JP2000336988A - 施錠装置 - Google Patents

施錠装置

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JP2000336988A
JP2000336988A JP11151519A JP15151999A JP2000336988A JP 2000336988 A JP2000336988 A JP 2000336988A JP 11151519 A JP11151519 A JP 11151519A JP 15151999 A JP15151999 A JP 15151999A JP 2000336988 A JP2000336988 A JP 2000336988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常キーではロック機構の解除ができず、施
錠、解錠に制限が加わり、セキュリティキーの使用によ
りロック機構を解除でき、自由な施錠、解錠を行なう施
錠装置を簡易な構成で提供する。 【解決手段】 セキュリティキー50として磁石を埋設
するか、磁気を帯びさせ、ロック機構30におけるロッ
クピン31を磁性材料で構成し、通常キー40の使用で
はシリンダ錠を解錠できてもロックピン31のロック状
態を解除できず、シリンダ錠本体20の出力軸24に拘
束を加え、セキュリティキー50を使用することによ
り、ロックピン31を磁性吸引力により引き寄せ、ロッ
ク機構30のロック状態を解除して、シリンダ錠本体2
0の出力軸24のフリー状態での動作を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解錠防止機能を備
えた施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、解錠防止機能を備えた施錠装置と
しては、例えば、特開平7−293057号公報に開示
されているように、ソレノイドを使用した電気制御手段
により、シリンダ錠に対してロック部材を連動させたも
のが知られている。
【0003】すなわち、図8に示すように、この施錠装
置1は、円筒状カバー体2内部にソレノイド3が配設さ
れており、この円筒状カバー体2の一端側にはシリンダ
錠本体4が取り付けられ、他端側にはロック板5が設け
られている。
【0004】更に詳しくは、図9に示すように、シリン
ダ錠本体4の回動軸4aは、ソレノイド3の鉄芯3aに
抜き差し可能であり、回動軸4aの径方向に突出する係
合ピン4bが鉄芯3aのスリット3b内に入り込むこと
により、シリンダ錠本体4の回動軸4aとソレノイド3
の鉄芯3aとが同期して回動する一方、係合ピン4bが
スリット3bから外れた場合には、シリンダ錠本体4の
回動軸4aが回動しても、キャンセルされ、ソレノイド
3の鉄芯3aは回動しない。
【0005】また、ソレノイド3は、コイル3cへの通
電時、鉄芯3aを下側に引き込み、通電されていない状
態ではバネ3dにより上方に付勢されている。尚、ソレ
ノイドの鉄芯3aの反対他端に固定されている回動軸6
はロック板5と常時係合した状態である。
【0006】従って、ソレノイド3に通電されていない
場合には、バネ3dによりシリンダ錠本体4の回動軸4
aとソレノイド3の鉄芯3aとが係合しており、キー4
cをシリンダ錠本体4のキー孔内に挿入して、シリンダ
錠本体4を解錠操作すれば、シリンダ錠本体4の回動軸
4aとソレノイド3の鉄芯3aとが同期して回動し、同
時に回動軸6を介してロック板5が一体に回動し、錠は
正常に動作する。
【0007】そして、解錠する必要がないときはソレノ
イド3のコイル3cに通電すれば、鉄芯3aが下方に下
がり、シリンダ錠本体4の回動軸4aに設けた係合ピン
4bが鉄芯3aのスリット3bから外れ、フリー状態と
なるため、この状態でキー4cを差し込んで回してもシ
リンダ錠本体4の回動軸4aが回動するだけで、ソレノ
イド3の鉄芯3aが回動しないため、ロック板5は回動
せず、解錠できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の施錠装置1においては、ソレノイド3に通電を行な
い、解錠防止機能をもたせているため、ソレノイド3へ
の通電時衝撃が扉等に加わり、扉に開閉時の耐衝撃性が
必要となり、また、キーを挿入したままの状態があるた
