JP2000325681A - 多頭パターンミシン - Google Patents

多頭パターンミシン

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JP2000325681A
JP2000325681A JP2000128438A JP2000128438A JP2000325681A JP 2000325681 A JP2000325681 A JP 2000325681A JP 2000128438 A JP2000128438 A JP 2000128438A JP 2000128438 A JP2000128438 A JP 2000128438A JP 2000325681 A JP2000325681 A JP 2000325681A
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sewing machine
axis
frame
axis direction
embroidery frame
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Moon Kwack Su
ムーン クワック ス
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KOREA SEWING MACHINE IND CO Ltd
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KOREA SEWING MACHINE IND CO LT
KOREA SEWING MACHINE IND CO Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C9/00Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
    • D05C9/02Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
    • D05C9/04Work holders, e.g. frames
    • D05C9/06Feeding arrangements therefor, e.g. influenced by patterns, operated by pantographs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B25/00Sewing units consisting of combinations of several sewing machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数のヘッドを一つの支持フレームに装着さ
せ、それによる駆動制御を一元化することによって、作
業工程及び生産性を向上させ、また、パターン縫い及び
刺繍を一つのミシンで作業できるようにした多頭パター
ンミシンに関する。 【解決手段】 支持フレーム200と、支持フレームの
上部に固定され、縫い対象物に垂直に相互駆動されるシ
ャトルと針を採用して上糸と下糸とにより1縫目を形成
する多数のパターンミシンと、支持フレームの下部に配
置され、一つの動力源でそれぞれのミシンを駆動するミ
シン主軸駆動手段と、ミシンの後端部にそれぞれ設けら
れ、ミシン主軸駆動手段の回転運動をミシン内の回転軸
駆動運動に変換する動力伝達手段と、縫い対象物が位置
する支持フレームの上面に設けられ、X軸及びY軸の両
方向に移動する刺繍フレームと、刺繍フレームをX軸、
Y軸方向へそれぞれ駆動する手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多頭パターンミシ
ンに関し、特に、多数のヘッドを一つの支持フレームに
取り付け、それによる駆動制御を一元化することによっ
て、作業工程及び生産性を向上させ、また、パターン縫
い及び刺繍を一つのミシンで作業できるようにする多頭
パターンミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるミシンは、図15に示
したように、モーターにより駆動される電動式が一般的
