JP2000350492A - 直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法 - Google Patents

直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法

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JP2000350492A
JP2000350492A JP11157482A JP15748299A JP2000350492A JP 2000350492 A JP2000350492 A JP 2000350492A JP 11157482 A JP11157482 A JP 11157482A JP 15748299 A JP15748299 A JP 15748299A JP 2000350492 A JP2000350492 A JP 2000350492A
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motor
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正 ▲高▼橋
Tadashi Takahashi
Kiyoshi Sakamoto
坂本  潔
Hirokazu Nagura
寛和 名倉
Tsunehiro Endo
常博 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直流ブラシレスモータのチョッピングオフにス
イッチング素子に逆並列に接続したダイオードを通して
誘起電圧による循環電流が流れる。循環電流はインバー
タで制御不能なものであり、大きな電流になるとモータ
の回転を妨げる。 【解決手段】周波数の低い起動時のみ、インバータのあ
る相の上アームと他の相の下アームの両スイッチング素
子を同時にチョッピングして循環電流を制御できるよう
にする複数同時チョッピング方法とし、ブラシレスモー
タ運転時はある相の上アームと他の相の下アームのスイ
ッチング素子の何れか1個のみをチョッピングする方式
に切替える。 【効果】同期起動時でも循環電流を押さえスムースな起
動が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流ブラシレスモー
タのチョッピング制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気圧縮機はモータからの回転を
ギヤ等の変速機を用いてファンを高速にして運転するの
が一般的であった。しかし、変速機は大型になることや
騒音が発生する等の問題があり、最近直流ブラシレスモ
ータを高速運転して変速機を省く方式が開発中である。
高速モータではモータの周速が大きく強度的に位置セン
サを取付けることが困難な場合が多い。
【0003】一方、位置センサを使用せずモータが発生
する誘起電圧からロータの位置を検出するセンサレス直
流ブラシレスモータは3相120°通電方式で、クリー
ナーやエアコン等に用いられているが、速度が2000
0rpm 以下の速度であり、出力も数kW以下であった。
このため、起動時と運転時を同じチョッピング方式で運
転しても位相のずれも少なく、位相遅れや位相進みによ
る循環電流は問題視されなかった。
【0004】しかし、運転範囲の広い用途では循環電流
が大きな問題になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】空気圧縮機は4000
0〜70000rpm の速度であり、出力も数十kW以上
と大型になり、駆動周波数や電流も大きくなる。このた
めロータの周速が高速になり、ロータの位置を検出する
位置センサを取付けることが困難であり、センサレス位
置検出が必要になる。しかし、誘起電圧から位置を検出
する方式は速度が低い起動時は誘起電圧も少なく位置検
出が不可能であり、起動時はブラシレスモータを同期モ
ータとして低い周波数から徐々に周波数を上昇して誘起
電圧が十分高くなるまで同期運転しなければならない。
【0006】起動時の同期運転中は位置信号がないた
め、ロータの位置に対してインバータから流す電流の位
相が進んだり、遅れたりする。またインバータではモー
タ電流を制御するため、スイッチング素子を高いキャリ
ア周波数でチョッピングしてモータ電流を所望値に制御
している。この場合3相120°通電のセンサレス位置
検出方式ではスイッチング素子のスイッチング損失をで
きるだけ少なくするため、インバータのある相の上アー
ムと他の相の下アームのどちらか一方のスイッチング素
子のみをチョッピングする方法が取られる。このチョッ
ピング方式では起動中の起動時のロータ位置に対してイ
ンバータの位相が大きくずれるとチョッピングオフ時に
スイッチング素子に逆並列に接続したダイオードを通し
て誘起電圧による循環電流が流れる。循環電流はインバ
ータで制御不能なものであり、大きな電流になるとモー
タの回転を妨げるので容量の大きなモータでは大問題と
