JP2000353018A - 圧力調整弁装置 - Google Patents

圧力調整弁装置

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JP2000353018A
JP2000353018A JP11163973A JP16397399A JP2000353018A JP 2000353018 A JP2000353018 A JP 2000353018A JP 11163973 A JP11163973 A JP 11163973A JP 16397399 A JP16397399 A JP 16397399A JP 2000353018 A JP2000353018 A JP 2000353018A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路中の円環状の板状収納部内に収納するこ
とのできる簡単な構造のものとすることができて、流体
の圧力調整を確実に行うことができて節水をも図るこ
と。 【構成】 収納部内に流路と直交する方向に収縮可能に
収納されて流路と平行な壁となる基体部11と、この基
体部11の二次側に一体化された環状板部12と、この
環状板部12の内端に一体化されて先端13aが流路の
一次側に向けて傾斜する環状傾斜部13と、この環状傾
斜部13の先端13a側に形成した通孔14とにより構
成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流路中を流れる流体の
圧力を調整する弁体に関し、特に水道等の生活用水の圧
力を調整するのに適した圧力調整弁体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】都市ガスや水道水等の流体は、一定の圧
力で供給源から配給されてくるものであり、湯沸器や浄
水器等においては、それに最適な圧力で供給するように
しなければならない。つまり、水道水等は、比較的大き
な圧力で各戸毎に供給されるものであり、その供給圧力
は、各戸の使用状況にも応じて変化するものであるが、
浄水器等の流体使用機器では、供給圧力が大きく低下し
た場合であっても機能できるようにするために、その最
適圧力は供給圧力よりも低目に設定されていることが多
い。
【0003】このため、一般的には、水道管路中に、供
給されてきた水道水の圧力を使用機器に応じたものに低
下させるための圧力調整弁が使用されている。従来の圧
力調整弁は、ピストン弁体を一体化しておくとともに、
このピストンをスプリングの弾性力によって流路中を動
き得るようにして、高い圧力が加わったときにはピスト
ンを動かして、これと一体化されている弁体によって通
孔を狭くして圧力の調整や流量の調整を行うようにした
ものが一般的である。なお、このような圧力調整弁中に
は逆止弁を介在させることがある。
【0004】以上のような構造を有する圧力調整弁は、
それだけで構造が複雑であり、ピストンやスプリングを
収納する場所を管路中に確保しなければならない。いき
おい、水道管等の管路に後付けされる別体のものとし
て、この圧力調整弁を構成しなければならず、製造も、
水道管等に対する取付工事も大がかりなものとなる。
【0005】そこで、本発明者等は、流体の圧力調整を
もっと簡単に行えるようにするにはどうしたらよいか、
について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成した
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実状
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、圧力調整を簡単な構造で行えるようにすることであ
る。
【0007】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、管路中の円環状の板状収納部内に収納
することのできる簡単な構造のものとすることができ
て、流体の圧力調整を確実に行うことができて節水をも
図ることのできる圧力調整弁体を提供することにある。
【0008】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1の発明の目的と同様な目的を達成
することができる他、板状収納部内への出入れを簡単に
行えて、メンテナンス作業も簡単に行うことのできる圧
力調整弁体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「流路に直交する状態で管路20中に形成さ
れた円板状の収納部21内に収納されて、流路中を流れ
る流体の圧力を調整すべく、合成ゴム等の弾性材により
