ジョブの
印刷順序のコントロールを禁止する印刷ジョブ制御制限
手段が設けられているネットワークプリンタシステムで
あり、一部のクライアントにおける印刷ジョブの操作を
できなくすることで、不特定多数のユーザからの自由な
割り込み印刷が防止されて印刷効率の向上を図ることが
可能になるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1、2または3記載の発明において、印刷時間推定手段
は、印刷ジョブに含まれた複数のページ記述言語を印刷
ジョブ毎に保持するページ記述言語保持手段と、ページ
記述言語保持手段に保持されたページ記述言語の実行に
要する時間を推定するページ記述言語実行時間推定手段
と、所定の印刷ジョブの受信から印刷終了するまでの時
間を推定する印刷推定時間算出手段とからなるネットワ
ークプリンタシステムであり、各印刷ジョブに対応した
ジョブ実行時間を推定することが可能になるという作用
を有する。
【0026】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4記載の発明において、印刷時間推定手段は、印刷ジョ
ブのテキスト部の文字数を保持する文字数保持手段と、
1文字当たりの印刷時間を保持する文字印刷時間保持手
段と、文字数保持手段および文字印刷時間保持手段から
印刷ジョブのテキスト部の印刷にかかる推定時間を算出
する文字印刷推定時間算出手段とを備えたネットワーク
プリンタシステムであり、印刷ジョブ中のテキスト部の
印刷に要する時間を推定することが可能になるという作
用を有する。
【0027】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4または5記載の発明において、印刷時間推定手段は、
印刷ジョブの写真画像の印刷枚数、画素数および解像度
を保持する写真情報保持手段と、印刷機の出力解像度お
よび写真画像に対するラスタライズ処理の1画素当たり
にかかる時間を保持する印刷機情報保持手段と、写真情
報保持手段および印刷機情報保持手段から写真画像の印
刷にかかる推定時間を算出する写真印刷推定時間算出手
段とを備えたネットワークプリンタシステムであり、印
刷ジョブ中の写真画像の印刷に要する時間を推定するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
4または5記載の発明において、印刷時間推定手段は、
印刷ジョブの写真画像の印刷枚数および面積を保持する
写真情報保持手段と、印刷機の出力解像度および写真画
像に対するラスタライズ処理の1画素当たりにかかる時
間を保持する印刷機情報保持手段と、写真情報保持手段
および印刷機情報保持手段から写真画像の印刷にかかる
推定時間を算出する写真印刷推定時間算出手段とを備え
たネットワークプリンタシステムであり、印刷ジョブ中
の写真画像の印刷に要する時間を推定することが可能に
なるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
4〜7の何れか一項に記載の発明において、印刷時間推
定手段は、印刷ジョブの印刷に使用される色数を保持す
る色数保持手段と、印刷ジョブの印刷枚数を保持するペ
ージ数保持手段と、印刷ジョブの1色版当たりの時間を
保持する印刷時間保持手段と、色数保持手段、ページ数
保持手段および印刷時間保持手段から印刷ジョブの印刷
にかかる推定時間を算出する印刷推定時間算出手段とを
備えたネットワークプリンタシステムであり、印刷ジョ
ブ中の色版数指定に関係する部分の印刷に要する時間を
推定することが可能になるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
4〜8の何れか一項に記載の発明において、印刷時間推
定手段は、印刷ジョブのオブジェクトの情報を保持する
オブジェクト情報保持手段と、オブジェクトに外接する
四角形の部分の面積を保持するオブジェクト面積保持手
段と、オブジェクト情報保持手段およびオブジェクト面
積保持手段からオブジェクトの印刷にかかる推定時間を
算出する印刷推定時間算出手段とを備えたネットワーク
