JP2000343038A - 緊張装置付き篩網及びこれを用いた振動篩機 - Google Patents

緊張装置付き篩網及びこれを用いた振動篩機

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JP2000343038A
JP2000343038A JP11160010A JP16001099A JP2000343038A JP 2000343038 A JP2000343038 A JP 2000343038A JP 11160010 A JP11160010 A JP 11160010A JP 16001099 A JP16001099 A JP 16001099A JP 2000343038 A JP2000343038 A JP 2000343038A
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Ryuzo Hasegawa
隆三 長谷川
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理物を容易に除去することができ、また、
篩網の交換時間を短縮することができる緊張装置付き篩
網及びこれを用いた振動篩機を提供する。 【解決手段】 両側に側壁部材24を有する振動架台1
2に取付けられる1又は2以上の平面視して四角形の篩
網11及びこれを用いた振動篩機10であって、金属又
はプラスチックからなる多数の線材を組み合わせてなる
シート状の篩網本体13と、篩網本体13の周囲を支持
する保持枠14とを有し、しかも、保持枠14の少なく
とも一辺には、篩網本体13に張力を与える緊張手段2
1が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、砕石や鉄
鉱石、化学薬品等を分級し篩網の目詰まりの原因となる
処理物の除去が容易な緊張装置付き篩網及びこれを用い
た振動篩機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、採石場や製鉄所内で、採石、
コークス、鉄鉱石、又は砂等の処理物を分級するために
振動篩機が用いられている。振動篩機は、据付け形式に
よって水平形、傾斜形等に分類され、大きさは、例え
ば、小さいものでは600×1800mm程度、大きい
ものでは3m×20m程度のものがある。図7に示すよ
うに、従来例に係る振動篩機50は、傾斜形のもので、
内部に篩網54、60を上下2段にして水平に取付け、
上下が開口した箱型の振動荷台53を20度傾斜させて
据付け、振動荷台53の重心位置に取付けた発振機51
で篩網54、及び篩網54の篩目より篩目が小さい篩網
60に振動を与え、振動と処理物の重力によって処理物
を運搬しながら篩い分けを行う装置である。篩網54は
振動荷台53の内側部に設けられたフック状の掛止板5
5に取付けられ、掛止板55は複数の引張ボルト56に
よって左右に移動することができ、引張ボルト56を締
結することによって篩網54に張力を与えることができ
る構造になっている。
【0003】振動架台53の側壁部外側の長手方向中央
には、発振機51が備えられ、その両側には、防振ばね
57が設けられている。防振ばね57の下部には設置位
置に固定するための取付けブラケット58、59が設け
られ、防振ばね57及び取付けブラケット58、59は
振動荷台53に傾いた状態で取付けられている。これに
よって、振動篩機50を設置位置に20度傾けて取付け
ることができると共に、始動、停止時の振動の伝達を抑
えることができる。振動篩機50を使用するときには、
まず、発振機51を始動し、投入口61から処理物を投
入する。すると、処理物は、振動と重力によって、排出
口62の方向に移動する。このとき、処理物のうち粒径
が小さいものは篩網54を通過して下方に落下する。そ
して、さらに粒径が小さいものは篩網60を通過して下
方に落下する。このようにして、処理物を粒径によって
分級することができる。振動篩機50を連続的に運転す
ると篩網54、60に処理物が引っかかって目詰まりを
おこす。目詰まりが多くなると処理精度が悪くなるの
で、定期的に篩網54、60の清掃を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の振動篩機50は、篩網54、60が係止板55に固
定されていて取外すことができなかったため、作業者は
篩網54、60の上方からピンを使用して処理物を除去
していた。しかし、目詰まりの原因となる処理物の粒径
は、篩網54、60の隙間より大きいため、篩網54、
60の下方に落とすことができず、除去作業が困難であ
り、また、作業に長時間を要していた。また、篩網5
4、60が破損したときには篩網54、60を交換する
必要があったが、篩網54、60は、多数の引張ボルト
56で固定されているため交換に時間がかかり、また、