一体的に形成した圧力調整弁体10であって、この圧力
調整弁体10を、収納部21内に流路と直交する方向に
収縮可能に収納されて流路と平行な壁となる基体部11
と、この基体部11の二次側に一体化された環状板部1
2と、この環状板部12の内端に一体化されて先端13
aが流路の一次側に向けて傾斜する環状傾斜部13と、
この環状傾斜部13の先端13a側に形成した通孔14
とにより構成したことを特徴とする圧力調整弁体10」
である。
【0010】すなわち、この請求項1に係る圧力調整弁
体10は、図1に示すように、管路20に形成してある
円板状の収納部21内に収納できる略円板状のものであ
り、図示上方から下方に流れる流路に対して略直行した
状態で収納部21内に収納されるものである。管路20
に形成してある収納部21の二次側(図1では図示下
側)には、当該圧力調整弁体10を支える支持部22が
形成してあり、この支持部22の中心には流体を通す通
孔23が形成してある。
【0011】この圧力調整弁体10は、合成ゴム等の弾
性材によって一体的に形成したものであり、図1中の仮
想線にて示すように、小さく丸めながら管路20の収納
部21内に収納されるものであり、通常状態(何等の力
も加えない状態)では、図2及び図3に示すような略円
板状のものである。
【0012】さて、この圧力調整弁体10を介して管路
20内に流体(水道水)が通されれば、図4に示すよう
に、その上流側の圧力が環状板部12及び環状傾斜部1
3の図示上面側にかかることになる。この水道圧力が、
圧力調整弁体10を構成している弾性材の弾性変形範囲
を越えないものであれば、図3に示すように、環状板部
12や環状傾斜部13は何等変化しない。このときの、
環状傾斜部13の先端部13aによって形成された通孔
14の直径をD1とすると、このD1も変化しない。
【0013】水道水の圧力がある範囲を越えると、この
圧力を受けている環状傾斜部13は、図4に示すよう
に、弾性変形をすることになりる。すなわち、文字通り
傾斜状態にあった環状傾斜部13が、管路20中を流れ
る水道水の圧力により押圧され、偏平に近い状態にまで
変形するのである。このとき、圧力調整弁体10の基体
部11は外側に僅かに膨らむが、環状板部12は管路2
0側の支持部22に支持されているため変形しない。
【0014】以上の結果、偏平になった環状傾斜部13
の先端部13aによる通孔14の直径は、図4中に示し
たD2となり、このD2<D1の関係となる。つまり、水
道水の圧力により押し潰された環状傾斜部13によっ
て、通孔14の直径が少し小さくなり、二次側に流れる
水道水の圧力を小さくするとともに、それに応じて流水
量を少なくするのである。
【0015】図1に示した管路20の二次側には、例え
ば浄水器が取付けられるのであるが、一般には浄水器
は、その中を水道水がゆるやかに流れることによってそ
の浄水機能を十分発揮することができるものである。つ
まり、余り高い圧力、あるいは所定以上の量の水を供給
しても、浄水器はその浄水機能を十分に発揮しないので
あるが、本発明の圧力調整弁体10を浄水器の一次側に
配置することによってそのような問題がなくなるのであ
る。
【0016】勿論、一つの蛇口から高い圧力が要求され
る食器洗浄機と、低い圧力の方がよい浄水器との両方に
水道水を供給する場合、本発明に係る圧力調整弁体10
を浄水器の一次側にのみ配置するようにすれば、食器洗
浄機及び浄水器のそれぞれに対して、適宜圧力の水道水
を供給することができるようになるのである。
【0017】また、本発明に係る圧力調整弁体10によ
れば、各機器への供給流体、例えば水道水の圧力を適宜
なものに調整するのであるから、言わば余分な水道水を
送り込むことがない。言わば、この圧力調整弁体10
は、節水対策を講じたものとなるのである。このこと
は、実施形態中で示す表1から明らかな通りである。
【0018】そして、この圧力調整弁体10は、図3及
び図4に示すように、円環状の小さなものであるため、
これを管路20中に収納することを簡単に行えることは
言うまでもなく、管路20そのものの構造を非常にシン
プルにすることができるのである。つまり、この圧力調
整弁体10は、これを配管されている管路に後付けする
のに、小さいものであることから、非常に簡単に行うこ
とができるのである。
【0019】上記課題を解決するために、請求項2に係
る発明の採った手段は、上記請求項1の圧力調整弁体1
0について、「環状傾斜部13を、基体部11に囲まれ
た範囲内のものとしたこと」である。
【0020】すなわち、この請求項2の圧力調整弁体1
0は、図1〜図3に示すように、環状傾斜部13を、基
体部11に囲まれた範囲内のものとしたことによって、
外枠を構成している円環状の基体部11から突出する部
