JP2000334611A - チャック - Google Patents

チャック

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JP2000334611A
JP2000334611A JP2000142476A JP2000142476A JP2000334611A JP 2000334611 A JP2000334611 A JP 2000334611A JP 2000142476 A JP2000142476 A JP 2000142476A JP 2000142476 A JP2000142476 A JP 2000142476A JP 2000334611 A JP2000334611 A JP 2000334611A
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chuck
sleeve
jaws
drive disk
drive
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JP2000142476A
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English (en)
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William H Aultman
エイチ. アルトマン ウィリアム
Gary L Young
エル. ヤング ギャリー
Robert A Grogan
エイ. グロガン ロバート
Larry J Wilson
ラリー ウィルソン ジェイ.
Samuel G Girardeau
ジー. ギラードー サミュエル
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Power Tool Holders Inc
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Power Tool Holders Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1253Jaws movement actuated by an axially movable member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動装置に使用するための改良型のチャック
を提供すること。 【解決手段】 駆動装置に使用するためのチャックは、
略円柱状の本体部と、複数のジョーと、本体部に対して
駆動用ディスクの軸方向の移動がジョーをそのチャック
の本体部の軸線に向けて移動させ、または離隔する方向
に移動させるように本体部の回りに軸方向に移動可能に
配されジョーに駆動的に係合する駆動用ディスクとを含
んでいる。その駆動用ディスクは、スリーブと駆動用デ
ィスクとの間の相対回転がその駆動用ディスクを本体部
に対し軸方向に移動させるように略円柱スリーブのねじ
内周面に係合するねじ外周面を形成している。その駆動
用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に貫通して
延びる複数の円柱状のスロットを形成している。各ジョ
ーは、円柱状のスロットに対し協調的に形作られ、ジョ
ーが軸方向に固定され、また、駆動用ディスクに対し半
径方向に摺動可能とされるように収容される部分を含ん
でいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この出願は、1999年5月14日付の米
国の仮出願第60/134,338号の利益を主張す
る。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル、または、
電動式もしくは空気圧式駆動装置に使用されるチャック
に関する。さらに詳しくは、本発明は、手動または駆動
モータの作動により締め付けられたり、あるいは、緩め
られたりされ得るキーレスチャックに関する。
【0003】
【従来の技術】手動式および電動式または空気圧式工具
は、双方とも良く知られている。捩りドリルは、そのよ
うな駆動装置が使用される最も一般的な工具であるけれ
ど、その工具は、また、ねじドライバ、ナットドライ
バ、バリトリ、砥石、他の切断もしくは研磨工具が取り
付けられたものを含んでも良い。その工具は、直径が変
化するシャンクを有するもの、あるいは、工具のシャン
クの断面が多角形であっても良いので、装置には、通
常、比較的広い範囲にわたって調整できるチャックが備
えられている。チャックは、ねじ穴またはテーパ孔によ
って駆動装置に取り付けられても良い。
【0004】多くの種類のチャックが、その技術分野に
おいて開発されている。チャックの一形態においては、
円周上に約120度間隔で互いに離隔した3つのジョー
が、駆動軸に取り付けられる本体内に角度付けられて配
置された通路によって拘束されている。チャックは、拘
束されるナットに対しての本体の一方向の回転が、ジョ
ーを工具のシャンクに関し把持関係とし、または、その
把持関係を遠ざけるように形成されている。そのような
チャックは、もし、手動により締め付けられたりまたは
緩められたりされるならば、キーの無いものであっても
良い。
【0005】そのようなチャックの一例は、“無衝撃の
キーレスチャック”と称される米国特許第5,125,673号
に開示されている。これは、本出願人に共に譲渡されて
おり、全体の開示は、本出願の一部を構成するものとす
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、先行技術の
構成および方法の不利な点を認識し、取組んでいる。従
って、駆動装置に使用するための改良型のチャックを提
供することが本発明の一つの目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的および他の目的
は、回転可能なスピンドルを有する駆動装置に使用する
ためのチャックにより達成される。そのチャックは、ス
ピンドルとともに回転するように構成される円柱状の本
体部を含んでいる。本体部は、駆動装置のスピンドルと
ともに回転するように構成されるテール部とその中に形
成される軸孔を有するノーズ部とを形成している。複数
のジョーは、その軸孔に連通している。駆動用ディスク
は、本体部に対しての駆動用ディスクの軸方向の移動が
軸線の移動方向に応じてジョーを軸孔の軸線に向かう方
向または離れる方向に移動させるように、本体部の回り
に軸方向に移動可能に配されジョーに駆動的に係合す
る。駆動用ディスクは、ねじ外周面を形成している。略
円筒状のスリーブは、本体の回りに回転可能に取り付け
られており、駆動用ディスクとスリーブとの間の相対回
転が駆動用ディスクを本体に対し軸方向に移動させるよ
うに、駆動用ディスクのねじ外周面に係合するねじ内周
面を形成している。駆動用ディスクは、少なくとも半径
方向に部分的に貫通して延びる複数の円柱状のスロット
を形成している。
【0008】各ジョーは、その円柱状のスロットに対し
協調的に形作られる部分を含んでいる。そのジョーの部
分は、ジョーがその駆動用ディスクに対し軸方向に固定
され、また、半径方向に摺動可能とされるように、その
スロットにより収容される。
【0009】他の実施例においては、チャックは、駆動
装置における駆動軸とともに回転するように構成される
テール部と、その中に形成される軸孔を有するノーズ部
とを形成する略円柱状の本体部と、角度付けられてノー
ズ部内に配置されノーズ部の軸孔に交差する複数の通路
とを含んでいる。複数のジョーは、それぞれ、その通路
内に配置される。駆動用ディスクは、本体部に対し駆動
用ディスクの軸方向の移動が、軸線の移動方向に応じて
ジョーを軸孔の軸線に向けてまたは離隔する方向に移動
させるように、軸方向に移動可能に本体の回りに配置さ
れジョーに駆動的に係合する。
【0010】駆動用ディスクは、ねじ外周面を形成して
いる。略円筒状のスリーブは、ジョーが駆動用ディスク
を伴なって軸線方向前方に移動するように、本体部の回
りに回動可能に取付けられ、ジョーに係合する。駆動用
ディスクは、駆動用ディスクとスリーブとの間の相対回
転が、本体部に対し駆動用ディスクを軸線方向に移動さ
せるように、駆動用ディスクのねじ外周面に係合するね
じ内周面を形成する。ガイドリングは、軸方向に沿って
本体部に固定されており、通路から軸線方向後方に略平