である。このようなミシンはモーターの回転をフリーと
ベルトとによりミシン軸に伝えてミシン軸を回転させる
ことにより駆動される。
【0003】図15に示したように、ミシンは、ミシン
体1と、前記ミシン体1の後端部に形成される主軸回転
フリー3と、前記ミシン体1の前端部に設けられる針4
を備えた針台5と、前記ミシン体1の下部に配置される
作業台9と、前記作業台9の下部に設けられるミシン駆
動用モーター2と、前記ミシン駆動用モーター2の後端
部に形成されて前記ミシン体の主軸回転フリーを回転さ
せる駆動フリー及びベルト6とにより構成される。
【0004】まず、縫い方式は、縫う対象物を作業台9
に位置して置き、ミシン駆動用モーター2を駆動させれ
ば、駆動フリーによりミシン軸が回転しつつ針台5が上
下に駆動する。前記針台5が上下に駆動すれば、前記針
台5の針4と作業台の下のシャトルが互いに有機的に動
作しつつ上糸と下糸が裁縫物に対して縺れるようになる
ので縫いが始まる。
【0005】基本的に、ミシンは、シャトルによって下
糸と上糸とを編んで一つの縫目を作る原理でなされてお
り、工業用ミシンは軸の回転速度を速くし、堅固に製作
される。既製服は不特定多数の消費者を対象として製造
しなければならないので、デザインも流行、季節、消費
階層等に応じて多様に製作され、複雑なパターンは縫製
技術の高級化を要求している。すなわち、履き物、かば
ん、ジーンズ等の曲線縫いまたは商標マーク等を付ける
時に行う縫いは、高度な縫製技術の確立と熟練工の確保
を必要とするが、これは製品の生産性、品質の均一化に
必須の要件である。しかし、縫製熟練工が徐々に減少す
るにつれ発生した賃金の上昇は、結局、ミシンの自動化
を追求するようになり、それによってパターンミシンが
開発される。このパターンミシン体の動作は次の通りで
ある。
【0006】まず、図16に示されているように、縫う
対象物を針板上104の下フィード板103に位置させ
た後、オペレーションボックス105を操作して所望の
パターンを定める。その後、フィード板の下降ペダル1
07を踏めば、上フィード板102が下降して縫い対象
物を取る。縫い対象物を取ってから開始ペダル108を
踏めば、予めセッティングされた縫いデータに応じてミ
シン主軸が駆動モーターにより駆動し、前記ミシン主軸
と連動された針台は針と共に上下に駆動される。同時
に、X軸及びY軸移送機構も前記縫いデータに応じてX
軸方向とY軸方向へ移送されつつ所望のパターン縫いを
実行する。
【0007】X軸及びY軸移送機構をより詳しく説明す
れば、前記針板上104の一側にX軸駆動用モーター
(図示せず)を設け、前記モーターの回転軸端部にギア
を設け、前記ギアと噛み合うようにタイミングベルトを
設け、前記タイミングベルトと上フィード板102の一
側後端部を連結し合うことによって、タイミングベルト
の回転によりフィード板がX軸方向に移動される。ま
た、ミシン本体の内部にY軸駆動用モーター(図示せ
ず)を設け、前記モーターの回転軸端部にギアを設け、
前記ギアと噛み合うようにタイミングベルトを設け、前
記タイミングベルトの一側に主軸と平行な方向のY軸方
向の移動軸を固定し、前記Y軸方向の移動軸の前端部に
上フィード板102を連結することによって、タイミン
グベルトの回転によりフィード板がY軸方向に移動され
る。この時、Y方向の移動軸前端部にX軸方向に延長形
成されたガイド軸を設けることによって、フィード板の
固定部が前記ガイド軸に沿ってX軸方向にスライド移動
すると同時にY軸方向に移動できるようにする。
【0008】一方、パターンミシンの上フィード板10
2は、パターンできる領域が予め設定されているので、
その空間内でのみパターンがなされる。このような従来
のパターンミシン体101は、縫い作業工程時に多量の
縫い対象物を縫う場合、各一台が一つずつ縫製作業を遂
行しざるをえないので、作業量が限られ、また、別途の
作業員が各々必要であるので、追加人件費の支出が生ず
ることはもちろん、その結果、原価上昇の要因になると
言う欠点がある。
【0009】また、パターンできる空間、すなわち、上
フィード板102のパターン空間領域が既に設定されて
おり、その空間領域でのみパターン作業が行われるの
