JP2000352592A - ステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法 - Google Patents

ステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびにデバイス製造方法

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JP2000352592A
JP2000352592A JP11163065A JP16306599A JP2000352592A JP 2000352592 A JP2000352592 A JP 2000352592A JP 11163065 A JP11163065 A JP 11163065A JP 16306599 A JP16306599 A JP 16306599A JP 2000352592 A JP2000352592 A JP 2000352592A
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stage
counter mass
pulley
drive mechanism
driving
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Shinji Oishi
伸司 大石
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    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70716Stages
    • GPHYSICS
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    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージの動特性を改善し、装置の大型化等
を招くことなく位置決めの高速化や高精度化を図る。 【解決手段】 ほぼ鉛直な方向に移動可能なステージ
と、このステージを前記ほぼ鉛直な方向に移動させる駆
動機構40と、ステージの重さとバランスするカウンタ
マス61と、このカウンタマスをステージに連結してい
る連結部材62を巻回支持する滑車63とを備えたステ
ージ装置において、滑車に対する回転方向の駆動力また
はカウンタマスに対するほぼ鉛直な方向に沿った駆動力
のうちいずれかまたは双方を付与する駆動機構63c、
80を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス等
を製造するためのリソグラフィ工程で使用する露光装置
や各種精密加工機、あるいは各種精密測定器等に搭載さ
れるステージ装置およびこれを用いた露光装置ならびに
デバイス製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイス等の製造に用いら
れる露光装置として一般的にステッパと呼ばれる装置が
知られている。これは、レチクルやマスク等の原版のパ
ターンをウエハ等の基板に投影する投影光学系に対し
て、基板を2次元的にステップ移動させ、1枚の基板に
原版のパターン複数個分を焼き付けるものである。ステ
ッパの投影光学系に対してウエハ等の基板をステップ移
動させて位置決めするステージ装置は、半導体デバイス
等の高集積化に伴なってより高精度のものが要求されて
きている。
【0003】また、近年では、1枚のウエハから得られ
るデバイス製品の数すなわち取り個数を増大させるため
にウエハが大型化する傾向にあり、これに伴なってステ
ッパ等のステージ装置は大型化かつ高重量化してきてい
る。このような状態で必要な精度を得るにはステージの
動特性をより一層向上させなければならず、ガイド等の
剛性強化が望まれるが、このためにステージ全体がさら
に高重量化する結果となる。
【0004】加えて、半導体デバイス等の低価格化のた
めに露光サイクルタイムを短縮してスループットを向上
させることが要求されており、ウエハ等を移動させるス
テージも高速駆動することが望まれる。ところが、大型
でしかも高重量なステージを高速化するには、ステージ
を支える構造体の剛性をより一層強化しなければなら
ず、このために装置全体が著しく大型化かつ高重量化
し、コスト高になるおそれがある。
【0005】他方、最近開発の進んでいる軟X線(荷電
粒子蓄積リング放射光)等を露光光とするX線露光装置
では、ウエハ等の基板を垂直に保持し、鉛直またはこれ
に近似する基準面内で2次元的にステップ移動させる縦
型ステージが用いられる。このような縦型ステージにお
いては、上記の大型化や高速化等に伴なう問題に加え
て、ステージを重力方向に移動させるものであるために
ステージの自重補償を行なうカウンタマス機構等を必要
とするが、カウンタマス等に振動が発生すればウエハ等
の位置決め精度を劣化させる外乱となり、ステージの動