行に延び、ジョーに接する略円錐台部を形成している。
【0011】本発明の更なる実施例においては、チャッ
クは、駆動装置のスピンドルとともに回転するように構
成されるテール部とその中に形成される軸孔を有するノ
ーズ部とを形成している円柱状の本体部を含んでいる。
複数のジョーは、その軸孔に連通している。駆動用ディ
スクは、本体部に対しての駆動用ディスクの軸方向の移
動が軸線の移動方向に応じてジョーを軸孔の軸線に向か
う方向または離れる方向に移動させるように、本体部の
回りに軸方向に移動可能に配されジョーに駆動的に係合
する。駆動用ディスクは、ねじ外周面を形成している。
略円筒状のスリーブは、本体の回りに回転可能に取り付
けられており、駆動用ディスクとスリーブとの間の相対
回転が駆動用ディスクを本体に対し軸方向に移動させる
ように、駆動用ディスクのねじ外周面に係合するねじ内
周面を形成している。ベアリングは、後方への軸力がス
リーブから本体部までベアリングを通じて伝達されるよ
うにそのスリーブと本体部のノーズ部との間に配されて
いる。
【0012】本発明の更なる好ましい実施例において
は、チャックは、駆動装置のスピンドルとともに回転す
るように構成されるテール部とその中に形成される軸孔
を有するノーズ部とを形成している円柱状の本体部を含
んでいる。複数のジョーは、その軸孔に連通している。
駆動用ディスクは、本体部に対しての駆動用ディスクの
軸方向の移動が軸線の移動方向に応じてジョーを軸孔の
軸線に向かう方向または離れる方向に移動させるよう
に、本体部の回りに軸方向に移動可能に配されジョーに
駆動的に係合する。駆動用ディスクは、ねじ外周面を形
成している。略円筒状のスリーブは、本体の回りに回転
可能に取り付けられており、駆動用ディスクとスリーブ
との間の相対回転が駆動用ディスクを本体に対し軸方向
に移動させるように、駆動用ディスクのねじ外周面に係
合するねじ内周面を形成している。駆動用ディスクの外
周面は、その外周面の回りに最大360°で延在し分離
しているねじを形成している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の十分なかつ実施可能な開
示は、当業者に対する最良の実施形態を含み、添付の図
面への参照を含む明細書の残りの部分において、さらに
詳しく述べられる。
【0014】本明細書および図面において、参照符号が
繰り返し使用されるのは、本発明の同一もしくは相似の
形態もしくは要素をあらわすことを意味するものであ
る。
【0015】本説明が1つまたは複数の例示的な実施形
態の説明に過ぎず、本発明のより広い形態を制限するこ
とを意図するものではなく、より広い形態が例示的な構
成で具体化されていることは、当業者により理解される
べきである。
【0016】図1および図5を概して参照するに、本発
明によるチャック10は、12で示す一点鎖線で図示さ
れた中央の長手方向軸線を有している。チャック10
は、フロントスリーブ14と、任意選択のリアスリーブ
16と、複数のジョー18とを含む。本体20は、略円
柱状をなし、ノーズ即ち前部22とテール即ち後部24
とを含む。ノーズ部の中には軸孔26が形成され、軸孔
26は、チャックが設計されてこれに適応する最大の工
具のシャンクよりもやや大きい。この技術分野では理解
されるように、本体20は、棒鋼または任意の他の適当
な材料で形成されてもよい。
【0017】本体20は、そのテール部にねじ孔28を
形成する。孔28は、動力式または手動式駆動装置(図
示せず)の駆動軸と合うように標準サイズのものであ
る。ねじ孔28が図示されているが、このような孔は、
テーパ状の駆動軸と合うようにした標準サイズのテーパ
状の孔と取り替え得る。孔26、28は、本体20の中
央部30において連通している。中央部30は、本体が
ビットによってスピンドル上にねじ込まれるようにドラ
イブビットを受け入れるためのソケットとともに形成さ
れ得る。このようなソケットの構成は、本出願の一部を
構成する米国特許第5,193,824号に記載されて
いる。
【0018】本体20はまた、3つのジョー18をそれ
ぞれ収容するための3つの通路32を形成する。3つの
ジョーからなる構成では、各通路、およびしたがって各
ジョーは、各隣接通路から約120°の円弧だけ離れて
いる。通路32およびジョー18の長手方向の軸線は、
チャックの長手方向の軸線12に対してある角度をなし
ているが、チャック本体20の前方における共通点でチ
ャックの軸線に交差している。図7B、7D、および7
Eを参照するに、各ジョー18は、チャック本体20の
長手方向の軸線に概して平行な工具係合面34を有す
る。
【0019】本体20は、スラストリング部材36を含
み、この部材は好ましい実施形態では本体の一部分を形
成している。現在、好ましくないが、スラストリング
は、本体の主要部分から分離した構成部分とされてもよ
い。図1および図5に示すように、スラストリング36
は、ベアリングアッセンブリ42を受ける棚状部分40
を含む。ベアリングアッセンブリは、チャック本体20
に対して前方ワッシャ48の上で前方向に支え、後方ワ
ッシャ50の上で後方向に支えるベアリングボール46
を囲むベアリングケージ44を含んでいる。後方レース
50は、スラストリング36の立ちあがり部分と棚状部
分との間に形成された肩面52に当接している。前方レ
ース48は、スリーブ14の肩54に対して軸方向に前
方に支えている。ベアリングアッセンブリ42は、いず
れの適当な構造を含んでも良く、例えば、本出願の一部
を構成する米国特許第5,348,318号に記載され
た形式のベアリングアッセンブリがある。
【0020】本体20のテール部24は、その上にリア
スリーブ16を受けるために、ローレット面56を有す
る後部円筒状部分を含む得る。後方スリーブは、ローレ
ット面の上に押し付けてもよく、またはローレットなし
に圧入によって、またはキーを使用して適所に保持する
ことも可能である。これは、また、かしめ、ステーキン
グ、リベット締め、ねじ込み、または別の任意の適当な
固定機構によって保持することも可能である。フロント
スリーブ14およびリアスリーブ16が本体20の長さ
を実質的に延ばす単一スリーブによって置き換えられる
場合には、保持用ディスクがテール部24に押し付けら
れるかまたはこの上に保持され、スリーブを本体上に後
方に向けて維持する。
【0021】チャックの前端部では、ノーズ部22が斜
めに切られており、フロントスリーブ14のチャック本
体に対する前方への軸線方向の動きを制限するために、
ノーズピース57を受けるようになっている。代替案と
して、スナップリングまたはその他の適当な機構を使用
して、スリーブを軸線方向に沿って拘束することもでき
る。ノーズピース57は、ノーズ部22上に押し付けら
れてもよく、または別の任意の適当な方式で取り付けら
れてもよい。本体上におけるスリーブの後方軸線方向へ
の移動は、スラストリング36によってベアリングアッ
センブリ42を通じて阻止される。
【0022】スリーブ14の外周表面は、操作者がこれ
を確実に掴むことができるように、ローレットを付ける
か、または長手方向のリブまたはその他の突起部を備え
得る。同様に、リアスリーブ16の外周表面は、用いら
れる場合ローレットを付けるか、または望む場合にはリ
ブを付けてもよい。前方スリーブおよび後方スリーブ
は、ポリカーボネートなどの構造用プラスチック、充填
剤入りポリプロピレン、たとえばガラス繊維入りポリプ
ロピレン、または構造用プラスチック材料の配合物から
製造され得る。例えば、黒鉛入り高分子物質などの他の
複合材料もまた一定の環境では適当になり得る。さら
に、スリーブは、鋼鉄などの適当な金属で製造され得
る。当業者により理解されるように、本発明のチャック
が加工される材料は、チャックの最終用途に依存し、上
記の材料は例示としてのみ挙げたものである。
【0023】スリーブ14の内面59は、雌ねじ58を
形成する。ねじは、スリーブ14の長さに沿った8つの
間隔からなる異形角ねじ配列である。しかし、いずれか
の適当なねじ形状または配列も、例えば、異形鋸歯ねじ
を含めて用いられ得ることを理解されるべきである。あ
る好ましい実施例では、ねじ58の外表面と後面との間
の方形境界面57は、彎曲表面によって取り替えられ
る。
【0024】駆動用ディスク60は、外周面64の回り
に延びる雄ねじ62を含む。ねじ62は、ねじ62がね
じ58によって受けられるとき、スリーブ14と駆動用