め、ソレノイド等の電気部品の連続定格対策が必要にな
るという問題点があった。
【0009】更に、ソレノイド3の設置スペースを大き
く確保することが必要であり、そのため、コンパクト化
が難しく、また、既存のシリンダ錠に簡単に追加でき
ず、しかも、アクチュエーターの位置に制約を受けるた
め、回転部材(ロック板)の新規設計が必要になるなど
の問題点が指摘されている。
【0010】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、ソレノイド等の電気部品を使用
することなく、シリンダ錠による出力軸の施錠、解錠操
作とは独立して、出力軸の動作を拘束するロック機構
と、このロック機構を解除するために、特定の素材を使
用して製作したセキュリティキーを採用することによ
り、簡易な構造で解錠防止機能を付与できる施錠装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、所定のキー溝パタ
ーンを有するキーの挿入により、回動可能となる出力軸
と、出力軸に取り付けられた施錠アームとを備えた鍵本
体と、上記鍵本体の出力軸の先端側に設けられ、出力軸
の回転方向、あるいは回転角度範囲を規制するロック機
構と、特定材質のセキュリティキーを錠本体のキー孔内
に挿入することにより、上記ロック機構のロック状態を
解除して出力軸の動作をフリーとするロック解除機構
と、からなることを特徴とする。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
所定のキー溝パターンを有する通常キーを錠本体のキー
孔に挿入しても、ロック機構はロック状態のままであ
り、出力軸は回転方向、あるいは回転角度が規制された
状態であり、出力軸をフリー状態とすることができな
い。
【0013】そして、特定材質のセキュリティキーをキ
ー孔内に挿入すれば、錠本体内で出力軸が回動可能な状
態になると同時に、出力軸を拘束しているロック機構を
解除することができる。
【0014】また、ソレノイド等の電気部品を使用しな
いため、施錠時に衝撃が加わることがない。
【0015】請求項2に記載の発明は、ロック機構は、
一端が錠本体の出力軸側に取り付けられ、他端が固定側
に係合する係合部を備えた軸方向に延びるロックピン
と、このロックピンを係合方向に付勢するバネとを備
え、ロックピンの係合状態に応じて出力軸を拘束すると
ともに、ロック解除機構は、ロックピンを磁性体から構
成し、該ロックピンを固定側の係合部からロック解除方
向に磁力により吸引できる磁化された特定材質でセキュ
リティキーを構成したことを特徴とする。
【0016】従って、請求項2に記載の発明によれば、
ロック機構は、錠本体の出力軸の先端に設けられ、出力
軸の軸方向に沿って延びるロックピンと、このロックピ
ンのの係合部を錠本体に取り付けられたフレーム(固定
側)と係合する方向に付勢するバネとを備え、かつロッ
ク解除機構は、このロックピンを出力軸側に引き込み、
固定側の係合部との係合を解除できるように、磁性体か
らなるロックピンと磁化されたセキュリティキーとの組
み合わせから構成されているため、ソレノイド等の電気
部品を使用しないため、電気部品の連続定格対策が必要
でなく、キーを挿入したままでも機能上の問題が発生し
ない。
【0017】更に、ソレノイドを使用しないため、設置
スペースをそれほど必要とせず、出力軸の動きを拘束す
るロックピンを収容するスペースを設定するだけで良い
ため、施錠装置のコンパクト化が可能となる。
【0018】請求項3に記載の発明は、ロック機構は、
一端が錠本体の出力軸側に取り付けられ、他端が固定側
に係合する係合部を備えた軸方向に延びるロックピン
と、このロックピンを係合方向に付勢するバネとを備
え、ロック解除機構は、出力軸と対向するロックピン先
端部分及びセキュリティキーの挿入端部分の一方側を磁
石のN極、他方側を磁石のS極としたことを特徴とす
る。
【0019】従って、請求項3に記載の発明によれば、
ロックピンの先端部分とセキュリティキーの挿入端部分
をそれぞれ磁石のN極、S極に設定すれば、セキュリテ
ィキー挿入によるロックピンの吸引力が倍化することに
より、ロックピン周辺の部品に干渉されることなく、ロ
ックピンの確実なロック解除操作を行なうことができ
る。