で、一般の刺繍作業時には別途の刺繍機を使用しなけれ
ばならない。そのために、刺繍作業時、別途の高価な刺
繍機を購入しなければならないと言う経済的負担と作業
空間が確保されなければならないと言う問題点がある。
【0010】図面のうち、説明しない符号106は糸立
台を示し、109は受動ペダルを示し、110は電源ス
イッチを示し、111はコントロールボックスをそれぞ
れ示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
の問題点を解決するために案出したものであって、本発
明は、多数のヘッドを一つの支持フレームに装着させ、
それによる駆動制御を一元化することによって、作業工
程及び生産性を向上させ、また、パターン縫い及び刺繍
を一つのミシンで作業できるようにした多頭パターンミ
シンを提供することにその目的がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の多頭パターンミシンは、
支持フレームと、前記支持フレームの上部に固定され、
縫い対象物に垂直に相互駆動されるシャトルと針を採用
して上糸と下糸とにより1縫目を形成する多数のパター
ンミシンと、前記支持フレームの下部に配置され、一つ
の動力源で前記それぞれのミシンを駆動するミシン主軸
駆動手段と、前記ミシンの後端部にそれぞれ設けられ、
前記ミシン主軸駆動手段の回転運動をミシン内の回転軸
駆動運動に変換する動力伝達手段と、縫い対象物が位置
する前記支持フレームの上面に設けられ、X軸及びY軸
の両方向に移動する刺繍フレームと、前記刺繍フレーム
のY軸方向の一側に設けられて、刺繍フレームをX軸方
向に移動させると同時にY軸方向に移動させることがで
きるX軸駆動手段と、前記刺繍フレームのX軸方向の一
側に設けられ、刺繍フレームをY軸方向に移動させると
同時にX軸方向に移動させることができるY軸駆動手段
と、を含んで構成されることを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項2に記載の多頭パターンミ
シンは、請求項1の構成に加えて、前記ミシン体主軸駆
動手段は、支持フレームの下部一側に固定されるミシン
体主軸モーターと、前記ミシン体主軸モーターの回転軸
に一側が連結されたタイミングベルトと、前記タイミン
グベルトの他側に連結されて主軸を回転させる連結体と
により構成されることを特徴とするものである。
【0014】本発明の請求項3に記載の多頭パターンミ
シンは、請求項1の構成に加えて、前記動力伝達手段
は、支持フレームの後方上面に回転可能に設けられる主
軸と、前記各ミシン後端部の主軸周りに固定されるウォ
ームギアボックスと、前記ウォームギアボックス内に設
けられ、主軸の回転動作を軸変換させてミシン内の回転
軸を回転させるウォームギアとにより構成されることを
特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項4に記載の多頭パターンミ
シンは、請求項1の構成に加えて、前記刺繍フレームの
上面に上板と下板とによりなる多数個の補助フレームを
着脱可能に結合し、前記補助フレームの一側端部に上板
が回動しつつ動くヒンジを設けることを特徴とするもの
である。
【0016】本発明の請求項5に記載の多頭パターンミ
シンは、請求項4の構成に加えて、前記補助フレームの
先端部に補助フレームの下板を押さえて固定する押し部
材を設け、前記補助フレームの一側に上板を固定する固
定部材を設けることを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項6に記載の多頭パターンミ
シンは、請求項1の構成に加えて、前記X軸駆動手段
は、支持フレームの一側に装着されるX軸パルスモータ
ーと、前記X軸パルスモーターの回転軸に連結されてX
軸方向に回転するタイミングベルトと、前記タイミング
ベルトの一側に固定されるブラケットと、前記ブラケッ
トに固定されてタイミングベルトの回転に応じてタイミ
ングベルトと並んで動くベアリングブロックと、前記ベ
アリングブロックの下面にX軸方向に形成されてベアリ
ングブロックの移動を案内するX軸ガイドレールと、前
記ベアリングブロックと刺繍フレームのY軸辺との間に