ディスク60との間の相対回転が、駆動用ディスクをス
リーブ内で軸線方向に動かすように、ねじ58と同じ間
隔を有している。特に、駆動用ディスクが成形されてい
る場合、ねじ62は、表面64からねじの外径へ延びる
例えば約5°の傾斜からなる傾斜面を有する。
【0025】さらに、図6および図7A〜7Eを参照す
るに、駆動用ディスク60は、駆動用ディスクの中を軸
線方向に延びる3つの均等に離間したスロット66を含
み、これらのスロットは、これを通じてそれぞれのジョ
ー18の各端部68を受ける。その各端部は、そのスロ
ットがジョーの端部を摺動可能に受けるが、ジョーがそ
の軸線のまわりに回転しないように、そのスロット66
の断面に対応する略矩形の断面を有している。
【0026】各端部68は、その端部のそれぞれの面に
おける2つの肩70を形成する境界で、ジョーの略円柱
状の主要部分と交わる。肩は、ジョーが本体20のスロ
ット32の中に受けられるとき、肩は駆動用ディスク6
0の平らな前面72に対してぴったり接触するように、
ジョーの軸線と肩によって形成された平面との間に角度
Φで形成されている。ある好ましい実施例では、前面7
2は、チャックの軸線に直角をなし、従って、角度Φ
は、90°からジョーの軸線74とチャックの軸線12
とがなす角度Θを減じた角度に等しい。
【0027】各端部68は、また、肩70に平行な端部
内に略半径方向に延びるスロット76も形成する。端部
は、スロット76が駆動用ディスク60の平らな後面7
8の後方にあって、これに平行となるように、スロット
66を通って延びている。
【0028】各スロット76は、このスプリングアーム
は鋼製のバックリング82から内側に向いて、略円周に
沿って内部に延びているそれぞれの細長いスプリングア
ーム80を受ける。アーム80は、その末端84をバッ
クリング82に対して半径方向の内側に偏らせている。
従って、端部84は、それぞれの溝88においてスロッ
ト76の閉端部86と係合する。ジョー18がスロット
32の中に収容されるとき、溝88は、ジョーの端部を
掴んでチャックの軸線12の回りにリング82が回転す
ることを抑止する。さらにまた、アーム80は、ジョー
に対してリング82を軸方向に固定する。
【0029】肩70およびバックリング82は、ジョー
を駆動用ディスク60に軸方向に対し固定する。さらに
また、ジョーは、駆動用ディスクスロット66と本体ス
ロット32との両方を通過し、これによって駆動用ディ
スクが本体に対して取付けられて回転する。駆動用ディ
スクは本体に対して回転することはできないので、本体
に対するスリーブ14の回転が、ねじ62とねじ58と
の間の協働によってチャックの軸線12に対して駆動用
ディスク60を軸方向に移動させる。スリーブの回転方
向に応じて、駆動用ディスクが、本体の上を軸方向に前
後に移動し、肩70またはバックリング82のいずれか
を支え、スロット32内のジョー18を軸方向に移動さ
せ開位置または閉位置とする。
【0030】図1は、完全に開いた位置に引き込まれた
ジョー18を示す。図3を参照するに、そのジョーの端
部68は、チャックの軸線に対してその最も半径方向外
側の位置にある。しかし、図2に示すように、前方スリ
ーブの回転が駆動用ディスク60を前方に、ジョー18
を閉位置に動かすとき、端部68は、軸12に向かって
半径方向内側に向かって移動する。図4を参照すると、
末端84は、それでも、アーム80が半径方向に内側に
向かって偏っているので、スロット76の中に係合した
ままである。
【0031】スプリングアーム80は、ジョーを通路3
2の中の整列された位置に維持するのに役立つ。特に、
ジョー18はチャックのノーズに向かって軸方向前方に
向かって押されるので、ジョーの外表面83は、通路3
2の外縁部において本体20によって形成された端部8
5に対して押す傾向がある。ジョーは、この縁部で回転
することが可能で、ジョーのノーズ87を半径方向内側
に向かって、また端部68を半径方向外側に向かって押
す。しかし、スプリングアームは、通路の上流で半径方
向内向きの力を加える。これは、ジョーの外表面83を
各通路の内表面89に対して偏らせ、これによって縁部
85におけるジョーの旋回を抑制する。
【0032】いかなる適当な機構も、ジョーを軸線方向
にジョーの通路内に保持するために使用され得る。例え
ば、図8に示す駆動用ディスクおよびジョーアッセンブ
リを参照すると、バックリング82(図6)は、半径方
向内向きの力をジョー端部68に加える伸張可能なポリ
マカラーなどのガータスプリング91、または他の適当
な任意のリテーナによって取り替えられてもよい。駆動
用ディスクは、ガータスプリングを通じてジョーを開方
向に押し戻す。代替案として駆動用ディスクは、スロッ
ト66の代わりに、その1つが97でシルエットで示さ
れているT字形状のスロットを伴って形成されてもよ
い。3つの均等に離間したスロット97の各々は、半径
方向に表面64から駆動用ディスクの中に前面72およ
び後面78に対し平行に延び、ディスク全体にわたって
延びてもよい。ジョーの端部68は、スロット97がそ
れぞれのジョーを摺動可能に受けるように、相応するT
字形状に形成されている。スロットによって、駆動用デ
ィスクが開位置と閉位置との間でジョーを移動させると
き、ジョー端部は半径方向に移動させることができる。
乾式潤滑剤被覆が、この動きを容易にするためにジョー
端部および/またはスロット97に施されてもよい。ジ
ョーが組み立てられたチャック内でジョーの通路に整列
された状態で維持されるように、ジョー端部とスロット
97との協働は駆動用ディスクに対して適正な角度でジ
ョーを維持する。これらの実施形態のいずれにおいて
も、チャックは、図1、2、および5に示されるよう
に、別の様式で構成されている。
【0033】図9A、9Bに示すチャック10のさらに
別の好ましい実施形態を参照すると、ガイドリング93
が本体20に押し付けられている。均等に3つに離間し
たプロング95が、リング93からそれぞれのジョーの
外面83に対して延びている。プロングは、縁部85か
ら上流において通路表面89に対向する側で(すなわ
ち、通路からジョーの直径を横切って直接に)各ジョー
に当接している。これは、ジョーが縁部85の後で外向
きに旋回することを防ぎ、これによってジョーを通路と
整列した状態に維持する。ガータスプリング91は、伸
張可能なカラーをもたらし、このカラーを通じて駆動用
ディスクはジョーを開位置に駆動し、付加的な内向きへ
の付勢をもたらす。上述のT形スロット構造、またはバ
ックリング(図6)を、伸張可能なカラーの代わりに使
用され得る。
【0034】図1から7を再び参照すると、ジョー18
が工具シャンクを締め付けるとき、後向きの軸力がジョ
ーと駆動用ディスクとを通じてフロントスリーブ14に
伝わる。この力は、ベアリングアッセンブリ42を通じ
て肩52において本体20に伝達される。
【0035】ノーズ部22から見て時計回り方向である
スリーブ14の回転は、駆動用ディスク60をチャック
軸12に対して軸方向前方に移動させ、これによってジ
ョー18を閉位置に移動させる。逆に、前方スリーブの
反時計回り方向の回転は、ジョーを開位置に移動させ
る。また、図5を参照すると、ねじ58の後端部にスト
ップ92が設けられている。ジョーが図1に示すように
全開位置に到達するとき、ねじ62の後端部94は、ス
トップ92に当接する。これによって、駆動用ディスク
に対するスリーブのさらなる回転が防止され、これによ
り、ジョーがチャックの後部域で動かなくなることが防
止される。類似のストップ96が、ねじ58の前端部に
設けられ、ねじ62の前端部98を停止させ、チャック
の孔26に工具がないときにジョーが全閉位置で動かな
くなることを防止する。
【0036】ねじ62は、駆動用ディスク60の1回転
する表面64を形成している。ねじ端部94と端部98
との間の隙間100は、ストップ92の幅よりも大きな
角幅を有する。これは、チャックの組立てを容易にし、
ストップを越えて駆動用ディスクが落とし込まれて直接
的にねじ58の上に配置され得る。それからリアスリー
ブ16は、チャックが全開位置にあるとき、駆動用ディ
スクが前方スリーブから外れないようにする。図1では
後方スリーブと駆動用ディスクとの間に僅かなギャップ
を示しているが、これらの端部102、104が組み立
てられたチャックの中で当接するように、これらの構成
部分のいずれか一方、または両方を他方に向かって延在
させてもよい。
【0037】図は、8つの間隔のねじを図示している