分がなく、図1、図5、及び図7に示すように、収納部
21内に対する納まりが良好なものとなっている。
【0021】従って、この請求項2に係る圧力調整弁体
10によれば、図1中の仮想線にて示したように折り曲
げて収納部21内に収納する際に、引っ掛る部分がな
く、板状収納部21内への出入れを簡単に行えて、メン
テナンス作業も簡単に行えるのである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示した実施
の形態に従って説明すると、図1には本発明に係る圧力
調整弁体10を内蔵させた管路20の断面図が示してあ
る。この管路20は、例えば水道の蛇口と浄水器との間
に介在されるものであり、図1の図示上側が一次側、つ
まり蛇口側である。そして、この管路20の図1の図示
下側が二次側、つまり浄水器等の水機器に接続されるの
である。
【0023】この管路20の略中央には圧力調整弁体1
0を収納するための収納部21が形成してあり、この収
納部21は円板状のものとなっていて、変形していない
圧力調整弁体10の直径より僅かに大きい直径のものと
してある。また、この収納部21の二次側になる部分に
は、圧力調整弁体10を支承するための支持部22が一
体的に形成してあり、この支持部22の中心には通孔2
3が形成してある。
【0024】さて、圧力調整弁体10であるが、本実施
形態のものでは、シリコンゴムあるいはプロピレンゴム
等の合成ゴムを材料として、直径約1.8cm、厚さ約
3mmのものとして一体的に形成してある。そして、こ
の圧力調整弁体10は、図1〜図3に示したように、収
納部21内に流路と直交する方向に収縮可能に収納され
て流路と平行な壁となる基体部11と、この基体部11
の二次側に一体化された環状板部12と、この環状板部
12の内端に一体化されて先端13aが流路の一次側に
向けて傾斜する環状傾斜部13と、この環状傾斜部13
の先端13a側に形成した通孔14とを備えたものとし
てある。
【0025】また、この実施形態の圧力調整弁体10で
は、図1に示したように、力が全く加えられていないと
きの環状傾斜部13の先端部13aが、基体部11が作
る空間内に完全に納まるものとして形成してある。この
ようにすることによって、図1中の仮想線にて示したよ
うな状態に折り曲げて、管路20の収納部21内に挿入
するときに、何等の支障もなく行えるのであり、交換作
業が簡単に行えるものとなっている。
【0026】図5には、本発明に係る圧力調整弁体10
を、管路20の一種である切換コックに採用した例が示
してある。すなわち、この切換コックは、図示上方の矢
印方向から供給されてきた一次水を、そのまま図示下方
に流して通常の蛇口として使用する他、一次水を図5の
図示左側に示した浄水器に流すための切換えを行えるよ
うにしたものである。
【0027】この図5の切換えコックでは、その一次側
に本発明に係る圧力調整弁体10が収納してあり、この
圧力調整弁体10は、蛇口の整流器や浄水器の機能を十
分なものとするように、圧力を調整しているものであ
る。
【0028】図6及び図7には、本発明に係る圧力調整
弁体10を、シャワーノズル30とその給水ホース31
との間に介在されるアダプター40に使用する例が示し
てある。このアダプター40は、シャワーノズル30か
らの吐水を、言わば手元で止めたり、再び吐水したりで
きるようにしたものであり、図5にも示したように、ス
ライド弁体41を内蔵したものである。
【0029】そして、このアダプター40内には、図7
に示したように、本発明の圧力調整弁体10が、当該ア
ダプター40の一次側(図7の図示下側)に配置してあ
る。この圧力調整弁体10の存在によって、シャワーノ
ズル30からの吐水をやわらかなものにすることができ
ることは、前述した通りである。
【0030】また、この圧力調整弁体10の節水効率
を、これがない場合と比較した結果が、次の表1に示し
てある。 これによると、一次側の供給水圧によって多少の変動は
あるものの、「調圧弁有」の本体の圧力調整弁体10を
使用した場合の節水率が40%程度と、かなりの節水効
果をも発揮するものであることが分かる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、上記実施形態にて種々例示した如
く、「圧力調整弁体10を、収納部21内に流路と直交
する方向に収縮可能に収納されて流路と平行な壁となる
基体部11と、この基体部11の二次側に一体化された
環状板部12と、この環状板部12の内端に一体化され
て先端13aが流路の一次側に向けて傾斜する環状傾斜
部13と、この環状傾斜部13の先端13a側に形成し
た通孔14とにより構成したこと」にその構成上の特徴