固定され、前記ベアリングブロックの移動によって刺繍
フレームをX軸方向に移動させるX軸移動部材と、前記
刺繍フレームと接するX軸移動部材の一側に設けられて
前記刺繍フレームをY軸方向にスライディングできるよ
うにするベアリングとにより構成されることを特徴とす
るものである。
【0018】本発明の請求項7に記載の多頭パターンミ
シン体は、請求項1の構成に加えて、前記Y軸駆動手段
は、支持フレームの後方に装着されるY軸パルスモータ
ーと、前記Y軸パルスモーターの回転軸に多数個連結さ
れてY軸方向に回転するタイミングベルトと、前記タイ
ミングベルトの一側に固定されるブラケットと、前記ブ
ラケットに固定されてタイミングベルトの回転に応じて
タイミングベルトと並んで動くベアリングブロックと、
前記ベアリングブロックの下面にY軸方向に形成されて
ベアリングブロックの移動を案内するY軸ガイドレール
と、前記ベアリングブロックと刺繍フレームのX軸辺と
の間に設けられて前記ベアリングブロックの移動によっ
て刺繍フレームをY軸方向に移動させると共にX軸方向
にスライディングできるようにするベアリングとにより
構成されることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
【0020】図1は本発明による多頭パターンミシンを
示す正面図で、図2は本発明による多頭パターンミシン
を示す平面図で、図3は本発明による多頭パターンミシ
ンを示す側面図である。図1及び図3に示したように、
本発明による多頭パターンミシンは、支持フレーム20
0と、前記支持フレーム200の上部に固定され、縫い
対象物に垂直に相互駆動されるシャトルと針を採用して
上糸と下糸とで1縫目を形成する多数のパターンミシン
体201と、前記ミシン体201の上部に突出して形成
した糸立台209と、前記ミシン体201の前方上部に
設けられてミシンを作動させる作業スイッチ210と、
前記支持フレーム200の一側の角に設けられ、非常
時、多頭パターンミシン体のすべての作動を停止させる
非常停止スイッチ211と、前記支持フレーム200の
下部に配置され、一つの動力源で前記それぞれのミシン
を駆動するミシン主軸駆動手段のミシン主軸モーター2
03と、前記ミシン主軸モーター203の回転軸に一側
が連結されたタイミングベルト203bと、前記タイミ
ングベルト203bの他側に連結されて支持フレームの
上面の主軸203c(図5参照)を回転させる連結体2
03aと、前記ミシン体201の後端部にそれぞれ設け
られるウォームギアボックス202と、前記ウォームギ
アボックス202内に設けられて主軸の回転動作を軸変
換させるウォームギア202a(図5参照)と、前記ウ
ォームギア202aによって軸変換された主軸203c
の回転動作をミシン軸の後端部フリー201b(図3参
照)に伝える駆動ベルト201cと、縫い対象物が位置
する前記支持フレームの上面に設けられ、X軸及びY軸
の両方向に移動する刺繍フレーム204と、前記刺繍フ
レーム204のY軸方向の一側に設けられ、刺繍フレー
ム204をX軸方向に移動させると同時にY軸方向に移
動可能にするX軸駆動手段と、前記刺繍フレーム204
のX軸方向の一側に設けられ、刺繍フレーム204をY
軸方向に移動させると同時にX軸方向に移動可能にする
Y軸駆動手段と、前記支持フレームの下部一側に配置さ
れて前記パターンミシン及びX、Y軸駆動手段を制御す
るコントロールボックス208と、前記支持フレームの
上部に設けられて前記コントロールボックスと配線連結
されてミシンを操作するパターンを入力するオペレーシ
ョンボックス207とにより構成される。
【0021】前記パターンミシン体の回転軸の構成及び
前記回転軸の回転によって針が上下に駆動する縫製構成
は、既存の単頭パターンミシンと同一であるので省略す
る。
【0022】図4は本発明による多頭パターンミシンの
X、Y軸移送手段を示す平面図で、図5は本発明による
多頭パターンミシンの動力伝達手段を示す平面図で、図
6は本発明による多頭パターンミシンのX軸移送手段を
側面から見た状態を示す断面図で、図7は本発明による
多頭パターンミシンのX、Y軸移送手段を側面から見た
状態を示す断面図で、図8は本発明による多頭パターン
ミシンのY軸移送手段を側面から見た状態を示す断面図