が、機械的利点を向上させるためにもっと上回るピッチ
も使用され得ることを理解すべきである。例えば、ある
好ましい実施例では、16ピッチ間隔のねじが、前方ス
リーブおよび駆動用ディスクの上に設けられている。駆
動用ディスクのねじは、4回転分からなる。従って、ス
トップ92(図5)は、駆動用ディスクがスリーブの中
にねじ込まれた後に任意の適当な手段によって、例えば
リベット留め、プラスチック溶接、またはスロット/キ
ー接合面によって、スリーブに取り付けられる。
【0038】ここで図10を参照すると、本発明に従う
チャック10は、本体のノーズ部22からテール部24
に延びるスリーブ14を含んでいる。軸孔26がノーズ
部の中に形成されており、これは、チャックが設計され
てこれに適応する最大の工具シャンクよりもやや大き
い。
【0039】本体20は、そのテール部にねじ孔28を
形成する。孔28は、動力式または手動式駆動装置(図
示せず)の駆動軸と合うように標準サイズのものであ
る。ねじ孔28が図示されているが、このような孔は、
テーパ状の駆動軸と合うようにした標準サイズのテーパ
状の孔に替えることもできる。孔26、28は、本体2
0の中央領域30において連通している。その中央領域
は、その本体がビットによってスピンドル上にねじ込ま
れるように、駆動ビットを受けるためのソケットととも
に形成されてもよい。
【0040】本体20は、また、3つのジョー18をそ
れぞれ収容するための3つの通路32を形成する。3つ
のジョーからなる構成では、各通路、および従って各ジ
ョーは、各隣接通路から約120°の円弧だけ離れてい
る。通路32およびジョー18の長手方向の軸線は、チ
ャックの長手方向の軸線に対して角度付けられている
が、チャック本体の前方における共通点でチャックの軸
線に交差している。各ジョー18は、チャック本体の長
手方向の軸線に略平行な工具係合面34を有する。
【0041】本体20は、また、ベアリングアッセンブ
リ42を受ける棚状部分40を含むスラストリング部材
36を含んでいる。ベアリングアッセンブリは、ベアリ
ングボール46を囲むベアリングケージ44を含み、ベ
アリングボール46は、前方ワッシャ48上でチャック
本体20に対して前方向に向って支え、後方ワッシャ5
0上で後方に向けて支える。後方レース50は、スラス
トリング36の立ちあがり部分と棚状部分との間に形成
された肩面52に当接している。前方レース48は、ス
リーブ14の肩54に対して軸方向前方に向けて支えて
いる。
【0042】図10に示すようなチャックは、単一のス
リーブ14を含むが、図1に示すように任意選択の後方
スリーブを含んでもよいことは理解されるべきである。
このような配置では、本体20のテール部24は、後方
スリーブを受けるためにローレット面をその上に有する
後部円筒状部分を含んでもよい。
【0043】チャックの前端部では、ノーズ部22が斜
めに切られており、スリーブ14のチャック本体に対す
る前方軸方向の動きを制限するために、ノーズピース5
7を受けるようになっている。代替案として、スリーブ
を軸方向に拘束するためにスナップリングまたはその他
の適当な機構が使用されてもよい。ノーズピース57
は、ノーズ部22上に押し付けることもでき、または別
の任意の適当な方式で取り付け得る。本体上におけるス
リーブの後方軸方向への移動は、スラストリング36に
よってベアリングアッセンブリ42を通じて阻止され
る。
【0044】スリーブ14の内面59は、雌ねじ58を
形成している。ねじは、スリーブ14の長さに沿った8
ピッチの間隔の構成であり、彎曲した前面を形成する。
しかし、いずれかの適当なねじ形状または配列が、例え
ば、異形角ねじまたは異形鋸歯ねじを含めて採用されて
もよいことは理解すべきである。
【0045】駆動用ディスク60は、外面64の回りに
延びる雄ねじ62を含む。ねじ62は、ねじ62がねじ
58によって受けられるとき、スリーブ14と駆動用デ
ィスク60との間の相対回転が、駆動用ディスクをスリ
ーブ内で軸方向に動かすように、ねじ58と同じピッチ
を有する。特に、駆動用ディスクが成形されている場
合、ねじ62は、ねじ58の彎曲面に適合する形状を有
することができる。
【0046】また、図11、12、および13を参照す
ると、駆動用ディスク60は、ディスクを通って半径方
向に貫通して延びている3つの均等に離間したスロット
106を含んでいる。スロット106は、円柱状の形状
を呈し、適当な孔あけ工具によって駆動用ディスクの外
面に半径方向内側に向かって孔あけられることによって
形成され得る。特に、図12および図13に示すよう
に、ジョー端部68は、スロット106はそれぞれのジ
ョーを摺動可能に受け入れるように、協調的に半円形状
に形成されている。そのスロットによって、駆動用ディ
スクが開位置と閉位置との間でジョーを移動させると
き、ジョー端部は、半径方向に動くことができる。この
動きを容易にするために乾式潤滑剤被覆がジョー端部お
よび/またはスロット106に施されてもよい。ジョー
端部とスロット106との協働は、ジョーが組み立てら
れたチャック内でジョーの通路に整列された状態で維持
されるように、駆動用ディスクに対して適正な角度でジ
ョーを維持する。
【0047】ノーズ部22から見て時計回り方向である
スリーブ14の回転は、駆動用ディスク60をチャック
の軸線に対して軸方向前方に動かし、これによって、ジ
ョー18を閉位置に移動させる。逆に、前方スリーブの
反時計回り方向の回転は、ジョーを開位置に移動させ
る。図11を参照すると、ねじ58の後端部にストップ
92が設けられている。ジョーが例えば図1の実施例に
示すように全開位置に到達するとき、ねじ62の後端部
94は、ストップ92に当接する。これによって、駆動
用ディスクに対するスリーブのさらなる回転が防止され
る。類似のストップ(図示せず)がねじ62の前端部9
8を停止させるためにねじ58の前端部に設けられ、チ
ャックの孔に工具がないときジョーが全閉位置で動かな
いことを防止する。
【0048】ねじ62は、駆動用ディスク60の表面6
4の回りに360°よりも僅かに少なく延びる1回転分
を形成する。ねじ端部94および98の間の隙間100
は、ストップ92の幅よりも大きな角幅を有する。これ
は、チャックの組立てを容易にし、ストップを越えて駆
動用ディスクを落とし込み直接的にねじ58上に配置し
得る。スナップリング112によって溝110に取付け
られたバックプレート108は、チャックが全開位置に
あって後ねじ端部94がストップ92に当接していると
き、駆動用ディスクがスリーブから外れないようにす
る。
【0049】ベアリングアッセンブリ42は、いずれか
の適当な構造を含んでもよい。例えば図11には、2つ
のベアリング構成42a、42bが示されている。42
aに図示された実施形態では、ベアリングレース48を
形成するワッシャは、ベアリングボール46の各々がそ
れぞれの凹部114の中に受けられるように、ワッシャ
の後面に放射状に整列した凹部114を含む。
【0050】ベアリングボールが回転せしめられると
き、スリーブ14は、レース48、50間に相対回転力
を作用させる。通常は、ワッシャ48は、ケージ44が
ワッシャ48とともに回転するように、ボール46を支
えている。しかし、ジョーが工具を閉じ込める前、ワッ
シャ50に対して比較的小さな後方への軸力がかかる。
こうしてボール46は、ワッシャに対して摺動し、ワッ
シャはチャック本体に対向したままになる。ボール46
とワッシャ50の間の摩擦力がスリーブ14とワッシャ
48との間の摩擦力よりも大きい場合、スリーブが回転
するとき、ベアリングアッセンブリ全体は、本体に対し
保持され回転したままとなる。
【0051】ジョーが工具のシャンクを閉じ込めると
き、駆動用ディスク60はスリーブ14に対して後方軸
方向力を作用し、そしてまた、スリーブはこの力をベア
リング42aを通じて本体に伝達する。この時点で、ボ
ール46とレース50との間の増加した摩擦力がボール
をワッシャに対して回転させ、ワッシャは摩擦によって
スラストリング36に保持され回転する。スリーブ14
は摩雑によってワッシャ48を回転駆動するので、スリ
ーブはボール46をその凹部114から転げ出して次の
凹部に転がす。スリーブ14の連続回転は、連続する凹
部を次々に通るそのボールの運動を続けさせ、クリック
音を発生させ、この音が操作者にチャックが全締付位置
に近づいていることを知らせる。
【0052】別の実施例では、さらに図14を参照する
