JP2000329491A - 仕切り貫通管シール用ブッシュおよびこれを用いた多段フラッシュ蒸発器 - Google Patents

仕切り貫通管シール用ブッシュおよびこれを用いた多段フラッシュ蒸発器

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JP2000329491A
JP2000329491A JP11136600A JP13660099A JP2000329491A JP 2000329491 A JP2000329491 A JP 2000329491A JP 11136600 A JP11136600 A JP 11136600A JP 13660099 A JP13660099 A JP 13660099A JP 2000329491 A JP2000329491 A JP 2000329491A
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Teizo Hirao
禎三 平尾
Kazuhiro Imabayashi
一浩 今林
Masaki Taniguchi
正記 谷口
Koji Takanabe
浩二 高鍋
Hiroyuki Otsuka
裕之 大塚
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 管が挿通されている仕切りの貫通孔と管との
間のシールを行うに際して、手間およびコストを低減す
るとともに、腐食することがなくかつ脱落や管への固着
をなくして管の交換作業を容易にするブッシュ及びこれ
を用いた多段フラッシュ蒸発器を提供する。 【解決手段】 仕切り貫通管シール用ブッシュは、テフ
ロン(登録商標)製であって、管5aの外径よりも大径の
内周、貫通孔7aの径より小径の外周および貫通孔7aの深
さよりも大きい前後長さを有する円筒状本体21と、管5a
の外周面に密接する内周シール部22と、貫通孔7a周面に
密接する外周シール部23と、貫通孔7aを強制的に通過さ
せることが可能でかつ通過後貫通孔7aの前端側縁部に係
合する逆戻り防止部24と、逆戻り防止部24が貫通孔7aを
強制的に通過した際貫通孔7aの後端側縁部に当接する突
き抜け防止部25とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、複数の
仕切りで仕切られてそれぞれ所定の圧力に保持されてい
る複数の蒸発室の全てに亘って凝縮管を通す際に、仕切
りに設けられ貫通孔に挿通される凝縮管の外周面と貫通
孔の周面との間をシールするための仕切り貫通管シール
用ブッシュと、このブッシュを用いた多段フラッシュ蒸
発器とに関する。
【0002】
【従来の技術】仕切りで互いに仕切られてそれぞれ所定
の圧力に保持されている複数の蒸発室と、複数の蒸発室
の全てに亘って通されている凝縮管束とを備えた蒸発器
は、従来よりよく知られているが、各凝縮管が挿通され
ている仕切りの貫通孔の周面と凝縮管の外周面との間の
シールは、従来、貫通孔縁部に貫通孔より大きい径の環
状溝を設け、この環状溝に金属製リングを嵌め入れ、こ
のリングに強制的に凝縮管を挿通することにより行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシールで
は、環状溝を設けるための手間やコストが掛かるという
問題や、金属製リングを使用するため、これが腐食する
という問題があり、また、凝縮管を交換する際に、リン
グが脱落したり、リングが凝縮管に固着したままとなる
という問題もあった。
【0004】この発明の目的は、管が挿通されている仕
切りの貫通孔と管との間のシールを行うに際して、手間
およびコストを低減するとともに、腐食することがなく
かつ脱落や管への固着をなくして管の交換作業を容易に
する仕切り貫通管シール用ブッシュを提供することにあ
る。
【0005】この発明の他の目的は、このような仕切り
貫通管シール用ブッシュを用いた多段フラッシュ蒸発器
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による仕切り貫
通管シール用ブッシュは、仕切りに設けられ貫通孔に挿