プリンタシステムであり、印刷ジョブ中でのオブジェク
ト部の印刷に要する時間を推定することが可能になると
いう作用を有する。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0032】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1におけるネットワークプリンタシステムを示す説明
図である。
【0033】図1に示すように、本実施の形態のネット
ワークプリンタシステムでは、第1のクライアント1、
第2のクライアント3、プリンタサーバ5およびプリン
タ8がネットワークを介して相互に接続されている。な
お、本発明において、ネットワーク上には必要な台数だ
けのクライアント、プリンタサーバ5およびプリンタ8
が設置可能であり、以下に説明する他の実施の形態を含
めた台数に限定されるものではない。
【0034】第1のクライアント1および第2のクライ
アント3には、第1の印刷ジョブ2および第2の印刷ジ
ョブ4をそれぞれプリンタサーバ5にアップロードする
印刷ジョブ転送手段6、これらの各印刷ジョブ2,4の
実行を制御する印刷ジョブ制御手段9、アップロードさ
れた全ての印刷ジョブ2,4の印刷所要時間およびジョ
ブの状態(印刷中、スプール中、待機中)などの印刷状
況を表示する印刷時間表示手段12が設けられている。
なお、図1において、第1のクライアント1における印
刷ジョブ転送手段、印刷ジョブ制御手段および印刷時間
表示手段は図示が省略されている。
【0035】また、プリンタサーバ5には、アップロー
ドされた各印刷ジョブ2,4を保持する印刷ジョブ管理
手段7、各印刷ジョブ2,4に要する印刷時間を計算し
てこれを推定する印刷時間推定手段10、印刷時間推定
手段10により推定された全ての印刷ジョブ2,4の印
刷時間を第1および第2のクライアント1,3にそれぞ
れ通知する印刷時間通知手段11が設けられている。
【0036】次に、このような構成を有するネットワー
クプリンタシステムによる動作について説明する。
【0037】まず、第1のクライアント1から第1の印
刷ジョブ2を、第2のクライアント3から第2の印刷ジ
ョブ4を、それぞれプリンタサーバ5にアップロードす
る。
【0038】すると、プリンタサーバ5内の印刷時間推
定手段10により、各印刷ジョブ2,4に要する印刷推
定時間が計算される。そして、印刷時間通知手段11か
ら各クライアント1,3に対して印刷時間が通知され
る。
【0039】これにより、全てのクライアント1,3上
で、印刷時間表示手段12により、印刷ジョブ名、印刷
推定時間の計算結果およびジョブの状態(印刷中、スプ
ール中、待機中)が表示される。そこで、その結果を各
クライアント1,3のユーザが見ることで、印刷推定時
間の多い他のクライアントの印刷ジョブを選択してこれ
を待機中の状態にし、自らのクライアントの印刷ジョブ
を印刷中の状態にすることが可能になる。
【0040】例えば、第1の印刷ジョブ2と第2の印刷
ジョブ4の印刷推定時間が表示され、第2の印刷ジョブ
4の印刷推定時間が第1の印刷ジョブ2のそれよりも長
く、しかも印刷中の状態であるとする。
【0041】すると、第2の印刷ジョブ4の印刷推定時
間を見た第1のクライアント1のユーザがこの第2の印
刷ジョブ4を待機状態にして、自らの第1の印刷ジョブ
2を印刷状態にする。これにより、第2の印刷ジョブ4
の印刷ページの区切りで第2の印刷ジョブ4の印刷は一
時停止され、第1の印刷ジョブ2の印刷が開始される。
【0042】このように、本実施の形態のネットワーク
プリンタシステムによれば、全ての印刷ジョブ2,4の
印刷所要時間がクライアント1,3に表示されるように
なっているので、これを見たユーザが、印刷時間の長い
他の印刷ジョブよりも先に自らの印刷ジョブの印刷を行
わせることができ、印刷時間のかかる文書が印刷中のと
きでも、印刷時間のかからない文書を優先的に印刷する
ことが可能になる。
【0043】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2におけるネットワークプリンタシステムを示す説明