なる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による直流ブラシ
レスモータのチョッピング制御方法は、上記課題を考慮
して、周波数の低い起動時に、インバータのある相の上
アームと他の相の下アームの両スイッチング素子を同時
にチョッピングして循環電流を制御できるようにする複
数同時チョッピング方法とし、ブラシレスモータ運転時
はある相の上アームと他の相の下アームのスイッチング
素子の何れか1個のみをチョッピングする方式に切替え
ることで循環電流を制御できる。
【0008】また他の解決法として起動時はインバータ
のある相の上アームと他の相の下アームのスイッチング
素子を交互に120°ずつ常に一つのアームのスイッチ
ング素子みをチョッピングし、ブラシレスモータ運転時
は60°ずつ常に一つのアームのみをチョッピングして
循環電流を減少させる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に示すブ
ラシレスモータの構成図である。ACは商用の3相交流
電源であり、ダイオードD1−D6で構成したブリッジ
により整流され、コンデンサC1で平滑され、半導体ス
イッチQu+ とQu- ,Qv+とQv-,Qw+ とQw-
の直列接続して構成したインバータに加えられる。半導
体スイッチQu+ とQu- ,Qv+ とQv- ,Qw+ と
Qw- の接続点からモータのステータコイルCw,C
v,Cwに接続する。ロータRtは永久磁石で構成さ
れ、永久磁石の位置をモータ端子電圧から位置検出回路
PSCによって検出する。位置検出回路の出力Pu,P
v,Pwはマイコンで構成したコントロール回路CCに
入力する。このような構成であり、商用電源ACが入る
と平滑コンデンサC1に直流電圧が現れ、インバータに
印加される。一方永久磁石ロータRtの位置を位置検出
回路PSCよって検出し、この信号を元にするコントロ
ール回路CCによって半導体スイッチQu+ ,Qu- ,
Qv+ ,Qv- ,Qw+ ,Qw- のオン,オフを制御し
てロータRtを回転させる。
【0010】この様子を図2によって説明する。図2の
euはU相の誘起電圧波形である。ブラシレスモータ各
相の誘起電圧の位相に合わせて各相電流を流してやると
出力,効率が最も良くなる。この例では3相120゜通
電の例であるから理想のU相電流iruは図示のような
位相の波形となる。このため、コントロール回路CCで
は図示のU位置検出波形Puを元にU相のドライブ信号
du1+、du1-を作り、半導体スイッチQu+ ,Qu
- を駆動する。V,W相も同様に120゜遅れたドライ
ブ信号dv1+ ,dv1- ,dw1+ ,dw1- 信号を
作って駆動する。
【0011】図3はモータの端子電圧からロータ位置を
検出する場合の回路構成を示す。この回路のVvはモー
タのV相端子に、VwはモータのW相端子に、Vuはモ
ータのU相端子に接続し、出力Pu,Pv,Pwからそ
れぞれU相,V相,W相の位置検出信号を得る。各入力
電圧はR11とR12によって分圧され、その出力をコ
ンデンサ11と抵抗R13で構成した直流分カットフィ
ルターを通してコンデンサC12と抵抗R14による1
次遅れ回路で高調波低減と共に位相を90゜遅らせる。
この電圧とこの3相分の電圧を3個の抵抗R15で加え
て1/3した電圧を比較器COMu,COMv,COM
wで比較すると、各相に位置信号が得られる。原理はV
相端子電圧Vvに対応したU相の相電圧Vuとすれば、 Vu=Vv−VN (1) 1次遅れ回路の伝達関数をGとしてU相電圧Vuの90
゜位相シフト電圧Vfuを求めれば、 Vfu=G・Vv−G・VN (2) 一方(2)式第2項である中性点電圧の90゜シフト電
圧を考えると、 G・VN=G(Vu+Vv+Vw)/3=(G・Vu+G・Vv+G・Vw)/3 (3) となる。(2)式と(3)式から分かるように相電圧の90
゜シフト電圧Vuは端子電圧の90゜シフト電圧G・V
vと3相の各相の端子電圧の90゜シフト電圧によって
形成される中性点電圧の差によって得られる。これを図
4の波形で示す。誘起電圧euに対して端子電圧Vuは
図示のようになる。この端子電圧Vuを積分するとVi
uのようになる。これと図3の中性点電圧VNとを比較
器COMwに入力するので、比較器COMwの出力Pw
は図示のような波形となる。同様に各相の位置検出出力
Pu,Pv,Pwが得られる。この信号によって各半導
体素子をオン,オフする。図2の位置検出回路の出力P
uの立ち上がりからPvの立ち上がりまでU相の半導体
スイッチQu+ をオンして120°期間正方向電流Ir
uを流し、位置検出回路の出力Puの立ち下がりからP
vの立ち下がりまでU相の半導体スイッチQu- をオン
して120°期間負方向電流Iruを流す、同様にして
V,W相の電流も流すことにより、モータは回転する。
以上はモータのインダクタンスが小さいか、又は電流が
小さいか、周波数が低い場合で、モータの誘起電圧が抵
抗やインダクタンスドロップが無視できる場合である。