特性等も著しく劣化する。
【0006】図15および図16は従来の縦型ステージ
の一例を示す。これは、合板1110a上に立設された
定盤1110に沿ってY軸方向(鉛直方向)に往復移動
自在であるYステージ1120と、Yステージ1120
上をX軸方向に往復移動自在であるXステージ1130
と、Yステージ1120をY軸方向に移動させるシリン
ダ1140と、Xステージ1130をX軸方向に移動さ
せる図示しないリニアモータ等を有するXYステージで
ある。
【0007】定盤1110は、Yステージ1120の裏
面を、エアパッド等を介して非接触で支持するガイド面
を有する。また定盤1110の一端には、Yステージ1
120をY軸方向に案内するための図示しないYガイド
(ヨーガイド)が設けられ、このYガイドとYステージ
1120の間も、エアパッド等によって非接触に保たれ
る。
【0008】Yステージ1120とXステージ1130
およびこれに保持された図示しないウエハ等の重さを相
殺(キャンセル)する自重補償機構1160は、一端に
Yステージ1120、他端にカウンタマス1161を吊
り下げるベルト1162と、これを巻回支持する滑車1
163を有し、カウンタマス1161の重量は、Yステ
ージ1120およびXステージ1130とこれに保持さ
れたウエハ等を含むステージ可動部の重量にバランスす
るように設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、Yステージが高速で移動する際には
滑車およびカウンタマスの慣性モーメントの影響により
その応答遅れが大きな問題となる。また、ステージとカ
ウンタマスを連結するベルトには一般的にスチールベル
トやワイヤ等が用いられるが、ステージを移動させると
きにスチールベルト等の剛性不足に起因する数十Hzの
固有振動を発生する。加えてカウンタマス自体がもつ例
えば50Hz以上の固有振動がベルトを介して表側のス
テージに伝播する。これらの振動は、ステージの位置決
め精度を著しく悪化させ、位置決め制御系の周波数応答
特性を向上させる際の大きな障害となる。
【0010】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、カウンタマス等の自
重補償機構を備えた縦型ステージの動特性を改善し、装
置の大型化等を招くことなく位置決めの高速化や高精度
化を大幅に促進できる高性能なステージ装置およびこれ
を用いた露光装置ならびにデバイス製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のステージ
装置は、ほぼ鉛直な方向に移動可能なステージと、この
ステージを前記方向に移動させる駆動機構と、前記ステ
ージの重さとバランスするカウンタマスと、このカウン
タマスを前記ステージに連結している連結部材を巻回支
持する滑車とを備え、前記滑車に対する回転方向の駆動
力または前記カウンタマスに対するほぼ鉛直な方向に沿
った駆動力のうちいずれかまたは双方を付与する駆動機
構を具備することを特徴とする。
【0012】第2のステージ装置は、第1のステージ装
置において、位置指令値に基づいて前記ステージの駆動
機構により前記ステージの位置を制御するとともに、前
記滑車またはカウンタマスの駆動機構を前記位置指令値
に同期して駆動する制御手段を有することを特徴とす
る。
【0013】第3のステージ装置は、ほぼ鉛直な基準面
に沿って2次元的に移動自在なワークステージと、この
ワークステージをほぼ鉛直な第1の方向に移動させる第
1の駆動機構と、前記ワークステージを第2の方向に移
動させる第2の駆動機構と、前記ワークステージの重さ
とバランスするカウンタマスと、このカウンタマスを前
記ワークステージに連結している連結部材を巻回支持す
る滑車とを備え、前記滑車に回転方向の駆動力を付与す
る第3の駆動機構と、カウンタマスにほぼ鉛直方向の駆
動力を付与する第4の駆動機構とを具備することを特徴
とする。
【0014】第4のステージ装置は、第3のステージ装
置において、位置指令値に基づいて前記第1駆動機構に
より前記ワークステージの位置を制御するとともに、前
記第3駆動機構および第4駆動機構を前記位置指令値に
同期して駆動する制御手段を有することを特徴とする。
【0015】第5のステージ装置は、第3または第4の
ステージ装置において、前記第1および第4駆動機構は
リニアモータであることを特徴とする。
【0016】第6のステージ装置は、第3〜第5のいず
れかのステージ装置において、前記第3駆動機構は前記
滑車に取り付けられた回転モータであることを特徴とす
る。
【0017】第7のステージ装置は、第3〜第6のいず
れかのステージ装置において、前記ワークステージを前
記基準面に対して非接触に保つ静圧軸受装置が設けられ
ていることを特徴とする。
【0018】第8のステージ装置は、第3〜第7のいず
れかのステージ装置において、前記ワークステージを前
記第1方向に案内するヨーガイド、および前記ワークス