と、ベアリング42bは、その後面における半径方向の
外縁部の回りに形成された凹部114を有する第1レー
ス48を含んでいる。対向するレース50は、これから
軸方向前方に延びたシュラウド116を含む。シュラウ
ドは、アーム118の末端において形成されたタブ12
0がそれぞれの凹部114と係合するように、ワッシャ
48に向かって軸方向前向きに付勢された複数のスプリ
ングアーム118を形成している。従って、スリーブ1
4が閉位置に回されるとき、レース48、50は互いに
連結され回転し、スリーブまたは本体のいずれかがより
大きな摩擦力をベアリングアッセンブリに作用させるこ
とに応じて、スリーブ14またはチャック本体20のい
ずれかとともに回転する。当業者には理解されるが、こ
れは構成部分の寸法とこれを作る材料に依存するもので
ある。例えば、ベアリングアッセンブリと本体が金属で
作られているがスリーブは高分子材料で作られている場
合、スリーブが回転するときベアリングは、代表的には
本体に留まったままである。
【0053】しかし、チャックのジョーが工具シャンク
を締め付けるとき、ワッシャ48とスリーブ14との間
の摩擦力、および、ワッシャ50とスラストリング36
との間の摩擦力は、ワッシャ48、50間の結合に打ち
勝つ。したがって、スリーブ14のさらなる回転は、ス
プリングアーム118の付勢力に打ち勝ってワッシャ4
8をワッシャ50に対して回転させる。こうして、アー
ムは、各タブ120がその凹部114から出て次の凹部
に移るように撓まされる。スリーブ14の連続回転は、
タブ120を連続する凹部を出入させて移動させ、クリ
ック音を発生させて操作者にチャックが全締付位置に近
づいていることを知らせる。
【0054】ベアリング42aまたは42bのいずれか
を有するチャックを全閉位置から開くことによって、ワ
ッシャ48、50は、まず、互いに回転し合い、再びク
リック音を発生させる。しかし、ジョーが工具のシャン
クを弛めるとすぐに、ベアリングアッセンブリは、全閉
位置以前に前述のように作動する。
【0055】本発明に従うベアリングアッセンブリは、
いずれかの適当な手段によっても構成され得ることは、
理解されるべきである。例えば、凹部は、図11におけ
るアッセンブリ42a、42bに関して示されるよう
に、ワッシャ48の前面に半径方向に延びる複数のくぼ
みとして形成されてもよく、または、ワッシャの縁部か
ら半径方向外向きに延びる歯の間の隙間を含むものであ
ってもよい。
【0056】本発明の1つまたは複数の好ましい実施例
を上述したが、本発明においてすべての均等となる実施
形態は本発明の範囲と精神の中に含まれることを理解さ
れるべきである。図示された実施形態は例示のためにの
み挙げたものであり、本発明を制限することを意図する
ものではない。よって本発明は変更を行うことが可能で
あるから、これらの実施形態に限定されるものではない
ことを当業者は理解されるべきである。従って、すべて
のこのような実施形態は、添付された特許請求の範囲の
文字どおりおよび均等の範囲内に入るので本発明に含ま
れると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に従うチャックの部分
断面における正面図である。
【図2】図1において閉じた位置におけるチャックの部
分断面の正面図である。
【図3】図1における3−3線に沿ったチャックの断面
図である。
【図4】図2における4−4線に沿ったチャックの断面
図である。
【図5】図1における分解組立図である。
【図6】図1におけるチャックの駆動用ディスク、バッ
クリング、ジョーの斜視図である。
【図7】(A),(B),(C),(D)及び(E)
は、それぞれ、図6に示されるジョーの背面図、図6に
示されるジョーの側面図、図6に示されるジョーの上面
図、図6に示されるジョーの底面図、図6に示されるジ
ョーの正面図である。
【図8】本発明の好ましい実施例に従うチャックに使用
するための駆動用ディスク,スプリングリテーナ,および
ジョーの斜視図である。
【図9】(A)及び(B)は、それぞれ、本発明の好ま
しい実施例に従うチャックの部分断面における正面図、
図9(A)においてチャックとともに示されるガイドリ
ングの斜視図である。
【図10】本発明の好ましい実施例に従うチャックの部
分断面における正面図である。
【図11】本発明の好ましい実施例に従うチャックの分
解組立図である。
【図12】図11および図10におけるチャックの駆動
用ディスク、ジョーの部分的な斜視図である。
【図13】図12における13−13線に沿った断面図
である。
【図14】図11におけるチャックおよびベアリングの
一つを示す部分断面正面図である。
【符号の説明】
10 チャック 14 フロントスリーブ 16 リアスリーブ 18 ジョー 20 本体 26 軸孔 28 ねじ孔 32 通路 36 スラストリング 42 ベアリングアッセンブリ 60 駆動用ディスク 66,76,97,106 スロット 80,118 ばねアーム 91 ガータスプリング 92 ストップ 93 ガイドリング 95 プロング 120 タブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月22日(2000.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図14】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギャリー エル. ヤング アメリカ合衆国 29682 サウスカロライ ナ州 シックス マイル オールド ブラ ックスミス ロード 197 (72)発明者 ロバート エイ. グロガン アメリカ合衆国 29676 サウスカロライ ナ州 セイレム クレストウッド ドライ ブ 150 (72)発明者 ジェイ. ラリー ウィルソン アメリカ合衆国 29627 サウスカロライ ナ州 ベルトン ジェイムス コックス ロード 2003 (72)発明者 サミュエル ジー. ギラードー アメリカ合衆国 29611 サウスカロライ ナ州 グリーンビル キンラン ドライブ 87

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能なスピンドルを有する動力式駆
    動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力式駆動装置の前記スピンドルとともに回転する
    ために構成されたテール部と、軸孔が中に形成されたノ
    ーズ部とを形成する略円柱状の本体と、 前記軸孔と連通している複数のジョーと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配され、前記ジョ
    ーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動用
    ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、ねじ付
    き外周面を形成する駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと該スリーブのとの間の相
    対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向
    に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ付き外
    周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のス
    リーブと、を備え、 前記駆動用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に
    貫通して延びる複数の円柱状スロットを形成し、 前記各ジョーは、前記円柱状スロットに対して協働する
    ように形成され、該ジョーが前記駆動用ディスクに対し
    て軸方向に固定され、半径方向に摺動可能であるように
    受け入れられる部分を含むことを特徴とするチャック。
  2. 【請求項2】 前記部分が略半円形の外周を形成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  3. 【請求項3】 前記テール部が、前記動力駆動装置の前
    記駆動軸とはめ合うために構成された軸孔をその中に形