通される管の外周面と貫通孔の周面との間をシールする
テフロン製ブッシュであって、管の外径よりも大径の内
周、貫通孔の径より小径の外周および貫通孔の深さより
も大きい前後長さを有する円筒状本体と、本体内周面に
設けられて管の外周面に密接する内周シール部と、本体
外周面に設けられて貫通孔周面に密接する外周シール部
と、本体の前端部に径方向突出状に設けられ貫通孔を強
制的に通過させることが可能でかつ通過後貫通孔の前端
側縁部に係合する逆戻り防止部と、本体の後端部に径方
向突出状に設けられ逆戻り防止部が貫通孔を強制的に通
過した際貫通孔の後端側縁部に当接する突き抜け防止部
とを備えているものである。
【0007】この発明の仕切り貫通管シール用ブッシュ
によると、ブッシュを貫通孔に嵌め入れるとブッシュが
その位置に固定され、次いで、管をこのブッシュに挿通
するだけで、管が挿通されている仕切りの貫通孔と管と
の間のシールを行うことができる。また、テフロン(P
TFE)は、広い温度範囲で耐食性を有しており、金属
リングを使用したときに生じる腐食の問題を解決するこ
とができる。
【0008】上記ブッシュにおいて、逆戻り防止部の縦
断面形状が、前端側が細い直角三角形であり、本体の前
端部に、逆戻り防止部が貫通孔を通過することを容易と
する前後方向スリットが設けられていることが好まし
い。
【0009】また、上記ブッシュを使用した好ましい装
置の一例として、左右に並列状に配置されかつ左から右
に行くに連れて順次低圧とされている前後に長い多数の
ハウジングと、各ハウジングの左右の中央部の上部を前
後にのびる凝縮管束と、凝縮管束下方に設けられて凝縮
管束からの凝縮液を受ける樋状の凝縮液受けと、凝縮液
受け底壁の左右の中央部とハウジング底壁の左右の中央
部との間を前後にのびハウジング下部に左右蒸発段を形
成する蒸発室中央仕切りと、凝縮管束の前後の中央に設
けられて各凝縮管が貫通させられている凝縮室中央仕切
りと、凝縮液受け左側壁上縁とハウジング頂壁の左右の
中央部との間を凝縮管束の前半部の外面に沿ってのび凝
縮管束の左側前半部の外周を覆って左の蒸発段で蒸発し
た蒸気の凝縮管束内への流入を後半部からのみに限定す
る凝縮室左側前半部仕切りと、凝縮液受け右側壁上縁と
ハウジング頂壁の左右の中央部との間を凝縮管束の後半
部の外面に沿ってのび凝縮管束の右側後半部の外周を覆
って右の蒸発段で蒸発した蒸気の凝縮管束内への流入を
前半部からのみに限定する凝縮室右側後半部仕切りとを
有し、左端のハウジングに導入した海水を順次オリフィ
スを介してすべてのハウジングに流入させフラッシュ蒸
発により淡水化する多段フラッシュ蒸発器であって、凝
縮室中央仕切りに、各凝縮管の外径より大きい貫通孔が
設けられ、この貫通孔の周面と凝縮管の外周面との間に
上記仕切り貫通管シール用ブッシュが介在されている多
段フラッシュ蒸発器が挙げられる。
【0010】海水淡水化用の多段フラッシュ蒸発器で
は、蒸気による腐食のおそれがあることから金属製のも
のが使用し辛く、また、仕切りで隔てられた室同士の圧
力差が小さくかつ各室内の圧力も1気圧以下と小さいも
のであることから、このような多段フラッシュ蒸発器
は、上記仕切り貫通管シール用ブッシュを使用するのに
好適なものとなっている。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下図
面を参照して説明する。
【0012】この明細書において、前後・左右は、図2
を基準として、同図紙面表側を前、裏側を後といい、同
図の左右を左右というものとする。なお、この前後・左
右は、便宜的なものであり、前後または左右が逆になっ
て使用されることもある。
【0013】図1から図3までは、この発明による仕切
り貫通管シール用ブッシュが使用されるのに好ましい多
段フラッシュ蒸発器の一部を示している。
【0014】図示した多段フラッシュ蒸発器は、海水淡
水化に用いられるもので、左右に並列状に配置されてい
る前後に長い多数のハウジング(1) を有しており、ハウ
ジング(1) の下部が蒸発室(2) 、同上部が凝縮室(3) と
されている。
【0015】蒸発室(2) は、凝縮液受け(6) 底壁(6c)の