テージを前記ヨーガイドに対して非接触に保つヨーガイ
ド静圧軸受装置が設けられていることを特徴とする。
【0019】第9のステージ装置は、第3〜第8のいず
れかのステージ装置において、前記カウンタマスを前記
第1方向に案内するカウンタマスヨーガイドと、前記カ
ウンタマスを前記カウンタマスヨーガイドに対して非接
触に保つカウンタマスヨーガイド静圧軸受装置が設けら
れていることを特徴とする。
【0020】本発明の第1の露光装置は、第1〜第9の
いずれかのステージ装置と、これによって保持されたワ
ークを露光する露光手段とを具備することを特徴とす
る。第2の露光装置は、第1の露光装置において、前記
露光手段が用いる露光光はX線であることを特徴とす
る。本発明のデバイス製造方法は、第1または第2の露
光装置によって基板を露光する工程を具備することを特
徴とする。
【0021】これら本発明の構成において、ステージを
駆動する時、滑車やカウンタマスの慣性モーメントがス
テージの駆動に与える影響を打ち消すようにステージの
駆動に適合させて滑車やカウンタマスを駆動する。これ
により、剛性の弱い連結部材を含むカウンタマス等の自
重補償機構による外乱を除去し、より一層位置決め精度
を向上させ、高速化を促進するようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例に係
るXYステージを示す斜視図である。同図に示すよう
に、このXYステージは、図示しない合板上に立設され
た定盤10に沿ってY軸方向(鉛直またはこれに近似す
る方向)に往復移動自在であるYステージ20と、Yス
テージ20上をX軸方向に往復移動自在であるXステー
ジ30と、Yステージ20をY軸方向に移動させる第1
の駆動手段である一対のYリニアモータ40と、Xステ
ージ30をX軸方向に移動させる第2の駆動手段である
Xリニアモータ50とを有する。図1においては、Yガ
イド11について後で説明するために、図の左側のYリ
ニアモータ40の表示は省略してある。
【0023】定盤10は、Yステージ20とXステージ
30の裏面を、図示しない静圧軸受装置であるエアパッ
ド等を介して非接触で支持する基準面であるXYガイド
面10aを有する。定盤10のX軸方向の一端には、Y
ステージ20をY軸方向に案内するヨーガイドであるY
ガイド11(破線で示す)が立設され、Yガイド11の
Yガイド面11aとYステージ20の間は、ヨーガイド
静圧軸受装置であるエアパッド20a等によって非接触
に保たれている。両Yリニアモータ40が駆動される
と、Yステージ20が定盤10のXYガイド面10a上
をYガイド11に沿って移動する。
【0024】Yステージ20は、一対のYスライダ21
および22と、これらによって両端が支持されたXリニ
アモータ固定子52からなる枠体によって構成されてい
る。Yスライダ21および22の裏面は、定盤10のX
Yガイド面10aに面しており、前述のようにエアパッ
ド等を介して非接触に支持される。また、図の左側のY
スライダ22は他方21より長尺であり、その側面22
aはYガイド11のYガイド面11aに面しており、前
述のようにエアパッド20a等を介して非接触で案内さ
れる(図2(b)参照)。Yスライダ21および22は
それぞれ、連結板23によってYリニアモータ可動子4
1に一体的に結合されている。Xステージ30は天板3
1を有する中空枠体であり、その中空部をXリニアモー
タ固定子52が貫通している。天板31の表面は図示し
ないワークであるウエハを吸着保持するワークステージ
を形成している。
【0025】両Yリニアモータ40は、前述のように連
結板23を介してYステージ20のYスライダ21およ
び22と一体的に結合されたYリニアモータ可動子41
と、その開口部を貫通するYリニアモータ固定子42を
有する。各Yリニアモータ固定子42に供給される電流
によって、各Yリニアモータ可動子41にY軸方向の推
力が発生し、Yステージ20とXステージ30をY軸方
向に移動させる。Xステージ30をYステージ20上で
X軸方向に移動させるXリニアモータ可動子はXステー
ジ30の天板31の内側に固着されている。Xリニアモ
ータ固定子52に供給される電流によって、Xリニアモ
ータ可動子にX軸方向の推力が発生し、Xステージ30
をYリニアモータ固定子52に沿ってX軸方向に移動さ
せる。
【0026】Yステージ20とXステージ30等の重さ
を相殺(キャンセル)する自重補償機構であるカウンタ
マス機構60は、一端にYスライダ21および22すな
わちYステージ20、他端にカウンタマス61を吊り下
げる複数の連結部材であるベルト62と、これを巻回支
持する滑車63と、滑車63を駆動する回転モータ63
cとを有する。カウンタマス61の重量は、Yステージ
20とXステージ30およびこれに保持されたウエハ等
を含むステージ可動部全体の重量にバランスするように
設定されている。
【0027】Xステージ30がX軸方向に移動すると、