があり、これにより、管路中の円環状の板状収納部内に
収納することのできる簡単な構造のものとすることがで
きて、流体の圧力調整を確実に行うことができて節水を
も図ることのできる圧力調整弁体を提供することができ
るのである。
【0032】また、請求項2の圧力調整弁体10によれ
ば、上記請求項1の圧力調整弁体10について、「環状
傾斜部13を、基体部11に囲まれた範囲内のものとし
たこと」にその特徴があり、これにより、上記請求項1
の発明の目的と同様な目的を達成することができる他、
板状収納部内への出入れを簡単に行えて、メンテナンス
作業も簡単に行うことのできる圧力調整弁体を提供する
ことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧力調整弁体を収納した管路の
拡大断面図である。
【図2】 同圧力調整弁体の斜視図である。
【図3】 同圧力調整弁体の圧力が掛かっていないとき
の断面図である。
【図4】 同圧力調整弁体に高い圧力が掛かっていると
きの断面図である。
【図5】 本発明に係る圧力調整弁体を適用した切換え
コックの部分断面図である。
【図6】 同圧力調整弁体を採用したアダプターとシャ
ワーノズルの関係を示す分解斜視図である。
【図7】 図6に示したアダプターの拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 圧力調整弁体 11 基体部 12 環状板部 13 環状傾斜部 13a 先端部 14 通孔 20 管路 21 収納部 22 支持部22 23 通孔 30 シャワーノズル 40 アダプター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月31日(2000.1.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 圧力調整弁装
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流路中を流れる流体の
圧力を調整する弁体を有した弁装置に関し、特に水道等
の生活用水の圧力を調整するのに適した圧力調整弁装置
関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ガスや水道水等の流体は、一定の圧
力で供給源から配給されてくるものであり、湯沸器や浄
水器等においては、それに最適な圧力で供給するように
しなければならない。つまり、水道水等は、比較的大き
な圧力で各戸毎に供給されるものであり、その供給圧力
は、各戸の使用状況にも応じて変化するものであるが、
浄水器等の流体使用機器では、供給圧力が大きく低下し
た場合であっても機能できるようにするために、その最
適圧力は供給圧力よりも低目に設定されていることが多
い。
【0003】このため、一般的には、水道管路中に、供
給されてきた水道水の圧力を使用機器に応じたものに低
下させるための圧力調整弁を有する圧力調整弁装置が使
用されている。従来の圧力調整弁装置は、ピストン弁体
を一体化しておくとともに、このピストンをスプリング
の弾性力によって流路中を動き得るようにして、高い圧
力が加わったときにはピストンを動かして、これと一体
化されている弁体によって通孔を狭くして圧力の調整や
流量の調整を行うようにしたものが一般的である。な
お、このような圧力調整弁装置中には逆止弁を介在させ
ることがある。
【0004】以上のような構造を有する圧力調整弁装置
、それだけで構造が複雑であり、ピストンやスプリン
グを収納する場所を管路中に確保しなければならない。
いきおい、水道管等の管路に後付けされる別体のものと
して、この圧力調整弁装置を構成しなければならず、製
造も、水道管等に対する取付工事も大がかりなものとな
る。
【0005】そこで、本発明者等は、流体の圧力調整を
もっと簡単に行えるようにするにはどうしたらよいか、
について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成した
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の実状
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、圧力調整を簡単な構造で行えるようにすることであ
る。
【0007】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、圧力調整弁体を管路中の円環状の板状
収納部内に収納することのできる簡単な構造のもの
し、この圧力調整弁体が変形したときの支持を行うこと
ができ、流体の圧力調整を確実に行うことができて節水