交換中は装置を停止する必要があるため、その後の作業
にも影響があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、処理物を容易に除去することができ、また、
篩網の交換時間を短縮することができる緊張装置付き篩
網及びこれを用いた振動篩機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る緊張装置付き篩網は、両側に側壁部材を有する
振動架台に取付けられる平面視して四角形の篩網であっ
て、金属又はプラスチックからなる多数の線材を組み合
わせてなるシート状の篩網本体と、前記篩網本体の周囲
を支持する保持枠とを有し、しかも、前記保持枠の少な
くとも一辺には、該篩網本体に張力を与える緊張手段を
設けている。ここでいうプラスチックにはゴムも含ま
れ、また、内部に金属製の芯材を有するものも含まれ
る。線材を使用するので、開口面積を広くすることがで
きる。また、緊張手段が設けられているので篩網を振動
架台に取付ける前に張力を調整しておくことができ、篩
網の交換時間を短縮することができる。
【0006】前記目的に沿う第2の発明に係る緊張装置
付き篩網を用いた振動篩機は、両側に側壁部材を有する
振動架台と、該振動架台に取付けられる1又は2以上の
平面視して四角形の篩網とを有する振動篩機であって、
前記篩網は、金属又はプラスチックからなる多数の線材
を組み合わせてなるシート状の篩網本体と、前記篩網本
体の周囲を支持する保持枠とを有し、しかも、前記保持
枠の少なくとも一辺には、該篩網本体に張力を与える緊
張手段を設けている。保持枠が振動架台に分離可能に取
付けられているので篩網の交換、目詰まりを発生させた
処理物の除去等を簡単に行うことができる。ここで、前
記篩網を、緊張した状態で前記振動架台にスライド移動
可能に取付けてもよい。このように構成することによっ
て、篩網を交換するときには、篩網の上方に障害物があ
って容易に取外しができないときでも篩網をスライドさ
せて側方から簡単に取外すことができる。また、前記篩
網を、緊張した状態で前記振動架台に反転可能に取付け
てもよい。このように構成することによって、目詰まり
が発生したときは、篩網を反転させることによって簡単
に目詰まりを除去することができる。そして、前記篩網
の両側に該篩網をその軸を中心にして反転可能な回転軸
をそれぞれ1又は2本設けることも可能である。回転軸
を中心にして篩網を反転させることができるので、振動
架台から取外さずに反転でき、作業時間を短縮すること
ができる。
【0007】そして、前記篩網を両側から支持する前記
振動架台の側壁部材に、前記回転軸を嵌入させて前記篩
網をスライド移動可能に支持する横溝部を形成すること
も可能である。このように構成することによって、簡単
な構造でスライドさせることができる。また、前記横溝
部を1つの前記側壁部材に複数形成し、複数の前記篩網
をそれぞれ別の横溝部に嵌入させ、前記振動架台にそれ
ぞれ高さを変えて設置することもできる。このように構
成することによって、処理物を段差によって反転させ、
目詰まりを減少させることも可能であり、また、篩網を
多段に取付けて、振動篩機を多段式のものに変更するこ
とができる。そして、前記側壁部材には、前記横溝部に
交差する縦溝部を形成し、該縦溝部から前記篩網の回転
軸の着脱を行うことも可能である。縦溝部から回転軸の
着脱を行うことができるので、篩網の取付け、取外しが
簡単にでき、また、回転軸が複数ある場合には、1対の
回転軸だけを横溝部内に残すことによって、該回転軸を
中心に篩網を回転させることができる。また、前記振動
架台には、複数の篩網を取付け、該それぞれの篩網を独
立に反転可能とすることも可能である。篩網を複数にす
ると、破損した篩網だけを交換することができるので、
交換を簡単に行うことができる。さらに、前記篩網を、
傾斜角度を調整可能にして前記振動架台に取付けること
もできる。傾斜角度が調整可能なので、同じ篩網を使用
して処理物の目標粒度を変更することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1に示すように、本発明の一実
施の形態に係る振動篩機10は、両側に側壁部材24を
有する振動架台12に取付けられる平面視して四角形の
篩網11を1又は2以上(例えば、3枚)有し、篩網1
1は金属又はプラスチックからなる多数の線材を組み合
わせてなるシート状の篩網本体13と、篩網本体13の
周囲を支持する保持枠14と、保持枠14に設けられ
た、篩網本体13に張力を与える緊張手段21とを有し
ている。以下、詳しく説明する。
【0009】図1、図2に示すように、保持枠14は、
篩網本体13の処理物の流れ方向の両側にそれぞれの開
口部15を対向させて設けられたチャンネル部材16の
それぞれの下部を3枚の固定部材17で連結固定して形
成されている。そして、チャンネル部材16の内部に