左右の中央部とハウジング(1) 底壁(1c)の左右の中央部
との間を前後にのびる蒸発室中央仕切り(4) により、左
側(高温側)の蒸発段(2a)と右側(低温側)の蒸発段(2
b)とに区分されている。ハウジング(1) の左側壁(1a)の
下縁部および蒸発室中央仕切り(4) の下縁部には、それ
ぞれ海水(加熱ブライン)を流入させる多数のオリフィ
ス(10)が設けられている。図示省略したが、右端のハウ
ジング(1) は真空ポンプで吸引されており、左端のハウ
ジング(1) に導入された海水がオリフィス(10)を介して
下流側に流されることにより、各ハウジング(1) の各蒸
発段(2a)(2b)は、左から右に行くに連れて少しずつ(温
度にして2℃ずつ)低圧に保持されるようになってい
る。
【0016】オリフィス(10)の下流側には、上縁に水平
壁部(14)を有する潜り堰(13)が設けられ、各潜り堰(13)
の上方には、ブライン跳ね上がり防止板(15)が水平状に
設けられている。ハウジング(1) 内に流入した海水は、
潜り堰(13)を乗り越えることによりその気化が促進さ
れ、また、突沸した水滴の凝縮室(3) への侵入は、ブラ
イン跳ね上がり防止板(15)により阻止される。
【0017】凝縮室(3) には、各ハウジング(1) の左右
の中央部の上部を前後にのびる垂直断面円形の凝縮管束
(5) が設けられており、凝縮管束(5) の下方に、各凝縮
管の外周面に凝縮した液を受ける樋状の凝縮液受け(6)
が設けられている。凝縮液受け(6) の左側壁(6a)上縁と
ハウジング(1) の左側壁(1a)との間および凝縮液受け
(6) の右側壁(6b)上縁とハウジング(1) の右側壁(1b)と
の間に、蒸気に同伴する水滴を捕獲するデミスタ(メッ
シュ)(8) が水平状に設けられている。
【0018】凝縮室(3) は、図2および図3に示すよう
に、凝縮管束(5) の前後の中央に設けられて各凝縮管(5
a)が貫通させられている凝縮室中央仕切り(7) と、凝縮
液受け左側壁(6a)上縁とハウジング頂壁(1d)の左右の中
央部との間を凝縮管束(5) の前半部の外面に沿ってのび
凝縮管束(5) の左側前半部の外周を覆う横断面4分の1
円弧状の凝縮室左側前半部仕切り(11)と、凝縮液受け右
側壁(6b)上縁とハウジング頂壁(1d)の左右の中央部との
間を凝縮管束(5) の後半部の外面に沿ってのび凝縮管束
(5) の右側後半部の外周を覆う横断面4分の1円弧状の
凝縮室右側後半部仕切り(12)とにより仕切られている。
これら3つの仕切り(7)(11)(12) により、左の蒸発段(2
a)で蒸発した蒸気の凝縮管束(5) 内への流入は、後半部
からのみに限定され、右の蒸発段(2b)で蒸発した蒸気の
凝縮管束(5) 内への流入は、前半部からのみに限定され
ている。
【0019】凝縮室(3) には、また、凝縮管束(5) 内の
上部中央の全長に亘って設けられた垂直状の中央邪魔板
(16)と、凝縮管束(5) 内の中央左部の前半部に設けられ
た水平状の左側前半部邪魔板(17)と、凝縮管束(5) 内の
中央右部の後半部に設けられた水平状の右側後半部邪魔
板(18)とが設けられている。垂直状の中央邪魔板(16)の
上縁は、ハウジング頂壁(1d)に接合されており、水平状
の左側前半部邪魔板(17)の左縁は、凝縮液受け左側壁(6
a)上縁に接合されており、水平状の右側後半部邪魔板(1
8)の右縁は、凝縮液受け右側壁(6b)上縁に接合されてい
る。そして、凝縮室左側前半部仕切り(11)は、中央邪魔
板(16)の上縁近くと左側前半部邪魔板(17)の左縁近くと
に挟まれており、凝縮室右側後半部仕切り(12)は、中央
邪魔板(16)の上縁近くと右側後半部邪魔板(18)の右縁近
くとに挟まれている。
【0020】上記の多段フラッシュ蒸発器において、左
端のハウジング(1) に導入した海水を順次オリフィス(1
0)を介してすべてのハウジング(1) に流入させると、各
ハウジング(1) の各蒸発段(2a)(2b)では、潜り堰(13)を
越えて流入した海水がフラッシュ蒸発する。発生した水
蒸気は、塩分を含む微小な水滴を同伴してデミスタ(8)
を通過し、この間に、塩分を含む微小な水滴が水蒸気か
