JP2000324718A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2000324718A
JP2000324718A JP11134848A JP13484899A JP2000324718A JP 2000324718 A JP2000324718 A JP 2000324718A JP 11134848 A JP11134848 A JP 11134848A JP 13484899 A JP13484899 A JP 13484899A JP 2000324718 A JP2000324718 A JP 2000324718A
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power supply
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voltage
supply system
power
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Satoshi Mizuta
聡 水田
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストダウンを図ることができ、かつ標準的
な出力電圧の定電圧回路を使用できて、使用する回路の
制限を解除できる電源回路を提供すること。 【解決手段】 主電源53が停電して、バックアップ電
源57から第2電源系56に電源電圧が供給されたと
き、バックアップ電源57から第1電源系54への電流
の逆流を防止する素子としてトランジスタ55を定電圧
回路52の出力と第2電源系56間に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機などに使用
される電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】1電話機の電源回路においては、電話機
内のRFモジュールやコンパンダICなどに接続されて
通電時のみ電源電圧が供給されればよい電源系と、CP
Uなどに接続されて停電時にバックアップを必要とする
電源系の2通りがある。この2通りの電源系を含む従来
の電源回路を図4に示す。この図において、71はAC
アダプタで、商用交流電源電圧を直流の所定電圧に変換
する。72は、ACアダプタ71の出力に接続され、電
話機内に設けられた定電圧回路であり、この定電圧回路
72と前記ACアダプタ71で主電源73が構成され
る。定電圧回路72の出力は、電圧調整用ダイオード7
4を介して、通電時のみ電源電圧が供給されればよい第
1電源系75に接続される。また、定電圧回路72の出
力は、逆電流防止用ダイオード76を介してバックアッ
プを必要とする第2電源系77に接続されており、この
第2電源系77にはバックアップ電源78が接続され
る。
【0003】このように構成された電源回路において
は、通常は、主電源73から所定の直流電源電圧がダイ
オード74,76を介して第1、第2電源系75,77
に供給される。一方、主電源73の停電時は、第1電源
系75に対する電源電圧の供給は停止されるが、バック
アップを必要とする第2電源系77に対してはバックア
ップ電源78から電源電圧が供給される。このとき、逆
電流防止用ダイオード76がオフするので、バックアッ
プ電源78から第1電源系75方向に対する電流の逆流
は防止される。
【0004】上記のように、従来の電源回路では、逆電
流防止用ダイオード76で停電時の電流の逆流を防止し
ている。このダイオード76が挿入されると、定電圧回
路72の出力電圧からダイオードのアノード・カソード
間電圧分だけ電圧が低下して第2電源系77に電源電圧
が供給される。したがって、第2電源系77で所定電源
電圧を得るには、該所定電源電圧からダイオードのアノ
ード・カソード間電圧分だけ定電圧回路72の出力電圧
を高くしておかなければならない。しかし、そのように
定電圧回路72の出力電圧を設定して、いま電圧調整用
ダイオード74がないとすると、前記所定電源電圧より
ダイオードのアノード・カソード間電圧分だけ高い電源
電圧が第1電源系75に供給されてしまう。そこで、第
1電源系75側にもダイオード74を挿入して、ダイオ
ードのアノード・カソード間電圧分だけ電圧を低下させ
ることにより、第1電源系75にも所定電源電圧を供給
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な従来の電源回路では、逆電流防止用ダイオード76の
他に電圧調整用ダイオード74が必要になって、ダイオ
ードが2本必要になるから、コストアップを招く問題点
があった。また、定電圧回路72の出力電圧がダイオー
ドによる電圧低下分を考慮しなければならないため、標
準的な出力電圧の定電圧回路を使用できず、使用する回
路が制限されるという問題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
コストダウンを図ることができ、かつ標準的な出力電圧
の定電圧回路を使用できて、使用する回路の制限が解除
される電源回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、電
源電圧を出力する主電源と、この主電源から電源電圧が
供給される第1電源系と、前記主電源から電源電圧が供
給される第2電源系と、前記主電源の出力部と前記第1
電源系あるいは前記第2電源系間に接続されたトランジ