で、図9は図7の‘A’部分を拡大して示す拡大図であ
る。
【0023】前記図4、図5、及び図9に示したよう
に、本発明による多頭パターンミシンのX軸駆動手段
は、支持フレームの一側端部にY軸方向に装着されるX
軸パルスモーター205aと、前記X軸パルスモーター
205aに連結されて延長される回転軸205bと、前
記回転軸205bの端部に形成したギアと、前記ギアに
噛み合ってX軸方向に回転するタイミングベルト205
cと、前記タイミングベルト205cの他側端部に回転
可能に設けてタイミングベルトを巻き戻すことができる
ようにしたフリー205dと、前記タイミングベルト2
05cの中間一側に固定されるブラケット205eと、
前記ブラケット205eに固定されてタイミングベルト
の回転によってタイミングベルトと並んで動くベアリン
グブロック205fと、前記ベアリングブロック205
fの下部に形成されたガイドブロック205gと、前記
ガイドブロック205gの下面にX軸方向に形成されて
ベアリングブロックの移動を案内するX軸ガイドレール
205hと、前記ベアリングブロック205fと刺繍フ
レーム204のY軸辺との間に固定され、前記ベアリン
グブロックの移動によって刺繍フレームをX軸方向に移
動させるX軸移動部材205iと、前記刺繍フレームと
接するX軸移動部材205iの一側に設けられ、前記刺
繍フレームをY軸方向にスライディング可能にするベア
リング205i−2(図9参照)とにより構成される。
【0024】前記ベアリング205i−2は、刺繍フレ
ームのY軸辺の一部が前記ベアリング205i−2の間
に挟まれることができるように二つのベアリングが水平
方向に配置されていることを特徴とする。
【0025】また、前記Y軸駆動手段は、支持フレーム
の後方の中心部側に装着されるY軸パルスモーター20
6aと、前記Y軸パルスモーターに連結されて延長形成
される回転軸と、前記回転軸の両端部にそれぞれ形成し
たギアと、前記ギアに噛み合ってY軸方向に回転するタ
イミングベルト206bと、前記タイミングベルトの他
側端部に回転可能に設けてタイミングベルトを巻き戻す
ことができるようにしたフリー206cと、前記タイミ
ングベルトの中間一側に固定されるブラケット206f
と、前記ブラケットの側面に固定されてタイミングベル
トの回転によってタイミングベルトと並んで動くベアリ
ングブロック206dと、前記ベアリングブロック20
6dの下面にY軸方向に形成されてベアリングブロック
の移動を案内するY軸ガイドレール206eと、前記ベ
アリングブロックと刺繍フレームのX軸辺との間に設け
られ、前記ベアリングブロックの移動によって刺繍フレ
ームをY軸方向に移動させると共にX軸方向にスライデ
ィングできるようにするベアリング206d−1(図8
参照)とにより構成される。
【0026】前記ベアリング206d−1は、刺繍フレ
ームのX軸辺の一部が前記ベアリング206d−1の間
に挟まれることができるように二つのベアリングが垂直
方向に配置されていることを特徴とする。
【0027】図10は本発明による多頭パターンミシン
のモールド板を示す平面図で、図11は本発明による多
頭パターンミシンのモールド板を側面から見た状態を示
す断面図で、図12乃至図14は本発明によるモールド
板の固定フック及び固定突起を示すものであって、図1
2は固定フックを示す平面図で、図13は固定フックを
示す背面図で、図14は固定突起に固定フックを結合し
た状態を示す側断面図である。
【0028】図11に示したように、パターンミシンの
刺繍フレーム204の上面に上板と下板とによりなる多
数個の補助フレーム204aを着脱可能に結合し、前記
補助フレームの一側端部に上板が回動しつつ動くヒンジ
204a−1を設ける。
【0029】前記補助フレーム204aの先端部に補助
フレームの下板を押さえて固定する押し部材204a−
2を設け、前記補助フレームの一側に上板を固定する固
定部材を設ける。
【0030】前記押し部材204a−2は下板204a
−3(図14参照)を直接押さえて固定する固定部と、
前記固定部とヒンジ連結され、挺子の原理で前記固定部
を押す押し部材とによりなり、前記固定部材は下板の一
側に突出して形成した固定突起204c−2と、下板の