図である。
【0044】図2に示すように、本実施の形態のネット
ワークプリンタシステムでは、第1のクライアント1、
第2のクライアント3、プリンタサーバ5およびプリン
タ8がネットワークを介して相互に接続されている。
【0045】第1のクライアント1および第2のクライ
アント3には、第1の印刷ジョブ2および第2の印刷ジ
ョブ4をそれぞれプリンタサーバ5にアップロードする
印刷ジョブ転送手段6、これらの各印刷ジョブ2,4の
実行を制御する印刷ジョブ制御手段9、アップロードさ
れた全ての印刷ジョブ2,4の印刷所要時間などを表示
する印刷時間表示手段12が設けられている。なお、図
2において、第1のクライアント1における印刷ジョブ
転送手段、印刷ジョブ制御手段および印刷時間表示手段
は図示が省略されている。
【0046】また、プリンタサーバ5には、アップロー
ドされた各印刷ジョブ2,4を保持する印刷ジョブ管理
手段7、各印刷ジョブ2,4に要する印刷時間を計算し
てこれを推定する印刷時間推定手段10、印刷時間推定
手段10により推定された全ての印刷ジョブ2,4の印
刷時間を第1および第2のクライアント1,3にそれぞ
れ通知する印刷時間通知手段11、印刷時間推定手段1
0により推定された全ての印刷ジョブ2,4の印刷時間
から印刷時間の短い各印刷ジョブ2,4から印刷が実行
されるように印刷の順番を割り振るプライオリティ設定
手段13、プライオリティ設定手段13の設定に従って
印刷が実行されるよう印刷順序を制御する印刷ジョブ優
先制御手段14が設けられている。
【0047】次に、このような構成を有するネットワー
クプリンタシステムによる動作について説明する。
【0048】まず、第1のクライアント1が第1の印刷
ジョブ2をアップロードし、第2のクライアント3が第
2の印刷ジョブ4をアップロードする。
【0049】すると、プリンタサーバ5に設けられたプ
ライオリティ設定手段13は、印刷時間推定手段10に
よる第1の印刷ジョブ2、第2の印刷ジョブ4の印刷推
定時間の計算結果から、印刷推定時間の短い方が優先的
に実行されるようにプライオリティを各印刷ジョブ2,
4に割り振る。ここで、第1の印刷ジョブ2の印刷推定
時間が第2の印刷ジョブ4の印刷推定時間を上回ってい
るとすると、第2の印刷ジョブ4のプライオリティレベ
ルが1に、第1の印刷ジョブ2のプライオリティレベル
が2に設定される。
【0050】なお、新たな印刷ジョブがアップロードさ
れる度にその印刷ジョブに対する印刷推定時間が計算さ
れ、印刷推定時間の短い方の印刷ジョブに対してプライ
オリティレベルが高くなるようにプライオリティレベル
の割り振りがやり直される。
【0051】そして、印刷ジョブ優先制御手段14によ
り、プライオリティレベルの高い方、つまり印刷推定時
間の短い方のジョブが優先的に実行されることになる。
【0052】すると、第1の印刷ジョブ2の印刷ページ
の区切りで第1の印刷ジョブ2の印刷は一時停止され、
第2の印刷ジョブ4の印刷が開始される。
【0053】このように、本実施の形態のネットワーク
プリンタシステムによれば、プライオリティ設定手段1
3により印刷時間の短い方の印刷ジョブの印刷が優先的
に実行されるように印刷の順番が設定されるので、印刷
時間のかかる文書が印刷中のときでも、印刷時間のかか
らない文書を優先的に印刷することが可能になる。
【0054】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3におけるネットワークプリンタシステムを示す説明
図である。
【0055】図3に示すように、本実施の形態のネット
ワークプリンタシステムでは、第1のクライアント1、
第2のクライアント3、プリンタサーバ5およびプリン
タ8がネットワークを介して相互に接続されている。
【0056】第1のクライアント1および第2のクライ
アント3には、第1の印刷ジョブ2および第2の印刷ジ
ョブ4をそれぞれプリンタサーバ5にアップロードする
印刷ジョブ転送手段6、これらの各印刷ジョブ2,4の
実行を制御する印刷ジョブ制御手段9、アップロードさ
れた全ての印刷ジョブ2,4の印刷所要時間などを表示