    成することを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  4. 【請求項4】 前記ノーズ部が、前記軸孔と交差する複
    数の角度付けられて配置された通路を形成することを特
    徴とする請求項1に記載のチャック。
  5. 【請求項5】 前記本体に軸方向に固定されて半径方向
    に延びるスラストリングを含み、該スラストリングは、
    前記スリーブが該スラストリングを通じて後方への軸力
    を前記本体に伝達するように前記スリーブに係合するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のチャック。
  6. 【請求項6】 前記スラストリングが、前記本体ととも
    に一体として形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載のチャック。
  7. 【請求項7】 前記スラストリングと前記スリーブとの
    間に配置されたベアリングを含むことを特徴とする請求
    項5に記載のチャック。
  8. 【請求項8】 回転可能なスピンドルを有する動力式駆
    動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力駆動装置の前記駆動軸とはめ合うために構成さ
    れる軸孔が中に形成されるテール部と、軸孔が中に形成
    されているノーズ部と、前記ノーズ部の中に角度付けら
    れて配置されて、該ノーズ部の軸孔と交差する複数の通
    路とを形成する略円柱状の本体と、 それぞれの前記通路に摺動可能に受け入れられる複数の
    ジョーと、 該駆動用ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記
    ジョーを、前記軸方向移動の方向に応じて前記軸孔の軸
    線に向けて移動させ、または離れるように移動させるよ
    うに、前記本体の回りに軸方向に移動可能に配置され前
    記ジョーと駆動的に係合する駆動用ディスクであって、
    ねじ付き外周表面を形成する前記駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと前記スリーブとの間の相
    対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向
    に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ付き外
    周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のス
    リーブと、を備え、 前記駆動用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に
    貫通して延びる複数の円柱状スロットを形成し、 前記の各ジョーは、前記円柱状スロットに対して協働す
    るように形成され、前記ジョーが前記駆動用ディスクに
    対して軸方向に固定されて回転し、半径方向に摺動可能
    であるように受け入れられる部分を含むことを特徴とす
    るチャック。
  9. 【請求項9】 前記駆動用ディスクの前方で前記本体に
    軸方向に固定されるスラストリングを含み、該スラスト
    リングは、前記スリーブが該スラストリングを通じて後
    方への軸力を前記本体に伝達するように前記スリーブに
    係合することを特徴とする請求項8に記載のチャック。
  10. 【請求項10】 前記スラストリングが、前記本体とと
    もに一体として形成されていることを特徴とする請求項
    9に記載のチャック。
  11. 【請求項11】 前記スラストリングと前記スリーブと
    の間に配置されたベアリングを含むことを特徴とする請
    求項9に記載のチャック。
  12. 【請求項12】 回転可能なスピンドルを有する動力式
    駆動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力駆動装置の前記駆動軸とともに回転するように
    構成されているテール部と、軸孔が中に形成されている
    ノーズ部と、前記ノーズ部の中に角度付けられて配置さ
    れ、前記ノーズ部の軸孔と交差する複数の通路とを形成
    する略円柱状の本体と、 前記通路にそれぞれ配置される複数のジョーと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配され、前記ジョ
    ーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動用
    ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、ねじ付
    き外周面を形成する駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられ、前記ジョー
    が前記駆動用ディスクとともに軸方向に前方に移動する
    ように係合し、前記駆動用ディスクと該スリーブのとの
    間の相対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して
    軸方向に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ
    付き外周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒
    状のスリーブと、 前記本体に軸方向に固定されて、前記ジョーに略平行に
    前記通路から軸方向後方に延びて、前記ジョーに当接す
    る略円錐台形部を形成するガイドリングとを含むことを
    特徴とするチャック。
  13. 【請求項13】 前記ガイドリングが、前記本体の回り
    に配置された環状部を含み、前記円錐台形部が、該環状
    部から軸方向に後方に延びる複数の細長いプロングによ
    って形成されることを特徴とする請求項12に記載のチ
    ャック。
  14. 【請求項14】 前記本体に軸方向に固定され半径方向
    に延びるスラストリングを含み、該スラストリングは、
    該スリーブがスラストリングを通じて前記本体に伝達す
    るように該スリーブに係合することを特徴とする請求項
    12に記載のチャック。
  15. 【請求項15】 前記スラストリングと前記スリーブと
    の間に配置されたベアリングを含むことを特徴とする請
    求項14に記載のチャック。
  16. 【請求項16】 前記ガイドリングの軸方向後方で前記
    ジョーと係合する半径方向内方に付勢されたリテーナを
    含むことを特徴とする請求項12に記載のチャック。
  17. 【請求項17】 前記リテーナが、前記ジョーの半径方
    向に外面の回りに配置されたガータスプリングを含むこ
    とを特徴とする請求項16に記載のチャック。
  18. 【請求項18】 前記各ジョーが、該ジョーの外面から
    半径方向に内向きに延びるスロットを含み、前記ガータ
    スプリングは、前記スロット内に受け入れられることを
    特徴とする請求項17に記載のチャック。
  19. 【請求項19】 前記リテーナが、前記ジョーから半径
    方向にずれた環状リングと、それぞれの前記ジョーに係
    合する半径方向内向きに付勢された複数のアームとを含
    むことを特徴とする請求項16に記載のチャック。
  20. 【請求項20】 回転可能なスピンドルを有する動力式
    駆動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力駆動装置の前記駆動軸にはめ合うように構成さ
    れている軸孔が中に形成されているテール部と、軸孔が
    中に形成されているノーズ部と、前記ノーズ部の中に角
    度付けられて配置され、前記ノーズ部の軸孔と交差する
    複数の通路とを形成する略円柱状の本体と、 それぞれの前記通路に摺動可能に受け入れられる複数の
    ジョーと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配され、前記ジョ
    ーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動用
    ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、ねじ付
    き外周面を形成する駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと該スリーブのとの間の相
    対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向
    に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ付き外
    周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のス
    リーブと、を備え、 前記駆動用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に
    貫通して延びる複数の円柱状スロットを形成し、 前記各ジョーは、前記円柱状スロットに対して協働する
    ように形成され、該ジョーが前記駆動用ディスクに対し
    て軸方向に固定され、半径方向に摺動可能であるように
    受け入れられる部分を含むことを特徴とするチャック。
  21. 【請求項21】 前記リテーナが、前記駆動用ディスク
    の軸方向後方に配置されていることを特徴とする請求項
    20に記載のチャック。
  22. 【請求項22】 前記リテーナが、前記ジョーの半径方
    向外面の回りに配置されたガータスプリングを含むこと
    を特徴とする請求項20に記載のチャック。
  23. 【請求項23】 各前記ジョーが該ジョーの外面から半
    径方向内向きに延びるスロットを含み、前記ガータスプ
    リングは、前記スロット内に受け入れられることを特徴
    とする請求項22に記載のチャック。
  24. 【請求項24】 前記スプリングが、前記駆動用ディス
    クの軸方向後方に配置されていることを特徴とする請求
    項23に記載のチャック。
  25. 【請求項25】 前記リテーナは、前記ジョーから半径
    方向にずれた環状リングと、それぞれの前記ジョーに係
    合する半径方向内向きに付勢された複数のアームとを含
    むことを特徴とする請求項20に記載のチャック。
  26. 【請求項26】 各前記ジョーが、該ジョーの外面から
    半径方向内向きに延びるスロットを含み、前記アームの
    末端が該スロットの中に受け入れられることを特徴とす
    る請求項25に記載のチャック。
  27. 【請求項27】 前記の各ジョーが、前記駆動用ディス
    クの軸方向前面に当接する軸方向後方に相対する肩を含
    み、前記環状リングは、前記駆動用ディスクの軸方向後
    方に配置されていることを特徴とする請求項25に記載
    のチャック。
  28. 【請求項28】 回転可能なスピンドルを有する動力式
    駆動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力式駆動装置の前記スピンドルとともに回転する
    ために構成されたテール部と、軸孔が中に形成されたノ
    ーズ部とを形成する略円筒状の本体と、 前記軸孔と連通している複数のジョーと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配され、前記ジョ
    ーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動用
    ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、ねじ付
    き外周面を形成する駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと該スリーブのとの間の相
    対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向
    に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ付き外
    周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のス
    リーブと、を備え、 前記駆動用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に
    貫通して延びる複数の円柱状スロットを形成し、 前記各ジョーは、前記円柱状スロットに対して協働する
    ように形成され、該ジョーが前記駆動用ディスクに対し
    て軸方向に固定され、半径方向に摺動可能であるように
    受け入れられる部分を含むことを特徴とするチャック。
  29. 【請求項29】 前記駆動用ディスクの前方で前記本体
    に軸方向に固定されているスラストリングを含み、前記
    ベアリングは、前記スリーブと前記スラストリングとの
    間に配置されていることを特徴とする請求項28に記載
    のチャック。
  30. 【請求項30】 前記スラストリングが、前記本体とと
    もに一体として形成されていることを特徴とする請求項
    29に記載のチャック。
  31. 【請求項31】 前記駆動用ディスクが、少なくとも部
    分的に半径方向に貫通して延びる複数の円柱状スロット
    を形成し、 各前記ジョーは、前記円柱状スロットに関して協働する
    ように形成され、前記ジョーが前記駆動用ディスクに関
    して軸方向に固定され、半径方向に摺動可能となるよう
    に、受け入れられる部分を含むことを特徴とするチャッ
    ク。
  32. 【請求項32】 前記部分が略半円形の外周部を形成す
    ることを特徴とする請求項31に記載のチャック。
  33. 【請求項33】 前記ノーズ部が、前記軸孔と交差し角
    度付けられて配置された複数の通路を形成することを特
    徴とする請求項28に記載のチャック。
  34. 【請求項34】 前記本体に軸方向に固定され、前記ジ
    ョーに略平行に前記通路から軸方向後方に延びて、該ジ
    ョーに当接する略円錐台形部を形成するガイドリングを
    含むことを特徴とする請求項33に記載のチャック。
  35. 【請求項35】 前記ガイドリングが前記本体の回りに
    配置された環状部を含み、前記円錐台形部が、前記環状
    部から軸方向後方に延びる複数の細長いプロングによっ
    て形成されることを特徴とする請求項34に記載のチャ
    ック。
  36. 【請求項36】 前記通路の軸方向後方で前記ジョーと
    係合する半径方向に内方に付勢されるリテーナを含むこ
    とを特徴とする請求項33に記載のチャック。
  37. 【請求項37】 前記リテーナが、前記駆動用ディスク
    の軸方向後方に配置されていることを特徴とする請求項
    36に記載のチャック。
  38. 【請求項38】 前記リテーナが、前記ジョーの半径方
    向外面の回りに配置されたガータスプリングを含むこと
    を特徴とする請求項36に記載のチャック。
  39. 【請求項39】 前記スプリングが、前記駆動用ディス
    クの軸方向後方に配置されていることを特徴とする請求
    項38に記載のチャック。
  40. 【請求項40】 前記リテーナが、前記ジョーから半径
    方向にずれた環状リングと、それぞれの該ジョーに係合
    する半径方向内向きに付勢された複数のアームとを含む
    ことを特徴とする請求項33に記載のチャック。
  41. 【請求項41】 回転可能なスピンドルを有する動力式
    駆動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力式駆動装置の前記スピンドルとともに回転する
    ために構成されたテール部と、軸孔が中に形成されたノ
    ーズ部とを形成する略円柱状の本体と、 前記軸孔と連通している複数のジョーと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配され、前記ジョ
    ーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動用
    ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、ねじ付