ら分離される。そして、左の蒸発段(2a)の水蒸気は、後
半部の凝縮管束(5) 内に流入し、ここで冷却されて凝縮
水となり、右の蒸発段(2b)の水蒸気は、前半部の凝縮管
束(5) 内に流入し、ここで冷却されて凝縮水となる。
【0021】上記の多段フラッシュ蒸発器では、以下に
詳述するように、凝縮室中央仕切り(7) に設けられ貫通
孔に挿通された各凝縮管(5a)の外周面と貫通孔周面との
間が、テフロン(PTFE)製ブッシュ(20)(30)(40)に
よってシールされている。
【0022】図4から図6までは、仕切り貫通管シール
用ブッシュの第1実施形態を示している。同図に示すよ
うに、第1実施形態の仕切り貫通管シール用ブッシュ(2
0)は、円筒状本体(21)と、本体(21)内周面の前後の中央
に設けられて凝縮管(5a)の外周面に密接する内周シール
部(22)と、本体(21)外周面の前寄りおよび後寄りにそれ
ぞれに設けられて凝縮室中央仕切り(7) の貫通孔(7a)周
面に密接する外周シール部(23)と、本体(21)外周面の前
端部に径方向突出状に設けられ貫通孔(7a)を強制的に通
過させることが可能でかつ通過後貫通孔(7a)の前端側縁
部に係合する逆戻り防止部(24)と、本体(21)外周面の後
端部に径方向突出状に設けられた突き抜け防止部(25)と
を備えている。
【0023】円筒状本体(21)は、凝縮管(5a)の外径より
も大径の内周と、貫通孔(7a)の径より小径の外周と、貫
通孔(7a)の深さ(前後長さ)よりも大きい軸方向長さ
(前後長さ)とを有している。
【0024】内周シール部(22)および外周シール部(23)
は、共に、縦断面方形の環状とされ、その前後長さは、
本体(21)の全長の10分の1程度とされている。内周シ
ール部(22)の内径は、凝縮管(5a)の外径よりわずかに小
さく、外周シール部(23)の外径は、貫通孔(7a)の内径よ
りわずかに大きくなされており、各シール部(22)(23)
は、弾性変形して、凝縮管(5a)の外周面および貫通孔(7
a)周面にそれぞれ密接して、シールを確実なものとす
る。
【0025】逆戻り防止部(24)の縦断面形状は、前端側
が細い直角三角形であり、逆戻り防止部(24)を有してい
る方の端部すなわち本体(21)の前端部には、逆戻り防止
部(24)が貫通孔(7a)を通過することを容易とする前後方
向スリット(26)が計8つ周方向に所定間隔をおいて設け
られている。
【0026】突き抜け防止部(25)の縦断面形状は、後端
側が細い直角三角形である。突き抜け防止部(25)を有し
ている方の端部すなわち本体(21)の後端部には、前後方
向スリットは設けられていないが、この端部に前後方向
スリットを設けてももちろんよい。
【0027】逆戻り防止部(24)の後面と突き抜け防止部
(25)の前面との距離は、貫通孔(7a)の深さにほぼ等しく
なされており、この結果、逆戻り防止部(24)が貫通孔(7
a)を強制的に通過した際には、逆戻り防止部(24)が貫通
孔(7a)の前端側縁部に係合して後方への戻りが防止され
るとともに、突き抜け防止部(25)が貫通孔(7a)の後端側
縁部に当接してブッシュ(20)の前方への抜止めが果たさ
れる。
【0028】上記仕切り貫通管シール用ブッシュ(20)を
強制的に仕切り(7) の貫通孔(7a)に嵌め入れると、スリ
ット(26)の存在により逆戻り防止部(24)の径が小さくな
りかつ外周シール部(23)が弾性変形するので、ブッシュ
(20)を容易に嵌め入れることができ、嵌め入れ後は、逆
戻り防止部(24)および突き抜け防止部(25)によりブッシ
ュ(20)の前後方向移動が阻止されるとともに、外周シー
ル部(23)によりブッシュ(20)と仕切り(7) との間のシー
ル性が確保される。この後、凝縮管(5a)をブッシュ(20)
に挿通すると、内周シール部(22)が弾性変形するので凝
縮管(5a)を容易に挿通することができ、内周シール部(2
2)によりブッシュ(20)と凝縮管(5a)との間のシール性が
確保され、これにより、凝縮管(5a)は仕切り(7) に流体
密に保持される。
【0029】図7から図9までは、仕切り貫通管シール