する印刷時間表示手段12が設けられている。なお、図
3において、第1のクライアント1における印刷ジョブ
転送手段、印刷ジョブ制御手段および印刷時間表示手段
は図示が省略されている。
【0057】また、プリンタサーバ5には、アップロー
ドされた各印刷ジョブ2,4を保持する印刷ジョブ管理
手段7、各印刷ジョブ2,4に要する印刷時間を計算し
てこれを推定する印刷時間推定手段10、印刷時間推定
手段10により推定された全ての印刷ジョブ2,4の印
刷時間を第1および第2のクライアント1,3にそれぞ
れ通知する印刷時間通知手段11、所定のクライアント
に対して自らが発信していない印刷ジョブの印刷順序の
コントロールを禁止する印刷ジョブ制御制限手段15が
設けられている。
【0058】次に、このような構成を有するネットワー
クプリンタシステムによる動作について説明する。
【0059】自らが発信していない印刷ジョブをコント
ロールすることが可能なクライアントを第1のクライア
ント1、不可能なクライアントを第2のクライアント3
とする。
【0060】そして、この区別は、予めプリンタサーバ
5に設けられた印刷ジョブ制御制限手段15に対し行わ
れる。すると、各印刷ジョブ2,4の処理停止・開始等
の状態を制御できる第1のクライアント1のみで、実施
の形態1において説明した操作が可能になる。
【0061】このように、本実施の形態によれば、一部
のクライアントにおける印刷ジョブの操作をできなくす
ることで、不特定多数のユーザからの自由な割り込み印
刷が防止されて印刷効率の向上を図ることが可能にな
る。
【0062】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4におけるネットワークプリンタシステムを示す説明
図である。
【0063】図4に示すように、プリンタサーバ5およ
びプリンタ8がネットワークを介して相互に接続されて
いる。なお、本実施の形態のネットワークプリンタシス
テムでは、これらとネットワークを介して接続された複
数のクライアントは図示が省略されている。また、この
ように図示が省略されたクライアントには、実施の形態
1〜3において説明した印刷ジョブ転送手段、印刷ジョ
ブ制御手段および印刷時間表示手段が設けられている。
【0064】プリンタサーバ5には、アップロードされ
た印刷ジョブを保持する印刷ジョブ管理手段7、各印刷
ジョブに要する印刷時間を計算してこれを推定する印刷
時間推定手段10が設けられている。
【0065】ここで、印刷時間推定手段10には、印刷
ジョブに含まれた複数のページ記述言語を印刷ジョブ毎
に保持するページ記述言語保持手段16、ページ記述言
語保持手段16に保持されたページ記述言語の実行に要
する時間を推定するページ記述言語実行時間推定手段1
7、所定の印刷ジョブの受信から印刷終了するまでの時
間を推定する印刷推定時間算出手段18が設けられてい
る。
【0066】このようなネットワークプリンタシステム
によれば、各印刷ジョブに対応したジョブ実行時間を推
定することが可能になる。
【0067】ここで、印刷ジョブには、例えばテキス
ト、写真画像、直線・円・楕円・曲線等のオブジェクト
を描画する命令などの複数のページ記述言語が含まれて
いる。そして、これらのページ記述言語はページ記述言
語保持手段16により印刷ジョブ毎に保持される。ま
た、印刷に使用される色の数、つまり色版数がユーザか
ら指定されるので、その情報もページ記述言語に含まれ
ている。
【0068】そして、テキスト、写真画像、直線・円・
楕円・曲線の描画命令にかかる時間は、ページ記述言語
の状態からプリンタに出力できるデータに変換するまで
の時間を指し、その時間はラスタデータに変換するまで
の時間と同じである。また、色版数で決定される印刷時
間は、ラスタデータを例えば電子写真プロセス等によっ
て顕画化し、顕画化された画像を紙に転写し、紙が出力
されるまでの時間を指す。
【0069】ここで、テキスト描画命令にかかる時間を
Tp1、写真画像のそれをTp2、オブジェクトのそれ
をTp4、そして色版数に依存する時間をTp3とす
る。そして、これらTp1〜Tp4の時間が、ページ記