【0020】請求項4に記載の発明は、ロック状態での
出力軸の回転方向が一方向であり、ロック解除状態にお
ける出力軸の回転方向が2方向であることを特徴とす
る。
【0021】従って、請求項4に記載の発明によれば、
ロック状態においては、一方向の解錠操作が可能とな
り、ロック解除状態においては、2方向の解錠操作が可
能となるため、通常キーの使用により、一方向のみの開
閉操作を行ない、外形状は通常キーと同一形状であり、
特定材質を使用したセキュリティキーを使用することに
より、始めて両方向の開閉操作が可能となり、セキュリ
ティ機能を高めることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る施錠装置の実
施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0023】図1は本発明に係る施錠装置の全体斜視
図、図2は同施錠装置の分解斜視図、図3は同施錠装置
の分解斜視図、図3は同施錠装置のシリンダ錠本体の背
面図、図4は同施錠装置におけるロック機構のロック状
態を示す構成説明図、図5はロック状態における操作説
明図、図6はロック解除状態における施錠装置の構成を
示す断面図、図7は別の実施形態で示す断面図である。
【0024】図1,図2において、本発明に係る施錠装
置10は、シリンダ錠本体20と、ロック機構30と、
このロック機構を解除するロック解除機構(図1,図2
では図示せず)とから構成されている。
【0025】更に詳しくは、シリンダ錠本体20は、公
知構成であるため、ここでは詳細には説明しないが、図
4を基に簡単に説明すると、外周シリンダ21内部に内
周シリンダ22が回動可能に内装されており、外周シリ
ンダ21及び内周シリンダ22両者を貫通する貫通孔が
径方向に設けられており、バネにより内側に付勢された
2本の係合ピンが貫通孔内に収容されている。そして、
内周シリンダ22のキー孔23内に所定のキー溝パター
ンを有するキーを挿入した場合、係合ピンがキーのキー
溝パターンにより径方向に所定のストローク後退して、
2本の係合ピンの境界部が外周シリンダ21と内周シリ
ンダ22の摺動面と一致することにより、外周シリンダ
21の内面に沿って内周シリンダ22の回動が可能とな
り、内周シリンダ22と一体化した出力軸24が回動し
て、この出力軸24に取り付けられている施錠アーム2
5も回動して施錠、解錠が可能となる。
【0026】次に、ロック機構30の構成について、図
2を基に説明すると、ロックピン31は磁性材料から構
成されているとともに、このロックピン31はフレーム
32とハウジング33とにより保持されており、ハウジ
ング33はプレートカバー34により、これもフレーム
32に支持されている。
【0027】上記ロック機構部30の組み付けは、図
2,図4に示すように、フレーム32の内面にプレート
カバー34の厚み及び外形に等しい凹部321が凹設さ
れ、更にそのほぼ中央にハウジング33のフランジ33
1を収容するほぼ円形の凹部322が形成され、更にこ
の円形の凹部322に円弧状の係合溝部323が形成さ
れている。尚、この係合溝部323は、凹部322の中
央を中心とする円弧状に設定されている。
【0028】そして、キャップ状のハウジング33内に
ロックピン31を押圧スプリング35を介して収容し、
ロックピン31の先端311をハウジング33の丸孔3
32からシリンダ錠20の出力軸24側に向けて突出さ
せるとともに、ロックピン31の反対他端に設けたフラ
ンジ312をフレーム32の内面に当接し、このフラン
ジ312の偏心位置(ロックピン31の軸芯からずらせ
た位置)から突設した係合ピン313を係合溝部323
内に位置決めした状態でハウジング33のフランジ33
1をフレーム32の円形の凹部322に嵌め込み、その
上側からプレートカバー34をフレーム32の凹部32
1内に嵌合してビス36をフレーム32の取付孔361
及びプレートカバー34の取付孔362に挿通させて締
付け固定する。
【0029】更に、このフレーム32をシリンダ錠本体
20の外周シリンダ21のフランジ211の取付孔21
2内にボルトを差し込み、フレーム32の上下に設けた
ボス孔324に挿通させ、ナットを締め付けることによ
り、シリンダ錠本体20とロック機構30を組み付ける
が、出力軸24は、施錠アーム25を取り付けるために
