JP2000341807A - 住宅用分電盤 - Google Patents

住宅用分電盤

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JP2000341807A
JP2000341807A JP11151473A JP15147399A JP2000341807A JP 2000341807 A JP2000341807 A JP 2000341807A JP 11151473 A JP11151473 A JP 11151473A JP 15147399 A JP15147399 A JP 15147399A JP 2000341807 A JP2000341807 A JP 2000341807A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図面１２をカバー４を開けることなく容易に
取り出しまたは収納することができる住宅用分電盤を提
供すること。 【解決手段】 カバー４には、負荷名称を表示するため
の陥没部６を設け、陥没部６の周縁部には嵌合突起を設
け、分岐ブレーカの負荷名称を記入した負荷名称記入紙
８は、図面収納用カバー９に挟持させると共に、図面１
２を陥没部６に載置し、図面収納用カバー９を嵌合突起
７に嵌合させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷名称表示と図面収
納の構造を一体成形した図面収納用カバーを有する住宅
用分電盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅用分電盤は、図８に示すよう
に、主幹ブレーカ４１と複数の分岐ブレーカ４２を載置
した基台４３に、図面４４は適当な大きさに折りたたん
で、機器の隙間に収納していた。
【０００３】また、扉付きの住宅用分電盤の場合は、図
９に示すように、従来図面ケース５１を別部品で成形
し、扉５２の裏面に粘着テープ等で取り付け、図面５３
は、図面ケース５１に収納していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図８に
示す従来技術によれば、活線の状態で図面４４を収納、
または取り出す場合、配線に触れ感電してしまう虞があ
った。
【０００５】また、図９に示す扉付きの住宅用分電盤で
は、扉５２の裏面に図面ケース５１を取り付けるための
スペースを確保しなければならなかった。また、図面５
２が図面ケース５１からはみだしたりすると、ブレーカ
のハンドルに図面５３が触れて、誤操作してしまう虞が
あった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点に鑑
み、本発明は、図面をカバーを開けることなく容易に取
り出しまたは収納することができる住宅用分電盤を提供
することを目的とし、その構造は、カバーには、負荷名
称を表示するための陥没部を設けると共に、陥没部の周
縁部には嵌合突起を設け、分岐ブレーカの負荷名称を記
入した負荷名称記入紙は、図面収納用カバーに挟持さ
せ、図面を陥没部に載置し、図面収納用カバーを嵌合突
起に嵌合させることである。
【０００７】また、カバーには、分岐ブレーカの負荷名
称を表示するための陥没部を設けると共に、陥没部の端
部には取り付け孔を設け、分岐ブレーカの負荷名称を記
入した負荷名称記入紙は、陥没部に設けられた取り付け
孔に取り付け可能な脚部を有する図面収納用カバーに載
置し、負荷名称保持カバーで被覆し、図面を陥没部に載
置し、図面収納用カバーの脚部を取り付け孔に取り付け
ることである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係る住宅用分電盤は負荷
名称を記入した負荷名称記入紙を図面収納用カバーで保
持し、図面を分電盤のカバーに載置して、図面収納用カ
バーで被覆することで負荷名称表示の構造と図面収納の
構造とを一体成形する。
【０００９】
【実施例】本発明に係る実施例を図１〜図７の添付図面
に基づいて説明する。
【００１０】本発明に係る住宅用分電盤は、図１に示す
ように、基台１に主幹ブレーカ２と複数の分岐ブレーカ
３を載置し、基台１はカバー４で被覆する。また、図２
に示すように、カバー４にはブレーカ２、３の操作ハン
ドルを突出させるための開口５が設けられ、その開口５
の近傍には陥没部６が設けられる。陥没部６の周縁には
嵌合突起７を設ける。
【００１１】図３に示すように、分岐ブレーカ３の負荷
名称は負荷名称記入紙８に記入し、負荷名称記入紙８
は、図面収納用カバー９に挟む。図面収納用カバー９
は、二つ折りにして負荷名称記入紙８を挟持する形状
で、負荷名称記入紙８を挟持した状態でも負荷名称が記
入できるように記入孔１０が設けられている。
【００１２】図面収納用カバー９は、カバー４に設けら
れている陥没部６に図面を折りたたんで載置した状態で
嵌合突起７に嵌合させて用いる。また、図面収納用カバ
ー９は、二つ折りにした状態で上側の面を下側の面より
小さくすれば、図面収納用カバー９をカバー４に嵌合さ
せた状態で開閉することができる。図面収納用カバー９
の上側の面には開閉するためのつまみ部１１を設けさら
に開閉しやすくする。
【００１３】図４は図１におけるＡ−Ａ断面図であり、
図５に図４の拡大図を示す。カバー４の陥没部６に図面
１２を折りたたんで載置する。そして、負荷名称記入紙
８を挟んだ図面収納用カバー９を図面１２を被覆するよ
うに嵌合突起７に嵌合させる。このように図面１２を収
納しながら負荷名称を表示する。
【００１４】また、図６は、本発明に係る住宅用分電盤
の第二実施例を示す説明図であるが、カバー２１にはブ
レーカの操作ハンドルを突出させるための開口２２が設