述言語実行時間推定手段17により推定される。
【0070】ちなみに、Tp3はプリンタの作像プロセ
スにより異なる。つまり、同じ作像プロセスを4回繰り
返してカラー画像を形成する場合は、例えばシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(K)(以下、「CMYK」という。)の4色印刷(4
色版4パス)が指定されると、ブラック(K)(以下、
「K」という。)の1色印刷(1色版1パス)の4倍だ
け時間がかかる。これに対して、CMYK版でラスタデ
ータを顕画化してから用紙に転写してこれが出力される
までが完全にパラレルに動作する4色版1パス構造にな
れば、K1色の印刷と同じ時間で印刷できることにな
る。
【0071】以上の内容を踏まえて、一つの印刷ジョブ
を受信してから印刷が終了するまでの推定時間Tは、以
下の式で表される。なお、この操作は印刷推定時間算出
手段18により行われる。
【0072】 T=ΣTpi(i=1〜4) ・・・(1) ここで、印刷ジョブ内のテキスト部の説明をする。
【0073】印刷ジョブの一部であるページ記述言語の
テキスト描画コマンドがクライアントから送信される。
すると、文字数保持手段により、テキスト描画コマンド
の中にある文字数が調査され、各印刷ジョブの中にある
文字数(N)がそれぞれカウントされる。そして、ペー
ジ記述言語のテキスト描画コマンドを受信してからラス
タライズ処理までにかかる時間(T1)を1文字当たり
の平均時間として、これを予めプリンタサーバ5の文字
印刷時間保持手段で保持しておく。なお、1文字毎に描
く文字の線面積をそれぞれ出して保持することも考えら
れるが、その処理には莫大な時間がかかるため、本実施
の形態のように、1文字当たりの平均時間を用いること
が望ましい。
【0074】これにより、文字印刷推定時間算出手段に
おいて、各印刷ジョブにおけるテキスト描画にかかる時
間(Tp1)が次の式で計算される。
【0075】Tp1=T1×N ・・・(2) これによれば、印刷ジョブ中のテキスト部の印刷に要す
る時間を推定することが可能になる。
【0076】次に、印刷ジョブ内の写真画像の部分につ
いて説明する。なお、この部分では、印刷予定の写真画
像描画コマンド中の画素数と解像度とから印刷時間の推
定をするケースと、同じ描画コマンド中の写真の面積か
ら印刷時間の推定をするケースがある。
【0077】まず、前者のケースから説明する。
【0078】印刷ジョブの写真画像の印刷枚数、描画コ
マンド中の画素数(Pn)および解像度(An)が写真
情報保持手段により、また、印刷機の出力解像度(B)
および写真画像に対するラスタライズ処理に1画素当た
りかかる時間(T1)が印刷機情報保持手段により、そ
れぞれ保持される。
【0079】これにより、写真画像1枚当たりの印刷推
定時間(Tn)は、以下の式で表される。
【0080】 Tn=T1×Pn×B/An ・・・(3’) そこで、印刷ジョブ中に含まれる全ての写真画像N枚の
印刷推定時間(Tp2)は、以下の式から求められる。
なお、この動作は、写真印刷推定時間算出手段により行
われる。
【0081】 Tp2=ΣTi(i=1〜N) ・・・(3) 次に、後者のケースを説明する。
【0082】印刷ジョブの写真画像の印刷枚数および描
画コマンド中の面積(Sn)が写真情報保持手段によ
り、また、印刷機の出力解像度(B)および写真画像に
対するラスタライズ処理に1画素当たりかかる時間(T
1)が印刷機情報保持手段により、それぞれ保持され
る。
【0083】これにより、写真画像1枚当たりの印刷推
定時間(Tn)は、以下の式で表される。
【0084】 T=T1×Sn×(Bの2乗) ・・・(4’) そこで、印刷ジョブ中に含まれる全ての写真画像N枚の
印刷推定時間(Tp2)は、以下の式から求められる。
なお、この動作は、写真印刷推定時間算出手段により行
われる。
【0085】 Tp2=ΣTi(i=1〜N) ・・・(4) これらによれば、印刷ジョブ中の写真画像の印刷に要す
る時間を推定することが可能になる。
【0086】次に、印刷ジョブで使用する色数から印刷