は、断面コ字状の引張り部材18がその開口部を側壁部
材24側に向けた状態で複数の調整ねじ19によって取
付けられている。一方、篩網本体13の両端部には、V
字状に屈曲した金属製の係合部材20が設けられ、係合
部材20のV字状の溝部は、引張り部材18の下端部に
掛止する構造となっている。この引張り部材18、調整
ねじ19、係合部材20によって篩網本体13を一方向
に引張する緊張手段21を構成している。調整ねじ19
を締結する方向に回すと、引張り部材18が係合部材2
0を引張って篩網本体13に張力を加えることができ
る。また、篩網本体13は、多数の線材を組み合わせて
シート状に加工しているので、張力を加えたときには、
各線材にそれぞれ同一方向の力が加わり、篩網11の表
面がねじれにくく、振動篩機10の運転時に処理物が偏
って流れることを防止している。
【0010】次に、篩網11と振動架台12の取付け状
態について説明する。篩網11の対となるチャンネル部
材16には、断面円形の回転軸22、23がそれぞれ1
対ずつ対向して設けられている。一方、図1〜図4に示
すように、篩網11の回転軸22、23を両側から支持
する振動架台12の側壁部材24には、回転軸22、2
3を嵌入させて篩網11をスライド移動可能に支持する
篩網支持横板25〜28が、それぞれ側壁部材24の外
側に突出し、縦方向に等間隔の隙間をあけて並べて設け
られおり、篩網支持横板25〜27は横方向に3枚ず
つ、最下段の篩網支持横板28は側壁部材24と同一の
幅で1枚設けられている。縦方向に隣り合う篩網支持横
板25〜28のそれぞれの間には複数の横溝部30〜3
2が形成され、横方向に隣り合う篩網支持横板の間に
は、横溝部30〜32に交差する縦溝部34、35が形
成され、また、側壁部材24には、横溝部30〜32、
及び縦溝部34、35に連通する開口部が形成されてい
る。側壁部材24の横溝部30〜32に連通する前記開
口部の上下方向の幅は、回転軸22、23の直径に合わ
せてその間隔を篩網支持横板間の隙間より小さくし、処
理物が入りにくい構造となっている。図3(A)、
(B)に示すように、縦溝部34、35の外側には、篩
網支持横板25〜28の外側端部を連結する固定縦板2
4aが設けられ、固定縦板24aによって篩網支持横板
25〜27の支持固定を行っている。このように構成す
ることによって、1又は2以上の篩網11を、緊張状態
を保持したまま、振動架台12にスライド移動可能に取
付けることができる。篩網11を固定するときには、篩
網支持横板26(25、27)に形成したねじ孔にボル
ト36を螺号し、上方から回転軸22、23を押さえて
固定する。
【0011】 図4に示すように、例えば、3枚の篩網
11をそれぞれ高さを変えて設置するときには、それぞ
れの篩網11の回転軸22、23を横溝部30、31、
32に側方から嵌入してスライドさせ、それぞれの取付
け位置まで移動させて固定することができる。振動篩機
には、篩面の直上部に加振機を有するタイプもあり、こ
のような場合には、篩網11を上方に持ち上げて外すこ
とが困難であるが、スライド移動ができるので、障害物
を避けて取外すことができる。さらに、図示しないが複
数の篩網11の下段にピッチの異なる篩網を設置して、
多段式、例えば2段式、3段式の振動篩機とすることも
可能である。また、篩網11の回転軸22、又は回転軸
23の一方を横溝部30〜32から外して他方の回転軸
23、又は回転軸22を中心にして回転させ、篩網11
を反転支持することができる。具体的な手順を図5
(A)〜(C)を参照しながら説明する。まず、篩網1
1を固定しているボルト36を取外し、回転軸23が縦
溝部35に重合するまで横溝部30内をスライド移動さ
せる(A)。次いで、回転軸23を上方に持ち上げる
と、回転軸22が右方に移動すると共に、篩網11は回
転軸22を中心として回動する(B)。そして、回転軸
22の中心位置を同じ位置に保持したまま篩網11をそ
のまま回動させると、回転軸23は反転して、側壁部材
24の上部に支持された状態となる(C)。そして、回
転軸23を縦溝部34を通し、横溝部30〜32に嵌入
してから固定することができる。このように、縦溝部3
4、35から篩網11の回転軸22、23の着脱を行う
ことができるので篩網11を緊張させた状態で反転させ
ることが可能となり、反転させた状態で振動篩機10を
運転すると篩網11の目詰まりを起こした処理物を容易
に除去することが可能となる。また、縦溝部34、又は
縦溝部35から回転軸22、23を上方に持ち上げると
篩網11を振動篩機10の上方から取外すことができる
ので、破損した特定の篩網だけを取外して交換すること
が可能となっている。さらに、振動篩機10の高さが低
いときでも横溝部31より高い位置で反転させることが
できるので、篩網11の大きさを自由に選択することが
できる。
【0012】このように、それぞれの篩網11が独立し