スタと、前記主電源の停電時、前記トランジスタをオフ
する停電検出回路と、前記第2電源系に接続されたバッ
クアップ電源とを具備することを特徴とする。ここで、
主電源は、商用交流電源電圧を直流の所定電圧に変換す
る変換回路と、その出力に接続された定電圧回路から構
成できる。変換回路は具体的にはACアダプタである。
また、バックアップ電源は、キャパシタで構成できる。
第1電源系は、音声処理(DSP)回路またはLCD表
示部または高周波(RF)回路またはスピーチネットワ
ーク回路またはパワーアンプ回路などである。第2電源
系は、制御部(CPU)またはダイヤラー回路またはデ
ータ記憶部などである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる電源回路の実施の形態を詳細に説明する。図3は本
発明の実施の形態の電源回路を使用したコードレス電話
機の親機を示す。
【0009】図3に示す親機10は、この親機全体を制
御するCPU11を有し、このCPU11にダイヤラー
IC25、LCD表示部13、フックスイッチ16が接
続される。ダイヤラーIC25はDP/DTMF送出機
能を有するとともにキーマトリックス12に接続する。
ここで、キーマトリックス12は、留守キー、再生キ
ー、ハンズフリーキー、登録キー、テンキー等を有し、
各種の情報を入力する。LCD表示部13は、受信した
発信者の電話番号等の各種の情報を表示する。フックス
イッチ16は受話器が親機10上に設置されているか否
かを判別する。
【0010】17は回線端子で、リンガ信号を検出する
着信検出回路18が接続され、この着信検出回路18の
出力がCPU11に接続される。19は回線端子17の
電圧極性反転が電話機内部に影響を与えないようにする
整流回路、20は回線の接続・切断を行うDP送出回
路、21は2線−4線変換を行うスピーチネットワーク
ICであり、回線端子17はこれらの回路を介してCP
U11に接続される。また、スピーチネットワークIC
21には、受話器22、マイク23、スピーカ24、D
SPIC15が接続されており、DSPIC15は、録
音/再生、ハンズフリー、TONE/VOX検出、コー
ラーID受信機能を有し、CPU11および情報を記憶
するROM14とも接続されている。ROM14は、受
信した発信者の電話番号等の各種の情報を記憶し、電話
帳としてのメモリ機能や留守録モード時の応答メッセー
ジ、受信した発信者からのメッセージ等の音声データも
記憶する。さらに、スピーチネットワークIC21およ
びCPU11は、子機と無線通信を行うためにコンパン
ダIC26を介してRFモジュール27に接続されてお
り、RFモジュール27にはアンテナ28が接続され
る。さらに、親機10は電源回路29を有し、この電源
回路29から上記各部に電源電圧が供給される。
【0011】図1は、上記親機10の電源回路29の具
体例であって、本発明の第1実施形態の電源回路を示
す。この図において、51は変換回路としてのACアダ
プタで、商用交流電源電圧を直流の所定電圧に変換す
る。52は、ACアダプタ51の出力に接続され、電話
機内に設けられた定電圧回路であり、この定電圧回路5
2と前記ACアダプタ51で主電源53が構成される。
定電圧回路52の出力は第1電源系54に直結される。
第1電源系54は、通電時のみ電源電圧が供給されれば
よい電源系であって、この第1電源系54に上記親機1
0のRFモジュール27およびコンパンダIC26など
が接続される。また、定電圧回路52の出力は、トラン
ジスタ55を介して第2電源系56に接続される。第2
電源系56はバックアップを必要とする電源系であっ
て、上記親機10のCPU11およびダイヤラーIC2
5などが接続される。したがって、第2電源系56には
バックアップ電源57が接続される。バックアップ電源
57は、スーパーキャパシタと称される例えば0.22
Fのキャパシタ58から構成される。前記トランジスタ
55はPNPトランジスタであって、エミッタを定電圧
回路52の出力、コレクタを第2電源系56に接続し
て、これら定電圧回路52と第2電源系56間に接続さ
れる。また、トランジスタ55のベースには、停電検出
回路59の出力が抵抗60を介して接続される。停電検
出回路59は、前記主電源53の停電を検出して出力に
正電圧を発生させることにより、前記主電源53の停電
時に前記トランジスタ55をオフ状態とする。
【0012】このように構成された電源回路において
は、通常は、主電源53から所定の直流電源電圧が第
1、第2電源系54,56に供給される。このとき、ト
ランジスタ55はオンしており、第2電源系56にはこ
のトランジスタ55を介して電源電圧が供給される。一
方、主電源53が停電すると、第1電源系54に対する
電源電圧の供給は停止されるが、バックアップを必要と
する第2電源系56に対してはバックアップ電源57か
ら電源電圧が供給される。このとき、主電源53の停電
を停電検出回路59が検出して、その出力に正電圧が発
生することにより、トランジスタ55がオフする。した
がって、このトランジスタ55のオフにより、バックア
ップ電源57から第1電源系54方向に電流が逆流する
ことが防止される。
【0013】ここで、トランジスタ55のエミッタ・コ
レクタ間の電位差は殆どないと考えることができる。し
たがって、上記のようにトランジスタ55で電流の逆流
を防止した場合は、電流逆流防止素子による電圧低下は
なく、定電圧回路52の出力電圧と第2電源系56の電
圧が同一になるので、第2電源系56の電源電圧を所定