実際はこの位置信号を基にマイコン回路により半導体ス
イッチをオンするタイミングを調整する。
【0012】以上のようにセンサレス位置検出方式の直
流ブラシレスモータでは、誘起電圧を検出して位置信号
を得るため、誘起電圧が小さな起動時は正確な位置信号
が得られない。そこで、起動時はブラシレスモータを同
期モータとして周波数を徐々に増加して起動し、誘起電
圧がある程度大きくなり位置検出が可能な回転数まで増
加してブラシレスモータに切替える。この様子を図5に
示す。横軸は時間で、縦軸は速度を示す、速度の低い0
からn1までのA期間は同期モータとして運転し、n1
以上のB期間はブラシレスモータとして運転する。ここ
で同期運転時はロータが電流に対して遅れたり、進んだ
りしながら回転する。
【0013】インバータは電流や速度を制御するため、
駆動周波数より十分高い周波数でスイッチングさせてチ
ョッピング制御を行う。空気圧縮機等の高速回転で駆動
周波数が高く、インダクタンスも大きく電流も大きい場
合はインバータの半導体素子のスイッチング損失を低減
するため、6個の半導体素子のうち1個のみスイッチン
グするチョッピング制御を行う。このチョッピング方式
は図6,図7に示すような方式である。図6は「前半6
0°チョッピング制御」と呼ぶことにする。図6は半導
体素子のドライブ信号du+ ,du- ,dv+ ,dv-
,dw+ ,dw-の波形を示し、図示のように120°期
間通電するが最初の60°のみチョッピング制御cho
する波形である。その下に各相の誘起電圧eu,ev,
ewを示す。下の図はU+ 相とV- 相がオンの場合でU
+ がチョッピングオフした場合の構成図で、V相コイル
CvからW相コイルCwに循環電流Ijが流れることを
示している。図7は「後半60°チョッピング制御」と
呼ぶことにし、図示の各半導体素子ドライブ波形のよう
に120°のオン期間に対して後半の60°のみチョッ
ピングする方式である。図6の方式で同期起動する場
合、ロータが遅れ位相になると期間tdの間でU+ がチ
ョッピングすることになり、スイッチオンのときは図示
Qu+ とQv- がオンのため、U相コイルからV相コイ
ルに電流が流れる。ここでQu+ がオフになり、Qv-
がオンしているため、W,V相のインダクタンス電圧と
誘起電圧の差がW相よりV相が大きくなるとダイオード
Dw- が順バイアスとなってV相からW相に循環電流I
jが流れる。この電流は半導体素子で制御できないので
大きな電流となり、大きな損失となってモータの回転を
妨げる。図7の場合はロータが進み位相になると期間t
cの間でU+ がチョッピングすることになり、スイッチ
オンのときは図示Qu+ とQw- がオンのため、U相コ
イルからW相コイルに電流が流れる。ここでQu+ がオ
フになり、Qw- がオンしているため、W,V相のイン
ダクタンス電圧と誘起電圧の差がV相よりW相が大きく
なるとダイオードDv- が順バイアスとなってW相から
V相に循環電流Ijが流れる。
【0014】これを解決する手段として、同期起動時は
ある相の上アームと他の相の下アームのスイッチング素
子を同時にチョッピングし、ブラシレスモータ運転時は
ある相の上アームと他の相の下アームのスイッチング素
子の何れか1個のみをチョッピングする。具体的には起
動時インバータの各アームを構成するスイッチング素子
を360°/nずつ常に一つのアームのみをチョッピン
グし、ブラシレスモータ運転時は180°/nずつ常に
一つのアームのみをチョッピングする。すなわち、起動
時は2つの半導体素子が同時にスイッチングするチョッ
ピング方式で起動し、ブラシレスモータに切替えて位置
検出ができるようになってから、スイッチング損失の少
ない図6,図7のチョッピング方式に切替える。なお、
空気圧縮機等普通の用途では起動時には周波数も低く、
負荷も小さく電流も小さいので、スイッチング損失も小
さい範囲であり、2つの半導体素子が同時にスイッチン
グするチョッピング方式でも問題はない。図8は2つの
半導体素子が同時にスイッチングする一般的なチョッピ
ング方式である。この方式は120°の期間全部をチョ
ッピングするため、例えばU相の前半60°はQu+ と
Qv- が同時にチョッピングし、後半60°はQu+ と
Qw- が同時にチョッピングする。この場合はQu+ が
スイッチングオフになる時はQv- も同時にオフになる
ので、Qv-により循環電流Ijは流れないように制御
できる。
【0015】また図9に示す方式は循環電流Ijをなく
すことはできないが、少なくできる方式である。これは
図6,図7方式の中間的な方式で、起動時は120°期
間ある相のアームの上又は下のスイッチング素子と他ア
ームの下又は上のスイッチング素子とが交互にチョッピ
ングをする方法であり、「120°交互チョッピング制
御」と呼ぶことにする。例えばU相の前半60°はU+
とV- 、後半60°はU+ とW- がチョッピングする
が、チョッピングキャリア周波数の1個おきにチョッピ
ングすることで常に1個のみの、半導体素子のみをチョ
ッピングする。このため、チョッピングの間隔が長くな