上に上板204a−4を覆った時、前記固定突起が貫通
されて上板の上に突出されるように上板の一側に形成し
た貫通ホールと、前記上板の貫通ホール近くに付着して
貫通ホールを通して突出された固定突起を把持して固定
する固定フック204c−1とによりなる。
【0031】前記固定フック204c−1は、上板に固
定されたブラケットの内部をスライド移動するように形
成し、固定突起に固定フックを押込んで固定する。
【0032】このように構成された本発明による多頭パ
ターンミシンの作用効果を説明する。
【0033】まず、ミシンの主軸回転関係を見ると、ミ
シンの主軸203cを回転させるための駆動源はミシン
支持フレームの下段に作られたミシン主軸モーター20
3が担当する。前記ミシン主軸モーター203が駆動さ
れれば、タイミングベルト203bが回転し、前記タイ
ミングベルト203bが回転すれば、主軸の一側に設け
た連結体203aが回転し、前記連結体が回転すれば、
前記連結体に軸連結された主軸203cが回転する。
【0034】このように主軸が回転すれば、主軸と連結
されたウォームギアボックス202内のウォームギア2
02aが回転し、前記ウォームギアが回転すればウォー
ムギアと連結されたミシン内の回転軸が回転し、前記回
転軸が回転すれば回転軸の前端部に設けられたカム軸が
回転することによって、前記カム軸の下段に装着された
針台を上下に駆動するようになる。支持フレームの上部
に設けた多数個のミシン体201を上記のような方法で
同時に駆動する。
【0035】縫い対象物をパターンする作業は次の通り
である。
【0036】まず、縫い対象物を刺繍フレーム204ま
たは補助フレーム204a等に平らに広げた後、刺繍フ
レームの場合には、刺繍枠クリップ(図示せず)で固定
支持し、補助フレーム204aの場合には、前記補助フ
レームの上板と下板を重ね合って固定させる。前記補助
フレームの場合には、刺繍フレームに固定させた状態で
ヒンジ204a−1で連結された上板を開けて縫い対象
物を下板の上に置く後、上板を閉じ、上板と下板とが密
着固定されるように押し部材204a−2で加圧する。
【0037】使用者が押し部材の押し部を押せば、前記
押し部とヒンジ連結された固定部がてこの原理により下
方へ押され、その結果、固定部の端部に形成された固定
軸が補助フレーム204aの下板を押して固定させる。
【0038】前記下板が固定された状態で上板を覆え
ば、前記下板に形成した固定突起204c−2が上板の
貫通ホールを通過して上板の外に突出され、該突出され
た固定突起を上板の一側に設けた固定フック204c−
1を用いて把持することによって、上板と下板とを密着
固定させる。
【0039】上記のような作業が完了すれば、作業者が
オペレーションボックス207を操作して所望のパター
ン縫いを選択した後、作業スイッチをオンさせてパター
ン縫いを行う。
【0040】この時、X軸駆動手段はX軸縫いデータに
基づいて刺繍フレーム204をX軸方向に移動させる。
すなわち、X軸縫いデータに基づいてX軸パルスモータ
ー205aが回転軸を駆動させれば、前記回転軸はタイ
ミングベルト205cをX軸方向に回転させ、前記タイ
ミングベルトはブラケット205eによってX軸移動部
材205iを駆動させて刺繍フレーム204を動かせ
る。この時、前記タイミングベルトはブラケットと連結
されたベアリングブロック205fを駆動させ、前記ベ
アリングブロックはベアリングブロックの下面のガイド
ブロック205gがガイドレール205hに沿って移動
するようにすることによって、刺繍フレームが自然に動
くようにする。
【0041】ベアリングブロックの一側に固定したX軸
移動部材205i上に刺繍フレームが固定されているの
で、刺繍フレームをX軸方向に移動させることが可能で
あると共に、X軸方向に移動と同時にY軸方向にも移動
が可能であるようにX軸移動部材に水平方向にベアリン
グを設ける。
【0042】一方、Y軸駆動手段は、Y軸縫いデータに
よってY軸パルスモーター206aが回転駆動され、前
記Y軸パルスモーターの両側の回転軸にはタイミングベ
ルト206bがそれぞれY軸方向に巻かれており、その
先端にはフリー206cが設けられているので、Y軸パ
ルスモーターの回転によってタイミングベルトが回転し