をも図ることのできる圧力調整弁装置を提供することに
ある。
【0008】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1の発明の目的と同様な目的を達成
することができる他、圧力調整弁体の板状収納部内への
出入れを簡単に行えて、メンテナンス作業も簡単に行う
ことのできる圧力調整弁装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「流路に直交する状態で形成した円板状の収
納部21を有する管路20と、この管路20の収納部2
1内に収納されて、流路中を流れる流体の圧力を調整す
べく、合成ゴム等の弾性材により一体的に形成した圧力
調整弁体10とにより構成した圧力調整弁装置100
あって、力調整弁体10を、収納部21内に流路と直
交する方向に収縮可能に収納されて流路と平行な壁とな
る基体部11と、この基体部11の二次側に一体化され
た環状板部12と、この環状板部12の内端に一体化さ
れて先端13aが流路の一次側に向けて傾斜する環状傾
斜部13と、この環状傾斜部13の先端13a側に形成
した通孔14とにより構成するとともに、管路20につ
いては、収納部21の二次側に、中心に通孔23を有し
た支持部22を前記流路に直交した状態で一体的に形成
したことを特徴とする圧力調整弁装置100」である。
【0010】すなわち、まず、この請求項1に係る圧力
調整弁装置100を構成する圧力調整弁体10は、図1
に示すように、管路20に形成してある円板状の収納部
21内に収納できる略円板状のものであり、図示上方か
ら下方に流れる流路に対して略直行した状態で収納部2
1内に収納されるものである。そして、この圧力調整弁
装置100を構成する管路20に形成してある収納部2
1の二次側(図1では図示下側)には、当該圧力調整弁
体10を支える支持部22が形成してあり、この支持部
22の中心には流体を通す通孔23が形成してある。
【0011】この圧力調整弁装置100を構成する圧
調整弁体10は、合成ゴム等の弾性材によって一体的に
形成したものであって、図1中の仮想線にて示すよう
に、小さく丸めながら管路20の収納部21内に収納さ
れるものである。そして、通常状態(何等の力も加えな
い状態)では、図2及び図3に示すような略円板状のも
のである。
【0012】さて、この圧力調整弁体10を介して管路
20内に流体(水道水)が通されれば、図4に示すよう
に、その上流側の圧力が環状板部12及び環状傾斜部1
3の図示上面側にかかることになる。この水道圧力が、
圧力調整弁体10を構成している弾性材の弾性変形範囲
を越えないものであれば、図3に示すように、環状板部
12や環状傾斜部13は何等変化しない。このときの、
環状傾斜部13の先端部13aによって形成された通孔
14の直径をD1とすると、このD1も変化しない。
【0013】水道水の圧力がある範囲を越えると、この
圧力を受けている環状傾斜部13は、図4に示すよう
に、弾性変形をすることになりる。すなわち、文字通り
傾斜状態にあった環状傾斜部13が、管路20中を流れ
る水道水の圧力により押圧され、偏平に近い状態にまで
変形するのである。このとき、圧力調整弁体10の基体
部11は外側に僅かに膨らむが、環状板部12は管路2
0側の支持部22に支持されているため変形しない。
【0014】以上の結果、偏平になった環状傾斜部13
の先端部13aによる通孔14の直径は、図4中に示し
たD2となり、このD2<D1の関係となる。つまり、水
道水の圧力により押し潰された環状傾斜部13によっ
て、通孔14の直径が少し小さくなり、二次側に流れる
水道水の圧力を小さくするとともに、それに応じて流水
量を少なくするのである。
【0015】図1に示した管路20の二次側には、例え
ば浄水器が取付けられるのであるが、一般には浄水器
は、その中を水道水がゆるやかに流れることによってそ
の浄水機能を十分発揮することができるものである。つ
まり、余り高い圧力、あるいは所定以上の量の水を供給
しても、浄水器はその浄水機能を十分に発揮しないので
あるが、本発明の圧力調整弁体10を浄水器の一次側に
配置することによってそのような問題がなくなるのであ
る。
【0016】勿論、一つの蛇口から高い圧力が要求され
る食器洗浄機と、低い圧力の方がよい浄水器との両方に
水道水を供給する場合、本発明に係る圧力調整弁装置1
00を浄水器の一次側にのみ配置するようにすれば、食
器洗浄機及び浄水器のそれぞれに対して、適宜圧力の水
道水を供給することができるようになるのである。
【0017】また、本発明に係る圧力調整弁装置100
よれば、各機器への供給流体、例えば水道水の圧力を
適宜なものに調整するのであるから、言わば余分な水道
水を送り込むことがない。言わば、この圧力調整弁装置