て反転可能となっているので、破損しやすい投入口付近
の篩網と破損しにくいその他の場所の篩網との位置を替
えて、篩網の寿命を延ばすことができる。また、篩網1
1は、その傾斜角度を調整可能にして振動架台に取付け
ることができる。図6に示すように、振動篩機37が傾
斜式のものであるとき、篩網11の回転軸22、23を
それぞれ別の横溝部に嵌入して固定することによって、
篩面の傾斜角度を変更することができる。このように篩
網11を固定する横溝部30〜32を変更することによ
って天候による湿度等の変化を考慮して篩面の角度を調
整することができ、一定粒度の処理物を得ることができ
る。
【0013】以上、本発明に係る実施の形態について説
明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、例えば、篩網の幅を大きくして回転軸を
省略し、チャンネル部材を横溝部に直接嵌入して摺動さ
せ、これによってスライド移動を行う構造にしてもよ
い。このように構成することによって、部品数を減らし
て製造を容易にすると共に、側部の固定を強固にするこ
とができる。また、本実施の形態では緊張手段を篩網の
両側にそれぞれ2箇所設けたが、これを篩網の周囲の一
辺のみに設けることも可能である。このように構成する
ことによって、部品数を減らして製造及び調整を容易に
すると共に、構造を簡単にして強度を上げることができ
る。また、緊張手段は、篩網の周囲に2辺以上設けるこ
とができ、緊張手段の数を増やして張力の微調整ができ
るようにすることも可能である。また、回転軸の断面形
状は、円形のものを使用しているが、三角形、四角形、
六角形、八角形等の形状でもよい。回転軸の固定を上方
から行うときには、前記三、四、六、八角形状の方が固
定しやすくなる。さらに、横溝部は、3列使用している
が、1列だけにしてもよい。このように構成することに
よって、振動篩機の構造を簡単にすることができる。ま
た、篩網は、反転させて使用することも可能である。篩
網表面が摩耗したときには、裏面を使用することによっ
て篩網本体の寿命を長くすることができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の緊張装置付き篩網におい
ては、篩網に緊張手段が設けられているので、篩網を振
動架台に取付ける前に張力を調整しておくことができ、
交換時間を短縮することができる。請求項2〜10記載
の振動篩機においては、篩網の保持枠に緊張手段が設け
られているので、篩網の張力を振動架台に取付ける前に
調整しておくことが可能である。特に、請求項3記載の
振動篩機においては、篩網が振動架台にスライド移動可
能に取付けられているので、振動架台の上部に障害物が
あって容易に取外しができない場合でも篩網をスライド
させて側方から簡単に取外すことができる。請求項4記
載の振動篩機においては、篩網を振動架台に反転可能に
取付けたので、目詰まりが発生したときには、篩網を反
転させて簡単に除去することができる。請求項5記載の
振動篩機においては、回転軸を中心にして篩網を回動さ
せることができるので、振動架台から取外さずに反転で
き、作業時間を短縮することができ、また、篩網の重量
が大きい場合にも簡単に反転することができる。請求項
6記載の振動篩機においては、篩網をスライド移動可能
に支持する横溝部が形成されているので、簡単な構造で
篩網の移動、及び固定をすることができる。請求項7記
載の振動篩機においては、横溝部が複数形成されている
ので、篩網を多段に取付けて、振動篩機を多段式のもの
に変更することができる。また、篩網を階段状に設け、
処理物を反転させながら流すことによって目詰まりを防
止することができる。請求項8記載の振動篩機において
は、縦溝部が形成され、縦溝部から回転軸の着脱を行う
ことができるので、篩網の取付け、取外しが簡単にでき
る。請求項9記載の振動篩機においては、振動篩機が複
数の篩網によって構成されているので、1つ当たりの重
量、大きさを小さくして交換を簡単に行うことができ
る。また、それぞれの篩網が独立に反転可能となってい
るので、目詰まりが生じた篩網のみを反転して処理物を
除去することが可能となる。そして、請求項10記載の
振動篩機においては、傾斜角度が調整可能なので、同じ
篩網を使用して、処理物の粒度調整を簡単に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る振動篩機の部分平
面図である。
【図2】同振動篩機の篩網の取付け状態を示す断面図で
ある。
【図3】(A)、(B)は、同振動篩機の側壁部材の構
造を示す斜視図である。
【図4】同振動篩機の横溝部と篩網の嵌合状態を示す断
面図である。
【図5】同振動篩機の篩網の反転時の手順を示す説明図
である。
【図6】本発明の変形例に係る振動篩機の横溝部と篩網
の嵌合状態を示す断面図である。