り、循環電流Ijの流れるスイッチングオフの回数が減
少するので、循環電流Ijも少ない。従って起動時にこ
の交互チョッピング方式を採用し、運転時には図6,図
7のチョッピング方式に切替えることも有効である。ま
たチョッピング方式の切替えは、起動時とブラシレスモ
ータで切替えてもよいが、図5の範囲Cのようにブラシ
レスモータ運転の低速時は起動と同じチョッピング方式
で図示範囲Dのように速度が上昇した時点で切替えても
よい。
【0016】図10はこのブラシレスモータをダイレク
トドライブ高速圧縮機に用いた例を示す。圧縮機は小型
化するため高速回転が要求され、特に歯車で加速しない
ダイレクトドライブは高速回転になり、本発明の位相補
正を用いて効率の良い圧縮機を構成する。本発明のモー
タMoを中心にモータMoの両サイドに圧縮用の羽根車
FAN1,FAN2を直接取付け、左側から空気を吸収
し、羽根車FAN1,FAN2と2段で圧縮した空気を
右側から出力する。invはモータを駆動するインバー
タである。Frはケースである。
【0017】以上は3相ブラシレスモータの例で本発明
を説明した。ここでは図11に4相ブラシレスモータの
構成例を示す。図1と同様な構成であるが、相数が4相
になったため、半導体スイッチ,ステータコイルがそれ
ぞれ4組になっている。すなわち、半導体スイッチQa
+ とQa- ,Qb+ とQb- Qc+ とQc- ,Qd+と
Qd- の直列接続して構成したインバータに整流した直
流電圧が加えられる。半導体スイッチQa+ とQa- ,
Qb+ とQb- ,Qc+ とQc- ,Qd+ とQd- の接
続点からモータのステータコイルCa,Cb,Cc,C
dに接続する。ロータRtは永久磁石で構成され、永久
磁石の位置を位置検出回路PSCにより検出する。位置
検出回路PSCの出力はマイコンで構成したコントロー
ル回路CCに入力する。コントロール回路CCによりイ
ンバータの各半導体スイッチのドライブ信号dA+ ,d
A- ,dB+ ,dB- ,dC+ ,dC- ,dD+,dD-
を発生する。このような構成であり、図1と同じように
動作する。すなわち、半導体スイッチQa+ とQa-,
Qb+ とQb-,Qc+とQc-,Qd+とQd-のドライ
ブ信号は図示のように、(360゜/相数n)の角度であ
る90゜ずつオンする。初めはドライブ信号dA+とd
C-によりa相の正側半導体スイッチQa+ とc相の負
側半導体スイッチQc- をオンさせ、次にドライブ信号
dB+ とdD−によりb相の正側半導体スイッチQb+
とd相の負側半導体スイッチQd-をオン,ドライブ信
号dC+ とdA- によりc相の正側半導体スイッチQc
+ とd相の負側半導体スイッチQa- をオン,ドライブ
信号dD+ とdB- によりd相の正側半導体スイッチQ
d+ とd相の負側半導体スイッチQb- をオン、この順
に各ステータコイルに電流を流して駆動する。補正方法
については図1に示したものと同じでその効果も同じで
ある。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同期起動
時でも循環電流を押さえスムースな起動が可能である。
また運転時は半導体素子のスイッチング損失の少ないた
め、放熱装置が小型になり、しかもブラシレスモータを
高効率で運転が可能になる。このため、モータの小型軽
量にもつながり、経済的である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示す制御構成図であ
る。
【図2】本発明による位置センサレスブラシレスモータ
の動作波形である。
【図3】本発明による位置センサレスブラシレスモータ
の位置検出回路例である。
【図4】本発明による位置検出回路の波形例である。
【図5】起動,運転切替図である。
【図6】前半60°チョッピング制御の説明図である。
【図7】後半60°チョッピング制御の説明図である。
【図8】120°チョッピング制御の説明図である。
【図9】120°交互チョッピング制御の説明図であ
る。
【図10】本発明の実施例を示す空気圧縮機の構成図で
ある。
【図11】本発明の他の実施例を示す4相ブラシレスモ
ータの構成図である。
【図12】本発明の他の実施例を示す相ブラシレスモー
タのドライブ信号波形である。
【符号の説明】
Qu+ ,Qu- …インバータU相の半導体スイッチ、Q
v+ ,Qv- …インバータV相の半導体スイッチ、Qw
+ ,Qw- …インバータW相の半導体スイッチ、Cu,
Cv,Cw…モータのステータコイル、Rt…モータの
ロータ、Vu,Vv,Vw…モータ電圧、PSC…位置
検出回路、Pu,Pv,Pw…位置検出信号、CC…コ
ントロール回路、idc…電流期間検出回路、itu,
itv,itw…相期間検出回路、AC…商用電源、D
1−D6…ダイオード、C1…平滑コンデンサ、θ2…
転流重なり角、tu…転流重なり角換算時間、θ3…位