Yステージ20とXステージ30を含むステージ可動部
の重心位置が変わるため、Z軸のまわり(ωZ軸方向)
の回転モーメントの釣り合いバランスが損なわれる。と
ころが、カウンタマス機構60のみではこのモーメント
を受けることができず、Yステージ20を案内するYガ
イド(ヨーガイド)11に過大な負荷がかかる。このよ
うな大きな負荷を支えるためには、Yガイド11の剛性
を著しく増大させる必要があるが、Yガイド11の剛性
強化にはYガイド11等の大型化を伴なうため、ステー
ジ全体がさらに大型化、高重量化し、ステージの動特性
も悪化して、位置決めの高精度化や高速化を大きく妨げ
る結果となる。また、Yステージ20とカウンタマス6
1を連結するベルト62には一般的にスチールベルトや
ワイヤ等が用いられるが、Yステージ20を移動させる
ときにスチールベルトの剛性不足等に起因する振動を発
生する。このような振動は、ステージの位置決め精度を
著しく悪化させ、位置決め制御系の周波数応答特性を向
上させる際の大きな障害となる。
【0028】そこで、Yステージ20と各ベルト62の
連結部に、Xステージ30の変位に応じてベルト62の
張力または有効長さを調節するためのアクチュエータ7
0を設けている。アクチュエータ70としては、図4〜
図6にそれぞれ示すような、ベルト62の張力を制御す
るためのベロフラム(空気バネ)71、エアシリンダ7
2、リニアモータ73、図7に示すような、ベルト62
の有効長さを変化させるための圧電素子74等を用い
る。Yスライダ21および22を吊り下げるベルト62
それぞれのアクチュエータ70の駆動量を、後述するよ
うに、Xステージ30の位置情報に基づいて個別に制御
することによって、各ベルト62の張力または有効長さ
を調節する。このようにして、Xステージ30の移動に
伴なって発生する回転モーメントを打ち消す(補償す
る)ことにより、Yステージ20がYガイド11に与え
る負荷を低減する。加えて、ベロフラム71、エアシリ
ンダ72およびリニアモータ73は、ベルト62の剛性
不足によって発生する固有振動や、カウンタマス61自
体の固有振動を吸収して減衰させる吸振効果を有する。
すなわち、アクチュエータ70によって、ベルト62か
らYステージ20に伝播する振動を低減し、位置決め精
度や位置決め制御系の周波数応答特性を大幅に向上でき
るという利点もある。
【0029】Yガイド11のガイド面11aとこれに対
向するYステージ20(Yスライダ22)の間は、前述
のようにエアパッド20aによって非接触に保たれてい
る。Yステージ20は、エアパッド20aに加えて磁気
パッド20bを有し、これはエアパッド20aと逆向き
の予圧を与えて、図2(a)に示す軸受剛性k1を得る
ためのものである。また、図3に示すように、Yガイド
11と平行して定盤10の裏面側にカウンタマスヨーガ
イド64が配設されている。カウンタマスヨーガイド6
4は、カウンタマス61の一端に設けられたカウンタマ
スヨーガイド静圧軸受装置であるエアパッド61aおよ
び磁気パッド61bに対向し、これらによって、カウン
タマス61をY軸方向に非接触で案内する。カウンタマ
ス61の磁気パッド61bは、エアパッド61aと逆向
きの予圧を与えて、図2に示すようにYステージ20側
の軸受剛性k1より大である軸受剛性k2を得るように
構成されている。このようにカウンタマスヨーガイド6
4の軸受剛性k2をYガイド11の軸受剛性k1より大
きくするのは、Xステージ30のX軸方向の移動に伴な
ってYステージ20の重心位置が変化した場合に発生す
る回転モーメントの影響を、カウンタマスヨーガイド6
4で受けて、Yステージ20にかかる回転モーメントを
小さくするためである。Xステージ30のY軸方向とX
軸方向の位置は、それぞれ、Xステージ30と一体であ
るY測長用ミラー30aおよびX測長用ミラー30bの
反射光を受光する位置センサ30cおよび30dによっ
て計測される。
【0030】次に、各アクチュエータ70として、図4
に示すベロフラム71を用いた場合について説明する。
べロフラム71は、給気口71aを備えたべローズ71
bを有し、ベローズ71bの上端は、Yステージ20と
一体である第1のハウジング71cに連結され、ベロー
ズ71bの下端は、ベルト62の下端に結合された第2
のハウジング71dに連結されている。給気口71aに
供給される空気の圧力を変えることによって、ベローズ
71b内の空気圧を変化させ、これによってベルト62
の張力を変化させる。
【0031】図8は、Xステージ30のX軸方向の位置
情報に基づいてベローズ71bの空気圧を制御する制御
系を示すブロック図である。Xリニアモータ50の制御
を行なうサーボ系は、図示しないコンピュータから送ら
れる位置指令値と、位置センサ30dからフィードバッ
クされるXステージ30のX軸方向の位置情報とに基づ
いてXリニアモータ50の駆動量を制御する。また、上
記の位置指令値は、kp変換されてべロフラム制御系の