用ブッシュの第2実施形態を示している。同図に示すよ
うに、第2実施形態の仕切り貫通管シール用ブッシュ(3
0)は、円筒状本体(31)と、本体(31)内周面に設けられて
凝縮管(5a)の外周面に密接する内周シール部(32)と、本
体(31)外周面に設けられて貫通孔(7a)周面に密接する外
周シール部(33)と、本体(31)外周面の前端部に径方向突
出状に設けられ貫通孔(7a)を強制的に通過させることが
可能でかつ通過後貫通孔(7a)の前端側縁部に係合する逆
戻り防止部と(34)、本体(31)外周面の後端部に径方向突
出状に設けられた突き抜け防止部(35)と、本体(31)の前
端部に設けられて逆戻り防止部(34)が貫通孔(7a)を通過
することを容易とする計8つの前後方向スリット(36)と
を備えている。
【0030】この実施形態では,内周シール部(32)およ
び外周シール部(33)は、共に、それぞれ6つずつの歯(3
2a)(33a)を有する断面鋸歯状であり、その前側の3つの
歯の断面形状は、前端側が細い直角三角形とされ、その
後側の3つの歯の断面形状は、後端側が細い直角三角形
とされている。内周シール部(32)の歯(32a) の内径は、
凝縮管(5a)の外径よりわずかに小さく、外周シール部(3
3)の歯(33a) の外径は、貫通孔(7a)の内径よりわずかに
大きくなされている。
【0031】本体(31)、逆戻り防止部(34)、突き抜け防
止部(35)およびスリット(36)の形状は、第1実施形態の
ものと同じとされている。
【0032】上記仕切り貫通管シール用ブッシュ(30)を
強制的に仕切り(7) の貫通孔(7a)に嵌め入れると、スリ
ット(36)の存在により逆戻り防止部(34)の径が小さくな
りかつ外周シール部(33)が弾性変形するので、ブッシュ
(30)を容易に嵌め入れることができ、嵌め入れ後は、逆
戻り防止部(34)および突き抜け防止部(35)によりブッシ
ュ(30)の前後方向移動が阻止されるとともに、外周シー
ル部(33)によりブッシュ(30)と仕切り(7) との間のシー
ル性が確保される。この後、凝縮管(5a)をブッシュ(30)
に挿通すると、内周シール部(32)が弾性変形するので凝
縮管(5a)を容易に挿通することができ、内周シール部(3
2)によりブッシュ(30)と凝縮管(5a)との間のシール性が
確保され、これにより、凝縮管(5a)は仕切り(7) に流体
密に保持される。第2実施形態のブッシュ(30)では、内
周シール部(32)および外周シール部(33)が共に断面鋸歯
状であることにより、ブッシュ(30)を貫通孔(7a)に嵌め
入れる際の力が小さくて済みかつ嵌め入れられたブッシ
ュ(30)が抜けにくいものとなり、また、凝縮管(5a)をブ
ッシュ(30)に挿通する際の力が小さくて済みかつ挿通さ
れた凝縮管(5a)が抜けにくいものとなっている。
【0033】図10から図12までは、仕切り貫通管シ
ール用ブッシュの第3実施形態を示している。同図に示
すように、第3実施形態の仕切り貫通管シール用ブッシ
ュ(40)は、円筒状本体(41)と、本体(41)内周面に設けら
れて凝縮管(5a)の外周面に密接する内周シール部(42)
と、本体(41)外周面に設けられて貫通孔(7a)周面に密接
する外周シール部(43)と、本体(41)外周面の前端部に径
方向突出状に設けられ貫通孔(7a)を強制的に通過させる
ことが可能でかつ通過後貫通孔(7a)の前端側縁部に係合
する逆戻り防止部と(44)、本体(41)外周面の後端部に径
方向突出状に設けられた突き抜け防止部(45)と、本体(4
1)の前端部に設けられて逆戻り防止部(44)が貫通孔(7a)
を通過することを容易とする計8つの前後方向スリット
(36)とを備えている。
【0034】この実施形態では,逆戻り防止部(44)およ
び突き抜け防止部(45)は、共に、周方向に所定間隔をお
いて設けられている計8つの突起(44a)(45a)からなる。
各突起(44a)(45a)の断面形状は、前端側が細い先細りの
三角形状であり、スリット(46)は、逆戻り防止部(44)の
隣り合う突起(44a) のちょうど中間に設けられている。
【0035】本体(41)、内周シール部(42)および外周シ