推定時間を計算するケースについて説明する。
【0087】ここでは、プリンタサーバ5においてクラ
イアントより転送された印刷ジョブ中から使用する色版
数が調査され、色数保持手段に保持される。また、印刷
ジョブ中から印刷予定のページ数(N)が調査され、ペ
ージ数保持手段に保持される。さらに、ラスタライズか
ら印字までにかかる1色版当たりの時間(Tm:CMY
K版で4パスの場合はM=4、CMYK版で1パスの場
合とK版の場合はM=1、m=1〜M)は、予め印刷時
間保持手段に保持される。
【0088】これにより、各印刷ジョブにおける描画に
かかる時間(Tp3)は、次の式で計算される。なお、
この式の動作は、印刷推定時間算出手段により行われ
る。
【0089】 Tp3=N×ΣTm(m=1〜M) ・・・(5) これによれば、印刷ジョブ中の色版数指定に関係する部
分の印刷に要する時間を推定することが可能になる。
【0090】次に、印刷ジョブ内のオブジェクト部分の
描画について説明する。
【0091】ここでは、印刷ジョブ内の円、楕円、曲線
などの描画コマンド(r:R個)中から、それぞれの描
画コマンドのオブジェクトの情報(Sr:R個)とオブ
ジェクト面積(S)とが保持される。
【0092】ここで、オブジェクト面積とは、例えば、
円ならば円に外接する正方形の面積、曲線ならば曲線の
両端に外接する長方形の面積をいう。なお、オブジェク
ト情報はオブジェクト情報保持手段に格納される。ま
た、オブジェクト面積はオブジェクト面積保持手段に格
納される。
【0093】すると、全てのコマンドで実行される描画
面積Sは、以下の式で表される。
【0094】 S=ΣSr(r=1,2,3,・・,R) ・・・(6’) これにより、長さのある曲線から画素データに変換する
処理、すなわち狭い意味でのラスタライズにかかる時間
(Tp4)は、単位面積当たりのラスタライズにかかる
時間をKとすると、以下の式で表される。なお、この操
作は、印刷推定時間算出手段により実行される。
【0095】Tp4=K×S ・・・(6) これにより、印刷ジョブ中でのオブジェクト部の印刷に
要する時間を推定することが可能になる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、全ての
印刷ジョブの印刷所要時間がクライアントに表示される
ようになっているので、これを見たユーザが、印刷時間
の長い他の印刷ジョブよりも先に自らの印刷ジョブの印
刷を行わせることができ、印刷時間のかかる文書が印刷
中のときでも、印刷時間のかからない文書を優先的に印
刷することが可能になるという有効な効果が得られる。
【0097】また、本発明によれば、プライオリティ設
定手段により印刷時間の短い方の印刷ジョブの印刷が優
先的に実行されるように印刷の順番が設定されるので、
印刷時間のかかる文書が印刷中のときでも、印刷時間の
かからない文書を優先的に印刷することが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【0098】さらに、本発明によれば、一部のクライア
ントにおける印刷ジョブの操作をできなくすることで、
不特定多数のユーザからの自由な割り込み印刷が防止さ
れて印刷効率の向上を図ることが可能になるという有効
な効果が得られる。
【0099】印刷時間推定手段を、ページ記述言語保持
手段とページ記述言語実行時間推定手段と印刷推定時間
算出手段とで構成すれば、各印刷ジョブに対応したジョ
ブ実行時間を推定することが可能になるという有効な効
果が得られる。
【0100】印刷時間推定手段に、文字数保持手段と文
字印刷時間保持手段と文字印刷推定時間算出手段とを備
えれば、印刷ジョブ中のテキスト部の印刷に要する時間
を推定することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【0101】印刷時間推定手段に、写真情報保持手段と
印刷機情報保持手段と写真印刷推定時間算出手段とを備
えれば、印刷ジョブ中の写真画像の印刷に要する時間を
推定することが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【0102】印刷時間推定手段に、色数保持手段とペー