100は、節水対策を講じたものとなるのである。この
ことは、実施形態中で示す表1から明らかな通りであ
る。
【0018】そして、この圧力調整弁装置100を構成
している圧力調整弁体10は、図3及び図4に示すよう
に、円環状の小さなものであるため、これを管路20中
に収納することを簡単に行えることは言うまでもなく、
管路20そのものの構造を非常にシンプルにすることが
できるのである。つまり、この圧力調整弁体10は、こ
れを配管されている管路に後付けするのに、小さいもの
であることから、非常に簡単に行うことができるのであ
る。
【0019】上記課題を解決するために、請求項2に係
る発明の採った手段は、上記請求項1の圧力調整弁装置
100について、「環状傾斜部13を、基体部11に囲
まれた範囲内のものとしたこと」である。
【0020】すなわち、この請求項2の圧力調整弁装置
100を構成している圧力調整弁体10は、図1〜図3
に示すように、環状傾斜部13を、基体部11に囲まれ
た範囲内のものとしたことによって、外枠を構成してい
る円環状の基体部11から突出する部分がなく、図1、
図5、及び図7に示すように、収納部21内に対する納
まりが良好なものとなっている。
【0021】従って、この請求項2に係る圧力調整弁装
置100の圧力調整弁体10によれば、図1中の仮想線
にて示したように折り曲げて収納部21内に収納する際
に、引っ掛る部分がなく、板状収納部21内への出入れ
を簡単に行えて、メンテナンス作業も簡単に行えるので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示した実施
の形態に従って説明すると、図1には圧力調整弁体10
と、これを内蔵させた管路20とからなる本発明に係る
圧力調整弁装置100の断面図が示してある。この管路
20は、例えば水道の蛇口と浄水器との間に介在される
ものであり、図1の図示上側が一次側、つまり蛇口側で
ある。そして、この管路20の図1の図示下側が二次
側、つまり浄水器等の水機器に接続されるのである。
【0023】この管路20の略中央には圧力調整弁体1
0を収納するための収納部21が形成してあり、この収
納部21は円板状のものとなっていて、変形していない
圧力調整弁体10の直径より僅かに大きい直径のものと
してある。また、この収納部21の二次側になる部分に
は、圧力調整弁体10を支承するための支持部22が一
体的に形成してあり、この支持部22の中心には通孔2
3が形成してある。
【0024】さて、圧力調整弁体10であるが、本実施
形態のものでは、シリコンゴムあるいはプロピレンゴム
等の合成ゴムを材料として、直径約1.8cm、厚さ約
3mmのものとして一体的に形成してある。そして、こ
の圧力調整弁体10は、図1〜図3に示したように、収
納部21内に流路と直交する方向に収縮可能に収納され
て流路と平行な壁となる基体部11と、この基体部11
の二次側に一体化された環状板部12と、この環状板部
12の内端に一体化されて先端13aが流路の一次側に
向けて傾斜する環状傾斜部13と、この環状傾斜部13
の先端13a側に形成した通孔14とを備えたものとし
てある。
【0025】また、この実施形態の圧力調整弁体10で
は、図1に示したように、力が全く加えられていないと
きの環状傾斜部13の先端部13aが、基体部11が作
る空間内に完全に納まるものとして形成してある。この
ようにすることによって、図1中の仮想線にて示したよ
うな状態に折り曲げて、管路20の収納部21内に挿入
するときに、何等の支障もなく行えるのであり、交換作
業が簡単に行えるものとなっている。
【0026】図5には、本発明に係る圧力調整弁装置1
00を構成する圧力調整弁体10を、管路20の一種で
ある切換コックに採用した例が示してある。すなわち、
この切換コックは、図示上方の矢印方向から供給されて
きた一次水を、そのまま図示下方に流して通常の蛇口と
して使用する他、一次水を図5の図示左側に示した浄水
器に流すための切換えを行えるようにしたものである。
【0027】この図5の切換えコックでは、その一次側
に本発明に係る圧力調整弁装置100を構成する圧力調
整弁体10が収納してあり、この圧力調整弁体10は、
蛇口の整流器や浄水器の機能を十分なものとするよう
に、圧力を調整しているものである。
【0028】図6及び図7には、本発明に係る圧力調整
弁装置100を構成する圧力調整弁体10を、シャワー
ノズル30とその給水ホース31との間に介在されるア
ダプター40に使用する例が示してある。このアダプタ
ー40は、シャワーノズル30からの吐水を、言わば手
元で止めたり、再び吐水したりできるようにしたもので
あり、図5にも示したように、スライド弁体41を内蔵
したものである。