圧力指令値とともに制御手段であるコントローラ70a
に送信され、ベロフラム71の給気口71aに接続され
たサーボバルブを調節してベローズ71b内の空気圧を
制御する。すなわち、Xステージ30の位置指令値に変
換係数kpを乗じ、これをベロフラム制御系の圧力指令
値に加算しておくことによって、ステージ可動部の重心
位置が変わるときに各ベロフラム71内の空気圧を変化
させ、各ベルト62の張力を調節する。このようにして
各ベルト62の張力を個別に調節することにより、Xス
テージ30の移動によって発生する回転モーメントと逆
向きの回転モーメントを発生させ、Yガイド11にかか
る負荷を低減する。このモーメント補正を行なうことに
よってYガイド11にかかる負荷が大幅に低減されるた
め、Yガイド11を大型かつ高重量にすることなく、ス
テージの動特性を大幅に向上させ、ステップ移動や位置
決めの高速化と高精度化に対応することができる。
【0032】しかし、このようにアクチュエータ70に
よってYステージ20の回転モーメントを補正し、か
つ、ベルト62を介してYステージ20に伝播する振動
を低減してもなお、カウンタマス61からYステージ2
0に伝播する振動を完全に除去するのは難しい。このよ
うな振動は数Hzと低周波数ではあるが、位置決め精度
をより一層向上させかつ高速化を促進するためには無視
することができない。そこで、図3に示すように、カウ
ンタマス61をYステージ20と逆向きに加速してカウ
ンタマス61の固有振動を抑制するための第3の駆動手
段である一対のリニアモータ80を設けてある。両リニ
アモータ80は、カウンタマス61の両端に配設され、
それぞれ、Yステージ20をY軸方向に駆動するYリニ
アモータ40の裏側に位置する。
【0033】各リニアモータ80は、カウンタマス61
と一体であるリニアモータ可動子81を有し、リニアモ
ータ可動子81は、定盤10の側縁に設けられたリニア
モータ固定子82に沿って移動する。リニアモータ固定
子82に供給される電流を制御することにより、カウン
タマス61のY軸方向の加速度が、Yリニアモータ40
からYステージ20に与えられる加速度と逆向きで絶対
値が同じになるように調節し、さらに滑車63に取り付
けた回転モータ63cによって滑車63の慣性モーメン
トをうち消すようにYステージ20に同期させて回転モ
ータ63cを制御すれば、カウンタマス61の固有振動
による外乱をほぼ完全に除去することができる。カウン
タマス61を駆動するリニアモータ80および滑車63
を駆動するモータ63cの制御系については図9のブロ
ック図に基づいて後述する。
【0034】このように、ベルト62を含むカウンタマ
ス機構60からYステージ20に伝播する振動をアクチ
ュエータ70によって減衰させ、かつ、カウンタマス6
1の固有振動自体を低減することにより、Yステージ2
0の制御系に対する外乱を極めて効果的に除去し、より
一層の位置決め精度の向上と位置決めの高速化に貢献す
ることができる。また、このように小型かつ高性能で高
速化に適したステージ装置を用いることにより、半導体
デバイス等を製造するための露光装置の小型化および高
性能化と生産性の向上に大きく貢献することができる。
【0035】各アクチュエータ70として、ベロフラム
71の代わりに図5に示すエアシリンダ72を用いた場
合は、以下の通りである。すなわち、給気口72aを備
えたシリンダ72bはYステージ20と一体であり、ベ
ルト62の下端にはピストン72cが連結されている。
給気口72aに供給される空気の圧力を変えることによ
って、ベルト62の張力を変化させる。シリンダ72b
の空気圧を制御する制御系は図8と同様である。
【0036】各アクチュエータ70として、図6に示す
リニアモータ73を用いた場合は、以下の通りである。
すなわち、リニアモータ73のコイル73aはYステー
ジ20と一体であり、ベルト62の下端には駆動用のマ
グネット73bが連結されている。コイル73aに供給
される電流を変えることによって、ベルト62の張力を
変化させる。コイル73aに供給される電流を制御する
制御系は図8と同様である。
【0037】各アクチュエータ70として、図7に示す
圧電素子74を用いた場合は、以下の通りである。すな
わち、圧電素子74の上端を支持するハウジング74a
はYステージ20と一体であり、ベルト62の下端には
圧電素子74の下端を支持するハウジング74bが連結
されている。圧電素子74の電圧を変えることによっ
て、その厚さを変化させ、ベルト62の有効長さを変化
させる。圧電素子74の電圧を制御する制御系は図8と
同様である。
【0038】図9は、カウンタマス61および滑車63
をYステージ20に同期させて制御する制御系を示すブ
ロック図ある。Yリニアモータ40の制御を行なうサー
ボ系、および滑車63の制御を行なうサーボ系は、図示
しないコンピュータから送られる位置指令値と、位置セ
ンサ30cからフィードバックされるYステージ20の
Y軸方向の位置情報とに基づいてYリニアモータ40お