けられ、その開口２２の近傍には陥没部２３が設けられ
る。陥没部２３の端部には取り付け孔２４を穿設する。
【００１５】図７に示すように、図面収納用カバー２５
には、陥没部２３に設けられた取り付け孔２４に対向す
る位置に脚部２６を設け、脚部２６の端部には引っ掛け
部２７を形成する。負荷名称記入紙２８を図面収納用カ
バー２５の上面に載せたあと、負荷名称保持カバー２９
で被覆するが、図面収納用カバー２５には、負荷名称保
持カバー２９が嵌合できるように、嵌合凹部３０を、ま
た負荷名称保持カバー２９には、嵌合凸部３１を設け
る。
【００１６】分岐ブレーカの負荷名称は負荷名称記入紙
２８に記入し、負荷名称記入紙２８は、図面収納用カバ
ー２５の上面に載せ、負荷名称保持カバー２９の嵌合凸
部３１を図面収納用カバー２５の嵌合凹部３０に嵌合さ
せて固定し、負荷名称を表示する。また、負荷名称記入
紙２８を先に図面収納用カバー２５に設置した状態でも
負荷名称が記入できるように記入孔３２を設けている。
【００１７】図面３３は折りたたんで、カバー２１の嵌
合部２３に載置し、陥没部２３を被覆するようにして図
面収納用カバー２５の引っ掛け部２７を取り付け孔２４
に引っ掛け、図面収納用カバー２５を固定し、負荷名称
の表示と図面の収納を同じ位置で行う。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明に係る住宅用分電盤
は、カバーには、負荷名称を表示するための陥没部を設
けると共に、陥没部の周縁部には嵌合突起を設け、分岐
ブレーカの負荷名称を記入した負荷名称記入紙は、図面
収納用カバーに挟持させ、図面を陥没部に載置し、図面
収納用カバーを嵌合突起に嵌合させるため、カバーを取
り外さずに図面の収納及び取り出しができ、充電部接触
による感電防止となる。また、図面の収納場所は、住宅
用分電盤のデッドスペースであるため、ブレーカの操作
に支障を来すこともなく、扉のない住宅用分電盤であっ
ても美観を損ねることがない。図面収納用カバーは、カ
バーから着脱自在であるため、図面の取り出しは容易に
できる。図面の収納と負荷名称の表示の構造が一体成形
であるため安価に製造することができる。
【００１９】また、カバーには、分岐ブレーカの負荷名
称を表示するための陥没部を設けると共に、陥没部の端
部には取り付け孔を設け、分岐ブレーカの負荷名称を記
入した負荷名称記入紙は、陥没部に設けられた取り付け
孔に取り付け可能な脚部を有する図面収納用カバーに載
置し、負荷名称保持カバーで被覆し、図面を嵌合部に載
置し、図面収納用カバーの脚部を取り付け孔に取り付け
るため、カバーを取り外さずに図面の収納及び取り出し
ができ、充電部接触による感電防止となる。また、図面
の収納場所は、住宅用分電盤のデッドスペースであるた
め、ブレーカの操作に支障を来すこともなく、扉のない
住宅用分電盤であっても美観を損ねることがない。図面
収納用カバーは、カバーから着脱自在であるため、図面
の取り出しは容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る住宅用分電盤を示す正面図であ
る。
【図２】本発明に係る住宅用分電盤のカバーを示す斜視
図である。
【図３】本発明に係る住宅用分電盤の図面収納用カバー
を示す斜視図である。
【図４】図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【図５】図４の要部断面図である。
【図６】本発明に係る住宅用分電盤の第二実施例のカバ
ー部分を示す斜視図である。
【図７】図６における要部断面図である。
【図８】従来技術における住宅用分電盤を示す説明図で
ある。
【図９】第二の従来技術における住宅用分電盤を示す断
面図である。
【符号の説明】
１ 基台 ２ 主幹ブレーカ ３ 分岐ブレーカ ４ カバー ５ 開口 ６ 陥没部 ７ 嵌合突起 ８ 負荷名称記入紙 ９ 図面収納用カバー １０ 記入孔 １１ つまみ部 １２ 図面 ２１ カバー ２２ 開口 ２３ 陥没部 ２４ 取り付け孔 ２５ 図面収納用カバー ２６ 脚部 ２７ 引っ掛け部 ２８ 負荷名称記入紙 ２９ 負荷名称保持カバー ３０ 嵌合凹部 ３１ 嵌合凸部 ３２ 記入孔 ３３ 図面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 基台に主幹ブレーカと複数の分岐ブレー
    カを載置し、前記基台をカバーで被覆して成る住宅用分
    電盤において、前記カバーには、負荷名称を表示するた
    めの陥没部を設けると共に、該陥没部の周縁部には嵌合
    突起を設け、前記分岐ブレーカの負荷名称を記入した負
    荷名称記入紙は、図面収納用カバーに挟持させ、前記図
    面を前記陥没部に載置し、前記図面収納用カバーを前記
    嵌合突起に嵌合させることを特徴とする住宅用分電盤。
  2. 【請求項２】 前記住宅用分電盤において、前記カバー
    には、前記分岐ブレーカの負荷名称を表示するための陥
    没部を設けると共に、該陥没部の端部には取り付け孔を
    設け、前記分岐ブレーカの負荷名称を記入した負荷名称
    記入紙は、前記陥没部に設けられた前記取り付け孔に取
    り付け可能な脚部を有する図面収納用カバーに載置し、
    負荷名称保持カバーで被覆し、前記図面を前記陥没部に
    載置し、前記図面収納用カバーの前記脚部を前記取り付
    け孔に取り付けることを特徴とする住宅用分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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