電圧としたければ、定電圧回路52の出力電圧も同一所
定電圧とすればよく、従来のように電圧低下分を考慮す
る必要がないので、標準的な出力電圧の定電圧回路を使
用でき、使用する回路の制限が解除される。また、定電
圧回路52の出力電圧を、電源系に供給する所定電圧と
同一電圧にできれば、第1電源系54側においては、電
圧を所定電圧に下げるための電圧調整用ダイオードが不
要になり、定電圧回路52の出力を直結することがで
き、その結果、定電圧回路と電源系間に介在される素子
はトランジスタ55、1つのみとなり、コストダウンを
図ることができる。
【0014】図2は、図3の電源回路29の第2の例
(本発明の第2の実施形態)を示す。この第2の例で
は、電流逆流防止用トランジスタ55を、定電圧回路5
2の出力と第1電源系54間に挿入する。このようにし
ても、主電源53の停電時、バックアップ電源57で第
2電源系56に電源電圧を供給できると同時に、バック
アップ電源57から第1電源系54に対する電流の逆流
をトランジスタ55(オフ状態)で防止できる。さら
に、この場合も、第1および第2電源系53,56の電
圧と定電圧回路52の出力電圧が同一になり、定電圧回
路52の出力電圧が電圧低下分を考慮する必要がないの
で、標準的な出力電圧の定電圧回路を使用でき、使用す
る回路の制限が解除されるとともに、定電圧回路と電源
系間に介在される素子をトランジスタ55、1つのみと
してコストダウンを図ることができる。
【0015】なお、上記の実施の形態においては、本発
明の電源回路をコードレス電話機に使用した場合を説明
したが、本発明の電源回路はその他の同様な電子機器に
広く利用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、通電時のみ電源電圧が供給されればよい電源系と、
停電時にバックアップを必要とする電源系を有する電源
回路において、コストダウンを図ることができ、かつ標
準的な出力電圧の定電圧回路を使用できて、使用する回
路の制限を解除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源回路の第1の実施の形態を示
す回路図。
【図2】本発明による電源回路の第2の実施の形態を示
す回路図。
【図3】コードレス電話機の親機の回路図。
【図4】従来の電源回路の回路図。
【符号の説明】
51 ACアダプタ 52 定電圧回路 53 主電源 54 第1電源系 55 トランジスタ 56 第2電源系 57 バックアップ電源 58 キャパシタ 59 停電検出回路 60 抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧を出力する主電源と、 この主電源から電源電圧が供給される第1電源系と、 前記主電源から電源電圧が供給される第2電源系と、 前記主電源の出力部と前記第1電源系あるいは前記第2
    電源系間に接続されたトランジスタと、 前記主電源の停電時、前記トランジスタをオフする停電
    検出回路と、 前記第2電源系に接続されたバックアップ電源とを具備
    することを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 主電源は、商用交流電源電圧を直流の所
    定電圧に変換する変換回路と、その出力に接続された定
    電圧回路からなることを特徴とする請求項1に記載の電
    源回路。
  3. 【請求項3】 変換回路はACアダプタであることを特
    徴とする請求項2に記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 バックアップ電源は、キャパシタからな
    ることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  5. 【請求項5】 第1電源系は、音声処理(DSP)回路
    またはLCD表示部または高周波(RF)回路またはス
    ピーチネットワーク回路またはパワーアンプ回路などで
    あることを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  6. 【請求項6】 第2電源系は、制御部(CPU)または
    ダイヤラー回路またはデータ記憶部などであることを特
    徴とする請求項1に記載の電源回路。
JP11134848A 1999-05-14 1999-05-14 電源回路 Pending JP2000324718A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325302A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nec Corp 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006325302A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nec Corp 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器
JP4584024B2 (ja) * 2005-05-17 2010-11-17 日本電気株式会社 放電防止回路及び該放電防止回路が設けられている電子機器

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