    き外周面を形成する駆動用ディスクと、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと該スリーブのとの間の相
    対回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向
    に移動させるように、前記駆動用ディスクのねじ付き外
    周面と係合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のス
    リーブと、を備え、 前記駆動用ディスクの前記外周面は、該外周面の回りに
    最大360°延びている分割したねじを形成することを
    特徴とするチャック。
  42. 【請求項42】 前記ねじは、前記ねじが、該ねじの回
    転方向に前方の端部と回転方向に後方の端部との間にギ
    ャップを形成するように、前記駆動用ディスクの前記外
    周面の回りに360°未満だけ延びていることを特徴と
    する請求項41に記載のチャック。
  43. 【請求項43】 前記駆動用ディスクが後方に移動する
    ことを阻止するように前記スリーブの後方部分に配置さ
    れた第1ストップを含むことを特徴とする請求項41に
    記載のチャック。
  44. 【請求項44】 前記ねじの前記後方端部において、前
    記駆動用ディスクが後方に移動することを阻止するよう
    に前記スリーブのねじ付き内周面の後方部分に配置され
    た第1ストップを含むことを特徴とする請求項42に記
    載のチャック。
  45. 【請求項45】 前記第1ストップの幅が、前記ギャッ
    プの幅より小さいことを特徴とする請求項44に記載の
    チャック。
  46. 【請求項46】 前記駆動用ディスクが前方に移動する
    ことを阻止するように、前記スリーブの前方部分に配置
    されたストップを含むことを特徴とする請求項41に記
    載のチャック。
  47. 【請求項47】 前記駆動用ディスクが前方に移動する
    ことを前記ねじの前記前方端部において阻止するように
    前記スリーブのねじ付き内周面の前方部分に配置された
    第2ストップを含むことを特徴とする請求項44に記載
    のチャック。
  48. 【請求項48】 前記ノーズ部が、前記軸孔と交差する
    ある角度付けられて配置された複数の通路を形成し、そ
    れぞれの前記ジョーは各前記通路に受け入れられること
    を特徴とする請求項42に記載のチャック。
  49. 【請求項49】 前記ねじの回転方向における前方端部
    と後方端部との間にギャップを形成するように、前記ね
    じが前記駆動用ディスクの前記外周面の回りに360°
    未満だけ延びており、 前記ギャップより小さな幅を有し、前記駆動用ディスク
    が後方に移動することを前記ねじの前記後方端部におい
    て阻止するように、前記スリーブのねじ付き内周表面の
    後方部分に配置された第1ストップを含むことを特徴と
    する請求項48に記載のチャック。
  50. 【請求項50】 前記駆動用ディスクが前方に移動する
    ことを前記ねじの前記前方端部において阻止するよう
    に、前記スリーブのねじ付き内周表面の前方部分に配置
    された第2ストップを含むことを特徴とする請求項49
    に記載のチャック。
  51. 【請求項51】 前記スリーブと前記本体との間に配置
    されたベアリングを含むものであって、後方への軸力が
    前記スリーブから前記本体に該ベアリングを通じて伝達
    されることを特徴とする請求項41に記載のチャック。
  52. 【請求項52】 前記ベアリングは、第1レースと、第
    2レースと、該第1レースおよび該第2レースとの間に
    配置された複数のベアリングエレメントとを含み、該第
    1レースと該第2レースとの間の相対回転が前記ベアリ
    ングエレメントを連続した凹部に動かすように、第1レ
    ースおよび該第2レースのうちの一方が該ベアリングエ
    レメントをそれぞれ受け入れる複数の該凹部を形成する
    ことを特徴とする請求項51に記載のチャック。
  53. 【請求項53】 前記ベアリングは、第1レースと、第
    2レースと、前記第1レースと前記第2レースとの間に
    配置された複数のベアリングエレメントとを含み、前記
    第1レースと前記第2レースのうちの一方が複数の凹部
    を形成し、前記第1レースと前記第2レースの他方は、
    前記第1レースと前記第2レースとの間の相対回転が前
    記タブを連続した前記凹部に動かすように、前記第2レ
    ースから前記凹部に延びている少なくとも1つの撓み可
    能なタブを含むことを特徴とする請求項51に記載のチ
    ャック。
  54. 【請求項54】 回転可能なスピンドルを有する動力式
    駆動装置とともに使用するためのチャックであって、 前記動力駆動装置の前記駆動軸にはめ合うように構成さ
    れている軸孔が中に形成されているテール部と、軸孔が
    中に形成されているノーズ部と、前記ノーズ部の中に角
    度付けられて配置され、該ノーズ部の軸孔と交差する複
    数の通路とを形成する略円柱状の本体と、 前記軸孔と連通している複数のジョーと、 前記ジョーの前方で前記本体に軸方向に固定された半径
    方向に延びるスラストリングと、 前記本体の回りに軸方向に移動可能に配置され、前記ジ
    ョーと駆動的係合する駆動用ディスクであって、該駆動
    用ディスクの前記本体に対する軸方向移動が前記ジョー
    を、前記軸方向の移動の方向に応じて前記軸孔の軸線に
    向かって移動させまたは離れるように移動させ、該駆動
    用ディスクは、ねじが前記ねじの回転方向における前方
    端部と後方端部との間にギャップを形成するように、こ
    の外周面の回りに360°未満だけ延びる該ねじを形成
    し、 前記本体の回りに回転可能に取り付けられるスリーブで
    あって、前記駆動用ディスクと該スリーブとの間の相対
    回転が前記駆動用ディスクを前記本体に対して軸方向に
    動かすように前記駆動用ディスクのねじ付き外周面と係
    合するねじ付き内周面を形成する略円筒状のスリーブ
    と、 前記ギャップより小さな幅を有し、前記駆動用ディスク
    が後方移動することを前記ねじの前記後方端部において
    阻止するように前記スリーブのねじ付き内周面の後方部
    分に配置された第1ストップと、 後方への軸力が前記スリーブから前記本体にベアリング
    を通じて伝達されるように前記スリーブと前記スラスト
    リングとの間に配置されたベアリングとを備え、 前記駆動用ディスクは、少なくとも部分的に半径方向に
    貫通して延びる複数の円柱状スロットを形成し、 各前記ジョーは、前記円柱状スロットに関して協働する
    ように形成され前記ジョーが前記駆動用ディスクに関し
    て軸方向に固定されて回転し、半径方向に摺動可能であ
    るように受け入れられるた部分を含むことを特徴とする
    チャック。
  55. 【請求項55】 前記ベアリングは、第1レースと、第
    2レースと、該第1レースと該第2レースとの間に配置
    された複数のベアリングエレメントとを含み、該第1レ
    ースと該第2レースとの間の相対回転が該ベアリングエ
    レメントを連続する凹部に動かすように、前記第1レー
    スと前記第2レースのうちの一方が前記ベアリングエレ
    メントをそれぞれ受け入れる複数の凹部を形成すること
    を特徴とする請求項54に記載のチャック。
  56. 【請求項56】 前記ベアリングは、第1レースと、第
    2レースと、該第1レースと該第2レースとの間に配置
    された複数のベアリングエレメントとを含み、該第1レ
    ースと該第2レースのうちの一方が複数の凹部を形成
    し、該第1レースと該第2レースとの間の相対回転がタ
    ブを連続した該凹部に動かすように、該第1レースおよ
    び該第2レースのうちの他方は該第2レースから前記凹
    部に延びている少なくとも1つの撓み可能な前記タブを
    含むことを特徴とする請求項54に記載のチャック。
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