ール部(43)の形状は、第1実施形態のものと同じとされ
ている。
【0036】上記仕切り貫通管シール用ブッシュ(40)を
強制的に仕切り(7) の貫通孔(7a)に嵌め入れると、スリ
ット(46)の存在により逆戻り防止部(44)の径が小さくな
りかつ外周シール部(43)が弾性変形するので、ブッシュ
(40)を容易に嵌め入れることができ、嵌め入れ後は、逆
戻り防止部(44)および突き抜け防止部(45)によりブッシ
ュ(40)の前後方向移動が阻止されるとともに、外周シー
ル部(43)によりブッシュ(40)と仕切り(7) との間のシー
ル性が確保される。この後、凝縮管(5a)をブッシュ(40)
に挿通すると、内周シール部(42)が弾性変形するので凝
縮管(5a)を容易に挿通することができ、内周シール部(4
2)によりブッシュ(40)と凝縮管(5a)との間のシール性が
確保され、これにより、凝縮管(5a)は仕切り(7) に流体
密に保持される。第3実施形態のブッシュ(40)では、逆
戻り防止部(44)が複数の突起(44a) からなることから、
ブッシュ(40)を貫通孔(7a)に嵌め入れる際の力が小さく
て済む。
【0037】なお、この発明の仕切り貫通管シール用ブ
ッシュ(20)(30)(40)は、上述したように、多段フラッシ
ュ蒸発器に好適に使用されるが、多段フラッシュ蒸発器
以外の復水器や熱交換器等の種々の装置において、仕切
りに設けられ貫通孔に挿通された凝縮管の外周面と貫通
孔縁部との間をシールするために使用することができ
る。
【0038】
【発明の効果】この発明の仕切り貫通管シール用ブッシ
ュによると、ブッシュを貫通孔に嵌め入れておき、管を
このブッシュに挿通するだけでよいので、環状溝の加工
という手間およびコストが掛かる作業が不要となり、し
かも、テフロン製であるから耐食性に優れ、また、内周
シール部および外周シール部によってシール性が確保さ
れ、さらにまた、逆戻り防止部および突き抜け防止部に
よって仕切りからの脱落や管への固着が防がれるので、
管の交換作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による仕切り貫通管シール用ブッシュ
が設けられる多段フラッシュ蒸発器の一部を示す斜視図
である。
【図2】図1の多段フラッシュ蒸発器の前半部分の拡大
横断面図である。
【図3】同前半部分の拡大横断面図である。
【図4】この発明による仕切り貫通管シール用ブッシュ
の第1実施形態を示す斜視図である。
【図5】同縦断面図である。
【図6】同拡大縦断面図である。
【図7】この発明による仕切り貫通管シール用ブッシュ
の第2実施形態を示す斜視図である。
【図8】同縦断面図である。
【図9】同拡大縦断面図である。
【図10】この発明による仕切り貫通管シール用ブッシ
ュの第3実施形態を示す斜視図である。
【図11】同縦断面図である。
【図12】同縦断面図である。
【符号の説明】 (1) ハウジング (1c) 底壁 (1d) 頂壁 (4) 蒸発室中央仕切り (5) 凝縮管束 (5a) 凝縮管 (6) 凝縮液受け (6a) 左側壁 (6b) 右側壁 (6c) 底壁 (7) 仕切り (7a) 貫通孔 (10) オリフィス (11) 凝縮室左側前半部仕切り (12) 凝縮室右側後半部仕切り (20)(30)(40) ブッシュ (21)(31)(41) 円筒状本体 (22)(32)(42) 内周シール部 (23)(33)(43) 外周シール部 (24)(34)(44) 逆戻り防止部 (25)(35)(45) 突き抜け防止部 (26)(36)(46) スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 正記 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日 立造船株式会社内 (72)発明者 高鍋 浩二 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日 立造船株式会社内 (72)発明者 大塚 裕之 大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日 立造船株式会社内 Fターム(参考) 3L065 EA06 4D076 BB19 CA19 CB11 HA01 JA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り(7) に設けられ貫通孔(7a)に挿通