両側が面取りされており、この面取り部241に施錠ア
ーム25の取付孔251を嵌め込んだ後、施錠アーム2
5の取付孔251の両側に設けた楕円状の孔252に対
してロック機構30におけるハウジング33に設けた固
定ピン333を嵌め込み、ロックピン31の先端311
を出力軸24の軸孔242内に摺動可能に挿通させるこ
とにより、シリンダ錠本体20の出力軸24側とロック
機構30との組み付けを完了する。尚、ハウジング33
の開口334に面取りが行なわれ、この面取り形状に合
わせてロックピン31のフランジ312にも面取り31
4が行なわれ、ロックピン31とハウジング33が一体
に回動可能に組み付けられている。
【0030】次いで、シリンダ錠本体20の出力軸24
の動作は、図3に示すように、所定のキー溝パターンを
有するキーをシリンダ錠本体20のキー孔23内に挿入
すれば、出力軸24が回動可能となり、出力軸24に設
けたストッパー243がカバー26の孔部261の左右
対称側に設けたストッパー当接部262に当接するまで
出力軸24をそれぞれ図3中時計廻り方向、あるいは反
時計廻り方向のそれぞれ回転角度a、bで示す範囲内で
の回動が可能である。
【0031】このように、本発明に係る施錠装置10に
よれば、シリンダ錠本体20とロック機構30とを組み
付けた状態、すなわち図4に示す状態では、押圧スプリ
ング35によりロックピン31はフレーム32側に付勢
されており、ロックピン31のフランジ312に設けた
係合ピン313がフレーム32の円弧状の係合溝部32
3内に入り込んでおり、図4に示すロックピン31のロ
ック状態においては、通常キー40を挿入しても、シリ
ンダ錠本体20における外周シリンダ21内面に対して
内周シリンダ22が摺動可能となるものの、ロックピン
31の係合ピン313はフレーム32の係合溝部323
内に係合しているため、係合ピン313は係合溝部32
3内の移動だけに制限され、図5で示すガラス開閉方向
の解錠は可能であるが、前枠開閉方向は解錠できない。
【0032】そこで、本発明では、通常キー40に替え
て磁石を埋設するか、あるいは磁化した特定の材質で形
成したセキュリティキー50を使用し、図6に示すよう
に、シリンダ錠本体20のキー溝23内にこのセキュリ
ティキー50を挿入すれば、キー溝パターンは通常キー
40と同一であり、シリンダ錠本体20における外周シ
リンダ21の内面に沿って内周シリンダ22の回動が可
能になるとともに、ロックピン31が磁性材料から構成
されているため、セキュリティキー50の挿入により、
ロックピン31が磁力により出力軸24の軸孔242内
に引き寄せられ、ロックピン31に設けた係合ピン31
3がフレーム32の係合溝部323から外れることにな
り、出力軸24がフリー状態となり、例えば図5で示す
ガラス開閉方向ばかりでなく、前枠開閉方向の回動が可
能になり、このセキュリティキー50を使用することに
より、前枠開閉、ガラス開閉の両方向の解錠が可能とな
る。
【0033】このように、通常キー40によりガラスの
開閉のみが可能となり、セキュリティキー50の使用に
よりガラス開閉、前枠開閉の両方向の解錠ができること
から、遊戯場の遊戯台の施錠装置に本発明を適用すれ
ば、セキュリティキー50を使用しない限り前枠開閉が
行なえないため、不正なROM交換を未然に防止できる
等、セキュリティ機能を高めることができるとともに、
特に、錠はそのままでキーの交換のみで簡単に設定を変
更できる構造となり、実用的である。更に、シリンダ錠
本体20の出力軸24に対して施錠アーム25に互換性
をもたせれば、広範囲な適用が可能である。
【0034】また、セキュリティキー50のセキュリテ
ィ機能を高めるためには、図7に示すように、ロック機
構30におけるロックピン31の先端側とセキュリティ
キー50の挿入端側に磁石のN極60、S極61を設定
すれば、ロックピン31のロック解除操作をより確実に
行なうことができる。
【0035】以上説明した実施形態においては、磁石を
埋設するか、磁化した材質によりセキュリティキー50
を作製し、ロックピン31として磁性材料で構成して、
セキュリティキー50によりロックピン31のロック解
除を行なうとともに、ロックピン31のロック状態にお
いては、フレーム32の係合溝部323の形状に相当す
るストロークだけの回動を可能にするというものである