よび滑車63の駆動量を制御する。また、上記の位置指
令値は、2回微分してKpおよびKq変換された加速度
指令値としてカウンタマス61のリニアモータ80およ
び滑車63の回転モータ63cに送られる。このような
簡単な制御系を付加するだけで、Yステージ20、滑車
63およびカウンタマス61の駆動量を同期的に制御す
ることができる。図では、滑車63とカウンタマス61
にはYステージ20への指令値を加速度指令として与え
ているが、Yステージ20と同様に、位置センサを配置
してフィードバックループを構成し、同様に同期的に制
御することも可能である。この場合、回転モータ63c
にはロータリエンコーダが配置される。
【0039】図10は第2の実施例を示す。この例は、
ベルト62とYステージ20の連結部にアクチュエータ
70を設ける代わりに、定盤10の上端に配設された滑
車63の軸受部(支持部)にアクチュエータ90を設け
たものである。アクチュエータ90は、図11に示すよ
うに、滑車63を回転支持するころがり軸受63aを載
置した軸受ベース63bと定盤10の間に配設されたベ
ロフラム91によって構成されている。べロフラム91
の内部構成は、図4のべロフラム71と同様であり、図
8と同様の制御系によって制御される。ベロフラム91
の代わりに、図5〜図7のものと同様のエアシリンダ、
リニアモータ、圧電素子等を用いてもよい。なお、定盤
10、Yガイド11、Yステージ20、Xステージ3
0、Yリニアモータ40、Xリニアモータ50、カウン
タマス機構60等については上述の実施例と同様である
ため、同一の構成要素については同一の符号を付し、説
明は省略する。このように、ベルト62の張力や有効長
さを調節するアクチュエータを滑車63の支持部に用い
てもよい。また、同様のアクチュエータを定盤10の裏
側のベルト62とカウンタマス61の連結部に設けて
も、上記と同様の回転モーメントの補償を効果的に行な
うことができることは言うまでもない。
【0040】次に、本発明によるステージ装置を用いた
X線露光装置の露光光学系について説明する。図12に
示すように、X線源であるSR発生装置(荷電粒子蓄積
リング)1から放射されたX線であるSR光(荷電粒子
蓄積リング放射光)はシートビーム状であるため、発光
点から所定の距離に設置されたミラー2によってY軸方
向に走査される。ミラー2としては、1枚に限らず、複
数枚のミラーを用いてもよい。ミラー2によって反射さ
れたSR光は、X線透過膜上にX線吸収体からなるパタ
ーンが形成されたマスク等の原版Mを透過し、感光材と
してのレジストが塗布されたウエハWに照射される。ウ
エハWは、前述のステージ装置上のウエハチャック(ワ
ークステージ)3に保持され、ステージ装置によってス
テップ移動および位置決めが行なわれる。原版Mの上流
側には露光時間を制御するためのシャッタ4が配設さ
れ、シャッタ4の駆動装置4aはシャッタコントローラ
4bによって制御される。ミラー2とシャッタ4の間に
は図示しないベリリウム膜が設けられており、ミラー2
側は超高真空、シャッタ4側はヘリウムガスの減圧雰囲
気に制御される。
【0041】次に、上記説明した露光装置を利用した半
導体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図13は
半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、ある
いは液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステ
ップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行
なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パタ
ーンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ
製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ
5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4において作製
されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、
アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッ
ケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステッ
プ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイ
スの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。
こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出