【0029】そして、このアダプター40内には、図7
に示したように、本発明の圧力調整弁体10が、当該ア
ダプター40の一次側(図7の図示下側)に配置してあ
る。この圧力調整弁体10の存在によって、シャワーノ
ズル30からの吐水をやわらかなものにすることができ
ることは、前述した通りである。
【0030】また、この圧力調整弁体10の節水効率
を、これがない場合と比較した結果が、次の表1に示し
てある。 これによると、一次側の供給水圧によって多少の変動は
あるものの、「調圧弁有」の本体の圧力調整弁体10を
使用した場合の節水率が40%程度と、かなりの節水効
果をも発揮するものであることが分かる。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、上記実施形態にて種々例示した如
く、「流路に直交する状態で形成した円板状の収納部2
を有する管路20と、この管路20の収納部21内
収納されて、流路中を流れる流体の圧力を調整すべく、
合成ゴム等の弾性材により一体的に形成した圧力調整弁
体10とにより構成した圧力調整弁装置100であっ
て、力調整弁体10を、収納部21内に流路と直交す
る方向に収縮可能に収納されて流路と平行な壁となる基
体部11と、この基体部11の二次側に一体化された環
状板部12と、この環状板部12の内端に一体化されて
先端13aが流路の一次側に向けて傾斜する環状傾斜部
13と、この環状傾斜部13の先端13a側に形成した
通孔14とにより構成するとともに、管路20について
は、収納部21の二次側に、中心に通孔23を有した支
持部22を前記流路に直交した状態で一体的に形成した
こと」にその構成上の特徴があり、これにより、圧力調
整弁体を管路中の円環状の板状収納部内に収納すること
のできる簡単な構造のものとし、この圧力調整弁体が変
形したときの支持を行うことができ、流体の圧力調整を
確実に行うことができて節水をも図ることのできる圧力
調整弁装置を提供することができるのである。
【0032】また、請求項2の圧力調整弁体10によれ
ば、上記請求項1の圧力調整弁装置100について、
「環状傾斜部13を、基体部11に囲まれた範囲内のも
のとしたこと」にその特徴があり、これにより、上記請
求項1の発明の目的と同様な目的を達成することができ
る他、圧力調整弁体10の板状収納部内への出入れを簡
単に行えて、メンテナンス作業も簡単に行うことのでき
る圧力調整弁装置100を提供することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る圧力調整弁装置を構成する圧力
調整弁体と、これを収納した管路の拡大断面図である。
【図2】 同圧力調整弁体の斜視図である。
【図3】 同圧力調整弁体の圧力が掛かっていないとき
の断面図である。
【図4】 同圧力調整弁体に高い圧力が掛かっていると
きの断面図である。
【図5】 同圧力調整弁装置を適用した切換えコックの
部分断面図である。
【図6】 同圧力調整弁体を採用したアダプターとシャ
ワーノズルの関係を示す分解斜視図である。
【図7】 図6に示したアダプターの拡大断面図であ
る。
【符号の説明】100 圧力調整弁装置 10 圧力調整弁体 11 基体部 12 環状板部 13 環状傾斜部 13a 先端部 14 通孔 20 管路 21 収納部 22 支持部22 23 通孔 30 シャワーノズル 40 アダプター
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路に直交する状態で管路中に形成され
    た円板状の収納部内に収納されて、前記流路中を流れる
    流体の圧力を調整すべく、合成ゴム等の弾性材により一
    体的に形成した圧力調整弁体であって、 この圧力調整弁体を、前記収納部内に前記流路と直交す
    る方向に収縮可能に収納されて前記流路と平行な壁とな
    る基体部と、この基体部の二次側に一体化された環状板
    部と、この環状板部の内端に一体化されて先端が前記流
    路の一次側に向けて傾斜する環状傾斜部と、この環状傾
    斜部の先端側に形成した通孔とにより構成したことを特
    徴とする圧力調整弁体。
  2. 【請求項2】 前記環状傾斜部を、前記基体部に囲まれ
    た範囲内のものとしたことを特徴とする請求項1に記載
    の圧力調整弁体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010022566A1 (zh) * 2008-08-29 2010-03-04 Lin Wenjuan 温控节水装置

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