つつ駆動される。前記タイミングベルトの所定部位にブ
ラケット206fが固定付着され、そのブラケットに刺
繍フレームが連結されているので、前記タイミングベル
トの回転によって刺繍フレームがY軸方向に移動する。
前記刺繍フレーム204はタイミングベルトのブラケッ
トと連結されたベアリングブロックがY軸方向で形成さ
れたガイドレール206eに沿って移動するので、バラ
ンスを保ちつつ安定的に動くことになる。また、X軸移
動部材と同様に、ベアリングブロックの上面にベアリン
グを設けて刺繍フレームがY軸方向に移動すると同時に
X軸方向に移動できるようにする。
【0043】
【発明の効果】上述したように本発明による多頭パター
ンミシンは、既存パターンミシンの作業量の4倍以上を
遂行することができる。また、作業の必要に応じて、補
助フレームを刺繍フレームから分離させることができる
ので、一般のパターン作業から広い領域の刺繍作業に変
換が可能で、使用が便利であると言う利点がある。のみ
ならず、作業に必要な刺繍機またはミシンをそれぞれ備
える必要がないので、製造コストを減らすことができ、
縫い生産ラインの空間制約を最小化すると言う効果があ
る。
【0044】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明のこうした実施の形態に何ら限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多頭パターンミシンを示す正面図
である。
【図2】本発明による多頭パターンミシンを示す平面図
である。
【図3】本発明による多頭パターンミシンを示す側面図
である。
【図4】本発明による多頭パターンミシンのX、Y軸移
送手段を示す平面図である。
【図5】本発明による多頭パターンミシンの動力伝達手
段を示す平面図である。
【図6】本発明による多頭パターンミシンのX軸移送手
段を側面から見た状態を示す断面図である。
【図7】本発明による多頭パターンミシンのX、Y軸移
送手段を側面から見た状態を示す断面図である。
【図8】本発明による多頭パターンミシンのY軸移送手
段を側面から見た状態を示す断面図である。
【図9】図7の‘A’部分の拡大図である。
【図10】本発明による多頭パターンミシンのモールド
板を示す平面図である。
【図11】本発明による多頭パターンミシンのモールド
板を側面から見た状態を示す断面図である。
【図12】本発明によるモールド板の固定フックを示す
平面図である。
【図13】本発明によるモールド板の固定フックを示す
背面図である。
【図14】本発明によるモールド板の固定フック及び固
定突起を示す側断面図である。
【図15】従来の一般的な電動ミシンを示す斜視図であ
る。
【図16】従来の技術による単頭パターンミシンを示す
斜視図である。
【符号の説明】
201 ミシン体 203 ミシン主軸モーター 203a 連結体 203b タイミングベルト 203c 主軸 204 刺繍フレーム 204a 補助フレーム 205a X軸パルスモーター 205c タイミングベルト 205e、206f ブラケット 205f、206d ベアリングブロック 206a Y軸パルスモーター 206b タイミングベルト 208 コントロールボックス
フロントページの続き (71)出願人 500198416 225, Buge−Dong, Bupy eong−Ku, Inchon Cit y, Republic of Kore a

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームと、 前記支持フレームの上部に固定され、縫い対象物に垂直
    に相互駆動されるシャトルと針を採用して上糸と下糸と
    により1縫目を形成する多数のパターンミシンと、 前記支持フレームの下部に配置され、一つの動力源で前
    記それぞれのミシンを駆動するミシン主軸駆動手段と、 前記ミシンの後端部にそれぞれ設けられ、前記ミシン主
    軸駆動手段の回転運動をミシン内の回転軸駆動運動に変
    換する動力伝達手段と、 縫い対象物が位置する前記支持フレームの上面に設けら
    れ、X軸及びY軸の両方向に移動する刺繍フレームと、 前記刺繍フレームのY軸方向の一側に設けられて、刺繍