ジ数保持手段と印刷時間保持手段と印刷推定時間算出手
段とを備えれば、印刷ジョブ中の色版数指定に関係する
部分の印刷に要する時間を推定することが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【0103】印刷時間推定手段に、オブジェクト情報保
持手段とオブジェクト面積保持手段と印刷推定時間算出
手段とを備えれば、印刷ジョブ中でのオブジェクト部の
印刷に要する時間を推定することが可能になるという有
効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるネットワークプ
リンタシステムを示す説明図
【図2】本発明の実施の形態2におけるネットワークプ
リンタシステムを示す説明図
【図3】本発明の実施の形態3におけるネットワークプ
リンタシステムを示す説明図
【図4】本発明の実施の形態4におけるネットワークプ
リンタシステムを示す説明図
【図5】従来のネットワークプリンタシステムを示す説
明図
【符号の説明】
1 第1のクライアント 2 第1の印刷ジョブ 3 第2のクライアント 4 第2の印刷ジョブ 5 プリンタサーバ 6 印刷ジョブ転送手段 7 印刷ジョブ管理手段 8 プリンタ 9 印刷ジョブ制御手段 10 印刷時間推定手段 11 印刷時間通知手段 12 印刷時間表示手段 13 プライオリティ設定手段 14 印刷ジョブ優先制御手段 15 印刷ジョブ制御制限手段 16 ページ記述言語保持手段 17 ページ記述言語実行時間推定手段 18 印刷推定時間算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大園 正司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AR01 HK15 HK18 HK23 HQ06 HQ17 HR01 HS01 5B021 BB10 CC04 CC07 EE01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷ジョブをアップロードする印刷ジョブ
    転送手段、前記印刷ジョブの実行を制御する印刷ジョブ
    制御手段、およびアップロードされた全ての前記印刷ジ
    ョブの印刷所要時間を表示する印刷時間表示手段を備え
    た複数のクライアントと、 前記クライアントからアップロードされた前記印刷ジョ
    ブを保持する印刷ジョブ管理手段、前記印刷ジョブに要
    する印刷時間を計算してこれを推定する印刷時間推定手
    段、および前記印刷時間推定手段により推定された全て
    の前記印刷ジョブの印刷時間を前記クライアントに通知
    する印刷時間通知手段を備えたプリンタサーバと、 前記印刷ジョブの印刷を実行するプリンタとを有し、 前記クライアント、前記プリンタサーバおよび前記プリ
    ンタはネットワークを介して相互に接続されていること
    を特徴とするネットワークプリンタシステム。
  2. 【請求項2】前記プリンタサーバには、前記印刷時間推
    定手段の算出値から印刷時間の短い前記印刷ジョブから
    印刷が実行されるように印刷の順番を割り振るプライオ
    リティ設定手段、および前記プライオリティ設定手段の
    設定に従って印刷が実行されるよう印刷順序を制御する
    印刷ジョブ優先制御手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載のネットワークプリンタシステム。
  3. 【請求項3】前記プリンタサーバには、所定の前記クラ
    イアントに対して自らが発信していない前記印刷ジョブ
    の印刷順序のコントロールを禁止する印刷ジョブ制御制
    限手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のネットワークプリンタシステム。
  4. 【請求項4】前記印刷時間推定手段は、 印刷ジョブに含まれた複数のページ記述言語を印刷ジョ