相補正角、tk…位相補正換算時間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名倉 寛和 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 遠藤 常博 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器事業部内 Fターム(参考) 5H560 AA01 AA02 BB04 BB05 BB07 BB12 DA13 EB01 EC01 GG04 HA01 UA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの位置を誘起電圧から検出し、その
    位置信号に応じてn相のインバータを各相(360゜/
    n)ずつ通電させて駆動するブラシレスモータで、誘起
    電圧の小さな起動時は徐々に周波数を上げて同期モータ
    として起動し、ある周波数でブラシレスモータに切替え
    る直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法におい
    て、同期起動時とブラシレスモータ運転時はチョッピン
    グ方法を変更し、チョッピング方法を切替えることを特
    徴とした直流ブラシレスモータのチョッピング制御方
    法。
  2. 【請求項2】ロータの位置を誘起電圧から検出し、その
    位置信号に応じてn相のインバータを各相(360゜/
    n)ずつ通電させて駆動するブラシレスモータで、誘起
    電圧の小さな起動時は周波数から徐々に周波数を上げて
    同期モータとして起動し、ある周波数でブラシレスモー
    タに切替える直流ブラシレスモータのチョッピング制御
    方法において、同期起動時はある相の上アームと他の相
    の下アームのスイッチング素子を同時にチョッピング
    し、ブラシレスモータ運転時はある相の上アームと他の
    相の下アームのスイッチング素子の何れか1個のみをチ
    ョッピングすることを特徴とした直流ブラシレスモータ
    のチョッピング制御方法。
  3. 【請求項3】ロータの位置を誘起電圧から検出し、その
    位置信号に応じてn相のインバータを各相(360゜/
    n)ずつ通電させて駆動するブラシレスモータで、誘起
    電圧の小さな起動時は徐々に周波数を上げて同期モータ
    として起動し、ある周波数でブラシレスモータに切替え
    る直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法におい
    て、起動時はインバータの各アームを構成するスイッチ
    ング素子を360°/nずつ常に一つのアームのみをチ
    ョッピングし、ブラシレスモータ運転時は180°/n
    ずつ常に一つのアームのみをチョッピングすることを特
    徴とした直流ブラシレスモータのチョッピング制御方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項において、
    相数nを3相として120゜通電としたことを特徴とし
    た直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれか1項において、
    起動時は120°期間ある相のアームの上又は下のスイ
    ッチング素子と他アームの下又は上のスイッチング素子
    とが交互にチョッピングされる120°交互チョッピン
    グ制御としたことを特徴とした直流ブラシレスモータの
    チョッピング制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、起動時は12
    0°期間ある相のアームの上又は下のスイッチング素子
    と他アームの下又は上のスイッチング素子とが交互にチ
    ョッピングされる120°交互チョッピング制御とし、
    ブラシレスモータ運転時は各スイッチング素子とも12
    0°期間の前半60°のみをチョッピングする前半60
    °チョッピング制御としたことを特徴とした直流ブラシ
    レスモータのチョッピング制御方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至3のいずれか1項において、
    起動時は120°期間ある相のアームの上又は下のスイ
    ッチング素子と他アームの下又は上のスイッチング素子
    とが交互にチョッピングされる120°交互チョッピン
    グ制御とし、ブラシレスモータ運転時は各スイッチング
    素子とも120°期間の後半60°のみをチョッピング
    する後半60°チョッピング制御とすることを特徴とし
    た直流ブラシレスモータのチョッピング制御方法。
  8. 【請求項8】請求項1乃至3のいずれか1項の直流ブラ
    シレスモータのチョッピング制御方法を用いた直流ブラ
    シレスモータを動力源にした高速空気圧縮機。
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