が、係合溝部323の形状を適宜変更することにより、
通常キー40での開閉仕様を適宜変更でき、また、遊戯
場の遊戯台の施錠装置に替えてオフィスや住宅等の施錠
装置に適用することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る施錠装
置によれば、キー溝パターンが同一の通常キーとセキュ
リティキーを差別化でき、セキュリティキーの使用によ
り、通常キーでは施錠、解錠が制限されても、セキュリ
ティキーによりフリーな状態で施錠、解錠が可能となる
ため、セキュリティ機能を高めることができるととも
に、従来のソレノイド等の電気部品を使用しないため、
耐衝撃性を高めることができるとともに、コンパクト化
を可能とし、かつ造形上の制約もないなどの種々の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る施錠装置の一実施形態を示す全体
斜視図である。
【図2】図1に示す施錠装置の分解斜視図である。
【図3】図1に示す施錠装置における錠本体の背面図で
ある。
【図4】図1に示す施錠装置におけるロック機構のロッ
ク状態を示す一部切欠き断面図である。
【図5】図1に示す施錠装置のロック状態における動作
説明図である。
【図6】図1に示す施錠装置におけるロック機構のロッ
ク解除状態を示す一部切欠き断面図である。
【図7】図6に示す施錠装置の別の実施形態を示す一部
切欠き断面図である。
【図8】従来の解錠防止機能付き施錠装置の構成を示す
概要図である。
【図9】従来の解錠防止機能付き施錠装置の構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 施錠装置 20 シリンダ錠本体 21 外周シリンダ 22 内周シリンダ 23 キー溝 24 出力軸 25 施錠アーム 30 ロック機構 31 ロックピン 313 係合ピン 32 フレーム 323 係合溝部 33 ハウジング 34 プレートカバー 35 押圧スプリング 40 通常キー 50 セキュリティキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のキー溝パターンを有するキーの挿
    入により、回動可能となる出力軸と、出力軸に取り付け
    られた施錠アームとを備えた鍵本体と、 上記鍵本体の出力軸の先端側に設けられ、出力軸の回転
    方向、あるいは回転角度範囲を規制するロック機構と、 特定材質のセキュリティキーを錠本体のキー孔内に挿入
    することにより、上記ロック機構のロック状態を解除し
    て出力軸の動作をフリーとするロック解除機構と、 からなることを特徴とする施錠装置。
  2. 【請求項2】 ロック機構は、一端が錠本体の出力軸側
    に取り付けられ、他端が固定側に係合する係合部を備え
    た軸方向に延びるロックピンと、このロックピンを係合
    方向に付勢するバネとを備え、ロックピンの係合状態に
    応じて出力軸を拘束するとともに、ロック解除機構は、
    ロックピンを磁性体から構成し、該ロックピンを固定側
    の係合部からロック解除方向に磁力により吸引できる磁
    化された特定材質でセキュリティキーを構成したことを
    特徴とする請求項1に記載の施錠装置。
  3. 【請求項3】 ロック機構は、一端が錠本体の出力軸側
    に取り付けられ、他端が固定側に係合する係合部を備え
    た軸方向に延びるロックピンと、このロックピンを係合
    方向に付勢するバネとを備え、ロック解除機構は、出力
    軸と対向するロックピン先端及びセキュリティキーの挿
    入端部分の一方側を磁石のN極、他方側を磁石のS極と
    したことを特徴とする請求項1に記載の施錠装置。
  4. 【請求項4】 ロック状態での出力軸の回転方向が一方
    向であり、ロック解除状態における出力軸の回転方向が
    2方向であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282582A (ja) * 2001-03-27 2002-10-02 Nippon Kentetsu Co Ltd 洗濯機の蓋ロック装置

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