    ブ毎に保持するページ記述言語保持手段と、 前記ページ記述言語保持手段に保持されたページ記述言
    語の実行に要する時間を推定するページ記述言語実行時
    間推定手段と、 所定の前記印刷ジョブの受信から印刷終了するまでの時
    間を推定する印刷推定時間算出手段とからなることを特
    徴とする請求項1、2または3記載のネットワークプリ
    ンタシステム。
  5. 【請求項5】前記印刷時間推定手段は、 前記印刷ジョブのテキスト部の文字数を保持する文字数
    保持手段と、 1文字当たりの印刷時間を保持する文字印刷時間保持手
    段と、 前記文字数保持手段および前記文字印刷時間保持手段か
    ら前記印刷ジョブのテキスト部の印刷にかかる推定時間
    を算出する文字印刷推定時間算出手段とを備えたことを
    特徴とする請求項4記載のネットワークプリンタシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記印刷時間推定手段は、 前記印刷ジョブの写真画像の印刷枚数、画素数および解
    像度を保持する写真情報保持手段と、 印刷機の出力解像度および前記写真画像に対するラスタ
    ライズ処理の1画素当たりにかかる時間を保持する印刷
    機情報保持手段と、 前記写真情報保持手段および前記印刷機情報保持手段か
    ら前記写真画像の印刷にかかる推定時間を算出する写真
    印刷推定時間算出手段とを備えたことを特徴とする請求
    項4または5記載のネットワークプリンタシステム。
  7. 【請求項7】前記印刷時間推定手段は、 前記印刷ジョブの写真画像の印刷枚数および面積を保持
    する写真情報保持手段と、 印刷機の出力解像度および前記写真画像に対するラスタ
    ライズ処理の1画素当たりにかかる時間を保持する印刷
    機情報保持手段と、 前記写真情報保持手段および前記印刷機情報保持手段か
    ら前記写真画像の印刷にかかる推定時間を算出する写真
    印刷推定時間算出手段とを備えたことを特徴とする請求
    項4または5記載のネットワークプリンタシステム。
  8. 【請求項8】前記印刷時間推定手段は、 前記印刷ジョブの印刷に使用される色数を保持する色数
    保持手段と、 前記印刷ジョブの印刷枚数を保持するページ数保持手段
    と、 前記印刷ジョブの1色版当たりの時間を保持する印刷時
    間保持手段と、 前記色数保持手段、前記ページ数保持手段および前記印
    刷時間保持手段から前記印刷ジョブの印刷にかかる推定
    時間を算出する印刷推定時間算出手段とを備えたことを
    特徴とする請求項4〜7の何れか一項に記載のネットワ
    ークプリンタシステム。
  9. 【請求項9】前記印刷時間推定手段は、 前記印刷ジョブのオブジェクトの情報を保持するオブジ
    ェクト情報保持手段と、 前記オブジェクトに外接する四角形の部分の面積を保持
    するオブジェクト面積保持手段と、 前記オブジェクト情報保持手段および前記オブジェクト
    面積保持手段から前記オブジェクトの印刷にかかる推定
    時間を算出する印刷推定時間算出手段とを備えたことを
    特徴とする請求項4〜8の何れか一項に記載のネットワ
    ークプリンタシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193808A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 電子文書の最適化印刷
JP2012164171A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Canon Inc 画像処理システム、画像形成装置、制御方法、及び、プログラム
JP2017136727A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 キヤノン株式会社 印刷時間予測装置、印刷時間予測方法、およびプログラム

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