【図7】従来例に係る振動篩機の斜視図である。
【符号の説明】
10:振動篩機、11:篩網、12:振動架台、13:
篩網本体、14:保持枠、15:開口部、16:チャン
ネル部材、17:固定部材、18:引張り部材、19:
調整ねじ、20:係合部材、21:緊張手段、22、2
3:回転軸、24:側壁部材、24a:固定縦板、25
〜28:篩網支持横板、30〜32:横溝部、34、3
5:縦溝部、36:ボルト、37:振動篩機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に側壁部材を有する振動架台に取付
    けられる平面視して四角形の篩網であって、金属又はプ
    ラスチックからなる多数の線材を組み合わせてなるシー
    ト状の篩網本体と、前記篩網本体の周囲を支持する保持
    枠とを有し、しかも、前記保持枠の少なくとも一辺に
    は、該篩網本体に張力を与える緊張手段が設けられてい
    ることを特徴とする緊張装置付き篩網。
  2. 【請求項2】 両側に側壁部材を有する振動架台と、該
    振動架台に取付けられる1又は2以上の平面視して四角
    形の篩網とを有する振動篩機であって、前記篩網は、金
    属又はプラスチックからなる多数の線材を組み合わせて
    なるシート状の篩網本体と、前記篩網本体の周囲を支持
    する保持枠とを有し、しかも、前記保持枠の少なくとも
    一辺には、該篩網本体に張力を与える緊張手段が設けら
    れていることを特徴とする振動篩機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の振動篩機において、前記
    篩網は、緊張した状態で前記振動架台にスライド移動可
    能に取付けられたことを特徴とする振動篩機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の振動篩機におい
    て、前記篩網は、緊張した状態で前記振動架台に反転可
    能に取付けられたことを特徴とする振動篩機。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載の振
    動篩機において、前記篩網の両側には該篩網をその軸を
    中心にして反転可能な回転軸をそれぞれ1又は2本有す
    ることを特徴とする振動篩機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の振動篩機において、前記
    篩網を両側から支持する前記振動架台の側壁部材には、
    前記回転軸を嵌入させて前記篩網をスライド移動可能に
    支持する横溝部が形成されたことを特徴とする振動篩
    機。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の振動篩機において、前記
    横溝部は前記側壁部材に複数形成され、複数の前記篩網
    をそれぞれ別の横溝部に嵌入させ、前記振動架台にそれ
    ぞれ高さを変えて設置したことを特徴とする振動篩機。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の振動篩機におい
    て、前記側壁部材には、前記横溝部に交差する縦溝部が
    形成され、該縦溝部から前記篩網の回転軸の着脱を行う
    ことを特徴とする振動篩機。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか1項に記載の振
    動篩機において、前記振動架台には複数の篩網が取付け
    られ、該それぞれの篩網は独立に反転可能となっている
    ことを特徴とする振動篩機。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか1項に記載の
    振動篩機において、前記篩網は、傾斜角度を調整可能に
    して前記振動架台に取付けられていることを特徴とする
    振動篩機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014515308A (ja) * 2011-05-24 2014-06-30 メッツォ ミネラルズ インク 鉱物材料用のスクリーンモジュール、処理装置、および処理設備
CN110252653A (zh) * 2019-07-16 2019-09-20 山鹰国际控股股份公司 一种筛网更换工具
CN111515114A (zh) * 2020-04-10 2020-08-11 河南中誉鼎力智能装备有限公司 一种方便更换筛网的多层密封振动筛
KR102422283B1 (ko) * 2021-01-27 2022-07-15 박지수 골재 선별장치

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