    される管(5a)の外周面と貫通孔(7a)の周面との間をシー
    ルするテフロン製ブッシュ(20)(30)(40)であって、管(5
    a)の外径よりも大径の内周、貫通孔(7a)の径より小径の
    外周および貫通孔(7a)の深さよりも大きい前後長さを有
    する円筒状本体(21)(31)(41)と、本体(21)(31)(41)内周
    面に設けられて管(5a)の外周面に密接する内周シール部
    (22)(32)(42)と、本体(21)(31)(41)外周面に設けられて
    貫通孔(7a)周面に密接する外周シール部(23)(33)(43)
    と、本体(21)(31)(41)の前端部に径方向突出状に設けら
    れ貫通孔(7a)を強制的に通過させることが可能でかつ通
    過後貫通孔(7a)の前端側縁部に係合する逆戻り防止部(2
    4)(34)(44)と、本体(21)(31)(41)の後端部に径方向突出
    状に設けられ逆戻り防止部(24)(34)(44)が貫通孔(7a)を
    強制的に通過した際貫通孔(7a)の後端側縁部に当接する
    突き抜け防止部(25)(35)(45)とを備えている仕切り貫通
    管シール用ブッシュ。
  2. 【請求項2】 逆戻り防止部(24)(34)(44)の縦断面形状
    は、前端側が細い直角三角形であり、本体(21)(31)(41)
    の前端部に、逆戻り防止部(24)(34)(44)が貫通孔(7a)を
    通過することを容易とする前後方向スリット(26)(36)(4
    6)が設けられている請求項1記載の仕切り貫通管シール
    用ブッシュ。
  3. 【請求項3】 左右に並列状に配置されかつ左から右に
    行くに連れて順次低圧とされている前後に長い多数のハ
    ウジング(1) と、各ハウジング(1) の左右の中央部の上
    部を前後にのびる凝縮管束(5) と、凝縮管束(5) 下方に
    設けられて凝縮管束(5) からの凝縮液を受ける樋状の凝
    縮液受け(6) と、凝縮液受け底壁(6c)の左右の中央部と
    ハウジング底壁(1c)の左右の中央部との間を前後にのび
    ハウジング下部に左右蒸発段(2a)(2b)を形成する蒸発室
    中央仕切り(4) と、凝縮管束(5) の前後の中央に設けら
    れて各凝縮管(5a)が貫通させられている凝縮室中央仕切
    り(7) と、凝縮液受け左側壁(6a)上縁とハウジング頂壁
    (1d)の左右の中央部との間を凝縮管束(5) の前半部の外
    面に沿ってのび凝縮管束(5) の左側前半部の外周を覆っ
    て左の蒸発段(2a)で蒸発した蒸気の凝縮管束(5) 内への
    流入を後半部からのみに限定する凝縮室左側前半部仕切
    り(11)と、凝縮液受け右側壁(6b)上縁とハウジング頂壁
    (1d)の左右の中央部との間を凝縮管束(5) の後半部の外
    面に沿ってのび凝縮管束(5) の右側後半部の外周を覆っ
    て右の蒸発段(2b)で蒸発した蒸気の凝縮管束(5) 内への
    流入を前半部からのみに限定する凝縮室右側後半部仕切
    り(12)とを有し、左端のハウジング(1) に導入した海水
    を順次オリフィス(10)を介してすべてのハウジング(1)
    に流入させフラッシュ蒸発により淡水化する多段フラッ
    シュ蒸発器であって、凝縮室中央仕切り(7) に、各凝縮
    管(5a)の外径より大きい貫通孔(7a)が設けられ、この貫
    通孔(7a)の周面と凝縮管(5a)の外周面との間に請求項1
    または2記載の仕切り貫通管シール用ブッシュ(20)(30)
    (40)が介在されている多段フラッシュ蒸発器。
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