    フレームをX軸方向に移動させると同時にY軸方向に移
    動可能にするX軸駆動手段と、 前記刺繍フレームのX軸方向の一側に設けられ、刺繍フ
    レームをY軸方向に移動させると同時にX軸方向に移動
    可能にするY軸駆動手段と、を含んで構成されることを
    特徴とする多頭パターンミシン。
  2. 【請求項2】 前記ミシン主軸駆動手段は、支持フレー
    ムの下部一側に固定されるミシン主軸モーターと、前記
    ミシン主軸モーターの回転軸に一側が連結されたタイミ
    ングベルトと、前記タイミングベルトの他側に連結され
    て主軸を回転させる連結体とにより構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の多頭パターンミシン。
  3. 【請求項3】 前記動力伝達手段は、支持フレームの後
    方上面に回転可能に設けられる主軸と、前記各ミシン後
    端部の主軸周りに固定されるウォームギアボックスと、
    前記ウォームギアボックス内に設けられ、主軸の回転動
    作を軸変換させてミシン内の回転軸を回転させるウォー
    ムギアとにより構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の多頭パターンミシン。
  4. 【請求項4】 前記刺繍フレームの上面に上板と下板と
    によりなる多数個の補助フレームを着脱可能に結合し、
    前記補助フレームの一側端部に上板が回動しつつ動くヒ
    ンジを設けることを特徴とする請求項1に記載の多頭パ
    ターンミシン。
  5. 【請求項5】 前記補助フレームの先端部に補助フレー
    ムの下板を押さえて固定する押し部材を設け、前記補助
    フレームの一側に上板を固定する固定部材を設けること
    を特徴とする請求項4に記載の多頭パターンミシン。
  6. 【請求項6】 前記X軸駆動手段は、支持フレームの一
    側に装着されるX軸パルスモーターと、前記X軸パルス
    モーターの回転軸に連結されてX軸方向に回転するタイ
    ミングベルトと、前記タイミングベルトの一側に固定さ
    れるブラケットと、前記ブラケットに固定されてタイミ
    ングベルトの回転に応じてタイミングベルトと並んで動
    くベアリングブロックと、前記ベアリングブロックの下
    面にX軸方向に形成されてベアリングブロックの移動を
    案内するX軸ガイドレールと、前記ベアリングブロック
    と刺繍フレームのY軸辺との間に固定され、前記ベアリ
    ングブロックの移動によって刺繍フレームをX軸方向に
    移動させるX軸移動部材と、前記刺繍フレームと接する
    X軸移動部材の一側に設けられて前記刺繍フレームをY
    軸方向にスライディングできるようにするベアリングと
    により構成されることを特徴とする請求項1に記載の多
    頭パターンミシン。
  7. 【請求項7】 前記Y軸駆動手段は、支持フレームの後
    方に装着されるY軸パルスモーターと、前記Y軸パルス
    モーターの回転軸に多数個連結されてY軸方向に回転す
    るタイミングベルトと、前記タイミングベルトの一側に
    固定されるブラケットと、前記ブラケットに固定されて
    タイミングベルトの回転に応じてタイミングベルトと並
    んで動くベアリングブロックと、前記ベアリングブロッ
    クの下面にY軸方向に形成されてベアリングブロックの
    移動を案内するY軸ガイドレールと、前記ベアリングブ
    ロックと刺繍フレームのX軸辺との間に設けられて前記
    ベアリングブロックの移動によって刺繍フレームをY軸
    方向に移動させると共にX軸方向にスライディングでき
    るようにするベアリングとにより構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の多頭パターンミシン。
JP2000128438A 1999-04-30 2000-04-27 多頭パターンミシン Withdrawn JP2000325681A (ja)

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