荷(ステップ7)される。
【0042】図14は上記ウエハプロセス(ステップ
4)の詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)では
ウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)で
はウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極
形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ス
テップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち
込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光
剤を塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した
露光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付
露光する。ステップ17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレ
ジスト像以外の部分を削り取る。そしてステップ19
(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となった
レジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行な
うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成
される。本実施例の製造方法を用いれば、従来は製造が
難しかった高集積度の半導体デバイスを製造することが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した実施形態のステージ装置に
よれば、滑車やカウンタマスに駆動力を付与するように
したため、位置決め精度や位置決め速度を向上させるこ
とができる。すなわち、ステージが駆動される時、滑車
やカウンタマスを、それらの慣性モーメントの影響が打
ち消されるようにステージに同期させて駆動することに
より、剛性の弱い連結部材を含む自重補償機構による外
乱を除去して、カウンタマスの振動がステージに伝播し
て動特性等を悪化させるのを防ぎ、より一層位置決め精
度を向上させ、高速化を促進することができる。そし
て、このステージ装置を露光装置に用いることにより、
半導体デバイス製造等における高精細化や低価格化を大
幅に促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るXYステージを
示す斜視図である。
【図2】 図1の装置におけるYガイド等の軸受剛性を
説明するための図およびYガイドの断面を示す図であ
る。
【図3】 図1の装置を裏側から見た斜視図である。
【図4】 図1の装置におけるアクチュエータとして用
いることができるベロフラムの構成を示す断面図であ
る。
【図5】 図1の装置におけるアクチュエータとして用
いることができるエアシリンダの構成を示す断面図であ
る。
【図6】 図1の装置におけるアクチュエータとして用
いることができるリニアモータの構成を示す断面図であ
る。
【図7】 図1の装置におけるアクチュエータとして用
いることができる圧電素子の構成を示す断面図である。
【図8】 図1の装置におけるアクチュエータの制御系
を示すブロック図である。
【図9】 図1の装置におけるカウンタマスおよび滑車
を駆動する制御系を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第2の実施例を示す斜視図であ
る。
【図11】 図10の装置において使用できるアクチュ
エータの構成を示す断面図である。
【図12】 本発明によるステージ装置を用いたX線露
光装置の構成を示す図である。
【図13】 本発明の露光装置を利用することができる
半導体デバイスの製造工程を示すフローチャートであ
る。
【図14】 図13のウエハプロセスの詳細を示すフロ
ーチャートである。
【図15】 従来例に係る縦型ステージを示す側面図で
ある。
【図16】 図15の装置の立面図である。
【符号の説明】
1:SR発生装置、2:ミラー、3:ウエハチャック、
10:定盤、11:Yガイド、20:Yステージ、2
3:連結板、30:Xステージ、40:Yリニアモー
タ、50:Xリニアモータ、60:カウンタマス機構、
61:カウンタマス、62:ベルト、63:滑車、63
c:回転モータ、70,90:アクチュエータ、70
a:コントローラ、71,91:べロフラム、72:エ
アーシリンダ、73,80:リニアモータ、74:圧電
素子、81:リニアモータ可動子、82:リニアモータ
固定子、M:原版、W:ウエハ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ鉛直な方向に移動可能なステージ
    と、このステージを前記方向に移動させる駆動機構と、
    前記ステージの重さとバランスするカウンタマスと、こ
    のカウンタマスを前記ステージに連結している連結部材
    を巻回支持する滑車とを備え、前記滑車に対する回転方
    向の駆動力または前記カウンタマスに対するほぼ鉛直な
    方向に沿った駆動力のうちいずれかまたは双方を付与す
    る駆動機構を具備することを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 位置指令値に基づいて前記ステージの駆
    動機構により前記ステージの位置を制御するとともに、
    前記滑車またはカウンタマスの駆動機構を前記位置指令
    値に同期して駆動する制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 ほぼ鉛直な基準面に沿って2次元的に移
    動自在なワークステージと、このワークステージをほぼ
    鉛直な第1の方向に移動させる第1の駆動機構と、前記
    ワークステージを第2の方向に移動させる第2の駆動機
    構と、前記ワークステージの重さとバランスするカウン
    タマスと、このカウンタマスを前記ワークステージに連
    結している連結部材を巻回支持する滑車とを備え、前記
    滑車に回転方向の駆動力を付与する第3の駆動機構と、
    前記カウンタマスにほぼ鉛直方向の駆動力を付与する第
    4の駆動機構とを具備することを特徴とするステージ装
    置。
  4. 【請求項4】 位置指令値に基づいて前記第1駆動機構
    により前記ワークステージの位置を制御するとともに、
    前記第3駆動機構および第4駆動機構を前記位置指令値
    に同期して駆動する制御手段を有することを特徴とする
    請求項3に記載のステージ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第4駆動機構はリニアモ
    ータであることを特徴とする請求項3または4に記載の
    ステージ装置。
  6. 【請求項6】 前記第3駆動機構は前記滑車に取り付け
    られた回転モータであることを特徴とする請求項3〜5
    のいずれか1項に記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 前記ワークステージを前記基準面に対し
    て非接触に保つ静圧軸受装置が設けられていることを特
    徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のステージ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ワークステージを前記第1方向に案
    内するヨーガイド、および前記ワークステージを前記ヨ
    ーガイドに対して非接触に保つヨーガイド静圧軸受装置
    が設けられていることを特徴とする請求項3〜7のいず
    れか1項に記載のステージ装置。
  9. 【請求項9】 前記カウンタマスを前記第1方向に案内
    するカウンタマスヨーガイドと、前記カウンタマスを前
    記カウンタマスヨーガイドに対して非接触に保つカウン
    タマスヨーガイド静圧軸受装置が設けられていることを
    特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載のステー
    ジ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかのステージ装
    置と、これによって保持されたワークを露光する露光手
    段とを具備することを特徴とする露光装置。
  11. 【請求項11】 前記露光手段が用いる露光光はX線で
    あることを特徴とする請求項10記載の露光装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11の露光装置によ
    って基板を露光する工程を具備することを特徴とするデ
    バイス製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007040830A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Hioki Ee Corp プローブ駆動ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4693539B2 (ja) * 2005-08-03 2011-06-01 日置電機株式会社 プローブ駆動ユニット

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